JP2000350123A - 画像選択装置、カメラ、画像選択方法及び記録媒体 - Google Patents
画像選択装置、カメラ、画像選択方法及び記録媒体Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B19/00—Cameras
- G03B19/02—Still-picture cameras
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/765—Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus
- H04N5/77—Interface circuits between an apparatus for recording and another apparatus between a recording apparatus and a television camera
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 撮影した複数の画像から所望の画像を自動的
に選択する画像選択装置及びカメラを提供する。 【解決手段】 本発明の画像選択装置は、被写体を撮像
する入力部20と、入力部20から受け取るアナログ信
号をデジタル信号に変換するA/D変換部30と、入力
部20から出力された複数の画像を格納するメモリ40
と、メモリ40に格納された複数の画像から所望の画像
を選択する制御ユニット50と、制御ユニット50が出
力した所望の画像を記録する記録部90と、記録部90
に記録された所望の画像を出力する出力部92とを備え
る。
に選択する画像選択装置及びカメラを提供する。 【解決手段】 本発明の画像選択装置は、被写体を撮像
する入力部20と、入力部20から受け取るアナログ信
号をデジタル信号に変換するA/D変換部30と、入力
部20から出力された複数の画像を格納するメモリ40
と、メモリ40に格納された複数の画像から所望の画像
を選択する制御ユニット50と、制御ユニット50が出
力した所望の画像を記録する記録部90と、記録部90
に記録された所望の画像を出力する出力部92とを備え
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像選択装置及び
カメラに関する。特に本発明は、撮影した複数の画像か
ら所望の画像を自動的に選択する画像選択装置及びカメ
ラに関する。
カメラに関する。特に本発明は、撮影した複数の画像か
ら所望の画像を自動的に選択する画像選択装置及びカメ
ラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、人物を被写体として撮影する場
合、被写体に対し撮影した写真に満足させるために写真
を修正する技術が知られている。しかし、写真の修正は
高度な技術を要し、しかも、例えば人が瞬きしている瞬
間の写真を瞬きしていない写真に修正することや、笑っ
ていない人の写真を笑っているように修正することは難
しい。
合、被写体に対し撮影した写真に満足させるために写真
を修正する技術が知られている。しかし、写真の修正は
高度な技術を要し、しかも、例えば人が瞬きしている瞬
間の写真を瞬きしていない写真に修正することや、笑っ
ていない人の写真を笑っているように修正することは難
しい。
【0003】一方、従来、複数の写真を連続的に撮影し
ておき、撮影した複数の画像をまとめて画面表示させ
て、その中から満足する画像を人間に選択させる技術が
知られている(特開平9−212620、特開平10−
191216)。
ておき、撮影した複数の画像をまとめて画面表示させ
て、その中から満足する画像を人間に選択させる技術が
知られている(特開平9−212620、特開平10−
191216)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来は、撮影し
た複数の画像から良好な画像を選択するのはあくまで被
写体又は撮影者であり、人間の判断を介さなければ良好
な画像を選択できないので面倒であった。また、従来の
技術は、証明写真スタジオ等のごく限られた場所にしか
用いることができず、しかもラボのように被写体や撮影
者がいない場所では良好な画像を事実上選択することが
できなかった。さらに、被写体が複数の人物である場
合、複数の人物全員が満足できる写真を選択するのは困
難であった。
た複数の画像から良好な画像を選択するのはあくまで被
写体又は撮影者であり、人間の判断を介さなければ良好
な画像を選択できないので面倒であった。また、従来の
技術は、証明写真スタジオ等のごく限られた場所にしか
用いることができず、しかもラボのように被写体や撮影
者がいない場所では良好な画像を事実上選択することが
できなかった。さらに、被写体が複数の人物である場
合、複数の人物全員が満足できる写真を選択するのは困
難であった。
【0005】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる画像選択装置及びカメラを提供することを目
的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に
記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項
は本発明のさらなる有利な具体例を規定する。
とのできる画像選択装置及びカメラを提供することを目
的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に
記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項
は本発明のさらなる有利な具体例を規定する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の形態においては、被写体を撮像して
得られた複数の画像から所望の画像を選択する画像選択
装置であって、前記画像から主要被写体を抽出する抽出
部と、前記主要被写体に関する所定の選択条件を記憶す
る条件記憶部と、複数の前記画像より抽出された複数の
前記主要被写体から、前記選択条件を満たした良好主要
被写体を選択し、さらに、前記良好主要被写体が含まれ
る良好画像を複数の前記画像から特定する選択部とを備
える。
に、本発明の第1の形態においては、被写体を撮像して
得られた複数の画像から所望の画像を選択する画像選択
装置であって、前記画像から主要被写体を抽出する抽出
部と、前記主要被写体に関する所定の選択条件を記憶す
る条件記憶部と、複数の前記画像より抽出された複数の
前記主要被写体から、前記選択条件を満たした良好主要
被写体を選択し、さらに、前記良好主要被写体が含まれ
る良好画像を複数の前記画像から特定する選択部とを備
える。
【0007】前記抽出部は、前記被写体の各部までの距
離を示す奥行き分布情報に基づいて前記画像から前記主
要被写体を抽出してもよく、前記抽出部は、前記画像に
含まれる画像情報に基づいて前記画像から前記主要被写
体を抽出してもよい。また、前記抽出部は、一つの前記
画像から複数体の前記主要被写体を抽出してもよく、前
記選択部は、複数の前記画像に含まれる前記主要被写体
から、複数体の前記主要被写体ごとに前記良好主要被写
体を選択してもよい。
離を示す奥行き分布情報に基づいて前記画像から前記主
要被写体を抽出してもよく、前記抽出部は、前記画像に
含まれる画像情報に基づいて前記画像から前記主要被写
体を抽出してもよい。また、前記抽出部は、一つの前記
画像から複数体の前記主要被写体を抽出してもよく、前
記選択部は、複数の前記画像に含まれる前記主要被写体
から、複数体の前記主要被写体ごとに前記良好主要被写
体を選択してもよい。
【0008】前記抽出部は、前記画像に含まれる画像情
報に基づいて前記主要被写体から注目部位を検出しても
よく、前記選択条件は、前記注目部位に関する所定の選
択条件を含んでもよく、前記選択部は、複数の前記画像
に含まれる前記主要被写体から、前記選択条件を満たし
た前記注目部位を含む良好主要被写体を選択してもよ
い。また、前記抽出部は、一つの前記画像から複数体の
前記主要被写体を抽出する場合に、複数体の前記主要被
写体ごとに前記注目部位を検出してもよく、前記選択部
は、複数の前記画像に含まれる前記主要被写体から、前
記選択条件を満たした前記注目部位を含む良好主要被写
体を、複数体の前記主要被写体ごとに選択してもよい。
報に基づいて前記主要被写体から注目部位を検出しても
よく、前記選択条件は、前記注目部位に関する所定の選
択条件を含んでもよく、前記選択部は、複数の前記画像
に含まれる前記主要被写体から、前記選択条件を満たし
た前記注目部位を含む良好主要被写体を選択してもよ
