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JP2000284193A - 信号伝送をモニタし制御する装置および方法 - Google Patents

信号伝送をモニタし制御する装置および方法

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Publication number
JP2000284193A
JP2000284193A JP2000061060A JP2000061060A JP2000284193A JP 2000284193 A JP2000284193 A JP 2000284193A JP 2000061060 A JP2000061060 A JP 2000061060A JP 2000061060 A JP2000061060 A JP 2000061060A JP 2000284193 A JP2000284193 A JP 2000284193A
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waveguide
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体操作可能光学スイッチの透過状態時に、
スイッチから付随的に反射される光を有効に利用し、ま
た、クロストークをほとんど又は全く生じさせない。 【解決手段】 付随的反射光の検出を利用して、スイッ
チに対する信号伝送の状態を邪魔にならないようにモニ
タするトラフィック検出器41、43と、障害状態を検
出するとチェンバ32を反射状態または透過状態にセッ
トする光学スイッチ10とを含む装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、光ファイ
バ通信ネットワークに関するものであり、とりわけ、光
ファイバネットワークによる伝送を制御するための方法
及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遠隔通信及びデータ通信ネットワーク内
における信号は、従来、導電性のラインを介して電気信
号を伝送することによって交換されてきたが、データ交
換の代替的な媒体として用いられるようになったのが、
光ファイバによる光信号の伝送である。レーザで発生し
た光を変調して情報の交換にもちいる。光信号を効率よ
く発生し、伝送するための装置が設計され、実施されて
きたが、遠隔通信及びデータ通信ネットワークに用いら
れる光学スイッチには問題がある。結果として、光信号
を伝送するネットワーク内において求められるスイッチ
ング動作は、スイッチング・ネットワークの入力におい
て光信号を電気信号に変換し、さらに、スイッチング・
ネットワークの出力において電気信号を光信号に再変換
することによって満たされる場合が多い。
【0003】最近になって、交互光学スイッチング・シ
ステムが開発された。本発明の出願人に譲渡されている
Fouquetらに与えられた米国特許第5,699,
462号には、いくつかの並列入力光ファイバの1つか
らいくつかの並列出力光ファイバの任意の1つへの光信
号の経路指定に用いることが可能なスイッチング・マト
リックスの記載がある。図1には、分離された第1のス
イッチング素子110が示されている。図1の光学スイ
ッチは、基板上に形成されている。シリコン基板には、
下方クラッド層114、コア116、及び、上方クラッ
ド層(不図示)によって形成された平面導波路が含まれ
ている。コア材料は、主として二酸化珪素であるが、コ
アに関して所望の屈折率を実現する他の材料も含まれて
いる。クラッド層は、コア材料の屈折率とは大幅に異な
る屈折率を備えた材料から形成して、光信号が導波路に
沿って導かれるようにするのが望ましい。
【0004】コア116は、第1の光路の入力導波路1
20及び出力導波路126を形成し、第2の光路の第2
の入力導波路124及び第2の出力導波路122を形成
するようにパターン形成が施される。次に、パターン形
成されたコア材料に重ねて、上方クラッド層が堆積させ
られる。コア材料及び2つのクラッド層を貫いて、基板
に達するトレンチのエッチングを施すことによって、チ
ャンバ128が形成される。導波路が、導波路とアライ
メントのとれた位置130に蒸気または気体が充填され
た場合の全内反射(TIR)の臨界角を超える入射角で
トレンチと交差する。従って、TIRによって、入力導
波路120からの光(A)の進路が変更されて、出力導
波路122に向かい、光(B)として出射するので、経
路(A⇒B)が形成されることになる。屈折率整合流体
が、アライメントのとれた導波路120と126の間の
位置130内に存在する場合、光(A)は、トレンチ1
28を通って伝搬し、光(D)としてスイッチング素子
から出射するので、経路(A⇒D)が形成される。トレ
ンチ128は、4つの導波路に対して、トレンチの側壁
の1つが導波路の軸の交差点を通るように配置されてい
る。
【0005】上記Fouquetらに与えられた特許に
は、透過状態と反射状態の間で第1のスイッチング素子
を交番させるいくつかの代替アプローチの記載がある。
図1には、アプローチの1つが例示されている。第1の
スイッチング素子110には、流体を納めたチャンバ1
28内における泡の位置を制御する2つのマイクロヒー
タ150及び152が含まれている。チャンバ内の流体
は、4つの導波路120〜126のコア材料116の屈
折率に近い屈折率を備えている。流体充填ホール154
及び156は、流体を安定供給するために利用すること
が可能であるが、不可欠ではない。第1のスイッチング
素子の動作時、ヒータ150及び152の一方が、気泡
の形成に十分な高さの温度まで熱せられる。気泡は、形
成されると、ヒータへの電流を減少させて、所定位置に
保つことが可能である。図1において、気泡は、4つの
導波路の交差位置130に配置されている。従って、導
波路120に沿った入力信号は、チャンバ128に達す
ると、屈折率の不整合に遭遇する。これによって、第1
のスイッチング素子は反射状態になり、導波路120に
沿った光信号が出力導波路122に向け直される。しか
し、反射状態であっても、第2の入力導波路124が、
出力導波路126と通じることはない。
【0006】位置130のヒータ150が停止し、第2
のヒータ152が起動すると、気泡は軸から外れたヒー
タ152に吸引される。これにより、屈折率整合流体を
導波路120〜126の交差位置130に充填すること
が可能になる。入力導波路120が同一線上の導波路1
26に対して光学的に結合されるので、第1のスイッチ
ング素子110は、透過状態になる。
【0007】図1に示すタイプの光学スイッチング素子
に関する問題は、透過状態において、スイッチから少量
