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JP2000314685A - タイヤ試験方法及び装置 - Google Patents

タイヤ試験方法及び装置

Info

Publication number
JP2000314685A
JP2000314685A JP2000076166A JP2000076166A JP2000314685A JP 2000314685 A JP2000314685 A JP 2000314685A JP 2000076166 A JP2000076166 A JP 2000076166A JP 2000076166 A JP2000076166 A JP 2000076166A JP 2000314685 A JP2000314685 A JP 2000314685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
test
wheel
test head
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000076166A
Other languages
English (en)
Inventor
Ronald Kelm-Klaeger
ケルム クレーガー ロナルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Beissbarth GmbH
Original Assignee
Beissbarth GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Beissbarth GmbH filed Critical Beissbarth GmbH
Publication of JP2000314685A publication Critical patent/JP2000314685A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
    • G01M17/027Tyres using light, e.g. infrared, ultraviolet or holographic techniques

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 タイヤ空気圧を変化させる前後において、そ
れぞれのタイヤ表面の干渉写真をコヒーレント放射光を
用いて作り、干渉写真を用いてタイヤに存在するあらゆ
る欠陥に関する情報が得られるタイヤ試験方法の提供。 【解決手段】タイヤ試験装置は、試験すべきタイヤを装
着したホイールを取付けるための回動自在に支持された
軸24と、ホイールと軸とを軸の長手方向へ移動可能に
する軸受装置と、軸の長手方向の動きに関して軸をロッ
クする軸ロック装置と、ホイールの放射方向に試験ヘッ
ド22を移動させる案内装置と、ホイールを試験ステッ
プの分量だけ手で回し進めて、次の部分が試験ヘッドの
正面の試験位置になったときにホイールを機械的にロッ
クするためのホイールロック装置と、タイヤの最初の試
験ステップの欠陥試験を開始するための起動装置とを備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤを試験する方
法に関し、タイヤ空気圧を変化させる前後において、そ
れぞれのタイヤ表面の干渉写真をコヒーレント放射光を
用いて作り、この干渉写真からタイヤに存在するあらゆ
る欠陥に関する情報を得ることと、そして更に、かかる
方法を実行するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】独国特許公報第42 31 578 A1
号はタイヤの構造強度を決定するための方法を開示して
おり、タイヤをコヒーレント光で照明し、タイヤから拡
散してはね返った放射光を2光束干渉計内で2つの光束
に分割し、2光束干渉計内で2つの光束のうち一方を剪
断作用で他方の光束に対して傾けて、2光束干渉計内に
おいて2つの光束の一方には一致して位相ずれを生じさ
せ、試験されている対象物から拡散してはね返って2つ
の光束に分離されてその後再びいっしょにされた放射光
を、構成素子を通して戻すことで、大きな孔を有するタ
イヤ表面の画像が電子式画像センサ装置に提示され、さ
らに、画像センサ装置から発生した信号はデジタル化さ
れて、さらに、モジューロ2π画像へと処理されて、モ
