JP2000287133A - 固体撮像素子 - Google Patents
固体撮像素子Info
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- JP2000287133A JP2000287133A JP11089328A JP8932899A JP2000287133A JP 2000287133 A JP2000287133 A JP 2000287133A JP 11089328 A JP11089328 A JP 11089328A JP 8932899 A JP8932899 A JP 8932899A JP 2000287133 A JP2000287133 A JP 2000287133A
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- JP
- Japan
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- solid
- capacitor
- imaging device
- state imaging
- latch circuit
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Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims abstract description 30
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims abstract description 3
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 16
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 5
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】固体撮像素子においてノイズ発生の要因を無く
し、画質向上を得る。 【解決手段】撮像領域からの複数の信号をそれぞれアナ
ログデジタル変換するためのアナログデジタル変換器
と、前記アナログデジタル変換器の出力データを保持
し、順次選択出力するラッチ回路とを有し、ラッチ回路
はコンデンサC2の充放電状態によりデータを記憶する
ものであり、また前記コンデンサC2は一斉に充電され
た後に選択的に放電するプロセスが行われるように制御
されるように構成された固体撮像素子において、コンデ
ンサC2を充電する経路には電流制限素子T11,T1
2,T13を設ける。
し、画質向上を得る。 【解決手段】撮像領域からの複数の信号をそれぞれアナ
ログデジタル変換するためのアナログデジタル変換器
と、前記アナログデジタル変換器の出力データを保持
し、順次選択出力するラッチ回路とを有し、ラッチ回路
はコンデンサC2の充放電状態によりデータを記憶する
ものであり、また前記コンデンサC2は一斉に充電され
た後に選択的に放電するプロセスが行われるように制御
されるように構成された固体撮像素子において、コンデ
ンサC2を充電する経路には電流制限素子T11,T1
2,T13を設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固体撮像素子に
関するもので、特に複数の画素から読み出した信号に重
畳される直流成分(ノイズ成分)にばらつきが生じるの
を低減できるようにしたものである。
関するもので、特に複数の画素から読み出した信号に重
畳される直流成分(ノイズ成分)にばらつきが生じるの
を低減できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】CMOSトランジスタを用いた固体撮像
素子として、例えば特開平9−238286号公報に記
載された技術がある。この固体撮像素子は、撮像領域の
水平ライン上の各画素からの出力を、それぞれカウンタ
のカウント値に応じて変化する基準電圧と比較してい
る。画素の出力と基準電圧が一致すると、このことが検
出され、この検出時点における上記カウンタのカウント
値が第1のラッチ回路にAD変換値としてラッチされる
仕組みである。第1のラッチ回路にラッチされたデータ
は、水平ブランキング期間内に水平ライン上の各画素の
AD変換値として第2のラッチ回路に記憶され、水平走査
期間に読み出される。
素子として、例えば特開平9−238286号公報に記
載された技術がある。この固体撮像素子は、撮像領域の
水平ライン上の各画素からの出力を、それぞれカウンタ
のカウント値に応じて変化する基準電圧と比較してい
る。画素の出力と基準電圧が一致すると、このことが検
出され、この検出時点における上記カウンタのカウント
値が第1のラッチ回路にAD変換値としてラッチされる
仕組みである。第1のラッチ回路にラッチされたデータ
は、水平ブランキング期間内に水平ライン上の各画素の
AD変換値として第2のラッチ回路に記憶され、水平走査
期間に読み出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
固体撮像素子においては、第2のラッチ回路が一斉にス
イッチング動作し、ノイズが発生し易いと言う問題があ
る。スイッチングノイズが発生すると、画素から信号電
圧を読み出す期間のチップ内電源電圧変動をもたらし、
結果として画素出力信号に混入して画質低下を招く結果
となる。
