JP2000286877A - データ伝送システム - Google Patents
データ伝送システムInfo
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- JP2000286877A JP2000286877A JP11093069A JP9306999A JP2000286877A JP 2000286877 A JP2000286877 A JP 2000286877A JP 11093069 A JP11093069 A JP 11093069A JP 9306999 A JP9306999 A JP 9306999A JP 2000286877 A JP2000286877 A JP 2000286877A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 接続されているノード数が多いトークンパッ
シング方式のネットワークで、特定のノード間での連続
した画像や音声データなどのような大量のデータを、効
率よく伝送すること。 【解決手段】 大量のデータを伝送する第1のネットワ
ークとは別に、該第1のネットワークへの参加を制御す
るコマンドを伝送するための第2のネットワークを設
け、大量のデータを送受信する特定のノード以外のノー
ドに対しては、第2のネットワークを用いて第1のネッ
トワークへの参加を制御するコマンドを送信して参加す
るノード数を削減し、伝送効率を上げるようにする。
シング方式のネットワークで、特定のノード間での連続
した画像や音声データなどのような大量のデータを、効
率よく伝送すること。 【解決手段】 大量のデータを伝送する第1のネットワ
ークとは別に、該第1のネットワークへの参加を制御す
るコマンドを伝送するための第2のネットワークを設
け、大量のデータを送受信する特定のノード以外のノー
ドに対しては、第2のネットワークを用いて第1のネッ
トワークへの参加を制御するコマンドを送信して参加す
るノード数を削減し、伝送効率を上げるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを用
いて画像データや音声データの伝送を行なうデータ伝送
システムに係り、特に、トークンパッシング方式を用い
たネットワークを利用するデータ伝送システムに関す
る。
いて画像データや音声データの伝送を行なうデータ伝送
システムに係り、特に、トークンパッシング方式を用い
たネットワークを利用するデータ伝送システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】2種類のネットワークを用いて画像デー
タの伝送とその制御を行なう画像伝送システムとして
は、特開平9−9250号公報に記載されているものな
どが挙げられる。
タの伝送とその制御を行なう画像伝送システムとして
は、特開平9−9250号公報に記載されているものな
どが挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ネットワークを用いて
ディジタル化された画像および音声データを伝送して、
接続されている機器間で画像および音声の通信を行なう
場合に、例えばCSMA/CD方式によるネットワーク
のように、複数のノードからの送信要求が重なった場合
に時間をおいて再送する方式を用いると、他のノードと
の送信要求が重なりデータの送出がなかなか成功しない
ケースがまま生じ、データが一定の時間内に送出先へ送
出完了されるという保証はない。
ディジタル化された画像および音声データを伝送して、
接続されている機器間で画像および音声の通信を行なう
場合に、例えばCSMA/CD方式によるネットワーク
のように、複数のノードからの送信要求が重なった場合
に時間をおいて再送する方式を用いると、他のノードと
の送信要求が重なりデータの送出がなかなか成功しない
ケースがまま生じ、データが一定の時間内に送出先へ送
出完了されるという保証はない。
【0004】従って、送信しようとしたデータが音声デ
ータの場合には、データを送出先に送信できなかった
り、送信の遅延があると、音声が途切れることになる。
ータの場合には、データを送出先に送信できなかった
り、送信の遅延があると、音声が途切れることになる。
【0005】このような問題を解決するために、トーク
ンと呼ばれるネットワークにデータを送出する権利を示
すパケットを巡回させ、該トークンを受け取ったノード
だけがデータを送出できるようにした、トークンパッシ
ング方式と呼ばれるネットワーク制御方式がある。
ンと呼ばれるネットワークにデータを送出する権利を示
すパケットを巡回させ、該トークンを受け取ったノード
だけがデータを送出できるようにした、トークンパッシ
ング方式と呼ばれるネットワーク制御方式がある。
【0006】トークンパッシング方式を用いたネットワ
ークでは、接続されているすべてのノードに対してトー
クンを巡回させ、すべてのノードに対してデータの送出
機会を与えるために、データの送出要求が衝突すること
はなく、このため、トークンが一巡する時間とデータ送
出にかかる時間を基にして算出されるデータ送出間隔の
最長値よりも長い間隔で、音声データの送出を行なえ
ば、音声が途切れることはなくなる。
ークでは、接続されているすべてのノードに対してトー
クンを巡回させ、すべてのノードに対してデータの送出
機会を与えるために、データの送出要求が衝突すること
はなく、このため、トークンが一巡する時間とデータ送
出にかかる時間を基にして算出されるデータ送出間隔の
最長値よりも長い間隔で、音声データの送出を行なえ
ば、音声が途切れることはなくなる。
【0007】しかし、特定のノード間のみで通信を行な
いたい場合には、データを1回送出する度に接続されて
いるすべてのノードに対してトークンを巡回させて、そ
れぞれのノードに対してデータの送出機会を与えてトー
クンが一巡した後でないと、次のデータが送出できない
ので、特に接続されるネットワーク数が増大すると、ト
ークンが一巡する時間が長くなり、データ送出間隔の最
長値が音声データの送出間隔よりも長くなってしまい、
音声が途切れたり、音声が途切れなくても、音声データ
の合間に送出している画像データの送出データ量が少な
くなり、実質的なネットワークの伝送速度が上がらない
という問題があった。
いたい場合には、データを1回送出する度に接続されて
いるすべてのノードに対してトークンを巡回させて、そ
れぞれのノードに対してデータの送出機会を与えてトー
クンが一巡した後でないと、次のデータが送出できない
ので、特に接続されるネットワーク数が増大すると、ト
