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JP2000352348A - 内燃機関の気筒判別装置 - Google Patents

内燃機関の気筒判別装置

Info

Publication number
JP2000352348A
JP2000352348A JP11163047A JP16304799A JP2000352348A JP 2000352348 A JP2000352348 A JP 2000352348A JP 11163047 A JP11163047 A JP 11163047A JP 16304799 A JP16304799 A JP 16304799A JP 2000352348 A JP2000352348 A JP 2000352348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
internal combustion
combustion engine
discrimination
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11163047A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Shomura
伸行 庄村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP11163047A priority Critical patent/JP2000352348A/ja
Publication of JP2000352348A publication Critical patent/JP2000352348A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/009Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents using means for generating position or synchronisation signals
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/16Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
    • F02B75/18Multi-cylinder engines
    • F02B2075/1804Number of cylinders
    • F02B2075/182Number of cylinders five

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クランク角信号発生手段のみで気筒判別が実
施できるようにしてカム軸のセンサーを不要にでき、か
つ、カム軸のみで気筒判別する方式に対して精度が良い
内燃機関の気筒判別装置を提供する。 【解決手段】 単気筒、3気筒、あるいは5気筒等の奇
数の気筒を有する4サイクル内燃機関において、内燃機
関のクランク軸の1回転毎に各気筒に対応する所定のク
ランク角信号を発生する手段10と、前記クランク軸の
回転変動を検出する手段と、前記クランク角信号と回転
変動に基づき、各気筒の工程を判別する気筒判別手段と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1または3等の奇
数気筒を有する内燃機関において、基準クランク角に基
づく気筒別の点火時期制御、燃料噴射時期制御等の各種
エンジン制御に用いる気筒判別信号を出力する内燃機関
の気筒判別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】4サイクル内燃機関においては、クラン
ク軸の2回転で吸気工程、圧縮工程、燃焼工程、排気工
程を順次に行う訳であるので、今回と次回の回転におい
て同一のクランク角で圧縮工程と排気工程等を行うこと
になる。気筒別に点火時期や燃料噴射制御を行う為に、
従来、クランク軸の回転に対して1/2の比率で回転す
るカム軸から検出される信号を使用して、気筒がいずれ
の工程であるかを判別する気筒判別信号を発生するよう
にしていた。すなわち、カム軸回転を検出するのは、4
サイクル内燃機関では2回転1サイクルであり、単純に
クランク角信号だけでは気筒判別ができず、気筒別に点
火時期や燃料噴射制御を行うことができない為である。
【0003】しかしながら、カム軸はクランク軸からベ
