JP2000231236A - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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Abstract
置ズレや異常画像を防止できるカラー画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 中間転写ベルト121上の基準マークを
基準として、画像書込みを行うカラー画像形成装置に関
する。第1の作像について基準マークを検知してから画
像を書込み開始するまでの間隔に対して、第2の作像に
ついて基準マークを検知してから画像を書込み開始する
までの間隔を中間転写ベルト121のベルトクリーニン
グブレード129bの接離の影響を防止するように変化
させる。
Description
ミリ、プリンタ等の画像形成装置に関し、特に、像担持
体上の基準マークを基準として、画像書込みを行うカラ
ー画像形成装置に関する。
が可能な電子写真方式のカラー画像形成装置が実用化さ
れている。このカラー画像形成装置における画像の転写
材への転写方式として、中間転写方式が知られている。
の基準マークを基準として、感光体上に色毎に形成され
るイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブ
ラック(BK)の各画像を、一次転写領域で中間転写体
上に順次重ね合わせて転写し、この中間転写体上のフル
カラーのトナー像を二次転写領域で転写材に一括転写す
る。この中間転写方式によれば、厚紙等にも転写できる
というペーパーフリー性を有する点、全面コピーが可能
である点等の利点がある。
として、システムに応じた一定量の間隔を開けた後、中
間転写ベルト上に各色のトナー像を順次形成し、2面取
りの場合には2枚の作像が終わって、次の作像に移る際
にも最初の一定量の間隔と同量の間隔を開けて各色のト
ナー像を形成していた。
カラー画像形成装置では、次の作像をする前に中間転写
ベルトに接離する接離部材、例えば、クリーニングユニ
ットにより中間転写ベルトに負荷変動が作用して次の作
像が位置ズレするという問題があった。
ルトから離間したときにクリーニングブレードによるス
ジ状のトナーが中間転写ベルト上に残り異常画像が発生
するという問題があった。
離部材による画像の位置ズレや異常画像を防止できるカ
ラー画像形成装置を提供することをその目的とする。
に請求項1の発明は、像担持体上の基準マークを基準と
して、画像書込みを行うカラー画像形成装置において、
第1の作像について基準マークを検知してから画像を書
込み開始するまでの間隔に対して、第2の作像について
基準マークを検知してから画像を書込み開始するまでの
間隔を前記像担持体の接離部材の影響を防止するように
変化させることを特徴とするカラー画像形成装置であ
る。この構成では、第1の作像について基準マークを検
知してから画像を書込み開始するまでの間隔に対して、
第2の作像について基準マークを検知してから画像を書
込み開始するまでの間隔を前記像担持体の接離部材の影
響を防止するように変化させているので、像担持体が像
担持体に接離する接離部材の影響を受けることがなく、
接離部材による画像の位置ズレや異常画像を防止でき
る。
のカラー画像形成装置において、前記間隔の変化量は一
定であることを特徴としている。この構成では、間隔の
変化量を一定としたので、制御が容易である。
のカラー画像形成装置において、前記変化量の合計と像
担持体の周長に対応する量との差が変化量より小さくな
ったときに該変化量をリセットして最初の画像書込み位
置に復帰させることを特徴としている。この構成では、
変化量の合計と像担持体の周長に対応する量との差が変
化量より小さくなったときに該変化量をリセットして最
初の画像書込み位置に復帰させるので、変化量の増加を
小さくすることが出来、効率的な画像形成を行うことが
出来る。
のカラー画像形成装置において、前記間隔は時間である
ことを特徴としている。この構成では、時間情報に基づ
いて制御することができる。
のカラー画像形成装置において、前記間隔は距離である
ことを特徴としている。この構成では、距離情報に基づ
いて制御することができる。
何れかに記載のカラー画像形成装置において、前記間隔
