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JP2000282747A - パワーウィンドウ装置のモータユニット - Google Patents

パワーウィンドウ装置のモータユニット

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Publication number
JP2000282747A
JP2000282747A JP11088385A JP8838599A JP2000282747A JP 2000282747 A JP2000282747 A JP 2000282747A JP 11088385 A JP11088385 A JP 11088385A JP 8838599 A JP8838599 A JP 8838599A JP 2000282747 A JP2000282747 A JP 2000282747A
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JP
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motor
output shaft
opening
housing
motor unit
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JP11088385A
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Manabu Kato
加藤  学
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JP2000282747A publication Critical patent/JP2000282747A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路基板に形成した駆動制御回路によってモ
ータを駆動制御するために接続するワイヤハーネスのコ
ネクタが接続されるコネクタ部の各電気端子が水で濡れ
ないようにする。 【解決手段】 モータユニット10のハウジング11に
はDCモータ12と、ウォーム及びウォームホイールと
からなる減速機構と、該減速機構に作動連結され外部に
延出される出力軸8とを設ける。ハウジング11の内部
に設けた基板収容室には、DCモータ12を駆動制御す
るための駆動制御回路が形成された回路基板を収容す
る。ハウジング11には、DCモータ12を回路基板の
駆動制御回路によって駆動制御するために接続されるワ
イヤハーネスのコネクタが接続されるコネクタ部20を
一体で設ける。コネクタ部20は、モータユニット10
が開閉機構に組み付けられた状態で下方に向いて開口す
るように設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両におい
てドアガラスを開閉するために設けられるパワーウィン
ドウ装置のモータユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両のドアガラスの開閉に用いら
れているパワーウィンドウ装置は、モータユニットと開
閉機構とからなっている。モータユニットは、合成樹脂
で一体成形されたハウジングを備え、ハウジングにはD
Cモータが固定されるとともに内部に減速機構が収容さ
れている。モータユニットには、DCモータを駆動制御
するための駆動制御回路が形成された回路基板をハウジ
ングの内部に収容したものもある。
【0003】このようなモータユニットには、複数の電
気線が接続される。各電気線は、ハウジングの外部に露
出するように回路基板に設けた複数の電気端子に半田付
けすることで接続していた。各電気端子への半田付け
は、予め車両に取り付けた開閉機構にモータユニットを
組み付けた後に行なっている。このため、各電気端子に
対して電気線を容易に半田付けすることができるよう
に、各電気端子をハウジングの横面から外部に突出する
ように設けていた。
【0004】ところが、複数の電気線をそれぞれ電気端
子に半田付けする作業は生産性が低い。そこで、本出願
人は、複数の電気線をワイヤハーネスとする一方、電気
端子にまとめてコネクタ部とし、ワイヤハーネスのコネ
クタをハウジングのコネクタ部に接続することで各電気
線をモータユニットに接続することを考えた。このよう
な接続方法によれば、モータユニットへの複数の電気線
の接続作業を容易に行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、モータユニ
