JP2000269824A - データ符号化装置及びデータ復号化装置 - Google Patents
データ符号化装置及びデータ復号化装置Info
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- JP2000269824A JP2000269824A JP2000006252A JP2000006252A JP2000269824A JP 2000269824 A JP2000269824 A JP 2000269824A JP 2000006252 A JP2000006252 A JP 2000006252A JP 2000006252 A JP2000006252 A JP 2000006252A JP 2000269824 A JP2000269824 A JP 2000269824A
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- Detection And Correction Of Errors (AREA)
- Error Detection And Correction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の技術では2次元画像上に直線状にの
る直線状ノイズに対してはエラー訂正ができない場合が
ある。 【解決手段】ランダム誤り訂正符号方式とバースト誤り
訂正符号方式の2種類のエラー訂正方式により、それぞ
れ少なくとも1種の誤り訂正符号を用いてビットデータ
を符号化する。そして、この符号化したビットデータを
規定2次元領域に行列状に配列して2次元画像を生成し
媒体に印刷する。このとき、再配置マップに基づいて上
記符号化したビットデータを再配置することも可能であ
る。一方、復号化は上記のようにして印刷された2次元
画像をよみとって、ランダム誤り訂正処理とバースト誤
り訂正処理を行うことになる。上記再配置マップを用い
たときは、復号時にも上記2次元画像を読み込んだ後に
上記再配置マップに基づいて並び替え前のビットデータ
に変換する。
る直線状ノイズに対してはエラー訂正ができない場合が
ある。 【解決手段】ランダム誤り訂正符号方式とバースト誤り
訂正符号方式の2種類のエラー訂正方式により、それぞ
れ少なくとも1種の誤り訂正符号を用いてビットデータ
を符号化する。そして、この符号化したビットデータを
規定2次元領域に行列状に配列して2次元画像を生成し
媒体に印刷する。このとき、再配置マップに基づいて上
記符号化したビットデータを再配置することも可能であ
る。一方、復号化は上記のようにして印刷された2次元
画像をよみとって、ランダム誤り訂正処理とバースト誤
り訂正処理を行うことになる。上記再配置マップを用い
たときは、復号時にも上記2次元画像を読み込んだ後に
上記再配置マップに基づいて並び替え前のビットデータ
に変換する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2次元コードなど
2次元の規定領域内に画像としてデータを格納する際の
データ符号化装置とこの格納された符号化データを復号
するデータ復号化装置に関するものである。
2次元の規定領域内に画像としてデータを格納する際の
データ符号化装置とこの格納された符号化データを復号
するデータ復号化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】商品の流通管理や工場での部品管理にバ
ーコードを用いるシステムが普及しているが、画像処理
技術の発達やCCDテレビカメラなどが安価になり利用
しやすくなったことを背景にして、1次元バーコードよ
り格納する情報量が大きい2次元コードの開発や利用が
行われつつある。
ーコードを用いるシステムが普及しているが、画像処理
技術の発達やCCDテレビカメラなどが安価になり利用
しやすくなったことを背景にして、1次元バーコードよ
り格納する情報量が大きい2次元コードの開発や利用が
行われつつある。
【0003】2次元コードは一般にその大きな情報格納
量を利用して、2次元コード内のビットデータの破損な
どのノイズに対するエラー訂正機能を持っている。例え
ば、国際自動認識工業会(AIM JAPAN)の規格
書「2次元コード−QRコード−技術仕様 AIMJ−
TC−3−1」に記載されているQRコードと称される
2次元コードにおいては、リードソロモン符号かハミン
グ符号の何れか一方を適用してエラー訂正用のビットデ
ータを付加することにより、2次元コード上にのった汚
れなどのノイズによるビットデータの読み取りエラーを
訂正する機能を持っている。
量を利用して、2次元コード内のビットデータの破損な
どのノイズに対するエラー訂正機能を持っている。例え
ば、国際自動認識工業会(AIM JAPAN)の規格
書「2次元コード−QRコード−技術仕様 AIMJ−
TC−3−1」に記載されているQRコードと称される
2次元コードにおいては、リードソロモン符号かハミン
グ符号の何れか一方を適用してエラー訂正用のビットデ
ータを付加することにより、2次元コード上にのった汚
れなどのノイズによるビットデータの読み取りエラーを
訂正する機能を持っている。
【0004】上記ビットデータの読み取りエラーを訂正
する機能は、適用する符号化方式によってエラー訂正効
率のよいノイズパターンと訂正効率の悪いノイズパター
ンがある。例えば、上記リードソロモン符号方式はバー
スト誤りに対して有効に作用し、上記ハミング符号方式
はランダム誤りに対して有効に作用する。この他にもラ
ンダム誤りに対して有効な符号方式として拡大ハミング
符号やBCH符号(Bose/Chaudhuri/Hocquengen 符
号)、バースト誤りに対して有効な符号方式としてイレ
ージャー符号や隣接符号などがある。
する機能は、適用する符号化方式によってエラー訂正効
率のよいノイズパターンと訂正効率の悪いノイズパター
ンがある。例えば、上記リードソロモン符号方式はバー
スト誤りに対して有効に作用し、上記ハミング符号方式
はランダム誤りに対して有効に作用する。この他にもラ
ンダム誤りに対して有効な符号方式として拡大ハミング
符号やBCH符号(Bose/Chaudhuri/Hocquengen 符
号)、バースト誤りに対して有効な符号方式としてイレ
ージャー符号や隣接符号などがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデータ符号化装置やデータ復号化装置では、2次元
画像を印刷するときに出やすい縦筋に出現する直線状ノ
イズや、2次元画像が印刷されている紙などの媒体が折
り曲げられることによって現れる影による横筋の直線状
ノイズなど、2次元画像上に直線状にのる直線状ノイズ
に対してはエラー訂正ができない場合がある。
来のデータ符号化装置やデータ復号化装置では、2次元
画像を印刷するときに出やすい縦筋に出現する直線状ノ
イズや、2次元画像が印刷されている紙などの媒体が折
り曲げられることによって現れる影による横筋の直線状
ノイズなど、2次元画像上に直線状にのる直線状ノイズ
に対してはエラー訂正ができない場合がある。
【0006】例えば、上記リードソロモン符号方式は、
図20に示すようにビットデータを幾つかのブロックB
0〜Bjに分割するとともに、これらのブロックB0〜
Bjに対してパリティブロックBp0〜Bpjを付加し
てバースト誤り訂正機能(ブロック単位の誤りを訂正す
る機能)を持たせるようにしている。
図20に示すようにビットデータを幾つかのブロックB
0〜Bjに分割するとともに、これらのブロックB0〜
Bjに対してパリティブロックBp0〜Bpjを付加し
てバースト誤り訂正機能(ブロック単位の誤りを訂正す
る機能)を持たせるようにしている。
【0007】しかしながら、この場合、訂正可能なブロ
ックの数には限度があり、この限度を越えての複数のブ
ロックにまたがるような直線状ノイズに対してはエラー
訂正が不可能である。
ックの数には限度があり、この限度を越えての複数のブ
ロックにまたがるような直線状ノイズに対してはエラー
訂正が不可能である。
【0008】また上記ハミング符号方式では、図21に
示すようにビットデータを複数の集合体Q0〜Qkに分
割するとともに、これら各集合Q0〜Qkに対して誤り
訂正ビットQp0〜Qpkを付加してランダム誤り訂正
機能(集合を構成する各ビットを訂正する機能)を持た
せるようにしている。
示すようにビットデータを複数の集合体Q0〜Qkに分
割するとともに、これら各集合Q0〜Qkに対して誤り
訂正ビットQp0〜Qpkを付加してランダム誤り訂正
機能(集合を構成する各ビットを訂正する機能)を持た
せるようにしている。