ークンが一巡する時間が長くなり、データ送出間隔の最
長値が音声データの送出間隔よりも長くなってしまい、
音声が途切れたり、音声が途切れなくても、音声データ
の合間に送出している画像データの送出データ量が少な
くなり、実質的なネットワークの伝送速度が上がらない
という問題があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、トークンパッシング方式のネットワークを用いて特
定のノード間のみで通信したい場合に、データ伝送を行
なわないノードをネットワークから切り離し、論理的に
接続されるノード数を削減することで伝送効率を上げる
ことが可能な、データ伝送システムを提供することにあ
る。
し、トークンパッシング方式のネットワークを用いて特
定のノード間のみで通信したい場合に、データ伝送を行
なわないノードをネットワークから切り離し、論理的に
接続されるノード数を削減することで伝送効率を上げる
ことが可能な、データ伝送システムを提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、データ伝送
システムにおいて、トークンパッシング方式を用いた第
1のネットワークと、該第1のネットワークへの接続状
態を制御するための第2のネットワークと、それぞれの
ノードにおいては、第1のネットワークと接続するため
の接続端子と、第1のネットワークとの接続状態を制御
するための制御手段と、第2のネットワークと接続する
ための接続端子とを備え、画像を送出する機能を持つノ
ードにおいては、画像を入力するための画像入力端子
と、入力した画像信号を第1のネットワークで送信する
のに適した形に変換して第1のネットワークに送出する
手段とを備え、音声を送出する機能を持つノードにおい
ては、音声を入力するための音声入力端子と、入力した
音声信号を第1のネットワークで送信するのに適した形
に変換して第1のネットワークに送出する手段とを備
え、画像を受信する機能を持つノードにおいては、第1
のネットワークで受信した画像データを再構築して画像
信号を生成する手段と、画像出力端子とを備え、音声を
受信する機能を持つノードにおいては、第1のネットワ
ークで受信した音声データを再構築して音声信号を生成
する手段と、音声出力端子とを備える、ことによって実
現することができる。
システムにおいて、トークンパッシング方式を用いた第
1のネットワークと、該第1のネットワークへの接続状
態を制御するための第2のネットワークと、それぞれの
ノードにおいては、第1のネットワークと接続するため
の接続端子と、第1のネットワークとの接続状態を制御
するための制御手段と、第2のネットワークと接続する
ための接続端子とを備え、画像を送出する機能を持つノ
ードにおいては、画像を入力するための画像入力端子
と、入力した画像信号を第1のネットワークで送信する
のに適した形に変換して第1のネットワークに送出する
手段とを備え、音声を送出する機能を持つノードにおい
ては、音声を入力するための音声入力端子と、入力した
音声信号を第1のネットワークで送信するのに適した形
に変換して第1のネットワークに送出する手段とを備
え、画像を受信する機能を持つノードにおいては、第1
のネットワークで受信した画像データを再構築して画像
信号を生成する手段と、画像出力端子とを備え、音声を
受信する機能を持つノードにおいては、第1のネットワ
ークで受信した音声データを再構築して音声信号を生成
する手段と、音声出力端子とを備える、ことによって実
現することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。図1は、本発明の1実施形態に係
る画像・音声伝送システムの構成例を示す図である。同
図において、1は主に画像や音声のデータを伝送するた
めのトークンパッシング方式を用いた第1のネットワー
ク、2はネットワークに接続される端末間で制御情報を
やり取りするための第2のネットワーク、3は画像や音
声のデータの取り込みや圧縮などの加工をして上記第1
のネットワークを用いて送信する端末機、4は画像を撮
影するビデオカメラ、5は該ビデオカメラ4からの映像
信号を上記端末機3に送信する映像用信号線、6は音声
を集音するマイク、7は該マイク6からの音声信号を上
記端末機3に送信する音声用信号線、8は上記ビデオカ
メラ4の画角などを制御をするために上記端末機3から
の制御信号を送信するための制御用信号線、9は音声を
出力するスピーカ、10は該スピーカ9に上記端末機3
からの音声信号を送信する音声用信号線、11は上記端
末機3から画像データや音声データを受信するセンタ
機、12は該センタ機11で受信した画像データを表示
するモニタ、13は該モニタ12に上記センタ機11か
らの映像信号を送信する映像用信号線、14は音声を集
音するマイク、15は該マイク14からの音声信号を上
記センタ機11に送信する音声用信号線、16は音声を
出力するスピーカ、17は該スピーカ16に上記センタ
機11からの音声信号を送信する音声用信号線である。
面を用いて説明する。図1は、本発明の1実施形態に係
る画像・音声伝送システムの構成例を示す図である。同
図において、1は主に画像や音声のデータを伝送するた
めのトークンパッシング方式を用いた第1のネットワー
ク、2はネットワークに接続される端末間で制御情報を
やり取りするための第2のネットワーク、3は画像や音
声のデータの取り込みや圧縮などの加工をして上記第1
のネットワークを用いて送信する端末機、4は画像を撮
影するビデオカメラ、5は該ビデオカメラ4からの映像
信号を上記端末機3に送信する映像用信号線、6は音声
を集音するマイク、7は該マイク6からの音声信号を上
記端末機3に送信する音声用信号線、8は上記ビデオカ
メラ4の画角などを制御をするために上記端末機3から
の制御信号を送信するための制御用信号線、9は音声を
出力するスピーカ、10は該スピーカ9に上記端末機3
からの音声信号を送信する音声用信号線、11は上記端
末機3から画像データや音声データを受信するセンタ
機、12は該センタ機11で受信した画像データを表示
するモニタ、13は該モニタ12に上記センタ機11か
らの映像信号を送信する映像用信号線、14は音声を集
音するマイク、15は該マイク14からの音声信号を上
記センタ機11に送信する音声用信号線、16は音声を
出力するスピーカ、17は該スピーカ16に上記センタ
機11からの音声信号を送信する音声用信号線である。
【0011】図2は、図1で示した端末機3の構成例を
示すブロック図である。同図において、21は全体の動
