JP2000351041A - 変形加工のための方法および該方法を実施するための装置 - Google Patents
変形加工のための方法および該方法を実施するための装置Info
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- B21J5/02—Die forging; Trimming by making use of special dies ; Punching during forging
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- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
になり、しかも単純でかつ故障し難い構造を有するよう
にする。 【解決手段】 ポンチ2を支持する上側のラムと、エジ
ェクタ3と、鐘形緊締部材7により取り囲まれたダイ5
を有する外側工具とから成っていて、鐘形緊締部材7
が、各プレス行程時に外部からの可変の力で円錐面を介
してダイ5に予応力を加えるようになっている変形加工
工具で、ワークを変形加工する、有利には流れ押出し加
工するための方法において、鐘形緊締部材7によるダイ
5に対する予応力付与を流れ押出し加工の前または間に
行い、そして突出しの前に予応力を再び解除する。
Description
上側のラムと、下側のラムまたはエジェクタと、鐘形緊
締部材により取り囲まれたダイを有する外側工具とから
成っていて、鐘形緊締部材が、各プレス行程時に外部か
らの可変の力で円錐面を介してダイにプレロードをか
け、ひいてはプレストレスもしくは予応力を加えるよう
になっている変形加工工具で、ワークを変形加工(Um
formen)する、有利には流れ押出し加工(Fli
esspressen)するための方法に関する。
るための装置に関する。
具においてワークを変形加工する場合には、種々の手段
によってダイにプレストレスもしくは予応力を加えて、
ダイの内側輪郭に影響を与え、そして圧縮応力の重畳に
より運転負荷の低減が生じるようにすることが知られて
いる。
3691号明細書に開示されている変形加工工具、有利
には熱間変形加工または温間変形加工のための鍛造型で
は、各プレス行程時にダイに外部からの可変の力で円錐
面を介してプレストレスもしくは予応力が加えられる。
しかし、この公知の工具では、予応力付与がダイの拡開
により行なわれるので、ダイに引張応力が導入されてし
まい、このことがダイの耐用年数の減少を招くという不
都合が生じる。さらに、構造も極めて複雑であるので不
都合である。なぜならば、ワークが突き出されるまで、
保持装置が、拡開された工具を開いた状態に保持するか
らである。このような工具は特に流れ押出し加工のため
には適していない。なぜならば、このような工具は、流
れ押出し加工時に生じる高い変形加工力を吸収すること
ができないからである。
で述べたような方法を、工具が、より高い変形加工力に
も耐えるようになり、しかも単純でかつ故障し難い構造
を有するように改良することができる。
を実施するために適した装置を提供することである。
に本発明の方法では、鐘形緊締部材によるダイに対する
予応力付与を流れ押出し加工の前または間に行い、そし
て突出しの前に予応力を再び解除するようにした。
の寿命が著しく向上する点にある。なぜならば、摩耗や
疲労破壊傾向が減じられるからである。さらに、完成し
たワークがポンチの引出し後に、スプリングバックした
ダイによって極めて強力に締め付けられることが回避さ
れるので有利である。このことから、ノックアウトもし
くはエジェクタにより加えられるべき力が著しく減じら
れる。さらに、特に長尺の完成部品の場合には、外側輪
郭の一層良好な平行度が達成される。慣用の装置を用い
た慣用の変形加工法では、変形加工時にダイに導入され
た内部応力が、完成部品の突出し経路を介して減少す
る。このことは、完成したワークの突出し経路を介して
型が収縮し、これによりワークの外側輪郭が円錐状に変
形してしまうことを意味する。
れ、ひいてはこれにより必要とされる所要のエジェクタ
突出し力も減じられることの利点は、螺旋状にねじられ
た外側輪郭を有するワーク、たとえば斜歯を備えたピニ
オンにおいて特に有利に作用する。これにより、突出し
方向における歯列歯面の品質は従来の冷間流れ押出し加
工に比べて改善される。
2および請求項3に記載されている。
イに対する予応力付与を、流れ押出し加工の間に、緊締
力を増大させながら行うようになっている。請求項3に
記載の方法では、ダイに対する応力解除を、調節可能な
残留予応力が残るまでしか行わないようになっている。
るための装置を形成するための本発明による解決手段な
らびに有利な構成は、請求項4〜請求項7に記載されて
いる。
緊締部材が、上側のラムによって力負荷されて押し下げ
られるようになっている。この場合、上側のラムと鐘形
緊締部材との間に、ハイドロリック式または機械式の押
えクッションが配置されていると有利である。
緊締部材が、ハイドロリック的に負荷される別個の補助
ユニットによって押し下げられるようになっている。
緊締部材の運動が、1つまたは複数の、有利には移動調
節可能なストッパによって制限されている。
面につき詳しく説明する。
ようにプレステーブル1上に形成されている。所属のポ
ンチ2を備えたラムと、ノックアウトもしくはエジェク
タ3とは、概略的にしか図示されていない。ダイ5の型
開口4には、ブランク6が位置している。ダイ5は少な
くともその高さの一部にわたって外周面で円錐状に形成
