JP2000227727A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JP2000227727A JP2000227727A JP11029144A JP2914499A JP2000227727A JP 2000227727 A JP2000227727 A JP 2000227727A JP 11029144 A JP11029144 A JP 11029144A JP 2914499 A JP2914499 A JP 2914499A JP 2000227727 A JP2000227727 A JP 2000227727A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中間転写ベルト上の二次転写残トナーのクリ
ーニング不良やネガゴーストの発生を防ぐ。 【解決手段】 4個の画像形成ユニットA〜Dを、中間
転写ベルト1の回転方向(矢印R1方向)に沿って有す
る4色フルカラーの画像形成装置において、二次転写残
トナーを帯電ローラ5で帯電し、回収ドラム18bによ
って静電気的に回収する。これにより、中間転写ベルト
1上の二次転写残トナーを良好に除去することができる
ので、クリーニング不良、ネガゴーストを防止し、ま
た、各画像形成ユニットA〜D毎にトナーリユースを行
う場合においても混色の発生を防ぐことができる。
ーニング不良やネガゴーストの発生を防ぐ。 【解決手段】 4個の画像形成ユニットA〜Dを、中間
転写ベルト1の回転方向(矢印R1方向)に沿って有す
る4色フルカラーの画像形成装置において、二次転写残
トナーを帯電ローラ5で帯電し、回収ドラム18bによ
って静電気的に回収する。これにより、中間転写ベルト
1上の二次転写残トナーを良好に除去することができる
ので、クリーニング不良、ネガゴーストを防止し、ま
た、各画像形成ユニットA〜D毎にトナーリユースを行
う場合においても混色の発生を防ぐことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザビ
ームプリンタ等のカラーの画像形成装置に関する。
ームプリンタ等のカラーの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のカラーの画像形成装置の
うち、特に高速化に有利な方式として、イエロー、マゼ
ンタ、シアン、さらに必要に応じてブラックの各単色の
画像形成ユニットを中間転写ベルト(中間転写体)の移
動方向に沿って直線上に配置し、各色のトナー像をほぼ
同時に画像形成する方式(以下「タンデム方式」とい
う)のものが知られている。
うち、特に高速化に有利な方式として、イエロー、マゼ
ンタ、シアン、さらに必要に応じてブラックの各単色の
画像形成ユニットを中間転写ベルト(中間転写体)の移
動方向に沿って直線上に配置し、各色のトナー像をほぼ
同時に画像形成する方式(以下「タンデム方式」とい
う)のものが知られている。
【0003】このタンデム方式の画像形成装置は、転写
方式の違いにより、中間転写体方式と転写搬送ベルト方
式とに分かれる。
方式の違いにより、中間転写体方式と転写搬送ベルト方
式とに分かれる。
【0004】まず、中間転写体方式のものは、各単色の
画像形成ユニットの感光ドラム上に形成した各色のトナ
ー像を、中間転写体上に順次に一次転写して中間転写体
上で重ね合わせ、その後、これら複数のトナー像を転写
材上に一括で二次転写するものである。二次転写後の中
間転写体は、次画像形成に備えて、転写材に二次転写さ
れないで中間転写体表面に残ったトナー(以下「二次転
写残トナー」という)をクリーニングする必要がある。
画像形成ユニットの感光ドラム上に形成した各色のトナ
ー像を、中間転写体上に順次に一次転写して中間転写体
上で重ね合わせ、その後、これら複数のトナー像を転写
材上に一括で二次転写するものである。二次転写後の中
間転写体は、次画像形成に備えて、転写材に二次転写さ
れないで中間転写体表面に残ったトナー(以下「二次転
写残トナー」という)をクリーニングする必要がある。
【0005】クリーニング方法としては、ブレードやフ
ァーブラシ等でトナーを掻き取る方法があるが、この方
法によると中間転写体表面や転写搬送ベルト表面を摺擦
するため、中間転写体や転写搬送ベルトの寿命を短くす
る、という欠点がある。
ァーブラシ等でトナーを掻き取る方法があるが、この方
法によると中間転写体表面や転写搬送ベルト表面を摺擦
するため、中間転写体や転写搬送ベルトの寿命を短くす
る、という欠点がある。
【0006】また近年、細線の再現性、転写効率の向上
などの理由から、トナーの小粒径化、球形化が進んでい
るが、ブレードやファーブラシ等を使用したクリーニン
グでは、これらのトナーを良好に除去することができな
い。
などの理由から、トナーの小粒径化、球形化が進んでい
るが、ブレードやファーブラシ等を使用したクリーニン
グでは、これらのトナーを良好に除去することができな
い。
【0007】そこで、二次転写残トナーを帯電ローラや
コロナ帯電器によって例えばプラス帯電した後、マイナ
スに帯電されている感光ドラムに一次転写ニップ部を介
して静電的に吸着させた後、感光ドラムをクリーニング
するためのクリーニングユニットにより回収する方法が
ある。この回収は、スループットの低下を防止するため
一次転写と同時に行う。以下、このようなクリーニング
方式を「ICL方式」又は「ICL」という。また、二
次転写残トナーの帯電手段を「ICL手段」といい、こ
のICL手段に帯電ローラを用いた場合これを「ICL
ローラ」というものとする。
コロナ帯電器によって例えばプラス帯電した後、マイナ
スに帯電されている感光ドラムに一次転写ニップ部を介
して静電的に吸着させた後、感光ドラムをクリーニング
するためのクリーニングユニットにより回収する方法が
ある。この回収は、スループットの低下を防止するため
一次転写と同時に行う。以下、このようなクリーニング
方式を「ICL方式」又は「ICL」という。また、二
次転写残トナーの帯電手段を「ICL手段」といい、こ
のICL手段に帯電ローラを用いた場合これを「ICL
ローラ」というものとする。
【0008】次に、転写搬送ベルト方式によると、ま
ず、転写材を転写搬送ベルトに吸着させた後、各単色の
画像形成ユニットで形成した各色のトナー像を、直接、
転写材上に順次に転写して重ね合わせていきトナー像を
形成する。
ず、転写材を転写搬送ベルトに吸着させた後、各単色の
画像形成ユニットで形成した各色のトナー像を、直接、
転写材上に順次に転写して重ね合わせていきトナー像を
形成する。
【0009】この転写搬送ベルト方式の場合、トナーは
転写材上にすべて転写されるので、転写搬送ベルトをト
ナーが汚すことはない。しかし、各単色の画像形成ユニ
ットで感光ドラム上にトナー像を形成する際、非画像領
域全体に僅かだがトナーが現像される(以下この現状を
「かぶり」という。)ため、転写搬送ベルトを汚してし
まう。かぶりが発生する原因は、トナーが現像されると
きのトナー電荷量はある値になるよう制御されている
が、トナー電荷量が小さいトナーも含まれており、この
トナーが非画像領域で現像、転写されてしまうことにあ
ると考えられる。
転写材上にすべて転写されるので、転写搬送ベルトをト
ナーが汚すことはない。しかし、各単色の画像形成ユニ
ットで感光ドラム上にトナー像を形成する際、非画像領
域全体に僅かだがトナーが現像される(以下この現状を
「かぶり」という。)ため、転写搬送ベルトを汚してし
まう。かぶりが発生する原因は、トナーが現像されると
