JP2000323786A - 信号光の波形整形のための方法、装置及びシステム - Google Patents
信号光の波形整形のための方法、装置及びシステムInfo
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Abstract
置及びシステムに関し、信号光のビットレートやパルス
形状に依存しない新規な波形整形のための技術を提供す
ることを主な課題としている。 【解決手段】 本発明による信号光の波形整形のための
装置は、レーザ発振可能な波長の範囲として定義される
阻止帯域を有する分布帰還(DFB)レーザ2と、DF
Bレーザが阻止帯域に含まれる第1の波長でレーザ発振
するようにDFBレーザに駆動電流を供給する駆動回路
とを備えている。阻止帯域に含まれない第2の波長を有
する信号光がDFBレーザに入力する。信号光がハイレ
ベル及びローレベルを有する光パルスによって提供され
ている場合、信号光のパワーを適切に設定することによ
って、信号光のハイレベルでの振幅揺らぎを効果的に抑
圧することができる。
Description
のための方法、装置及びシステムに関する。
テムにおいては、伝送路損失や分岐損失等による信号パ
ワーの低下を、エルビウムドープファイバ増幅器(ED
FA)等の光増幅器を用いて補償している。光増幅器は
アナログ増幅器であり、信号を線形増幅するものであ
る。この種の光増幅器においては、増幅に伴って発生す
る自然放出光(ASE)雑音の付加により信号対雑音比
(S/N比)が低下する為、中継数ひいては伝送距離に
限界が生じる。また、光ファイバの持つ波長分散やファ
イバ内の非線形光学効果による波形劣化も伝送限界を与
える要因である。こうした限界を打破するためには、信
号をデジタル的に処理する再生中継器が必要であり、そ
の実現が望まれている。特に、全ての処理を光レベルに
おいて行う全光再生中継器は、信号のビットレートやパ
ルス形状等に依存しないトランスペアレントな動作を実
現する上で重要である。
又はリアンプリフィケーション(Reamplific
ation)と、タイミング再生又はリタイミング(R
etiming)と、波形整形又はリシェイピング(R
eshaping)とである。本発明はこれらのうち特
にリシェイピング機能に着目して、飽和動作状態の分布
帰還(DFB)レーザを用いて簡単な構成の超高速波形
整形装置を提供するものである。
入力信号光をフォトダイオード等の受光器により一旦電
気信号に変換し、この電気信号をロジック回路を用いて
電気的に波形整形処理した後、この信号でレーザ光を変
調するようにしたOEタイプの波形整形器である。OE
タイプの波形整形器は従来の光通信システムにおいて再
生中継器に用いられている。しかし、OEタイプの波形
整形器の動作速度は信号処理のための電子回路によって
制限されるので、再生中継器の入力信号のビットレート
が低いレートで固定されてしまうという問題がある。
の波形整形器としては、波長変換を伴う非線形ループミ
ラー(NOLM)やマイケルソン型或いはマッハツェン
ダ型の干渉系構成の非線形スイッチ、更には過飽和吸収
体によるスイッチ等が多数提案されている(関連技術に
関しては特願平10−176316号参照)。
光のビットレートやパルス形状等に依存しない新規な波
形整形のための方法、装置及びシステムを提供すること
である。本発明の他の目的は以下の説明から明らかにな
る。
ると、信号光の波形整形の為の方法が提供される。この
方法では、まず、レーザ発振可能な波長の範囲として定
義される阻止帯域を有する分布帰還(DFB)レーザが
提供される。DFBレーザは、阻止帯域に含まれる第1
の波長でレーザ発振するように駆動される。阻止帯域に
含まれない第2の波長を有する信号光がDFBレーザに
入力する。
ザに一定の駆動電流を供給することによって行われる。
ベルを有する光パルスによって提供される。この場合、
本発明の適用によって、信号光のハイレベルでの振幅揺
らぎがDFBレーザ内で抑圧される。この抑圧効果は、
DFBレーザに入力する信号光のパワー等の調節によっ
て最適化され得る。
整形の為に光/電気変換或いは電気/光変換が不要であ
るので、信号光のビットレートやパルス形状等に依存し
ない新規な波形整形のための方法の提供が可能になる。
波長を有する制御光がDFBレーザに入力される。制御
光は例えば実質的に一定のパワーを有している。制御光
の入力により、信号光のローレベルでの雑音の過剰な増
加が抑圧される。この抑圧効果は、制御光のパワーの調
節等によって最適化され得る。
性を有している。出力飽和特性に基き信号光を波形整形
して得られた波形整形光がDFBレーザから出力され
る。
形整形のための方法が提供される。信号光は第1の信号
光と第2の信号光とに分けられる。第1の信号光は第1
の出力飽和特性を有する第1のDFBレーザに入力され
る。第2の信号光は第1の出力飽和特性と異なる第2の
出力飽和特性を有する第2のDFBレーザに入力され
る。第1の出力飽和特性に従って第1のDFBレーザか
ら出力された第1の波形整形光と、第2の出力飽和特性
に従って第2のDFBレーザから出力された第2の波形
整形光とが加え合わされる。
形整形光の差信号としての出力信号光が得られるよう
に、第1又は第2の波形整形光に位相シフトが与えられ
る。この位相シフトは、第1の波形整形光に生じた位相
シフトと第2の波形整形光に生じた位相シフトとの差が
π(又はπの奇数倍)になるように設定される。本発明
の第2の側面によると、出力信号光に関連してよりリジ
ッドな識別特性が得られる。
可能な波長の範囲として定義される阻止帯域を有するD
FBレーザと、DFBレーザが阻止帯域に含まれる第1
の波長でレーザ発振するようにDFBレーザに駆動電流
を供給する駆動回路とを備えた装置が提供される。阻止
帯域に含まれない第2の波長を有する信号光がDFBレ
ーザに入力する。
方法を実施するのに好適な装置の提供が可能になる。
2の光カプラと、第1及び第2のDFBレーザとを備え
た装置が提供される。第1の光カプラは信号光を第1の
信号光と第2の信号光とに分ける。第1の信号光と第2
の信号光はそれぞれ第1及び第2のDFBレーザに入力
される。第1及び第2のDFBレーザはそれぞれ第1及
び第2の出力飽和特性を有しており、第1及び第2の出
力飽和特性は異なる。第2の光カプラは、第1の出力飽
和特性に従って第1のDFBレーザから出力された第1
の波形整形光と、第2の出力飽和特性に従って第2のD
FBレーザから出力された第2の波形整形光とを加え合
せる。
波形整形器、クロック再生器および光リタイミング器を
備えた装置が提供される。光分岐部は信号光を第1の信
号光と第2の信号光とに分ける。波形整形器は第1の信
号光を受け受けた第1の信号光を波形整形して波形整形
光を出力する。クロック再生器は第2の信号光を受け受
けた第2の信号光に基きクロックパルスを再生する。光
リタイミング器は、波形整形光及びクロックパルスを受
け、クロックパルスに基き波形整形光のタイミングを補
正して得られた再生信号光を出力する。波形整形器は本
発明の第3又は第4の側面による装置によって提供され
得る。
が導入されるリングレーザを含む。この場合、第2の信
号光に基くリングレーザのモードロックによりクロック
パルスが再生され得る。
含む。
送する光ファイバ伝送路と、光ファイバ伝送路に沿って
設けられた少なくとも一つの光中継器とを備えたシステ
ムが提供される。少なくとも一つの光中継器の各々は、
本発明の第3、第4又は第5の側面による装置によって
提供され得る。
送する光ファイバ伝送路と、光ファイバ伝送路の出力端
に接続された光受信機とを備えたシステムが提供され
る。光受信機は、本発明の第3、第4又は第5の側面に
よる装置を含むことができる。
過するようにカスケード接続された複数のDFBレーザ
を備えた装置が提供される。各DFBレーザはレーザ発
振可能な波長の範囲として定義される阻止帯域を有して