ジューロ2π画像は出力グレー値画像として確認され
る。
【0003】独国特許公報第195 02 073 A1
号によれば、上述の方法は出力グレー値画像を部分的に
差別化する程度まで更に発展させられており、出力グレ
ー値画像と同一である第2のグレー値画像を生成し、こ
れを出力グレー値画像に対して剪断方向へ幾何学的にず
らして、画像領域全体にわたって一定であるようなグレ
ー値によって改められて、このように処理された第2の
グレー値画像を出力グレー値画像から減算して結果的な
グレー値画像を生成させて、この画像からタイヤのあら
ゆる欠陥を観察する。
【0004】タイヤにおける、特にベルトを包含するカ
ーカスにおける構造損傷について考察すると、自動車用
タイヤの場合には車両の安全性を実質的に害するであろ
うから、タイヤの試験を実行可能な装置を入手できるこ
とは望ましいだろう。
【0005】公報EP 0 884 574号はタイヤを
試験する方法を開示しており、タイヤの空気圧を変化さ
せる前後において、それぞれのタイヤ表面の干渉写真を
コヒーレント放射光を用いて作り、この干渉写真からタ
イヤに存在するあらゆる欠陥に関する情報を得ている。
タイヤを試験するために、試験すべきタイヤを装着した
ホイールを釣合試験機に取付ける。釣合試験機に配置さ
れている試験ヘッドをタイヤに向けて移動させて、干渉
写真を得るために前もって選ばれた試験距離とする。欠
陥の試験はタイヤの第1の被試験部分について実行され
る。その後で、被試験部分の分量だけ釣合試験機でホイ
ールを回転させて、タイヤの全域が試験されるまで最後
に述べた工程を繰返す。タイヤ試験装置は、試験すべき
タイヤが装着されたホイールを取付ける釣合試験機と、
試験ヘッドのための位置決め装置であって試験ヘッドを
タイヤに向けて動かして干渉写真を得るために前もって
選ばれた試験距離にするものと、釣合試験機の制御装置
であって前段の被試験部分の試験が終了したときに被試
験部分の分量だけホイールを回し進めるためのものとか
ら構成される。
【0006】試験ヘッドの価格は1回の測定ステップで
カバーできる面積に実質的に依存するので、前述の方法
は、タイヤの複数の被試験部分を次々と試験ヘッドの視
野中にもたらすような部分方式でのタイヤ試験をできる
ようにすることで、実質的に試験ヘッドの価格を低減で
きる点において有効ではある。他方において、ユーザが
タイヤ試験装置だけを必要としていて釣合試験機は必要
としない場合には、必要な投資は不必要に高額になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、できるだけ
簡単な手段によってタイヤの試験を可能にするようなタ
イヤ試験方法及び装置を創作することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明による方法は、タイヤを試験するために試
験すべきタイヤを有するホイールをタイヤ試験機械の回
動自在な軸に取付けて、試験ヘッドからタイヤまでの距
離を調節し、そのためにホイールが軸と共に軸方向に移
動させられて、その後、軸をロックして、試験ヘッドの
タイヤに対する相対位置を調節し、そのために試験ヘッ
ドを垂直方向へ動かして異なるサイズのタイヤのために
位置合わせをして、その後で、ホイールを試験ステップ
の分量だけ手で回し進めて、次の部分が試験ヘッドの正
面の試験位置にあるときに機械的にロックして、タイヤ
の第1の試験ステップについて欠陥の試験を実行し、タ
イヤの全体が試験されるまで前記2つの段階を繰返すこ
とを特徴としている。ホイールを手で回すことで幾らか
のハードウェアの出費が省かれる。しかしながら、留意
すべきは、ホイールを厳密に1つの部分毎に回転させな
ければならず、さもなくば、検出された欠陥の位置を十
分な精度で評価することができないこと、そして、試験
ヘッドをタイヤに対して精密に配置すべきことである。
しかしながら、このことは装置を調節する方法と、ホイ
ールを取付けた軸の機械的なロックとによって保証する
ことができる。試験ヘッドは簡単なやり方で配置でき
て、追加的な手段無しにそのような簡単な移動機構によ
って精密に試験位置に配置できる。
【0009】本方法の有利な改良によれば、タイヤに対
する試験ヘッドの相対位置を調節し、そのために試験ヘ
ッドを垂直方向に且つ軸の長手方向に対して垂直に動か
す。これにより、試験ヘッドをタイヤ試験装置に統合す
るにあたって利点が得られると共に、試験ヘッドの調節
