JP2000318399A - 偽造防止用紙 - Google Patents
偽造防止用紙Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】カラー複写機やパソコンプリンターなどによる
複写で偽造を試みた複写物の真偽判定を、目視で容易に
行うことができる偽造防止用紙を提供すること。 【解決手段】基材１の白色または無色透明部３上に、異
なる偏光性を有する、裸眼による目視では透明なコレス
テリック液晶部４を設け、基材の白色部または無色透明
部以外の部分５上に、裸眼による目視で可視可能な印刷
部２を設けたこと。
複写で偽造を試みた複写物の真偽判定を、目視で容易に
行うことができる偽造防止用紙を提供すること。 【解決手段】基材１の白色または無色透明部３上に、異
なる偏光性を有する、裸眼による目視では透明なコレス
テリック液晶部４を設け、基材の白色部または無色透明
部以外の部分５上に、裸眼による目視で可視可能な印刷
部２を設けたこと。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、偽造防止を必要と
する種々の商品に使用される用紙に関するものであり、
特に、カラー複写機およびパソコンプリンターなどによ
る複写で偽造を試みたものでも、真偽判定を容易に行う
ことができる偽造防止用紙に関する。
する種々の商品に使用される用紙に関するものであり、
特に、カラー複写機およびパソコンプリンターなどによ
る複写で偽造を試みたものでも、真偽判定を容易に行う
ことができる偽造防止用紙に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、複写機、特に、カラー複写機は機
能的に飛躍的な進歩を遂げており、これらの複写機やカ
ラー複写機を利用して有価証券などの印刷物を複写し、
悪用する事例が多発している。このような事例に対応し
て、複写機の特性を利用した複写防止手段を採用した偽
造防止技術が開発されている。
能的に飛躍的な進歩を遂げており、これらの複写機やカ
ラー複写機を利用して有価証券などの印刷物を複写し、
悪用する事例が多発している。このような事例に対応し
て、複写機の特性を利用した複写防止手段を採用した偽
造防止技術が開発されている。
【０００３】例えば、 １）その分光反射率曲線においてシャープなピークを有
する色材を用いたインキを使用して印刷を行い、この画
像をカラー複写すると異なる色調を再現するもの、 ２）画像を構成する万線の一部を、複写機のスキャニン
グによる走査方向にかからない方向に設定することによ
り、複写物では、その走査方向と異なる万線の部分のみ
が浮き上がって見える画像を形成するもの、 ３）画像が網点と万線を組み合わせて設けられた場合に
は、複写により網点・万線の差が強調されて再現される
もの、 ４）複写機の分解能以下のマイクロ文字を画像として設
け、複写時にはマイクロ文字が解像されない状態となり
再現を困難としたもの、 ５）印刷による画像の一部を磁性インキを使用して印刷
を行い、この磁性部分の有無を検知することで真偽判定
を行うもの、 ６）印刷物への目視の角度に応じて、観察される色の変
化（カラーシフト）を生じるインキで画像を設けること
により、複写機では再現不可能とするもの、 ７）赤外線領域に吸収の無い墨インキで画像を設け、黒
色部分における赤外線吸収の有無で真偽判定を行うも
の、 ８）特殊インキにより文字、画像、デザインなどを設
け、それらの検出の有無により真偽判別を行うもの、 ９）用紙に透かしを入れたもの、などがあった。
する色材を用いたインキを使用して印刷を行い、この画
像をカラー複写すると異なる色調を再現するもの、 ２）画像を構成する万線の一部を、複写機のスキャニン
グによる走査方向にかからない方向に設定することによ
り、複写物では、その走査方向と異なる万線の部分のみ
が浮き上がって見える画像を形成するもの、 ３）画像が網点と万線を組み合わせて設けられた場合に
は、複写により網点・万線の差が強調されて再現される
もの、 ４）複写機の分解能以下のマイクロ文字を画像として設
け、複写時にはマイクロ文字が解像されない状態となり
再現を困難としたもの、 ５）印刷による画像の一部を磁性インキを使用して印刷
を行い、この磁性部分の有無を検知することで真偽判定
を行うもの、 ６）印刷物への目視の角度に応じて、観察される色の変
化（カラーシフト）を生じるインキで画像を設けること
により、複写機では再現不可能とするもの、 ７）赤外線領域に吸収の無い墨インキで画像を設け、黒
色部分における赤外線吸収の有無で真偽判定を行うも
の、 ８）特殊インキにより文字、画像、デザインなどを設
け、それらの検出の有無により真偽判別を行うもの、 ９）用紙に透かしを入れたもの、などがあった。
【０００４】ところが、複写機やカラー複写機の進歩に
よる解像度及び色再現性などの向上によって、従来は困
難とされてきた上記の偽造防止技術の効果が無くなりつ