きのトナー電荷量はある値になるよう制御されている
が、トナー電荷量が小さいトナーも含まれており、この
トナーが非画像領域で現像、転写されてしまうことにあ
ると考えられる。
【0010】また、ジャム(紙詰まり)が発生した場合
は、転写材に転写されるはずのトナーが転写搬送ベルト
に移ってしまい、転写搬送ベルトを汚す可能性がある。
このような理由により、転写搬送ベルトクリーニング装
置を設置するのが一般的である。上述のICL方式は、
このクリーニング装置に対しても適用できる。
は、転写材に転写されるはずのトナーが転写搬送ベルト
に移ってしまい、転写搬送ベルトを汚す可能性がある。
このような理由により、転写搬送ベルトクリーニング装
置を設置するのが一般的である。上述のICL方式は、
このクリーニング装置に対しても適用できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ICL
方式には以下に述べるような問題点がある。
方式には以下に述べるような問題点がある。
【0012】ICL方式では二次転写残トナーをICL
ローラによってプラスに帯電し、一次転写ニップ部にお
いて感光ドラムに回収し、同時に一次転写も行う。この
とき、二次転写残トナーへのプラスの帯電量が弱いと電
気的に感光ドラムに移動する力が弱まり、二次転写残ト
ナーが中間転写体上に残りクリーニング不良となる。こ
の結果、二次転写残トナーが次画像上に現れ不良画像と
なる。
ローラによってプラスに帯電し、一次転写ニップ部にお
いて感光ドラムに回収し、同時に一次転写も行う。この
とき、二次転写残トナーへのプラスの帯電量が弱いと電
気的に感光ドラムに移動する力が弱まり、二次転写残ト
ナーが中間転写体上に残りクリーニング不良となる。こ
の結果、二次転写残トナーが次画像上に現れ不良画像と
なる。
【0013】逆に二次転写残トナーへのプラスの帯電量
が強すぎると、感光ドラムから中間転写体に本来転写さ
れるマイナス電荷のトナーがプラス電荷の二次転写残ト
ナーにひきつられて感光ドラム上に戻ってしまい、画像
不良(以下「ネガゴースト」という。)が発生する。
が強すぎると、感光ドラムから中間転写体に本来転写さ
れるマイナス電荷のトナーがプラス電荷の二次転写残ト
ナーにひきつられて感光ドラム上に戻ってしまい、画像
不良(以下「ネガゴースト」という。)が発生する。
【0014】また、画像形成装置の省スペース化や近年
のトナー改良等の理由から、これまで、一次転写後の感
光ドラム上の一次転写残トナーをブレード等で回収し廃
トナー容器に蓄えて廃却していたのに代えて、一次転写
残トナーを再び現像容器に送り再利用する方式が増えて
きている(以下「トナーリユース」という)。トナーリ
ユースを行うと、廃トナー容器が不要となる。
のトナー改良等の理由から、これまで、一次転写後の感
光ドラム上の一次転写残トナーをブレード等で回収し廃
トナー容器に蓄えて廃却していたのに代えて、一次転写
残トナーを再び現像容器に送り再利用する方式が増えて
きている(以下「トナーリユース」という)。トナーリ
ユースを行うと、廃トナー容器が不要となる。
【0015】トナーリユースの方式には、一次転写後の
感光ドラム上の一次転写残トナーをブレード等で回収し
現像容器内に搬送する方式や、一次転写残トナーをある
電荷量に帯電し現像部で再度現像、又は現像容器内に回
収する方式がある。
感光ドラム上の一次転写残トナーをブレード等で回収し
現像容器内に搬送する方式や、一次転写残トナーをある
電荷量に帯電し現像部で再度現像、又は現像容器内に回
収する方式がある。
【0016】このトナーリユースを採用している画像形
成装置に、前述術のICL方式を適用した場合、ICL
により二次転写残トナーが回収される画像形成ユニット
で、所望の色以外が現像されてしまういわゆる「混色」
という問題が発生する。これは、中間転写体上の二次転
写残トナーは4色あり、この二次転写残トナーを画像形
成ユニットで回収し、再度現像するためである。
成装置に、前述術のICL方式を適用した場合、ICL
により二次転写残トナーが回収される画像形成ユニット
で、所望の色以外が現像されてしまういわゆる「混色」
という問題が発生する。これは、中間転写体上の二次転
写残トナーは4色あり、この二次転写残トナーを画像形
成ユニットで回収し、再度現像するためである。
【0017】さらには、タンデム方式の画像形成装置に
おいて転写搬送ベルトを用いる場合、ICL方式を用い
るとスループットが落ちてしまうという問題がある。こ
れは、ICL方式では二次転写残トナーを感光ドラムに
回収するため、転写搬送ベルトをクリーニングするため
には、転写搬送ベルトを1周分空回転させる必要があ
り、その間は画像形成が行えないという問題である。な
ぜなら、画像形成の際には感光ドラムと転写搬送ベルト
の間に転写材があるため、転写搬送ベルト表面にある転
写残トナーは感光ドラムに移動できず、転写同時クリー
ニングを行うことができないためである。
おいて転写搬送ベルトを用いる場合、ICL方式を用い
るとスループットが落ちてしまうという問題がある。こ
れは、ICL方式では二次転写残トナーを感光ドラムに
回収するため、転写搬送ベルトをクリーニングするため
には、転写搬送ベルトを1周分空回転させる必要があ
り、その間は画像形成が行えないという問題である。な
ぜなら、画像形成の際には感光ドラムと転写搬送ベルト
の間に転写材があるため、転写搬送ベルト表面にある転
写残トナーは感光ドラムに移動できず、転写同時クリー
ニングを行うことができないためである。
【0018】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、中間転写体を用いたタンデム方式の画像形成装
置にICL方式のクリーニングを行う際、クリーニング
不良やネガゴーストといった画像不良の発生を防ぎ、ま
た、トナーリユースを行う場合においても混色の発生を
防ぐようにした画像形成装置を提供することを目的とす
る。
であり、中間転写体を用いたタンデム方式の画像形成装
置にICL方式のクリーニングを行う際、クリーニング
不良やネガゴーストといった画像不良の発生を防ぎ、ま
た、トナーリユースを行う場合においても混色の発生を
防ぐようにした画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0019】また、転写搬送ベルトを用いたタンデム方
式の画像形成装置にICL方式のクリーニングを行う
際、スループットを落とさないことを目的とするもので
ある。
式の画像形成装置にICL方式のクリーニングを行う
際、スループットを落とさないことを目的とするもので
ある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1に係る本発明は、中間転写体の移動方向に
沿って複数の画像形成ユニットを配設し、これら画像形
成ユニットのそれぞれの像担持体上に形成されたトナー
像をそれぞれの一次転写部にて前記中間転写体に順次に
一次転写して該中間転写体上でトナー像を重ね合わせた
後、これら中間転写体上の複数のトナー像を二次転写部
にて転写材上に一括で二次転写する画像形成装置におい
て、二次転写後に前記中間転写体上に残った二次転写残
トナーを帯電する帯電手段と、帯電後の前記二次転写残
トナーを静電気的に回収する回収手段と、を備える、こ
とを特徴とする。
めの請求項1に係る本発明は、中間転写体の移動方向に
沿って複数の画像形成ユニットを配設し、これら画像形
成ユニットのそれぞれの像担持体上に形成されたトナー
像をそれぞれの一次転写部にて前記中間転写体に順次に