ルト等で駆動される為、機関の運転状態やベルトのたる
み等により、カム軸とクランク軸との間に位相のズレが
生じ、検出角度精度が劣る場合がある。また、精度を向
上させる為に、基準角度をクランク角で検出し、その信
号をカム軸信号と比較して気筒判別する方式がある。た
だし、この場合は少なくともクランク軸とカム軸に1個
ずつの角度検出センサーが必要となりセンサー数的には
減らすことができずコスト低減がしにくいものである
(例えば特開平3−172558号、同3−17255
9、同3−168346、同3−172560,同3−
172561等の各公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
問題点に鑑みてなされたものであって、クランク角信号
発生手段のみで気筒判別が実施できるようにしてカム軸
のセンサーを不要にでき、かつ、カム軸のみで気筒判別
する方式に対して精度が良い内燃機関の気筒判別装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、次の構成を有する。請求項1の発明は、単
気筒、3気筒、あるいは5気筒等の奇数の気筒を有する
4サイクル内燃機関において、内燃機関のクランク軸の
1回転毎に各気筒に対応する所定のクランク角信号を発
生する手段と、前記クランク軸の回転変動を検出する手
段と、前記クランク角信号と回転変動に基づき、各気筒
の工程を判別する気筒判別手段とを備えたことを特徴と
する内燃機関の気筒判別装置である。請求項2の発明
は、回転変動が顕著に現れるクランク角度域の回転変動
を検出し、検出された変動量から気筒判別を行うことを
特徴とする請求項1に記載の内燃機関の気筒判別装置で
ある。請求項3の発明は、回転変動が山型になるクラン
ク角度域の平均回転数とその1回転前の同一角度域の平
均回転数とを比較して気筒判別を行うことを特徴とする
請求項1に記載の内燃機関の気筒判別装置である。請求
項4の発明は、気筒の判別は複数回行い、判別結果が一
致したときに判別を完了する手段を有することを特徴と
する請求項2または3に記載の内燃機関の気筒判別装置
である。請求項5の発明は、請求項2記載の気筒判別と
請求項3記載の気筒判別を双方行い、双方の判別結果が
一致したときに判別を完了することを特徴とする請求項
1に記載の内燃機関の気筒判別装置。請求項6の発明
は、内燃機関の所定の低回転域で気筒判別を行い、一
方、高回転域では、低回転域時の判別結果を利用するこ
とを特徴とする請求項1ないし5のうちのいずれか1に
記載の内燃機関の気筒判別装置である。請求項7の発明
は、所定のスロットル開度および所定のブースト圧のと
きに気筒判別を行うことを特徴とする請求項1ないし6
のうちのいずれか1に記載の内燃機関の気筒判別装置で
ある。請求項8の発明は、気筒判別を点火あるいは噴射
カット中は実施しないことを特徴とする請求項1ないし
7のうちのいずれか1に記載の内燃機関の気筒判別装置
である。請求項9の発明は、気筒の判別信号に基づい
て、点火の無駄火カットを1気筒について実施し、無駄
火カットの結果回転変動に以上の生じないときには他の
気筒について無駄火カット制御やその他の気筒別制御を
行うことを特徴とする請求項1ないし8のうちのいずれ
か1に記載の内燃機関の気筒判別装置である。
【0006】本発明によれば、奇数の気筒を有する4サ
イクル内燃機関において、内燃機関のクランク軸の一回
転毎に各気筒と対応する所定のクランク角信号を発生す
ると共に、クランク軸の回転変動を検出し、前記クラン
ク角信号と回転変動に基づき、各気筒の工程を判別す
る。したがって、クランク角信号発生手段のみで気筒判
別(気筒の工程判別)を実施することができるので、カ
ム軸のセンサーが不要にでき、かつ、カム軸のみで気筒
判別する方式に対して精度が良い。また、カム軸のみで
は運転状態やベルトのたるみにより精度が悪いことを改
善できる。また、本発明においては、回転変動が顕著に
現れるクランク角度域の回転変動を検出し、検出された
変動量から気筒判別を行う。すなわち、各気筒の隣り合
う上死点(圧縮上死点、排気上死点)前後の回転回転数
を比較することにより回転変動を検出する。回転変動が
顕著に表れる角度域の回転変動を検出するのに、例えば
#1気筒のBTDC(上死点前)45°からBTDC5
°間の平均回転数と、隣り合う#2気筒のBTDC45
°を比較すれば、その区間は1回転毎に#1気筒の燃焼
行程による回転変動と#2気筒の圧縮行程による回転変
動が検出できる。この角度域は、明確な回転変動(上