つある。また、上記磁性や赤外線などを利用した場合
は、それらの検出装置を用いなければ、真偽を判定する
ことができないという欠点を有している。また、上記用
紙に透かしを入れたものにおいては、例えば、特開平４
−９１２９５公報や特開平６−２８０１９８公報に示さ
れるように、透かし技術を利用した偽造の恐れがある。
よる解像度及び色再現性などの向上によって、従来は困
難とされてきた上記の偽造防止技術の効果が無くなりつ
つある。また、上記磁性や赤外線などを利用した場合
は、それらの検出装置を用いなければ、真偽を判定する
ことができないという欠点を有している。また、上記用
紙に透かしを入れたものにおいては、例えば、特開平４
−９１２９５公報や特開平６−２８０１９８公報に示さ
れるように、透かし技術を利用した偽造の恐れがある。
【０００５】従って、複写機やカラー複写機を利用して
有価証券などの印刷物を複写した複写物の真偽判定を行
う際に、特に、目視での真偽判定を容易に行うことを可
能とするためには、より判断し易い明かな相違点が存在
することが重要であり、そのような判定手段を備えるこ
とが望まれている。
有価証券などの印刷物を複写した複写物の真偽判定を行
う際に、特に、目視での真偽判定を容易に行うことを可
能とするためには、より判断し易い明かな相違点が存在
することが重要であり、そのような判定手段を備えるこ
とが望まれている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
を考慮してなされたものであり、カラー複写機やパソコ
ンプリンターなどによる複写で偽造を試みた複写物の真
偽判定を、目視で容易に行うことができる偽造防止用紙
を提供することを課題とするものである。
を考慮してなされたものであり、カラー複写機やパソコ
ンプリンターなどによる複写で偽造を試みた複写物の真
偽判定を、目視で容易に行うことができる偽造防止用紙
を提供することを課題とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、基材の白色ま
たは無色透明部上に、白色または無色透明部とは異なる
偏光性を有する、裸眼による目視では透明なコレステリ
ック液晶部を設け、基材の白色部または無色透明部以外
の部分上に、裸眼による目視で可視可能な印刷部を設け
たことを特徴とする偽造防止用紙である。
たは無色透明部上に、白色または無色透明部とは異なる
偏光性を有する、裸眼による目視では透明なコレステリ
ック液晶部を設け、基材の白色部または無色透明部以外
の部分上に、裸眼による目視で可視可能な印刷部を設け
たことを特徴とする偽造防止用紙である。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態につき説
明する。図１は本発明による偽造防止用紙の一実施例を
示す平面図である。図１に示すように、偽造防止用紙を
構成する基材（１）は、白色または無色透明部（３）と
白色部または無色透明部以外の部分（５）からなり、白
色または無色透明部（３）上には、白色または無色透明
部とは異なる偏光性を有する、裸眼による目視では透明
なコレステリック液晶部（４）が設けられ、また、白色
部または無色透明部以外の部分（５）上には、裸眼によ
る目視で可視可能な印刷部（２）が設けられている。
明する。図１は本発明による偽造防止用紙の一実施例を
示す平面図である。図１に示すように、偽造防止用紙を
構成する基材（１）は、白色または無色透明部（３）と
白色部または無色透明部以外の部分（５）からなり、白
色または無色透明部（３）上には、白色または無色透明
部とは異なる偏光性を有する、裸眼による目視では透明
なコレステリック液晶部（４）が設けられ、また、白色
部または無色透明部以外の部分（５）上には、裸眼によ
る目視で可視可能な印刷部（２）が設けられている。
【０００９】基材（１）としては、例えば、紙、プラス
チック、布、木材、ガラス等が使用可能である。印刷部
（２）は、裸眼による目視で絵柄を観察できるように設
けられているもので、一般公知の印刷インキを用いダイ
レクトグラビア印刷法、リバースグラビア印刷法、オフ
セット印刷法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法等の
印刷により設けることができる。
チック、布、木材、ガラス等が使用可能である。印刷部
（２）は、裸眼による目視で絵柄を観察できるように設
けられているもので、一般公知の印刷インキを用いダイ
レクトグラビア印刷法、リバースグラビア印刷法、オフ
セット印刷法、スクリーン印刷法、フレキソ印刷法等の
印刷により設けることができる。
【００１０】白色または無色透明部（３）が白色の際
は、自ら白色の材料を用いる方法と、他の色の材料上に
白色のインキを塗布する方法があるが、どちらの方法で
もよい。この材料としては、紙やプラスチックを使用す
るのが好ましいが、用途によっては布、木材、ガラス等
が使用可能である。
は、自ら白色の材料を用いる方法と、他の色の材料上に
白色のインキを塗布する方法があるが、どちらの方法で
もよい。この材料としては、紙やプラスチックを使用す
るのが好ましいが、用途によっては布、木材、ガラス等
が使用可能である。
【００１１】また、白色または無色透明部（３）が無色
透明の際は、無色透明な材料として、ポリプロピレン、
ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−
ビニルアルコール共重合体、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリ
スチレン等の合成樹脂やガラス等が挙げられ、用途に応
じて使用することができる。
透明の際は、無色透明な材料として、ポリプロピレン、
ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル−
ビニルアルコール共重合体、ポリエステル、ポリカーボ
ネート、ポリアクリレート、ポリメタクリレート、ポリ
スチレン等の合成樹脂やガラス等が挙げられ、用途に応
じて使用することができる。
【００１２】コレステリック液晶部（４）は、その周
囲、すなわち、白色または無色透明部（３）とは偏光性
が異なるものである。このコレステリック液晶部（４）
は、裸眼による目視では周囲と同じ、白色もしくは無色
透明であるが、偏光板を用いて目視することにより、こ
のコレステリック液晶部（４）を容易に観察することが
可能となるものである。しかし、複写機を用いた複写物
では、このようなコレステリック液晶部（４）を再現す
ることは不可能であるから、複写物の真偽を容易に判定
することが可能となるものである。
囲、すなわち、白色または無色透明部（３）とは偏光性
が異なるものである。このコレステリック液晶部（４）
は、裸眼による目視では周囲と同じ、白色もしくは無色
透明であるが、偏光板を用いて目視することにより、こ
のコレステリック液晶部（４）を容易に観察することが
可能となるものである。しかし、複写機を用いた複写物
では、このようなコレステリック液晶部（４）を再現す
ることは不可能であるから、複写物の真偽を容易に判定
することが可能となるものである。
【００１３】コレステリック液晶は、分子が層状に平行
配列し、その分子軸方向が一層ごとに少しづつ回転した
形で積層されている。このため、このコレステリック液
晶の層を通過する光は、積層された分子の層間隔の約二
倍の波長を有する光を選択的に偏光し、さらに右円偏光
成分を反射し、左円偏光成分及び他の波長の光を透過す
る性質を持っている。具体的には、層間隔が約２３０ｎ
ｍの時、その約二倍の波長の青い光、約２７０ｎｍで緑
の光、約３３０ｎｍで赤の光を選択的に偏光する。
配列し、その分子軸方向が一層ごとに少しづつ回転した
形で積層されている。このため、このコレステリック液
晶の層を通過する光は、積層された分子の層間隔の約二
倍の波長を有する光を選択的に偏光し、さらに右円偏光
成分を反射し、左円偏光成分及び他の波長の光を透過す
る性質を持っている。具体的には、層間隔が約２３０ｎ
ｍの時、その約二倍の波長の青い光、約２７０ｎｍで緑
の光、約３３０ｎｍで赤の光を選択的に偏光する。
【００１４】そして、コレステリック液晶が設けられ
る、白色または無色透明部（３）が白色の際は、透過し
た光成分も反射されるため裸眼による目視では単なる白
色部としか見えない。しかし、偏光板を用いて目視する
ことにより、このコレステリック液晶の存在、すなわ
ち、コレステリック液晶部（４）を容易に観察すること
が可能となるものである。
る、白色または無色透明部（３）が白色の際は、透過し
た光成分も反射されるため裸眼による目視では単なる白
色部としか見えない。しかし、偏光板を用いて目視する
ことにより、このコレステリック液晶の存在、すなわ
ち、コレステリック液晶部（４）を容易に観察すること
が可能となるものである。
【００１５】また、白色または無色透明部（３）が無色
透明の際は、反射する光成分よりも、その背面から入り
込む光の方が強いと、反射光の色はほとんど感知できず
透明であるように見える。しかし、偏光板を用いて目視
することにより、あるいは、偏光板を用いずとも黒い背
景を置くことにより、このコレステリック液晶の存在、
すなわち、コレステリック液晶部（４）を容易に観察す
ることが可能となるものである。
透明の際は、反射する光成分よりも、その背面から入り
込む光の方が強いと、反射光の色はほとんど感知できず
透明であるように見える。しかし、偏光板を用いて目視
することにより、あるいは、偏光板を用いずとも黒い背
景を置くことにより、このコレステリック液晶の存在、
すなわち、コレステリック液晶部（４）を容易に観察す
ることが可能となるものである。
【００１６】コレステリック液晶を設ける方法として
は、白色または無色透明部（３）上にコレステリック液
晶による画像を設けてもよいし、コレステリック液晶の
