JP2000324043A - ダウンロード方法及びソフトウェア無線システム - Google Patents
ダウンロード方法及びソフトウェア無線システムInfo
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- JP2000324043A JP2000324043A JP11132333A JP13233399A JP2000324043A JP 2000324043 A JP2000324043 A JP 2000324043A JP 11132333 A JP11132333 A JP 11132333A JP 13233399 A JP13233399 A JP 13233399A JP 2000324043 A JP2000324043 A JP 2000324043A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線を介したダウンロードによってソフトウ
ェアの更新を行うソフトウェア無線システムにおいて、
新旧ソフトウェアのプロトコルの違いにより通信不能と
なる状況なくシステム全体のソフトウェアを更新する。 【解決手段】 無線通信処理の機能追加又は変更のため
のソフトウェアをダウンロードするための専用の無線チ
ャンネルを設ける。
ェアの更新を行うソフトウェア無線システムにおいて、
新旧ソフトウェアのプロトコルの違いにより通信不能と
なる状況なくシステム全体のソフトウェアを更新する。 【解決手段】 無線通信処理の機能追加又は変更のため
のソフトウェアをダウンロードするための専用の無線チ
ャンネルを設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はソフトウェア無線シ
ステムのソフトウェアダウンロード方法に関する。
ステムのソフトウェアダウンロード方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】無線通信の処理をアナログ信号をディジ
タル化してソフトウェアで行い、ソフトウェアの変更に
よって無線通信処理の機能の追加や変更が可能なシステ
ムはソフトウェア無線と呼ばれ研究・開発が進められて
いる。このようなシステムは文献、春山, ソフトウェア
無線：リコンフィギュアが可能な無線システム, IPSJ M
agazine, Vol.40, No.3, pp.333-336 (Mar. 1999)やJ.
Mitola III, Technical Challenges in the Globalizat
ion of Software Radio, IEEE Communications Magazin
e, pp.84-89, (Feb. 1999)で説明されている。ソフトウ
ェア無線では、ソフトウェアを変更することでGSM、PH
S、PDC、VICS、ETC等の複数の無線標準方法を１台の無
線局で実現でき、ユーザーが１台の無線局を用いて選択
することで異なるサービスを受けられる。ユーザーが無
線局で選択できるGSM、PHS、PDC、VICS、ETC等の無線標
準方法を通信モードと呼ぶ。ソフトウェアの更新方法と
して無線でソフトウェアをダウンロードして更新する方
法が考えられている。
タル化してソフトウェアで行い、ソフトウェアの変更に
よって無線通信処理の機能の追加や変更が可能なシステ
ムはソフトウェア無線と呼ばれ研究・開発が進められて
いる。このようなシステムは文献、春山, ソフトウェア
無線：リコンフィギュアが可能な無線システム, IPSJ M
agazine, Vol.40, No.3, pp.333-336 (Mar. 1999)やJ.
Mitola III, Technical Challenges in the Globalizat
ion of Software Radio, IEEE Communications Magazin
e, pp.84-89, (Feb. 1999)で説明されている。ソフトウ
ェア無線では、ソフトウェアを変更することでGSM、PH
S、PDC、VICS、ETC等の複数の無線標準方法を１台の無
線局で実現でき、ユーザーが１台の無線局を用いて選択
することで異なるサービスを受けられる。ユーザーが無
線局で選択できるGSM、PHS、PDC、VICS、ETC等の無線標
準方法を通信モードと呼ぶ。ソフトウェアの更新方法と
して無線でソフトウェアをダウンロードして更新する方
法が考えられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ソフトウェア無線シス
テムにおいてソフトウェア変更は、符号化方法と復号化
方法や変調方法と復調方法等が変更された場合送受信で
対応する必要があり、全局の送受信双方で同時に実行し
ないと通信ができないことがある。更新され得る現通信
処理のソフトウェアでダウンロードを行うとすると、あ
る無線局がシステムの通信範囲外にあったときや電源投
入されていない間にソフトウェアの更新が行われた場
合、該無線局がそれぞれ通信範囲内に戻ったりや電源投
入されたりして再び通信できる状態に復帰したとして
も、更新ソフトウェアと旧ソフトウェアのプロトコルの
違いにより通信出来ない事態が発生する。無線を介した
ダウンロードによってソフトウェアの更新を行うソフト
ウェア無線において、ある無線局が旧ソフトウェアのま
ま取り残されて通信不能となることなくシステム全体の
ソフトウェアを更新することが課題である。
テムにおいてソフトウェア変更は、符号化方法と復号化
方法や変調方法と復調方法等が変更された場合送受信で
対応する必要があり、全局の送受信双方で同時に実行し
ないと通信ができないことがある。更新され得る現通信
処理のソフトウェアでダウンロードを行うとすると、あ
る無線局がシステムの通信範囲外にあったときや電源投
入されていない間にソフトウェアの更新が行われた場
合、該無線局がそれぞれ通信範囲内に戻ったりや電源投
入されたりして再び通信できる状態に復帰したとして
も、更新ソフトウェアと旧ソフトウェアのプロトコルの
違いにより通信出来ない事態が発生する。無線を介した
ダウンロードによってソフトウェアの更新を行うソフト
ウェア無線において、ある無線局が旧ソフトウェアのま