一次転写して該中間転写体上でトナー像を重ね合わせた
後、これら中間転写体上の複数のトナー像を二次転写部
にて転写材上に一括で二次転写する画像形成装置におい
て、二次転写後に前記中間転写体上に残った二次転写残
トナーを帯電する帯電手段と、帯電後の前記二次転写残
トナーを静電気的に回収する回収手段と、を備える、こ
とを特徴とする。
【0021】請求項2に係る本発明は、請求項1の画像
形成装置において、前記トナーは、形状係数SF1が1
00〜140、かつ形状係数SF2が100〜150で
ある、ことを特徴とする。
形成装置において、前記トナーは、形状係数SF1が1
00〜140、かつ形状係数SF2が100〜150で
ある、ことを特徴とする。
【0022】請求項3に係る本発明は、請求項1又は2
の画像形成装置において、一次転写後に前記像担持体上
に残った一次転写残トナーを、前記画像形成ユニットの
現像器に戻し、再度現像に使用する、ことを特徴とす
る。
の画像形成装置において、一次転写後に前記像担持体上
に残った一次転写残トナーを、前記画像形成ユニットの
現像器に戻し、再度現像に使用する、ことを特徴とす
る。
【0023】請求項4に係る本発明は、転写材を担持搬
送する転写搬送体の移動方向に沿って複数の画像形成ユ
ニットを配設し、これら画像形成ユニットのそれぞれの
像担持体上に形成されたトナー像をそれぞれの一次転写
部にて前記転写搬送体上の転写材に順次に転写して該転
写体上でトナー像を重ね合わせる画像形成装置におい
て、前記転写搬送体上に残った転写残トナーを帯電する
帯電手段と、帯電後の前記転写残トナーを静電気的に回
収する回収手段と、を備える、ことを特徴とする。
送する転写搬送体の移動方向に沿って複数の画像形成ユ
ニットを配設し、これら画像形成ユニットのそれぞれの
像担持体上に形成されたトナー像をそれぞれの一次転写
部にて前記転写搬送体上の転写材に順次に転写して該転
写体上でトナー像を重ね合わせる画像形成装置におい
て、前記転写搬送体上に残った転写残トナーを帯電する
帯電手段と、帯電後の前記転写残トナーを静電気的に回
収する回収手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0024】請求項5に係る本発明は、請求項4の画像
形成装置において、前記トナーは、形状係数SF1が1
00〜130、かつ形状係数SF2が100〜130で
ある、ことを特徴とする。
形成装置において、前記トナーは、形状係数SF1が1
00〜130、かつ形状係数SF2が100〜130で
ある、ことを特徴とする。
【0025】請求項6に係る本発明は、請求項1、2、
3、4、又は5の画像形成装置において、前記回収手段
は、前記中間転写体又は前記転写搬送体から前記二次転
写残トナーを回収する、接地された回収部材を有する、
ことを特徴とする。
3、4、又は5の画像形成装置において、前記回収手段
は、前記中間転写体又は前記転写搬送体から前記二次転
写残トナーを回収する、接地された回収部材を有する、
ことを特徴とする。
【0026】請求項7に係る本発明は、請求項1、2、
3、4、又は5の画像形成装置において、前記回収手段
は、前記中間転写体又は前記転写搬送体から前記二次転
写残トナーを回収する回収部材と、該回収手段を帯電さ
せる回収部材帯電手段とを有する、ことを特徴とする。
3、4、又は5の画像形成装置において、前記回収手段
は、前記中間転写体又は前記転写搬送体から前記二次転
写残トナーを回収する回収部材と、該回収手段を帯電さ
せる回収部材帯電手段とを有する、ことを特徴とする。
【0027】請求項8に係る本発明は、請求項6又は7
の画像形成装置において、前記回収手段は、前記回収部
材から二次転写残トナーを掻き落とす清掃部材を有す
る、ことを特徴とする。
の画像形成装置において、前記回収手段は、前記回収部
材から二次転写残トナーを掻き落とす清掃部材を有す
る、ことを特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。
施の形態について説明する。
【0029】〈実施の形態1〉図1に、本発明に係る画
像形成装置の一例を示す。同図に示す画像形成装置は、
タンデム方式でかつ中間転写体方式の4色フルカラーの
画像形成装置であり、同図はその概略構成を示す縦断面
図である。
像形成装置の一例を示す。同図に示す画像形成装置は、
タンデム方式でかつ中間転写体方式の4色フルカラーの
画像形成装置であり、同図はその概略構成を示す縦断面
図である。
【0030】同図に示す画像形成装置は、同じ構成の4
個の画像形成ユニットA、B、C、Dを備えている。こ
れら画像形成ユニットA〜Dは、この順に、マゼンタ、
イエロー、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成す
るものである。
個の画像形成ユニットA、B、C、Dを備えている。こ
れら画像形成ユニットA〜Dは、この順に、マゼンタ、
イエロー、シアン、ブラックの各色のトナー像を形成す
るものである。
【0031】画像形成ユニットA〜Dはそれぞれ、像担
持体として各色のトナー像を形成する電子写真感光体
(以下「感光ドラム」という。)11a〜11dを有し
ている。また、画像形成ユニットA〜Dは、感光ドラム
11a〜11d表面を所定の極性・所定の電位に均一に
帯電する一次帯電器12a、12b、12c、12d、
帯電後の各感光ドラム表面を露光して静電潜像を形成す
るスキャナ(露光装置)13a、13b、13c、13
d、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像
する現像器14a、14b、14c、14d、感光ドラ
ム上のトナー像を中間転写ベルト1に一次転写する一次
転写帯電器15a、15b、15c、15d、一次転写
後に感光ドラム上に残ったトナー(一次転写残トナー)
を除去するクリーニング装置16a、16b、16c、
16dを備えている。中間転写体としての上述の中間転
写ベルト1は、各感光ドラム11a〜11dにそれぞれ
の一次転写部T1 で接触してニップを形成している。
持体として各色のトナー像を形成する電子写真感光体
(以下「感光ドラム」という。)11a〜11dを有し
ている。また、画像形成ユニットA〜Dは、感光ドラム
11a〜11d表面を所定の極性・所定の電位に均一に
帯電する一次帯電器12a、12b、12c、12d、
帯電後の各感光ドラム表面を露光して静電潜像を形成す
るスキャナ(露光装置)13a、13b、13c、13
d、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として現像
する現像器14a、14b、14c、14d、感光ドラ
ム上のトナー像を中間転写ベルト1に一次転写する一次
転写帯電器15a、15b、15c、15d、一次転写
後に感光ドラム上に残ったトナー(一次転写残トナー)
を除去するクリーニング装置16a、16b、16c、
16dを備えている。中間転写体としての上述の中間転
写ベルト1は、各感光ドラム11a〜11dにそれぞれ
の一次転写部T1 で接触してニップを形成している。
【0032】中間転写ベルト1は、体積抵抗率が106
〜1012Ω・cmのものが好ましく、ウレタン系樹脂、フ
ッ素系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリイミド樹脂のもの
や、シリコーンゴムやヒドリンゴム等の弾性材料や、こ
れらにカーボンや導電粉体を分散させて抵抗調整を行っ
たもの等を用いることができる。本実施の形態では、ヒ