の変化は用紙サイズに応じて採用されることを特徴とす
る。この構成では、像担持体が接離部材の影響を受ける
用紙サイズのときのみ変化量を加えることが出来、効率
的な画像形成を行うことができる。
ー電子写真複写機について説明する。図1は、第1の実
施形態のプリンタ部における主要部の概略構成図であ
る。このプリンタ部には、像担持体としての感光体ドラ
ム10が設けられており、該感光体ドラムの周囲に、図
示しない露光手段としての書込光学ユニットと、クリー
ニング手段としての感光体クリーニング装置111と、
帯電手段としての帯電チャージャ13と、現像手段とし
ての回転型現像装置であるリボルバ現像ユニット110
と、中間転写手段としての中間転写ユニット120とが
配設されている。また、このプリンタ部には、転写手段
としての転写ユニット130と、定着手段としての定着
ユニット145と、上記第1実施形態と同様の図示しな
い給紙部及び制御部なども設けられている。
ァーブラシ111bと感光体クリーニングブレード11
1cとを有し、1次転写後の感光体ドラム10の表面を
クリーニングする。また、上記定着ユニット145は、
定着ローラ対145aと、図示しない排出ローラ対とを
有する。また、上記ファーブラシ111bの周囲には、
潤滑剤としての固形潤滑剤111dがブラシ先端に接触
するよう配置されている。この固形潤滑剤111dとし
ては、上記実施形態1同様に例えば、板状に成型された
微粒子からなるステアリン酸亜鉛を使用することができ
る。
現像器115と、C現像器116と、M現像器117
と、Y現像器118とを有し、該リボルバ現像ユニット
が回転することで、各色の現像器における感光体ドラム
10と対向する現像位置を位置決めすることができる。
体としての中間転写ベルト121を、電荷付与手段とし
ての1次転写バイアスローラ122と、これに接続した
電源としての1次転写電源128と、1次転写前除電手
段としてのアースローラ123と、ベルト駆動手段とし
ての駆動ローラ124と、テンションローラ125と、
2次転写対向ローラ126と、クリーニング対向ローラ
127とに張架した構成をとっている。上記中間転写ベ
ルト121と張架するすべてのローラは導電性材料で形
成されており、上記1次転写バイアスローラ122以外
の各ローラはそれぞれ接地されている。この1次転写バ
イアスローラ122には、1次転写電源128によって
定電流又は定電圧制御された所定の1次転写バイアスが
供給される。また、上記中間転写ベルト121は、上記
第1実施形態と同様の構成であるが、その体積抵抗率が
1012〜1014Ωcm、好ましくは1013Ωcmとなるよう
に形成されている。また、この中間転写ベルト121の
表面層側における表面抵抗率は、107 〜1014Ωcmと
なるように構成されている。また、上記中間転写ベルト
121の周囲には、潤滑剤付与手段としての潤滑剤塗布
ブラシ129aと、ベルトクリーニングブレード129
bと、転写ユニット130とが配設されており、これら
は図示しない接離機構によってそれぞれ上記中間転写ベ
ルト121から接離可能となっている。
としての2次転写ベルト134と、該2次転写ベルト表
面をクリーニングする転写クリーニングブレード132
と、上記中間転写ユニット120の2次転写対向ローラ
126に対向する2次転写バイアスローラ131と、こ
れに接続された2次転写電源139と、給紙部側の端部
に位置する第1支持ローラ135aと、定着ユニット1
45側の端部に位置する第2支持ローラ135bと、上
記転写クリーニングブレード132に対向する第3支持
ローラ135cと、転写紙除電チャージャ136と、転
写ベルト除電チャージャ137とを有する。上記2次転
写ベルト134は、PVDFからなる体積抵抗率が10
13Ωcm以上の高抵抗となるように形成されている。尚、
上記転写ユニット130は、この構成に限定されず、例
えば上記2次転写ベルト134の変わりにドラムなどの
他の形状の部材を適用した構成とすることも可能であ
る。
とした場合における上記複写機の動作について説明す
る。画像形成サイクルを開始する前に、上記感光体ドラ
ム10が、図1における矢印Cの方向すなわち反時計回
りに回転駆動し、上記帯電チャージャ13がコロナ放電
を開始する。このとき、例えば負電荷で上記感光体ドラ
ム10を所定電位に一様帯電する。また、上記中間転写
