JP2000272035A - 積層体の製造方法 - Google Patents
積層体の製造方法Info
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Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 剛性のある基材を表側から外縁部の裏側まで
表皮により覆ってなる積層体の製造方法において、歩留
まりをよくし、製造コストを低下させる。 【解決手段】 熱可塑性合成樹脂よりなる剛性のある基
材10とこれを覆うようにその表面に沿って一体的に設
けられてそれから実質的に外向きに突出しないように積
層された表皮15よりなる積層体Aを形成し、この積層
体をその外縁部Aaが突出するように基材側支持型20
上に載せ、表皮側支持型21との間に挟持する。積層体
の外縁部をヒータ30により加熱して軟化させて、基材
側が内側となるように折曲する。基材は外縁部となる部
分の裏面に肉ぬすみ部18を形成してその部分の肉厚を
減少させるのがよい。ヒータは、加熱された空気を噴出
するノズル31を備えたものとするのがよい。表皮は発
泡層16の上面に表面層17をラミネートしたものとす
るのがよい。
表皮により覆ってなる積層体の製造方法において、歩留
まりをよくし、製造コストを低下させる。 【解決手段】 熱可塑性合成樹脂よりなる剛性のある基
材10とこれを覆うようにその表面に沿って一体的に設
けられてそれから実質的に外向きに突出しないように積
層された表皮15よりなる積層体Aを形成し、この積層
体をその外縁部Aaが突出するように基材側支持型20
上に載せ、表皮側支持型21との間に挟持する。積層体
の外縁部をヒータ30により加熱して軟化させて、基材
側が内側となるように折曲する。基材は外縁部となる部
分の裏面に肉ぬすみ部18を形成してその部分の肉厚を
減少させるのがよい。ヒータは、加熱された空気を噴出
するノズル31を備えたものとするのがよい。表皮は発
泡層16の上面に表面層17をラミネートしたものとす
るのがよい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のドアトリ
ム、ピラーガーニッシュ等の内装材、家屋の内装材、家
具の外装材等に使用される積層体、特に予め成形された
剛性のある熱可塑性合成樹脂製の基材を表側から外縁部
の裏側まで表皮により覆ってなる積層体の製造方法に関
する。
ム、ピラーガーニッシュ等の内装材、家屋の内装材、家
具の外装材等に使用される積層体、特に予め成形された
剛性のある熱可塑性合成樹脂製の基材を表側から外縁部
の裏側まで表皮により覆ってなる積層体の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の積層体の製造方法としては、例
えば図5に示すようなものがある。これは、先ず、予め
成形された剛性のある熱可塑性合成樹脂製の基材10の
表面に接着剤を塗布し、柔軟な発泡層16の表面に柔軟
な表面層17を予めラミネート接着してなる表皮15を
基材10の上にかぶせて真空成形により密着させること
により、実線に示すように基材10の表面に接着されて
その外縁部より外側に延びる外周部15aを有する表皮
15を形成する。そして、この表皮15の外周部15a
を所定の巻込み代15bを残して切断線1で切断し、基
材10の外縁部と巻込み代15bの裏面に接着剤を塗布
してから、巻込み代15bを二点鎖線2に示すように基
材10の外縁部の裏側に巻き込んで接着するものであ
る。
えば図5に示すようなものがある。これは、先ず、予め
成形された剛性のある熱可塑性合成樹脂製の基材10の
表面に接着剤を塗布し、柔軟な発泡層16の表面に柔軟
な表面層17を予めラミネート接着してなる表皮15を
基材10の上にかぶせて真空成形により密着させること
により、実線に示すように基材10の表面に接着されて
その外縁部より外側に延びる外周部15aを有する表皮
15を形成する。そして、この表皮15の外周部15a
を所定の巻込み代15bを残して切断線1で切断し、基
材10の外縁部と巻込み代15bの裏面に接着剤を塗布
してから、巻込み代15bを二点鎖線2に示すように基
材10の外縁部の裏側に巻き込んで接着するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術で
は、表皮15を基材10の裏側に巻き込むための巻込み
代15bが必要なので、その分だけ表皮の素材を余分に
必要として歩留まりが悪くなり、また接着剤を必要と
し、その材料費及び換気のための設備を必要とするので
製造コストが増大するという各問題がある。本発明はこ
のような各問題を解決することを目的とする。
は、表皮15を基材10の裏側に巻き込むための巻込み
代15bが必要なので、その分だけ表皮の素材を余分に
必要として歩留まりが悪くなり、また接着剤を必要と
し、その材料費及び換気のための設備を必要とするので