作を制御するCPU、22はデータをやり取りするシス
テムバス、23は送受信する画像や音声などのデータを
記憶するためのメモリ、24は画像入力端子、25はア
ナログの映像信号をディジタル信号に変換する画像用A
/D変換器、26はディジタル信号に変換された画像デ
ータの圧縮・伸長処理や、文字表示などの加工処理を行
なう画像処理部、27は画像データを保持する画像メモ
リ、28は第1のネットワーク1への接続状態およびデ
ータ入出力を制御する第1のネットワーク制御部、29
は第1のネットワーク1との接続端子、30は第2のネ
ットワーク2への接続状態およびデータ入出力を制御す
る第2のネットワーク制御部、31は第2のネットワー
ク2との接続端子、32は音声入力端子、33はアナロ
グの音声信号をディジタル信号に変換する音声用A/D
変換器、34はディジタル信号に変換された音声データ
の圧縮・伸長処理を行なう音声処理部、35はディジタ
ル信号に変換されている音声データをアナログの音声信
号に変換する音声用D/A変換器、36は音声出力端
子、37は制御信号入出力端子、38は制御信号の入出
力を制御するためのデータ制御部である。
示すブロック図である。同図において、21は全体の動
作を制御するCPU、22はデータをやり取りするシス
テムバス、23は送受信する画像や音声などのデータを
記憶するためのメモリ、24は画像入力端子、25はア
ナログの映像信号をディジタル信号に変換する画像用A
/D変換器、26はディジタル信号に変換された画像デ
ータの圧縮・伸長処理や、文字表示などの加工処理を行
なう画像処理部、27は画像データを保持する画像メモ
リ、28は第1のネットワーク1への接続状態およびデ
ータ入出力を制御する第1のネットワーク制御部、29
は第1のネットワーク1との接続端子、30は第2のネ
ットワーク2への接続状態およびデータ入出力を制御す
る第2のネットワーク制御部、31は第2のネットワー
ク2との接続端子、32は音声入力端子、33はアナロ
グの音声信号をディジタル信号に変換する音声用A/D
変換器、34はディジタル信号に変換された音声データ
の圧縮・伸長処理を行なう音声処理部、35はディジタ
ル信号に変換されている音声データをアナログの音声信
号に変換する音声用D/A変換器、36は音声出力端
子、37は制御信号入出力端子、38は制御信号の入出
力を制御するためのデータ制御部である。
【0012】図3は、図1で示したセンタ機11の構成
例を示すブロックである。
例を示すブロックである。
【0013】同図において、41は全体の動作を制御す
るCPU、42はデータをやり取りするシステムバス、
43は送受信する画像や音声などのデータを記憶するた
めのメモリ、44は画像出力端子、45はディジタルの
画像データをアナログの映像信号に変換する画像用D/
A変換器、46は画像データを一画面分の画像に再構築
する画像処理部、47は画像データを保持する画像メモ
リ、48は第1のネットワーク1への接続状態およびデ
ータ入出力を制御する第1のネットワーク制御部、49
は第1のネットワーク1との接続端子、50は第2のネ
ットワーク2への接続状態およびデータ入出力を制御す
る第2のネットワーク制御部、51は第2のネットワー
ク2との接続端子、52は音声入力端子、53はアナロ
グの音声信号をディジタル信号に変換する音声用A/D
変換器、54はディジタル信号に変換された音声データ
の圧縮・伸長処理を行なう音声処理部、55はディジタ
ル信号に変換されている音声データをアナログの音声信
号に変換する音声用D/A変換器、56は音声出力端子
である。
るCPU、42はデータをやり取りするシステムバス、
43は送受信する画像や音声などのデータを記憶するた
めのメモリ、44は画像出力端子、45はディジタルの
画像データをアナログの映像信号に変換する画像用D/
A変換器、46は画像データを一画面分の画像に再構築
する画像処理部、47は画像データを保持する画像メモ
リ、48は第1のネットワーク1への接続状態およびデ
ータ入出力を制御する第1のネットワーク制御部、49
は第1のネットワーク1との接続端子、50は第2のネ
ットワーク2への接続状態およびデータ入出力を制御す
る第2のネットワーク制御部、51は第2のネットワー
ク2との接続端子、52は音声入力端子、53はアナロ
グの音声信号をディジタル信号に変換する音声用A/D
変換器、54はディジタル信号に変換された音声データ
の圧縮・伸長処理を行なう音声処理部、55はディジタ
ル信号に変換されている音声データをアナログの音声信
号に変換する音声用D/A変換器、56は音声出力端子
である。
【0014】次に、本実施形態の動作手順について、セ
ンタ機11からの指示で端末機3やビデオカメラ4の動
作を制御する場合を例にとって説明する。ここでは、図
4に示すように、1台のセンタ機11と、A〜Jまでの
10台の端末機3とが物理的に接続されていて、それぞ
れの機器が動作可能な状態になっているものとする。な
お、図4では、ビデオカメラ4など端末機3に接続され
る機器類を図示してはいないが、図1などで説明してい
る機器類はすべて接続されているものとする。
ンタ機11からの指示で端末機3やビデオカメラ4の動
作を制御する場合を例にとって説明する。ここでは、図
4に示すように、1台のセンタ機11と、A〜Jまでの
10台の端末機3とが物理的に接続されていて、それぞ
れの機器が動作可能な状態になっているものとする。な
お、図4では、ビデオカメラ4など端末機3に接続され
る機器類を図示してはいないが、図1などで説明してい
る機器類はすべて接続されているものとする。
【0015】すべてのノードは第1のネットワーク1お
よび第2のネットワーク2に接続されていて、データの
送受信が可能な状態になっている。
よび第2のネットワーク2に接続されていて、データの
送受信が可能な状態になっている。
【0016】第1のネットワーク1はトークンパッシン
グ方式を用いているので、トークンと呼ばれる送出権を
示すパケットを巡回させ、トークンを受け取ったノード
(ネットワークへの接続点)だけがデータを送出するよ
うに制御することで、データ送出の衝突が発生しないよ
うにしている。
グ方式を用いているので、トークンと呼ばれる送出権を
示すパケットを巡回させ、トークンを受け取ったノード
(ネットワークへの接続点)だけがデータを送出するよ
うに制御することで、データ送出の衝突が発生しないよ
うにしている。
【0017】画像や音声の伝送を行なっていない状態で
は、センタ機11の第1のネットワーク制御部48およ
び端末機1の第1のネットワーク制御部28は、トーク
