JP2000321444A - 光ファイバ - Google Patents
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Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 側面発光が良好な光ファイバを提供する。
【解決手段】 光ファイバのコア1の中に、コア1とは
屈折率が異なりコアの比重の70%〜130%の範囲内
の比重を有する微粒子3を混合することにより、コア1
内部で微粒子の分布が均一となり、微粒子の径を1μm
〜1000μmの範囲内とし、濃度を0.001%〜
0.1%の範囲内とすることにより、光が光ファイバの
先端まで伝送され、良好な側面発光が得られる。
屈折率が異なりコアの比重の70%〜130%の範囲内
の比重を有する微粒子3を混合することにより、コア1
内部で微粒子の分布が均一となり、微粒子の径を1μm
〜1000μmの範囲内とし、濃度を0.001%〜
0.1%の範囲内とすることにより、光が光ファイバの
先端まで伝送され、良好な側面発光が得られる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明用の光を伝送
する樹脂製のコアと、コアよりも低屈折率の樹脂性のク
ラッドとを備えた光ファイバに関する。
する樹脂製のコアと、コアよりも低屈折率の樹脂性のク
ラッドとを備えた光ファイバに関する。
【0002】
【従来の技術】照明用の線発光光源には蛍光灯が用いら
れ、バックライト用の光源には冷陰極管等が用いられて
いる。
れ、バックライト用の光源には冷陰極管等が用いられて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらの光
源を用いて照明する場合、光源から発生する熱を排除す
る必要があり、発光部付近で高電圧の電気が必要であ
り、発光部の機械的保護が必要である等の問題がある。
源を用いて照明する場合、光源から発生する熱を排除す
る必要があり、発光部付近で高電圧の電気が必要であ
り、発光部の機械的保護が必要である等の問題がある。
【0004】また、装飾用途にはネオン管が用いられて
いるが、発光部では電気を必要とし、屋外や水中等使用
するには感電防止としての電気絶縁が必要となる。さら
に、ネオン管は一本一本特注で製造されるために高価で
ある。
いるが、発光部では電気を必要とし、屋外や水中等使用
するには感電防止としての電気絶縁が必要となる。さら
に、ネオン管は一本一本特注で製造されるために高価で
ある。
【0005】このため光ファイバ側面の漏洩光を利用す
ることが提案されているが、通常の光ファイバは損失を
小さくすることが要求されているため側面からの漏洩光
は非常に小さい。
ることが提案されているが、通常の光ファイバは損失を
小さくすることが要求されているため側面からの漏洩光
は非常に小さい。
【0006】また、光が伝送するコア中に散乱体を設け
ることにより側面発光率を向上した光ファイバがある。
散乱体としてはガラスビーズが用いられているが、ガラ
スビーズは、光ファイバのコア材料に比べて比重が大き
いため、光ファイバ製造中に沈殿し、混合比のばらつき
が大きくなるという問題がある。
ることにより側面発光率を向上した光ファイバがある。
散乱体としてはガラスビーズが用いられているが、ガラ
スビーズは、光ファイバのコア材料に比べて比重が大き
いため、光ファイバ製造中に沈殿し、混合比のばらつき
が大きくなるという問題がある。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、側面発光が良好な光ファイバを提供することにあ
る。
し、側面発光が良好な光ファイバを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の光ファイバは、照明用の光を伝送する樹脂製
のコアと、コアよりも低屈折率の樹脂性のクラッドとを
備えた照明用の光ファイバにおいて、コアの中に、コア
とは屈折率が異なりコアの比重の70%〜130%の範
囲内の比重を有する微粒子が混合されたものである。
に本発明の光ファイバは、照明用の光を伝送する樹脂製
のコアと、コアよりも低屈折率の樹脂性のクラッドとを
備えた照明用の光ファイバにおいて、コアの中に、コア
とは屈折率が異なりコアの比重の70%〜130%の範
囲内の比重を有する微粒子が混合されたものである。
【0009】上記構成に加え本発明の光ファイバは、コ
ア材料がシリコーンゴムであるのが好ましい。
ア材料がシリコーンゴムであるのが好ましい。
【0010】上記構成に加え本発明の光ファイバは、ク
ラッド材がフッ素樹脂で、テトラフルオロエチレン/ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体、エチレン/テトラフ
ルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン/ビ
ニリデンフルオロライド共重合体、テトラフルオロエチ
レン/ヘキサフルオロプロピレン/ビニリデンフルオロ
ライド共重合体のいずれかであるのが好ましい。
