JP2000323746A - アバランシェフォトダイオードとその製造方法 - Google Patents
アバランシェフォトダイオードとその製造方法Info
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Abstract
性、信頼性、素子作製歩留まり等に優れたアバランシェ
フォトダイオード(APD)を提供する。 【課題を解決する手段】 化合物半導体基板上に、少な
くとも第1導電型半導体層と第2導電型半導体層を順次
有し且つ第2導電型半導体層の一領域を受光部として供
する構成において、選択的に或いは段階的に導電型変更
することにより前記受光部位外の第2導電型半導体層の
一領域を前記第1導電型半導体領域に達するまで第1導
電型に変換した領域と第2伝導型領域を残して第1導電
型に変換した領域を連結して形成したことを特徴とする
アバランシェフォトダイオードとその製造方法。
Description
光素子に関し、特に、製作が容易で且つ暗電流特性と信
頼性に優れるアバランシェフォトダイオード(APD)
の構造とその製造方法に関するものである。
て、光源、伝送媒体としての光ファイバ、光信号を検出
する光検出器が挙げられる。この内、半導体受光素子は
小型・軽量・高感度である利点を生かして光源の光モニ
タ用としてと共に、光信号の検出器用として用いられい
る。この目的の為の半導体受光素子として、波長0.8μm
帯域用の検出器としては、Si材料を用いたPIN型の
フォトダイオード(以下PDと略称する)、あるいは高
電界を利用するために高い逆バイアス電圧を必要とする
が、素子内部に光電変換された信号を増幅する作用を有
する為にPDと比べさらに高感度が得られるアバランシ
ェフォトダイオード(APD)が開発されてきた。
ゆる長波長帯用の受光素子としてGe材料を用いたPD
あるいはAPDも開発されてきたが、Ge材料は光検出
器として暗電流が大きい、および光ファイバの極低損失
波長である1.55μm光に対して材料的に光電変換効率が
極端に低下する等の問題がある。このGe材料に替わる
半導体受光素子としてInP基板に格子整合するInG
aAsP材料、特にこの系の最長波長端組成であるIn
0.53 Ga 0.47 As(以下InGaAsと略称)材料
を光吸収層としたPIN−PDあるいはAPDが研究開
発されてきた。
N−PDあるいはAPDが、光通信の中心波長である1.
3μmあるいは1.55μm用の光検出器として用いられて
いる。これらの半導体受光素子は半導体主表面上に不純
物種を拡散等の手法により選択的に施してpn接合を形
成することにより受光領域を設けている。この構造で
は、通常、光は半導体主表面に垂直に入射する、いわゆ
るプレーナ構造が多く、これは信頼性、生産歩留まり等
の点から優れた構造として広く採用・製造されている。
スを含む光通信に必要な要素技術も着実に進展している
が、更に多量の情報を安価に伝達したいという需要も飛
躍的に増大しており、高性能・高速受光素子を低価格で
提供できる技術対応が求められている。
と言う点から、最近、超格子構造を利用した超格子APD
が注目されている。超格子構造の井戸層と障壁層の間の
伝導体あるいは価電子帯の不連続エネルギーを高電界下
でこの超格子層構造に垂直に走行する電子あるいは正孔
に電界より供給されるエネルギーに付加的に付与するこ
とにより井戸層内バンド不連続界面近傍での衝突イオン
化確率を人工的に向上させこの多重効果により従来のバ
ルク結晶特有の衝突イオン化とは異なる電子あるいは正
孔の選択的高イオン化率を達成し、これにより高速で低
雑音なAPDをうる研究開発活動が盛んに行われている。
超格子APDの高性能特性を試験・実現するために試みら
れている構造として、例えば、図5に示すようなメサ型
裏面入射構造(電子情報通信学会全国大会1998、C-3-1
1)が良く知られており、このような構造により、現
在、量産されているInGaAsを光吸収層としInP層中にpn
接合を持つヘテロ接合機能分離型APDと比べて高性能受
信感度特性が得られることが示されて来た。しかしなが
らこの様なメサ構造ではAPD動作に必要な高電界(衝突
イオン化を誘起する為には少なくとも数100kV/cmの電界
が必要)を有するpn接合面がメサ側壁上に露出しており