いる。各DFBレーザは阻止帯域に含まれる第1の波長
でレーザ発振するように駆動される。信号光は阻止帯域
に含まれない第2の波長を有している。
性を有するDFBレーザを提供するステップを含む方法
が提供される。信号光がDFBレーザに入力される。そ
の結果、出力飽和特性に基き信号光を波形整形して得ら
れた波形整形光がDFBレーザから出力される。
ザ発振するDFBレーザを提供するステップを含む方法
が提供される。第1の波長と異なる第2の波長を有する
信号光がDFBレーザに入力される。信号光のパワー
は、DFBレーザ内で信号光が波形整形されるように調
節される。
DFBレーザが第1の波長でレーザ発振するようにDF
Bレーザに駆動電流を供給する駆動回路とを備えた装置
が提供される。第1の波長と異なる第2の波長を有する
信号光がDFBレーザに入力される。信号光のパワー
は、DFBレーザ内で信号光が波形整形されるように調
節される。
ーザが単一モードでレーザ発振することを用いて、レー
ザ発振状態にあるDFBレーザにそのレーザ発振波長と
異なる波長を有する信号光を入力することで、信号光の
波形整形を行っている。しかしながら、本発明は、DF
Bレーザに限定されずそれ以外のレーザ、例えばレーザ
ダイオード(或いは半導体レーザ)を用いて実施するこ
ともできる。即ち、レーザがレーザ発振しており、その
レーザにレーザ発振波長とは異なる波長を有する光パル
ス或いは信号光が入力したときに、その光パルス或いは
信号光に対する波形整形効果が得られるものである。例
えば、ファブリペロ型のレーザダイオードのようにマル
チモードで発振するレーザにおいては、複数のレーザ発
振波長があるので、波形整形されるべき信号光はこれら
のレーザ発振波長とは異なる波長を有する。
レーザダイオードに対しレーザ光を発光する状態まで電
流を供給し、レーザダイオードが出力する光の波長と異
なる光をレーザダイオードに入射させることで光波形整
形を行う方法が提供される。
ーザダイオードと、レーザダイオードにレーザ光を発光
する状態まで電流を供給する電流供給手段と、レーザダ
イオードが出力する光の波長と異なる光をレーザダイオ
ードに入射する光入力手段とを有する光波形整形装置が
提供される。
の望ましい実施の形態を詳細に説明する。
る。本発明による方法は、レーザ発振可能な波長の範囲
として定義される阻止帯域(ストップバンド)を有する
分布帰還(DFB)レーザとしてのDFBレーザダイオ
ード(DFB−LD)2を提供することを含む。阻止帯
域の幅は例えば0.5乃至1.0nmである。DFB−
LD2は阻止帯域に含まれる第1の波長λ0でレーザ発
振するように駆動される。発振の結果得られた発振レー
ザ光はDFB−LD2から出力される。発振レーザ光は
一般的には連続波(CW)光である。発振状態にあるD
FB−LD2は、クランプされた一定の利得を発振レー
ザ光に関して有している。この発振状態にあるDFB−
LD2に、阻止帯域に含まれない第2の波長λSを有す
る信号光が入力される。入力信号光はDFB−LD2内
で波形整形され、その結果得られた波形整形光がDFB
−LD2から出力される。波形整形光は第2の波長λS
を有している。
一定の駆動電流(バイアス電流)を供給することにより
行われ得るが、本発明はこれに限定されず、光ポンピン
グ等の他の方法によりDFBレーザが駆動されてもよ
い。
の駆動電流を一定値に設定すれば、レーザ発振及び信号
増幅に寄与するキャリア総数は一定であり、DFB−L
D2から出力される総フォトン数も一定となる。従っ
て、光パルスとして与えられる信号光をDFB−LDに
外部から入射すると、パルスのピーク付近では立ち上が
り及び立下り付近に比べてフォトン数が多くなるため、
利得飽和が強くなるという効果が生じる。この効果を用
いると、図1に示されるように、振幅揺らぎを持った信
号光のパルスのピーク付近の振幅揺らぎを抑圧すること
が出来、振幅揺らぎの少ない波形整形光を得ることが出
来る。
出力飽和特性を有するDFBレーザが用いられ、出力飽
和特性に基き信号光を波形整形して得られた波形整形光
がDFBレーザから出力される。
数の光増幅器を用いた多中継伝送システム等において、
ASEの累積による振幅雑音の累積を抑圧することも可
能である。ASEの累積による波形劣化は、おもに信号
/ASEビート雑音によるものであり、波形劣化は信号
パルスのピーク付近で最も顕著となる。従って、本発明
を適用することにより、このような波形劣化を有効に補
償することが出来る。
度変化に対する応答は数十ps以下の高速応答となるか
ら、数十ps程度或いはそれよりも短いパルス幅を有す
る短パルス、或いは数十〜百Gb/s程度の超高速信号
に対しても、本発明により波形整形が可能である。より
特定的には次の通りである。
は、吸収回復時間或いはキャリア密度変動の速度制限
(通常数GHz)の為に入力信号光の速度(変調速度或
いはビットレート)が制限され、制限速度以上の信号に
対しては、波形歪みが付加される。これに対して、利得
クランプ状態のレーザにおいては、誘導放出によって過
剰なキャリアを活性層で再結合させるため、吸収回復時
間を短くすることが可能である。十分な飽和状態におい
ては、数十ps以下の光速応答となるので、上述のよう
に超高速な信号に対しても波形整形が可能になるもので
ある。
トレートやパルス形状に依存せずに信号光の波形整形を
行うことが出来るようになる。
入出力特性の例を示すグラフである。より特定的には、
図2の(A)及び(B)の各々には、図1に示されるD
FB−LD2における信号光の入力パワーPS-inと波形
整形光の出力パワーPS-out との関係の例が実線で示さ
れている。破線で示される特性については後述する。
S-inが閾値Pthに等しいかそれよりも小さい場合には、
入力パワーPS-inに比例して出力パワーPS-outは増加
し、また、入力パワーPS-inが閾値Pthよりも大きい場
合には、出力パワーPS-outは飽和出力パワーPsatで一
定である。一定の飽和出力パワーPsatが得られる理由
は、入力パワーPS-inが閾値Pthに達するとレーザ発振
が停止し、それよりも大きな入力パワーでは利得が飽和
して出力パワーが一定になるところにある。従って、信
号光がハイレベル及びローレベルを有する光パルスによ
って与えられている場合には、例えば、ローレベルを零
レベルに設定し、且つ、ハイレベルを閾値Pthよりも大
きな値に設定することによって、信号光のハイレベルで
の振幅揺らぎはDFB−LD2内で有効に抑圧され得
る。
号光のハイレベルでの振幅揺らぎがDFB−LD2内で
抑圧されるように信号光のパワーが調節される。しか
し、本発明はこれに限定されず、信号光のハイレベルが
閾値Pthよりも小さな値に設定されても良い。なぜなら
ば、DFBレーザの動的特性等によっては、閾値よりも
小さな入力パワーに対しても出力パワーが飽和する傾向
にある場合があるからである。
に示されるように、入力パワーPS- inが閾値Pthに達し
てレーザ発振が停止したときに、その分信号光の利得が
急激に増加する特性が得られる場合がある。閾値Pthは
発振レーザ光のパワーとほぼ等しいので、利得は例えば
約3dB増加する。この場合閾値Pthよりも大きな入力
パワーの範囲における入出力特性は所謂デジタル識別器
のそれにより近いものとなり、ハイレベルにおける振幅
揺らぎは効果的に抑圧される。
形態を示すブロック図である。この波形整形器は、本発
明に従って出力飽和特性を提供可能なDFB−LD2
と、DFB−LD2が波長λ0でレーザ発振するように
DFB−LD2に一定の或いは制御された駆動電流(バ
イアス電流)を供給する駆動回路4とを備えている。前
述した原理に従ってそのパワーが最適値に調節された波
長λSの信号光がDFB−LD2に供給され、DFB−
LD2内でその出力飽和特性に基き信号光を波形整形し
て得られた波長λSの波形整形光がDFB−LD2から
出力される。