ユニット120の中間転写ベルト121は、上記感光体
ドラム10と等速で駆動し、図1における矢印Dの方向
すなわち時計回りに回転する。
ように、所定のタイミングで原稿のカラー画像情報を読
み取り、この画像情報から得られたBk画像データに基
づいて、上記書込光学ユニットによるレーザ光での光書
き込み(例えばラスタ露光)を行う。これにより、上記
感光体ドラム10上には、Bk画像データに対応したB
k潜像が形成される。その後、感光体ドラム10上に形
成されたBk潜像は、上記リボルバ現像ユニット110
のBk現像器115によって、負帯電トナーで反転現像
される。これにより、感光体ドラム10上には、Bkト
ナー像が形成される。
たBkトナー像は、1次転写領域における転写電界によ
って中間転写ベルト121表面に1次転写される。この
転写電界は、上記1次転写バイアスローラ122により
中間転写ベルト121に付与される電荷によって形成さ
れる。このとき、上記1次転写バイアスローラ122に
は、上記1次転写電源128によって、例えば、1色目
のBkトナー像に対して1.5kV、2色目のCトナー
像に対して1.6〜1.8kV、3色目のMトナー像に
対して1.8〜2.0kV、4色目のYトナー像に対し
て2.0〜2.2kVの適切な大きさの1次転写バイア
スが印加される。尚、現像後に感光体ドラム10上に残
留する1次転写残トナーは、上記感光体クリーニング装
置111によって該感光体ドラム上から除去される。
写ベルト121上の画像面は、再び1次転写領域に戻さ
れる。このとき、上記トナー像が乱されないよう、潤滑
剤塗布ブラシ129a及びベルトクリーニングブレード
129bを、それぞれ接離機構によって上記中間転写ベ
ルト121から離間させる。更に、上記転写ユニット1
30における第1支持ローラ135a及び2次転写バイ
アスローラ131を図示しない転写用接離機構によって
移動させ、該2次転写バイアスローラを上記中間転写ベ
ルト121から離間させる。このとき、上記2次転写バ
イアスローラ131に接続した2次転写電源139によ
る電圧印加を停止する。上記の状態は、中間転写ベルト
121上に1次転写されたトナー像を転写紙に2次転写
するまで維持される。
記感光体ドラム10側ではC工程が開始され、所定のタ
イミングで再び原稿のカラー画像情報を読み取り、この
画像情報から得られたC画像データに基づいて、レーザ
光により感光体ドラム10上にC潜像を形成し、C現像
器116によってCトナー像を形成する。本実施形態に
おいては、上記Bk潜像後端部分が通過した後、速やか
に上記リボルバ現像ユニット110の回転動作が開始さ
れる。そして、この回転動作は、感光体ドラム10上に
形成されたC潜像の先端部分がC現像器116の現像位
置に到達する前に、完了するようにする。これにより、
C現像器116は現像位置に位置決めされ、この現像位
置に移動してくるC現像をCトナーで現像する。
したC工程と同様に、それぞれの画像データに基づい
て、潜像形成、現像、1次転写を行う。このようにし
て、中間転写ベルト121上における同一の画像面に、
上記感光体ドラム10上に順次形成されるBk、C、
M、Yの各トナー像を1次転写することで、該中間転写
ベルト上には、これら4色が重なり合ったトナー像が形
成される。
に転写されたトナー像は、転写紙100上に2次転写す
るため、上記2次転写領域に送られる。このとき、上記
転写ユニット130の2次転写バイアスローラ131
は、図示しない転写用接離機構によって上記中間転写ベ
ルト121に押圧される。その後、この2次転写バイア
スローラ131には所定の2次転写バイアスが印加さ
れ、上記2次転写領域に2次転写電界を形成する。これ
により、上記中間転写ベルト121上のトナー像は上記
転写紙100上に転写される。また、上記2次転写領域
に搬送される転写紙100は、上記中間転写ベルト12
1上のトナー像の先端部が該2次転写領域に到達するタ
イミングに合わせて給紙される。
上に4色が重なり合って形成されたトナー像が一括転写
された転写紙100は、その後、上記転写ユニット13
0における転写紙除電チャージャ136との対向部に搬
送される。この対向部を通過するとき、上記転写紙は、
作動状態にある上記転写紙除電チャージャ136によっ
て除電され、2次転写ベルト134から剥離される。そ