い。また、前記抽出部は、一つの前記画像から複数体の
前記主要被写体を抽出する場合に、複数体の前記主要被
写体ごとに前記注目部位を検出してもよく、前記選択部
は、複数の前記画像に含まれる前記主要被写体から、前
記選択条件を満たした前記注目部位を含む良好主要被写
体を、複数体の前記主要被写体ごとに選択してもよい。
【0009】前記選択部は、複数の前記主要被写体が異
なる前記画像において前記選択条件を満たす場合に、前
記選択条件を満たした複数の前記主要被写体を1つの画
像に合成してもよい。
なる前記画像において前記選択条件を満たす場合に、前
記選択条件を満たした複数の前記主要被写体を1つの画
像に合成してもよい。
【0010】本発明の第2の形態においては、被写体を
撮像する入力部と、前記入力部により得られた複数の画
像から主要被写体を抽出する抽出部と、前記主要被写体
に関する所定の選択条件を記憶する条件記憶部と、前記
選択条件を満たした良好主要被写体を複数の前記画像に
含まれる前記主要被写体から選択し、さらに、前記良好
主要被写体が含まれる良好画像を複数の前記画像から特
定する選択部とを備える。
撮像する入力部と、前記入力部により得られた複数の画
像から主要被写体を抽出する抽出部と、前記主要被写体
に関する所定の選択条件を記憶する条件記憶部と、前記
選択条件を満たした良好主要被写体を複数の前記画像に
含まれる前記主要被写体から選択し、さらに、前記良好
主要被写体が含まれる良好画像を複数の前記画像から特
定する選択部とを備える。
【0011】前記入力部は、前記被写体を複数の異なる
視点から撮像する視差画像を入力する手段を有し、前記
抽出部は、前記視差画像に基づいて前記被写体の各部ま
での距離を示す奥行き分布情報を抽出する手段と、前記
主要被写体を前記奥行き分布情報に基づいて抽出する手
段とをさらに有してもよい。また、前記条件記憶部は、
複数の前記選択条件を記憶し、さらに、複数の前記選択
条件の中から所望の条件を少なくとも一つ選択して予め
設定する手段を有してもよい。
視点から撮像する視差画像を入力する手段を有し、前記
抽出部は、前記視差画像に基づいて前記被写体の各部ま
での距離を示す奥行き分布情報を抽出する手段と、前記
主要被写体を前記奥行き分布情報に基づいて抽出する手
段とをさらに有してもよい。また、前記条件記憶部は、
複数の前記選択条件を記憶し、さらに、複数の前記選択
条件の中から所望の条件を少なくとも一つ選択して予め
設定する手段を有してもよい。
【0012】本発明の第3の形態においては、被写体を
撮像して得られた複数の画像から所望の画像を選択する
画像選択方法であって、前記画像から主要被写体を抽出
する抽出段階と、複数の前記画像より抽出された複数の
前記主要被写体から、前記選択条件を満たした良好主要
被写体を選択し、さらに、前記良好主要被写体が含まれ
る画像を複数の前記画像から特定する選択段階とを備え
る。
撮像して得られた複数の画像から所望の画像を選択する
画像選択方法であって、前記画像から主要被写体を抽出
する抽出段階と、複数の前記画像より抽出された複数の
前記主要被写体から、前記選択条件を満たした良好主要
被写体を選択し、さらに、前記良好主要被写体が含まれ
る画像を複数の前記画像から特定する選択段階とを備え
る。
【0013】前記抽出段階は、前記被写体の各部までの
距離を示す奥行き分布情報に基づいて前記画像から前記
主要被写体を抽出する段階を有してもよく、前記抽出段
階は、前記画像に含まれる画像情報に基づいて前記画像
から前記主要被写体を抽出してもよい。また、前記抽出
段階は、一つの前記画像から複数体の前記主要被写体を
抽出する段階をさらに有し、前記選択段階は、複数の前
記画像に含まれる前記主要被写体から、複数体の前記主
要被写体ごとに前記良好主要被写体を選択する段階をさ
らに有してもよい。
距離を示す奥行き分布情報に基づいて前記画像から前記
主要被写体を抽出する段階を有してもよく、前記抽出段
階は、前記画像に含まれる画像情報に基づいて前記画像
から前記主要被写体を抽出してもよい。また、前記抽出
段階は、一つの前記画像から複数体の前記主要被写体を
抽出する段階をさらに有し、前記選択段階は、複数の前
記画像に含まれる前記主要被写体から、複数体の前記主
要被写体ごとに前記良好主要被写体を選択する段階をさ
らに有してもよい。
【0014】前記抽出段階は、前記主要被写体から注目
部位を検出する段階をさらに有し、前記選択条件は、前
記注目部位に関する所定の選択条件を含み、前記選択段
階は、複数の前記画像に含まれる前記主要被写体から、
前記選択条件を満たした前記注目部位を含む良好主要被
写体を選択する段階をさらに有してもよい。
部位を検出する段階をさらに有し、前記選択条件は、前
記注目部位に関する所定の選択条件を含み、前記選択段
階は、複数の前記画像に含まれる前記主要被写体から、
前記選択条件を満たした前記注目部位を含む良好主要被
写体を選択する段階をさらに有してもよい。
【0015】本発明の第4の形態においては、被写体を
撮像して得られた複数の画像から所望の画像を選択する
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であって、前記プログラムが、前記コンピュータに
働きかけて、複数の前記画像から主要被写体を抽出させ
る手順と、前記コンピュータに働きかけて、所定の選択
条件を満たした良好主要被写体を複数の前記画像に含ま
れる前記主要被写体から選択させ、さらに、前記良好主
要被写体が含まれる画像を複数の前記画像から特定させ
る手順とを備える。
撮像して得られた複数の画像から所望の画像を選択する
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であって、前記プログラムが、前記コンピュータに
働きかけて、複数の前記画像から主要被写体を抽出させ
る手順と、前記コンピュータに働きかけて、所定の選択
条件を満たした良好主要被写体を複数の前記画像に含ま
れる前記主要被写体から選択させ、さらに、前記良好主
要被写体が含まれる画像を複数の前記画像から特定させ
る手順とを備える。
【0016】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションもまた発明となりうる。
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションもまた発明となりうる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲
に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中
で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決
手段に必須であるとは限らない。
本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲
に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中
で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決
手段に必須であるとは限らない。
【0018】図1は、本発明の第1実施形態におけるカ
メラの構成図である。本実施形態のカメラは、連続的に
撮影した複数の画像から所望の画像(良好画像)を所定
の選択条件に基づいて自動的に選択する。本実施形態の
カメラは、入力部20とA/D変換部30とメモリ40
と制御ユニット50と記録部90と出力部92とを備え
る。本実施形態のカメラには、例えばデジタルスチール
カメラや静止画を撮影可能なデジタルビデオカメラ等が
含まれる。
メラの構成図である。本実施形態のカメラは、連続的に
撮影した複数の画像から所望の画像(良好画像)を所定
の選択条件に基づいて自動的に選択する。本実施形態の
カメラは、入力部20とA/D変換部30とメモリ40
と制御ユニット50と記録部90と出力部92とを備え
る。本実施形態のカメラには、例えばデジタルスチール
カメラや静止画を撮影可能なデジタルビデオカメラ等が
含まれる。
【0019】入力部20は、視差画像入力手段22と主
画像入力手段24とを有する。視差画像入力手段22
は、被写体を異なる視点から撮像する視差画像を入力す
る。視差画像入力手段22は、視差用レンズ32と視差
用シャッター34と視差用CCD(Charge coupled dev
ice:電荷結合素子)36とを含む。視差用レンズ32
は、被写体を結像する。視差用シャッター34は、視点
となる開閉自在な複数の開閉部を含み、いずれかの開閉
部が開く。視差用CCD36は、視差用レンズ32によ
