JP2000350637A - シートフレーム - Google Patents
シートフレームInfo
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- JP2000350637A JP2000350637A JP11337287A JP33728799A JP2000350637A JP 2000350637 A JP2000350637 A JP 2000350637A JP 11337287 A JP11337287 A JP 11337287A JP 33728799 A JP33728799 A JP 33728799A JP 2000350637 A JP2000350637 A JP 2000350637A
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- JP
- Japan
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- frame
- reinforcing
- plate portion
- seat
- vertical plate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレームの軽量化、フレームの高剛性化、構
成の簡素化、低コスト化。 【構成】 左右一対の側部フレーム4と上部フレーム3
と下部フレーム5により四角枠形状に形成した車両用シ
ートの背凭シートの骨格フレームにおいて、前記側部フ
レーム4と前記下部フレーム5の間には側部フレーム4
側が高く内側に至るに従い低くなるように傾斜した補強
フレーム部15を設けたシートフレーム。
成の簡素化、低コスト化。 【構成】 左右一対の側部フレーム4と上部フレーム3
と下部フレーム5により四角枠形状に形成した車両用シ
ートの背凭シートの骨格フレームにおいて、前記側部フ
レーム4と前記下部フレーム5の間には側部フレーム4
側が高く内側に至るに従い低くなるように傾斜した補強
フレーム部15を設けたシートフレーム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シートフレームに係る
ものである。
ものである。
【0002】
【従来技術】従来公知の特開平10−119619号公
報には、左右一対の側部フレームと上部フレームと下部
フレームにより四角枠形状に形成した車両用シートの背
凭シートの骨格フレームについて記載されている。
報には、左右一対の側部フレームと上部フレームと下部
フレームにより四角枠形状に形成した車両用シートの背
凭シートの骨格フレームについて記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公知例は、シート
の一部に荷重が掛ったとき等に発生する捻じれのモーメ
ントに弱いという課題がある。即ち、一方部分に荷重が
掛ると他方部分が反対方向に動くので捻じれのモーメン
トが発生し、全体が歪むことになる。本発明は、簡単な
構成で前記課題を解決するもので、特に、アームレスト
を設けたシートの場合有効となるようにしたものであ
る。
の一部に荷重が掛ったとき等に発生する捻じれのモーメ
ントに弱いという課題がある。即ち、一方部分に荷重が
掛ると他方部分が反対方向に動くので捻じれのモーメン
トが発生し、全体が歪むことになる。本発明は、簡単な
構成で前記課題を解決するもので、特に、アームレスト
を設けたシートの場合有効となるようにしたものであ
る。
【0004】
【発明の目的】フレームの軽量化、フレームの高剛性
化、構成の簡素化、低コスト化。
化、構成の簡素化、低コスト化。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、左右一対の側
部フレーム4と上部フレーム3と下部フレーム5により
四角枠形状に形成した車両用シートの背凭シートの骨格
フレームにおいて、前記側部フレーム4と前記下部フレ
ーム5の間には側部フレーム4側が高く内側に至るに従
い低くなるように傾斜した補強フレーム部15を設けた
シートフレームとしたものである。本発明は、前記補強
フレーム部15は、前記下部フレーム5と側部フレーム
4との取付部分を側部フレーム4側が高く内側に至るに
従い低くなるように形成して下部フレーム5と一体的に
形成して構成したシートフレームとしたものである。本
発明は、前記補強フレーム部15の上部は前記側部フレ
ーム4の縦板部11の前後中間位置に固定したシートフ
レームとしたものである。本発明は、前記補強フレーム
部15は、側部フレーム4の後板部10と縦板部11と
夫々略並行な補強後板部24と補強縦板部25と前記側
部フレーム4から所定距離内側に位置する補強後板部2
4の上縁部分から側部フレーム4に近づくに従い高くな
るように傾斜させた補強傾斜板部26により形成し、補
強傾斜板部26は側面視上側に至るに従い前側になるよ
うに傾斜させたシートフレームとしたものである。本発
明は、前記補強フレーム部15は、補強後板部24と補
強縦板部25と補強傾斜板部26とを前記側部フレーム
4の後板部10と縦板部11の夫々に所定箇所を溶接固
定したシートフレームとしたものである。本発明は、前
記下部フレーム5は、左右の補強フレーム部15と該補
強フレーム部15の間の中間板部27により構成し、中
間板部27は補強フレーム部15と一体または別体に形
成したシートフレームとしたものである。本発明は、前
記側部フレーム4の側部外面にはアームレスト20のア
ームレスト取付用ブラケット21を設け、前記補強フレ
ーム部15の上部は前記アームレスト取付用ブラケット
21と一部または全部が重合するように固定したシート
フレームとしたものである。
部フレーム4と上部フレーム3と下部フレーム5により
四角枠形状に形成した車両用シートの背凭シートの骨格
フレームにおいて、前記側部フレーム4と前記下部フレ
ーム5の間には側部フレーム4側が高く内側に至るに従
い低くなるように傾斜した補強フレーム部15を設けた
シートフレームとしたものである。本発明は、前記補強
フレーム部15は、前記下部フレーム5と側部フレーム
4との取付部分を側部フレーム4側が高く内側に至るに
従い低くなるように形成して下部フレーム5と一体的に
形成して構成したシートフレームとしたものである。本
