JP2000354266A - 無線通信端末装置 - Google Patents
無線通信端末装置Info
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- JP2000354266A JP2000354266A JP16568999A JP16568999A JP2000354266A JP 2000354266 A JP2000354266 A JP 2000354266A JP 16568999 A JP16568999 A JP 16568999A JP 16568999 A JP16568999 A JP 16568999A JP 2000354266 A JP2000354266 A JP 2000354266A
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- reception
- energy
- communication terminal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 セルラー無線通信システムの無線通信端末装
置において、無線通信端末装置の隣接セルへの移動によ
る無線回線の接続切換えの候補となる基地局の探索を迅
速且つ効率良く行うことのできるものを得る。 【解決手段】 セルラー無線通信システムの無線通信端
末装置において、あるセルに隣接する複数のセル内の各
基地局よりの受信信号の受信エネルギーを測定する受信
エネルギー測定手段と、その受信エネルギー測定手段に
よって測定されたあるセルに隣接する複数のセル内の各
基地局よりの受信信号の受信エネルギーの内、受信エネ
ルギーの強い受信信号の基地局を選択する基地局選択手
段とを有し、その基地局選択手段によって選択された基
地局の受信信号の受信エネルギーの測定の頻度を、ある
セルに隣接する複数のセル内の各基地局の内の残りの基
地局の受信信号の受信エネルギーの測定の頻度より高く
するようにしたである。
置において、無線通信端末装置の隣接セルへの移動によ
る無線回線の接続切換えの候補となる基地局の探索を迅
速且つ効率良く行うことのできるものを得る。 【解決手段】 セルラー無線通信システムの無線通信端
末装置において、あるセルに隣接する複数のセル内の各
基地局よりの受信信号の受信エネルギーを測定する受信
エネルギー測定手段と、その受信エネルギー測定手段に
よって測定されたあるセルに隣接する複数のセル内の各
基地局よりの受信信号の受信エネルギーの内、受信エネ
ルギーの強い受信信号の基地局を選択する基地局選択手
段とを有し、その基地局選択手段によって選択された基
地局の受信信号の受信エネルギーの測定の頻度を、ある
セルに隣接する複数のセル内の各基地局の内の残りの基
地局の受信信号の受信エネルギーの測定の頻度より高く
するようにしたである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラー無線通信
システムの無線通信端末装置に関する。
システムの無線通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のセルラー無線通信システムでは、
通信サービスを提供するエリアを所望の大きさの複数の
セルに分割し、その複数のセルにそれぞれ固定局として
の基地局を配置し、携帯電話機、自動車電話機等の無線
通信端末装置(移動局端末装置)が、通信状態が最も良
好であると思われる基地局と無線通信するようにしてい
た。
通信サービスを提供するエリアを所望の大きさの複数の
セルに分割し、その複数のセルにそれぞれ固定局として
の基地局を配置し、携帯電話機、自動車電話機等の無線
通信端末装置(移動局端末装置)が、通信状態が最も良
好であると思われる基地局と無線通信するようにしてい
た。
【0003】一般にセルラー無線通信システムでは、同
一セル内にある複数の携帯電話機が、そのセル内の1個
の基地局を共有して無線通信を行うため、複数の携帯電
話機同士の間で電波の干渉が発生する場合がある。そこ
で、このような電波の干渉を回避するために、携帯電話
機と基地局との間の通信方式には、種々の方式が提案さ
れており、その代表的なものにはIS−95(Interim
Standard-95)方式として米国なので標準化されたCDM
A(Code Division Multiple Access:符号分割多元接
続)方式がある。
一セル内にある複数の携帯電話機が、そのセル内の1個
の基地局を共有して無線通信を行うため、複数の携帯電
話機同士の間で電波の干渉が発生する場合がある。そこ
で、このような電波の干渉を回避するために、携帯電話
機と基地局との間の通信方式には、種々の方式が提案さ
れており、その代表的なものにはIS−95(Interim
Standard-95)方式として米国なので標準化されたCDM
A(Code Division Multiple Access:符号分割多元接
続)方式がある。
【0004】CDMA方式は、各回線毎に異なるPN
(Pseud Random Noise Sequence:疑似雑音)符号を割り
当て、その疑似雑音符号を用いることで、所定の変調処
理が施された送信信号の周波数帯域を広い帯域に拡散、
即ち、スペクトラム拡散変調して送信する方式であり、
同一周波数チャンネルで多重通信を実現している。そし
て、受信側では、スペクトラム拡散変調されてきた送信
信号を、送信側と同一のPN符号を用いて逆拡散するこ
とにより、所望の送信信号のみを復調するようにしてい
る。
(Pseud Random Noise Sequence:疑似雑音)符号を割り
当て、その疑似雑音符号を用いることで、所定の変調処
理が施された送信信号の周波数帯域を広い帯域に拡散、
即ち、スペクトラム拡散変調して送信する方式であり、
同一周波数チャンネルで多重通信を実現している。そし
て、受信側では、スペクトラム拡散変調されてきた送信
信号を、送信側と同一のPN符号を用いて逆拡散するこ
とにより、所望の送信信号のみを復調するようにしてい
る。
【0005】このようにCDMA方式では、各回線毎に
異なるPN符号をそれぞれ割り当てると共に、送信側と
受信側で同一のPN符号を用いることにより、送信側で
用いられたPN符号と同一のものを用いて逆拡散しなけ
れば、受信信号を復調することはできない。又、PN符
号が擬似的な乱数系列であることから、秘匿性に優れた
通信方式であると言える。
異なるPN符号をそれぞれ割り当てると共に、送信側と
受信側で同一のPN符号を用いることにより、送信側で
用いられたPN符号と同一のものを用いて逆拡散しなけ
れば、受信信号を復調することはできない。又、PN符
号が擬似的な乱数系列であることから、秘匿性に優れた
通信方式であると言える。
【0006】図4Aはセルラー無線通信システムを図式
化したものであって、あるサービスエリアを、例えば、
7個のセルC1〜C7に分割し、その各セルC1〜C7
の中心にそれぞれ固定局としての基地局B1〜B7が配
されている。そして、例えば、セルC1内に携帯電話機
M1があるものとする。基地局B1〜B7は同一の符号
パターンのPN符号をそれぞれ互いに異なるタイミング
で繰り返し送信することによって、互いに異なるタイミ
ングで送信されるパイロット信号と、携帯電話機内で発
生されるPN符号との相関値が、基地局B1〜B7から
送信されたパイロット信号、即ち、送信信号の受信エネ
ルギーとしている。
化したものであって、あるサービスエリアを、例えば、
7個のセルC1〜C7に分割し、その各セルC1〜C7
の中心にそれぞれ固定局としての基地局B1〜B7が配
されている。そして、例えば、セルC1内に携帯電話機
M1があるものとする。基地局B1〜B7は同一の符号
パターンのPN符号をそれぞれ互いに異なるタイミング
で繰り返し送信することによって、互いに異なるタイミ
ングで送信されるパイロット信号と、携帯電話機内で発
生されるPN符号との相関値が、基地局B1〜B7から
送信されたパイロット信号、即ち、送信信号の受信エネ
ルギーとしている。
【0007】セルC1内にある携帯電話機M1は、それ
ぞれ異なるタイミングで各基地局から送信される複数の
パイロット信号を受信し、受信エネルギーが最大となる
パイロット信号、即ち、この場合には基地局B1と無線
接続することになる。その際、基地局B1は、自局から
送信するパイロット信号のタイミングのみならず、隣接
する基地局B2〜B7から送信されるパイロット信号の
タイミングをも把握しており、基地局B1は、どのタイ
ミングのパイロット信号はどの基地局から送信されたも