り結像された被写体の画像を受光して電気信号に変換す
る。
画像入力手段24とを有する。視差画像入力手段22
は、被写体を異なる視点から撮像する視差画像を入力す
る。視差画像入力手段22は、視差用レンズ32と視差
用シャッター34と視差用CCD(Charge coupled dev
ice:電荷結合素子)36とを含む。視差用レンズ32
は、被写体を結像する。視差用シャッター34は、視点
となる開閉自在な複数の開閉部を含み、いずれかの開閉
部が開く。視差用CCD36は、視差用レンズ32によ
り結像された被写体の画像を受光して電気信号に変換す
る。
【0020】視差用シャッター34に含まれる複数の開
閉部のうちいずれかの開閉部を開けることにより、視差
用レンズ32と開いているいずれかの開閉部とを介し
て、被写体の像が視差用CCD36に結ばれる。次い
で、他の開閉部を開けることにより、視差用レンズ32
と開いている開閉部とを介して、被写体の像が視差用C
CD36に結ばれる。このようにして撮像された画像は
異なる視点から被写体を撮像した視差画像となる。
閉部のうちいずれかの開閉部を開けることにより、視差
用レンズ32と開いているいずれかの開閉部とを介し
て、被写体の像が視差用CCD36に結ばれる。次い
で、他の開閉部を開けることにより、視差用レンズ32
と開いている開閉部とを介して、被写体の像が視差用C
CD36に結ばれる。このようにして撮像された画像は
異なる視点から被写体を撮像した視差画像となる。
【0021】主画像入力手段24は、被写体を一つの視
点から撮像する主画像を入力する。主画像入力手段24
は、レンズ25と絞り26とシャッター27とカラーフ
ィルタ28とCCD29とを含む。レンズ25は被写体
を結像し、絞り26は絞り量を調整し、シャッター27
は露光時間を調整する。カラーフィルタ28はレンズ2
5を通して受光される光のRGB成分を分解する。CC
D29はレンズ25によって結像された被写体の画像を
受光して電気信号に変換する。
点から撮像する主画像を入力する。主画像入力手段24
は、レンズ25と絞り26とシャッター27とカラーフ
ィルタ28とCCD29とを含む。レンズ25は被写体
を結像し、絞り26は絞り量を調整し、シャッター27
は露光時間を調整する。カラーフィルタ28はレンズ2
5を通して受光される光のRGB成分を分解する。CC
D29はレンズ25によって結像された被写体の画像を
受光して電気信号に変換する。
【0022】A/D変換部30は、視差画像入力手段2
2と主画像入力手段24とから受け取ったアナログ信号
をデジタル信号に変換し、メモリ40に出力する。メモ
リ40は入力されたデジタル信号を格納する。即ち、メ
モリ40は、視差画像入力手段22が撮像した被写体の
視差画像、及び、主画像入力手段24が撮像した主画像
を記憶する。
2と主画像入力手段24とから受け取ったアナログ信号
をデジタル信号に変換し、メモリ40に出力する。メモ
リ40は入力されたデジタル信号を格納する。即ち、メ
モリ40は、視差画像入力手段22が撮像した被写体の
視差画像、及び、主画像入力手段24が撮像した主画像
を記憶する。
【0023】制御ユニット50は、メモリ40に格納さ
れた複数の主画像から所定の選択条件に基づいて良好画
像を選択し出力する。制御ユニット50は、レンズ25
のフォーカス、絞り26の絞り量、シャッター27の露
光時間、CCD29の信号出力、視差用シャッター34
の開閉及び視差用CCD36の信号出力のうち少なくと
も一つを制御する。さらに、制御ユニット50は、入力
部20に複数の画像を連続的に撮像させる。
れた複数の主画像から所定の選択条件に基づいて良好画
像を選択し出力する。制御ユニット50は、レンズ25
のフォーカス、絞り26の絞り量、シャッター27の露
光時間、CCD29の信号出力、視差用シャッター34
の開閉及び視差用CCD36の信号出力のうち少なくと
も一つを制御する。さらに、制御ユニット50は、入力
部20に複数の画像を連続的に撮像させる。
【0024】記録部90は、制御ユニット50から受け
取った良好画像を記録する。記録部90は、例えばフロ
ッピーディスク等の磁気記録媒体やフラッシュメモリ等
の不揮発性メモリであってもよい。出力部92は、記録
部90に記録された良好画像を外部に出力する。出力方
法としては、プリンタによるプリント出力やモニタによ
る画像出力等がある。例えば、カメラが液晶小型モニタ
を内蔵する場合、ユーザは制御ユニット50により選択
された良好画像を直ちに確認することができる。
取った良好画像を記録する。記録部90は、例えばフロ
ッピーディスク等の磁気記録媒体やフラッシュメモリ等
の不揮発性メモリであってもよい。出力部92は、記録
部90に記録された良好画像を外部に出力する。出力方
法としては、プリンタによるプリント出力やモニタによ
る画像出力等がある。例えば、カメラが液晶小型モニタ
を内蔵する場合、ユーザは制御ユニット50により選択
された良好画像を直ちに確認することができる。
【0025】図2は、本実施形態の制御ユニット50の
ブロック図である。本実施形態の制御ユニット50は、
撮影制御部55と抽出部60と条件記憶部70と選択部
80とを備える。
ブロック図である。本実施形態の制御ユニット50は、
撮影制御部55と抽出部60と条件記憶部70と選択部
80とを備える。
【0026】撮影制御部55は、図1におけるレンズ2
5のフォーカス、視差用レンズ32のフォーカス、絞り
26の絞り量、シャッター27の露光時間、CCD29
の信号出力、視差用シャッター34の開閉及び視差用C
CD36の信号出力のうち少なくとも一つを制御する。
さらに、撮影制御部55は、図1における入力部20に
複数の画像を連続的に撮像させる。
5のフォーカス、視差用レンズ32のフォーカス、絞り
26の絞り量、シャッター27の露光時間、CCD29
の信号出力、視差用シャッター34の開閉及び視差用C
CD36の信号出力のうち少なくとも一つを制御する。
さらに、撮影制御部55は、図1における入力部20に
複数の画像を連続的に撮像させる。
【0027】抽出部60は、メモリ40から受け取る視
差画像及び主画像に含められた情報に基づいて、複数の
主画像から主要被写体を抽出する。ここでいう主要被写
体とは、撮影する被写体のうち、撮影者が意識的に撮影
する独立した対象物である。例えば、部屋の中の人物を
撮影するときの当該人物、水槽の中を泳ぐ魚を撮影する
ときの当該魚、木の枝に止まった鳥を撮影するときの当
該鳥等が主要被写体である。本実施形態では、特に人物
を被写体にして撮影する場合に抽出部60がその人物の
顔部分を主要被写体として抽出する。
差画像及び主画像に含められた情報に基づいて、複数の
主画像から主要被写体を抽出する。ここでいう主要被写
体とは、撮影する被写体のうち、撮影者が意識的に撮影
する独立した対象物である。例えば、部屋の中の人物を
撮影するときの当該人物、水槽の中を泳ぐ魚を撮影する
ときの当該魚、木の枝に止まった鳥を撮影するときの当
該鳥等が主要被写体である。本実施形態では、特に人物
を被写体にして撮影する場合に抽出部60がその人物の
顔部分を主要被写体として抽出する。
【0028】抽出部60は顔部分の情報に基づいて注目
部位を検出する。ここでいう注目部位とは、撮影する主
要被写体の中で、画像を選択するときに特に注目する部
分であり、選択の基準となる選択条件が割り振られた部
分である。例えば、人物を撮影するときの当該人物の
目、鳥を撮影するときの当該鳥の羽根等が注目部位であ
る。本実施形態では、特に人物を被写体にして撮影する
場合に抽出部60がその人物の目や口の形や色を検出す
る。
部位を検出する。ここでいう注目部位とは、撮影する主
要被写体の中で、画像を選択するときに特に注目する部
分であり、選択の基準となる選択条件が割り振られた部
分である。例えば、人物を撮影するときの当該人物の
目、鳥を撮影するときの当該鳥の羽根等が注目部位であ
る。本実施形態では、特に人物を被写体にして撮影する
場合に抽出部60がその人物の目や口の形や色を検出す
る。
【0029】条件記憶部70は、複数の主画像に含まれ
る主要被写体から所望の主要被写体(良好主要被写体)
を選択するための所定の選択条件を記憶する。条件記憶
部70には、複数の選択条件を記憶させる。そして、複
数の選択条件の中から所望の条件を少なくとも一つユー
ザに選択させ設定させてもよい。
る主要被写体から所望の主要被写体(良好主要被写体)
を選択するための所定の選択条件を記憶する。条件記憶
部70には、複数の選択条件を記憶させる。そして、複
数の選択条件の中から所望の条件を少なくとも一つユー
ザに選択させ設定させてもよい。
【0030】選択部80は、複数の主要被写体の中から
条件記憶部70に記憶された選択条件を満たした良好主