ラッド材がフッ素樹脂で、テトラフルオロエチレン/ヘ
キサフルオロプロピレン共重合体、エチレン/テトラフ
ルオロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン/ビ
ニリデンフルオロライド共重合体、テトラフルオロエチ
レン/ヘキサフルオロプロピレン/ビニリデンフルオロ
ライド共重合体のいずれかであるのが好ましい。
【0011】上記構成に加え本発明の光ファイバは、微
粒子が熱を加えることにより膨張するマイクロカプセル
であるのが好ましい。
粒子が熱を加えることにより膨張するマイクロカプセル
であるのが好ましい。
【0012】上記構成に加え本発明の光ファイバは、微
粒子の径が1μm〜100μmの範囲内にあるのが好ま
しい。
粒子の径が1μm〜100μmの範囲内にあるのが好ま
しい。
【0013】上記構成に加え本発明の光ファイバは、微
粒子のコアに対する混合比が0.001%〜0.1%の
範囲内にあるのが好ましい。
粒子のコアに対する混合比が0.001%〜0.1%の
範囲内にあるのが好ましい。
【0014】本発明によれば、光ファイバのコアの中
に、コアとは屈折率が異なりコアの比重の70%〜13
0%の比重を有する微粒子を混合することにより、コア
内部で散乱体の分布が均一となり、微粒子の径を1μm
〜1000μmの範囲内とし、濃度を0.001%〜
0.1%の範囲内とすることにより、入射端から入射さ
れた照明用の光が光ファイバの先端まで伝送され、良好
な側面発光が得られる。
に、コアとは屈折率が異なりコアの比重の70%〜13
0%の比重を有する微粒子を混合することにより、コア
内部で散乱体の分布が均一となり、微粒子の径を1μm
〜1000μmの範囲内とし、濃度を0.001%〜
0.1%の範囲内とすることにより、入射端から入射さ
れた照明用の光が光ファイバの先端まで伝送され、良好
な側面発光が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図を
参照して詳述する。
参照して詳述する。
【0016】図1は本発明の光ファイバの一実施の形態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【0017】本発明の光ファイバは、光を伝送する樹脂
製のコア1と、コア1よりも低屈折率の樹脂性のクラッ
ド2とを備えた光ファイバであって、コア1の中に、コ
ア1とは屈折率が異なりコア1の比重の70%〜130
%の範囲内の比重を有する微粒子3が混合されたもので
ある。
製のコア1と、コア1よりも低屈折率の樹脂性のクラッ
ド2とを備えた光ファイバであって、コア1の中に、コ
ア1とは屈折率が異なりコア1の比重の70%〜130
%の範囲内の比重を有する微粒子3が混合されたもので
ある。
【0018】ここで、微粒子3の比重がコア1の材料の
70%以下の場合、コア1の比重の方が大きすぎるた
め、クラッド2の材料からなるチューブ内に微粒子3を
混合した液体のコアを注入して硬化させると、微粒子3
が浮上してコア1内での分布が均一ではなくなる。ま
た、微粒子3の比重がコア1の材料の比重の130%以
上の場合、液体のコア内で微粒子3が沈殿してしまい分
布が均一にならない。したがってコア1に混合される微
粒子3は比重がコア1の材料の70%〜130%の範囲
内にあるのが好ましい。
70%以下の場合、コア1の比重の方が大きすぎるた
め、クラッド2の材料からなるチューブ内に微粒子3を
混合した液体のコアを注入して硬化させると、微粒子3
が浮上してコア1内での分布が均一ではなくなる。ま
た、微粒子3の比重がコア1の材料の比重の130%以
上の場合、液体のコア内で微粒子3が沈殿してしまい分
布が均一にならない。したがってコア1に混合される微
粒子3は比重がコア1の材料の70%〜130%の範囲
内にあるのが好ましい。
【0019】光ファイバのコア1の材料としては透明
性、耐熱性及び柔軟性の点からシリコーンゴムを用いる
のが好ましい。また、クラッド2の材料としては低屈折
率で耐熱性に富んだフッ素系樹脂であるポリテトラフル
オロエチレンもしくは、テトラフルオロエチレン/ヘキ
サフルオロプロピレン共重合体、エチレン/テトラフル
オロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン/ビニ
リデンフルオロライド共重合体、テトラフルオロエチレ
ン/ヘキサフルオロプロピレン/ビニリデンフルオロフ
ァイド共重合体を用いるのが好ましい。
性、耐熱性及び柔軟性の点からシリコーンゴムを用いる
のが好ましい。また、クラッド2の材料としては低屈折
率で耐熱性に富んだフッ素系樹脂であるポリテトラフル
オロエチレンもしくは、テトラフルオロエチレン/ヘキ
サフルオロプロピレン共重合体、エチレン/テトラフル
オロエチレン共重合体、テトラフルオロエチレン/ビニ
リデンフルオロライド共重合体、テトラフルオロエチレ
ン/ヘキサフルオロプロピレン/ビニリデンフルオロフ
ァイド共重合体を用いるのが好ましい。
【0020】微粒子3は熱を加えることにより膨張する
性質を有する材料からなることが好ましい。微粒子3が