ットが収容されるドアの内部には雨水等が浸入すること
がある。このため、ワイヤハーネスのコネクタが接続さ
れたコネクタ部の内側にも水が浸入することが考えられ
る。その結果、コネクタ部内の各電気端子間で漏電、短
絡が生じることが考えられる。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、開閉機構に組み付け
た状態で、回路基板に形成した駆動制御回路によってモ
ータを駆動制御するために接続するワイヤハーネスのコ
ネクタが接続されるコネクタ部の各電気端子が水で濡れ
ないようにすることができるパワーウィンドウ装置のの
モータユニットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、電動回転型モータと、該
モータに作動連結された減速機構と、該減速機構に作動
連結され外部に延出される出力軸とを備えるとともに、
前記モータを駆動制御するための駆動制御回路が形成さ
れた回路基板を、内部に設けられた基板収容室に収容し
たハウジングを備え、ウィンドウ蓋体を開閉するための
開閉機構に前記出力軸が作動連結する状態で該開閉機構
に組み付けられるパワーウィンドウ装置のモータユニッ
トにおいて、前記ハウジングには、前記モータを前記駆
動制御回路によって駆動制御するために接続されるワイ
ヤーネスのコネクタが接続されるコネクタ部を、モータ
ユニットが前記開閉機構に組み付けられた状態で下方に
向いて開口するように一体で設けたパワーウィンドウ装
置のモータユニットである。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記コネクタ部は、前記ハウジングと
共に合成樹脂で一体成形されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載
の発明において、前記電動回転型モータは、そのモータ
出力軸が中心に配置されるとともに一方の端部が閉塞さ
れ他方の端部が開口された筒状のケーシングを備え、モ
ータユニットが前記開閉機構に組み付けられた状態で、
前記モータ出力軸が鉛直な状態で前記ケーシングの開口
された端部が下側となるように前記ハウジングの上側に
設けられ、前記減速機構は、前記モータ出力軸に固定支
持されたウォームと、該ウォームに歯合しその回転軸が
水平に配置されるウォームホイールとからなるウォーム
ギアであって、前記出力軸は、その回転軸が前記ウォー
ムホイールの回転軸に一致するように該ウォームホイー
ルに作動連結され、前記回路基板は、前記モータ出力軸
の回転軸方向における幅が、前記ウォームホイールの外
径とほぼ同じ略長方形状に形成され、前記基板収容室
は、前記回路基板を、前記ウォームホイールの回転軸に
対して直交する状態で、前記モータ出力軸の回転軸方向
における前記幅の中心が同回転軸方向においてウォーム
ホイールの回転軸とほぼ同じ位置に配置するとともに、
該ウォームホイールに対しその回転軸方向に少なくとも
一部が重なるように配置するように形成され、前記コネ
クタ部は、前記出力軸の回転軸方向において前記ウォー
ムホイール及び回路基板に重ならない位置に、前記モー
タ出力軸の回転軸方向において少なくとも一部が前記ウ
ォームホイールに重なるように設けられていることを特
徴とする (作用)請求項1に記載の発明によれば、モータユニッ
トを開閉機構に組み付けた状態では、ハウジングに一体
で設けられたコネクタ部が下方に向いて開口する。従っ
て、開閉機構に組み付けられた状態のモータユニット
に、上方から水がかかっても、コネクタ部内の各電気端
子に水がかからない。
【0009】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の作用に加えて、コネクタ部がハウジング
の一部として形成される。請求項3に記載の発明によれ
ば、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加え
て、出力軸が水平方向に延びように設けられるととも
に、投影面積の大きなウォームホイールと回路基板と
が、鉛直に配置されるモータ出力軸に平行な状態で互い
に一部が重なるように配置される。そして、モータとコ
ネクタ部とが、モータ出力軸の回転軸方向にウォームホ
イールに重なるように配置される。従って、モータユニ
ットを開閉機構に組み付けた状態で水平方向に延出され
る出力軸の回転軸方向における大きさが抑制される。
又、出力軸に直交する平面内での上下及び左右方向にお
ける大きさが抑制される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両のドアガラス
を開閉するためのパワーウィンドウ装置のモータユニッ
