JP2000339845A - ダビング装置 - Google Patents
ダビング装置Info
- Publication number
- JP2000339845A JP2000339845A JP11149700A JP14970099A JP2000339845A JP 2000339845 A JP2000339845 A JP 2000339845A JP 11149700 A JP11149700 A JP 11149700A JP 14970099 A JP14970099 A JP 14970099A JP 2000339845 A JP2000339845 A JP 2000339845A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- speed
- error
- reproduction
- dubbing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/28—Speed controlling, regulating, or indicating
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/28—Re-recording, i.e. transcribing information from one optical record carrier on to one or more similar or dissimilar record carriers
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1833—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs by adding special lists or symbols to the coded information
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B20/00—Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
- G11B20/10—Digital recording or reproducing
- G11B20/18—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
- G11B20/1833—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs by adding special lists or symbols to the coded information
- G11B2020/1836—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs by adding special lists or symbols to the coded information using a Reed Solomon [RS] code
- G11B2020/184—Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs by adding special lists or symbols to the coded information using a Reed Solomon [RS] code using a cross-interleaved Reed Solomon [CIRC]
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/20—Disc-shaped record carriers
- G11B2220/25—Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
- G11B2220/2508—Magnetic discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/20—Disc-shaped record carriers
- G11B2220/25—Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
- G11B2220/2525—Magneto-optical [MO] discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B2220/00—Record carriers by type
- G11B2220/20—Disc-shaped record carriers
- G11B2220/25—Disc-shaped record carriers characterised in that the disc is based on a specific recording technology
- G11B2220/2537—Optical discs
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/10—Details of semiconductor or other solid state devices to be connected
- H01L2924/11—Device type
- H01L2924/14—Integrated circuits
- H01L2924/143—Digital devices
- H01L2924/1434—Memory
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
る録音音声の音質劣化を防止する。 【解決手段】 MD−CD高速ダビング時において、補
間ノイズが或る頻度異常で発生するようなエラー状態と
なったことが検出された場合には、このエラー状態の検
出時点で再生、記録を行っていたトラックの開始位置に
アクセスさせ、この後、そのトラックについては1倍速
ダビングを行う。
Description
記録媒体に記録されたオーディオ信号としての情報を再
生して、他の記録媒体に記録可能な構成を採るダビング
装置に関するものである。
(MD)などのように、オーディオデータを記録再生可
能なディスクメディア、及びこのようなディスクメディ
アに対応した記録再生装置が広く普及している。そし
て、例えば、MDに対応した記録再生装置であるMDレ
コーダ/プレイヤーとCDプレーヤなどを組み合わせた
オーディオシステムも広く普及している。
やCDプレーヤなどのシステムでは、オーディオデータ
は、いわゆる「プログラム」といわれる単位で管理され
る。ここで、本明細書でいうところのプログラムとは、
ディスク上において、1つの単位として管理して記録さ
れるデータ群のことをいうもので、例えばオーディオデ
ータであれば1つの楽曲(一般には1つの「トラック」
といわれる)などが相当する。そこで、以降において
は、プログラムについてトラックともいうことにする。
は、CDプレーヤにより再生したオーディオデータをM
Dレコーダ/プレーヤによってMDに記録するという、
いわゆるダビング記録を行うことができるようになって
いるのが一般的である。また、このようなダビング記録
として、録音時間の短縮を図るために、いわゆる高速ダ
ビングが可能に構成されたシステムも存在する。
おいて、通常の1倍速による再生速度よりも高速とされ
る所定の倍速度によってCDを再生するようにディスク
回転駆動制御系及び再生信号処理系を制御する。そし
て、MDレコーダ/プレーヤ側においても、記録信号処
理系を、CDの再生倍速度に対応させた倍速による動作
となるように制御し、CDプレーヤにて再生されたオー
ディオデータを入力してMDに記録するものである。例
えば再生装置であるCDプレーヤと、記録装置であるM
Dレコーダ/プレーヤが一体とされている装置では、上
記のような高速ダビングのためにCDプレーヤとMDレ
コーダ/プレーヤとを同時に所定倍速で動作するように
制御することは容易である。また、再生装置と記録装置
が別体とされたシステムであっても、例えば制御用のケ
ーブルなどを使用して接続することで相互に通信可能な
構成を採れば、再生装置と記録装置との動作を同期制御
して高速ダビングは容易に実現できる。
にあっては、周知のように、いわゆるCLV(ConstantL
inear Verocity)方式によりディスクの回転駆動が行わ
れるようにされ、また、CDから再生されたEFM信号
をPLL回路に供給するようにしている。このPLL回
路は、EFM信号に同期したチャンネルクロックを生成
するために設けられるのであるが、PLL回路がロック
している状態では、CDは規定のCLV速度によって安
定的に回転駆動が行われていると共に、正常に再生信号
処理が実行されている状態にある。
ムにおいて、高速ダビングのために通常の1倍速よりも
高速とされる倍速度によってCDを再生する場合には、
例えば通常の1倍速時により再生を行う場合よりも、P
LL回路がロックしにくくなる。これは1つには、CD
が高速で回転されることで、ディスクの偏心によるディ
スク半径方向の揺れの周期も速くなってトラッキングサ
ーボ制御の追従性が低くなることが挙げられる。また、
CDはいわゆるチャッキング機構によってその中心位置
が固定保持された状態で回転駆動されるのであるが、高
速に回転駆動されることでチャッキング機構による押さ
えが充分に効かなくなって、CDがスリップすること
で、光学ヘッド側から見た場合の線速度が変化してしま
うことなども要因として挙げられる。
CIRCといわれる符号を利用したエラー訂正を行うの
であるが、CD再生のための信号処理系のシステムクロ
ックを通常のままとしたうえで、例えば2倍速の高速再
生を行う場合を仮定してみると、定常の1倍速再生では
エラー訂正能力としては、周知のようにC1パリティは
2重、C2パリティは4重の訂正処理を行うようにされ
るのに対して、2倍速では、その演算処理速度の関係
で、C1パリティは2重、C2パリティは2重の訂正処
理を行うのが限界となる。このため、同程度のディスク
ディフェクト(CDに付着する傷、ゴミなど)であって
も、高速再生の場合のほうがエラー訂正能力が劣ること
になる。このような点でも、再生動作の安定性は低下す