製造コストが増大するという各問題がある。本発明はこ
のような各問題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による積層体の製
造方法は、剛性のある基材を外縁部の裏側まで表皮によ
り覆ってなる積層体を製造する方法において、熱可塑性
合成樹脂よりなる基材とこれを覆うようにその表面に沿
って一体的に設けられてそれから実質的に外向きに突出
しないように積層された表皮よりなる積層体Aを形成
し、この積層体をその外縁部が突出するように基材側支
持型に当接して表皮側支持型との間に挟持し、ヒータに
より加熱して軟化させた外縁部を基材側が内側となるよ
うに基材側支持型に向けて折曲することを特徴とするも
のである。積層体の外縁部はヒータにより加熱軟化され
て基材側が内側となるように折曲されるので、表皮は折
曲された外縁部の裏側まで引き伸ばされて回り込む。
造方法は、剛性のある基材を外縁部の裏側まで表皮によ
り覆ってなる積層体を製造する方法において、熱可塑性
合成樹脂よりなる基材とこれを覆うようにその表面に沿
って一体的に設けられてそれから実質的に外向きに突出
しないように積層された表皮よりなる積層体Aを形成
し、この積層体をその外縁部が突出するように基材側支
持型に当接して表皮側支持型との間に挟持し、ヒータに
より加熱して軟化させた外縁部を基材側が内側となるよ
うに基材側支持型に向けて折曲することを特徴とするも
のである。積層体の外縁部はヒータにより加熱軟化され
て基材側が内側となるように折曲されるので、表皮は折
曲された外縁部の裏側まで引き伸ばされて回り込む。
【0005】前項の発明の表皮は、基材の表面に固着さ
れる柔軟な発泡層とこの発泡層の上面に固着された表面
層よりなることが好ましい。
れる柔軟な発泡層とこの発泡層の上面に固着された表面
層よりなることが好ましい。
【0006】前2項の発明の基材はその外縁部となる部
分の裏面には肉ぬすみ部を形成して同部分の肉厚を減少
させることが好ましい。このように肉ぬすみ部を形成す
れば熱容量が減少してヒータによる加熱軟化が速やかに
なると共に折曲後の外縁部は曲げアール半径が小さくな
りまた厚さも減少される。
分の裏面には肉ぬすみ部を形成して同部分の肉厚を減少
させることが好ましい。このように肉ぬすみ部を形成す
れば熱容量が減少してヒータによる加熱軟化が速やかに
なると共に折曲後の外縁部は曲げアール半径が小さくな
りまた厚さも減少される。
【0007】前各項の発明のヒータは、加熱された空気
を外縁部に向けて噴出するノズルを備えたものとするこ
とが好ましい。このようにすれば、ヒータによる外縁部
の加熱は均一かつ速やかに行われる。
を外縁部に向けて噴出するノズルを備えたものとするこ
とが好ましい。このようにすれば、ヒータによる外縁部
の加熱は均一かつ速やかに行われる。
【0008】前各項の発明において、外縁部の折曲は、
表皮側支持型に設けられた巻込み治具により行うことが
好ましい。
表皮側支持型に設けられた巻込み治具により行うことが
好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1に示す第1の実施の形態は、
本発明による積層体の製造方法を図5に示すのと同様な
ドアトリム(積層体)Aの製造に適用したものである。
図1(a) に示す加工の対象となるドアトリムAの素材
は、図5に示す従来技術の実線で示す巻込み加工を行う
前のものと実質的に同じであり、この第1の実施の形態
では基材10を覆う表皮15は基材10の表面に沿って
接着されてそれから実質的に外向きに突出しないように
外周部15aを全て切断してある点だけが従来技術と異
なっている。なお基材10の輪郭形状は、外縁部Aaを
折曲する分だけ、従来より多少大きめにしておくものと
する。なお、図1は基材10の右側だけを表側から外縁
部の裏側まで表皮により覆うようにした場合の例を示
し、ドアトリムAは右側の約1/3を示し、残りの部分
は図示を省略してある。
本発明による積層体の製造方法を図5に示すのと同様な
ドアトリム(積層体)Aの製造に適用したものである。
図1(a) に示す加工の対象となるドアトリムAの素材
は、図5に示す従来技術の実線で示す巻込み加工を行う
前のものと実質的に同じであり、この第1の実施の形態
では基材10を覆う表皮15は基材10の表面に沿って
接着されてそれから実質的に外向きに突出しないように
外周部15aを全て切断してある点だけが従来技術と異
なっている。なお基材10の輪郭形状は、外縁部Aaを
折曲する分だけ、従来より多少大きめにしておくものと
する。なお、図1は基材10の右側だけを表側から外縁
部の裏側まで表皮により覆うようにした場合の例を示
し、ドアトリムAは右側の約1/3を示し、残りの部分
は図示を省略してある。
【0010】図1に示すように、基材側支持型20の右
側縁には上面に沿って右側に突出する断面形状が三角形
の突出部20aが形成され、表皮側支持型21の右側縁