トに具体化した一実施の形態を図1〜図6に従って説明
する。
【0011】図2は、車両のドアウィンドウに設けられ
ているウィンドウ蓋体としてのドアガラスGを開閉する
ためのパワーウィンドウ装置1を模式的に示す。パワー
ウィンドウ装置1は、ドア内に収容される開閉機構2及
びモータユニット10と、車両の適切な空間に配置され
る電子制御ユニット3とからなる。パワーウィンドウ装
置1は、車室に設けられ、運転者によって操作される操
作スイッチ4からの指令信号に基づいて制御される。操
作スイッチ4は、電子制御ユニット3に対して電気的に
接続されている。電子制御ユニット3は、モータユニッ
ト2に電気的に接続されている。又、モータユニット1
0には、図示しない電源用バッテリが接続されている。
モータユニット10には、電子制御ユニット3及び電源
用バッテリからの各電気ワイヤがワイヤハーネスWとし
て接続されている。
【0012】開閉機構2は、リフトアーム5、イコイラ
ザアーム6、リフトアームブラケット7等からなるアー
ム式であって、リフトアーム5の下端部に設けられたギ
ヤ部5aが、水平方向に延出されるモータユニット10
の出力軸8(図1に図示)によって駆動される。
【0013】図1はモータユニット10の正面側からの
斜視図である。モータユニット10は、合成樹脂で一体
成形されたハウジング11を備えている。ハウジング1
1は、その背面に固定される蓋体11a(図2に図示)
によって内部が閉塞されている。図3は蓋体11aを取
り去った状態のモータユニット10の背面側を示す。ハ
ウジング11は、直方体状の部分と、直方体の一方の側
に設けられた半円柱状の部分とによって全体が略直方体
状に形成されている。
【0014】ハウジング11には、電動回転型モータと
してのDCモータ12が設けられている。DCモータ1
2は、モータ出力軸12aが中心に配置されるとともに
一方の端部が閉塞され他方の端部が開口された筒状のケ
ーシング13を備えている。DCモータ12は、モータ
ユニット10が開閉機構2に組み付けられた状態で、モ
ータ出力軸12aが鉛直な状態でケーシング13の開口
された端部が下側となるようにハウジング11の上側に
設けられている。
【0015】図3に示すように、ハウジング11には、
DCモータ12を駆動制御する駆動制御回路が形成され
た回路基板14が収容されている。図4は回路基板14
を取り外した状態のハウジング11の背面側を示してい
る。ハウジング11の内部には、DCモータ12のモー
タ出力軸12aに固定されたウォーム29(図3に図
示)が収容された筒状部15が、直方体状の部分の半円
柱状の部分の側に設けられている。半円柱状の部分によ
って、ウォーム29に歯合するウォームホイール30
(図3に図示)が収容されたホイール収容部16が形成
されている。ウォームホイール30は、モータユニット
10が開閉機構2に組み付けられた状態で、その回転軸
が水平に配置される。尚、ホイール収容部16は、ハウ
ジング11に蓋体17を固定することによって、回路基
板14側と隔絶されている。ウォーム29及びウォーム
ホイール30とからなるウォームギヤによって減速機構
が構成されている。
【0016】図1に示すように、ホイール収容部16に
は、回転軸がウォームホイール30の回転軸に一致する
ようにウォームホイール30に作動連結された出力軸8
が設けられている。出力軸8は、開閉機構2のギヤ部5
aに歯合するギヤ部9を備えている。
【0017】一方、蓋体11aによって閉塞されるハウ
ジング11の直方体状の部分によって、ホイール収容部
16内と隔絶された状態で回路基板14を収容する基板
収容室18が形成されている。回路基板14は、モータ
出力軸12aの回転軸方向における幅が、ウォームホイ
ール30の外径とほぼ同じに形成されている。
【0018】基板収容室18は、回路基板14を、ウォ
ームホイール30の回転軸に対して直交する状態で、モ
ータ出力軸12aの回転軸方向における前記幅の中心を
同回転軸方向においてウォームホイール30の回転軸と
ほぼ同じ位置に配置するとともに、該ウォームホイール
30に対しその回転軸方向に少なくとも一部が重なるよ
うに配置するように形成されている。
【0019】図1,6に示すように、ハウジング11に
は、DCモータ12を設けるためのモータ固定部19が
一体に設けられている。モータ固定部19には、DCモ
ータ12のブラシ保持部及び軸受部が設けられている。
このモータ固定部19により、DCモータ12は、回路
基板14に対して出力軸8の回転軸方向においてウォー
ムホイール30を設けた側に配置されている。
【0020】又、図1〜4に示すように、ハウジング1