ま取り残されて通信不能となることなくシステム全体の
ソフトウェアを更新することが課題である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】一般に通信手順（プロト
コル）は垂直方向の階層構成（プロトコル・スタック）
と水平方向のプレーンによってモデル化される。垂直方
向の関係は情報処理時間の前後関係を表し、水平方向の
関係は処理手順としては独立な関係を表す。標準的な通
信プロトコルが国際標準としてＩＳＯ(International O
rganization for Standardization)で標準化されてい
る。理想的なソフトウェア無線は全ての階層のプロトコ
ルをソフトウェアによって定義する。本発明のダウンロ
ード方法は、図１に示す通りプロトコルスタックにダウ
ンロードプレーン１、２と構成可能プレーン３、４を設
け、ダウンロードの制御情報やダウンロードソフトウェ
アの送受信をダウンロードプレーンでのみ行い、ダウン
ロードしたソフトウェアに依って構成可能プレーンのみ
手順変更を行う。本方法によって、更新ソフトウェアと
旧ソフトウェアのプロトコルが違ってもソフトウェアの
ダウンロードが可能になり、構成可能プレーンの更新が
出来る。
コル）は垂直方向の階層構成（プロトコル・スタック）
と水平方向のプレーンによってモデル化される。垂直方
向の関係は情報処理時間の前後関係を表し、水平方向の
関係は処理手順としては独立な関係を表す。標準的な通
信プロトコルが国際標準としてＩＳＯ(International O
rganization for Standardization)で標準化されてい
る。理想的なソフトウェア無線は全ての階層のプロトコ
ルをソフトウェアによって定義する。本発明のダウンロ
ード方法は、図１に示す通りプロトコルスタックにダウ
ンロードプレーン１、２と構成可能プレーン３、４を設
け、ダウンロードの制御情報やダウンロードソフトウェ
アの送受信をダウンロードプレーンでのみ行い、ダウン
ロードしたソフトウェアに依って構成可能プレーンのみ
手順変更を行う。本方法によって、更新ソフトウェアと
旧ソフトウェアのプロトコルが違ってもソフトウェアの
ダウンロードが可能になり、構成可能プレーンの更新が
出来る。
【０００５】本発明のソフトウェア無線システムには、
構成可能プレーンの通信チャンネルとは独立に無線ソフ
トウェアのダウンロードを専門に行う通信チャンネル
５、６を設ける。ダウンロードプレーンのダウンロード
専用の無線チャンネルの無線通信処理を行うソフトウェ
アと構成可能プレーンの無線通信処理を行うソフトウェ
アを分離し、無線を介したダウンロードによるソフトウ
ェアの更新によって構成可能プレーンの無線通信処理を
行うソフトウェアを更新する。ダウンロードプレーンの
無線通信処理を行うソフトウェアを変更しない。
構成可能プレーンの通信チャンネルとは独立に無線ソフ
トウェアのダウンロードを専門に行う通信チャンネル
５、６を設ける。ダウンロードプレーンのダウンロード
専用の無線チャンネルの無線通信処理を行うソフトウェ
アと構成可能プレーンの無線通信処理を行うソフトウェ
アを分離し、無線を介したダウンロードによるソフトウ
ェアの更新によって構成可能プレーンの無線通信処理を
行うソフトウェアを更新する。ダウンロードプレーンの
無線通信処理を行うソフトウェアを変更しない。
【０００６】さらにある通信モードのダウンロードのみ
ダウンロードを専門に行う通信チャンネル５、６以外の
無線チャンネルでダウンロードすると、あるユーザーが
該通信モード以外で使用している間に該モードのソフト
ウェアの更新が行われた場合、その後該ユーザーが該モ
ードに切り替えたときに新旧ソフトウェアのプロトコル
の違いにより、通信不能になるという事態が発生し得
る。従ってダウンロードを専門に行う通信チャンネル
５、６によってユーザーが選択可能な通信モード全ての
ソフトウェアのダウンロードを行う。
ダウンロードを専門に行う通信チャンネル５、６以外の
無線チャンネルでダウンロードすると、あるユーザーが
該通信モード以外で使用している間に該モードのソフト
ウェアの更新が行われた場合、その後該ユーザーが該モ
ードに切り替えたときに新旧ソフトウェアのプロトコル
の違いにより、通信不能になるという事態が発生し得
る。従ってダウンロードを専門に行う通信チャンネル
５、６によってユーザーが選択可能な通信モード全ての
ソフトウェアのダウンロードを行う。
【０００７】
【発明の実施の形態】図２に示す基地局２１と端末局２
２、端末局２３からなるソフトウェア無線システムにお
いて、端末局２２が無線を介して基地局２１からソフト
ウェアをダウンロードし更新する例を説明する。図３に
基地局２１の構成を示す。ソフトウェアをＲＯＭ５２と
ＲＡＭ５３に保持し、ＲＡＭ５３のソフトウェアをダウ
ンロードによって更新する。ＲＯＭ５２のソフトウェア
を用いてダウンロードのプロトコル処理およびダウンロ
ード専用チャンネルのハードウエア設定を行う。Ｄａｔ
ａ ＲＡＭ５４に無線送受信データを格納し、無線パケ
ットやPDU: Protocol Data Unitの組み立て分解等の作
業を行う。尚、本発明はダウンロードに関係しない部分
が更新できるように分離されていれば、本例のようにソ
フトウェアをＲＯＭとＲＡＭに分離する必要はない。
２、端末局２３からなるソフトウェア無線システムにお
いて、端末局２２が無線を介して基地局２１からソフト
ウェアをダウンロードし更新する例を説明する。図３に
基地局２１の構成を示す。ソフトウェアをＲＯＭ５２と
ＲＡＭ５３に保持し、ＲＡＭ５３のソフトウェアをダウ
ンロードによって更新する。ＲＯＭ５２のソフトウェア
を用いてダウンロードのプロトコル処理およびダウンロ
ード専用チャンネルのハードウエア設定を行う。Ｄａｔ
ａ ＲＡＭ５４に無線送受信データを格納し、無線パケ
ットやPDU: Protocol Data Unitの組み立て分解等の作
業を行う。尚、本発明はダウンロードに関係しない部分
が更新できるように分離されていれば、本例のようにソ
フトウェアをＲＯＭとＲＡＭに分離する必要はない。
【０００８】ユーザーはUI６６を通して制御部６５に通
信モードを設定する。制御部６５は通信モードに応じ