長期信頼性、長期安定動作に不安が残ることが判ってき
た。これを回避・改善する方法や構造としてプレーナ型
超格子が提案・試作されている。
E, Journal of Photonics Technology Letters, vol.8,
pp.827-829, 1996)の模式断面図を第6図に示す。素子
構造として、半絶縁性InP基板61上にp+−バッファ
ー層62、p−−InGaAs光吸収層63、p+−InP
電界緩和層64、ノンドープInAlAs/InAlGa
As超格子増倍層65、n+−InAlAsキャップ層6
6、n+−InGaAsコンタクト層67の層構造を有して
おり、空乏層終端層としての役割を成すp型化領域68,
高濃度隣接領域を除去する円環状分離溝69、Ti(チタ
ン)のイオン注入により形成されたガードリング領域61
0、p型電極611、n型電極612、パッシベーション膜61
3,光の入射に対して無反射膜としての用を成すARコー
ト膜614を形成することによりプレーナ型素子が実現さ
れている。ここでは、厚さ1μm程度という空乏化InGaAs
光吸収層63を有するためpn接合周縁での電界集中をよ
り軽減するガードリング構造が構造は複雑となるが不可
欠の素子構造となっている。
4−286168号公報に示されるように、高速に変調
された光信号を受信するためのアバランシェフォトダイ
オード(APD)において、光導波路構造を有するPI
Nフォトダイオードと同じ発想にもとずき光導波路型A
PDを実現しようとした場合、エッジブレークダウンを
防ぐためのガードリング構造が問題となる。従って、第
2図に示すように、光の進行方向に対し横方向にはガー
ドリングと同様の効果及び光閉じこめ効果を得ることが
でき、光の進行方向に対してはガードリングと同様の効
果が得られるInP系APD、GaSb系APDが考案
された。
るように、メサ構造APDの増倍層、保護リング、およ
び隣接するP+層のドーピングと厚さの精密な制御を実
施し、同時にP+層の表面における極めて強い電界、並
びにP+層及び増倍層の界面におけるエッジ降伏を回避
する事ができる。そのために第1の導電性タイプのキャ
ップ層と、第2の導電性タイプのアバランシェ増倍層を
設け、該増倍層を前記キャップ層に近接して配置する事
により、第1のPN接合を形成するステップと、半導体
層にエッチングを施してメサリリーフを形成するステッ
プと、前記 半導体層の上に少なくとも1つのエピタキ
シャル層を成長させて保護リングを形成するステップ
と、を備えてなるアバランシェ。フォトダイオードの製
造方法が考案された。
第2762939号)公報に示される様に、メサ型PN
接合フォトダイオードで問題となる表面リーク暗電流を
低減し低暗電流で信頼性の高い超格子アバランシェフォ
トダイオードであって、波長1.3― 1.5μm帯に受
光感度を有し、高イオン化率比α/βで低雑音。高速応
答特性と同時に高信頼性を有するアバランシェフォトダ
イオードを提供する。
D或いはAPDではpn接合がメサ側壁にむき出しであ
る為に暗電流が大きく不安定、或いは、最近導波路構造
のPDも注目されてきているが、この場合には光信号が
素子表面から入射するのではなく端面pn接合部から導
入されるため大電流入力時には特にその信頼性の問題
が、またプレーナ構造の場合には工程が複雑となりコス
ト低減等の点から必ずしも最善の構造とは言い難い。
を改良するものである。上記のようなメサ型の場合にお
いてもメサ側壁にpn接合が出来るのを回避して素子上
面でpn接合終端を行うと共に、このpn接合部位を素
子下端から上端部に向かって素子受光領域に段階的に形
成することにより、付加的なガードリング構造を設けな
くても、安定性に優れたAPDを提供するものである。
この技術はAPD、PD構造共に応用できるもので、低暗電
流と言う光検出器の基本特性を満足し且つ高い信頼性を
有する素子構造を比較的簡単なプロセス工程により歩留
まりよく提供する事ができる。
達成するため以下に記載されたような技術構成を採用す
るものである。即ち、本発明によれば、化合物半導体基
板上に、少なくとも、第1導電型半導体層と第2導電型
半導体層を順次有しかつ第2導電型半導体層の一領域を
受光部として供する構成において、選択的に導電型を変
更することにより前記受光部位外の第2導電型半導体層