1には、基板収容室18の下側に、DCモータ12を回
路基板14に設けた駆動制御回路によって駆動制御する
ためのワイヤハーネスWのコネクタCが接続されるコネ
クタ部20が設けられている。コネクタ部20は、ハウ
ジング11と共に合成樹脂で一体成形されている。コネ
クタ部20は、モータユニット10が開閉機構2に組み
付けられた状態で下方に向いて開口するように設けられ
ている。即ち、コネクタ部20は、上方からモータユニ
ット10にかかった水に対して防滴状態となるように設
けられている。コネクタ部20には、電子制御ユニット
3からの信号線、電源バッテリからの電源線を、回路基
板14、DCモータ12に接続するための複数の電気端
子(ターミナル)21がインサート成形で設けられてい
る。コネクタ部20は、出力軸8の回転軸方向において
ウォームホイール30及び回路基板14に重ならない位
置に、同回転軸方向において回路基板14に対してウォ
ームホイール30の側に設けられている。
【0021】又、ハウジング11には、DCモータ12
のケーシング13の内部空間と、基板収容室18とを、
ハウジング11の外部に対し空気が交換可能な状態で連
通する連通路22が設けられている。図5はハウジング
11の正面側の一部を示す斜視図であり、図6はモータ
固定部19の正面図である。図1,5に示すように、連
通路22は、モータユニット10が開閉機構2に組み付
けられた状態で、上方が庇部23にて覆われた状態で下
方に向いて開口する開口部24によってハウジング11
の外部に連通されている。尚、庇部23は、ハウジング
11と共に一体成形されている。
【0022】連通路22は、図6に示すように、開口部
24から上方に延びて、該開口部24をケーシング13
の内部空間に連通する流路25を備えている。又、連通
路22は、ケーシング13の内部空間から下方に延び
て、該内部空間を基板収容室18に連通するスリット2
7及び開口部28を備えている。スリット27は、流路
25との間に設けられた隔壁26によって形成されてい
る。開口部28は、図4に示すように、基板収容室18
の内部に開口されている。即ち、連通路22は、開口部
24、流路25、ケーシング13の内部空間、スリット
27及び開口部28によって構成されている。
【0023】次に、以上のように構成されたパワーウィ
ンドウ装置のモータユニットの作用について説明する。
モータユニット10は、車両のドア内で図1に示す姿勢
で開閉機構2に組み付けられる。モータユニット10が
取り付けられたときに、ハウジング11に一体に設けら
れたコネクタ部20が下方に向いて開口する。従って、
モータユニット10に上方から水がかかっても、コネク
タ部20内の各電気端子21に水がかからない。
【0024】又、モータユニット10が取り付けられた
ときに、連通路22の開口部24が、上方が覆われた状
態で下方に向いて開口する状態でハウジング11の外部
に連通する。従って、モータユニット10に上方から水
がかかっても、開口部24に水がかかり難く、連通路2
2が確実に連通する。さらに、上方からモータユニット
10にかかった水が、連通路22からハウジング11の
内部に水が浸入することはない。
【0025】又、モータユニット10が取り付けられた
状態では、連通路22がモータユニットハウジング11
の開口部24からハウジング11の上方に位置するDC
モータ12のケーシング13の内部に連通した後、ケー
シング13の内部からハウジング11の基板収容室18
に連通する。従って、開口部24から連通路22に水が
浸入しても、DCモータ12のケーシング13の内部、
さらに、基板収容室18に水が達することはない。
【0026】以上詳述した本実施の形態によれば、以下
に記載する各効果を得ることができる。 (a) ワイヤハーネスWのコネクタCが接続されるコ
ネクタ部20を、モータユニット10が開閉機構2に組
み付けられた状態で下方に向いて開口するようにハウジ
ング11に一体で設けた。従って、開閉機構2に組み付
けられた状態のモータユニット10に上方から水がかか
っても、コネクタ部20内の各電気端子21に水がかか
らない。その結果、開閉機構2に組み付けた状態で、回
路基板14に形成した駆動制御回路によってDCモータ
12を駆動制御するために接続するワイヤハーネスWの
コネクタCが接続されるコネクタ部20の各電気端子2
1が水で濡れないようにすることができる。その結果、
各電気端子21が水で濡れることによる漏電、短絡を防
止することができる。
【0027】(b) コネクタ部20をハウジング11
と共に合成樹脂で一体成形したので、コネクタ部20が
ハウジング11の一部として形成される。その結果、モ
ータユニット10を構成する部品点数と、製造時の組み