【0009】しかしながら、この場合、1つの集合体内
での訂正可能なビット数には限度があり、この限度を越
えたビット数の誤り、例えば上記集合の長さ方向の直線
状ノイズに対してはエラー訂正が不可能である。
での訂正可能なビット数には限度があり、この限度を越
えたビット数の誤り、例えば上記集合の長さ方向の直線
状ノイズに対してはエラー訂正が不可能である。
【0010】またさらに、上記従来のデータ符号化装置
やデータ復号化装置では、これら出現頻度の高いノイズ
に対して、デコード処理時間を最小にするような誤り訂
正符号方式を選択することもできない。
やデータ復号化装置では、これら出現頻度の高いノイズ
に対して、デコード処理時間を最小にするような誤り訂
正符号方式を選択することもできない。
【0011】本発明は叙上の如き実状に対処し、ランダ
ム誤り訂正符号方式とバースト誤り訂正符号方式の2種
類のエラー訂正方式をもちいてビットデータを符号化す
るデータ符号化装置及びデータ復号化装置を提供するこ
とを目的とするものである。そして、どの向きの直線状
ノイズがのってもエラー訂正能力を確実に働かせるとと
もに、2次元画像上にのりやすい直線状ノイズの向きに
応じてビットデータの再配置マップを変更することによ
り、エラー訂正時間を含めたデコード処理時間を最小に
することを目的とするものである。
ム誤り訂正符号方式とバースト誤り訂正符号方式の2種
類のエラー訂正方式をもちいてビットデータを符号化す
るデータ符号化装置及びデータ復号化装置を提供するこ
とを目的とするものである。そして、どの向きの直線状
ノイズがのってもエラー訂正能力を確実に働かせるとと
もに、2次元画像上にのりやすい直線状ノイズの向きに
応じてビットデータの再配置マップを変更することによ
り、エラー訂正時間を含めたデコード処理時間を最小に
することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために以下の手段を採用している。
するために以下の手段を採用している。
【0013】すなわち、本発明のデータ符号化装置は、
ランダム誤り訂正符号方式とバースト誤り訂正符号方式
の2種類のエラー訂正方式により、それぞれ少なくとも
1種の誤り訂正符号を用いてビットデータを符号化す
る。そして、この符号化したビットデータを規定2次元
領域に行列状に配列して2次元画像を生成し媒体に印刷
することを特徴とするものである。
ランダム誤り訂正符号方式とバースト誤り訂正符号方式
の2種類のエラー訂正方式により、それぞれ少なくとも
1種の誤り訂正符号を用いてビットデータを符号化す
る。そして、この符号化したビットデータを規定2次元
領域に行列状に配列して2次元画像を生成し媒体に印刷
することを特徴とするものである。
【0014】この場合、再配置マップに基づいて上記符
号化したビットデータを再配置し、この再配置マップに
基づいて、上記符号化されたビットデータを規定2次元
領域上に配置する際に、ランダム誤り訂正符号を付加し
たときのビットデータの集合を、上記規定2次元領域内
で行または列の何れか一方向に直線状に並べて配置する
ことも可能である。
号化したビットデータを再配置し、この再配置マップに
基づいて、上記符号化されたビットデータを規定2次元
領域上に配置する際に、ランダム誤り訂正符号を付加し
たときのビットデータの集合を、上記規定2次元領域内
で行または列の何れか一方向に直線状に並べて配置する
ことも可能である。
【0015】また、上記再配置マップを複数保持した再
配置マップ保持手段と、上記再配置手段で使用する再配
置マップを選択する再配置マップ指定手段とを設け、こ
の再配置マップ指定手段が、最も頻発するビットエラー
の方向と、上記ビットデータの集合の長さ方向とが交差
する再配置マップを選択することも好適である。
配置マップ保持手段と、上記再配置手段で使用する再配
置マップを選択する再配置マップ指定手段とを設け、こ
の再配置マップ指定手段が、最も頻発するビットエラー
の方向と、上記ビットデータの集合の長さ方向とが交差
する再配置マップを選択することも好適である。
【0016】一方、本発明のデータ復号化装置は、本発
明のデータ符号化装置で媒体に印刷された2次元画像を
読み込んで、電子データのビットデータに変換する2次
元画像読み込み手段を備える。また、この変換後のビッ
トデータでランダム誤り訂正符号を付加されたビットデ
ータの集合に対して誤り訂正と復号とを行うランダム誤
り訂正手段と、バースト誤り訂正符号を付加された上記
ビットデータの集合に対して誤り訂正と復号とを行うバ
ースト誤り訂正手段とを備えることを特徴とするもので
ある。
明のデータ符号化装置で媒体に印刷された2次元画像を
読み込んで、電子データのビットデータに変換する2次
元画像読み込み手段を備える。また、この変換後のビッ
トデータでランダム誤り訂正符号を付加されたビットデ
ータの集合に対して誤り訂正と復号とを行うランダム誤
り訂正手段と、バースト誤り訂正符号を付加された上記
ビットデータの集合に対して誤り訂正と復号とを行うバ
ースト誤り訂正手段とを備えることを特徴とするもので
ある。
【0017】この場合、上記2次元画像読み込み手段の
後段に、上記読み込んだ2次元コード等の2次元画像を
上記再配置マップに基づいて並び替え前のビットデータ
に変換するマップ配置復元処理手段を設けることも可能
である。
後段に、上記読み込んだ2次元コード等の2次元画像を
上記再配置マップに基づいて並び替え前のビットデータ
に変換するマップ配置復元処理手段を設けることも可能
である。
【0018】上記本発明のデータ符号化装置と複合化装
置においては、ランダム符号化したビットデータの集合
の長さ方向のノイズに対しては上記バースト誤り訂正符
号が作用する。またバースト符号化したビットデータの
ブロックを複数にわたり貫通するノイズに対しては上記
ランダム誤り訂正符号が作用する。従って、2次元画像
上にどの向きのノイズがのっても、エラー訂正能力を確
実に働かせることが可能である。更に、複数のランダム
誤り訂正符号、バースト誤り訂正符号を用いることで、
より複雑な形状のノイズに対してもエラー訂正を行うこ
とができる。
置においては、ランダム符号化したビットデータの集合
の長さ方向のノイズに対しては上記バースト誤り訂正符
号が作用する。またバースト符号化したビットデータの
ブロックを複数にわたり貫通するノイズに対しては上記
ランダム誤り訂正符号が作用する。従って、2次元画像
上にどの向きのノイズがのっても、エラー訂正能力を確
実に働かせることが可能である。更に、複数のランダム
誤り訂正符号、バースト誤り訂正符号を用いることで、
より複雑な形状のノイズに対してもエラー訂正を行うこ
とができる。
【0019】また、上記ノイズの向きに応じてビットデ
ータの再配置マップを作成し、あるいはどの向きの直線
状ノイズが2次元画像上にのりやすいかによって再配置
マップを変更することにより、上記ビットデータのブロ
ックの方向とノイズの方向とが交差するようにして、訂
正時間の速いランダム誤り訂正符号方式を優先的に利用
し、これによりエラー訂正時間を含めたデコード処理時
間を最小にすることが可能である。
ータの再配置マップを作成し、あるいはどの向きの直線
状ノイズが2次元画像上にのりやすいかによって再配置
マップを変更することにより、上記ビットデータのブロ
ックの方向とノイズの方向とが交差するようにして、訂
正時間の速いランダム誤り訂正符号方式を優先的に利用
し、これによりエラー訂正時間を含めたデコード処理時
間を最小にすることが可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下さらに添付図面を参照して、
本発明の実施の形態を説明する。
本発明の実施の形態を説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1によるデータ符号化復号化装置のブロック図であ
り、この装置におけるビットデータの符号化の構成につ
いて図2のフローチャートを参照して説明する。尚、図
1において実線矢印は処理の流れを、また、白線矢印は
ビットデータの流れを示す。
態1によるデータ符号化復号化装置のブロック図であ
り、この装置におけるビットデータの符号化の構成につ
いて図2のフローチャートを参照して説明する。尚、図
1において実線矢印は処理の流れを、また、白線矢印は
ビットデータの流れを示す。
【0022】データ入出力手段3Aより入力された所定
数、例えば16ビットのビットデータは、ワークメモリ
9Aに入力され、それとともにハミング符号エンコーダ
4A(ここでは8.4ハミング符号化方式を用いる場合
を例とする)が起動する。このハミング符号エンコーダ
4Aは、図4(a)に示すように上記ワークメモリ9A