のであるかを、携帯電話機M1に通達するようになって
いる。
ぞれ異なるタイミングで各基地局から送信される複数の
パイロット信号を受信し、受信エネルギーが最大となる
パイロット信号、即ち、この場合には基地局B1と無線
接続することになる。その際、基地局B1は、自局から
送信するパイロット信号のタイミングのみならず、隣接
する基地局B2〜B7から送信されるパイロット信号の
タイミングをも把握しており、基地局B1は、どのタイ
ミングのパイロット信号はどの基地局から送信されたも
のであるかを、携帯電話機M1に通達するようになって
いる。
【0008】ところで、携帯電話機M1は、あるセルか
らそれと隣接するセルに移動することによって、無線接
続されるべき基地局は、あるセル内の基地局から隣接す
るセル内の基地局に変更される。携帯電話機M1は、現
在無線接続されている基地局B1から送信されているパ
イロット信号の受信エネルギーのみならず、基地局B1
に隣接する基地局B2〜B7から送信されて来るパイロ
ット信号の受信エネルギーをも常に監視している。従っ
て、携帯電話機M1は、セルC1から、例えば、セルC
2に移動した場合は、基地局B1から基地局B2に無線
回線の接続切換え(ハンドオフ)を行う。このように、
携帯電話機があるセルから他のセルに移動した場合で
も、無線接続する基地局を変更するすることにより、通
信(通話)継続することができる。
らそれと隣接するセルに移動することによって、無線接
続されるべき基地局は、あるセル内の基地局から隣接す
るセル内の基地局に変更される。携帯電話機M1は、現
在無線接続されている基地局B1から送信されているパ
イロット信号の受信エネルギーのみならず、基地局B1
に隣接する基地局B2〜B7から送信されて来るパイロ
ット信号の受信エネルギーをも常に監視している。従っ
て、携帯電話機M1は、セルC1から、例えば、セルC
2に移動した場合は、基地局B1から基地局B2に無線
回線の接続切換え(ハンドオフ)を行う。このように、
携帯電話機があるセルから他のセルに移動した場合で
も、無線接続する基地局を変更するすることにより、通
信(通話)継続することができる。
【0009】図4で説明したセルラー無線通信システム
では、セルC1内にある携帯電話機M1は、基地局B1
から通達される隣接基地局B2〜B7のパイロット信号
のタイミング情報を基にして、原理的には基地局B2〜
B7の受信エネルギーを測定することができるわけであ
るが、現実には、図4Bの場合のように、セルC1、C
2、C3の境界付近に携帯電話機がある場合は、パイロ
ット信号の受信エネルギーを測定することのできる隣接
基地局は、基地局B2、B3のみであり、残りの基地局
B4〜B7よりのパイロット信号の受信エネルギーを測
定することはできない。そして、携帯電話機M1がセル
C1〜C7を頻繁に移動するときは、基地局からのパイ
ロット信号の受信エネルギーを頻繁に測定しなければな
らない。
では、セルC1内にある携帯電話機M1は、基地局B1
から通達される隣接基地局B2〜B7のパイロット信号
のタイミング情報を基にして、原理的には基地局B2〜
B7の受信エネルギーを測定することができるわけであ
るが、現実には、図4Bの場合のように、セルC1、C
2、C3の境界付近に携帯電話機がある場合は、パイロ
ット信号の受信エネルギーを測定することのできる隣接
基地局は、基地局B2、B3のみであり、残りの基地局
B4〜B7よりのパイロット信号の受信エネルギーを測
定することはできない。そして、携帯電話機M1がセル
C1〜C7を頻繁に移動するときは、基地局からのパイ
ロット信号の受信エネルギーを頻繁に測定しなければな
らない。
【0010】さて、従来は、携帯電話機M1が、例え
ば、セルC1内にあるときは、通常携帯電話機M1は通
常隣接セルC2〜C7内の基地局B2〜B7よりの送信
信号の受信エネルギー、即ち、そのパイロット信号の受
信エネルギーの測定を順次循環的に同一頻度で行ってい
た。
ば、セルC1内にあるときは、通常携帯電話機M1は通
常隣接セルC2〜C7内の基地局B2〜B7よりの送信
信号の受信エネルギー、即ち、そのパイロット信号の受
信エネルギーの測定を順次循環的に同一頻度で行ってい
た。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のように、あるセ
ル内の携帯電話機が、複数の隣接セル内の基地局よりの
送信信号の受信エネルギーの測定を順次循環的に同一頻
度で行っていたのでは、携帯電話機の隣接セルへの移動
による無線回線の接続切換えの候補となる基地局の探索
を迅速且つ効率良く行えないと言う欠点があ。
ル内の携帯電話機が、複数の隣接セル内の基地局よりの
送信信号の受信エネルギーの測定を順次循環的に同一頻
度で行っていたのでは、携帯電話機の隣接セルへの移動
による無線回線の接続切換えの候補となる基地局の探索
を迅速且つ効率良く行えないと言う欠点があ。
【0012】かかる点に鑑み本発明は、セルラー無線通
信システムの無線通信端末装置において、無線通信端末
装置の隣接セルへの移動による無線回線の接続切換えの
候補となる基地局の探索を迅速且つ効率良く行うことの
できるものを提案しようとするものである。
信システムの無線通信端末装置において、無線通信端末
装置の隣接セルへの移動による無線回線の接続切換えの
候補となる基地局の探索を迅速且つ効率良く行うことの
できるものを提案しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の本発明による無線
通信端末装置は、セルラー無線通信システムの無線通信
端末装置において、あるセルに隣接する複数のセル内の
各基地局よりの受信信号の受信エネルギーを測定する受
信エネルギー測定手段と、その受信エネルギー測定手段
によって測定されたあるセルに隣接する複数のセル内の
各基地局よりの受信信号の受信エネルギーの内、受信エ
ネルギーの強い受信信号の基地局を選択する基地局選択
手段とを有し、その基地局選択手段によって選択された
基地局の受信信号の受信エネルギーの測定の頻度を、あ
るセルに隣接する複数のセル内の各基地局の内の残りの
基地局の受信信号の受信エネルギーの測定の頻度より高
くするようにしたでものある。
通信端末装置は、セルラー無線通信システムの無線通信
端末装置において、あるセルに隣接する複数のセル内の
各基地局よりの受信信号の受信エネルギーを測定する受
信エネルギー測定手段と、その受信エネルギー測定手段
によって測定されたあるセルに隣接する複数のセル内の
各基地局よりの受信信号の受信エネルギーの内、受信エ
ネルギーの強い受信信号の基地局を選択する基地局選択
手段とを有し、その基地局選択手段によって選択された
基地局の受信信号の受信エネルギーの測定の頻度を、あ
るセルに隣接する複数のセル内の各基地局の内の残りの
基地局の受信信号の受信エネルギーの測定の頻度より高
くするようにしたでものある。
【0014】かかる第1の本発明によれば、受信エネル
ギー測定手段によって、あるセルに隣接する複数のセル
内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギーを測定
し、基地局選択手段によって、その受信エネルギー測定
手段によって測定されたあるセルに隣接する複数のセル
内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギーの内、受
信エネルギーの強い受信信号の基地局を選択し、その基
地局選択手段によって選択された基地局の受信信号の受
信エネルギーの測定の頻度を、あるセルに隣接する複数
のセル内の各基地局の内の残りの基地局の受信信号の受
信エネルギーの測定の頻度より高くする。
ギー測定手段によって、あるセルに隣接する複数のセル
内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギーを測定
し、基地局選択手段によって、その受信エネルギー測定
手段によって測定されたあるセルに隣接する複数のセル
内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギーの内、受
信エネルギーの強い受信信号の基地局を選択し、その基
地局選択手段によって選択された基地局の受信信号の受
信エネルギーの測定の頻度を、あるセルに隣接する複数
のセル内の各基地局の内の残りの基地局の受信信号の受
信エネルギーの測定の頻度より高くする。
【0015】
【発明の実施の形態】第1の本発明は、セルラー無線通
信システムの無線通信端末装置において、あるセルに隣