の光が反射されることである。透過状態における反射
は、チャンバ128を充填する流体の屈折率と導波路コ
ア材料116の屈折率との間が決して正確には整合して
いないためである。流体の選択は、多角的な考慮によっ
て影響されるので、屈折率の正確な整合は実現が困難で
ある。例えば、流体は、熱エネルギを用いて操作される
ので、流体の熱特性も考慮しなければならない。流体の
屈折率とコア材料の屈折率の不整合が増すにつれて、ス
イッチで反射される光信号の部分が増大する。現在のと
ころ、付随的に反射される光は、スイッチング・システ
ムにおいて有益に利用されていない。逆に、付随的反射
光が、隣接導波路内に漏れると、結果として、望ましく
ないクロストークを生じる可能性がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、流体
操作可能光学スイッチの透過状態時に、スイッチから付
随的に反射される光を有効に利用するための装置及び方
法を提供することにある。本発明のもう1つの目的は、
クロストークをほとんどまたは全く生じさせない、こう
した装置及び方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】光ネットワークによる伝
送を制御するための装置及び方法に、光学スイッチに接
続されて、スイッチの透過状態時に、付随的に反射され
る光を受光する少なくとも1つのトラフィック検出器が
含まれている。トラフィック検出器は、付随的反射光の
検出を利用して、スイッチに対する信号伝送の状態を邪
魔にならないようにモニタする。障害状態を検出する
と、光学スイッチは、反射状態または透過状態にセット
される。
【0010】該装置には、流体操作可能チャンバ、2つ
の入力、及び、2つの出力が含まれている。入力及び出
力は、光信号を流体操作可能チャンバに送り込み、流体
操作可能チャンバから送り出す導波路である。信号伝送
が正常であることが検出される無障害状態において、第
1の入力は第1の出力に接続され、第2の入力は第2の
出力に接続される。しかし、障害状態が検出されると、
2つの入力は、光信号をチャンバ内に伝搬するその能力
に関して、流体操作可能チャンバを逆にすることによっ
て、出力を交換する。
【0011】望ましい実施態様の場合、無障害状態は、
流体操作可能チャンバが反射状態にある状態である。こ
の状態において、入力とチャンバの壁面との界面には流
体が存在しない。界面において結果生じる屈折率の不整
合によって、光信号が反射される。この望ましい実施態
様の場合、第1の入力から反射される信号は、第1の出
力に送られ、第2の入力から反射される信号は、第2の
出力に送られる。2つの出力の少なくとも一方が、出力
に沿ったトラフィック(通信量)をモニタするトラフィ
ック・モニタに結合されている。各出力には、トラフィ
ック検出器が含まれていることが望ましい。トラフィッ
ク検出器の1つが、信号伝送の予期せぬ不在を認識する
と、その不在は、対応する入力に沿った障害を表すもの
と解釈される。従来のSONETリング(SONET
ring)用途の場合、伝送経路の1つに対する入力を
なす媒体(例えば、第1の光ファイバ・ライン)は、他
の伝送経路に対する出力を形成する媒体(例えば、第2
の光ファイバ・ライン)に結合されるかまたは別様に物
理的に結合される。従って、第1の伝送経路の入力が、
信号を伝搬していない場合、第2の伝送経路の出力にも
障害があるものと推定される。同様に、第2の入力に沿
った障害は、おそらく、第1の出力に沿った障害と一致
する。このため、障害状態になることによって、流体操
作可能チャンバの透過状態が始まり、この結果、無障害
入力が無障害出力に結合される。
【0012】透過状態において、流体操作可能チャンバ
には、入力及び出力の光伝送コア材料の屈折率とほぼ整
合する屈折率を備えた流体が充填される。しかし、屈折
率に多少の不整合が生じるので、チャンバを透過する各
光信号のうちのわずかな量が、チャンバの壁によって反
射される。この「付随的反射光」は、障害があると判定
された入力の状態を邪魔にならないようにモニタする1
つまたは複数のトラフィック検出器によって利用され
る。適合するトラフィック検出器によって、信号が、再
び、以前に障害のあった入力を通って流れているのが確
認されると、チャンバはその通常の反射状態に戻され
る。
【0013】代替実施態様では、透過状態が通常の状態
である。チャンバの両側において、第1の入力と第1の
出力のアライメントがとられる。同様に、第2の入力と
第2の出力の光学的アライメントがとられるので、流体
操作可能チャンバに屈折整合流体が含まれている場合、
この2つが光学的に結合される。この実施態様の場合、
トラフィック検出器は、通常の状態で動作して、流体と
光信号が導かれるコア材料との屈折率不整合の結果とし
て、付随的に反射される漏洩光をモニタする。解明され
ていない付随的反射光の不在は、スイッチから上流の位
置における障害状態を表すものと解釈される。また、障
害入力に締めつけて結合されるかまたは別様に物理的に
結合される出力が機能不良を生じているものと推定され
る。信号損失を最小限に抑えるため、流体操作可能チャ
ンバは、透過状態から反射状態に変わり、これによっ
て、無障害入力が無障害出力に結合される。
【0014】流体操作可能チャンバが反射状態にある
間、トラフィック検出器を用いて、障害があると判定さ
れた入力に沿って、再び、トラフィックの伝搬が生じる
と、その確認が行われる。両方の入力が適正に機能して
いると判定されると、それに応答して、透過状態が再確
立される。
【0015】本発明の利点は、付随反射光が、光ファイ
バ・ネットワークのような光ネットワーク内におけるト
ラフィックのモニタに利用されることにある。従って、
モニタは、邪魔にならないように行われる。もう1つの
利点は、障害状態が検出されると、それ以上の信号損失
を回避するため、自動的にトラフィックの再経路指定が
行われるという点である。
【0016】
【発明の実施の形態】図2を参照すると、SONETリ
ング・ネットワークのような光フィアバ・ネットワーク
には、ネットワークによる信号伝送をモニタし、制御す
るための流体操作可能光スイッチ10が含まれている。
望ましい実施態様の場合、SONETリング・ネットワ
ークには、第1の伝送経路13(ここでは、右方向)と
第2の伝送経路15(ここでは、左方向)が含まれてい
る。各経路は、トラフィックを単一方向に伝送するが、
2つの経路が協働して、双方向通信を可能にする。
【0017】第1の従来の伝送経路(すなわち、経路A
⇒B)には、光学スイッチ10の流体操作可能チャンバ
32に接続された第1の入力導波路17が含まれてい
る。光学スイッチ10の反射状態時には、第1の入力導
波路17を介して受信した光信号(A)が、導波路とチ
ャンバ32の界面において反射される。反射エネルギ
