JP2000270483A - 組電池の充電状態制御装置 - Google Patents
組電池の充電状態制御装置Info
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- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 充電エネルギーの無駄な消費を避け、小型か
つ低コストで、単電池の過充電のみならず過放電も防止
する。 【解決手段】 制御回路4はスイッチ回路5Aを作動さ
せて、コンデンサ7Aを介して各グループ電池1A中の
最も充電レベルの高い単電池2Aから充電レベルの最も
低い単電池2Cへ電荷を移動させて各グループ電池1A
内の単電池2A〜2Dの充電状態を均一化する。同時
に、スイッチ回路5A,5B,5C,6AB,6BC,
6CAを作動させて、コンデンサ7A,7B,7Cを介
して最も充電レベルの高いグループ電池1A内の最も充
電レベルの高い単電池2Aからこの時点で最も充電レベ
ルの低いグループ電池1C内の最も充電レベルの低い単
電池2Mへ電荷を移動させてグループ電池1A,1C間
の充電状態を均一化する。
つ低コストで、単電池の過充電のみならず過放電も防止
する。 【解決手段】 制御回路4はスイッチ回路5Aを作動さ
せて、コンデンサ7Aを介して各グループ電池1A中の
最も充電レベルの高い単電池2Aから充電レベルの最も
低い単電池2Cへ電荷を移動させて各グループ電池1A
内の単電池2A〜2Dの充電状態を均一化する。同時
に、スイッチ回路5A,5B,5C,6AB,6BC,
6CAを作動させて、コンデンサ7A,7B,7Cを介
して最も充電レベルの高いグループ電池1A内の最も充
電レベルの高い単電池2Aからこの時点で最も充電レベ
ルの低いグループ電池1C内の最も充電レベルの低い単
電池2Mへ電荷を移動させてグループ電池1A,1C間
の充電状態を均一化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は組電池の充電状態制
御装置に関し、特に、組電池を構成する各単電池の、容
量のバラツキによる過充電や過放電を生じることなく、
組電池の充電および放電を効率的に行うことができる充
電状態制御装置に関するものである。
御装置に関し、特に、組電池を構成する各単電池の、容
量のバラツキによる過充電や過放電を生じることなく、
組電池の充電および放電を効率的に行うことができる充
電状態制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気自動車等の開発が精力的に行
われるようになり、これに使用される二次電池として、
小型で大容量のリチウムイオン電池等が注目されてい
る。このような二次電池を電気自動車等の電源として使
用する場合には通常、単電池を複数直列に接続して組電
池とすることにより所望の電圧値を得ている。しかし、
リチウムイオン電池等は製造時やその後の使用履歴等に
よって容量にバラツキを生じやすく、組電池を一体とし
て充電あるいは放電させると、容量の小さい単電池が過
充電あるいは過放電となって性能低下を招くという問題
があった。
われるようになり、これに使用される二次電池として、
小型で大容量のリチウムイオン電池等が注目されてい
る。このような二次電池を電気自動車等の電源として使
用する場合には通常、単電池を複数直列に接続して組電
池とすることにより所望の電圧値を得ている。しかし、
リチウムイオン電池等は製造時やその後の使用履歴等に
よって容量にバラツキを生じやすく、組電池を一体とし
て充電あるいは放電させると、容量の小さい単電池が過
充電あるいは過放電となって性能低下を招くという問題
があった。
【0003】そこで、例えば特開平5−64377号公
報では、各単電池の端子電圧よりその充電状態を検出
し、単電池のうち少なくとも一つが満充電になった場合
には組電池への充電を停止するようにした充電装置が提
案されている。しかし、この充電装置では、容量の小さ
い単電池によって組電池全体の充電が制限されるため
に、容量の大きい他の単電池が十分に充電されず、充電
能力が十分に生かされないという問題がある。
報では、各単電池の端子電圧よりその充電状態を検出
し、単電池のうち少なくとも一つが満充電になった場合
には組電池への充電を停止するようにした充電装置が提
案されている。しかし、この充電装置では、容量の小さ
い単電池によって組電池全体の充電が制限されるため
に、容量の大きい他の単電池が十分に充電されず、充電
能力が十分に生かされないという問題がある。
【0004】そこで、例えば特開平8−213055号
公報に記載の充電装置では、各単電池に並列に分流回路
を設け、単電池の一つが満充電になると、これを迂回す
るように分流回路に充電電流を流して、他の単電池への
充電を続行できるようにしている。しかし、この充電装
置では、充電電流の一部を迂回させるための分流回路内
に設けた抵抗で充電エネルギーが無駄に消費されるとい
う問題がある。
公報に記載の充電装置では、各単電池に並列に分流回路
を設け、単電池の一つが満充電になると、これを迂回す
るように分流回路に充電電流を流して、他の単電池への
充電を続行できるようにしている。しかし、この充電装
置では、充電電流の一部を迂回させるための分流回路内
に設けた抵抗で充電エネルギーが無駄に消費されるとい
う問題がある。
【0005】一方、特開平7−335266号公報に
は、各単電池にスイッチング回路を介してそれぞれ補充
電電池を接続し、単電池が過充電間近になった場合には
当該単電池に補充電電池を接続して過充電を防止するよ
うにした充電装置が提案されている。しかし、この充電
装置では、補充電電池が各単電池にそれぞれ設けられる
から、装置全体の大型化とコストアップが避けられない
という問題がある。
は、各単電池にスイッチング回路を介してそれぞれ補充
電電池を接続し、単電池が過充電間近になった場合には
当該単電池に補充電電池を接続して過充電を防止するよ
うにした充電装置が提案されている。しかし、この充電
装置では、補充電電池が各単電池にそれぞれ設けられる
から、装置全体の大型化とコストアップが避けられない
という問題がある。
【0006】なお、組電池の放電が進行すると、前述し
たように最も容量の小さい単電池が過放電を生じるおそ
れがあるが、上記各公報に記載の従来の充電装置には、
これの解決を示唆するところはない。
たように最も容量の小さい単電池が過放電を生じるおそ
れがあるが、上記各公報に記載の従来の充電装置には、
これの解決を示唆するところはない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、以
上の問題点を解決しようとするもので、充電エネルギー
の無駄な消費を避けることができるとともに、小型かつ
低コストで、しかも単電池の過充電のみならず過放電を
も防止して、組電池の効率的な充電並びに放電を可能と
した組電池の充電状態制御装置を提供することを課題と
する。
上の問題点を解決しようとするもので、充電エネルギー
の無駄な消費を避けることができるとともに、小型かつ
低コストで、しかも単電池の過充電のみならず過放電を
も防止して、組電池の効率的な充電並びに放電を可能と
した組電池の充電状態制御装置を提供することを課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明では、それぞれ複数の単電池(2A〜2
D,2E〜2H)より構成され互いに直列に接続されて
組電池(CB)を構成する複数のグループ電池(1A,
1B)を具備し、各グループ電池(1A,1B)は、直
列に接続された複数の単電池(2A〜2D,2E〜2
H)と、補助充放電器(7A,7B)と、各単電池(2
A〜2H)の充電状態を検出する第1の充電状態検出手
段(3A〜3H)と、最も充電レベルの高い単電池、な
いし当該最も充電レベルの高い単電池を含みこれに隣接
する1個以上の適当数の単電池を第1の直列電池群(2
A,2Bと2E,2F)として選択して、当該第1の直
列電池群を補助充放電器(7A,7B)に並列に接続し
た後、この時点で最も充電レベルの低い単電池(2C,
2G)、ないし当該充電レベルの最も低い単電池を含み
前記第1の直列電池群よりも少ない数の隣接する単電池
を第2の直列電池群として選択して、充電レベルの最も
低い単電池(2C,2G)ないし第2の直列電池群を補
助充放電器(7A,7B)に並列に接続する切換動作を
繰り返す第1の切換接続手段(5A,5B)とを具備
し、かつ、各グループ電池(1A,1B)の充電状態を
検出する第2の充電状態検出手段(4)と、最も充電レ
ベルの高いグループ電池(1A)内で最も充電レベルの
高い単電池、ないし当該最も充電レベルの高い単電池を
含みこれに隣接する1個以上の適当数の単電池を第3の
直列電池群(2A,2B)として選択して、上記最も充
電レベルの高い単電池ないし第3の直列電池群を上記最
も充電レベルの高いグループ電池(1A)の補助充放電
器(7A)に並列に接続した後、この時点で最も充電レ
ベルの低いグループ電池(1B)の補助充放電器(7
B)に上記最も充電レベルの高いグループ電池(1A)
の補助充放電器(7A)を接続し、その後、上記最も充
電レベルの低いグループ電池(1B)内の、この時点で
最も充電レベルの低い単電池(2E)、ないし最も充電
レベルの低い単電池を含み上記第3の直列電池群よりも
