JP2000234825A - ガス抜き分流器及び空気調和機 - Google Patents
ガス抜き分流器及び空気調和機Info
- Publication number
- JP2000234825A JP2000234825A JP11035926A JP3592699A JP2000234825A JP 2000234825 A JP2000234825 A JP 2000234825A JP 11035926 A JP11035926 A JP 11035926A JP 3592699 A JP3592699 A JP 3592699A JP 2000234825 A JP2000234825 A JP 2000234825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- gas
- liquid
- casing
- outlet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/02—Centrifugal separation of gas, liquid or oil
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
すると共に、液成分を分流することが可能なガス抜き分
流器を提供する。 【解決手段】 ケーシング1の頂部近傍においてガス配
管2を貫設し、ガス冷媒流出口23を開口する。ケーシ
ング1の側面に2本の流入管5、6を貫設し、2つの冷
媒流入口21を開口する。これよりも上側のケーシング
1の側面に2本の液配管3、4を貫設し、2つの液冷媒
流出口22を開口する。液冷媒流出口22とガス冷媒流
出口23との間に、ケーシング1を上下に遮断する液遮
断板7を設ける。液遮蔽板7は、ガス冷媒流出口23の
直下近傍以外の位置にガス通過孔8を備える。ケーシン
グ1の内周に、螺旋溝9を形成する。
Description
発器入口、あるいは蒸発器の途中等に介設するのに好適
なガス抜き分流器、及びこのようなガス抜き分流器を備
えた空気調和機に関するものである。
度条件及び室内温度条件で運転される。そこで省エネル
ギー化を図るべく、それぞれの温度条件において熱負荷
に応じた圧縮能力の運転ができるように、インバータに
よって圧縮能力可変に制御される圧縮機が用いられる。
そしてこのような空気調和機では、圧縮機の吐出側と吸
入側との間に四路切換弁の1次ポートを接続し、そして
この四路切換弁の2次ポートの間に第1ガス管、室外熱
交換器、第1液管、電動膨張弁、第2液管、室内熱交換
器、第2ガス管が順次に接続され、冷媒回路が構成され
ている。そして上記四路切換弁を所定方向に接続するこ
とにより、上記室外熱交換器を凝縮器として機能させる
とともに室内熱交換器を蒸発器として機能させ、冷房運
転を行うことができる。一方、上記四路切換弁を切り換
えることにより、上記室外熱交換器を蒸発器として機能
させるとともに室内熱交換器を凝縮器として機能させ、
暖房運転を行うことができる。そして上記インバータの
圧縮能力制御によって冷媒循環量を変化させ、外気温度
等に対応した適切な空調を行う省エネルギー運転が可能
となっている。
運転時に蒸発器として機能する室外熱交換器40の斜視
図である。電動膨張弁から延びる液管41の端部には分
岐管43が設けられ、この分岐管43から第1冷媒経路
45と第2冷媒経路46との2つの冷媒経路が延びてい
る。そして室外熱交換器40内を延設された上記第1冷
媒経路45及び第2冷媒経路46の端部には合流器44
が設けられ、この合流器44から圧縮機へ向かうガス管
42が延びている。そして暖房運転時においては、液管
41を介して矢印Eの方向から2相流となった冷媒が流
入する。そして2つの冷媒経路45、46を通過しなが
ら冷媒は蒸発し、合流器44で合流して圧縮機へ返流さ
れる。
45、46を流通する冷媒の流速が高すぎると、圧力損
失が大きくなって空気−冷媒間の温度差が減少し、熱交
換能力が低下する。一方、冷媒経路45、46を流通す
る冷媒の流速が低いと、熱伝達率が減少してやはり熱交
換能力が低下することになる。そのため上記室外熱交換
器40では、適度な流通抵抗を持たせて高い熱交換能力
が発揮できるように、液管41を分岐させて2つの冷媒
経路45、46を設けているのである。
換器40では、凝縮器として機能する冷房運転時と蒸発
器として機能する暖房運転時とで熱交換能力がピークと
なる上記冷媒経路数は異なり、熱交換器が凝縮器として
機能する場合は、蒸発器として機能する場合よりも少な