は上方すなわち装置のコンソールから行なうことができ
る。
【0010】本方法の有利な改良によれば、試験ヘッド
に配置されタイヤへ向けられたカメラによって試験ヘッ
ドの視野を調べて、カメラで撮影した画像をモニタに表
示する。これにより、試験ヘッドがタイヤに対して正し
い位置にあることを追加的な手段無しに検証することが
でき、この検証のために追加的な測定値は全く必要な
い。また、既に装備されているモニタをかかる目的のた
めに使用できることも有利である。
【0011】本発明の方法の他の有利な実施形態によれ
ば、例えばタイヤのサイズのようなホイールを回し進め
るために必要となる値をコンピュータに入力し、コンピ
ュータがタイヤ全体を試験するために必要となる部分の
数に関する情報を出力する。サイズをテーブル形式で記
憶しておけば、このテーブルを手作業による入力値によ
って同時的にデータ更新することができて、試運転での
調節のための労力はさらに少なくなる。
【0012】本発明の方法の他の有利な実施形態は、必
要な部分の数を軸において調節することを特徴としてい
る。この調節はコンピュータから与えられた情報を用い
つつ手作業で行なわれる。従って、最小限のハードウェ
アで関連した調節を行なうことができる。
【0013】本発明の方法の他の有利な実施形態は、試
験ヘッドとタイヤとの間の距離を調節するに際し、この
距離を監視して、試験ヘッドが所望の距離に到達したと
きに指示を与え、その後、試験ヘッドをロックすること
を特徴としている。これにより、試験ヘッドをタイヤに
対して確実に迅速かつ精密に調節することが可能にな
る。
【0014】本発明の方法の他の有利な実施形態は、タ
イヤの空気圧を各試験ステップ毎に減少させて、試験が
完了した後に空気圧を公称空気圧に戻すように調節する
ことを特徴としている。この方法では、タイヤ空気圧の
変更は全試験周期の間ずっと行なわれて、第1の試験ス
テップから第2の試験ステップへの空気圧変更は第1の
試験ステップの終了時における最終空気圧で始められる
ので、試験ステップの評価は最小限の無駄時間で連続的
に評価される。さらに、空気圧の変更に起因したとぎれ
ない動きによって試験結果が影響を受けることの無いよ
うに、それぞれの空気圧変更の後には所定時間だけタイ
ヤを休養させなければならない。従って、試験周期中に
行なわれる空気圧変更の総回数を最小にすることで、そ
のような回復ないし休養の時間に必要となる期間が最小
限になる。タイヤの特定の部分に対しての各タイヤ試験
ステップ後にタイヤ空気圧を公称空気圧に戻すとすれ
ば、回復ないし休養の時間の総回数は増加することだろ
う。
【0015】上述の目的を達成するため、本発明による
タイヤ試験装置は、タイヤ空気圧を変更するための空気
圧装置と共に試験ヘッドとコンピュータとを備え、空気
圧を変化させる前後においてそれぞれのタイヤ表面の干
渉写真をコヒーレント放射光を用いて作り、この干渉写
真から、タイヤに存在するあらゆる欠陥に関する情報を
得るものにおいて、試験すべきタイヤを装着したホイー
ルを取付けるための回動自在に支持された軸と、ホイー
ルと軸とを軸の長手方向へ移動可能にする軸受装置と、
軸の長手方向の動きに関して軸をロックする軸ロック装
置と、ホイールの放射方向に試験ヘッドを移動させる案
内装置と、ホイールを試験ステップの分量だけ手で回し
進めて、次の部分が試験ヘッドの正面の試験位置になっ
たときにホイールを機械的にロックするためのホイール
ロック装置と、タイヤの最初の試験ステップの欠陥試験
を開始するための起動装置とを備えていることを特徴と
している。
【0016】本発明によるタイヤ試験装置の有利な実施
形態は、コンピュータが記憶装置を備え、その中にテー
ブルが記憶されており、同テーブルにはホイールのサイ
ズに依存したホイールを回し進めるために必要な部分の
数に関するデータが含まれていることを特徴としてい
る。コンピュータの記憶装置によって、装置を運転する
ために必要とされる知識を可能な限り少なくすることが
保証される。
【0017】本発明によるタイヤ試験装置の有利な実施
形態は、軸受装置は回動自在に支持された外軸と外軸内
にて回動自在に支持された内軸とを備えると共に、外軸
と内軸とを係脱可能なロック装置を備えていることを特
徴としており、ここにおいて特に、ロック装置は外軸と
内軸との間のクランプハブとロック可能なロックホイー
ルとを備え、内軸を回転させることでロック装置のロッ