少ない数の隣接する単電池を第4の直列電池群として選
択して、上記充電レベルの最も低い単電池(2E)ない
し第4の直列電池群を上記最も充電レベルの低いグルー
プ電池(1B)の補助充放電器(7B)に並列に接続す
る切換動作を繰り返す第2の切換接続手段(5A,5
B,6AB)とを具備している。
め、本第1発明では、それぞれ複数の単電池(2A〜2
D,2E〜2H)より構成され互いに直列に接続されて
組電池(CB)を構成する複数のグループ電池(1A,
1B)を具備し、各グループ電池(1A,1B)は、直
列に接続された複数の単電池(2A〜2D,2E〜2
H)と、補助充放電器(7A,7B)と、各単電池(2
A〜2H)の充電状態を検出する第1の充電状態検出手
段(3A〜3H)と、最も充電レベルの高い単電池、な
いし当該最も充電レベルの高い単電池を含みこれに隣接
する1個以上の適当数の単電池を第1の直列電池群(2
A,2Bと2E,2F)として選択して、当該第1の直
列電池群を補助充放電器(7A,7B)に並列に接続し
た後、この時点で最も充電レベルの低い単電池(2C,
2G)、ないし当該充電レベルの最も低い単電池を含み
前記第1の直列電池群よりも少ない数の隣接する単電池
を第2の直列電池群として選択して、充電レベルの最も
低い単電池(2C,2G)ないし第2の直列電池群を補
助充放電器(7A,7B)に並列に接続する切換動作を
繰り返す第1の切換接続手段(5A,5B)とを具備
し、かつ、各グループ電池(1A,1B)の充電状態を
検出する第2の充電状態検出手段(4)と、最も充電レ
ベルの高いグループ電池(1A)内で最も充電レベルの
高い単電池、ないし当該最も充電レベルの高い単電池を
含みこれに隣接する1個以上の適当数の単電池を第3の
直列電池群(2A,2B)として選択して、上記最も充
電レベルの高い単電池ないし第3の直列電池群を上記最
も充電レベルの高いグループ電池(1A)の補助充放電
器(7A)に並列に接続した後、この時点で最も充電レ
ベルの低いグループ電池(1B)の補助充放電器(7
B)に上記最も充電レベルの高いグループ電池(1A)
の補助充放電器(7A)を接続し、その後、上記最も充
電レベルの低いグループ電池(1B)内の、この時点で
最も充電レベルの低い単電池(2E)、ないし最も充電
レベルの低い単電池を含み上記第3の直列電池群よりも
少ない数の隣接する単電池を第4の直列電池群として選
択して、上記充電レベルの最も低い単電池(2E)ない
し第4の直列電池群を上記最も充電レベルの低いグルー
プ電池(1B)の補助充放電器(7B)に並列に接続す
る切換動作を繰り返す第2の切換接続手段(5A,5
B,6AB)とを具備している。
【0009】本第1発明で、各グループ電池内におい
て、最も充電レベルの高い単電池を含む第1の直列電池
群が補助充放電器に接続されると、第1の直列電池群か
ら補助充放電器へ電流が供給されて最も充電レベルの高
い単電池の電圧が低下する。その後、この時点で充電レ
ベルの最も低い単電池を含み上記第1の直列電池群より
も少ない数の第2の直列電池群が補助充放電器に接続さ
れると、補助充放電器の電流が第2の直列電池群へ放電
供給され、第2の直列電池群が充電される。他の単電池
の充電レベルが最も高くなると、当該他の単電池を含む
新たな第1の直列電池群と補助充放電器との間で同様の
動作が行われて次々に充電レベルが低下させられるとと
もに、補助充放電器から第2の直列電池群へ充電がなさ
れて各単電池の充電レベルが上昇させられ、グループ電
池内の単電池の充電状態が常に均一化される。そして、
グループ電池間で充電状態が不均一であると、最も充電
レベルの高いグループ電池内で最も充電レベルの高い単
電池を含む第3の直列電池群が補助充放電器に接続さ
れ、第3の直列電池群から補助充放電器へ電流が供給さ
れて最も充電レベルの高い単電池の電圧が低下する。続
いて上記補助充放電器が最も充電レベルの低いグループ
電池の補助充放電器に接続されて電荷が移行させられ、
その後、上記最も充電レベルの低いグループ電池内の、
この時点で充電レベルの最も低い単電池を含む第4の直
列電池群が補助充放電器に接続されて、補助充放電器の
電流が第4の直列電池群へ効率的に放電供給され、第4
の直列電池群が充電される。他のグループ電池の充電レ
ベルが最も高くなると、当該グループ電池内の新たな第
3の直列電池群と補助充放電器との間で同様の動作が行
われて次々に充電レベルが低下させられるとともに、補
助充放電器から最も充電レベルの低いグループ電池内の
第4の直列電池群へ充電がなされてその充電レベルが上
昇させられ、この結果、グループ電池間の充電状態が常
に均一化される。本第1発明においては、各グループ電
池間の充電状態の平衡化と同時に、それぞれ各グループ
電池に属する単電池の充電状態の均一化が並行して行な
われるから充電状態の迅速な均一化が可能であり、充放
電時の組電池の全体容量が効率的に利用されるとともに
単電池の過充電や過放電も未然に防止される。
て、最も充電レベルの高い単電池を含む第1の直列電池
群が補助充放電器に接続されると、第1の直列電池群か
ら補助充放電器へ電流が供給されて最も充電レベルの高
い単電池の電圧が低下する。その後、この時点で充電レ
ベルの最も低い単電池を含み上記第1の直列電池群より
も少ない数の第2の直列電池群が補助充放電器に接続さ
れると、補助充放電器の電流が第2の直列電池群へ放電
供給され、第2の直列電池群が充電される。他の単電池
の充電レベルが最も高くなると、当該他の単電池を含む
新たな第1の直列電池群と補助充放電器との間で同様の
動作が行われて次々に充電レベルが低下させられるとと
もに、補助充放電器から第2の直列電池群へ充電がなさ
れて各単電池の充電レベルが上昇させられ、グループ電
池内の単電池の充電状態が常に均一化される。そして、
グループ電池間で充電状態が不均一であると、最も充電
レベルの高いグループ電池内で最も充電レベルの高い単
電池を含む第3の直列電池群が補助充放電器に接続さ
れ、第3の直列電池群から補助充放電器へ電流が供給さ
れて最も充電レベルの高い単電池の電圧が低下する。続
いて上記補助充放電器が最も充電レベルの低いグループ
電池の補助充放電器に接続されて電荷が移行させられ、
その後、上記最も充電レベルの低いグループ電池内の、
この時点で充電レベルの最も低い単電池を含む第4の直
列電池群が補助充放電器に接続されて、補助充放電器の
電流が第4の直列電池群へ効率的に放電供給され、第4
の直列電池群が充電される。他のグループ電池の充電レ
ベルが最も高くなると、当該グループ電池内の新たな第
3の直列電池群と補助充放電器との間で同様の動作が行
われて次々に充電レベルが低下させられるとともに、補
助充放電器から最も充電レベルの低いグループ電池内の
第4の直列電池群へ充電がなされてその充電レベルが上
昇させられ、この結果、グループ電池間の充電状態が常
に均一化される。本第1発明においては、各グループ電
池間の充電状態の平衡化と同時に、それぞれ各グループ
電池に属する単電池の充電状態の均一化が並行して行な
われるから充電状態の迅速な均一化が可能であり、充放
電時の組電池の全体容量が効率的に利用されるとともに
単電池の過充電や過放電も未然に防止される。
【0010】本第2発明では、それぞれ複数の単電池
(2A〜2J,2E〜2H)より構成され互いに直列に
接続されて組電池(CB)を構成する複数のグループ電
池(1A,1B)を具備し、各グループ電池(1A,1
B)は、直列に接続された複数の単電池(2A〜2J,
2E〜2H)と、補助充放電器(7A,7B)と、各単
電池(2A〜2J)の充電状態を検出する第1の充電状
態検出手段(3A〜3J)と、最も充電レベルの高い単
電池、ないし当該最も充電レベルの高い単電池を含みこ
れに隣接する1個以上の適当数の単電池を第1の直列電
池群(2A,2Bと2E,2F)として選択して、当該
第1の直列電池群を補助充放電器(7A,7B)に並列
に接続した後、この時点で最も充電レベルの低い単電池
(2C,2G)、ないし当該最も充電レベルの低い単電
池を含み前記第1の直列電池群よりも少ない数の隣接す
る単電池を第2の直列電池群として選択して、上記最も
充電レベルの低い単電池(2C,2G)ないし第2の直
列電池群を補助充放電器(7A,7B)に並列に接続す
る切換動作を繰り返す第1の切換接続手段(5A,5
B)とを具備し、かつ、各グループ電池(1A,1B)
の充電状態を検出する第2の充電状態検出手段(4)
と、隣接するグループ電池(1A,1B)のうちで相対
的に充電レベルの高いグループ電池(1A)内で最も充
電レベルの高い単電池、ないし当該最も充電レベルの高
い単電池を含みこれに隣接する1個以上の適当数の単電
池を第3の直列電池群(2A,2B)として選択して、
上記最も充電レベルの高い単電池ないし上記第3の直列
電池群を上記相対的に充電レベルの高いグループ電池
(1A)の補助充放電器(7A)に並列に接続した後、
上記隣接するグループ電池のうちの一のグループ電池
(1A)内で他のグループ電池(1B)に隣接する単電
池ないし当該単電池を含みこれに隣接する1個以上の単
電池を第5の直列電池群(2I,2J)として選択する
とともに、これらのうちで最も充電レベルの低い単電池
(2I)、ないし当該最も充電レベルの低い単電池を含
み上記第3の直列電池群より少ない数の隣接する単電池
を第4の直列電池群として選択して、上記最も充電レベ
ルの低い単電池(2I)ないし第4の直列電池群を上記