発明は、前記補強フレーム部15の上部は前記側部フレ
ーム4の縦板部11の前後中間位置に固定したシートフ
レームとしたものである。本発明は、前記補強フレーム
部15は、側部フレーム4の後板部10と縦板部11と
夫々略並行な補強後板部24と補強縦板部25と前記側
部フレーム4から所定距離内側に位置する補強後板部2
4の上縁部分から側部フレーム4に近づくに従い高くな
るように傾斜させた補強傾斜板部26により形成し、補
強傾斜板部26は側面視上側に至るに従い前側になるよ
うに傾斜させたシートフレームとしたものである。本発
明は、前記補強フレーム部15は、補強後板部24と補
強縦板部25と補強傾斜板部26とを前記側部フレーム
4の後板部10と縦板部11の夫々に所定箇所を溶接固
定したシートフレームとしたものである。本発明は、前
記下部フレーム5は、左右の補強フレーム部15と該補
強フレーム部15の間の中間板部27により構成し、中
間板部27は補強フレーム部15と一体または別体に形
成したシートフレームとしたものである。本発明は、前
記側部フレーム4の側部外面にはアームレスト20のア
ームレスト取付用ブラケット21を設け、前記補強フレ
ーム部15の上部は前記アームレスト取付用ブラケット
21と一部または全部が重合するように固定したシート
フレームとしたものである。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
1は車両用シートの背凭シートの骨格フレームであり、
骨格フレーム1は、ヘッドレストのピラーを装着する支
持機構2を有する上部フレーム3を設け、上部フレーム
3の左右両側には側部フレーム4を設け、該側部フレー
ム4の下部は左右方向の下部フレーム5により連結す
る。したがって、骨格フレーム1は、上部フレーム3と
側部フレーム4と下部フレーム5により正面視四角枠形
状に形成する。
1は車両用シートの背凭シートの骨格フレームであり、
骨格フレーム1は、ヘッドレストのピラーを装着する支
持機構2を有する上部フレーム3を設け、上部フレーム
3の左右両側には側部フレーム4を設け、該側部フレー
ム4の下部は左右方向の下部フレーム5により連結す
る。したがって、骨格フレーム1は、上部フレーム3と
側部フレーム4と下部フレーム5により正面視四角枠形
状に形成する。
【0007】前記側部フレーム4の下部にはリクライニ
ング装置等を取付けるブラケット6を固定する。前記側
部フレーム4は、縦の後板部10および縦板部11によ
り断面L型形状に形成し、左右の後板部10には左右方
向のバネ体12を上下に複数並設して両者を連結して着
座者を支持する。
ング装置等を取付けるブラケット6を固定する。前記側
部フレーム4は、縦の後板部10および縦板部11によ
り断面L型形状に形成し、左右の後板部10には左右方
向のバネ体12を上下に複数並設して両者を連結して着
座者を支持する。
【0008】しかして、前記側部フレーム4と前記下部
フレーム5の間には補強フレーム部部15を設ける。補
強フレーム部15は、筒部材16により形成し、その上
部は前記側部フレーム4の縦板部11と略並行の板状の
板部17に形成し、該板部17は前記縦板部11の前後
中間位置に固定する。補強フレーム部15の下部は、前
記側部フレーム4から所定距離内側に位置する下部フレ
ーム5に固定する。したがって、補強フレーム部15
は、側部フレーム4側が高く内側に至るに従い低くなる
ように構成する。
フレーム5の間には補強フレーム部部15を設ける。補
強フレーム部15は、筒部材16により形成し、その上
部は前記側部フレーム4の縦板部11と略並行の板状の
板部17に形成し、該板部17は前記縦板部11の前後
中間位置に固定する。補強フレーム部15の下部は、前
記側部フレーム4から所定距離内側に位置する下部フレ
ーム5に固定する。したがって、補強フレーム部15
は、側部フレーム4側が高く内側に至るに従い低くなる
ように構成する。
【0009】しかして、前記側部フレーム4の側部所定
位置には、アームレスト20を設ける。アームレスト2
0は公知のものであり、側部フレーム4の外面にアーム
レスト取付用ブラケット21を固定し、該アームレスト
取付用ブラケット21に左右方向の横軸22により回動
自在に軸装し、アームレスト20内に設けた調節機構
(図示省略)により先端が上下して、所望位置でロック
されるように構成する。
位置には、アームレスト20を設ける。アームレスト2
0は公知のものであり、側部フレーム4の外面にアーム
レスト取付用ブラケット21を固定し、該アームレスト
取付用ブラケット21に左右方向の横軸22により回動
自在に軸装し、アームレスト20内に設けた調節機構
(図示省略)により先端が上下して、所望位置でロック
されるように構成する。
【0010】そして、アームレスト20を設けた場合の
補強フレーム部15の上部は、側面視前記アームレスト
取付用ブラケット21と一部または全部が重合するよう
に固定する。
補強フレーム部15の上部は、側面視前記アームレスト
取付用ブラケット21と一部または全部が重合するよう
に固定する。
【0011】図5以下は、第2実施例を示し、前記下部
フレーム5に補強フレーム部15を設ける。即ち、第1
実施例では、下部フレーム5と側部フレーム4の間に斜
めに補強フレーム部15を設けているが、第2実施例で
は下部フレーム5と側部フレーム4との取付部分を側部
フレーム4側が高く内側に至るに従い低くなるように形
成して、補強フレーム部15を下部フレーム5と一体的
に構成している。
フレーム5に補強フレーム部15を設ける。即ち、第1
実施例では、下部フレーム5と側部フレーム4の間に斜
めに補強フレーム部15を設けているが、第2実施例で
は下部フレーム5と側部フレーム4との取付部分を側部
フレーム4側が高く内側に至るに従い低くなるように形
成して、補強フレーム部15を下部フレーム5と一体的
に構成している。
【0012】実施例では、前記補強フレーム部15は、
補強後板部24と側部フレーム4の縦板部11と略並行
の補強縦板部25とにより平面(底面)視L型形状に屈
曲形成し、前記側部フレーム4から所定距離内側に位置
する補強後板部24の上縁部分から正面視側部フレーム
4に近づくに従い高くなるように傾斜させた補強傾斜板
部26を形成し、補強傾斜板部26の最も高い部分は前
記アームレスト取付用ブラケット21の近傍に位置させ
る。