接する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エ
ネルギーを測定する受信エネルギー測定手段と、その受
信エネルギー測定手段によって測定されたあるセルに隣
接する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エ
ネルギーの内、受信エネルギーの強い受信信号の基地局
を選択する基地局選択手段とを有し、その基地局選択手
段によって選択された基地局の受信信号の受信エネルギ
ーの測定の頻度を、あるセルに隣接する複数のセル内の
各基地局の内の残りの基地局の受信信号の受信エネルギ
ーの測定の頻度より高くするようにした無線通信端末装
置である。
信システムの無線通信端末装置において、あるセルに隣
接する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エ
ネルギーを測定する受信エネルギー測定手段と、その受
信エネルギー測定手段によって測定されたあるセルに隣
接する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エ
ネルギーの内、受信エネルギーの強い受信信号の基地局
を選択する基地局選択手段とを有し、その基地局選択手
段によって選択された基地局の受信信号の受信エネルギ
ーの測定の頻度を、あるセルに隣接する複数のセル内の
各基地局の内の残りの基地局の受信信号の受信エネルギ
ーの測定の頻度より高くするようにした無線通信端末装
置である。
【0016】第2の本発明は、セルラー無線通信システ
ムの無線通信端末装置において、あるセルに隣接する複
数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギー
を測定する受信エネルギー測定手段と、その受信エネル
ギー測定手段によって測定されたあるセルに隣接する複
数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギー
を基地局別に記憶する記憶手段と、その記憶手段に記憶
されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基地局より
の受信信号の受信エネルギーの内、受信エネルギーの強
い受信信号の基地局を選択する基地局選択手段とを有
し、その基地局選択手段によって選択された基地局の受
信信号の受信エネルギーの測定の頻度を、あるセルに隣
接する複数のセル内の各基地局の内の残りの基地局の受
信信号の受信エネルギーの測定の頻度より高くするよう
にした無線通信端末装置である。
ムの無線通信端末装置において、あるセルに隣接する複
数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギー
を測定する受信エネルギー測定手段と、その受信エネル
ギー測定手段によって測定されたあるセルに隣接する複
数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギー
を基地局別に記憶する記憶手段と、その記憶手段に記憶
されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基地局より
の受信信号の受信エネルギーの内、受信エネルギーの強
い受信信号の基地局を選択する基地局選択手段とを有
し、その基地局選択手段によって選択された基地局の受
信信号の受信エネルギーの測定の頻度を、あるセルに隣
接する複数のセル内の各基地局の内の残りの基地局の受
信信号の受信エネルギーの測定の頻度より高くするよう
にした無線通信端末装置である。
【0017】第3の本発明は、第2の本発明の無線通信
端末装置において、受信エネルギー測定手段によって測
定されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よ
りの受信信号の受信エネルギーを、記憶手段に基地局別
に記憶する際に、既に記憶されている受信エネルギー
を、その既に記憶されている受信エネルギー及び新たに
測定された受信エネルギーの平均値の受信エネルギーに
よって置換して記憶するようにした無線通信端末装置で
ある。
端末装置において、受信エネルギー測定手段によって測
定されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よ
りの受信信号の受信エネルギーを、記憶手段に基地局別
に記憶する際に、既に記憶されている受信エネルギー
を、その既に記憶されている受信エネルギー及び新たに
測定された受信エネルギーの平均値の受信エネルギーに
よって置換して記憶するようにした無線通信端末装置で
ある。
【0018】第4の本発明は、第2の本発明の無線通信
端末装置において、受信エネルギー測定手段によって測
定されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よ
りの受信信号の受信エネルギーを、記憶手段に基地局別
に記憶する際に、既に記憶されている受信エネルギー
を、その既に記憶されている受信エネルギー及び新たに
測定された受信エネルギーの荷重平均値の受信エネルギ
ーによって、置換して記憶するようにした無線通信端末
装置である。
端末装置において、受信エネルギー測定手段によって測
定されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よ
りの受信信号の受信エネルギーを、記憶手段に基地局別
に記憶する際に、既に記憶されている受信エネルギー
を、その既に記憶されている受信エネルギー及び新たに
測定された受信エネルギーの荷重平均値の受信エネルギ
ーによって、置換して記憶するようにした無線通信端末
装置である。
【0019】第5の本発明は、第1の本発明の無線通信
端末装置において、受信エネルギー測定手段は、あるセ
ルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の
受信エネルギーを時分割で測定するようにした無線通信
端末装置である。
端末装置において、受信エネルギー測定手段は、あるセ
ルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の
受信エネルギーを時分割で測定するようにした無線通信
端末装置である。
【0020】第6の本発明は、第2の本発明の無線通信
端末装置において、受信エネルギー測定手段は、あるセ
ルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の
受信エネルギーを時分割で測定するようにした無線通信
端末装置である。
端末装置において、受信エネルギー測定手段は、あるセ
ルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の
受信エネルギーを時分割で測定するようにした無線通信
端末装置である。
【0021】第7の本発明は、第1の本発明の無線通信
端末装置において、基地局選択手段は、受信エネルギー
測定手段によって測定されたあるセルに隣接する複数の
セル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギーの
内、閾値レベルより強い受信エネルギーの受信信号の基
地局を選択するようにした無線通信端末装置である。
端末装置において、基地局選択手段は、受信エネルギー
測定手段によって測定されたあるセルに隣接する複数の
セル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギーの
内、閾値レベルより強い受信エネルギーの受信信号の基
地局を選択するようにした無線通信端末装置である。
【0022】第8の本発明は、第2の本発明の無線通信
端末装置において、基地局選択手段は、記憶手段に記憶
されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基地局より
の受信信号の受信エネルギーの内、閾値レベルより強い
受信エネルギーの受信信号の基地局を選択するようにし
た無線通信端末装置である。
端末装置において、基地局選択手段は、記憶手段に記憶
されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基地局より
の受信信号の受信エネルギーの内、閾値レベルより強い
受信エネルギーの受信信号の基地局を選択するようにし
た無線通信端末装置である。
【0023】第9の本発明は、第1の本発明の無線通信