昇、下降)が検出できる角度域であり、精度良く、燃焼
行程か圧縮行程かの判別ができ、クランク角度センサー
信号の位相との関係から気筒判別ができる。また、上死
点前後は点火の為の基本角度信号として有効な角度域で
あり、同一の信号が利用できる。
【0007】また、本発明において、回転変動が山型に
なるクランク角度域の平均回転数とその1回転前の同一
角度域の平均回転数とを比較して気筒判別を行うことが
できる。上死点前後の平均回転数を検出する構成にすれ
ば、奇数気筒の内燃機関の場合に、1回転毎に山と谷の
区間を検出することになり、これら平均回転数の比較に
より、回転変動を検出できる。例えば、圧縮上死点前後
の角度域は回転変動の谷となり、1回転後の同一角度間
は排気上死点となり、回転変動の山となる。1回転前の
平均回転数と比較することにより、精度良く行程判別が
できる。また、1回転毎に同一角度間の平均回転数のみ
演算すれば良く、少ない基準角度信号でも判別できると
ともに演算が容易である。また、少ない基準角度信号で
も判別できる。
【0008】また、本発明において、気筒の判別は複数
回行い、判別結果が一致したときに判別を完了すること
ができる。これにより、一時的な負荷変動や加減速時の
誤判別を防止し精度が向上する。また、本発明におい
て、請求項2記載の気筒判別と請求項3記載の気筒判別
を双方のロジックを行い、双方の判別結果が一致したと
きに判別を完了するこができ、これにより精度が向上す
る。また、本発明において、内燃機関の所定の低回転域
で気筒判別を行い、一方、高回転域では、低回転域時の
判別結果を利用することができる。回転変動が判別しや
すく、精度も高い。回転周期の速い高回転域で演算しな
くてもよい為、演算速度が遅い安価な処理装置で構成で
きる。なお、クランクキング時も気筒判別を行うことが
できる。また、本発明において、所定のスロットル開度
および所定のブースト圧のときに気筒判別を行うことが
できる。例えば、加速、減速時は定常時の回転変動と異
なる場合があり、精度向上の為に、実行しないことも可
能である。また、本発明において、気筒判別を点火ある
いは噴射カット中は実施しないようにできる。つまり、
点火、噴射カット時は定常時の回転変動と異なる為、実
行しないことにより、精度が向上する。また、本発明に
おいては、気筒の判別信号に基づいて、点火の無駄火カ
ットを1気筒について実施し、無駄火カットの結果回転
変動に以上の生じないときには他の気筒について無駄火
カット制御やその他の気筒別制御を行うことができる。
チェックして異常が無い場合に他の気筒の無駄火カッ
ト、および他の気筒別制御を実施する。これにより、例
えば万一、誤判別した場合にもエンストを防止でき、再
度判別が実施できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を詳
細に説明する。実施形態の気筒判別装置は、4サイクル
3気筒エンジン(内燃機関)において、クランク軸のク
ランク角検出器10の信号から基準角度を検出するとと
もに、回転変動を検出して、気筒の工程判別(気筒判
別)を行うものである。
【0010】図1〜図2は実施形態1に係る4サイクル
3気筒エンジンのタイミングを示すタイミングチャート
およびクランク角検出器の各構成例図、図3〜図4は気
筒判別の手順を示すフローチャートである。なお、図5
は前記エンジンの制御システムの全体を示すブロック図
であり、各実施形態(実施形態1〜実施形態3)で共通
するものである。
【0011】図5に記すように、この制御システムにお
いては、各検出器(各センサー)には、クランク角検出
器10(エンジン回転数検出器)、スロットル開度検出
器12、吸気圧力検出器14、大気圧力検出器16、吸
気温度検出器18、エンジン温度検出器(冷却水温検出
器)20、およびエンジン傾斜角検出器22が必要に応
じて設けられ、それらのうちの、少なくともクランク角
検出器10とエンジン温度検出器20の信号が処理装置
24内に入力される。この処理装置24は、汎用あるい
はカスタムメイドのマイクロコンピュータユニットを用
いて適宜のソフトウェアーで所望する処理を行い得るも
のである。
【0012】処理装置24では、それらの信号が入力回
路(入力インターフェイス)26を介してこの中央処理
部(CPU)28に入力される。この中央処理部28に
は、外部の通信装置30に対して信号の入出力をするこ
とができ、信号は通信インターフェイス32を介して中
央処理部28内と入出力される。また、中央処理28に
は、ランダムアクセスメモリ(RAM)とリードオンリ