の一領域を前記第1導電型半導体領域に達するまで第1
導電型に変換した領域と、第2導電型領域を残して第1
導電型に変換した領域を連結して形成したことを特徴と
するアバランシェフォトダイオードとその製造方法が提
供される。
ことによって、第1導電型半導体層中の一層或いは一領
域を光吸収層とし、第2導電型層の一層或いは一領域を
アバランシェ増倍層としての役割を担うことを特徴とす
るアバランシェフォトダイオード。あるいは、第1導電
型がp型で、第2導電型がn型或いは高抵抗型であるア
バランシェフォトダイオードが与えられる。
いて、第1導電型光吸収層がInP基板に格子整合が容易
なInGaAs、InAlGaAs或いはInGaAsPより構成され、第2
導電型アバランシェ層がInAlAsあるいはInAlGaAsあるい
はInGaAsPより構成されているアバランシェフォトダイ
オードが与えられる。
1導電型光吸収層までエッチング除去後、エッチング側
面を含めて前記の構成となるべく第2導電型半導体層周
縁を第1導電型に転換させ、且つ受光領域を形成する第
1導電型光吸収層下に本光吸収層より禁制帯幅の大きな
光の導波としての役目を成す光導波層を有し、この光導
波路により光信号を素子外部から取り入れ且つ導入光を
エバネッセント結合により前記光吸収層へ結合させ光電
変換することを特徴とする導波路構成のアバランシェフ
ォトダイオードが与えられる。
らば、本発明の技術思想の基本はpn接合をgrown
junctionとエピ成長後の不純物注入あるいは
不純物拡散等の手段により付加的に受光領域の中心部を
除いた素子周縁部に形成した構造で、これによりメサ構
造においてもpn接合端がメサ側壁形成されることなくpn
接合終端部が素子表面に形成され且つ作為的にpn接合終
端部を含んだ素子表面周縁部の下部に逆バイアス印加時
に空乏化する領域即ち不純物注入或いは拡散の施されて
いない領域を形成することにより逆バイアス下でのpn
接合終端領域での電界強度を受光領域下pn接合部での
電界強度と比べて効果的に低下でき、特別なガードリン
グ構造を付加することなくして有効なガードリング効果
を生ぜしめて、素子降伏電圧付近で使用されるアバラン
シェ状態においても低暗電流と信頼性に優れた特性を示
す素子を提供することにある。
機能の分担を設けたもでので、第2導電型中に光吸収領
域と増倍領域の両者を設ける構造も可能であるが、ヘテ
ロ構造を利用しての本構成、即ち第1導電型領域中に光
吸収層を、第2導電型領域中にアバランシェ増倍領域を
形成する方がよりAPDとしての高速性・低雑音特性を効
果的に実現できる。
電型変換の方法として不純物拡散を採用する場合、p型
層の形成と拡散深さの制御が比較的容易であるのと比
べ、n型不純物拡散は拡散現象自体及びその深い深さ制
御が困難であること、及び、アバランシェ層として少数
キャリアが大きなイオン化率特性を有する伝導型の方が
雑音特性に優れる特性であることが知られており、電子
の電離衝突/イオン化率が正孔のイオン化率より大きな
材料物性を有するn型アバランシェ層を想定した伝導体
型を規定している。正孔のイオン化率の方が大きな場合
にはp型アバランシェ層を用いる構成が望ましい。
は、光通信用波長帯の光源・光検出器の作製基板として
最適、多用されているInP基板を用いた場合の上記した
態様に合致する組み合わせを規定したもので、光吸収層
としてはInP基板に格子整合したInGaAsP或いはInAlGaAs
を材料とした光源の全ての波長光を受光できるいInを5
3%含んだInGaAs層(InPに格子整合する最長波長組成
材料)、或いは、受光目的の波長の禁制帯幅より狭い禁
制帯を有するInAlGaAsあるいはInGaAsP材料であり、ア
バランシェ層としては電子のイオン化率が正孔のそれよ
り大きなInAlAs或いはInAlGaAs或いはInGaAsP、或いは
これらの組み合わせ(超格子)構造により高速で低雑音
な素子を実現することが出来る。
InGaAsの例であればInを53%含んだ組成のInGaAsと代表
して表現してあるが、その意味するところは転位の発生
を伴わない範囲で歪み・不整合を許容した組成比、ある
いは超格子構造では正の歪み層と負の歪みの層多重によ
る実効的な歪みを緩和した場合等をも含んでいる。
は、光の導入・導波構造として導波路構造との結合した