ドリンゴムにカーボンを分散させて体積抵抗率を107
Ω・cmに調整した厚み0.5mmの基層表面に、1013Ω
・cmのフッ素系樹脂で厚み20μmの表層を設けて中間
転写ベルト1を構成している。
〜1012Ω・cmのものが好ましく、ウレタン系樹脂、フ
ッ素系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリイミド樹脂のもの
や、シリコーンゴムやヒドリンゴム等の弾性材料や、こ
れらにカーボンや導電粉体を分散させて抵抗調整を行っ
たもの等を用いることができる。本実施の形態では、ヒ
ドリンゴムにカーボンを分散させて体積抵抗率を107
Ω・cmに調整した厚み0.5mmの基層表面に、1013Ω
・cmのフッ素系樹脂で厚み20μmの表層を設けて中間
転写ベルト1を構成している。
【0033】中間転写ベルト1は、駆動ローラ1a、分
離ローラ1b、支持ローラ1cの3本のローラに掛け渡
されており、駆動ローラ1aの矢印方向に回転に伴って
矢印R1方向に走行(回転)するようになっている。こ
れらのローラに掛け渡された際に中間転写ベルト1の張
力は、材質にもよるが、伸び率が1%以内になる程度の
張力に設定し、中間転写ベルト1に破断や永久歪みが発
生しないようにするのが望ましい。本実施の形態では、
150N(ニュートン)の張力(荷重)がかかるように
設定してある。
離ローラ1b、支持ローラ1cの3本のローラに掛け渡
されており、駆動ローラ1aの矢印方向に回転に伴って
矢印R1方向に走行(回転)するようになっている。こ
れらのローラに掛け渡された際に中間転写ベルト1の張
力は、材質にもよるが、伸び率が1%以内になる程度の
張力に設定し、中間転写ベルト1に破断や永久歪みが発
生しないようにするのが望ましい。本実施の形態では、
150N(ニュートン)の張力(荷重)がかかるように
設定してある。
【0034】各一次転写部T1 には中抵抗(1kV印加
時のニップ形成での実抵抗が106〜1010Ω)の弾性
材を芯金に被覆した一次転写ローラ15a、15b、1
5c、15dが感光ドラム11a、11b、11c、1
1dとともに中間転写ベルト1を挟む形で配置されてい
る。
時のニップ形成での実抵抗が106〜1010Ω)の弾性
材を芯金に被覆した一次転写ローラ15a、15b、1
5c、15dが感光ドラム11a、11b、11c、1
1dとともに中間転写ベルト1を挟む形で配置されてい
る。
【0035】二次転写ローラ19は、芯金を、中抵抗の
抵抗値を有するEPDM発砲層で被覆したものであり、
分離ローラ1bに対向する位置に中間転写ベルト1及び
転写材を挟む形で配置してある。
抵抗値を有するEPDM発砲層で被覆したものであり、
分離ローラ1bに対向する位置に中間転写ベルト1及び
転写材を挟む形で配置してある。
【0036】つづいて、上述構成の画像形成装置の動作
を説明する。
を説明する。
【0037】感光ドラム11aは矢印方向に回転し、一
次帯電器12aにより均一に帯電され、ホストコンピュ
ータから送られた画像情報信号により変調されたスキャ
ナ13aからのレーザ光により帯電後の感光ドラム11
a上に静電潜像を形成する。レーザ光の強度及び照射ス
ポット径は画像形成装置の解像度及び所望の画像濃度に
よって適正に設定されており、感光ドラム11a表面
は、レーザ光が照射された部分が明部電位VL (約−1
00V)に、そうでない部分が一次帯電器12aで帯電
されたときの暗部電位VD (約−700V)に保持され
て静電潜像が形成される。静電潜像は、感光ドラム11
aの回転により現像器14aと対向する現像部に達し、
同一極性(本実施の形態ではマイナス極性)に帯電され
たトナーが明部に付着されてトナー像として現像され
る。フルカラー画像形成においては各色に対応した感光
ドラム11a〜11dについて同様にトナー像が形成さ
れ、それぞれ一次転写部T1 において中間転写ベルト1
上に順次に一次転写され、一次転写された4色のトナー
像は、中間転写ベルト1上で重ねられる。中間転写ベル
ト1と感光ドラム11a〜11dのなす各一次転写部T
1 では、中間転写ベルト1の背面に接している導電性の
一次転写ローラ15a〜15dに印加されたトナーと逆
極性の電圧(+100〜+1000V)によって一次転
写部T1 に形成された電界により、各感光ドラム11a
〜11d上のトナー像は、中間転写ベルト1上に一次転
写される。中間転写ベルト1が感光ドラム11dとの一
次転写部T1 を通過した段階で4色のトナー像が重ねら
れた状態で中間転写ベルト1上に担持され、一次転写工
程は完了する。一方、トナー像の一次転写後の感光ドラ
ム11a〜11dは、中間転写ベルト1に転写されない
で表面に残った一次転写残トナーがクリーニング装置1
6a〜16dにより回収された後、次の画像形成工程に
供される。クリーニング装置16a〜16dによって回
収されたトナーは、スクリュー等の搬送装置(不図示)
によってそれぞれの現像器14a〜14d内に戻され、
その後の現像に再利用される。
次帯電器12aにより均一に帯電され、ホストコンピュ
ータから送られた画像情報信号により変調されたスキャ
ナ13aからのレーザ光により帯電後の感光ドラム11
a上に静電潜像を形成する。レーザ光の強度及び照射ス
ポット径は画像形成装置の解像度及び所望の画像濃度に
よって適正に設定されており、感光ドラム11a表面
は、レーザ光が照射された部分が明部電位VL (約−1
00V)に、そうでない部分が一次帯電器12aで帯電
されたときの暗部電位VD (約−700V)に保持され
て静電潜像が形成される。静電潜像は、感光ドラム11
aの回転により現像器14aと対向する現像部に達し、
同一極性(本実施の形態ではマイナス極性)に帯電され
たトナーが明部に付着されてトナー像として現像され
る。フルカラー画像形成においては各色に対応した感光
ドラム11a〜11dについて同様にトナー像が形成さ
れ、それぞれ一次転写部T1 において中間転写ベルト1
上に順次に一次転写され、一次転写された4色のトナー
像は、中間転写ベルト1上で重ねられる。中間転写ベル
ト1と感光ドラム11a〜11dのなす各一次転写部T
1 では、中間転写ベルト1の背面に接している導電性の
一次転写ローラ15a〜15dに印加されたトナーと逆
極性の電圧(+100〜+1000V)によって一次転
写部T1 に形成された電界により、各感光ドラム11a
〜11d上のトナー像は、中間転写ベルト1上に一次転
写される。中間転写ベルト1が感光ドラム11dとの一
次転写部T1 を通過した段階で4色のトナー像が重ねら
れた状態で中間転写ベルト1上に担持され、一次転写工
程は完了する。一方、トナー像の一次転写後の感光ドラ
ム11a〜11dは、中間転写ベルト1に転写されない
で表面に残った一次転写残トナーがクリーニング装置1
6a〜16dにより回収された後、次の画像形成工程に
供される。クリーニング装置16a〜16dによって回
収されたトナーは、スクリュー等の搬送装置(不図示)
によってそれぞれの現像器14a〜14d内に戻され、
その後の現像に再利用される。
【0038】上述のようにして、中間転写ベルト1上に
重ねされた4色のトナー像は、紙等の転写材P上に二次
転写される。転写材Pは、給紙カセット(不図示)から
給搬送装置によって供給され、二次転写部T2 に挿通さ
れる。このとき、二次転写ローラ19には中間転写ベル
ト1上のトナーと逆極性の電圧(+1kV〜+6kV)
が印加され、これにより中間転写ベルト1上の4色のト
ナー像は、中間転転写材P上に一括で二次転写される。
重ねされた4色のトナー像は、紙等の転写材P上に二次