補強後板部24と側部フレーム4の縦板部11と略並行
の補強縦板部25とにより平面(底面)視L型形状に屈
曲形成し、前記側部フレーム4から所定距離内側に位置
する補強後板部24の上縁部分から正面視側部フレーム
4に近づくに従い高くなるように傾斜させた補強傾斜板
部26を形成し、補強傾斜板部26の最も高い部分は前
記アームレスト取付用ブラケット21の近傍に位置させ
る。
【0013】また、補強傾斜板部26の傾斜に伴って補
強縦板部25の上端も補強傾斜板部26の最も高い部分
に一致させると共に、補強傾斜板部26および補強縦板
部25の上端は前記アームレスト取付用ブラケット21
の近傍に位置させると、一層強度が向上して、好適であ
る。また、補強傾斜板部26および補強縦板部25の上
端は側面視前記アームレスト取付用ブラケット21と一
部重合するようにすると、強度が向上して、好適であ
る。
強縦板部25の上端も補強傾斜板部26の最も高い部分
に一致させると共に、補強傾斜板部26および補強縦板
部25の上端は前記アームレスト取付用ブラケット21
の近傍に位置させると、一層強度が向上して、好適であ
る。また、補強傾斜板部26および補強縦板部25の上
端は側面視前記アームレスト取付用ブラケット21と一
部重合するようにすると、強度が向上して、好適であ
る。
【0014】また、実施例では、補強傾斜板部26は側
面視上側に至るに従い前側になるように傾斜させ、補強
傾斜板部26および補強縦板部25の上端位置を高くで
き、一層、強度を向上させる。また、前記補強フレーム
部15は、その補強後板部24を前記側部フレーム4の
後板部10に、その補強縦板部25を側部フレーム4の
縦板部11に夫々所定箇所を溶接固定し、側部フレーム
4に対して2面で当接して支持固定される。
面視上側に至るに従い前側になるように傾斜させ、補強
傾斜板部26および補強縦板部25の上端位置を高くで
き、一層、強度を向上させる。また、前記補強フレーム
部15は、その補強後板部24を前記側部フレーム4の
後板部10に、その補強縦板部25を側部フレーム4の
縦板部11に夫々所定箇所を溶接固定し、側部フレーム
4に対して2面で当接して支持固定される。
【0015】しかして、前記下部フレーム5は、側部フ
レーム4との取付部分に補強フレーム部15を構成する
が、左右の補強フレーム部15の間は板部材により形成
した中間板部27により連結する。中間板部27と補強
フレーム部15は一体または別体の何れでもよいが、別
体に形成したときは、補強フレーム部15に対して肉厚
を薄くすることが可能であり、軽量化できて好適であ
る。前記中間板部27は、側面視、上下中間位置が最後
部に位置し、上下側が前側に位置する等屈曲させて強度
を向上させ、また、上下に並設したバネ体12のうち最
も低位置に位置するバネ体12より下方に位置させてい
る。したがって、前記補強傾斜板部26は中間板部27
の上縁と同じ高さから側部フレーム4に近づくに従い高
くなるように傾斜することになり、補強フレーム部15
は側部フレーム4に掛かる荷重を中間板部27と共に支
持する。22aはアームレスト20を取付ける横軸22
の取付孔、28はエアバック等のハーネス(コード部材
等)用の挿通孔である。
レーム4との取付部分に補強フレーム部15を構成する
が、左右の補強フレーム部15の間は板部材により形成
した中間板部27により連結する。中間板部27と補強
フレーム部15は一体または別体の何れでもよいが、別
体に形成したときは、補強フレーム部15に対して肉厚
を薄くすることが可能であり、軽量化できて好適であ
る。前記中間板部27は、側面視、上下中間位置が最後
部に位置し、上下側が前側に位置する等屈曲させて強度
を向上させ、また、上下に並設したバネ体12のうち最
も低位置に位置するバネ体12より下方に位置させてい
る。したがって、前記補強傾斜板部26は中間板部27
の上縁と同じ高さから側部フレーム4に近づくに従い高
くなるように傾斜することになり、補強フレーム部15
は側部フレーム4に掛かる荷重を中間板部27と共に支
持する。22aはアームレスト20を取付ける横軸22
の取付孔、28はエアバック等のハーネス(コード部材
等)用の挿通孔である。
【0016】
【作用】次に作用を述べる。左右の側部フレーム4の上
部に上部フレーム3を、下部に下部フレーム5を夫々固
定し、左右の側部フレーム4に左右方向のバネ体12を
上下に複数並設して骨格フレーム1を構成する。しかし
て、側部フレーム4と下部フレーム5の間には補強フレ
ーム部15を設けているから、上部フレーム3と側部フ
レーム4と下部フレーム5により正面視四角枠形状に形
成した骨格フレーム1であっても、側部フレーム4に掛
る荷重は補強フレーム部15を介して下部フレーム5に
作用し、補強フレーム部15と下部フレーム5により支
持され、それゆえ、荷重は強固に支持され、軽量に構成
しつつ捻じれ荷重にも対応し、全体の剛性を向上させ
る。
部に上部フレーム3を、下部に下部フレーム5を夫々固
定し、左右の側部フレーム4に左右方向のバネ体12を
上下に複数並設して骨格フレーム1を構成する。しかし
て、側部フレーム4と下部フレーム5の間には補強フレ
ーム部15を設けているから、上部フレーム3と側部フ
レーム4と下部フレーム5により正面視四角枠形状に形
成した骨格フレーム1であっても、側部フレーム4に掛
る荷重は補強フレーム部15を介して下部フレーム5に
作用し、補強フレーム部15と下部フレーム5により支
持され、それゆえ、荷重は強固に支持され、軽量に構成
しつつ捻じれ荷重にも対応し、全体の剛性を向上させ
る。
【0017】この場合、補強フレーム部15は筒部材1
6により形成しているから、いろいろな方向からの荷重
を支持でき、捻じれ荷重にも対応し、全体の剛性を向上
させる。即ち、上部フレーム3の左右何れか一方に前方
に向けて荷重が係ると、側部フレーム4の上部は前方に
下部は後方移動するように作用するが、側部フレーム4
に掛る荷重は補強フレーム部15を介して下部フレーム
5に作用し、側部フレーム4と補強フレーム部15と下
部フレーム5との三角形部分で荷重を支持するから、捻
じれ荷重にも対応し、全体の剛性を向上させる。
6により形成しているから、いろいろな方向からの荷重
を支持でき、捻じれ荷重にも対応し、全体の剛性を向上
させる。即ち、上部フレーム3の左右何れか一方に前方
に向けて荷重が係ると、側部フレーム4の上部は前方に