要被写体を選択し、選択した良好主要被写体が含まれる
良好画像を複数の主画像の中から特定する。
条件記憶部70に記憶された選択条件を満たした良好主
要被写体を選択し、選択した良好主要被写体が含まれる
良好画像を複数の主画像の中から特定する。
【0031】次に、図3及び図4に沿って良好画像の選
択方法について説明する。カメラで撮影される被写体の
大半は人物であると言われている。従って、複数の画像
から良好な画像を選択するということは、多くの場合に
おいて被写体となる人物が見栄えよく写っているかが選
択の基準となる。本実施形態においては、人物を被写体
にした複数の画像から良好な画像を選択する。人物が見
栄えよく写る条件としては、例えば、「瞬きをしていな
い」、「赤目でない」、「視線がカメラ方向を向いてい
る」、「微笑んでいる」等が考えられる。
択方法について説明する。カメラで撮影される被写体の
大半は人物であると言われている。従って、複数の画像
から良好な画像を選択するということは、多くの場合に
おいて被写体となる人物が見栄えよく写っているかが選
択の基準となる。本実施形態においては、人物を被写体
にした複数の画像から良好な画像を選択する。人物が見
栄えよく写る条件としては、例えば、「瞬きをしていな
い」、「赤目でない」、「視線がカメラ方向を向いてい
る」、「微笑んでいる」等が考えられる。
【0032】図3は、抽出部60の機能ブロック図であ
る。抽出部60は、奥行き情報抽出手段62と画像情報
抽出手段64と顔部分抽出手段66と注目部位検出手段
68とを含む。
る。抽出部60は、奥行き情報抽出手段62と画像情報
抽出手段64と顔部分抽出手段66と注目部位検出手段
68とを含む。
【0033】奥行き情報抽出手段62は、メモリ40か
ら受け取る視差画像に基づいて、被写体の各部までの距
離を示す奥行き分布情報を抽出する。即ち、奥行き情報
抽出手段62は、視差画像に基づいて、所定の被写体に
ついて対応点決定処理を行うことにより視差量を求め、
求めた視差量に基づいて奥行き分布情報を抽出する。対
応点決定処理は、従来より知られている技術であるので
説明を省略する。また、視差量に基づいて奥行き分布情
報を抽出する処理は、従来より知られている三角測量の
原理に基づいて行うことができるのでここでは説明を省
略する。
ら受け取る視差画像に基づいて、被写体の各部までの距
離を示す奥行き分布情報を抽出する。即ち、奥行き情報
抽出手段62は、視差画像に基づいて、所定の被写体に
ついて対応点決定処理を行うことにより視差量を求め、
求めた視差量に基づいて奥行き分布情報を抽出する。対
応点決定処理は、従来より知られている技術であるので
説明を省略する。また、視差量に基づいて奥行き分布情
報を抽出する処理は、従来より知られている三角測量の
原理に基づいて行うことができるのでここでは説明を省
略する。
【0034】画像情報抽出手段64は、メモリ40から
受け取る主画像に基づいて、主画像の画像情報、例えば
輝度分布情報、色分布情報、テクスチュア分布情報、動
きの分布情報等を抽出する。
受け取る主画像に基づいて、主画像の画像情報、例えば
輝度分布情報、色分布情報、テクスチュア分布情報、動
きの分布情報等を抽出する。
【0035】顔部分抽出手段66は、奥行き分布情報と
画像情報とに基づいて複数の画像から顔部分を主要被写
体として抽出する。ここで、主要被写体の抽出方法は、
奥行き分布情報と画像情報との単純な多数決や平均のみ
でなく、他の計算方法で抽出してもよい。例えば、奥行
き分布情報に基づいて画像に含まれる複数の被写体を抽
出した上で、以下の判断要素に基づいて複数の被写体か
ら主要被写体を選択する。
画像情報とに基づいて複数の画像から顔部分を主要被写
体として抽出する。ここで、主要被写体の抽出方法は、
奥行き分布情報と画像情報との単純な多数決や平均のみ
でなく、他の計算方法で抽出してもよい。例えば、奥行
き分布情報に基づいて画像に含まれる複数の被写体を抽
出した上で、以下の判断要素に基づいて複数の被写体か
ら主要被写体を選択する。
【0036】主要被写体を選択するための判断要素とし
ては、例えば被写体が、カメラの近くに位置するか、画
像の中央近くに位置するか、画像に写った被写体の高さ
が画像縦幅に対し所定の範囲の比率であるか等がある。
この場合、各被写体からカメラまでの距離を奥行き分布
情報に基づいて数値化し、さらに各被写体の画像中央か
らの距離、各被写体の高さの画像縦幅に対する比率を画
像情報に基づいて数値化する。数値化した各判断要素に
異なる重み付けをした数値の和を算出し、算出した和を
各被写体の加重平均値とする。そして、算出した加重平
均値のうち最大の加重平均値を有する被写体を主要被写
体とする。
ては、例えば被写体が、カメラの近くに位置するか、画
像の中央近くに位置するか、画像に写った被写体の高さ
が画像縦幅に対し所定の範囲の比率であるか等がある。
この場合、各被写体からカメラまでの距離を奥行き分布
情報に基づいて数値化し、さらに各被写体の画像中央か
らの距離、各被写体の高さの画像縦幅に対する比率を画
像情報に基づいて数値化する。数値化した各判断要素に
異なる重み付けをした数値の和を算出し、算出した和を
各被写体の加重平均値とする。そして、算出した加重平
均値のうち最大の加重平均値を有する被写体を主要被写
体とする。
【0037】各判断要素の中で特に重視する判断要素が
ある場合、その判断要素の数値に対する重み付けを大き
くしてもよい。人物を被写体とする本実施形態において
は、顔部分抽出手段66が被写体となる人物の顔部分を
主要被写体として抽出する。顔部分を抽出する場合、肌
色の部分があるか等をさらに判断要素としてもよい。こ
の場合、肌色量を画像情報に基づいて数値化し、かかる
肌色量の重み付けを特に大きくしてもよい。画像の中に
複数の人物が含まれる場合、複数の人物全員の顔部分を
抽出する。
ある場合、その判断要素の数値に対する重み付けを大き
くしてもよい。人物を被写体とする本実施形態において
は、顔部分抽出手段66が被写体となる人物の顔部分を
主要被写体として抽出する。顔部分を抽出する場合、肌
色の部分があるか等をさらに判断要素としてもよい。こ
の場合、肌色量を画像情報に基づいて数値化し、かかる
肌色量の重み付けを特に大きくしてもよい。画像の中に
複数の人物が含まれる場合、複数の人物全員の顔部分を
抽出する。
【0038】注目部位検出手段68は、顔部分抽出手段
66により抽出された顔部分から注目部位を検出する。
本実施形態においては、顔部分から目や口を検出する。
人間の目は、その色、形、顔に対する相対位置に個人差
が少ない。従って、予め目の色、形、相対位置等をパタ
ーン化しておき、その目のパターンに近似する形状を顔
部分から認識する。人間の口の色、形、顔に対する相対
位置も個人差が少なく、目と同様に予めパターン化して
おくことにより口の形状を顔部分から認識する。
66により抽出された顔部分から注目部位を検出する。
本実施形態においては、顔部分から目や口を検出する。
人間の目は、その色、形、顔に対する相対位置に個人差
が少ない。従って、予め目の色、形、相対位置等をパタ
ーン化しておき、その目のパターンに近似する形状を顔
部分から認識する。人間の口の色、形、顔に対する相対
位置も個人差が少なく、目と同様に予めパターン化して
おくことにより口の形状を顔部分から認識する。
【0039】画像に複数の人物が含まれる場合、注目部
位検出手段68は、各人物ごとに注目部位を検出する。
そして、注目部位検出手段68は、検出した注目部位に
関する情報を選択部80に出力する。
位検出手段68は、各人物ごとに注目部位を検出する。
そして、注目部位検出手段68は、検出した注目部位に
関する情報を選択部80に出力する。
【0040】図4は、選択部80の機能ブロック図であ
る。選択部80は、良好主要被写体選択手段82と良好
画像特定手段84と合成手段86とを含む。良好主要被
写体選択手段82は、抽出部60から受け取る注目部位
に関する情報に基づいて、選択条件を満たす注目部位を
含む良好主要被写体を選択する。
る。選択部80は、良好主要被写体選択手段82と良好
画像特定手段84と合成手段86とを含む。良好主要被
写体選択手段82は、抽出部60から受け取る注目部位
に関する情報に基づいて、選択条件を満たす注目部位を
含む良好主要被写体を選択する。
【0041】選択条件としては、例えば注目部位が「瞬
きしていない」、「赤目でない」、「視線がカメラ方向
を向いている」、「微笑んでいる」等の条件を設定す
る。注目部位が選択条件を満たすかどうかの判断手法
は、選択条件により異なる。以下、選択条件ごとの判断
手法について説明する。
きしていない」、「赤目でない」、「視線がカメラ方向
を向いている」、「微笑んでいる」等の条件を設定す
る。注目部位が選択条件を満たすかどうかの判断手法