転写される。転写材Pは、給紙カセット(不図示)から
給搬送装置によって供給され、二次転写部T2 に挿通さ
れる。このとき、二次転写ローラ19には中間転写ベル
ト1上のトナーと逆極性の電圧(+1kV〜+6kV)
が印加され、これにより中間転写ベルト1上の4色のト
ナー像は、中間転転写材P上に一括で二次転写される。
【0039】二次転写後の転写材Pは、4色の未定着ト
ナー像を担持して、定着器17に搬送される。転写材P
は、ここで加熱・加圧されて4色のトナー像が溶融混色
され、カラー画像として表面に定着される。一方、二次
転写後の中間転写ベルト1は、表面に残って二次転写残
トナーが除去され次の画像形成に備えられる。なお、こ
の点については、後に詳述する。
ナー像を担持して、定着器17に搬送される。転写材P
は、ここで加熱・加圧されて4色のトナー像が溶融混色
され、カラー画像として表面に定着される。一方、二次
転写後の中間転写ベルト1は、表面に残って二次転写残
トナーが除去され次の画像形成に備えられる。なお、こ
の点については、後に詳述する。
【0040】次に、本実施の形態で用いたトナーについ
て説明する。
て説明する。
【0041】本実施の形態においては、現像剤として
は、低軟化点物質を5〜30重量%含み、形状係数SF
1(後述)が110〜120、形状係数SF2(後述)
が100〜110の、懸濁重合法で製造された粒径が5
〜7μmの実質的球形である非磁性一成分微粒径重合ト
ナーを用いている。
は、低軟化点物質を5〜30重量%含み、形状係数SF
1(後述)が110〜120、形状係数SF2(後述)
が100〜110の、懸濁重合法で製造された粒径が5
〜7μmの実質的球形である非磁性一成分微粒径重合ト
ナーを用いている。
【0042】この重合トナーの概略構成を図2(縦断面
図)に示す。同図に示すように、重合トナーはその製造
上球形となる。本実施の形態では、コア2aにエステル
系ワックスを内包し、樹脂層2bにスチレン−ブチレン
アクリレート、表層2cにスチレン−ポリエステルとい
う構成の重合トナーを用いた。その比重は約1.05で
ある。3層構成となっている理由は、コア2aにワック
スを内包させることで、定着工程でのオフセット防止効
果が得られ、また樹脂層2bに表層2cを設けることで
帯電効率のアップを狙っているためである。なお、実際
の使用時には、電荷量安定のためにオイル処理したシリ
カを外添している。
図)に示す。同図に示すように、重合トナーはその製造
上球形となる。本実施の形態では、コア2aにエステル
系ワックスを内包し、樹脂層2bにスチレン−ブチレン
アクリレート、表層2cにスチレン−ポリエステルとい
う構成の重合トナーを用いた。その比重は約1.05で
ある。3層構成となっている理由は、コア2aにワック
スを内包させることで、定着工程でのオフセット防止効
果が得られ、また樹脂層2bに表層2cを設けることで
帯電効率のアップを狙っているためである。なお、実際
の使用時には、電荷量安定のためにオイル処理したシリ
カを外添している。
【0043】ここで、形状係数SF1、及び形状係数S
F2について説明する。
F2について説明する。
【0044】形状係数SF1は、図3に示すように、形
状物質(本実施の形態では「トナー」)の形状の丸さの
割合を示す数値であり、形状物質を二次元平面上に投影
してできる楕円図形の最大長(MXLNG)の2乗を図
形面積(AREA)で割って、(100π/4)を乗じ
たときの値で表される。つまり形状係数SF1は次式、 SF1={(MXLNG)2 /(AREA)}×(10
0π/4) で定義される。なお、完全な球では、形状係数SF1は
最小の100となり、この数値が小さい程、球に近い形
状となる。
状物質(本実施の形態では「トナー」)の形状の丸さの
割合を示す数値であり、形状物質を二次元平面上に投影
してできる楕円図形の最大長(MXLNG)の2乗を図
形面積(AREA)で割って、(100π/4)を乗じ
たときの値で表される。つまり形状係数SF1は次式、 SF1={(MXLNG)2 /(AREA)}×(10
0π/4) で定義される。なお、完全な球では、形状係数SF1は
最小の100となり、この数値が小さい程、球に近い形
状となる。
【0045】形状係数SF2は、図4に示すように、形
状物質の形状の凹凸の割合を示す数値であり、形状物質
を二次元平面上に投影してできる図形周長(PERI)
の2乗を図形面積(AREA)で割って、(100/4
π)を乗じたときの値で表される。つまり形状係数SF
2は次式、 SF2={(PERI)2 /(AREA)}×(100
/4π) で定義される。なお、完全な球では、形状係数SF2は
最小の100となり、この数値が小さい程、形状の凹凸
が少なくなる。
状物質の形状の凹凸の割合を示す数値であり、形状物質
を二次元平面上に投影してできる図形周長(PERI)
の2乗を図形面積(AREA)で割って、(100/4
π)を乗じたときの値で表される。つまり形状係数SF
2は次式、 SF2={(PERI)2 /(AREA)}×(100
/4π) で定義される。なお、完全な球では、形状係数SF2は
最小の100となり、この数値が小さい程、形状の凹凸
が少なくなる。
【0046】本実施の形態に挙げる形状係数SF1、S
F2は、日立製作所FE−SEM(S−800)により
トナー像を100回無作為にサンプリングし、その画像
情報をインターフェイスを介してニコレ社製画像解析装
置(LUSEX3)で200倍にて解析を行い、上式か
ら算出したものである。
F2は、日立製作所FE−SEM(S−800)により
トナー像を100回無作為にサンプリングし、その画像
情報をインターフェイスを介してニコレ社製画像解析装
置(LUSEX3)で200倍にて解析を行い、上式か
ら算出したものである。
【0047】次に本発明の特徴部分である、トナー像を
転写材Pに転写した後の中間転写ベルト1のクリーニン
グについて図1、図5を参照して説明する。
転写材Pに転写した後の中間転写ベルト1のクリーニン
グについて図1、図5を参照して説明する。
【0048】図5は、二次転写残トナーを帯電する帯電
手段であるICLローラ5の縦断面図を示している。芯
金5cに、EPDMゴムにカーボンを分散させた導電ゴ
ム層5bを被覆し、導電ゴム層5bの表面をフッ素系樹
脂の厚み200μmの表層5aでコートした。また、ロ
ーラとしての実抵抗値は、このICLローラ5を金属ド
ラムに押し当てて幅3mmの接触ニップを形成し、金属ド
ラムと芯金5cとの間に1000Vの直流電圧を印加し
て測定した。5×108 Ωであった。
手段であるICLローラ5の縦断面図を示している。芯
金5cに、EPDMゴムにカーボンを分散させた導電ゴ
ム層5bを被覆し、導電ゴム層5bの表面をフッ素系樹
脂の厚み200μmの表層5aでコートした。また、ロ
ーラとしての実抵抗値は、このICLローラ5を金属ド
ラムに押し当てて幅3mmの接触ニップを形成し、金属ド
ラムと芯金5cとの間に1000Vの直流電圧を印加し
て測定した。5×108 Ωであった。
【0049】ICLローラ5に印加する電圧の極性はプ
ラス、マイナスどちらでも良いが、トナーと同極性の電
圧を印加した方がよい。これは、逆極性の電圧を印加す
ると、ICLローラ5に二次転写残トナーが付着してI
CLローラ5の帯電性能が低下するからである。また、
ICLローラ5に印加する電圧にAC成分を重畳し、二
次転写残トナーの電荷量を均一に帯電するようにしても
よい。
ラス、マイナスどちらでも良いが、トナーと同極性の電
圧を印加した方がよい。これは、逆極性の電圧を印加す