は、第1の伝送経路13の第1の中間導波路25内に送
り込まれる。第1の中間導波路25は、第1の出力導波
路19とチャンバ32に対する共通接続を共用してい
る。従って、スイッチが反射状態にある場合、第1の入
力導波路を介して受信した光信号(A)は、第1の出力
導波路19を介して、光(B)として出射することにな
る。
【0018】第2の伝送経路15(すなわち、経路C⇒
D)には、流体操作可能チャンバ32に接続された第2
の入力導波路21が含まれている。第2の中間導波路2
7が、第2の入力導波路21とチャンバ32に対する共
通接続を共用しているので、第2の入力導波路を介して
受信した光信号(C)は、チャンバ32において反射さ
れて、第2の中間導波路27に送り込まれる。第2の中
間導波路は、第2の出力導波路23とチャンバ32に対
する共通接続を共用しているので、反射状態時には、第
2の入力導波路21を介して受信した光信号(C)は、
反射されて、第2の出力導波路23に送り込まれ、光
(D)として出射することになる。
【0019】光学スイッチ10の反射状態と透過状態を
選択的に許可することによって、スイッチの動作状態を
制御するため、スイッチ・コントローラ46が設けられ
ている。第1と第2のトラフィック検出器41及び43
は、伝送経路が適正に機能しているか否かを判定するた
め、第1の経路13(A⇒B)及び第2の経路15(C
⇒D)に沿った信号伝送をモニタする。例えば、スイッ
チが反射状態にある場合、第1のトラフィック検出器4
1は、第1の入力導波路を介して時計廻りの信号伝送
(A)を検出する。時計廻りのトラフィックの存在は、
第1の伝送経路に関する光信号(A)源との接続が機能
を果たしていることを表している。
【0020】第1及び第2のトラフィック検出器41及
び43の機能は、減衰カプラによって果たされるのが望
ましい。望ましい実施態様の場合、減衰カプラは、モニ
タされるトラフィック(A⇒B及びC⇒D)の進行方向
を識別することが可能な、双方向結合された1対の検出
器である。光学スイッチ10が、SONET受信機(不
図示)のすぐ近くに配置される場合、おそらく、受信機
は、スイッチのトラフィック検出器のうち、少なくとも
一方の機能を果たすことが可能なトラフィック検出器を
用いることになる。スイッチ10が、2つの近接して配
置されたSONET受信機間に配置される場合、SON
ET受信機において、第1のトラフィック検出器41と
第2のトラフィック検出器43の両方の機能を果たすこ
とが可能になる。
【0021】第1のトラフィック検出器41が、入力ト
ラフィックの予期せぬ不在を観測すると、その不在は、
第1の伝送経路13に対する上流の信号(A)源におけ
る機能不良を表すものと解釈される。さらに、第1と第
2の伝送経路13及び15の光ファイバが、グルーピン
グ44及び47で示されるように、互いに近接してパッ
ケージされている場合、おそらく、第2の伝送経路の下
流部分(D)も機能不良を生じている。例えば、第1の
伝送経路13の光ファイバが切断されている可能性があ
り、同時に、第1の入力導波路17及び第2の出力導波
路23に接続する光ファイバ・ラインの近くにトレンチ
が形成されている。おそらく、第2の出力導波路23か
らの信号(D)を伝導するために接続された光ファイバ
も損傷を被っている。従って、第2の出力導波路23を
含む第2の伝送経路15(C⇒D)を介して、光信号
(C)を伝搬させるのは望ましくない。同様に、第2の
トラフィック検出器43によって、スイッチの10の反
射状態時に、第2の伝送経路によるトラフィック(C)
の不在が観測される場合、おそらく、第2の入力導波路
21及び第1の出力導波路19に接続された光ファイバ
が損傷を被っている。従って、第1の出力導波路による
光信号(B)の伝送を回避するのが望ましい。
【0022】図2及び3を参照すると、第1のトラフィ
ック検出器41と第2のトラフィック検出器43のいず
れか(両方ではなく)が、第1の伝送経路13または第
2の伝送経路15による入力トラフィック(Aまたは
C)の不在を検出するのに応答して、スイッチ・コント
ローラ46は、スイッチの通常の反射状態を禁止し、代
替透過状態を許可する。スイッチ10の代替透過状態が
許可されると、流体によって、流体操作可能チャンバ3
2の第1の領域が充填される。流体は、導波路材料の屈
折率にほぼ整合する屈折率を備えている。第2のトラフ
ィック検出器が(C)の入力障害状態を報知するものと
仮定すると、流体によって、チャンバ32の第1の領域
が充填された場合、第1の入力導波路17及び第2の出
力導波路23が光学的に結合され、チャンバ32を通る
第1の伝送経路36が形成される。透過状態を許可する
ことによって、トラフィック(A)は、第1のルート1
3から、第1の入力導波路、第2の出力導波路、及び、
チャンバ内の流体によって形成された第1の代替伝送経
路29(A⇒D)に再経路指定される。こうして、スイ
ッチは、第1の出力導波路19に接続された、障害の可
能性のある外部ラインによる光信号の伝送を回避する。
同様に、第1のトラフィック検出器41によって、第1
の入力導波路17によるトラフィック(A)の不在が観
測されると、スイッチ・コントローラ46は、反射状態
を禁止し、代替透過状態を許可して、通常の第2の経路
15から第2の代替伝送経路31(C⇒B)にトラフィ
ック(C)の再経路指定を行い、第2の出力導波路に接
続された外部ラインによる光信号の伝送を回避する。
【0023】第1及び第2のトラフィック検出器41及
び43は、スイッチ10の代替透過状態が適正に機能し
ていることを検証するために利用することが可能であ
る。例えば、透過状態時に、第1の伝送経路36内の第
1の入力導波路17とチャンバ32の界面において、望
ましくない気泡が形成される場合、第1の入力導波路1
7を介して受信した光信号(A)は、反射されて、第1
の中間導波路25内に送り込まれる。透過状態が適正に
働いている間、付随的に第1の出力導波路内に反射され
る漏洩光の強度は、光信号の強度に比べて低い。透過状
態時に、望ましくない気泡がチャンバ32内に形成され
ると、第1のトラフィック検出器41によって、第1の
中間導波路25を介して受信した光信号の強度が高く、
透過状態の適正な機能に合わないことが認識され、警報
状態が開始される。代替実施態様の場合、第1の出力導
波路19及び第2の出力導波路23に外部トラフィック
検出器(不図示)を配置して、透過状態が適正に働いて
いるかどうかモニタすることが可能である。例えば、第
1の伝送経路36内において気泡が生じる場合、気泡が
大きくなると、スイッチを通って、第2の出力導波路2
3に入り込む光(A⇒D)の伝搬が阻止されることにな
るため、第2の出力導波路23における外部トラフィッ
ク・モニタによって、それを検出することが可能であ
る。
