JP2000317176A - 縫目ほつれ防止装置 - Google Patents
縫目ほつれ防止装置Info
- Publication number
- JP2000317176A JP2000317176A JP11125904A JP12590499A JP2000317176A JP 2000317176 A JP2000317176 A JP 2000317176A JP 11125904 A JP11125904 A JP 11125904A JP 12590499 A JP12590499 A JP 12590499A JP 2000317176 A JP2000317176 A JP 2000317176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- looper
- thread
- looper thread
- fabric
- needle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003449 preventive effect Effects 0.000 title abstract 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims abstract description 68
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims abstract description 38
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 14
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 101150072086 FH12 gene Proteins 0.000 description 1
- 101100390691 Oryza sativa subsp. japonica FH15 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B65/00—Devices for severing the needle or lower thread
- D05B65/02—Devices for severing the needle or lower thread controlled by the sewing mechanisms
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B1/00—General types of sewing apparatus or machines without mechanism for lateral movement of the needle or the work or both
- D05B1/08—General types of sewing apparatus or machines without mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making multi-thread seams
- D05B1/10—Double chain-stitch seams
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B61/00—Loop holders; Loop spreaders; Stitch-forming fingers
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B57/00—Loop takers, e.g. loopers
- D05B57/02—Loop takers, e.g. loopers for chain-stitch sewing machines, e.g. oscillating
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Abstract
の縫い終わり端側からの縫目ほつれを防止し、しかもそ
の縫い終わり端側に連なるルーパ糸長さを変更して見栄
えのよい縫製品を得る。 【解決手段】 針5,6を挟んで前進位置と後退位置と
の間をほぼ水平に揺動し針糸とルーパ糸とよりなる二重
環縫目を布地に形成するルーパ3とを有するミシンと、
ルーパが前進位置にある時に、移動してルーパ糸に係合
しその係合状態でミシンを駆動することにより係合部分
にルーパ糸ループを生成するルーパ糸係合手段11と、
ルーパ糸ループを切断するルーパ糸切断器12と、ルー
プ状の針糸とルーパ糸を切断する糸切断器30とを備え
た縫目ほつれ防止装置において、ルーパ糸係合手段の移