下部は後方移動するように作用するが、側部フレーム4
に掛る荷重は補強フレーム部15を介して下部フレーム
5に作用し、側部フレーム4と補強フレーム部15と下
部フレーム5との三角形部分で荷重を支持するから、捻
じれ荷重にも対応し、全体の剛性を向上させる。
【0018】しかして、補強フレーム部15の上部は前
記側部フレーム4の縦板部11と略並行の板状の縦部板
部17に形成し、該板部17は前記縦板部11の前後中
間位置に固定しているから、縦板部11の前縁と後縁と
が捻じれようとしても、これを支持する。したがって、
補強フレーム部15と側部フレーム4と相俟って捻じれ
荷重にも対応し、全体の剛性を向上させる。また、補強
フレーム部15の下部は、前記側部フレーム4から所定
距離内側に位置する下部フレーム5に固定し、補強フレ
ーム部15は、側部フレーム4側が高く内側に至るに従
い低くなるように構成しているから、側部フレーム4が
下部フレーム5に向かって内側に倒れ込む荷重に対して
も、補強フレーム部15は確実に支持する。
記側部フレーム4の縦板部11と略並行の板状の縦部板
部17に形成し、該板部17は前記縦板部11の前後中
間位置に固定しているから、縦板部11の前縁と後縁と
が捻じれようとしても、これを支持する。したがって、
補強フレーム部15と側部フレーム4と相俟って捻じれ
荷重にも対応し、全体の剛性を向上させる。また、補強
フレーム部15の下部は、前記側部フレーム4から所定
距離内側に位置する下部フレーム5に固定し、補強フレ
ーム部15は、側部フレーム4側が高く内側に至るに従
い低くなるように構成しているから、側部フレーム4が
下部フレーム5に向かって内側に倒れ込む荷重に対して
も、補強フレーム部15は確実に支持する。
【0019】しかして、前記左右の側部フレーム4の両
方またはいずれか一方にアームレスト取付用ブラケット
21を設け、該アームレスト取付用ブラケット21に横
軸22によりアームレスト20を設け、アームレスト2
0を設けた場合の前記補強フレーム部15の上部は、側
面視前記アームレスト取付用ブラケット21と一部また
は全部が重合するように固定しているから、アームレス
ト20によって荷重が掛る最も近い部分を補強フレーム
部15が支持するので、支持を確実にし、全体の剛性を
向上させる。
方またはいずれか一方にアームレスト取付用ブラケット
21を設け、該アームレスト取付用ブラケット21に横
軸22によりアームレスト20を設け、アームレスト2
0を設けた場合の前記補強フレーム部15の上部は、側
面視前記アームレスト取付用ブラケット21と一部また
は全部が重合するように固定しているから、アームレス
ト20によって荷重が掛る最も近い部分を補強フレーム
部15が支持するので、支持を確実にし、全体の剛性を
向上させる。
【0020】即ち、アームレスト20により側部フレー
ム4に垂直方向に荷重が掛かるが、補強フレーム部15
と下部フレーム5により支持される。また、アームレス
ト20は、その基部を骨格フレーム1に片持状態に取付
けるので、先端は自由端になって左右に振れる方向に荷
重が掛かり、この左右方向に振る荷重は側部フレーム4
を捩じるように作用するが、これも補強フレーム部15
と下部フレーム5により支持して、捩じりを防止する。
ム4に垂直方向に荷重が掛かるが、補強フレーム部15
と下部フレーム5により支持される。また、アームレス
ト20は、その基部を骨格フレーム1に片持状態に取付
けるので、先端は自由端になって左右に振れる方向に荷
重が掛かり、この左右方向に振る荷重は側部フレーム4
を捩じるように作用するが、これも補強フレーム部15
と下部フレーム5により支持して、捩じりを防止する。
【0021】即ち、補強フレーム部15は側部フレーム
4の縦板部11の前後中間位置に固定しているから、ア
ームレスト20の先端の左右振れによって横軸22が側
部フレーム4を捩じろうとするのを補強フレーム部15
の前後幅によって、阻止して捻じれを防止する。特に、
補強フレーム部15は、側面視補強フレーム部15と側
部フレーム4との固定部は前記アームレスト取付用ブラ
ケット21と重合さているから、アームレスト取付用ブ
ラケット21により強度が向上している部分の側部フレ
ーム4に補強フレーム部15を固定することになって、
側部フレーム4と下部フレーム5の連結強度を向上さ
せ、一層強固に支持される。また、補強フレーム部15
の上部はアームレスト20の取付部近傍に位置するか
ら、モーメント作用を受けにくくでき、強固に支持す
る。
4の縦板部11の前後中間位置に固定しているから、ア
ームレスト20の先端の左右振れによって横軸22が側
部フレーム4を捩じろうとするのを補強フレーム部15
の前後幅によって、阻止して捻じれを防止する。特に、
補強フレーム部15は、側面視補強フレーム部15と側
部フレーム4との固定部は前記アームレスト取付用ブラ
ケット21と重合さているから、アームレスト取付用ブ
ラケット21により強度が向上している部分の側部フレ
ーム4に補強フレーム部15を固定することになって、
側部フレーム4と下部フレーム5の連結強度を向上さ
せ、一層強固に支持される。また、補強フレーム部15
の上部はアームレスト20の取付部近傍に位置するか
ら、モーメント作用を受けにくくでき、強固に支持す
る。
【0022】したがって、四角枠形状に形成した骨格フ
レーム1の全体の剛性を向上させ、かつ、アームレスト
20にかかる荷重までも支持し得る最も効率のよい合理
的配置となる。
レーム1の全体の剛性を向上させ、かつ、アームレスト
20にかかる荷重までも支持し得る最も効率のよい合理
的配置となる。
【0023】図5以下の第2実施例では、下部フレーム
5と側部フレーム4との取付部分を側部フレーム4側が
高く内側に至るに従い低くなるように形成して、補強フ
レーム部15を下部フレーム5と一体的に構成している
から、前記第1実施例と同様に作用を奏し、側部フレー
ム4に掛る荷重は補強フレーム部15を介して下部フレ
ーム5の中間板部27に作用し、補強フレーム部15と
中間板部27により支持され、側部フレーム4の上部は
前方に下部は後方移動するような荷重に対しても側部フ
レーム4と補強フレーム部15と中間板部27との三角
形部分で荷重を支持するから、捻じれ荷重にも対応し、
全体の剛性を向上させる。
5と側部フレーム4との取付部分を側部フレーム4側が
