JP2000238394A - インクリボンユニット及びこのインクリボンユニットを収納したインクリボンカートリッジ - Google Patents
インクリボンユニット及びこのインクリボンユニットを収納したインクリボンカートリッジInfo
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- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各構成部材の分別回収や再利用、再プラスチ
ック材料化の効率を向上させる。 【解決手段】 インクリボン4と、未使用のインクリボ
ン4が巻回される供給側スプール2と、使用済みのイン
クリボン4が巻き取られる巻取り側スプール3とを備え
て構成され、供給側スプール2及び巻取り側スプール3
が複数の部材により組立、分解可能に構成される。
ック材料化の効率を向上させる。 【解決手段】 インクリボン4と、未使用のインクリボ
ン4が巻回される供給側スプール2と、使用済みのイン
クリボン4が巻き取られる巻取り側スプール3とを備え
て構成され、供給側スプール2及び巻取り側スプール3
が複数の部材により組立、分解可能に構成される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオ映像等の記
録画像をハードコピー、いわゆるカラー写真等の写真画
像として印画するプリンタ装置に使用されるインクリボ
ンユニット及びこのインクリボンユニットを収納したイ
ンクリボンカートリッジに関し、さらに詳しくはインク
リボンが巻回されてカートリッジ内に収納されるスプー
ルの構造に関する。
録画像をハードコピー、いわゆるカラー写真等の写真画
像として印画するプリンタ装置に使用されるインクリボ
ンユニット及びこのインクリボンユニットを収納したイ
ンクリボンカートリッジに関し、さらに詳しくはインク
リボンが巻回されてカートリッジ内に収納されるスプー
ルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】インクリボンカートリッジには、インク
リボンユニットが収納されたカートリッジ本体をプリン
タ装置に装着し、使用後はカートリッジ本体ごと交換可
能に構成される、いわゆる使い捨てタイプのものと、プ
リンタ装置の付属部品であるカートリッジ本体にインク
リボンユニットのみを装着し、使用後はインクリボンユ
ニットのみが交換可能に構成される、いわゆるリローダ
ブルカートリッジとが知られている。インクリボンユニ
ットは、例えばベースフィルム上に着色インク層が形成
されたインクリボンと未使用の又は使用済みのインクリ
ボンが巻回される一対のスプールとを備えて構成され、
これらがカートリッジ本体に収納又は装着されて使用さ
れる。
リボンユニットが収納されたカートリッジ本体をプリン
タ装置に装着し、使用後はカートリッジ本体ごと交換可
能に構成される、いわゆる使い捨てタイプのものと、プ
リンタ装置の付属部品であるカートリッジ本体にインク
リボンユニットのみを装着し、使用後はインクリボンユ
ニットのみが交換可能に構成される、いわゆるリローダ
ブルカートリッジとが知られている。インクリボンユニ
ットは、例えばベースフィルム上に着色インク層が形成
されたインクリボンと未使用の又は使用済みのインクリ
ボンが巻回される一対のスプールとを備えて構成され、
これらがカートリッジ本体に収納又は装着されて使用さ
れる。
【0003】インクリボンカートリッジにおいては、上
述したインクリボンユニットとカートリッジ本体とが主
にプラスチック材料により成形されているため、近年、
使用済みの各構成部材を資源として分別回収して再利用
することにより、廃棄物の減量や資源の有効利用を図る
動きが高まっている。
述したインクリボンユニットとカートリッジ本体とが主
にプラスチック材料により成形されているため、近年、
使用済みの各構成部材を資源として分別回収して再利用
することにより、廃棄物の減量や資源の有効利用を図る
動きが高まっている。
【0004】また、インクリボンカートリッジにおいて
は、プラスチック材料により成形された各構成部材につ
いて再利用する以外に、必要に応じて再生プラスチック
材料化して使用することにより廃棄物の減量や資源の有
効利用を図ることも可能である。
は、プラスチック材料により成形された各構成部材につ
いて再利用する以外に、必要に応じて再生プラスチック
材料化して使用することにより廃棄物の減量や資源の有
効利用を図ることも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、使用済
みになった従来のインクリボンカートリッジは、現状に
おいてはカートリッジ本体及びインクリボンユニットを
全部廃棄するか、各構成部材のうち容易に分解、再組立
が可能に構成され、またはプリンタ装置の付属部品とな
っているカートリッジ本体部分のみが繰り返して利用さ
れ、分解、再組立が困難又は不可能なインクリボンユニ
ット、すなわちインクリボン及びスプール部分を廃棄し
ている。
みになった従来のインクリボンカートリッジは、現状に
おいてはカートリッジ本体及びインクリボンユニットを
全部廃棄するか、各構成部材のうち容易に分解、再組立
が可能に構成され、またはプリンタ装置の付属部品とな