動量を規制する規制手段27を設け、規制手段によるル
ーパ糸係合手段の移動量の規制によりルーパ糸ループの
長さを変更し、ルーパ糸切断器により布地に残された糸
端の長さを変更できるようにした。
Description
重環縫目を形成するに際して、縫目の縫い終わり端側か
らの縫目ほつれを防止するための縫目ほつれ防止装置に
関するものである。
を挟んで前進位置と後退位置との間をほぼ水平に揺動す
るルーパとを備えたミシンによる布地への二重環縫目の
形成は、針とルーパとが協働して布地からルーパを経て
針に連なるループ状の針糸と布地からルーパ目孔を経て
ルーパに沿うルーパ糸による糸三角形を形成した後に行
われる。このミシンにより、例えばJIS L 012
0のステッチ形式406で示される縫目を形成した際、
その縫目の縫い終わり端側からルーパ糸を引っ張ると縫
目がほどけてしまう。このような縫目ほつれを防止する
装置として、特開平9−225163号公報には、前記
ミシンと、ルーパが前進位置にある時に移動して布地か
らルーパに連なるルーパ糸に係合しその係合状態でミシ
ンを駆動することにより係合部分に布地より連なるルー
パ糸ループを生成するルーパ糸係合手段と、その係合部
分のルーパ糸ループを切断するルーパ糸切断器と、布地
からルーパを経て針に連なるループ状の針糸と布地から
ルーパに連なるルーパ糸を布地とルーパの間で切断する
糸切断器とからなる構成が開示されている。
形成される二重環縫目の縫い終わりが近付いた時点でル
ーパ糸係合手段を布地からルーパに連なるルーパ糸に係
合させる。その状態でミシンを1針分だけ駆動させて布
地より連なるルーパ糸ループを係合部分に生成した後、
その係合部分のルーパ糸ループを切断するとともに、布
地からルーパを経て針に連なるループ状の針糸と布地か
らルーパに連なるルーパ糸を布地とルーパの間で切断す
るようになっている。
の移動量を規制できないので、ルーパ糸係合手段で生成
されるルーパ糸ループの長さを変更することができず、
その結果、ルーパ糸切断器により布地に残された糸端の
長さを変更することができないという難点があった。
は、ミシンにより布地に二重環縫目を形成するに際し
て、その縫い終わり端側からの縫目ほつれを防止し、し
かもその縫い終わり端側に連なる糸端の長さを変更して
見栄えのよい縫製品を得られることができる縫目ほつれ
防止装置を提供することにある。
発明は、上記目的を達成するために、上下動する少なく
とも1本の針と、該針を挟んで前進位置と後退位置との
間をほぼ水平に揺動し該針と協働して針糸とルーパ糸と
よりなる二重環縫目を布地に形成するルーパとを有する
ミシンと、ルーパが前進位置にある時に、移動して布地
からルーパに連なるルーパ糸に係合しその係合状態でミ
シンを駆動することにより係合部分に布地より連なるル
ーパ糸ループを生成するルーパ糸係合手段と、その係合
部分のルーパ糸ループを切断するルーパ糸切断器と、布
地からルーパを経て針に連なるループ状の針糸と布地か
らルーパに連なるルーパ糸を布地とルーパの間で切断す
る糸切断器とを備えた縫目ほつれ防止装置において、前
記ルーパ糸係合手段の移動量を規制する規制手段を設
け、該規制手段によるルーパ糸係合手段の移動量の規制
によりルーパ糸ループの長さを変更し、前記ルーパ糸切
断器により布地に残された糸端の長さを変更できるよう
にしたことを特徴とするものである。
手段が少なくともルーパ糸係合部材と該ルーパ糸係合部
材をルーパ糸の係合位置に移動させる駆動部材とを備
え、前記規制手段が駆動部材の移動量を規制するストッ
パ片で構成されたことを特徴とするものである。
部材がテーパ部と該テーパ部のほぼ中間位置と先端位置
に突設した2つの鉤部とを有し、中間位置の鉤部を挟ん
だテーパ部へのルーパ糸係合が前記ストッパ片による駆
動部材の移動量の規制に応じて変更できるようにしたこ
とを特徴とするものである。
部材がテーパ部と該テーパ部の先細側に連なる鉤部とを
有することを特徴とするものである。
部材が幅広部と幅細部とに段差的に形成された糸係合部
と該糸係合部の幅細部に連なる鉤部とを有し、幅広部あ
るいは幅細部へのルーパ糸係合が前記ストッパ片による
駆動部材の移動量の規制に応じて変更されるようにした
ことを特徴とするものである。
ミシンに角度変更可能に固定される矩形のブロックより
なり、駆動部材における移動量の規制がミシンへの矩形
ブロックの固定角度の変更により行われることを特徴と
するものである。
ンにより布地に形成される二重環縫目の縫い終わりが近
付いてルーパが前進位置にある時に、ルーパ糸係合手段
が移動して布地からルーパに連なるルーパ糸に係合す
る。ルーパ糸係合手段の移動量は規制手段により規制さ
れる。その係合状態でミシンを駆動することによりルー
パ糸係合手段の係合部分に布地より連なるルーパ糸ルー
プが生成される。このルーパ糸ループの長さ変更は規制
