JP2000323571A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JP2000323571A JP2000323571A JP11133532A JP13353299A JP2000323571A JP 2000323571 A JP2000323571 A JP 2000323571A JP 11133532 A JP11133532 A JP 11133532A JP 13353299 A JP13353299 A JP 13353299A JP 2000323571 A JP2000323571 A JP 2000323571A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スパッタエッチングにより接続孔底部の下層
銅配線表面の自然酸化膜を除去することはできるが、そ
の表面がスパッタされ、スパッタされた銅が接続孔側壁
に付着し、付着した銅が層間絶縁膜中を移動することで
引き起こされていた配線間リーク等の問題を解決するこ
とにある。 【解決手段】 層間絶縁膜15に溝20および接続孔2
1からなる凹部22を形成する工程と、凹部22の内面
に第1のバリアメタル層31を形成する工程と、凹部2
2の底部の第1のバリアメタル層31を選択的に除去し
て凹部22の底部を露出させる工程と、凹部22の底部
に対してスパッタエッチングを行う工程と、凹部22の
内面に第1のバリアメタル層31を介して第2のバリア
メタル層32を形成する工程とを備えている製造方法で
ある。
銅配線表面の自然酸化膜を除去することはできるが、そ
の表面がスパッタされ、スパッタされた銅が接続孔側壁
に付着し、付着した銅が層間絶縁膜中を移動することで
引き起こされていた配線間リーク等の問題を解決するこ
とにある。 【解決手段】 層間絶縁膜15に溝20および接続孔2
1からなる凹部22を形成する工程と、凹部22の内面
に第1のバリアメタル層31を形成する工程と、凹部2
2の底部の第1のバリアメタル層31を選択的に除去し
て凹部22の底部を露出させる工程と、凹部22の底部
に対してスパッタエッチングを行う工程と、凹部22の
内面に第1のバリアメタル層31を介して第2のバリア
メタル層32を形成する工程とを備えている製造方法で
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、詳しくはダマシン法、デュアルダマシン法
等の埋め込み技術を用いた半導体装置の製造方法に関す
る。
方法に関し、詳しくはダマシン法、デュアルダマシン法
等の埋め込み技術を用いた半導体装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】LSIデバイスの微細化、高速化の要求
から、配線抵抗の低減、信頼性の向上が望まれている。
これを実現するべく、従来のアルミニウム合金配線に比
べて抵抗が低くエレクトロマイグレーション耐性の高い
銅配線が検討され、一部実用化されている。
から、配線抵抗の低減、信頼性の向上が望まれている。
これを実現するべく、従来のアルミニウム合金配線に比
べて抵抗が低くエレクトロマイグレーション耐性の高い
銅配線が検討され、一部実用化されている。
【0003】銅配線を形成する技術としては、銅のドラ
イエッチングが一般的に容易ではないことから、いわゆ
る溝配線による方法が有望視さている。その溝配線を形
成する技術としては、接続孔に配線材料を埋め込んだ後
に、溝を形成し、その溝に配線材料を埋め込む方法(い
わゆるシングルダマシン法)の他、接続孔と溝の両方を
形成しておき、その接続孔と溝の両方に同時に配線材料
を埋め込む方法(いわゆるデュアルダマシン法)等が提
案されている。このデュアルダマシン法は、工程数が少
なくて済むという利点がある。
イエッチングが一般的に容易ではないことから、いわゆ
る溝配線による方法が有望視さている。その溝配線を形
成する技術としては、接続孔に配線材料を埋め込んだ後
に、溝を形成し、その溝に配線材料を埋め込む方法(い
わゆるシングルダマシン法)の他、接続孔と溝の両方を
形成しておき、その接続孔と溝の両方に同時に配線材料
を埋め込む方法(いわゆるデュアルダマシン法)等が提
案されている。このデュアルダマシン法は、工程数が少
なくて済むという利点がある。
【0004】溝配線を形成するためには、溝または接続
孔に銅を埋め込む必要があり、溝や接続孔に配線材料の
銅を埋め込む方法には、室温程度の低温プロセスであ
り、埋め込み性および膜質が比較的良好である電解メッ
キ法が多用されている。
孔に銅を埋め込む必要があり、溝や接続孔に配線材料の
銅を埋め込む方法には、室温程度の低温プロセスであ
り、埋め込み性および膜質が比較的良好である電解メッ
キ法が多用されている。
【0005】一方、配線材料の銅は、酸化シリコン等の
層間絶縁膜中に移動する性質を有する。そのため、銅配
線の形成では、銅と絶縁膜との間にバリアメタル層を形
成する必要がある。バリアメタルには、従来より用いら
れてきた窒化チタンの他にタンタル、窒化タンタル、窒
化タングステン等が用いられている。そのバリアメタル