膨張することにより、屈折率が低下し、散乱の効果が大
きくなる。例えば微粒子3が膨張して中心が空気になる
ことにより、微粒子3の屈折率が1程度になる。
性質を有する材料からなることが好ましい。微粒子3が
膨張することにより、屈折率が低下し、散乱の効果が大
きくなる。例えば微粒子3が膨張して中心が空気になる
ことにより、微粒子3の屈折率が1程度になる。
【0021】光の散乱は微粒子3の径に左右され、光の
波長以下のオーダーでは効率的な散乱は起こらないの
で、微粒子3の径は1μm以上であるのが好ましい。し
かし、微粒子3の径が1000μm以上では光ファイバ
の損失が大きくなり、光を光ファイバの先端まで伝送で
きなくなる。したがって微粒子3は、径が1μm〜10
00μmの範囲内であるのが好ましい。なお、微粒子3
は熱を加えることにより膨張するマイクロカプセルであ
るのが好ましい。
波長以下のオーダーでは効率的な散乱は起こらないの
で、微粒子3の径は1μm以上であるのが好ましい。し
かし、微粒子3の径が1000μm以上では光ファイバ
の損失が大きくなり、光を光ファイバの先端まで伝送で
きなくなる。したがって微粒子3は、径が1μm〜10
00μmの範囲内であるのが好ましい。なお、微粒子3
は熱を加えることにより膨張するマイクロカプセルであ
るのが好ましい。
【0022】微粒子3の濃度が0.001%以下の場
合、微粒子3による発光の効率が上がらず、微粒子3の
濃度が0.1%以上の場合、光ファイバの損失が大きく
なり、光ファイバの先端まで光を伝送することができな
い。したがって微粒子3の濃度は0.001%〜0.1
%の範囲内にあるのが好ましい。
合、微粒子3による発光の効率が上がらず、微粒子3の
濃度が0.1%以上の場合、光ファイバの損失が大きく
なり、光ファイバの先端まで光を伝送することができな
い。したがって微粒子3の濃度は0.001%〜0.1
%の範囲内にあるのが好ましい。
【0023】光ファイバをこのように構成したことで、
側面発光が良好となる。
側面発光が良好となる。
【0024】
【実施例】次に具体的な数値を挙げて説明するが限定さ
れるものではない。
れるものではない。
【0025】(実施例1)光ファイバの材料として、コ
ア1にはシリコーンゴム(屈折率1.50、比重1.
2)を用い、クラッド2にはテトラフルオロエチレン/
ヘキサフルオロプロピレン共重合体(屈折率1.34)
を用い、微粒子3には膨張カプセル(膨張後の屈折率
1、比重1.2、径10μm、濃度0.01%、120
℃で膨張)を用いた。これらの材料を用いてコア径6m
m、クラッド径7mm、長さ7mのプラスチック光ファ
イバを作製した。
ア1にはシリコーンゴム(屈折率1.50、比重1.
2)を用い、クラッド2にはテトラフルオロエチレン/
ヘキサフルオロプロピレン共重合体(屈折率1.34)
を用い、微粒子3には膨張カプセル(膨張後の屈折率
1、比重1.2、径10μm、濃度0.01%、120
℃で膨張)を用いた。これらの材料を用いてコア径6m
m、クラッド径7mm、長さ7mのプラスチック光ファ
イバを作製した。
【0026】作製方法は、コア材料中に膨張カプセルを
配合し、クラッドチューブ内に圧入し、クラッドチュー
ブごと120℃の恒温槽に入れ、コア材料を硬化させる
と同時に熱膨張カプセルを膨張させるものである。
配合し、クラッドチューブ内に圧入し、クラッドチュー
ブごと120℃の恒温槽に入れ、コア材料を硬化させる
と同時に熱膨張カプセルを膨張させるものである。
【0027】このような条件で作製した光ファイバの一
端に、60Wのメタルハライド光源を用いて光を入射し
たところ、7mの全長にわたり、側面発光が良好であっ
た。
端に、60Wのメタルハライド光源を用いて光を入射し
たところ、7mの全長にわたり、側面発光が良好であっ
た。
【0028】なお、膨張カプセルの膨張温度は120℃
に限らず、コア材料が硬化する温度範囲であればよい。
また膨張後の屈折率も1に限らず、コア材料の屈折率と
異なればよい。
に限らず、コア材料が硬化する温度範囲であればよい。
また膨張後の屈折率も1に限らず、コア材料の屈折率と
異なればよい。
【0029】(比較例1)光ファイバの材料として、コ
アにはシリコーンゴム(屈折率1.50、比重1.2)
を用い、クラッドにはテトラフルオロエチレン/ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体(屈折率1.34)を用
い、微粒子にはガラスビーズ(比重2、径30μm、濃
度0.01%)を用いた。
アにはシリコーンゴム(屈折率1.50、比重1.2)
を用い、クラッドにはテトラフルオロエチレン/ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体(屈折率1.34)を用
い、微粒子にはガラスビーズ(比重2、径30μm、濃
度0.01%)を用いた。
【0030】これらの材料を用いてコア径6mm、クラ
ッド径7mm、長さ7mのプラスチック光ファイバを作
製した。
ッド径7mm、長さ7mのプラスチック光ファイバを作
製した。
【0031】作製方法は、コア材料中にガラスビーズを