【0024】スイッチが代替透過状態で働いている場
合、第2のトラフィック検出器43は、第2の入力導波
路21を介して受信するトラフィックの不在を観測して
いるので、付随的反射光がないかどうか第2の入力導波
路のモニタを行い、第2の入力導波路が、有効に働く状
態に戻ったか否かを判定する。図2及び4を参照する
と、第2の入力導波路21を介した信号伝搬(C)が再
開すると、光信号(C)が流体操作可能チャンバ32を
横切って、チャンバを通る第2の伝送経路34が形成さ
れる。第1の領域を充填する流体の屈折率が、第2の入
力導波路21のコア材料の屈折率に適正に整合しない場
合、光信号からの少量の漏洩光が、チャンバ32と第2
の入力導波路21との界面から付随的に反射されること
になる。付随的に反射される漏洩光は、点線の尾部を備
えた矢印によって表示されている。この付随的反射光エ
ネルギは、第2の伝送経路15の上流領域に機能不良を
生じさせた状態が修復されたことを表すものと解釈され
る。さらに、第1の伝送経路の下流領域も、有効に働く
状態を回復したものと推定される。第2の中間導波路2
7を介した付随的反射光信号の検出に応答し、スイッチ
・コントローラ46は、代替透過状態を禁止し、通常の
反射状態を再許可する。
【0025】同様に、スイッチ10が通常の反射状態に
ある場合、第1のトラフィック検出器41によって、第
1の入力導波路17を介した信号伝送(A)の長時間に
わたる不在が観測されると、スイッチ10の代替透過状
態が許可される。透過状態が許可されると、第1のトラ
フィック検出器41は、第1の入力導波路17による信
号伝搬の再開に関連した付随的反射漏洩光がないかどう
か、第1の中間導波路25のモニタを行う。光学スイッ
チ10は、第1の入力導波路による信号伝送(A)の再
開が、第1と第2の伝送経路13及び15が動作可能状
態に戻ったことを表すものと解釈する。これに応答し
て、スイッチ・コントローラ46は、スイッチ10の代
替透過状態を禁止し、通常の反射状態を再許可する。
【0026】図2に関連して上述のように、入力導波路
17及び21の一方を介したトラフィック(Aまたは
C)が停止すると、他の伝送経路の下流領域(Bまたは
D)が動作不能であると推定される。しかし、伝送経路
の一方(例えば、第2の伝送経路15)に対する入力を
介したトラフィックを停止させた状態が、もう一方の伝
送経路(すなわち、第1の伝送経路13)の下流領域に
影響しなかった可能性があるので、この推定を検証でき
ることが望ましい。次に図5を参照すると、第1のトラ
フィック検出器41は、第1の伝送経路13の下流領域
が適正に機能していることを表す逆駆動信号がないかど
うか、第1の中間導波路25をモニタする。こうした逆
駆動信号は、スイッチの通常状態への「再開要求」とす
ることが可能である。第1のトラフィック検出器41及
び第2のトラフィック検出器43は、両方とも、光信号
の進行方向を区別する、1対の指向性結合された減衰検
出器を含んでいるのが望ましい。望ましい実施態様の場
合、逆駆動信号は、逆駆動信号とデータを備えた光信号
を弁別するため、標準的なデータを備えた光信号(A及
びB)とは波長の異なる遠隔伝送テスト信号(例えば、
再開要求信号)である。
【0027】透過状態時、第1の出力導波路19を介し
て受信した逆駆動信号は、第2の伝送経路34を通って
進行する。しかし、図5に関連した明らかなように、少
量の漏洩光が、チャンバ32と第1の出力導波路19の
界面において付随的に反射される。第1のトラフィック
検出器41が逆駆動信号の付随的反射漏洩光を検出する
のに応答して、スイッチ・コントローラ46は、スイッ
チ10の代替透過状態を禁止し、通常の反射状態を再許
可して、スイッチを図2の無障害状態に戻す。同様に、
第1の伝送経路13を介したトラフィック(A)が停止
したため、最初、代替透過状態が許可された場合には、
第2のトラフィック検出器43が、第2の出力導波路2
3を介して受信した逆駆動信号からの付随的反射漏洩光
がないかどうかモニタする。スイッチ・コントローラ4
6は、逆駆動信号の検出に応答して、スイッチ10の通
常の反射状態を再許可する。
【0028】逆駆動信号を発生する遠隔装置(不図示)
は、反射状態が許可された後も、逆駆動信号を送り続け
るので、第1の伝送経路13または第2の伝送経路15
の下流領域が依然として適正に機能しているか再確認す
ることが可能になる。
【0029】図2〜6を参照し、SONETリング・ネ
ットワークを介した光信号の伝送をモニタし、制御する
ための方法について述べることにする。ステップ50で
起動すると、スイッチ10は、ステップ52で示すよう
に、通常の反射状態が許可される。ステップ54におい
て、第1と第2の伝送経路13及び15をモニタして、
入力トラフィック(A及びC)の継続が確認される。ト
ラフィック検出器41及び43が、引き続き、トラフィ
ック(A及びC)が予測どおりに進行しているものと判
定する限りにおいて、ステップ54及び56は、ループ
として機能する。判定ステップ56では、入力トラフィ
ックの予期せぬ不在が、少なくとも1つの経路13また
は15に沿って検出される場合に限って、障害応答状態
を開始する。予期せぬ不在が検出されると、判定ステッ
プ58において、その不在が経路の片方にとって孤立し
たものか、あるいは、両方の経路に関係したものかが判
定される。信号が両方の経路に存在しない場合、コント
ローラ46は、スイッチを通常の反射状態のままにして
おいて、プロセスをモニタ・ステップ54に戻す。一
方、伝送経路の片方だけによる入力トラフィックが停止
すると、ステップ60において、スイッチ・コントロー
ラ46は、代替透過状態を許可する。
【0030】第1の例の場合、ステップ60が、第2の
伝送経路15だけによる信号受信(C)の不在に応答し
て実施されると、透過状態が許可されることによって、
信号トラフィック(A)が第1の伝送経路13から代替
伝送経路29(A⇒D)にスイッチされる。代替透過状
態時に、第2のトラフィック検出器43は、ステップ6
2において、第2の中間導波路27をモニタし、ステッ
プ64において、順駆動信号が検出されたか否かを判定
する。チャンバ32内の流体の屈折率が、第2の入力導
波路21の光を伝送するコア材料の屈折率が正確に整合
しない場合、各順駆動信号のわずかな部分が、付随的に
反射されて、第2の中間導波路27に送り込まれる。第
2の入力導波路21による信号受信(C)の再開が検出
されると、第2の伝送経路15において機能不良を生じ
させ、第1の伝送経路13の下流部分において機能不良
を生じさせた可能性のある状態が、修復されたものと推
定されるので、スイッチ・コントローラ46は、スイッ
チにおける代替透過状態を禁止し、通常の反射状態を再
許可する。
【0031】下流側の送信ラインだけに障害を生じると