信号光を伝送する光ファイバと、その光ファイバの出力
端とDFB−LD2の第一端とを光学的に結合するため
のレンズとを使用し得る。また、DFB−LD2から出
力された波形整形光を有効に使用するために、波形整形
光が導入されるべき光ファイバと、その光ファイバの入
力端とDFB−LD2の第2端とを光学的に結合するレ
ンズとが使用され得る。各レンズは、各ファイバの先端
を加熱することにより各ファイバと一体に形成され得
る。
可能な波長の範囲として定義されるので、発振レーザ光
の波長λ0は阻止帯域に含まれている。信号光の波長λS
は阻止帯域に含まれないことのみによって限定される。
例えば、DFB−LD2のレーザ発振波長λ0が155
0.0nmであり、その阻止帯域が1549.5乃至1
550.5nmの範囲である場合、信号光の波長λSは
1547.0nmに設定される。
(制御光)をDFB−LD2に入力するプローブ光源6
を更に備えている点で特徴付けられる。プローブ光はD
FB−LD2の阻止帯域に含まれない第3の波長λPを
有している。波長λPは信号光の波長λSに一致するか否
かによって限定されないが、後段での信号処理を考慮す
ると、波長λPは波長λSとは異なることが望ましい。
てプローブ光が信号光と同じ向きに伝搬するがごとくプ
ローブ光がDFB−LD2の第一端に入力されている状
態が示されているが、DFB−LD2内においてプロー
ブ光が信号光と逆向きに伝搬するようにDFB−LD2
の第2端にプローブ光が入力されても良い。プローブ光
をDFB−LD2に信号光と同一光路で入力するため
に、ハーフミラーを用いて構成される光カプラ又はファ
イバ融着型の光カプラ若しくはWDM(波長分割多重)
カプラが使用され得る。
信号光のローレベルにおいて過剰なノイズの増加を抑え
ることができ、また、信号光のローレベルが連続する場
合に不所望なレーザ発振を防止して波形整形器の動作が
安定になる、という効果が生じる。プローブ光源6が用
いられていない場合、信号光のローレベルに累積するA
SE−ASEビート雑音や伝送波形歪みによるローレベ
ルの乱れを効果的に抑圧することが出来ないことがあ
る。又、信号光のハイレベル及びローレベルの変化に伴
ってDFB−LD2の発振状態と発振停止状態とが繰り
返されるので、波形整形器の動作が不安定になることが
ある。
ワーを有している。従って、信号光のローレベルにおい
ても一定のパワーのプローブ光がDFB−LD2に供給
されることとなり、上述した技術的効果が得られるもの
である。プローブ光のパワーは、例えば、信号光のロー
レベルでの雑音の増加を抑圧するように調節される。
形態を示す図である。この波形整形器は、導波路基板8
上に形成されたマッハツェンダ干渉器10を有してい
る。マッハツェンダ干渉器10は、信号光或いは信号光
およびプローブ光が入力されるべき入力ポート12と、
波形整形光を出力すべき出力ポート14と、入力ポート
12及び出力ポート14にそれぞれ光学的に接続された
Y分岐16及び18と、Y分岐16及び18間を光学的
に接続する光パス20及び22とを有している。
2(#1)が設けられており、光パス22の途中には第
2のDFB−LD2(#2)及び位相シフタ24が入力
ポート12から出力ポート14に向かってこの順に設け
られている。DFB−LD2(#1及び#2)にはそれ
ぞれ図示しない駆動回路から駆動電流(バイアス電流)
Ib1及びIb2が供給されており、それにより各LDは本
発明に従って出力飽和特性を有する。より特定的には、
駆動電流Ib1及びIb2が例えば異なる値に設定されて、
DFB−LD2(#1)は第1の出力飽和特性を有する
と共に、DFB−LD2(#2)は第1の出力飽和特性
と異なる第2の出力飽和特性を有する。
分岐16において第1の信号光と第2の信号光とに分け
られる。第1の信号光のパワーは一般的には第2の信号
光のパワーに実質的に等しい。第1の信号光は、光パス
20を通ってDFB−LD2(#1)に供給される。D
FB−LD2(#1)からは、第1の出力飽和特性に基
き第1の信号光を波形整形して得られた第1の波形整形
光が出力される。第2の信号光は、光パス22を通って
DFB−LD2(#2)に供給される。DFB−LD2
(#2)からは、第2の出力飽和特性に基き第2の信号
光を波形整形して得られた第2の波形整形光が出力され
る。第1の波形整形光と第2の波形整形光はY分岐18
において加え合され、その結果得られた波形整形光(出
力信号光)が出力ポート14から出力される。
力される波形整形光が第1の波形整形光と第2の波形整
形光の差信号になるように第2の波形整形光に位相シフ
トφを与える。このような差信号が得られる限りにおい
て位相シフタ24は省略されても良いし、DFB−LD
2(#1)とY分岐18との間の光パス20上に設けら
れていても良い。例えば、光パス20及び22の適切な
光路長の設定によって、位相シフタ24を省略すること
ができる。第1の波形整形光或いは第2の波形整形光に
位相シフトが必要なのは、駆動条件の違いによりDFB
−LD2(#1)内で第1の信号光に与えられる位相シ
フトとDFB−LD2(#2)内で第2の信号光に与え
られる位相シフトとが異なることに部分的に起因してい
る。
LDの入出力特性を示すグラフ、図5の(B)は図4に
示される波形整形器の入出力特性を示すグラフである。
図5の(A)において、横軸は波形整形器の入力パワー
PS-in或いは各DFB−LD2の入力パワーを表し、縦
軸は各DFB−LDの出力パワーPDFB-LD-outを表して
いる。また、図5の(B)において、横軸は波形整形器
の入力パワーPS-in、縦軸は波形整形器の出力パワーP
S-outを表している。
LD2(#1)の第1の出力飽和特性は飽和出力パワー
Psat1によって与えられており、DFB−LD2(#
2)の第2の出力飽和特性は飽和出力パワーPsat2(≠
Psat1)によって与えられている。ここでは、各駆動電
流の適切な設定によって、Psat1<sat2が得られてい
る。第1及び第2の出力飽和特性における飽和するまで
の部分特性(比例領域における特性)はほぼ一致してい
る。従って、第1の波形整形光と第2の波形整形光との
差信号として与えられる出力信号光(即ち図4に示され
る波形整形器から出力される波形整形光)は、図5の
(B)に示されるようなリジッドな識別特性によって決
定されることになる。
第2実施形態によると、その出力飽和特性が図5の
(B)に示されるような識別特性となるので、より良好
な波形整形が可能になる。また、第1の波形整形光と第
2の波形整形光との差信号が得られるので、プローブ光
を用いない場合であっても、雑音の増加を有効に防止す
ることができる。
形態を示すブロック図である。この第3実施形態は、図
3に示される第1実施形態と対比して、DFB−LD2
の出力に光学的に接続された光フィルタ26と、DFB
−LD2の入力および出力の少なくとも一方に光学的に
接続された過飽和吸収体28とが付加的に設けられてい
る点で特徴付けられる。同図では過飽和吸収体28は光
フィルタ26を介してDFB−LD2の出力に光学的に
接続されているが、DFB−LD2の入力に光学的に接
続された過飽和吸収体が用いられても良い。
み、且つ、DFB−LD2での発振レーザ光の波長λ0
及びプローブ光の波長λPを含まない通過帯域を有して
いる。光フィルタ26を採用したことにより、後段の信
号処理で必要がなくむしろ有害な発振レーザ光及びプロ
ーブ光を除去することが出来るので、全光再生中継器等
に利用価値の高い波形整形器の提供が可能になる。な
お、プローブ光源6が採用されない場合には、光フィル
タ26は、信号光の波長λSを含み、且つ、DFB−L
D2での発振レーザ光の波長λ0を含まない通過帯域を
有する。
れた半導体素子(レーザダイオード及び半導体光増幅器
等)により提供され、その過飽和吸収特性に基づいて信
号光のローレベルでの振幅揺らぎに起因する雑音が抑圧
される。一般に、過飽和吸収体においては、飽和レベル