手段によるルーパ糸係合手段への係合状態の変更により
行われることとなる。そして、ルーパ糸係合手段におけ
る係合部分のルーパ糸ループをルーパ糸切断器で切断す
るとともに、糸切断器により布地からルーパを経て針に
連なるループ状の針糸と布地からルーパに連なるルーパ
糸を布地とルーパの間で切断する。
ルーパ糸係合部材が駆動部材による移動で布地からルー
パに連なるルーパ糸に係合し、その移動量がストッパ片
により規制される。
中間位置の鉤部を挟んだテーパ部へのルーパ糸係合がス
トッパ片による駆動部材の移動量の規制に応じて変更で
き、ルーパ糸切断器によるルーパ糸ループの切断が対応
する鉤部に係合された状態で行われる。
テーパ部へのルーパ糸係合がストッパ片による駆動部材
の移動量の規制に応じて変更でき、ルーパ糸切断器によ
るルーパ糸ループの切断が鉤部に係合された状態で行わ
れる。
幅広部あるいは幅細部へのルーパ糸係合がストッパ片に
よる駆動部材の移動量の規制に応じて変更され、ルーパ
糸切断器によるルーパ糸ループの切断が鉤部に係合され
た状態で行われる。
駆動部材における移動量の規制をミシンへの矩形ブロッ
クの固定角度の変更により行うことができる。
に基づいて説明する。図1は、本発明を用いたミシンの
要部斜視図である。このミシンのシリンダベッド1に
は、上下前後に四運動して布地Wを矢印F方向に送る送
り歯2と、布地送り方向Fと交差する方向に揺動するル
ーパ3と、ネジ孔4に固定される針板(図示を省略)と
が備えられている。シリンダベッド1の上方には、左針
5と右針6とを取り付けた針棒7が設けられている。左
右の針5,6の先端部は針棒7の上下動により針板の各
針穴(図示せず)を貫通する。ルーパ3は、針板の各針
穴を貫通した各針5,6の先端部を挟んで前進位置と後
退位置との間を楕円軌道でほぼ水平に進退揺動する。ま
た、各針5,6の先端部には針糸8,9を挿通するため
の糸孔5a,6aが設けられ、ルーパ3の先端部にはル
ーパ糸10を挿通するための目孔3aが設けられてい
る。糸孔5a,6aに針糸8,9を挿入した左右の針
5,6と目孔3aにルーパ糸10を挿入したルーパ3と
が協働することによって、図5ないし図9に示すよう
に、布地Wからルーパ3を経て針5,6に連なるループ
状の針糸8L,9Lと布地Wから目孔3aを経てルーパ
3に沿うルーパ糸10による糸三角形が形成される。そ
の後、前記ループ状の針糸よりルーパを外した針糸ルー
プ8L2,9L2が布地Wに引き上げられることにより
布地Wに二重環縫目Sが形成される。
ンベッド1の先端部には、移動して布地Wからルーパ3
に連なるルーパ糸10に係合しその係合状態でミシンを
駆動することにより係合部分に布地より連なるルーパ糸
ループを生成するルーパ糸係合手段11と、その係合部
分のルーパ糸ループ10Lを切断するルーパ糸切断器1
2とが設けられている。ルーパ糸係合手段11は、シリ
ンダベッド1に段付ネジ13で回動可能(移動可能)に
取り付けられたルーパ糸係合部材14と、該ルーパ糸係
合部材14を回動(移動)させる駆動部材15とからな
る。ルーパ糸係合部材14は一方に鉤レバー16を備
え、他方に長孔17を形成している。鉤レバー16の先
端は、テーパ部16cと、テーパ部16cの中間位置と
先端位置にそれぞれ鉤部16a,16bを有している。
また、鉤レバー16の基端部は長孔18およびネジ19
を介してルーパ糸係合部材14に対する位置を調節可能
に固着される。
配置されており、管20を介して高圧空気源(図示を省
略)より空気が供給されるエアーシリンダ21と、エア
ーシリンダ21のピストンロッド21aにネジ22によ
り位置調節可能に固定されるコ字状の作動片23(図2
参照)と、該作動片23の上面で長孔17を介してルー
パ糸係合手段14に連結させる段付ネジ24とからな
る。高圧空気源からの空気力によりピストンロッド21
aに固定された作動片23が矢印Aの方向に進退し、作
動片23の進退移動によりルーパ糸係合部材14の鉤レ
バー16が段付ネジ13の回りを矢印Bの方向に回動
(移動)する。
定されたブラケット25にネジ25aで固定され、針板
の下面に沿って配置されている。また、ルーパ糸切断器
12には押えバネ26が付設されている。この押えバネ
26は、ブラケット25の下方に取付けられ、ルーパ糸
係合部材14の鉤レバー16をルーパ糸切断器12に押
しつける。ブラケット25の中央部は段付ネジ13の回
りを回動する鉤レバー16と接触せぬよう窪ませてあ
る。
ルーパ糸係合部材14の回動量(移動量)を変更する規
制手段27が配置されている。規制手段27は、ミシン
ベッド1の先端壁1aにネジ28で固定されるストッパ
片からなる。ストッパ片27は矩形のブロックよりな
り、ストッパ片27に穿設されたネジ28用孔はブロッ
クにおける矩形の重心よりもずれている。ストッパ片2