る。
のように、C2パリティによるエラー訂正がNGとなる
結果が得られた場合には、補間処理を行うのであるが、
この補間されたデータは実際のオーディオ信号波形とは
異なる値が採られるために、補間結果、若しくは、補間
が実行された期間の長さによっては、これがいわゆる補
間ノイズとして聞こえる可能性がある。
グではでは、先に述べたような理由によってCDの再生
動作が不安定となるために、補間ノイズも発生しやすい
状態となっている。このため、例えば高速ダビングによ
ってMDに記録された音声を再生して聴いたときには、
この補間ノイズが無視できない程度に聞こえてしまう可
能性もある。このようにして、高速ダビングでは、少な
くとも倍速再生を行う再生(CD)側の再生動作が不安
定となることで、ダビングされるデータの質(音質)が
保証できなくなる可能性を多分に有している。
よる処置として、高速ダビングを行ってみて補間ノイズ
が目立つような録音結果となったときには、1倍速によ
る通常のダビング動作により録音を行うようにすること
が考えられるのであるが、通常、一般のユーザでは、録
音音声にノイズが生じていたとしても、これが補間ノイ
ズであるのか、或いは例えば記録側の動作の不具合など
による他の要因が招いたノイズであるのかを判断するこ
とは難しい。
訂正能力を向上させるために高速ダビング時には、再生
倍速度に応じてシステムクロックを高速に変更設定する
ことが考えられるのであるが、この場合には高速となっ
たシステムクロックによる不要輻射が増加するので、こ
の輻射ノイズ対策のためのコストアップを招くという問
題を抱えることになる。
た課題を考慮して、例えばシステムクロックの高速化な
どの処置を施すことなく、高速ダビングとして行われる
録音(記録)の結果として良質なものが得られるように
することを目的とする。
スク状記録媒体について再生を行う再生部位と、該再生
部位にて再生された情報を所定の記録媒体に記録する記
録部位を備えたダビング装置として次のように構成す
る。つまり、ディスク状記録媒体を所定の回転駆動方式
に従って回転駆動させることのできる回転駆動手段と、
回転駆動されるディスク状記録媒体に記録されている情
報を読み出す再生ヘッド手段と、この再生ヘッド手段の
情報読み出し位置と上記ディスク状記録媒体とのディス
ク半径方向における相対的な位置関係を変位させること
のできる機構を備えた変位手段と、再生ヘッド手段によ
り上記ディスク状記録媒体から読み出された情報のエラ
ー状態を検出するエラー検出手段と、このエラー検出手
段によりエラーが発生したとされる検出結果が得られた
場合に、このエラーが発生したとされるときに対応する
ディスク状記録媒体上の再生位置よりも以前の再生位置
に上記再生ヘッド手段の情報読み出し位置を到達させる
ための戻りアクセス動作が実行されるように変位手段を
制御する変位制御手段と、少なくとも、高速とされる所
定の第1の回転駆動速度と、この第1の回転駆動速度よ
りも低速な所定の第2の回転駆動速度との設定切り換え
が行われるように回転駆動手段を制御可能とされた上
で、第1の回転駆動速度を設定して再生が実行されてい
る状態のもとでエラー検出手段によりエラーが発生した
とされる検出結果が得られて戻りアクセス動作が実行さ
れた場合には、少なくとも、この戻りアクセス動作後に
おいて第2の回転駆動速度を設定する制御を実行可能と
される回転駆動速度制御手段とを備えてこうせいする。
て、再生部位にて高速とされる第1の回転駆動速度で再
生を行っている状態でエラー訂正処理時のエラー検出結
果(エラー訂正結果)としてエラーが発生したとされる
場合には、このエラーが発生したとされるときの再生位
置よりも以前の再生位置にアクセスさせる戻りアクセス
動作が実行され、例えばこの後の再生については第1の
回転速度よりも低速な第2の回転駆動速度が設定され
る。これは、エラーが発生したとされる検出結果が得ら
れたときは、高速な第1の回転駆動速度によって再生を
行っていることが原因であるとみなし、より低速な第2
の回転駆動速度によって再生を行うことで、再生動作の
安定性を得る、即ち、補間ノイズの発生頻度を抑えるよ
うにしていることを意味する。また、第2の回転駆動速
度によって再生を行う際には、少なくともエラー発生が
検出された再生位置より前の再生位置から再生を開始さ
せることになるのであるが、これは、エラーが発生した
再生位置よりも前の再生位置から再生のやり直しを行う
ことを意味している。
て説明する。本実施の形態のダビング装置としては、C
Dの再生及びMDの記録再生が可能とされたうえで、C
Dにて再生されたオーディオデータをMDに記録する、
いわゆるダビング記録が可能に構成されるCD/MD複
合機器としての記録再生装置を例に挙げることとする。 1.補間ノイズ 2.ダビング装置の構成 3.MDトラックフォーマット 4.U−TOC 3.本実施の形態の高速ダビング動作 3−1.概要 3−2.処理動作
けCDから再生される音声に補間ノイズが発生しないよ
うにして、できるだけ音質の良い録音結果が得られるよ
うにすることを目的とする。そこで、まず図7を参照し
て、補間ノイズについて説明を行っておく。図7には、
再生データの信号波形が示されている。この信号波形に
対しては、エラー訂正処理のためのサンプルポイントA
〜Qが時間経過に従って示されている。これらのサンプ
ルポイントA〜Qは、CIRCを使用した方式のもとで
のC2パリティによるエラー訂正処理に対応している。
処理としてC2パリティによるエラー訂正時には、エラ
ー訂正(検出)結果を示すC2PO(C2ポインタ)が
得られるようになっている。このC2POは、C2パリ
ティによるエラー訂正がOKであればLレベルとしてさ
れ、NGであればHレベルとして出力される。つまりC
2POは、エラー訂正結果がNGとされる場合に出力さ
れる信号である。
Qごとに、○印若しくは×印が対応して示されている
が、○印はC2POがLレベル(C2訂正OK)である
場合に対応し、×印はC2POがHレベル(C2訂正N
G)である場合に対応している。
F,G,H,Mの各ポイントについて、C2POがHレ
ベルとされてC2パリティによるエラー訂正がNGであ
ったことが示されている。そして、CDシステムにあっ
ては、このようにしてC2POが得られたサンプルポイ
ントはいわゆるバーストエラーとして現れるもので、こ
れをそのまま音声としてデコード出力すると非常に大き
なノイズとして現れる。そこで、これを防ぐために補間
処理を行うようにされる。
ールドの2つの補間が適宜選択されて実行される。図7
にあっては、サンプルポイントB,H,Mの各々につい
て、平均値補間が行われている。平均値補間はそのサン
プルポイントに対して時間的に前後のサンプルポイント
を利用して算出した平均値を補間値として得るものであ
る。つまり、サンプルポイントB,H,Mは、それぞれ B=1/2(A+C) H=1/2(E+I) M=1/2(L+N) により表される演算によって補間値が設定される。
F,Gについて行われている。つまり、 E=F=G として表されるもので、サンプルポイントF,Gの補間
値としては、サンプルポイントEと同一の値が設定され
る。
信号波形としては、本来の再生信号波形に近くはなるの
であるが実際の波形には忠実ではないために、音声とし
て出力したときには、補間したサンプルポイントに対応
する音声部分がノイズとして聞こえることになる。これ
が補間ノイズである。そして、補間ノイズとしては、例
えば単位時間あたりにC2POがHレベルとなるサンプ
ル数が多いほど目立つことになる。
/CD複合機器の構成について図1を参照して説明す
る。図1において、MD90(光磁気ディスク)は、M
Dに対する記録再生動作を行うMD部に装填される。M
D90は音声データを記録できるメディアとして用いら
れ、記録/再生時にはスピンドルモータ2により回転駆
動される。光学ヘッド3は光磁気ディスクとしてのMD
90に対して記録/再生時にレーザ光を照射すること
で、記録/再生時のヘッドとしての動作を行なう。即ち
記録時には記録トラックをキュリー温度まで加熱するた
めの高レベルのレーザ出力を行い、また再生時には磁気
カー効果により反射光からデータを検出するための比較
的低レベルのレーザ出力を行う。
ドや、偏光ビームスプリッタや対物レンズ等からなる光
学系、及び反射光を検出するためのディテクタが搭載さ
れている。対物レンズ3aは2軸機構4によってディス
ク半径方向及びMD90に接離する方向に変位可能に保
持されており、また、光学ヘッド3全体はスレッド機構
5によりMD90の半径方向に移動可能とされている。
また、磁気ヘッド6aはMD90を挟んで光学ヘッド3
と対向する位置に配置されている。この磁気ヘッド6a
は供給されたデータによって変調された磁界をMD90
に印加する動作を行なう。磁気ヘッド6aは光学ヘッド
3とともにスレッド機構5によりディスク半径方向に移
動可能とされている。
から検出された情報はRFアンプ7に供給される。RF
アンプ7は供給された情報の演算処理により、再生RF
信号、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信
号、グルーブ情報(MD90の記録トラックであるグル
ーブに形成されたウォブル(蛇行)形状として記録され
ている絶対位置情報)等を抽出する。そして、抽出され
た再生RF信号はエンコーダ/デコーダ部8に供給され
る。また、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー
信号はサーボ回路9に供給され、グルーブ情報はアドレ
スデコーダ10に供給されて復調される。グルーブ情報
からデコードされたアドレス情報、及びデータとして記
録されエンコーダ/デコーダ部8でデコードされたアド
レス情報、サブコード情報などは、マイクロコンピュー
タによって構成されるMDコントローラ11に供給さ
れ、各種制御に用いられる。なお、MDコントローラ1
1は、MD部における各種動作制御を実行する部位とし
て機能する。
ラー信号、フォーカスエラー信号や、MDコントローラ
11からのトラックジャンプ指令、アクセス指令、スピ
ンドルモータ2の回転速度検出情報等により各種サーボ
駆動信号を発生させ、2軸機構4及びスレッド機構5を
制御してフォーカス及びトラッキング制御を行ない、ま
たスピンドルモータ2を一定線速度(CLV)に制御す