立て工数との増加を招かないようにすることができる。
【0028】(c) 出力軸8が水平方向に延びように
設けられるとともに、投影面積の大きなウォームホイー
ル30と回路基板14とが、鉛直に配置されるモータ出
力軸12aに平行な状態で互いに一部が重なるように配
置される。そして、DCモータ12とコネクタ部20と
が、モータ出力軸12aの回転軸方向にウォームホイー
ル30に重なるように配置される。従って、モータユニ
ット10を開閉機構2に組み付けた状態で水平方向に延
出される出力軸8の回転軸方向における大きさが抑制さ
れる。又、出力軸8に直交する平面内での上下及び左右
方向における大きさが抑制される。その結果、出力軸8
を水平方向に延出して開閉機構2を駆動することができ
るとともに、面積の大きな回路基板14を使用しても、
出力軸8の延出方向における寸法の拡大を抑制し、又、
出力軸8に直交する平面内での大型化を抑制することが
できる。
【0029】(d) DCモータ12の内部の空気と、
基板収容室18の空気とをハウジング11の外部に流通
させるための連通路22を、モータユニット10が取り
付けられたときに、上方が庇部23で覆われるとともに
下方に向いて開口するように設けられた開口部24によ
ってハウジング11の外部に連通した。従って、モータ
ユニット10に上方から水がかかっても、開口部24に
水がかかり難く、連通路22が確実に連通する。又、連
通路22からハウジング11の内部に水が浸入すること
はない。その結果、DCモータ12のケーシング13の
内部、回路基板14での結露を防止することができ、
又、ハウジング11の外部から連通路22を通ってケー
シング13の内部、基板収容室18に水が浸入しないよ
うにすることができる。
【0030】(e) ケーシング13を備えたDCモー
タ12がハウジング11に重ならない状態でハウジング
11に固定されるとともに、その回転軸が鉛直な状態で
ハウジング11の上側に配置されるように取り付けられ
るモータユニット10において、開口部24から上方に
延びて開口部24をDCモータ12のケーシング13の
内部空間に連通する流路25と、ケーシング13の内部
空間から下方に延びて内部空間を基板収容室18に連通
するスリット27及び開口部28とで連通路22を構成
した。従って、開口部24から連通路22に水が浸入し
ても、DCモータ12のケーシング13の内部、さら
に、基板収容室18までは達することはない。
【0031】(f) ドアガラスGの開閉用のパワーウ
ィンドウ装置のモータユニット10に実施したので、ド
アガラスGを伝ってドアの内部に浸入する水に対して上
記(a) 〜(e)に記載の各効果を得ることができる。
【0032】以下、本発明を具体化した上記実施の形態
以外の実施の形態を別例として列挙する。 ・ ハウジング11の外部にケーシング13が固定され
るモータを備えたモータユニット10に限らず、ハウジ
ングの内部にケーシングごとモータが収容されたモータ
ユニット、又は、ハウジングによってモータのケーシン
グを形成するモータユニットに実施してもよい。この各
場合には、上記(a),(b),(d)に記載の各効果
を得ることができる。
【0033】・ 減速機構として、ウォームギア以外
の、例えばキャプスタンギア(遊星運動機構)からなる
減速機構を備えたモータユニットに実施してもよい。こ
の場合には、上記(a),(b),(d)に記載の各効
果を得ることができる。
【0034】・ 出力軸が鉛直に延びる状態で開閉機構
2に組み付けられるモータユニットに実施してもよい。 ・ モータはDCモータに限らずブラシレスモータ、ス
テッピングモータ等を含む。
【0035】・ 開閉機構は、リンク方式に限らずギヤ
ドケーブル方式であってもよい。 ・ ドアガラスGの開閉用のパワーウィンドウ装置のモ
ータユニット11に限らず、クォータウィンドウ開閉
用、リヤウィンドウ開閉用、テールゲートウィンドウ開
閉用、あるいは、ルーフウィンドウ開閉用の各パワーウ
ィンドウ装置のモータユニットに実施してもよい。
【0036】以下、特許請求の範囲に記載した各発明の
外に前述した実施の形態及び各別例から把握される技術
的思想をその効果とともに記載する。 (1) 電動回転型モータと、該モータに作動連結され
た減速機構と、該減速機構に作動連結され外部に延出さ
れる出力軸とを備えるとともに、前記モータを駆動制御
するための駆動制御回路が形成された回路基板を、内部
に設けられた基板収容室に収容したハウジングを備え、
ウィンドウ蓋体を開閉するための開閉機構に前記出力軸
が作動連結された状態で該開閉機構に組み付けられるパ
ワーウィンドウ装置のモータユニットにおいて、前記ハ
ウジングには、前記モータの内部空間と、前記基板収容