上のビットデータを所定ビット数毎の集合Da〜Dd
(ここでは4ビット毎の4つの集合)に分割し、同図
(b)に示すように、各々の集合Da〜Ddに上記
(8.4)ハミング符号化方式より導かれる誤り訂正ビ
ット5〜8を4ビットずつ付加(ステップ1a〜2a)
して8ビット単位の新たな集合Ha〜Hdを得る。尚、
図4及び以降の図において、太枠で囲まれたビットのデ
ータは”1”、囲まれていないビットのデータは”0”
であるものとする。
数、例えば16ビットのビットデータは、ワークメモリ
9Aに入力され、それとともにハミング符号エンコーダ
4A(ここでは8.4ハミング符号化方式を用いる場合
を例とする)が起動する。このハミング符号エンコーダ
4Aは、図4(a)に示すように上記ワークメモリ9A
上のビットデータを所定ビット数毎の集合Da〜Dd
(ここでは4ビット毎の4つの集合)に分割し、同図
(b)に示すように、各々の集合Da〜Ddに上記
(8.4)ハミング符号化方式より導かれる誤り訂正ビ
ット5〜8を4ビットずつ付加(ステップ1a〜2a)
して8ビット単位の新たな集合Ha〜Hdを得る。尚、
図4及び以降の図において、太枠で囲まれたビットのデ
ータは”1”、囲まれていないビットのデータは”0”
であるものとする。
【0023】この(8.4)ハミング符号化方式では、
上記のように1つの集合を構成する8ビットのデータの
うち1ビットの誤りを訂正することができるので、ハミ
ング符号エンコーダ4Aは、ビットデータ列中に離散し
て存在するエラービットに対して誤りを訂正するランダ
ム誤り訂正機能を付与したことになる。ただし、上記8
ビットのデータ中の2ビット以上の誤りを訂正したいと
きには、さらに訂正ビット数の多いハミング符号化方式
を用いる必要がある。
上記のように1つの集合を構成する8ビットのデータの
うち1ビットの誤りを訂正することができるので、ハミ
ング符号エンコーダ4Aは、ビットデータ列中に離散し
て存在するエラービットに対して誤りを訂正するランダ
ム誤り訂正機能を付与したことになる。ただし、上記8
ビットのデータ中の2ビット以上の誤りを訂正したいと
きには、さらに訂正ビット数の多いハミング符号化方式
を用いる必要がある。
【0024】このように、上記ハミング符号エンコーダ
4Aによってランダム誤り訂正ビットを付加されると、
次に、リードソロモン符号エンコーダ5Aが起動する。
このリードソロモン符号エンコーダ5Aは、図4(b)
に示した上記各8ビットのビットデータの4つの集合R
a〜Rd(=Ha〜Hd)に対して、同図(c)に示す
ように4つのパリティブロックRe〜Rhを生成し、付
与する(ステップ3a)。
4Aによってランダム誤り訂正ビットを付加されると、
次に、リードソロモン符号エンコーダ5Aが起動する。
このリードソロモン符号エンコーダ5Aは、図4(b)
に示した上記各8ビットのビットデータの4つの集合R
a〜Rd(=Ha〜Hd)に対して、同図(c)に示す
ように4つのパリティブロックRe〜Rhを生成し、付
与する(ステップ3a)。
【0025】この4つのパリティブロックRe〜Rh
は、1ブロックが8ビットで構成され、このリードソロ
モン符号化方式を適用したエラー訂正能力は、ビットデ
ータの集合Ra〜Rdの4つとパリティブロックRe〜
Rhの4つを合わせた8つのブロックRa〜Rhに対し
て、2ブロックまでの誤りを訂正することができる。よ
って、リードソロモン符号エンコーダ5Aは、1ブロッ
クを構成するビットデータに集中的に発生する誤りに対
する訂正機能、すなわちバースト誤り訂正機能を付与し
たことになる。但し、より多くのブロックに対する訂正
をしたい場合は、より多くの訂正ブロックを用いる必要
がある。
は、1ブロックが8ビットで構成され、このリードソロ
モン符号化方式を適用したエラー訂正能力は、ビットデ
ータの集合Ra〜Rdの4つとパリティブロックRe〜
Rhの4つを合わせた8つのブロックRa〜Rhに対し
て、2ブロックまでの誤りを訂正することができる。よ
って、リードソロモン符号エンコーダ5Aは、1ブロッ
クを構成するビットデータに集中的に発生する誤りに対
する訂正機能、すなわちバースト誤り訂正機能を付与し
たことになる。但し、より多くのブロックに対する訂正
をしたい場合は、より多くの訂正ブロックを用いる必要
がある。
【0026】なお、上記においてランダム符号化を先に
実行したが、バースト符号化を先に行ってもよいことは
もちろんである。
実行したが、バースト符号化を先に行ってもよいことは
もちろんである。
【0027】次いで、2次元画像生成手段6Aが起動
し、該2次元画像生成手段6Aはワークメモリ9A上に
あるランダムおよびバースト誤り訂正符号が付加された
ビットデータに基づいて以下に説明する2次元画像、例
えば2次元コードを生成する。ここで、ビットデータを
2次元コードに置換するとき、上記リードソロモン符号
エンコーダ5Aで得られた各ブロックRa〜Rhを単位
にして、図5(c)に示すように各ブロックRa〜Rh
を規定の(行、列のビット配列数が所定数である)2次
元領域内の行または列の何れか一方向に並べて配置する
(ステップ4a)。
し、該2次元画像生成手段6Aはワークメモリ9A上に
あるランダムおよびバースト誤り訂正符号が付加された
ビットデータに基づいて以下に説明する2次元画像、例
えば2次元コードを生成する。ここで、ビットデータを
2次元コードに置換するとき、上記リードソロモン符号
エンコーダ5Aで得られた各ブロックRa〜Rhを単位
にして、図5(c)に示すように各ブロックRa〜Rh
を規定の(行、列のビット配列数が所定数である)2次
元領域内の行または列の何れか一方向に並べて配置する
(ステップ4a)。
【0028】この配置順序は図5(b)に示す再配置手
段10Aとしての再配置マップ10Mに記載されてお
り、2次元画像生成手段6Aは再配置マップ10Mに基
づいて上記ビットデータのブロックRa〜Rhを図5
(c)に示すように配列する。なお、図5(b)(c)
において、a〜hはブロックを意味し、該a〜hに対に
なっている1〜8は1ブロック内でのビットデータの順
番を表している。
段10Aとしての再配置マップ10Mに記載されてお
り、2次元画像生成手段6Aは再配置マップ10Mに基
づいて上記ビットデータのブロックRa〜Rhを図5
(c)に示すように配列する。なお、図5(b)(c)
において、a〜hはブロックを意味し、該a〜hに対に
なっている1〜8は1ブロック内でのビットデータの順
番を表している。
【0029】このようにして生成された2次元コードは
プリンタ1Aに入力され、紙などの媒体に2次元画像と
して印刷される(ステップ5a)。
プリンタ1Aに入力され、紙などの媒体に2次元画像と
して印刷される(ステップ5a)。
【0030】次に、上記実施の形態1のデータ符号化復
号化装置におけるビットデータの復号化の処理について
図3のフローチャートを参照して説明する。
号化装置におけるビットデータの復号化の処理について
図3のフローチャートを参照して説明する。
【0031】上記のように紙などの媒体に印刷された2
次元画像は、スキャナ2Aで読み込まれ(ステップ1
b)、ワークメモリ9Aに入力され、これと同時に、マ
ップ再配置復元処理手段13Aが起動する。
次元画像は、スキャナ2Aで読み込まれ(ステップ1
b)、ワークメモリ9Aに入力され、これと同時に、マ
ップ再配置復元処理手段13Aが起動する。
【0032】このマップ配置復元処理手段13Aでは、
前記2次元画像生成手段6Aが再配置マップ10Mを基
に並べ替えたビットデータを、同じ再配置マップ10M
を基にして、上記並べ替える前の元のビットデータに復
元する(ステップ2b)。
前記2次元画像生成手段6Aが再配置マップ10Mを基
に並べ替えたビットデータを、同じ再配置マップ10M
を基にして、上記並べ替える前の元のビットデータに復
元する(ステップ2b)。
【0033】このようにビットデータが復元されると、
ハミング符号デコーダ7Aが起動する(ステップ3
b)。
ハミング符号デコーダ7Aが起動する(ステップ3
b)。
【0034】ここで、もし図6に示すように、2次元画
像上に斜めに直線状に貫くノイズがのっていても、その
ノイズが一直線上に並んだブロックとは異なる向きであ
る場合、ひとつのブロック内でノイズによって壊される
ビットは1ビット以下であるため、上記ハミング符号デ
コーダ7Aがランダム誤り訂正機能でエラービットを訂
正する(ステップ4b−1)。
像上に斜めに直線状に貫くノイズがのっていても、その
ノイズが一直線上に並んだブロックとは異なる向きであ
る場合、ひとつのブロック内でノイズによって壊される
ビットは1ビット以下であるため、上記ハミング符号デ