メモリ(ROM)が搭載され、かつ、EEPROM(消
去書き込み可能ROM)等のメモリ30を別体に設け
る。中央処理部28の信号は出力回路32を介して、イ
ンジェクター34、空気量調整アクチュエータ36、各
表示装置38、フューエルポンプ40、イグニッション
コイル42動作信号を出力する。なお、イグニッション
コイル42には、点火装置44・電源装置46を介して
点火信号を出力して、点火進角遅角制御するようになっ
ている。
【0013】図1〜図2では、クランク角検出器10の
種々の構成例を示す。なお、気筒毎にクランク角信号が
得られれば、他の構成でもよい。図1、図2(a)に示
すクランク角検出器10では、1つのホールセンサーや
近接センサ等の検出センサー体10aを有すると共に、
クランク軸に固定されて回転する検出器用のローター4
8には、3つの気筒の特定のクランク角(3つの気筒毎
に第1基準角、第2基準角が有る)に対応する位置に3
つのストライカー10bが設けられている。これによ
り、各検出センサー体10aでは各気筒の圧縮行程とそ
の1回転後の排気行程で信号が発生し、かつその気筒判
別の為の信号が得られるように構成されたものである。
【0014】図2の(b)に示すクランク角度検出器1
0では、3つの気筒の特定のクランク角(3つの気筒毎
に第1基準角、第2基準角が有る)に対応する位置に3
つの3つの検出センサー体10aを有すると共に、検出
用のローター48には、第1基準角、第2基準角に対応
する位置に1つのストライカー10bが設けられてい
る。これらの気筒別の各検出センサー体10a1,10
a2,10a3から、圧縮行程とその1回転後の排気行
程の信号が得られるように構成された実施形態である。
【0015】図2(c)に示すクランク角検出器10で
は、120°の位相間隔の2つの検出センサー体10
a,10aを有すると共に、検出用のローター48に
は、120°のクランク角に対応する長さのストライカ
ー10bが1つ設けられている。これにより、クランク
角センサーの出力極性を利用して気筒別に圧縮行程とそ
の1回転後の排気行程の信号が得られるように構成され
た実施形態である。なお、クランク角検出器から回転数
(回転速度)を検出する。
【0016】図1の例によって実施形態1を説明する。
本実施形態1では4サイクル3気筒エンジンの気筒判別
方法について記載する。図1に示すように、各気筒の所
定クランク角度でクランク角信号が発生し、かつその気
筒判別の為の信号が得られるように構成されている。詳
しくは、例えば各気筒の圧縮行程の上死点前(以下、B
TDCと略記する)45°とBTDC5°の位置にそれ
ぞれ極性の異なる信号が発生するように各ストライカー
10b,10b,10bが配置される。ただし、4サイ
クルエンジンである為にその360°後の排気行程のB
TDC45°とBTDC5°にも信号が発生してしま
う。また、各気筒の信号用とは別に、例えば第1気筒B
TDC45°の前に気筒判別用の信号が発生するように
ストライカー10cが配置されている。
【0017】前記検出センサー体10aの出力信号は、
ストライカー10b,10cに検出端が近接して一致し
て行くときには第1基準角信号が発生し、一方、一致か
ら離れて行くときに第1基準角信号とは逆極性の第2基
準角信号を発生する。この極性の異なる第1基準角信号
と第2基準角信号の(時間)間隔(a:第1基準角信号
から第2基準角信号の間隔、b:第2基準角信号から第
1基準角信号の間隔)の違いから、前記発生信号がどの
気筒のBTDC45°およびBTDC5°信号かを判別
できる。(例えば、図1を参照すると、直前のb間隔に
対してa間隔が所定値以上大きい場合にその信号を第1
気筒のBTDC5°信号と認識し、その後の逆極性の信
号を第2気筒のBTDC45°、その後の同一極性の信
号を第2気筒のBTDC5°信号、その後の逆極性の信
号を第3気筒のBTDC45°その後の同一極性の信号
を第3気筒のBTDC5°信号と順次認識していく。)
【0018】また、図2の(b)に示すものでは、3つ
のセンサー体10a1,10a2,10a3をそれぞれ
の気筒に対応させており、この構造では発生信号がどの
気筒からのものかの判断は不要であるので、前記図1の
例のものよりも演算の負荷が少なくなる。また、図2
(b)に示すものでは、2つのセンサー体で済みその分
構造を簡略化できる。
【0019】ただし、前記のクランク角検出器10出力
のクランク角信号だけでは発生信号が圧縮行程の信号
か、排気行程の信号かの判定はできない。その為、通常
はクランク軸の1/2の比率で回転するカム軸からも回