固体撮像素子においては、第2のラッチ回路が一斉にス
イッチング動作し、ノイズが発生し易いと言う問題があ
る。スイッチングノイズが発生すると、画素から信号電
圧を読み出す期間のチップ内電源電圧変動をもたらし、
結果として画素出力信号に混入して画質低下を招く結果
となる。
【0004】そこでこの発明では、ノイズ発生の要因を
無くし、画質向上に寄与し得る固体撮像素子を提供する
ことを目的とする。
無くし、画質向上に寄与し得る固体撮像素子を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、光電変換機能を有する複数の画素が
行列状に配置された撮像領域と、前記複数の画素の信号
を順次選択するための走査回路と、前記撮像領域からの
複数の信号をそれぞれアナログデジタル変換するための
アナログデジタル変換器と、前記アナログデジタル変換
器の出力データを保持し、順次選択出力するラッチ回路
とを有し、前記ラッチ回路はコンデンサの充放電の状態
によりデータを記憶するものであり、また前記コンデン
サは一斉に充電された後に選択的に放電するプロセスが
行われ、前記データを記憶した状態に制御されるように
構成された固体撮像素子であり、前記ラッチ回路に対す
る充電経路には電流制限素子を設けるものである。これ
により、ラッチ回路のコンデンサにラッシュ電流が流れ
ることがなく、ノイズ発生要因を低減できる。
を達成するために、光電変換機能を有する複数の画素が
行列状に配置された撮像領域と、前記複数の画素の信号
を順次選択するための走査回路と、前記撮像領域からの
複数の信号をそれぞれアナログデジタル変換するための
アナログデジタル変換器と、前記アナログデジタル変換
器の出力データを保持し、順次選択出力するラッチ回路
とを有し、前記ラッチ回路はコンデンサの充放電の状態
によりデータを記憶するものであり、また前記コンデン
サは一斉に充電された後に選択的に放電するプロセスが
行われ、前記データを記憶した状態に制御されるように
構成された固体撮像素子であり、前記ラッチ回路に対す
る充電経路には電流制限素子を設けるものである。これ
により、ラッチ回路のコンデンサにラッシュ電流が流れ
ることがなく、ノイズ発生要因を低減できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0007】図1はこの発明の基本構成である。説明を
分かりやすくするために、単純化して示している。この
例では、画素が例えば水平方向へ3画素存在し、その各
画素出力が例えば2ビットでデジタル化される例を示し
ている。ラインP11,P12,P13にはそれぞれ画
素1,2,3の読み出し信号電圧が、カウンタ出力に対
応する電圧と一致したときに検出信号が現れるようにな
っている。
分かりやすくするために、単純化して示している。この
例では、画素が例えば水平方向へ3画素存在し、その各
画素出力が例えば2ビットでデジタル化される例を示し
ている。ラインP11,P12,P13にはそれぞれ画
素1,2,3の読み出し信号電圧が、カウンタ出力に対
応する電圧と一致したときに検出信号が現れるようにな
っている。
【0008】カウンタ出力は、ビットラインC11,C
12にも現れている。時間が経過するに従って、ビット
ラインC11,C12のビットが00、01、10、1
1と言うふうに変化する。このビット情報は、それぞれ
1ビットずつ1ビットラッチ回路にラッチすることがで
きる。
12にも現れている。時間が経過するに従って、ビット
ラインC11,C12のビットが00、01、10、1
1と言うふうに変化する。このビット情報は、それぞれ
1ビットずつ1ビットラッチ回路にラッチすることがで
きる。
【0009】1ビットラッチ回路は、破線で囲んだ部分
の回路であり、この例では各画素1,2,3のそれぞれ
に2つの1ビットラッチ回路が用意されている。各1ビ
ットラッチ回路の構成は同じであるから1つ代表して説
明する。
の回路であり、この例では各画素1,2,3のそれぞれ
に2つの1ビットラッチ回路が用意されている。各1ビ
ットラッチ回路の構成は同じであるから1つ代表して説
明する。
【0010】画素1のビット情報(つまりアナログデジ
タル変換値)の最下位のビットをラッチする1ビットラ
ッチ回路L11の構成を説明する。ビットラインC11
はスイッチS1の入力部に接続されている。このスイッ
チS1の出力部はコンデンサC1の一方の電極に接続さ
れる。このコンデンサC1の他方の電極はアースライン
(基準電位ライン)に接続されている。またスイッチS
1の出力部はスイッチS2の制御端子に接続されてい
る。コンデンサC1はスイッチS1がオンしたときのビット
ラインC11の値にセットされる。コンデンサC1に”
0”が保持されているときスイッチS2はオフを維持す
るが、コンデンサC1に”1”が保持されているとスイ
ッチS2はオンすることができる。
タル変換値)の最下位のビットをラッチする1ビットラ
ッチ回路L11の構成を説明する。ビットラインC11
はスイッチS1の入力部に接続されている。このスイッ
チS1の出力部はコンデンサC1の一方の電極に接続さ
れる。このコンデンサC1の他方の電極はアースライン
(基準電位ライン)に接続されている。またスイッチS
1の出力部はスイッチS2の制御端子に接続されてい
る。コンデンサC1はスイッチS1がオンしたときのビット
ラインC11の値にセットされる。コンデンサC1に”
0”が保持されているときスイッチS2はオフを維持す
るが、コンデンサC1に”1”が保持されているとスイ
ッチS2はオンすることができる。