相対的に充電レベルの高いグループ電池(1A)の補助
充放電器(7A)に並列接続し、その後、上記単電池な
いし第5の直列電池群(2I,2J)を上記相対的に充
電レベルの低いグループ電池(1B)の補助充放電器
(7B)に並列に接続し、さらにその後、上記相対的に
充電レベルの低いグループ電池(1B)内でこの時点で
充電レベルの最も低い単電池(2E)、ないし当該充電
レベルの最も低い単電池(2E)を含み上記第5の直列
電池群(2I,2J)よりも少ない数の隣接する単電池
を第6の直列電池群として選択して、上記充電レベルの
最も低い単電池(2E)ないし第6の直列電池群を上記
相対的に充電レベルの低いグループ電池(1B)の補助
充放電器(7B)に並列に接続する切換動作を繰り返す
第2の切換接続手段(5A,5B)とを具備している。
(2A〜2J,2E〜2H)より構成され互いに直列に
接続されて組電池(CB)を構成する複数のグループ電
池(1A,1B)を具備し、各グループ電池(1A,1
B)は、直列に接続された複数の単電池(2A〜2J,
2E〜2H)と、補助充放電器(7A,7B)と、各単
電池(2A〜2J)の充電状態を検出する第1の充電状
態検出手段(3A〜3J)と、最も充電レベルの高い単
電池、ないし当該最も充電レベルの高い単電池を含みこ
れに隣接する1個以上の適当数の単電池を第1の直列電
池群(2A,2Bと2E,2F)として選択して、当該
第1の直列電池群を補助充放電器(7A,7B)に並列
に接続した後、この時点で最も充電レベルの低い単電池
(2C,2G)、ないし当該最も充電レベルの低い単電
池を含み前記第1の直列電池群よりも少ない数の隣接す
る単電池を第2の直列電池群として選択して、上記最も
充電レベルの低い単電池(2C,2G)ないし第2の直
列電池群を補助充放電器(7A,7B)に並列に接続す
る切換動作を繰り返す第1の切換接続手段(5A,5
B)とを具備し、かつ、各グループ電池(1A,1B)
の充電状態を検出する第2の充電状態検出手段(4)
と、隣接するグループ電池(1A,1B)のうちで相対
的に充電レベルの高いグループ電池(1A)内で最も充
電レベルの高い単電池、ないし当該最も充電レベルの高
い単電池を含みこれに隣接する1個以上の適当数の単電
池を第3の直列電池群(2A,2B)として選択して、
上記最も充電レベルの高い単電池ないし上記第3の直列
電池群を上記相対的に充電レベルの高いグループ電池
(1A)の補助充放電器(7A)に並列に接続した後、
上記隣接するグループ電池のうちの一のグループ電池
(1A)内で他のグループ電池(1B)に隣接する単電
池ないし当該単電池を含みこれに隣接する1個以上の単
電池を第5の直列電池群(2I,2J)として選択する
とともに、これらのうちで最も充電レベルの低い単電池
(2I)、ないし当該最も充電レベルの低い単電池を含
み上記第3の直列電池群より少ない数の隣接する単電池
を第4の直列電池群として選択して、上記最も充電レベ
ルの低い単電池(2I)ないし第4の直列電池群を上記
相対的に充電レベルの高いグループ電池(1A)の補助
充放電器(7A)に並列接続し、その後、上記単電池な
いし第5の直列電池群(2I,2J)を上記相対的に充
電レベルの低いグループ電池(1B)の補助充放電器
(7B)に並列に接続し、さらにその後、上記相対的に
充電レベルの低いグループ電池(1B)内でこの時点で
充電レベルの最も低い単電池(2E)、ないし当該充電
レベルの最も低い単電池(2E)を含み上記第5の直列
電池群(2I,2J)よりも少ない数の隣接する単電池
を第6の直列電池群として選択して、上記充電レベルの
最も低い単電池(2E)ないし第6の直列電池群を上記
相対的に充電レベルの低いグループ電池(1B)の補助
充放電器(7B)に並列に接続する切換動作を繰り返す
第2の切換接続手段(5A,5B)とを具備している。
【0011】本第2発明においては、本第1発明におけ
ると同様の作用によって第1の直列電池群から第2の直
列電池群へ電荷が移行させられて各グループ電池内で単
電池の充電状態の均一化が同時並行的に行なわれるとと
もに、第4および第5の直列電池群を介して第3の直列
電池群から第6の直列電池群へ電荷が移行させられて各
グループ電池間の充電状態の均一化が行なわれ、本第1
発明と同一の効果が得られる。特に、本第2発明ではグ
ループ電池間の電荷移動を補助充放電器により直接行わ
ず、第4、第5の直列電池群を介して行うので、切換接
続手段をすべて必要耐圧の低いFET(電界効果トラン
ジスタ)スイッチで構成することができ、その小型化と
コスト低減が図られるという効果がある。
ると同様の作用によって第1の直列電池群から第2の直
列電池群へ電荷が移行させられて各グループ電池内で単
電池の充電状態の均一化が同時並行的に行なわれるとと
もに、第4および第5の直列電池群を介して第3の直列
電池群から第6の直列電池群へ電荷が移行させられて各
グループ電池間の充電状態の均一化が行なわれ、本第1
発明と同一の効果が得られる。特に、本第2発明ではグ
ループ電池間の電荷移動を補助充放電器により直接行わ
ず、第4、第5の直列電池群を介して行うので、切換接
続手段をすべて必要耐圧の低いFET(電界効果トラン
ジスタ)スイッチで構成することができ、その小型化と
コスト低減が図られるという効果がある。
【0012】本第3発明では、それぞれ複数の単電池
(2A〜2D,2I,2Jと2E〜2H,2I,2J)
より構成され、互いに1個以上の単電池(2I,2J)
を共有しつつ互いに直列に接続されて組電池(CB)を
構成する複数のグループ電池(1A,1B)を具備し、
各グループ電池(1A,1B)は、直列に接続された複
数の単電池(2A〜2D,2I,2Jと2E〜2H,2
I,2J)と、補助充放電器(7A,7B)と、各単電
池(2A〜2J)の充電状態を検出する充電状態検出手
段(3A〜3J)と、最も充電レベルの高い単電池、な
いし当該最も充電レベルの高い単電池を含みこれに隣接
する1個以上の適当数の単電池を第1の直列電池群(1
A,1Bと2E,2F)として選択して、当該第1の直
列電池群を補助充放電器(7A,7B)に並列に接続し
た後、この時点で最も充電レベルの低い単電池(2C,
2G)、ないし当該最も充電レベルの低い単電池を含み
上記第1の直列電池群よりも少ない数の隣接する単電池
を第2の直列電池群として選択して、上記充電レベルの
最も低い単電池(2C,2G)ないし第2の直列電池群
を補助充放電器(7A,7B)に並列に接続する切換動
作を繰り返す切換接続手段(5A,5B)とを具備して
いる。
(2A〜2D,2I,2Jと2E〜2H,2I,2J)
より構成され、互いに1個以上の単電池(2I,2J)
を共有しつつ互いに直列に接続されて組電池(CB)を
構成する複数のグループ電池(1A,1B)を具備し、
各グループ電池(1A,1B)は、直列に接続された複
数の単電池(2A〜2D,2I,2Jと2E〜2H,2
I,2J)と、補助充放電器(7A,7B)と、各単電
池(2A〜2J)の充電状態を検出する充電状態検出手
段(3A〜3J)と、最も充電レベルの高い単電池、な
いし当該最も充電レベルの高い単電池を含みこれに隣接
する1個以上の適当数の単電池を第1の直列電池群(1
A,1Bと2E,2F)として選択して、当該第1の直
列電池群を補助充放電器(7A,7B)に並列に接続し
た後、この時点で最も充電レベルの低い単電池(2C,
2G)、ないし当該最も充電レベルの低い単電池を含み
上記第1の直列電池群よりも少ない数の隣接する単電池
を第2の直列電池群として選択して、上記充電レベルの
最も低い単電池(2C,2G)ないし第2の直列電池群
を補助充放電器(7A,7B)に並列に接続する切換動
作を繰り返す切換接続手段(5A,5B)とを具備して
いる。
【0013】本第3発明において、各グループ電池内に
おいて、最も充電レベルの高い単電池を含む第1の直列
電池群が補助充放電器に接続されると、第1の直列電池
群から補助充放電器へ電流が供給されて最も充電レベル
の高い単電池の電圧が低下する。その後、この時点で充
電レベルの最も低い単電池を含み上記第1の直列電池群
よりも少ない数の第2の直列電池群が補助充放電器に接
続されると、補助充放電器の電荷が第2の直列電池群へ
放電供給され、第2の直列電池群が充電される。他の単
電池の充電レベルが最も高くなると、当該他の単電池を
含む新たな第1の直列電池群と補助充放電器との間で同
様の動作が行われて次々に充電レベルが低下させられる
とともに、補助充放電器から第2の直列電池群へ充電が
なされて各単電池の充電レベルが上昇させられ、グルー
プ電池内の単電池の充電状態が常に均一化される。この
時、本発明では隣接するグループ電池間で一個以上の単
電池を共有しているから、上述した各グループ電池内の
単電池間での充放電による電荷のやり取りは互いに隣接
するグループ電池にも波及し、これによって、グループ
電池間の充電状態の均一化も同時に行なわれる。
おいて、最も充電レベルの高い単電池を含む第1の直列
電池群が補助充放電器に接続されると、第1の直列電池
群から補助充放電器へ電流が供給されて最も充電レベル
の高い単電池の電圧が低下する。その後、この時点で充
電レベルの最も低い単電池を含み上記第1の直列電池群
よりも少ない数の第2の直列電池群が補助充放電器に接
続されると、補助充放電器の電荷が第2の直列電池群へ
放電供給され、第2の直列電池群が充電される。他の単