は、選択条件により異なる。以下、選択条件ごとの判断
手法について説明する。
【0042】「瞬きしていない」、「赤目でない」、
「視線がカメラ方向を向いている」という選択条件の場
合、目の色、形、大きさ等を判断材料とする。「微笑ん
でいる」という選択条件の場合、目の大きさ、口の形、
口の大きさ等を判断材料とする。これらの判断材料が選
択条件を満たすかどうかは、選択条件ごとの経験則に基
づいた所定のアルゴリズムにより判断する。
「視線がカメラ方向を向いている」という選択条件の場
合、目の色、形、大きさ等を判断材料とする。「微笑ん
でいる」という選択条件の場合、目の大きさ、口の形、
口の大きさ等を判断材料とする。これらの判断材料が選
択条件を満たすかどうかは、選択条件ごとの経験則に基
づいた所定のアルゴリズムにより判断する。
【0043】目が「瞬きしていない」ことを選択条件と
する場合、以下のように判断する。人は瞬きをすると眼
球が瞼で隠される。また、瞬き動作の途中で目が半分だ
け閉じた状態であっても、眼球表面のうち特に白目の部
分が外部から見えにくくなる。そこで、複数の画像ごと
に注目部位検出手段68が検出した目の白色部分の面積
を画像情報に基づいて算出し、その面積が最も大きい注
目部位が選択条件を満たすこととする。なお、瞬きは通
常両目で同時に行うので、片目についてだけ判断すれば
よい。但し、両目について判断することにより判断の精
度をより高くしてもよい。
する場合、以下のように判断する。人は瞬きをすると眼
球が瞼で隠される。また、瞬き動作の途中で目が半分だ
け閉じた状態であっても、眼球表面のうち特に白目の部
分が外部から見えにくくなる。そこで、複数の画像ごと
に注目部位検出手段68が検出した目の白色部分の面積
を画像情報に基づいて算出し、その面積が最も大きい注
目部位が選択条件を満たすこととする。なお、瞬きは通
常両目で同時に行うので、片目についてだけ判断すれば
よい。但し、両目について判断することにより判断の精
度をより高くしてもよい。
【0044】目が「赤目でない」ことを選択条件とする
場合、以下のように判断する。赤目とは、フラッシュを
使用した撮影において、暗い場所で突然発光させたフラ
ッシュに人間の目が敏感に反応できず瞳孔が赤く写って
しまう現象である。このように赤目は虹彩(黒目)の中
の瞳孔部分にだけ生じ、赤目の場合においても瞳孔部分
以外の虹彩は赤くならない。一方、虹彩の色は人種によ
って異なり、東洋人は茶褐色が多く、西洋人は緑色が多
い。そこで、注目部位検出手段68が検出した目の中に
少なくとも円周付近が茶褐色等である略円形又は略楕円
形の部分を虹彩として認識した後、虹彩内の赤色面積を
画像情報に基づいて検出し、赤色面積が最も小さい注目
部位が選択条件を満たすこととする。なお、赤目は通常
両目に等しく生じるので、片目についてだけ判断すれば
よい。但し、両目について判断することにより判断の精
度をより高くしてもよい。
場合、以下のように判断する。赤目とは、フラッシュを
使用した撮影において、暗い場所で突然発光させたフラ
ッシュに人間の目が敏感に反応できず瞳孔が赤く写って
しまう現象である。このように赤目は虹彩(黒目)の中
の瞳孔部分にだけ生じ、赤目の場合においても瞳孔部分
以外の虹彩は赤くならない。一方、虹彩の色は人種によ
って異なり、東洋人は茶褐色が多く、西洋人は緑色が多
い。そこで、注目部位検出手段68が検出した目の中に
少なくとも円周付近が茶褐色等である略円形又は略楕円
形の部分を虹彩として認識した後、虹彩内の赤色面積を
画像情報に基づいて検出し、赤色面積が最も小さい注目
部位が選択条件を満たすこととする。なお、赤目は通常
両目に等しく生じるので、片目についてだけ判断すれば
よい。但し、両目について判断することにより判断の精
度をより高くしてもよい。
【0045】「視線がカメラ方向を向いている」ことを
選択条件とする場合、以下のように判断する。視線がカ
メラ方向を向いている場合、カメラと虹彩とを結ぶ線
と、虹彩の法線ベクトルとがほぼ一致した状態になる。
そこで、注目部位検出手段68が検出した目の中に少な
くとも円周付近が茶褐色等である略円形又は略楕円形の
部分を虹彩として認識した後、虹彩の中心点を画像情報
に基づいて検出する。そして、奥行き分布情報に基づい
て虹彩の中心点の法線ベクトルを求める。カメラと虹彩
とを結ぶ線の角度に最も近似する角度となる虹彩の法線
ベクトルを持つ注目部位が選択条件を満たすこととな
る。
選択条件とする場合、以下のように判断する。視線がカ
メラ方向を向いている場合、カメラと虹彩とを結ぶ線
と、虹彩の法線ベクトルとがほぼ一致した状態になる。
そこで、注目部位検出手段68が検出した目の中に少な
くとも円周付近が茶褐色等である略円形又は略楕円形の
部分を虹彩として認識した後、虹彩の中心点を画像情報
に基づいて検出する。そして、奥行き分布情報に基づい
て虹彩の中心点の法線ベクトルを求める。カメラと虹彩
とを結ぶ線の角度に最も近似する角度となる虹彩の法線
ベクトルを持つ注目部位が選択条件を満たすこととな
る。
【0046】虹彩の法線ベクトルは、カメラと顔との相
対位置関係、顔と目との相対位置関係、及び、目全体と
虹彩との相対位置関係からも求めることができる。これ
により求めた虹彩の法線ベクトルの角度が、カメラと虹
彩とを結ぶ線の角度に最も近似する注目部位が選択条件
を満たすこととなる。なお、両目について判断すれば、
判断の精度をより高くできる。
対位置関係、顔と目との相対位置関係、及び、目全体と
虹彩との相対位置関係からも求めることができる。これ
により求めた虹彩の法線ベクトルの角度が、カメラと虹
彩とを結ぶ線の角度に最も近似する注目部位が選択条件
を満たすこととなる。なお、両目について判断すれば、
判断の精度をより高くできる。
【0047】「微笑んでいる」ことを選択条件とする場
合、以下のように判断する。人が微笑んだときの口は、
個人差はあるものの一般的には左右両端位置が横方向に
広がり、口の中に歯が見える場合が多い。また、微笑ん
だときの目は、個人差はあるものの通常時よりも細くな
っている場合が多い。そこで、複数の画像ごとに注目部
位検出手段68が検出した目の中の白色部分の面積、口
の横方向の長さ、及び、口の中の白色部分の面積を画像
情報に基づいて算出する。そして、目の中の白色部分の
面積が小さいもの、口の横方向の長さが長いもの、及
び、口の中の白色部分の面積が大きいもの、という各条
件を最も多く満たす注目部位が選択条件を満たすことと
なる。
合、以下のように判断する。人が微笑んだときの口は、
個人差はあるものの一般的には左右両端位置が横方向に
広がり、口の中に歯が見える場合が多い。また、微笑ん
だときの目は、個人差はあるものの通常時よりも細くな
っている場合が多い。そこで、複数の画像ごとに注目部
位検出手段68が検出した目の中の白色部分の面積、口
の横方向の長さ、及び、口の中の白色部分の面積を画像
情報に基づいて算出する。そして、目の中の白色部分の
面積が小さいもの、口の横方向の長さが長いもの、及
び、口の中の白色部分の面積が大きいもの、という各条
件を最も多く満たす注目部位が選択条件を満たすことと
なる。
【0048】以上のような判断により選択条件を満たす
注目部位を含む主要被写体を良好主要被写体として選択
する。このように、本実施形態においては、制御ユニッ
ト50が複数の画像及び画像に関する情報に基づいて顔
部分を抽出し、抽出した顔部分から注目部位を抽出す
る。そして、抽出した注目部位に基づいて選択条件を満
たす良好主要被写体を選択し、選択した良好主要被写体
を含む良好画像を複数の画像から特定することとしたの
で、人間による判断を介さずに自動的に良好な画像を選
び出すことができる。
注目部位を含む主要被写体を良好主要被写体として選択
する。このように、本実施形態においては、制御ユニッ
ト50が複数の画像及び画像に関する情報に基づいて顔
部分を抽出し、抽出した顔部分から注目部位を抽出す
る。そして、抽出した注目部位に基づいて選択条件を満
たす良好主要被写体を選択し、選択した良好主要被写体
を含む良好画像を複数の画像から特定することとしたの
で、人間による判断を介さずに自動的に良好な画像を選
び出すことができる。
【0049】複数の人物を被写体とする場合、良好主要
被写体選択手段82は各人物ごとに良好主要被写体を選
択する。良好画像特定手段84は、良好主要被写体選択
手段82が選択した良好主要被写体を含んだ良好画像を
メモリ40に格納された複数の主画像から特定する。複
数の人物を被写体とする場合、良好画像特定手段84は
各人物ごとに良好画像を特定する。
被写体選択手段82は各人物ごとに良好主要被写体を選
択する。良好画像特定手段84は、良好主要被写体選択
手段82が選択した良好主要被写体を含んだ良好画像を
