JP2000331693A - 固体高分子型燃料電池 - Google Patents
固体高分子型燃料電池Info
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- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/20—Manufacture of shaped structures of ion-exchange resins
- C08J5/22—Films, membranes or diaphragms
- C08J5/2206—Films, membranes or diaphragms based on organic and/or inorganic macromolecular compounds
- C08J5/2218—Synthetic macromolecular compounds
- C08J5/2231—Synthetic macromolecular compounds based on macromolecular compounds obtained by reactions involving unsaturated carbon-to-carbon bonds
- C08J5/2243—Synthetic macromolecular compounds based on macromolecular compounds obtained by reactions involving unsaturated carbon-to-carbon bonds obtained by introduction of active groups capable of ion-exchange into compounds of the type C08J5/2231
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- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J7/00—Chemical treatment or coating of shaped articles made of macromolecular substances
- C08J7/12—Chemical modification
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- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2327/00—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers
- C08J2327/02—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08J2327/12—Characterised by the use of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms
- C08J2327/18—Homopolymers or copolymers of tetrafluoroethylene
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- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2351/00—Characterised by the use of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives of such polymers
- C08J2351/06—Characterised by the use of graft polymers in which the grafted component is obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds; Derivatives of such polymers grafted on to homopolymers or copolymers of aliphatic hydrocarbons containing only one carbon-to-carbon double bond
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Abstract
(57)【要約】
【課題】空気極における過電圧が低く、出力密度が高い
固体高分子電解質型燃料電池の提供。 【解決手段】含フッ素ポリマーからなる基材に、アニオ
ン交換基を含有するモノマーを放射線グラフト重合させ
てなるアニオン交換膜、又はアニオン交換基を導入でき
る基を含有するモノマーを放射線グラフト重合させた
後、アニオン交換基を導入させてなるアニオン交換膜を
電解質とする固体高分子型燃料電池。
固体高分子電解質型燃料電池の提供。 【解決手段】含フッ素ポリマーからなる基材に、アニオ
ン交換基を含有するモノマーを放射線グラフト重合させ
てなるアニオン交換膜、又はアニオン交換基を導入でき
る基を含有するモノマーを放射線グラフト重合させた
後、アニオン交換基を導入させてなるアニオン交換膜を
電解質とする固体高分子型燃料電池。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アニオン交換膜を
電解質として用いた固体高分子型燃料電池に関する。
電解質として用いた固体高分子型燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】固体高分子型燃料電池は、固体電解質と
してイオン交換膜を用いる燃料電池であり、常温でも作
動でき、高出力密度が得られ、原理的に水のみが生成さ
れる。このため、近年のエネルギ、地球環境問題への社
会的要請の高まりとともに、大きな期待が寄せられてい
る。
してイオン交換膜を用いる燃料電池であり、常温でも作
動でき、高出力密度が得られ、原理的に水のみが生成さ
れる。このため、近年のエネルギ、地球環境問題への社
会的要請の高まりとともに、大きな期待が寄せられてい
る。
【0003】固体高分子型燃料電池用のイオン交換膜と
しては、通常はカチオン交換膜が使用されるが、カチオ
ン交換膜を使用する場合、空気極における過電圧が高い
ことが問題となっている。これに対し、空気極における
過電圧を低減させエネルギ効率を向上させる目的、及び
電極に含まれる触媒の低コスト化を目的としてアニオン
交換膜を使用することも検討されている。
しては、通常はカチオン交換膜が使用されるが、カチオ
ン交換膜を使用する場合、空気極における過電圧が高い
ことが問題となっている。これに対し、空気極における
過電圧を低減させエネルギ効率を向上させる目的、及び
電極に含まれる触媒の低コスト化を目的としてアニオン
交換膜を使用することも検討されている。
【0004】アニオン交換膜を用いた燃料電池の例とし
ては、フッ素系アニオン交換膜を用いて膜−電極接合体
を調製する方法(特開平1−294884参照)やフッ
素系アニオン交換膜をアルカリ電解質型ホルムアミド燃
料電池に使用する方法(特開昭63−218165参
照)等が報告されている。
ては、フッ素系アニオン交換膜を用いて膜−電極接合体
を調製する方法(特開平1−294884参照)やフッ
素系アニオン交換膜をアルカリ電解質型ホルムアミド燃
料電池に使用する方法(特開昭63−218165参
照)等が報告されている。
【0005】しかし、従来のアニオン交換膜を用いた燃
料電池においては、アニオン交換膜の合成が煩雑であ
り、またアニオン交換膜は膜抵抗が高いため燃料電池の
出力が低い問題があった。
料電池においては、アニオン交換膜の合成が煩雑であ
り、またアニオン交換膜は膜抵抗が高いため燃料電池の
出力が低い問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、従来
に比べて膜抵抗の低いアニオン交換膜を使用することに
より、空気極における過電圧が低く出力密度が高い燃料
電池を提供することを目的とする。
に比べて膜抵抗の低いアニオン交換膜を使用することに
より、空気極における過電圧が低く出力密度が高い燃料
電池を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、含フッ素ポリ
マーからなる基材に、アニオン交換基を含有するモノマ
ーを放射線グラフト重合させてなるアニオン交換膜を電
解質とすることを特徴とする固体高分子型燃料電池を提
供する。
マーからなる基材に、アニオン交換基を含有するモノマ
ーを放射線グラフト重合させてなるアニオン交換膜を電
解質とすることを特徴とする固体高分子型燃料電池を提
供する。
【0008】また、本発明は含フッ素ポリマーからなる
基材に、アニオン交換基を導入できる基を含有するモノ
マーを放射線グラフト重合させた後、アニオン交換基を
導入させてなるアニオン交換膜を電解質とすることを特
徴とする固体高分子型燃料電池を提供する。
基材に、アニオン交換基を導入できる基を含有するモノ
マーを放射線グラフト重合させた後、アニオン交換基を
導入させてなるアニオン交換膜を電解質とすることを特
徴とする固体高分子型燃料電池を提供する。
【0009】本発明におけるアニオン交換膜の総イオン
交換容量は、1.2〜5.0ミリ当量/g乾燥樹脂、特
に1.6〜3.5ミリ当量/g乾燥樹脂であることが好
ましい。総イオン交換容量が1.2ミリ当量/g乾燥樹
脂より小さいと膜抵抗が高くなり、総イオン交換容量が
5.0ミリ当量/g乾燥樹脂より大きいと膜強度が低下
する。
交換容量は、1.2〜5.0ミリ当量/g乾燥樹脂、特
に1.6〜3.5ミリ当量/g乾燥樹脂であることが好
ましい。総イオン交換容量が1.2ミリ当量/g乾燥樹
脂より小さいと膜抵抗が高くなり、総イオン交換容量が
5.0ミリ当量/g乾燥樹脂より大きいと膜強度が低下
する。
【0010】本発明におけるアニオン交換膜の基材は、
機械的強度、耐熱性及び耐酸化性の観点から含フッ素ポ
リマーである。具体的には、ポリテトラフルオロエチレ
ン、テトラフルオロエチレン/エチレン共重合体(以
下、ETFEという)、テトラフルオロエチレン/パー
フルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体、テトラ
フルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合
体、ポリフッ化ビニリデンが挙げられ、いずれも好まし
く使用できる。なお、本明細書においてA/B共重合体
とはAに基づく重合単位とBに基づく重合単位とを含む
共重合体を示すものとする。
機械的強度、耐熱性及び耐酸化性の観点から含フッ素ポ
リマーである。具体的には、ポリテトラフルオロエチレ
ン、テトラフルオロエチレン/エチレン共重合体(以
下、ETFEという)、テトラフルオロエチレン/パー
フルオロ(アルキルビニルエーテル)共重合体、テトラ
フルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合
体、ポリフッ化ビニリデンが挙げられ、いずれも好まし
く使用できる。なお、本明細書においてA/B共重合体
とはAに基づく重合単位とBに基づく重合単位とを含む
共重合体を示すものとする。
【0011】上記基材は、厚さが10〜150μm、特
に20〜80μmであることが好ましい。10μmより
薄いと得られるアニオン交換膜の膜厚も薄くなるため機
械的強度が低下し、また燃料ガスのリークが大きくなる
おそれがある。また、150μmより厚いと得られるア
ニオン交換膜の膜抵抗が高くなる。
に20〜80μmであることが好ましい。10μmより
薄いと得られるアニオン交換膜の膜厚も薄くなるため機
械的強度が低下し、また燃料ガスのリークが大きくなる
おそれがある。また、150μmより厚いと得られるア
ニオン交換膜の膜抵抗が高くなる。
【0012】本発明において、アニオン交換膜を得るた
めに放射線グラフト重合に用いられるモノマーは、アニ
オン交換基を含有するモノマー又はアニオン交換基を導
入できる基を含有するモノマーである。アニオン交換基
を含有するモノマーとしては、ビニルベンジルトリメチ
ルアンモニウム塩、4−ビニルピリジンの4級塩、2−
ビニルピリジンの4級塩、及びN−ビニルイミダゾール
の4級塩からなる群から選ばれる1種以上が好ましい。
アニオン交換基を導入できる基を含有するモノマーとし
ては、p−クロロメチルスチレン、m−クロロメチルス
チレン、4−ビニルピリジン、2−ビニルピリジン、及
びN−ビニルイミダゾールからなる群から選ばれる1種
以上が好ましい。
めに放射線グラフト重合に用いられるモノマーは、アニ
オン交換基を含有するモノマー又はアニオン交換基を導
入できる基を含有するモノマーである。アニオン交換基
を含有するモノマーとしては、ビニルベンジルトリメチ
ルアンモニウム塩、4−ビニルピリジンの4級塩、2−
ビニルピリジンの4級塩、及びN−ビニルイミダゾール
の4級塩からなる群から選ばれる1種以上が好ましい。
アニオン交換基を導入できる基を含有するモノマーとし
ては、p−クロロメチルスチレン、m−クロロメチルス
チレン、4−ビニルピリジン、2−ビニルピリジン、及
びN−ビニルイミダゾールからなる群から選ばれる1種
以上が好ましい。
【0013】上記放射線グラフト重合に用いられるモノ
マーは、液体である場合は直接基材を浸漬してもよい
し、溶媒を用いてモノマーを希釈してから基材を浸漬し
てもよい。また、減圧下でモノマーを気体にして基材に
導入させてもよく、この場合は窒素等の不活性ガスで希
釈して使用してもよい。モノマーが固体である場合は、
モノマーが溶解する溶媒に溶解させて使用することが好
ましい。
マーは、液体である場合は直接基材を浸漬してもよい
し、溶媒を用いてモノマーを希釈してから基材を浸漬し
てもよい。また、減圧下でモノマーを気体にして基材に
導入させてもよく、この場合は窒素等の不活性ガスで希
釈して使用してもよい。モノマーが固体である場合は、
モノマーが溶解する溶媒に溶解させて使用することが好
ましい。
【0014】放射線処理の方法としては、γ線や電子線
が用いられる。放射線の照射線量は1〜200kGy、
特に10〜100kGyが好ましい。照射線量が1kG
yより小さいとグラフト重合が進行せず、また200k
Gyより大きいと基材のポリマーの分子鎖の切断が著し
く進行し、基材の強度が低下するため、得られるアニオ
ン交換膜の強度が低くなる。照射線量が10〜100k
Gyの場合には基材ポリマーの強度低下もなく、効率的
にグラフト重合が進行するので特に好ましい。
が用いられる。放射線の照射線量は1〜200kGy、
特に10〜100kGyが好ましい。照射線量が1kG
yより小さいとグラフト重合が進行せず、また200k
Gyより大きいと基材のポリマーの分子鎖の切断が著し
く進行し、基材の強度が低下するため、得られるアニオ
ン交換膜の強度が低くなる。照射線量が10〜100k
Gyの場合には基材ポリマーの強度低下もなく、効率的
にグラフト重合が進行するので特に好ましい。
【0015】放射線グラフト重合の方法としては、フィ
ルム状の基材を、モノマーを溶解した溶液中に浸漬させ
ながら放射線照射してもよいし、また基材に放射線を照
射した後に前記溶液に浸漬させて重合させてもよい。基
材を前記溶液中に浸漬させながら放射線照射する方法は
取り扱いが煩雑であるので、後者の方法が好ましい。
ルム状の基材を、モノマーを溶解した溶液中に浸漬させ
ながら放射線照射してもよいし、また基材に放射線を照
射した後に前記溶液に浸漬させて重合させてもよい。基
材を前記溶液中に浸漬させながら放射線照射する方法は
取り扱いが煩雑であるので、後者の方法が好ましい。
【0016】放射線照射は、発生したラジカルを保護す
るため減圧下又は窒素等の不活性ガス雰囲気中で行うこ
とが好ましく、基材は、放射線照射後、モノマーに接触
させるまでの間はラジカル濃度の低下を防ぐために低温
で保持することが好ましい。基材をモノマーの溶液へ浸
漬する場合も、減圧下又は不活性ガス雰囲気中で行うこ
とが好ましく、グラフト重合温度は40〜90℃とする
ことが好ましい。
るため減圧下又は窒素等の不活性ガス雰囲気中で行うこ
とが好ましく、基材は、放射線照射後、モノマーに接触
させるまでの間はラジカル濃度の低下を防ぐために低温
で保持することが好ましい。基材をモノマーの溶液へ浸
漬する場合も、減圧下又は不活性ガス雰囲気中で行うこ
とが好ましく、グラフト重合温度は40〜90℃とする
ことが好ましい。
【0017】放射線グラフト重合させるモノマーがアニ
オン交換基を導入できる基を含有している場合には、重
合後アニオン交換基が導入される。モノマーがクロロメ
チルスチレンの場合には、重合後好ましくはトリメチル
アミン、トリエチルアミン等のトリアルキルアミンによ
り強塩基性アニオン交換基が導入され、モノマーが4−
ビニルピリジン、2−ビニルピリジン、N−ビニルイミ
ダゾール等の場合には、ヨウ化メチル、ジブロモヘキサ
ン等のハロゲン化アルキル又はジハロゲン化アルキルに
より強塩基性アニオン交換基に変換されることが好まし
い。
オン交換基を導入できる基を含有している場合には、重
合後アニオン交換基が導入される。モノマーがクロロメ
チルスチレンの場合には、重合後好ましくはトリメチル
アミン、トリエチルアミン等のトリアルキルアミンによ
り強塩基性アニオン交換基が導入され、モノマーが4−
ビニルピリジン、2−ビニルピリジン、N−ビニルイミ
ダゾール等の場合には、ヨウ化メチル、ジブロモヘキサ
ン等のハロゲン化アルキル又はジハロゲン化アルキルに
より強塩基性アニオン交換基に変換されることが好まし
い。
【0018】本発明の燃料電池では、アニオン交換膜か
らなる電解質を介して一対のガス拡散電極(水素極及び
空気極)が対向する。ガス拡散電極は、通常の既知の方
法にしたがって製造できる。例えば、触媒とアニオン交
換ポリマーとをポリテトラフルオロエチレン等の疎水性
樹脂結着材で保持し、多孔質シート状のガス拡散電極を
成形する。また、触媒とアニオン交換ポリマーと結着材
とを溶解又は分散させた液の噴霧、塗布等の方法により
製造してもよい。
らなる電解質を介して一対のガス拡散電極(水素極及び
空気極)が対向する。ガス拡散電極は、通常の既知の方
法にしたがって製造できる。例えば、触媒とアニオン交
換ポリマーとをポリテトラフルオロエチレン等の疎水性
樹脂結着材で保持し、多孔質シート状のガス拡散電極を
成形する。また、触媒とアニオン交換ポリマーと結着材
とを溶解又は分散させた液の噴霧、塗布等の方法により
製造してもよい。
【0019】上記触媒としては、従来より公知のものが
使用できる。水素極においても空気極においても、例え
ば白金、白金−ルテニウム合金、白金−スズ合金等の触
媒、又はこれらの触媒の微粒子をカーボン等の担体上に
分散性よく担持させた触媒が好ましく使用できる。
使用できる。水素極においても空気極においても、例え
ば白金、白金−ルテニウム合金、白金−スズ合金等の触
媒、又はこれらの触媒の微粒子をカーボン等の担体上に
分散性よく担持させた触媒が好ましく使用できる。
【0020】ガス拡散電極に含まれるアニオン交換ポリ
マーとしては、溶媒に溶解できるものが好ましく、スル
ホン酸基を含有するパーフルオロカーボンポリマーの末
端をジアミンで処理し4級化したポリマーや、ポリクロ
ロメチルスチレンの4級化物等のポリマーが好ましい。
マーとしては、溶媒に溶解できるものが好ましく、スル
ホン酸基を含有するパーフルオロカーボンポリマーの末
端をジアミンで処理し4級化したポリマーや、ポリクロ
ロメチルスチレンの4級化物等のポリマーが好ましい。
【0021】ガス拡散電極とイオン交換膜とは接合させ
ることが好ましく、その方法としては、イオン交換膜上
にガス拡散電極を直接形成する方法、ポリテトラフルオ
ロエチレンフィルム等の基材上に一旦ガス拡散電極を層
状に形成した後にこれをイオン交換膜に転写する方法、
ガス拡散電極とイオン交換膜とをホットプレスする方
法、接着剤を用いてガス拡散電極とイオン交換膜とを接
合する方法など種々の方法を適用できる。
ることが好ましく、その方法としては、イオン交換膜上
にガス拡散電極を直接形成する方法、ポリテトラフルオ
ロエチレンフィルム等の基材上に一旦ガス拡散電極を層
状に形成した後にこれをイオン交換膜に転写する方法、
ガス拡散電極とイオン交換膜とをホットプレスする方
法、接着剤を用いてガス拡散電極とイオン交換膜とを接
合する方法など種々の方法を適用できる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の具体的な態様を実施例(例
1、2)及び比較例(例3、4)により説明するが、本
発明はこれらに限定されない。
1、2)及び比較例(例3、4)により説明するが、本
発明はこれらに限定されない。
【0023】〈例1〉厚さ50μmのETFEフィルム
に減圧下で20kGyのγ線を照射した後、このフィル
ムをp−クロロメチルスチレン及びm−クロロメチルス
チレンの混合物に浸漬させ、60℃で96時間グラフト
重合を行った。グラフト重合後トルエンで洗浄して乾燥
し、1Nのトリメチルアミンのメタノール溶液に40℃
で8時間浸漬させ、グラフト重合されたp−クロロメチ
ルスチレンに基づく重合単位及びm−クロロメチルスチ
レンに基づく重合単位にアニオン交換基(−N+(C
H3)3・Cl-)を導入した。
に減圧下で20kGyのγ線を照射した後、このフィル
ムをp−クロロメチルスチレン及びm−クロロメチルス
チレンの混合物に浸漬させ、60℃で96時間グラフト
重合を行った。グラフト重合後トルエンで洗浄して乾燥
し、1Nのトリメチルアミンのメタノール溶液に40℃
で8時間浸漬させ、グラフト重合されたp−クロロメチ
ルスチレンに基づく重合単位及びm−クロロメチルスチ
レンに基づく重合単位にアニオン交換基(−N+(C
H3)3・Cl-)を導入した。
【0024】これを塩酸及びイオン交換水で洗浄し、さ
らに0.1N水酸化ナトリウム水溶液に浸漬させて対イ
オンをOHイオンとし、水洗後乾燥してアニオン交換膜
を得た。グラフト率(100×(アニオン交換膜の重量
−ETFEフィルムの重量)/ETFEフィルムの重
量)は60%で、グラフト重合後の膜厚は70μm、イ
オン交換容量は1.9ミリ当量/g乾燥樹脂であった。
らに0.1N水酸化ナトリウム水溶液に浸漬させて対イ
オンをOHイオンとし、水洗後乾燥してアニオン交換膜
を得た。グラフト率(100×(アニオン交換膜の重量
−ETFEフィルムの重量)/ETFEフィルムの重
量)は60%で、グラフト重合後の膜厚は70μm、イ
オン交換容量は1.9ミリ当量/g乾燥樹脂であった。
【0025】得られたアニオン交換膜を1Mの硫酸に2
5℃にて24時間浸漬した後、1Mの硫酸電解液中で白
金製の電極を用い、LCRメータ(横河ヒューレットパ
ッカード社製)にて交流比抵抗を測定したところ、5Ω
・cmであった。なお、このときの有効膜面積は1.8
7cm2であり、測定温度は25℃とした。
5℃にて24時間浸漬した後、1Mの硫酸電解液中で白
金製の電極を用い、LCRメータ(横河ヒューレットパ
ッカード社製)にて交流比抵抗を測定したところ、5Ω
・cmであった。なお、このときの有効膜面積は1.8
7cm2であり、測定温度は25℃とした。
【0026】一方、アゾビスイソブチロニトリルを開始
剤として、0.2モルのテトラフルオロエチレンと0.
11モルのCF2=CFOCF2CF(CF3)O(C
F2)2SO3Fとを、重合温度70℃にて5時間共重合
し、イオン交換容量1.6ミリ当量/g乾燥樹脂の共重
合体を得た。これを20%KOH水溶液中で90℃にて
16時間かけて加水分解した後、1Nの塩酸に室温で1
6時間浸漬して酸型に変換し、水洗して乾燥した。
剤として、0.2モルのテトラフルオロエチレンと0.
11モルのCF2=CFOCF2CF(CF3)O(C
F2)2SO3Fとを、重合温度70℃にて5時間共重合
し、イオン交換容量1.6ミリ当量/g乾燥樹脂の共重
合体を得た。これを20%KOH水溶液中で90℃にて
16時間かけて加水分解した後、1Nの塩酸に室温で1
6時間浸漬して酸型に変換し、水洗して乾燥した。
【0027】得られた上記共重合体10gを、1Nの濃
度のN,N,N’−トリメチルエチレンジアミンのテト
ラヒドロフラン溶液500ml中に25℃で24時間浸
漬した。次いでメタノールで洗浄した後、さらに1Nの
ヨウ化メチルのメタノール溶液に60℃で48時間浸漬
して末端のスルホン酸基をアニオン交換基に変換した。
これをメタノールで洗浄した後、0.1Nの水酸化ナト
リウム水溶液に浸漬させて対イオンをOH-イオンに変
換し、水洗、乾燥後ヘキサフルオロイソプロパノールに
溶解させて3重量%のアニオン交換ポリマー溶液を得
た。
度のN,N,N’−トリメチルエチレンジアミンのテト
ラヒドロフラン溶液500ml中に25℃で24時間浸
漬した。次いでメタノールで洗浄した後、さらに1Nの
ヨウ化メチルのメタノール溶液に60℃で48時間浸漬
して末端のスルホン酸基をアニオン交換基に変換した。
これをメタノールで洗浄した後、0.1Nの水酸化ナト
リウム水溶液に浸漬させて対イオンをOH-イオンに変
換し、水洗、乾燥後ヘキサフルオロイソプロパノールに
溶解させて3重量%のアニオン交換ポリマー溶液を得
た。
【0028】ガス拡散電極としては、水素極、空気極と
もにカーボンブラック60重量部とPTFE40重量部
とからなる厚さ約100μmのシートに白金を担持させ
た電極(白金担持量0.5mg/cm2)を用いた。接
着剤としては上記のアニオン交換ポリマー溶液を使用し
た。10cm2のガス拡散電極に対して0.3ccの接
着剤を常温で塗布し、上記のアニオン交換膜の所定の位
置に載置して手押しローラで押し付け、常温で2時間乾
燥した後、60℃で2時間乾燥し、膜電極接合体を得
た。
もにカーボンブラック60重量部とPTFE40重量部
とからなる厚さ約100μmのシートに白金を担持させ
た電極(白金担持量0.5mg/cm2)を用いた。接
着剤としては上記のアニオン交換ポリマー溶液を使用し
た。10cm2のガス拡散電極に対して0.3ccの接
着剤を常温で塗布し、上記のアニオン交換膜の所定の位
置に載置して手押しローラで押し付け、常温で2時間乾
燥した後、60℃で2時間乾燥し、膜電極接合体を得
た。
【0029】次に上記膜電極接合体を、撥水処理を施し
た一対のカーボンペーパー、一対のチタン製の集電体、
一対のPTFE製のガス供給室、一対のヒータの順番で
はさみ、有効膜面積10cm2の燃料電池を組み立て
た。
た一対のカーボンペーパー、一対のチタン製の集電体、
一対のPTFE製のガス供給室、一対のヒータの順番で
はさみ、有効膜面積10cm2の燃料電池を組み立て
た。
【0030】セルの温度を80℃に保ち、空気極に酸
素、水素極に水素をそれぞれ2気圧で供給した時の端子
電圧を測定したところ、開回路電圧0.97V、電流密
度0.1A/cm2におけるセル電圧が0.82Vであ
った。
素、水素極に水素をそれぞれ2気圧で供給した時の端子
電圧を測定したところ、開回路電圧0.97V、電流密
度0.1A/cm2におけるセル電圧が0.82Vであ
った。
【0031】〈例2〉クロロメチルスチレンのかわりに
4−ビニルピリジンを用いた以外は例1と同様にして6
0℃で96時間グラフト重合を行った。グラフト重合後
トルエンで洗浄、乾燥し、1Nのヨウ化メチルのメタノ
ール溶液に60℃で48時間浸漬して、グラフト重合さ
せた4−ビニルピリジンに基づく重合単位を4級化して
ピリジニウム塩とすることにより、強塩基性アニオン交
換基を導入した。
4−ビニルピリジンを用いた以外は例1と同様にして6
0℃で96時間グラフト重合を行った。グラフト重合後
トルエンで洗浄、乾燥し、1Nのヨウ化メチルのメタノ
ール溶液に60℃で48時間浸漬して、グラフト重合さ
せた4−ビニルピリジンに基づく重合単位を4級化して
ピリジニウム塩とすることにより、強塩基性アニオン交
換基を導入した。
【0032】次いで、塩酸で洗浄し、さらに0.1Nの
水酸化ナトリウム水溶液に浸漬して対イオンをOH-イ
オンに変換し、水洗、乾燥し目的とするアニオン交換膜
を得た。グラフト率は35%で、グラフト重合後の膜厚
は60μm、イオン交換容量は1.9ミリ当量/g乾燥
樹脂であった。例1と同様にしてこのアニオン交換膜の
交流比抵抗を測定したところ、4.8Ω・cmであっ
た。
水酸化ナトリウム水溶液に浸漬して対イオンをOH-イ
オンに変換し、水洗、乾燥し目的とするアニオン交換膜
を得た。グラフト率は35%で、グラフト重合後の膜厚
は60μm、イオン交換容量は1.9ミリ当量/g乾燥
樹脂であった。例1と同様にしてこのアニオン交換膜の
交流比抵抗を測定したところ、4.8Ω・cmであっ
た。
【0033】上記アニオン交換膜を用いた以外は例1と
同様にして燃料電池を組立て、例1と同様に性能評価を
行った。開回路電圧1.0V、電流密度0.1A/cm
2においてセル電圧0.85Vであった。
同様にして燃料電池を組立て、例1と同様に性能評価を
行った。開回路電圧1.0V、電流密度0.1A/cm
2においてセル電圧0.85Vであった。
【0034】〈例3〉電解質としてスルホン酸基を含有
するパーフルオロカーボン重合体からなる陽イオン交換
膜(商品名:ナフィオン117、デュポン社製)を用
い、電極用ポリマーとしてナフィオンのエタノール溶液
を用いた以外は例1と同様に電極・膜接合体を作製し、
特性を測定した。開回路電圧は0.94V、電流密度
0.1A/cm2におけるセル電圧は0.75Vであっ
た。
するパーフルオロカーボン重合体からなる陽イオン交換
膜(商品名:ナフィオン117、デュポン社製)を用
い、電極用ポリマーとしてナフィオンのエタノール溶液
を用いた以外は例1と同様に電極・膜接合体を作製し、
特性を測定した。開回路電圧は0.94V、電流密度
0.1A/cm2におけるセル電圧は0.75Vであっ
た。
【0035】〈例4〉アゾビスイソブチロニトリルを開
始剤として、0.2モルのテトラフルオロエチレンと
0.036モルのCF2=CFOCF2CF(CF3)O
(CF2)2SO3Fとを、重合温度70℃、重合時間5
時間の条件下で共重合し、イオン交換容量1.0ミリ当
量/g乾燥樹脂の共重合体を得た。これを220℃で押
出し成形し、厚さ60μmのフィルムを得た。このフィ
ルムを20%KOH水溶液中で90℃にて16時間かけ
て加水分解した後、1Nの塩酸に室温で16時間浸漬し
て酸型に変換し、水洗、乾燥した。
始剤として、0.2モルのテトラフルオロエチレンと
0.036モルのCF2=CFOCF2CF(CF3)O
(CF2)2SO3Fとを、重合温度70℃、重合時間5
時間の条件下で共重合し、イオン交換容量1.0ミリ当
量/g乾燥樹脂の共重合体を得た。これを220℃で押
出し成形し、厚さ60μmのフィルムを得た。このフィ
ルムを20%KOH水溶液中で90℃にて16時間かけ
て加水分解した後、1Nの塩酸に室温で16時間浸漬し
て酸型に変換し、水洗、乾燥した。
【0036】得られたフィルムを1Nの濃度のN,N,
N’−トリメチルエチレンジアミンのテトラヒドロフラ
ン溶液中に25℃で24時間浸漬し、メタノールで洗浄
した後、さらに1Nのヨウ化メチルのメタノール溶液に
60℃で48時間浸漬して末端のスルホン酸基をアニオ
ン交換基に変換した。さらにメタノールで洗浄後、0.