い冷媒経路数で能力率(発揮能力/最大能力)がピーク
となる。それは、蒸発器として機能するときの方が、冷
媒経路45、46を流通する冷媒の圧力損失が大きいか
らである。そこで上記空気調和機では、室外熱交換器4
0の冷媒経路数を、双方の能力率がある程度のものとな
る折衷的なものに設定しているのである。これを換言す
れば、上記のような室外熱交換器40では常に性能損失
が発生しているということであり、そのため確実な省エ
ネルギーを図れないという問題があった。
量を変化させた場合にも、冷媒経路45、46を流通す
る冷媒の圧力が変化する。そのため高い圧縮能力で圧縮
機を運転しても冷媒経路45、46中で圧力損失が発生
し、エネルギーロスを生じてしまうという問題があっ
た。そしてこのような問題が生じるのは、上述のように
室外熱交換器40内の冷媒経路45、46で圧力損失を
生じるからである。そこで発明者らは試験を繰り返し、
上記冷媒経路45、46を流通する冷媒からガス成分を
分離すれば、上記圧力損失を抑制して性能損失の発生を
回避できるとの新しい知見を得た。しかしながらそのた
めには、2相流となった冷媒からガス成分を分離しつ
つ、複数の冷媒経路に液成分を分流させることができる
分流器が必要となるのである。
めになされたものであって、その目的は、蒸発器の入
口、あるいはその途中の冷媒経路を流通する冷媒からガ
ス成分を分離すると共に、液成分を分流することが可能
なガス抜き分流器を提供し、さらにこのようなガス抜き
分流器を備えた空気調和機を提供することにある。
き分流器は、ケーシング1に冷媒流入口21と、複数の
液冷媒流出口22と、ガス冷媒流出口23とをそれぞれ
設け、上記冷媒流入口21からケーシング1内に流入し
た気液2相冷媒が、ケーシング1内で気体と液体とに分
離され、ガス密度の高い冷媒が上記ガス冷媒流出口23
から流出し、また液密度の高い冷媒が上記複数の液冷媒
流出口22から分流されて流出するよう構成したことを
特徴としている。
流入口21から流入した気液2相冷媒のうちケーシング
1内のガス密度の高い冷媒をガス冷媒流出口23から流
出させ、液密度の高い冷媒を複数の液冷媒流出口22か
ら分流させることが可能となる。
ス冷媒流出口23をケーシング1の頂部近傍において開
口させ、このガス冷媒流出口23よりも下側の位置に、
上記冷媒流入口21と上記各液冷媒流出口22を開口さ
せたことを特徴としている。
シング1の頂部近傍にガス冷媒流出口23を設けてある
ので、液冷媒がガス冷媒流出口23方向に流通するのが
抑制でき、従ってガス成分の確実な分離が可能となる。
冷媒流入口21及び液冷媒流出口22とガス冷媒流出口
23との間に、液冷媒の流通を阻止する一方でガス冷媒
の流通を許容する液遮断板7を設けたことを特徴として
いる。
断板7を設けているので、液冷媒がガス冷媒流出口23
方向に流通するのを抑制することが可能となる。
板7は、上記ガス冷媒流出口23の直下近傍を上下に遮
断しつつガス通過孔8を穿設して成ることを特徴として
いる。
媒がガス冷媒流出口23方向に向かうのを、確実に規制
することが可能となる。
ング1の内周面に、螺旋溝9を周設したことを特徴とし
ている。
シング1の内周面に沿って液冷媒が回流するのを促進さ
せることが可能となる。
求項5のいずれかのガス抜き分流器を備えた熱交換器1
0、53を用いて空気調和機を構成し、熱交換器10、
53を蒸発器として機能させるようにすれば、その実用
的価値は大である。
の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細
に説明する。
れた空気調和機の室外熱交換器10の斜視図、図8は上
記室外熱交換器10を用いた空気調和機の冷媒回路図で
ある。まず空気調和機の冷媒回路について説明すると、
これは図8に示すように、圧縮機51、四路切換弁5
2、室内熱交換器53、減圧機構としての電動膨張弁5
4、及び室外熱交換器10を順に冷媒配管55で接続し
て構成したものであって、室内熱交換器53を凝縮器、
室外熱交換器10を蒸発器として機能させることによっ
て暖房運転を行う一方、室内熱交換器53を蒸発器、室
外熱交換器10を凝縮器として機能させることによって
冷房運転を行うようになっている。
図7に示すように、電動膨張弁54から延びる液管12
の端部には分岐管19が設けられ、この分岐管19から
第1冷媒経路14と第2冷媒経路15とが延びている。
そして室外熱交換器10の下側部分に延設された上記第
1冷媒経路14及び第2冷媒経路15の端部に、上記ガ