7の固定角度の変更はネジ28を弛めた状態で行う。図
2および図3中の一点鎖線で示されるように、ストッパ
片27が駆動部材15における作動片23の移動範囲内
に介在されるとき、作動片23の移動量が規制される。
尚、本実施の形態では、コ字状の作動片23が採用され
ていたが、これに限定されるわけでなく、図4に示すよ
うに、作動片23’をL字状に形成してもよい。L字状
の作動片23’は細筒ベッドタイプのミシンに有効であ
る。また、本実施の形態では、ストッパ片27を作動片
23の略側方に配置していたがこれに限定されるわけで
なく、作動片23の下方或いは上方に配置してもよい。
ンベッド1の基端部には、フック29の進退動作により
布地からルーパ3を経て針に連なる針糸と布地からルー
パ3に連なるルーパ糸を布地Wとルーパ3との間で切断
する糸切断器30が設けられている。フック29は図示
を省略した駆動装置によりルーパ3のブレード部3bの
上方に沿って前進位置と後退位置との間を進退し、糸切
断器30には固定メス32と押えバネ33とが付設され
ている。フック29は、押えバネ33により固定メス3
2に圧接され、後退位置で固定メス32と協働して糸を
切断する。
よる縫い終わり時のほつれ防止方法を説明する。図5に
示すように、このミシンにおいて布地Wは送り歯2によ
り矢印Fの方向に送られる。送られた布地Wには左右の
針5,6とルーパ3とに各別に挿通された針糸8,9お
よびルーパ糸10によりステッチ形式406の縫目Sが
形成される。布地Wへの縫目形成が終わりに近付いて、
図5に示すように、針5,6がほぼ上死点にあり、ルー
パ3がほぼ前進位置にある時に、高圧空気源からの空気
力によりエアーシリンダ21を作動させてルーパ糸係合
部材14を段付ネジ13の回りを時計方向に回動させ
る。このルーパ糸係合部材14の回動により、鉤レバー
16がルーパ3のブレード部3bの上方を矢印Fと略反
対方向より横切って移動する。この移動により、図6に
示すように、鉤レバー16の先端が前記糸三角形中に進
入し、中間位置の鉤部16bよりも鉤レバー16の基端
側に形成されたテーパ部16cが布地Wからルーパ3に
連なるルーパ糸10に係合する。ここで、ストッパ片2
7が駆動部材15における作動片23の移動範囲内に介
在されていた場合、図10に示すように、ルーパ糸への
鉤レバー16の係合度合は変更されて浅くなる。即ち、
鉤部16aと鉤部16bとの間に形成されたテーパ部1
6cが布地Wからルーパ3に連なるルーパ糸10に係合
する。
下するとともに、ルーパ3が両針5,6の手前側を移動
して後退位置へ後退する。この時、ルーパ3より外れた
針糸ループ8L2,9L2により鉤レバー16のテーパ
部16c(係合部分)に係合されたルーパ糸が布地Wへ
引き上げられ、これにより、布地Wに連なるルーパ糸ル
ープ10Lが形成される。ストッパ片27が作動片23
の移動範囲外に介在されていた場合、テーパ部16cに
係合するルーパ糸ループ10Lは図7に示すような状態
となり、ストッパ片27が作動片23の移動範囲内に介
在されていた場合、テーパ部16cに係合するルーパ糸
ループ10Lは図11に示すような状態となる。すなわ
ち、ルーパ糸係合部材14の移動量をストッパ片で規制
するとテーパ部16cで確保されるルーパ糸ループ10
Lがより短くなる。
5,6の後ろ側を通過しながら、下死点を経て上昇する
針により形成される新たな針糸ループを捕捉して新たな
ループ状の針糸8LL,9LLを形成する。すなわち、
図8は図6の状態からミシンを1針分だけ駆動させた状
態を示し、図12は図10の状態からミシンを1針分だ
け駆動させた状態を示している。鉤レバー16のテーパ
部16cに係合されたルーパ糸ループ10Lはルーパ3
のやや上方でそのままの状態を保っている。
よりエアーシリンダ21を作動させてルーパ糸係合部材
14を段付ネジ13の回りを反時計方向に回動させる。
このルーパ糸係合部材14の回動により、テーパ部16
cに係合しているルーパ糸ループ10Lは鉤部16b
(図12に示す状態からの場合、鉤部16a)に係合さ
れ、その係合部分のルーパ糸ループ10Lはルーパ糸切
断器12の下方で切断される。ルーパ糸切断器12で切
断された両糸端10f,10eは布地W側にそのまま残
され、その糸端10f,10eの長さはテーパ部16c
に係合されているルーパ糸ループ10Lの長さに応じて
変更される。この切断時期に図示せぬ駆動装置を駆動さ
せることによってフック29がルーパ3のブレード部3
b上方に沿って前進位置と後退位置との間を進退する。
前進位置を経て後退位置へ後退するフック29は布地W
からルーパ3に連なるルーパ糸10と、布地Wからルー
パ3を経て針へ連なる新たなループ状の針糸8LL,9
LLとに係合する。フック29に係合されたルーパ糸1
0および新たなループ状の糸8LL,9LLは固定メス