以下の入力光に対して吸収効果により非線形の入出力特
性が得られる。従って、図6に示されるように、DFB
−LD2から光フィルタ26を介して出力された信号光
に対応する光が過飽和吸収体28を通過すると、この波
形整形器の入出力特性は、図2の(A)又は図2の
(B)に破線で示されるような入出力特性を有するよう
になり、より識別回路に近い動作が得られる。その結
果、信号光のハイレベル及びローレベルの各々での振幅
揺らぎが抑圧され、より高度な波形整形が可能になる。
めに、過飽和吸収体28に別のプローブ光を入力するた
めの光源が付加的に設けられても良いし、過飽和吸収体
28の動作を安定にするために、過飽和吸収体28の入
力又は出力に光アイソレータが光学的に接続されても良
い。
作するY分岐16及び18が導波路基板8上に形成され
たマッハツェンダ干渉器10により提供されているの
で、波形整形器を小型にすることが出来る。
施形態を示すブロック図である。この装置は、例えば光
カプラにより提供される光分岐部30と、本発明の種々
の実施形態により提供され得る波形整形器32と、クロ
ック再生器34と、光リタイミング器36とを備えてい
る。光分岐部30は供給された信号光を第1の信号光と
第2の信号光とに分ける。第1の信号光は波形整形器3
2に供給される。波形整形器32は、受けた第1の信号
光を波形整形して得られた波形整形光を出力する。第2
の信号光はクロック再生器34に供給される。クロック
再生器34は、受けた第2の信号光に基きクロックパル
ス(光クロック)を再生する。波形整形光及びクロック
パルスは光リタイミング器36に供給される。光リタイ
ミング器36は、クロックパルスに基き波形整形光のタ
イミングを補正して得られた再生信号光を出力する。
においては、本発明に従って信号光のハイレベル及び/
又はローレベルに関して波形整形が行われている。しか
し、波形整形光のパルス間時間間隔は不均一になり得
る。これに対して、クロック再生器34から出力される
クロックパルスのパルス間時間間隔は一定である。従っ
て、光リタイミング器36が例えば光AND回路として
機能することによって、波形整形が行われ、かつパルス
間時間間隔が一定である再生信号光が得られる。
入されるリングレーザを含むことができる。この場合、
第2の信号光に基くリングレーザのモードロックにより
クロックパルスが再生される。より特定的には次の通り
である。
の実施形態を示すブロック図である。このクロック再生
器34は、入力ポート42と出力ポート44との間に設
けられる光パス46と、光パス46に光学的に結合され
るリングレーザとしての光ループ48とを備えている。
光パス46及び光ループ48の各々は例えば光ファイバ
により提供され、この場合、光パス46と光ループ48
の光学的な結合はファイバ融着型の光カプラ50により
行うことができる。従って、光カプラ50によって光パ
ス46及び光ループ48の各々の一部が提供されてい
る。
振が生じるように光ループ48の損失を補償する光増幅
器52と、可変な遅延時間τを有する遅延回路からなる
調節器54と、非線形媒質(非線形光学媒質)56とを
含む。特にこの実施形態では、光ループ48は、更に、
リングレーザによるレーザ発振の波長λCを含む通過帯
域を有する光帯域通過フィルタ58を含む。
ト)fSで変調された波長λSの信号光(第2の信号光)
が供給され、供給された信号光の一部は光カプラ50を
介して光ループ48内に導入される。光ループ48の光
路長Lは、信号光の変調速度(周波数に対応)fSが光
ループ48の周回周期の逆数Δν=c/L(c:光速)
の整数倍に等しくなるように、調節器54により予め調
節される。光増幅器52としては、例えばEDFA(エ
ルビウムドープファイバ増幅器)を用いることができ
る。
して3次非線形媒質が用いられ、信号光の導入により非
線形媒質56内でAM変調或いはFM変調が生じ、光ル
ープ48のレーザ発振がモードロックされる。その結
果、波長λC、周波数fSのクロックパルスが発生し或い
は再生され、そのクロックパルスは光カプラ50を介し
て出力ポート44から出力される。より特定的には次の
通りである。
より波長λCの連続発振(CW)レーザ光を発振させて
おき、そこに波長λS、周波数(ビットレート或いは速
度)fSの信号光を入力する。このとき、非線形媒質5
6内でこの信号光をポンプ光(励起光)とする四光波混
合(FWM)が発生し、波長λCのCW光に信号光によ
るAM変調がかかる。このAM変調には基本周波数fS
の成分が含まれており、前述した光ループ48の光路長
の設定により、周波数fSのクロックパルスが発生す
る。
気変換を行うことなしにクロックパルスを得ることがで
きるので、信号光のビットレートやパルス形状等に依存
しない全光クロック再生器を提供することが可能であ
る。
(SOA)、シングルモードファイバ、或いは分散シフ
トファイバ(DSF)を用いることができる。DSFと
しては、非線形効果が大きい高非線形DSF(HNL−
DSF)を用いるのが有効である。HNL−DSFにつ
いては後述する。非線形媒質56としてSOAを用いた
場合には、非線形媒質56において利得が生じるので、
光ループ48におけるレーザ発振を維持する為の光増幅
器52は省略されても良い。更に、より一般的には、非
線形媒質56における線形又は非線形な利得が十分大き
い場合には、光増幅器56を省略することができる。
いられている場合には、非線形媒質56においてFWM
を最も効果的に発生させるために、信号光の波長λSを
HNL−DSFの零分散波長λ0に実質的に等しく設定
するのが良い。これにより最適な位相整合が達成され、
最も広い変換帯域と最大の変換効率が得られる。ここ
で、「変換」という語は信号光からクロックパルスへの変
換という意味で用いられている。また、HNL−DSF
の零分散波長λ0を高精度に一定値に管理することによ
って、帯域を拡大することができる。これについても後
述する。
6の実施形態を示す図である。この実施形態では、光リ
タイミング器36は非線形ループミラー(NOLM)に
よって提供されている。NOLMは、方向性結合される
第1の光路62及び第2の光路64を含む第1の光カプ
ラ66と、光路62および64を接続するループ光路6
8と、ループ光路68に方向性結合される第3の光路7
0を含む第2の光カプラ72とを備えている。ループ光
路68の一部又は全部は非線形光学媒質によって提供さ
れている。特にこの実施形態では、非線形光学媒質とし
てHNL−DSFが用いられている。第1の光カプラ6
6のカップリング比は1:1に設定される。
7参照)からの波形整形光がλSの制御パルスとして供
給される。また、第1の光路62には、クロック再生器
34(図7参照)からのクロックパルスが波長λCのプ
ローブパルスとして供給される。
と、プローブパルス及び制御パルスがそれぞれ光路62
及び70に入力されたときに光AND回路の動作に従っ
て得られた再生パルス(再生信号光)が光カプラ66の
第2の光路64から出力されるというものである。再生
パルスはプローブパルスと同じ波長λCを有している。
ワーが等しい2成分に分けられ、これら2成分は、ルー
プ光路68をそれぞれ時計回り及び反時計回りに伝搬
し、非線形光学媒質により共に等しい位相シフトΦを受
けた後、光カプラ66により合成される。これは制御パ
ルスが光路70に入力していない場合の現象であり、こ
の場合には、光カプラ66における合成に際して、2成
分のパワーは等しく且つ位相も一致しているので、合成
により得られた光はあたかもミラーにより反射されるが
ごとく第1の光路62から出力され、第2の光路64か
らは出力されない。
路68に導入されると、この制御パルスはループ光路6
8の一方向(図では時計回り)にだけ伝搬し、この方向
に伝搬する光に対しては、制御パルスがハイレベルのと
きにだけ非線形光学媒質の非線形屈折率が変化する。従
って、プローブパルスの2成分が光カプラ66で合成さ