て、ＲＡＭ５３に保持されたソフトウェアでアンテナ部
３１、ＲＦ６２、ＩＦ６１、D/A６０、A/D５９を設定す
る。アンテナ部３２で受信したアナログ信号をＲＦ６２
においてRadio Frequency：無線周波数で増幅やろ波等
の処理し、ＩＦ６１においてIntermediate Frequency：
中間周波数にダウンコンバートして処理を行う。ＩＦ６
１の信号をアナログ/デジタル変換器、A/D５９でデジタ
ル信号に変換しベースバンド信号処理を行う。また基地
局から無線で送信するベースバンドのデジタル信号はデ
ジタル/アナログ変換器D/A６０でアナログ信号に変換
し、ＩＦ６１において中間周波数で処理しＲＦ６２にお
いて無線周波数にアップコンバートして処理を行い、ア
ンテナ部３１より送信する。ＤＳＰ５１は、通信モード
に応じてＲＡＭ５３に保持されたソフトウェアを用いて
通信処理を行う。制御部６５はＲＯＭ５２のソフトウェ
アを用いてダウンロード専用チャンネルの設定をアンテ
ナ部３１、ＲＦ６２、ＩＦ６１、D/A６０、A/D５９に行
う。ＤＳＰ５１は、ＲＯＭ５２に保持されたソフトウェ
アを用いてダウンロード通信処理を行う。
信モードを設定する。制御部６５は通信モードに応じ
て、ＲＡＭ５３に保持されたソフトウェアでアンテナ部
３１、ＲＦ６２、ＩＦ６１、D/A６０、A/D５９を設定す
る。アンテナ部３２で受信したアナログ信号をＲＦ６２
においてRadio Frequency：無線周波数で増幅やろ波等
の処理し、ＩＦ６１においてIntermediate Frequency：
中間周波数にダウンコンバートして処理を行う。ＩＦ６
１の信号をアナログ/デジタル変換器、A/D５９でデジタ
ル信号に変換しベースバンド信号処理を行う。また基地
局から無線で送信するベースバンドのデジタル信号はデ
ジタル/アナログ変換器D/A６０でアナログ信号に変換
し、ＩＦ６１において中間周波数で処理しＲＦ６２にお
いて無線周波数にアップコンバートして処理を行い、ア
ンテナ部３１より送信する。ＤＳＰ５１は、通信モード
に応じてＲＡＭ５３に保持されたソフトウェアを用いて
通信処理を行う。制御部６５はＲＯＭ５２のソフトウェ
アを用いてダウンロード専用チャンネルの設定をアンテ
ナ部３１、ＲＦ６２、ＩＦ６１、D/A６０、A/D５９に行
う。ＤＳＰ５１は、ＲＯＭ５２に保持されたソフトウェ
アを用いてダウンロード通信処理を行う。
【０００９】図４に端末局２２の構成を示す。基地局２
１と同様にソフトウェアをＲＯＭ７２とＲＡＭ７３に保
持し、ＲＡＭ７３のソフトウェアをダウンロードによっ
て更新する。ＲＯＭ７２のソフトウェアを用いてダウン
ロードのプロトコル処理およびダウンロード専用チャン
ネルのハードウエア設定を行う。Ｄａｔａ ＲＡＭ７４
に無線送受信データを格納し、無線パケットやPDUの組
み立て分解等の作業を行う。
１と同様にソフトウェアをＲＯＭ７２とＲＡＭ７３に保
持し、ＲＡＭ７３のソフトウェアをダウンロードによっ
て更新する。ＲＯＭ７２のソフトウェアを用いてダウン
ロードのプロトコル処理およびダウンロード専用チャン
ネルのハードウエア設定を行う。Ｄａｔａ ＲＡＭ７４
に無線送受信データを格納し、無線パケットやPDUの組
み立て分解等の作業を行う。
【００１０】ユーザーはUI８６を通して制御部８５に通
信モードを設定する。制御部８５は通信モードに応じ
て、ＲＡＭ８３に保持されたソフトウェアでアンテナ部
８２、ＲＦ８２、ＩＦ８１、D/A８０、A/D８９を設定す
る。アンテナ部８２で受信したアナログ信号をＲＦ８２
において無線周波数で増幅やろ波等の処理し、ＩＦ８１
において中間周波数にダウンコンバートして処理を行
う。ＩＦ８１の信号をアナログ/デジタル変換器、A/D８
９でデジタル信号に変換しベースバンド信号処理を行
う。また基地局２１から無線で送信するベースバンドの
デジタル信号はデジタル/アナログ変換器D/A８０でアナ
ログ信号に変換し、ＩＦ８１において中間周波数で処理
しＲＦ６２において無線周波数にアップコンバートして
処理を行い、アンテナ部３２より送信する。ＤＳＰ５１
は、通信モードに応じてＲＡＭ５３に保持されたソフト
ウェアを用いて通信処理を行う。制御部６５はＲＯＭ５
２のソフトウェアを用いてダウンロード専用チャンネル
の設定をアンテナ部３２、ＲＦ６２、ＩＦ６１、D/A６
０、A/D５９に行う。ＤＳＰ５１は、ＲＯＭ５２に保持
されたソフトウェアを用いてダウンロード通信処理を行
う。
信モードを設定する。制御部８５は通信モードに応じ
て、ＲＡＭ８３に保持されたソフトウェアでアンテナ部
８２、ＲＦ８２、ＩＦ８１、D/A８０、A/D８９を設定す
る。アンテナ部８２で受信したアナログ信号をＲＦ８２
において無線周波数で増幅やろ波等の処理し、ＩＦ８１
において中間周波数にダウンコンバートして処理を行
う。ＩＦ８１の信号をアナログ/デジタル変換器、A/D８
９でデジタル信号に変換しベースバンド信号処理を行
う。また基地局２１から無線で送信するベースバンドの
デジタル信号はデジタル/アナログ変換器D/A８０でアナ
ログ信号に変換し、ＩＦ８１において中間周波数で処理
しＲＦ６２において無線周波数にアップコンバートして
処理を行い、アンテナ部３２より送信する。ＤＳＰ５１
は、通信モードに応じてＲＡＭ５３に保持されたソフト
ウェアを用いて通信処理を行う。制御部６５はＲＯＭ５
２のソフトウェアを用いてダウンロード専用チャンネル
の設定をアンテナ部３２、ＲＦ６２、ＩＦ６１、D/A６
０、A/D５９に行う。ＤＳＰ５１は、ＲＯＭ５２に保持
されたソフトウェアを用いてダウンロード通信処理を行
う。
【００１１】本例で、ダウンロード専用チャンネルは選
択しうる通信モードでの利用周波数以外の周波数で、選
択しうる通信モードと独立に通信を行うとする。選択し
うる通信モードは、モード１、モード２、．．．、モー
ドｎのｎ種あるとする。図５にダウンロード専用チャネ
ルの構成を示す。本処理はベースバンドでＲＯＭ５２も
しくはＲＯＭ７２に保持したソフトウェアをそれぞれ制
御部６５とＤＳＰ５１もしくは制御部８５とＤＳＰ７１
で実行することによって行われる。ダウンロードするソ
フトウェア１００が有線系２０より基地局２１の入出力
インターフェース、I/O IF５５を経由してＤａｔａ Ｒ
ＡＭ５４に格納される。