クを緩め又は締付ける。これにより、試験ヘッドとタイ
ヤとの間を望ましい距離にするために、ホイールを取付
けられた軸は簡単な機械的やり方で軸の長手方向へ移動
させられる。
【0018】本発明によるタイヤ試験装置の有利な実施
形態は、機械的に又は液圧的に又は電磁的にロック可能
なクランク駆動装置を備えてなる試験ヘッドのための案
内装置を備えていることを特徴としており、ここにおい
て、クランク駆動装置は垂直方向で且つ軸の長手方向に
対して垂直に配置されている。これにより、機械の運転
者にあっては特別な知識ないし能力を必要とされること
なしに簡単で精密な試験ヘッドの位置決めが可能とな
る。
【0019】この文脈において、もしも更に、案内装置
と試験ヘッドとがタイヤ試験装置のハウジング内に統合
されているとすれば有利である。本発明の本実施形態は
機械に必要な体積を最小限にできる利点を有すると共
に、試験ヘッドをタイヤ試験装置のハウジング内におい
てなんとか保護することができる利点をも有し、これは
この種の機械が使用される自動車サービスショップに存
在する劣悪な環境を考慮すれば甚大な利益といえる。
【0020】本発明によるタイヤ試験装置の有利な実施
形態は、カメラが試験ヘッド内に配置されタイヤへ向け
られており、カメラで撮影された画像をモニタに表示す
ることで、試験ヘッドの視野を調べることを特徴として
いる。
【0021】本発明によるタイヤ試験装置の有利な実施
形態は、ホイールロック装置は外軸に配置された割出円
板を備え、異なる数の試験ステップに対応した数の割出
凹部を有し、カムが割出凹部に係合するようなカムを備
えたレバーが設けられていることを特徴としている。
【0022】本発明によるタイヤ試験装置の有利な実施
形態は、試験ヘッドとタイヤとの間の距離を設定する距
離設定装置を備えていることを特徴としている。
【0023】本発明によるタイヤ試験装置の有利な実施
形態は、距離調節装置は機械的な調節装置を試験ヘッド
に備え、試験距離に到達したときに調節装置がタイヤに
接触することを特徴としている。これは簡単なやり方で
劣悪な環境に適合する距離調節装置の機械式のバージョ
ンである。
【0024】本発明によるタイヤ試験装置の有利な実施
形態は、開口サイズと開口持続時間とのいずれについて
も調節可能なバルブを備えていることを特徴としてい
る。このようなバルブによって、コンピュータの制御下
でタイヤ空気圧の調節を迅速かつ自動的に行なうことが
でき、コンピュータはバルブの開口のサイズとバルブ開
口持続時間とだけを制御する。これはまた、全部の試験
周期を実行するために必要な継続時間を最短にする点に
おいても有利である。
【0025】本発明によるタイヤ試験装置の有利な実施
形態は、タイヤ空気圧を制御するための主たるないし中
央の制御装置を備え、タイヤ空気圧は各試験ステップの
1ステップ毎に減少させられ、試験の終了時に公称空気
圧に戻させることを特徴としている。前述した如く、こ
れも全部の試験方法の周期を実行するのに必要な時間を
最短にする。
【0026】以下、本発明の実施形態について添付図面
を参照しつつ説明する。
【0027】
【発明の実施の形態】図1はタイヤ試験装置を示してお
り、ハウジング2は、コンソール4と、ハウジング前壁
6と、ハウジング後壁8と、支柱9と、2本の支柱10
及び12とから構成されており、このハウジング内に
は、タイヤ試験装置の主たる構成要素すなわちコンピュ
ータ14と、キーボード16と、マウス17と、プリン
タ18と、モニタ20とが配置されている。試験ヘッド
22は、図1に斜視図的に又図2に概略的に示されてい
るように、ハウジングの内部に配置されている。
【0028】さらに図2に示すように、ハウジング2内
には軸24が軸受支持されており、この軸には締付クラ
ンプ装置26、26’の手段によってホイール28が固
定される。図1において、締付クランプ装置の一方の部
材は軸24に取付けられて示されており、締付クランプ
装置の他方の部材26’はコンソール上に載置されて示
されている。締付クランプ装置の組立てられた状態につ
いては後述する。
【0029】コンピュータ14はタイヤ試験装置の機能
を制御するための中央演算装置として働く。コンピュー
タは記憶装置を備えており、その中にテーブルが記憶さ
れていて、このテーブルはホイールのサイズに対応し
た、ホイールを回転させるのに必要とされる部分の数に
関するデータが含まれている。試験ヘッド22にはカメ
ラ29が配置されてタイヤ28に向けられており、試験