メモリ40に格納された複数の主画像から特定する。複
数の人物を被写体とする場合、良好画像特定手段84は
各人物ごとに良好画像を特定する。
【0050】合成手段86は、良好画像特定手段84に
より特定された良好画像を合成する。例えば、複数の人
物を被写体とする場合であって、各人物ごとの良好主要
被写体が異なる主画像において選択条件を満たす場合、
選択条件を満たした複数の顔部分を1つの画像に合成す
る。これにより、複数の人物を被写体としていても、複
数の人物全員が良好に写った画像を良好画像として出力
することができる。
より特定された良好画像を合成する。例えば、複数の人
物を被写体とする場合であって、各人物ごとの良好主要
被写体が異なる主画像において選択条件を満たす場合、
選択条件を満たした複数の顔部分を1つの画像に合成す
る。これにより、複数の人物を被写体としていても、複
数の人物全員が良好に写った画像を良好画像として出力
することができる。
【0051】合成手段86は、一人の人物を被写体とす
る場合には原則として合成を行わない。但し、例えば、
良好画像のうち顔部分と顔部分以外の部分とで著しく階
調が異なるためにそのままでは全体として良好な画像と
ならない場合、顔部分と顔部分以外の部分とをそれぞれ
最適な階調に処理して合成させてもよい。また、顔部分
の画質を劣化させずに良好画像全体の画像データサイズ
を圧縮したい場合に、顔部分と顔部分以外の部分とで異
なる減色(色圧縮)をして合成させてもよい。さらに、
顔部分の画像を拡大して強調した画像を顔部分以外の部
分と合成させたり、顔部分の画像を任意の背景画像と合
成させてもよい。
る場合には原則として合成を行わない。但し、例えば、
良好画像のうち顔部分と顔部分以外の部分とで著しく階
調が異なるためにそのままでは全体として良好な画像と
ならない場合、顔部分と顔部分以外の部分とをそれぞれ
最適な階調に処理して合成させてもよい。また、顔部分
の画質を劣化させずに良好画像全体の画像データサイズ
を圧縮したい場合に、顔部分と顔部分以外の部分とで異
なる減色(色圧縮)をして合成させてもよい。さらに、
顔部分の画像を拡大して強調した画像を顔部分以外の部
分と合成させたり、顔部分の画像を任意の背景画像と合
成させてもよい。
【0052】図5は、本実施形態におけるカメラにより
撮影した複数の画像から良好画像を選択する方法を示す
フローチャートである。まず、レリーズ動作によりカメ
ラ動作が開始される(S100)。撮影動作が開始され
ると、視差画像入力手段により視差画像が入力され(S
102)、また、主画像入力手段により複数の主画像が
連続的に入力される(S104)。次に、視差画像と画
像情報とに基づいて顔部分が主要被写体として抽出され
る(S106)。次に、顔部分に関する情報に基づい
て、注目部位が検出される(S108)。そして、注目
部位が選択条件を満たした良好主要被写体を含む良好画
像を複数の主画像から選択する(S112)。
撮影した複数の画像から良好画像を選択する方法を示す
フローチャートである。まず、レリーズ動作によりカメ
ラ動作が開始される(S100)。撮影動作が開始され
ると、視差画像入力手段により視差画像が入力され(S
102)、また、主画像入力手段により複数の主画像が
連続的に入力される(S104)。次に、視差画像と画
像情報とに基づいて顔部分が主要被写体として抽出され
る(S106)。次に、顔部分に関する情報に基づい
て、注目部位が検出される(S108)。そして、注目
部位が選択条件を満たした良好主要被写体を含む良好画
像を複数の主画像から選択する(S112)。
【0053】次に、選択された良好画像を他の画像と合
成する(S114)。例えば、複数の人物を被写体とす
る場合であって、各人物ごとの良好主要被写体が異なる
主画像において選択条件を満たす場合、選択条件を満た
した複数の顔部分を1つの画像に合成する。
成する(S114)。例えば、複数の人物を被写体とす
る場合であって、各人物ごとの良好主要被写体が異なる
主画像において選択条件を満たす場合、選択条件を満た
した複数の顔部分を1つの画像に合成する。
【0054】選択部から受け取った良好画像は記録部に
記録される(S116)。記録部に記録された良好画像
は出力部により出力され(S118)、一連のカメラ動
作が終了する。
記録される(S116)。記録部に記録された良好画像
は出力部により出力され(S118)、一連のカメラ動
作が終了する。
【0055】図6は、図5における顔部分の抽出段階
(S106)の詳細な動作を示すフローチャートであ
る。まず、視差画像に基づいて奥行き分布情報が抽出さ
れ(S130)、また、主画像に基づいて画像情報が抽
出される(S132)。次に、奥行き分布情報と画像情
報とに基づいて顔部分が抽出される。複数の人物を被写
体とする場合には、複数の人物全員の顔部分が抽出され
るまで(S136)顔部分の抽出を繰り返す(S13
4)。そして、複数の主画像の全てから顔部分が抽出さ
れるまで(S138)奥行き分布情報、画像情報、及
び、顔部分の抽出を繰り返す。
(S106)の詳細な動作を示すフローチャートであ
る。まず、視差画像に基づいて奥行き分布情報が抽出さ
れ(S130)、また、主画像に基づいて画像情報が抽
出される(S132)。次に、奥行き分布情報と画像情
報とに基づいて顔部分が抽出される。複数の人物を被写
体とする場合には、複数の人物全員の顔部分が抽出され
るまで(S136)顔部分の抽出を繰り返す(S13
4)。そして、複数の主画像の全てから顔部分が抽出さ
れるまで(S138)奥行き分布情報、画像情報、及
び、顔部分の抽出を繰り返す。
【0056】図7は、図5における注目部位の検出段階
(S108)の詳細な動作を示すフローチャートであ
る。まず、顔部分に関する情報に基づいて注目部位が検
出される(S140)。複数の人物を被写体とする場合
には、複数の人物全員の顔部分について注目部位が検出
される(S142、S140)。そして、複数の画像の
全てについてS140とS142とを繰り返す(S14
4)。
(S108)の詳細な動作を示すフローチャートであ
る。まず、顔部分に関する情報に基づいて注目部位が検
出される(S140)。複数の人物を被写体とする場合
には、複数の人物全員の顔部分について注目部位が検出
される(S142、S140)。そして、複数の画像の
全てについてS140とS142とを繰り返す(S14
4)。
【0057】図8は、図5における良好画像の選択段階
(S112)の詳細な動作を示すフローチャートであ
る。まず、S108で検出された注目部位に関する情報
に基づいて、選択条件を満たす注目部位を含んだ良好主
要被写体を複数の画像ごとに抽出された顔部分から選択
する(S150)。次に、選択された良好主要被写体を
含んだ良好画像を複数の画像から特定する(S15
2)。そして、複数の人物を被写体とする場合は、複数
の人物全員について良好画像を選択する(S154)。
(S112)の詳細な動作を示すフローチャートであ
る。まず、S108で検出された注目部位に関する情報
に基づいて、選択条件を満たす注目部位を含んだ良好主
要被写体を複数の画像ごとに抽出された顔部分から選択
する(S150)。次に、選択された良好主要被写体を
含んだ良好画像を複数の画像から特定する(S15
2)。そして、複数の人物を被写体とする場合は、複数
の人物全員について良好画像を選択する(S154)。
【0058】図9は、本発明の第2実施形態におけるラ
ボシステムの構成図である。本実施形態のラボシステム
は、読込装置110とメモリ120と制御ユニット13
0と記録部140と出力部150とを備える。
ボシステムの構成図である。本実施形態のラボシステム
は、読込装置110とメモリ120と制御ユニット13
0と記録部140と出力部150とを備える。
【0059】読込装置110は、デジタルカメラ用記録
媒体や銀塩フイルム等から複数の画像及び画像に関する
情報を読み込む。デジタルカメラ用記録媒体として、例
えば、フロッピーディスクや着脱自在なフラッシュメモ
リ等から画像及び画像に関する情報を読み込む場合、読
込装置110としてフロッピードライブ等の装置を用い
る。また、デジタルカメラで撮影した複数の画像及び画
像に関する情報をインターネット等の通信を用いて読込
装置110に転送し読み込ませることもできる。
媒体や銀塩フイルム等から複数の画像及び画像に関する
情報を読み込む。デジタルカメラ用記録媒体として、例
えば、フロッピーディスクや着脱自在なフラッシュメモ
リ等から画像及び画像に関する情報を読み込む場合、読
込装置110としてフロッピードライブ等の装置を用い
る。また、デジタルカメラで撮影した複数の画像及び画
像に関する情報をインターネット等の通信を用いて読込
装置110に転送し読み込ませることもできる。