いう重要なケースが存在する。従って、下流側は、従来
の動作の再開を要求することが可能である。「再開要
求」は、下流側の受信ラインに沿った逆駆動信号によっ
て行うことが可能である。
【0032】図6の方法の第1の例について続けると、
第1のトラフィック検出器41は、ステップ66におい
て、「再開要求」逆駆動信号から付随的に反射される光
がないかどうか第1の中間導波路25をモニタする。第
1の中間導波路を介した逆駆動信号を受信すると、第2
の伝送経路15に機能不良を生じさせた状態が、第1の
伝送経路13の下流部分の動作に悪影響を及ぼさなかっ
たことを表している。これに応答し、ステップ68にお
いて、スイッチ・コントローラ46は、通常の反射状態
を再許可する。第2の入力導波路による信号伝送の再開
も、第1の出力導波路による逆駆動信号も検出されない
場合、スイッチ10は、ステップ62に戻る。ステップ
68の後、スイッチは、ステップ54に戻り、再び、第
1及び第2の伝送経路13及び15をモニタして、いず
れかの経路による入力トラフィックが停止したか否かが
判定される。
【0033】次に第2の例に言及すると、第1の伝送経
路13による信号伝送(A)が停止するため、ステップ
60において、代替透過状態が許可されると、ステップ
62において、第1のトラフィック41は、付随的反射
漏洩光によって明示される、トラフィック(A)の再開
がないかどうかモニタする。第1のトラフィック検出器
41は、付随的反射漏洩光が、第1の入力導波路17を
介して受信する、再開された順駆動信号(A)から検出
されるものか否かを判定する。同時に、第2のトラフィ
ック検出器43は、第2の出力導波路23を介して受信
する逆駆動信号(D)がないかどうかをモニタする。順
駆動信号も逆駆動信号も検出されない場合、プロセスは
ステップ62に戻る。順駆動信号と逆駆動信号のいずれ
かが検出されると、ステップ68において、スイッチ・
コントローラが、通常の反射状態を再許可し、ステップ
54において、第1及び第2のトラフィック検出器41
及び43は、第1及び第2の伝送経路のモニタを再開
し、いずれかの経路による信号受信が停止したか否かを
判定する。第3の例では、判定ステップ58において、
両方の伝送経路13及び15による信号受信(A及び
C)が停止したものと判定される。この状況において、
信号伝送が伝送経路の一方において再開されるまで、通
常の反射状態が維持される。従って、プロセスは、モニ
タ・ステップ54に戻る。
【0034】図7を参照すると、第2の実施態様の場
合、スイッチ10は、障害状態が検出されなければ、通
常の透過状態で動作する。スイッチは、第1の直線経路
12(A⇒B)及び第2の直線経路14(C⇒D)によ
る信号伝送をモニタして、制御する。各経路は、ネット
・ワーク・トラフィックを単一方向に伝送し、第1の経
路12によって、トラフィックは第1の方向に伝送さ
れ、第2の経路14によって、トラフィックは第2の方
向に伝送されることになる。
【0035】第1の直線経路12(A⇒B)には、スイ
ッチの流体操作可能チャンバ32の第1の領域に接続す
る入力導波路16が含まれている。スイッチの通常の透
過状態において、チャンバ32の第1の領域に、導波路
のコア材料の屈折率にほぼ整合する屈折率を備えた流体
が充填されると、光信号(A)は、第1の入力導波路1
6からチャンバ内に伝搬する。この伝搬光は、チャンバ
内に第1の伝送経路36を形成し、第1の出力導波路1
8を介して出射する。通常の透過状態において、第2の
入力導波路20から流体操作可能チャンバ32に入射す
る光(C)が、チャンバを通る第2の伝送経路34を形
成する。第2の伝送経路は、第2の直線経路14の第2
の出力導波路22を通って、チャンバ32から出射す
る。
【0036】導波路の屈折率とチャンバ内の流体の屈折
率は、できるだけぴったり整合することが望ましいが、
おそらくは、わずかな不整合を生じることになる。従っ
て、少量の光が、チャンバ32と第1及び第2の出力導
波路18及び22の界面、及び、チャンバ32と第1及
び第2の入力導波路16及び20の界面から反射される
ことになる。例えば、第1の伝送経路36に沿って進行
する光ファイバ信号(A)は、チャンバ32の背面から
部分反射される。第1のモニタ導波路28が、チャンバ
に接続されて、付随的反射信号を受信し、第1の直線経
路に関する第1の順トラフィック検出器38に向けて送
る。付随的反射光は、点線の尾部を備えた矢印で表示さ
れている。第2のモニタ導波路30が、チャンバ32に
接続されて、第2の伝送経路34から付随的反射信号を
受信し、第2の順トラフィック検出器44に向けて送
る。チャンバの背面から反射される光量はわずかであ
り、従って、第1及び第2の順トラフィック検出器は、
パワーだけを認識し、反射信号の情報内容は認識しない
ように構成されている。
【0037】第1及び第2の順トラフィック検出器38
及び44を利用して、SONETリング・ネットワーク
の動作状態をモニタすることが可能である。しかし、第
1及び第2の逆トラフィック検出器42及び40は、ネ
ットワークの動作状態に関するより特定されたデータを
供給し、従って、モニタ機能を果たすのに望ましい装置
である。ネットワークの通常の動作時、スイッチ10
は、通常の透過状態であり、第1の順トラフィック検出
器38は、チャンバ32の背面から付随的に反射される
漏洩光を受信する。さらに、第1の順トラフィック検出
器38は、第2の入力導波路20から中間導波路26内
に付随的に反射される漏洩光を受信する。同様に、第2
の順方向トラフィック検出器は、第2の伝送経路内のチ
ャンバ32の背面から付随的に反射される漏洩光を受信
し、チャンバ32の正面から第1の中間導波路24内に
付随的に反射される漏洩光を受信する。第1の直線経路
12を進行する光信号(A)は、第1及び第2のトラフ
ィック検出器38及び44に等しい量の漏洩光を供給す
る。同様に、第2の直線経路14を進行する光信号
(C)は、第1及び第2の順トラフィック検出器に等し
い量の漏洩光を供給する。
【0038】第2の伝送経路34を介した信号伝搬
(C)が停止すると、第1及び第2の順トラフィック検
出器38及び44は、両方とも、付随的反射漏洩光の強
度降下を観測することになる。これまでに明らかなよう
に、直線経路の一方における光信号(AまたはC)は、
もう一方の直線経路における光信号よりも信号強度が高
い。この場合、直線経路のどちらがトラフィックの伝送
を停止したかを確認することが可能である。例えば、第
1の直線経路12におけるトラフィック(A⇒B)の信
号強度が、第2の直線経路14におけるトラフィック
(C⇒D)の信号強度の3倍になる場合、第1及び第2
の順トラフィック検出器38及び44の両方によって観
測される漏洩光の強度の25パーセントの低下は、第2
の直線経路14における信号伝送が停止したことを表し