は突出部20aの先端とほゞ一致している。ドアトリム
Aは基材側支持型20の上面に基材10が載せられ、表
皮側支持型21が下降してその下面により表面層17を
押圧することにより、右側の外縁部Aaが基材側支持型
20の突出部20aの右縁及び表皮側支持型21の右縁
から突出するように両支持型20,21の間に挟持され
る。
側縁には上面に沿って右側に突出する断面形状が三角形
の突出部20aが形成され、表皮側支持型21の右側縁
は突出部20aの先端とほゞ一致している。ドアトリム
Aは基材側支持型20の上面に基材10が載せられ、表
皮側支持型21が下降してその下面により表面層17を
押圧することにより、右側の外縁部Aaが基材側支持型
20の突出部20aの右縁及び表皮側支持型21の右縁
から突出するように両支持型20,21の間に挟持され
る。
【0011】表皮側支持型21には、それから突出する
ドアトリムAの外縁部Aaとほゞ平行に延びる突出部
(支持部材)21aが一体的に形成され、この突出部2
1aには斜め上方からドアトリムAの外縁部Aaに向か
って延びる案内面25が形成されている。この案内面2
5には外縁部Aaに沿って延びる巻込み治具26が摺動
可能に支持され、突出部21a内に設けた複数(図1は
1個のみを示す)の油圧シリンダ27のピストンロッド
27a先端に連結されて外縁部Aaに向かって往復動さ
れる。またドアトリムAの外縁部Aaの下側には、この
外縁部Aaに向けて加熱された空気を噴出するノズル3
1を有するヒータ30が退避可能に設けられている。
ドアトリムAの外縁部Aaとほゞ平行に延びる突出部
(支持部材)21aが一体的に形成され、この突出部2
1aには斜め上方からドアトリムAの外縁部Aaに向か
って延びる案内面25が形成されている。この案内面2
5には外縁部Aaに沿って延びる巻込み治具26が摺動
可能に支持され、突出部21a内に設けた複数(図1は
1個のみを示す)の油圧シリンダ27のピストンロッド
27a先端に連結されて外縁部Aaに向かって往復動さ
れる。またドアトリムAの外縁部Aaの下側には、この
外縁部Aaに向けて加熱された空気を噴出するノズル3
1を有するヒータ30が退避可能に設けられている。
【0012】基材側支持型20にドアトリムAを載せ、
表皮側支持型21を下降させて両支持型20,21の間
にドアトリムAを挟持する状態では、図1(a) に示すよ
うに、巻込み治具26は後退されている。この状態でヒ
ータ30のノズル31から加熱した空気をドアトリムA
の外縁部Aaに向けて噴出して、この外縁部Aaを加熱
軟化させる。次いでヒータ30を退避させてから、各油
圧シリンダ27を作動させて、巻込み治具26を図1
(b) の矢印に示すように外縁部Aaに向かって前進させ
れば、巻込み治具26の先端は外縁部Aaの表面層17
に当接してこれを押圧し、基材側支持型20の突出部2
0aから突出して軟化されている外縁部Aaは、図1
(b) に示すように基材10側が内側となるように基材側
支持型20側に向けて折曲され、突出部20aの下面に
沿った形状となる。
表皮側支持型21を下降させて両支持型20,21の間
にドアトリムAを挟持する状態では、図1(a) に示すよ
うに、巻込み治具26は後退されている。この状態でヒ
ータ30のノズル31から加熱した空気をドアトリムA
の外縁部Aaに向けて噴出して、この外縁部Aaを加熱
軟化させる。次いでヒータ30を退避させてから、各油
圧シリンダ27を作動させて、巻込み治具26を図1
(b) の矢印に示すように外縁部Aaに向かって前進させ
れば、巻込み治具26の先端は外縁部Aaの表面層17
に当接してこれを押圧し、基材側支持型20の突出部2
0aから突出して軟化されている外縁部Aaは、図1
(b) に示すように基材10側が内側となるように基材側
支持型20側に向けて折曲され、突出部20aの下面に
沿った形状となる。
【0013】この折曲の際に、発泡層16及び表面層1
7は折曲された外縁部Aaの裏側まで引き伸ばされて回
り込むので、基材10は表面から外縁部Aaの裏側まで
表皮により覆われる。
7は折曲された外縁部Aaの裏側まで引き伸ばされて回
り込むので、基材10は表面から外縁部Aaの裏側まで
表皮により覆われる。
【0014】次に、図2及び図3により本発明による積
層体の製造方法の第2の実施の形態の説明をする。この
第2の実施の形態は、ドアトリムAの素材の外縁部Aa
を形成する部分が基材10側に直角に折曲されている点
において、この部分が平坦に側方に延びたままである第
1の実施の形態と異なっている。このため巻込み治具2
6及び油圧シリンダ27の支持構造が第1の実施の形態
と異なっている。また、第1の実施の形態ではドアトリ
ムAの素材は、従来技術の場合と同様、予め成形された
基材10の表面にラミネートされた発泡層16と表面層
17よりなる表皮15を真空成形により接着したもので
あるが、この第2の実施の形態に使用するドアトリムA
の素材は、基材10と発泡層16と表面層17となる3