れるに際して、制御パルスのハイレベルに同期したプロ
ーブパルスの2成分の位相は異なり、制御パルスのロー
レベルに同期したプローブパルスの2成分の位相は一致
する。この位相差をΔΦとすると、光カプラ66の第2
の光路64には{1−cos(ΔΦ)}/2に比例する
出力が得られる。従って、位相差ΔΦがπになるように
制御パルス(即ち波形整形器32からの波形整形光)の
パワーを調節することによって、制御パルス及びプロー
ブパルスが重複したときにだけ波長λCの光が第2の光
路64から出力され、それ以外のときには出力レベルが
ローレベルになるような動作が可能になる。
(図7参照)に供給された波形整形光に基づいて、クロ
ックパルスに同期した再生信号光が得られるものであ
る。従って、波形整形光から再生信号光への変換には、
波長λSからλCへの波長変換を伴う。従って、図7に示
される全光信号再生装置は例えば光ネットワークのノー
ドで用いられる波長変換器と兼用することが出来る。こ
の場合、クロック再生器34(図7参照)で再生される
クロックパルスの波長λCに応じた変換波長を得ること
が出来る。
って波形整形機能をも有することになる。パルスの立ち
上がり(低パワー部)及びピーク(高パワー部)におけ
る非線形(飽和)効果により、これらの部分での波形歪
みが圧縮されるので、NOLMそれ自身により前述した
波形整形器の実施形態におけるのと同様の波形整形の動
作が得られるものである。
光リタイミング器36(図7参照)としては、四光波混
合器を用いることも出来る。波形整形光或いはクロック
パルスをポンプ光とし,ポンプ光のオン/オフに応じて
四光波混合を発生させることにより光リタイミングが行
われる。四光波混合器の非線形光学媒質として光ファイ
バが用いられている場合には、その零分散波長をポンプ
光の波長に一致させることが位相整合状態を最適化する
ために有効である。
可能な非線形光学効果としては、主に、2次非線形光学
媒質中の三光波混合或いは、3次非線形光学媒質中の自
己位相変調(SPM)、相互位相変調(XPM)及び四
光波混合(FWM)等の光カー効果が考えられる。2次
非線形光学媒質としては、InGaAs及びLiNbO
3 等がある。3次非線形光学媒質としては、半導体光ア
ンプ(SOA)及び発振状態にある分布帰還レーザダイ
オード(DFB−LD)等の半導体媒質或いは光ファイ
バが考えられる。
形態或いは図9に示される光リタイミング器36の実施
形態では、特に光ファイバ内の光カー効果が有効であ
る。光ファイバとしては単一モードファイバが適してお
り、特に波長分散が比較的小さい分散シフトファイバ
(DSF)が望ましい。
は、 γ=ωn2 /cAeff ・・・・・(1) で表される。ここに、ωは光角周波数、cは真空中の光
速を表し、n2 及びAeff は光ファイバの非線形屈折率
及び有効コア断面積をそれぞれ表す。
-1km-1程度と小さいので、十分な変換効率を得るため
には数km〜10km以上の長さが必要である。より短
尺のDSFで十分な変換効率を実現することができると
すれば、零分散波長を高精度に管理することが可能とな
り、高速・広帯域な変換を実現することができる。「変
換」という語は、信号光からクロックパルスへの変換或
いは波形整形光から再生信号光への変換の意味で使用さ
れている。
めるためには、(1)式において非線形屈折率n2 を大
きくし、或いは有効コア断面積Aeff に対応するモード
フィールド径(MFD)を小さくして光強度を高くする
のが有効である。
例えば、クラッドにフッ素等をドープし或いはコアに高
濃度のGeO2 をドープすればよい。コアにGeO2 を
25〜30mol%ドープすることによって、非線形屈
折率n2 として5×10-20 m2 /W以上の大きな値が
得られている(通常のシリカファイバでは約3.2×1
0-20 m2 /W)。
びクラッド間の比屈折率差Δ或いはコア形状の設計によ
り可能である。このようなDSFの設計は分散補償ファ
イバ(DCF)の場合と同様である。例えば、コアにG
eO2 を25〜30mol%ドープし、且つ、比屈折率
差Δを2.5〜3.0%に設定することによって、4μ
mよりも小さなMFDが得られている。そして、非線形
屈折率n2 を大きくすることとMFDを小さくすること
との総合効果として、15W-1km-1以上の大きな非線
形係数γを有する光ファイバ(HNL−DSF)が得ら
れている。
な非線形係数γを有するHNL−DSFが、用いる波長
帯で零分散を持つことである。この点に関しても各パラ
メータを以下のように設定することにより満足すること
ができる。通常のDCFにおいては、一般にMFDを一
定にした条件で比屈折率差Δを大きくすると、分散値は
正常分散領域で大きくなる。一方、コア径を大きくする
と分散は減少し、逆にコア径を小さくすると分散は大き
くなる。従って、用いる波長帯においてMFDをある値
に設定した状態で、コア径を大きくしていくと分散を0
とすることが可能である。
る位相シフトは、γPP Lに比例する。ここに、PP は
平均ポンプ光パワーである。従って、非線形係数γが1
5W-1km-1のファイバは通常のDSFに比べて2.6
/15≒1/5.7程度の長さで同じ変換効率を達成可
能である。上述のように通常のDSFでは10km程度
の長さが必要であるが、このように大きな非線形係数γ
を有するHNL−DSFにあっては、1〜2km程度の
長さで同様の効果が得られることになる。実用上は、フ
ァイバが短くなる分損失も小さくなるので、同じ効率を
得るために更にファイバを短くすることができる。この
ように短いファイバにおいては、零分散波長の制御性が
よくなり、以下に説明するように極めて広帯域の変換が
可能になる。更に、数kmのファイバ長であれば、定偏
波化が可能になり偏波面保存能力が確保されているの
で、HNL−DSFの本発明への適用は、高い変換効率
及び広い変換帯域を達成し且つ偏波依存性を排除する上
で極めて有効である。
て、光カー効果、特にXPMを有効に発生させて、波形
整形光から再生信号光への変換効率を高めるためには、
前述のプローブパルスと制御パルスとの間の位相整合を
とる必要がある。図9によりこれを説明する。プローブ
パルスは、光カプラ66においてループ光路68を時計
回りに伝搬する第1プローブパルスと反時計回りに伝搬
する第2プローブパルスとに分岐される。また、制御パ
ルスは、光カプラ72を通ってループ光路68内に時計
回りに導入される。
ループ光路68内を共に時計回りに伝搬する制御パルス
及び第1プローブパルスのタイミングの一致性により与
えられる。もし、制御パルス及び第1プローブパルスの
タイミングが一致しない場合には、XPMによる光カー
シフトが制限され、有効な光AND回路の動作が困難に
なる。
は異なるので、ループ光路68における制御パルス及び
第1プローブパルスの群速度は異なり、結果としてルー
プ光路68の長さに比例するタイミングずれが生じる。
これを回避するためには、制御パルス及び第1プローブ
パルスの群速度が一致するような波長配置を選択するこ
とが望ましい。
も有効な波長配置は、制御パルスの波長λS及び第1プ
ローブパルスの波長λCをループ光路68の零分散波長
に対して実質的に対称に位置させることにより得られ
る。零分散波長に近い広い帯域に渡って、波長分散はほ
ぼ直線的に変化しており、上述の波長配置により制御パ
ルス及び第1プローブパルスの群速度を一致させて、良
好な位相整合条件を得ることができる。
零分散波長自体がファイバ長手方向に変動していると、
群速度間にずれが生じ、これが変換帯域及び変換可能な
信号速度に制限を与える。このように、ファイバによる
変換帯域は分散により制限されることになる。長手方向
の分散が完全に制御され、例えば全長(正確には非線形
長)に渡り唯一の零分散波長を有するファイバが作られ
たとすれば、波形整形光の波長λSとクロックパルスの
波長λCとをこの零分散波長に関して対称な位置に配置
することにより事実上無限大の(分散の波長依存性が直
線状である範囲で制限のない程広い)変換帯域が得られ
ることになる。しかし、実際には、零分散波長が長手方
向にばらつくため、位相整合条件が理想状態からずれ、
これにより帯域が制限される。
HNL−DSFを用いることである。HNL−DSFを
用いた場合には、1〜2km程度の長さで十分な変換が
可能になるので、分散の制御性がよくなり、広帯域特性
を得やすい。その際、特に光カー効果の発生効率が高い
入力端付近の零分散波長のばらつきを小さく抑えること
ができれば、最も効率よく帯域を拡大可能である。更
に、ファイバを複数の小区間に分割し、零分散波長が似
ている区間同士をスプライス等により繋ぎ合わせていく
(当初のファイバ端から数えた順番とは違う順番で)こ
とにより、全長における平均分散は同じであるにも係わ
らず、広い変換帯域を得ることができる。
要な程度に高精度な分散制御が可能な長さ(例えば数1
00m以下)のファイバを予め多数用意しておき、所要
の零分散波長のものを組み合わせてスプライスして、所
要の変換効率を得るのに必要な長さのファイバを作るこ
とも可能である。
は、光強度の高い入力端付近に零分散波長のばらつきの
少ない部分を集めるのが有効である。また、必要に応じ
て順次分割数を増やしたり、入力端から離れた位置で比
較的分散の大きな部分では、分散の正負を交互に配置す
る等により小区間を適切に組み合せることによって、更
に変換帯域を拡大することができる。
の程度短くすれば十分か否かの目安としては、例えば、
非線形長を基準にすればよい。非線形長に比べて十分短
いファイバ内でのFWMにおいては、位相整合はそのフ
ァイバの平均分散値に依存すると考えることができる。
一例として、非線形係数γが2.6W-1km-1のファイ
バで30mW程度のポンプ光パワーを用いたFWMにお
いては、非線形長は12.8km程度になるから、その
1/10程度、即ち1km程度が1つの目安となる。他
の例としては、非線形係数γが15W-1km-1のファイ
バで30mW程度のポンプ光パワーを用いたFWMにお
いては、非線形長は2.2km程度になるから、その1
/10程度、即ち200mが1つの目安となろう。いず
れにしても、非線形長に比べて十分短いファイバの平均
零分散波長を測定し、ほぼ同じ値のものを組み合わせて
所要の変換効率のファイバを構成すれば、広い変換帯域
を得ることができる。
グ器36の実施形態においては、非線形光学媒質として
のHNL−DSFの零分散波長を波形整形光の波長λS
とクロックパルスの波長λCの中間付近に設定すること
によって、二つのパルス(波形整形光のパルスの一つと
クロックパルスの一つ)の間にウォークオフ(Walk
−off)が発生し難くなる。或いは、零分散波長は二
つのパルスよりも長波長側或いは短波長側に設定されて
も良い。長波長側に設定する場合には、正常分散領域が
得られ、変調不安定効果を抑圧可能である。また、短波
長側に設定する場合には、異常分散領域が得られ、ソリ
トン効果を用いることが出来る。零分散波長をどのよう
に設定するかは実際のシステム条件に応じて決定するこ
とが出来る。
器及び光アイソレータ等を図7に示される構成の前後或
いは構成内に設けても良い。
を示すブロック図である。このシステムは、信号光を伝
送する光ファイバ伝送路70と、光ファイバ伝送路70
に沿って設けられた複数の(図では二つの)光中継器
(R)72とを備えている。一つの光中継器が用いられ
ても良い。信号光は光送信機(OS)74から光ファイ
バ伝送路70に供給され、光ファイバ伝送路70により
伝送された信号光は光受信機(OR)76により受信さ
れる。
も一つを各光中継器72に適用することによって、光/
電気変換を行うことなしに、所謂3R機能或いは2R機
能が得られる。ここで、3Rは波形等化(Reshap
ing)、タイミング再生(Retiming)及び識
別再生(Regeneration)を意味し、2Rは
タイミング再生を除く二つを意味する。特に、各光中継
器72にEDFA等の光増幅器が含まれている場合に
は、光増幅器において生じるASEが累積するので、各
光中継器72に本発明を適用することによって、効果的
に波形整形或いは全光信号再生を行うことが出来る。
本発明に従って波形整形或いは全光信号再生を行っても
良い。この場合、本発明による種々の実施形態の少なく
とも何れか一つが光受信機76に適用される。受信感度
を高めるために、光受信機76内にEDFA等からなる
光増幅器が光プリアンプとして設けられていても良い。
ファイバ伝送路70における分散や非線形光学効果によ
り信号光の波形が歪んだり、光増幅器による中継伝送に
際しての光増幅器のASE雑音の累積により信号光の波
形が乱れることがある。分散や非線形光学効果による信
号光の波形の歪みは、分散補償器或いは非線形補償器を
各光中継器72内或いは光受信機76内に設けることに
よって防止することが出来る。また、ASE雑音の累積
による波形の乱れは、本発明に従って波形整形を行うこ
とによって、有効に防止し得る。従って、本発明と分散
補償器或いは非線形補償器との組み合わせは、長距離・
超高速の高品質な光伝送システムを構築する上で極めて
有効である。なお、非線形補償器としては、位相共役変
換を用いたもの等を採用可能である。
は、光ファイバ内における光信号の群速度が光信号の波
長(周波数)の関数として変化する現象である。例えば
標準的なシングルモードファイバにおいては、1.3μ
mよりも短い波長に対しては、より長い波長を有する光
信号がより短い波長を有する光信号よりも速く伝搬し、
その結果としての分散は、通常、正常分散と称される。
1.3μmよりも長い波長に対しては、より短い波長を
有する光信号がより長い波長を有する光信号よりも速く
伝搬し、その結果としての分散は異常分散と称される。
の増大に起因して、非線形性が注目されている。伝送容
量を制限する光ファイバの最も重要な非線形性は光カー
効果である。光カー効果は光ファイバの屈折率が光信号
の強度に伴って変化する現象である。屈折率の変化は光
ファイバ中を伝搬する光信号の位相を変調し、その結果
信号スペクトルを変更する周波数チャーピングが生じ
る。この現象は自己位相変調(self-phase modulation:
SPM)として知られている。SPMによってスペクト
ルが拡大され、波長分散による波形歪みが更に大きくな
る。
送距離の増大に伴って光信号に波形歪みを与える。従っ
て、光ファイバによる長距離伝送を可能にするために
は、波長分散及び非線形性は制御され、補償され或いは
抑圧されることが必要である。
て、主信号のための電子回路を含む再生中継器を用いた
ものが知られている。伝送路の途中に例えば複数の再生
中継器が配置され、各々の再生中継器では、光信号の波
形歪みが過剰になる前に光/電気変換、再生処理及び電
気/光変換がこの順で行われる。しかし、この方法で
は、高価で複雑な再生中継器が必要であるとともに、再
生中継器が有する電子回路が主信号のビットレートを制
限するという問題がある。
て、光ソリトンが知られている。与えられた異常分散の
値に対して精度よく規定された振幅、パルス幅及びピー
クパワーを有する光信号パルスが発生させられ、それに
より光カー効果によるSPMと異常分散とによるパルス
圧縮と、分散によるパルス拡がりとがバランスし、光ソ
リトンはその波形を維持したまま伝搬して行く。
の技術として、光位相共役の適用がある。例えば、伝送
路の波長分散を補償するための方法がヤリフ(Yari
v)らによって提案されている(A. Yariv, D. Fekete,
and D. M. Pepper,“Compensation for channel dispe
rsion by nonlinear optical phase conjugation” Op
t. Lett., vol. 4, pp. 52-54, 1979)。伝送路の中間
点で光信号が位相共役光に変換され、伝送路の前半で受