ている。しかし、第1及び第2の直線経路における信号
トラフィックの信号強度、または、他の何らかの差が、
前もって分からない場合、第1及び第2の順トラフィッ
ク検出器38及び44を利用して、どの直線経路が信号
伝送を停止したかを識別することが不可能になる。
【0039】対照的に、第1及び第2の逆トラフィック
検出器42及び40は、ネットワークの動作状態をモニ
タし、どの直線経路が信号伝搬(AまたはC)の支援を
停止したかに関して特定の情報を供給する。通常の透過
状態時、第1の逆トラフィック検出器42が、流体操作
可能チャンバ32の正面において第1の入力導波路16
から第1の中間導波路24内に付随的に反射される漏洩
光を受信する。第1の逆トラフィック検出器42が、所
定の時間間隔にわたって、任意の付随的反射光を検出す
ることができない場合、付随的反射光の不在は、第1の
直線経路12(A⇒B)における障害に関連した障害状
態を表すものと解釈される。第2の逆トラフィック検出
器40は、スイッチの通常の透過状態時に、第2の入力
導波路20から付随的に反射される漏洩光を受信する。
第2の逆トラフィック検出器40が、付随的反射漏洩光
の不在を観測する場合、これは、第2の直線経路14
(C⇒D)に関連した障害状態を表している。さらに、
第1及び第2の直線経路の光ファイバは、互いに近接し
てパッケージされているので、経路の一方の送信元にお
いて機能不良を生じさせた事象が、もう一方の経路の宛
先端において、やはり、機能不良を生じさせた可能性が
ある。例えば、第1の直線経路の光ファイバが破壊さ
れ、同時に、第1の入力導波路16及び第2の出力導波
路22に接続された光ファイバ・ラインの近くにトレン
チが形成される場合、第2の直線経路14に接続された
光ファイバも破壊されている可能性がある。
【0040】スイッチ・コントローラ46は、第1及び
第2の順トラフィック検出器38及び44、及び、第1
及び第2の逆トラフィック検出器42及び40と通じて
いて、スイッチ10の通常の透過状態を維持すべきか、
あるいは、代替反射状態を許可すべきかの判定を行う。
一般に、これは、図1に関連して既述のように、ヒータ
の選択的起動及び停止によって実施される。しかし、本
発明を逸脱することなく、屈折率整合流体の他の操作方
法(例えば、インクジェット技法)を利用することも可
能である。
【0041】例示のため、第1及び第2の入力導波路1
6及び20は第1及び第2の出力導波路18及び22と
同軸においてアライメントがとれるように図示されてい
る。流体の屈折率と導波路材料の屈折率は正確に整合し
ないので、入力導波路と出力導波路の直線アライメント
にわずかなオフセットをもたらすのに役立つ可能性があ
る。別個の問題として、図面では、チャンバにおいて反
射によって信号を交換する導波路間の角度が90度で示
されている。しかし、90度の角度は限界角ではない。
【0042】図8を参照すると、第2の逆トラフィック
検出器40は、所定の時間間隔にわたって、付随的反射
光を検出できない場合、トラフィックが検出されなかっ
たことをスイッチ・コントローラ46に連絡する。代替
案では、第2の順トラフィック検出器44を利用して、
第2の入力導波路20を介してスイッチで受信されるト
ラフィック(C)をモニタすることが可能である。前述
のように、第2の順トラフィック検出器44または第2
の逆トラフィック検出器40によって付随的反射光が検
出されないのは、第2の経路14(C⇒D)が、スイッ
チ・チャンバ32の上流のどこかに損傷を被っているこ
とを表している。さらに、第1の経路12の光(B)を
出射するための光ファイバが、スイッチの下流におけ
る、第2の経路14が損傷を被ったサイトと同じ位置に
損傷を被っている可能性がある。スイッチ・コントロー
ラ46は、スイッチ10における代替反射状態を許可
し、これにより、トラフィックが反射されて、第1の中
間導波路24に送り込まれることによって、トラフィッ
クの進路が第1の出力導波路18から変更されることに
なる。第1の中間導波路24は、第2の出力導波路22
とスイッチ・チャンバ32に対する共通接続を共用して
いるので、トラフィック(A)は、反射されて、第2の
経路14の第2の出力導波路22内に送り込まれる(す
なわち、経路A⇒Dが形成される)。もちろん、スイッ
チ・コントローラ46は、第1の逆トラフィック検出器
42にも応答し、第1の経路12を介した入力トラフィ
ック(A)の長時間にわたる不在の検出に応じて代替反
射状態を許可する(経路C⇒Bが形成される)。
【0043】第1と第2の入力導波路16及び20のい
ずれかにおいて入力トラフィック(AまたはB)が検出
されない場合、スイッチ10における代替反射状態を許
可するのは、経路12及び14の一方の一部に機能不良
の疑いがある場合に、経路の一方によって伝送される情
報の配信を保証するための一時的な障害応答措置であ
る。従って、スイッチは、引き続き、障害状態がまだ存
在するか検証を行う。図9を参照すると、代替反射状態
が許可され、第1の入力導波路16における入力トラフ
ィック(A)が、第2の出力導波路22に方向転換され
た後(A⇒D)、第2の逆トラフィック検出器40は、
第2の入力導波路20を介して受信するトラフィック
(C)がないかどうかモニタする。スイッチは反射状態
にあるので、こうしたトラフィックは、反射されて、第
2の中間導波路26に送り込まれ、第2の逆トラフィッ
ク検出器40によって検出される。入力トラフィック
(C)が検出されると、第2の経路14に関する入力の
障害状態が修復されたものと推定される。さらに、第1
の経路12に沿った出力(B)の障害状態も修復された
ものと推定される。従って、スイッチ・コントローラ4
6は、通常の透過状態を許可し、光学スイッチ10は、
図7に示すように、経路(A⇒B)及び(C⇒D)を介
した動作を再開する。
【0044】本発明の光学スイッチの動作に関して、例
えば、第2の導波路20の信号(C)のような、入力導
波路の一方における入力トラフィックが検出されない場
合、もう一方の経路、すなわち、経路12も、スイッチ
の下流において損傷を受けているものと推定される。こ
の推定によって、機能不良の宛先ラインに沿ったデータ
の伝送を阻止することができるが、第2の経路の機能不
良が、第1の経路の動作状態と無関係である可能性があ
る。従って、第2の経路において、入力トラフィック
(C)の不在が観測されると、第1の経路12の下流部
分の機能状況を検証することが可能な機構を設けること
が望ましい。このため、第2の逆トラフィック検出器4
0が、第1の経路12の第1の出力導波路18を介して
受信する、逆駆動「再開要求」信号がないかどうかモニ
タする。逆駆動信号は、逆駆動信号と第2の入力導波路
20を介して受信する順駆動信号(C)の区別がつくよ
うに、ネットワークを介して伝送される標準的なデータ