ス抜き分流器11が設けられている。このガス抜き分流
器11からは、第3冷媒経路16、第4冷媒経路17、
及びガス路18が延びている。第3冷媒経路16と第4
冷媒経路17とは室外熱交換器10の上側部分に延設さ
れ、室外熱交換器10をバイパスした上記ガス路18と
ともに合流器20に接続される。そしてこの合流器20
から、圧縮機へ向かうガス管13が延びている。そして
暖房運転時においては、液管12を介して矢印Eの方向
から2相流となった冷媒が流入する。冷媒は2つの冷媒
経路14、15を通過しながら蒸発し、ガス抜き分流器
11に流入する。そしてこのガス抜き分流器11で分離
された液冷媒は、上記第3冷媒経路16及び第4冷媒経
路17を通過しながら再び蒸発し、ガス路18を流通し
たガス冷媒と合流器20で合流する。そしてほとんどガ
ス成分となった冷媒が、ガス管13を介して圧縮機51
へ返流される。つまり、冷媒経路16、17にはガス成
分を分離した液冷媒が流通するということである。そし
てこれにより、蒸発器として機能する際における圧力損
失の発生を抑制することができるのである。
説明する。図1は、このガス抜き分流器の透過斜視図で
ある。このガス抜き分流器は、上面が半球状に膨出した
円筒形状をなすケーシング1を備え、その側面下部に第
1流入管5、第2流入管6を横方向に貫設し、これより
も上側の上記側面に、第1液配管3、第2液配管4を横
方向に貫設している。また上記ケーシング1の頂部にお
いては、ガス配管2を上下方向に貫設している。そして
ケーシング1内で開口する上記第1流入管5、第2流入
管6の端部が冷媒流入口21、21となり、第1液配管
3、第2液配管4の端部が液冷媒流出口22、22とな
る。また上記ケーシング1内で開口する上記ガス配管2
の端部がガス冷媒流出口23となる。さらにこのガス冷
媒流出口23と上記液冷媒流出口22、22との中間位
置に、ケーシング1内を上下に遮断するようにして液遮
断板7を設けている。そしてこのガス抜き分流器におい
ては、上記第1流入管5と第2流入管6とが、図7にお
ける第1冷媒経路14と第2冷媒経路15の各出口に、
第1液配管3と第2液配管4とが、図7における第3冷
媒経路16と第4冷媒経路17の各入口に、またガス配
管2が図7におけるガス路18にそれぞれ接続されるの
である。
である。同図に示すように液遮断板7には円形状をなす
4個のガス通過孔8が穿設されているが、これらのガス
通過孔8は、上記ガス冷媒流出口23の直下には開口し
ないようにして設けられている。従って、上記ガス冷媒
流出口23の直下近傍は液遮断板7で上下に遮断されて
いるということになる。また図3は、図1のA−A断面
矢視図であり、上記各液配管3、4及び各流入管5、6
を示している。同図に示すように、第2液配管4及び第
1流入管5の端部はそれぞれケーシング1の内壁方向に
向いて開口し、第1液配管3及び第2流入管6の端部は
互いに向かい合うようにケーシング1の内方を向いてい
る。さらに上記ケーシング1の内壁には、その断面形状
を図4に示すような螺旋溝9が多数並行して形成されて
いる。
冷媒が2本の流入管5、6から略水平方向に流入し、い
ったん混合する。そして混合した冷媒のガス成分は、ケ
ーシング1内を上昇するから、図1の矢印Gに示すよう
に上記液遮断板7のガス通過孔8を通り抜け、上記ガス
配管2からケーシング1外へ流出する。一方、冷媒の液
成分は上記ガス成分のように急上昇することはなく、ケ
ーシング1内を横方向に回るようにして流動する。従っ
て液成分は、上記ガス配管2からではなく、2本の液配
管3、4に分流してケーシング1外へ流出することにな
る。このことからこのガス抜き分流器においては、2相
流となった冷媒からガス成分を確実に分離できると共
に、2本の流入管5、6からの2相流が合流するので、
これまでの偏流が一旦解消され、偏流による性能低下も
防止し得る。
出口22とガス冷媒流出口23との間に液遮断板7を設
けている。この液遮断板8にはガス通過孔8が設けられ
ているが、上記ガス流出口23の直下近傍位置には上記
ガス通過孔8を穿設せず、ケーシング1内を上下に遮断
するようにしている。従って液冷媒がガス通過孔8を通
じてガス流出口23から流出することは規制され、ガス
成分だけを確実に分離することができる。またケーシン
グ1の内壁には、螺旋溝9を形成している。そのため液
冷媒のケーシング1内における回流は促進され、上記液
冷媒流出口22から液冷媒を円滑に流出させることがで
きる。しかも第1流入管5の端部と第2液配管4の端部
とを、ケーシング1の内壁方向に向けるよう傾斜して開
口させている。従って上記第1流入管5から流入した冷
媒のうち液成分は、ケーシング1の内壁に沿って確実に
回流し、さらに円滑に第2液配管4から流出する。また
第2流入管6の端部と第1液配管3の端部とは、互いに
向き合うように傾斜して開口させている。そのため第2
流入管6から第1液配管3へと向かう冷媒の液成分を、
上記第1流入管6から第1液配管3へと向かう回流の内
側で流通させることができる。従って、互いに逆方向に
向かう2つの流れが衝突して混流が生じるのを確実に回
避でき、第2流入管6から第1液配管3へと冷媒の液成
分を円滑に流通させることができる。
す上記A−A断面矢視図である。このガス抜き分流器で
は、第1流入管5の端部と第2液配管4の端部とをケー
シング1の内壁方向に向けるよう曲成するとともに、第
2流入管6の端部と第1液配管3の端部とを互いに向き
合うように曲成している。また図6は、上記ガス抜き分
流器の他の変形例を示すA−A断面矢視図である。この
ガス抜き分流器では、第1流入管5と第2液配管4とを
ケーシング1の内壁方向に向けるよう貫設するととも
に、第2流入管6と第1液配管3とを互いに向き合うよ
うに貫設している。これらの変形例においても、第1流
入管5から流入した冷媒のうち液成分は、ケーシング1
の内壁に沿って確実に回流し、円滑に第2液配管4から
流出する。そして第2流入管6から第1液配管3へと向
かう冷媒の液成分を、上記第1流入管6から第1液配管
3へと向かう回流の内側で流通させることができる。従
って上記と同様に、互いに逆方向に向かう2つの流れが
衝突して混流が生じるのを確実に回避でき、第2流入管
6から第1液配管3へと冷媒の液成分を円滑に流通させ
ることができる。
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。上記では2本の流入管5、6から流入した
2相流をケーシング1内で合流させ、液冷媒を2本の液
配管3、4に分流させている。しかしながら流入管5、
6や液配管3、4は3本以上でもよいし、また1本の流
入管5から複数の液配管3、4に分流させてもよい。な
お流入管5を複数にした場合には、それまでの偏流を解
消し得るとの利点が生じる。上記図1においては、ケー
シング1の底部側に流入管5、6を設け、それよりも上
方位置に液配管3、4を設けているが、ケーシング1の
底部側に液配管3、4を設け、それよりも上方位置、あ
るいはそれと同じ高さ位置に流入管5、6を設けてもよ
い。さらに図示しないが、図1に示すような円筒状のケ
ーシング1の外周部から、上記流入管5、6、液配管
3、4、及びガス配管2を水平方向に放射状に接続した
構造としてもよい。また上記では、空気調和機の室外熱
交換器10が蒸発器として機能する暖房運転時を例にし
ているが、室内熱交換器53に対して上記同様なガス抜
き分流器を設けた構造を採用し、冷房運転時に室内熱交
換器53を蒸発器として機能させるようにしてもよい。
媒流入口から流入した冷媒のうちガス密度の高い冷媒を
ガス冷媒流出口から流出させ、液密度の高い冷媒を複数
の液冷媒流出口から分流させることができる。従って2
相流となった冷媒からガス成分を分離するとともに、液
成分に対して分流器として機能するガス抜き分流器を得
ることが可能となる。
シングの頂部近傍にガス冷媒流出口を設けてあるので、
液冷媒がガス冷媒流出口方向に流通するのが抑制でき、
従ってガス成分の確実な分離が可能となる。
遮断板を設けているので、液冷媒がガス冷媒流出口方向
に流通するのを抑制することができる。従ってガス成分
の確実な分離が可能となる。
ガス冷媒流出口方向に向かうのを、確実に規制すること
ができる。従ってガス成分だけの確実な分離が可能とな
る。
グの内周面に沿った液冷媒の回流を促進させ、これによ
って液冷媒の円滑な流通を確保することが可能となる。
求項5のいずれかのガス抜き分流器を備えた熱交換器を
用いて空気調和機を構成し、熱交換器を蒸発器として機
能させるようにすれば、その実用的価値は大である。
斜視図である。
ある。
る。
である。
室外熱交換器を示す図である。
路図である。
である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ケーシング(1)に冷媒流入口(21)
と、複数の液冷媒流出口(22)と、ガス冷媒流出口
(23)とをそれぞれ設け、上記冷媒流入口(21)か
らケーシング(1)内に流入した気液2相冷媒が、ケー
シング(1)内で気体と液体とに分離され、ガス密度の
高い冷媒が上記ガス冷媒流出口(23)から流出し、ま
た液密度の高い冷媒が上記複数の液冷媒流出口(22)
から分流されて流出するよう構成したことを特徴とする
ガス抜き分流器。 - 【請求項2】 上記ガス冷媒流出口(23)をケーシン
グ(1)の頂部近傍において開口させ、このガス冷媒流
出口(23)よりも下側の位置に、上記冷媒流入口(2
1)と上記各液冷媒流出口(22)を開口させたことを
特徴とする請求項1のガス抜き分流器。 - 【請求項3】 上記冷媒流入口(21)及び液冷媒流出
口(22)とガス冷媒流出口(23)との間に、液冷媒
の流通を阻止する一方でガス冷媒の流通を許容する液遮
断板(7)を設けたことを特徴とする請求項2のガス抜
き分流器。 - 【請求項4】 上記液遮断板(7)は、上記ガス冷媒流
出口(23)の直下近傍を上下に遮断しつつガス通過孔
(8)を穿設して成ることを特徴とする請求項3のガス
抜き分流器。 - 【請求項5】 上記ケーシング(1)の内周面に、螺旋
溝(9)を周設したことを特徴とする請求項1〜請求項
4のいずれかのガス抜き分流器。 - 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5のいずれかのガ
ス抜き分流器を備えた熱交換器(10)(53)を蒸発
器として機能させることを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11035926A JP2000234825A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | ガス抜き分流器及び空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11035926A JP2000234825A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | ガス抜き分流器及び空気調和機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000234825A true JP2000234825A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12455652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11035926A Pending JP2000234825A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | ガス抜き分流器及び空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000234825A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007055386A1 (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-18 | Nichirei Industries Co., Ltd. | 気液分離器および気液分離器を備えた冷凍装置 |
JP2008275211A (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Sanden Corp | 蒸気圧縮式冷凍サイクル |
JP2010048483A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Mitsubishi Electric Corp | 気液分離器並びにこれを搭載した空気圧縮装置および空気調和装置 |
CN107543338A (zh) * | 2017-08-15 | 2018-01-05 | 重庆美的通用制冷设备有限公司 | 管壳式蒸发器及制冷机组 |
CN108050064A (zh) * | 2018-01-12 | 2018-05-18 | 东莞市富威压缩机科技有限公司 | 一种永磁变频螺杆空压机 |
-
1999
- 1999-02-15 JP JP11035926A patent/JP2000234825A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007055386A1 (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-18 | Nichirei Industries Co., Ltd. | 気液分離器および気液分離器を備えた冷凍装置 |