32との協働により布地Wとルーパ3の間で切断される
(図9)。
の一方の糸端10fは縫い終わりの針糸ループ8L2か
ら引き抜かれない限り、布地の縫い終わり端にほつれが
生じない。本実施の形態においては、針糸係合手段29
と糸切断器30とによる各糸8LL,9LL,10の切
断をルーパ糸係合手段11とルーパ糸切断器12とによ
るルーパ糸ループ10Lの切断よりも先に行うようにし
たが、これを同時、又は順序を逆にしても良い。特に、
ルーパ糸係合手段11とルーパ糸切断器12とによるル
ーパ糸ループ10Lの切断は、ルーパ糸係合手段11に
係合されたルーパ糸ループ10Lを前記針糸ループ8L
2,9L2により布地へ引き上げた状態、例えば、図7
あるいは図11の時に行なっても構わない。また、ミシ
ンの1針分の駆動及び各切断器の起動の制御については
詳細に述べなかったが、公知のミシンモータの回転制御
装置やミシン主軸に設けた回転検出器の信号により制御
する等の手段を利用すれば容易に行うことができる。
材14先端側の鉤レバー16がテーパ部16cと該テー
パ部16cの中間位置と先端位置にそれぞれ鉤部16
a,16bを有していたが、これに限定されるわけでな
い。例えば、図13に示すように、ルーパ糸係合部材1
4の先端側をテーパ部16ccと該テーパ部の先細端に
連なる鉤部16aaのみとしてもよい。また、図14に
示すように、ルーパ糸係合部材14の先端側を幅広部1
6c1と幅細部16c2とに段差的に形成させた糸係合
部16c3と、該幅細部16c2に連なる鉤部16aa
とし、幅広部あるいは幅細部へのルーパ糸係合を前記ス
トッパ片による駆動部材の移動量の規制に応じて変更す
るようにしてもよい。
9に示されるような切断された糸端10e,10fの状
態ではなく連続したルーパ糸のループ10Lの状態であ
るので、糸端10eeが引っ張られるとルーパ糸ループ
10Lが布地Wに形成された右針糸の最終の針糸ループ
8L2から抜け出し、このループ10Lが引き続き右針
糸の最終の針糸ループ9L2からも抜けて、順次ほつれ
がひろがってゆく。
の発明によれば、ルーパ糸切断器により布地に残された
糸端の長さを変更できるようになり、見栄えのよい縫製
品を得られることができる。
係合部が先細となるので布地からルーパに連なるルーパ
糸への鉤部の係合を容易に行うことができ、ルーパ糸切
断器によるルーパ糸ループの切断を対応する鉤部で確実
に行うことができる。
ルーパ糸係合部が先細となるので布地からルーパに連な
るルーパ糸への鉤部の係合を容易に行うことができる。
成で駆動部材の移動量を規制することができる。
である。
である。
である。
である。
による二重環縫目の縫い終わり時の過程を示す概略斜視
図である。
斜視図である。
斜視図である。
斜視図である。
斜視図である。
略斜視図である。
略斜視図である。
略斜視図である。
平面図である。
平面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 上下動する少なくとも1本の針と、該針
を挟んで前進位置と後退位置との間をほぼ水平に揺動し
該針と協働して針糸とルーパ糸とよりなる二重環縫目を
布地に形成するルーパとを有するミシンと、ルーパが前
進位置にある時に、移動して布地からルーパに連なるル
ーパ糸に係合しその係合状態でミシンを駆動することに
より係合部分に布地より連なるルーパ糸ループを生成す
るルーパ糸係合手段と、その係合部分のルーパ糸ループ
を切断するルーパ糸切断器と、布地からルーパを経て針
に連なるループ状の針糸と布地からルーパに連なるルー
パ糸を布地とルーパの間で切断する糸切断器とを備えた
縫目ほつれ防止装置において、前記ルーパ糸係合手段の
移動量を規制する規制手段を設け、該規制手段によるル
ーパ糸係合手段の移動量の規制によりルーパ糸ループの
長さを変更し、前記ルーパ糸切断器により布地に残され
た糸端の長さを変更できるようにしたことを特徴とする
縫目ほつれ防止装置。 - 【請求項2】 前記ルーパ糸係合手段が少なくともルー
パ糸係合部材と該ルーパ糸係合部材をルーパ糸の係合位
置に移動させる駆動部材とを備え、前記規制手段が駆動
部材の移動量を規制するストッパ片で構成された請求項
1に記載の縫目ほつれ防止装置。 - 【請求項3】 前記ルーパ糸係合部材がテーパ部と該テ
ーパ部のほぼ中間位置と先端位置に突設した2つの鉤部
とを有し、中間位置の鉤部を挟んだテーパ部へのルーパ
糸係合が前記ストッパ片による駆動部材の移動量の規制
に応じて変更できるようにした請求項2に記載の縫目ほ
つれ防止装置。 - 【請求項4】 前記ルーパ糸係合部材がテーパ部と該テ
ーパ部の先細側に連なる鉤部とを有する請求項2に記載
の縫目ほつれ装置。 - 【請求項5】 前記ルーパ糸係合部材が幅広部と幅細部
とに段差的に形成された糸係合部と該糸係合部の幅細部