端末装置において、基地局選択手段は、受信エネルギー
測定手段によって測定されたあるセルに隣接する複数の
セル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギーの
内、最も受信エネルギーの強い1又は複数の受信信号の
基地局を選択するようにした無線通信端末装置である。
端末装置において、基地局選択手段は、受信エネルギー
測定手段によって測定されたあるセルに隣接する複数の
セル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギーの
内、最も受信エネルギーの強い1又は複数の受信信号の
基地局を選択するようにした無線通信端末装置である。
【0024】第10の本発明は、第2の本発明の無線通
信端末装置において、基地局選択手段は、記憶手段に記
憶されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よ
りの受信信号の受信エネルギーの内、最も受信エネルギ
ーの強い1又は複数の受信信号の基地局を選択するよう
にした無線通信端末装置である。
信端末装置において、基地局選択手段は、記憶手段に記
憶されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よ
りの受信信号の受信エネルギーの内、最も受信エネルギ
ーの強い1又は複数の受信信号の基地局を選択するよう
にした無線通信端末装置である。
【0025】〔発明の実施の形態の具体例〕以下に、図
1を参照して、本発明の実施の形態の具体例のCDMA
方式の移動局端末装置(無線通信端末装置)(携帯電話
機)(自動車電話機)を説明する。1は移動局端末装置
を全体として示す。以下に、この移動局端末装置の受信
系を説明するが、その前に送信系を説明する。入力端子
16よりの音声信号に関する送信データS10を、変調
部17に供給して、スペクトラム拡散処理及びオフセッ
トQPSK(Quadrature Phase Shift Keying:4相位相
変調)処理を施して被変調信号を得、これを高周波増幅
器18に供給して増幅した後、アンテナ共用器3を通じ
て送受信アンテナ2に供給して送信する。
1を参照して、本発明の実施の形態の具体例のCDMA
方式の移動局端末装置(無線通信端末装置)(携帯電話
機)(自動車電話機)を説明する。1は移動局端末装置
を全体として示す。以下に、この移動局端末装置の受信
系を説明するが、その前に送信系を説明する。入力端子
16よりの音声信号に関する送信データS10を、変調
部17に供給して、スペクトラム拡散処理及びオフセッ
トQPSK(Quadrature Phase Shift Keying:4相位相
変調)処理を施して被変調信号を得、これを高周波増幅
器18に供給して増幅した後、アンテナ共用器3を通じ
て送受信アンテナ2に供給して送信する。
【0026】次に、受信系を説明する。送受信アンテナ
2によって受信した受信信号S1をアンテナ共用器3を
通じて高周波増幅器4に供給して増幅した後、直交検波
回路5に供給して直交検波して、ベースバンド信号S2
を得るようにする。そのベースバンド信号S2をA/D
変換器6に供給してデジタル信号に変換した後、復調器
7、8、9及びタイミング検出器10に供給する。
2によって受信した受信信号S1をアンテナ共用器3を
通じて高周波増幅器4に供給して増幅した後、直交検波
回路5に供給して直交検波して、ベースバンド信号S2
を得るようにする。そのベースバンド信号S2をA/D
変換器6に供給してデジタル信号に変換した後、復調器
7、8、9及びタイミング検出器10に供給する。
【0027】復調器7、8、9は、デジタルベースバン
ド信号に、それぞれの復調器7、8、9が各別に生成す
るPN(Pseud Random Noise Sequence:疑似雑音)符号
信号を掛け算することによって、デジタルベースバンド
信号を復調し、その各復調出力S3、S4、S5を合成
器11に供給して合成する。合成器11からの合成信号
はデコーダ12に供給されて、ビタビデコード、誤り訂
正、デインターリーブ等の処理が行われて、コード信号
S7及び音声信号S8が得られる。音声信号S8は低周
波増幅器14を通じて、スピーカ15に供給されて放声
される。デコーダ12よりのコード信号S7は、制御部
(CPUを備えている)(制御器)(制御手段)13に
供給される。
ド信号に、それぞれの復調器7、8、9が各別に生成す
るPN(Pseud Random Noise Sequence:疑似雑音)符号
信号を掛け算することによって、デジタルベースバンド
信号を復調し、その各復調出力S3、S4、S5を合成
器11に供給して合成する。合成器11からの合成信号
はデコーダ12に供給されて、ビタビデコード、誤り訂
正、デインターリーブ等の処理が行われて、コード信号
S7及び音声信号S8が得られる。音声信号S8は低周
波増幅器14を通じて、スピーカ15に供給されて放声
される。デコーダ12よりのコード信号S7は、制御部
(CPUを備えている)(制御器)(制御手段)13に
供給される。
【0028】各セル毎の基地局はPN符号信号の基地局
固有のタイミングを示すパイロット信号を送信し、タイ
ミング検出器10は、A/D変換器6からのデジタルベ
ースバンド信号から、パイロット信号を検出し、そのパ
イロット信号から得られたタイミング信号t1、t2、
t3を復調器7、8、9に供給する。そして、復調器
7、8、9では、それぞれのPN符号信号を、それぞれ
タイミング信号t1、t2、t3のタイミングに同期さ
せ、その同期したPN符号信号を、デジタルベースバン
ド信号に掛け算することにより、それぞれ基地局固有の
復調信号S3、S4、S5を選択的に出力する。
固有のタイミングを示すパイロット信号を送信し、タイ
ミング検出器10は、A/D変換器6からのデジタルベ
ースバンド信号から、パイロット信号を検出し、そのパ
イロット信号から得られたタイミング信号t1、t2、
t3を復調器7、8、9に供給する。そして、復調器
7、8、9では、それぞれのPN符号信号を、それぞれ
タイミング信号t1、t2、t3のタイミングに同期さ
せ、その同期したPN符号信号を、デジタルベースバン
ド信号に掛け算することにより、それぞれ基地局固有の
復調信号S3、S4、S5を選択的に出力する。
【0029】又、これらの復調信号S3、S4、S5
は、それぞれ異なるタイミングのPN符号信号によって
復調された信号であるので、合成器11では、復調信号
S3、S4、S5のタイミングを同期させた後に合成す
る。このため、合成器11から、対雑音及び対妨害比の
大きな受信データS6を出力することができる。
は、それぞれ異なるタイミングのPN符号信号によって
復調された信号であるので、合成器11では、復調信号
S3、S4、S5のタイミングを同期させた後に合成す
る。このため、合成器11から、対雑音及び対妨害比の
大きな受信データS6を出力することができる。
【0030】制御部13は、デコーダ12からのコード
信号S7に基づいて、複数の基地局から送信されるパイ
ロット信号の受信エネルギーを検出して、その各基地局
からの受信エネルギーの監視を行う。この場合、図4A
において、それぞれ基地局B1〜B7が設けられたセル
C1〜C7の内のセルC1内に移動局端末装置M(1)
がある場合は、セルC1内の基地局B1からのパイロッ
ト信号の受信エネルギーを監視すると共に、セルC1に
隣接するセルC2〜C7内の基地局B2〜B7からのパ
イロット信号の受信エネルギーを時分割で監視する。こ
のため、受信エネルギーの測定手段の構成が簡単とな
る。
信号S7に基づいて、複数の基地局から送信されるパイ
ロット信号の受信エネルギーを検出して、その各基地局
からの受信エネルギーの監視を行う。この場合、図4A
において、それぞれ基地局B1〜B7が設けられたセル
C1〜C7の内のセルC1内に移動局端末装置M(1)
がある場合は、セルC1内の基地局B1からのパイロッ
ト信号の受信エネルギーを監視すると共に、セルC1に
隣接するセルC2〜C7内の基地局B2〜B7からのパ
イロット信号の受信エネルギーを時分割で監視する。こ
のため、受信エネルギーの測定手段の構成が簡単とな
る。
【0031】次に、図2を参照して、制御部13によ
る、セルC1に隣接するセルC2〜C7内の個々の基地
局B2〜B7からのパイロット信号の内、受信エネルギ
ーが所定レベルよりの強いものの選択について説明す
る。例えば、隣接するセルC2内基地局B2よりのパイ
ロット信号の受信エネルギーを測定し(ステップST−
