JP2000310983A - 情報処理装置と、表示環境変更方法と、その方法を記録した記録媒体 - Google Patents
情報処理装置と、表示環境変更方法と、その方法を記録した記録媒体Info
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- JP2000310983A JP2000310983A JP11118496A JP11849699A JP2000310983A JP 2000310983 A JP2000310983 A JP 2000310983A JP 11118496 A JP11118496 A JP 11118496A JP 11849699 A JP11849699 A JP 11849699A JP 2000310983 A JP2000310983 A JP 2000310983A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示画面を有する情報処理装置において、利
用者にとってその外部輝度のもとで見やすい画面ユーザ
インタフェスを自動的に実現する。 【解決手段】 表示画面と、周囲の輝度を測定し、測定
結果を輝度データとして取得する外部輝度測定部と、そ
の輝度データに対応する、その表示画面の設定情報を格
納した表示環境格納テーブルと、その外部輝度測定部に
よって取得されたその輝度データに基づいて、その表示
画面の表示を、その表示環境格納テーブルを参照して選
択された設定情報に基づいて変更する変更手段とを具備
する情報処理装置を提供する。また、周囲の輝度を測定
する外部輝度測定部と、表示画面とを有する情報処理装
置において、輝度に対応するその表示画面の設定情報を
取得する取得ステップと、外部輝度測定部において周囲
の輝度を測定する測定ステップと、その周囲の輝度に基
づいて、その設定情報を参照して、その表示画面の表示
を変更する変更ステップとからなる表示環境変更方法を
提供する。さらに、上記の表示環境変更方法を実行する
ためのプログラムを格納した記録媒体を提供する。
用者にとってその外部輝度のもとで見やすい画面ユーザ
インタフェスを自動的に実現する。 【解決手段】 表示画面と、周囲の輝度を測定し、測定
結果を輝度データとして取得する外部輝度測定部と、そ
の輝度データに対応する、その表示画面の設定情報を格
納した表示環境格納テーブルと、その外部輝度測定部に
よって取得されたその輝度データに基づいて、その表示
画面の表示を、その表示環境格納テーブルを参照して選
択された設定情報に基づいて変更する変更手段とを具備
する情報処理装置を提供する。また、周囲の輝度を測定
する外部輝度測定部と、表示画面とを有する情報処理装
置において、輝度に対応するその表示画面の設定情報を
取得する取得ステップと、外部輝度測定部において周囲
の輝度を測定する測定ステップと、その周囲の輝度に基
づいて、その設定情報を参照して、その表示画面の表示
を変更する変更ステップとからなる表示環境変更方法を
提供する。さらに、上記の表示環境変更方法を実行する
ためのプログラムを格納した記録媒体を提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンや携帯情
報端末などの情報処理装置と、その情報処理装置の表示
環境変更方法と、その方法を記録した記録媒体に関し、
さらに詳しくは、情報処理装置の存在する周辺の外部輝
度に合わせてデスクトップ環境を選択し、画面表示部を
選択されたデスクトップ環境に対応させる情報処理装置
と、その情報処理装置の表示環境変更方法と、その方法
を記録した記録媒体に関する。
報端末などの情報処理装置と、その情報処理装置の表示
環境変更方法と、その方法を記録した記録媒体に関し、
さらに詳しくは、情報処理装置の存在する周辺の外部輝
度に合わせてデスクトップ環境を選択し、画面表示部を
選択されたデスクトップ環境に対応させる情報処理装置
と、その情報処理装置の表示環境変更方法と、その方法
を記録した記録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】パソコンや携帯情報端末などを持ち歩
き、様々な環境で使用する機会が増えている。端末を使
用する環境の明るさについてとりあげて考えてみても、
白昼下で使用することもあれば、夜道など暗闇で使用す
ることもある。
き、様々な環境で使用する機会が増えている。端末を使
用する環境の明るさについてとりあげて考えてみても、
白昼下で使用することもあれば、夜道など暗闇で使用す
ることもある。
【０００３】従来、パソコンや携帯情報端末には、画面
のコントラスト調整や、画面を照らすバックライトなど
が装備されていたが、利用者は、自ら、使用する場所
で、使用する環境に合わせてそれらの調整を行ってい
た。
のコントラスト調整や、画面を照らすバックライトなど
が装備されていたが、利用者は、自ら、使用する場所
で、使用する環境に合わせてそれらの調整を行ってい
た。
【０００４】ここで、パソコンや携帯情報端末における
画面のコントラスト調整などに関する過去の特許出願を
以下に示す。
画面のコントラスト調整などに関する過去の特許出願を
以下に示す。
【０００５】特開平５−２６５４０１号公報に、「自動
画面輝度調整付携帯型パーソナルコンピュータ」という
発明が開示されている。この発明は、光センサを用いて
利用者が現在いる場所の明るさを示す照度データを取得
し、その照度データに基づいて液晶ディスプレイの輝度
を自動的に設定するパーソナルコンピュータを提供する
ものである。
画面輝度調整付携帯型パーソナルコンピュータ」という
発明が開示されている。この発明は、光センサを用いて
利用者が現在いる場所の明るさを示す照度データを取得
し、その照度データに基づいて液晶ディスプレイの輝度
を自動的に設定するパーソナルコンピュータを提供する
ものである。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題を改善するために、利用者は外部輝度に合わせ、
画面コントラストやバックライトの明るさだけでなく、
フォントサイズ、背景色など、画面表示を指定する画面
表示情報を予め端末内に格納しておき、情報処理装置が
外部輝度を測定することによって、その画面表示情報を
もとに自動的に画面表示を変更することによって、利用
者にとってその外部輝度のもとで見やすい画面ユーザイ
ンタフェースを自動的に実現することを目的とする。
な問題を改善するために、利用者は外部輝度に合わせ、
画面コントラストやバックライトの明るさだけでなく、
フォントサイズ、背景色など、画面表示を指定する画面
表示情報を予め端末内に格納しておき、情報処理装置が
外部輝度を測定することによって、その画面表示情報を
もとに自動的に画面表示を変更することによって、利用
者にとってその外部輝度のもとで見やすい画面ユーザイ
ンタフェースを自動的に実現することを目的とする。
【０００７】特開平５−２６５４０１号公報に開示され
ている発明は、外部輝度に対応して液晶ディスプレイの
輝度を自動的に変化させるものであって、本発明とは異
なる。
ている発明は、外部輝度に対応して液晶ディスプレイの
輝度を自動的に変化させるものであって、本発明とは異
なる。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明によると、表示画面と、周囲の輝度を測定
し、測定結果を輝度データとして取得する外部輝度測定
部と、その輝度データに対応する、その表示画面の設定
情報を格納した表示環境格納テーブルと、その外部輝度
測定部によって取得されたその輝度データに基づいて、
その表示画面の表示を、その表示環境格納テーブルを参
照して選択された設定情報に基づいて変更する変更手段
とを具備する情報処理装置を提供する。
めに、本発明によると、表示画面と、周囲の輝度を測定
し、測定結果を輝度データとして取得する外部輝度測定
部と、その輝度データに対応する、その表示画面の設定
情報を格納した表示環境格納テーブルと、その外部輝度
測定部によって取得されたその輝度データに基づいて、
その表示画面の表示を、その表示環境格納テーブルを参
照して選択された設定情報に基づいて変更する変更手段
とを具備する情報処理装置を提供する。
【０００９】上記の情報処理装置において、その情報処
理装置は、ノートパソコン、デスクトップコンピュー
タ、携帯情報端末、表示画面を有する移動機のいずれか
からなることが可能である。
理装置は、ノートパソコン、デスクトップコンピュー
タ、携帯情報端末、表示画面を有する移動機のいずれか
からなることが可能である。
【００１０】また、上記の情報処理装置において、その
設定情報は、その表示画面のバックライトの輝度、コン
トラスト値、表示するフォントの種類、そのフォントの
サイズ、その表示画面の背景色を示すデータのうち、少
なくとも１つからなることが可能である。
設定情報は、その表示画面のバックライトの輝度、コン
トラスト値、表示するフォントの種類、そのフォントの
サイズ、その表示画面の背景色を示すデータのうち、少
なくとも１つからなることが可能である。
【００１１】さらに、上記の情報処理装置において、画
面変更キーをさらに有し、その外部輝度測定部は、その
画面変更キーからの入力に基づいて周囲の輝度を測定
し、測定結果を輝度データとして取得することが可能で
ある。
面変更キーをさらに有し、その外部輝度測定部は、その
画面変更キーからの入力に基づいて周囲の輝度を測定
し、測定結果を輝度データとして取得することが可能で
ある。
【００１２】他に、上記の課題を解決するために、本発
明によると、周囲の輝度を測定する外部輝度測定部と、
表示画面とを有する情報処理装置において、輝度に対応
するその表示画面の設定情報を取得する取得ステップ
と、外部輝度測定部において周囲の輝度を測定する測定
ステップと、その周囲の輝度に基づいて、その設定情報
を参照して、その表示画面の表示を変更する変更ステッ
プとからなる表示環境変更方法を提供する。
明によると、周囲の輝度を測定する外部輝度測定部と、
表示画面とを有する情報処理装置において、輝度に対応
するその表示画面の設定情報を取得する取得ステップ
と、外部輝度測定部において周囲の輝度を測定する測定
ステップと、その周囲の輝度に基づいて、その設定情報
を参照して、その表示画面の表示を変更する変更ステッ
プとからなる表示環境変更方法を提供する。
【００１３】上記の表示環境変更方法において、その情
報処理装置は、ノートパソコン、デスクトップコンピュ
ータ、携帯情報端末、表示画面を有する移動機のいずれ
かからなることが可能である。
報処理装置は、ノートパソコン、デスクトップコンピュ
ータ、携帯情報端末、表示画面を有する移動機のいずれ
かからなることが可能である。
【００１４】また、上記の表示環境変更方法において、
その設定情報は、その表示画面のバックライトの輝度、
コントラスト値、表示するフォントの種類、そのフォン
トのサイズ、その表示画面の背景色を示すデータのう
ち、少なくとも１つからなることが可能である。
その設定情報は、その表示画面のバックライトの輝度、
コントラスト値、表示するフォントの種類、そのフォン
トのサイズ、その表示画面の背景色を示すデータのう
ち、少なくとも１つからなることが可能である。
【００１５】さらに、上記の表示環境変更方法におい
て、その取得ステップは、所定の輝度を取得するステッ
プと、その所定の輝度以上と、その所定の輝度以下とに
対応するその表示画面の設定情報を取得するステップと
からなることが可能である。
て、その取得ステップは、所定の輝度を取得するステッ
プと、その所定の輝度以上と、その所定の輝度以下とに
対応するその表示画面の設定情報を取得するステップと
からなることが可能である。
【００１６】加えて、上記の表示環境変更方法におい
て、その取得ステップは、所定の範囲を有する複数の輝
度の範囲を取得するステップと、その複数の輝度の範囲
の各々に対応して、その表示画面の設定情報を個別に取
得するステップからなることが可能である。
て、その取得ステップは、所定の範囲を有する複数の輝
度の範囲を取得するステップと、その複数の輝度の範囲
の各々に対応して、その表示画面の設定情報を個別に取
得するステップからなることが可能である。
【００１７】他に、上記の課題を解決するために、本発
明によると、周囲の輝度を測定する外部輝度測定部と、
表示画面とを有する情報処理装置において、輝度に対応
するその表示画面の設定情報を取得する取得ステップ
と、外部輝度測定部において周囲の輝度を測定する測定
ステップと、その周囲の輝度に基づいて、その設定情報
を参照して、その表示画面の表示を変更する変更ステッ
プとからなる実行プログラムを格納する記録媒体を提供
する。
明によると、周囲の輝度を測定する外部輝度測定部と、
表示画面とを有する情報処理装置において、輝度に対応
するその表示画面の設定情報を取得する取得ステップ
と、外部輝度測定部において周囲の輝度を測定する測定
ステップと、その周囲の輝度に基づいて、その設定情報
を参照して、その表示画面の表示を変更する変更ステッ
プとからなる実行プログラムを格納する記録媒体を提供
する。
【００１８】また、上記の記録媒体に格納されたプログ
ラムにおいて、その設定情報は、その表示画面のバック
ライトの輝度、コントラスト値、表示するフォントの種
類、そのフォントのサイズ、その表示画面の背景色を示
すデータのうち、少なくとも１つからなることが可能で
ある。
ラムにおいて、その設定情報は、その表示画面のバック
ライトの輝度、コントラスト値、表示するフォントの種
類、そのフォントのサイズ、その表示画面の背景色を示
すデータのうち、少なくとも１つからなることが可能で
ある。
【００１９】さらに、上記の記録媒体に格納されたプロ
グラムにおいて、その取得ステップは、所定の輝度を取
得するステップと、その所定の輝度以上と、その所定の
輝度以下とに対応するその表示画面の設定情報を取得す
るステップとからなることが可能である。
グラムにおいて、その取得ステップは、所定の輝度を取
得するステップと、その所定の輝度以上と、その所定の
輝度以下とに対応するその表示画面の設定情報を取得す
るステップとからなることが可能である。
【００２０】加えて、上記の記録媒体に格納されたプロ
グラムにおいて、その取得ステップは、所定の範囲を有
する複数の輝度の範囲を取得するステップと、その複数
の輝度の範囲の各々に対応して、その表示画面の設定情
報を個別に取得するステップからなることが可能であ
る。
グラムにおいて、その取得ステップは、所定の範囲を有
する複数の輝度の範囲を取得するステップと、その複数
の輝度の範囲の各々に対応して、その表示画面の設定情
報を個別に取得するステップからなることが可能であ
る。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、本発明に
おける情報処理装置を説明する。
おける情報処理装置を説明する。
【００２２】図１は、本発明における情報処理装置の構
成を示した図である。
成を示した図である。
【００２３】図１を参照すると、本発明における情報処
理装置は、情報処理装置１０内に、入力インタフェス部
２０、画面表示情報保存部３０、輝度情報測定部４０、
輝度情報判断部５０、画面表示部６０、画面７０を有す
る構成となっている。
理装置は、情報処理装置１０内に、入力インタフェス部
２０、画面表示情報保存部３０、輝度情報測定部４０、
輝度情報判断部５０、画面表示部６０、画面７０を有す
る構成となっている。
【００２４】さらに、本発明における情報処理装置１０
は、接続可能または格納しているデバイス８０を介し
て、記録媒体８１に記録された実行可能なプログラムを
取得して実行することが可能である。
は、接続可能または格納しているデバイス８０を介し
て、記録媒体８１に記録された実行可能なプログラムを
取得して実行することが可能である。
【００２５】このような情報処理装置の例として、ノー
トパソコン、デスクトップコンピュータ、携帯情報端
末、表示画面を有する移動機などがあげられる。
トパソコン、デスクトップコンピュータ、携帯情報端
末、表示画面を有する移動機などがあげられる。
【００２６】入力インタフェス部２０は、入力が可能な
キーボードや、外部とのデータのやりとりが可能なＩ／
Ｏインタフェス等からなる。
キーボードや、外部とのデータのやりとりが可能なＩ／
Ｏインタフェス等からなる。
【００２７】画面表示情報保存部３０は、外部輝度判断
値３１と表示環境格納テーブル３２とを有する。
値３１と表示環境格納テーブル３２とを有する。
【００２８】外部輝度判断値３１は、輝度情報測定部４
０によって測定された外部輝度が所定の明るさよりも明
るいか暗いかを判断するための値である。
０によって測定された外部輝度が所定の明るさよりも明
るいか暗いかを判断するための値である。
【００２９】表示環境格納テーブル３２には、その外部
輝度判断値３１で示される輝度よりも、測定された外部
輝度が明るい（外部輝度判断値３１より測定された外部
輝度の示す値が大きい）場合と、暗い（小さい）場合と
それぞれに対応するデスクトップ環境を示すデータが格
納されている。
輝度判断値３１で示される輝度よりも、測定された外部
輝度が明るい（外部輝度判断値３１より測定された外部
輝度の示す値が大きい）場合と、暗い（小さい）場合と
それぞれに対応するデスクトップ環境を示すデータが格
納されている。
【００３０】図２は、外部輝度判断値３１と表示環境格
納テーブル３２の例を示したものである。図２による
と、外部輝度判断値３１より測定された外部輝度の示す
値が大きい場合と、小さい場合とに対応して、表示環境
格納テーブル３２には、画面のバックライトの輝度、コ
ントラスト値、表示するフォントの種類、そのフォント
のサイズ、画面の背景色を示すデータが格納されてい
る。
納テーブル３２の例を示したものである。図２による
と、外部輝度判断値３１より測定された外部輝度の示す
値が大きい場合と、小さい場合とに対応して、表示環境
格納テーブル３２には、画面のバックライトの輝度、コ
ントラスト値、表示するフォントの種類、そのフォント
のサイズ、画面の背景色を示すデータが格納されてい
る。
【００３１】ここで、図２によると、外部輝度判断値３
１として０．５という無次元量が用いられている。これ
は、以下に示す輝度情報測定部４０が予め定められた輝
度を１とする基準値を有し、その基準値と輝度情報測定
部４０において測定された外部輝度の値とを比較して得
られる、相対量としての値に基づいている。また、外部
輝度判断値３１には他に、絶対量としての輝度を利用す
ることも可能である。この時、外部輝度判断値３１は、
所定の輝度Ｌ０(cd/m2)となる。この場合は、輝度情報
測定部４０において外部輝度Ｌ(cd/m2) の値が測定さ
れ、輝度Ｌ０と外部輝度Ｌとの比較に基づいて、表示環
境格納テーブル３２に格納されたデータが選択される。
１として０．５という無次元量が用いられている。これ
は、以下に示す輝度情報測定部４０が予め定められた輝
度を１とする基準値を有し、その基準値と輝度情報測定
部４０において測定された外部輝度の値とを比較して得
られる、相対量としての値に基づいている。また、外部
輝度判断値３１には他に、絶対量としての輝度を利用す
ることも可能である。この時、外部輝度判断値３１は、
所定の輝度Ｌ０(cd/m2)となる。この場合は、輝度情報
測定部４０において外部輝度Ｌ(cd/m2) の値が測定さ
れ、輝度Ｌ０と外部輝度Ｌとの比較に基づいて、表示環
境格納テーブル３２に格納されたデータが選択される。
【００３２】輝度情報測定部４０は、外部輝度を測定す
る輝度センサなどからなる。ここで測定される外部輝度
の値は、上記に示す相対量としての値および絶対量とし
ての値のどちらでも可能である。
る輝度センサなどからなる。ここで測定される外部輝度
の値は、上記に示す相対量としての値および絶対量とし
ての値のどちらでも可能である。
【００３３】輝度情報判断部５０は、画面表示情報保存
部３０に保存されている外部輝度判断値３１を取得し、
輝度情報測定部４０で測定された外部輝度が、その外部
輝度判断値３１より大きい（明るい）場合か、小さい
（暗い）場合かを判断し、その判断結果を画面表示部６
０に通知する。
部３０に保存されている外部輝度判断値３１を取得し、
輝度情報測定部４０で測定された外部輝度が、その外部
輝度判断値３１より大きい（明るい）場合か、小さい
（暗い）場合かを判断し、その判断結果を画面表示部６
０に通知する。
【００３４】画面表示部６０は、輝度情報判断部５０か
らの通知に基づいて、その外部輝度判断値３１より大き
い（明るい）場合と、小さい（暗い）場合、それぞれに
対応して、画面表示情報保存部３０の表示環境格納テー
ブル３２に格納されているデスクトップ環境を示すデー
タを取得して、画面７０の表示環境を制御する。
らの通知に基づいて、その外部輝度判断値３１より大き
い（明るい）場合と、小さい（暗い）場合、それぞれに
対応して、画面表示情報保存部３０の表示環境格納テー
ブル３２に格納されているデスクトップ環境を示すデー
タを取得して、画面７０の表示環境を制御する。
【００３５】画面７０は、ディスプレイ、液晶ディスプ
レイなどからなり、画面表示部６０が取得したデスクト
ップ環境を示すデータに基づいて、輝度やコントラスト
などの変更が可能である。
レイなどからなり、画面表示部６０が取得したデスクト
ップ環境を示すデータに基づいて、輝度やコントラスト
などの変更が可能である。
【００３６】次に、本発明における情報処理装置の動作
を以下に示す。
を以下に示す。
【００３７】図１において、端末の利用者は、入力イン
タフェス部２０を通じて、外部輝度判断値３１と、その
外部輝度判断値３０以上の明るい場合とそれより暗い場
合について、それぞれのデスクトップ環境、たとえば、
バックライト値、コントラスト値、フォントの種類、フ
ォントサイズ、背景色を入力し、表示環境格納テーブル
３２に格納する。
タフェス部２０を通じて、外部輝度判断値３１と、その
外部輝度判断値３０以上の明るい場合とそれより暗い場
合について、それぞれのデスクトップ環境、たとえば、
バックライト値、コントラスト値、フォントの種類、フ
ォントサイズ、背景色を入力し、表示環境格納テーブル
３２に格納する。
【００３８】輝度情報測定部４０は、外部輝度を測定
し、輝度情報判断部５０に通知する。
し、輝度情報判断部５０に通知する。
【００３９】輝度情報判断部５０は、画面表示情報保存
部３０に保存されている外部輝度判断値３１を取得し、
測定された外部輝度が、外部輝度判断値３１で示される
輝度より明るいか、暗い場合かをし、その判断結果を画
面表示部６０に通知する。
部３０に保存されている外部輝度判断値３１を取得し、
測定された外部輝度が、外部輝度判断値３１で示される
輝度より明るいか、暗い場合かをし、その判断結果を画
面表示部６０に通知する。
【００４０】画面表示部６０は、その判断結果が、測定
された外部輝度が外部輝度判断値３１で示される輝度よ
り明るい場合、または暗い場合それぞれに対応して、画
面表示情報保存部３０の表示環境格納テーブル３２に格
納されているデスクトップ環境を示すデータを取得し
て、画面７０に反映させる。
された外部輝度が外部輝度判断値３１で示される輝度よ
り明るい場合、または暗い場合それぞれに対応して、画
面表示情報保存部３０の表示環境格納テーブル３２に格
納されているデスクトップ環境を示すデータを取得し
て、画面７０に反映させる。
【００４１】ここで、本発明の変形例として、画面表示
情報保存部３０の外部輝度判断値３１と表示環境格納テ
ーブル３２が、図３で示される構成である場合を以下に
示す。ここで、輝度情報測定部４０で測定された外部輝
度の値をＩとする。
情報保存部３０の外部輝度判断値３１と表示環境格納テ
ーブル３２が、図３で示される構成である場合を以下に
示す。ここで、輝度情報測定部４０で測定された外部輝
度の値をＩとする。
【００４２】本発明の実施例と異なる点は、外部輝度判
断値３１と、その外部輝度判断値３１に対応する、表示
環境格納テーブル３２に格納されているデスクトップ環
境を示すデータが３つからなる点である。したがって、
輝度情報測定部４０で測定された外部輝度の値Ｉに対応
するデスクトップ環境をより細かく設定することが可能
となる。ここで、外部輝度判断値３１と、表示環境格納
テーブル３２に格納されているデスクトップ環境を示す
データを３つとしているが、それらは３つに限定される
ことはなく、３つ以上からなる複数の外部輝度判断値３
１と、表示環境格納テーブル３２に格納されているデス
クトップ環境を示すデータからなることも可能である。
断値３１と、その外部輝度判断値３１に対応する、表示
環境格納テーブル３２に格納されているデスクトップ環
境を示すデータが３つからなる点である。したがって、
輝度情報測定部４０で測定された外部輝度の値Ｉに対応
するデスクトップ環境をより細かく設定することが可能
となる。ここで、外部輝度判断値３１と、表示環境格納
テーブル３２に格納されているデスクトップ環境を示す
データを３つとしているが、それらは３つに限定される
ことはなく、３つ以上からなる複数の外部輝度判断値３
１と、表示環境格納テーブル３２に格納されているデス
クトップ環境を示すデータからなることも可能である。
【００４３】また、本発明の別の変形例を以下に示す。
入力インタフェス部２０はキー入力部を有する。そのキ
ー入力部からの所定のキー入力（画面変更キーの入力）
に対応して、輝度情報測定部４０で外部輝度を測定す
る。その測定結果に基づいて、デスクトップ環境を示す
データを取得して、画面７０に反映させる。本発明の別
の変形例では、輝度情報測定部４０で常に外部輝度を測
定する必要がないために、本実施例よりも省電力化が可
能である。また、デスクトップ環境の変更をその画面変
更キーの入力のみで可能にする。
入力インタフェス部２０はキー入力部を有する。そのキ
ー入力部からの所定のキー入力（画面変更キーの入力）
に対応して、輝度情報測定部４０で外部輝度を測定す
る。その測定結果に基づいて、デスクトップ環境を示す
データを取得して、画面７０に反映させる。本発明の別
の変形例では、輝度情報測定部４０で常に外部輝度を測
定する必要がないために、本実施例よりも省電力化が可
能である。また、デスクトップ環境の変更をその画面変
更キーの入力のみで可能にする。
【００４４】上記に示したように、本発明は、情報処理
装置において、情報処理装置の存在する周辺の外部輝度
を輝度情報測定部が測定し、その測定した外部輝度値を
輝度情報判断部が、情報処理装置の利用者が入力インタ
フェス部から入力した外部輝度判断値よりも明るいかど
うかを判断し、その結果に合わせて画面表示部が、情報
処理装置の利用者によって事前に入力インタフェス部か
ら入力されている適切なバックライト値、コントラスト
値、フォントの種類、フォントサイズ、背景色などのデ
スクトップ環境を選択して、画面に反映させるものであ
る。これにより、外部輝度が明るい場合、暗い場合に合
わせて利用者が意識することなく、視認性の良い画面表
示に自動的に変更することができる。
装置において、情報処理装置の存在する周辺の外部輝度
を輝度情報測定部が測定し、その測定した外部輝度値を
輝度情報判断部が、情報処理装置の利用者が入力インタ
フェス部から入力した外部輝度判断値よりも明るいかど
うかを判断し、その結果に合わせて画面表示部が、情報
処理装置の利用者によって事前に入力インタフェス部か
ら入力されている適切なバックライト値、コントラスト
値、フォントの種類、フォントサイズ、背景色などのデ
スクトップ環境を選択して、画面に反映させるものであ
る。これにより、外部輝度が明るい場合、暗い場合に合
わせて利用者が意識することなく、視認性の良い画面表
示に自動的に変更することができる。
【００４５】更に、本発明における画面表示変更手段
は、取得した外部輝度に対して外部輝度判断値３１を参
照して表示環境格納テーブル３２に格納されているデス
クトップ環境を反映させるものであるため、外部輝度の
値に対応して、段階的にデスクトップ環境を変更するこ
とが可能である。
は、取得した外部輝度に対して外部輝度判断値３１を参
照して表示環境格納テーブル３２に格納されているデス
クトップ環境を反映させるものであるため、外部輝度の
値に対応して、段階的にデスクトップ環境を変更するこ
とが可能である。
【００４６】
【発明の効果】外部輝度に合わせて、自動的に、端末の
画面に表示される、フォントサイズや背景色、輝度など
を変更することができ、端末の利用者にとって使い勝手
の良いユーザインタフェスが可能となる。
画面に表示される、フォントサイズや背景色、輝度など
を変更することができ、端末の利用者にとって使い勝手
の良いユーザインタフェスが可能となる。
【図１】本発明における情報処理装置の構成を示した図
である。
である。
【図２】本発明における外部輝度判断値と表示環境格納
テーブルの例を示した図である。
テーブルの例を示した図である。
【図３】本発明における外部輝度判断値と表示環境格納
テーブルの例を示した図である。
テーブルの例を示した図である。
１０ 情報処理装置 ２０ 入力インタフェス部 ３０ 画面表示情報保存部 ３１ 外部輝度判断値 ３２ 表示環境格納テーブル ４０ 輝度情報測定部 ５０ 輝度情報判断部 ６０ 画面表示部 ７０ 画面 ８０ デバイス ８１ 記録媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０９Ｇ 5/26 Ｇ０９Ｇ 5/26 Ｂ
Claims (13)
- 【請求項１】 表示画面と、 周囲の輝度を測定し、測定結果を輝度データとして取得
する外部輝度測定部と、 前記輝度データに対応する、前記表示画面の設定情報を
格納した表示環境格納テーブルと、 前記外部輝度測定部によって取得された前記輝度データ
に基づいて、前記表示画面の表示を、前記表示環境格納
テーブルを参照して選択された設定情報に基づいて変更
する変更手段と、 を具備する情報処理装置。 - 【請求項２】 前記情報処理装置は、ノートパソコン、
デスクトップコンピュータ、携帯情報端末、表示画面を
有する移動機のいずれかからなる、 請求項１に記載の情報処理装置。 - 【請求項３】 前記設定情報は、 前記表示画面のバックライトの輝度、コントラスト値、
表示するフォントの種類、前記フォントのサイズ、前記
表示画面の背景色のうち、少なくとも１つからなる、 請求項１または２に記載の情報処理装置。 - 【請求項４】 画面変更キーをさらに有し、 前記外部輝度測定部は、 前記画面変更キーからの入力に基づいて周囲の輝度を測
定し、測定結果を輝度データとして取得する、 請求項１から３のいずれかに記載の情報処理装置。 - 【請求項５】 周囲の輝度を測定する外部輝度測定部
と、表示画面とを有する情報処理装置において、 輝度に対応する前記表示画面の設定情報を取得する取得
ステップと、 外部輝度測定部において周囲の輝度を測定する測定ステ
ップと、 前記周囲の輝度に基づいて、前記設定情報を参照して、
前記表示画面の表示を変更する変更ステップと、 からなる表示環境変更方法。 - 【請求項６】 前記情報処理装置は、ノートパソコン、
デスクトップコンピュータ、携帯情報端末、表示画面を
有する移動機のいずれかからなる、 請求項５に記載の表示環境変更方法。 - 【請求項７】 前記設定情報は、 前記表示画面のバックライトの輝度、コントラスト値、
表示するフォントの種類、前記フォントのサイズ、前記
表示画面の背景色のうち、少なくとも１つからなる、 請求項５または６に記載の表示環境変更方法。 - 【請求項８】 前記取得ステップは、 所定の輝度を取得するステップと、 前記所定の輝度以上と、前記所定の輝度以下とに対応す
る前記表示画面の設定情報を取得するステップとからな
る、 請求項５から７のいずれかに記載の表示環境変更方法。 - 【請求項９】 前記取得ステップは、 所定の範囲を有する複数の輝度の範囲を取得するステッ
プと、 前記複数の輝度の範囲の各々に対応して、前記表示画面
の設定情報を個別に取得するステップからなる、 請求項５から７のいずれかに記載の表示環境変更方法。 - 【請求項１０】 周囲の輝度を測定する外部輝度測定部
と、表示画面とを有する情報処理装置において、 輝度に対応する前記表示画面の設定情報を取得する取得
ステップと、 外部輝度測定部において周囲の輝度を測定する測定ステ
ップと、 前記周囲の輝度に基づいて、前記設定情報を参照して、
前記表示画面の表示を変更する変更ステップと、 からなる実行プログラムを格納する記録媒体。 - 【請求項１１】 前記設定情報は、 前記表示画面のバックライトの輝度、コントラスト値、
表示するフォントの種類、前記フォントのサイズ、前記
表示画面の背景色のうち、少なくとも１つからなる、 実行プログラムを格納する請求項１０に記載の記録媒
体。 - 【請求項１２】 前記取得ステップは、 所定の輝度を取得するステップと、 前記所定の輝度以上と、前記所定の輝度以下とに対応す
る前記表示画面の設定情報を取得するステップとからな
る、 実行プログラムを格納する請求項１０または１１に記載
の記録媒体。 - 【請求項１３】 前記取得ステップは、 所定の範囲を有する複数の輝度の範囲を取得するステッ
プと、 前記複数の輝度の範囲の各々に対応して、前記表示画面
の設定情報を個別に取得するステップからなる、 実行プログラムを格納する請求項１０または１１に記載
の記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11849699A JP3339052B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 情報処理装置と、表示環境変更方法と、その方法を記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11849699A JP3339052B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 情報処理装置と、表示環境変更方法と、その方法を記録した記録媒体 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000310983A true JP2000310983A (ja) | 2000-11-07 |
| JP3339052B2 JP3339052B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=14738118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11849699A Expired - Fee Related JP3339052B2 (ja) | 1999-04-26 | 1999-04-26 | 情報処理装置と、表示環境変更方法と、その方法を記録した記録媒体 |
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