に連なる鉤部とを有し、幅広部あるいは幅細部へのルー
パ糸係合が前記ストッパ片による駆動部材の移動量の規
制に応じて変更されるようにした請求項2に記載の縫目
ほつれ装置。 - 【請求項6】 前記ストッパ片がミシンに角度変更可能
に固定される矩形のブロックよりなり、駆動部材におけ
る移動量の規制がミシンへの矩形ブロックの固定角度の
変更により行われる請求項2ないし5に記載の縫目ほつ
れ防止装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12590499A JP3571576B2 (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 縫目ほつれ防止装置 |
TW089202425U TW534117U (en) | 1999-05-06 | 2000-02-14 | Apparatus for preventing stitching from raveling |
CN00104956A CN1128896C (zh) | 1999-05-06 | 2000-04-05 | 针迹脱线防止装置 |
US09/546,330 US6263813B1 (en) | 1999-05-06 | 2000-04-10 | Apparatus for preventing stitching from raveling |
DE60005739T DE60005739T2 (de) | 1999-05-06 | 2000-04-27 | Vorrichtung zur Vermeidung von Nahtlockerung |
EP00108966A EP1050614B1 (en) | 1999-05-06 | 2000-04-27 | Apparatus for preventing stitching from raveling |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12590499A JP3571576B2 (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 縫目ほつれ防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000317176A true JP2000317176A (ja) | 2000-11-21 |
JP3571576B2 JP3571576B2 (ja) | 2004-09-29 |
Family
ID=14921798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12590499A Expired - Fee Related JP3571576B2 (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | 縫目ほつれ防止装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6263813B1 (ja) |
EP (1) | EP1050614B1 (ja) |
JP (1) | JP3571576B2 (ja) |
CN (1) | CN1128896C (ja) |
DE (1) | DE60005739T2 (ja) |
TW (1) | TW534117U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102926142A (zh) * | 2011-08-08 | 2013-02-13 | 大和缝纫机制造株式会社 | 带防线迹开线装置的双链环缝纫机 |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4324853B2 (ja) * | 2003-09-02 | 2009-09-02 | ヤマトミシン製造株式会社 | 縫目構造 |
JP4501136B2 (ja) * | 2005-04-14 | 2010-07-14 | ヤマトミシン製造株式会社 | 縫い目のほつれ防止装置 |
JP2009061020A (ja) * | 2007-09-05 | 2009-03-26 | Brother Ind Ltd | ミシンの糸切り装置 |
JP2011229751A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Brother Ind Ltd | ミシン |
US10060061B2 (en) * | 2015-07-09 | 2018-08-28 | Bargain Basement Fitness, LLC | Bobbinless sewing machine and stitch |