層の形成には、一般に、スパッタリング、化学的気相成
長法等が用いられている。
層間絶縁膜中に移動する性質を有する。そのため、銅配
線の形成では、銅と絶縁膜との間にバリアメタル層を形
成する必要がある。バリアメタルには、従来より用いら
れてきた窒化チタンの他にタンタル、窒化タンタル、窒
化タングステン等が用いられている。そのバリアメタル
層の形成には、一般に、スパッタリング、化学的気相成
長法等が用いられている。
【0006】以下に、従来の銅配線の形成方法を図2に
より説明する。図2の(1)に示すように、絶縁膜11
1に下層銅配線112が形成され、その下層銅配線11
2を覆うように、上記絶縁膜111上に窒化シリコン膜
113、層間絶縁膜114が形成されている。この層間
絶縁膜114には、配線形成用の溝115が形成されて
いて、さらに層間絶縁膜114から窒化シリコン膜11
3には、溝115の底部から下層銅配線112に達する
接続孔116が形成されている。
より説明する。図2の(1)に示すように、絶縁膜11
1に下層銅配線112が形成され、その下層銅配線11
2を覆うように、上記絶縁膜111上に窒化シリコン膜
113、層間絶縁膜114が形成されている。この層間
絶縁膜114には、配線形成用の溝115が形成されて
いて、さらに層間絶縁膜114から窒化シリコン膜11
3には、溝115の底部から下層銅配線112に達する
接続孔116が形成されている。
【0007】まず図2の(2)に示すように、上記のよ
うな溝115および接続孔116に対して、アルゴンス
パッタエッチングにより、接続孔116の底部に露出し
ている下層銅配線112の表面に生成されている自然酸
化膜(図示せず)を除去する。その際に下層銅配線11
2の表面がスパッタされて、接続孔116の側壁にスパ
ッタされた銅の付着物141が堆積される。続いてスパ
ッタリングにより、上記溝115および接続孔116の
各内面に、バリアメタル層131を50nmの厚さの窒
化タンタル膜で形成する。
うな溝115および接続孔116に対して、アルゴンス
パッタエッチングにより、接続孔116の底部に露出し
ている下層銅配線112の表面に生成されている自然酸
化膜(図示せず)を除去する。その際に下層銅配線11
2の表面がスパッタされて、接続孔116の側壁にスパ
ッタされた銅の付着物141が堆積される。続いてスパ
ッタリングにより、上記溝115および接続孔116の
各内面に、バリアメタル層131を50nmの厚さの窒
化タンタル膜で形成する。
【0008】その後図2の(3)に示すように、銅メッ
キのシードとなる銅膜を形成した後、電解メッキ法によ
り接続孔116および溝115の各内部を銅で埋め込
む。次いで化学的機械研磨(以下CMPという、CMP
はChemical Mechanical Polishing の略)により、層間
絶縁膜114上の余分な銅およびバリアメタル層131
を除去して、溝116の内部にバリアメタル層131を
介して銅からなる配線132を形成するとともに接続孔
116の内部にバリアメタル層131を介して銅からな
るプラグ133を形成する。
キのシードとなる銅膜を形成した後、電解メッキ法によ
り接続孔116および溝115の各内部を銅で埋め込
む。次いで化学的機械研磨(以下CMPという、CMP
はChemical Mechanical Polishing の略)により、層間
絶縁膜114上の余分な銅およびバリアメタル層131
を除去して、溝116の内部にバリアメタル層131を
介して銅からなる配線132を形成するとともに接続孔
116の内部にバリアメタル層131を介して銅からな
るプラグ133を形成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記銅
の溝配線の形成方法では、アルゴンスパッタエッチング
により、下層銅配線の表面に生成されている自然酸化膜
を除去することはできるが、下層銅配線の表面がスパッ
タされ、そのスパッタされた銅が接続孔の側壁に付着す
る。すなわち、スパッタされた銅が層間絶縁膜に直接接
触する状態に付着する。層間絶縁膜の接続孔が形成され
ている部分は、通常、酸化シリコン膜で形成されてい
る。そのため、窒化タンタル等のバリアメタル層を形成
して、埋め込んだ銅と層間絶縁膜とが接触しないように
しても、接続孔の側壁に付着した銅がその後の加熱工程
等のプロセスにより層間絶縁膜中に移動し、配線間リー
ク等の問題を引き起こしていた。
の溝配線の形成方法では、アルゴンスパッタエッチング
により、下層銅配線の表面に生成されている自然酸化膜
を除去することはできるが、下層銅配線の表面がスパッ
タされ、そのスパッタされた銅が接続孔の側壁に付着す
る。すなわち、スパッタされた銅が層間絶縁膜に直接接
触する状態に付着する。層間絶縁膜の接続孔が形成され
ている部分は、通常、酸化シリコン膜で形成されてい
る。そのため、窒化タンタル等のバリアメタル層を形成
して、埋め込んだ銅と層間絶縁膜とが接触しないように
しても、接続孔の側壁に付着した銅がその後の加熱工程
等のプロセスにより層間絶縁膜中に移動し、配線間リー
ク等の問題を引き起こしていた。