る。
でEFM復調、CIRC等のデコード処理された後、メ
モリコントローラ12によって一旦バッファメモリ13
に書き込まれる。なお、光学ヘッド3によるMD90か
らのデータの読み取り及び光学ヘッド3からバッファメ
モリ13までの系における再生データの転送は1.41Mbit
/secで、しかも間欠的に行なわれる。
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再
生信号処理を施され、16ビット量子化、44.1KHz サン
プリングの音声データとされる。そしてD/A変換器1
5によってアナログ信号とされた後、切換回路50の端
子TMDに供給される。MD90の再生動作時には、装置
全体の動作を制御するシステムコントローラ21により
切換回路50が端子TMDに接続させるように制御されて
おり、従ってエンコーダ/デコーダ部14から出力され
D/A変換器15によってアナログ信号とされた再生音
声信号は、切換回路50を介して音量調節部51、パワ
ーアンプ52に供給されて、スピーカ53から再生音声
として出力される。
込/読出は、メモリコントローラ12によって書込ポイ
ンタと読出ポインタの制御によりアドレス指定されて行
なわれるが、上記のように書込と読出のビットレートに
差異がもたされることで、バッファメモリ13内には常
に或る程度データが蓄積された状態となる。このように
バッファメモリ13を介して再生音声信号を出力するこ
とにより、例えば外乱等でトラッキングが外れた場合な
どでも、再生音声出力が中断してしまうことはなく、バ
ッファメモリ13にデータ蓄積が残っているうちに例え
ば正しいトラッキング位置までにアクセスしてデータ読
出を再開することで、再生出力に影響を与えずに動作を
続行できる。即ち、耐振機能を著しく向上させることが
できる。
ターフェース54が設けられ、再生時にエンコーダ/デ
コーダ部14でデコードされた再生データはデジタルイ
ンターフェース54にも供給される。デジタルインター
フェース54では、再生データや、再生時に同時に抽出
されるサブコード情報などを用いて所定のデジタルイン
ターフェースフォーマットのデータストリームにエンコ
ードを行い、デジタル出力端子56から出力できる。例
えば光デジタル信号として出力する。即ち再生データ
を、デジタルデータのままで外部機器に出力できる。
には、アナログ入力端子17に供給された記録信号(ア
ナログオーディオ信号)は、A/D変換器18によって
16ビット量子化、44.1KHz サンプリングのデジタルデ
ータとされた後、エンコーダ/デコーダ部14に供給さ
れ、データ量を約1/5に圧縮する音声圧縮エンコード
処理が施される。また、MD90に対しては、デジタル
インターフェース54を介して取り込まれたデータを記
録することもできる。即ち外部機器からデジタル入力端
子55に供給された信号(デジタルインターフェースフ
ォーマットの信号)はデジタルインターフェース54で
デコードされ、音声データとサブコード等が抽出され
る。このときサブコード等の制御情報はシステムコント
ローラ21に供給され、記録データとしての音声データ
(16ビット量子化、44.1KHz サンプリングのデジタル
データ)はエンコーダ/デコーダ部14に供給され、デ
ータ量を約1/5に圧縮する音声圧縮エンコード処理が
施される。さらにMD90に対しては、後述するCD部
でCD91から再生された音声データを記録することも
できる。いわゆるダビング記録である。この場合、CD
91から再生され、EFM/CIRCデコーダ37から
出力されたオーディオデータ(16ビット量子化、44.1
KHz サンプリングのデジタルデータ)である、CD再生
データcdgが、エンコーダ/デコーダ部14に供給さ
れ、データ量を約1/5に圧縮する音声圧縮エンコード
処理が施される。
ジタルインターフェイス54を介して入力されたデジタ
ルオーディオデータ、又は後述するCD部から出力され
るCD再生データcdgを入力することで、入力された
オーディオデータに挿入されている同期信号(同期パタ
ーン)に同期したクロックCLK・Mを生成する部位と
される。このクロックCLK・Mとしては、例えばfs
=44.1KHzを基底として逓倍した所定周波数を有
する。そして、このクロックCLK・Mは、分周又は逓
倍されて所要の周波数に変換されて、デジタル形態のま
まMD部に入力されたデータの記録時において、少なく
とも、エンコーダ/デコーダ部14内の信号処理及び、
その入出力のデータ転送のためのクロックとして利用す
ることができる。
された記録データはメモリコントローラ12によって一
旦バッファメモリ13に書き込まれ、また所定タイミン
グで読み出されてエンコーダ/デコーダ部8に送られ
る。そしてエンコーダ/デコーダ部8でCIRCエンコ
ード、EFM変調等のエンコード処理された後、磁気ヘ
ッド駆動回路6に供給される。
れた記録データに応じて、磁気ヘッド6aに磁気ヘッド
駆動信号を供給する。つまり、MD90に対して磁気ヘ
ッド6aによるN又はSの磁界印加を実行させる。ま
た、このときMDコントローラ11は光学ヘッドに対し
て、記録レベルのレーザ光を出力するように制御信号を
供給する。
作を行なう際には、MD90に記録されている管理情
報、即ちP−TOC(プリマスタードTOC)、U−T
OC(ユーザーTOC)を読み出す必要がある。MDコ
ントローラ11はこれらの管理情報に応じてMD90上
の記録すべきエリアのアドレスや、再生すべきエリアの
アドレスを判別することとなる。この管理情報はバッフ
ァメモリ13に保持される。このためバッファメモリ1
3には、上記した記録データ/再生データのバッファエ
リアと、これら管理情報を保持するエリアが分割設定さ
れている。そして、MDコントローラ11はこれらの管
理情報を、MD90が装填された際に管理情報の記録さ
れたディスクの最内周側の再生動作を実行させることに
よって読み出し、バッファメモリ13に記憶しておき、
以後そのMD90に対する記録/再生動作の際に参照で
きるようにしている。
応じて編集されて書き換えられるものであるが、MDコ
ントローラ11は記録/消去動作のたびにこの編集処理
をバッファメモリ13に記憶されたU−TOC情報に対
して行ない、その書換動作に応じて所定のタイミングで
MD90のU−TOCエリアについても書き換えるよう
にしている。
する再生系であるCD部を備える。再生専用の光ディス
クであるCD91はCD再生動作を行うCD部に装填さ
れる。
ドルモータ31によって一定線速度(CLV)で回転駆
動される。そして光学ヘッド32によってCD91にピ
ット形態で記録されているデータを読み出され、RFア
ンプ35に供給される。光学ヘッド32において対物レ
ンズ32aは2軸機構33によって保持され、トラッキ
ング及びフォーカス方向に変位可能とされる。また光学
ヘッド32はスレッド機構34によってCD91の半径
方向に移動可能とされる。
フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号を生成
し、これらのエラー信号はサーボ回路36に供給され
る。サーボ回路36はフォーカスエラー信号、トラッキ
ングエラー信号から、フォーカス駆動信号、トラッキン
グ駆動信号、スレッド駆動信号、スピンドル駆動信号の
各種駆動信号を生成し、2軸機構33、スレッド機構3
4、及びスピンドルモータ31の動作を制御する。
る。デコーダ37では先ず入力された再生RF信号につ
いて二値化を行ってEFM信号を得る。そして、このE
FM信号についてEFM復調,CIRCデコード等を行
なってCD91から読み取られた情報を16ビット量子
化、44.1KHz サンプリングのデジタル音声データ形態に
デコードする。ここでCIRCデコードとは、CIRC
を利用したエラー検出及びエラー訂正処理をいうもの
で、周知のように、C1、C2符号によるエラー検出、
エラー訂正処理が実行されるものである。そして、図7
にても述べたように、C2符号によるエラー訂正結果が
NGであった場合には、HレベルのC2POが得られ
る。
高速ダビング時においてこのC2POに基づいて所要の
制御処理を実行するようにされる。このため、本実施の
形態では、パルス幅弁別回路40が設けられる。例え
ば、C2によるエラー訂正処理がNGとなるサンプルポ
イントが連続すれば、HレベルとしてのC2POのパル
ス幅もその連続数に応じて長くなるのであるが、パルス
幅弁別回路40は、デコーダ37から得られるC2PO
を入力して、C2POのパルス幅が予め設定された所定
以上であるか否かを検出する。そしてここでは、C2P
Oのパルス幅が所定以上であれば、パルス幅検出信号D
TとしてHレベルを出力し、所定以下であればLレベル
を出力するようにされる。ここで、検出されるべきC2
POのパルス幅としては、例えば、先に図7にて説明し
た補間ノイズが無視できない程度に目立つ状態に対応し
てC2POがHレベルとなる連続数(パルス幅)を求
め、このパルス幅に基づいて設定を行うようにされる。
従って、パルス幅検出信号DTがHレベルとなる状態と
は、補間ノイズが音声として無視できない状態となり得
る程度に、再生動作が不安定となっている(C2POが
Hとなる頻度が高くなっている)状態にあることを示し
ていることになる。
等の制御データも抽出可能な構成を採っているが、これ
らTOC及びサブコードは、システムコントローラ21
に供給され、各種制御に用いられる。
より得られたEFM信号はPLL回路39に対しても供
給される。PLL回路39は、入力されたEFM信号の
チャンネルビットに同期したクロックPLCKを出力す
る。このクロックPLCKの周波数としては、定常の1
倍速では4.3218MHzとされる。そして、クロッ
クPLCKは、例えばデコーダ37以降の信号処理回路
系のクロックとして利用される。
データは、D/A変換器38によってアナログ信号とさ
れ、切換回路50に端子TCDに供給される。CD再生動
作時にはシステムコントローラ21は切換回路50に端
子TCDを選択させており、従ってCD91から再生され
D/A変換器38によってアナログ信号とされた再生音
声信号は、切換回路50を介して音量調節部51、パワ
ーアンプ52に供給されて、スピーカ53から再生音声
として出力される。
MD90にダビング記録することができるが、その場合
は、デコーダ37から出力されるデジタル音声データが