【0060】銀塩フイルムから画像及び画像に関する情
報を読み込む場合、読込装置110としてフイルムスキ
ャナー等の装置を用いる。銀塩フイルムには、画像を記
録する部分以外に画像に関する情報を記録する部分が設
けられており、記録された画像に関する情報はフイルム
スキャナーによって画像とともに読みとられる。
報を読み込む場合、読込装置110としてフイルムスキ
ャナー等の装置を用いる。銀塩フイルムには、画像を記
録する部分以外に画像に関する情報を記録する部分が設
けられており、記録された画像に関する情報はフイルム
スキャナーによって画像とともに読みとられる。
【0061】メモリ120には、読込装置110により
読み込まれた複数の画像及び画像に関する情報が格納さ
れる。本実施形態においては、画像に関する情報として
奥行き分布情報及び画像情報をメモリ120に格納す
る。
読み込まれた複数の画像及び画像に関する情報が格納さ
れる。本実施形態においては、画像に関する情報として
奥行き分布情報及び画像情報をメモリ120に格納す
る。
【0062】制御ユニット130は、第1の実施形態に
おけるカメラ内の制御ユニット50と同様の機能を有
し、メモリ120に格納された複数の画像から選択条件
を満たした良好画像を選択する。制御ユニット130
は、メモリ120に格納された奥行き分布情報及び画像
情報に基づいて顔部分を主要被写体として抽出し、抽出
された顔部分に関する情報に基づいて注目部位を検出す
る。
おけるカメラ内の制御ユニット50と同様の機能を有
し、メモリ120に格納された複数の画像から選択条件
を満たした良好画像を選択する。制御ユニット130
は、メモリ120に格納された奥行き分布情報及び画像
情報に基づいて顔部分を主要被写体として抽出し、抽出
された顔部分に関する情報に基づいて注目部位を検出す
る。
【0063】なお、銀塩フイルムの場合、画像以外に記
録できるデータ容量は小さいので、比較的データ容量の
小さい顔部分に関する情報を予め記録しておいてもよ
い。この場合、銀塩フイルムに記録された顔部分に関す
る情報に基づいて注目部位が検出される。さらに他の形
態においては、デジタルカメラ用記録媒体に、予め視差
画像を記録しておき、この視差画像に基づいて制御ユニ
ット130が奥行き分布情報を抽出してもよい。
録できるデータ容量は小さいので、比較的データ容量の
小さい顔部分に関する情報を予め記録しておいてもよ
い。この場合、銀塩フイルムに記録された顔部分に関す
る情報に基づいて注目部位が検出される。さらに他の形
態においては、デジタルカメラ用記録媒体に、予め視差
画像を記録しておき、この視差画像に基づいて制御ユニ
ット130が奥行き分布情報を抽出してもよい。
【0064】制御ユニット130は、抽出した注目部位
に基づいて選択条件を満たす良好主要被写体を選択して
良好画像を複数の画像から選択する。制御ユニット13
0により選択された良好画像は記録部140に記録され
る。記録部140に記録された良好画像は、出力部15
0により出力される。出力部150としては、カラーレ
ーザプリンタやデジタルプリンタ等が用いられる。
に基づいて選択条件を満たす良好主要被写体を選択して
良好画像を複数の画像から選択する。制御ユニット13
0により選択された良好画像は記録部140に記録され
る。記録部140に記録された良好画像は、出力部15
0により出力される。出力部150としては、カラーレ
ーザプリンタやデジタルプリンタ等が用いられる。
【0065】本実施形態では画像選択装置の一例として
ラボシステムについて説明したが、画像選択装置の他の
一例として、ワークステーションやパーソナルコンピュ
ータ等の電子計算機を用いたシステムにすることもでき
る。この場合、電子計算機は、図9におけるメモリ12
0、制御ユニット130及び記録部140として機能す
る。そして、電子計算機とともにシステムを構成する外
部装置が、図9における読込装置110及び出力部15
0として機能する。
ラボシステムについて説明したが、画像選択装置の他の
一例として、ワークステーションやパーソナルコンピュ
ータ等の電子計算機を用いたシステムにすることもでき
る。この場合、電子計算機は、図9におけるメモリ12
0、制御ユニット130及び記録部140として機能す
る。そして、電子計算機とともにシステムを構成する外
部装置が、図9における読込装置110及び出力部15
0として機能する。
【0066】画像選択装置において、画像から主要被写
体を抽出させる手順と、複数の前記画像より抽出された
複数の主要被写体から、所定の選択条件を満たした良好
主要被写体を選択させ、さらに、良好主要被写体が含ま
れる画像を複数の画像から特定させる手順とは、記録媒
体200に格納されたプログラムによってソフトウエア
として提供されてもよい。
体を抽出させる手順と、複数の前記画像より抽出された
複数の主要被写体から、所定の選択条件を満たした良好
主要被写体を選択させ、さらに、良好主要被写体が含ま
れる画像を複数の画像から特定させる手順とは、記録媒
体200に格納されたプログラムによってソフトウエア
として提供されてもよい。
【0067】以上のように、本実施形態においては、制
御ユニット50、130が複数の画像から抽出した顔部
分の注目部位に基づいて、所定の選択条件を満たす良好
主要被写体を選択する。そして、制御ユニット50、1
30が選択した良好主要被写体を含む主要画像を複数の
画像から選択することとしたので、人間による判断を介
さずに自動的に良好な画像を選び出すことができる。
御ユニット50、130が複数の画像から抽出した顔部
分の注目部位に基づいて、所定の選択条件を満たす良好
主要被写体を選択する。そして、制御ユニット50、1
30が選択した良好主要被写体を含む主要画像を複数の
画像から選択することとしたので、人間による判断を介
さずに自動的に良好な画像を選び出すことができる。
【0068】また、本実施形態においては、被写体とし
て複数の人物が写った画像であっても、複数の人物ごと
に顔部分を抽出して良好被写体を選択し、各人物の顔部
分を一枚の画像に合成する。これにより、複数の人物全
員が良好に写った画像を自動的に出力することができ
る。
て複数の人物が写った画像であっても、複数の人物ごと
に顔部分を抽出して良好被写体を選択し、各人物の顔部
分を一枚の画像に合成する。これにより、複数の人物全
員が良好に写った画像を自動的に出力することができ
る。
【0069】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができることが当業者に明らかであ
る。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術
的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から
明らかである。
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができることが当業者に明らかであ
る。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術
的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から
明らかである。
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば複数の画像から所定の選択条件を満たす良好画像
を選択することができる。
よれば複数の画像から所定の選択条件を満たす良好画像
を選択することができる。
【図1】カメラの構成図である。
【図2】制御ユニット50のブロック図である。
【図3】抽出部60の機能ブロック図である。
【図4】選択部80の機能ブロック図である。
【図5】複数の画像から良好画像を選択する方法を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】図5における顔部分の抽出段階(S106)の
詳細な動作を示すフローチャートである。
詳細な動作を示すフローチャートである。
【図7】図5における注目部位の検出段階(S108)
の詳細な動作を示すフローチャートである。
の詳細な動作を示すフローチャートである。
【図8】図5における良好画像の選択段階(S112)
の詳細な動作を示すフローチャートである。
の詳細な動作を示すフローチャートである。
【図9】ラボシステムの構成図である。