【0010】また、上記溝配線の形成方法では、溝、接
続孔等に配線材料となる銅を埋め込んだ後、余剰の銅や
バリアメタルをCMPにより除去している。このバリア
メタルとしては、バリア性、銅との密着性の観点から、
タンタルもしくは窒化タンタルを用いる場合が多い。し
かしながら、バリアメタル層のような厚さのタンタル系
材料のCMPは一般的に容易ではなく、研磨残りが生じ
易い。そして研磨残りが生じた場合には、配線間のショ
ートが発生することがあった。
続孔等に配線材料となる銅を埋め込んだ後、余剰の銅や
バリアメタルをCMPにより除去している。このバリア
メタルとしては、バリア性、銅との密着性の観点から、
タンタルもしくは窒化タンタルを用いる場合が多い。し
かしながら、バリアメタル層のような厚さのタンタル系
材料のCMPは一般的に容易ではなく、研磨残りが生じ
易い。そして研磨残りが生じた場合には、配線間のショ
ートが発生することがあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされた半導体装置の製造方法であり、層
間絶縁膜に凹部を形成する工程と、凹部の内面に第1の
バリアメタル層を形成する工程と、凹部の底部の第1の
バリアメタル層を選択的に除去して凹部の底部を露出さ
せる工程と、凹部の底部に対してスパッタエッチングを
行う工程と、凹部の内面に第1のバリアメタル層を介し
て第2のバリアメタル層を形成する工程とを備えてい
る。
決するためになされた半導体装置の製造方法であり、層
間絶縁膜に凹部を形成する工程と、凹部の内面に第1の
バリアメタル層を形成する工程と、凹部の底部の第1の
バリアメタル層を選択的に除去して凹部の底部を露出さ
せる工程と、凹部の底部に対してスパッタエッチングを
行う工程と、凹部の内面に第1のバリアメタル層を介し
て第2のバリアメタル層を形成する工程とを備えてい
る。
【0012】上記半導体装置の製造方法では、凹部の内
面に第1のバリアメタル層を形成してから、凹部の底部
の第1バリアメタル層を選択的に除去して凹部の底部を
露出させることから、凹部の側壁に第1のバリアメタル
層が残される。そして凹部の底部に対してスパッタエッ
チングすることから、凹部の底部に金属もしくは金属化
合物からなる配線もしくは電極のような導電体が形成さ
れている場合、その表面に生成されている自然酸化膜を
除去することが可能になる。その際、スパッタされた導
電体が凹部の側壁に付着しても、側壁には第1のバリア
メタル層が形成されているので、その付着物が層間絶縁
膜に直接に接触することはない。このため、導電体が銅
配線であって、付着物が銅もしくは銅合金であっても、
第1のバリアメタル層により層間絶縁膜方向への銅の移
動が阻止されるので、銅が層間絶縁膜中に移動すること
はない。
面に第1のバリアメタル層を形成してから、凹部の底部
の第1バリアメタル層を選択的に除去して凹部の底部を
露出させることから、凹部の側壁に第1のバリアメタル
層が残される。そして凹部の底部に対してスパッタエッ
チングすることから、凹部の底部に金属もしくは金属化
合物からなる配線もしくは電極のような導電体が形成さ
れている場合、その表面に生成されている自然酸化膜を
除去することが可能になる。その際、スパッタされた導
電体が凹部の側壁に付着しても、側壁には第1のバリア
メタル層が形成されているので、その付着物が層間絶縁
膜に直接に接触することはない。このため、導電体が銅
配線であって、付着物が銅もしくは銅合金であっても、
第1のバリアメタル層により層間絶縁膜方向への銅の移
動が阻止されるので、銅が層間絶縁膜中に移動すること
はない。
【0013】また、第2のバリアメタル層は、銅との密
着性を有し、かつ凹部の内部の段差被覆性が確保されれ
ばよい。例えば、凹部が溝とその溝の底部の一部に形成
した接続孔とからなる場合には、その溝底部の段差被覆
性が確保されればよい。したがって、第2のバリアメタ
ル層は、従来のバリアメタル層よりも薄く形成すること
ができるので、従来のバリアメタル層のような厚さに形
成する必要はない。そのため、第2のバリアメタル層を
形成した後、凹部内に導電体を埋め込んで、例えばCM
Pによって層間絶縁膜上の余分な導電体を除去する際
に、層間絶縁膜上の第2のバリアメタル層はCMPによ
って、研磨残りを生じることなく容易に除去されるよう
になる。
着性を有し、かつ凹部の内部の段差被覆性が確保されれ
ばよい。例えば、凹部が溝とその溝の底部の一部に形成
した接続孔とからなる場合には、その溝底部の段差被覆
性が確保されればよい。したがって、第2のバリアメタ
ル層は、従来のバリアメタル層よりも薄く形成すること
ができるので、従来のバリアメタル層のような厚さに形
成する必要はない。そのため、第2のバリアメタル層を
形成した後、凹部内に導電体を埋め込んで、例えばCM
Pによって層間絶縁膜上の余分な導電体を除去する際
に、層間絶縁膜上の第2のバリアメタル層はCMPによ
って、研磨残りを生じることなく容易に除去されるよう
になる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の半導体装置の製造方法に