そのままエンコード/デコード部14に供給されること
になる。また、デコーダ37から出力されるデジタル音
声データについても、デジタルインターフェース54に
供給されることで、デジタル出力端子56から外部機器
に、デジタルデータ形態のCD再生データcdgを出力
することができる。
れている管理情報、即ちTOCを読み出す必要がある。
システムコントローラ21はこの管理情報に応じてCD
91に収録されたトラック数、各トラックのアドレスな
どを判別し、再生動作制御を行うことになる。このため
システムコントローラ21はCD91が装填された際に
TOCが記録されたディスクの最内周側の再生動作を実
行させることによって読み出し、例えば内部RAMに記
憶しておき、以後そのCD91に対する再生動作の際に
参照できるようにしている。
御するマイクロコンピュータとされるが、MD部を動作
制御をMDコントローラ11に実行させるためにMDコ
ントローラ11に各種指示を与える。またMD90の記
録再生時には、MDコントローラ11からサブコード等
の管理情報を受け取ることになる。またCD部に関して
は、例えばシステムコントローラ11が直接動作制御を
行うようにされる。
り、例えばCD側の制御を行うCDコントローラを設け
るようにしてもよいし、さらにはシステムコントローラ
21とMDコントローラ11を一体化するような構成を
採ってもよい。
止キー、AMSキー、サーチキー、ダビングキー(定常
速ダビング/高速ダビングの設定が可能とされる)等が
ユーザー操作に供されるように設けられ、MD90及び
CD91に関する再生/記録操作を行なうことができる
ようにされている。またトラックネームなどの付随デー
タをMD90に記録するための文字列の入力や登録決定
操作、登録モード操作なども可能とされている。操作部
19からの操作情報はシステムコントローラ21に供給
され、システムコントローラ21はその操作情報と動作
プログラムに基づいて各部に対する所要の動作を実行さ
せる。なお図示していないが、操作部19としては、例
えば赤外線リモートコマンダーによる遠隔操作機能を付
加してもよい。
再生時、録音時などに所要の表示動作が行なわれる。例
えば総演奏時間、再生や録音時の進行時間などの時間情
報や、トラックナンバ、動作状態、動作モードなどの各
種の表示がシステムコントローラ11の制御に基づいて
行なわれる。
では、MD再生動作、MD記録動作、CD再生動作、ま
たCDからMDへのダビング動作が可能とされる。
DからMDへのダビング動作として、定常の1倍速によ
る定常速ダビング動作を実行することも可能ではある
が、より高速な所定倍速度による高速ダビング動作を実
行することも可能とされる。なお、本発明としては、高
速ダビング時の倍速度としては、任意に設定されて構わ
ないのであるが、以降の説明にあっては、2倍速による
高速ダビング(2倍速ダビング)を実行可能に構成され
ていることを前提とする。
次のようにして2倍速ダビングの動作を得ることができ
る。まず、CD部のサーボ回路36においては、2倍速
のCLVに設定してスピンドルモータ31を駆動する。
そしてこの状態のもとで、CD91からのデータ再生を
行うようにされる。そして、PLL回路39では、例え
ば、2倍速に対応してロックさせるためのターゲット値
として、2×4.3218=8.6436MHz(即ち
定常速度時の2倍のクロック周波数)を設定する。な
お、このようなPLL回路39に対するターゲット値の
切り換えは、システムコントローラ21により制御され
る。これにより、PLL回路39がロックしている状態
では、CD91は2倍速CLVで安定的に回転制御が行
われると共に、デコーダ37(及びD/A変換器38)
においては2倍速の転送レートによって正常な信号処理
が実行される。そして、このようにして2倍速によって
処理されることで、定常1倍速時に対して2倍の転送レ
ートを有するCD再生データcdg(サンプリング周波
数88.2KHz(=44.1×2)、量子化ビット数
16)がMD部側のエンコーダ/デコーダ部14に対し
て伝送される。
ータcdgはデジタル入力PLL回路58に対しても入
力される。デジタル入力PLL回路58では、定常速度
の2倍のチャンネルクロック周波数でロックするように
そのターゲット値を設定する。このターゲット値の切り
換えについては例えば、システムコントローラ21から
のコマンド(COMMAND)等に応じて、MDコントローラ
11が制御を行うようにされる。これにより、デジタル
入力PLL回路58がロックしている状態では、クロッ
クCLK・Mとして、定常速度時の2倍の周波数が得ら
れる。そして、このクロックCLK・Mのタイミング
で、例えばエンコーダ/デコーダ部14が信号圧縮処理
及びメモリコントローラ12への転送(バッファメモリ
13へのデータ書き込み)を行うことで、CD部から供
給される2倍の転送レートのCD再生データcdgに同
期した記録信号処理が実行される。
れたデータのエンコーダ/デコーダ部8への読み込み、
及び、エンコーダ/デコーダ部8における信号処理を経
てMD90へデータを記録するまでの動作タイミング
は、例えばMDコントローラ11側から供給するマスタ
ークロック、若しくはMDに形成されたウォブル周期を
利用した回転制御時に得られるクロック等を適宜利用し
て行われる。
明からも分かるように、記録時においては、バッファメ
モリ13に対するデータの書き込み速度に対して、読み
出し速度が高速に設定されるために、MD90に対して
は間欠的に記録が行われる。つまり、バッファメモリ1
3に対して或る所定量以上のデータが蓄積されたのであ
れば、MD90に対してデータの書き込みを行い、この
データ書き込み動作によってバッファメモリ13におけ
るデータ蓄積量が所定以下、若しくは‘0’となったの
であれば、書き込みが可能となる所定量のデータが蓄積
されるまで待機する。このような動作を繰り返し実行す
るものである。
回転駆動速度、及びエンコーダ/デコーダ部8に対する
入出力データの転送レート及び信号処理速度としては、
必ずしも、CD部側が2倍速による再生を行っているの
に対応して2倍速を設定する必要はない。つまり、MD
90を1倍速により回転駆動して、エンコーダ/デコー
ダ部8に対するデータの入出力レート及びここでの信号
処理速度を1倍速に設定したとしても、MD90への書
き込み休止期間が定常1倍速時よりも短縮されるように
動作する(或いは間欠記録を行わずに連続記録動作とす
る)ことで、MD90へのデータ記録は適正に実行され
る。但し、例えばバッファメモリ13の容量等の条件に
よっては、MD91の回転駆動速度、及びエンコーダ/
デコーダ部8に対する入出力データの転送レート及び信
号処理速度を、2倍速に設定することも可能である。
クのクラスタフォーマットについて説明する。ミニディ
スクシステムにおける記録動作はクラスタという単位で
行われるが、このクラスタのフォーマットは図2に示さ
れる。ミニディスクシステムでの記録トラックとしては
図2のようにクラスタCLが連続して形成されており、
1クラスタが記録時の最小単位とされる。1クラスタは
2〜3周回トラック分に相当する。
SFFとされる4セクターのサブデータ領域と、セクター
S00〜S1Fとして示す32セクターのメインデータ領域
から形成されている。メインデータとは、オーデイオ用
の場合は上記ATRAC処理により圧縮されたオーデイ
オデータとなる。1セクタは2352バイトで形成され
るデータ単位である。4セクターのサブデータ領域はサ
ブデータやリンキングエリアとしてなどに用いられ、T
OCデータ、オーディオデータ等の記録は32セクター
のメインデータ領域に行なわれる。リンキングエリアの
セクターは、エラー訂正処理を施す際にCD等で採用さ
れている1セクター長(13.3msec)と比較して今回採用し
たCIRCのインターリーブ長が長いので、そのつじつ
まをあわせる為に設けられている捨てセクタであり、基
本的にはリザーブエリアとされるが、これらのセクター
は何らかの処理や何らかの制御データの記録に用いるこ
とも可能である。なお、アドレスは1セクター毎に記録
される。
という単位に細分化され、2セクターが11サウンドグ
ループに分けられている。つまり図示するように、セク
ターS00などの偶数セクターと、セクターS01などの奇
数セクターの連続する2つのセクターに、サウンドグル
ープSG00〜SG0Aが含まれる状態となっている。1つ
のサウンドグループは424バイトで形成されており、
11.61msec の時間に相当する音声データ量となる。1つ
のサウンドグループSG内にはデータがLチャンネルと
Rチャンネルに分けられて記録される。例えばサウンド
グループSG00はLチャンネルデータL0とRチャンネ
ルデータR0で構成され、またサウンドグループSG01
はLチャンネルデータL1とRチャンネルデータR1で
構成される。なお、Lチャンネル又はRチャンネルのデ
ータ領域となる212バイトをサウンドフレームとよん
でいる。
うなクラスタフォーマットが全領域にわたって形成され
るが、半径方向に分割されるエリアとして最内周側が管
理領域とされ、その管理領域に続いてプログラム領域が
形成される。なお、ディスク最内周側は位相ピットによ
り再生専用データが記録される再生専用領域が設けら
れ、その再生専用領域に続いて光磁気記録再生可能な光
磁気領域が形成される。上記管理領域は、再生専用領域
と、光磁気領域の最内周部分となる。
領域が形成されるが、そのプログラム領域においては、
上記図3のメインデータ領域としての各セクターにオー
ディオデータが記録されていく。一方、管理領域とし
て、再生専用領域にはディスク全体のエリア管理等を行
うP−TOC(プリマスタードTOC)が設けられ、そ
れに続く光磁気領域での管理領域に、プログラム領域に
記録された各プログラム(楽曲等)を管理する目録情報
(U−TOC:所謂user table of contents)が記録さ
れる。
等)の記録/再生動作などの管理を行なう管理情報とし
て、U−TOCセクターについて説明する。図3はU−
TOCセクター0のフォーマットを示すものである。な
お、U−TOCセクターとしてはセクター0〜セクター
31まで設けることができる。つまり管理領域における
1クラスタの各セクター(S00〜S1F)を用いることが
できる。そしてセクター1,セクター4は文字情報、セ