高く内側に至るに従い低くなるように形成して、補強フ
レーム部15を下部フレーム5と一体的に構成している
から、前記第1実施例と同様に作用を奏し、側部フレー
ム4に掛る荷重は補強フレーム部15を介して下部フレ
ーム5の中間板部27に作用し、補強フレーム部15と
中間板部27により支持され、側部フレーム4の上部は
前方に下部は後方移動するような荷重に対しても側部フ
レーム4と補強フレーム部15と中間板部27との三角
形部分で荷重を支持するから、捻じれ荷重にも対応し、
全体の剛性を向上させる。
【0024】また、補強フレーム部15の補強縦板部2
5は前記側部フレーム4の縦板部11と略並行に形成
し、補強傾斜板部26は側面視上方に至るに従い前側に
傾斜しているから、縦板部11の前縁と後縁とが捻じれ
ようとしても、これを一層強固に支持する。したがっ
て、補強フレーム部15と側部フレーム4と相俟って捻
じれ荷重にも対応し、全体の剛性を向上させる。
5は前記側部フレーム4の縦板部11と略並行に形成
し、補強傾斜板部26は側面視上方に至るに従い前側に
傾斜しているから、縦板部11の前縁と後縁とが捻じれ
ようとしても、これを一層強固に支持する。したがっ
て、補強フレーム部15と側部フレーム4と相俟って捻
じれ荷重にも対応し、全体の剛性を向上させる。
【0025】また、補強フレーム部15の補強後板部2
4には、前記側部フレーム4から所定距離内側の部分か
ら側部フレーム4に至るに従い高くなる傾斜の補強傾斜
板部26を形成しているから、側部フレーム4が下部フ
レーム5に向かって内側に倒れ込む荷重に対しても、補
強フレーム部15は確実に支持する。また、前記左右の
側部フレーム4の両方またはいずれか一方にアームレス
ト20を設けた場合も、アームレスト20によって荷重
が掛る最も近い部分を補強フレーム部15が支持するの
で、支持を確実にし、全体の剛性を向上させる。
4には、前記側部フレーム4から所定距離内側の部分か
ら側部フレーム4に至るに従い高くなる傾斜の補強傾斜
板部26を形成しているから、側部フレーム4が下部フ
レーム5に向かって内側に倒れ込む荷重に対しても、補
強フレーム部15は確実に支持する。また、前記左右の
側部フレーム4の両方またはいずれか一方にアームレス
ト20を設けた場合も、アームレスト20によって荷重
が掛る最も近い部分を補強フレーム部15が支持するの
で、支持を確実にし、全体の剛性を向上させる。
【0026】また、実施例では、補強傾斜板部26は側
面視上側に至るに従い前側になるように傾斜させている
から、補強傾斜板部26および補強縦板部25の上端位
置はアームレスト取付用ブラケット21を避けて可及的
に高くでき、一層、補強フレーム部15と側部フレーム
4との支持面積を広げ、強度を向上させる。
面視上側に至るに従い前側になるように傾斜させている
から、補強傾斜板部26および補強縦板部25の上端位
置はアームレスト取付用ブラケット21を避けて可及的
に高くでき、一層、補強フレーム部15と側部フレーム
4との支持面積を広げ、強度を向上させる。
【0027】また、前記補強フレーム部15は、補強後
板部24を前記側部フレーム4の後板部10に、補強縦
板部25は側部フレーム4の縦板部11に夫々所定箇所
を溶接固定し、側部フレーム4に対して2面で当接して
溶接固定されているから、側部フレーム4の後板部10
と縦板部11とが、互いに開いたりあるいは閉じたりす
る方向の荷重を強固に支持する。
板部24を前記側部フレーム4の後板部10に、補強縦
板部25は側部フレーム4の縦板部11に夫々所定箇所
を溶接固定し、側部フレーム4に対して2面で当接して
溶接固定されているから、側部フレーム4の後板部10
と縦板部11とが、互いに開いたりあるいは閉じたりす
る方向の荷重を強固に支持する。
【0028】しかして、下部フレーム5は、側部フレー
ム4との取付部分に板部材により補強フレーム部15を
構成し、左右の補強フレーム部15の間は板部材により
形成した中間板部27により連結しているから、製造が
容易であり、荷重に対する強度確保のための設計も容易
である。この場合、中間板部27と補強フレーム部15
は一体または別体の何れでもよいが、別体に形成したと
きは、補強フレーム部15に対して肉厚を薄くすること
が可能であり、軽量化できて好適である。
ム4との取付部分に板部材により補強フレーム部15を
構成し、左右の補強フレーム部15の間は板部材により
形成した中間板部27により連結しているから、製造が
容易であり、荷重に対する強度確保のための設計も容易
である。この場合、中間板部27と補強フレーム部15
は一体または別体の何れでもよいが、別体に形成したと
きは、補強フレーム部15に対して肉厚を薄くすること
が可能であり、軽量化できて好適である。
【0029】しかして、下部フレーム5の中間板部27
は、上下に並設したバネ体12のうち最も低位置に位置
するバネ体12より下方に位置させているから、中間板
部27が着座者に当たることはなく、着座感を向上させ
ながら、フレーム強度を確保する。
は、上下に並設したバネ体12のうち最も低位置に位置
するバネ体12より下方に位置させているから、中間板
部27が着座者に当たることはなく、着座感を向上させ
ながら、フレーム強度を確保する。
【0030】
【効果】本発明は、左右一対の側部フレーム4と上部フ
レーム3と下部フレーム5により四角枠形状に形成した
車両用シートの背凭シートの骨格フレームにおいて、前
記側部フレーム4と前記下部フレーム5の間には側部フ
レーム4側が高く内側に至るに従い低くなるように傾斜
した補強フレーム部15を設けたシートフレームとした
ものであるから、荷重は強固に支持され、軽量に構成し
つつ捻じれ荷重にも対応し、全体の剛性を向上させる。
本発明は、前記補強フレーム部15は、前記下部フレー
ム5と側部フレーム4との取付部分を側部フレーム4側
が高く内側に至るに従い低くなるように形成して下部フ
レーム5と一体的に形成して構成したシートフレームと
したものであるから、荷重は強固に支持され、軽量に構
成しつつ捻じれ荷重にも対応し、全体の剛性を向上させ
る。本発明は、前記補強フレーム部15の上部は前記側
部フレーム4の縦板部11の前後中間位置に固定したシ
ートフレームとしたものであるから、補強フレーム部1
5と側部フレーム4と相俟って捻じれ荷重に対応し、全
体の剛性を向上させる。本発明は、前記補強フレーム部