係わる実施の形態を、図1の製造工程図によって説明す
る。
係わる実施の形態を、図1の製造工程図によって説明す
る。
【0015】図1の(1)に示すように、基板11上に
素子(図示省略)を形成し、さらに絶縁膜12や下層導
電体(例えば銅配線や銅電極)13等の形成を行い、平
坦化プロセスによってその絶縁膜12の表面を平坦化し
て、上記下層導電体13の上面を露出させる。そして上
記下層導電体13を覆うように、上記絶縁膜12上に銅
の移動を阻止するバリア層14を形成する。このバリア
層14は、バリア性と絶縁性を有する材料、例えば窒化
シリコンで形成する。なお、上記下層導電体13は、例
えば溝配線法により銅配線で形成し、その際に溝の内面
にバリアメタル層(図示せず)を形成した。
素子(図示省略)を形成し、さらに絶縁膜12や下層導
電体(例えば銅配線や銅電極)13等の形成を行い、平
坦化プロセスによってその絶縁膜12の表面を平坦化し
て、上記下層導電体13の上面を露出させる。そして上
記下層導電体13を覆うように、上記絶縁膜12上に銅
の移動を阻止するバリア層14を形成する。このバリア
層14は、バリア性と絶縁性を有する材料、例えば窒化
シリコンで形成する。なお、上記下層導電体13は、例
えば溝配線法により銅配線で形成し、その際に溝の内面
にバリアメタル層(図示せず)を形成した。
【0016】次いで、例えばプラズマCVD法により、
上記バリア層14上に、層間絶縁膜15になる酸化シリ
コン(以下PE−SiO2 と記す)膜16を例えば80
0nmの厚さに形成する。さらに窒化シリコン(以下P
E−SiNと記す)膜17を例えば50nmの厚さに形
成する。このPE−SiN膜17はPE−SiO2 をエ
ッチングする際にエッチングマスクおよびエッチングス
トッパとしての機能を果たす。
上記バリア層14上に、層間絶縁膜15になる酸化シリ
コン(以下PE−SiO2 と記す)膜16を例えば80
0nmの厚さに形成する。さらに窒化シリコン(以下P
E−SiNと記す)膜17を例えば50nmの厚さに形
成する。このPE−SiN膜17はPE−SiO2 をエ
ッチングする際にエッチングマスクおよびエッチングス
トッパとしての機能を果たす。
【0017】次に、通常のリソグラフィー技術および反
応性イオンエッチング(以下RIEという、RIEはRe
active Ion Etchingの略)技術により、PE−SiN膜
17に、例えば下層導電体13に通じる接続孔の一部と
なる開口部18を形成する。上記開口部18の口径は、
例えば0.2μmとした。
応性イオンエッチング(以下RIEという、RIEはRe
active Ion Etchingの略)技術により、PE−SiN膜
17に、例えば下層導電体13に通じる接続孔の一部と
なる開口部18を形成する。上記開口部18の口径は、
例えば0.2μmとした。
【0018】さらに図1の(2)に示すように、プラズ
マCVD法によって、上記PE−SiN膜17上かつ上
記開口部18上に層間絶縁膜15になるPE−SiO2
膜19を例えば500nmの厚さに形成する。次いでリ
ソグラフィー技術とエッチングとにより、このPE−S
iO2 膜19に溝20を、この溝20の底部に上記開口
部18が存在するように形成する。したがって、この溝
20の幅は例えば0.3μmとした。上記溝20を形成
する際には、PE−SiN膜17がエッチングストッパ
になる。
マCVD法によって、上記PE−SiN膜17上かつ上
記開口部18上に層間絶縁膜15になるPE−SiO2
膜19を例えば500nmの厚さに形成する。次いでリ
ソグラフィー技術とエッチングとにより、このPE−S
iO2 膜19に溝20を、この溝20の底部に上記開口
部18が存在するように形成する。したがって、この溝
20の幅は例えば0.3μmとした。上記溝20を形成
する際には、PE−SiN膜17がエッチングストッパ
になる。
【0019】さらにエッチングを進行させることによ
り、上記PE−SiN膜17をマスクにして、上記PE
−SiO2 膜16、バリア層14をエッチングして、下
層導電体13に通じる接続孔21を形成する。この結
果、接続孔21の口径は上記開口部18の口径とほぼ同
等の0.2μmに形成された。このようにして、溝20
と接続孔21とで凹部22が形成される。
り、上記PE−SiN膜17をマスクにして、上記PE
−SiO2 膜16、バリア層14をエッチングして、下
層導電体13に通じる接続孔21を形成する。この結
果、接続孔21の口径は上記開口部18の口径とほぼ同
等の0.2μmに形成された。このようにして、溝20
と接続孔21とで凹部22が形成される。
【0020】次いで図1の(3)に示すように、DCマ
グネトロンスパッタ法により、上記溝20および接続孔
21の各内面に、第1のバリアメタル層31を、例えば
30nmの厚さの窒化タンタル膜で形成する。この第1
のバリアメタル層31の膜厚は、段差被覆性を考慮し、
溝20および接続孔21の各側壁部分において、銅に対
して十分なバリア性を有する膜厚に選択される。この実
施の形態では一例としては、30nmとしたが、通常、
20nm〜70nm程度の厚さに形成しておけば十分で