クター2は録音日時を記録するエリアとされる。U−T
OCセクター0は、主にユーザーが録音を行なった楽曲
や新たに楽曲が録音可能なフリーエリアについての管理
情報が記録されているデータ領域とされる。即ちセクタ
ー0ではプログラム領域に記録されている各プログラム
の起点(スタートアドレス)、終点(エンドアドレス)
や、各プログラムの性格(トラックモード)としてのコ
ピープロテクト情報、エンファシス情報等が管理されて
いる。
おうとする際には、システムコントローラ11は、U−
TOCセクター0からディスク上のフリーエリアを探し
出し、ここに音声データを記録していくことになる。ま
た、再生時には再生すべき楽曲が記録されているエリア
をU−TOCセクター0から判別し、そのエリアにアク
セスして再生動作を行なう。
は、12バイトでシンクパターンが形成されるヘッダ部
に続いて、当該セクターのアドレスとして3バイトのデ
ータ(「Cluster H 」「Cluster L 」「SECTOR」)と、
ディスクの製造元を示すメーカコード(「maker cod
e」)とモデルコード(「model code」)、最初のプロ
グラム番号(「First TNO 」)、最後のプログラム番号
(「Last TNO」)、セクター使用状況(「used sector
s」)、ディスクシリアル番号(「disc serial N
o」)、ディスクID等が記録されている。
納するスロットの先頭位置を示すポインタP-DFA (Poin
ter for defective area)と、スロットの使用状況を示
すポインタP-EMPTY (pointer for Empty slot)、記録
可能領域を管理するスロットの先頭位置を示すポインタ
P-FRA (Pointer for Freely area )、各プログラム番
号に対応したスロットの先頭位置を各々示すポインタP-
TNO1,P-TNO2,.............,P-TNO255から構成される対
応テーブル指示データ部が記録されている。
けられている管理テーブル部が設けられる。各スロット
にはスタートアドレス、エンドアドレス、トラックモー
ド、リンク情報が管理されている。本例の光磁気ディス
ク90は、記録媒体上にデータを必ずしも連続した形態
で記録しなくてもよく、シーケンシャルなデータ列を記
録媒体上で離散して(複数のパーツとして)記録しても
いいことになっている(なおパーツとは時間的に連続し
たデータが物理的に連続したクラスタに記録されている
部分を指す)。
生装置(図1のMD部)では上述のようにデータを一旦
バッファメモリ13に蓄積することと、バッファメモリ
13への書込レートと読出レートを変えるようにしたの
で、光学ヘッド3をディスク90上に離散的に記録され
たデータに順次アクセスさせてはバッファメモリ13に
データを蓄積させることで、バッファメモリ13上では
シーケンシャルなデータ列に復元して再生することがで
きる。このように構成しても再生時のバッファメモリ1
3への書込レートを読出レートより早くしているので連
続した音声再生が妨げられる事はない。
録済みのプログラムより短いプログラムを上書きして
も、余った部分を消去することなく記録可能領域(ポイ
ンタP-FRA から管理される領域)として指定することで
効率よく記録容量を使用することができる。
Aの例を用いて離散的に存在するエリアの結合方法につ
いて図4を用いて説明する。記録可能領域を管理するス
ロットの先頭位置を示すポインタP-FRA に例えば03h( h
exia-decimal) という値が記録されたとすると、続いて
この「03h 」に対応するスロットがアクセスされる。即
ち管理テーブル部におけるスロット03hのデータが読
み込まれる。スロット03hに記録されているスタート
アドレス及びエンドアドレスデータはディスク上に記録
された1つのパーツの起点と終点を示す。スロット03
hに記録されているリンク情報は次に続くべきスロット
のアドレスを示しており、この場合は18hが記録され
ている。スロット18hに記録されているリンク情報を
次にたどってスロット2Bhをアクセスしスロット2B
hに記録されているスタートアドレス及びエンドアドレ
スとしてディスクの1つのパーツの起点と終点を把握す
る。さらに同様にリンク情報として「00h」のデータ
が現われる迄リンク情報をたどっていくことで、ポイン
タP-FRA から管理される全パーツのアドレスを把握でき
る。
れるスロットを起点にリンク情報がnull(=00h)に
なるまでスロットを辿り、ディスク上に離散的に記録さ
れたパーツをメモリ上でつなげることが可能となる。こ
の場合、ディスク90上の記録か納涼域としての全パー
ツが把握できる。この例ではポインタP-FRA を例に説明
したがポインタP-DFA 、P-EMPTY 、P-TNO1,P-TNO
2,.............,P-TNO255も同様に離散的に存在するパ
ーツを結合して管理する。
動作について説明することとし、まず、その動作の概要
について図5を参照して説明する。
トラック目から4トラック目までの4トラック分を再生
すると共に、これに対応して、MD部においても1トラ
ック目から4トラック目までの4トラック分の記録を行
う場合が示されている。以下、図において〜により
示した手順に従って説明する。
生を2倍速によって再生を開始する。この際、CD91
は2倍速CLVにより回転駆動されることになる。これ
と共に、MD部側では、この2倍速に同期した信号処理
を実行して1トラック目の記録を行うための動作を開始
する。
2POに基づいて得られるパルス幅検出信号DTがHレ
ベルとならず、Lレベルとされている限りは、2倍速再
生を実行する。これに応じて、MD部側においても、2
倍速に対応した記録動作を継続して実行する。つまり、
2倍速ダビングが実行される。ここでは、1トラック目
→2トラック目については、適正に2倍速ダビングが適
正に実行されて、3トラック目についても、2倍速ダビ
ングが開始されている。
2倍速ダビングを行っている途中において、パルス幅検
出信号DTについてHレベルとなったことが検出され
る。
となったことが検出されると、CD部側では、再生動作
を一時停止(PLAYポーズ)となるように制御し、こ
の後、これまで再生を行っていた現トラックである、3
トラック目の再生開始位置に対してアクセスを行う。M
D部側でも、記録動作を一時停止(RECポーズ)とな
るように制御し、この後、これまで記録を行っていた現
トラックである、3トラック目の記録開始位置に対して
アクセスを行う。
すると、CD部側では再度PLAYポーズとして1倍速
を設定する。つまり、CD91の回転駆動速度として
は、2倍速CLVに対してより低速な、1倍速CLVと
なるようにされる。また、これに応じて、MD部側にお
いても、再度RECポーズとしたうえで1倍速に対応し
た記録動作が得られるように設定の変更が行われる。
終了したとすると、CD部側では3トラック目の開始位
置から1倍速による再生を実行し、MD部側において
も、先に途中まで記録が行われた3トラック目の記録開
始位置から、1倍速に対応した記録が行われる。即ち、
定常速度である1倍速ダビング動作が行われる。この手
順による1倍速ダビングは、この3トラック目のみに
ついて行われる。つまり、先の手順によってDT=H
であることが検出されたトラックについてのみ行われ
る。即ち本実施の形態では、この場合のようにして3ト
ラック目についてDT=Hであることが検出された場
合、何らかの要因によって3トラック目とされる記録領
域については、2倍速としての高速再生が困難な状態に
あり、補間ノイズの発生頻度が高いものとみなすもので
ある。そして、このようなトラックについては、1倍速
によってダビングを行うことでより安定した再生動作を
得て、補間ノイズの発生頻度を抑えるようにするもので
ある。
ラック目の1倍速ダビングが完了したとすると、CD部
側では、次の4トラック目の開始位置(スタートアドレ
ス)にてPLAYポーズとして2倍速を設定する。ま
た、MD部においても、例えば3トラック目の記録終了
位置(エンドアドレス)の直後のアドレスにてRECポ
ーズ状態として2倍速を設定する。
たのであれば、CD部側ではPLAYポーズ状態を解除
して、4トラック目の開始位置(スタートアドレス)か
ら2倍速再生を実行する。またMD部側においてはRE
Cポーズ状態を解除して、3トラック目の記録終了位置
(エンドアドレス)の直後のアドレスをスタートアドレ
スとして2倍速に対応して4トラック目の記録を開始す
る。つまり、この4トラック目から2倍速ダビングが再
開される。
ては、2倍速ダビングを継続することができている。そ
して、この場合には、4トラック目にてCD91の再生
が終了されている。これに応じて、MD部側でもMD9
0への記録を終了させる。つまり、ダビング動作が終了
される。
おいてエラーが発生したとされるトラックについては、
1倍速ダビングによってやり直しが行われることにな
る。これは即ち、エラーが発生しやすく補間ノイズが目
立つ可能性のある場合には、1倍速によって安定的な再
生状態を得てダビングを行うことで補間ノイズの発生を
抑えるようにしているものである。これにより、ダビン
グ記録が行われたMDの記録結果としては、補間ノイズ
の目立たない良好な音質が得られることになる。
て)ダビングのやり直し(リトライ)が実行される際に
は、エラーが発生したトラックをはじめからダビングし
直すようにされている。例えば、仮にあるトラックのダ
ビング時においてエラーが発生した時点で、その記録位
置から、ダビングのリトライを行うとすれば、最初にそ
のトラックを記録したときのエラーが発生した時点まで
の記録結果が1つの記録済のトラックとして余分に管理
されてしまうことになる。これは、例えば後のユーザの
編集操作によって消去することも可能であるがその作業
は煩わしいものであるし、また、CD側の総再生時間
が、MDの記録可能時間をほぼ使い切るような状況で
は、CDの再生データをMDにダビングしきれないとい
う状況になってしまう可能性も充分に考えられる。これ
に対して本実施の形態では、ダビング記録されるMDと
しては、エラーが発生してしまったトラックについては
消去が行われて、新たにそのトラックが上書きされるよ
うにして記録し直されていくことになるわけであるか
ら、上記したような不都合が解消されるものである。