場合の構成例を規定したもので、アバランシェ層領域下
の光吸収層で光吸収された光キャリアが効果的にアバラ
ンシェ領域に注入される構造を規定しており、且つ、薄
膜増倍層の場合に特に内部量子効率の改善・向上に効果
的である特徴を有する。
受光素子の具体例を実施例の形で詳細に説明する。
よる半導体受光素子、APDの横断面模式図を示す。まず
始めに(100)面を有するp+−InP基板11上
に、例えばガスソースMBE法により、p+−InPバッ
ファー層12を1μm程度形成した後、Be(ベリリウ
ム)添加による不純物濃度約5 x 1015 cm−3の
p−−InGaAs光吸収層13を1μm形成し、次
に、p+−InP電界緩和層14を50nm、不純物添加なし
のノンドープInAlAs層15を2μm成長し、最後
にSi等の添加によるn+−InPキャップ層16を
0.5μm成長して素子用ウエーハとする。ここで、上
記基板11,層12,13,14が請求項の第1導電型
半導体層に、層15が第2導電型半導体層に対応する。
トリソグラフィー技術(フォトレジスト塗布、乾燥、パ
ターン転写印刷、現像・不要部除去)を用いて選択的に
例えば直径50μmの円形を残してn+−InP16層
を除去する。この工程を経たウエーハの表面に例えばSi
O2の様な不純物の拡散マスクとしての用を成す薄膜を形
成し、フォトリソグラフィーの技術を用いて、例えば、
円形のn― InP層16と同心円状に直径100μmを残
してSiO2薄膜を除去する。この薄膜を拡散マスクとして
Zn(亜鉛)をInGaAs光吸収層13に達するよう
に拡散しp+領域111を形成する。
物と共にパターニングされたウエーハをガラス中に真空
封入し温度500から600度中で数時間放置すること
により得られる。拡散深さは熱処理時間の過多により制
御できる。
て直径80μmを残して除去後、Znを深さ0.5μm
拡散しp+領域112を形成する。
ば、プラズマCVDによりSiNx絶縁膜113を0.
22μm形成し、この後、n側電極114、p側電極1
15を形成することにより素子が完成する。
に形成されており、光は電極114内に導入される。
又、絶縁膜113の膜厚は 波長1.3から1.55μ
m光に対して入射表面での反射を極力抑えるようAR条件
付近に設定されている。光を基板側裏面入射とすること
もでき、その場合には、p電極115に円形窓を開けれ
ばよい。
例であるアバランシェフォトダイオードが制作できる。
本素子では、降伏電圧が100Vを越えるが、増倍暗電
流は10nA程度以下で安定であり、利得・帯域積30GH
zが得られた。低暗電流化には、結晶品質、ガードリン
グ効果の寄与も大きいが、上記電界緩和層14の濃度制御
によりInGaAs光吸収層13には素子降伏時にも200kV/cm
以上の高電界が印加されないように設計・作製されてお
りInGaAs中でのトンネル電流の発生を抑制している効果
も現れている。受光面内での増倍率分布も均一で、温度
150度の高温雰囲気中での降伏電圧状態放置試験にお
いても1000時間経過後でも安定であった。本実施例
は、請求項1,2,3,4,5に対応した実施例であ
る。
について第2図を用いて説明する。始めに、(100)面を
有するp+-InP基板21上に1μ程度のp+-InPバッファー
層22を介して、厚さ 0.5μm、濃度2 x 1019cm-3のp+
−InGaAs光吸収層23 及び、厚さ0.5μm、濃度5 x 1017
cm-3のp- −InGaAs光吸収層24を成長後形成する。これ
に引き続き連続して、厚さ50nmのp+-InP電界緩和層2
5、厚さ2μmでノンドープ高抵抗であるInAlAs増倍層2
6、厚さ0.5μm、濃度5 x 1018cm-3のn+-InPキャップ・
コンタクト層27を成長する。ここで、21,22,2
3,24,25が各請求項の第1導電型半導体層に、2
6が第2導電型半導体層に対応する。
ばSiO2膜を0.2μm程度全面に形成し、次に、フォトリソ
グラフィー技術(フォトレジスト塗布、乾燥、パターン
転写印刷、現像・不要部除去)を用いて選択的に例えば
直径80μmの円形を残して前記SiO2及びn+-InP層27の全
てを除去する。
り返すことにより上記80μmと同心円上に直径90μmの円
形を残してi-InAlAs増倍層26を上部より約1μmをエッチ
ングにより選択的に除去する。
スト工程により上記80、90μmの円と同心円で直径100μ
mの円形を残して上記残りのi-InAlAs増倍層26の全てを
除去する。この工程により図2に模式的に示されている
ようにi-InAlAs層26周縁に段差が形成される。
す。ここでは上記SiO2がZnの拡散マスクの役割をしてお
り、且つ第1の実施例で説明したと同様ZnAs2と同一の
ガラス管中で熱処理することによりp+拡散領域211を得
る。Znの拡散深さは0.5μm程度となるように熱処理時間
を調節する。この工程後、上記円形と同心円上に直径30
μmを残してn+-InP層27を除去した後、上記SiO2 を除去
後、素子表面の絶縁保護膜として例えばSiNx膜212を
0.3μm程度形成する。次に、基板の厚みを所定の厚みと
なるべく研磨、鏡面仕上げとした後、基板側にもSiNx膜
0.22μmを形成する。この後、n+-InP層27上のSiNx膜212
を除去しn型電極214を形成し、上記n+-InP層27の下部
に位置するp+-InP基板21上のSiNx膜213領域外のSiNx
膜を除去した後、この領域にp型電極215を形成すること
により素子化が完成する。ここでは、光は基板側SiNx膜
213を通して導入される。
例であるアバランシェフォトダイオードが制作できる。
本素子では、増倍暗電流は5nA程度以下で安定であり、
利得帯域積25GHzが得られた。本実施例では上記電
界緩和層14によりInGaAs光吸収層13に高電界(例えば30
0kV/cm)は印加しない設計となっているが、これに加え
て、p-InGaAs層23、24は高濃度ドーピングされており
空乏層が広がらない設計となっているために空乏化に起
因した暗電流の発生が抑制されて低暗電流化が達成され
ている。
明の一実施例を示したが、受光面内での増倍率分布も極
めて均一で、150度雰囲気中での降伏電圧状態放置に
おいても1000時間経過後での安定であった。本実施
例は、請求項1,2,3,4,5を具体化した一例であ
る。
て第3図を用いて説明する。始めに、GS-MBE装置を用い
て、(100)面を有する半絶縁性InP基板31上に1μ程度の
p+型バッファー層32を介して、厚さ 1μmのp+-InGaAs層
33を形成する。このとき、InGaAs層33の濃度としてMBE
のベリリウム・セルの温度を変化上昇させることによ
り、成長開始時の約1 x1019cm−3から終了時には1 x10
17cm-3に且つその濃度変化量が濃度の対数表示値で距離
に関して線形近似で減少すべく制御する。
nP電界緩和層34を成長後、波長組成1.2μm相当で層厚10
nmのInAGaAs井戸層と厚さ15nmのInAlAs障壁層の15周期
より構成された合計0.3μm厚のノンドープ超格子増倍層
35を形成し、最後に層厚0.5μmのn+-InPキャップ・コン
タクト層36を形成する。ここで、32,33,34が請
求項における第1導電型半導体層に、35が第2導電型
半導体層に対応する。
2膜を0.2μm程度全面に形成し、次に、フォトリソグラ
フィー技術(フォトレジスト塗布、乾燥、パターン転写
印刷、現像・不要部除去)を用いて選択的に例えば直径
60μmの円形を残して前記SiO2及びn+-InP層36を除去す
る。次に、このウエーハをZnAS2と共にガラス管中に封
入し、十分な熱処理を施すことにより超格子層35を完全
にp型化しp+拡散領域311を形成する。
り返すことにより上記60μmと同心円上に直径50μmの
円形を残して前記SiO2とn-InP層26を除去後、前記同
様の熱処理を施すことにより超格子層35の上部の一領域
をp+拡散領域312とする。この工程の後、フォトレジス
ト工程により上記60、50μmの円と同心円で直径30μmの
円形を残して上記残りのn-InP層36を除去する。
として例えばSiNx膜313を0.3μm形成する。この後、
基板厚さを調節・鏡面とした基板面に光通信波長に対し
て低反射となるべく約0.22μmのSiNx膜314を形成し、n
電極315、p電極316を形成することにより素子化完了す
る。ここでは光は裏面・基板側からの入射となってお
り、p電極は表面側なら取り出す構造となっている。こ
の構成により、素子はあらかじめ引き出し電極が形成さ
れたサブ・マウント上にフリップ・チップ組立が可能と
なり素子へのワイヤー・ボンディングが不要となる。
例であるアバランシェフォトダイオードが制作できる。
本素子では、増倍暗電流は1nA程度以下で安定であり、
利得帯域積120GHzという高速特性が得られた。本
実施例では上記電界緩和層34によりInGaAs光吸収層33に
高電界(200kV/cm)は印加しない設計となっているが、
これに加えて、p-InGaAs層33の濃度ドーピングがpn接
合から離れるに従って濃度を増す構成を採用することに
より、InGaAs中で光信号により生成された光キャリアで
ある電子が上記濃度勾配による内部電界によりpn接合部
へと高速でドリフトされるために、低暗電流と高速性が
達成されている。本実施例も、請求項1,2,3,4,
5を具体化した一例である。
例、導波路構造を有するアバランシェフォトダイオード
ついて第4図の素子概略図を用いて説明する。図aは横
断面概略図であり、図bは素子上面外略図である。始め
に、GS-MBE装置を用いて、(100)面を有する半絶縁性InP
基板41上に約1μmのノンドープInP層42を始めに成長
し、次に、厚さ600nmで組成波長1.05μm相当のノンド
ープInAlGaAs光導波路層43、厚さ40nmで組成波長1.15μ
mのノンドープのInAlGaAs層44 及び、厚さ20nmのノンド
ープInPエッチング・ストップ層45を順次形成する。
m-3の組成波長1.15μmのp+-InAlGaAs層46、厚さ500nmの
p-InGaAs光吸収層47を形成する。
Eのベリリウム・セルの温度を変化上昇させることによ
り、成長開始時の約1 x1019cm-3から終了時には1x1017c
m− 3に且つその濃度変化量が濃度の対数表示値で距離
に関して線形近似で減少するよう制御する。
nP電界緩和層48、 厚さ200nmのノンドープInAlAs増倍層
49を形成し、最後に層厚500nmのn+-InPキャップ・コン
タクト層50を形成する。ここで、46,47,48が請
求項における第1導電型半導体層に、49が第2導電型
半導体層に対応する。
セスに入る。始めに、フォトリソグラフィー技術を用い
てn+-InP層50を6μm x 20μm残して選択的に除去する。
状と中心を同じくして相似形な14μmx 28μmを残してIn
AlAs増倍層49、p+-InP電界緩和層48、p-InGaAs光吸収層
47を選択的に除去する。この後、フォトリソグラフィー
技術により10μm x 24μmの相似形領域のみにフォトレ
ジストを形成する。
て、ベリリウムのイオン注入を行う。注入は例えば、加
速電圧20kV/cmでドーズ量5 x 1012cm−2条件で行う。
このとき上記のフォトレジストで覆われた領域では、注
入されたベリリウムはフォトレジスト内に止まることに
なり、このイオン注入の工程後、フォトレジストを除去
し、600度20秒程度の瞬間熱処理工程を経ることによりp
+領域411を形成する。次に、ウエーハ全面に例えば絶縁
表面保護膜としてSiNx膜412を形成し、上記メサ領域と
相似形に20μm x 36μmの領域を残してp+-InAlGaAs層46
を選択的に除去する。
長手方向の中心線に導波路中心が一致するように幅7μm
の導波路を形成する。このとき、n-InP層45をマスクと
することによりInAlGaAs層44及び43を選択的に除去す
る。このとき、受光領域においては上記20μm x 36μm
のp+-InAlGaAs層46外周が残るようにする。この後、n
側電極413、p側電極414を形成した後に、光導波路と直
角に位置する方向でウエーハを劈開することにより光り
の入射端面を形成し、この面に入射光に対して無反射条
件を満足する厚さ、例えば220nm程度のSiNx膜415を形成
することにより導波路付きアバランシェフォトダイオー
ドが完成する。
例であるアバランシェフォトダイオードが制作できる。
本素子では、増倍暗電流は1nA程度以下で安定であり、
利得帯域積100GHzという高速特性が動作電圧18V程
度で得られた。本実施例も、請求項6を具体化した一例
である。この構造では、光信号は光導波路からエバネッ
セント結合により光り吸収層に導入されており、pn接合
端面には光導入されない構造であるため大光量の光、即
ち大電流の信号光に対しても安定動作する。また、導波
路構成での高感度APDは光源である半導体レーザが導波
路構成、即ち横方向で光を取り扱うのと整合性が良く、
集積化等への発展性にも優れる特長を有する。
することなく従来の比較的簡単な技術を組み合わせるこ
とにより、受光素子として基本性能である暗電流の低い
信頼性に優れた半導体受光素子を高い再現性で作製する
ことが可能となる。具体的には、増倍層厚さが薄い場合
にはイオン注入等の技術を併用した方が確実ではある
が、従来の拡散技術を用いて有効なガードリング効果を
比較的簡単に且つ有効に形成でき信頼性に優れた特性を
実現した。本発明では高電界が必要なアバランシェフォ
トダイオードの例を示したが、高電界を必要としないフ
ォトダイオードにおいても本構造、作製方法が有効であ
ることは言うまでもない。
を用いたアバランシェフォトダイオードの構成を示す概
略横断面図である。
シェフォトダイオードの構成を示す概略横断面図であ
る。
シェフォトダイオードの構成を示す概略横断面図であ
る。
造を有するアバランシェフォトダイオードの構成を示す
図である。図aは素子横断面概略図であり、図bは素子
上面概略図である。
を示す図である。
Dの構造を示す図である。
超格子増倍層 66 n+型InAlAsキャップ層 67 n+型InGaAsコンタクト層 68 p型化領域 69 円環状分離溝 610 ガードリング 611 p電極 612 n電極 613 パッシベーション膜 614 ARコート
Claims (6)
- 【請求項1】 化合物半導体基板上に、少なくとも第1
導電型半導体層と第2導電型半導体層を順次有し且つ第
2導電型半導体層の一領域を受光部として供する構成に
おいて、選択的に導電型を変更することにより前記受光
部位外の第2導電型半導体層の一領域を前記第1導電型
半導体領域に達するまで第1導電型に変換した領域と、
第2導電型領域を残して第1導電型に変換した領域を連
結して形成したことを特徴とするアバランシェフォトダ
イオード。 - 【請求項2】 第1導電型半導体層中の一層或いは一領
域を光吸収層とし、第2導電型層の一層或いは一領域を
逆バイアス印加時に高電界を形成して衝突電離/アバラ
ンシェ増倍をなさしめ増倍層とすることを特徴とする請
求項1記載のアバランシェフォトダイオード。 - 【請求項3】 第1導電型がp型で、第2導電型がn型
或いは高抵抗型より構成されたことを特徴とする請求項
1及び2のいずれかに記載のアバランシェフォトダイオ
ード。 - 【請求項4】 半導体基板としてInPを用い、第1導電
型光吸収層がInP基板に格子整合するInGaAs、InAlGaAs
或いはInGaAsPで、第2導電型アバランシェ層がInP基板
に格子整合するInAlAs或いはInAlGaAs或いはInGaAsPよ
り構成されていることを特徴とする請求項2または3の
いずれかに記載のアバランシェフォトダイオード。 - 【請求項5】 エッチング工程により、少なくとも受光
部位外の第2伝導型領域周縁が第1導電型光吸収層まで
除去され、且つ本第1導電型光吸収層下に光信号の導波
/導入路としての役目を成す光吸収層の禁制帯幅より大
きな禁制帯の光導波路層を有することを特徴とする請求
項2,3及び4のいずれかに記載の導波路構成のアバラ
ンシェフォトダイオード。 - 【請求項6】 (100)面を有する基板上にバッファ層を
1μm程度形成した後、Be添加による光吸収層を1μm
形成する工程、電解緩和層を形成し、不純物添加なしの
ノンドープInAlAs層を2μm成長し、次いでSi等を添加
してキャップ層を0.5μm成長して素子用ウェーハを形成
する工程、 該ウェーハを用いて選択的に円形部を残してn+−In
P層を除去する工程、 ウェーハ表面に不純物拡散マスク用薄膜を形成し、上記
円形のn+−InP層と同心円状に直径部を残してSiO2
薄膜を除去する工程、 この薄膜を拡散マスクとしてZnを光吸収層に達するよ
う拡散し、p+領域を形成する工程、 次に再度拡散マスク円形を残して除去後、Znを拡散し
てp+領域を形成する工程、および素子表面の保護膜と
してSiNx絶縁膜を形成した後にn側電極とp側電極
を形成して受光素子を形成する工程、 とを具備するアバランシェフォトダイオードの製造方
法。
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