ンを受け取っても送出したいデータがないので、次のノ
ードにトークンを送出し、図4に示すように、トークン
が全ノードを巡回し続けている。
は、センタ機11の第1のネットワーク制御部48およ
び端末機1の第1のネットワーク制御部28は、トーク
ンを受け取っても送出したいデータがないので、次のノ
ードにトークンを送出し、図4に示すように、トークン
が全ノードを巡回し続けている。
【0018】センタ機11が例えば端末機Aと画像およ
び音声の通信を行なう場合は、一般的な方法を用いれ
ば、図5に示すように、データパケット送出の処理が加
わり、センタ機11は、端末機Jからのトークンを受け
取ったときに、端末機Aに対して音声データを送出して
から、トークンを端末機Aに送出する。トークンを受け
取り送出権を得た端末機Aは、センタ機11に対して画
像または音声データを送出してから、トークンを端末機
Bへ送る。端末機Bから端末機Jは送信するデータがな
いので、トークンを次のノードに送出するような形にな
るが、本実施形態では、センタ機11が端末機Aとの画
像および音声通信を開始する前に、第2のネットワーク
2を用いて、端末機Aを除く端末機Bから端末機Jの9
台に対して、第1のネットワーク1との論理的な接続を
切り離す要求メッセージを送出する。
び音声の通信を行なう場合は、一般的な方法を用いれ
ば、図5に示すように、データパケット送出の処理が加
わり、センタ機11は、端末機Jからのトークンを受け
取ったときに、端末機Aに対して音声データを送出して
から、トークンを端末機Aに送出する。トークンを受け
取り送出権を得た端末機Aは、センタ機11に対して画
像または音声データを送出してから、トークンを端末機
Bへ送る。端末機Bから端末機Jは送信するデータがな
いので、トークンを次のノードに送出するような形にな
るが、本実施形態では、センタ機11が端末機Aとの画
像および音声通信を開始する前に、第2のネットワーク
2を用いて、端末機Aを除く端末機Bから端末機Jの9
台に対して、第1のネットワーク1との論理的な接続を
切り離す要求メッセージを送出する。
【0019】すると、図6に示すように、第1のネット
ワーク1には論理的にはセンタ機11と端末機Aしか接
続されておらず、この2地点間でトークンの巡回を行な
うので、画像や音声データの送受信を行なっていない端
末機3(ここでは端末機B〜J)に対するトークンの送
受信にかかる時間を省くことができ、無駄なトークンの
巡回がなくなり、センタ機11と端末機Aとの間で伝送
できるデータ量を増加させることができ、特にノード数
が多い場合や、ネットワークの速度が遅い場合など、ト
ークンの巡回にかかる時間が無視できない場合に、実質
的なデータ転送速度が向上する。
ワーク1には論理的にはセンタ機11と端末機Aしか接
続されておらず、この2地点間でトークンの巡回を行な
うので、画像や音声データの送受信を行なっていない端
末機3(ここでは端末機B〜J)に対するトークンの送
受信にかかる時間を省くことができ、無駄なトークンの
巡回がなくなり、センタ機11と端末機Aとの間で伝送
できるデータ量を増加させることができ、特にノード数
が多い場合や、ネットワークの速度が遅い場合など、ト
ークンの巡回にかかる時間が無視できない場合に、実質
的なデータ転送速度が向上する。
【0020】なお、上記切り離し要求メッセージの送出
方法は、上記したように、それぞれの端末機3に対して
切り離し要求メッセージを個別に送出しないで、画像お
よび音声データを送出する端末名または番号を含むパケ
ットを、同報ですべての端末機3に送出し、それぞれの
端末機3が自分自身の端末名または番号と一致するかど
うかを調べて、一致しない場合に、第1のネットワーク
1との接続状態を切り離すようにしてもよい。また、切
り離し要求メッセージの送出に関しては、第1のネット
ワーク1を用いて実現してもよい。
方法は、上記したように、それぞれの端末機3に対して
切り離し要求メッセージを個別に送出しないで、画像お
よび音声データを送出する端末名または番号を含むパケ
ットを、同報ですべての端末機3に送出し、それぞれの
端末機3が自分自身の端末名または番号と一致するかど
うかを調べて、一致しない場合に、第1のネットワーク
1との接続状態を切り離すようにしてもよい。また、切
り離し要求メッセージの送出に関しては、第1のネット
ワーク1を用いて実現してもよい。
【0021】上述のような方法で、センタ11と端末機
Aとの間で、画像および音声データを送受信するとき、
画像および音声を送出する端末機Aは、以下のように動
作する。
Aとの間で、画像および音声データを送受信するとき、
画像および音声を送出する端末機Aは、以下のように動
作する。
【0022】第1ネットワーク1または第2のネットワ
ーク2を通して、センタ機11から画像および音声の送
信要求があった時点で、画像および音声の送信処理を開
始する。
ーク2を通して、センタ機11から画像および音声の送
信要求があった時点で、画像および音声の送信処理を開
始する。
【0023】端末機Aからセンタ機11に送信する音声
は、端末機Aに接続されているマイク6で集音された音
声を音声入力端子32を介して取り込み、音声用A/D
変換器33でディジタル化した後、音声処理部34でデ
ータ圧縮処理を行なってデータ量を削減して、所定の長
さに編集してパケット化し、送信処理が始まるまでの間
メモリ23に格納する。
は、端末機Aに接続されているマイク6で集音された音
声を音声入力端子32を介して取り込み、音声用A/D
変換器33でディジタル化した後、音声処理部34でデ
ータ圧縮処理を行なってデータ量を削減して、所定の長
さに編集してパケット化し、送信処理が始まるまでの間
メモリ23に格納する。
【0024】端末機Aに接続されているビデオカメラ4
で撮影した画像は、画像入力端子24を介して取り込み
を行なった時点の1枚分の画像を、画像用A/D変換器
25でディジタル化して、一旦画像メモリ27に格納
し、然る後、画像処理部26が、画像メモリ27内の画
像データを例えば8ドット×8ドットの適当な領域のブ
ロックに区切り、それぞれの領域に対してDCT(離散
コサイン変換)などの変換処理を行なった後、量子化な
どを行なってデータ量を削減し、送信処理が行われるま
での間メモリ23に格納する。画像メモリ27の画像デ
ータは、画像処理部26で1画面分の画像データの圧縮
処理が終了するまでの間、保持されるようになってい
て、1画面分の圧縮処理が終了すると次の画面を取り込
む。なお、第1のネットワーク1で伝送できる画像デー