ると、ICLローラ5に二次転写残トナーが付着してI
CLローラ5の帯電性能が低下するからである。また、
ICLローラ5に印加する電圧にAC成分を重畳し、二
次転写残トナーの電荷量を均一に帯電するようにしても
よい。
【0050】中間転写ベルト1の回転方向(矢印R1方
向)に沿ってのICLローラ5の下流側には、回収手段
18が配設されている。回収手段18は、回収部材であ
る回収ドラム18bを配設する。回収ドラム18bは、
直径30mmのアルミシリンダを使用しGND(接地)と
した。アルミシリンダ表層には、トナーとの離型性を確
保するため、ウレタン系樹脂、フッ素系樹脂、ナイロン
系樹脂、ポリイミド樹脂をコートするのが好ましく、本
実施の形態ではフッ素系樹脂を厚み20μmでコートし
た。また、回収ドラム18bに付着した二次転写残トナ
ーは、清掃部材としてのウレタンゴム性のクリーニング
ブレード18aによって掻き落とし、掻き落とした二次
転写残トナーは、容器18cに回収するようにした。
向)に沿ってのICLローラ5の下流側には、回収手段
18が配設されている。回収手段18は、回収部材であ
る回収ドラム18bを配設する。回収ドラム18bは、
直径30mmのアルミシリンダを使用しGND(接地)と
した。アルミシリンダ表層には、トナーとの離型性を確
保するため、ウレタン系樹脂、フッ素系樹脂、ナイロン
系樹脂、ポリイミド樹脂をコートするのが好ましく、本
実施の形態ではフッ素系樹脂を厚み20μmでコートし
た。また、回収ドラム18bに付着した二次転写残トナ
ーは、清掃部材としてのウレタンゴム性のクリーニング
ブレード18aによって掻き落とし、掻き落とした二次
転写残トナーは、容器18cに回収するようにした。
【0051】本実施の形態の効果を確認するため、回収
ドラムがある場合とない場合とで、クリーニング不良、
ネガゴースト、混色の評価を行った。クリーニング不良
の評価は、ブルーのベタ画像の1枚画像出し後のベタ白
画像で行い、また、ネガゴーストの評価は、ブルーのベ
タ画像の1枚画像出し後のマゼンタのベタ画像で行い、
また、混色の評価は、ブルーのベタ画像1000枚画像
出し後のマゼンタのベタ画像で行った。クリーニング不
良、ネガゴースト、混色のレベルは、ICLローラ5に
印加する電圧によって変わるので、印加電圧を0kVか
ら−3kVまで0.5kVずつ変化させて行った。また
画像評価は、ネガゴーストのレベルの悪い低温低湿(温
度10℃、湿度15%)環境下における画像出しで行っ
た。レベルが良いのを○、悪いのを×、中間を△とし
て、結果を図8に示す。
ドラムがある場合とない場合とで、クリーニング不良、
ネガゴースト、混色の評価を行った。クリーニング不良
の評価は、ブルーのベタ画像の1枚画像出し後のベタ白
画像で行い、また、ネガゴーストの評価は、ブルーのベ
タ画像の1枚画像出し後のマゼンタのベタ画像で行い、
また、混色の評価は、ブルーのベタ画像1000枚画像
出し後のマゼンタのベタ画像で行った。クリーニング不
良、ネガゴースト、混色のレベルは、ICLローラ5に
印加する電圧によって変わるので、印加電圧を0kVか
ら−3kVまで0.5kVずつ変化させて行った。また
画像評価は、ネガゴーストのレベルの悪い低温低湿(温
度10℃、湿度15%)環境下における画像出しで行っ
た。レベルが良いのを○、悪いのを×、中間を△とし
て、結果を図8に示す。
【0052】同図から分かるように、回収ドラムなしの
方は、クリーニング不良とネガゴーストの双方を同時に
満足する印加電圧はないが、回収ドラムありの方は、ネ
ガゴーストの発生がなく、また、クリーニング不良のレ
ベルも、(絶対値の)低い印加電圧から良くなり、ま
た、混色の発生がない。
方は、クリーニング不良とネガゴーストの双方を同時に
満足する印加電圧はないが、回収ドラムありの方は、ネ
ガゴーストの発生がなく、また、クリーニング不良のレ
ベルも、(絶対値の)低い印加電圧から良くなり、ま
た、混色の発生がない。
【0053】以上説明したように、タンデム方式に中間
転写体を用いICL方式のクリーニングを行う画像形成
装置において、回収ドラム5を設けることで、クリーニ
ング不良、ネガゴースト、混色を有効に防止することが
できた。
転写体を用いICL方式のクリーニングを行う画像形成
装置において、回収ドラム5を設けることで、クリーニ
ング不良、ネガゴースト、混色を有効に防止することが
できた。
【0054】〈実施の形態2〉図6に、実施の形態2の
画像形成装置を示す。同図はその概略構成を示す縦断面
図である。なお、図1に示す部材等と同様の部材等につ
いては、同じ符号を付して、重複説明を省略するものと
する。
画像形成装置を示す。同図はその概略構成を示す縦断面
図である。なお、図1に示す部材等と同様の部材等につ
いては、同じ符号を付して、重複説明を省略するものと
する。
【0055】実施の形態2は、図6に示すように、回収
ドラム18bに隣接して帯電ローラ(回収部材帯電手
段)18dを設け、この帯電ローラ18dによって回収
ドラム18b表面を帯電することを特徴とする。
ドラム18bに隣接して帯電ローラ(回収部材帯電手
段)18dを設け、この帯電ローラ18dによって回収
ドラム18b表面を帯電することを特徴とする。
【0056】帯電ローラ18dとして、感光ドラムを帯
電するのと同一の帯電ローラを用い、回収ドラム18b
表面にICLローラ5と逆極性のバイアスを印加する。
本実施の形態では、中間転写ベルト1表面と回収ドラム
18b表面との電位コントラストを大きくすることがで
きるので、中間転写ベルト1上の二次転写残トナーを回
収ドラム18bに引き寄せる力を強くすることができ
る。これにより、ICLローラ5に印加する電圧が低い
場合でも、中間転写ベルト1のクリーニング性が確保で
きるという利点がある。
電するのと同一の帯電ローラを用い、回収ドラム18b
表面にICLローラ5と逆極性のバイアスを印加する。
本実施の形態では、中間転写ベルト1表面と回収ドラム
18b表面との電位コントラストを大きくすることがで
きるので、中間転写ベルト1上の二次転写残トナーを回
収ドラム18bに引き寄せる力を強くすることができ
る。これにより、ICLローラ5に印加する電圧が低い
場合でも、中間転写ベルト1のクリーニング性が確保で
きるという利点がある。
【0057】本実施の形態では、回収ドラム18b表面
を帯電するのに帯電ローラ18dを用いたが、これに代
えてコロナ帯電器を用いることもできる。この場合の効
果も同様である。
を帯電するのに帯電ローラ18dを用いたが、これに代
えてコロナ帯電器を用いることもできる。この場合の効
果も同様である。
【0058】〈実施の形態3〉図7に、実施の形態3の
画像形成装置を示す。同図はその概略構成を示す縦断面
図である。なお、図1、図6に示す部材等と同様の部材
等については、同じ符号を付して、重複説明を省略する
ものとする。
画像形成装置を示す。同図はその概略構成を示す縦断面
図である。なお、図1、図6に示す部材等と同様の部材
等については、同じ符号を付して、重複説明を省略する
ものとする。
【0059】実施の形態3は、図7に示すように、転写
搬送体である転写搬送ベルト7bを用いた画像形成装置
にICL方式によるクリーニングを適用することを特徴
とする。
搬送体である転写搬送ベルト7bを用いた画像形成装置
にICL方式によるクリーニングを適用することを特徴
とする。
【0060】転写材Pは、吸着ローラ7aにより転写搬
送ベルト7bに吸着された後、各色に対応した感光ドラ
ム11a〜11dにより、同様にトナー像が形成され、