択しうる通信モードでの利用周波数以外の周波数で、選
択しうる通信モードと独立に通信を行うとする。選択し
うる通信モードは、モード１、モード２、．．．、モー
ドｎのｎ種あるとする。図５にダウンロード専用チャネ
ルの構成を示す。本処理はベースバンドでＲＯＭ５２も
しくはＲＯＭ７２に保持したソフトウェアをそれぞれ制
御部６５とＤＳＰ５１もしくは制御部８５とＤＳＰ７１
で実行することによって行われる。ダウンロードするソ
フトウェア１００が有線系２０より基地局２１の入出力
インターフェース、I/O IF５５を経由してＤａｔａ Ｒ
ＡＭ５４に格納される。
【００１２】ソフトウェア１００がモード１のソフトウ
ェアとする。基地局２１はモード１のソフトウェアが実
行されている場合は実行を止め、ＲＡＭ５３のモード１
のソフトウェアを消去し、Ｄａｔａ ＲＡＭ５４に格納
されたソフトウェアソフトウェア１００をＲＡＭ５３へ
移動して実行する。モード１のソフトウェアが実行され
ていない場合は、ＲＡＭ５３のモード１のソフトウェア
を消去し、ソフトウェア１００をＲＡＭ５３へ移動す
る。さらに以下の手順でソフトウェア１００を端末局２
２へダウンロードし更新する。
ェアとする。基地局２１はモード１のソフトウェアが実
行されている場合は実行を止め、ＲＡＭ５３のモード１
のソフトウェアを消去し、Ｄａｔａ ＲＡＭ５４に格納
されたソフトウェアソフトウェア１００をＲＡＭ５３へ
移動して実行する。モード１のソフトウェアが実行され
ていない場合は、ＲＡＭ５３のモード１のソフトウェア
を消去し、ソフトウェア１００をＲＡＭ５３へ移動す
る。さらに以下の手順でソフトウェア１００を端末局２
２へダウンロードし更新する。
【００１３】パディングＰＡＤ１０１とＰＡＤ１０１の
長さ情報ＬＥＮ１０２を付加する。１００、１０２、１
０３に対して巡回冗長符号ＣＲＣ１０４を計算して付加
してＰＤＵ１０１を構成し、ＰＤＵ１０１を固定長の情
報１０５、１０６、．．．、１０７に分割する。情報１
０５にヘッダ１０８、トレイラー１１０を付加し、情報
１０６にヘッダ１１１、トレイラー１１３を付加し、情
報１０７にヘッダ１１４、トレイラー１１６を付加す
る。ヘッダ１０８、１１１、１１４は、同期語ＰＲＥ１
１５とソフトウェアの通信モードを指示するＭＯＤ１１
７とソフトウェアの版を指示するＶＥＲ１１８と１００
を分割した固定長情報の順番を示すＳＥＱ１１９と固定
長情報のソフトウェア１００における位置が先頭か後尾
か前後に継続するかを示すＬＯＣ１２０と基地局２１の
識別子１２１からなる。トレーラー１１０、１１３、１
１６はそれぞれヘッダ１０８のＭＯＤ１１７とＶＥＲ１
１８とＳＥＱ１１９とＬＯＣ１２０と固定長の情報１０
５、ヘッダ１１１のＭＯＤ１１７とＶＥＲ１１８とＳＥ
Ｑ１１９とＬＯＣ１２０と固定長の情報１０６、ヘッダ
１１４のＭＯＤ１１７とＶＥＲ１１８とＳＥＱ１１９と
ＬＯＣ１２０と固定長の情報１０７に対する誤り訂正符
号１２２からなる。構成した無線パケットをＤａｔａ
ＲＡＭ５４に格納し、モード１からモードｎまで繰り返
しデジタル/アナログ変換器D/A８０に入力しアナログ信
号に変換する。ＩＦ８１において中間周波数で処理しＲ
Ｆ６２においてダウンロード専用チャンネルの無線周波
数にアップコンバートして処理を行い、アンテナ部３２
より送信する。ダウンロード専用チャンネルで基地局２
１から選択しうる通信モードの最新版のソフトウェアが
送信される。
長さ情報ＬＥＮ１０２を付加する。１００、１０２、１
０３に対して巡回冗長符号ＣＲＣ１０４を計算して付加
してＰＤＵ１０１を構成し、ＰＤＵ１０１を固定長の情
報１０５、１０６、．．．、１０７に分割する。情報１
０５にヘッダ１０８、トレイラー１１０を付加し、情報
１０６にヘッダ１１１、トレイラー１１３を付加し、情
報１０７にヘッダ１１４、トレイラー１１６を付加す
る。ヘッダ１０８、１１１、１１４は、同期語ＰＲＥ１
１５とソフトウェアの通信モードを指示するＭＯＤ１１
７とソフトウェアの版を指示するＶＥＲ１１８と１００
を分割した固定長情報の順番を示すＳＥＱ１１９と固定
長情報のソフトウェア１００における位置が先頭か後尾
か前後に継続するかを示すＬＯＣ１２０と基地局２１の
識別子１２１からなる。トレーラー１１０、１１３、１
１６はそれぞれヘッダ１０８のＭＯＤ１１７とＶＥＲ１
１８とＳＥＱ１１９とＬＯＣ１２０と固定長の情報１０
５、ヘッダ１１１のＭＯＤ１１７とＶＥＲ１１８とＳＥ
Ｑ１１９とＬＯＣ１２０と固定長の情報１０６、ヘッダ
１１４のＭＯＤ１１７とＶＥＲ１１８とＳＥＱ１１９と
ＬＯＣ１２０と固定長の情報１０７に対する誤り訂正符
号１２２からなる。構成した無線パケットをＤａｔａ
ＲＡＭ５４に格納し、モード１からモードｎまで繰り返
しデジタル/アナログ変換器D/A８０に入力しアナログ信
号に変換する。ＩＦ８１において中間周波数で処理しＲ
Ｆ６２においてダウンロード専用チャンネルの無線周波
数にアップコンバートして処理を行い、アンテナ部３２
より送信する。ダウンロード専用チャンネルで基地局２
１から選択しうる通信モードの最新版のソフトウェアが
送信される。
【００１４】アンテナ部８２で受信したアナログ信号を
ＲＦ８２においてダウンロード専用チャンネルの無線周
波数で増幅やろ波等の処理し、ＩＦ８１において中間周
波数にダウンコンバートしA/D８９でデジタル信号に変
換しベースバンド信号処理を行う。同期語１１５を用い
て無線パケットの同期をとり、ＦＥＣ１２２を用いて誤
り訂正を行い、誤りが訂正仕切れない無線パケットを廃
棄する。ＭＯＤ１１７のモードとＶＥＲ１１８のソフト
ウェア版をＲＡＭ７３に格納されている対応するモード
のソフトウェアの版と比較し、ＲＡＭ７３に格納されて
いる対応するモードのソフトウェアの版と同じか古い場
合には無線パケットを廃棄する。ＳＥＱ１１９、ＬＯＣ
１２０を参照してＰＤＵ１０１を組み立て、ＣＲＣ１０
４のチェックを行い誤りがあればＰＤＵ１０１を廃棄す
る。ＬＥＮ１０３に示された長さのＰＡＤ１０２を除
き、ソフトウェア１００を得る。ソフトウェア１００は
図５ではモード１のソフトウェアである。モード１のソ
フトウェアが実行されている場合は実行を終了し、ＲＡ
Ｍ７３のモード１のソフトウェアを消去し、ソフトウェ