して、剥離した転写紙は、定着ユニット145の定着ロ
ーラ対145aのローラ間に向けて送られる。この定着
ローラ対145aでは、これらローラ間に形成されるニ
ップ部からなる定着領域で、上記転写紙100上の未定
着トナー像を溶融し、該未定着トナー像の定着を行う。
そして、この転写紙は、図示しないコピートレイに搬出
され、スタックされる。
は、ベルトクリーニングブレード129bが図示しない
ベルトクリーニング用接離機構によって該中間転写ベル
ト121に押圧することで、その表面に残留した2次転
写残トナーを除去する。更に、クリーニング性の向上及
び2次転写性の向上を図るために、図示しない接離機構
で中間転写ベルト121に押圧される潤滑剤塗布ブラシ
129aによって、潤滑剤収納部129cに収納された
潤滑剤が塗布される。この潤滑剤としては、例えば板状
に成型された微粒子からなるステアリン酸亜鉛を使用す
ることができる。また、転写紙を剥離した後、上記2次
転写ベルト134表面に残留した電荷は、上記転写ベル
ト除電チャージャ137によって除電される。尚、この
2次転写ベルト134表面は、更に、上記ベルトクリー
ニングブレード129bによってクリーニングされる。
における主要部の概略構成図であり、前記第1実施形態
と同様の構成部材については同じ符号を付している。こ
の複写機は、主に低コスト化を図ったものであり、プリ
ンタ部における構造及び動作は前記第1実施形態と僅か
に異なっているのみであるので、前記第1実施形態と同
様に構成され、動作する部分についての説明は省略す
る。
220における中間転写ベルト221の中間層を、体積
抵抗率が108 〜1011Ωcmの中抵抗層としている。ま
た、この中間転写ベルト221は、全体として、1010
〜1012Ωcmの体積抵抗率を有している。また、この中
間転写ベルト221の表面層側における表面抵抗率は、
107 〜1014Ωcmとなるように構成されている。この
ような中抵抗の中間転写ベルト221を用いることで、
1次転写後の中間転写ベルト221表面に発生する帯電
ムラを防止することができる。また、本実施形態におい
て、中間転写ユニット220における駆動ローラ224
は、2次転写領域のベルト回転方向下流側かつ1次転写
領域のベルト回転方向上流側に配置されている。そし
て、この駆動ローラ224に対向するようにベルトクリ
ーニングブレード129bを配設することで、該駆動ロ
ーラを上記第2実施形態におけるクリーニング対向ロー
ラ127としても兼用している。
して、前記第1実施形態における転写ユニットの代わり
に、中間転写ユニット220の2次転写対向ローラ12
6に対向するように配設された2次転写バイアスローラ
231を用いている。これにより、2次転写工程に必要
な構成部材数が減少し、前記第1実施形態に比べて低コ
スト化を図ることができる。本実施形態における給紙の
際、給紙された転写紙100は、上記2次転写バイアス
ローラ231と中間転写ベルト221との間で直接挟持
され、定着ユニット145の定着ローラ対145aのロ
ーラ間に向けて送られる。
説明する。図3は、実施形態の特徴的な構成を示すブロ
ック図である。上記画像形成装置の制御部には、図3の
ブロック図に示すように、画像読取ユニット2で読み取
った原稿の画像情報やホストインタフェース11を介し
てホスト装置から送られた画像情報を処理して装置全体
の動作を管理するシステム制御部1を有する。システム
制御部1には中間転写ユニット120(220)の基準
位置センサ(不図示)やベルトクリーニング部(潤滑剤
塗布ブラシ129a、潤滑剤収納部129c、ベルトク
リーニングブレード129 )を像担持体である中間転
写ベルト120(220)に離接させるベルトクリーニ
ング離接ソレノイド(不図示)や転写ユニットを中間転
写ベルト120(220)に離接させる転写ユニット離
接ソレノイド(不図示)等が接続され、操作部12やホ
スト装置からの指示により画像形成処理を実行させる。
み取った原稿やホスト装置から送られた画像情報によ
り、フルカラー画像を2面取りするときの動作を説明す
る。先ず、感光体に形成されたトナー像を中間転写ベル
トに1次転写するときに各色の画像の色ズレがないよう
に重ね合わせるため、中間転写ベルト上の裏面軸方向端
部に設けられている基準マークを基準位置センサで検知
し、図6の中間転写ベルトの展開説明図に示すように、