電池の充電レベルが最も高くなると、当該他の単電池を
含む新たな第1の直列電池群と補助充放電器との間で同
様の動作が行われて次々に充電レベルが低下させられる
とともに、補助充放電器から第2の直列電池群へ充電が
なされて各単電池の充電レベルが上昇させられ、グルー
プ電池内の単電池の充電状態が常に均一化される。この
時、本発明では隣接するグループ電池間で一個以上の単
電池を共有しているから、上述した各グループ電池内の
単電池間での充放電による電荷のやり取りは互いに隣接
するグループ電池にも波及し、これによって、グループ
電池間の充電状態の均一化も同時に行なわれる。
【0014】なお、上記カッコ内の符号は、後述する実
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1には充電状
態制御装置の全体構成を示す。充電状態制御装置は複数
(本実施形態では3つ)のグループ電池1A,1B,1
Cを直列に接続した組電池CBを有し、各グループ電池
1A,1B,1Cは複数(本実施形態では4つ)の、リ
チウムイオン電池等の単電池2A,2B,2C,2Dと
2E,2F,2G,2Hと2M,2N,2O,2Pを直
列接続して構成されている。組電池CBからは充放電線
Lが延び、組電池CBを充電する場合には図略の充電電
源から充放電線Lに電流が供給され、一方、組電池CB
が放電する場合には、充放電線Lから図略の負荷へ電流
が供給される。
態制御装置の全体構成を示す。充電状態制御装置は複数
(本実施形態では3つ)のグループ電池1A,1B,1
Cを直列に接続した組電池CBを有し、各グループ電池
1A,1B,1Cは複数(本実施形態では4つ)の、リ
チウムイオン電池等の単電池2A,2B,2C,2Dと
2E,2F,2G,2Hと2M,2N,2O,2Pを直
列接続して構成されている。組電池CBからは充放電線
Lが延び、組電池CBを充電する場合には図略の充電電
源から充放電線Lに電流が供給され、一方、組電池CB
が放電する場合には、充放電線Lから図略の負荷へ電流
が供給される。
【0016】各単電池2A〜2H,2M〜2Pには電圧
計3A,3B,3C,…,3H,3M〜3Pが並列に接
続され、各電圧計3A〜3Pからの電圧信号は制御回路
4に入力している。リチウムイオン電池等では電池の充
電状態と電池電圧がほぼ比例関係にあるから、上記電圧
信号によって制御回路4は各単電池2A〜2Pの充電状
態を簡易かつ正確に知ることができる。もちろん、電圧
計以外によって充電状態を知ることも可能である。各グ
ループ電池1A〜1Cに対応して補助充放電器としての
コンデンサ7A〜7Cが設けられ、コンデンサ7A〜7
Cと各グループ電池1A〜1Cとの間には切換接続手段
たるスイッチング回路5A〜5Cが介設されている。各
スイッチング回路5A〜5Cは制御回路4からの信号に
よって後述のように切換作動させられて、単電池単体あ
るいは互いに隣接する適当数の単電池よりなる直列電池
群を選択してコンデンサ7A〜7Cに切換え接続する。
なお、コンデンサの容量は数千〜一万μF程度である。
また、コンデンサ7A〜7C間には切換接続手段たるス
イッチング回路6AB,6BC,6CAが介設されて、
制御回路4からの信号によって後述のように切換作動さ
せられる。
計3A,3B,3C,…,3H,3M〜3Pが並列に接
続され、各電圧計3A〜3Pからの電圧信号は制御回路
4に入力している。リチウムイオン電池等では電池の充
電状態と電池電圧がほぼ比例関係にあるから、上記電圧
信号によって制御回路4は各単電池2A〜2Pの充電状
態を簡易かつ正確に知ることができる。もちろん、電圧
計以外によって充電状態を知ることも可能である。各グ
ループ電池1A〜1Cに対応して補助充放電器としての
コンデンサ7A〜7Cが設けられ、コンデンサ7A〜7
Cと各グループ電池1A〜1Cとの間には切換接続手段
たるスイッチング回路5A〜5Cが介設されている。各
スイッチング回路5A〜5Cは制御回路4からの信号に
よって後述のように切換作動させられて、単電池単体あ
るいは互いに隣接する適当数の単電池よりなる直列電池
群を選択してコンデンサ7A〜7Cに切換え接続する。
なお、コンデンサの容量は数千〜一万μF程度である。
また、コンデンサ7A〜7C間には切換接続手段たるス
イッチング回路6AB,6BC,6CAが介設されて、
制御回路4からの信号によって後述のように切換作動さ
せられる。
【0017】各スイッチング回路5A〜5Cは、各単電
池2A〜2D,2E〜2H,2M〜2Pの正極とコンデ
ンサ7A,7B,7Cの正極を結ぶスイッチ51A〜5
1D,51E〜51H,51M〜51Pと、各単電池2
A〜2D,2E〜2H,2M〜2Pの負極とコンデンサ
7A,7B,7Cの負極を結ぶスイッチ52A〜52
D,52E〜52H,52M〜52Pとで構成されてい
る。また、スイッチング回路6AB〜6CAはそれぞれ
コンデンサ7A〜7Cの正極同士を結ぶスイッチ61A
〜61Cと、コンデンサ7A〜7Cの負極同士を結ぶス
イッチ62A〜62Cとで構成されている。これらスイ
ッチ51A〜51P,52A〜52P,61A〜61
C,62A〜62Cとしては例えばFETスイッチが好
適に使用できる。
池2A〜2D,2E〜2H,2M〜2Pの正極とコンデ
ンサ7A,7B,7Cの正極を結ぶスイッチ51A〜5
1D,51E〜51H,51M〜51Pと、各単電池2
A〜2D,2E〜2H,2M〜2Pの負極とコンデンサ
7A,7B,7Cの負極を結ぶスイッチ52A〜52
D,52E〜52H,52M〜52Pとで構成されてい
る。また、スイッチング回路6AB〜6CAはそれぞれ
コンデンサ7A〜7Cの正極同士を結ぶスイッチ61A
〜61Cと、コンデンサ7A〜7Cの負極同士を結ぶス
イッチ62A〜62Cとで構成されている。これらスイ
ッチ51A〜51P,52A〜52P,61A〜61
C,62A〜62Cとしては例えばFETスイッチが好
適に使用できる。
【0018】このような構成の充放電装置の作動を、制
御回路4内のCPUの処理手順を示す図2〜図4のフロ
ーチャートを参照して以下に説明する。図2において、
ステップ100で、各グループ電池1A〜1C内の単電
池の充電状態の均一化が行われる。これは各グループ電
池1A〜1C毎に、これらグループ電池1A〜1Cを構
成する単電池2A〜2D,2E〜2H,2M〜2P間の
充電状態の不均一を解消するもので、その詳細を図3に
示す。
御回路4内のCPUの処理手順を示す図2〜図4のフロ
ーチャートを参照して以下に説明する。図2において、
ステップ100で、各グループ電池1A〜1C内の単電
池の充電状態の均一化が行われる。これは各グループ電
池1A〜1C毎に、これらグループ電池1A〜1Cを構
成する単電池2A〜2D,2E〜2H,2M〜2P間の
充電状態の不均一を解消するもので、その詳細を図3に
示す。
【0019】図3において、各グループ電池1A〜1C
を構成する単電池2A〜2D,2E〜2H,2M〜2P
のうち各グループ電池内で最も充電レベルの高い単電池
とこれに隣接する1個以上の適当数の単電池を第1の直
列電池群として選択して(ステップ101)、この第1
の直列電池群をスイッチング回路5A〜5Cによってそ
れぞれコンデンサ7A〜7Cに並列に接続する(ステッ
プ102)。なお、各単電池の充電レベルは既述のよう
に、これら単電池2A〜2Pに並列接続された電圧計3
A〜3Pの値から知ることができる。一定時間経過後に
(ステップ103)、ステップ104で単電池2A〜2
D,2E〜2H,2M〜2Pのうち各グループ電池内で
充電レベルが最も低い単電池、ないし当該充電レベルが
最も低い単電池を含み上記第1の直列電池群よりも少な
い数の隣接する単電池を第2の直列電池群として選択し
て(ステップ104)、充電レベルが最も低い単電池な
いし第2の直列電池群をスイッチング回路5A〜5Cに
よってそれぞれコンデンサ7A〜7Cに一定時間並列に
接続する(ステップ105,106)。ステップ107
では全ての単電池の充電状態の均一化が完了したか確認
し、不均一の場合はステップ101から繰り返す。
を構成する単電池2A〜2D,2E〜2H,2M〜2P
のうち各グループ電池内で最も充電レベルの高い単電池
とこれに隣接する1個以上の適当数の単電池を第1の直
列電池群として選択して(ステップ101)、この第1
の直列電池群をスイッチング回路5A〜5Cによってそ
れぞれコンデンサ7A〜7Cに並列に接続する(ステッ
プ102)。なお、各単電池の充電レベルは既述のよう
に、これら単電池2A〜2Pに並列接続された電圧計3
A〜3Pの値から知ることができる。一定時間経過後に
(ステップ103)、ステップ104で単電池2A〜2
D,2E〜2H,2M〜2Pのうち各グループ電池内で
充電レベルが最も低い単電池、ないし当該充電レベルが
最も低い単電池を含み上記第1の直列電池群よりも少な
い数の隣接する単電池を第2の直列電池群として選択し
て(ステップ104)、充電レベルが最も低い単電池な
いし第2の直列電池群をスイッチング回路5A〜5Cに
よってそれぞれコンデンサ7A〜7Cに一定時間並列に
接続する(ステップ105,106)。ステップ107
では全ての単電池の充電状態の均一化が完了したか確認
し、不均一の場合はステップ101から繰り返す。
【0020】例えば図1において、グループ電池1Aの
うちで単電池2Aが最も充電レベルが高く、この時単電
池2Cの充電レベルが最も低いとする。制御回路4は単