ヘッド22の視野はカメラ29によって検知され、カメ
ラ29で撮影された画像がモニタ上に表示される。
【0030】ハウジング2内にはまた、試験すべきタイ
ヤの空気圧の制御装置が配置されており、図1及び図2
に示す如く、バルブ32を備えた圧縮空気導管30が備
えられている。
【0031】図1及び図2に示した圧縮空気導管30と
バルブ32とを備えた空気圧装置は、ホイールに取付け
られた試験すべきタイヤ内の空気圧を変化させるために
働く。バルブ32は、その開口動作(単位時間当りの排
気量)について制御されるように適合しており、同様
に、開閉動作についても適合し、バルブの開口動作とバ
ルブが開かれている持続時間とによってタイヤ内の空気
圧変更を制御する。
【0032】図2の実施形態においては、ハウジング2
に回動自在に取付けられた調節装置29によって、試験
ヘッド22とホイール28のタイヤ側面との間の距離が
確定される。ホイールが試験ヘッド22から正しい距離
にあるとき、調節装置29はタイヤに接触し、これによ
り、軸24の長手方向についてのホイールの調節は完了
する。
【0033】図4は位置決め装置を示す斜視図であり、
この位置決め装置によって、軸24に取付けられたタイ
ヤのホイールと試験ヘッドとの間の距離と、タイヤのホ
イール28に対する試験ヘッド22の垂直位置とが調節
される。
【0034】試験ヘッド22はアングル部材40に取付
けられて、同部材はスライダ42に取付けられていて、
これが上方及び下方すなわち軸24の長手方向に対して
垂直に移動するようになっており、軸受46及び48に
て軸受支持されているネジ付軸44とクランク50との
手段によって移動させる。試験ヘッドのための案内装置
は、機械的に又は液圧的に又は電磁的にロック可能なク
ランク装置51を備えている。クランク駆動装置51は
垂直方向に且つ軸24の長手方向に対して垂直に配置さ
れている。クランク駆動装置51と試験ヘッド22とは
タイヤ試験装置のハウジング内に統合されている。軸受
46及び48は基板52を介してハウジングに結合され
てハウジング2の内部にある。
【0035】ホイールと軸24は軸受装置54にて軸受
支持されて、軸の長手方向に移動できるようになってお
り、この軸受装置は図4の斜視図と図5の平面図と図6
の断面図とに示されている。軸受装置54は回動自在に
軸受支持された外軸58と、外軸56内に回動自在に軸
受支持された内軸56とを備えると共に、外軸58と内
軸56とを結合するための係脱可能なロック装置60も
備えている。図4乃至図6に示すように、外軸58は2
個の軸受62及び64にて軸受支持されており、同軸受
は基板66を介してハウジング2に取付けられる。
【0036】ロック装置60はクランプハブ68を備え
ており、外軸58と内軸とを結合させて、クランプハブ
が締付けられたときに回転不能なように固定させる。ロ
ック状態を解除するには、まずロックホイール70をロ
ックすることで、ロックホイール70に結合されている
外軸を固定保持する。その後で、クランプハブ68を緩
めるように内軸を第1の回転方向へとまわす。この状態
においては、内軸56を外軸58に対して軸の長手方向
に再配置することができて、タイヤと試験ヘッドとの間
の距離を調節できる。内軸56を逆の回転方向へまわす
と再びクランプハブ68が締付けられて、2本の軸同士
は回転しないように固定して結合される。ロックホイー
ル70を再び解放すれば、ホイールを取付けた軸は自由
に回転できるようになる。
【0037】ロックホイール70の拘束は弾性的に偏ら
されたフィンガ72の手段によって果され、同フィンガ
は支柱76に回動自在に取付けられたレバー74に取付
けられている。図4において、レバー74はハンドル7
8によって左方へと旋回させられて、ロックフィンガ7
2がロックホイール70の対応する凹部78へ係合し
て、ロックホイールそして外軸58を拘束できる。
【0038】図6に示すように、レバー74には弾性的
に偏らされたカムが配置されており、このカムが位置決
めリング82の割出凹部80に係合する。カムはレバー
78を用いて異なる割出リングに配置することができ
て、タイヤのサイズに応じた試験ステップの次位置に軸
24の回転をロックする。レバー78がハウジングから
突出している箇所には目印が設けられており、コンピュ
ータにどのタイヤを試験するのかを入力すると即座にコ
ンピュータはレバー78でどの目印を選択すべきかをモ
ニタに表示する。
【0039】図8は締付クランプ装置とホイールとの断