転信号を検出できるように構成して、各気筒の行程を認
識していた。これに対して、本発明では、前記クランク
角信号から回転変動を検出し、その回転変動から行程を
判別するものであり、前記従来のカム軸の角度センサー
を廃止できる。
【0020】図4〜図5のフローチャートには、実施形
態1にかかる回転変動の検出の手順の例を示している。
図1に示すように、4サイクル3気筒エンジンの低回転
時の回転(回転数)変動を示す。慣性力が小さい低回転
域では、主に気筒毎の燃焼行程の回転上昇と、圧縮行程
の回転低下により回転変動が生ずる。奇数気筒(単気
筒、3気筒、5気筒など)4サイクルエンジンでは1サ
イクル(2回転)で奇数回の燃焼がおこる為、1回転毎
に同一クランク角度間の回転変動(上昇、下降)は入れ
替わる。発明者はこの点に着目し、同一クランク角度間
の回転変動を検出し、気筒判別を行うものである。な
お、回転変動は、前記の時間間隔で既知のセンサーの取
り付け角度を除する等の演算を行うことにより、コンピ
ュータにより高速かつ容易に演算でき、基準角センサー
の他にクランク回転数を検出するセンサーを取り付ける
必要がない。
【0021】例えば第1気筒のBTDC45°とBTD
C5°間の平均回転数(40°/そのときの時間間隔
a)と第2気筒のBTDC45°とBTDC5°間の平
均回転数(40°/そのときの時間間隔)を比較するこ
とにより、その区間において回転が上昇したか、下降し
たかが判別できる。この区間は第2気筒の圧縮行程の影
響と第1気筒の燃焼の影響が1回転毎に表れる為、フロ
ーチャートに示すようにこの区間の回転数が上昇した場
合には第1気筒の燃焼行程、下降した場合は第2気筒の
圧縮行程と判別できる。1度判別するとその後はサイク
ルが繰り返されることから、一度判別した結果を格納し
ておけばその後は気筒の判別ができる。
【0022】図4〜図5のフローチャートに示す手順を
詳細に説明する。この手順は、適宜のOSや言語による
プログラムなどのソフトウェアを作成して、これを前記
制御装置のROMやメモリに格納することにより実行で
きる。すなわち、第1基準角信号を検出し、直前の第2
基準角信号との間隔bを演算し(ステップ(以下Sと略
記する)1)し、第2基準角信号を検出し、直前の第1
基準角信号との間隔aを演算する(ステップS2)。こ
の間隔a,bの比較を、a>a+bが成立するか否かに
より行う(S3)。成立しなければ(No)、S1に戻
る。
【0023】一方、成立したら第1気筒(以下#1と略
記する)のBTDC5°を認識し、第1気筒のBTDC
45°信号とBTDC5°信号との間の平均回転数を演
算し(#1A)記憶する(S4)。次いで、#1の基準
角信号を検出し、#2のBTDC45°信号と認識する
(S5)。第2基準角信号を検出し、#2のBTDC5
°を認識し、#2のBTDC45°信号とBTDC5°
信号との間の平均回転数を演算し(#2A)記憶する
(S6)。そして、演算した平均回転数#1A,#2A
の回転差X(=#2A−#1A)を算出し(S7)、こ
の回転差が0より小さいか否か(X<0)から回転数の
比較をする(S8)。この場合、回転差が0以上であれ
ば回転数は上昇し、一方、0より小さいと回転数は減少
することが分かる。
【0024】S8の判断の結果がYesであれば回転数
は減少しており、S9〜S24の処理に進み、一方、N
oであれば、回転数は増加しており、図5に示す、S2
5〜S40の処理に進む。
【0025】S9以降の処理では、第1基準角信号を検
出し、第3気筒の排気工程のBTDC45°信号と認識
し(S9)、第2基準角信号を検出し、これを第3気筒
の排気工程のBTDC5°信号と認識する(S10)。
次いで、第1基準角信号を検出し(S11)、第2基準
角信号を検出する(S12)。この基準角信号によりク
ランク軸と第1気筒との対応を取る。次いで、第1基準
角信号を検出し、これを第1気筒の圧縮工程のBTDC
45°信号と認識し(S13)、第2基準角信号を検出
し、これを第1気筒の圧縮工程のBTDC5°信号と認
識する(S14)。そして、第1基準角信号を検出し、
これを第2気筒の排気工程のBTDC45°信号と認識
し(S15)、第2基準角信号を検出し、これを第2気
筒の排気工程のBTDC5°信号と認識する(S1
6)。次いで、第1基準角信号を検出し、これを第3気
筒の圧縮工程のBTDC45°信号と認識し(S1
7)、第2基準角信号を検出し、これを第3気筒の圧縮
工程のBTDC5°信号と認識する(S18)。そし
て、第1基準角信号を検出し(S19)、第2基準角信