基準マーク6のマーク検知信号を基準にして感光体ドラ
ム10に形成されたトナー像を中間転写ベルト121
(221)に1次転写する。このとき形成する画像が基
準となる画像サイズ、例えばA4横サイズであるとき
は、同時に基準サイズであるA4横サイズ2面分のトナ
ー像を中間転写ベルト121(221)に1次転写す
る。この1次転写を各色毎に繰り返す。即ち、2色の画
像を形成する場合には中間転写ベルト121(221)
を2回転し、フルカラーの画像を形成する場合には中間
転写ベルト121(221)を4回転して、各回転毎に
マーク検知信号を基準にして感光体ドラム10に形成さ
れたトナー像を中間転写ベルト121(221)に1次
転写して各色の画像を位置ずれなしに重ね合わせる。所
定の色のトナー像を中間転写ベルトに転写したら、中間
転写ベルト121(221)に転写されたトナー像の先
端にタイミングを合わせて図示しないレジストローラで
給紙され転写ユニット130の2次転写ベルト134に
より2次転写位置に順次搬送された転写紙にトナー像を
2次転写する。
ー像を1次転写するときの処理を、図4,5のタイミン
グチャートを参照して説明する。操作部からA4横サイ
ズの紙に2枚の原稿を複写することが指定されると、画
像形成ユニット2でマーク検知信号mを基準にしてシス
テムに応じた間隔aのタイミングでブラックで現像して
1面目の黒画像と1面目の黒画像から給紙タイミングで
2面目の黒画像を形成し、中間転写ベルト121に1面
目のBkトナー像と2面目のトBkナー像を1次転写す
る。この現像と1次転写をシアン、マゼンタ、イエロー
の順に繰り返して中間転写ベルト121に1面目のカラ
ー画像6aと2面目のカラー画像6b(図6参照)を形
成する。
ト121に形成され2次転写工程に入ると、転写ユニッ
ト130の離接ソレノイドを駆動し、2次転写ベルト1
34を中間転写ベルト121に接触させ、中間転写ベル
ト121に形成された2面目のカラー画像の先端部とタ
イミングを合わせて図示しないレジストローラのニップ
で待機している転写紙を搬送し、2次転写ベルト134
に2次転写バイアスを印可して2面目のカラー画像を搬
送されている転写紙に2次転写する。その後、引き続い
て搬送される転写紙に1面目のカラー画像を2次転写す
る。2面目のカラー画像と1面目のカラー画像をそれぞ
れ2次転写された転写紙は定着ユニットに送られて定着
される。
ルトクリーニングブレード129bが図示しないベルト
クリーニング用接離機構によって中間転写ベルト121
に押圧することで、その表面に残留した2次転写残トナ
ーを除去する。更に、クリーニング性の向上及び2次転
写性の向上を図るために、図示しない接離機構で中間転
写ベルト121に押圧される潤滑剤塗布ブラシ129a
によって、潤滑剤収納部129cに収納された潤滑剤が
塗布される。
潤滑剤塗布ブラシ129aが中間転写ベルト121に接
触する際に中間転写ベルト121の走行に負荷変動を生
じたり、ベルトクリーニングブレード129によりスジ
状のトナー残が発生する虞がある。これを防止するため
に、図4のタイミングチャートに示すように、3面目の
1色目のBkトナー像を初期の間隔aに防止用の期間α
を加えたタイミングで画像書き出しを開始する。なお、
本実施形態では、αを距離に換算すると27mmとし
た。このαが大きすぎるとカラー画像形成の生産性が悪
化する。
ト121に3面目のカラー画像7aと4面目のカラー画
像7b(図6参照)を形成した後、5面目の1色目のB
kトナー像を初期の間隔aに防止用の期間2αを加えた
タイミングで画像書き出しを開始する。このように間隔
の変化量αは一定である。
体である中間転写ベルト121の周長に対応する量との
差が変化量より小さくなったときに、即ち36面目の4
色目のMトナー像の後端から次のベルトマーク検知まで
の間隔が変化量αより小さくなったときに、該変化量を
リセットして最初の画像書込み位置に復帰させる。即
ち、ベルトマーク検知から初期の間隔aのタイミングで
画像書き出しを開始する。
量αを時間とした場合について説明したが、この時間に
対応する距離としても良い。上記変化量αの追加及びリ
セットは、本実施形態では、A4横の2面取りの場合の
みに採用され、他の用紙サイズの場合には採用されない
ようになっている。
トクリーニングブレード129b等のクリーニングユニ