っているカートリッジ本体部分のみが繰り返して利用さ
れ、分解、再組立が困難又は不可能なインクリボンユニ
ット、すなわちインクリボン及びスプール部分を廃棄し
ている。
【0006】従来のインクリボンカートリッジにおいて
は、上述したように繰り返しての使用を可能としている
構成部材としてはカートリッジ本体部分のみであり、イ
ンクリボン及びスプールにより構成されるインクリボン
ユニットは一回限りで廃棄されている。このため、従来
のインクリボンカートリッジは、上述した廃棄物の減量
及び資源の有効利用を充分に達成できず、多くの無駄が
ある。
は、上述したように繰り返しての使用を可能としている
構成部材としてはカートリッジ本体部分のみであり、イ
ンクリボン及びスプールにより構成されるインクリボン
ユニットは一回限りで廃棄されている。このため、従来
のインクリボンカートリッジは、上述した廃棄物の減量
及び資源の有効利用を充分に達成できず、多くの無駄が
ある。
【0007】また、従来のインクリボンカートリッジ
は、例えば上述した構成部材のうちカートリッジ本体や
スプールがポリスチレン樹脂で成形され、インクリボン
のベースフィルムがポリエチレンテフタレート樹脂(P
ET)等で成形されている。すなわち、インクリボンユ
ニットは、ポリスチレン樹脂とポリエチレンテフタレー
ト樹脂(PET)という異なるプラスチック材料により
成形された構成部材により構成されている。
は、例えば上述した構成部材のうちカートリッジ本体や
スプールがポリスチレン樹脂で成形され、インクリボン
のベースフィルムがポリエチレンテフタレート樹脂(P
ET)等で成形されている。すなわち、インクリボンユ
ニットは、ポリスチレン樹脂とポリエチレンテフタレー
ト樹脂(PET)という異なるプラスチック材料により
成形された構成部材により構成されている。
【0008】従来のインクリボンユニットは、廃棄され
た時点では使用済みのインクリボンがスプールに巻き付
けられた状態であり、種類の異なるプラスチック材料が
混在することになる。したがって、インクリボンユニッ
トにおいては、分別回収して再生プラスチック材料化し
ようとする場合、同種のプラスチック材料ごと、すなわ
ちスプールとインクリボンとにさらに分別しなければな
らず、手間がかかって効率的な回収や再生プラスチック
材料化の妨げとなっている。
た時点では使用済みのインクリボンがスプールに巻き付
けられた状態であり、種類の異なるプラスチック材料が
混在することになる。したがって、インクリボンユニッ
トにおいては、分別回収して再生プラスチック材料化し
ようとする場合、同種のプラスチック材料ごと、すなわ
ちスプールとインクリボンとにさらに分別しなければな
らず、手間がかかって効率的な回収や再生プラスチック
材料化の妨げとなっている。
【0009】インクリボンユニットにおいては、例えば
ポリスチレン製のスプールから使用済みのPET製のイ
ンクリボンを分別する場合には、手作業で巻回されたイ
ンクリボンをほどいたり、カッターナイフ等の刃物を使
用してインクリボンに切り込みを入れて剥ぎ取る等の煩
雑な手間を要している。
ポリスチレン製のスプールから使用済みのPET製のイ
ンクリボンを分別する場合には、手作業で巻回されたイ
ンクリボンをほどいたり、カッターナイフ等の刃物を使
用してインクリボンに切り込みを入れて剥ぎ取る等の煩
雑な手間を要している。
【0010】そこで、本発明は、各構成部材の分別回収
や再利用、再プラスチック材料化のの効率が向上したイ
ンクリボンユニット及びこのインクリボンユニットを収
納したインクリボンカートリッジを提供することを目的
とするものである。
や再利用、再プラスチック材料化のの効率が向上したイ
ンクリボンユニット及びこのインクリボンユニットを収
納したインクリボンカートリッジを提供することを目的
とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
本発明に係るインクリボンユニットは、インクリボン
と、未使用のインクリボンが巻回される供給側スプール
と、使用済みのインクリボンが巻き取られる巻取り側ス
プールとを備えて構成され、供給側スプールと巻取り側
スプールとは、複数の部材により組立、分解可能な構成
される。
本発明に係るインクリボンユニットは、インクリボン
と、未使用のインクリボンが巻回される供給側スプール
と、使用済みのインクリボンが巻き取られる巻取り側ス
プールとを備えて構成され、供給側スプールと巻取り側
スプールとは、複数の部材により組立、分解可能な構成
される。
【0012】また、本発明に係るインクリボンカートリ
ッジは、上述した構成を有するインクリボンユニットが
カートリッジ本体に収納されて構成される。
ッジは、上述した構成を有するインクリボンユニットが
カートリッジ本体に収納されて構成される。
【0013】上述した構成を有する本発明に係るインク
リボンユニット及びこのインクリボンユニットを収納す
るインクリボンカートリッジは、インクリボンが巻回さ
れる供給側スプールと巻取り側スプールとが複数の部材
により繰り返し組立、分解可能に構成される。したがっ
て、本発明に係るインクリボンユニット及びこのインク
リボンユニットを収納するインクリボンカートリッジに
よれば、スプール部分が容易に分解可能でかつインクリ
ボンとの分離も簡略化するため、各構成部材ごとの分別