室とを、該ハウジングの外部に対し空気が交換可能な状
態で連通するとともに、モータユニットが前記開閉機構
に組み付けられた状態で、下方に向いて開口する開口部
(24)、あるいは、上方が覆われた状態で側方を向い
て開口する開口部を備えた連通路(22)を設けたパワ
ーウィンドウ装置のモータユニット。
【0037】このような構成によれば、モータの内部、
回路基板での結露を防止することができ、又、ハウジン
グの外部から連通路を通ってモータの内部空間、基板収
容室に水が浸入しないようにすることができる。
【0038】(2) 上記(1)に記載の発明におい
て、前記電動回転型モータは、そのモータ出力軸が中心
に配置されるとともに一方の端部が閉塞され他方の端部
が開口された筒状のケーシングを備え、モータユニット
が前記開閉機構に組み付けられた状態において、前記モ
ータ出力軸が鉛直に配置されるとともに前記ケーシング
の開口された端部が下側となるように前記ハウジングの
上側に設けられ、前記連通路は、前記開口部から上方に
延び、該開口部を前記モータのケーシングの前記内部空
間に連通する流路(25)と、該内部空間から下方に延
び、該内部空間を前記基板収容室に連通する流路(スリ
ット27、開口部28)とからなる。
【0039】このような構成によれば、開口部から連通
路内に水が浸入しても、モータのケーシングの内部、及
び、基板収容室までは水が浸入しないようにすることが
できる。
【0040】(3) 上記(2)に記載の発明におい
て、前記減速機構は、前記モータ出力軸に固定支持され
たウォームと、該ウォームに歯合しその回転軸が水平に
配置されるウォームホイールとからなるウォームギアで
あって、前記出力軸は、その回転軸が前記ウォームホイ
ールの回転軸に一致するように該ウォームホイールに作
動連結され、前記回路基板は、前記モータ出力軸の回転
軸方向における幅が、前記ウォームホイールの外径とほ
ぼ同じ略長方形状に形成され、前記基板収容室は、前記
回路基板を、前記ウォームホイールの回転軸に対して直
交する状態で、前記モータ出力軸の回転軸方向における
前記幅の中心が同回転軸方向においてウォームホイール
の回転軸とほぼ同じ位置に配置するとともに、該ウォー
ムホイールに対しその回転軸方向に少なくとも一部が重
なるように配置するように形成されている。
【0041】このような構成によれば、出力軸を水平方
向に延出して開閉機構に組み付けることができるととも
に、面積の大きな回路基板を使用しても、同出力軸の延
出方向における寸法の抑制、及び、同出力軸に直交する
平面内での大型化を抑制することができる。
【0042】(4) 上記(1)〜(3)のいずれか一
項に記載のパワーウィンドウ装置のモータユニット用ハ
ウジング。このような構成によれば、上記(1)〜
(3)のいずれか一項に記載のパワーウィンドウ装置の
モータユニットの作用を備えたモータユニットを構成で
きる。
【0043】(5) 請求項1〜請求項3のいずれか一
項に記載のパワーウィンドウ装置のモータユニット用ハ
ウジング。このような構成によれば、請求項1〜請求項
3のいずれか一項に記載のパワーウィンドウ装置のモー
タユニットの作用を備えたモータユニットを構成でき
る。
【0044】(6) 請求項1〜請求項3、又は、上記
(1)〜(3)のいずれか一項に記載のパワーウィンド
ウ装置のモータユニットを備えた車両用パワーウィンド
ウ装置。モータの内部、あるいは、回路基板が水に濡れ
ないようにして、信頼性を高くすることができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1〜請求項
3に記載の発明によれば、開閉機構に組み付けた状態
で、回路基板に形成された駆動制御回路によってモータ
を駆動制御するためのワイヤハーネスのコネクタが接続
されるコネクタ部の各電気端子が水で濡れないようにす
ることができる。
【0046】請求項2又は請求項3に記載の発明によれ
ば、構成する部品点数と、製造時の組み立て工数の増加
を招かない、請求項3に記載の発明によれば、出力軸を
水平方向に延出して開閉機構を駆動することができると
ともに、面積の大きな回路基板を使用しても、同出力軸
の延出方向における寸法の拡大抑制、及び、同出力軸に
直交する平面内での大型化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ハウジングの正面側からの斜視図。
【図2】 パワーウィンドウ装置の模式構成図。
【図3】 モータユニットの蓋体を取った状態での背面
図。
【図4】 ハウジングの背面側からの斜視図。
【図5】 開口部を示すハウジングの一部斜視図。
【図6】 モータ固定部内の開口部を示すハウジングの