各転写部T3 において転写材P上に順次転写され、転写
材P上で4色のトナー像が重ね合わされる。
送ベルト7bに吸着された後、各色に対応した感光ドラ
ム11a〜11dにより、同様にトナー像が形成され、
各転写部T3 において転写材P上に順次転写され、転写
材P上で4色のトナー像が重ね合わされる。
【0061】転写搬送ベルト7bは、体積抵抗率が10
7 〜1011Ω・cmであることが好ましく、ウレタン系樹
脂、フッ素系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリイミド樹脂の
ものや、シリコーンゴムやヒドリンゴム等の弾性材料
や、これらにカーボンや導電粉体を分散させて抵抗調整
を行ったもの等を用いることができる。もちろん2層構
成等にしても構わない。
7 〜1011Ω・cmであることが好ましく、ウレタン系樹
脂、フッ素系樹脂、ナイロン系樹脂、ポリイミド樹脂の
ものや、シリコーンゴムやヒドリンゴム等の弾性材料
や、これらにカーボンや導電粉体を分散させて抵抗調整
を行ったもの等を用いることができる。もちろん2層構
成等にしても構わない。
【0062】転写搬送ベルト7bは、駆動ローラ1a、
支持ローラ1c、テンションローラ7cの3本のローラ
に掛け渡されている。掛け渡したときの転写搬送ベルト
7bの張力は、材質にもよるが、伸び率が1%以内にな
るように設定して、転写搬送ベルトの破断や永久歪みが
発生しないようにするのが望ましい。本実施の形態で
は、150N(ニュートン)の張力(荷重)がかかるよ
うに設定してある。
支持ローラ1c、テンションローラ7cの3本のローラ
に掛け渡されている。掛け渡したときの転写搬送ベルト
7bの張力は、材質にもよるが、伸び率が1%以内にな
るように設定して、転写搬送ベルトの破断や永久歪みが
発生しないようにするのが望ましい。本実施の形態で
は、150N(ニュートン)の張力(荷重)がかかるよ
うに設定してある。
【0063】各転写部T3 においては、芯金を、中抵抗
(1kV印加時のニップ形成での実抵抗が106 〜10
10Ω)の弾性材で被覆した転写ローラ8a、8b、8
c、8dが感光ドラム11a〜11dとともに転写搬送
ベルト7bを挟む形で配置してある。転写ローラ8a〜
8dに印加された、トナーと逆極性の電圧(+100〜
+1000V)によって転写部に形成された電界によ
り、各感光ドラム11a〜11d上のトナー像が転写材
P上に順次に転写され、転写材P上で直接、4色のトナ
ー像が重ね合わされる。これらトナー像は、定着器17
によって転写材P上に定着される。
(1kV印加時のニップ形成での実抵抗が106 〜10
10Ω)の弾性材で被覆した転写ローラ8a、8b、8
c、8dが感光ドラム11a〜11dとともに転写搬送
ベルト7bを挟む形で配置してある。転写ローラ8a〜
8dに印加された、トナーと逆極性の電圧(+100〜
+1000V)によって転写部に形成された電界によ
り、各感光ドラム11a〜11d上のトナー像が転写材
P上に順次に転写され、転写材P上で直接、4色のトナ
ー像が重ね合わされる。これらトナー像は、定着器17
によって転写材P上に定着される。
【0064】以上構成により、転写搬送ベルト7bを用
いたタンデム方式の画像形成装置において、ICL方式
でスループットを落とすことなく、転写搬送ベルト7b
のクリーニングが可能となり、また、従来のブレード、
ファーブラシ等のクリーニング方式に比べ、転写搬送ベ
ルト7bは摺擦が軽減されることで長寿命化が可能とな
り、また、小サイズ、球形化トナーを使用する場合にお
いても、二次転写残トナーを機械的に回収するのでな
く、静電気的に回収するので、クリーニング性の向上を
図ることができる。
いたタンデム方式の画像形成装置において、ICL方式
でスループットを落とすことなく、転写搬送ベルト7b
のクリーニングが可能となり、また、従来のブレード、
ファーブラシ等のクリーニング方式に比べ、転写搬送ベ
ルト7bは摺擦が軽減されることで長寿命化が可能とな
り、また、小サイズ、球形化トナーを使用する場合にお
いても、二次転写残トナーを機械的に回収するのでな
く、静電気的に回収するので、クリーニング性の向上を
図ることができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
中間転写体を用いたタンデム方式の画像形成装置にIC
L方式のクリーニングを行う際、クリーニング不良やネ
ガゴーストといった画像不良の発生を防ぎ、また、トナ
ーリユースを行う場合においても混色の発生を防ぐこと
ができた。
中間転写体を用いたタンデム方式の画像形成装置にIC
L方式のクリーニングを行う際、クリーニング不良やネ
ガゴーストといった画像不良の発生を防ぎ、また、トナ
ーリユースを行う場合においても混色の発生を防ぐこと
ができた。
【0066】また、転写搬送体(転写搬送ベルト)を用
いたタンデム方式の画像形成装置にICL方式のクリー
ニングを行う際、スループットを落とすことなく転写搬
送体のクリーニングが可能となり、また、従来のブレー
ド、ファーブラシ等のクリーニング方式に比べ、転写搬
送体の摺擦が軽減されることで長寿命化が可能となっ
た。
いたタンデム方式の画像形成装置にICL方式のクリー
ニングを行う際、スループットを落とすことなく転写搬
送体のクリーニングが可能となり、また、従来のブレー
ド、ファーブラシ等のクリーニング方式に比べ、転写搬
送体の摺擦が軽減されることで長寿命化が可能となっ
た。
【0067】さらに、上述の中間転写体を用いる場合、
転写搬送体を用いる場合のいずれにおいても、小サイ
ズ、球形化トナーを使用する際に、二次転写残トナーを
機械的に回収するのではなく、静電気的に回収するの
で、クリーニング性の向上を図ることができる。
転写搬送体を用いる場合のいずれにおいても、小サイ
ズ、球形化トナーを使用する際に、二次転写残トナーを
機械的に回収するのではなく、静電気的に回収するの
で、クリーニング性の向上を図ることができる。
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
縦断面図。
【図2】トナーの縦断面図。
【図3】形状係数SF1を説明する図。
【図4】形状係数SF2を説明する図。
【図5】ICLローラの構成を示す縦断面図。
【図6】実施の形態2の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
縦断面図。
【図7】実施の形態3の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図。
縦断面図。
【図8】実施の形態1における回収ドラムの効果を示す
図。
図。
1 中間転写体(中間転写ベルト) 5 帯電手段(ICLローラ) 7b 転写搬送体(転写搬送ベルト) 11a〜11d像担持体(感光ドラム) 12a〜12d一次帯電器 13a〜13d露光装置(スキャナ) 14a〜14d現像器 15a〜15d一次転写帯電器 16a〜16dクリーニング装置 A、B、C、D画像形成ユニット P 転写材 T1 一次転写部 T2 二次転写部 T3 転写部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 健一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H032 AA05 AA15 BA01 BA05 BA09 BA27 BA30 CA13
Claims (8)
- 【請求項1】 中間転写体の移動方向に沿って複数の画
像形成ユニットを配設し、これら画像形成ユニットのそ
れぞれの像担持体上に形成されたトナー像をそれぞれの
一次転写部にて前記中間転写体に順次に一次転写して該
中間転写体上でトナー像を重ね合わせた後、これら中間
転写体上の複数のトナー像を二次転写部にて転写材上に
一括で二次転写する画像形成装置において、 二次転写後に前記中間転写体上に残った二次転写残トナ
ーを帯電する帯電手段と、 帯電後の前記二次転写残トナーを静電気的に回収する回
収手段と、を備える、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記トナーは、形状係数SF1が100
〜140、かつ形状係数SF2が100〜150であ
る、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 一次転写後に前記像担持体上に残った一
次転写残トナーを、前記画像形成ユニットの現像器に戻
し、再度現像に使用する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
置。 - 【請求項4】 転写材を担持搬送する転写搬送体の移動
方向に沿って複数の画像形成ユニットを配設し、これら
画像形成ユニットのそれぞれの像担持体上に形成された
トナー像をそれぞれの一次転写部にて前記転写搬送体上
の転写材に順次に転写して該転写体上でトナー像を重ね
合わせる画像形成装置において、 前記転写搬送体上に残った転写残トナーを帯電する帯電
手段と、 帯電後の前記転写残トナーを静電気的に回収する回収手
段と、を備える、 ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 前記トナーは、形状係数SF1が100
〜130、かつ形状係数SF2が100〜130であ
る、 ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 【請求項6】 前記回収手段は、前記中間転写体又は前
記転写搬送体から前記二次転写残トナーを回収する、接
地された回収部材を有する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、又は5に記載
の画像形成装置。 - 【請求項7】 前記回収手段は、前記中間転写体又は前
記転写搬送体から前記二次転写残トナーを回収する回収
部材と、該回収手段を帯電させる回収部材帯電手段とを
有する、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、又は5に記載
の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記回収手段は、前記回収部材から二次
転写残トナーを掻き落とす清掃部材を有する、 ことを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11029144A JP2000227727A (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11029144A JP2000227727A (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000227727A true JP2000227727A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=12268089
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11029144A Pending JP2000227727A (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000227727A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002244394A (ja) * | 2001-02-19 | 2002-08-30 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
EP1262840A2 (en) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus including discharging device for preventing reattachment of residual toner to intermediate transfer element |
EP1288742A2 (en) * | 2001-08-31 | 2003-03-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Process cartridge and electrophotographic apparatus |
US7421239B2 (en) | 2003-08-26 | 2008-09-02 | Ricoh Company, Ltd. | Cleaning apparatus for removing toner adhered onto endless belt |
JP2015172660A (ja) * | 2014-03-12 | 2015-10-01 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
-
1999
- 1999-02-05 JP JP11029144A patent/JP2000227727A/ja active Pending
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EP1262840A3 (en) * | 2001-05-28 | 2003-01-15 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus including discharging device for preventing reattachment of residual toner to intermediate transfer element |
US6778794B2 (en) | 2001-05-28 | 2004-08-17 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus having discharging device for discharging intermediate transfer device |
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EP1288742A3 (en) * | 2001-08-31 | 2013-01-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Process cartridge and electrophotographic apparatus |
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US8306469B2 (en) | 2003-08-26 | 2012-11-06 | Ricoh Company, Ltd. | Cleaning apparatus for removing toner adhered onto endless belt |
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