を備える光ファイバ信号(A及びC)とは波長が異なる
ことが望ましい。図10を参照すると分かるように、代
替反射状態時、第1の出力導波路18を介して受信する
逆駆動信号は、反射されて、第2の中間導波路26に送
り込まれることになる。第2の逆トラフィック検出器4
0が、逆駆動「再開要求」信号を検出すると、スイッチ
・コントローラ46は、スイッチにおける通常の透過状
態を再確立して、第1の直線経路(A⇒B)の第1の出
力導波路18を介して信号伝搬を続行できるようにす
る。
【0045】スイッチ10の下流の第1の経路12の一
部がまだ機能していることを再確認できるようにするた
め、透過状態が許可された後、逆駆動「再開要求」信号
を送信する遠隔装置(不図示)は、引き続き逆駆動信号
を送信する。通常の透過状態時、逆駆動信号のわずかな
部分が、第1の出力導波路18から付図的に反射され
て、第2の経路14の第2の中間導波路26に送り込ま
れ、第2の逆トラフィック検出器40によって検出され
ることになる。
【0046】図11を参照すると、経路12と14のい
ずれかを介した入力トラフィック(A及びC)が検出さ
れない場合、スイッチの通常の透過状態が維持される。
【0047】図7及び12を参照すると、開始ステップ
76の後、光ファイバ・ネットワークによるデータの伝
搬をモニタし、制御するための方法には、スイッチ10
の通常の透過状態を確立するステップ78が含まれてい
る。次に、ステップ80において、付随的反射光は、ス
イッチ・チャンバ32と第1及び第2の出力導波路18
及び22の界面から受信される。ある実施態様の場合、
付随的反射光の受信ステップでは、スイッチ・チャンバ
32の背面から反射された光がもっぱら利用される。例
えば、スイッチ・チャンバ内の第1の伝送経路36から
付随的に反射される光は、第1のモニタ導波路28によ
って捕捉され、第1の順トラフィック検出器38によっ
て受信され、検出される。同様に、第2の伝送経路34
内におけるスイッチ・チャンバ32の背面から付随的に
反射される少量の光は、第2のモニタ導波路30によっ
て捕捉され、第2の順トラフィック検出器によって受信
される。代わりに、または、さらに、スイッチ・チャン
バ32の正面において反射される付随的反射光が、第1
及び第2の逆トラフィック検出器42及び40によって
捕捉される。
【0048】ステップ82では、付随的反射光の不在が
トラフィック検出器によって観測されたか否かが判定さ
れる。前述のように、経路12及び14における入力ト
ラフィック(A⇒B)または(C⇒D)の不在によっ
て、スイッチ10の下流における他の経路の一部に関す
る信頼性が問題になる。両経路に沿った入力トラフィッ
クが連続して検出されない場合、スイッチ・コントロー
ラ46がスイッチ10の通常の透過状態を維持するの
で、ステップ80及び82によってループが形成され
る。一方、付随的反射光の不在が検出されると、ステッ
プ84において、スイッチ・コントローラ46は、スイ
ッチの代替反射状態を許可する。反射状態時、スイッチ
は、入力トラフィック(A及びC)の接続を逆にする。
例えば、第2の経路14において、入力トラフィック
(C)が検出されない場合、第1の入力導波路16を介
して受信する入力光ファイバ信号(A)は、再経路指定
によって第2の経路14の第2の出力導波路22に送り
込まれる。こうして、トラフィックは、切断された可能
性がある第1の光ファイバ・ライン12の下流部分の進
行が阻止される。
【0049】ステップ86は、「デッド」光ファイバ・
ライン、すなわち、入力トラフィックが検出されなかっ
たラインが、ライブになったか否かが判定される。例え
ば、第2の経路14がデッド・ラインの場合、第2の逆
トラフィック検出器40は、入力トラフィックがないか
どうかモニタする。入力トラフィックが検出されると、
第2の経路が修復され、第1の経路も修復されたものと
推定される。従って、ステップ88において、スイッチ
・コントローラ46は、スイッチを通常の透過状態に復
帰させ、プロセスはステップ80に戻る。
【0050】第2の経路14による入力トラフィックが
検出されると、ステップ90において、第2の逆トラフ
ィック検出器40は、第1の経路12の第1の出力導波
路18によって受信する逆駆動「再開要求」信号がない
かどうかモニタする。逆駆動信号が検出されると、通常
の透過状態に復帰するステップ88が実施される。逆駆
動信号が検出されない場合、ステップ92において、ス
イッチの代替反射状態が維持される。プロセスは、ステ
ップ86に戻る。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術による光学スイッチの概略図である。
【図2】本発明による光学スイッチの望ましい実施態様
に関する概略図である。
【図3】障害状態が検出された後、透過状態で動作す
る、図2のスイッチの概略図である。
【図4】以前に機能不良を生じたラインによる信号伝送
が再開された直後の、図2のスイッチの概略図である。
【図5】(a)障害状態の検証を実施し、(b)追加判
断を実施する、図2のスイッチの概略図である。
【図6】図2に示されたスイッチを利用して、信号伝送
をモニタし、制御するための方法のプロセス流れ図であ
る。
【図7】透過状態にある図2のスイッチの代替実施態様
の図である。
【図8】障害状態の検出後の、反射状態にある図7のス
イッチの概略図である。
【図9】以前に機能不良を生じたラインにおいて信号伝
送が再開された直後の、図7のスイッチの概略図であ
る。
【図10】機能不良があると推定されたラインにおい
て、逆駆動「再開要求」信号を受信中の、図9のスイッ
チの概略図である。
【図11】両方のラインに機能不良を生じているという
判定に応答し、そのまま透過状態にある、図7の光ファ
イバ・スイッチの概略図である。
【図12】図7のスイッチを操作するための方法のプロ
セス流れ図である。
【符号の説明】
13 第1の伝送経路 15 第2の伝送経路 16 第1の入力導波路 17 第1の入力導波路 18 第1の出力導波路 19 第1の出力導波路 20 第2の入力導波路 21 第2の入力導波路 22 第2の出力導波路 23 第2の出力導波路 25 第1の中間導波路 26 第2の中間導波路 30 信号トラフィック検出サブシステム 32 流体操作可能チャンバ 38 信号トラフィック検出サブシステム 41 信号トラフィック検出サブシステム 42 信号トラフィック検出サブシステム 43 信号トラフィック検出サブシステム 44 信号トラフィック検出サブシステム 46 スイッチ・コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 399117121 395 Page Mill Road P alo Alto,California U.S.A.