タ量よりも生成される画像データ量の方が多く、メモリ
23に格納しきれなくなった場合は、画像の取り込み処
理を中断し、データが送出されてメモリ23に空きエリ
アができた時点で再開する。
で撮影した画像は、画像入力端子24を介して取り込み
を行なった時点の1枚分の画像を、画像用A/D変換器
25でディジタル化して、一旦画像メモリ27に格納
し、然る後、画像処理部26が、画像メモリ27内の画
像データを例えば8ドット×8ドットの適当な領域のブ
ロックに区切り、それぞれの領域に対してDCT(離散
コサイン変換)などの変換処理を行なった後、量子化な
どを行なってデータ量を削減し、送信処理が行われるま
での間メモリ23に格納する。画像メモリ27の画像デ
ータは、画像処理部26で1画面分の画像データの圧縮
処理が終了するまでの間、保持されるようになってい
て、1画面分の圧縮処理が終了すると次の画面を取り込
む。なお、第1のネットワーク1で伝送できる画像デー
タ量よりも生成される画像データ量の方が多く、メモリ
23に格納しきれなくなった場合は、画像の取り込み処
理を中断し、データが送出されてメモリ23に空きエリ
アができた時点で再開する。
【0025】第1のネットワーク制御部28は、トーク
ンを受け取るとメモリ23に格納されているデータを調
べ、音声データがあれば該音声データにデータの種別な
どを示すヘッダ情報を付加してパケット化し、センタ機
11に送出する。音声データがなく画像データがある場
合は、該画像データにデータの種別などを示すヘッダ情
報を付加してパケット化し、センタ機11に送出する。
音声・画像データともに存在しない場合は、何もデータ
は送出しないで、トークンを次のノードに送出する。
ンを受け取るとメモリ23に格納されているデータを調
べ、音声データがあれば該音声データにデータの種別な
どを示すヘッダ情報を付加してパケット化し、センタ機
11に送出する。音声データがなく画像データがある場
合は、該画像データにデータの種別などを示すヘッダ情
報を付加してパケット化し、センタ機11に送出する。
音声・画像データともに存在しない場合は、何もデータ
は送出しないで、トークンを次のノードに送出する。
【0026】上記のように処理するのは、音声の連続性
を確保するためには、音声の再生側で蓄積されているデ
ータがなくなる前に次の音声データを送出する必要があ
るためで、音声データを画像データよりも優先して送出
するようになっている。
を確保するためには、音声の再生側で蓄積されているデ
ータがなくなる前に次の音声データを送出する必要があ
るためで、音声データを画像データよりも優先して送出
するようになっている。
【0027】音声データは、例えば100ミリ秒毎にデ
ータを圧縮して1つのパケットにして送信するようにな
っているので、第1のネットワーク1の速度が十分に速
くトークンが100ミリ秒よりも短い間隔で回ってくる
と、送出すべき音声データが存在しないので、このとき
は画像データを送出するようになっている。
ータを圧縮して1つのパケットにして送信するようにな
っているので、第1のネットワーク1の速度が十分に速
くトークンが100ミリ秒よりも短い間隔で回ってくる
と、送出すべき音声データが存在しないので、このとき
は画像データを送出するようになっている。
【0028】第1のネットワーク制御部28が受信した
データは、該受信パケットの内容を解析し、該受診パケ
ットが音声パケットの場合は一旦メモリ23に格納さ
れ、音声処理部34が一定期間毎に取り出して、データ
伸長処理を行ない非圧縮のディジタル音声に戻した後、
音声用D/A変換器35でアナログ化して音声出力端子
36から出力し、接続されたスピーカ9から音声を出力
する。
データは、該受信パケットの内容を解析し、該受診パケ
ットが音声パケットの場合は一旦メモリ23に格納さ
れ、音声処理部34が一定期間毎に取り出して、データ
伸長処理を行ない非圧縮のディジタル音声に戻した後、
音声用D/A変換器35でアナログ化して音声出力端子
36から出力し、接続されたスピーカ9から音声を出力
する。
【0029】一方、センタ機11は、次のように動作す
る。第1ネットワーク1または第2のネットワーク2を
通して、端末機Aに対して画像および音声の送信要求を
出した後、画像および音声の送信処理の準備を始める。
る。第1ネットワーク1または第2のネットワーク2を
通して、端末機Aに対して画像および音声の送信要求を
出した後、画像および音声の送信処理の準備を始める。
【0030】センタ機11から端末機Aに音声を送信す
る場合は、マイク14からの音声を、音声ケーブル15
を経由して音声入力端子52で取り込み、音声用A/D
変換器53でディジタル化した後、音声処理部54でデ
ータ圧縮処理を行ないデータ量を削減して、所定の長さ
に編集してパケット化し、送信処理が始まるまでの間メ
モリ43に格納する。
る場合は、マイク14からの音声を、音声ケーブル15
を経由して音声入力端子52で取り込み、音声用A/D
変換器53でディジタル化した後、音声処理部54でデ
ータ圧縮処理を行ないデータ量を削減して、所定の長さ
に編集してパケット化し、送信処理が始まるまでの間メ
モリ43に格納する。
【0031】第1のネットワーク制御部48は、トーク
ンを受け取るとメモリ43に音声データが格納されてい
るかを調べ、音声データがあれば該音声データを端末機
Aに送出する。音声データが存在しない場合は、何もデ
ータを送出しないでトークンを次のノードに送出する。
ンを受け取るとメモリ43に音声データが格納されてい
るかを調べ、音声データがあれば該音声データを端末機
Aに送出する。音声データが存在しない場合は、何もデ
ータを送出しないでトークンを次のノードに送出する。
【0032】第1のネットワーク制御部48で受信した
パケットは、このパケットデータの種別が音声データの
場合は、音声処理部54へデータを転送し、伸長してデ
ィジタルデータに戻した後、音声用D/A変換器55に
送り、アナログの音声信号に戻して、音声出力端子56
に出力する。上記パケットデータが画像データの場合
は、画像処理部46へデータを転送し、圧縮されている
データを伸長して画像メモリ47に格納する。該画面メ
モリ47はバッファを2画面分持っていて、一方は直前
に受信した画像を保持する表示用のバッファとして用い
られ、もう一方は受信用のバッファとして用いられて、
受信中の画像データを順次格納する。画面表示用に画像
出力端子44に出力する画像は、上記表示用のバッファ
にある画像データを用いるが、上記受信用のバッファに
1画面分の画像データを受信し終えた時点で、使用する