電池2Aとこれに隣接する単電池2Bを第1の直列電池
群として選択して、スイッチ51A,52Bを導通作動
させる。これにより、第1の直列電池群2A,2Bから
コンデンサ7Aへ電流が流れ、単電池2A,2Bの電圧
が下降するとともに、コンデンサ7Aが充電される。一
定時間t1 経過後に、制御回路4は今度は充電レベルの
最も低い単電池2Cを選択し、スイッチ51A,52B
に代えてスイッチ51C,52Cを導通作動させる。こ
れにより、コンデンサ7Aから単電池2Cへ電流が流れ
て、単電池2Cが充電される。この時のコンデンサ7A
の電圧は単電池2Cの電圧のほぼ2倍あるから、効率的
かつ確実な充電が速やかになされる。一定時間t2 経過
した後、スイッチ51C,52Cを非導通とする。な
お、上記一定時間t1,t2 は、第1の直列電池群2A,
2Bとコンデンサ7A、ないし単電池2Cとコンデンサ
7Aとの間が均一状態となって電流が流れなくなるのに
十分な時間とする。したがって、実際に電流が流れなく
なったことを検出して次の動作に移るようにしても良
い。同様の操作を他のグループ電池1B,1Cについて
も行う。
うちで単電池2Aが最も充電レベルが高く、この時単電
池2Cの充電レベルが最も低いとする。制御回路4は単
電池2Aとこれに隣接する単電池2Bを第1の直列電池
群として選択して、スイッチ51A,52Bを導通作動
させる。これにより、第1の直列電池群2A,2Bから
コンデンサ7Aへ電流が流れ、単電池2A,2Bの電圧
が下降するとともに、コンデンサ7Aが充電される。一
定時間t1 経過後に、制御回路4は今度は充電レベルの
最も低い単電池2Cを選択し、スイッチ51A,52B
に代えてスイッチ51C,52Cを導通作動させる。こ
れにより、コンデンサ7Aから単電池2Cへ電流が流れ
て、単電池2Cが充電される。この時のコンデンサ7A
の電圧は単電池2Cの電圧のほぼ2倍あるから、効率的
かつ確実な充電が速やかになされる。一定時間t2 経過
した後、スイッチ51C,52Cを非導通とする。な
お、上記一定時間t1,t2 は、第1の直列電池群2A,
2Bとコンデンサ7A、ないし単電池2Cとコンデンサ
7Aとの間が均一状態となって電流が流れなくなるのに
十分な時間とする。したがって、実際に電流が流れなく
なったことを検出して次の動作に移るようにしても良
い。同様の操作を他のグループ電池1B,1Cについて
も行う。
【0021】以上の動作、すなわち図3のステップ10
1〜ステップ107の動作は例えば5Hzで繰り返さ
れ、他の単電池の充電レベルが最も高くなると、当該他
の単電池とこれに隣接する単電池が新たな第1の直列電
池群として選択され、この新たな第1の直列電池群とこ
の時最も充電レベルの低い単電池、ないしこれを含む第
2の直列電池群との間でコンデンサ7A,7B,あるい
は7Cを介して同様の動作が繰り返される。このような
動作が繰り返されることにより、組電池CBの充電中に
は、各グループ電池1A,1B,1Cを構成する全ての
単電池2A〜2D,2E〜2H,2M〜2Pが過充電を
生じることなくその充電レベルが均一化され、この状態
で各単電池2A〜2D,2E〜2H,2M〜2Pは容量
一杯まで充電されて満充電の状態になる。また、組電池
CBの放電中には、全ての単電池2A〜2D,2E〜2
H,2M〜2Pが過放電を生じることなくその放電レベ
ル(充電レベル)が均一化され、放電完了がほぼ同時と
なる。したがって、単電池2A〜2D,2E〜2H,2
M〜2Pの過放電が避けられるとともに、放電作動終了
時に各単電池に残電荷を生じることがないから、残電荷
を生じたまま再充電を行うことによる電池劣化も避ける
ことができる。なお、単電池2A〜2Pの充電状態を確
認するのは、電池の充放電が休止している時にのみ行う
方が良い。その理由は、充放電電流が流れていると単電
池2A〜2Pの端子電圧が変動して、充電状態を正確に
判定できないことがあるからである。なお、上記各グル
ープ電池内の充放電状態の均一化は、組電池の充放電時
のみに行なう必要はなく、常時行なうようにしても良
い。
1〜ステップ107の動作は例えば5Hzで繰り返さ
れ、他の単電池の充電レベルが最も高くなると、当該他
の単電池とこれに隣接する単電池が新たな第1の直列電
池群として選択され、この新たな第1の直列電池群とこ
の時最も充電レベルの低い単電池、ないしこれを含む第
2の直列電池群との間でコンデンサ7A,7B,あるい
は7Cを介して同様の動作が繰り返される。このような
動作が繰り返されることにより、組電池CBの充電中に
は、各グループ電池1A,1B,1Cを構成する全ての
単電池2A〜2D,2E〜2H,2M〜2Pが過充電を
生じることなくその充電レベルが均一化され、この状態
で各単電池2A〜2D,2E〜2H,2M〜2Pは容量
一杯まで充電されて満充電の状態になる。また、組電池
CBの放電中には、全ての単電池2A〜2D,2E〜2
H,2M〜2Pが過放電を生じることなくその放電レベ
ル(充電レベル)が均一化され、放電完了がほぼ同時と
なる。したがって、単電池2A〜2D,2E〜2H,2
M〜2Pの過放電が避けられるとともに、放電作動終了
時に各単電池に残電荷を生じることがないから、残電荷
を生じたまま再充電を行うことによる電池劣化も避ける
ことができる。なお、単電池2A〜2Pの充電状態を確
認するのは、電池の充放電が休止している時にのみ行う
方が良い。その理由は、充放電電流が流れていると単電
池2A〜2Pの端子電圧が変動して、充電状態を正確に
判定できないことがあるからである。なお、上記各グル
ープ電池内の充放電状態の均一化は、組電池の充放電時
のみに行なう必要はなく、常時行なうようにしても良
い。
【0022】各グループ電池1A〜1C内の単電池2A
〜2D,2E〜2H,2M〜2Pの充電状態を上述の手順
で均一化するとともに、制御装置4は図2のステップ2
00でグループ電池1A〜1C間の充電状態が不均一と
なった場合には以下に詳述するグループ電池1A〜1C
間の充電状態の均一化を行なう(ステップ300)。な
お、各グループ電池1A〜1Cの充電状態は、当該グル
ープ電池1A〜1Cを構成する各単電池2A〜2D,2
E〜2H,2M〜2Pの端子電圧を制御回路4内で加算
することによって知ることができる。グループ電池1A
〜1C間の充電状態均一化の手順を図4に示す。
〜2D,2E〜2H,2M〜2Pの充電状態を上述の手順
で均一化するとともに、制御装置4は図2のステップ2
00でグループ電池1A〜1C間の充電状態が不均一と
なった場合には以下に詳述するグループ電池1A〜1C
間の充電状態の均一化を行なう(ステップ300)。な
お、各グループ電池1A〜1Cの充電状態は、当該グル
ープ電池1A〜1Cを構成する各単電池2A〜2D,2
E〜2H,2M〜2Pの端子電圧を制御回路4内で加算
することによって知ることができる。グループ電池1A
〜1C間の充電状態均一化の手順を図4に示す。
【0023】図4において、各グループ電池1A〜1C
のうち最も充電レベルの高いグループ電池、例えばグル
ープ電池1Aを選択し、これを構成する単電池2A〜2
Dのうち、最も充電レベルの高い単電池とこれに隣接す
る1個以上の適当数の単電池を第3の直列電池群として
選択して(ステップ301)、この第3の直列電池群を
スイッチング回路5Aによってコンデンサ7Aに並列に
接続する(ステップ302)。一定時間経過後に(ステ
ップ303)、ステップ304で上記最も充電レベルの
高いグループ電池1Aとこの時点で最も充電レベルの低
いグループ電池、例えばグループ電池1Cのコンデンサ
7Cとをスイッチング回路6CAによって接続して(ス
テップ304)、グループ電池1Cのコンデンサ7Cを
充電する。一定時間経過後(ステップ305)、グルー
プ電池1Cを構成する単電池2M〜2Pのうち充電レベ
ルが最も低い単電池、ないし当該充電レベルが最も低い
単電池を含み上記第3の直列電池群よりも少ない数の隣
接する単電池を第4の直列電池群として選択して(ステ
ップ306)、充電レベルが最も低い単電池ないし第4
の直列電池群をスイッチング回路5Cによってコンデン
サ7Cに一定時間並列に接続する(ステップ307,3
08)。ステップ309では問題となったグループ電池
間の不均一が解消されたかを確認し、不均一が解消され
ていれば図2のステップ100へ戻る。
のうち最も充電レベルの高いグループ電池、例えばグル
ープ電池1Aを選択し、これを構成する単電池2A〜2
Dのうち、最も充電レベルの高い単電池とこれに隣接す
る1個以上の適当数の単電池を第3の直列電池群として
選択して(ステップ301)、この第3の直列電池群を
スイッチング回路5Aによってコンデンサ7Aに並列に
接続する(ステップ302)。一定時間経過後に(ステ
ップ303)、ステップ304で上記最も充電レベルの
高いグループ電池1Aとこの時点で最も充電レベルの低
いグループ電池、例えばグループ電池1Cのコンデンサ
7Cとをスイッチング回路6CAによって接続して(ス
テップ304)、グループ電池1Cのコンデンサ7Cを
充電する。一定時間経過後(ステップ305)、グルー
プ電池1Cを構成する単電池2M〜2Pのうち充電レベ
ルが最も低い単電池、ないし当該充電レベルが最も低い
単電池を含み上記第3の直列電池群よりも少ない数の隣
接する単電池を第4の直列電池群として選択して(ステ
ップ306)、充電レベルが最も低い単電池ないし第4
の直列電池群をスイッチング回路5Cによってコンデン
サ7Cに一定時間並列に接続する(ステップ307,3
08)。ステップ309では問題となったグループ電池
間の不均一が解消されたかを確認し、不均一が解消され
ていれば図2のステップ100へ戻る。
【0024】例えば図1において、グループ電池1Aが
最も充電レベルが高く、かつグループ電池1A内では単
電池2Aが最も充電レベルが高いとする。制御回路4は
単電池2Aとこれに隣接する単電池2Bを第3の直列電
池群として選択して、スイッチ51A,52Bを導通作
動させる。これにより、第3の直列電池群2A,2Bか
らコンデンサ7Aへと電流が流れてコンデンサ7Aが充
電される。一定時間t3 経過後に、制御回路4はスイッ
チ51A,52Bに代えてスイッチング回路6CAのス
イッチ61C,62Cを導通作動させて、グループ電池
1Cのコンデンサ7Cと上記コンデンサ7Aを接続し、
前者を後者で充電する。この状態で一定時間t4経過後
に、制御回路4はグループ電池1Cのうちで最も充電レ
ベルの低い単電池2Mを選択し、スイッチ61C,62
Cに代えてスイッチ51M,52Mを導通作動させて、
単電池2Mをコンデンサ7Cに接続する。これにより、
コンデンサ7Cから単電池2Mへ電流が流れて、単電池
2Mが充電される。この時のコンデンサ7Cの電圧は単
電池2Mの電圧のほぼ2倍あるから、効率的かつ確実な
充電が速やかになされる。一定時間t5 経過した後、ス
イッチ51M,52Mを非導通とする。なお、上記一定
時間t3,t4,t5 は、第3の直列電池群2A,2Bとコ
ンデンサ7A、コンデンサ7Aとコンデンサ7C、およ
びコンデンサ7Cと単電池2Mとの間が均一状態となっ
て電流が流れなくなるのに十分な時間とする。したがっ
て、実際に電流が流れなくなったことを検出して次の動
作に移るようにしても良い。
最も充電レベルが高く、かつグループ電池1A内では単
電池2Aが最も充電レベルが高いとする。制御回路4は
単電池2Aとこれに隣接する単電池2Bを第3の直列電
池群として選択して、スイッチ51A,52Bを導通作
動させる。これにより、第3の直列電池群2A,2Bか
らコンデンサ7Aへと電流が流れてコンデンサ7Aが充
電される。一定時間t3 経過後に、制御回路4はスイッ
チ51A,52Bに代えてスイッチング回路6CAのス
イッチ61C,62Cを導通作動させて、グループ電池
1Cのコンデンサ7Cと上記コンデンサ7Aを接続し、
前者を後者で充電する。この状態で一定時間t4経過後
に、制御回路4はグループ電池1Cのうちで最も充電レ
ベルの低い単電池2Mを選択し、スイッチ61C,62
Cに代えてスイッチ51M,52Mを導通作動させて、
単電池2Mをコンデンサ7Cに接続する。これにより、
コンデンサ7Cから単電池2Mへ電流が流れて、単電池
2Mが充電される。この時のコンデンサ7Cの電圧は単
電池2Mの電圧のほぼ2倍あるから、効率的かつ確実な
充電が速やかになされる。一定時間t5 経過した後、ス
イッチ51M,52Mを非導通とする。なお、上記一定
時間t3,t4,t5 は、第3の直列電池群2A,2Bとコ
ンデンサ7A、コンデンサ7Aとコンデンサ7C、およ
びコンデンサ7Cと単電池2Mとの間が均一状態となっ
て電流が流れなくなるのに十分な時間とする。したがっ
て、実際に電流が流れなくなったことを検出して次の動
作に移るようにしても良い。
【0025】以上の動作、すなわち図4のステップ30
1〜ステップ309の動作は例えば5Hzで繰り返さ
れ、他のグループ電池の充電レベルが最も高くなると、
当該他のグループ電池とこの時点で最も充電レベルの低
いグループ電池との間で同様の均一化動作がなされる。
本実施形態によれば、組電池を、所定数の単電池を含む
複数のグループ電池に区画してそれぞれの各グループ電
池内で同時並行的に単電池間の充電状態の均一化を行な
っているから、単電池の充電状態の均一化を速やかに行
なうことができる。したがって、充放電の際に組電池全
体の容量を効率的に利用できるとともに、単電池の過充
電や過放電を未然に防止することができる。さらに、ス
イッチング回路5A,5B,5Cの各スイッチ51A〜
52PとしてFETスイッチを使用するに際して、FE
Tスイッチには各グループ電池内の電圧しか印加され
ず、組電池全体の電圧が印加されることはないから、耐
圧の小さい安価かつ小型のFETスイッチを使用するこ
とができる。なお、図4のステップ304でスイッチン
グ回路6CAに代えて、スイッチ回路6ABと6BCを
順次作動させるようにしても良く、このようにすればス
イッチング回路6CAは不要である。
1〜ステップ309の動作は例えば5Hzで繰り返さ
れ、他のグループ電池の充電レベルが最も高くなると、
当該他のグループ電池とこの時点で最も充電レベルの低
いグループ電池との間で同様の均一化動作がなされる。
本実施形態によれば、組電池を、所定数の単電池を含む
複数のグループ電池に区画してそれぞれの各グループ電
池内で同時並行的に単電池間の充電状態の均一化を行な
っているから、単電池の充電状態の均一化を速やかに行
なうことができる。したがって、充放電の際に組電池全
体の容量を効率的に利用できるとともに、単電池の過充
電や過放電を未然に防止することができる。さらに、ス
イッチング回路5A,5B,5Cの各スイッチ51A〜
52PとしてFETスイッチを使用するに際して、FE
Tスイッチには各グループ電池内の電圧しか印加され
ず、組電池全体の電圧が印加されることはないから、耐
圧の小さい安価かつ小型のFETスイッチを使用するこ
とができる。なお、図4のステップ304でスイッチン
グ回路6CAに代えて、スイッチ回路6ABと6BCを
順次作動させるようにしても良く、このようにすればス
イッチング回路6CAは不要である。
【0026】(第2実施形態)本実施形態では理解を容
易にするために、図5に示すように、第1実施形態にお
ける3つのグループ電池のうちの二つのみを示して以下
に説明する。本実施形態ではグループ電池1A,1B間
のスイッチング回路(図1の6AB等)を廃止する一
方、グループ電池1Aに属する単電池2I,2Jを、隣
接するグループ電池1Bに近い位置に新たに設けてい
る。そして、単電池2I,2Jの正極はスイッチング回
路5Aのスイッチ51I,51Jを介してコンデンサ7
Aの正極に接続されるとともに、スイッチング回路5B
のスイッチ51K,51Lを介してグループ電池1Bの
コンデンサ7Bの正極にも接続されている。また、単電
池2I,2Jの負極はスイッチ52I,52Jを介して
コンデンサ7Aの負極に接続されるとともに、スイッチ
ング回路5Bのスイッチ52K,52Lを介してグルー
プ電池1Bのコンデンサ7Bの負極にも接続されてい
る。
易にするために、図5に示すように、第1実施形態にお
ける3つのグループ電池のうちの二つのみを示して以下
に説明する。本実施形態ではグループ電池1A,1B間
のスイッチング回路(図1の6AB等)を廃止する一
方、グループ電池1Aに属する単電池2I,2Jを、隣
接するグループ電池1Bに近い位置に新たに設けてい
る。そして、単電池2I,2Jの正極はスイッチング回
路5Aのスイッチ51I,51Jを介してコンデンサ7
Aの正極に接続されるとともに、スイッチング回路5B
のスイッチ51K,51Lを介してグループ電池1Bの
コンデンサ7Bの正極にも接続されている。また、単電
池2I,2Jの負極はスイッチ52I,52Jを介して
コンデンサ7Aの負極に接続されるとともに、スイッチ
ング回路5Bのスイッチ52K,52Lを介してグルー
プ電池1Bのコンデンサ7Bの負極にも接続されてい
る。
【0027】各グループ電池1A,1B内の単電池2A
〜2J,2E〜2Hの充電状態を均一化させるのは、既
に第1実施形態で説明した手順によって適宜スイッチン
グ回路5A,5B内の各スイッチ51A〜52J,51
E〜52Hを作動させることにより、各グループ電池1
A,1B毎にこれを構成する各単電池ないし直列電池群
とコンデンサ7A,7Bとの間で充放電が繰り返されて
均一化が行なわれる。
〜2J,2E〜2Hの充電状態を均一化させるのは、既
に第1実施形態で説明した手順によって適宜スイッチン
グ回路5A,5B内の各スイッチ51A〜52J,51
E〜52Hを作動させることにより、各グループ電池1
A,1B毎にこれを構成する各単電池ないし直列電池群
とコンデンサ7A,7Bとの間で充放電が繰り返されて
均一化が行なわれる。
【0028】グループ電池1A,1B間で不均一が生じ
た場合の、制御回路4によるグループ電池1A,1B間
の均一化手順を以下に説明する。グループ電池1Aが相
対的に充電レベルが高く、かつグループ電池内では単電
池2Aが最も充電レベルが高いとする。制御回路4は単
電池2Aとこれに隣接する単電池2Bを第3の直列電池
群として選択して、スイッチ51A,52Bを導通作動
させる。これにより、第3の直列電池群2A,2Bから
コンデンサ7Aへと電流が流れてコンデンサ7Aが充電
される。一定時間経過後、単電池2I,2Jを第5の直
列電池群として選択して、これら単電池2I,2Jの充
電レベルを比較し、単電池2Iのほうが充電レベルが低
いと、制御回路4はスイッチ51A,52Bに代えてス
イッチ51I,52Iを導通作動させて単電池2Iを充
電する。この状態で一定時間経過後に、スイッチ51
I,52Iに代えてスイッチ51K,52Lを導通作動
させて、第5の直列電池群たる単電池2I,2Jでコン
デンサ7Bを充電する。さらに一定時間経過後に、グル
ープ電池1Bでは単電池2Eが最も充電レベルが低くな
っているとすると、制御回路4はスイッチ51K,52
Lに代えてスイッチ51E,52Eを導通作動させてコ
ンデンサ7Bを単電池2Eに接続する。これにより、コ
ンデンサ7Bから単電池2Eへ電流が流れて、単電池2
Eが充電される。この時のコンデンサ7Bの電圧は単電
池2Eの電圧のほぼ2倍あるから、効率的かつ確実な充
電が速やかになされる。スイッチ51E,52Eは一定
時間経過後に非導通とされる。
た場合の、制御回路4によるグループ電池1A,1B間
の均一化手順を以下に説明する。グループ電池1Aが相
対的に充電レベルが高く、かつグループ電池内では単電
池2Aが最も充電レベルが高いとする。制御回路4は単
電池2Aとこれに隣接する単電池2Bを第3の直列電池
群として選択して、スイッチ51A,52Bを導通作動
させる。これにより、第3の直列電池群2A,2Bから
コンデンサ7Aへと電流が流れてコンデンサ7Aが充電
される。一定時間経過後、単電池2I,2Jを第5の直
列電池群として選択して、これら単電池2I,2Jの充
電レベルを比較し、単電池2Iのほうが充電レベルが低
いと、制御回路4はスイッチ51A,52Bに代えてス
イッチ51I,52Iを導通作動させて単電池2Iを充
電する。この状態で一定時間経過後に、スイッチ51
I,52Iに代えてスイッチ51K,52Lを導通作動
させて、第5の直列電池群たる単電池2I,2Jでコン
デンサ7Bを充電する。さらに一定時間経過後に、グル
ープ電池1Bでは単電池2Eが最も充電レベルが低くな
っているとすると、制御回路4はスイッチ51K,52
Lに代えてスイッチ51E,52Eを導通作動させてコ
ンデンサ7Bを単電池2Eに接続する。これにより、コ
ンデンサ7Bから単電池2Eへ電流が流れて、単電池2
Eが充電される。この時のコンデンサ7Bの電圧は単電
池2Eの電圧のほぼ2倍あるから、効率的かつ確実な充
電が速やかになされる。スイッチ51E,52Eは一定
時間経過後に非導通とされる。
【0029】本実施形態においては、第1実施形態にお
けるグループ電池の補助充放電器間の切換接続を行うス
イッチ6AB,6BCを不用としたから、スイッチとし
てFETスイッチを使用した場合に、全てのスイッチの
耐圧を下げることができ、さらにスイッチング回路のコ
スト低減と小型化を図ることができる。
けるグループ電池の補助充放電器間の切換接続を行うス
イッチ6AB,6BCを不用としたから、スイッチとし
てFETスイッチを使用した場合に、全てのスイッチの
耐圧を下げることができ、さらにスイッチング回路のコ
スト低減と小型化を図ることができる。
【0030】なお、本実施形態では、あるグループ電池
内の第5の直列電池群を2個の単電池で構成して、隣接
するグループ電池内の単電池をコンデンサを介して充電
する場合について説明したが、第5の直列電池群を3個
以上の単電池で構成して、隣接するグループ電池内の第
5の直列電池群より少ない数の第6の直列電池群を充電
するようなものとしても良い。また、単電池2Iを選択
するのに代えてこれを含む上記第3の直列電池群よりも
少ない数の単電池を第4の直列電池群として選択し、上
記第5の直列電池群を第4の直列電池群を含む適当数の
単電池で構成することもできる。さらに、第4および第
5の直列電池群は隣接するいずれのグループ電池内に設
けても良いことはもちろんである。
内の第5の直列電池群を2個の単電池で構成して、隣接
するグループ電池内の単電池をコンデンサを介して充電
する場合について説明したが、第5の直列電池群を3個
以上の単電池で構成して、隣接するグループ電池内の第
5の直列電池群より少ない数の第6の直列電池群を充電
するようなものとしても良い。また、単電池2Iを選択
するのに代えてこれを含む上記第3の直列電池群よりも
少ない数の単電池を第4の直列電池群として選択し、上
記第5の直列電池群を第4の直列電池群を含む適当数の
単電池で構成することもできる。さらに、第4および第
5の直列電池群は隣接するいずれのグループ電池内に設
けても良いことはもちろんである。
【0031】(第3実施形態)本実施形態においても理
解を容易にするために、第1実施形態における3つのグ
ループ電池のうちの二つのみを示して以下に説明する。
図6において、第2実施形態においてグループ電池1A
のみに属させた単電池2I,2Jを、隣接するグループ
電池1Bにも属させている。そして、既に第1実施形態
で説明したようにスイッチング回路5A,5Bによりコ
ンデンサ7A,7Bを介して各グループ電池1A,1B
内の単電池ないし直列電池群間の電荷移動を行ない、こ
れによって、各グループ電池1A,1B内の各単電池2
A〜2D,2I,2Jと2I,2J,2E〜2Hの充電
状態を均一化する。この際、両グループ電池1A,1B
間で単電池2I,2Jが共有されているため、各グルー
プ電池1A,1B内の直列電池群ないし単電池間での充
放電による電荷のやり取りが互いに隣接するグループ電
池1A,1Bに波及し、これによって、グループ電池1
A,1B間の充電状態の均一化も同時に行なわれる。な
お、本実施形態において、単電池2Jのみを両グループ
電池で共有するようにしても良く、また3個以上の単電
池を両グループ電池で共有するようにもできる。
解を容易にするために、第1実施形態における3つのグ
ループ電池のうちの二つのみを示して以下に説明する。
図6において、第2実施形態においてグループ電池1A
のみに属させた単電池2I,2Jを、隣接するグループ
電池1Bにも属させている。そして、既に第1実施形態
で説明したようにスイッチング回路5A,5Bによりコ
ンデンサ7A,7Bを介して各グループ電池1A,1B
内の単電池ないし直列電池群間の電荷移動を行ない、こ
れによって、各グループ電池1A,1B内の各単電池2
A〜2D,2I,2Jと2I,2J,2E〜2Hの充電
状態を均一化する。この際、両グループ電池1A,1B
間で単電池2I,2Jが共有されているため、各グルー
プ電池1A,1B内の直列電池群ないし単電池間での充
放電による電荷のやり取りが互いに隣接するグループ電
池1A,1Bに波及し、これによって、グループ電池1
A,1B間の充電状態の均一化も同時に行なわれる。な
お、本実施形態において、単電池2Jのみを両グループ
電池で共有するようにしても良く、また3個以上の単電
池を両グループ電池で共有するようにもできる。
【0032】なお、上記各実施形態において、直列電池
群を選択せず、常に一の単電池から他の単電池への充電
のみを行なうようにしても良い。
群を選択せず、常に一の単電池から他の単電池への充電
のみを行なうようにしても良い。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明の組電池の充電状
態制御装置によれば、充電エネルギーの無駄な消費を避
けることができるとともに、小型かつ低コストで、しか
も単電池の過充電のみならず過放電をも防止して、組電
池の効率的な充電並びに放電を実現することができる。
態制御装置によれば、充電エネルギーの無駄な消費を避
けることができるとともに、小型かつ低コストで、しか
も単電池の過充電のみならず過放電をも防止して、組電
池の効率的な充電並びに放電を実現することができる。
【図1】本発明の第1実施形態を示す、充電状態制御装
置の要部回路図である。
置の要部回路図である。
【図2】制御回路のフローチャートである。
【図3】制御回路のフローチャートである。
【図4】制御回路のフローチャートである。
【図5】本発明の第2実施形態を示す、充電状態制御装
置の要部回路図である。
置の要部回路図である。
【図6】本発明の第3実施形態を示す、充電状態制御装
置の要部回路図である。
置の要部回路図である。
1A,1B…グループ電池、2A,2B,2C,2D,
2E,2F,2G,2H,2I,2J…単電池、2…コ
ンデンサ、3A,3B,3C,3D,3C,3E,3
F,3G,3H,3I,3J…電圧計、4…制御回路、
5A,5B,6…スイッチング回路、7A,7B…コン
デンサ、電池モジュール、8…短絡防止回路、CB…組
電池。
2E,2F,2G,2H,2I,2J…単電池、2…コ
ンデンサ、3A,3B,3C,3D,3C,3E,3
F,3G,3H,3I,3J…電圧計、4…制御回路、
5A,5B,6…スイッチング回路、7A,7B…コン
デンサ、電池モジュール、8…短絡防止回路、CB…組
電池。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G016 CA03 CB11 CB12 CC01 CC04 CC12 CC27 CD10 5G003 AA01 BA03 CA11 CC04 CC08 DA12 DA13 GA01 GC05 5H030 AA03 AA04 AA10 AS08 BB01 BB21 FF43 FF44
Claims (3)
- 【請求項1】 それぞれ複数の単電池より構成され互い
に直列に接続されて組電池を構成する複数のグループ電
池を具備し、 前記各グループ電池は、直列に接続された複数の単電池
と、補助充放電器と、前記各単電池の充電状態を検出す
る第1の充電状態検出手段と、最も充電レベルの高い単
電池、ないし当該最も充電レベルの高い単電池を含みこ
れに隣接する1個以上の適当数の単電池を第1の直列電
池群として選択して、前記最も充電レベルの高い単電池
ないし前記第1の直列電池群を前記補助充放電器に並列
に接続した後、この時点で最も充電レベルの低い単電
池、ないし当該最も充電レベルの低い単電池を含み前記
第1の直列電池群よりも少ない数の隣接する単電池を第
2の直列電池群として選択して、前記最も充電レベルの
低い単電池ないし前記第2の直列電池群を前記補助充放
電器に並列に接続する切換動作を繰り返す第1の切換接
続手段とを具備し、 かつ、前記各グループ電池の充電状態を検出する第2の
充電状態検出手段と、 最も充電レベルの高いグループ電池内で最も充電レベル
の高い単電池、ないし当該最も充電レベルの高い単電池
を含みこれに隣接する1個以上の適当数の単電池を第3
の直列電池群として選択して、前記最も充電レベルの高
い単電池ないし前記第3の直列電池群を前記最も充電レ
ベルの高いグループ電池の補助充放電器に並列に接続し
た後、この時点で最も充電レベルの低いグループ電池の
補助充放電器に前記最も充電レベルの高いグループ電池
の補助充放電器を接続し、その後、前記最も充電レベル
の低いグループ電池内の、この時点で最も充電レベルの
低い単電池、ないし当該最も充電レベルの低い単電池を
含み前記第3の直列電池群よりも少ない数の隣接する単
電池を第4の直列電池群として選択して、前記充電レベ
ルの最も低い単電池ないし前記第4の直列電池群を前記
最も充電レベルの低いグループ電池の補助充放電器に並
列に接続する切換動作を繰り返す第2の切換接続手段と
を具備する組電池の充電状態制御装置。 - 【請求項2】 それぞれ複数の単電池より構成され互い
に直列に接続されて組電池を構成する複数のグループ電
池を具備し、 各グループ電池は、直列に接続された複数の単電池と、
補助充放電器と、各単電池の充電状態を検出する第1の
充電状態検出手段と、最も充電レベルの高い単電池、な
いし当該最も充電レベルの高い単電池を含みこれに隣接
する1個以上の適当数の単電池を第1の直列電池群とし
て選択して、前記最も充電レベルの高い単電池ないし前
記第1の直列電池群を前記補助充放電器に並列に接続し
た後、この時点で最も充電レベルの低い単電池、ないし
当該最も充電レベルの低い単電池を含み前記第1の直列
電池群よりも少ない数の隣接する単電池を第2の直列電
池群として選択して、前記充電レベルの最も低い単電池
ないし第2の直列電池群を前記補助充放電器に並列に接
続する切換動作を繰り返す第1の切換接続手段とを具備
し、 かつ、前記各グループ電池の充電状態を検出する第2の
充電状態検出手段と、隣接するグループ電池のうちで相
対的に充電レベルの高いグループ電池内で最も充電レベ
ルの高い単電池、ないし当該最も充電レベルの高い単電
池を含みこれに隣接する1個以上の適当数の単電池を第
3の直列電池群として選択して、前記最も充電レベルの
高い単電池ないし前記第3の直列電池群を前記相対的に
充電レベルの高いグループ電池の補助充放電器に並列に
接続した後、前記隣接するグループ電池のうちの一のグ
ループ電池内で他のグループ電池に隣接する単電池ない
し当該単電池を含みこれに隣接する1個以上の単電池を
第5の直列電池群として選択するとともに、これらのう
ちで最も充電レベルの低い単電池、ないし当該最も充電
レベルの低い単電池を含み前記第3の直列電池群より少
ない数の隣接する単電池を第4の直列電池群として選択
して、前記最も充電レベルの低い単電池ないし前記第4
の直列電池群を前記相対的に充電レベルの高いグループ
電池の補助充放電器に並列接続し、その後、前記単電池
ないし前記第5の直列電池群を前記相対的に充電レベル
の低いグループ電池の補助充放電器に並列に接続し、さ
らにその後、前記相対的に充電レベルの低いグループ電
池内でこの時点で充電レベルの最も低い単電池、ないし
当該充電レベルの最も低い単電池を含み前記第5の直列
電池群よりも少ない数の隣接する単電池を第6の直列電
池群として選択して、前記充電レベルの最も低い単電池
ないし第6の直列電池群を前記相対的に充電レベルの低
いグループ電池の補助充放電器に並列に接続する切換動
作を繰り返す第2の切換接続手段とを具備する組電池の
充電状態制御装置。 - 【請求項3】 それぞれ複数の単電池より構成され、互
いに1個以上の単電池を共有しつつ互いに直列に接続さ
れて組電池を構成する複数のグループ電池を具備し、 各グループ電池は、直列に接続された複数の単電池と、
補助充放電器と、各単電池の充電状態を検出する充電状
態検出手段と、最も充電レベルの高い単電池、ないし当
該最も充電レベルの高い単電池を含みこれに隣接する1
個以上の適当数の単電池を第1の直列電池群として選択
して、前記最も充電レベルの高い単電池ないし前記第1
の直列電池群を前記補助充放電器に並列に接続した後、
この時点で最も充電レベルの低い単電池、ないし当該最
も充電レベルの低い単電池を含み前記第1の直列電池群
よりも少ない数の隣接する単電池を第2の直列電池群と
して選択して、前記充電レベルの最も低い単電池ないし
前記第2の直列電池群を前記補助充放電器に並列に接続
する切換動作を繰り返す切換接続手段とを具備する組電
池の充電状態制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11072526A JP2000270483A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 組電池の充電状態制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11072526A JP2000270483A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 組電池の充電状態制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000270483A true JP2000270483A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=13491879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11072526A Pending JP2000270483A (ja) | 1999-03-17 | 1999-03-17 | 組電池の充電状態制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000270483A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2010055836A1 (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-20 | トヨタ自動車株式会社 | 二次電池システム |
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JP2013102661A (ja) * | 2011-10-13 | 2013-05-23 | Nippon Soken Inc | 組電池の充放電装置 |
JP2013192371A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 蓄電装置、充電方法及び放電方法 |
WO2014002789A1 (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-03 | 株式会社豊田自動織機 | 電圧均等化装置および電圧均等化方法 |
KR20140007355A (ko) * | 2011-01-20 | 2014-01-17 | 발렌스 테크놀로지, 인코포레이티드 | 재충전가능 배터리 시스템 및 재충전가능 배터리 시스템 작동 방법 |
KR20140034132A (ko) * | 2011-01-20 | 2014-03-19 | 발렌스 테크놀로지, 인코포레이티드 | 재충전가능 배터리 시스템 및 재충전가능 배터리 시스템 작동 방법 |
JP2014147158A (ja) * | 2013-01-28 | 2014-08-14 | Nippon Soken Inc | 電力供給装置 |
WO2014157449A1 (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-02 | 日本電気株式会社 | 充放電装置、充放電制御方法、及びプログラム |
WO2014156564A1 (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-02 | 日本電気株式会社 | 蓄電池及び蓄電池の動作方法 |
JP2016029867A (ja) * | 2014-07-25 | 2016-03-03 | ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ | バッテリ管理システムおよび方法 |
JP7576546B2 (ja) | 2019-07-18 | 2024-10-31 | ヌヴォトンテクノロジージャパン株式会社 | 電池管理回路および蓄電装置 |
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1999
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