回収が容易となり、再利用等の効率が向上する。
リボンユニット及びこのインクリボンユニットを収納す
るインクリボンカートリッジは、インクリボンが巻回さ
れる供給側スプールと巻取り側スプールとが複数の部材
により繰り返し組立、分解可能に構成される。したがっ
て、本発明に係るインクリボンユニット及びこのインク
リボンユニットを収納するインクリボンカートリッジに
よれば、スプール部分が容易に分解可能でかつインクリ
ボンとの分離も簡略化するため、各構成部材ごとの分別
回収が容易となり、再利用等の効率が向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るインクリボン
ユニット及びこのインクリボンユニットを収納するイン
クリボンカートリッジの具体的な実施の形態について図
面を参照しながら詳細に説明する。
ユニット及びこのインクリボンユニットを収納するイン
クリボンカートリッジの具体的な実施の形態について図
面を参照しながら詳細に説明する。
【0015】本実施の形態に係るインクリボンユニット
1は、図1に示す構造を有する供給側スプール2及び巻
取り側スプール3と、インクリボン4とを備えて構成さ
れる。インクリボンユニット1は、詳細を後述するイン
クリボンカートリッジ20に収納されて使用する。
1は、図1に示す構造を有する供給側スプール2及び巻
取り側スプール3と、インクリボン4とを備えて構成さ
れる。インクリボンユニット1は、詳細を後述するイン
クリボンカートリッジ20に収納されて使用する。
【0016】供給側スプール2は、インクリボン4の巻
始めとなる長手方向の一端部が止着されるとともに、予
め未使用のインクリボン4が巻回される。供給側スプー
ル2は、未使用のインクリボン4を巻取り側スプール3
へ送り出す。
始めとなる長手方向の一端部が止着されるとともに、予
め未使用のインクリボン4が巻回される。供給側スプー
ル2は、未使用のインクリボン4を巻取り側スプール3
へ送り出す。
【0017】また、巻取り側スプール3は、インクリボ
ン4の長手方向の他端部、すなわち供給側スプール2に
止着された巻始め部分に対する終端部分が止着されると
ともに、供給側スプール2から供給され、印画に用いら
れた後の使用済みのインクリボン4を巻き取る。
ン4の長手方向の他端部、すなわち供給側スプール2に
止着された巻始め部分に対する終端部分が止着されると
ともに、供給側スプール2から供給され、印画に用いら
れた後の使用済みのインクリボン4を巻き取る。
【0018】供給側スプール2は、複数の部材により構
成され、例えば図1に示すように第1の軸部材5と第2
の軸部材6とにより構成されている。
成され、例えば図1に示すように第1の軸部材5と第2
の軸部材6とにより構成されている。
【0019】第1の軸部材5は、柱状の軸部7と、この
軸部7の一端部近くに形成された第1のフランジ部8と
を備えて構成される。第1の軸部材5は、軸部7が第1
のフランジ部8により長い巻軸7aと短い駆動軸7bと
に区分けされる。巻軸7aには、少なくとも1回以上イ
ンクリボン4の巻始め部分が巻回される。
軸部7の一端部近くに形成された第1のフランジ部8と
を備えて構成される。第1の軸部材5は、軸部7が第1
のフランジ部8により長い巻軸7aと短い駆動軸7bと
に区分けされる。巻軸7aには、少なくとも1回以上イ
ンクリボン4の巻始め部分が巻回される。
【0020】第2の軸部材6は、筒状部9と、この筒状
部9の一端部近くに形成された第2のフランジ部10と
を備えて構成されている。第2の軸部材6は、筒状部9
が第2のフランジ部10により長いリボン巻取り部9a
と短い駆動部9bとに区分けされる。第2の軸部材6
は、筒状のリボン巻取り部9aの内周形状が第1の軸部
材5の巻軸7aの外周形状と同一形状に形成されてい
る。また、第2の軸部材6には、図2に示すように、リ
ボン巻取り部9aの長手方向にわたってスリット11が
形成されるている。
部9の一端部近くに形成された第2のフランジ部10と
を備えて構成されている。第2の軸部材6は、筒状部9
が第2のフランジ部10により長いリボン巻取り部9a
と短い駆動部9bとに区分けされる。第2の軸部材6
は、筒状のリボン巻取り部9aの内周形状が第1の軸部
材5の巻軸7aの外周形状と同一形状に形成されてい
る。また、第2の軸部材6には、図2に示すように、リ
ボン巻取り部9aの長手方向にわたってスリット11が
形成されるている。
【0021】供給側スプール2においては、第1のフラ
ンジ部8と第2のフランジ部10とが巻回されるインク
リボン4の端部を規制して巻ズレを防止するとともに、
第1の軸部材5と第2の軸部材6とを後述するように組
立、分離する際の取っ手として作用する。
ンジ部8と第2のフランジ部10とが巻回されるインク
リボン4の端部を規制して巻ズレを防止するとともに、
第1の軸部材5と第2の軸部材6とを後述するように組
立、分離する際の取っ手として作用する。
【0022】供給側スプール2は、上述した構成を有す
る第1の軸部材5と第2の軸部材6とが組み立てられて
構成されている。具体的には、供給側スプール2は、巻
軸7aの外周形状と同一の内周形状を有するリボン巻取
り部9a内に巻軸7aが挿入されて組み立てられる。第
1の軸部材5と第2の軸部材6とは、接着剤等を用いな