層の溶融樹脂積層体より1工程でスタンピング成形した
ものである。その他の構成は第1の実施の形態と同じで
あるので、主としてこれらの相違点について説明する。
層体の製造方法の第2の実施の形態の説明をする。この
第2の実施の形態は、ドアトリムAの素材の外縁部Aa
を形成する部分が基材10側に直角に折曲されている点
において、この部分が平坦に側方に延びたままである第
1の実施の形態と異なっている。このため巻込み治具2
6及び油圧シリンダ27の支持構造が第1の実施の形態
と異なっている。また、第1の実施の形態ではドアトリ
ムAの素材は、従来技術の場合と同様、予め成形された
基材10の表面にラミネートされた発泡層16と表面層
17よりなる表皮15を真空成形により接着したもので
あるが、この第2の実施の形態に使用するドアトリムA
の素材は、基材10と発泡層16と表面層17となる3
層の溶融樹脂積層体より1工程でスタンピング成形した
ものである。その他の構成は第1の実施の形態と同じで
あるので、主としてこれらの相違点について説明する。
【0015】先ず図3により、ドアトリムAの素材の成
形につき説明する。図3(a) に示すように上型42が上
方に離隔された状態で、それぞれ基材10、発泡層16
及び表面層17となる基材溶融樹脂層10m、発泡剤が
混練された中間溶融樹脂層16m及び表面溶融樹脂層1
7mは、供給ダイス45下面の細長いスリット状の押出
し口から3層シート状の溶融樹脂積層体Amとなって押
し出される。供給ダイス45は矢印で示す水平方向に移
動することにより、溶融樹脂積層体Amは図に示すよう
に、下型40の上面41の大部分を覆うように供給され
る。次に、図3(b) に示すように上型42を下型40に
向けて下降させ、上型42の外周部44が溶融樹脂積層
体Amの外周部を押し切って下型40の周辺面41aに
当接したところで停止させる。以上の状態では中間溶融
樹脂層16mはまだ実質的に発泡されておらず、上型4
2の下面43と表面溶融樹脂層17mの間には相当の隙
間があいている。中間溶融樹脂層16mは上型42が停
止した頃から発泡が開始されて容積が急激に増大し、図
3(c) に示すように、溶融樹脂積層体Amは各型40,
42の上面41と下面43の間に充填される。発泡の完
了後は各型40,42を冷却し、各溶融樹脂層10m,
16m,17mが硬化して基材10、発泡層16及び表
面層17となったところで、上型42を上昇させて第2
の実施の形態に使用するドアトリムAを取り出す。
形につき説明する。図3(a) に示すように上型42が上
方に離隔された状態で、それぞれ基材10、発泡層16
及び表面層17となる基材溶融樹脂層10m、発泡剤が
混練された中間溶融樹脂層16m及び表面溶融樹脂層1
7mは、供給ダイス45下面の細長いスリット状の押出
し口から3層シート状の溶融樹脂積層体Amとなって押
し出される。供給ダイス45は矢印で示す水平方向に移
動することにより、溶融樹脂積層体Amは図に示すよう
に、下型40の上面41の大部分を覆うように供給され
る。次に、図3(b) に示すように上型42を下型40に
向けて下降させ、上型42の外周部44が溶融樹脂積層
体Amの外周部を押し切って下型40の周辺面41aに
当接したところで停止させる。以上の状態では中間溶融
樹脂層16mはまだ実質的に発泡されておらず、上型4
2の下面43と表面溶融樹脂層17mの間には相当の隙
間があいている。中間溶融樹脂層16mは上型42が停
止した頃から発泡が開始されて容積が急激に増大し、図
3(c) に示すように、溶融樹脂積層体Amは各型40,
42の上面41と下面43の間に充填される。発泡の完
了後は各型40,42を冷却し、各溶融樹脂層10m,
16m,17mが硬化して基材10、発泡層16及び表
面層17となったところで、上型42を上昇させて第2
の実施の形態に使用するドアトリムAを取り出す。
【0016】図2に示すように、この第2の実施の形態
では、基材側支持型20の右側縁には上面に沿って右側
に突出する断面形状が長方形の突出部20aが形成さ
れ、表皮側支持型21の右側縁は突出部20aの先端と
ほゞ一致している。上述のようにしてスタンピング成形
されたドアトリムAは、図2(a) に示すように、外縁部
Aaとなる折曲部が突出部20aの外縁に沿ってそれよ
り下方まで垂れ下がるように基材側支持型20の上面に
基材10が載せられ、表皮側支持型21が下降してその
下面により表面層17を押圧することにより、両支持型
20,21の間に挟持される。ドアトリムAの折曲部の
突出部20aよりも下方に突出する部分がこの第2の実
施の形態の外縁部Aaを形成する。
では、基材側支持型20の右側縁には上面に沿って右側
に突出する断面形状が長方形の突出部20aが形成さ
れ、表皮側支持型21の右側縁は突出部20aの先端と
ほゞ一致している。上述のようにしてスタンピング成形
されたドアトリムAは、図2(a) に示すように、外縁部