されている。ダイ5の円錐度に対応する内側円錐度を有
する鐘形緊締部材7がダイ5を軸方向可動に取り囲んで
いる。
れかつ案内される。ストッパ8により、鐘形緊締部材7
の軸方向運動が制限される。鐘形緊締部材7によるダイ
5の緊締を調節しかつ位置調整するためには、ストッパ
8が軸方向で位置調節可能である。上側のストッパ8の
適宜な調節により、ダイ5が鐘形緊締部材7を介して、
たとえ減じられたものであれ圧縮固有応力を残留予応力
(Restvorspannung)として常時保持す
ることを達成することができる。これにより、予応力振
幅が減じられ、このことは一層の寿命向上をもたらす。
鐘形緊締部材7を軸方向に移動させるための駆動リンク
機構9も単に概略的にしか図示されていない。鐘形緊締
部材7の軸方向移動は任意の手段を介して行うことがで
きる。このためには、鐘形緊締部材7を間接的にハイド
ロリック式または機械式の押えクッションを介してラム
により駆動することができる。しかし、鐘形緊締部材7
を別個の、たとえばハイドロリック的に負荷された補助
ユニットを介して運動させることも考えられる。鐘形緊
締部材7とダイ5との間に形成される円錐頂角は、セル
フロック作用が生じないように形成されていると有利で
ある。これにより、鐘形緊締部材7を解除するために特
に高い力を加えなくて済むようになる。
プが示されている。図1に示した状態では、ダイ5は負
荷されていない。鐘形緊締部材7はダイ5に付加的な圧
縮応力を導入していない。ブランク6はダイ5の型開口
4内に位置している。
5の円錐体に被さって、ダイ5に半径方向外側からプレ
ロード(予荷重)をかけて、ひいてはプレストレスもし
くは予応力を加えている状態が示されている。
応力で負荷された後に、図3に示したように実際の変形
加工過程が行われる。このとき、ポンチ2はダイ5の型
開口4内に走入して、ブランク6を変形加工することに
より完成部品10を形成する。
緊締部材7の軸方向移動、ひいてはダイ5への圧縮応力
導入と、ブランク6の変形加工による完成部品10の形
成とを、互いに組み合わせることもできる。このことは
特に、鐘形緊締部材7の力負荷がラムの変形加工力に関
連して加えられる場合に有利に可能となる。両作業工程
「変形加工」および「ダイ5への予応力付与」のこのよ
うな組合せが行われる場合には、ダイ5のさらに改善さ
れた耐用年数が得られる。なぜならば、その場合、変形
加工過程の間にダイ5がほぼ一定の不変の内部応力を保
持するからである。外部からの押合わせにより付加的に
導入された、ダイ5における圧縮応力は、変形加工時に
導入される引張応力に対してほぼ相殺される。これによ
り、周期的な運転負荷をゼロにまで減少させることがで
きる。
ている。有利にはポンチ2の引戻しと同時に、鐘形緊締
部材7も解離される。
業工程が示されている。
ている。ダイ5は2つの部分から形成されていると有利
である。ダイ基本部分11は中央に、高強度の材料から
製造されたダイインサート12を支持している。ダイ基
本部分11とダイインサート12とは、プレス嵌めによ
り互いに結合されていると有利である。
1ステップを示す断面図である。
別のステップを示す断面図である。
さらに別のステップを示す断面図である。
さらに別のステップを示す断面図である。
タ、 4 型開口、 5ダイ、 6 ブランク、 7
鐘形緊締部材、 8 ストッパ、 9 駆動リンク機
構、 10 完成部品、 11 ダイ基本部分、 12
ダイインサート
Claims (7)
- 【請求項1】 ポンチ(2)を支持する上側のラムと、
下側のラムまたはエジェクタ(3)と、鐘形緊締部材
(7)により取り囲まれたダイ(5)を有する外側工具
とから成っていて、鐘形緊締部材(7)が、各プレス行
程時に外部からの可変の力で円錐面を介してダイ(5)
に予応力を加えるようになっている変形加工工具で、ワ
ークを変形加工する、有利には流れ押出し加工するため
の方法において、鐘形緊締部材(7)によるダイ(5)
に対する予応力付与を流れ押出し加工の前または間に行
い、そして突出しの前に予応力を再び解除することを特
徴とする、変形加工のための方法。 - 【請求項2】 ダイ(5)に対する予応力付与を、流れ
押出し加工の間に、緊締力を増大させながら行う、請求
項1記載の方法。 - 【請求項3】 ダイ(5)に対する応力解除を、調節可
能な残留予応力が残るまでしか行わない、請求項1また
は2記載の方法。 - 【請求項4】 請求項1から3までのいずれか1項記載
の方法を実施するための装置において、鐘形緊締部材
(7)が、上側のラムによって力負荷されて押し下げら
れるようになっていることを特徴とする、変形加工のた
めの装置。 - 【請求項5】 上側のラムと鐘形緊締部材(7)との間
に、ハイドロリック式または機械式の押えクッションが
配置されている、請求項4記載の装置。 - 【請求項6】 請求項1から3までのいずれか1項記載
の方法を実施するための装置において、鐘形緊締部材
(7)が、ハイドロリック的に負荷される別個の補助ユ
ニットによって押し下げられるようになっていることを
特徴とする、変形加工のための装置。 - 【請求項7】 請求項3記載の方法を実施するための
装置において、鐘形緊締部材(7)の運動が、1つまた
は複数の、有利には移動調節可能なストッパ(8)によ
って制限されていることを特徴とする、変形加工のため
の装置。
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1999
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