によりダビングされるトラックもあることから、純粋に
は高速ダビングが実行されるとは言えないのであるが、
例えば、敢えて高速ダビングを行って補間ノイズの目立
ちがちな音質の良好でない記録結果となってしまうこと
を考えれば、例えば実用に際して、10数曲ダビングす
るうちの数曲については1倍速ダビングが行われるよう
な結果になったとしても、短時間のダビングという高速
ダビングのメリットをさほど阻害するものではない。特
にCDにあっては、CLVにより回転駆動されること
で、回転速度としては内周側にいくに従って高速となっ
ていく。つまり、内周側のほうが再生動作が不安定とな
る傾向にあるという事情がある。このため実用において
は、1倍速ダビングが行われるとすれば、内周側を再生
しているときがその可能性が高く、外周側では再生動作
が安定していくために2倍速ダビングが継続可能となる
ものである。
ダビングを行おうとすれば、先に従来としても述べたよ
うに、処理能力強化のためにシステムクロックを倍速に
応じて高速化する必要があって、これに伴うコストアッ
プが避けられないものであり、本実施の形態では、この
ようなコストアップの問題も回避できるものである。
グ動作を実現するための処理動作を図6のフローチャー
トに示す。この図に示す処理は、システムコントローラ
21及びMDコントローラ21が連携して実行するもの
とされる。
作部19に対するユーザの操作によって2倍速ダビング
を開始させるための操作が行われたとすると、ステップ
S101において2倍速ダビングを開始させるようにC
D部における再生動作とMD部における記録動作とを制
御する。そして、次のステップS102においてパルス
幅検出信号DTがHレベルとされているか否かについて
判別を行う。
レベルの状態が得られており、ステップS102におい
て否定結果が得られている状態では、ステップS113
の処理として示すように、そのまま2倍速ダビングを継
続させる。そしてステップS114では、ダビング終了
(CDの再生終了、又はMDの記録領域に対して全て記
録が行われた場合が対応する)であるか否かが判別さ
れ、ここで否定結果が得られればステップS102に戻
るようにされる。つまり、パルス幅検出信号DTについ
てLレベルの状態が得られている限りは、ダビングが終
了されるまで2倍速ダビングが行われる。
ベルとなってステップS102において肯定結果が得ら
れた場合には、ステップS103以降の処理に進む。
部ではPLAYポーズ、MD部ではRECポーズの状態
となるように制御を実行する。そして、次のステップS
104においては、CD部に対しては、これまで再生を
行っていた現トラックの開始位置(スタートアドレス)
に戻すようにアクセスさせ、このアクセスが完了すれば
再度PLAYポーズ状態で待機させるようにに制御を実
行する。また、MD部に対しては、これまでに記録を行
っていた現トラックの記録開始位置(スタートアドレ
ス)にまで戻すようにアクセスを実行させた後、REC
ポーズとなるように制御を実行する。
現トラックの記録開始位置(スタートアドレス)にまで
戻すためのアクセスを実現するには、現トラックの記録
開始位置をMDコントローラが認識可能なようにしてお
く必要がある。このためには、例えば、先にも述べたよ
うに、MD90から読み出されて例えばバッファメモリ
13に保持されているU−TOCの内容を、その記録の
進行に従って逐次更新していくようにすればよい、つま
り、あるトラックの記録開始時に関していえば、この記
録が行われるトラックについて、対応テーブル指示デー
タ部のポインタによって指定した管理テーブル部のスロ
ットに対して、そのスタートアドレスを書き込んでおけ
ばよいものである。そして、アクセスの際には、U−T
OCからこのスタートアドレスを参照して、このアドレ
スにアクセスすればよいものである。
が終了した後は、ステップS105に進む。ステップS
105においては、CD部に対しては、これまで2倍速
とされていた再生モードを1倍速に設定する。また、M
D部に対しても同様に2倍速から1倍速の記録モードに
設定する。
倍速に対応した再生モード、記録モードが設定される
と、ステップS106に進む。ステップS106では、
CD部に対してはPLAYポーズを解除し、MD部に対
してはこれに同期させてRECポーズを解除させるため
の制御処理を実行する。これにより、続けては、ステッ
プS107の処理として示すようにして、CD部側では
1倍速再生を実行し、MD部側でもこれに同期した1倍
速記録を実行する。つまり、1倍速ダビングが実行され
る。
ングは、次のステップS108において、CD部におけ
る現トラックの再生が終了したことが判別されるまで継
続され、ここで現トラックの再生が終了したことが判別
されればステップS109に進む。
によるトラックのダビング終了を以て、ダビングが終了
したか否かが判別されるが、未だ、ダビングすべきトラ
ック(CDから再生すべきトラック)が残っており、か
つ、MDの記録時間に残りが在ってダビング終了ではな
いことが判別されれば、ステップS110に進む。
PLAYポーズ、MD部ではRECポーズの状態となる
ように制御を実行する。そして、次のステップS111
により、CD部については2倍速の再生モードとなるよ
うにし、MD部については2倍速の記録モードとなるよ
うに制御を実行する。そして、上記ステップS111の
処理が完了した後、続くステップS112において、C
D部側のPLAYポーズとMD部側のRECポーズ状態
とを解除することで、CD部では、先のステップS10
7によって再生されていたトラックの次のトラックから
の再生が2倍速によって開始される。同様にして、MD
部では、先のステップS107によって記録を行ってい
たトラックに続けて、新規のトラックの再生が実行され
る。つまり、改めて次のトラックについての2倍速ダビ
ングが開始されるものである。そして、ステップS10
2の処理に戻るようにされる。
はステップS109においてダビングが終了したことが
判別されれば、CD部の再生及びMD部での記録動作を
終了してこのルーチンを終了させることになる。
っては、プログラム再生やシャッフル再生などの特殊再
生モードを備えるものが一般的である。プログラム再生
は、ユーザの操作によって選択指定されたトラック再生
順に従って再生を行っていくもので、シャッフル再生
は、例えば内部で発生させた乱数に基づいて再生すべき
トラックナンバをランダムに指定して、この指定された
トラックナンバに従ってトラック再生を行っていく再生
モードとされる。例えば、先に図5及び図6により説明
した高速ダビング動作としては、CD部において、1ト
ラック目から4トラック目まではトラックナンバが連続
する4トラックを再生している場合を例に挙げてはいる
が、本実施の形態としての高速ダビング動作は、例え
ば、上記のような特殊再生モードによる再生がCD部で
行われている場合にも適用できるものである。
高速ダビングとして2倍速が設定され、アクセス時に
は、1倍速CLVが設定されるものとしているが、例え
ば、高速ダビングの速度としては、機器の信頼性が足り
れば2倍速よりも高速な倍速度が設定されて構わないも
のである。また、アクセス時のディスク回転駆動速度
も、1倍速に限定されるものではなく、その機器の性能
として、安定的にトラッキングサーボ引き込みを実行可
能とされる所要の回転速度にまで低速化するように構成
すればよいものである。
時においてエラーが発生したとされる場合には、エラー
発生時に再生、記録を行っていた現トラックの開始位置
に戻るようにされているが、これは、実施の形態として
対象となっているデータが時間的連続性が要求されるオ
ーディオデータとされるために、記録音声の音飛び、重
複を避けることを前提としているものである。従って、
本発明の概念としては、必ずしもトラックの開始位置に
戻す必要はなく、エラー発生時以前の再生位置、記録位
置に戻るようにアクセスされればよいものである。
レーヤとMDレコーダ/プレーヤとを備えたダビング可
能な複合機器として説明したが、例えば実際の機器とし
ては、これに加えてラジオや、テープカセットレコーダ
などの部位が設けられた構成とされても構わないもので
ある。また、ダビング可能な機器としては、CDプレー
ヤとMDレコーダ/プレーヤとの組み合わせに限定され
るものではなく、他の種別のディスクに対応するディス
クドライブ装置が組み合わされても構わない。従って、
回転駆動方式としても、CLVに限定されるものではな
く、実際に適用されるディスク、ディスクドライブ装置
に対応して、CAV他各種方式が採用されても構わな
い。
置は、例えば再生部位において定常1倍速よりも高速な
第1の回転駆動速度によってディスク状記録媒体を回転
駆動して高速ダビングを行っているときに、例えば在る
頻度以上の補間ノイズの発生に対応する程度の再生エラ
ー状態となったことが検出された場合には、このエラー
が検出されたときの再生位置以前の再生位置に戻すよう
にアクセスをさせた上で、ここから上記第1の回転駆動
速度よりも低速な第2の回転駆動速度(例えば1倍速)
によってディスク状記録媒体を回転させて再生を行うよ
うにされる。例えばこの後は、次のプログラム(トラッ
ク)を再生するときに再度第1の回転駆動速度が設定さ
れる。
グ動作としては、第1の回転駆動速度による再生が伴う
高速ダビング動作を行うものとされた上で、エラー検出
結果に基づいて再生動作が不安定であるとみなされるよ
うな状況では、第2の回転駆動速度による再生を伴う低
速なダビング動作が実行するようにされる。この第2の
回転駆動速度による再生であれば、再生動作は安定する
ことになるため、ダビングにより記録される情報として
は、エラーの少ないものが得られることになる。そし
て、例えばオーディオデータに対応したダビング装置で
あれば、それだけ補間ノイズも減少することになって、
良好な音質で記録された音源を得ることができる。そし
て、上記したような本発明の構成であれば、敢えて高速
ダビング(即ち再生側での高速なディスク回転駆動)を
継続させてもエラーが発生しにくいようにするために、
例えば再生側のシステムクロックを高速化してエラー訂
正能力の強化を図る必要もないため、それだけ、処理負
担が軽減されると共に、コストアップも免れるものであ
る。
て、エラー発生時の再生位置よりも以前の再生位置に対