Aaとなる折曲部が突出部20aの外縁に沿ってそれよ
り下方まで垂れ下がるように基材側支持型20の上面に
基材10が載せられ、表皮側支持型21が下降してその
下面により表面層17を押圧することにより、両支持型
20,21の間に挟持される。ドアトリムAの折曲部の
突出部20aよりも下方に突出する部分がこの第2の実
施の形態の外縁部Aaを形成する。
【0017】表皮側支持型21には、基材側支持型20
との間にドアトリムAが挟持された状態において、下方
に突出するドアトリムAの外縁部Aaの表面層17に沿
って延びる突出部(支持部材)21aが一体的に形成さ
れ、この突出部21aには外縁部Aaに沿って水平方向
に延びる案内面25が形成されている。この案内面25
には外縁部Aaに沿って延びる巻込み治具26が摺動可
能に支持され、突出部21aの外側に固定したブラケッ
ト21bに設けた複数(図1は1個のみを示す)の油圧
シリンダ27のピストンロッド27a先端に連結されて
外縁部Aaに向かって往復動される。ドアトリムAの外
縁部Aaの下側には、第1の実施の形態と同様、この外
縁部Aaに向けて加熱された空気を噴出するノズル31
を有するヒータ30が退避可能に設けられている。
との間にドアトリムAが挟持された状態において、下方
に突出するドアトリムAの外縁部Aaの表面層17に沿
って延びる突出部(支持部材)21aが一体的に形成さ
れ、この突出部21aには外縁部Aaに沿って水平方向
に延びる案内面25が形成されている。この案内面25
には外縁部Aaに沿って延びる巻込み治具26が摺動可
能に支持され、突出部21aの外側に固定したブラケッ
ト21bに設けた複数(図1は1個のみを示す)の油圧
シリンダ27のピストンロッド27a先端に連結されて
外縁部Aaに向かって往復動される。ドアトリムAの外
縁部Aaの下側には、第1の実施の形態と同様、この外
縁部Aaに向けて加熱された空気を噴出するノズル31
を有するヒータ30が退避可能に設けられている。
【0018】基材側支持型20にドアトリムAを載せ、
表皮側支持型21を上方に離隔させた状態では、図2
(a) に示すように、巻込み治具26は後退されている。
この状態でヒータ30のノズル31から加熱した空気を
ドアトリムAの外縁部Aaに向けて噴出して、この外縁
部Aaを加熱軟化させる。次いでヒータ30を退避させ
てから、図2(b) に示すように表皮側支持型21を下降
させて基材側支持型20との間にドアトリムAを挟持
し、各油圧シリンダ27を作動させて、巻込み治具26
を図2(b) の矢印に示すように外縁部Aaに向かって前
進させれば、巻込み治具26の先端は外縁部Aaの表面
層17に当接してこれを押圧し、基材側支持型20の突
出部20aから突出して軟化されている外縁部Aaは、
図1(b) に示すように基材10側が内側となるように基
材側支持型20側に向けて折曲され、突出部20aの下
面に沿った形状となる。
表皮側支持型21を上方に離隔させた状態では、図2
(a) に示すように、巻込み治具26は後退されている。
この状態でヒータ30のノズル31から加熱した空気を
ドアトリムAの外縁部Aaに向けて噴出して、この外縁
部Aaを加熱軟化させる。次いでヒータ30を退避させ
てから、図2(b) に示すように表皮側支持型21を下降
させて基材側支持型20との間にドアトリムAを挟持
し、各油圧シリンダ27を作動させて、巻込み治具26
を図2(b) の矢印に示すように外縁部Aaに向かって前
進させれば、巻込み治具26の先端は外縁部Aaの表面
層17に当接してこれを押圧し、基材側支持型20の突
出部20aから突出して軟化されている外縁部Aaは、
図1(b) に示すように基材10側が内側となるように基
材側支持型20側に向けて折曲され、突出部20aの下
面に沿った形状となる。
【0019】この第2の実施の形態でも、この折曲の際
に発泡層16及び表面層17は折曲された外縁部Aaの
裏側まで引き伸ばされて回り込むので、基材10は表面
から外縁部Aaの裏側まで表皮により覆われる。
に発泡層16及び表面層17は折曲された外縁部Aaの
裏側まで引き伸ばされて回り込むので、基材10は表面
から外縁部Aaの裏側まで表皮により覆われる。
【0020】次に、図4に示す第3の実施の形態の説明
をする。この第3の実施の形態は、基材側支持型20の
突出部20aから突出するドアトリムAの外縁部Aaと
なる基材10の裏面に沿って肉ぬすみ部18を形成して
同部分の肉厚を全長にわたり減少させた点が第1の実施
の形態と異なるのみであり、その他の構成は第1の実施
の形態と同じであるので、主としてこの相違点について
説明する。
をする。この第3の実施の形態は、基材側支持型20の
突出部20aから突出するドアトリムAの外縁部Aaと
なる基材10の裏面に沿って肉ぬすみ部18を形成して
同部分の肉厚を全長にわたり減少させた点が第1の実施
の形態と異なるのみであり、その他の構成は第1の実施
の形態と同じであるので、主としてこの相違点について