ある。なお、第1のバリアメタル層31の成膜に先立っ
て従来行っていたスパッタエッチングは行わない。
グネトロンスパッタ法により、上記溝20および接続孔
21の各内面に、第1のバリアメタル層31を、例えば
30nmの厚さの窒化タンタル膜で形成する。この第1
のバリアメタル層31の膜厚は、段差被覆性を考慮し、
溝20および接続孔21の各側壁部分において、銅に対
して十分なバリア性を有する膜厚に選択される。この実
施の形態では一例としては、30nmとしたが、通常、
20nm〜70nm程度の厚さに形成しておけば十分で
ある。なお、第1のバリアメタル層31の成膜に先立っ
て従来行っていたスパッタエッチングは行わない。
【0021】上記第1のバリアメタル層31に用いる窒
化タンタル膜の成膜条件の一例としては、ターゲットに
は窒化タンタルターゲットを用い、プロセスガスに、ア
ルゴン(例えば供給流量を100sccmとする)を用
い、スパッタリング装置のDCパワーを6kW、スパッ
タリング雰囲気の圧力を0.4Pa、基板温度を100
℃に設定した。
化タンタル膜の成膜条件の一例としては、ターゲットに
は窒化タンタルターゲットを用い、プロセスガスに、ア
ルゴン(例えば供給流量を100sccmとする)を用
い、スパッタリング装置のDCパワーを6kW、スパッ
タリング雰囲気の圧力を0.4Pa、基板温度を100
℃に設定した。
【0022】次いで異方性エッチングにより第1のバリ
アメタル層31をエッチバックして、接続孔21の底部
に形成されている第1のバリアメタル層31を除去す
る。その際、溝20の底部およびPE−SiO2 膜19
上の第1のバリアメタル層31も除去される。図面
(3)では上記異方性エッチング後の状態を示した。
アメタル層31をエッチバックして、接続孔21の底部
に形成されている第1のバリアメタル層31を除去す
る。その際、溝20の底部およびPE−SiO2 膜19
上の第1のバリアメタル層31も除去される。図面
(3)では上記異方性エッチング後の状態を示した。
【0023】上記第1のバリアメタル層31のエッチバ
ック条件の一例としては、エッチング装置にヘリコンプ
ラズマを用いた高密度プラズマエッチング装置を用い、
エッチングガスに、六フッ化硫黄(例えば供給流量を5
0sccmとする)とアルゴン(例えば供給流量を50
sccmとする)とを用い、エッチング装置のプラズマ
ソースパワーを1.5kW、バイアスパワーを100
W、エッチング雰囲気の圧力を1Pa、基板温度を20
℃に設定した。
ック条件の一例としては、エッチング装置にヘリコンプ
ラズマを用いた高密度プラズマエッチング装置を用い、
エッチングガスに、六フッ化硫黄(例えば供給流量を5
0sccmとする)とアルゴン(例えば供給流量を50
sccmとする)とを用い、エッチング装置のプラズマ
ソースパワーを1.5kW、バイアスパワーを100
W、エッチング雰囲気の圧力を1Pa、基板温度を20
℃に設定した。
【0024】次に、図1の(4)に示すように、アルゴ
ンスパッタエッチングにより、接続孔21の底部におけ
る下層導電体13の表面に生成されている自然酸化膜
(図示せず)を除去する。
ンスパッタエッチングにより、接続孔21の底部におけ
る下層導電体13の表面に生成されている自然酸化膜
(図示せず)を除去する。
【0025】上記アルゴンスパッタエッチング条件の一
例としては、スパッタリング装置にICP(Inductivel
y Coupled Plasma)スパッタリング装置を用い、プロセ
スガスにアルゴンを用い、ICPパワーを500W、バ
イアスパワーを300W、基板温度を200℃、処理時
間を20秒に設定した。
例としては、スパッタリング装置にICP(Inductivel
y Coupled Plasma)スパッタリング装置を用い、プロセ
スガスにアルゴンを用い、ICPパワーを500W、バ
イアスパワーを300W、基板温度を200℃、処理時
間を20秒に設定した。
【0026】次いで、DCマグネトロンスパッタ法によ
り、上記溝20および接続孔21の各内面に、第1のバ
リアメタル層31を介して第2のバリアメタル層32
を、例えば10nmの厚さの窒化タンタル膜で形成す
る。第2のバリアメタル層32は、最上面のPE−Si
O2 膜19上や溝20の底部での段差被覆性が溝20や
接続孔21の各側壁における段差被覆性より良好である
ため、その膜厚は10nm程度で、最上面での銅との密
着層としての機能および溝底部でのバリアメタル層とし
ての機能を十分に有するものとなる。したがって、第2
のバリアメタル層32は、従来のバリアメタル層よりも
非常に薄く形成することが可能になり、本発明では5n
m〜20nm程度の厚さがあれば十分である。
り、上記溝20および接続孔21の各内面に、第1のバ
リアメタル層31を介して第2のバリアメタル層32
を、例えば10nmの厚さの窒化タンタル膜で形成す
る。第2のバリアメタル層32は、最上面のPE−Si
O2 膜19上や溝20の底部での段差被覆性が溝20や
接続孔21の各側壁における段差被覆性より良好である
ため、その膜厚は10nm程度で、最上面での銅との密