15の上部は前記側部フレーム4の縦板部11の前後中
間位置に固定したシートフレームとしたものであるか
ら、特に、アームレスト20を設けた場合の先端の左右
振れによる側部フレーム4の捩じれを補強フレーム部1
5の前後幅によって、阻止して捻じれを防止する。本発
明は、前記補強フレーム部15は、側部フレーム4の後
板部10と縦板部11と夫々略並行な補強後板部24と
補強縦板部25と前記側部フレーム4から所定距離内側
に位置する補強後板部24の上縁部分から側部フレーム
4に近づくに従い高くなるように傾斜させた補強傾斜板
部26により形成し、補強傾斜板部26は側面視上側に
至るに従い前側になるように傾斜させたシートフレーム
としたものであるから、縦板部11の前縁と後縁とが捻
じれようとしても、これを一層強固に支持する。したが
って、補強フレーム部15と側部フレーム4と相俟って
捻じれ荷重にも対応し、全体の剛性を向上させる。本発
明は、前記補強フレーム部15は、補強後板部24と補
強縦板部25と補強傾斜板部26とを前記側部フレーム
4の後板部10と縦板部11の夫々に所定箇所を溶接固
定したシートフレームとしたものであるから、側部フレ
ーム4の後板部10と縦板部11とが、互いに開いたり
あるいは閉じたりする方向の荷重を強固に支持する。本
発明は、前記下部フレーム5は、左右の補強フレーム部
15と該補強フレーム部15の間の中間板部27により
構成し、中間板部27は補強フレーム部15と一体また
は別体に形成したシートフレームとしたものであるか
ら、製造が容易であり、荷重に対する強度確保のための
設計も容易である。本発明は、前記側部フレーム4の側
部外面にはアームレスト20のアームレスト取付用ブラ
ケット21を設け、前記補強フレーム部15の上部は前
記アームレスト取付用ブラケット21と一部または全部
が重合するように固定したシートフレームとしたもので
あるから、アームレスト取付用ブラケット21により強
度が向上している部分の側部フレーム4に補強フレーム
部15を固定することになって、側部フレーム4と下部
フレーム5の連結強度を向上させ、一層強固に支持され
る。
レーム3と下部フレーム5により四角枠形状に形成した
車両用シートの背凭シートの骨格フレームにおいて、前
記側部フレーム4と前記下部フレーム5の間には側部フ
レーム4側が高く内側に至るに従い低くなるように傾斜
した補強フレーム部15を設けたシートフレームとした
ものであるから、荷重は強固に支持され、軽量に構成し
つつ捻じれ荷重にも対応し、全体の剛性を向上させる。
本発明は、前記補強フレーム部15は、前記下部フレー
ム5と側部フレーム4との取付部分を側部フレーム4側
が高く内側に至るに従い低くなるように形成して下部フ
レーム5と一体的に形成して構成したシートフレームと
したものであるから、荷重は強固に支持され、軽量に構
成しつつ捻じれ荷重にも対応し、全体の剛性を向上させ
る。本発明は、前記補強フレーム部15の上部は前記側
部フレーム4の縦板部11の前後中間位置に固定したシ
ートフレームとしたものであるから、補強フレーム部1
5と側部フレーム4と相俟って捻じれ荷重に対応し、全
体の剛性を向上させる。本発明は、前記補強フレーム部
15の上部は前記側部フレーム4の縦板部11の前後中
間位置に固定したシートフレームとしたものであるか
ら、特に、アームレスト20を設けた場合の先端の左右
振れによる側部フレーム4の捩じれを補強フレーム部1
5の前後幅によって、阻止して捻じれを防止する。本発
明は、前記補強フレーム部15は、側部フレーム4の後
板部10と縦板部11と夫々略並行な補強後板部24と
補強縦板部25と前記側部フレーム4から所定距離内側
に位置する補強後板部24の上縁部分から側部フレーム
4に近づくに従い高くなるように傾斜させた補強傾斜板
部26により形成し、補強傾斜板部26は側面視上側に
至るに従い前側になるように傾斜させたシートフレーム
としたものであるから、縦板部11の前縁と後縁とが捻
じれようとしても、これを一層強固に支持する。したが
って、補強フレーム部15と側部フレーム4と相俟って
捻じれ荷重にも対応し、全体の剛性を向上させる。本発
明は、前記補強フレーム部15は、補強後板部24と補
強縦板部25と補強傾斜板部26とを前記側部フレーム
4の後板部10と縦板部11の夫々に所定箇所を溶接固
定したシートフレームとしたものであるから、側部フレ
ーム4の後板部10と縦板部11とが、互いに開いたり
あるいは閉じたりする方向の荷重を強固に支持する。本
発明は、前記下部フレーム5は、左右の補強フレーム部
15と該補強フレーム部15の間の中間板部27により
構成し、中間板部27は補強フレーム部15と一体また
は別体に形成したシートフレームとしたものであるか
ら、製造が容易であり、荷重に対する強度確保のための
設計も容易である。本発明は、前記側部フレーム4の側
部外面にはアームレスト20のアームレスト取付用ブラ
ケット21を設け、前記補強フレーム部15の上部は前
記アームレスト取付用ブラケット21と一部または全部
が重合するように固定したシートフレームとしたもので
あるから、アームレスト取付用ブラケット21により強
度が向上している部分の側部フレーム4に補強フレーム
部15を固定することになって、側部フレーム4と下部
フレーム5の連結強度を向上させ、一層強固に支持され
る。
【図1】 フレームの一部斜視図。
【図2】 補強フレーム部の取付部分の斜視図。
【図3】 フレームの一部正面図。
【図4】 フレームの一部側面図。
【図5】 第2実施例のフレームの斜視図。
【図6】 同側面図。
【図7】 下部フレームの正面図。
【図8】 同一部正面図。
【図9】 下部フレームを分割形成した実施例の一部
正面図。
正面図。
【図10】 補強フレーム部の正面図。
【図11】 同底面図。
1…骨格フレーム、2…支持機構、3…上部フレーム、
4…側部フレーム、5…下部フレーム、6…ブラケッ
ト、10…後板部、11…縦板部、12…バネ体、15
…補強フレーム部、16…筒部材、17…板部、20…
アームレスト、21…アームレスト取付用ブラケット、
22…横軸、24…補強後板部、25…補強縦板部、2
6…補強傾斜板部、27…中間板部。
4…側部フレーム、5…下部フレーム、6…ブラケッ
ト、10…後板部、11…縦板部、12…バネ体、15
…補強フレーム部、16…筒部材、17…板部、20…