してアクセスさせる際には、このエラー発生時に再生し
ていた現プログラム(トラック)の開始位置に戻るよう
にされる。つまり戻りアクセスが行われる。これによ
り、ダビング動作の一環として、エラーが発生してダビ
ングに失敗したとされるプログラムについては、自動的
に最初から再生(第2の回転駆動速度に依る)のやり直
しが行われるために、結果的には記録側の記録媒体に対
しては、適正に再生されたプログラムをほぼ確実に記録
していくことが可能になるものである。
戻りアクセスが行われるのに応じて、記録部位において
も同様に、エラー発生時の記録位置よりも以前の記録位
置に戻すという戻りアクセスを行うようにすれば、記録
側においては、エラーのために品質の期待できない記録
データは、少なくともその後のダビング記録に依って上
書き消去されることになる。また、ここで、再生側での
エラー発生時の再生位置よりも以前の再生位置に対応し
た記録位置に戻すようにすれば、エラー発生時以前と以
後とで内容の連続したデータを記録していくことも可能
とされる。
ラー発生時に記録していた現プログラム(トラック)の
記録開始位置に戻るようにすることで、エラーが発生し
てダビングに失敗したとされるプログラムのデータは、
この後に第1の回転駆動速度によって改めて再生された
プログラムの情報の記録によって上書き消去されること
になる。これによって、ダビング動作中において、エラ
ーが発生してダビングに失敗したとされるプログラムの
データは残ることが無いようにされるため、例えば、ユ
ーザが後からダビングに失敗したトラックを消去するよ
うな操作作業は必要なくなる。また、ダビングに失敗し
たプログラムのデータによって、記録側の記録媒体の記
録残り時間が削られることもないため、記録側の記録媒
体の記録可能時間を有効に利用したダビングを行うこと
も可能になる。
図である。
の説明図である。
の説明図である。
のリンク形態の説明図である。
を示す説明図である。
すフローチャートである。
ある。
11 MDコントローラ、12 メモリコントローラ、
13 バッファメモリ、14 エンコード/デコード
部、19 操作部、20 表示部、21 システムコン
トローラ、37デコーダ、39 PLL回路、58 デ
ジタル入力PLL回路、40 パルス幅弁別回路
Claims (4)
- 【請求項1】 所定種類の情報が記録されるディスク状
記録媒体について再生を行う再生部位と、該再生部位に
て再生された情報を所定の記録媒体に記録する記録部位
を備えたダビング装置として、 上記ディスク状記録媒体を所定の回転駆動方式に従って
回転駆動させることのできる回転駆動手段と、 回転駆動されるディスク状記録媒体に記録されている情
報を読み出す再生ヘッド手段と、 上記再生ヘッド手段の情報読み出し位置と上記ディスク
状記録媒体とのディスク半径方向における相対的な位置
関係を変位させることのできる機構を備えた変位手段
と、 上記再生ヘッド手段により上記ディスク状記録媒体から
読み出された情報のエラー状態を検出するエラー検出手
段と、 上記エラー検出手段によりエラーが発生したとされる検
出結果が得られた場合に、このエラーが発生したとされ
るときに対応するディスク状記録媒体上の再生位置より
も以前の再生位置に上記再生ヘッド手段の情報読み出し
位置を到達させるための戻りアクセス動作が実行される
ように上記変位手段を制御する変位制御手段と、 少なくとも、高速とされる所定の第1の回転駆動速度
と、該第1の回転駆動速度よりも低速な所定の第2の回
転駆動速度との設定切り換えが行われるように上記回転
駆動手段を制御可能とされた上で、 上記第1の回転駆動速度を設定して再生が実行されてい
る状態のもとで、上記エラー検出手段によりエラーが発
生したとされる検出結果が得られて上記戻りアクセス動
作が実行された場合には、少なくとも、この戻りアクセ
ス動作後の再生のために上記第2の回転駆動速度を設定
する制御を実行可能とされる回転駆動速度制御手段と、 を備えていることを特徴とするダビング装置。 - 【請求項2】 上記ディスク状記録媒体には、プログラ
ム単位で情報が管理されて記録されているものとしたう
えで、 上記以前の再生位置とは、上記エラー検出手段によりエ
ラーが発生したとされる検出結果が得られたときに再生
されていた現プログラムの再生開始位置であることを特
徴とする請求項1に記載のダビング装置。 - 【請求項3】 上記記録部位においては、上記記録媒体
に対して情報の記録を行うための記録ヘッド手段と、該
記録ヘッド手段の情報書き込み位置と上記記録媒体との
記録位置との相対的な位置関係を変位させることのでき
る機構を備えた記録側変位手段とが備えられているもの
とされた上で、 上記エラー検出手段によりエラーが発生したとされる検
出結果が得られた場合に、このエラーが発生したとされ
るタイミングで記録が行われていたとされる上記記録媒
体上の記録位置よりも以前の記録位置に上記記録ヘッド
手段の情報書き込み位置を到達させるための戻りアクセ
ス動作が実行されるように上記記録側変位手段を制御す
る記録側変位制御手段が設けられることを特徴とする請
求項1に記載のダビング装置。 - 【請求項4】 上記ディスク状記録媒体にはプログラム
単位で情報が管理されて記録されているのに対応して、
記録部位においては、上記プログラム単位で管理される
ようにして上記記録媒体に対する記録を行うようにされ
ているものとしたうえで、 上記以前の記録位置とは、上記エラー検出手段によりエ
ラーが発生したとされる検出結果が得られたときに記録
されていた現プログラムの記録開始位置であることを特
徴とする請求項3に記載のダビング装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14970099A JP4003348B2 (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 記録再生装置 |
US09/574,883 US6388959B1 (en) | 1999-05-28 | 2000-05-19 | Recording and reproduction apparatus, reproduction apparatus, recording and reproduction method, and reproduction method |
DE10026155A DE10026155B4 (de) | 1999-05-28 | 2000-05-26 | Verfahren und Vorrichtung zur Aufzeichnung und/oder Wiedergabe |
CNB001179683A CN1145951C (zh) | 1999-05-28 | 2000-05-29 | 记录和再现设备、再现设备、记录和再现方法及再现方法 |
KR1020000028967A KR100638773B1 (ko) | 1999-05-28 | 2000-05-29 | 기록 및 재생 장치, 재생 장치, 기록 및 재생 방법, 및재생 방법 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14970099A JP4003348B2 (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 記録再生装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000339845A true JP2000339845A (ja) | 2000-12-08 |
JP2000339845A5 JP2000339845A5 (ja) | 2006-04-13 |
JP4003348B2 JP4003348B2 (ja) | 2007-11-07 |
Family
ID=15480916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14970099A Expired - Fee Related JP4003348B2 (ja) | 1999-05-28 | 1999-05-28 | 記録再生装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6388959B1 (ja) |
JP (1) | JP4003348B2 (ja) |
KR (1) | KR100638773B1 (ja) |
CN (1) | CN1145951C (ja) |
DE (1) | DE10026155B4 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4304762B2 (ja) * | 1999-05-28 | 2009-07-29 | ソニー株式会社 | ダビング装置及びダビング方法 |
JP4304796B2 (ja) * | 1999-11-30 | 2009-07-29 | ソニー株式会社 | ダビング装置 |
JP3589152B2 (ja) * | 2000-05-02 | 2004-11-17 | ティアック株式会社 | 光ディスク記録装置 |
JP2002074915A (ja) * | 2000-09-01 | 2002-03-15 | Teac Corp | 情報記録装置 |
US20030039176A1 (en) * | 2001-02-01 | 2003-02-27 | Depoalo Fred | Tandem compact disc player |
KR100734656B1 (ko) * | 2001-02-12 | 2007-07-02 | 엘지전자 주식회사 | 기록 가능 매체의 데이터 기록방법 |
KR100714019B1 (ko) * | 2001-03-12 | 2007-05-04 | 엘지전자 주식회사 | 기록매체 및 기록방법 |
JP2003059172A (ja) * | 2001-08-22 | 2003-02-28 | Yamaha Corp | ディジタルオーディオ録音再生装置 |
KR20030092588A (ko) * | 2002-05-30 | 2003-12-06 | 삼성전자주식회사 | 광정보 저장매체 및 그 기록/재생 방법 |