いで、例えばネジ止め等の方法により組み立てられ、必
要に応じて分離、再組立可能な構造とされている。
る第1の軸部材5と第2の軸部材6とが組み立てられて
構成されている。具体的には、供給側スプール2は、巻
軸7aの外周形状と同一の内周形状を有するリボン巻取
り部9a内に巻軸7aが挿入されて組み立てられる。第
1の軸部材5と第2の軸部材6とは、接着剤等を用いな
いで、例えばネジ止め等の方法により組み立てられ、必
要に応じて分離、再組立可能な構造とされている。
【0023】供給側スプール2においては、第1の軸部
材5の巻軸7aに巻回されたインクリボン4の巻始め部
分が第2の軸部材6のリボン巻取り部9aに形成された
スリット11に通されることにより外部に引き出され
る。
材5の巻軸7aに巻回されたインクリボン4の巻始め部
分が第2の軸部材6のリボン巻取り部9aに形成された
スリット11に通されることにより外部に引き出され
る。
【0024】供給側スプール2においては、インクリボ
ン4が第1の軸部材5の巻軸7aに1回または数回巻回
された状態で上述したように第2の軸部材6のリボン巻
取り部9a内に第1の軸部材5の巻軸7aを挿入して組
み立てることにより止着される。すなわち、供給側スプ
ール2においては、第1の軸部材5と第2の軸部材6と
の間にインクリボン4を挟み込んで押さえることによ
り、インクリボン4の巻始め部分を止着する。そして、
供給側スプール2には、スリット11を通って外に引き
出された残りの未使用のインクリボン4がリボン巻取り
部9aに巻回される。
ン4が第1の軸部材5の巻軸7aに1回または数回巻回
された状態で上述したように第2の軸部材6のリボン巻
取り部9a内に第1の軸部材5の巻軸7aを挿入して組
み立てることにより止着される。すなわち、供給側スプ
ール2においては、第1の軸部材5と第2の軸部材6と
の間にインクリボン4を挟み込んで押さえることによ
り、インクリボン4の巻始め部分を止着する。そして、
供給側スプール2には、スリット11を通って外に引き
出された残りの未使用のインクリボン4がリボン巻取り
部9aに巻回される。
【0025】供給側スプール2は、巻軸7aの外周形状
及びリボン巻取り部9aの内周形状が組立可能な同一で
あればよく、好ましくは組立後の第1の軸部材5と第2
の軸部材6との間の回転方向の滑りを防止する形状であ
ればよい。具体的には、供給側スプール2は、巻軸7a
の外周形状及びリボン巻取り部9aの内周形状が、図3
(a)乃至(c)に示すように六角形状や楕円形状、半
月状、その他三角形や四角形等の多角形状等に形成され
る。インクリボンユニット1は、インクリボン4を供給
する供給側スプール2を構成する各部材の形状を同図
(a)乃至(c)に示すような形状とすることで第1の
軸部材5と第2の軸部材6との回転方向の滑りを防止し
て、インクリボン4の安定した走行を可能とする。
及びリボン巻取り部9aの内周形状が組立可能な同一で
あればよく、好ましくは組立後の第1の軸部材5と第2
の軸部材6との間の回転方向の滑りを防止する形状であ
ればよい。具体的には、供給側スプール2は、巻軸7a
の外周形状及びリボン巻取り部9aの内周形状が、図3
(a)乃至(c)に示すように六角形状や楕円形状、半
月状、その他三角形や四角形等の多角形状等に形成され
る。インクリボンユニット1は、インクリボン4を供給
する供給側スプール2を構成する各部材の形状を同図
(a)乃至(c)に示すような形状とすることで第1の
軸部材5と第2の軸部材6との回転方向の滑りを防止し
て、インクリボン4の安定した走行を可能とする。
【0026】なお、供給側スプール2は、第1の軸部材
5の巻軸7aの全周にわたって、図4に示すように凹部
12を形成してもよい。凹部12は、巻軸7aの中央付
近部分にインクリボン4の幅寸法と略同一の幅に形成さ
れる。
5の巻軸7aの全周にわたって、図4に示すように凹部
12を形成してもよい。凹部12は、巻軸7aの中央付
近部分にインクリボン4の幅寸法と略同一の幅に形成さ
れる。
【0027】供給側スプール2は、凹部12の深さDに
よってインクリボン4が巻軸7aに巻回された際のイン
クリボン4の厚みにより生じる径の増加を吸収する。こ
のため、供給側スプール2においては、凹部12を形成
することでインクリボン4が巻回されることによる第1
の軸部材5の巻太りを抑制するため、第1の軸部材5と
第2の軸部材6との組立、分離を円滑に行うことができ
る。
よってインクリボン4が巻軸7aに巻回された際のイン
クリボン4の厚みにより生じる径の増加を吸収する。こ
のため、供給側スプール2においては、凹部12を形成
することでインクリボン4が巻回されることによる第1
の軸部材5の巻太りを抑制するため、第1の軸部材5と
第2の軸部材6との組立、分離を円滑に行うことができ
る。
【0028】巻取り側スプール3は、上述したようにイ
ンクリボン4の終端部分が止着される以外は供給側スプ
ール2と同一構成を有するものである。したがって、巻
取り側スプール3は、複数の部材により、例えば上述し
たように第1の軸部材5及び第2の軸部材6とにより構
成される。
ンクリボン4の終端部分が止着される以外は供給側スプ
ール2と同一構成を有するものである。したがって、巻
取り側スプール3は、複数の部材により、例えば上述し
たように第1の軸部材5及び第2の軸部材6とにより構