説明する。
【0021】第1の実施の形態と同様、基材側支持型2
0にドアトリムAを載せ、表皮側支持型21を下降させ
て両支持型20,21の間にドアトリムAを挟持した状
態でヒータ30のノズル31から加熱した空気をドアト
リムAの外縁部Aaに向けて噴出して、この外縁部Aa
を加熱軟化させる。次いで各油圧シリンダ27を作動さ
せて、巻込み治具26を図4(b) の矢印に示すように外
縁部Aaに向かって前進させれば、巻込み治具26の先
端は外縁部Aaの表面層17に当接してこれを押圧し、
基材側支持型20の突出部20aから突出して軟化され
ている外縁部Aaは、図4(b) に示すように基材10の
薄肉となった部分が内側となるように基材側支持型20
側に向けて折曲されて、折り重ねられた形状となる。
0にドアトリムAを載せ、表皮側支持型21を下降させ
て両支持型20,21の間にドアトリムAを挟持した状
態でヒータ30のノズル31から加熱した空気をドアト
リムAの外縁部Aaに向けて噴出して、この外縁部Aa
を加熱軟化させる。次いで各油圧シリンダ27を作動さ
せて、巻込み治具26を図4(b) の矢印に示すように外
縁部Aaに向かって前進させれば、巻込み治具26の先
端は外縁部Aaの表面層17に当接してこれを押圧し、
基材側支持型20の突出部20aから突出して軟化され
ている外縁部Aaは、図4(b) に示すように基材10の
薄肉となった部分が内側となるように基材側支持型20
側に向けて折曲されて、折り重ねられた形状となる。
【0022】この第3の実施の形態では、外縁部Aaと
なる基材10は裏面に肉ぬすみ部18が形成されて薄肉
となるので、熱容量が減少してヒータ30による加熱軟
化が速やかになると共に折曲後の外縁部Aaは曲げアー
ル半径が小さくなりまた厚さも減少される。従って、基
材10は表面から外縁部Aaの裏側まで表皮により覆わ
れるという上記各実施の形態の効果に加えて、加工サイ
クルが向上すると共にドアトリムの外縁部に引き締まっ
た感じを与えられるという効果も得られる。
なる基材10は裏面に肉ぬすみ部18が形成されて薄肉
となるので、熱容量が減少してヒータ30による加熱軟
化が速やかになると共に折曲後の外縁部Aaは曲げアー
ル半径が小さくなりまた厚さも減少される。従って、基
材10は表面から外縁部Aaの裏側まで表皮により覆わ
れるという上記各実施の形態の効果に加えて、加工サイ
クルが向上すると共にドアトリムの外縁部に引き締まっ
た感じを与えられるという効果も得られる。
【0023】上記各実施の形態では、基材10の右側だ
けを表側から外縁部の裏側まで表皮により覆うようにし
た場合の例を示したが、本発明は、基材10の左側も同
時に表側から外縁部の裏側まで表皮により覆うようにし
て実施することもできる。その場合は、外縁部Aaの折
曲後における基材側支持型20からの基材10の脱型を
可能にするために、基材側支持型20の左右に設ける各
突出部20aは内向きにスライド可能とし、各突出部2
0aを突出させた状態で外縁部Aaの折曲を行い、各突
出部20aを後退させて脱型をするようにすればよい。
なお、第3の実施の形態の場合は、このようなスライド
形式の突出部は必ずしも必要としない。
けを表側から外縁部の裏側まで表皮により覆うようにし
た場合の例を示したが、本発明は、基材10の左側も同
時に表側から外縁部の裏側まで表皮により覆うようにし
て実施することもできる。その場合は、外縁部Aaの折
曲後における基材側支持型20からの基材10の脱型を
可能にするために、基材側支持型20の左右に設ける各
突出部20aは内向きにスライド可能とし、各突出部2
0aを突出させた状態で外縁部Aaの折曲を行い、各突
出部20aを後退させて脱型をするようにすればよい。
なお、第3の実施の形態の場合は、このようなスライド
形式の突出部は必ずしも必要としない。
【0024】また上記各実施の形態では、外縁部Aaに
向けて加熱した空気を噴出するノズル31を有するヒー
タ30を使用しており、このようにすれば熱伝達係数が
向上するのでヒータ30によるドアトリムAの外縁部A
aの加熱は均一かつ速やかに行われ、外縁部Aaの曲げ
が均一に行われて品質が向上すると共に加工サイクルも
向上するという効果が得られる。しかし本発明はこのよ
うなヒータを用いたものに限られるものではなく、電熱
器などのヒータにより外縁部を加熱するようにして実施
してもよい。
向けて加熱した空気を噴出するノズル31を有するヒー
タ30を使用しており、このようにすれば熱伝達係数が
向上するのでヒータ30によるドアトリムAの外縁部A
aの加熱は均一かつ速やかに行われ、外縁部Aaの曲げ
が均一に行われて品質が向上すると共に加工サイクルも
向上するという効果が得られる。しかし本発明はこのよ
うなヒータを用いたものに限られるものではなく、電熱
器などのヒータにより外縁部を加熱するようにして実施
してもよい。
【0025】また上記各実施の形態では、基材10の表
面に固着される柔軟な発泡層16とこの発泡層16の上