【0011】スイッチS2の一方の端子は、スイッチS
3、S4を介して電源ラインVL1に接続され、この電
源ラインVL1は、後述する電流制限素子11、インピ
ーダンスを伴うパターン22を介して電源端子ピンTP
に接続されている。この端子ピンTPはボンディングワ
イア21を介して電源23に接続されている。
3、S4を介して電源ラインVL1に接続され、この電
源ラインVL1は、後述する電流制限素子11、インピ
ーダンスを伴うパターン22を介して電源端子ピンTP
に接続されている。この端子ピンTPはボンディングワ
イア21を介して電源23に接続されている。
【0012】先のスイッチS3,S4の接続部は、コン
デンサC2の一方の電極に接続されるとともにインバー
タA1の入力部に接続される。このコンデンサC2の他
方の電極はアースラインに接続されている。インバータ
A1の出力端子は、スイッチS5を介したのち、共通の
バッファ増幅器11を介してビット出力端とされる。ス
イッチS5は水平走査回路101からのタイミングパル
スによりオンされてコンデンサC2の情報をインバータ
A1を介して読み出すことができる。
デンサC2の一方の電極に接続されるとともにインバー
タA1の入力部に接続される。このコンデンサC2の他
方の電極はアースラインに接続されている。インバータ
A1の出力端子は、スイッチS5を介したのち、共通の
バッファ増幅器11を介してビット出力端とされる。ス
イッチS5は水平走査回路101からのタイミングパル
スによりオンされてコンデンサC2の情報をインバータ
A1を介して読み出すことができる。
【0013】上記の説明は、1ビットラッチ回路L11
の構成について説明したが、他の1ビットラッチ回路も
同じ構成であるから各構成素子に対しては同じ符号を付
して説明は省略する。1ビットラッチ回路L12は画素
1の読み出し出力をデジタル変換したときの上位ビット
を保持する回路である。1ビットラッチ回路L21,L
22は画素2の読み出し出力をデジタル変換したときの
下位と上位のビットを保持する回路である。1ビットラ
ッチ回路L31,L32は画素3の読み出し出力をデジ
タル変換したときの下位と上位のビットを保持する回路
である。
の構成について説明したが、他の1ビットラッチ回路も
同じ構成であるから各構成素子に対しては同じ符号を付
して説明は省略する。1ビットラッチ回路L12は画素
1の読み出し出力をデジタル変換したときの上位ビット
を保持する回路である。1ビットラッチ回路L21,L
22は画素2の読み出し出力をデジタル変換したときの
下位と上位のビットを保持する回路である。1ビットラ
ッチ回路L31,L32は画素3の読み出し出力をデジ
タル変換したときの下位と上位のビットを保持する回路
である。
【0014】図2には、上記の回路において、特にコン
デンサC2に一定電圧を充電し、次にコンデンサC1の
情報をコンデンサC2に転送するときの動作波形を示し
ている。
デンサC2に一定電圧を充電し、次にコンデンサC1の
情報をコンデンサC2に転送するときの動作波形を示し
ている。
【0015】図2(a)は水平ブランキングパルスであ
る。水平ブランキングパルスの期間に、一斉にスイッチ
S4がまずオンされる(図2(b))。スイッチS4が
オンすると、コンデンサC2に電源23からの電圧が与
えられ充電が行われる。このとき電源ラインVL1、V
L2にはトランジスタT11、T12,T13によるカ
レントミラータイプの電流制限回路が設けられているの
で、ラッシュ電流が流れることなく、コンデンサC2に
充電が行われる。次にスイッチS3がオンされる(図2
(c))と、コンデンサC1に保持されている情報がコ
ンデンサC2に伝達される。つまり、コンデンサC1
に”0”が保持されているときスイッチS2はオフを維
持するが、コンデンサC1に”1”が保持されていると
スイッチS2はオンすることができる。よって、スイッ
チS3がオンしたときにスイッチS2がオフであれば、
コンデンサC2の電荷は放電されることなく、インバー
タA1の出力は”0”であり、スイッチS3がオンした
ときにスイッチS2がオンであれば、コンデンサC2の
電荷は放電されるので、インバータA1の出力は”1”
となる。
る。水平ブランキングパルスの期間に、一斉にスイッチ
S4がまずオンされる(図2(b))。スイッチS4が
オンすると、コンデンサC2に電源23からの電圧が与
えられ充電が行われる。このとき電源ラインVL1、V
L2にはトランジスタT11、T12,T13によるカ
レントミラータイプの電流制限回路が設けられているの
で、ラッシュ電流が流れることなく、コンデンサC2に
充電が行われる。次にスイッチS3がオンされる(図2
(c))と、コンデンサC1に保持されている情報がコ
ンデンサC2に伝達される。つまり、コンデンサC1
に”0”が保持されているときスイッチS2はオフを維
持するが、コンデンサC1に”1”が保持されていると
スイッチS2はオンすることができる。よって、スイッ
チS3がオンしたときにスイッチS2がオフであれば、
コンデンサC2の電荷は放電されることなく、インバー
タA1の出力は”0”であり、スイッチS3がオンした
ときにスイッチS2がオンであれば、コンデンサC2の
電荷は放電されるので、インバータA1の出力は”1”
となる。
【0016】図2(d)は、図1の回路の電源ラインに
設けられたカレントミラー回路に流れる電流icと電圧
の変化を示している。
設けられたカレントミラー回路に流れる電流icと電圧
の変化を示している。