面図を示している。ホイール28はタイヤ82と共にリ
ム84を有し、リムは締付クランプ装置の2つの部材2
6及び26’の間に支持される。締付クランプ装置を固
定して、それによりホイールを締付クランプ装置の部材
26に位置決めして、部材26’を軸24にねじ込むこ
とでリムを部材26と26’との間にクランプする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるタイヤ試験装置の概略
を示す斜視図である。
【図2】図1のタイヤ試験装置を示す側面図である。
【図3】図1のタイヤ試験装置を示す他の側面図であ
る。
【図4】タイヤ試験装置に取付けられたホイールに対し
て試験ヘッドを位置決めするための位置決め装置を示す
図である。
【図5】軸のための軸受装置を示す平面図である。
【図6】図5の装置について示す断面図である。
【図7】図5の装置について示す他の断面図である。
【図8】締付クランプ装置とホイールとを示す断面図で
ある。
【符号の説明】
2 ハウジング 4 コンソール 6 ハウジング前壁 8 ハウジング後壁 9 支柱 10 支柱 14 コンピュータ 16 キーボード 17 マウス 18 プリンタ 20 モニタ 22 試験ヘッド 24 軸 26 締付クランプ装置 28 ホイール 30 圧縮空気導管 32 バルブ 44 ネジ付軸 46 軸受 50 クランク 51 クランク駆動装置 52 基板

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤを試験する方法であって、タイヤ
    の空気圧を変化させる前後において、それぞれのタイヤ
    表面の干渉写真をコヒーレント放射光を用いて作り、こ
    の干渉写真からコンピュータによってタイヤに存在する
    あらゆる欠陥に対する情報を得る方法において、自動車
    用タイヤを試験することを特徴とし、(a) タイヤを
    試験するために試験すべきタイヤを有するホイールをタ
    イヤ試験機械の回動自在な軸に取付けて、(b) 試験
    ヘッドからタイヤまでの距離を調節し、そのためにホイ
    ールが軸と共に軸方向に移動させられて、その後、軸を
    ロックして、(c) 試験ヘッドのタイヤに対する相対
    位置を調節し、そのために試験ヘッドを垂直方向へ動か
    して異なるサイズのタイヤのために位置合わせをして、
    (d) その後で、ホイールを試験ステップの分量だけ
    手で回し進めて、次の部分が試験ヘッドの正面の試験位
    置にあるときに機械的にロックして、(e) タイヤの
    第1の試験ステップについて欠陥の試験を実行し、
    (f) タイヤの全体が試験されるまで段階(d)と
    (e)とを繰返すことを特徴とするタイヤ試験方法。
  2. 【請求項2】 タイヤに対する試験ヘッドの相対位置を
    調節し、そのために試験ヘッドを垂直方向に且つ軸の長
    手方向に対して垂直に動かすことを特徴とする請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】 試験ヘッドに配置されタイヤへ向けられ
    たカメラによって試験ヘッドの視野を調べて、カメラで
    撮影した画像をモニタに表示することを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 例えばタイヤのサイズのようなホイール
    を回し進めるために必要となる値をコンピュータに入力
    し、コンピュータがタイヤ全体を試験するために必要と
    なる部分の数に関する情報を出力することを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 必要な部分の数を軸において調節するこ
    とを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 試験ヘッドとタイヤとの間の距離を調節
    するに際し、この距離を監視して、試験ヘッドが所望の
    距離に到達したときに指示を与え、その後、試験ヘッド
    をロックすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 タイヤの空気圧を各試験ステップ毎に減
    少させて、試験が完了した後に空気圧を公称空気圧に戻