一部平面図。
【符号の説明】
1…パワーウィンドウ装置、2…開閉機構、8…出力
軸、10…モータユニット、11…ハウジング、12…
電動回転型モータとしてのDCモータ、12a…モータ
出力軸、13…ケーシング、14…回路基板、18…基
板収容室、20…コネクタ部、22…連通路、24…連
通路を構成する開口部、25…同じく流路、27…同じ
くスリット、28…同じく開口部、29…減速機構を構
成するウォーム、30…同じくウォームホイール、C…
コネクタ、G…ウィンドウ蓋体としてのドアガラス、W
…ワイヤハーネス。
フロントページの続き Fターム(参考) 2E052 AA09 BA02 CA06 DA03 DA07 DA08 DB03 DB07 DB08 EA14 EA15 EB01 EC01 KA13 KA15 LA08 3D127 AA11 BB01 CB05 CC05 DF04 DF08 DF15 5H605 AA02 BB05 CC01 CC06 CC08 EC05 EC14 EC20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動回転型モータ(12)と、該モータ
    (12)に作動連結された減速機構(29,30)と、
    該減速機構(29,30)に作動連結され外部に延出さ
    れる出力軸(8)とを備えるとともに、前記モータ(1
    2)を駆動制御するための駆動制御回路が形成された回
    路基板(14)を、内部に設けられた基板収容室(1
    8)に収容したハウジング(11)を備え、ウィンドウ
    蓋体(G)を開閉するための開閉機構(2)に前記出力
    軸(8)が作動連結する状態で該開閉機構(2)に組み
    付けられるパワーウィンドウ装置のモータユニットにお
    いて、 前記ハウジング(11)には、前記モータ(12)を前
    記駆動制御回路によって駆動制御するために接続される
    ワイヤーネス(W)のコネクタ(C)が接続されるコネ
    クタ部(20)を、モータユニットが前記開閉機構
    (2)に組み付けられた状態で下方に向いて開口するよ
    うに一体で設けたパワーウィンドウ装置のモータユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記コネクタ部(20)は、前記ハウジ
    ング(11)と共に合成樹脂で一体成形されている請求
    項1に記載のパワーウィンドウ装置のモータユニット。
  3. 【請求項3】 前記電動回転型モータ(12)は、その
    モータ出力軸(12a)が中心に配置されるとともに一
    方の端部が閉塞され他方の端部が開口された筒状のケー
    シング(13)を備え、モータユニットが前記開閉機構
    (2)に組み付けられた状態で、前記モータ出力軸(1
    2a)が鉛直な状態で前記ケーシング(13)の開口さ
    れた端部が下側となるように前記ハウジング(11)の
    上側に設けられ、 前記減速機構(29,30)は、前記モータ出力軸(1
    2a)に固定支持されたウォーム(29)と、該ウォー
    ム(29)に歯合しその回転軸が水平に配置されるウォ
    ームホイール(30)とからなるウォームギアであっ
    て、前記出力軸(8)は、その回転軸が前記ウォームホ
    イール(30)の回転軸に一致するように該ウォームホ
    イール(30)に作動連結され、 前記回路基板(14)は、前記モータ出力軸(12a)
    の回転軸方向における幅が、前記ウォームホイール(3
    0)の外径とほぼ同じ略長方形状に形成され、 前記基板収容室(18)は、前記回路基板(14)を、
    前記ウォームホイール(30)の回転軸に対して直交す
    る状態で、前記モータ出力軸(12a)の回転軸方向に
    おける前記幅の中心が同回転軸方向においてウォームホ
    イール(30)の回転軸とほぼ同じ位置に配置するとと
    もに、該ウォームホイール(30)に対しその回転軸方
    向に少なくとも一部が重なるように配置するように形成
    され、 前記コネクタ部(20)は、前記出力軸(8)の回転軸
    方向において前記ウォームホイール(30)及び回路基
    板(14)に重ならない位置に、前記モータ出力軸(1
    2a)の回転軸方向において少なくとも一部が前記ウォ
    ームホイール(30)に重なるように設けられている請
    求項1又は請求項2に記載のパワーウィンドウ装置のモ
    ータユニット。
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