ットの場合について説明したが、転写ユニットの2次転
写バイアスローラ等の負荷変動の影響を防止するように
画像書き込み開始タイミングを調整することもできる。
この場合には転写ユニットに合わせて間隔aの値を変更
すればよい。
且つ中間転写ベルトの周長は出来るだけ短くして生産性
を向上させるためのものである。中間転写ベルトの周長
を27mmのばせば単純制御できる。上述した制御によ
れば27mmのばす必要がない。27mmのばすとA3
等の他の全ての用紙サイズにとって無駄となる。本発明
では2面取りのときのみ制御することによりこの無駄を
生じることがない。本発明の制御により装置の小型化が
図れるとともに装置のバランスが向上する。なお、本発
明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、本
発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施するこ
とができる。
よれば、像担持体上の基準マークを基準として、画像書
込みを行うカラー画像形成装置において、第1の作像に
ついて基準マークを検知してから画像を書込み開始する
までの間隔に対して、第2の作像について基準マークを
検知してから画像を書込み開始するまでの間隔を前記像
担持体の接離部材の影響を防止するように変化させるの
で、像担持体が像担持体に接離する接離部材の影響を受
けることがなく、接離部材による画像の位置ズレや異常
画像を防止できる。
に記載のカラー画像形成装置において、前記間隔の変化
量は一定であるので、制御が容易である。
に記載のカラー画像形成装置において、前記変化量の合
計と像担持体の周長に対応する量との差が変化量より小
さくなったときに該変化量をリセットして最初の画像書
込み位置に復帰させるので、変化量の増加を小さくする
ことが出来、効率的な画像形成を行うことが出来る。
に記載のカラー画像形成装置において、前記間隔は時間
であるので、時間情報に基づいて制御することができ
る。
に記載のカラー画像形成装置において、前記間隔は距離
であるので、距離情報に基づいて制御することができ
る。
〜5の何れかに記載のカラー画像形成装置において、前
記間隔の変化は用紙サイズに応じて採用されるので、像
担持体が接離部材の影響を受ける用紙サイズのときのみ
変化量を加えることが出来、効率的な画像形成を行うこ
とができる。
概略構成図である。
略構成図である。
る。
チャートを示す図である。
を示す図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 像担持体上の基準マークを基準として、
画像書込みを行うカラー画像形成装置において、 第1の作像について基準マークを検知してから画像を書
込み開始するまでの間隔に対して、第2の作像について
基準マークを検知してから画像を書込み開始するまでの
間隔を前記像担持体の接離部材の影響を防止するように
変化させることを特徴とするカラー画像形成装置。 - 【請求項2】 前記間隔の変化量は一定であることを特
徴とする請求項1に記載のカラー画像形成装置。 - 【請求項3】 前記変化量の合計と像担持体の周長に対
応する量との差が変化量より小さくなったときに該変化
量をリセットして最初の画像書込み位置に復帰させるこ
とを特徴とする請求項2に記載のカラー画像形成装置。 - 【請求項4】 前記間隔は時間であることを特徴とする
請求項2に記載のカラー画像形成装置。 - 【請求項5】 前記間隔は距離であることを特徴とする
請求項2に記載のカラー画像形成装置。 - 【請求項6】 前記間隔の変化は用紙サイズに応じて採
用されることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載
のカラー画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11034374A JP2000231236A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-02-12 JP JP11034374A patent/JP2000231236A/ja active Pending
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