着層としての機能および溝底部でのバリアメタル層とし
ての機能を十分に有するものとなる。したがって、第2
のバリアメタル層32は、従来のバリアメタル層よりも
非常に薄く形成することが可能になり、本発明では5n
m〜20nm程度の厚さがあれば十分である。
【0027】上記第2のバリアメタル層32に用いる窒
化タンタル膜の成膜条件は、第1のバリアメタル層31
の成膜条件と同様であり、膜厚は成膜時間を制御するこ
とにより決定した。
化タンタル膜の成膜条件は、第1のバリアメタル層31
の成膜条件と同様であり、膜厚は成膜時間を制御するこ
とにより決定した。
【0028】さらにDCマグネトロンスパッタ法によ
り、上記第2のバリアメタル層32の表面に銅を例えば
100nmの厚さに堆積して導電体の一部となる銅膜3
3を形成する。この銅膜33は後の工程で行う銅の電解
メッキのシードとなる。なお、上記第2のバリアメタル
層32と上記銅膜33は、成膜表面を酸化性雰囲気(例
えば大気)に触れさせることなく連続して成膜すること
が好ましい。
り、上記第2のバリアメタル層32の表面に銅を例えば
100nmの厚さに堆積して導電体の一部となる銅膜3
3を形成する。この銅膜33は後の工程で行う銅の電解
メッキのシードとなる。なお、上記第2のバリアメタル
層32と上記銅膜33は、成膜表面を酸化性雰囲気(例
えば大気)に触れさせることなく連続して成膜すること
が好ましい。
【0029】上記銅膜33の成膜条件の一例としては、
プロセスガスに、アルゴン(例えば供給流量を100s
ccmとする)を用い、スパッタリング装置のDCパワ
ーを6kW、スパッタリング雰囲気の圧力を0.4P
a、基板温度を100℃に設定した。
プロセスガスに、アルゴン(例えば供給流量を100s
ccmとする)を用い、スパッタリング装置のDCパワ
ーを6kW、スパッタリング雰囲気の圧力を0.4P
a、基板温度を100℃に設定した。
【0030】次に図1の(5)に示すように、電解メッ
キ法により、上記溝20および接続孔21の各内部に銅
を埋め込む。その際、上記銅膜33〔前記図1の(4)
参照〕上にも銅(一部図示せず)が堆積される。
キ法により、上記溝20および接続孔21の各内部に銅
を埋め込む。その際、上記銅膜33〔前記図1の(4)
参照〕上にも銅(一部図示せず)が堆積される。
【0031】その後CMPにより、溝20および接続孔
21の各内部の銅を残すようにして、PE−SiO2 膜
19上の余分な銅および第2のバリアメタル層32〔前
記図1の(4)参照〕を除去する。その結果、溝20お
よび接続孔21の各内部に銅および第1のバリアメタル
層31と第2のバリアメタル層32とが残されて、溝2
0内の銅等で配線34が形成され、接続孔21内の銅等
で下層導電体13に接続するプラグ35が形成される。
21の各内部の銅を残すようにして、PE−SiO2 膜
19上の余分な銅および第2のバリアメタル層32〔前
記図1の(4)参照〕を除去する。その結果、溝20お
よび接続孔21の各内部に銅および第1のバリアメタル
層31と第2のバリアメタル層32とが残されて、溝2
0内の銅等で配線34が形成され、接続孔21内の銅等
で下層導電体13に接続するプラグ35が形成される。
【0032】上記半導体装置の製造方法では、溝20と
接続孔21の内面に第1のバリアメタル層31を形成し
てから、エッチバックにより接続孔21の底部の第1バ
リアメタル層31を選択的に除去して接続孔21の底部
を露出させている。その結果、溝20と接続孔21の各
側壁にバリアメタル層が形成されることになる。さらに
接続孔21の底部に対してスパッタエッチングすること
から、接続孔21の底部に露出した下層導電体13の表
面に生成されている自然酸化膜を除去することが可能に
なる。その際、スパッタされた下層導電体13の銅が接
続孔21等の側壁に付着しても、側壁には第1のバリア
メタル層31が形成されているので、その付着物が層間
絶縁膜15に直接に接触することはない。このため、下
層導電体13が銅配線であって、付着物が銅であって
も、その銅が層間絶縁膜15中に移動(拡散も含む)す
ることはない。
接続孔21の内面に第1のバリアメタル層31を形成し
てから、エッチバックにより接続孔21の底部の第1バ
リアメタル層31を選択的に除去して接続孔21の底部
を露出させている。その結果、溝20と接続孔21の各
側壁にバリアメタル層が形成されることになる。さらに
接続孔21の底部に対してスパッタエッチングすること
から、接続孔21の底部に露出した下層導電体13の表
面に生成されている自然酸化膜を除去することが可能に
なる。その際、スパッタされた下層導電体13の銅が接
続孔21等の側壁に付着しても、側壁には第1のバリア
メタル層31が形成されているので、その付着物が層間
絶縁膜15に直接に接触することはない。このため、下
層導電体13が銅配線であって、付着物が銅であって
も、その銅が層間絶縁膜15中に移動(拡散も含む)す
ることはない。
【0033】その後、第2のバリアメタル層32を形成
することから、銅の成膜表面は第2のバリアメタル層3
2で被覆されるため、銅との密着性が確保されるととも