EP1378904A1 (en) * | 2002-07-01 | 2004-01-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Optical disk high-speed replaying/recording apparatus |
US7002884B2 (en) * | 2002-12-30 | 2006-02-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Intermediate power down mode for a rotatable media data storage device |
KR100961129B1 (ko) * | 2003-11-18 | 2010-06-07 | 주식회사 히타치엘지 데이터 스토리지 코리아 | 광디스크 장치에서의 재생 제어 요소 조절방법 |
JP4428321B2 (ja) * | 2005-09-07 | 2010-03-10 | ソニー株式会社 | 記録再生装置、表示制御方法、プログラム |
JP4197524B2 (ja) * | 2006-01-27 | 2008-12-17 | 富士通テン株式会社 | 録音再生装置、録音再生方法及び車載用録音再生装置 |
JP2007249075A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Toshiba Corp | 音声再生装置および高域補間処理方法 |
Family Cites Families (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0395769A (ja) * | 1989-09-08 | 1991-04-22 | Pioneer Electron Corp | 録音方式 |
AR247311A1 (es) * | 1989-09-21 | 1994-11-30 | Philips Nv | Portador de grabacion, metodo y dispositivo grabador de informacion para obtener dichos portadores y dispositivo que comprende medios de anticopiado para inhibir el copiado no autorizado |
JPH03108158A (ja) * | 1989-09-22 | 1991-05-08 | Pioneer Electron Corp | 情報記録再生装置 |
US5963521A (en) * | 1991-02-08 | 1999-10-05 | Sony Corporation | Recording and/or reproducing method and apparatus with dubbing mode |
JP2786339B2 (ja) * | 1991-04-30 | 1998-08-13 | シャープ株式会社 | 記録/再生装置 |
JPH04370565A (ja) * | 1991-06-19 | 1992-12-22 | Mitsubishi Electric Corp | 記録再生システム |
JPH0612833A (ja) * | 1992-06-29 | 1994-01-21 | Sony Corp | マスタリング装置 |
JP3433811B2 (ja) * | 1992-09-30 | 2003-08-04 | ソニー株式会社 | デイスク複製装置 |
JPH06162646A (ja) * | 1992-11-19 | 1994-06-10 | Kenwood Corp | 光ディスクへのダビング装置 |
JP2895360B2 (ja) * | 1993-09-09 | 1999-05-24 | シャープ株式会社 | 情報記録再生装置 |
US5610893A (en) * | 1994-06-02 | 1997-03-11 | Olympus Optical Co., Ltd. | Information recording and reproducing apparatus for copying information from exchangeable master recording medium to a plurality of other exchangeable recording media |
JP3541535B2 (ja) * | 1995-11-27 | 2004-07-14 | ソニー株式会社 | 記録装置、記録再生装置 |
JPH09213060A (ja) * | 1996-02-09 | 1997-08-15 | Sony Corp | ダビングシステム |
JPH09231665A (ja) * | 1996-02-28 | 1997-09-05 | Sony Corp | 記録システム及び記録再生システム |
JPH1055656A (ja) * | 1996-08-08 | 1998-02-24 | Sony Corp | 受信情報記録システム |
JP3608887B2 (ja) * | 1996-10-30 | 2005-01-12 | パイオニア株式会社 | 情報記録再生装置及び情報記録再生方法 |
-
1999
- 1999-05-28 JP JP14970099A patent/JP4003348B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-05-19 US US09/574,883 patent/US6388959B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-05-26 DE DE10026155A patent/DE10026155B4/de not_active Expired - Fee Related
- 2000-05-29 KR KR1020000028967A patent/KR100638773B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-05-29 CN CNB001179683A patent/CN1145951C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE10026155A1 (de) | 2001-01-04 |
US6388959B1 (en) | 2002-05-14 |
KR20000077474A (ko) | 2000-12-26 |
KR100638773B1 (ko) | 2006-10-27 |
DE10026155B4 (de) | 2008-12-24 |
JP4003348B2 (ja) | 2007-11-07 |
CN1277435A (zh) | 2000-12-20 |
CN1145951C (zh) | 2004-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0589601A (ja) | デイスク記録装置、デイスク再生装置及びデイスク | |
JP4003348B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JPH11339447A (ja) | 記録再生装置 | |
US6804181B2 (en) | Dubbing apparatus and dubbing method | |
US5453967A (en) | Disc reproducing apparatus which stops recording in response to compressed data stored, in a record stop state, in a memory | |
JP3750278B2 (ja) | 記録装置、記録システム、及びダビング方法 | |
KR100358606B1 (ko) | 디스크기록재생장치 | |
JPH0589643A (ja) | デイスク記録装置、デイスク再生装置及びデイスク | |
JP4110679B2 (ja) | 記録装置 | |
JP3360873B2 (ja) | ディスク記録装置及び方法 | |
JP3438729B2 (ja) | 再生装置の制御方法 | |
JP3787934B2 (ja) | 再生装置 | |
JP4304762B2 (ja) | ダビング装置及びダビング方法 | |
JP3011635B2 (ja) | ディスク記録再生装置 | |
JP3171395B2 (ja) | 記録装置及び記録方法 | |
JP2002343062A (ja) | 追加記録制御方法及び追加記録制御装置 | |
JP3749039B2 (ja) | 情報再生装置及び情報記録装置 | |
JP3729758B2 (ja) | ディスク | |
JP3297936B2 (ja) | 再生装置 | |
JPH04258852A (ja) | ディジタルオーディオ信号記録装置 | |
JPH10143994A (ja) | 回転駆動装置および回転駆動方法 | |
JPH0765507A (ja) | ディスク状記録媒体の記録及び/又は再生装置 | |
JPH05325508A (ja) | ディスク記録再生装置 | |
JP2003091929A (ja) | 記録装置、記録方法 | |
JP2000011543A (ja) | 再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060228 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061122 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070731 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070813 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100831 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120831 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |