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JP2000331443A - 光学ピックアップの送り装置 - Google Patents

光学ピックアップの送り装置

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Publication number
JP2000331443A
JP2000331443A JP11138784A JP13878499A JP2000331443A JP 2000331443 A JP2000331443 A JP 2000331443A JP 11138784 A JP11138784 A JP 11138784A JP 13878499 A JP13878499 A JP 13878499A JP 2000331443 A JP2000331443 A JP 2000331443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical pickup
feed
feed screw
screw
thread
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11138784A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokio Kanouda
冬希郎 叶田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11138784A priority Critical patent/JP2000331443A/ja
Publication of JP2000331443A publication Critical patent/JP2000331443A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学ピックアップについての送り動作の高速
化を確保しつつ、送りネジの螺溝に対する係合部の係合
状態を保持して光学ピックアップの適正な送り動作を確
保する。 【解決手段】 係合部14aを有する光学ピックアップ
10と、送りネジ17を有し光学ピックアップを所定の
方向へ送る送り機構15と、該送り機構によって送られ
る光学ピックアップをガイドするガイド手段13、13
とを設け、上記送りネジを多条ネジとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光学ピックアップの
送り装置に関する。詳しくは、送りネジを有する送り機
構によって光学ピックアップを所定の方向へ送る光学ピ
ックアップの送り装置についての技術分野に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクに対して信号の記録又は再
生、或は、信号の記録及び再生の双方を行うことのでき
る光ディスク記録及び/又は再生装置があり、例えば、
記録媒体として直径が略64mmの光ディスクを用いる
ものがある。
【0003】このような光ディスク記録及び/又は再生
装置にあっては、信号の記録又は再生を行うための磁気
ヘッド及び光学ピックアップを備えている。
【0004】図5に、このような従来の光学ピックアッ
プ及びその送り機構を示す。
【0005】光学ピックアップaは移動ベースbと該移
動ベースb上に支持された2軸アクチュエータcとを備
え、移動ベースbの両端部には軸受部d、dが設けられ
ている。そして、軸受部d、dには、それぞれガイド軸
e、eが挿通されている。
【0006】移動ベースbの一端部には、板バネ部材f
が取り付けられ、該板バネ部材fの所定の位置には打出
状の係合部gが形成されている。そして、移動ベースb
は送り機構hによって所定の方向へ送られる。
【0007】送り機構hはモータiと送りネジjと上記
ガイド軸e、eとを備え、モータiが取付部kに取り付
けられている。送りネジjは、取付部kに配置されたギ
ヤl、mを介してモータiに連結され、モータiの駆動
力によって回転されるようになっている。そして、送り
ネジjの一端には、予圧バネnが弾接されている。
【0008】送りネジjの螺溝oには板バネ部材fの係
合部gが弾接した状態で係合され、モータiの駆動力に
よって送りネジjが回転されることによって係合部gを
介して移動ベースbが送られ、これにより光学ピックア
ップaが図示しない光ディスクの半径方向へ移動される
ようになっている。尚、光学ピックアップaは、モータ
iの回転方向に応じた方向へ移動される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、光ディスク
記録及び/又は再生装置において、記録動作及び再生動
作の高速化を図るためには光学ピックアップを高速で光
ディスクの半径方向へ移動させることが望ましく、上記
した従来の送り機構hの送りネジjにあっては、動作の
高速化を図るために螺溝oのピッチを大きくしている。
【0010】ところが、ピッチを大きくすると、送りネ
ジjのうち螺溝oが形成されていない部分、即ち、平坦
部p(図6参照)が大きくなってしまい、例えば、外部
からの衝撃によって係合部gが螺溝oから外れ、係合部
gが平坦部pに乗り上げてしまい(図6参照)、光学ピ
ックアップaの移動が為されなくなる虞がある。
【0011】そして、光学ピックアップaについての送
り動作の高速化を図るために送りネジjのピッチを大き
くする程平坦部pが大きくなってしまい、係合部gが平
坦部pに乗り上げる可能性が高くなり光学ピックアップ
aの移動に支障を来たすことになる。
【0012】また、光ディスクには、内周部にPTOC
(Program Table Of Contents)と称される第1の管
理データを記録する第1の管理領域とPTOCに隣接し
た外周側にUTOC(User Table Of Contents)と
称される第2の管理データを記録する第2の管理領域と
を有しているものがあり、このような管理領域を有して
いる光ディスクを用いる光ディスク記録及び/又は再生
装置にあっては、動作の開始直後に、光学ピックアップ
aを光ディスクの内周側へ移動させ取付部kに形成され
た図示しないストッパに当接させてPTOCに記録され
たデータを読み出し、PTOCに記録されたデータを読
み出した後に、光学ピックアップaを所定のストローク
だけ光ディスクの外周側へ移動させてUTOCを読み出
すようにしている。
【0013】そして、このような光ディスク記録及び/
又は再生装置にあっては、光学ピックアップaがストッ
パに当接された直後にはモータiがイナーシャによって
回転されている可能性があるため、ピッチの大きな送り
ネジjを用いたときには、ストッパへの当接に際し係合
部gが平坦部pに特に乗り上げ易く、PTOCに記録さ
れたデータを読み出した後に送りネジjが回転されて
も、光学ピックアップaが移動されずUTOCに記録さ
れたデータを読み出すことができないという不具合を生
じてしまう。
【0014】そこで、本発明光学ピックアップの送り装
置は、上記した問題点を克服し、光学ピックアップにつ
いての送り動作の高速化を確保しつつ、送りネジの螺溝
に対する係合部の係合状態を保持して光学ピックアップ
の適正な送り動作を確保することを課題とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明光学ピックアップ
の送り装置は、上記した課題を解決するために、係合部
を有する光学ピックアップと、送りネジを有し光学ピッ
クアップを所定の方向へ送る送り機構と、該送り機構に
よって送られる光学ピックアップをガイドするガイド手
段とを設け、上記送りネジを多条ネジとしたものであ
る。
【0016】また、別の本発明光学ピックアップの送り
装置は、上記した課題を解決するために、第1の管理デ
ータを記録する第1の管理領域が内周部に形成されると
共に該第1の管理領域に隣接する外周側に第2の管理デ
ータを記録する第2の管理領域が形成された光ディスク
に対して信号の記録及び/又は再生を行う光ディスク記
録及び/又は再生装置に用いられる光学ピックアップの
送り装置において、係合部を有する光学ピックアップ
と、送りネジを有し光学ピックアップを所定の方向へ送
る送り機構と、該送り機構によって送られる光学ピック
アップをガイドするガイド手段とを設け、上記送りネジ
を多条ネジとしたものである。
【0017】従って、本発明光学ピックアップの送り装
置にあっては、送りネジが螺溝から外れた非係合状態が
生じてたとしも、直ちに、係合部が螺溝に係合する係合
状態が確保される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明光学ピックアップ
の送り装置の実施の形態を添付図面に従って説明する。
尚、以下に示した実施の形態は、本発明を直径が略64
mmの光ディスクに対する記録及び再生を行うことので
きる光ディスク記録及び/又は再生装置に用いられる光
学ピックアップの送り装置に適用したものである。
【0019】光ディスク記録及び/又は再生装置1は外
筐2内に所要の各部材が配置されて成る(図1及び図2
参照)。外筐2内にはメカシャーシ3が配置され、該メ
カシャーシ3の所定の位置には配置孔3aが形成されて
いる(図2参照)。
【0020】メカシャーシ3の中央部下方にはスピンド
ルモータ4が配置され、該スピンドルモータ4のモータ
軸にディスクテーブル5が固定されている。そして、デ
ィスクテーブル5は配置孔3aからメカシャーシ3の上
方へ突出されている(図2参照)。
【0021】メカシャーシ3の後端部にはホルダ6が回
動自在に支持されており、該ホルダ6の上面の所定の位
置には透孔6aが形成されている(図1参照)。ホルダ
6は外筐2内に挿入されるディスクカートリッジを保持
するためのものであり、該ディスクカートリッジは図示
しないカートリッジに直径が略64mmの光ディスク7
が回転可能に収納されて成る。そして、光ディスク7に
は、その内周部にPTOCが形成されると共にPTOC
に隣接してその外周側にUTOCが形成されている。
【0022】ホルダ6にディスクカートリッジが保持さ
れた状態においてホルダ6がメカシャーシ3に接する側
に回動されると、光ディスク7がディスクテーブル5に
装着され、該光ディスク7がスピンドルモータ4によっ
て回転されるディスクテーブル5に伴って回転されるよ
うになっている。
【0023】メカシャーシ3の後方にはヘッドジョイン
トレバー8が移動自在に配置され、該ヘッドジョイント
レバー8の上端部にオーバーヘッド9がその後端部を支
点として回動自在に支持されている。そして、オーバー
ヘッド9の先端部にはヘッド部9aが設けられている
(図1参照)。
【0024】オーバーヘッド9は図示しない昇降機構に
よってヘッド部9aが昇降され、光ディスク7に対する
記録動作が為されるときには、ヘッド部9aがホルダ6
の透孔6aを通って回転中の光ディスク7に摺接され、
また、光ディスク7に対する再生動作が為されるときに
は、ヘッド部9aは下降されずホルダ6の上方において
保持されるようになっている。
【0025】メカシャーシ3の下方には配置孔3aに対
応する位置に、光学ピックアップ10がディスクテーブ
ル5に装着される光ディスク7の半径方向に移動自在に
配置されている(図2及び図3参照)。
【0026】光学ピックアップ10は移動ベース11と
該移動ベース11上に支持された2軸アクチュエータ1
2とを備え、移動ベース11の両端部には軸受部11
a、11aが設けられている。そして、軸受部11a、
11aには、それぞれガイド軸13、13が挿通されて
いる。また、移動ベース11には、上記ヘッドジョイン
トレバー8を介してオーバーヘッド9が連結され(図1
参照)、該オーバーヘッド9が光学ピックアップ10の
移動に伴って移動されるようになっている。
【0027】2軸アクチュエータ12は、本体部12a
と該本体部12aの所定の位置に取り付けられた対物レ
ンズ12bとを有し、ディスクテーブル5に装着される
光ディスク7のフォーカス方向及びトラッキング方向に
移動可能とされている。
【0028】移動ベース11の前端部には板バネ部材1
4が取り付けられ、該板バネ部材14の所定の位置に上
方へ打ち出された係合部14aが形成されている。そし
て、移動ベース11は送り機構15によって所定の方向
へ送られる。
【0029】送り機構15はモータ16と送りネジ17
と上記したガイド軸13、13とを備え、モータ16が
取付部18に取り付けられている(図3参照)。
【0030】取付部18はブラケット18aにモータ取
付板18bが結合されて成り、ブラケット18aとモー
タ取付板18bとによって取付部18の内部に配置空間
19が形成されている。そして、モータ16はモータ取
付板18bに取り付けられ、モータ軸16aが配置空間
19に位置されている。
【0031】配置空間19には互いに噛合されたギヤ2
0、21が配置され、ギヤ20にはモータ16のモータ
軸16aが固定されている。そして、ギヤ21の所定の
位置には、磁性材料から成るエンコーダ21a、21
a、・・・が取り付けられている。また、取付部18の
一端部にはエンコーダ21a、21a、・・・と所定の
間隔を以ってセンサ22が取り付けられており、該セン
サ22によってエンコーダ21a、21a、・・・の磁
気検出が為されるようになっている。
【0032】送りネジ17は2つの螺溝17a、17b
を有する2条ネジとして形成され(図3及び図4参
照)、両端部を除く部分に螺溝17a、17bが形成さ
れている。そして、送りネジ17は、その一端部がブラ
ケット18aを挿通されてギヤ21に固定され、他端面
がメカシャーシ3の所定の位置に取り付けられた予圧バ
ネ23によって軸方向に弾接された状態とされている。
【0033】送りネジ17は螺溝17a及び螺溝17b
の各ピッチ(図4に示すPa、Pb)が、従来の送りネ
ジの螺溝のピッチと同じにされているが、2条ネジとし
て形成されることにより螺溝17a、17b間の間隔
(図4に示すL)がピッチの半分とされている。従っ
て、送りネジ17は、従来の送りネジと比較すると、螺
溝17a、17b間の部分、即ち、平坦部17cが非常
に小さくされている。
【0034】送りネジ17の螺溝17a又は螺溝17b
には、光学ピックアップ10の移動ベース11に取り付
けられた上記板バネ部材14の係合部14aが弾接した
状態で螺合され(図3及び図4参照)、モータ16の駆
動力によってギヤ20、21を介して送りネジ17が回
転されることによって係合部14aを介して移動ベース
11が送られ、これにより光学ピックアップ10がディ
スクテーブル5に装着された光ディスク7の半径方向へ
移動される。尚、光学ピックアップ10は、モータ16
の回転方向に応じた方向へ移動される。
【0035】しかして、ディスクテーブル5に光ディス
ク7が装着され光ディスク記録及び/又は再生装置1の
図示しない操作釦が操作されると、スピンドルモータ4
によるディスクテーブル5の回転に伴って光ディスク7
が回転される。
【0036】光ディスク7が回転されると、はじめに、
光学ピックアップ10が送り機構15によって光ディス
ク7の内周側に移動される。光ディスク7の内周側に移
動された光学ピックアップ10は、移動ベース11が取
付部18のブラケット18aに形成された図示しないス
トッパに当接し、センサ22によってエンコーダ21
a、21a、・・・の磁気検出が為されてモータ16が
停止され移動ベース11の移動が停止される。
【0037】移動ベース11が停止されると、図示しな
い光源から発せられたレーザ光が2軸アクチュエータ1
2の対物レンズ12bを介して光ディスク7に照射さ
れ、PTOCに記録されたデータの読み出しが為され
る。
【0038】このように光学ピックアップ10がPTO
Cの読み出しのために移動されたときには、上記したよ
うに、移動ベース11がストッパに当接して停止される
ことから衝撃が生じるため、また、停止された状態でイ
ナーシャによってモータ16が回転されている可能性が
あるために、螺溝17a又は螺溝17bに螺合されてい
た板バネ部材14の係合部14aが螺溝17a又は螺溝
17bから外れてしまう虞がある。
【0039】ところが、送りネジ17は2条ネジとして
形成され、上記したように、平坦部17cが非常に小さ
くされているため、係合部14aが螺溝17a又は螺溝
17bから外れてしまったとしても、係合部14aが平
坦部17cに乗り上げたままの状態にならず、直ちに、
係合部14aが螺溝17a又は螺溝17bに螺合され
る。
【0040】PTOCに記録されたデータの読出が終了
すると、次に、光学ピックアップ10が送り機構15に
よって光ディスク7の外周側へ向けて移動され、2軸ア
クチュエータ12がPTOCの外周側に形成されたUT
OCに対応して位置されたところで停止される。このと
き、上記したように、板バネ部材14の係合部14aが
平坦部17cに乗り上げておらず螺溝17a又は螺溝1
7bに螺合されているため、光学ピックアップ10の移
動が確実に為される。
【0041】尚、係合部14aが螺溝17a又は螺溝1
7bから外れ、係合部14aが螺溝17a又は螺溝17
bに隣り合う螺溝17b又は17aに螺合されると、2
軸アクチュエータ12の対物レンズ12bについて、移
動ベース11がストッパに当接した位置からUTOCに
対応する位置までの距離が変化する可能性があるが、光
学ピックアップ10の移動がギヤ21に設けられたエン
コーダ21a、21a、・・・の磁気検出がセンサ22
によって為されて光学ピックアップ10が所要の位置で
停止されるように制御されるため、光学ピックアップ1
0の2軸アクチュエータ12はUTOCに対する所定の
位置に移動し適正な位置への移動が確保される。
【0042】PTOCに記録されたデータの読出が終了
すると、次に、光学ピックアップ10が送り機構15に
よって光ディスク7の外周側へ向けて移動され、2軸ア
クチュエータ12がPTOCの外周側に形成されたUT
OCに対応して位置されたところで停止される。このと
き、上記したように、板バネ部材14の係合部14aが
平坦部17cに乗り上げておらず螺溝17a又は螺溝1
7bに螺合されているため、光学ピックアップ10の移
動が確実に為される。
【0043】UTOCに記録されたデータの読出を終了
すると、再度、光学ピックアップ10が送り機構15に
よって光ディスク7の内周側から外周側へ移動され、光
ディスク7に対するデータの記録又は再生が行われる。
尚、光ディスク7に対するデータの記録の際には、上記
したように、オーバーヘッド9のヘッド部9aが回転中
の光ディスク7に摺接されて記録動作が為される。
【0044】以上に記載した通り、光ディスク記録及び
/又は再生装置1にあっては、送り機構15の送りネジ
17が2条ネジとして形成されているため、螺溝17a
又は螺溝17bから係合部14aが外れてしまったとし
ても、該係合部14aが平坦部17cに乗り上げたまま
の状態にならず、直ちに、係合部14aが螺溝17a又
は螺溝17bに螺合される。
【0045】従って、光学ピックアップ10が確実に移
動されるため該光学ピックアップ10についての適正な
送り動作を確保することができ、また、送りネジ17の
ピッチを変更する必要がないため送り動作の高速化をも
確保することができる。
【0046】また、送りネジ17を2条ネジとして形成
することによりピッチを大きくすることができ、適正な
送り動作を確保しつつ送り動作の更なる高速化を図るこ
とができる。
【0047】尚、上記には、送りネジ17に2つの螺溝
17a、17bを形成し該送りネジ17を2条ネジとし
て形成する場合を示したが、送りネジは3条以上の多条
ネジとして形成することもできる。このように、螺溝の
数を増加させれば、適正な送り動作を確保しつつ、送り
動作の一層の高速化を図ることができる。
【0048】上記した実施の形態において示した各部の
具体的な形状及び構造は、何れも本発明の実施を行うに
際しての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、こ
れらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈される
ことがあってはならないものである。
【0049】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明光学ピックアップの送り装置にあっては、係
合部を有する光学ピックアップと、送りネジを有し光学
ピックアップを所定の方向へ送る送り機構と、該送り機
構によって送られる光学ピックアップをガイドするガイ
ド手段とを備え、上記送りネジを多条ネジとしたことを
特徴とする。
【0050】従って、光学ピックアップが確実に移動さ
れるため該光学ピックアップについての適正な送り動作
を確保することができ、また、送りネジのピッチを変更
する必要がないため送り動作の高速化をも確保すること
ができる。
【0051】また、送りネジを多条ネジとして形成する
ことによりピッチを大きくすることができ、適正な送り
動作を確保しつつ送り動作の更なる高速化を図ることが
できる。
【0052】別の本発明光学ピックアップの送り装置に
あっては、第1の管理データを記録する第1の管理領域
が内周部に形成されると共に該第1の管理領域に隣接す
る外周側に第2の管理データを記録する第2の管理領域
が形成された光ディスクに対して信号の記録及び/又は
再生を行う光ディスク記録及び/又は再生装置に用いら
れる光学ピックアップの送り装置であって、係合部を有
する光学ピックアップと、送りネジを有し光学ピックア
ップを所定の方向へ送る送り機構と、該送り機構によっ
て送られる光学ピックアップをガイドするガイド手段と
を備え、上記送りネジを多条ネジとしたことを特徴とす
る。
【0053】従って、光学ピックアップが確実に移動さ
れるため各管理領域に記録されたデータを確実に読み出
して記録及び/又は再生動作の適正化を図ることがで
き、また、送りネジのピッチを変更する必要がないため
送り動作の高速化をも確保することができる。
【0054】また、送りネジを多条ネジとして形成する
ことによりピッチを大きくすることができ、適正な送り
動作を確保しつつ送り動作の更なる高速化を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図4と共に本発明光学ピックアップの
送り装置の実施の形態を示すものであり、本図は光学ピ
ックアップの送り装置が用いられた光ディスク記録及び
/又は再生装置を一部を断面にして示す概略側面図であ
る。
【図2】光ディスク記録及び/又は再生装置の一部を示
す概略斜視図である。
【図3】光学ピックアップの送り装置と光学ピックアッ
プを一部を断面にして示す概略拡大平面図である。
【図4】送りネジの螺溝の形成状態を示す概念図であ
る。
【図5】従来の光学ピックアップの送り装置と光学ピッ
クアップを一部を断面にして示す概略拡大平面図であ
る。
【図6】従来の光学ピックアップの送り装置における問
題点を示す概念図である。
【符号の説明】
1…テープ記録及び/又は再生装置、7…光ディスク、
10…光学ピックアップ、13…ガイド軸(ガイド手
段)、15…送り機構、17…送りネジ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 係合部を有する光学ピックアップと、 送りネジを有し光学ピックアップを所定の方向へ送る送
    り機構と、 該送り機構によって送られる光学ピックアップをガイド
    するガイド手段とを備え、 上記送りネジを多条ネジとしたことを特徴とする光学ピ
    ックアップの送り装置。
  2. 【請求項2】 第1の管理データを記録する第1の管理
    領域が内周部に形成されると共に該第1の管理領域に隣
    接する外周側に第2の管理データを記録する第2の管理
    領域が形成された光ディスクに対して信号の記録及び/
    又は再生を行う光ディスク記録及び/又は再生装置に用
    いられる光学ピックアップの送り装置であって、 係合部を有する光学ピックアップと、 送りネジを有し光学ピックアップを所定の方向へ送る送
    り機構と、 該送り機構によって送られる光学ピックアップをガイド
    するガイド手段とを備え、 上記送りネジを多条ネジとしたことを特徴とする光学ピ
    ックアップの送り装置。
JP11138784A 1999-05-19 1999-05-19 光学ピックアップの送り装置 Pending JP2000331443A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009115166A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Nabeya Iron & Tool Works Ltd 締結装置
JP2013164892A (ja) * 2012-01-11 2013-08-22 Panasonic Corp 光ピックアップ移送機構

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JP2009115166A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Nabeya Iron & Tool Works Ltd 締結装置
JP2013164892A (ja) * 2012-01-11 2013-08-22 Panasonic Corp 光ピックアップ移送機構

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