配合し、クラッドチューブ内に圧入し、クラッドチュー
ブごと120℃の恒温層に入れ、コア材料を硬化すると
同時に熱膨張カプセルを膨張させるものである。
配合し、クラッドチューブ内に圧入し、クラッドチュー
ブごと120℃の恒温層に入れ、コア材料を硬化すると
同時に熱膨張カプセルを膨張させるものである。
【0032】このような条件にて作製した光ファイバの
一端に、60Wのメタルハライド光源を用いて光を入射
したところ、ガラスビーズの密度斑が観測された。
一端に、60Wのメタルハライド光源を用いて光を入射
したところ、ガラスビーズの密度斑が観測された。
【0033】(比較例2)光ファイバの材料として、コ
アにはシリコーンゴム(屈折率1.50、比重1.2)
を用い、クラッドにはテトラフルオロエチレン/ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体(屈折率1.34)を用
い、微粒子には膨張カプセル(膨張後の屈折率約1、比
重1.2、径10μm、濃度0.5%、120℃で膨
張)を用いた。
アにはシリコーンゴム(屈折率1.50、比重1.2)
を用い、クラッドにはテトラフルオロエチレン/ヘキサ
フルオロプロピレン共重合体(屈折率1.34)を用
い、微粒子には膨張カプセル(膨張後の屈折率約1、比
重1.2、径10μm、濃度0.5%、120℃で膨
張)を用いた。
【0034】これらの材料を用いてコア径6mm、クラ
ッド径7mm、長さ7mのプラスチック光ファイバを作
製した。
ッド径7mm、長さ7mのプラスチック光ファイバを作
製した。
【0035】作製方法は、コア材料に膨張カプセルを配
合し、クラッドチューブ内に圧入し、クラッドチューブ
ごと120℃の恒温層に入れ、コア材料を硬化させると
同時に熱膨張カプセルを膨張させるものである。
合し、クラッドチューブ内に圧入し、クラッドチューブ
ごと120℃の恒温層に入れ、コア材料を硬化させると
同時に熱膨張カプセルを膨張させるものである。
【0036】このような条件で作製した光ファイバの一
端に、60Wのメタルハライド光源を用いて光を入射し
たところ、光源付近で発光が大きく、光ファイバの先端
では発光しなかった。
端に、60Wのメタルハライド光源を用いて光を入射し
たところ、光源付近で発光が大きく、光ファイバの先端
では発光しなかった。
【0037】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
な優れた効果を発揮する。
【0038】側面発光が良好な光ファイバの提供を実現
できる。
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバの一実施の形態を示す断面
図である。
図である。
1 コア 2 クラッド 3 微粒子
Claims (6)
- 【請求項1】 照明用の光を伝送する樹脂製のコアと、
該コアよりも低屈折率の樹脂性のクラッドとを備えた光
ファイバにおいて、上記コアの中に、上記コアとは屈折
率が異なり上記コアの比重の70%〜130%の範囲内
の比重を有する微粒子が混合されたことを特徴とする光
ファイバ。 - 【請求項2】 上記コア材料がシリコーンゴムである請
求項1に記載の光ファイバ。 - 【請求項3】 上記クラッド材がフッ素樹脂で、テトラ
フルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレン共重合
体、エチレン/テトラフルオロエチレン共重合体、テト
ラフルオロエチレン/ビニリデンフルオロライド共重合
体、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロピレ
ン/ビニリデンフルオロライド共重合体のいずれかであ
る請求項2に記載の光ファイバ。 - 【請求項4】 上記微粒子が熱を加えることにより膨張
するマイクロカプセルである請求項1から3のいずれか
に記載の光ファイバ。 - 【請求項5】 上記微粒子の径が1μm〜100μmの
範囲内にある請求項4に記載の光ファイバ。 - 【請求項6】 上記微粒子の上記コアに対する混合比が
0.001%〜0.1%の範囲内にある請求項5に記載
の光ファイバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11133923A JP2000321444A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 光ファイバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11133923A JP2000321444A (ja) | 1999-05-14 | 1999-05-14 | 光ファイバ |
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- 1999-05-14 JP JP11133923A patent/JP2000321444A/ja active Pending
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