ア１００をＲＡＭ７３へ移動して実行する。モード１の
ソフトウェアが実行されていない場合は、ＲＡＭ７３の
モード１のソフトウェアを消去し、ソフトウェア１００
をＲＡＭ７３へ移動する。
ＲＦ８２においてダウンロード専用チャンネルの無線周
波数で増幅やろ波等の処理し、ＩＦ８１において中間周
波数にダウンコンバートしA/D８９でデジタル信号に変
換しベースバンド信号処理を行う。同期語１１５を用い
て無線パケットの同期をとり、ＦＥＣ１２２を用いて誤
り訂正を行い、誤りが訂正仕切れない無線パケットを廃
棄する。ＭＯＤ１１７のモードとＶＥＲ１１８のソフト
ウェア版をＲＡＭ７３に格納されている対応するモード
のソフトウェアの版と比較し、ＲＡＭ７３に格納されて
いる対応するモードのソフトウェアの版と同じか古い場
合には無線パケットを廃棄する。ＳＥＱ１１９、ＬＯＣ
１２０を参照してＰＤＵ１０１を組み立て、ＣＲＣ１０
４のチェックを行い誤りがあればＰＤＵ１０１を廃棄す
る。ＬＥＮ１０３に示された長さのＰＡＤ１０２を除
き、ソフトウェア１００を得る。ソフトウェア１００は
図５ではモード１のソフトウェアである。モード１のソ
フトウェアが実行されている場合は実行を終了し、ＲＡ
Ｍ７３のモード１のソフトウェアを消去し、ソフトウェ
ア１００をＲＡＭ７３へ移動して実行する。モード１の
ソフトウェアが実行されていない場合は、ＲＡＭ７３の
モード１のソフトウェアを消去し、ソフトウェア１００
をＲＡＭ７３へ移動する。
【００１５】図２に示す基地局２１と端末局２２、端末
局２３からなるソフトウェア無線システムにおいて、端
末局２２が無線を介して基地局２１からソフトウェアを
ダウンロードし更新する他の例を説明する。本例で、ダ
ウンロード専用チャンネルは選択しうる通信モードでの
利用周波数以外の周波数で、選択しうる通信モードと独
立に通信を行うとする。選択しうる通信モードは、モー
ド１、モード２、．．．、モードｎのｎ種あるとする。
図６にダウンロード専用チャネルの構成を示す。本処理
はベースバンドでＲＯＭ５２もしくはＲＯＭ７２に保持
したソフトウェアをそれぞれ制御部６５とＤＳＰ５１も
しくは制御部８５とＤＳＰ７１で実行することによって
行われる。ダウンロードするソフトウェア１００が有線
系２０より基地局２１の入出力インターフェース、I/O
IF５５を経由してＤａｔａ ＲＡＭ５４に格納される。
局２３からなるソフトウェア無線システムにおいて、端
末局２２が無線を介して基地局２１からソフトウェアを
ダウンロードし更新する他の例を説明する。本例で、ダ
ウンロード専用チャンネルは選択しうる通信モードでの
利用周波数以外の周波数で、選択しうる通信モードと独
立に通信を行うとする。選択しうる通信モードは、モー
ド１、モード２、．．．、モードｎのｎ種あるとする。
図６にダウンロード専用チャネルの構成を示す。本処理
はベースバンドでＲＯＭ５２もしくはＲＯＭ７２に保持
したソフトウェアをそれぞれ制御部６５とＤＳＰ５１も
しくは制御部８５とＤＳＰ７１で実行することによって
行われる。ダウンロードするソフトウェア１００が有線
系２０より基地局２１の入出力インターフェース、I/O
IF５５を経由してＤａｔａ ＲＡＭ５４に格納される。
【００１６】ソフトウェア２００がモードi(i=1,2,...,
n)のソフトウェアとする。基地局２１はモードiのソフ
トウェアが実行されている場合は実行を止め、ＲＡＭ５
３のモードiのソフトウェアを消去し、Ｄａｔａ ＲＡＭ
５４に格納されたソフトウェアソフトウェア２００をＲ
ＡＭ５３へ移動して実行する。モードiのソフトウェア
が実行されていない場合は、ＲＡＭ５３のモードiのソ
フトウェアを消去し、ソフトウェア２００をＲＡＭ５３
へ移動する。さらに以下の手順でソフトウェア２００を
端末局２２へダウンロードし更新する。
n)のソフトウェアとする。基地局２１はモードiのソフ
トウェアが実行されている場合は実行を止め、ＲＡＭ５
３のモードiのソフトウェアを消去し、Ｄａｔａ ＲＡＭ
５４に格納されたソフトウェアソフトウェア２００をＲ
ＡＭ５３へ移動して実行する。モードiのソフトウェア
が実行されていない場合は、ＲＡＭ５３のモードiのソ
フトウェアを消去し、ソフトウェア２００をＲＡＭ５３
へ移動する。さらに以下の手順でソフトウェア２００を
端末局２２へダウンロードし更新する。
【００１７】パディングＰＡＤ２０１とＰＡＤ２０１の
長さ情報ＬＥＮ２０２を付加する。２００、２０２、２
０３に対して巡回冗長符号ＣＲＣ２０４を計算して付加
してＰＤＵ２０１を構成し、ＰＤＵ２０１を固定長の情
報２０５、２０６、...、２０７に分割する。ここで、
ＰＡＤ２０１の長さを調節して、モードによらずＰＤＵ
長が一定になるようにする。情報１０５にヘッダ２０
８、トレイラー２１０を付加し、情報２０６にヘッダ２
１１、トレイラー２１３を付加し、情報２０７にヘッダ
２１４、トレイラー２１６を付加する。ヘッダ２０８、
２１１、２１４は、同期語ＰＲＥ２１５とソフトウェア
の通信モードを指示するＭＯＤ２１７とソフトウェアの
版を指示するＶＥＲ２１８と２００を分割した固定長情
報の順番を示すＳＥＱ２１９と固定長情報のソフトウェ
ア２００における位置が先頭か後尾か前後に継続するか
を示すＬＯＣ２２０と基地局２１の識別子２２１からな
る。トレーラー２１０、２１３、２１６はそれぞれヘッ
ダ２０８のＭＯＤ２１７とＶＥＲ２１８とＳＥＱ２１９
とＬＯＣ２２０と固定長の情報２０５、ヘッダ２１１の
ＭＯＤ２１７とＶＥＲ２１８とＳＥＱ２１９とＬＯＣ２
２０と固定長の情報２０６、ヘッダ２１４のＭＯＤ２１
７とＶＥＲ２１８とＳＥＱ２１９とＬＯＣ２２０と固定
長の情報２０７に対する誤り訂正符号２２２からなる。
構成した無線パケットをＤａｔａ ＲＡＭ５４に格納す
る。制御部６６はＲＯＭ５２に格納されたソフトウェア
を用いてアンテナ部３１、ＲＦ６２、ＩＦ６１、D/A６
０、A/D５９のダウンロード専用チャンネルの設定を行
い、一定周期ｆにフレーム先頭を示す特定情報２３０、
２３３、...、２３８を送信する。端末局２２が２２
９、２３２、...、２３７でモードを指定してダウンロ
ードを要求し、基地局２１がそれぞれ２３１、２３
４、...、２３９にソフトウェアを送信する。図６では
２３７に端末局２２から要求があり２３９に基地局がモ