20 入力部 22 視差画像入力手段 24 主画像入力手段 25 レンズ 26 絞り 27 シャッター 28 カラーフィルタ 29 CCD 30 A/D変換部 32 視差用レンズ 34 視差用シャッター 36 視差用CCD 40 メモリ 50 制御ユニット 55 撮影制御部 60 抽出部 62 奥行き情報抽出手段 64 画像情報抽出手段 66 顔部分抽出手段 68 注目部位検出手段 70 条件記憶部 80 選択部 82 良好主要被写体選択手段 84 良好画像特定手段 86 合成手段 90 記録部 92 出力部 110 読込装置 120 メモリ 130 制御ユニット 140 記録部 150 出力部 200 記録媒体
Claims (16)
- 【請求項1】 被写体を撮像して得られた複数の画像か
ら所望の画像を選択する画像選択装置であって、 前記画像から主要被写体を抽出する抽出部と、 前記主要被写体に関する所定の選択条件を記憶する条件
記憶部と、 複数の前記画像より抽出された複数の前記主要被写体か
ら、前記選択条件を満たした良好主要被写体を選択し、
さらに、前記良好主要被写体が含まれる良好画像を複数
の前記画像から特定する選択部とを備えることを特徴と
する画像選択装置。 - 【請求項2】 前記抽出部は、前記被写体の各部までの
距離を示す奥行き分布情報に基づいて前記画像から前記
主要被写体を抽出することを特徴とする請求項1に記載
の画像選択装置。 - 【請求項3】 前記抽出部は、前記画像に含まれる画像
情報に基づいて前記画像から前記主要被写体を抽出する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像選択装
置。 - 【請求項4】 前記抽出部は、一つの前記画像から複数
体の前記主要被写体を抽出する手段をさらに有し、 前記選択部は、複数の前記画像に含まれる前記主要被写
体から、複数体の前記主要被写体ごとに前記良好主要被
写体を選択する手段をさらに有することを特徴とする請
求項1乃至3のいずれかに記載の画像選択装置。 - 【請求項5】 前記抽出部は、前記画像に含まれる画像
情報に基づいて前記主要被写体から注目部位を検出する
手段をさらに有し、 前記選択条件は、前記注目部位に関する所定の選択条件
を含み、 前記選択部は、複数の前記画像に含まれる前記主要被写
体から、前記選択条件を満たした前記注目部位を含む良
好主要被写体を選択する手段をさらに有することを特徴
とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像選択装
置。 - 【請求項6】 前記抽出部は、一つの前記画像から複数
体の前記主要被写体を抽出する場合に、複数体の前記主
要被写体ごとに前記注目部位を検出する手段をさらに有
し、 前記選択部は、複数の前記画像に含まれる前記主要被写
体から、前記選択条件を満たした前記注目部位を含む良
好主要被写体を、複数体の前記主要被写体ごとに選択す
る手段をさらに有することを特徴とする請求項5に記載
の画像選択装置。 - 【請求項7】 前記選択部は、複数の前記主要被写体が
異なる前記画像において前記選択条件を満たす場合に、
前記選択条件を満たした複数の前記主要被写体を1つの
画像に合成する手段をさらに有することを特徴とする請
求項4又は6に記載の画像選択装置。 - 【請求項8】 被写体を撮像する入力部と、 前記入力部により得られた複数の画像から主要被写体を
抽出する抽出部と、 前記主要被写体に関する所定の選択条件を記憶する条件
記憶部と、 前記選択条件を満たした良好主要被写体を複数の前記画
像に含まれる前記主要被写体から選択し、さらに、前記
良好主要被写体が含まれる良好画像を複数の前記画像か
ら特定する選択部とを備えることを特徴とするカメラ。 - 【請求項9】 前記入力部は、前記被写体を複数の異な
る視点から撮像する視差画像を入力する手段を有し、 前記抽出部は、前記視差画像に基づいて前記被写体の各
部までの距離を示す奥行き分布情報を抽出する手段と、
前記主要被写体を前記奥行き分布情報に基づいて抽出す
る手段とをさらに有することを特徴とする請求項8に記
載のカメラ。 - 【請求項10】 前記条件記憶部は、複数の前記選択条
件を記憶し、さらに、複数の前記選択条件の中から所望
の条件を少なくとも一つ選択して予め設定する手段を有
することを特徴とする請求項8又は9に記載のカメラ。 - 【請求項11】 被写体を撮像して得られた複数の画像
から所望の画像を選択する画像選択方法であって、 前記画像から主要被写体を抽出する抽出段階と、 複数の前記画像より抽出された複数の前記主要被写体か
ら、前記選択条件を満たした良好主要被写体を選択し、
さらに、前記良好主要被写体が含まれる画像を複数の前
記画像から特定する選択段階とを備えることを特徴とす
る画像選択方法。 - 【請求項12】 前記抽出段階は、前記被写体の各部ま
での距離を示す奥行き分布情報に基づいて前記画像から
前記主要被写体を抽出する段階を有することを特徴とす
る請求項11に記載の画像選択方法。 - 【請求項13】 前記抽出段階は、前記画像に含まれる
画像情報に基づいて前記画像から前記主要被写体を抽出
することを特徴とする請求項11又は12に記載の画像
選択方法。 - 【請求項14】 前記抽出段階は、一つの前記画像から
複数体の前記主要被写体を抽出する段階をさらに有し、 前記選択段階は、複数の前記画像に含まれる前記主要被
写体から、複数体の前記主要被写体ごとに前記良好主要
被写体を選択する段階をさらに有することを特徴とする
請求項11乃至13のいずれかに記載の画像選択方法。 - 【請求項15】 前記抽出段階は、前記主要被写体から
注目部位を検出する段階をさらに有し、 前記選択条件は、前記注目部位に関する所定の選択条件
を含み、 前記選択段階は、複数の前記画像に含まれる前記主要被
写体から、前記選択条件を満たした前記注目部位を含む
良好主要被写体を選択する段階をさらに有することを特
徴とする請求項11乃至14のいずれかに記載の画像選
択方法。 - 【請求項16】 被写体を撮像して得られた複数の画像
から所望の画像を選択するプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記プログラムが、 前記コンピュータに働きかけて、前記画像から主要被写
体を抽出させる手順と、 前記コンピュータに働きかけて、複数の前記画像より抽
出された複数の前記主要被写体から、所定の選択条件を
満たした良好主要被写体を選択させ、さらに、前記良好
主要被写体が含まれる画像を複数の前記画像から特定さ
せる手順とを備えることを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11158668A JP2000350123A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 画像選択装置、カメラ、画像選択方法及び記録媒体 |
US09/586,601 US7456874B1 (en) | 1999-06-04 | 2000-06-02 | Image selecting apparatus, camera, and method of selecting image |
US12/254,604 US8102440B2 (en) | 1999-06-04 | 2008-10-20 | Image selecting apparatus, camera, and method of selecting image |
US13/333,607 US20120093366A1 (en) | 1999-06-04 | 2011-12-21 | Image selecting apparatus, camera, and method of selecting image |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11158668A JP2000350123A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 画像選択装置、カメラ、画像選択方法及び記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000350123A true JP2000350123A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15676757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11158668A Pending JP2000350123A (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 画像選択装置、カメラ、画像選択方法及び記録媒体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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