バッファを切り替え、前者を受信用、後者を表示用に
し、受信途中の画像が表示されないようになっている。
また、画像出力端子44に出力する画像は、画像処理部
46で必要に応じてスケーリングなどの画像加工や、文
字情報などの多重化処理をして、画像用D/A変換器4
5に送り、NTSCなどのアナログの映像信号に変換し
て、画像出力端子44に出力し、モニタ12に表示す
る。
パケットは、このパケットデータの種別が音声データの
場合は、音声処理部54へデータを転送し、伸長してデ
ィジタルデータに戻した後、音声用D/A変換器55に
送り、アナログの音声信号に戻して、音声出力端子56
に出力する。上記パケットデータが画像データの場合
は、画像処理部46へデータを転送し、圧縮されている
データを伸長して画像メモリ47に格納する。該画面メ
モリ47はバッファを2画面分持っていて、一方は直前
に受信した画像を保持する表示用のバッファとして用い
られ、もう一方は受信用のバッファとして用いられて、
受信中の画像データを順次格納する。画面表示用に画像
出力端子44に出力する画像は、上記表示用のバッファ
にある画像データを用いるが、上記受信用のバッファに
1画面分の画像データを受信し終えた時点で、使用する
バッファを切り替え、前者を受信用、後者を表示用に
し、受信途中の画像が表示されないようになっている。
また、画像出力端子44に出力する画像は、画像処理部
46で必要に応じてスケーリングなどの画像加工や、文
字情報などの多重化処理をして、画像用D/A変換器4
5に送り、NTSCなどのアナログの映像信号に変換し
て、画像出力端子44に出力し、モニタ12に表示す
る。
【0033】また、画像および音声を送出しない端末機
Bから端末機Jは、図5のように第1のネットワーク1
に接続されている場合は、第1ネットワーク1または第
2のネットワーク2を通してセンタ機11から画像およ
び音声の送信要求がないので、画像や音声の取り込みと
いった送信処理は開始せず、第1のネットワーク制御部
28は、トークンを受け取るとメモリ23に格納されて
いるデータを調べるが、送出データは格納されていない
ので、何もデータは送出しないでトークンを次のノード
に送出する。
Bから端末機Jは、図5のように第1のネットワーク1
に接続されている場合は、第1ネットワーク1または第
2のネットワーク2を通してセンタ機11から画像およ
び音声の送信要求がないので、画像や音声の取り込みと
いった送信処理は開始せず、第1のネットワーク制御部
28は、トークンを受け取るとメモリ23に格納されて
いるデータを調べるが、送出データは格納されていない
ので、何もデータは送出しないでトークンを次のノード
に送出する。
【0034】画像および音声を送出しない端末機Bから
端末機Jは、図6のように第1のネットワーク1から論
理的に切り離されている場合は、第1のネットワーク1
への接続を再開する要求が第2のネットワーク2を経由
して来るまでは何もしない。
端末機Jは、図6のように第1のネットワーク1から論
理的に切り離されている場合は、第1のネットワーク1
への接続を再開する要求が第2のネットワーク2を経由
して来るまでは何もしない。
【0035】センタ機11と端末機Aとの間の通信が終
了すると、センタ機11は第2のネットワーク2を用い
て、第1のネットワーク1から切り離されている端末機
3(端末機B〜J)に対して、再接続を要求するメッセ
ージを送出する。センタ機11からの再接続要求メッセ
ージを受け取ったそれぞれの端末機3(端末機B〜J)
は、第1のネットワーク1の接続の回復処理を行ない、
センタ機11とすべての端末機3(端末機A〜J)間で
トークンの巡回を行なう状態に戻す。
了すると、センタ機11は第2のネットワーク2を用い
て、第1のネットワーク1から切り離されている端末機
3(端末機B〜J)に対して、再接続を要求するメッセ
ージを送出する。センタ機11からの再接続要求メッセ
ージを受け取ったそれぞれの端末機3(端末機B〜J)
は、第1のネットワーク1の接続の回復処理を行ない、
センタ機11とすべての端末機3(端末機A〜J)間で
トークンの巡回を行なう状態に戻す。
【0036】ここで、上述した説明では省略したが、音
声・画像データ以外に両機器間での通信制御を行なうた
めの制御データも、端末機3とセンタ機11との間で送
受信されている。
声・画像データ以外に両機器間での通信制御を行なうた
めの制御データも、端末機3とセンタ機11との間で送
受信されている。
【0037】なお、本実施形態では、音声は双方向、画
像は端末機3からセンタ機11への片方向として説明し
たが、センタ機11に画像送信機能、端末機3に画像受
信機能を設けて、画像も双方向で送受信できるようにし
て、テレビ電話のような使い方をするようにしてもよ
い。
像は端末機3からセンタ機11への片方向として説明し
たが、センタ機11に画像送信機能、端末機3に画像受
信機能を設けて、画像も双方向で送受信できるようにし
て、テレビ電話のような使い方をするようにしてもよ
い。
【0038】また、画像および音声通信を開始するきっ
かけは、端末機3側からも行なえるようにし、通信を開
始する端末機3がセンタ機11に対して接続要求メッセ
ージを送出したり、または、端末機3側から直接、第1
ネットワーク1または第2のネットワーク2を用いて、
通信を行なわない他の端末機3に対して第1のネットワ
ーク1から切り離す要求を出して、上述したのと同様な
通信を行なえるようにしてもよい。
かけは、端末機3側からも行なえるようにし、通信を開
始する端末機3がセンタ機11に対して接続要求メッセ
ージを送出したり、または、端末機3側から直接、第1
ネットワーク1または第2のネットワーク2を用いて、
通信を行なわない他の端末機3に対して第1のネットワ
ーク1から切り離す要求を出して、上述したのと同様な
通信を行なえるようにしてもよい。
【0039】なお、前記実施形態の説明では、端末機3
からの音声はマイク6で集音するとして説明したが、別
のマイクや音源からの音声を音声入力端子32に入力し
て、これを送信するようにしてもよい。同様に、センタ
機11からの音声もスピーカ16に出力せずに、音声出
力端子56を介して他の機器に接続して出力し、再生・
記録するようにしてもよい。さらにまた、マイクおよび
スピーカは一体化してハンドセットとしてもよい。
からの音声はマイク6で集音するとして説明したが、別
のマイクや音源からの音声を音声入力端子32に入力し
て、これを送信するようにしてもよい。同様に、センタ
機11からの音声もスピーカ16に出力せずに、音声出
力端子56を介して他の機器に接続して出力し、再生・
