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JP2000309537A - 腸疾患予防及び/または治療剤 - Google Patents

腸疾患予防及び/または治療剤

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Publication number
JP2000309537A
JP2000309537A JP11121449A JP12144999A JP2000309537A JP 2000309537 A JP2000309537 A JP 2000309537A JP 11121449 A JP11121449 A JP 11121449A JP 12144999 A JP12144999 A JP 12144999A JP 2000309537 A JP2000309537 A JP 2000309537A
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JP
Japan
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sulfate
glycosaminoglycan
disease
chondroitin sulfate
preventive
Prior art date
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Pending
Application number
JP11121449A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Hori
祐輔 堀
Akihiro Tominaga
明宏 冨永
Jiro Hoshino
二郎 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seikagaku Corp
Original Assignee
Seikagaku Corp
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Publication date
Application filed by Seikagaku Corp filed Critical Seikagaku Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硫酸化グリコサミノグリカンの新たな薬理学
的作用を利用した医薬を提供する。 【解決手段】 硫酸化グリコサミノグリカンまたはその
薬理学的に許容される塩を含有する腸疾患予防及び/ま
たは治療剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硫酸化グリコサミ
ノグリカンまたはその薬学的に許容される塩を含有する
腸疾患予防及び/または治療剤に関する。
【0002】
【従来の技術】コンドロイチン硫酸をはじめとする硫酸
化グリコサミノグリカンは、軟骨を中心に一般に動物の
結合組織に分布するグリコサミノグリカンのうち、硫酸
基を有するものの一群であり、組織中ではタンパク質と
結合してプロテオグリカンとして存在している。
【0003】硫酸化グリコサミノグリカン、特にコンド
ロイチン硫酸は、通常はナトリウム塩として用いられ、
薬理学的には、脂血清澄作用、抗凝固作用、細胞賦活作
用、解毒作用、鎮痛作用等を有することが知られてい
る。
【0004】硫酸化グリコサミノグリカンは安全な生体
物質であり、上記のようなこれまでに知られた各種の薬
理学的作用に加え、その新たな薬理学的作用を見出すこ
とができれば副作用の少ない新たな医薬として利用され
ることが期待される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、硫酸化グリコサミノグリカンの新たな薬理学的作用
を見出し、その薬理学的作用を利用した医薬を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らは、硫
酸化グリコサミノグリカンの薬理学的作用について鋭意
研究を重ね、その結果、コンドロイチン硫酸をはじめと
する硫酸化グリコサミノグリカンが、腸疾患、特に炎症
性の腸疾患に対して予防及び治療効果を有し、特に炎症
性腸疾患による腸内出血を顕著に予防し、軽減する効果
を有することを見出した。本発明はこのような知見に基
づき完成されたものである。
【0007】従って本発明は、硫酸化グリコサミノグリ
カンまたはその薬理学的に許容される塩を含有する腸疾
患予防及び/または治療剤を提供するものである。
【0008】本発明の腸疾患予防及び/または治療剤の
好ましい態様によれば、硫酸化グリコサミノグリカン
が、サメ及び/またはウシ由来のものであることを特徴
とする上記の腸疾患予防及び/または治療剤;腸疾患が
炎症性腸疾患である上記の腸疾患予防及び/または治療