成される。
【0029】なお、供給側スプール2と巻取り側スプー
ル3とは、上述したように第1の軸部材5と第2の軸部
材6とが組み立てられて構成されるものに限らず、その
他、複数の部材によって組立、分離が可能な構成であれ
ばよい。
ル3とは、上述したように第1の軸部材5と第2の軸部
材6とが組み立てられて構成されるものに限らず、その
他、複数の部材によって組立、分離が可能な構成であれ
ばよい。
【0030】インクリボン4は、詳細な図示は省略する
が、ポリエチレンテフタレート(PET)等を使用した
長尺のベースフィルムの一方の主面上に、例えばイエロ
ー、マゼンタ、シアン等の染料が塗布されて連続した着
色インク領域を有するインク層を形成している。
が、ポリエチレンテフタレート(PET)等を使用した
長尺のベースフィルムの一方の主面上に、例えばイエロ
ー、マゼンタ、シアン等の染料が塗布されて連続した着
色インク領域を有するインク層を形成している。
【0031】インクリボン4は、上述したように長手方
向の一端側が供給側スプール2に、他端側が巻取り側ス
プール3に止着される。また、インクリボン4は、一端
が止着された供給側スプール2に予め未使用部分が巻回
され、この状態で詳細を後述するインクリボンカートリ
ッジ20内に収納する。
向の一端側が供給側スプール2に、他端側が巻取り側ス
プール3に止着される。また、インクリボン4は、一端
が止着された供給側スプール2に予め未使用部分が巻回
され、この状態で詳細を後述するインクリボンカートリ
ッジ20内に収納する。
【0032】上述した構成を有するインクリボンユニッ
ト1は、例えば図5に示すインクリボンカートリッジ2
0のカートリッジ本体21内に収納される。インクリボ
ンカートリッジ20は、例えばサーマルヘッドを備える
昇華型熱転写式カラープリンタのように、カラー写真等
のカラープリントを行うプリンタ装置に装填されて使用
され、使用後はカートリッジ本体ごと交換される、いわ
ゆる使い捨てタイプのカートリッジである。
ト1は、例えば図5に示すインクリボンカートリッジ2
0のカートリッジ本体21内に収納される。インクリボ
ンカートリッジ20は、例えばサーマルヘッドを備える
昇華型熱転写式カラープリンタのように、カラー写真等
のカラープリントを行うプリンタ装置に装填されて使用
され、使用後はカートリッジ本体ごと交換される、いわ
ゆる使い捨てタイプのカートリッジである。
【0033】カートリッジ本体21は、上下2つ割りさ
れてなるアッパーシェル21aとロアシェル21bとが
突き合わされた状態で超音波溶着等の方法により接合さ
れて形成されている。アッパーシェル21aには、プリ
ンタ装置内に装填されて印画が行われる際にインクリボ
ン4をプリンタ用紙に対して臨ませる印画用開口部22
が形成されている。また、ロアシェル21bには、プリ
ンタ装置に装填された際に装置側のヘッド部分をインク
リボン4に臨ませるヘッド画用開口部23が形成されて
いる。
れてなるアッパーシェル21aとロアシェル21bとが
突き合わされた状態で超音波溶着等の方法により接合さ
れて形成されている。アッパーシェル21aには、プリ
ンタ装置内に装填されて印画が行われる際にインクリボ
ン4をプリンタ用紙に対して臨ませる印画用開口部22
が形成されている。また、ロアシェル21bには、プリ
ンタ装置に装填された際に装置側のヘッド部分をインク
リボン4に臨ませるヘッド画用開口部23が形成されて
いる。
【0034】また、カートリッジ本体21には、アッパ
ーシェル21aとロアシェル21bとが突き合わされる
ことにより、略筒状を呈しインクリボンユニット1の供
給側スプール2と巻取り側スプール3とを回転可能に収
納するスプール収納部24,25が互いに離間した状態
で形成される。また、カートリッジ本体21には、アッ
パーシェル21aとロアシェル21bとが突き合わされ
ることにより、一側面に後述する供給側スプール2及び
巻取り側スプール3の駆動軸7bを外方に臨ませる駆動
用開口部26が形成される。
ーシェル21aとロアシェル21bとが突き合わされる
ことにより、略筒状を呈しインクリボンユニット1の供
給側スプール2と巻取り側スプール3とを回転可能に収
納するスプール収納部24,25が互いに離間した状態
で形成される。また、カートリッジ本体21には、アッ
パーシェル21aとロアシェル21bとが突き合わされ
ることにより、一側面に後述する供給側スプール2及び
巻取り側スプール3の駆動軸7bを外方に臨ませる駆動
用開口部26が形成される。
【0035】インクリボンユニット1は、供給側スプー
ル2及び巻取り側スプール3の駆動軸7bがカートリッ
ジ本体21に形成された軸受け部27に嵌合されるとと
もに、第2の軸部材6の駆動部9bがカートリッジ本体
21に形成された駆動用開口部26に挿通されることに
よりカートリッジ本体21のスプール収納部24,25
内に供給側スプール2及び巻取り側スプール3が回転可
能に支持されて収納される。インクリボンカートリッジ
20においては、駆動用開口部26から外部に突出した
駆動部9bがプリンタ装置の駆動機構(図示は省略)に
よって回転駆動されることにより、供給側スプール2が
回転し、インクリボン4を図5中矢印E方向に送り出
す。
ル2及び巻取り側スプール3の駆動軸7bがカートリッ