面に固着された柔軟な表面層17よりなる表皮15を用
いたので、成形されたドアトリムAは表面の感触が柔軟
なものとなるという効果が得られる。しかし本発明はこ
のような表皮を用いたものに限られるものではなく、基
材は表面から外縁部の裏側まで緻密な単層の表皮により
覆うようにして実施してもよい。
面に固着される柔軟な発泡層16とこの発泡層16の上
面に固着された柔軟な表面層17よりなる表皮15を用
いたので、成形されたドアトリムAは表面の感触が柔軟
なものとなるという効果が得られる。しかし本発明はこ
のような表皮を用いたものに限られるものではなく、基
材は表面から外縁部の裏側まで緻密な単層の表皮により
覆うようにして実施してもよい。
【0026】なお上記各実施の形態では、基材側支持型
20と表皮側支持型21を上下に配置した例について説
明したが、本発明はこの両支持型を水平に対向するよう
に配置して実施することもできる。
20と表皮側支持型21を上下に配置した例について説
明したが、本発明はこの両支持型を水平に対向するよう
に配置して実施することもできる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、表皮は折曲された外縁
部の裏側まで引き伸ばされて回り込むので、基材は表面
から外縁部の裏側まで表皮により覆われる。また表皮は
基材の外縁部より突出する巻込み代が不要なので、その
分だけ表皮の素材の歩留まりを向上させることができ、
また接着剤も不要でその材料費及び換気のための設備が
不要なので製造コストを低下させることができる。
部の裏側まで引き伸ばされて回り込むので、基材は表面
から外縁部の裏側まで表皮により覆われる。また表皮は
基材の外縁部より突出する巻込み代が不要なので、その
分だけ表皮の素材の歩留まりを向上させることができ、
また接着剤も不要でその材料費及び換気のための設備が
不要なので製造コストを低下させることができる。
【0028】前項の発明において、表皮を基材の表面に
固着される柔軟な発泡層とこの発泡層の上面に固着され
た表面層よりなるものによれば、成形された積層体は表
面の感触が柔軟なものとなる。
固着される柔軟な発泡層とこの発泡層の上面に固着され
た表面層よりなるものによれば、成形された積層体は表
面の感触が柔軟なものとなる。
【0029】前2項の発明において、基材の外縁部とな
る部分の裏面に肉ぬすみ部を形成して同部分の肉厚を減
少させたものによれば、ヒータによる加熱軟化が速やか
になると共に折曲後の外縁部は曲げアール半径が小さく
なりまた厚さも減少されるので、加工サイクルが向上す
ると共に積層体の外縁部に引き締まった感じを与えるこ
とができる。
る部分の裏面に肉ぬすみ部を形成して同部分の肉厚を減
少させたものによれば、ヒータによる加熱軟化が速やか
になると共に折曲後の外縁部は曲げアール半径が小さく
なりまた厚さも減少されるので、加工サイクルが向上す
ると共に積層体の外縁部に引き締まった感じを与えるこ
とができる。
【0030】また前各項の発明において、ヒータを加熱
された空気を外縁部Aaに向けて噴出するノズルを備え
たものとすれば、ヒータによる外縁部の加熱は均一かつ
速やかに行われるので、外縁部の曲げが均一に行われて
品質が向上すると共に加工サイクルを向上させることが
できる。
された空気を外縁部Aaに向けて噴出するノズルを備え
たものとすれば、ヒータによる外縁部の加熱は均一かつ
速やかに行われるので、外縁部の曲げが均一に行われて
品質が向上すると共に加工サイクルを向上させることが
できる。
【図1】 本発明による積層体の製造方法の第1の実施
形態を説明する部分拡大断面図である。
形態を説明する部分拡大断面図である。
【図2】 本発明による積層体の製造方法の第2の実施
形態を説明する部分拡大断面図である。
形態を説明する部分拡大断面図である。
【図3】 図2に示す第2の実施の形態に使用する積層
体Aの素材の製造工程を示す断面図である。
体Aの素材の製造工程を示す断面図である。
【図4】 本発明による積層体の製造方法の第3の実施
形態を説明する部分拡大断面図である。
形態を説明する部分拡大断面図である。
【図5】 従来技術による基材を表側から外縁部の裏側
まで表皮により覆ってなる積層体の製造方法の一例を示
す断面である。
まで表皮により覆ってなる積層体の製造方法の一例を示
す断面である。
10…基材、15…表皮、16…発泡層、17…表面
層、18…肉ぬすみ部、20…基材側支持型、21…表
皮側支持型、26…巻込み治具、30…ヒータ、31…
ノズル、A…積層体(ドアトリム)、Aa…外縁部。
層、18…肉ぬすみ部、20…基材側支持型、21…表
皮側支持型、26…巻込み治具、30…ヒータ、31…
ノズル、A…積層体(ドアトリム)、Aa…外縁部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B29K 101:12 105:04 B29L 31:58 Fターム(参考) 3D023 BA01 BB08 BB09 BC00 BD03 BD08 BE04 BE06 BE14 BE31 4F100 AK01A AK01B AK01C AR00A AS00C BA03 BA07 BA10A BA10C BA26 DB07 DB08 DB12 DB16 DJ01B EA031 EC182 EH012 EJ283 EJ423 EJ953 GB08 GB33 GB81 JB16A JK01A JL00C JL02 4F209 AC03 AG03 AG20 AG23 AH23 NA03 NB01 NG05 NH07 NJ15 NJ22 NK07
Claims (5)
- 【請求項1】 剛性のある基材を外縁部の裏側まで表皮
により覆ってなる積層体を製造する方法において、熱可
塑性合成樹脂よりなる前記基材とこれを覆うようにその
表面に沿って一体的に設けられてそれから実質的に外向
きに突出しないように積層された前記表皮よりなる積層
体Aを形成し、この積層体をその外縁部が突出するよう
に基材側支持型に当接して表皮側支持型との間に挟持
し、ヒータにより加熱して軟化させた前記外縁部を前記
基材側が内側となるように前記基材側支持型側に向けて
折曲することを特徴とする積層体の製造方法。 - 【請求項2】 前記表皮は前記基材の表面に固着される
柔軟な発泡層とこの発泡層の上面に固着された表面層よ
りなるものである請求項1に記載の積層体の製造方法。 - 【請求項3】 前記基材はその前記外縁部となる部分の
裏面に肉ぬすみ部を形成して同部分の肉厚を減少させた
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の積層
体の製造方法。 - 【請求項4】 前記ヒータは、加熱された空気を前記外
縁部に向けて噴出するノズルを備えたことを特徴とする
請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の積層体の製造
方法。 - 【請求項5】 前記外縁部の折曲は、前記表皮側支持型
に設けられた巻込み治具により行うことを特徴とする請
求項1〜請求項4の何れか1項に記載の積層体の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11080187A JP2000272035A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 積層体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11080187A JP2000272035A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 積層体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000272035A true JP2000272035A (ja) | 2000-10-03 |
Family
ID=13711381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11080187A Pending JP2000272035A (ja) | 1999-03-24 | 1999-03-24 | 積層体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000272035A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10314055A1 (de) * | 2003-03-28 | 2004-10-07 | Volkswagen Ag | Verfahren zur Verbindung einer Trägerschicht mit einer Dekorschicht |
CN113382840A (zh) * | 2020-01-07 | 2021-09-10 | 丰田铁工株式会社 | 带表层部件的制造装置以及制造方法 |
-
1999
- 1999-03-24 JP JP11080187A patent/JP2000272035A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10314055A1 (de) * | 2003-03-28 | 2004-10-07 | Volkswagen Ag | Verfahren zur Verbindung einer Trägerschicht mit einer Dekorschicht |
CN113382840A (zh) * | 2020-01-07 | 2021-09-10 | 丰田铁工株式会社 | 带表层部件的制造装置以及制造方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041018 |