US10260184B2 (en) * | 2017-05-11 | 2019-04-16 | L&P Property Management Company | Quilting machine |
CN115262113B (zh) * | 2021-04-29 | 2023-08-11 | 杰克科技股份有限公司 | 一种应用于缝纫机的剪线控制方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1284911A (en) * | 1914-10-26 | 1918-11-12 | Lorenz Muther | Knotted stitch and method of making the same. |
DE1485429C3 (de) * | 1965-05-08 | 1973-09-20 | Union Special Maschinenfabrik Gmbh, 7000 Stuttgart | Abschneidemnchtung fur Doppel kettenstich Nahmaschinen |
US4169422A (en) * | 1976-03-29 | 1979-10-02 | Union Special Corporation | Automatic chain-stitch sewing machine |
JP3106472B2 (ja) * | 1990-01-12 | 2000-11-06 | ブラザー工業株式会社 | ミシンの糸切装置 |
DE4135456C1 (ja) * | 1991-10-28 | 1992-08-27 | Union Special Gmbh, 7000 Stuttgart, De | |
CN1093897C (zh) * | 1995-10-09 | 2002-11-06 | 重机公司 | 链式线迹纽结成形方法及链式线迹缝纫机 |
JP3318482B2 (ja) * | 1996-02-28 | 2002-08-26 | ペガサスミシン製造株式会社 | 縫い目ほつれ防止方法及び装置 |
US6119613A (en) * | 1997-08-12 | 2000-09-19 | Pegasus Sewing Machine Mfg. Co., Ltd. | Method and apparatus for preventing a seam from raveling in double chain stitch sewing machine |
-
1999
- 1999-05-06 JP JP12590499A patent/JP3571576B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-02-14 TW TW089202425U patent/TW534117U/zh not_active IP Right Cessation
- 2000-04-05 CN CN00104956A patent/CN1128896C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2000-04-10 US US09/546,330 patent/US6263813B1/en not_active Expired - Fee Related
- 2000-04-27 DE DE60005739T patent/DE60005739T2/de not_active Expired - Fee Related
- 2000-04-27 EP EP00108966A patent/EP1050614B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102926142A (zh) * | 2011-08-08 | 2013-02-13 | 大和缝纫机制造株式会社 | 带防线迹开线装置的双链环缝纫机 |
KR20140049496A (ko) * | 2011-08-08 | 2014-04-25 | 야마토 미싱 세이조 가부시키가이샤 | 솔기 풀림 방지 장치를 가진 이중 체인 스티치 재봉틀 |
KR101955279B1 (ko) | 2011-08-08 | 2019-03-08 | 야마토 미싱 세이조 가부시키가이샤 | 솔기 풀림 방지 장치를 가진 이중 체인 스티치 재봉틀 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
TW534117U (en) | 2003-05-21 |
EP1050614B1 (en) | 2003-10-08 |
EP1050614A3 (en) | 2001-05-16 |
EP1050614A2 (en) | 2000-11-08 |
DE60005739D1 (de) | 2003-11-13 |