【0017】上記の実施の形態は、カレントミラー回路
による電流制限回路を設けたが、定電流ダイオードを設
けてもよいし、また抵抗をもうけてもよい。定電流ダイ
オードやカレントミラー回路により電流制限を行うと、
図2(d)に示すような電流icが流れるが、抵抗によ
り電流制限を行った場合には図2(e)に示すような電
流icが電源ラインに流れる。
による電流制限回路を設けたが、定電流ダイオードを設
けてもよいし、また抵抗をもうけてもよい。定電流ダイ
オードやカレントミラー回路により電流制限を行うと、
図2(d)に示すような電流icが流れるが、抵抗によ
り電流制限を行った場合には図2(e)に示すような電
流icが電源ラインに流れる。
【0018】上記のような電流制限手段が無いとする
と、スイッチS4がオンしたときにラッシュ電流が流れ
ることになり、この電流は、(水平画素数×出力ビット
数)個のコンデンサC2が存在するので、電源電圧の低
下を招くことになる。また、高周波雑音を生じ、これが
アナログ回路へ干渉する。しかし、本発明の回路構成に
よれば、このような問題は解消される。
と、スイッチS4がオンしたときにラッシュ電流が流れ
ることになり、この電流は、(水平画素数×出力ビット
数)個のコンデンサC2が存在するので、電源電圧の低
下を招くことになる。また、高周波雑音を生じ、これが
アナログ回路へ干渉する。しかし、本発明の回路構成に
よれば、このような問題は解消される。
【0019】図3、図4及び図5はこの発明の他の実施
の形態である。図1の実施の形態と同一部分には同一符
号を付して説明は省略する。図3の実施の形態は、電源
ラインVL1,VL2の電源側に定電流ダイオード3
1、32による電流制限回路を設けた例であり、図4の
実施の形態は、電源ラインVL1,VL2の電源側に抵
抗41、42を設けた例である。図5の実施の形態は、
電源ラインVL1,VL2の電源側にデプレッション型
nMOSFETを用いた定電流ダイオード51、52を
設けた例である。またデプレッション型MOSFETの
代りに定電流ダイオードとして、接合型FETを用いても
よい。
の形態である。図1の実施の形態と同一部分には同一符
号を付して説明は省略する。図3の実施の形態は、電源
ラインVL1,VL2の電源側に定電流ダイオード3
1、32による電流制限回路を設けた例であり、図4の
実施の形態は、電源ラインVL1,VL2の電源側に抵
抗41、42を設けた例である。図5の実施の形態は、
電源ラインVL1,VL2の電源側にデプレッション型
nMOSFETを用いた定電流ダイオード51、52を
設けた例である。またデプレッション型MOSFETの
代りに定電流ダイオードとして、接合型FETを用いても
よい。
【0020】以上説明した実施の形態は、説明を分かり
やすくするために画素が水平方向へ1列であり、各画素
の読み出し信号を2ビットで表わされる値にデジタル変
換する例を示した。
やすくするために画素が水平方向へ1列であり、各画素
の読み出し信号を2ビットで表わされる値にデジタル変
換する例を示した。
【0021】図6にはこの発明が適用された固体撮像素
子の全体的な機能ブロックを示している。撮像領域11
0にはマトリックス状に画素部が配列されている。垂直
走査回路111の駆動により、各水平ライン上に並ぶ画
素部の読み出し信号が一斉に比較部112に与えられ
る。比較器112は、水平ライン上の画素数に応じた比
較器を有し、共通の基準電圧と画素からの読み出し信号
のレベルとの比較を行う。各画素に対応した比較器の出
力が変化すると、その変化の様子は変化点検出回路11
3により検出され、その検出出力がラッチ回路114に
与えられる。この検出出力を導くラインが図1のP1
1,P12,P13に相当する。ラッチ回路114のラ
ッチデータは、先の実施の形態で説明したように、水平
走査回路115の走査信号に基づいて読み出される。
子の全体的な機能ブロックを示している。撮像領域11
0にはマトリックス状に画素部が配列されている。垂直
走査回路111の駆動により、各水平ライン上に並ぶ画
素部の読み出し信号が一斉に比較部112に与えられ
る。比較器112は、水平ライン上の画素数に応じた比
較器を有し、共通の基準電圧と画素からの読み出し信号
のレベルとの比較を行う。各画素に対応した比較器の出
力が変化すると、その変化の様子は変化点検出回路11
3により検出され、その検出出力がラッチ回路114に
与えられる。この検出出力を導くラインが図1のP1
1,P12,P13に相当する。ラッチ回路114のラ
ッチデータは、先の実施の形態で説明したように、水平
走査回路115の走査信号に基づいて読み出される。
【0022】ラッチ回路114には、カウンタ116か
ら例えば10ビットのデータが与えられており、またこ
のカウンタ116の出力データは、基準電圧発生回路1
17に入力されており、この基準電圧発生回路117
は、カウンタ116のカウント値に応じたレベルの基準
電圧を発生して、比較部112の各比較器に与えてい
る。
ら例えば10ビットのデータが与えられており、またこ
のカウンタ116の出力データは、基準電圧発生回路1
17に入力されており、この基準電圧発生回路117
は、カウンタ116のカウント値に応じたレベルの基準
電圧を発生して、比較部112の各比較器に与えてい
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
固体撮像素子においてノイズ発生の要因を無くし、画質
向上を得ることができる。
固体撮像素子においてノイズ発生の要因を無くし、画質