ジ本体21に形成された軸受け部27に嵌合されるとと
もに、第2の軸部材6の駆動部9bがカートリッジ本体
21に形成された駆動用開口部26に挿通されることに
よりカートリッジ本体21のスプール収納部24,25
内に供給側スプール2及び巻取り側スプール3が回転可
能に支持されて収納される。インクリボンカートリッジ
20においては、駆動用開口部26から外部に突出した
駆動部9bがプリンタ装置の駆動機構(図示は省略)に
よって回転駆動されることにより、供給側スプール2が
回転し、インクリボン4を図5中矢印E方向に送り出
す。
【0036】インクリボンカートリッジ20は、供給側
スプール2と巻取り側スプール3とにインクリボン4の
巻始め部分及び終端部分が止着されかつ未使用部分が巻
回された状態でインクリボンユニット1がカートリッジ
本体21のスプール収納部24,25にそれぞれ収納さ
れる。このため、インクリボンカートリッジ20は、ス
プール収納部24,25の間に位置して形成された印画
用開口部22及びヘッド画用開口部23からインクリボ
ン4が外方に露出する。
スプール2と巻取り側スプール3とにインクリボン4の
巻始め部分及び終端部分が止着されかつ未使用部分が巻
回された状態でインクリボンユニット1がカートリッジ
本体21のスプール収納部24,25にそれぞれ収納さ
れる。このため、インクリボンカートリッジ20は、ス
プール収納部24,25の間に位置して形成された印画
用開口部22及びヘッド画用開口部23からインクリボ
ン4が外方に露出する。
【0037】なお、インクリボンユニット1は、収納さ
れるカートリッジのタイプを上述したいわゆる使い捨て
タイプのインクリボンカートリッジ20に限定するもの
ではない。インクリボンユニット1は、使い捨てタイプ
のカートリッジ以外に、カートリッジ本体がプリンタ装
置の付属部品として構成される、いわゆるリローダブル
カートリッジにも適用される。リローダブルカートリッ
ジにおいては、プリンタ装置の付属部品であるカートリ
ッジ本体のみが繰り返し利用され、このカートリッジ本
体にインクリボンユニット1が詰め替えられて使用され
る。
れるカートリッジのタイプを上述したいわゆる使い捨て
タイプのインクリボンカートリッジ20に限定するもの
ではない。インクリボンユニット1は、使い捨てタイプ
のカートリッジ以外に、カートリッジ本体がプリンタ装
置の付属部品として構成される、いわゆるリローダブル
カートリッジにも適用される。リローダブルカートリッ
ジにおいては、プリンタ装置の付属部品であるカートリ
ッジ本体のみが繰り返し利用され、このカートリッジ本
体にインクリボンユニット1が詰め替えられて使用され
る。
【0038】上述したインクリボンユニット1を分別回
収するプロセスについて説明する。使用済みのインクリ
ボンユニット1は、カートリッジ本体から取り外され
る。使い捨てタイプのインクリボンカートリッジ20に
おいては、カートリッジ本体ごとプリンタ装置から取り
外され、カートリッジ本体21がアッパーシェル21a
とロアシェル21bとに分解されてインクリボンユニッ
ト1が取り出される。インクリボンカートリッジ20
は、その後カートリッジ本体21が再度組み立てられて
再利用されたり、再生プラスチック材料として使用され
る。
収するプロセスについて説明する。使用済みのインクリ
ボンユニット1は、カートリッジ本体から取り外され
る。使い捨てタイプのインクリボンカートリッジ20に
おいては、カートリッジ本体ごとプリンタ装置から取り
外され、カートリッジ本体21がアッパーシェル21a
とロアシェル21bとに分解されてインクリボンユニッ
ト1が取り出される。インクリボンカートリッジ20
は、その後カートリッジ本体21が再度組み立てられて
再利用されたり、再生プラスチック材料として使用され
る。
【0039】また、リローダブルカートリッジにおいて
は、プリンタ装置の付属品であるカートリッジ本体から
インクリボンユニット1が取り出される。リローダブル
カートリッジは、カートリッジ本体がそのままプリンタ
装置に取り付けられ、繰り返し利用される。
は、プリンタ装置の付属品であるカートリッジ本体から
インクリボンユニット1が取り出される。リローダブル
カートリッジは、カートリッジ本体がそのままプリンタ
装置に取り付けられ、繰り返し利用される。
【0040】カートリッジ本体から取り出されたインク
リボンユニット1は、インクリボン4の巻始め部分と終
端部分とが止着された供給側スプール2と巻取り側スプ
ール3とは、それぞれ第1の軸部材5と第2の軸部材6
とに分解される。供給側スプール2と巻取り側スプール
3とは、第1の軸部材5を図1中矢印B方向に、第2の
軸部材6を同図中矢印C方向にそれぞれ第1及び第2の
フランジ部8,10を取っ手にして引っ張ることにより
容易に分解できる。供給側スプール2と巻取り側スプー
ル3とにおいては、インクリボン4が糊や接着剤等によ
り止着されたものではなく第1の軸部材5と第2の軸部
材6との間に挟まれて止着されているものであるため、
第1の軸部材5と第2の軸部材6とを分解することによ
りインクリボン4を容易に分離することができる。その
後、巻取り側スプール3において、使用済みのインクリ
ボン4が巻回されたリボン巻取り部9aからスリット1
1に沿ってインクリボン4を引き抜くことにより、供給
側スプール2及び巻取り側スプール3とインクリボン4
とを別個に回収する。
リボンユニット1は、インクリボン4の巻始め部分と終
端部分とが止着された供給側スプール2と巻取り側スプ
ール3とは、それぞれ第1の軸部材5と第2の軸部材6
とに分解される。供給側スプール2と巻取り側スプール
3とは、第1の軸部材5を図1中矢印B方向に、第2の
軸部材6を同図中矢印C方向にそれぞれ第1及び第2の
フランジ部8,10を取っ手にして引っ張ることにより
容易に分解できる。供給側スプール2と巻取り側スプー
ル3とにおいては、インクリボン4が糊や接着剤等によ
り止着されたものではなく第1の軸部材5と第2の軸部
材6との間に挟まれて止着されているものであるため、
第1の軸部材5と第2の軸部材6とを分解することによ
りインクリボン4を容易に分離することができる。その
後、巻取り側スプール3において、使用済みのインクリ
ボン4が巻回されたリボン巻取り部9aからスリット1
1に沿ってインクリボン4を引き抜くことにより、供給
側スプール2及び巻取り側スプール3とインクリボン4
とを別個に回収する。
【0041】インクリボンユニット1においては、供給
側スプール2及び巻取り側スプール3を複数部材によっ
て構成し組立、分解を可能とすることにより、巻回され
たインクリボン4を巻取り側スプール3から取り外すプ
ロセスが簡略化される。このため、インクリボンユニッ
ト1及びこのインクリボンユニット1を収納するインク
リボンカートリッジにおいては、各構成部材ごとの分別
回収が容易となり、各構成部材ごとにの再利用、再生プ
ラスチック材料化又は廃棄が行われる。
側スプール2及び巻取り側スプール3を複数部材によっ
て構成し組立、分解を可能とすることにより、巻回され
たインクリボン4を巻取り側スプール3から取り外すプ
ロセスが簡略化される。このため、インクリボンユニッ
ト1及びこのインクリボンユニット1を収納するインク
リボンカートリッジにおいては、各構成部材ごとの分別
回収が容易となり、各構成部材ごとにの再利用、再生プ
ラスチック材料化又は廃棄が行われる。
【0042】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るインクリボンユニット及びこのインクリボンユニット
を収納するインクリボンカートリッジは、インクリボン
が止着される供給側スプール及び巻取り側スプールが複
数の部材により組立、分離が可能に構成されるため、使
用済みのインクリボンユニットについて各スプールとイ
ンクリボンとの分別回収のプロセスを簡略化できる。し
たがって、本発明に係るインクリボンユニット及びこの
インクリボンユニットを収納するインクリボンカートリ
ッジによれば、インクリボンユニットを構成するインク
リボンと各スプールとが異なる種類のプラスチック材料
により成形された場合であっても、同じプラスチック材
料により成形された構成部材ごとの分別回収が容易であ
り、各構成部材の再利用や再生プラスチック材料化を効
率的に実施することができ、充分な廃棄物の減量及び資
源の有効利用を図ることができる。
るインクリボンユニット及びこのインクリボンユニット
を収納するインクリボンカートリッジは、インクリボン
が止着される供給側スプール及び巻取り側スプールが複
数の部材により組立、分離が可能に構成されるため、使
用済みのインクリボンユニットについて各スプールとイ
ンクリボンとの分別回収のプロセスを簡略化できる。し
たがって、本発明に係るインクリボンユニット及びこの
インクリボンユニットを収納するインクリボンカートリ
ッジによれば、インクリボンユニットを構成するインク
リボンと各スプールとが異なる種類のプラスチック材料
により成形された場合であっても、同じプラスチック材
料により成形された構成部材ごとの分別回収が容易であ
り、各構成部材の再利用や再生プラスチック材料化を効
率的に実施することができ、充分な廃棄物の減量及び資
源の有効利用を図ることができる。
【図1】インクリボンユニットを構成する供給側スプー
ルの縦断面図である。
ルの縦断面図である。
【図2】同供給側スプールを構成する第2の軸部材の側
面図である。
面図である。
【図3】図1におけるA−A線の断面図である。
【図4】同供給側スプールを構成する第1の軸部材の他
の実施の形態を示す側面図である。
の実施の形態を示す側面図である。
【図5】インクリボンユニットを収納するインクリボン
カートリッジの斜視図である。
カートリッジの斜視図である。
1 インクリボンユニット,2 供給側スプール,3
巻取り側スプール,4インクリボン,5 第1の軸部
材,6 第2の軸部材,7 軸部,7a 巻軸,7b
駆動軸,8 第1のフランジ部,9 筒状部,9a リ
ボン巻取り部,9b 駆動部,10 第2のフランジ
部,11 スリット,12 凹部,20インクリボンカ
ートリッジ,21 カートリッジ本体
巻取り側スプール,4インクリボン,5 第1の軸部
材,6 第2の軸部材,7 軸部,7a 巻軸,7b
駆動軸,8 第1のフランジ部,9 筒状部,9a リ
ボン巻取り部,9b 駆動部,10 第2のフランジ
部,11 スリット,12 凹部,20インクリボンカ
ートリッジ,21 カートリッジ本体
Claims (6)
- 【請求項1】 インクリボンと、 未使用の上記インクリボンが巻回される供給側スプール