1)、その測定された受信エネルギーによって、前に測
定されて記憶手段(半導体メモリ)に記憶された隣接す
るセルC2内基地局B2よりのパイロット信号の受信エ
ネルギーを更新する(ステップST−2)。
る、セルC1に隣接するセルC2〜C7内の個々の基地
局B2〜B7からのパイロット信号の内、受信エネルギ
ーが所定レベルよりの強いものの選択について説明す
る。例えば、隣接するセルC2内基地局B2よりのパイ
ロット信号の受信エネルギーを測定し(ステップST−
1)、その測定された受信エネルギーによって、前に測
定されて記憶手段(半導体メモリ)に記憶された隣接す
るセルC2内基地局B2よりのパイロット信号の受信エ
ネルギーを更新する(ステップST−2)。
【0032】次に、測定された受信エネルギーが、ステ
ップST−6において予め設定された閾値aより大きい
か否かを判断する(ステップST−3)。ステップST
−3の判断でNOのときは、ステップST−4に移行し
て、当該基地局、即ち、基地局B2を、監視頻度の低い
基地局として登録する。ステップST−3の判断で、Y
ESのときは、ステップST−5に移行して、当該基地
局、即ち、基地局B2を、監視頻度の高い基地局として
登録する。
ップST−6において予め設定された閾値aより大きい
か否かを判断する(ステップST−3)。ステップST
−3の判断でNOのときは、ステップST−4に移行し
て、当該基地局、即ち、基地局B2を、監視頻度の低い
基地局として登録する。ステップST−3の判断で、Y
ESのときは、ステップST−5に移行して、当該基地
局、即ち、基地局B2を、監視頻度の高い基地局として
登録する。
【0033】隣接するセルC3〜C7内の基地局B3〜
B7からのパイロット信号に対しても、図2と同様な処
理を行うが、これられの処理は、時分割的に行われる。
B7からのパイロット信号に対しても、図2と同様な処
理を行うが、これられの処理は、時分割的に行われる。
【0034】図2のステップST−2では、測定された
あるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信
信号の受信エネルギーを、記憶手段に基地局別に記憶す
る際に、前回測定されて記憶された受信エネルギーを、
新たに測定された受信エネルギーによって置換して記憶
するようにした場合であるが、ステップST−2におい
て、ステップST−1において測定された受信エネルギ
ーと、前に測定されて記憶手段(半導体メモリ)に記憶
された隣接するセルC2内基地局B2よりのパイロット
信号の受信エネルギーとを平均し(又は荷重平均し)、
そのパイロット信号の受信エネルギーの平均値(又は荷
重平均値)によって、前に測定されて記憶手段(半導体
メモリ)記憶された隣接するセルC2内基地局B2より
のパイロット信号の受信エネルギーを更新するようにし
ても良く、その場合には、測定された受信信号の受信エ
ネルギーが大きく変化した場合でも、受信エネルギーの
強い受信信号の基地局の選択に悪影響を及ぼすおそれは
なくなる。
あるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信
信号の受信エネルギーを、記憶手段に基地局別に記憶す
る際に、前回測定されて記憶された受信エネルギーを、
新たに測定された受信エネルギーによって置換して記憶
するようにした場合であるが、ステップST−2におい
て、ステップST−1において測定された受信エネルギ
ーと、前に測定されて記憶手段(半導体メモリ)に記憶
された隣接するセルC2内基地局B2よりのパイロット
信号の受信エネルギーとを平均し(又は荷重平均し)、
そのパイロット信号の受信エネルギーの平均値(又は荷
重平均値)によって、前に測定されて記憶手段(半導体
メモリ)記憶された隣接するセルC2内基地局B2より
のパイロット信号の受信エネルギーを更新するようにし
ても良く、その場合には、測定された受信信号の受信エ
ネルギーが大きく変化した場合でも、受信エネルギーの
強い受信信号の基地局の選択に悪影響を及ぼすおそれは
なくなる。
【0035】図2では、測定されたあるセルに隣接する
複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギ
ーの内、受信エネルギーが閾値より強い受信信号の基地
局を選択するようにしたが、測定されたあるセルに隣接
する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネ
ルギーを高いものから低いものへと順に並べ、最も強い
受信エネルギーの受信信号の1又は複数の基地局を選択
するようにしても良い。
複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギ
ーの内、受信エネルギーが閾値より強い受信信号の基地
局を選択するようにしたが、測定されたあるセルに隣接
する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネ
ルギーを高いものから低いものへと順に並べ、最も強い
受信エネルギーの受信信号の1又は複数の基地局を選択
するようにしても良い。
【0036】図3は、制御部13による、基地局B2〜
B7からのパイロット信号の受信エネルギーの測定(監
視)の順序を説明する。GP1は、基地局B1と隣接す
る基地局B2〜B7のグルーブを示す。GP2は、基地
局B2〜B7の内、図2のフローチャートの処理で、パ
イロット信号の受信エネルギーが閾値aより大きいと判
定された基地局、例えば、基地局B2、3のグルーブを
示す。図3の図示の場合は、基地局B2〜B7の内、B
4〜B7が、監視頻度の低い基地局となる。
B7からのパイロット信号の受信エネルギーの測定(監
視)の順序を説明する。GP1は、基地局B1と隣接す
る基地局B2〜B7のグルーブを示す。GP2は、基地
局B2〜B7の内、図2のフローチャートの処理で、パ
イロット信号の受信エネルギーが閾値aより大きいと判
定された基地局、例えば、基地局B2、3のグルーブを
示す。図3の図示の場合は、基地局B2〜B7の内、B
4〜B7が、監視頻度の低い基地局となる。
【0037】そして、この図3では、グルーブGP1に
属する基地局B2〜B7からのパイロット信号の受信エ
ネルギーを、図2の方法によって順に測定し、その測定
された受信エネルギーで、それぞれ前回測定されて記憶
手段に記憶されが受信エネルギーと置換して記憶し、次
に、グルーブGP2に属する基地局B2、B3からのパ
イロット信号の受信エネルギーを、図2の方法によって
順に測定し、その測定された受信エネルギーで、それぞ
れ前回測定されて記憶手段に記憶された受信エネルギー
と置換して記憶して、1巡のパイロット信号の受信エネ
ルギーの測定を終わる。この1巡のパイロット信号の受
信エネルギーの測定後、グルーブGP2内のパイロット
信号の受信エネルギーが閾値aより大きい基地局が、そ
のまま、又は、更新され、次の1巡のパイロット信号の
受信エネルギーの測定に移り、以下これが繰り返され
る。
属する基地局B2〜B7からのパイロット信号の受信エ
ネルギーを、図2の方法によって順に測定し、その測定
された受信エネルギーで、それぞれ前回測定されて記憶
手段に記憶されが受信エネルギーと置換して記憶し、次
に、グルーブGP2に属する基地局B2、B3からのパ
イロット信号の受信エネルギーを、図2の方法によって
順に測定し、その測定された受信エネルギーで、それぞ
れ前回測定されて記憶手段に記憶された受信エネルギー
と置換して記憶して、1巡のパイロット信号の受信エネ
ルギーの測定を終わる。この1巡のパイロット信号の受
信エネルギーの測定後、グルーブGP2内のパイロット
信号の受信エネルギーが閾値aより大きい基地局が、そ
のまま、又は、更新され、次の1巡のパイロット信号の
受信エネルギーの測定に移り、以下これが繰り返され
る。
【0038】図3において、監視頻度の強い基地局B
2、B3は、1巡のパイロット信号の受信エネルギーの
測定において、監視頻度の低い基地局B4〜B7に比べ
て、監視頻度が2倍になっているが、3、4、5、……
……倍であっても良く、いずれの場合も、携帯電話機等
の無線通信端末装置の隣接セルへの移動による無線回線
の接続切換えの候補となる基地局の探索を迅速且つ効率
良く行うことができる。
2、B3は、1巡のパイロット信号の受信エネルギーの
測定において、監視頻度の低い基地局B4〜B7に比べ
て、監視頻度が2倍になっているが、3、4、5、……
……倍であっても良く、いずれの場合も、携帯電話機等
の無線通信端末装置の隣接セルへの移動による無線回線
の接続切換えの候補となる基地局の探索を迅速且つ効率
良く行うことができる。
【0039】尚、監視頻度の強い基地局のパイロット信
号の受信エネルギーの複数回の測定の、監視頻度の低い
基地局のパイロット信号の受信エネルギーの測定に対す
る順序は、任意である。
号の受信エネルギーの複数回の測定の、監視頻度の低い
基地局のパイロット信号の受信エネルギーの測定に対す
る順序は、任意である。
【0040】しかして、移動局端末装置1(M1)が、
図4Aに示すように、セルC1〜C7のうちのセルC1
内で、基地局B1の近傍にあるときは、基地局B1の指
令に基づいて、制御部13は、例えば、復調器7のみを
動作状態にして、復調器7において、基地局B1よりの
パイロット信号のタイミングに同期したPN符号信号を
発生させ、そのPN符号信号をA/D変換器6よりのデ
ジタルベースバンド信号に掛け算させるようにする。
図4Aに示すように、セルC1〜C7のうちのセルC1
内で、基地局B1の近傍にあるときは、基地局B1の指
令に基づいて、制御部13は、例えば、復調器7のみを
動作状態にして、復調器7において、基地局B1よりの
パイロット信号のタイミングに同期したPN符号信号を
発生させ、そのPN符号信号をA/D変換器6よりのデ
ジタルベースバンド信号に掛け算させるようにする。
【0041】又、移動局端末装置1(M1)が、図4A
に示すように、セルC1〜C7のうちのセルC1、C
2、C3の境界付近にあるときは、基地局B1の指令に
基づいて、制御部13は、復調器7、8、9を動作状態
にして、復調器7、8、9において、基地局B1、B
2、B3よりの各パイロット信号のタイミングに同期し
たPN符号信号を発生させ、その各PN符号信号をA/
D変換器6よりのデジタルベースバンド信号に掛け算す
るようにする。
に示すように、セルC1〜C7のうちのセルC1、C
2、C3の境界付近にあるときは、基地局B1の指令に
基づいて、制御部13は、復調器7、8、9を動作状態
にして、復調器7、8、9において、基地局B1、B
2、B3よりの各パイロット信号のタイミングに同期し
たPN符号信号を発生させ、その各PN符号信号をA/
D変換器6よりのデジタルベースバンド信号に掛け算す
るようにする。
【0042】上述の具体例では、本発明をCDMA方式
の無線通信端末装置に適用した場合であるが、TDMA
(Time Division Multiple Access:時分割多元接続)方
式の無線通信端末装置等にも適用できる。
の無線通信端末装置に適用した場合であるが、TDMA
(Time Division Multiple Access:時分割多元接続)方
式の無線通信端末装置等にも適用できる。
【0043】
【発明の効果】第1の本発明によれば、セルラー無線通
信システムの無線通信端末装置において、あるセルに隣
接する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エ
ネルギーを測定する受信エネルギー測定手段と、その受
信エネルギー測定手段によって測定されたあるセルに隣
接する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エ
ネルギーの内、受信エネルギーの強い受信信号の基地局
を選択する基地局選択手段とを有し、その基地局選択手
段によって選択された基地局の受信信号の受信エネルギ
ーの測定の頻度を、あるセルに隣接する複数のセル内の
各基地局の内の残りの基地局の受信信号の受信エネルギ
ーの測定の頻度より高くするようにしたので、無線通信
端末装置の隣接セルへの移動による無線回線の接続切換
えの候補となる基地局の探索を迅速且つ効率良く行うこ
とのできる無線通信端末装置を得ることができる。
信システムの無線通信端末装置において、あるセルに隣
接する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エ
ネルギーを測定する受信エネルギー測定手段と、その受
信エネルギー測定手段によって測定されたあるセルに隣
接する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エ
ネルギーの内、受信エネルギーの強い受信信号の基地局
を選択する基地局選択手段とを有し、その基地局選択手
段によって選択された基地局の受信信号の受信エネルギ
ーの測定の頻度を、あるセルに隣接する複数のセル内の
各基地局の内の残りの基地局の受信信号の受信エネルギ
ーの測定の頻度より高くするようにしたので、無線通信
端末装置の隣接セルへの移動による無線回線の接続切換
えの候補となる基地局の探索を迅速且つ効率良く行うこ
とのできる無線通信端末装置を得ることができる。
【0044】第2の本発明によれば、セルラー無線通信
システムの無線通信端末装置において、あるセルに隣接
する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネ
ルギーを測定する受信エネルギー測定手段と、その受信
エネルギー測定手段によって測定されたあるセルに隣接
する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネ
ルギーを基地局別に記憶する記憶手段と、その記憶手段
に記憶されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基地
局よりの受信信号の受信エネルギーの内、受信エネルギ
ーの強い受信信号の基地局を選択する基地局選択手段と
を有し、その基地局選択手段によって選択された基地局
の受信信号の受信エネルギーの測定の頻度を、あるセル
に隣接する複数のセル内の各基地局の内の残りの基地局
の受信信号の受信エネルギーの測定の頻度より高くする
ようにしたので、無線通信端末装置の隣接セルへの移動
による無線回線の接続切換えの候補となる基地局の探索
を迅速且つ効率良く行うことのできる無線通信端末装置
を得ることができる。
システムの無線通信端末装置において、あるセルに隣接
する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネ
ルギーを測定する受信エネルギー測定手段と、その受信
エネルギー測定手段によって測定されたあるセルに隣接
する複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネ
ルギーを基地局別に記憶する記憶手段と、その記憶手段
に記憶されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基地
局よりの受信信号の受信エネルギーの内、受信エネルギ
ーの強い受信信号の基地局を選択する基地局選択手段と
を有し、その基地局選択手段によって選択された基地局
の受信信号の受信エネルギーの測定の頻度を、あるセル
に隣接する複数のセル内の各基地局の内の残りの基地局
の受信信号の受信エネルギーの測定の頻度より高くする
ようにしたので、無線通信端末装置の隣接セルへの移動
による無線回線の接続切換えの候補となる基地局の探索
を迅速且つ効率良く行うことのできる無線通信端末装置
を得ることができる。
【0045】第3の本発明によれば、第2の本発明の無
線通信端末装置において、受信エネルギー測定手段によ
って測定されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基
地局よりの受信信号の受信エネルギーを、記憶手段に基
地局別に記憶する際に、既に記憶されている受信エネル
ギーを、その既に記憶されている受信エネルギー及び新
たに測定された受信エネルギーの平均値の受信エネルギ
ーによって置換して記憶するようにしたので、無線通信
端末装置の隣接セルへの移動による無線回線の接続切換
えの候補となる基地局の探索を迅速且つ効率良く行うこ
とができると共に、受信エネルギー測定手段によって測
定された受信信号の受信エネルギーが大きく変化した場
合でも、基地局選択手段による受信エネルギーの強い受
信信号の基地局の選択に悪影響を及ぼすおそれのない無
線通信端末装置を得ることができる。
線通信端末装置において、受信エネルギー測定手段によ
って測定されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基
地局よりの受信信号の受信エネルギーを、記憶手段に基
地局別に記憶する際に、既に記憶されている受信エネル
ギーを、その既に記憶されている受信エネルギー及び新
たに測定された受信エネルギーの平均値の受信エネルギ
ーによって置換して記憶するようにしたので、無線通信
端末装置の隣接セルへの移動による無線回線の接続切換
えの候補となる基地局の探索を迅速且つ効率良く行うこ
とができると共に、受信エネルギー測定手段によって測
定された受信信号の受信エネルギーが大きく変化した場
合でも、基地局選択手段による受信エネルギーの強い受
信信号の基地局の選択に悪影響を及ぼすおそれのない無
線通信端末装置を得ることができる。
【0046】第4の本発明によれば、第2の本発明の無
線通信端末装置において、受信エネルギー測定手段によ
って測定されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基
地局よりの受信信号の受信エネルギーを、記憶手段に基
地局別に記憶する際に、既に記憶されている受信エネル
ギーを、その既に記憶されている受信エネルギー及び新
たに測定された受信エネルギーの荷重平均値の受信エネ
ルギーによって、置換して記憶するようにしたので、無
線通信端末装置の隣接セルへの移動による無線回線の接
続切換えの候補となる基地局の探索を迅速且つ効率良く
行うことができると共に、受信エネルギー測定手段によ
って測定された受信信号の受信エネルギーが大きく変化
した場合でも、基地局選択手段による受信エネルギーの
強い受信信号の基地局の選択に悪影響を及ぼすおそれの
ない無線通信端末装置を得ることができる。
線通信端末装置において、受信エネルギー測定手段によ
って測定されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基
地局よりの受信信号の受信エネルギーを、記憶手段に基
地局別に記憶する際に、既に記憶されている受信エネル
ギーを、その既に記憶されている受信エネルギー及び新
たに測定された受信エネルギーの荷重平均値の受信エネ
ルギーによって、置換して記憶するようにしたので、無
線通信端末装置の隣接セルへの移動による無線回線の接
続切換えの候補となる基地局の探索を迅速且つ効率良く
行うことができると共に、受信エネルギー測定手段によ
って測定された受信信号の受信エネルギーが大きく変化
した場合でも、基地局選択手段による受信エネルギーの
強い受信信号の基地局の選択に悪影響を及ぼすおそれの
ない無線通信端末装置を得ることができる。
【0047】第5の本発明によれば、第1の本発明の無
線通信端末装置において、受信エネルギー測定手段は、
あるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信
信号の受信エネルギーを時分割で測定するようにしたの
で、無線通信端末装置の隣接セルへの移動による無線回
線の接続切換えの候補となる基地局の探索を迅速且つ効
率良く行うことができると共に、受信エネルギー測定手
段の構成を簡単にすることのできる無線通信端末装置を
得ることができる。
線通信端末装置において、受信エネルギー測定手段は、
あるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信
信号の受信エネルギーを時分割で測定するようにしたの
で、無線通信端末装置の隣接セルへの移動による無線回
線の接続切換えの候補となる基地局の探索を迅速且つ効
率良く行うことができると共に、受信エネルギー測定手
段の構成を簡単にすることのできる無線通信端末装置を
得ることができる。
【0048】第6の本発明によれば、第2の本発明の無
線通信端末装置において、受信エネルギー測定手段は、
あるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信
信号の受信エネルギーを時分割で測定するようにしたの
で、無線通信端末装置の隣接セルへの移動による無線回
線の接続切換えの候補となる基地局の探索を迅速且つ効
率良く行うことができると共に、受信エネルギー測定手
段の構成を簡単にすることのできる無線通信端末装置を
得ることができる。
線通信端末装置において、受信エネルギー測定手段は、
あるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信
信号の受信エネルギーを時分割で測定するようにしたの
で、無線通信端末装置の隣接セルへの移動による無線回
線の接続切換えの候補となる基地局の探索を迅速且つ効
率良く行うことができると共に、受信エネルギー測定手
段の構成を簡単にすることのできる無線通信端末装置を
得ることができる。
【0049】第7の本発明によれば、第1の本発明の無
線通信端末装置において、基地局選択手段は、受信エネ
ルギー測定手段によって測定されたあるセルに隣接する
複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギ
ーの内、閾値レベルより強い受信エネルギーの受信信号
の基地局を選択するようにしたので、無線通信端末装置
の隣接セルへの移動による無線回線の接続切換えの候補
となる基地局の探索を迅速且つ効率良く行うことのでき
る無線通信端末装置を得ることができる。
線通信端末装置において、基地局選択手段は、受信エネ
ルギー測定手段によって測定されたあるセルに隣接する
複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギ
ーの内、閾値レベルより強い受信エネルギーの受信信号
の基地局を選択するようにしたので、無線通信端末装置
の隣接セルへの移動による無線回線の接続切換えの候補
となる基地局の探索を迅速且つ効率良く行うことのでき
る無線通信端末装置を得ることができる。
【0050】第8の本発明によれば、第2の本発明の無
線通信端末装置において、基地局選択手段は、記憶手段
に記憶されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基地
局よりの受信信号の受信エネルギーの内、閾値レベルよ
り強い受信エネルギーの受信信号の基地局を選択するよ
うにしたので、無線通信端末装置の隣接セルへの移動に
よる無線回線の接続切換えの候補となる基地局の探索を
迅速且つ効率良く行うことのできる無線通信端末装置を
得ることができる。
線通信端末装置において、基地局選択手段は、記憶手段
に記憶されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基地
局よりの受信信号の受信エネルギーの内、閾値レベルよ
り強い受信エネルギーの受信信号の基地局を選択するよ
うにしたので、無線通信端末装置の隣接セルへの移動に
よる無線回線の接続切換えの候補となる基地局の探索を
迅速且つ効率良く行うことのできる無線通信端末装置を
得ることができる。
【0051】第9の本発明によれば、第1の本発明の無
線通信端末装置において、基地局選択手段は、受信エネ
ルギー測定手段によって測定されたあるセルに隣接する
複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギ
ーの内、最も受信エネルギーの強い1又は複数の受信信
号の基地局を選択するようにしたので、無線通信端末装
置の隣接セルへの移動による無線回線の接続切換えの候
補となる基地局の探索を迅速且つ効率良く行うことので
きる無線通信端末装置を得ることができる。
線通信端末装置において、基地局選択手段は、受信エネ
ルギー測定手段によって測定されたあるセルに隣接する
複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギ
ーの内、最も受信エネルギーの強い1又は複数の受信信
号の基地局を選択するようにしたので、無線通信端末装
置の隣接セルへの移動による無線回線の接続切換えの候
補となる基地局の探索を迅速且つ効率良く行うことので
きる無線通信端末装置を得ることができる。
【0052】第10の本発明によれば、第2の本発明の
無線通信端末装置において、基地局選択手段は、記憶手
段に記憶されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基
地局よりの受信信号の受信エネルギーの内、最も受信エ
ネルギーの強い1又は複数の受信信号の基地局を選択す
るようにしたので、無線通信端末装置の隣接セルへの移
動による無線回線の接続切換えの候補となる基地局の探
索を迅速且つ効率良く行うことのできる無線通信端末装
置を得ることができる。
無線通信端末装置において、基地局選択手段は、記憶手
段に記憶されたあるセルに隣接する複数のセル内の各基
地局よりの受信信号の受信エネルギーの内、最も受信エ
ネルギーの強い1又は複数の受信信号の基地局を選択す
るようにしたので、無線通信端末装置の隣接セルへの移
動による無線回線の接続切換えの候補となる基地局の探
索を迅速且つ効率良く行うことのできる無線通信端末装
置を得ることができる。
【図1】本発明の実施の形態の具体例の移動局端末装置
(無線通信端末装置)を示すブロックである。
(無線通信端末装置)を示すブロックである。
【図2】本発明の実施の形態の具体例の移動局端末装置
(無線通信端末装置)による個々の基地局の受信エネル
ギー管理方法を示すフローチャートである。
(無線通信端末装置)による個々の基地局の受信エネル
ギー管理方法を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態の具体例の移動局端末装置
(無線通信端末装置)による基地局の受信エネルギー監
視(測定)の時分割処理例を示す説明図である。
(無線通信端末装置)による基地局の受信エネルギー監
視(測定)の時分割処理例を示す説明図である。
【図4】セルラー無線通信システムの説明図である。
1 移動局端末装置、2 送受信アンテナ、3 アンテ
ナ共用器、4 高周波増幅器、5 直交検波回路、6
A/D変換器、7、8、9 復調器、10 タイミング
検出器、11 合成器、12 デコーダ、13 制御
部。
ナ共用器、4 高周波増幅器、5 直交検波回路、6
A/D変換器、7、8、9 復調器、10 タイミング
検出器、11 合成器、12 デコーダ、13 制御
部。
Claims (10)
- 【請求項1】 セルラー無線通信システムの無線通信端
末装置において、 あるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信
信号の受信エネルギーを測定する受信エネルギー測定手
段と、 該受信エネルギー測定手段によって測定された上記ある
セルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信信号
の受信エネルギーの内、受信エネルギーの強い受信信号
の基地局を選択する基地局選択手段とを有し、 該基地局選択手段によって選択された基地局の受信信号
の受信エネルギーの測定の頻度を、上記あるセルに隣接
する複数のセル内の各基地局の内の残りの基地局の受信
信号の受信エネルギーの測定の頻度より高くすることを
特徴とする無線通信端末装置。 - 【請求項2】 セルラー無線通信システムの無線通信端
末装置において、 あるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信
信号の受信エネルギーを測定する受信エネルギー測定手
段と、 該受信エネルギー測定手段によって測定された上記ある
セルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信信号
の受信エネルギーを基地局別に記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶された上記あるセルに隣接する複数の
セル内の各基地局よりの受信信号の受信エネルギーの
内、受信エネルギーの強い受信信号の基地局を選択する
基地局選択手段とを有し、 該基地局選択手段によって選択された基地局の受信信号
の受信エネルギーの測定の頻度を、上記あるセルに隣接
する複数のセル内の各基地局の内の残りの基地局の受信
信号の受信エネルギーの測定の頻度より高くすることを
特徴とする無線通信端末装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の無線通信端末装置にお
いて、 上記受信エネルギー測定手段によって測定された上記あ
るセルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信信
号の受信エネルギーを、上記記憶手段に基地局別に記憶
する際に、上記既に記憶されている受信エネルギーを、
該既に記憶されている受信エネルギー及び新たに測定さ
れた受信エネルギーの平均値の受信エネルギーによって
置換して記憶することを特徴とする無線通信端末装置。 - 【請求項4】 請求項2に記載の無線通信端末装置にお
いて、 上記受信エネルギー測定手段によって測定された上記あ
るセルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信信
号の受信エネルギーを、上記記憶手段に基地局別に記憶
する際に、上記既に記憶されている受信エネルギーを、
該既に記憶されている受信エネルギー及び新たに測定さ
れた受信エネルギーの荷重平均値の受信エネルギーによ
って、置換して記憶することを特徴とする無線通信端末
装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の無線通信端末装置にお
いて、 上記受信エネルギー測定手段は、上記あるセルに隣接す
る複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネル
ギーを時分割で測定することを特徴とする無線通信端末
装置。 - 【請求項6】 請求項2に記載の無線通信端末装置にお
いて、 上記受信エネルギー測定手段は、上記あるセルに隣接す
る複数のセル内の各基地局よりの受信信号の受信エネル
ギーを時分割で測定することを特徴とする無線通信端末
装置。 - 【請求項7】 請求項1に記載の無線通信端末装置にお
いて、 上記基地局選択手段は、上記受信エネルギー測定手段に
よって測定された上記あるセルに隣接する複数のセル内
の各基地局よりの受信信号の受信エネルギーの内、閾値
レベルより強い受信エネルギーの受信信号の基地局を選
択することを特徴とする無線通信端末装置。 - 【請求項8】 請求項2に記載の無線通信端末装置にお
いて、 上記基地局選択手段は、上記記憶手段に記憶された上記
あるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信
信号の受信エネルギーの内、閾値レベルより強い受信エ
ネルギーの受信信号の基地局を選択することを特徴とす
る無線通信端末装置。 - 【請求項9】 請求項1に記載の無線通信端末装置にお
いて、 上記基地局選択手段は、上記受信エネルギー測定手段に
よって測定された上記あるセルに隣接する複数のセル内
の各基地局よりの受信信号の受信エネルギーの内、最も
受信エネルギーの強い1又は複数の受信信号の基地局を
選択することを特徴とする無線通信端末装置。 - 【請求項10】 請求項2に記載の無線通信端末装置に
おいて、 上記基地局選択手段は、上記記憶手段に記憶された上記
あるセルに隣接する複数のセル内の各基地局よりの受信
信号の受信エネルギーの内、最も受信エネルギーの強い
1又は複数の受信信号の基地局を選択することを特徴と
する無線通信端末装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16568999A JP2000354266A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 無線通信端末装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16568999A JP2000354266A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 無線通信端末装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000354266A true JP2000354266A (ja) | 2000-12-19 |
Family
ID=15817182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16568999A Pending JP2000354266A (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | 無線通信端末装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000354266A (ja) |
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- 1999-06-11 JP JP16568999A patent/JP2000354266A/ja active Pending
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