    すように調節することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載した方法を実施するため
    のタイヤ試験装置であって、タイヤ空気圧を変化させる
    ための空気圧手段と試験ヘッドとコンピュータとを備
    え、空気圧を変化させる前後においてコヒーレント放射
    光を用いてそれぞれのタイヤ表面の干渉写真を作り、こ
    の干渉写真から、タイヤのあらゆる欠陥に関する情報を
    得るものにおいて、 試験すべきタイヤを装着したホイールを取付けるための
    回動自在に支持された軸と、 ホイールと軸とを軸の長手方向へ移動可能にする軸受装
    置と、 軸の長手方向の動きに関して軸をロックする軸ロック装
    置と、 ホイールの放射方向に試験ヘッドを移動させる案内装置
    と、 ホイールを試験ステップの分量だけ手で回し進めて、次
    の部分が試験ヘッドの正面の試験位置になったときにホ
    イールを機械的にロックするためのホイールロック装置
    と、 タイヤの最初の試験ステップの欠陥試験を開始するため
    の起動装置と、を備えていることを特徴とするタイヤ試
    験装置。
  9. 【請求項9】 コンピュータは記憶装置を備え、その中
    にテーブルが記憶されており、同テーブルにはホイール
    のサイズに依存したホイールを回し進めるために必要な
    部分の数に関するデータが含まれていることを特徴とす
    る請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 軸受装置は回動自在に支持された外軸
    と外軸内にて回動自在に支持された内軸とを備えると共
    に、外軸と内軸とを係脱可能なロック装置を備えている
    ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
  11. 【請求項11】 ロック装置は外軸と内軸との間のクラ
    ンプハブとロック可能なロックホイールとを備え、内軸
    を回転させることでロック装置のロックを緩め又は締付
    けることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  12. 【請求項12】 機械的に又は液圧的に又は電磁的にロ
    ック可能なクランク駆動装置を備えてなる試験ヘッドの
    ための案内装置を備えていることを特徴とする請求項8
    乃至11のいずれか1項記載の装置。
  13. 【請求項13】 クランク駆動装置は垂直方向で且つ軸
    の長手方向に対して垂直に配置されていることを特徴と
    する請求項8乃至12のいずれか1項記載の装置。
  14. 【請求項14】 案内装置と試験ヘッドとがタイヤ試験
    装置のハウジング内に統合されていることを特徴とする
    請求項8乃至13のいずれか1項記載の装置。
  15. 【請求項15】 カメラが試験ヘッド内に配置されタイ
    ヤへ向けられており、カメラで撮影された画像をモニタ
    に表示することで、試験ヘッドの視野を調べることを特
    徴とする請求項8に記載の装置。
  16. 【請求項16】 ホイールロック装置は外軸に配置され
    た割出円板を備え、異なる数の試験ステップに対応した
    数の割出凹部を有し、カムが割出凹部に係合するような
    カムを備えたレバーが設けられていることを特徴とする
    請求項8に記載の装置。
  17. 【請求項17】 試験ヘッドとタイヤとの間の距離を設
    定する距離設定装置を備えていることを特徴とする請求
    項8に記載の装置。
  18. 【請求項18】 距離調節装置は機械的な調節装置を試
    験ヘッドに備え、試験距離に到達したときに調節装置が
    タイヤに接触することを特徴とする請求項8に記載の装
    置。
  19. 【請求項19】 開口サイズと開口持続時間とのいずれ
    についても調節可能なバルブを備えていることを特徴と
    する請求項8に記載の装置。
  20. 【請求項20】 タイヤ空気圧を制御するための主たる
    ないし中央の制御装置を備え、タイヤ空気圧は各試験ス
    テップの1ステップ毎に減少させられ、試験の終了時に
    公称空気圧に戻させることを特徴とする請求項19に記
    載の装置。
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