向上を得ることができる。
【図1】この発明の基本構成を示す回路図。
【図2】図1回路の動作を説明するために示した信号波
形図。
形図。
【図3】この発明の他の実施の形態を示す図。
【図4】この発明のさらに他の実施の形態を示す図。
【図5】この発明のさらにまた他の実施の形態を示す
図。
図。
【図6】この発明が適用された固体撮像素子の全体構成
を示す図。
を示す図。
L11,L12,L21,L22、L31、L32…1
ビットラッチ回路、T11,T12,T13…トランジ
スタ、C1,C2…コンデンサ、S1,S2,S3,S
4…スイッチ、A1…インバータ。
ビットラッチ回路、T11,T12,T13…トランジ
スタ、C1,C2…コンデンサ、S1,S2,S3,S
4…スイッチ、A1…インバータ。
Claims (4)
- 【請求項1】 光電変換機能を有する複数の画素が行列
状に配置された撮像領域と、前記複数の画素の信号を順
次選択するための走査回路と、前記撮像領域からの複数
の信号をそれぞれアナログデジタル変換するためのアナ
ログデジタル変換器と、前記アナログデジタル変換器の
出力データを保持し、順次選択出力するラッチ回路とを
有し、 前記ラッチ回路はコンデンサの充放電の状態によりデー
タを記憶するものであり、また前記コンデンサは一斉に
充電された後に選択的に放電するプロセスが行われ、前
記データを記憶した状態に制御されるように構成された
固体撮像素子であって、 前記コンデンサを充電する経路には電流制限素子を設け
たことを特徴とする固体撮像素子。 - 【請求項2】 前記電流制限素子は、カレントミラー型
の電流源素子であることを特徴とする請求項1記載の固
体撮像素子。 - 【請求項3】 前記電流制限素子は、抵抗であることを
特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。 - 【請求項4】 前記電流制限素子は、定電流ダイオード
であることを特徴とする請求項1記載の固体撮像素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11089328A JP2000287133A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 固体撮像素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11089328A JP2000287133A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 固体撮像素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000287133A true JP2000287133A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13967622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11089328A Pending JP2000287133A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 固体撮像素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000287133A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7884870B2 (en) | 2007-04-11 | 2011-02-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoelectric conversion apparatus with current limiting units to limit excessive current to signal lines |
US8031233B2 (en) | 2002-02-12 | 2011-10-04 | Sony Corporation | Solid-state image pickup device and method with time division video signal outputs |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11089328A patent/JP2000287133A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8031233B2 (en) | 2002-02-12 | 2011-10-04 | Sony Corporation | Solid-state image pickup device and method with time division video signal outputs |
US7884870B2 (en) | 2007-04-11 | 2011-02-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Photoelectric conversion apparatus with current limiting units to limit excessive current to signal lines |
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