ードiのソフトウェアを送信する。基地局２２は要求の
あったソフトウェアの無線パケットをデジタル/アナロ
グ変換器D/A６０に入力しアナログ信号に変換する。さ
らにＩＦ６１において中間周波数で処理しＲＦ６２にお
いてダウンロード専用チャンネルの無線周波数にアップ
コンバートして処理を行い、アンテナ部３１より送信す
る。
長さ情報ＬＥＮ２０２を付加する。２００、２０２、２
０３に対して巡回冗長符号ＣＲＣ２０４を計算して付加
してＰＤＵ２０１を構成し、ＰＤＵ２０１を固定長の情
報２０５、２０６、...、２０７に分割する。ここで、
ＰＡＤ２０１の長さを調節して、モードによらずＰＤＵ
長が一定になるようにする。情報１０５にヘッダ２０
８、トレイラー２１０を付加し、情報２０６にヘッダ２
１１、トレイラー２１３を付加し、情報２０７にヘッダ
２１４、トレイラー２１６を付加する。ヘッダ２０８、
２１１、２１４は、同期語ＰＲＥ２１５とソフトウェア
の通信モードを指示するＭＯＤ２１７とソフトウェアの
版を指示するＶＥＲ２１８と２００を分割した固定長情
報の順番を示すＳＥＱ２１９と固定長情報のソフトウェ
ア２００における位置が先頭か後尾か前後に継続するか
を示すＬＯＣ２２０と基地局２１の識別子２２１からな
る。トレーラー２１０、２１３、２１６はそれぞれヘッ
ダ２０８のＭＯＤ２１７とＶＥＲ２１８とＳＥＱ２１９
とＬＯＣ２２０と固定長の情報２０５、ヘッダ２１１の
ＭＯＤ２１７とＶＥＲ２１８とＳＥＱ２１９とＬＯＣ２
２０と固定長の情報２０６、ヘッダ２１４のＭＯＤ２１
７とＶＥＲ２１８とＳＥＱ２１９とＬＯＣ２２０と固定
長の情報２０７に対する誤り訂正符号２２２からなる。
構成した無線パケットをＤａｔａ ＲＡＭ５４に格納す
る。制御部６６はＲＯＭ５２に格納されたソフトウェア
を用いてアンテナ部３１、ＲＦ６２、ＩＦ６１、D/A６
０、A/D５９のダウンロード専用チャンネルの設定を行
い、一定周期ｆにフレーム先頭を示す特定情報２３０、
２３３、...、２３８を送信する。端末局２２が２２
９、２３２、...、２３７でモードを指定してダウンロ
ードを要求し、基地局２１がそれぞれ２３１、２３
４、...、２３９にソフトウェアを送信する。図６では
２３７に端末局２２から要求があり２３９に基地局がモ
ードiのソフトウェアを送信する。基地局２２は要求の
あったソフトウェアの無線パケットをデジタル/アナロ
グ変換器D/A６０に入力しアナログ信号に変換する。さ
らにＩＦ６１において中間周波数で処理しＲＦ６２にお
いてダウンロード専用チャンネルの無線周波数にアップ
コンバートして処理を行い、アンテナ部３１より送信す
る。
【００１８】端末局２２において、ユーザーがＵＩ８６
を通して制御部８６にモードiのソフトウェアのダウン
ロードを要求する。制御部８６はＲＯＭ７２のソフトウ
ェアを用いてアンテナ部３２、ＲＦ８２、ＩＦ８１、D/
A８０、A/D７９のダウンロード専用チャンネルの設定を
行い、アンテナ部８２で受信したアナログ信号をＲＦ８
２においてダウンロード専用チャンネルの無線周波数で
増幅やろ波等の処理し、ＩＦ８１において中間周波数に
ダウンコンバートしA/D８９でデジタル信号に変換しベ
ースバンド信号処理を行う。端末局２２は周期ｆでフレ
ーム先頭を示す特定情報２３０、２３３、...、２３８
を受信して基地局２１と同期し、モードiのダウンロー
ド要求２３７を送信する。
を通して制御部８６にモードiのソフトウェアのダウン
ロードを要求する。制御部８６はＲＯＭ７２のソフトウ
ェアを用いてアンテナ部３２、ＲＦ８２、ＩＦ８１、D/
A８０、A/D７９のダウンロード専用チャンネルの設定を
行い、アンテナ部８２で受信したアナログ信号をＲＦ８
２においてダウンロード専用チャンネルの無線周波数で
増幅やろ波等の処理し、ＩＦ８１において中間周波数に
ダウンコンバートしA/D８９でデジタル信号に変換しベ
ースバンド信号処理を行う。端末局２２は周期ｆでフレ
ーム先頭を示す特定情報２３０、２３３、...、２３８
を受信して基地局２１と同期し、モードiのダウンロー
ド要求２３７を送信する。
【００１９】端末局２２は同期語２１５を用いて無線パ
ケットの同期をとり、ＦＥＣ２２２を用いて誤り訂正を
行い、誤りが訂正仕切れない無線パケットを廃棄する。
ＭＯＤ２１７のモードとＶＥＲ２１８のソフトウェア版
をＲＡＭ７３に格納されている対応するモードのソフト
ウェアの版と比較し、ＲＡＭ７３に格納されている対応
するモードのソフトウェアの版と同じか古い場合には無
線パケットを廃棄する。ＳＥＱ２１９、ＬＯＣ２２０を
参照してＰＤＵ２０１を組み立て、ＣＲＣ２０４のチェ
ックを行い誤りがあればＰＤＵ２０１を廃棄する。ＬＥ
Ｎ２０３に示された長さのＰＡＤ２０２を除き、ソフト
ウェア２００を得る。端末局２２においてモードiのソ
フトウェアが実行されている場合は実行を終了し、ＲＡ
Ｍ７３のモードiのソフトウェアを消去し、ソフトウェ
ア２００をＲＡＭ７３へ移動して実行する。モードiの
ソフトウェアが実行されていない場合は、ＲＡＭ７３の
モードiのソフトウェアを消去し、ソフトウェア１００
をＲＡＭ７３へ移動する。
ケットの同期をとり、ＦＥＣ２２２を用いて誤り訂正を
行い、誤りが訂正仕切れない無線パケットを廃棄する。
ＭＯＤ２１７のモードとＶＥＲ２１８のソフトウェア版
をＲＡＭ７３に格納されている対応するモードのソフト
ウェアの版と比較し、ＲＡＭ７３に格納されている対応
するモードのソフトウェアの版と同じか古い場合には無
線パケットを廃棄する。ＳＥＱ２１９、ＬＯＣ２２０を
参照してＰＤＵ２０１を組み立て、ＣＲＣ２０４のチェ
ックを行い誤りがあればＰＤＵ２０１を廃棄する。ＬＥ
Ｎ２０３に示された長さのＰＡＤ２０２を除き、ソフト
ウェア２００を得る。端末局２２においてモードiのソ
フトウェアが実行されている場合は実行を終了し、ＲＡ
Ｍ７３のモードiのソフトウェアを消去し、ソフトウェ
ア２００をＲＡＭ７３へ移動して実行する。モードiの
ソフトウェアが実行されていない場合は、ＲＡＭ７３の
モードiのソフトウェアを消去し、ソフトウェア１００
をＲＡＭ７３へ移動する。
【００２０】基地局２１、または端末局２２でソフトウ
ェアを更新するときにはソフトウェアの実行を終了する
必要があり、サービスが一時中断することになる。シス