記録するようにしてもよい。さらにまた、マイクおよび
スピーカは一体化してハンドセットとしてもよい。
【0040】また、センタ機11、端末機3としてパソ
コンを用いて、該パソコンで使用しているマイクやスピ
ーカ、モニタ画面を利用し、ネットワーク接続用のアダ
プタなどを組み込んで、実施形態で説明したようなシス
テムを構築してもよい。
コンを用いて、該パソコンで使用しているマイクやスピ
ーカ、モニタ画面を利用し、ネットワーク接続用のアダ
プタなどを組み込んで、実施形態で説明したようなシス
テムを構築してもよい。
【0041】また、前記実施形態では、センタ機11は
1台として説明したが、複数のセンタ機を用いてもよ
い。
1台として説明したが、複数のセンタ機を用いてもよ
い。
【0042】また、センタ機11と端末機3との機能的
な違いをなくし、すべての装置が画像の送受信機能を持
ち、いずれの装置においても、他の装置の第1のネット
ワーク1への接続状態を制御できるようにしてもよい。
な違いをなくし、すべての装置が画像の送受信機能を持
ち、いずれの装置においても、他の装置の第1のネット
ワーク1への接続状態を制御できるようにしてもよい。
【0043】また、端末機3の仕様を同一としないで、
端末機によっては画像送信機能のみとしてマイクや音声
処理部分を省いたり、逆に画像に関連する処理を省き音
声送信や受信のみの端末機を設けてもよい。
端末機によっては画像送信機能のみとしてマイクや音声
処理部分を省いたり、逆に画像に関連する処理を省き音
声送信や受信のみの端末機を設けてもよい。
【0044】また、第1のネットワーク1の通信性能に
余裕があれば、画像や音声の通信を行なわないすべての
端末機3を第1のネットワーク1から切り離さず、複数
の端末機3と通信できるようにしてもよい。
余裕があれば、画像や音声の通信を行なわないすべての
端末機3を第1のネットワーク1から切り離さず、複数
の端末機3と通信できるようにしてもよい。
【0045】また、端末機3によって使用目的や頻度が
異なる場合で、常に第1のネットワーク1に接続した方
がよい端末機3がある場合は、切り離す必要がないの
で、このような端末機3には第2のネットワーク2を接
続しないようにしてもよい。
異なる場合で、常に第1のネットワーク1に接続した方
がよい端末機3がある場合は、切り離す必要がないの
で、このような端末機3には第2のネットワーク2を接
続しないようにしてもよい。
【0046】なおまた、第2のネットワーク2は伝送方
式は何を用いても構わない。また、第1のネットワーク
1以外に、センタ機11と各々の端末間3を接続する手
段、例えば電話回線や電源線、もしくは無線や赤外線を
用いた通信手段があり、かつ、これらの手段を用いて第
1のネットワーク1の制御が可能なシステム構成であれ
ば、第2のネットワーク2を用いないで上記の手段を用
いて、第1のネットワーク1の接続状態を制御するよう
にしてもよい。
式は何を用いても構わない。また、第1のネットワーク
1以外に、センタ機11と各々の端末間3を接続する手
段、例えば電話回線や電源線、もしくは無線や赤外線を
用いた通信手段があり、かつ、これらの手段を用いて第
1のネットワーク1の制御が可能なシステム構成であれ
ば、第2のネットワーク2を用いないで上記の手段を用
いて、第1のネットワーク1の接続状態を制御するよう
にしてもよい。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トークン
パッシング方式を用いた第1のネットワークとは別に、
第2のネットワークを設け、第1のネットワークで大量
のデータを特定のノード間で送受信したい場合には、該
特定のノード以外のノードに対しては、第2のネットワ
ークを用いて第1のネットワークへの参加を制御するコ
マンドを送信して参加するノード数を削減させるので、
トークンの巡回によるオーバーヘッドを小さくすること
ができ、伝送効率が向上する。
パッシング方式を用いた第1のネットワークとは別に、
第2のネットワークを設け、第1のネットワークで大量
のデータを特定のノード間で送受信したい場合には、該
特定のノード以外のノードに対しては、第2のネットワ
ークを用いて第1のネットワークへの参加を制御するコ
マンドを送信して参加するノード数を削減させるので、
トークンの巡回によるオーバーヘッドを小さくすること
ができ、伝送効率が向上する。
【図1】本発明の1実施形態に係る画像・音声伝送シス
テムの構成例の概要を示す説明図である。
テムの構成例の概要を示す説明図である。
【図2】図1中の端末機の構成の1例を示すブロック図
である。
である。
【図3】図1中のセンタ機の構成の1例を示すブロック
図である。
図である。
【図4】本発明の1実施形態に係る画像・音声伝送シス
テムにおける、トークンのみの流れを示す説明図であ
る。
テムにおける、トークンのみの流れを示す説明図であ
る。
【図5】本発明の1実施形態に係る画像・音声伝送シス
テムにおける、トークンおよびデータの流れを示す説明
図である。
テムにおける、トークンおよびデータの流れを示す説明
図である。
【図6】本発明の1実施形態に係る画像・音声伝送シス
テムにおける、第1のネットワークの接続状態を制御し
た状態での、トークンおよびデータの流れを示す説明図
である。
テムにおける、第1のネットワークの接続状態を制御し
た状態での、トークンおよびデータの流れを示す説明図
である。
1 第1のネットワーク 2 第2のネットワーク 3 端末機 4 ビデオカメラ 5 映像用信号線 6 マイク 7 音声用信号線 8 制御用信号線 9 スピーカ 10 音声用信号線 11 センタ機 12 モニタ 13 映像用信号線 14 マイク 15 音声用信号線 16 スピーカ 17 音声用信号線 21 CPU 22 システムバス 23 メモリ 24 画像入力端子 25 画像用A/D変換器 26 画像処理部 27 画像メモリ 28 第1のネットワーク制御部 29 第1のネットワークとの接続端子 30 第2のネットワーク制御部 31 第2のネットワークとの接続端子 32 音声入力端子 33 音声用A/D変換器 34 音声処理部 35 音声用D/A変換器 36 音声出力端子 37 制御信号入出力端子 38 データ制御部 41 CPU 42 システムバス 43 メモリ 44 画像出力端子 45 画像用D/A変換器 46 画像処理部 47 画像メモリ 48 第1のネットワーク制御部 49 第1のネットワークとの接続端子 50 第2のネットワーク制御部 51 第2のネットワークとの接続端子 52 音声入力端子 53 音声用A/D変換器 54 音声処理部 55 音声用D/A変換器 56 音声出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 淳一 茨城県ひたちなか市稲田1410番地 株式会 社日立製作所AV事業部内 (72)発明者 今西 真也 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 浜崎 健一 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 Fターム(参考) 5K032 AA01 CA17 CA20 CC10 DA01 DA14 5K033 AA01 CA15 CA19 CB13 DA01 DA13