アームレスト、21…アームレスト取付用ブラケット、
22…横軸、24…補強後板部、25…補強縦板部、2
6…補強傾斜板部、27…中間板部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大森 操 栃木県塩谷郡高根沢町大字太田字治部沢 118の1 テイ・エス テック株式会社技 術センター内 Fターム(参考) 3B084 EA01
Claims (7)
- 【請求項1】 左右一対の側部フレーム4と上部フレー
ム3と下部フレーム5により四角枠形状に形成した車両
用シートの背凭シートの骨格フレームにおいて、前記側
部フレーム4と前記下部フレーム5の間には側部フレー
ム4側が高く内側に至るに従い低くなるように傾斜した
補強フレーム部15を設けたシートフレーム。 - 【請求項2】 請求項1において、前記補強フレーム部
15は、前記下部フレーム5と側部フレーム4との取付
部分を側部フレーム4側が高く内側に至るに従い低くな
るように形成して下部フレーム5と一体的に形成して構
成したシートフレーム。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、前記
補強フレーム部15の上部は前記側部フレーム4の縦板
部11の前後中間位置に固定したシートフレーム。 - 【請求項4】 請求項1または請求項2または請求項3
において、前記補強フレーム部15は、側部フレーム4
の後板部10と縦板部11と夫々略並行な補強後板部2
4と補強縦板部25と前記側部フレーム4から所定距離
内側に位置する補強後板部24の上縁部分から側部フレ
ーム4に近づくに従い高くなるように傾斜させた補強傾
斜板部26により形成し、補強傾斜板部26は側面視上
側に至るに従い前側になるように傾斜させたシートフレ
ーム。 - 【請求項5】 請求項4において、前記補強フレーム部
15は、補強後板部24と補強縦板部25と補強傾斜板
部26とを前記側部フレーム4の後板部10と縦板部1
1の夫々に所定箇所を溶接固定したシートフレーム。 - 【請求項6】 請求項4または請求項5において、前記
下部フレーム5は、左右の補強フレーム部15と該補強
フレーム部15の間の中間板部27により構成し、中間
板部27は補強フレーム部15と一体または別体に形成
したシートフレーム。 - 【請求項7】 請求項1または請求項2または請求項3
または請求項4または請求項5または請求項6におい
て、前記側部フレーム4の側部外面にはアームレスト2
0のアームレスト取付用ブラケット21を設け、前記補
強フレーム部15の上部は前記アームレスト取付用ブラ
ケット21と一部または全部が重合するように固定した
シートフレーム。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11337287A JP2000350637A (ja) | 1999-04-08 | 1999-11-29 | シートフレーム |
PCT/JP2000/008371 WO2001039632A1 (fr) | 1999-11-29 | 2000-11-28 | Ensemble chassis pour dossier de siege d'un vehicule |
AT00977980T ATE338493T1 (de) | 1999-11-29 | 2000-11-28 | Rückenlehnrahmen für einen fahrzeugsitz |
CA2361522A CA2361522C (en) | 1999-11-29 | 2000-11-28 | Seat back frame assembly for vehicle seat |
EP00977980A EP1179308B1 (en) | 1999-11-29 | 2000-11-28 | Seat back frame assembly of vehicle seat |
BRPI0007728-3A BR0007728B1 (pt) | 1999-11-29 | 2000-11-28 | conjunto de estrutura de encosto de assento para um assento de veÍculo. |
US09/890,397 US6499807B1 (en) | 1999-11-29 | 2000-11-28 | Seat back frame assembly of vehicle seat |
AU15535/01A AU1553501A (en) | 1999-11-29 | 2000-11-28 | Seat back frame assembly of vehicle seat |
CNB008032246A CN1211040C (zh) | 1999-11-29 | 2000-11-28 | 车座靠背的支架组件 |
DE60030556T DE60030556T2 (de) | 1999-11-29 | 2000-11-28 | Rückenlehnrahmen für einen fahrzeugsitz |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-100904 | 1999-04-08 | ||
JP10090499 | 1999-04-08 | ||
JP11337287A JP2000350637A (ja) | 1999-04-08 | 1999-11-29 | シートフレーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000350637A true JP2000350637A (ja) | 2000-12-19 |
JP2000350637A5 JP2000350637A5 (ja) | 2004-07-22 |
Family
ID=26441846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11337287A Pending JP2000350637A (ja) | 1999-04-08 | 1999-11-29 | シートフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000350637A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2896201A1 (fr) * | 2005-12-30 | 2007-07-20 | Tachi S Co | Armature de dossier de siege, notamment pour vehicule automobile, permettant le montage d'un accoudoir |