と、 使用済みの上記インクリボンが巻き取られる巻取り側ス
プールとを備えて構成され、 上記供給側スプールと上記巻取り側スプールとは、複数
の部材により組立、分解可能な構成されることを特徴と
するインクリボンユニット。 - 【請求項2】 上記供給側スプールと上記巻取り側スプ
ールとは、上記インクリボンが少なくとも1回以上巻回
される第1の軸部材と、 上記第1の軸部材が挿入されかつ上記第1の軸部材に巻
回された上記インクリボンが引き出されるスリットが形
成された筒状の第2の軸部材とにより構成されることを
特徴とする請求項1に記載のインクリボンユニット。 - 【請求項3】 上記インクリボンは、上記第1の軸部材
の外周部と上記第1の軸部材が挿入される筒状の上記第
2の軸部材の内周壁とに挟まれて上記供給側スプール及
び上記巻取り側スプールに止着されることを特徴とする
請求項2に記載のインクリボンユニット。 - 【請求項4】 上記第1の軸部材には、予め上記インク
リボンが巻回される部分の全周にわたって凹部が形成さ
れていることを特徴とする請求項2に記載のインクリボ
ンユニット。 - 【請求項5】 インクリボンと、未使用のインクリボン
が巻回される供給側スプールと、使用済みのインクリボ
ンが巻き取られる巻取り側スプールとからなるインクリ
ボンユニットと、 上記供給側スプールと上記巻取り側スプールとが収納さ
れるカートリッジ本体とを備えて構成され、 上記供給側スプールと上記巻取り側スプールとは、複数
の部材により組立、分解可能な構成されることを特徴と
するインクリボンカートリッジ。 - 【請求項6】 上記供給側スプールと上記巻取り側スプ
ールとは、上記インクリボンが少なくとも1回以上巻回
される第1の軸部材と、 上記第1の軸部材が挿入されかつ上記第1の軸部材に巻
回された上記インクリボンが引き出されるスリットが形
成された筒状の第2の軸部材とにより構成されることを
特徴とする請求項5に記載のインクリボンカートリッ
ジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11048640A JP2000238394A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | インクリボンユニット及びこのインクリボンユニットを収納したインクリボンカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11048640A JP2000238394A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | インクリボンユニット及びこのインクリボンユニットを収納したインクリボンカートリッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000238394A true JP2000238394A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12808984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11048640A Withdrawn JP2000238394A (ja) | 1999-02-25 | 1999-02-25 | インクリボンユニット及びこのインクリボンユニットを収納したインクリボンカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000238394A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006076103A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Seiko Epson Corp | テープカートリッジ及びテーププリンタ |
JP2007001156A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Sato Corp | 熱転写リボンの巻取り用芯管 |
JP2007001155A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Sato Corp | 熱転写リボンの巻取り装置 |
-
1999
- 1999-02-25 JP JP11048640A patent/JP2000238394A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006076103A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Seiko Epson Corp | テープカートリッジ及びテーププリンタ |
JP2007001156A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Sato Corp | 熱転写リボンの巻取り用芯管 |
JP2007001155A (ja) * | 2005-06-24 | 2007-01-11 | Sato Corp | 熱転写リボンの巻取り装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |