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JP2000217227A - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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Publication number
JP2000217227A
JP2000217227A JP11013916A JP1391699A JP2000217227A JP 2000217227 A JP2000217227 A JP 2000217227A JP 11013916 A JP11013916 A JP 11013916A JP 1391699 A JP1391699 A JP 1391699A JP 2000217227 A JP2000217227 A JP 2000217227A
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JP
Japan
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wiring board
correction plate
alignment correction
board
board connector
Prior art date
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Granted
Application number
JP11013916A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3845219B2 (ja
Inventor
Hisao Honma
久雄 本間
Toshitaka Hara
敏孝 原
Jutaro Mukai
重太郎 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
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Publication of JP2000217227A publication Critical patent/JP2000217227A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線基板に組付けた基板コネクタの端子間の
電流リークを防ぐことができる電気接続箱を提供する。 【解決手段】 略垂直に配置された配線基板14と該配
線基板14に組付けられた基板コネクタ15との間にア
ライメント補正板11が介在する配線基板14が搭載さ
れた電気接続箱であって、前記アライメント補正板11
は、前記基板コネクタ15の端子が挿入される孔12a
を有するアライメント補正板本体12と、前記アライメ
ント補正板本体12の上端及び両側面に少なくとも前記
配線基板14側に張り出した外壁13とを有し、前記外
壁13の上端部は前記配線基板14に向かって下方に傾
斜し、且つ、前記上端部の左右の少なくとも一方が前記
上端部の中央部13bに比して相対的に下方に傾斜して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配線基板と該配線
基板に組付けられた基板コネクタとの間にアライメント
補正板が介在する配線基板が搭載された電気接続箱に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車に搭載される電気接続箱に
は配線基板が装着され、この配線基板には、配線密度を
高めるために多極の基板コネクタが組付けられている。
この基板コネクタの組付けには、多極の端子の変形を防
ぎ、また、その配列を保持して、配線基板への組付けを
容易にするために、アライメント補正板が用いられる。
図4は、基板コネクタ1にアライメント補正板2を取り
付けた状態の斜視図である。基板コネクタ1は、L字状
に曲げられた多極の端子3が3列に所定のピッチで配列
したものである。また、アライメント補正板2は、端子
3の配列に合わせて貫通した孔2aが設けられている。
そうして、アライメント補正板2は、端子3が孔2aに
挿入された状態で、基板コネクタ1にロックピン(図示
されず)で取り付けられている。
【0003】この基板コネクタ1を配線基板に組付ける
際には、多極の端子3を配線基板の接続孔に挿入し、ハ
ンダ付けするが、端子3の配列はアライメント補正板2
で所定のピッチに保持されているので、端子3を配線基
板の接続孔に容易に挿入することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車の電
装品はその使用環境から、結露を避けることができな
い。また、ケースに損傷が生じて、電気接続箱内に水が
浸入する恐れもある。上述の基板コネクタを配線基板に
組付けた場合には、配線基板を垂直になるように配置し
ても、結露や浸入した水分が配線基板に沿って流れ落
ち、配線基板とアライメント補正板との狭い隙間に表面
張力で張りつき、その結果、端子間に電流リークが生じ
るという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決すべくなされたもので、略垂直に配置された配線基板
と該配線基板に組付けられた基板コネクタとの間にアラ
イメント補正板が介在する配線基板が搭載された電気接
続箱であって、前記アライメント補正板は、前記基板コ
ネクタの端子が挿入される孔を有するアライメント補正
板本体と、前記アライメント補正板本体の上端及び両側
面に少なくとも前記配線基板側に張り出した外壁とを有
し、前記外壁の上端部は前記配線基板に向かって下方に
傾斜し、且つ、前記上端部の左右の少なくとも一方が前
記上端部の中央部に比して相対的に下方に傾斜している
ことを特徴とする電気接続箱である。
【0006】本発明によれば、アライメント補正板が電
気接続箱内に略垂直に配置された配線基板と基板コネク
タの間に介在した状態で(この状態では、アライメント
補正板本体は略垂直に立っている)、外壁がアライメン
ト補正板本体の上端及び両側面に少なくとも前記配線基
板側に張り出すように設けられ、且つ、その外壁の上端
部が前記配線基板に向かって下方に傾斜し、且つ、前記
上端部の左右の少なくとも一方が前記上端部の中央部に
比して相対的に下方に傾斜するように設けられている。
従って、配線基板に基板コネクタを組付けた状態におい
て、略垂直に配置された配線基板面のアライメント補正
板本体よりも上側の部分に結露した水分や外部から浸入
した水分は、流れ落ちて外壁の上に溜まり、外壁の傾斜
に沿って流れ落ちて、アライメント補正板本体上に水分
が浸入するのを防ぐことができる。また、アライメント
補正板の外壁は、配線基板と基板コネクタの間に介在し
た状態で、少なくとも前記配線基板側に張り出すように
設けられているので、この張り出しを長くすることによ
り、配線基板とアライメント補正板本体の間隙を広く保
持することができる。従って、外壁の上に溜まった水分
は、表面張力で配線基板とアライメント補正板本体の間
に張りつくことなく、流れ落ちる。従って、本発明によ
れば、配線基板とアライメント補正板本体間に張りつい
た水分で基板コネクタの端子間に電流リークが生じるの
を防ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1(a)、(b)はそれ
ぞれ、本発明にかかる電気接続箱の一実施形態に用いた
アライメント補正板の斜視図およびそのA−A断面図で
ある。図1(a)、(b)において、アライメント補正
板11はアライメント補正板本体12と外壁13が一体
に形成されたものである。アライメント補正板本体12
には、基板コネクタの端子(図示されず)の配列に合わ
せて貫通した孔12aが設けられている。孔12aは端
子の挿入面12c側が開いたテーパ状をなしている。1
2bは基板コネクタの取り付け部である。次に、アライ
メント補正板11を略垂直に配置された配線基板と基板
コネクタの間に介在させた状態(図2に示す)、言い換
えると、アライメント補正板本体12が略垂直に立って
いる状態における外壁13について説明する。この状態
で、外壁13はアライメント補正板本体11の上端と両
端にコの字状に、アライメント補正板本体12の両面に
張り出すように設けられている。特に、外壁13は、基
板コネクタの端子の挿入面12cの反対側、配線基板に
面する側には十分な長さの張出部13aを有するように
設けられている。また、外壁13は、上端の中央部13
bが配線基板に向かって下方に傾斜し、且つ、前記中央
部13bの左右が中央部13bに比して相対的に下方に
傾斜している。
【0008】図2は、上述のアライメント補正板11を
略垂直に配置させた配線基板14と基板コネクタ15の
間に介在させて、基板コネクタ15を配線基板14に組
付けた状態の断面図である。アライメント補正板11
は、外壁13の張出部13aが配線基板14側に位置す
るように、取り付け部12bで基板コネクタ15にロッ
クピン(図示されず)で取り付けられている。また、基
板コネクタ15の端子16はL字状に曲がっており、補
正板本体12の孔12aを貫通している。この状態で、
端子16を配線基板14の接続孔14aに貫通させ、半
田で固定する。
【0009】図3は、上記配線基板14に基板コネクタ
15を組付けた状態の斜視説明図である。図3からわか
るように、配線基板14の上側に結露あるいは浸入した
水分17は、配線基板14にそって流れ落ちて、外壁1
3上に溜まり、中央部13bが高くなっているので、外
壁13と配線基板14の当接部分を外壁13の傾斜にそ
って左右両側に流れ落ちる。また、本実施形態では、配
線基板14とアライメント補正板本体12の間隙が、外
壁13の十分な長さの張出部13aによって広く保たれ
ているので、水分17が配線基板14とアライメント補
正板本体12の間に張り付くことがなく、基板コネクタ
15の端子16間に電流リークが生ずるのを防ぐことが
できる。
【0010】なお、上記実施形態では、外壁13は中央
部13bが高くなり、両側が下がるように傾斜している
が、外壁13は一端から他端に片流れ状に傾斜していて
もよい。また、上記実施形態では、外壁13はアライメ
ント補正板本体12の両面に張り出しているが、配線基
板14面側のみに張り出すようにし、その張出部と補正
板本体12の厚さを合わせた幅を十分な大きさにして、
水分が溜まるにしてもよい。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、配
線基板に組付けた基板コネクタの端子間の電流リークを
防ぐことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)はそれぞれ、本発明にかかる電
気接続箱に一実施形態に用いたアライメント補正板の斜
視図およびそのA−A断面図である。
【図2】図1に示したアライメント補正板を用いて基板
コネクタを配線基板に組付けた状態の断面図である。
【図3】図1に示したアライメント補正板を用いて基板
コネクタを配線基板に組付けた状態の斜視説明図であ
る。
【図4】従来のアライメント補正板を基板コネクタに取
り付けた状態の斜視図である。
【符号の説明】
11 アライメント補正板 12 アライメント補正板本体 12a 孔 12b 取り付け部 12c 挿入面 13 外壁 13a 張出部 13b 中央部 14 配線基板 14a 接続孔 15 基板コネクタ 16 端子 17 水分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E087 EE14 FF03 LL03 LL17 MM02 PP09 QQ04 RR12 5G361 AD02 AD03 BA01 BB02 BC03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略垂直に配置された配線基板と該配線基
    板に組付けられた基板コネクタとの間にアライメント補
    正板が介在する配線基板が搭載された電気接続箱であっ
    て、前記アライメント補正板は、前記基板コネクタの端
    子が挿入される孔を有するアライメント補正板本体と、
    前記アライメント補正板本体の上端及び両側面に少なく
    とも前記配線基板側に張り出した外壁とを有し、前記外
    壁の上端部は前記配線基板に向かって下方に傾斜し、且
    つ、前記上端部の左右の少なくとも一方が前記上端部の
    中央部に比して相対的に下方に傾斜していることを特徴
    とする電気接続箱。
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