コーダ7Aがランダム誤り訂正機能でエラービットを訂
正する(ステップ4b−1)。
【0035】また、図7に示すようにそのノイズが一直
線上に並んだブロックと同じ向きであり、ひとつのブロ
ック内の2ビット以上を壊しているならば、ビットデー
タは上記ハミング符号デコーダ7Aでは訂正され内状態
で、次のステップのリードソロモン符号デコーダ8Aで
処理される(ステップ4b−2)。
線上に並んだブロックと同じ向きであり、ひとつのブロ
ック内の2ビット以上を壊しているならば、ビットデー
タは上記ハミング符号デコーダ7Aでは訂正され内状態
で、次のステップのリードソロモン符号デコーダ8Aで
処理される(ステップ4b−2)。
【0036】すなわち、ハミング符号デコーダ7Aでの
処理が終了すると、リードソロモン符号デコーダ8Aが
起動し、ここでバースト誤り訂正処理がなされることに
なる。
処理が終了すると、リードソロモン符号デコーダ8Aが
起動し、ここでバースト誤り訂正処理がなされることに
なる。
【0037】すなわち、図6に示すように2次元画像を
斜めに貫く直線状ノイズがのっていても、そのノイズが
一直線上に並んだブロックとは異なる向きであるなら
ば、ひとつのブロック内でノイズによって壊されるビッ
トは1ビット以下であるので、上記ステップ4b−1で
上記ハミング符号デコーダ7Aによって既にエラー訂正
済みとなっている。
斜めに貫く直線状ノイズがのっていても、そのノイズが
一直線上に並んだブロックとは異なる向きであるなら
ば、ひとつのブロック内でノイズによって壊されるビッ
トは1ビット以下であるので、上記ステップ4b−1で
上記ハミング符号デコーダ7Aによって既にエラー訂正
済みとなっている。
【0038】これに対し、図7に示すように2次元画像
上を縦に貫く直線状ノイズがのっていて、そのノイズが
一直線上に並んだブロックと同じ向きであり、ひとつの
ブロック内の2ビット以上にエラーを発生している場合
は、上記したようにこのエラービットはハミング符号デ
コーダ7Aでは訂正されずにリードソロモン符号デコー
ダ8Aにそのまま渡される。このとき、他の7つのブロ
ックは無傷であるので、上記リードソロモン符号デコー
ダ8Aでバースト誤り訂正機能を適用して、7つの無傷
のブロックをもとにエラービットを含んだブロックを訂
正することが可能である(ステップ5b)。
上を縦に貫く直線状ノイズがのっていて、そのノイズが
一直線上に並んだブロックと同じ向きであり、ひとつの
ブロック内の2ビット以上にエラーを発生している場合
は、上記したようにこのエラービットはハミング符号デ
コーダ7Aでは訂正されずにリードソロモン符号デコー
ダ8Aにそのまま渡される。このとき、他の7つのブロ
ックは無傷であるので、上記リードソロモン符号デコー
ダ8Aでバースト誤り訂正機能を適用して、7つの無傷
のブロックをもとにエラービットを含んだブロックを訂
正することが可能である(ステップ5b)。
【0039】このように、ハミング符号デコーダ7Aと
リードソロモン符号デコーダ8Aを介してワークメモリ
9A上で元のビットデータに復元されると、該ビットデ
ータはデータ入出力手段3Aに転送され、出力される
(ステップ6b〜ステップ7b)。
リードソロモン符号デコーダ8Aを介してワークメモリ
9A上で元のビットデータに復元されると、該ビットデ
ータはデータ入出力手段3Aに転送され、出力される
(ステップ6b〜ステップ7b)。
【0040】(実施の形態2)次に、本発明の実施の形
態2におけるデータ符号化復号化装置について説明す
る。
態2におけるデータ符号化復号化装置について説明す
る。
【0041】図8は上記実施の形態2のデータ符号化復
号化装置を示す概略構成図であり、前記実施の形態1の
データ符号化復号化装置の再配置手段10Aが、この実
施の形態2では再配置マップデータベース12Aとキー
ボード11Aとに置き換えられている。尚、図1の場合
と同様、実線矢印は処理の流れを、また、白線矢印はビ
ットデータの流れを示す。
号化装置を示す概略構成図であり、前記実施の形態1の
データ符号化復号化装置の再配置手段10Aが、この実
施の形態2では再配置マップデータベース12Aとキー
ボード11Aとに置き換えられている。尚、図1の場合
と同様、実線矢印は処理の流れを、また、白線矢印はビ
ットデータの流れを示す。
【0042】上記再配置マップデータベース12Aは再
配置マップ保持手段として、複数種類の再配置マップ1
0Mを複数備えており、上記キーボード11Aは再配置
マップ指定手段として、上記複数の再配置マップの何れ
を使用するかを指定する。この再配置マップ指定手段と
しては、ユーザーが指定できる手段であれば、上記キー
ボード11Aに限定されるものではなく、例えばタッチ
パネルに上記再配置マップを名称、番号等で表示して、
ユーザに選択させるようにしてもよい。
配置マップ保持手段として、複数種類の再配置マップ1
0Mを複数備えており、上記キーボード11Aは再配置
マップ指定手段として、上記複数の再配置マップの何れ
を使用するかを指定する。この再配置マップ指定手段と
しては、ユーザーが指定できる手段であれば、上記キー
ボード11Aに限定されるものではなく、例えばタッチ
パネルに上記再配置マップを名称、番号等で表示して、
ユーザに選択させるようにしてもよい。
【0043】上記実施の形態2のデータ符号化復号化装
置におけるビットデータの符号化の手順について、図9
のフローチャートを参照して説明する。
置におけるビットデータの符号化の手順について、図9
のフローチャートを参照して説明する。
【0044】なお、図9のステップ1cからステップ4
cまでの手順は、図2で説明した実施の形態1のデータ
符号化復号化装置の場合(図2ステップ1a〜ステップ
5a参照)と同じであるため、その説明を省略する。
cまでの手順は、図2で説明した実施の形態1のデータ
符号化復号化装置の場合(図2ステップ1a〜ステップ
5a参照)と同じであるため、その説明を省略する。
【0045】この実施の形態2のデータ符号化復号化装
置では、例えば図10や図11に示すようなブロックの
方向が異なる複数の再配置マップを再配置マップデータ
ベース12Aに備えており、ユーザーは、発生しやすい
直線状ノイズの向きを考慮して、上記複数の再配置マッ
プのなかから、どの再配置マップを基にビット配列を実
行するかを選択し、キーボード11Aを介してその再配
置マップを指定する(ステップ6c〜ステップ5c)。
置では、例えば図10や図11に示すようなブロックの
方向が異なる複数の再配置マップを再配置マップデータ
ベース12Aに備えており、ユーザーは、発生しやすい
直線状ノイズの向きを考慮して、上記複数の再配置マッ
プのなかから、どの再配置マップを基にビット配列を実
行するかを選択し、キーボード11Aを介してその再配
置マップを指定する(ステップ6c〜ステップ5c)。
【0046】この指定に基づいて、2次元画像生成手段
6Aでワーキメモリ9A上の2次元画像のビット再配列
が実行される(ステップ6c)。そのときの直線状ノイ
ズの向きとビットデータの配列方向との関係を、図10
と図11をもとに説明する。
6Aでワーキメモリ9A上の2次元画像のビット再配列
が実行される(ステップ6c)。そのときの直線状ノイ
ズの向きとビットデータの配列方向との関係を、図10
と図11をもとに説明する。
【0047】図7に示すような、ブロック単位でのエラ
ー訂正に用いられるリードソロモン符号方式のエラー訂
正は、ハミング符号方式のエラー訂正に比べてエラー訂
正にかかる処理時間が長い。よって、処理時間を短くす
るためには、先ずハミング符号方式でエラー訂正してで
きるだけエラービットの数を少なくしてからリードソロ
モン符号方式のエラー訂正を実行する。
ー訂正に用いられるリードソロモン符号方式のエラー訂
正は、ハミング符号方式のエラー訂正に比べてエラー訂
正にかかる処理時間が長い。よって、処理時間を短くす
るためには、先ずハミング符号方式でエラー訂正してで
きるだけエラービットの数を少なくしてからリードソロ
モン符号方式のエラー訂正を実行する。
【0048】したがって、上記ハミング符号方式でのエ
ラー訂正が有効に作用するように、すなわちブロック内
で多数のビットが破壊される状態が発生しないように、
ブロックの長さ方向とノイズの方向が異なる再配置マッ
プ10Mを選ぶ。
ラー訂正が有効に作用するように、すなわちブロック内
で多数のビットが破壊される状態が発生しないように、
ブロックの長さ方向とノイズの方向が異なる再配置マッ
プ10Mを選ぶ。
【0049】このような手順を採用した場合に、上記再
配置マップ10Mの選択は以下のようにノイズの発生す
る方向によって決定される。
配置マップ10Mの選択は以下のようにノイズの発生す
る方向によって決定される。
【0050】例えば、プリンタ機器などで2次元画像を
印刷する時には、図10に示すようにローラーの汚れな
どの原因により、用紙排出方向と同方向の直線状ノイズ
N1がでやすい。その時には、ブロックBkの長さ方向
が図10に示す上記ノイズN1と直交するような方向、
すなわちブロックBkの長さ方向が列方向のドット配置
になる再配置マップを選ぶ。
印刷する時には、図10に示すようにローラーの汚れな
どの原因により、用紙排出方向と同方向の直線状ノイズ
N1がでやすい。その時には、ブロックBkの長さ方向
が図10に示す上記ノイズN1と直交するような方向、
すなわちブロックBkの長さ方向が列方向のドット配置
になる再配置マップを選ぶ。
【0051】また、ファクシミリ装置などを経由して2
次元画像を印刷する場合には、図11に示すように通信
エラーが発生するとこのエラーを黒ラインあるいは白ラ
インとして印刷することが行われ、この黒ラインあるい
は白ラインは用紙排出方向と垂直な方向に直線状ノイズ
N3として現れることが多くなる。その時には、同図に
示すように、ブロックBkの長さ方向が上記直線状ノイ
ズN3と直交する方向、すなわちブロックBkの長さ方
向が行方向のドット配置になる再配置マップを選ぶ。
次元画像を印刷する場合には、図11に示すように通信
エラーが発生するとこのエラーを黒ラインあるいは白ラ
インとして印刷することが行われ、この黒ラインあるい
は白ラインは用紙排出方向と垂直な方向に直線状ノイズ
N3として現れることが多くなる。その時には、同図に
示すように、ブロックBkの長さ方向が上記直線状ノイ
ズN3と直交する方向、すなわちブロックBkの長さ方
向が行方向のドット配置になる再配置マップを選ぶ。
【0052】尚、上記図10、図11の場合と異なって
傾斜したノイズが発生することも考えられるが、図12
に示すように、ブロックBkを構成するビットデータを
該ノイズN3と直交するように傾斜して配置する再配置
マップを採用することができる。
傾斜したノイズが発生することも考えられるが、図12
に示すように、ブロックBkを構成するビットデータを
該ノイズN3と直交するように傾斜して配置する再配置
マップを採用することができる。
【0053】更に、上記図10、図11に示す2つの状
態を同時に満足する方法として、ビットデータを用紙排
出方向に斜めに配列することも考えられる。このように
作成された2次元画像はプリンタ1Aに送られ、紙など
の媒体に2次元画像として印刷される(ステップ7
c)。
態を同時に満足する方法として、ビットデータを用紙排
出方向に斜めに配列することも考えられる。このように
作成された2次元画像はプリンタ1Aに送られ、紙など
の媒体に2次元画像として印刷される(ステップ7
c)。
【0054】なお、この実施の形態2のデータ符号化復
号化装置におけるビットデータの復号化の動作について
は、上記実施の形態1で図3を参照して説明した内容と
同じであるため、その説明を省略する。
号化装置におけるビットデータの復号化の動作について
は、上記実施の形態1で図3を参照して説明した内容と
同じであるため、その説明を省略する。
【0055】ただし、この実施の形態2のデータ符号化
復号化装置では、図9のフローチャートのステップ5c
において、最も出現頻度の高い向きの直線状ノイズに対
して、ランダム誤り訂正よりエラー訂正に時間のかかる
バースト誤り訂正を避けるべくキーボード11Aを通じ
て再配置マップを選択しているので、短いデコード時間
でデコードできる可能性が高まることになる。
復号化装置では、図9のフローチャートのステップ5c
において、最も出現頻度の高い向きの直線状ノイズに対
して、ランダム誤り訂正よりエラー訂正に時間のかかる
バースト誤り訂正を避けるべくキーボード11Aを通じ
て再配置マップを選択しているので、短いデコード時間
でデコードできる可能性が高まることになる。
【0056】(実施の形態3)図13は本発明の第3の
実施の形態によるデータ符号化復号化装置の構成を示す
ブロック図であり、この装置におけるビットデータの符
号化の構成について図14のフローチャートを参照して
説明する。尚、図1の場合と同様、実線矢印は処理の流
れを、また、白線矢印はビットデータの流れを示す。
実施の形態によるデータ符号化復号化装置の構成を示す
ブロック図であり、この装置におけるビットデータの符
号化の構成について図14のフローチャートを参照して
説明する。尚、図1の場合と同様、実線矢印は処理の流
れを、また、白線矢印はビットデータの流れを示す。
【0057】図1で説明したと同様、データ入出力手段
3Aより入力された所定数、例えば16ビットのビット
データは、ワークメモリ9Aに入力され、ここで以下に
説明する処理がなされる(ステップ1d)。
3Aより入力された所定数、例えば16ビットのビット
データは、ワークメモリ9Aに入力され、ここで以下に
説明する処理がなされる(ステップ1d)。
【0058】上記のようにワークメモリ9Aにビットデ
ータが入力されると、パターン検出手段15Aが起動
し、該パターン検出手段15Aは用紙の方向と該用紙に
印字された行の方向の関係(行方向が用紙の長い方向か
短い方向か)を示す方向パターンを検出し、その検出結
果を符合化方式組合せ決定手段14Aに渡す。符合化方
式組合せ決定手段14Aは上記方向パターンに基づい
て、ビットデータを符号化するときに、後述する符号化
方式の内どの符号化方式をどのような順序で組み合わせ
て用いるのかを決定する(ステップ2d)。
ータが入力されると、パターン検出手段15Aが起動
し、該パターン検出手段15Aは用紙の方向と該用紙に
印字された行の方向の関係(行方向が用紙の長い方向か
短い方向か)を示す方向パターンを検出し、その検出結
果を符合化方式組合せ決定手段14Aに渡す。符合化方
式組合せ決定手段14Aは上記方向パターンに基づい
て、ビットデータを符号化するときに、後述する符号化
方式の内どの符号化方式をどのような順序で組み合わせ
て用いるのかを決定する(ステップ2d)。
【0059】なお、パターン検出手段15Aで検出する
上記方向パターンは、用紙の方向と行方向の関係に限ら
ず、特定の使用環境でのノイズパターンを検出してもよ
いし、ユーザが経験やマニュアルに基づいて判断した結
果を反映してもよい。本実施の形態では、組み合わせる
符号化方式としてハミング符号、リードソロモン符号、
BCH符号(Bose/Chaudhuri/Hocquengen 符号)の3種
類を用意する。
上記方向パターンは、用紙の方向と行方向の関係に限ら
ず、特定の使用環境でのノイズパターンを検出してもよ
いし、ユーザが経験やマニュアルに基づいて判断した結
果を反映してもよい。本実施の形態では、組み合わせる
符号化方式としてハミング符号、リードソロモン符号、
BCH符号(Bose/Chaudhuri/Hocquengen 符号)の3種
類を用意する。
【0060】これらのうち、ハミング符号とBCH符号
はランダム誤り訂正符号に分類され、リードソロモン符
号はバースト誤り訂正符号に分類される。そして以下の
説明ではハミング符号、リードソロモン符号、BCH符
号の順に適用してビットデータを符号化する場合を例と
して説明する。
はランダム誤り訂正符号に分類され、リードソロモン符
号はバースト誤り訂正符号に分類される。そして以下の
説明ではハミング符号、リードソロモン符号、BCH符
号の順に適用してビットデータを符号化する場合を例と
して説明する。
【0061】なお、用意する符号化方式は上記3種類に
限定されるのでなく、それ以上の種類の符号化方式を用
いてもよく、また用意した符号化方式の全種類を使用す
るのでなく、状況に応じて必要な種類の符号化方式を使
用するようにしてもよい。また、例えばハミング符号、
BCH符号、ハミング符号の順に符号化するように、同
じ符号化方式を何度使ってもよい。更に、符号方式組合
せ決定手段14Aでは、符号化方式の組合せを上記のよ
うにパターン検出手段15Aの検出した方向パターンに
依存して組み合わせを決定するのではなく、あらかじめ
決められた組み合わせと順序に従うようにしてもよい。
限定されるのでなく、それ以上の種類の符号化方式を用
いてもよく、また用意した符号化方式の全種類を使用す
るのでなく、状況に応じて必要な種類の符号化方式を使
用するようにしてもよい。また、例えばハミング符号、
BCH符号、ハミング符号の順に符号化するように、同
じ符号化方式を何度使ってもよい。更に、符号方式組合
せ決定手段14Aでは、符号化方式の組合せを上記のよ
うにパターン検出手段15Aの検出した方向パターンに
依存して組み合わせを決定するのではなく、あらかじめ
決められた組み合わせと順序に従うようにしてもよい。
【0062】この実施の形態では、上記のようにワーク
メモリ9Aにあるビットデータに対して、まず、上記符
号方式組合せ決定手段14A決定した組合せの1番目の
符号化方式であるハミング符号化方式が実行される。こ
こでは(8.4)ハミング符号化方式を用いることと
し、上記ビットデータにハミング符号を付加する手順に
ついては本発明の実施の形態1と同様であるので、説明
を省略する。
メモリ9Aにあるビットデータに対して、まず、上記符
号方式組合せ決定手段14A決定した組合せの1番目の
符号化方式であるハミング符号化方式が実行される。こ
こでは(8.4)ハミング符号化方式を用いることと
し、上記ビットデータにハミング符号を付加する手順に
ついては本発明の実施の形態1と同様であるので、説明
を省略する。
【0063】このように、上記ハミング符号エンコーダ
4Aによってビットデータにハミング符号(ランダム誤
り訂正ビット)が付加されると、リードソロモン符号エ
ンコーダ5Aが起動して、リードソロモン符号が付加さ
れる。この手順についても本発明の実施の形態1と同様
であるので、説明を省略する(ステップ1d〜ステップ
5d)。
4Aによってビットデータにハミング符号(ランダム誤
り訂正ビット)が付加されると、リードソロモン符号エ
ンコーダ5Aが起動して、リードソロモン符号が付加さ
れる。この手順についても本発明の実施の形態1と同様
であるので、説明を省略する(ステップ1d〜ステップ
5d)。
【0064】以上のように、上記リードソロモン符号エ
ンコーダ5Aによってバースト誤り訂正ビットを付加さ
れたビットデータは、BCH符号エンコーダ16A(こ
こでは(16.15)BCH符号化方式を用いる場合を
例とする)に渡される。
ンコーダ5Aによってバースト誤り訂正ビットを付加さ
れたビットデータは、BCH符号エンコーダ16A(こ
こでは(16.15)BCH符号化方式を用いる場合を
例とする)に渡される。
【0065】上記BCH符号エンコーダ16Aは、図1
5に示した上記各8ビットのビットデータのブロックR
a〜Rhの中、ブロックRaとブロックRcに含まれる
ビット、合計16ビット、更に該16ビットに対する1
5ビットのパリティブロックαを生成し付与して塊Σα
とする。同様にブロックRbとRdのビットとそれに対
応するパリティブロックβとよりなる塊Σβ、ブロック
ReとRgのビットとそれに対応するパリティブロック
γとよりなる塊Σγ、ブロックRfとRhのビットとそ
れに対応するパリティブロックδとよりなる塊Σδを生
成する(ステップ5d)。このBCH符号化方式を適用
したエラー訂正能力は、上記31ビットからなる一つの
塊のなかの3ビットの誤りまで訂正することができる。
5に示した上記各8ビットのビットデータのブロックR
a〜Rhの中、ブロックRaとブロックRcに含まれる
ビット、合計16ビット、更に該16ビットに対する1
5ビットのパリティブロックαを生成し付与して塊Σα
とする。同様にブロックRbとRdのビットとそれに対
応するパリティブロックβとよりなる塊Σβ、ブロック
ReとRgのビットとそれに対応するパリティブロック
γとよりなる塊Σγ、ブロックRfとRhのビットとそ
れに対応するパリティブロックδとよりなる塊Σδを生
成する(ステップ5d)。このBCH符号化方式を適用
したエラー訂正能力は、上記31ビットからなる一つの
塊のなかの3ビットの誤りまで訂正することができる。
【0066】このように複数種類の誤り訂正符号が付加
されたビットデータは2次元画像生成手段6Aに渡され
る(ステップ6d)。この2次元画像生成手段6Aで
は、図16(b)に示す再配置手段10Aとしての再配
置マップ10Mに、従って、上記ビットデータを図16
(c)に示すように配列し、2次元コードを生成する
(ステップ7d)。
されたビットデータは2次元画像生成手段6Aに渡され
る(ステップ6d)。この2次元画像生成手段6Aで
は、図16(b)に示す再配置手段10Aとしての再配
置マップ10Mに、従って、上記ビットデータを図16
(c)に示すように配列し、2次元コードを生成する
(ステップ7d)。
【0067】なお、図16(b)、(c)において、a
〜hは上記ブロックRa〜Rhを意味し、該a〜hに対
になっている1〜8は1ブロック内でのビットデータの
順番を表している。更にα〜δはパリティブロックを意
味し、該α〜δに対になっている1〜8は上記パリティ
ブロックα〜δ内でのビットデータの順番を表してい
る。
〜hは上記ブロックRa〜Rhを意味し、該a〜hに対
になっている1〜8は1ブロック内でのビットデータの
順番を表している。更にα〜δはパリティブロックを意
味し、該α〜δに対になっている1〜8は上記パリティ
ブロックα〜δ内でのビットデータの順番を表してい
る。
【0068】このようにして生成された2次元コードは
プリンタ1Aに入力され、紙などの媒体に2次元コード
画像として印刷される(ステップ8d)。
プリンタ1Aに入力され、紙などの媒体に2次元コード
画像として印刷される(ステップ8d)。
【0069】次に、上記実施の形態3のデータ符号化復
号化装置におけるビットデータの復号化の動作について
図17のフローチャートを参照して説明する。
号化装置におけるビットデータの復号化の動作について
図17のフローチャートを参照して説明する。
【0070】上記のように紙などの媒体に印刷された2
次元コード画像は、スキャナ2Aで読み込まれてワーク
メモリ9Aに入力される(ステップ1e)。
次元コード画像は、スキャナ2Aで読み込まれてワーク
メモリ9Aに入力される(ステップ1e)。
【0071】マップ配置復元処理手段13Aは、上記の
ようにワークメモリ9Aに入力されたビットデータに対
して、上記2次元画像生成手段6Aが使用したのと同じ
再配置マップ10Mを基にして、上記並べ替える前の元
のビットデータに復元する(ステップ2e)。
ようにワークメモリ9Aに入力されたビットデータに対
して、上記2次元画像生成手段6Aが使用したのと同じ
再配置マップ10Mを基にして、上記並べ替える前の元
のビットデータに復元する(ステップ2e)。
【0072】パターン検出手段15Aは上記のようにワ
ークメモリ9A上で復元されたビットデータに基づいて
方向パターンを検出し、その内容を符号化方式組合せ決
定手段14Aに通知する。この通知を受けた符号化方式
組合せ決定手段14Aでは、組み合わされている符号化
方式とその使用の順番を決定するようになっている(ス
テップ3e)。ここで決定された順番に従って、以下に
説明するように各デコーダが起動し、ビットデータを復
号していく。今回の例では上記順番をハミング符号、リ
ードソロモン符号、BCH符号の順と仮定し、マップ配
置復元処理手段13Aで本来の状態に配列されたビット
データを、まず、ハミング符号デコーダ7Aに渡すこと
になる(ステップ4e)。
ークメモリ9A上で復元されたビットデータに基づいて
方向パターンを検出し、その内容を符号化方式組合せ決
定手段14Aに通知する。この通知を受けた符号化方式
組合せ決定手段14Aでは、組み合わされている符号化
方式とその使用の順番を決定するようになっている(ス
テップ3e)。ここで決定された順番に従って、以下に
説明するように各デコーダが起動し、ビットデータを復
号していく。今回の例では上記順番をハミング符号、リ
ードソロモン符号、BCH符号の順と仮定し、マップ配
置復元処理手段13Aで本来の状態に配列されたビット
データを、まず、ハミング符号デコーダ7Aに渡すこと
になる(ステップ4e)。
【0073】ここで、もし図18に示すように、2次元
コード画像上にまとまった面積を占めるノイズN4がの
っている場合、8ビットから構成される1つの訂正集合
(誤り訂正符号を含むビットの集合:ここではブロック
R)のうち、ブロックRc(ビットc1〜c8)、ブロ
ックRd(ビットd1〜d8)、及びブロックRe(ビ
ットe1〜e8)の3つのブロックRではノイズN4に
よって壊されるビットはそれぞれ2ビットであるため、
上記ハミング符号デコーダ7Aがランダム誤り訂正機能
でエラービットを訂正することはできない(ステップ5
e−2:ステップ5e−1参照)。
コード画像上にまとまった面積を占めるノイズN4がの
っている場合、8ビットから構成される1つの訂正集合
(誤り訂正符号を含むビットの集合:ここではブロック
R)のうち、ブロックRc(ビットc1〜c8)、ブロ
ックRd(ビットd1〜d8)、及びブロックRe(ビ
ットe1〜e8)の3つのブロックRではノイズN4に
よって壊されるビットはそれぞれ2ビットであるため、
上記ハミング符号デコーダ7Aがランダム誤り訂正機能
でエラービットを訂正することはできない(ステップ5
e−2:ステップ5e−1参照)。
【0074】次に、ビットデータはリードソロモン符号
デコーダ8Aに渡され、ここでバースト誤り訂正処理が
される(ステップ6e)。しかし、図18に示すよう
に、2次元コード画像上にまとまった面積を占めるノイ
ズN4が残っている場合、リードソロモン符号化方式か
ら見た訂正単位のブロックRのうち、ブロックRc,R
d,Reの3ブロックが壊されていて、この例で使用し
ている2ブロックまで訂正可能というリードソロモン符
号化方式の性能を越えてビットデータが壊されている。
よってここでもエラービットを訂正することはできない
(ステップ7e−2:ステップ7e−1参照)。
デコーダ8Aに渡され、ここでバースト誤り訂正処理が
される(ステップ6e)。しかし、図18に示すよう
に、2次元コード画像上にまとまった面積を占めるノイ
ズN4が残っている場合、リードソロモン符号化方式か
ら見た訂正単位のブロックRのうち、ブロックRc,R
d,Reの3ブロックが壊されていて、この例で使用し
ている2ブロックまで訂正可能というリードソロモン符
号化方式の性能を越えてビットデータが壊されている。
よってここでもエラービットを訂正することはできない
(ステップ7e−2:ステップ7e−1参照)。
【0075】次に、ビットデータはBCH符号デコーダ
17Aに渡され、ここで訂正処理される(ステップ8
e)。ここでの訂正は、図19に示すようにBCH符号
方式からみた31ビット(a1〜a8、α1〜α8、c
1〜c8、α9〜α15)を上記一つの塊Σ(ここでは
Σα)とみた場合に、この塊Σαのなかにエラービット
が3ビット以下であるので、エラービットを訂正するこ
とが可能である(ステップ9e)。
17Aに渡され、ここで訂正処理される(ステップ8
e)。ここでの訂正は、図19に示すようにBCH符号
方式からみた31ビット(a1〜a8、α1〜α8、c
1〜c8、α9〜α15)を上記一つの塊Σ(ここでは
Σα)とみた場合に、この塊Σαのなかにエラービット
が3ビット以下であるので、エラービットを訂正するこ
とが可能である(ステップ9e)。
【0076】このように、ハミング符号デコーダ7Aと
リードソロモン符号デコーダ8AとBCH符号デコーダ
17Aを介して元のビットデータが復元され、データ入
出力手段3Aに転送され、出力される(ステップ10e
〜ステップ11e)。
リードソロモン符号デコーダ8AとBCH符号デコーダ
17Aを介して元のビットデータが復元され、データ入
出力手段3Aに転送され、出力される(ステップ10e
〜ステップ11e)。
【0077】なお、実施の形態2の場合と同様に、上記
実施の形態3において再配置マップを複数種用意し、ノ
イズの発生方向などを考慮してユーザがキーボード等に
より適切な再配置マップを選択できるようにすることも
できる。また、再配置マップはここで例示した配置順序
のものに限らず、規定の2次元領域内の任意の配列順序
を採用することができる。
実施の形態3において再配置マップを複数種用意し、ノ
イズの発生方向などを考慮してユーザがキーボード等に
より適切な再配置マップを選択できるようにすることも
できる。また、再配置マップはここで例示した配置順序
のものに限らず、規定の2次元領域内の任意の配列順序
を採用することができる。
【0078】以上、本発明の各実施の形態ににおいて、
上記再配置マップを省略して、ハミング符号エンコーダ
4Aまたはリードソロモン符号エンコーダ5Aから転送
されたビットデータをそのまま2次元画像生成手段6A
で2次元画像とすることも可能である。
上記再配置マップを省略して、ハミング符号エンコーダ
4Aまたはリードソロモン符号エンコーダ5Aから転送
されたビットデータをそのまま2次元画像生成手段6A
で2次元画像とすることも可能である。
【0079】また、本願出願人は、スキャナ等の画像入
力手段より入力した文書画像に対応する画像データを画
像ファイルとして内蔵の磁気ディスク等へ記憶し、この
ように記憶した画像ファイルを再びプリンタ等より印刷
できる画像情報処理装置を提案している。これによれ
ば、上記2次元コードを上記文書画像の特定ページに印
刷して、この2次元コードに基づいて上記のように記憶
された文書画像を特定することも可能である。
力手段より入力した文書画像に対応する画像データを画
像ファイルとして内蔵の磁気ディスク等へ記憶し、この
ように記憶した画像ファイルを再びプリンタ等より印刷
できる画像情報処理装置を提案している。これによれ
ば、上記2次元コードを上記文書画像の特定ページに印
刷して、この2次元コードに基づいて上記のように記憶
された文書画像を特定することも可能である。
【0080】更に、以上の説明では2次元コードを例と
して説明を行ったが、本発明の適用される2次元画像は
2次元コードに限られず、ビットデータの集合を符号化
することによって得られる2次元画像一般を含んでい
る。
して説明を行ったが、本発明の適用される2次元画像は
2次元コードに限られず、ビットデータの集合を符号化
することによって得られる2次元画像一般を含んでい
る。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はランダム
誤り訂正符号方式とバースト誤り訂正符号方式の2種類
のエラー訂正方式をもちいてビットデータを符号化し復
号化している。このため、ランダム符号化したビットデ
ータの集合の長さ方向のノイズに対しては上記バースト
誤り訂正符号が作用し、またバースト符号化したビット
データのブロックを複数にわたり貫通するノイズに対し
ては上記ランダム誤り訂正符号が作用する。従って、2
次元画像上にどの向きのノイズがのっても、エラー訂正
能力を確実に働かせることが可能である。また複数のラ
ンダム誤り訂正符号、バースト誤り訂正符号を用いるこ
とで、より複雑な形状のノイズに対してもエラー訂正を
行うことができる。
誤り訂正符号方式とバースト誤り訂正符号方式の2種類
のエラー訂正方式をもちいてビットデータを符号化し復
号化している。このため、ランダム符号化したビットデ
ータの集合の長さ方向のノイズに対しては上記バースト
誤り訂正符号が作用し、またバースト符号化したビット
データのブロックを複数にわたり貫通するノイズに対し
ては上記ランダム誤り訂正符号が作用する。従って、2
次元画像上にどの向きのノイズがのっても、エラー訂正
能力を確実に働かせることが可能である。また複数のラ
ンダム誤り訂正符号、バースト誤り訂正符号を用いるこ
とで、より複雑な形状のノイズに対してもエラー訂正を
行うことができる。
【0082】さらに、上記ノイズの向きに応じてビット
データの再配置マップを作成し、あるいはどの向きの直
線状ノイズが2次元画像上にのりやすいかによって再配
置マップを変更することが可能である。これにより、上
記ビットデータのブロックの方向とノイズの方向とが交
差するようにして、訂正時間の速いランダム誤り訂正符
号方式を優先的に利用できる。従って、エラー訂正時間
を含めたデコード処理時間を最小にすることが可能であ
る。
データの再配置マップを作成し、あるいはどの向きの直
線状ノイズが2次元画像上にのりやすいかによって再配
置マップを変更することが可能である。これにより、上
記ビットデータのブロックの方向とノイズの方向とが交
差するようにして、訂正時間の速いランダム誤り訂正符
号方式を優先的に利用できる。従って、エラー訂正時間
を含めたデコード処理時間を最小にすることが可能であ
る。
【図1】本発明の実施の形態1のデータ符号化復号化装
置を示す構成図である。
置を示す構成図である。
【図2】実施の形態1のデータ符号化復号化装置におけ
るデータ符号時のフローチャートである。
るデータ符号時のフローチャートである。
【図3】実施の形態1のデータ符号化復号化装置におけ
るデータ復号時のフローチャートである。
るデータ復号時のフローチャートである。
【図4】実施の形態1のデータ符号化復号化装置におけ
るビットデータの符号化手順を示す説明図である。
るビットデータの符号化手順を示す説明図である。
【図5】実施の形態1のデータ符号化復号化装置におけ
る2次元画像上でのドットの再配置仕様を示す説明図で
ある。
る2次元画像上でのドットの再配置仕様を示す説明図で
ある。
【図6】各ブロックを横切る方向に直線状ノイズがのっ
た場合の例を示す図である。
た場合の例を示す図である。
【図7】1ブロックと同方向に直線状ノイズがのった場
合の例を示す図である。
合の例を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態2のデータ符号化復号化装
置を示す構成図である。
置を示す構成図である。
【図9】実施の形態2のデータ符号化復号化装置実施に
おけるデータ符号時のフローチャートである。
おけるデータ符号時のフローチャートである。
【図10】用紙排出方向と同じ向きの直線状ノイズがの
った場合の再配置マップの仕様を示す図である。
った場合の再配置マップの仕様を示す図である。
【図11】用紙排出方向と垂直な向きの直線状ノイズが
のった場合の再配置マップの仕様を示す図である。
のった場合の再配置マップの仕様を示す図である。
【図12】用紙に対してビットデータを斜めに配置する
再配置マップの仕様を示す図である。
再配置マップの仕様を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態3のデータ符号化復号化
装置を示す構成図である。
装置を示す構成図である。
【図14】実施の形態3のデータ符号化復号化装置実施
におけるデータ符号時のフローチャートである。
におけるデータ符号時のフローチャートである。
【図15】BCH符号化におけるビットデータの符号化
手順を示す説明図である。
手順を示す説明図である。
【図16】実施の形態3のデータ符号化復号化装置にお
ける2次元画像上でのドットの再配置仕様を示す説明図
である。
ける2次元画像上でのドットの再配置仕様を示す説明図
である。
【図17】実施の形態3のデータ符号化復号化装置にお
けるデータ復号時のフローチャートである。
けるデータ復号時のフローチャートである。
【図18】まとまった面積を占めるノイズがのった場合
の例を示す図である。
の例を示す図である。
【図19】BCH符号による誤り訂正の説明図である。
【図20】リードソロモン符号方式で誤り訂正機能を付
加する際の説明図である。
加する際の説明図である。
【図21】ハミング符号方式で誤り訂正機能を付加する
際の説明図である。
際の説明図である。
1A プリンタ 2A スキャナ 3A データ入出力手段 4A ハミング符号エンコーダ 5A リードソロモン符号エンコーダ 6A 2次元画像生成手段 7A ハミング符号デコーダ 8A リードソロモン符号デコーダ 9A ワークメモリ 10A 再配置手段 10M 再配置マップ 11A キーボード 12A 再配置マップデータベース 13A マップ配置復元処理手段 14A 符号化方式組合せ決定手段 15A パターン検出手段 16A BCH符号エンコーダ 17A BCH符号デコーダ
フロントページの続き (72)発明者 山口 岳人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 桑野 秀之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡田 雄治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 高橋 直樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 丈二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (12)
- 【請求項1】 任意のビットデータの集合に対して、少
なくとも1種の誤り訂正符号を付加して符号化する第1
の符号化手段と、 上記第1の符号化手段により符号化されたビットデータ
の集合に対して、少なくとも1種の誤り訂正符号を付加
して符号化する第2の符号化手段と、 上記第1及び第2の符号化手段によって符号化したビッ
トデータを規定2次元領域に行列状に配列して2次元画
像を生成するマーク生成手段とを備えることを特徴とす
る、データ符号化装置。 - 【請求項2】 上記第1の符号化手段がランダム誤り訂
正符号を付加するランダム符号化手段であり、上記第2
の符号化手段がバースト誤り訂正符号を付加するバース
ト符号化手段である、請求項1に記載のデータ符号化装
置。 - 【請求項3】 上記第1の符号化手段がバースト誤り訂
正符号を付加するバースト符号化手段であり、上記第2
の符号化手段がランダム誤り訂正符号を付加するランダ
ム符号化手段である、請求項1に記載のデータ符号化装
置。 - 【請求項4】 上記2次元画像を媒体に印刷する2次元
画像印刷手段を備える、請求項1に記載のデータ符号化
装置。 - 【請求項5】 上記第1及び第2の符号化手段によって
符号化したビットデータを並べ替える順番を示した再配
置マップと、 上記再配置マップに基づいて、上記符号化したビットデ
ータを2次元領域上に再配置し上記マーク生成手段に渡
す再配置手段とを備える、請求項1に記載のデータ符号
化装置。 - 【請求項6】 上記ランダム誤り訂正符号を付加したと
きのビットデータの集合を、上記規定2次元領域内の行
または列のいずれか一方向に並べて配置する上記再配置
マップを備える、請求項2に記載のデータ符号化装置。 - 【請求項7】 上記バースト誤り訂正符号を付加したと
きのビットデータの集合を、上記規定2次元領域内の行
または列のいずれか一方向に並べて配置する上記再配置
マップを備える、請求項3に記載のデータ符号化装置。 - 【請求項8】 上記複数種の再配置マップを保持した再
配置マップ保持手段と、 上記再配置手段で使用する再配置マップを選択する再配
置マップ指定手段とを備え、 上記再配置マップ指定手段が、最も頻発するビットエラ
ーの方向と、上記ビットデータの集合の長さ方向とが交
差する再配置マップを選択する、請求項5に記載のデー
タ符号化装置。 - 【請求項9】 第1の符号化手段と第2の符号化手段に
よって、それぞれ少なくとも1種の誤り訂正符号を付加
して符号化したビットデータを基に印刷された2次元画
像を読み込んで、ビットデータに変換する2次元画像読
み込み手段と、 第1の符号化手段によって誤り訂正符号を付加されたビ
ットデータの集合に対して、誤り訂正と復号とを行う第
1の復号化手段と、 第1の符号化手段によって誤り訂正符号を付加されたビ
ットデータの集合に対して、誤り訂正と復号とを行う第
2の復号化正手段とを備えることを特徴とする、データ
復号化装置。 - 【請求項10】 上記第1の復号化手段がランダム誤り
訂正符号に基づいて誤り訂正と復号とを行うランダム復
号化手段であり、上記第2の復号化手段がバースト誤り
訂正符号に基づいて誤り訂正と復号とを行うバースト復
号化手段である、請求項9に記載のデータ復号化装置。 - 【請求項11】 上記第1の復号化手段がバースト誤り
訂正符号に基づいて誤り訂正と復号とを行うバースト復
号化手段であり、上記第2の復号化手段がランダム誤り
訂正符号に基づいて誤り訂正と復号とを行うランダム復
号化手段である、請求項9に記載のデータ復号化装置。 - 【請求項12】 上記2次元画像読み込み手段の後段
に、上記読み込んだ2次元画像を、ビットデータの符号
化後の並べ替えの順番を示した再配置マップに基づい
て、並び替え前のビットデータに変換するマップ配置復
元処理手段を設けた、請求項9に記載のデータ復号化装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000006252A JP2000269824A (ja) | 1999-01-12 | 2000-01-12 | データ符号化装置及びデータ復号化装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP558899 | 1999-01-12 | ||
JP11-5588 | 1999-01-12 | ||
JP2000006252A JP2000269824A (ja) | 1999-01-12 | 2000-01-12 | データ符号化装置及びデータ復号化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000269824A true JP2000269824A (ja) | 2000-09-29 |
Family
ID=26339551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000006252A Pending JP2000269824A (ja) | 1999-01-12 | 2000-01-12 | データ符号化装置及びデータ復号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000269824A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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- 2000-01-12 JP JP2000006252A patent/JP2000269824A/ja active Pending
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