テム運用者がアップデート時刻をユーザーに予告する、
ユーザーの少ないときにアップデート時刻を選ぶ等の運
用面での対応が考えられる。
ェアを更新するときにはソフトウェアの実行を終了する
必要があり、サービスが一時中断することになる。シス
テム運用者がアップデート時刻をユーザーに予告する、
ユーザーの少ないときにアップデート時刻を選ぶ等の運
用面での対応が考えられる。
【００２１】
【発明の効果】ある無線局がシステムの通信範囲外にあ
ったときや電源投入されていない間にソフトウェアの更
新が行われた場合でも、該無線局がそれぞれ通信範囲内
に戻ったりや電源投入されたりして再び通信できる状態
に復帰したときには、本発明の無線ソフトウェアのダウ
ンロードを専門に行う通信チャンネルを介してソフトウ
ェアのダウンロードが可能である。またダウンロード専
用の無線チャンネルの無線通信処理を行うソフトウェア
とダウンロード専用の無線チャンネル以外の無線通信処
理を行うソフトウェアを分離し、ダウンロード専用の無
線チャンネル以外の無線通信プロトコルのみを変更する
ので、本発明の無線ソフトウェアのダウンロードを専門
に行う通信チャンネルが新旧ソフトウェアのプロトコル
の違いにより通信不能になる事態は発生しない。
ったときや電源投入されていない間にソフトウェアの更
新が行われた場合でも、該無線局がそれぞれ通信範囲内
に戻ったりや電源投入されたりして再び通信できる状態
に復帰したときには、本発明の無線ソフトウェアのダウ
ンロードを専門に行う通信チャンネルを介してソフトウ
ェアのダウンロードが可能である。またダウンロード専
用の無線チャンネルの無線通信処理を行うソフトウェア
とダウンロード専用の無線チャンネル以外の無線通信処
理を行うソフトウェアを分離し、ダウンロード専用の無
線チャンネル以外の無線通信プロトコルのみを変更する
ので、本発明の無線ソフトウェアのダウンロードを専門
に行う通信チャンネルが新旧ソフトウェアのプロトコル
の違いにより通信不能になる事態は発生しない。
【００２２】さらに、本発明はダウンロードを専門に行
う通信チャンネルによってユーザーが選択可能な通信モ
ード全てのソフトウェアのダウンロードを行うため、あ
るユーザーが該通信モード以外で使用している間に該モ
ードのソフトウェアの更新が行われた場合でも、その後
該ユーザーが該モードに切り替えたときに新旧ソフトウ
ェアのプロトコルの違いにより通信不能になるという事
態は発生せずシステム全体のソフトウェアの更新が出来
る。
う通信チャンネルによってユーザーが選択可能な通信モ
ード全てのソフトウェアのダウンロードを行うため、あ
るユーザーが該通信モード以外で使用している間に該モ
ードのソフトウェアの更新が行われた場合でも、その後
該ユーザーが該モードに切り替えたときに新旧ソフトウ
ェアのプロトコルの違いにより通信不能になるという事
態は発生せずシステム全体のソフトウェアの更新が出来
る。
【図１】本発明のダウンロード方法を示す図である。
【図２】ソフトウェア無線システムを示す図である。
【図３】基地局の構成を示す図である。
【図４】端末局の構成を示す図である。
【図５】ダウンロード専用チャネルの構成を示す図であ
る。
る。
【図６】ダウンロード専用チャネルの構成を示す図であ
る。
る。
２０：有線系、２１：基地局、２２、２３：端末局、３
１、３２、３３：アンテナ部、１０５、１０６、１０
７：ＰＤＵ１０１を固定長に分割した部分、１３０：モ
ードｎのソフトウェアを格納した無線パケット、１３
１：モード１のソフトウェアを格納した無線パケット、
１３２：モード２のソフトウェアを格納した無線パケッ
ト、１３３：モード１のソフトウェアを格納した無線パ
ケット、１３４：モード１のソフトウェアを格納した無
線パケット。２０５、２０６、２０７：ＰＤＵ２０１を
固定長に分割した部分、２２９、２３２、２３７：端末
局からのダウンロード要求、２３０、２３３、２３８：
フレーム先頭を示す特定情報、２３１、２３４、２３
９：ソフトウェアを格納した無線パケット。
１、３２、３３：アンテナ部、１０５、１０６、１０
７：ＰＤＵ１０１を固定長に分割した部分、１３０：モ
ードｎのソフトウェアを格納した無線パケット、１３
１：モード１のソフトウェアを格納した無線パケット、
１３２：モード２のソフトウェアを格納した無線パケッ
ト、１３３：モード１のソフトウェアを格納した無線パ
ケット、１３４：モード１のソフトウェアを格納した無
線パケット。２０５、２０６、２０７：ＰＤＵ２０１を
固定長に分割した部分、２２９、２３２、２３７：端末
局からのダウンロード要求、２３０、２３３、２３８：
フレーム先頭を示す特定情報、２３１、２３４、２３
９：ソフトウェアを格納した無線パケット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石藤 智昭 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 Ｆターム(参考） 5K067 AA13 BB02 EE02 EE10 EE16 FF17 GG01 HH23 JJ11 KK13 KK15
Claims (7)
- 【請求項１】無線局の無線通信処理においてアナログ信
号をディジタル化してソフトウェアで行い、該無線通信
処理の機能の追加及び変更を該無線局上で実行するソフ
トウェアの更新で行い、かつ無線を介したダウンロード
によって該ソフトウェアの更新を行うダウンロード方法
で、該ダウンロード専用の無線チャンネルを設け、かつ
該ダウンロード専用の無線チャンネルの無線通信処理の
ソフトウェアと該ダウンロード専用の無線チャンネル以
外の無線通信処理ソフトウェアを分離し、該ダウンロー
ドによって該ダウンロード専用の無線チャンネル以外の
無線通信処理のソフトウェアを更新することを特徴とす
るダウンロード方法。 - 【請求項２】無線局の無線通信処理においてアナログ信
号をディジタル化してソフトウェアで行い、該無線通信
処理の機能の追加及び変更を該無線局上で実行するソフ
トウェアの更新で行い、かつ無線を介したダウンロード
によって該ソフトウェアの更新を行うダウンロード方法
で、該ダウンロード専用の無線チャンネルを設け、かつ
該ダウンロード専用の無線チャンネルの無線通信処理の