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が第1の領域に存在する透過状態
    と、前記流体が前記第1の領域に存在しない反射状態と
    を有しており、前記透過状態と前記反射状態のうちの第
    1の状態が、信号伝送に関する無障害状態時に適用さ
    れ、前記透過状態と前記反射状態のうちの第2の状態
    が、信号伝送に関する障害状態時に適用される、流体操
    作可能チャンバと、 光信号を受信するように別個に結合されており、前記チ
    ャンバと交差して、前記チャンバが前記透過状態の場合
    には、前記光信号が前記チャンバ内に伝搬し、前記チャ
    ンバが前記反射状態の場合には、前記チャンバから反射
    されるようになる、第1の入力導波路及び第2の入力導
    波路と、 前記チャンバの前記透過状態及び反射状態に応答して、
    それぞれ、前記無障害状態時には前記第1及び第2の入
    力導波路に信号転送する結合状態にあり、前記障害状態
    時には、前記信号転送の結合状態を逆にするようになっ
    ている、第1の出力導波路及び第2の出力導波路と、 前記チャンバが前記透過状態にある場合、漏れ光エネル
    ギであって、無障害状態を表している、前記チャンバか
    ら付随的に反射される光を検出するように接続されてい
    る信号トラフィック検出サブシステムと、 前記信号トラフィック検出サブシステムに応答して、前
    記無障害状態時には前記透過状態及び反射状態の前記第
    1の状態を確立し、前記障害状態時には前記第2の状態
    を確立するスイッチ・コントローラとを含み、 前記無障害及び障害状態の判定が、少なくとも部分的
    に、前記信号トラフィック検出サブシステムによる付随
    的に反射される前記光の検出に基づくものであることを
    特徴とする信号伝送をモニタし制御する装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ・コントローラが、前記無
    障害状態時に、前記反射状態を確立することと、前記第
    1の入力導波路及び前記第2の出力導波路が、前記チャ
    ンバの両側において光学的にアライメントがとられ、前
    記第2の入力導波路及び前記第1の出力導波路が、前記
    チャンバの両側において光学的にアライメントがとられ
    ており、これによって、前記チャンバが、前記無障害状
    態時に前記反射状態にある場合、第1及び第2の入力導
    波路が、それぞれ、前記第2及び第1の出力導波路から
    分離されることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記信号検出サブシステムに、前記チャ
    ンバが前記反射状態にある場合には、前記第1の入力及
    び出力導波路に沿って伝搬する前記光信号をモニタし、
    前記チャンバが前記透過状態にある場合には、前記第1
    の入力導波路と前記チャンバの界面から付随的に反射さ
    れる前記光をモニタすることによって、第1の信号源に
    対する前記第1の入力導波路の接続に関連したデータを
    供給するように結合された第1の検出器を含むことを特
    徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記信号検出サブシステムに、前記チャ
    ンバが前記反射状態にある場合には、前記第2の入力及
    び出力導波路に沿って伝搬する前記光信号をモニタし、
    前記チャンバが前記透過状態にある場合には、前記第2
    の入力導波路と前記チャンバの界面から付随的に反射さ
    れる前記光をモニタすることによって、第2の信号源に
    対する前記第2の入力導波路の接続に関連したデータを
    供給するように結合された第2の検出器を含むことを特
    徴とする、請求項2または3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記信号検出サブシステムが、前記スイ
    ッチ・コントローラと通じていて、前記第1と第2の信
    号源に対する信号の接続に関連した前記データを受信す
    ることを特徴とする、請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 第1と第2の中間導波路を含み、 前記第1の中間導波路が、前記チャンバにおいて前記第
    1の入力導波路と交差する第1の端部と、前記チャンバ
    において前記第1の出力導波路と交差する第2の端部を
    備えていることと、 前記第2の中間導波路が、前記チャンバにおいて前記第
    2の入力導波路と交差する第1の端部と、前記チャンバ
    において前記第2の出力導波路と交差する第2の端部を
    備えていることと、 前記信号トラフィック検出サブシステムが、前記第1及
    び第2の中間導波路に結合されて、それを伝搬するトラ
    フィックを検出するようになっていることと、 前記第1及び第2の入力導波路の少なくとも一方から前
    記第1及び第2の出力導波路への前記トラフィックがな
    ければ、障害状態を表していることと、 を特徴とする、請求項2から5のいずれかに記載の装
    置。
  7. 【請求項7】 前記信号トラフィック検出サブシステム
    が、前記第1及び第2の出力導波路から前記第1及び第
    2の入力導波路逆駆動される信号をモニタすることによ
    って、信号宛先サイトに対する前記第1及び第2の入力
    導波路の接続を表したデータを供給することが可能にな
    ることと、 前記スイッチ・コントローラが、前記信号トラフィック
    検出サブシステムに応答し、前記第1及び第2の出力導
    波路が、両方とも、前記信号宛先サイトに接続されてい
    ると表示される場合、前記透過状態及び反射状態の前記
    第1の状態に前記チャンバを維持することと、 を特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の装
    置。
  8. 【請求項8】 前記スイッチ・コントローラが、前記無
    障害状態時に前記透過状態を確立することと、 前記第1の入力及び出力導波路が、前記チャンバの両側
    において光学的にアライメントがとられ、前記第2の入
    力及び出力導波路が、前記チャンバの両側において光学
    的にアライメントがとられていることと、 前記信号トラフィック検出サブシステムが、前記第1及
    び第2の出力導波路からの前記光信号が前記チャンバの
    壁に当たると生じる前記付随的反射光を検出する前記チ
    ャンバに結合された第1及び第2の順方向トラフィック
    検出器を含むことと、 を特徴とする、請求項1または7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記スイッチの第1の領域を流体により
    充填して、前記第1の領域を通る第1の伝送経路及び第
    2の伝送経路を形成する透過状態を備え、さらに、前記
    流体を前記第1の領域から抜き取ると、前記第1の伝送
    経路から第3の伝送経路及び前記第2の伝送経路から第
    4の伝送経路に信号伝送の進路を変える反射状態を備え
    た光学スイッチにおいて、 前記反射状態時に、信号伝送がないかどうか前記第3の
    伝送経路をモニタするステップと、 前記第3の伝送経路による信号伝送が検出されなけれ
    ば、前記透過状態を許可するステップと、 前記透過状態時に、付随的反射光の漏れがないかどうか
    前記第1の伝送経路をモニタするステップと、 前記第1の伝送経路からの前記付随的反射光を検出する
    と、前記反射状態を再許可するステップと、 を含む方法。
  10. 【請求項10】前記第1の伝送経路をモニタする前記ス
    テップに、前記スイッチによって、逆駆動信号が、前記
    第1の伝送経路から前記第4の伝送経路に付随的に反射
    されるか否かを確認することを含むことを特徴とする、
    請求項9に記載の方法。
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