に、溝20の底部の段差被覆性が確保される。また、第
2のバリアメタル層32は、従来のバリアメタル層より
も薄く形成することができるので、従来のバリアメタル
層のような厚さに形成する必要はない。そのため、第2
のバリアメタル層32を形成した後、溝20および接続
孔21の各内部に銅を埋め込んで、その後CMPによっ
てPE−SiO2 膜19上の余分な銅を除去する際に、
PE−SiO2膜19上の第2のバリアメタル層32は
CMPによって、研磨残りを生じることなく容易に除去
されるようになる。
することから、銅の成膜表面は第2のバリアメタル層3
2で被覆されるため、銅との密着性が確保されるととも
に、溝20の底部の段差被覆性が確保される。また、第
2のバリアメタル層32は、従来のバリアメタル層より
も薄く形成することができるので、従来のバリアメタル
層のような厚さに形成する必要はない。そのため、第2
のバリアメタル層32を形成した後、溝20および接続
孔21の各内部に銅を埋め込んで、その後CMPによっ
てPE−SiO2 膜19上の余分な銅を除去する際に、
PE−SiO2膜19上の第2のバリアメタル層32は
CMPによって、研磨残りを生じることなく容易に除去
されるようになる。
【0034】なお、上記実施の形態では、溝20および
接続孔21に銅を埋め込む方法として、電解メッキ法を
採用したが、その他の埋め込み方法として、無電解メッ
キ法、化学的気相成長法もしくはスパッタリング、また
は上記成膜方法のいづれかの方法とリフロー法もしくは
高圧リフロー法とを併用した方法であってもよい。
接続孔21に銅を埋め込む方法として、電解メッキ法を
採用したが、その他の埋め込み方法として、無電解メッ
キ法、化学的気相成長法もしくはスパッタリング、また
は上記成膜方法のいづれかの方法とリフロー法もしくは
高圧リフロー法とを併用した方法であってもよい。
【0035】また、上記実施の形態では、デュアルダマ
シン法により配線34およびプラグ35を同時に形成し
たが、接続孔内に銅のプラグを形成する場合にも適用す
ることが可能である。したがって、接続孔内を銅で埋め
込むとともに層間絶縁膜上に銅膜を形成した後、リソグ
ラフィー技術とエッチング技術とによりその銅膜をパタ
ーニングして配線を形成する場合にも適用することが可
能である。
シン法により配線34およびプラグ35を同時に形成し
たが、接続孔内に銅のプラグを形成する場合にも適用す
ることが可能である。したがって、接続孔内を銅で埋め
込むとともに層間絶縁膜上に銅膜を形成した後、リソグ
ラフィー技術とエッチング技術とによりその銅膜をパタ
ーニングして配線を形成する場合にも適用することが可
能である。
【0036】さらに、上記配線材料には、銅の他に、銅
−ジルコニウムのような銅合金を用いることもできる。
また、上記第1のバリアメタル層31および第2のバリ
アメタル層32を形成するバリアメタル材料には、上記
説明した窒化タンタルの他に、例えば、タンタル、窒化
チタン、タングステン、窒化タングステン、窒化ケイ化
タングステン等の銅の移動を阻止できる導電性材料を用
いることが可能である。なお、第1のバリアメタル層3
1は、絶縁性を有していてもよいので、絶縁材料であり
かつ銅の移動を阻止できるような材料として、例えば窒
化シリコンを用いることもできる。
−ジルコニウムのような銅合金を用いることもできる。
また、上記第1のバリアメタル層31および第2のバリ
アメタル層32を形成するバリアメタル材料には、上記
説明した窒化タンタルの他に、例えば、タンタル、窒化
チタン、タングステン、窒化タングステン、窒化ケイ化
タングステン等の銅の移動を阻止できる導電性材料を用
いることが可能である。なお、第1のバリアメタル層3
1は、絶縁性を有していてもよいので、絶縁材料であり
かつ銅の移動を阻止できるような材料として、例えば窒
化シリコンを用いることもできる。
【0037】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
凹部の側壁にのみ第1のバリアメタル層を形成してか
ら、凹部の底部に対してスパッタエッチングを行うの
で、凹部の底部に金属もしくは金属化合物からなる配線
もしくは電極のような導電体が形成されている場合、そ
の表面に生成されている自然酸化膜を除去することが可
能になる。その際、スパッタされた導電体が凹部の側壁
に付着しても、側壁には第1のバリアメタル層が形成さ
れているので、その付着物が層間絶縁膜に直接に接触す
ることはない。よって、付着物が銅もしくは銅合金であ
っても、第1のバリアメタル層により層間絶縁膜方向へ
の銅の移動が阻止されるので、その銅が層間絶縁膜中に
移動することはなく、配線間リークのない信頼性の高い
配線構造を得ることができる。
凹部の側壁にのみ第1のバリアメタル層を形成してか
ら、凹部の底部に対してスパッタエッチングを行うの
で、凹部の底部に金属もしくは金属化合物からなる配線
もしくは電極のような導電体が形成されている場合、そ
の表面に生成されている自然酸化膜を除去することが可
能になる。その際、スパッタされた導電体が凹部の側壁
に付着しても、側壁には第1のバリアメタル層が形成さ