ソフトウェアと該ダウンロード専用の無線チャンネル以
外の無線通信処理ソフトウェアを分離し、該ダウンロー
ドによって該ダウンロード専用の無線チャンネル以外の
無線通信処理のソフトウェアを更新し、該ダウンロード
専用の無線チャンネルを通して選択しうる全ての通信モ
ードのソフトウェアをダウンロードすることを特徴とす
るダウンロード方法。 - 【請求項３】ダウンロードするソフトウェアを保持する
無線局と該無線局から該ソフトウェアを無線でダウンロ
ードして更新する無線局からなるシステムで、前記無線
局からソフトウェアをダウンロードして更新する無線局
は、アナログ信号をディジタル化するアナログディジタ
ル変換機と、ディジタル信号をアナログ化するディジタ
ルアナログ変換機と、該ディジタルアナログ変換機から
出力されるディジタル信号を処理するDSPと、該DSPで行
う処理を定義するソフトウェアと、該ソフトウェアを保
持する記憶装置と、無線局のハードウェアを設定する制
御部と無線局のハードウェアの設定を定義するソフトウ
ェアと該ソフトウェアを保持する記憶装置を備え、該DS
Pで行う処理を定義するソフトウェアと該無線局のハー
ドウェアの設定を定義するソフトウェアにおいて、ダウ
ンロードの処理手順を定義する部分およびダウンロード
を行うハードウェアの設定を定義する部分が分離され、
前記ダウンロードの処理手順を定義する部分およびダウ
ンロードを行うハードウェアの設定を定義する部分以外
のソフトウェアを、前記ダウンロードの処理手順を定義
する部分およびダウンロードを行うハードウェアの設定
を定義する部分のソフトウェアで定義されるダウンロー
ド専用の無線チャンネルによってダウンロードし、更新
する手段を備け、該ダウンロードするソフトウェアを保
持する無線局に前記ダウンロード専用の無線チャンネル
によって、前記ダウンロードの処理手順を定義する部分
およびダウンロードを行うハードウェアの設定を定義す
る部分以外のソフトウェアを送信する手段を設けること
を特徴とするソフトウェア無線システム。 - 【請求項４】ダウンロードするソフトウェアを保持する
無線局と該無線局から該ソフトウェアを無線でダウンロ
ードして更新する無線局からなるシステムで、前記無線
局からソフトウェアをダウンロードして更新する無線局
は、アナログ信号をディジタル化するアナログディジタ
ル変換機と、ディジタル信号をアナログ化するディジタ
ルアナログ変換機と、該ディジタルアナログ変換機から
出力されるディジタル信号を処理するDSPと、該DSPで行
う処理を定義するソフトウェアと、該ソフトウェアを保
持する記憶装置と、無線局のハードウェアを設定する制
御部と無線局のハードウェアの設定を定義するソフトウ
ェアと該ソフトウェアを保持する記憶装置を備え、該DS
Pで行う処理を定義するソフトウェアと該無線局のハー
ドウェアの設定を定義するソフトウェアにおいて、ダウ
ンロードの処理手順を定義する部分およびダウンロード
を行うハードウェアの設定を定義する部分が分離され、
前記ダウンロードの処理手順を定義する部分およびダウ
ンロードを行うハードウェアの設定を定義する部分以外
の選択しうる全ての通信モードのソフトウェアを、前記
ダウンロードの処理手順を定義する部分およびダウンロ
ードを行うハードウェアの設定を定義する部分のソフト
ウェアで定義されるダウンロード専用の無線チャンネル
によって受信して更新する手段を備け、該ダウンロード
するソフトウェアを保持する無線局に前記ダウンロード
専用の無線チャンネルによって、前記ダウンロードの処
理手順を定義する部分およびダウンロードを行うハード
ウェアの設定を定義する部分以外の選択しうる全ての通
信モードのソフトウェアを送信する手段を設けることを
特徴とするソフトウェア無線システム。 - 【請求項５】無線局の無線通信処理の機能の追加又は変
更を該無線局上で実行するソフトウェアの更新を行う際
に、上記無線通信処理に関する無線チャネルとは異なる
無線チャネルを介して上記ソフトウェアをダウンロード
することを特徴とするダウンロード方法。 - 【請求項６】無線局の無線通信処理の機能の追加又は変
更を行うソフトウェアを無線チャネルを介して上記無線
局に送信する際に、上記ソフトウェアの実行によって行
われる無線通信処理に関する無線チャネルとは異なる無
線チャネルを上記送信のために割り当てることを特徴と
するソフトウェア無線システム。 - 【請求項７】請求項６において、無線通信処理に関する
ソフトウェア送信の専用チャネルを有することを特徴と
するソフトウェア無線システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11132333A JP2000324043A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | ダウンロード方法及びソフトウェア無線システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11132333A JP2000324043A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | ダウンロード方法及びソフトウェア無線システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000324043A true JP2000324043A (ja) | 2000-11-24 |
| JP2000324043A5 JP2000324043A5 (ja) | 2005-01-06 |
Family
ID=15078881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11132333A Pending JP2000324043A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | ダウンロード方法及びソフトウェア無線システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000324043A (ja) |
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