号を検出する(S20)。次いで、第1基準角信号を検
出し、これを第1気筒の排気工程のBTDC45°信号
と認識し(S21)、第2基準角信号を検出し、これを
第1気筒の排気工程のBTDC5°信号と認識する(S
22)。次いで、第1基準角信号を検出し、これを第2
気筒の圧縮工程のBTDC45°信号と認識し(S2
3)、第2基準角信号を検出し、これを第2気筒の圧縮
工程のBTDC5°信号と認識する(S24)。そし
て、S9に戻る。
【0026】一方、S25〜S40以降の処理では、検
出した第1基準角信号と第2基準角信号についての圧縮
工程か排気工程かの認識は、前記のS9〜S24との逆
の認識をしており、その説明は省略する。
【0027】図6〜図7に示すフローチャートは急激な
負荷変動などにより回転変動の周期性が一時的に乱れた
時に上記判別を行って、誤判別してしまうことを考慮
し、判別後も周期的に再判別する手順例である。すなわ
ち、S1〜S18までは図4の各ステップS1〜S18
と同様手順で処理を実行し、S41〜S48の手順で
は、前記S1〜S8と同様の手順を実行し、また、S2
5〜S34も図5と同様の手順を実行し、S51〜S5
8では前記S1〜S8と同様の手順を実行して、再判別
を行う。つまり、S48とS58では、当初のS8の判
断結果と異なるならば、気筒が排気工程と圧縮工程を逆
にして判別する。
【0028】また、判別速度よりも、判別の正確性を重
視する場合は複数回にわたって判別を実施し、複数回の
判別結果が一致した場合に気筒判別を終了させることも
可能である。また、回転慣性力が小さく、回転変動が大
きく表れる低回転域(クランキング中も含む)で判別を
実施し、回転変動の小さな高回転域は低回転域での判別
パターンで継続することも可能である。この場合は演算
速度の遅い安価な演算処理装置でも構成できる。
【0029】本発明の実施は、3気筒エンジンに限られ
ず、それ以外の奇数気筒数の4サイクルエンジンにおい
て、同様の効果が得られる。
【0030】次に、本発明の実施形態2について、図8
に基づき説明する。図8は4サイクル3気筒エンジンの
タイミングを示すものである。実施形態2は基準クラン
ク角信号数が少ない(1回転に120°毎の3信号)場
合の気筒判別するものである。本実施形態2は、図2
(c)と同様の2個のクランク角センサー体10a、1
0aの出力極性を利用して、各気筒毎の基準クランク角
信号(#1α:第1気筒用基準信号、#2α:第2気筒
用基準信号、#3α:第3気筒用基準信号)が120°
毎に検出できるように構成されている。この基準角を圧
縮上死点前後の120°となるように配置し、信号入力
毎に前回の基準クランク角信号から120°間の平均回
転数を演算すると、3気筒の場合、必然的に#1の圧縮
上死点付近の平均回転数、#2の排気上死点付近の平均
回転数、#3圧縮上死点付近の平均回転数、#1排気上
死点付近の平均回転数、#2圧縮上死点付近の平均回転
数、#3排気上死点付近の平均回転数、の順序で検出で
きる。
【0031】i)この120°毎の平均回転数の差を演
算することにより、少ないクランク角信号でも正確に気
筒判別ができる。例えば図8において、#1αと#2α
間の平均回転数aと、#2αと#3α間の平均回転数b
の差:A=b−aが正であれば、今回の#3αは第3気
筒圧縮行程の基準信号であると判別できる。逆に、図8
において、#1αと#2α間の平均回転数dと、#2α
と#3α間の平均回転数eの差:D=e−dが負である
ことから、今回の#3αは第3気筒排気行程の基準信号
であると判別できる。
【0032】ii)また、より少ない基準信号、例えば#
2αと#3αだけでも、360°毎にその区間は圧縮に
よる回転低下が表れる圧縮上死点付近平均回転数と、燃
焼による回転上昇が表れる排気上死点付近の平均回転数
になる為、360°毎の回転差を演算することにより正
確に気筒判別ができる。例えば図8においてe−bが負
であること(e−b<0)から今回の#3αは第3気筒
排気行程の基準信号であると判別できる。逆にb−eが
正であることから今回の#3αは第3気筒圧縮行程の基
準信号であると判別できる。iii)また、上記i)、i
i)でそれそれ判別し、判別結果が一致した場合に判別
完了とすることもできる。
【0033】図9に本発明の実施形態3を示す。図9は
基準クランク角信号数が少なく(1回転に120°毎の
3信号)、かつ、点火の基準位置で入力するように構成
したものである。実施形態3では、2個のクランク角セ
ンサーの出力極性を利用して、各気筒毎の基準点火クラ
ンク角信号(#1α:第1気筒用基準信号、#2α:第