一部分を加熱などによって分子間隔を変え、これを画像
として用いてもよい。
は、白色または無色透明部（３）上にコレステリック液
晶による画像を設けてもよいし、コレステリック液晶の
一部分を加熱などによって分子間隔を変え、これを画像
として用いてもよい。
【００１７】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する。 ＜実施例１＞白色の上質紙（９０ｋｇ）を基材として用
い、この上に印刷部をプロセスインキによるオフセット
印刷法により設けた。次に、印刷部とは別の部位にコレ
ステリック液晶によるパターンをスクリーン印刷法で約
５０μｍの厚みで設け、表面を保護するためウレタン系
接着剤を介して５０μｍの透明ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを積層し、１２０℃の熱ローラーで熱接着
した。 ＜実施例２＞基材として易接着処理を施した２５０μｍ
厚の透明ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムを用
いた。そして、構成は実施例１と同様にして偽造防止用
紙を作成した。
い、この上に印刷部をプロセスインキによるオフセット
印刷法により設けた。次に、印刷部とは別の部位にコレ
ステリック液晶によるパターンをスクリーン印刷法で約
５０μｍの厚みで設け、表面を保護するためウレタン系
接着剤を介して５０μｍの透明ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムを積層し、１２０℃の熱ローラーで熱接着
した。 ＜実施例２＞基材として易接着処理を施した２５０μｍ
厚の透明ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルムを用
いた。そして、構成は実施例１と同様にして偽造防止用
紙を作成した。
【００１８】以上のようにして作製した偽造防止用紙を
市販の偏光板を用いて観察したところ、実施例１および
２ともコレステリック液晶によるパターンがパターンと
して観察された。また、実施例２は、背面に黒色の紙を
置いただけでもパターンとして観察された。従って、こ
れら実施例による偽造防止用紙は特殊な検出装置を用い
なくとも真偽判定が可能であることが証明された。
市販の偏光板を用いて観察したところ、実施例１および
２ともコレステリック液晶によるパターンがパターンと
して観察された。また、実施例２は、背面に黒色の紙を
置いただけでもパターンとして観察された。従って、こ
れら実施例による偽造防止用紙は特殊な検出装置を用い
なくとも真偽判定が可能であることが証明された。
【００１９】次に、両者を市販のカラー複写機のノーマ
ルモードで複写した。複写濃度が低い際には単に白紙が
排出されたが、複写濃度が高い際にはコレステリック液
晶によるパターンが極うすいパターンとして複写され
た。そして、その複写物を偏光板を通して観察したが、
パターンは観察されなかった。すなわち、複写物は、完
全な白紙もしくは極うすいパターンが形成されるだけな
ので、複写物か否かの判断は容易につくことがわかっ
た。以上のことから、複写機による複写物の真偽判定が
容易に行えることが証明された。
ルモードで複写した。複写濃度が低い際には単に白紙が
排出されたが、複写濃度が高い際にはコレステリック液
晶によるパターンが極うすいパターンとして複写され
た。そして、その複写物を偏光板を通して観察したが、
パターンは観察されなかった。すなわち、複写物は、完
全な白紙もしくは極うすいパターンが形成されるだけな
ので、複写物か否かの判断は容易につくことがわかっ
た。以上のことから、複写機による複写物の真偽判定が
容易に行えることが証明された。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、基材の白色または無色透明部
上に、白色または無色透明部とは異なる偏光性を有す
る、裸眼による目視では透明なコレステリック液晶部を
設け、基材の白色部または無色透明部以外の部分上に、
裸眼による目視で可視可能な印刷部を設けた偽造防止用
紙であるので、カラー複写機やパソコンプリンターなど
による複写で偽造を試みた複写物の真偽判定を、偏光板
を用いた目視で容易に行うことができる偽造防止用紙と
なる。
上に、白色または無色透明部とは異なる偏光性を有す
る、裸眼による目視では透明なコレステリック液晶部を
設け、基材の白色部または無色透明部以外の部分上に、
裸眼による目視で可視可能な印刷部を設けた偽造防止用
紙であるので、カラー複写機やパソコンプリンターなど
による複写で偽造を試みた複写物の真偽判定を、偏光板
を用いた目視で容易に行うことができる偽造防止用紙と
なる。
【図１】本発明による偽造防止用紙の一実施例を示す平
面図である。
面図である。
１‥‥基材 ２‥‥印刷部 ３‥‥白色または無色透明部 ４‥‥コレステリック液晶部 ５‥‥白色部または無色透明部以外の部分