Claims (5)
- 【請求項1】 トークンパッシング方式を用いた第1の
ネットワークを用いてデータの伝送を行なうデータ伝送
システムにおいて、 第2のネットワークを別に設け、第1のネットワークに
接続されているノードの第1のネットワークとの接続状
態を、第2のネットワークを用いて制御することによ
り、データの送受信を行なっていないノードを第1のネ
ットワークから切り離し、第1のネットワークにおいて
データを送受信していないノードへのトークンの巡回を
行なわないようにすることを特徴とするデータ伝送シス
テム。 - 【請求項2】 トークンパッシング方式を用いた第1の
ネットワークを用いてデータの伝送を行なうデータ伝送
システムにおいて、 第2のネットワークを別に設け、第1のネットワークに
接続されているノードの第1のネットワークとの接続状
態を、第1のネットワークおよび第2のネットワークを
用いて制御し、 第1のネットワークからノードを切り離すことを要求す
る切り離し要求メッセージを送出するときには、第1の
ネットワークを用いて指示することにより、データの送
受信を行なっていないノードを第1のネットワークから
切り離して、第1のネットワークにおいてデータを送受
信していないノードへのトークンの巡回を行なわないよ
うにし、 また、第1のネットワークへのノードの接続を要求する
接続要求メッセージを送出するときは、第2のネットワ
ークを用いることを特徴とするデータ伝送システム。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のデータ伝送シス
テムにおいて、 常時前記第1のネットワークに接続する必要があるノー
ドについては、前記第2のネットワークとの接続を省略
することを特徴とするデータ伝送システム。 - 【請求項4】 請求項1または2記載のデータ伝送シス
テムにおいて、 前記第1のネットワークからノードを切り離すことを要
求する切り離し要求メッセージは、切り離しを要求する
ノードに対して個別に送出されることを特徴とするデー
タ伝送システム。 - 【請求項5】 請求項1または2記載のデータ伝送シス
テムにおいて、 前記第1のネットワークからノードを切り離すことを要
求する切り離し要求メッセージは、前記第1のネットワ
ークに接続されているすべてのノードに対して、自身が
接続対象であるか否かを示す識別情報を同報で送出する
ことによって行われることを特徴とするデータ伝送シス
テム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11093069A JP2000286877A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | データ伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11093069A JP2000286877A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | データ伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000286877A true JP2000286877A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=14072238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11093069A Pending JP2000286877A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | データ伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000286877A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002335247A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Sony Corp | 電子制御機器の通信方法及び電子制御機器の通信装置 |
US7533192B2 (en) | 2003-04-17 | 2009-05-12 | Fujitsu Microelectronics Ltd. | Task scheduling method in case of simultaneous transfer of compressed data and non-compressed data |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP11093069A patent/JP2000286877A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002335247A (ja) * | 2001-05-09 | 2002-11-22 | Sony Corp | 電子制御機器の通信方法及び電子制御機器の通信装置 |
JP4691824B2 (ja) * | 2001-05-09 | 2011-06-01 | ソニー株式会社 | 電子制御機器の通信装置 |
US7533192B2 (en) | 2003-04-17 | 2009-05-12 | Fujitsu Microelectronics Ltd. | Task scheduling method in case of simultaneous transfer of compressed data and non-compressed data |
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