けた波長分散による波形歪みが伝送路の後半の波長分散
による歪みで補償される。
因が同じであり、その要因をもたらす環境変化が2地点
の間の光の伝搬時間内で緩やかであるとすれば、2地点
の中間に位相共役器(位相共役光発生器)を配置するこ
とによって、位相変化は補償される(S. Watanabe,“Co
mpensation of phase fluctuation in a transmission
line by optical conjugation ”Opt. Lett., vol. 17,
pp. 1355-1357, 1992)。従って、位相共役器の採用に
よって、SPMに起因する波形歪みも補償される。しか
し、位相共役器の前後で光パワーの分布が非対称である
場合には、非線形性の補償が不完全になる。
に光パワーの非対称性による補償の不完全さを克服する
ための技術を提案した(S. Watanabe and M. Shirasak
i, “Exact compensation for both chromatic dispers
ion and Kerr effect in a transmission fiber using
optical phase conjugation”J. Lightwave Technol.,v
ol. 14, pp. 243-248, 1996 )。位相共役器は伝送路に
おけるその前後の分散値又は非線形効果の総量が等しく
なる点の近傍に配置され、その前後における種々のパラ
メータが微小区間ごとに設定される。
三次の非線形光学媒質を用いて、非縮退四光波混合によ
り位相共役光を発生させることができる。角周波数ωS
の信号光と角周波数ωP (ωP ≠ωS )のポンプ光とが
その非線形光学媒質に供給されると、非線形光学媒質内
における信号光及びポンプ光の四光波混合に基き、角周
波数2ωP −ωS の位相共役光(変換信号光)が発生
し、この位相共役光は信号光及びポンプ光と共に非線形
光学媒質から出力される。
とポンプ光の波長とが異なるという意味で用いられてい
る。信号光の波長、ポンプ光の波長及び位相共役光の波
長(角周波数)は前述した関係を満たすので、位相共役
光の発生と同時に波長変換が行なわれることになる。従
って、位相共役変換及び波長変換のための非線形光学媒
質としてHNL−DSFが用いられている場合には、前
述した「変換」の語をこれらの変換に当てはめることに
より、高い変換効率及び広い変換帯域を得るための前述
の議論はそのまま適用され得る。
施形態を示すブロック図である。この波形整形器は、図
6に示されるDFB−LD2、駆動回路4、プローブ光
源6及び光フィルタ26と、これらにそれぞれ対応する
DFB−LD2´、駆動回路4´、プローブ光源6´及
び光フィルタ26´とを備えている。DFB−LD2及
び2´をカスケード接続(或いはタンデム接続)するた
めに、光フィルタ26から出力された光がDFB−LD
2´に入力されるようになっている。
−LD2及び2´をカスケード接続しているので、一つ
のDFB−LDを用いている場合と比較して波形整形の
程度を高めることができる。
いることにより、波長λ0の発振レーザ光の生成を有効
に抑圧し得る。従ってこの場合、光フィルタ26を省略
してDFB−LD2から出力された光を直接DFB−L
D2´に入力するようにすれば、プローブ光源6からの
プローブ光はDFB−LD2を透過した後にDFB−L
D2´にも供給されるので、プローブ光源6´を省略す
ることができる。又この場合、DFB−LD2´におけ
る波長λ0の発振レーザ光の発生が有効に抑圧されてい
れば、光フィルタ26´に要求される機能は、波長λP
のプローブ光を除去することである。
ード接続して本発明を実施することによって、効果的に
波形整形を行うことができる波形整形器の提供が可能に
なる。
いて本発明の実施形態を説明したが、本発明はDFBレ
ーザが用いられることによって限定されない。DFBレ
ーザ以外のレーザを用いる場合であっても光増幅に関連
して利得クランプ状態を得ることができるので、DFB
レーザを用いた場合と同様に信号光の波形整形を行うこ
とができる。例えば、マルチモードで発振するファブリ
ペロ型のレーザダイオードを用いて本発明を実施するこ
とができる。この場合、そのレーザダイオードは複数の
レーザ発振波長を有するので、波形整形されるべき信号
光の波長はそれらのレーザ発振波長とは異なるように設
定される。
信号光のビットレートやパルス形状に依存しない新規な
波形整形のための方法、装置及びシステムの提供が可能
になるという効果が生じる。その結果、現状の線形光通
信システムにおける各種の性能限界の打破が可能にな
る。本発明の特定の実施形態により得られる効果は以上
説明した通りであるので、その説明を省略する。
(分布帰還型レーザダイオード)の入出力特性の例を示
すグラフである。
を示すブロック図である。
を示す図である。
の入出力特性を示すグラフ、図5の(B)は図4に示さ
れる波形整形器の入出力特性を示すグラフである。
を示すブロック図である。
態を示すブロック図である。
態を示すブロック図である。
形態を示す図である。
示すブロック図である。
形態を示すブロック図である。
Claims (32)
- 【請求項1】 (a) レーザ発振可能な波長の範囲と
して定義される阻止帯域を有する分布帰還(DFB)レ
ーザを提供するステップと、 (b) 上記DFBレーザが上記阻止帯域に含まれる第
1の波長でレーザ発振するように上記DFBレーザを駆
動するステップと、 (c) 上記阻止帯域に含まれない第2の波長を有する
信号光を上記DFBレーザに入力するステップとを備え
た方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、 上記ステップ(b)は上記DFBレーザに一定の駆動電
流を供給するステップを含む方法。 - 【請求項3】 請求項1に記載の方法であって、 上記信号光はハイレベル及びローレベルを有し、 上記ステップ(c)は上記信号光の上記ハイレベルでの
振幅揺らぎが上記DFBレーザ内で抑圧されるように上
記信号光のパワーを調節するステップを含む方法。 - 【請求項4】 請求項1に記載の方法であって、 上記阻止帯域に含まれない第3の波長を有する制御光を
上記DFBレーザに入力するステップを更に備えた方
法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の方法であって、 上記制御光は実質的に一定のパワーを有している方法。
- 【請求項6】 請求項1に記載の方法であって、 上記DFBレーザは出力飽和特性を有しており、 上記出力飽和特性に基き上記信号光を波形整形して得ら
れた波形整形光が上記DFBレーザから出力される方
法。 - 【請求項7】 請求項1に記載の方法であって、 上記DFBレーザから出力された光を第2のDFBレー
ザに入力するステップを更に備えた方法。 - 【請求項8】 (a) 信号光を第1の信号光と第2の
信号光に分けるステップと、 (b) 第1の出力飽和特性を有する第1の分布帰還
(DFB)レーザに上記第1の信号光を入力するステッ
プと、 (c) 上記第1の出力飽和特性と異なる第2の出力飽
和特性を有する第2の分布帰還(DFB)レーザに上記
第2の信号光を入力するステップと、 (d) 上記第1の出力飽和特性に従って上記第1のD
FBレーザから出力された第1の波形整形光と上記第2
の出力飽和特性に従って上記第2のDFBレーザから出
力された第2の波形整形光とを加え合せるステップとを
備えた方法。 - 【請求項9】 請求項8に記載の方法であって、 上記ステップ(d)において上記第1の波形整形光と上
記第2の波形整形光の差信号としての出力信号光が得ら
れるように上記第2の波形整形光に位相シフトを与える
ステップを更に備えた方法。 - 【請求項10】 レーザ発振可能な波長の範囲として定
義される阻止帯域を有する分布帰還(DFB)レーザ
と、 上記DFBレーザが上記阻止帯域に含まれる第1の波長
でレーザ発振するように上記DFBレーザに駆動電流を
供給する駆動回路とを備え、 上記阻止帯域に含まれない第2の波長を有する信号光が
上記DFBレーザに入力する装置。 - 【請求項11】 請求項10に記載の装置であって、 上記信号光はハイレベル及びローレベルを有し、 上記信号光のパワーは、上記信号光の上記ハイレベルで
の振幅揺らぎが上記DFBレーザ内で抑圧されるように
設定される装置。 - 【請求項12】 請求項10に記載の装置であって、 上記阻止帯域に含まれない第3の波長を有する制御光を
上記DFBレーザに入力する光源を更に備えた装置。 - 【請求項13】 請求項12に記載の装置であって、 上記信号光はハイレベル及びローレベルを有し、 上記制御光のパワーは、上記信号光の上記ローレベルで
の雑音の増加が抑圧されるように設定される装置。 - 【請求項14】 請求項12に記載の装置であって、 上記DFBレーザの出力に光学的に接続され、上記第2
の波長を含み上記第1及び第3の波長を含まない通過帯
域を有する光フィルタを更に備えた装置。 - 【請求項15】 請求項10に記載の装置であって、 上記DFBレーザの出力に光学的に接続され、上記第2
の波長を含み上記第1の波長を含まない通過帯域を有す
る光フィルタを更に備えた装置。 - 【請求項16】 請求項10に記載の装置であって、 上記DFBレーザの入力及び出力の少なくとも一方に光
学的に接続された過飽和吸収体を更に備えた装置。 - 【請求項17】 請求項10に記載の装置であって、 上記DFBレーザは、第1の出力飽和特性を有する第1
のDFBレーザと、上記第1の出力飽和特性と異なる第
2の出力飽和特性を有する第2のDFBレーザとからな
り、 上記信号光を上記第1のDFBレーザに入力される第1
の信号光と上記第2のDFBレーザに入力される第2の
信号光とに分ける第1の光カプラと、 上記第1の出力飽和特性に従って上記第1のDFBレー
ザから出力された第1の波形整形光と上記第2の出力飽
和特性に従って上記第2のDFBレーザから出力された
第2の波形整形光とを加え合せる第2の光カプラとを更
に備えた装置。 - 【請求項18】 請求項17に記載の装置であって、 上記第1の波形整形光と上記第2の波形整形光の差信号
としての出力信号光が得られるように上記第2の波形整
形光に位相シフトを与える位相シフタを更に備えた装
置。 - 【請求項19】 信号光を第1の信号光と第2の信号光
に分ける第1の光カプラと、 第1の出力飽和特性を有し、上記第1の信号光が入力さ
れる第1の分布帰還(DFB)レーザと、 上記第1の出力飽和特性と異なる第2の出力飽和特性を
有し、上記第2の信号光が入力される第2の分布帰還
(DFB)レーザと、 上記第1の出力飽和特性に従って上記第1のDFBレー
ザから出力された第1の波形整形光と上記第2の出力飽
和特性に従って上記第2のDFBレーザから出力された
第2の波形整形光とを加え合せる第2の光カプラとを備
えた装置。 - 【請求項20】 請求項19に記載の装置であって、 上記第1の波形整形光と上記第2の波形整形光の差信号
としての出力信号光が得られるように上記第2の波形整
形光に位相シフトを与える位相シフタを更に備えた装
置。 - 【請求項21】 請求項19に記載の装置であって、 上記第1及び第2の光カプラは導波路基板上に形成され
たマッハシェンダ干渉器により提供される装置。 - 【請求項22】 信号光を第1の信号光と第2の信号光
に分ける光分岐部と、 上記第1の信号光を受け、受けた第1の信号光を波形整
形して得られた波形整形光を出力する波形整形器と、 上記第2の信号光を受け、受けた第2の信号光に基きク
ロックパルスを再生するクロック再生器と、 上記波形整形光及び上記クロックパルスを受け、上記ク
ロックパルスに基き上記波形整形光のタイミングを補正
して得られた再生信号光を出力する光リタイミング器と
を備え、 上記波形整形器は、 レーザ発振可能な波長の範囲として定義される阻止帯域
を有し、上記第1の信号光が入力される分布帰還(DF
B)レーザと、 上記DFBレーザが上記阻止帯域に含まれる第1の波長
でレーザ発振するように上記DFBレーザに駆動電流を
供給する駆動回路とを備えており、 上記信号光は上記阻止帯域に含まれない第2の波長を有
している装置。 - 【請求項23】 請求項22に記載の装置であって、 上記クロック再生器は上記第2の信号光が導入されるリ
ングレーザを含み、 上記第2の信号光に基く上記リングレーザのモードロッ
クにより上記クロックパルスが再生される装置。 - 【請求項24】 請求項22に記載の装置であって、 上記波形整形器は非線形ループミラーを含む装置。
- 【請求項25】 信号光を伝送する光ファイバ伝送路
と、 上記光ファイバ伝送路に沿って設けられた少なくとも一
つの光中継器とを備え、 上記少なくとも一つの光中継器の各々は、 レーザ発振可能な波長の範囲として定義される阻止帯域
を有し、上記光ファイバ伝送路により伝送された信号光
が供給される分布帰還(DFB)レーザと、 上記DFBレーザが上記阻止帯域に含まれる第1の波長
でレーザ発振するように上記DFBレーザに駆動電流を
供給する駆動回路とを含み、 上記信号光は上記阻止帯域に含まれない第2の波長を有
しているシステム。 - 【請求項26】 信号光を伝送する光ファイバ伝送路
と、上記光ファイバ伝送路の出力端に接続された光受信
機とを備え、 上記光受信機は、 レーザ発振可能な波長の範囲として定義される阻止帯域
を有し、上記光ファイバ伝送路により伝送された信号光
が供給される分布帰還(DFB)レーザと、 上記DFBレーザが上記阻止帯域に含まれる第1の波長
でレーザ発振するように上記DFBレーザに駆動電流を
供給する駆動回路とを含み、 上記信号光は上記阻止帯域に含まれない第2の波長を有
しているシステム。 - 【請求項27】 信号光が通過するようにカスケード接
続された複数の分布帰還(DFB)レーザを備え、 上記各DFBレーザはレーザ発振可能な波長の範囲とし
て定義される阻止帯域を有し、 上記各DFBレーザは上記阻止帯域に含まれる第1の波
長でレーザ発振するように駆動され、 上記信号光は上記阻止帯域に含まれない第2の波長を有
している装置。 - 【請求項28】 出力飽和特性を有する分布帰還(DF
B)レーザを提供するステップと、 上記DFBレーザに信号光を入力するステップと、 上記出力飽和特性に基き上記信号光を波形整形して得ら
れた波形整形光を上記DFBレーザから出力するステッ
プとを備えた方法。 - 【請求項29】 第1の波長でレーザ発振する分布帰還
(DFB)レーザを提供するステップと、 上記第1の波長と異なる第2の波長を有する信号光を上
記DFBレーザに入力するステップと、 上記DFBレーザ内で上記信号光が波形整形されるよう
に上記信号光のパワーを調節するステップとを備えた方
法。 - 【請求項30】 分布帰還(DFB)レーザと、 上記DFBレーザが第1の波長でレーザ発振するように
上記DFBレーザに駆動電流を供給する駆動回路とを備
え、 上記第1の波長と異なる第2の波長を有する信号光が上
記DFBレーザに入力され、 上記信号光が上記DFBレーザ内で波形整形されるよう
に上記信号光のパワーが調節されている装置。 - 【請求項31】 レーザダイオードに対しレーザ光を発
光する状態まで電流を供給し、 該レーザダイオードが出力する光の波長と異なる光をレ
ーザダイオードに入射させることで光波形整形を行うこ
とを特徴とする光波形整形方法。 - 【請求項32】 レーザダイオードと、 該レーザダイオードにレーザ光を発光する状態まで電流
を供給する電流供給手段と、 該レーザダイオードが出力する光の波長と異なる光をレ
ーザダイオードに入射する光入力手段とを有する光波形
整形装置。
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