2気筒用基準信号 、#3α:第3気筒用基準信号)が
120°毎に検出できるように構成されている。
【0034】この120°毎の平均回転数の差を演算
し、その平均回転数毎の回転差A、B、C,D,E,F
を演算する。各気筒の燃焼行程の回転差A、C、Eは燃
焼の状態を反映し、燃焼が良ければ正となる。逆にB、
D、Fは主に圧縮行程を反映し、正となることはない。
このことから、回転差が正になる区間を検出することに
より、気筒判別が可能である。また、本実施形態3のよ
うに、条件の悪い区間で判別する場合においても複数回
判別し、判別結果が一致した場合に判別完了とすること
で精度良く判別できる。
【0035】なお、前記実施形態1〜3の気筒判別には
次の条件を加えるとができる。内燃機関において、加
速、減速時は定常時の回転変動と異なる場合があり、ス
ロットル開度変化や、ブースト(吸気負圧)の変化、設
定値以上の回転変動量等から加速、減速を検出し、設定
値以上の加速、減速中は判別を実施しない構成とするこ
とにより、誤判別を防止し、判別精度を向上できる。ま
た、点火及び、噴射カット時は定常時の周期性のある回
転変動と異なる為、実行しない。これにより誤判別を防
止し、判別精度を向上できる。
【0036】また、実施形態の気筒判別結果から、ムダ
火カット(排気上死点での点火カット:燃焼に無関係な
点火による点火エネルギーの浪費を防止できるととも
に、不要な点火による点火制御回路及び、イグニツショ
ンコイルの発熱・温度上昇を防止でき、消費電力削減、
信頼性向上となる。特に点火周期の短い高回転域で有効
である。本案では低回転域で判別し、その後はムダ火カ
ット制御が実行できる。)や気筒別タイミング噴射角制
御、気筒別点火時期制御、気筒別噴射量制御などを実施
する場合に、まず1気筒のみムダ火をカットし、その後
の回転変動を検出して、異常(失火などの極度の回転低
下)がない場合にのみ残りの気筒のムダ火カット制御
や、上記気筒別制御を実施する。これにより、例えば万
一、誤判別した場合にもエンスト(エンジンストール)
を防止でき、再度判別が実施できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、奇数
の気筒を有する4サイクル内燃機関において、前記クラ
ンク角信号と回転変動に基づき、各気筒の工程を判別す
るので、クランク角の信号発生手段のみで気筒判別(気
筒の工程判別)を実施することができるので、カム軸の
センサーが不要にでき、かつ、カム軸のみで気筒判別す
る方式に対して精度が良い。また、カム軸のみでは運転
状態やベルトのたるみにより精度が悪いことを改善でき
る。また、本発明においては、回転変動が顕著に現れる
クランク角度域の回転変動を検出し、検出された変動量
から気筒判別を行うようにすれば、各気筒の隣り合う上
死点(圧縮上死点、排気上死点)前後の回転回転数を比
較することにより回転変動を検出できる。
【0038】また、本発明によれば、上死点前後の平均
回転数を検出する構成にすることにより、奇数気筒の内
燃機関の場合に、1回転毎に山と谷の区間を検出するこ
とになり、これら平均回転数の比較により、回転変動を
検出できる。例えば、1回転前の平均回転数と比較する
ことにより、精度良く行程判別ができる。また、1回転
毎に同一角度間の平均回転数のみ演算すれば良く、少な
い基準角度信号でも判別できるとともに演算が容易であ
る。また、少ない基準角度信号でも判別できる。また、
本発明において、気筒の判別は複数回行い、判別結果が
一致したときに判別を完了することにより、一時的な負
荷変動や加減速時の誤判別を防止し精度が向上する。ま
た、本発明において、各種の気筒判別のロジックを行
い、双方の判別結果が一致したときに判別を完了するこ
とにより精度が向上する。
【0039】また、本発明において、内燃機関の所定の
低回転域で気筒判別を行い、一方、高回転域では、低回
転域時の判別結果を利用することができ、これにより、
回転変動が判別しやすく、精度も高い。回転周期の速い
高回転域で演算しなくてもよい為、演算速度が遅い安価
な処理装置で構成できる。なお、クランクキング時も気
筒判別を行うことができる。また、本発明において、所
定のスロットル開度および所定のブースト圧のときに気
筒判別を行うことができる。例えば、加速、減速時は定
常時の回転変動と異なる場合があり、精度向上の為に、
実行しないことも可能である。また、本発明において、
気筒判別を点火あるいは噴射カット中は実施しないよう
にでき、これにより、点火、噴射カット時は定常時の回