Claims (1)
- 【請求項１】基材の白色または無色透明部上に、白色ま
たは無色透明部とは異なる偏光性を有する、裸眼による
目視では透明なコレステリック液晶部を設け、基材の白
色部または無色透明部以外の部分上に、裸眼による目視
で可視可能な印刷部を設けたことを特徴とする偽造防止
用紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11126903A JP2000318399A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 偽造防止用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11126903A JP2000318399A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 偽造防止用紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000318399A true JP2000318399A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14946751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11126903A Pending JP2000318399A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 偽造防止用紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000318399A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002033453A1 (en) * | 2000-10-19 | 2002-04-25 | Nhk Spring Co., Ltd. | Medium for identifying matter to be identified and method for production thereof |
| JP2003231380A (ja) * | 2002-02-12 | 2003-08-19 | Nhk Spring Co Ltd | 対象物の識別媒体及び識別方法 |
| EP1778501A2 (de) * | 2004-08-12 | 2007-05-02 | Giesecke & Devrient GmbH | Sicherheitselement mit träger |
| US7708128B2 (en) | 2001-12-21 | 2010-05-04 | Giesecke & Devrient Gmbh | Valuable document and method and device for examining said valuable document |
-
1999
- 1999-05-07 JP JP11126903A patent/JP2000318399A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002033453A1 (en) * | 2000-10-19 | 2002-04-25 | Nhk Spring Co., Ltd. | Medium for identifying matter to be identified and method for production thereof |
| US6740431B2 (en) | 2000-10-19 | 2004-05-25 | Nhk Spring Co., Ltd. | Medium for identifying matter to be identified and method for production thereof |
| US7708128B2 (en) | 2001-12-21 | 2010-05-04 | Giesecke & Devrient Gmbh | Valuable document and method and device for examining said valuable document |
| JP2003231380A (ja) * | 2002-02-12 | 2003-08-19 | Nhk Spring Co Ltd | 対象物の識別媒体及び識別方法 |
| WO2003069587A1 (en) | 2002-02-12 | 2003-08-21 | Nhk Spring Co., Ltd. | Identifying medium and identifying method for object |
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