1Nの水酸化ナトリウム水溶液に浸漬して対イオンをO
H-イオンに変換した。得られたアニオン交換膜のイオ
ン交換容量は0.89ミリ当量/g乾燥樹脂であった。
例1と同様にして交流比抵抗を測定したところ、40Ω
・cmであった。
N’−トリメチルエチレンジアミンのテトラヒドロフラ
ン溶液中に25℃で24時間浸漬し、メタノールで洗浄
した後、さらに1Nのヨウ化メチルのメタノール溶液に
60℃で48時間浸漬して末端のスルホン酸基をアニオ
ン交換基に変換した。さらにメタノールで洗浄後、0.
1Nの水酸化ナトリウム水溶液に浸漬して対イオンをO
H-イオンに変換した。得られたアニオン交換膜のイオ
ン交換容量は0.89ミリ当量/g乾燥樹脂であった。
例1と同様にして交流比抵抗を測定したところ、40Ω
・cmであった。
【0037】上記アニオン交換膜を用いた以外は例1と
同様にして燃料電池を組立て、例1と同様に性能評価を
行った。開回路電圧0.85V、電流密度0.1A/c
m2においてセル電圧0.7Vであった。
同様にして燃料電池を組立て、例1と同様に性能評価を
行った。開回路電圧0.85V、電流密度0.1A/c
m2においてセル電圧0.7Vであった。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、放射線グラフト重合法
により製造される膜抵抗の低いアニオン交換膜を電解質
として用いているため、空気極の過電圧が低く、エネル
ギ効率の高い固体高分子型燃料電池を提供できる。
により製造される膜抵抗の低いアニオン交換膜を電解質
として用いているため、空気極の過電圧が低く、エネル
ギ効率の高い固体高分子型燃料電池を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 8/10 H01M 8/10 // C08L 27:12 Fターム(参考) 4F071 AA22X AA26 AA27 AA37X AA39X AA77 AH15 FA09 FA10 FB02 FB07 4J011 AA05 AC04 QA09 QA32 QA38 QA39 QA46 UA03 UA04 VA04 VA08 VA09 WA10 4J026 AA26 BA06 BA39 BA40 DB06 DB36 EA09 EA10 FA05 GA08 5H026 BB10 CX05 EE19 HH05
Claims (6)
- 【請求項1】含フッ素ポリマーからなる基材に、アニオ
ン交換基を含有するモノマーを放射線グラフト重合させ
てなるアニオン交換膜を電解質とすることを特徴とする
固体高分子型燃料電池。 - 【請求項2】含フッ素ポリマーからなる基材に、アニオ
ン交換基を導入できる基を含有するモノマーを放射線グ
ラフト重合させた後、アニオン交換基を導入させてなる
アニオン交換膜を電解質とすることを特徴とする固体高
分子型燃料電池。 - 【請求項3】前記アニオン交換基を含有するモノマー
は、ビニルベンジルトリメチルアンモニウム塩、4−ビ
ニルピリジンの4級塩、2−ビニルピリジンの4級塩、
及びN−ビニルイミダゾールの4級塩からなる群から選
ばれる1種以上である請求項1に記載の固体高分子型燃
料電池。 - 【請求項4】前記アニオン交換基を導入できる基を含有
するモノマーは、p−クロロメチルスチレン、m−クロ
ロメチルスチレン、4−ビニルピリジン、2−ビニルピ
リジン、及びN−ビニルイミダゾールからなる群から選
ばれる1種以上である請求項2に記載の固体高分子型燃
料電池。 - 【請求項5】前記アニオン交換膜は、総イオン交換容量
が1.2〜5.0ミリ当量/g乾燥樹脂である請求項
1、2、3又は4に記載の固体高分子型燃料電池。 - 【請求項6】前記基材は、ポリテトラフルオロエチレ
ン、テトラフルオロエチレン/エチレン共重合体、テト
ラフルオロエチレン/パーフルオロ(アルキルビニルエ
ーテル)共重合体、テトラフルオロエチレン/ヘキサフ
ルオロプロピレン共重合体及びポリフッ化ビニリデンか
らなる群から選ばれる1種以上である請求項1、2、
3、4又は5に記載の固体高分子型燃料電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11139128A JP2000331693A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 固体高分子型燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11139128A JP2000331693A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 固体高分子型燃料電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000331693A true JP2000331693A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15238183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11139128A Pending JP2000331693A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 固体高分子型燃料電池 |
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Country | Link |
---|---|
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