CN100515828C (zh) * | 2006-01-17 | 2009-07-22 | 株式会社塔捷斯 | 用于汽车座椅的座椅靠背框架 |
JP2010173436A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Ts Tech Co Ltd | 乗物用シート |
JP2012071006A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Ts Tech Co Ltd | シートバックフレーム |
JP2013252727A (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シートフレーム |
EP1493618B1 (en) * | 2003-07-02 | 2014-04-23 | Fico Cables Lda | Seat structure |
DE102014219168A1 (de) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Sitzrahmen eines verkehrsmittelsitzes |
JP2016175630A (ja) * | 2015-04-22 | 2016-10-06 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート |
CN106335414A (zh) * | 2015-07-08 | 2017-01-18 | 丰田纺织株式会社 | 交通工具座椅 |
JP2018043670A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
JP2022132426A (ja) * | 2021-02-03 | 2022-09-08 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート |
-
1999
- 1999-11-29 JP JP11337287A patent/JP2000350637A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1493618B1 (en) * | 2003-07-02 | 2014-04-23 | Fico Cables Lda | Seat structure |
FR2896201A1 (fr) * | 2005-12-30 | 2007-07-20 | Tachi S Co | Armature de dossier de siege, notamment pour vehicule automobile, permettant le montage d'un accoudoir |
US7284800B2 (en) | 2005-12-30 | 2007-10-23 | Tachi-S Co., Ltd. | Seat back frame for automotive seat |
CN100515828C (zh) * | 2006-01-17 | 2009-07-22 | 株式会社塔捷斯 | 用于汽车座椅的座椅靠背框架 |
JP2010173436A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Ts Tech Co Ltd | 乗物用シート |
JP2012071006A (ja) * | 2010-09-29 | 2012-04-12 | Ts Tech Co Ltd | シートバックフレーム |
JP2013252727A (ja) * | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シートフレーム |
US9296316B2 (en) | 2013-09-30 | 2016-03-29 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Seat frame of conveyance seat |
DE102014219168A1 (de) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Sitzrahmen eines verkehrsmittelsitzes |
JP2016175630A (ja) * | 2015-04-22 | 2016-10-06 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート |
CN106335414A (zh) * | 2015-07-08 | 2017-01-18 | 丰田纺织株式会社 | 交通工具座椅 |
JP2017019345A (ja) * | 2015-07-08 | 2017-01-26 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
US10272809B2 (en) | 2015-07-08 | 2019-04-30 | Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha | Vehicle seat |
JP2018043670A (ja) * | 2016-09-15 | 2018-03-22 | トヨタ紡織株式会社 | 乗物用シート |
JP2022132426A (ja) * | 2021-02-03 | 2022-09-08 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート |
JP7393684B2 (ja) | 2021-02-03 | 2023-12-07 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート |
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