JP2008275211A (ja) * | 2007-04-26 | 2008-11-13 | Sanden Corp | 蒸気圧縮式冷凍サイクル |
JP2010048483A (ja) * | 2008-08-22 | 2010-03-04 | Mitsubishi Electric Corp | 気液分離器並びにこれを搭載した空気圧縮装置および空気調和装置 |
CN107543338A (zh) * | 2017-08-15 | 2018-01-05 | 重庆美的通用制冷设备有限公司 | 管壳式蒸发器及制冷机组 |
CN107543338B (zh) * | 2017-08-15 | 2020-08-04 | 重庆美的通用制冷设备有限公司 | 管壳式蒸发器及制冷机组 |
CN108050064A (zh) * | 2018-01-12 | 2018-05-18 | 东莞市富威压缩机科技有限公司 | 一种永磁变频螺杆空压机 |
CN108050064B (zh) * | 2018-01-12 | 2024-05-03 | 东莞市富威压缩机科技有限公司 | 一种永磁变频螺杆空压机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2012086746A1 (ja) | 流路切換弁、及びそれを備えた空気調和機 | |
JPWO2019058540A1 (ja) | 冷媒分配器、及び、空気調和装置 | |
JPWO2015049727A1 (ja) | 積層型ヘッダー、熱交換器、及び、空気調和装置 | |
JP4303032B2 (ja) | 空気調和装置 | |
US11365914B2 (en) | Refrigeration cycle apparatus | |
WO2020039513A1 (ja) | 熱交換器及び空気調和装置 | |
JPWO2019239445A1 (ja) | 冷媒分配器、熱交換器及び空気調和装置 | |
JP2000234825A (ja) | ガス抜き分流器及び空気調和機 | |
WO2022264348A1 (ja) | 熱交換器および冷凍サイクル装置 | |
JPWO2020217271A1 (ja) | 冷媒分配器、熱交換器及び冷凍サイクル装置 | |
JP6169199B2 (ja) | 熱交換器及び冷凍サイクル装置 | |
JP5968540B2 (ja) | 冷媒回路および空気調和装置 | |
US20220214082A1 (en) | Refrigeration cycle apparatus | |
WO2019211893A1 (ja) | 熱交換器及び冷凍サイクル装置 | |
JP2012137223A (ja) | 熱交換器の分流器並びにその分流器を備えた冷凍サイクル装置及び空気調和機 | |
WO2022208727A1 (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
KR20070051634A (ko) | 압축기 균유장치 및 냉동기 | |
CN113874662B (zh) | 空调装置 | |
JP2001221534A (ja) | 空気調和機 | |
JP2018173191A (ja) | 空気調和装置 | |
JP7006028B2 (ja) | 熱交換器 | |
CN111503952A (zh) | 双向变空间螺旋立式闪蒸器及具有该闪蒸器的热泵系统 | |
WO2019225005A1 (ja) | 熱交換器及び冷凍サイクル装置 | |
JP3742852B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP3326930B2 (ja) | 冷媒分流器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080401 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080530 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080610 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20080723 |
|
A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20080919 |