剤;炎症性腸疾患が出血を伴う炎症性腸疾患である上記
の腸疾患予防及び/または治療剤;及び出血を伴う炎症
性腸疾患が潰瘍性大腸炎である上記の腸疾患予防及び/
または治療剤が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳述する。
【0010】本発明の腸疾患予防及び/または治療剤
は、一種以上の硫酸化グリコサミノグリカンまたはその
薬理学的に許容される塩を有効成分として含有すること
を特徴とする。
【0011】本発明に使用される硫酸化グリコサミノグ
リカンは、アミノ糖とウロン酸(またはガラクトース)
からなる二糖単位の繰り返し構造を有するグリコサミノ
グリカンのうち、硫酸基を有する化合物であり、動物の
軟骨等の結合組織中等に広く分布する化合物である。
【0012】硫酸化グリコサミノグリカンの具体例とし
ては、コンドロイチン硫酸(コンドロイチン硫酸A、コ
ンドロイチン硫酸C、コンドロイチン硫酸E、コンドロイ
チン硫酸K、コンドロイチンポリ硫酸等)、デルマタン
硫酸(コンドロイチン硫酸B)、ケラタン硫酸(ケラタ
ンポリ硫酸も含む)、ヘパラン硫酸、硫酸化ヒアルロン
酸等が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。
【0013】これらの硫酸化グリコサミノグリカンの中
では特にコンドロイチン硫酸が好ましい。コンドロイチ
ン硫酸は、一般に分子量数千〜約50,000程度であるが、
10,000〜40,000程度が好ましく、特に20,000〜30,000が
好ましい。
【0014】本発明に使用される硫酸化グリコサミノグ
リカンは通常使用される薬理学的に許容される塩であっ
てもよい。硫酸化グリコサミノグリカンの薬理学的に許
容される塩としては、例えばナトリウム塩、カリウム塩
等のアルカリ金属塩;カルシウム塩、マグネシウム塩等
のアルカリ土類金属塩;シクロヘキシルアミン、トリア
ルキルアミン、ピリジン、アミノ酸等の有機塩基との
塩;及びアンモニウム塩等の無機塩基との塩等が挙げら
れ、特に限定されないが、アルカリ金属塩が好ましく、
ナトリウム塩が特に好ましい。
【0015】本発明において使用する硫酸化グリコサミ
ノグリカンは従来より公知の方法により製造することが
できる。硫酸化グリコサミノグリカンは、精製したもの
を用いてもよいし、プロテオグリカンの形態で用いても
よい。硫酸化グリコサミノグリカン、例えばコンドロイ
チン硫酸をプロテオグリカンの形態で得るには、例え
ば、サメ、クジラなどの水産動物、牛、豚などの哺乳動
物または鳥等の軟骨を原料とし、中性塩法、アルカリ
法、酵素法、オートクレーブ法などの公知の方法に従っ
て抽出し、脂肪・固形分などを除去した後、乾燥すれば
よい。さらに、脂肪・固形分を除去した後、さらにタン
パク分解酵素を用いて除タンパク処理し、アルコール沈
澱による公知の方法に従って精製すれば、コンドロイチ
ン硫酸またはその塩を精製された状態で得ることができ
る。
【0016】本発明において使用される硫酸化グリコサ
ミノグリカンの中で最も好ましいのはコンドロイチン硫
酸ナトリウムであり、特に魚類及び/または哺乳動物の
軟骨から抽出され、コンドロイチン硫酸ナトリウムを主
成分または唯一のグリコサミノグリカンとして含有する
ものである。魚類としてはサメが好ましく、哺乳動物と
してはウシが好ましい。
【0017】中でも、下記(1)および(2)の性質を有する
コンドロイチン硫酸ナトリウムが極めて好ましい。 (1) 乾燥したものを定量した場合の窒素含量が2.5〜3.8
%である。 (2) 乾燥したものを定量した場合のイオウ含量が5.5〜
7.5%である。
【0018】また、さらに下記(3)〜(9)の性質を有する
ものが特に好ましい。 (3) このもの1.0gに水100 mLを加えて溶かしたとき、液
は無色〜微黄色澄明である。 (4) 塩化物含量が0.142%以下である。 (5) 硫酸塩含量が0.24%以下である。 (6) 重金属含量が20 ppm以下である。 (7) ヒ素含量が2 ppm以下である。 (8) 乾燥減量が10.0%以下(1 g、105℃、4時間)であ
る。 (9) 強熱残分が23.0〜31.0%(1 g、乾燥後)である。
【0019】なお上記(1)〜(9)は、「第13改正日本薬局
方解説書(廣川書店)」に記載の一般試験法、及び「日
本薬局方外医薬品規格1997」に記載の方法により測定す
ることができる。
【0020】本発明の腸疾患予防及び/または治療剤の
投与経路は特に限定されるものではないが、腸疾患の予
防及び/または治療を目的として投与されるため、経口
投与あるいは注腸投与されることが好ましく、経口投与
されることが特に好ましい。
【0021】本発明の腸疾患予防及び/または治療剤の
剤形あるいは投与形態としては、経口投与に適したもの
として錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、液剤等が挙げ
られる。また注腸投与に適したものとして座剤、液剤等
が挙げられる。
【0022】本発明の腸疾患予防及び/または治療剤の
上記のような投与形態(製剤)は当分野で慣用の方法を
用いて製造することができ、例えば上述のような硫酸化
グリコサミノグリカンを固体または液体の医薬用担体ま
たは希釈剤、すなわち賦形剤、安定剤、崩壊剤等の添加
剤とともに含む製剤とすることができる。これらの投与
形態は、例えば、水、ゼラチン、乳糖、デンプン、ステ
アリン酸マグネシウム、タルク、動植物油脂、ベンジル
アルコール、ポリアルキレングリコール、石油樹脂、椰
子油、ラノリン等と共に、硫酸化グリコサミノグリカン
を0.1重量%〜90重量%程度含むように調製することがで
きる。
【0023】本発明の腸疾患予防及び/または治療剤は
上記のような医薬用担体等の他、その他の医薬活性物質
を含んでもよい。そのような医薬としては、ステロイド
剤、サラゾスルファピリジン、5−アミノサリチル酸等
が挙げられる。
【0024】本発明の腸疾患予防及び/または治療剤の
投与量は、疾患の種類や、患者の状態、年齢、体重等に
より適宜選択すべきであるが、一般には有効成分として
含有される硫酸化グリコサミノグリカンの重量として体
重1kg及び1日あたり、硫酸化グリコサミノグリカン量
として、20〜500mg程度、好ましくは50〜250
mg程度を投与することが好ましい。硫酸化グリコサミノ
グリカンがプロテオグリカンとして投与される場合は、
プロテオグリカン中の硫酸化グリコサミノグリカンの量
が前記範囲内であるようにすればよい。
【0025】本発明の腸疾患予防及び/または治療剤の
適用対象となる腸疾患は特に限定されないが、炎症性腸
疾患に適用することが好ましく、特に出血を伴う炎症性
腸疾患に適用することが特に好ましい。本発明の腸疾患
予防及び/または治療剤により予防及び/または治療で
きる腸疾患としては、限定するものではないが、潰瘍性
大腸炎やクローン病等の炎症性腸疾患、感染性腸炎、虚
血性腸炎、放射性腸炎、腸型ベーチェット、単純性(非
特異性)腸潰瘍、非特異性多発性小腸潰瘍、急性回腸末
端炎等が挙げられる。これらの中でも、出血を伴う炎症
性腸疾患である潰瘍性大腸炎に適用することが好まし
い。
【0026】本発明の腸疾患予防及び/または治療剤の
活性成分である硫酸化グリコサミノグリカンはいずれも
生体物質であり、これまでにも種々の用途において人体
に使用されており、本発明の腸疾患予防及び/または治
療剤は生体への投与においても十分な安全性を有してい
ると考えられる。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に詳述す
る。 実施例 下記のようにして動物モデルにおいてデキストラン硫酸
ナトリウムにより大腸炎を誘発し、それに対するコンド
ロイチン硫酸の効果を調べ、公知の抗炎症薬である5-ア
ミノサリチル酸の効果と比較した。
【0028】材料及び方法 1.試験物質 1)惹起物質 デキストラン硫酸ナトリウム5000(分子量5000、和光純
薬、以下「DSS」と略記する)
【0029】2)被験物質 被験物質として用いたコンドロイチン硫酸ナトリウム
は、常法により、サメの軟骨をタンパク質分解酵素を用
いて処理して抽出し、脂肪・固形分を除去した後、さら
にタンパク質分解酵素を用いて除タンパク処理し、次い
でアルコール沈殿法により精製した。
【0030】このようにして得られたものは、下記の性
質を有していた。 (1) 乾燥したものを定量した場合の窒素含量:3.40% (2) 乾燥したものを定量した場合のイオウ含量:6.82% (3) このもの1.0gに水100 mLを加えて溶かしたときの液
の色:無色〜微黄色澄明 (4) 塩化物含量:0.142%以下 (5) 硫酸塩含量:0.24%以下 (6) 重金属含量:20 ppm以下 (7) ヒ素含量:2 ppm以下 (8) 乾燥減量:5.67%(1 g、105℃、4時間) (9) 強熱残分:26.3%(1 g、乾燥後)
【0031】これを注射用蒸留水で所定の濃度に希釈し
て使用した(以下「CS」と称する)。
【0032】対照薬剤として5-アミノサリチル酸(和光
純薬、以下「5-ASA」と略記する)を5%カルボキシメチ
ルセルロースナトリウム(和光純薬)で所定の濃度に懸
濁したものを使用した。
【0033】2.動物 7週齢のWistar系雄性ラット(日本チャールスリバー、S
PF)を使用した。
【0034】3.群構成
【0035】
【表1】
【0036】4.方法 ラットを、4連ゲージで個別飼育し、3%DSS水溶液を毎
日自由飲水させた。被験物質は1日1回、DSS投与開始か
ら解剖前日まで毎日経口投与した。対照群は、被験物質
の代わりに、同容量の蒸留水を同様に投与した。無処置
群には、精製水を自由飲水させた。DSS投与開始10日後
にラットをエーテル麻酔し、腹大静脈より採血し、屠殺
後、結腸下部・直腸(7 cm)を摘出した。摘出した腸
を、10%中性緩衝ホルマリンで固定後、カラッチ・ヘマ
トキシリン染色を行い、写真撮影し、画像解析装置を用
いてびらん面積を測定した。
【0037】血球数などの血液検査は自動血球測定装置
(Sysmex K-2000;Sysmex社製)で行った。
【0038】体重、一般症状(血便など便の状態)は毎
日、飲水量については隔日に測定観察した。なお、血便
についてはスコア化し、0:正常、1:血便(便に血液が
付着)、2:下血(肛門からの持続的な出血)で表し
た。
【0039】5.統計処理 対照群との比較にはDunnettの多重比較検定を用いた。
【0040】結果 1.血液検査値 血中白血球数、血中赤血球数及びヘマトクリット値の結
果を図1〜3に示す。
【0041】血中白血球数については、対照群では無処
置群と比較して約3倍の増加が認められた。CS群では対
照群と比較して有意な効果は認められなかったが、低値
を示した。陽性対照である5-ASAも有意な抑制効果を示
した(図1)。
【0042】血中赤血球数については、対照群では明ら
かな赤血球減少が認められ、無処置群と比較して2割程
度の減少が認められた。CSの100 mg/kg群及び5-ASA群で
は、この赤血球減少が有意に抑制された(図2)。
【0043】ヘマトクリット値については、対照群で明
らかな低下が認められ、無処置群と比較して2割程度の
減少が認められた。CSの100 mg/kg群及び5-ASA群では、
この低下が有意に抑制された(図3)。
【0044】2.血便 血便スコアの結果を図4に示す。
【0045】対照群ではDSS投与開始3日後から観察さ
れ、解剖日には対照群の全ての動物で観察された。CSは
血便の発現を顕著に抑制し、20 mg/kg及び500 mg/kg群
では投与開始後4日、100 mg/kg群では投与開始後4〜7日
で対照群と比較して有意な抑制が認められた。5-ASA群
では投与開始後10日に有意な効果が見られた(図4)。
【0046】3.びらん面積 びらん面積について得られた結果を図5に示す。
【0047】CSの20、100及び500 mg/kg群、並びに5-
ASA群は、対照群に比べて、びらん面積は低値を示し、
CSの100mg/kg群及び5-ASA群では有意に抑制された
(図5)。
【0048】上記の結果から明らかな通り、コンドロイ
チン硫酸を含む硫酸化グリコサミノグリカンは、DSSに
よる血便発現、血中赤血球数減少、ヘマトクリット値低
下、及びびらんの発現を有意に抑制し、本発明の腸疾患
予防及び/または治療剤は、粘膜保護作用あるいは抗炎
症作用等の効果により炎症性腸疾患をはじめとする消化
管の粘膜傷害に効果を有することが示された。
【0049】
【発明の効果】炎症性腸疾患をはじめとする消化管の粘
膜傷害の予防及び/または治療に有用な腸疾患予防及び
/または治療剤が提供される。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】 実施例において得られた、血中白血球数に対
する硫酸化グリコサミノグリカンの効果についての結果
を示すグラフである。*はp<0.05を示す。
【0052】
【図2】 実施例において得られた、血中赤血球数に対
する硫酸化グリコサミノグリカンの効果についての結果
を示すグラフである。*はp<0.05、**はp<0.01を示す。
【0053】
【図3】 実施例において得られた、ヘマトクリット値
に対する硫酸化グリコサミノグリカンの効果についての
結果を示すグラフである。*はp<0.05、**はp<0.01を示
す。
【0054】
【図4】 実施例において得られた、血便に対する硫酸
化グリコサミノグリカンの効果を示すグラフである。*
はp<0.05を示す。
【0055】
【図5】 実施例において得られた、びらん面積に対す
る硫酸化グリコサミノグリカンの効果を示すグラフであ
る。*はp<0.05を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫酸化グリコサミノグリカンまたはその
    薬理学的に許容される塩を含有する腸疾患予防及び/ま
    たは治療剤。
  2. 【請求項2】 硫酸化グリコサミノグリカンが、サメ及
    び/またはウシ由来のものであることを特徴とする請求
    項1に記載の腸疾患予防及び/または治療剤。
  3. 【請求項3】 腸疾患が炎症性腸疾患である請求項1ま
    たは2に記載の腸疾患予防及び/または治療剤。
  4. 【請求項4】 炎症性腸疾患が出血を伴う炎症性腸疾患
    である請求項3に記載の腸疾患予防及び/または治療
    剤。
  5. 【請求項5】 出血を伴う炎症性腸疾患が潰瘍性大腸炎
    である請求項4に記載の腸疾患予防及び/または治療
    剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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