れているので、その付着物が層間絶縁膜に直接に接触す
ることはない。よって、付着物が銅もしくは銅合金であ
っても、第1のバリアメタル層により層間絶縁膜方向へ
の銅の移動が阻止されるので、その銅が層間絶縁膜中に
移動することはなく、配線間リークのない信頼性の高い
配線構造を得ることができる。
【0038】また、第2のバリアメタル層を形成するの
で、層間絶縁膜最表面での銅との密着性を確保すること
ができ、かつ凹部内の溝底部の段差被覆性が確保でき
る。しかも、第2のバリアメタル層は従来のバリアメタ
ル層のような厚さに形成する必要がないので、凹部内に
埋め込んだ導電体を例えばCMPによって除去する際
に、層間絶縁膜上の第2のバリアメタル層はCMPによ
って研磨残りを生じることなく容易に除去することがで
きる。
で、層間絶縁膜最表面での銅との密着性を確保すること
ができ、かつ凹部内の溝底部の段差被覆性が確保でき
る。しかも、第2のバリアメタル層は従来のバリアメタ
ル層のような厚さに形成する必要がないので、凹部内に
埋め込んだ導電体を例えばCMPによって除去する際
に、層間絶縁膜上の第2のバリアメタル層はCMPによ
って研磨残りを生じることなく容易に除去することがで
きる。
【0039】このように、第1のバリアメタル層を形成
した後、凹部の底部の第1のバリアメタル層を除去して
からスパッタエッチングを行い、その後第2のバリアメ
タル層を形成することから、容易に、配線間リークのな
い信頼性の高い配線構造を得るころができる。
した後、凹部の底部の第1のバリアメタル層を除去して
からスパッタエッチングを行い、その後第2のバリアメ
タル層を形成することから、容易に、配線間リークのな
い信頼性の高い配線構造を得るころができる。
【図1】本発明に係わる実施の形態を説明する製造工程
図である。
図である。
【図2】課題を説明する概略構成断面図である。
15…層間絶縁膜、22…凹部、31…第1のバリアメ
タル層、32…第2のバリアメタル層
タル層、32…第2のバリアメタル層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 AA01 BB04 BB17 BB18 BB30 BB32 BB33 BB36 CC01 DD04 DD07 DD08 DD16 DD17 DD23 DD37 DD43 DD52 DD53 DD64 DD75 FF16 FF18 FF22 HH20 5F033 HH11 HH12 HH19 HH21 HH32 HH33 HH34 JJ11 JJ12 JJ19 JJ21 JJ28 JJ32 JJ33 JJ34 KK11 MM02 MM10 MM12 MM13 NN05 NN06 NN07 PP06 PP15 PP27 PP28 QQ09 QQ12 QQ13 QQ14 QQ16 QQ25 QQ28 QQ31 QQ37 QQ48 QQ73 QQ75 QQ86 QQ92 QQ94 RR04 RR06 SS15 TT07 XX01 XX28 XX31
Claims (2)
- 【請求項1】 層間絶縁膜に凹部を形成する工程と、 前記凹部の内面に第1のバリアメタル層を形成する工程
と、 前記凹部の底部の前記第1のバリアメタル層を選択的に
除去して前記凹部の底部を露出させる工程と、 前記凹部の底部に対してスパッタエッチングを行う工程
と、 前記凹部の内面に前記第1のバリアメタル層を介して第
2のバリアメタル層を形成する工程とを備えたことを特
徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記凹部は、接続孔、配線を形成するた
めの溝、または配線を形成するための溝とその溝の底部
に形成した接続孔からなることを特徴とする請求項1記
載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11133532A JP2000323571A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11133532A JP2000323571A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000323571A true JP2000323571A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=15107014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11133532A Pending JP2000323571A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000323571A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-05-14 JP JP11133532A patent/JP2000323571A/ja active Pending
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