転変動と異なる為、実行しない。精度が向上する。ま
た、本発明においては、気筒の判別信号に基づいて、点
火の無駄火カットを1気筒について実施し、無駄火カッ
トの結果回転変動に以上の生じないときには他の気筒に
ついて無駄火カット制御やその他の気筒別制御を行うこ
とができる。チェックして異常が無い場合に他の気筒の
無駄火カット、および他の気筒別制御を実施する。これ
により、例えば万一、誤判別した場合にもエンストを防
止でき、再度判別が実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る4サイクル3気筒エ
ンジンのタイミングを示すタイミングチャートおよびク
ランク角検出器の構成例説明図である。
【図2】8a)〜(c)は、実施形態1にかかるエンジ
ンの回転数変化状態とクランク角検出器の構成例と出力
タイミングチャートの説明図である。
【図3】本発明を実施する内燃機関の制御装置のブロッ
ク図である。
【図4】実施形態1にかかる気筒判別の手順を示すフロ
ーチャートである。
【図5】図4に続くフローチャートである。
【図6】実施形態1にかかる気筒判別の他の手順を示す
フローチャートである。
【図7】図6に続くフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態2に係る4サイクル3気筒エ
ンジンのエンジン回転数および基準角信号等のタイミン
グを示すタイミングチャートおよびクランク角検出器の
構成例説明図である。
【図9】実施形態3に係る4サイクル3気筒エンジンの
エンジン回転数および基準角信号等のタイミングを示す
タイミングチャートおよびクランク角検出器の構成例説
明図である。
【符号の説明】
10 クランク角検出器 10a センサー体 10b ストライカー

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 奇数の気筒を有する4サイクル内燃機関
    において、 内燃機関のクランク軸の1回転毎に各気筒に対応する所
    定のクランク角信号を発生する手段と、 前記クランク軸の回転変動を検出する手段と、 前記クランク角信号と回転変動に基づき、各気筒の工程
    を判別する気筒判別手段とを備えたことを特徴とする内
    燃機関の気筒判別装置。
  2. 【請求項2】 回転変動が顕著に現れるクランク角度域
    の回転変動を検出し、検出された変動量から気筒判別を
    行うことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の気筒
    判別装置。
  3. 【請求項3】 回転変動が山型になるクランク角度域の
    平均回転数とその1回転前の同一角度域の平均回転数と
    を比較して気筒判別を行うことを特徴とする請求項1に
    記載の内燃機関の気筒判別装置。
  4. 【請求項4】 気筒の判別は複数回行い、判別結果が一
    致したときに判別を完了する手段を有することを特徴と
    する請求項2または3に記載の内燃機関の気筒判別装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の気筒判別と請求項3記載
    の気筒判別を双方行い、双方の判別結果が一致したとき
    に判別を完了することを特徴とする請求項1に記載の内
    燃機関の気筒判別装置。
  6. 【請求項6】 内燃機関の所定の低回転域で気筒判別を
    行い、一方、高回転域では、低回転域時の判別結果を利
    用することを特徴とする請求項1ないし5のうちのいず
    れか1に記載の内燃機関の気筒判別装置。
  7. 【請求項7】 所定のスロットル開度および所定のブー
    スト圧のときに気筒判別を行うことを特徴とする請求項
    1ないし6のうちのいずれか1に記載の内燃機関の気筒
    判別装置。
  8. 【請求項8】 気筒判別を点火あるいは噴射カット中は
    実施しないことを特徴とする請求項1ないし7のうちの
    いずれか1に記載の内燃機関の気筒判別装置。
  9. 【請求項9】 気筒の判別信号に基づいて、点火の無駄
    火カットを1気筒について実施し、無駄火カットの結果
    回転変動に以上の生じないときには他の気筒について無
    駄火カット制御やその他の気筒別制御を行うことを特徴
    とする請求項1ないし8のうちのいずれか1に記載の内
    燃機関の気筒判別装置。
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