CN1273299A (zh) | 2000-11-15 |
CN1128896C (zh) | 2003-11-26 |
JP3571576B2 (ja) | 2004-09-29 |
US6263813B1 (en) | 2001-07-24 |
DE60005739T2 (de) | 2004-08-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2555807C1 (ru) | Способ предотвращения распускания шва, устройство предотвращения распускания шва и тип шва | |
EP0792962B1 (en) | Method and apparatus for preventing seam from raveling in double chain stitch sewing machine | |
US5131340A (en) | Selective thread cutting device in a sewing machine | |
EP0897030B1 (en) | Method and apparatus for preventing seam from raveling in double chain stitch sewing machine | |
US5333565A (en) | Thread cutting via reciprocating arm with pockets and a trimming plate | |
JP3571576B2 (ja) | 縫目ほつれ防止装置 | |
JP5073428B2 (ja) | 縫目ほつれ防止方法およびその装置 | |
US4459925A (en) | Cycle sewing machine | |
JP2006102400A (ja) | ミシン | |
JP3499407B2 (ja) | 縫い目ほつれ防止方法及び装置 | |
JP3535353B2 (ja) | 縫い目ほつれ防止方法及び装置 | |
JP2003326059A (ja) | 針送りミシン | |
JP2009240389A (ja) | ミシン | |
JP3527835B2 (ja) | 二重環縫いミシンの縫目ほつれ防止方法及びその装置 | |
US3433189A (en) | Skip-stitch mechanism for household sewing machines | |
JP3724590B2 (ja) | 刺繍ミシン | |
JPH03109095A (ja) | 糸切りミシン | |
US6298798B1 (en) | Buttonhole forming apparatus for sewing machine | |
JP4862322B2 (ja) | 鳩目穴かがり縫いミシンの芯糸供給装置 | |
JP3595629B2 (ja) | オーバーロックミシンの縫目方式切換え装置 | |
JPH0727021Y2 (ja) | 本縫いミシンの糸切り装置 | |
JP2650515B2 (ja) | ミシンのルーパー構造 | |
JPH0532076Y2 (ja) | ||
JP3445658B2 (ja) | 鳩目穴かがりミシンの芯糸繰出し装置 | |
JPS5920214Y2 (ja) | オ−バ−ロツクミシンのかがり幅切換装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20031202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040409 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040525 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040624 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100702 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110702 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120702 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120702 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702 Year of fee payment: 9 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |