JP2000269318A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JP2000269318A JP2000269318A JP11067384A JP6738499A JP2000269318A JP 2000269318 A JP2000269318 A JP 2000269318A JP 11067384 A JP11067384 A JP 11067384A JP 6738499 A JP6738499 A JP 6738499A JP 2000269318 A JP2000269318 A JP 2000269318A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 実効的な素子特性を向上させ、または素子領
域の基板表面が露出することを防止することが可能な半
導体装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板101の表面上にシリコン酸
化膜102を形成し、この表面上に埋め込み酸化膜の平
坦化ストッパー材となるシリコン窒化膜103を形成す
る。半導体基板101にトレンチ105を形成した後、
シリコン酸化膜102の側面にエッチングを行って後退
させる。半導体基板101の露出している表面に酸化を
行って素子領域の表面に丸みを付ける。これにより、素
子領域の実効寸法を実寸法よりも大きくすることができ
る。
域の基板表面が露出することを防止することが可能な半
導体装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板101の表面上にシリコン酸
化膜102を形成し、この表面上に埋め込み酸化膜の平
坦化ストッパー材となるシリコン窒化膜103を形成す
る。半導体基板101にトレンチ105を形成した後、
シリコン酸化膜102の側面にエッチングを行って後退
させる。半導体基板101の露出している表面に酸化を
行って素子領域の表面に丸みを付ける。これにより、素
子領域の実効寸法を実寸法よりも大きくすることができ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置及びその
製造方法に係わり、特に埋め込み素子分離領域を有する
装置とその製造方法に関するものである。
製造方法に係わり、特に埋め込み素子分離領域を有する
装置とその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】SRAM(Static Random Access Memor
y )等の半導体記憶装置やロジックIC等では、一般に
シャロートレンチアイソレーション(以下、STIとい
う)と称されている方法により埋め込み素子分離領域を
形成することが行われている。STIとは、半導体基板
の表面部分をエッチングして素子分離用のトレンチを形
成し、トレンチをシリコン酸化膜で埋め込んだ後、化学
的機械研磨(Chemical Mechanical Polish、以下CMP
という)等により平坦化することで、所望の領域に素子
分離用の酸化膜を埋め込む素子分離法である。トレンチ
形成後に平坦化するときのストッパーとして、通常シリ
コン窒化膜が用いられる。このような従来の半導体装置
の製造方法及び装置の構造について、図8、図9、図1
0及び図11を用いて説明する。
y )等の半導体記憶装置やロジックIC等では、一般に
シャロートレンチアイソレーション(以下、STIとい
う)と称されている方法により埋め込み素子分離領域を
形成することが行われている。STIとは、半導体基板
の表面部分をエッチングして素子分離用のトレンチを形
成し、トレンチをシリコン酸化膜で埋め込んだ後、化学
的機械研磨(Chemical Mechanical Polish、以下CMP
という)等により平坦化することで、所望の領域に素子
分離用の酸化膜を埋め込む素子分離法である。トレンチ
形成後に平坦化するときのストッパーとして、通常シリ
コン窒化膜が用いられる。このような従来の半導体装置
の製造方法及び装置の構造について、図8、図9、図1
0及び図11を用いて説明する。
【0003】図8(a)に示されているように、半導体
基板301上に熱酸化法により約150オングストロー
ムの膜厚でシリコン酸化膜302を形成する。その表面
上に、ストッパー材としてのシリコン窒化膜(又は多結
晶シリコン膜)303をCVD(Chemical Vapor Depos
ition )法により約1500オングストロームの膜厚で
堆積する。さらにその表面上にレジストを塗布し、写真
蝕刻法を用いてパターニングしたレジスト膜305を形
成する。
基板301上に熱酸化法により約150オングストロー
ムの膜厚でシリコン酸化膜302を形成する。その表面
上に、ストッパー材としてのシリコン窒化膜(又は多結
晶シリコン膜)303をCVD(Chemical Vapor Depos
ition )法により約1500オングストロームの膜厚で
堆積する。さらにその表面上にレジストを塗布し、写真
蝕刻法を用いてパターニングしたレジスト膜305を形
成する。
【0004】図8(b)に示されているように、レジス
ト膜305をマスクとして異方性エッチングを行い、シ
リコン窒化膜303及びシリコン酸化膜302にパター
ニングを行う。さらに、半導体基板301の表面部分に
異方性エッチングを行い、約4000オングストローム
の深さのトレンチ309を形成する。その後、レジスト
膜305を剥離する。
ト膜305をマスクとして異方性エッチングを行い、シ
リコン窒化膜303及びシリコン酸化膜302にパター
ニングを行う。さらに、半導体基板301の表面部分に
異方性エッチングを行い、約4000オングストローム
の深さのトレンチ309を形成する。その後、レジスト
膜305を剥離する。
【0005】図8(c)に示されているように、トレン
チ309の内壁を熱酸化法により酸化し、約350オン
グストロームの膜厚のシリコン酸化膜306を形成す
る。
チ309の内壁を熱酸化法により酸化し、約350オン
グストロームの膜厚のシリコン酸化膜306を形成す
る。
【0006】図8(d)のように、トレンチ309の埋
め込み材としてTEOS膜307を表面全体に堆積す
る。
め込み材としてTEOS膜307を表面全体に堆積す
る。
【0007】あるいは、図9(a)に示されるように、
平坦化のストッパー材としてのシリコン窒化膜303上
に、さらに約1000オングストロームのシリコン酸化
膜304をトレンチ形成用マスクとして形成する場合も
ある。この場合は、シリコン酸化膜304上にレジスト
膜305を形成し、図9(b)に示されるようにシリコ
ン酸化膜304に異方性エッチングを行ってパターニン
グする。
平坦化のストッパー材としてのシリコン窒化膜303上
に、さらに約1000オングストロームのシリコン酸化
膜304をトレンチ形成用マスクとして形成する場合も
ある。この場合は、シリコン酸化膜304上にレジスト
膜305を形成し、図9(b)に示されるようにシリコ
ン酸化膜304に異方性エッチングを行ってパターニン
グする。
【0008】図9(c)に示されたように、シリコン酸
化膜304をマスクとして半導体基板301に異方性エ
ッチングを行いトレンチ309を形成する。レジスト膜
305を除去した後、図9(d)に示されたようにトレ
ンチ309の内壁に熱酸化法によりシリコン酸化膜30
6を形成する。
化膜304をマスクとして半導体基板301に異方性エ
ッチングを行いトレンチ309を形成する。レジスト膜
305を除去した後、図9(d)に示されたようにトレ
ンチ309の内壁に熱酸化法によりシリコン酸化膜30
6を形成する。
【0009】図9(e)のように、TEOS膜307を
トレンチ309の埋め込み材として表面全体に堆積す
る。
トレンチ309の埋め込み材として表面全体に堆積す
る。
【0010】図8(d)又は図9(d)に示された工程
の後に、TEOS膜307にエッチバックあるいはCM
Pを行い、シリコン窒化膜303の表面が露出するまで
平坦化処理を行う。平坦化した後、図10(a)のよう
にシリコン窒化膜303を剥離し、トレンチ309に埋
め込まれたTEOS膜307から成る素子分離領域30
7と、素子領域311とが形成される。
の後に、TEOS膜307にエッチバックあるいはCM
Pを行い、シリコン窒化膜303の表面が露出するまで
平坦化処理を行う。平坦化した後、図10(a)のよう
にシリコン窒化膜303を剥離し、トレンチ309に埋
め込まれたTEOS膜307から成る素子分離領域30
7と、素子領域311とが形成される。
【0011】図10(a)に示された縦断面図を斜め上
方から見た斜視図が図10(b)に相当する。この図1
0(b)に示されたように、表面上に電極材を堆積して
パターニングを行い、ゲート電極308等の配線を形成
する。さらにトランジスタ等の素子を形成して半導体装
置を完成する。
方から見た斜視図が図10(b)に相当する。この図1
0(b)に示されたように、表面上に電極材を堆積して
パターニングを行い、ゲート電極308等の配線を形成
する。さらにトランジスタ等の素子を形成して半導体装
置を完成する。
【0012】しかし、このようにして形成された従来の
装置では、素子領域311の表面が平坦である。よっ
て、素子領域311に素子を形成した場合における実効
的な寸法と素子領域311の実寸法とが一致する。この
ため、実寸法以上に素子の能力を高めることができなか
った。より具体的には、素子領域311にトランジスタ
を形成した場合、トランジスタのW/Lは素子領域31
1の実寸法により決定されてしまい、駆動能力を高める
ことはできなかった。また、従来の半導体装置には図1
1に示されたような工程を経て製造されるものがあっ
た。図11(a)のように、半導体基板401の表面上
にシリコン酸化膜402、平坦化のストッパー材として
のシリコン窒化膜403、トレンチ形成用のレジスト膜
404を形成する。
装置では、素子領域311の表面が平坦である。よっ
て、素子領域311に素子を形成した場合における実効
的な寸法と素子領域311の実寸法とが一致する。この
ため、実寸法以上に素子の能力を高めることができなか
った。より具体的には、素子領域311にトランジスタ
を形成した場合、トランジスタのW/Lは素子領域31
1の実寸法により決定されてしまい、駆動能力を高める
ことはできなかった。また、従来の半導体装置には図1
1に示されたような工程を経て製造されるものがあっ
た。図11(a)のように、半導体基板401の表面上
にシリコン酸化膜402、平坦化のストッパー材として
のシリコン窒化膜403、トレンチ形成用のレジスト膜
404を形成する。
【0013】図11(b)に示されているように、レジ
スト膜404をマスクとして異方性エッチングを行い、
シリコン窒化膜403及びシリコン酸化膜402にパタ
ーニングを行う。シリコン窒化膜403をマスクとして
半導体基板401にトレンチ408を形成する。
スト膜404をマスクとして異方性エッチングを行い、
シリコン窒化膜403及びシリコン酸化膜402にパタ
ーニングを行う。シリコン窒化膜403をマスクとして
半導体基板401にトレンチ408を形成する。
【0014】図11(c)のように、シリコン酸化膜4
02に対して横方向にウェットエッチングを行い、後退
させる。
02に対して横方向にウェットエッチングを行い、後退
させる。
【0015】図11(d)に示されているように、半導
体基板401のトレンチ408の内壁を熱酸化法により
酸化し、約350オングストロームのシリコン酸化膜4
05を形成する。これにより、素子領域の角部409に
丸みがついた状態になる。
体基板401のトレンチ408の内壁を熱酸化法により
酸化し、約350オングストロームのシリコン酸化膜4
05を形成する。これにより、素子領域の角部409に
丸みがついた状態になる。
【0016】図11(e)に示されたように、TEOS
膜406を埋め込み材としてトレンチ408を埋め込む
ように堆積する。
膜406を埋め込み材としてトレンチ408を埋め込む
ように堆積する。
【0017】図11(f)のように、TEOS膜307
にエッチバックあるいはCMPを行い、シリコン窒化膜
403の表面が露出するまで平坦化を行う。平坦化後、
図11(g)のようにシリコン窒化膜403を剥離す
る。これにより、素子分離領域410と素子領域411
とが形成される。
にエッチバックあるいはCMPを行い、シリコン窒化膜
403の表面が露出するまで平坦化を行う。平坦化後、
図11(g)のようにシリコン窒化膜403を剥離す
る。これにより、素子分離領域410と素子領域411
とが形成される。
【0018】ここで、素子領域411の角部409を丸
める処理を施したのは、角張ったままではその後のゲー
ト酸化膜が角部に十分に形成されず、膜厚が減少するか
らである。ゲート酸化膜の膜厚が薄いと、耐圧が低下し
てオフリーク電流特性が悪化する。また閾値に関し、予
め設定した電圧の外に、より低い電圧で2段階に閾値が
発生するというキンク特性を示すようなトランジスタが
できるおそれもある。そこで、素子領域411の角部4
09を丸めてゲート酸化膜の膜厚を確保している。
める処理を施したのは、角張ったままではその後のゲー
ト酸化膜が角部に十分に形成されず、膜厚が減少するか
らである。ゲート酸化膜の膜厚が薄いと、耐圧が低下し
てオフリーク電流特性が悪化する。また閾値に関し、予
め設定した電圧の外に、より低い電圧で2段階に閾値が
発生するというキンク特性を示すようなトランジスタが
できるおそれもある。そこで、素子領域411の角部4
09を丸めてゲート酸化膜の膜厚を確保している。
【0019】しかし、図11(h)に示されたように、
素子領域411の表面上のシリコン酸化膜402を除去
し、この部分にゲート酸化膜を形成すると、シリコン酸
化膜の除去及び酸化を行うことになる。これにより、素
子分離領域410を埋め込むシリコン酸化膜406の上
面及び側面がエッチングにより除去される。そして、素
子領域411の角部409において図示した部分407
のように、素子分離領域410を埋め込むシリコン酸化
膜406が素子領域411の角部409よりも落ち込ん
で、半導体基板401の表面が露出する。これにより、
素子領域411の角部409が埋め込み用シリコン酸化
膜406やシリコン酸化膜405よりも膜厚の薄いゲー
ト酸化膜で覆われることとなり、耐圧の低下やオフリー
ク電流の増加を招いていた。
素子領域411の表面上のシリコン酸化膜402を除去
し、この部分にゲート酸化膜を形成すると、シリコン酸
化膜の除去及び酸化を行うことになる。これにより、素
子分離領域410を埋め込むシリコン酸化膜406の上
面及び側面がエッチングにより除去される。そして、素
子領域411の角部409において図示した部分407
のように、素子分離領域410を埋め込むシリコン酸化
膜406が素子領域411の角部409よりも落ち込ん
で、半導体基板401の表面が露出する。これにより、
素子領域411の角部409が埋め込み用シリコン酸化
膜406やシリコン酸化膜405よりも膜厚の薄いゲー
ト酸化膜で覆われることとなり、耐圧の低下やオフリー
ク電流の増加を招いていた。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
半導体装置には、素子領域の表面が平坦な形状であり実
寸法以上に実効的な素子特性の向上を図ることができな
いという問題、または素子分離領域を埋め込むシリコン
酸化膜が素子領域の角部よりも落ち込んでこの部分が膜
厚の薄いゲート酸化膜で覆われることで、耐圧の低下や
オフリーク電流の増加を招くという問題があった。
半導体装置には、素子領域の表面が平坦な形状であり実
寸法以上に実効的な素子特性の向上を図ることができな
いという問題、または素子分離領域を埋め込むシリコン
酸化膜が素子領域の角部よりも落ち込んでこの部分が膜
厚の薄いゲート酸化膜で覆われることで、耐圧の低下や
オフリーク電流の増加を招くという問題があった。
【0021】本発明は上記事情に鑑み、素子領域の実寸
法よりも実効寸法が大きい素子を形成することが可能で
あり、あるいは耐圧の低下やオフリーク電流の増加を防
止することが可能な半導体装置及びその製造方法を提供
することを目的とする。
法よりも実効寸法が大きい素子を形成することが可能で
あり、あるいは耐圧の低下やオフリーク電流の増加を防
止することが可能な半導体装置及びその製造方法を提供
することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板の表面上に第1及び第2の絶縁膜を順に形成
し、この第1及び第2の絶縁膜と前記半導体基板の表面
部分とにパターニングを行ってトレンチを形成する工程
と、前記第1の絶縁膜の側面にエッチングを行って所定
量後退させる工程と、前記半導体基板の露出している表
面に酸化を行って素子領域の表面に丸みを付ける工程
と、トレンチ内部を埋めるように第3の絶縁膜を堆積
し、前記第2の絶縁膜をストッパー材として前記第3の
絶縁膜を平坦化する工程と、前記第2の絶縁膜を除去す
る工程と、前記素子領域の表面上の前記第1の絶縁膜を
除去する工程とを備え、素子領域の実効寸法が実寸法よ
りも大きいことを特徴としている。
半導体基板の表面上に第1及び第2の絶縁膜を順に形成
し、この第1及び第2の絶縁膜と前記半導体基板の表面
部分とにパターニングを行ってトレンチを形成する工程
と、前記第1の絶縁膜の側面にエッチングを行って所定
量後退させる工程と、前記半導体基板の露出している表
面に酸化を行って素子領域の表面に丸みを付ける工程
と、トレンチ内部を埋めるように第3の絶縁膜を堆積
し、前記第2の絶縁膜をストッパー材として前記第3の
絶縁膜を平坦化する工程と、前記第2の絶縁膜を除去す
る工程と、前記素子領域の表面上の前記第1の絶縁膜を
除去する工程とを備え、素子領域の実効寸法が実寸法よ
りも大きいことを特徴としている。
【0023】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
半導体基板の表面上に第1及び第2の絶縁膜を順に形成
し、この第1及び第2の絶縁膜と前記半導体基板の表面
部分とにパターニングを行ってトレンチを形成する工程
と、前記第1の絶縁膜の側面にエッチングを行って第1
の量だけ後退させる工程と、前記半導体基板の素子領域
の角部にエッチングを行って第2の量だけ除去する工程
と、前記半導体基板の露出している表面に酸化を行って
素子領域の表面に丸みを付ける工程と、トレンチ内部を
埋めるように第3の絶縁膜を堆積し、前記第2の絶縁膜
をストッパー材として前記第3の絶縁膜を平坦化する工
程と、前記第2の絶縁膜を除去する工程と、前記素子領
域の表面上の前記第1の絶縁膜を除去する工程とを備
え、素子領域の実効寸法が実寸法よりも大きいことを特
徴とする。
半導体基板の表面上に第1及び第2の絶縁膜を順に形成
し、この第1及び第2の絶縁膜と前記半導体基板の表面
部分とにパターニングを行ってトレンチを形成する工程
と、前記第1の絶縁膜の側面にエッチングを行って第1
の量だけ後退させる工程と、前記半導体基板の素子領域
の角部にエッチングを行って第2の量だけ除去する工程
と、前記半導体基板の露出している表面に酸化を行って
素子領域の表面に丸みを付ける工程と、トレンチ内部を
埋めるように第3の絶縁膜を堆積し、前記第2の絶縁膜
をストッパー材として前記第3の絶縁膜を平坦化する工
程と、前記第2の絶縁膜を除去する工程と、前記素子領
域の表面上の前記第1の絶縁膜を除去する工程とを備
え、素子領域の実効寸法が実寸法よりも大きいことを特
徴とする。
【0024】さらに、本発明の半導体装置の製造方法
は、半導体基板の表面上に第1及び第2の絶縁膜を順に
形成し、この第1及び第2の絶縁膜と前記半導体基板の
表面部分とにパターニングを行ってトレンチを形成する
工程と、前記第1及び第2の絶縁膜の側面にエッチング
を行って第1の量だけ後退させる工程と、前記半導体基
板の露出している表面に酸化を行って素子領域の角部に
丸みを付ける工程と、前記第1及び第2の絶縁膜の側面
にエッチングを行ってさらに第2の量だけ後退させる工
程と、トレンチ内部を埋めるように第3の絶縁膜を堆積
し、前記第2の絶縁膜をストッパー材として前記第3の
絶縁膜を平坦化する工程と、前記第2の絶縁膜を除去す
る工程と、前記素子領域の表面上の前記第1の絶縁膜を
除去する工程とを備え、前記素子領域の角部より前記第
1及び第3の絶縁膜が後退しないことを特徴とする。
は、半導体基板の表面上に第1及び第2の絶縁膜を順に
形成し、この第1及び第2の絶縁膜と前記半導体基板の
表面部分とにパターニングを行ってトレンチを形成する
工程と、前記第1及び第2の絶縁膜の側面にエッチング
を行って第1の量だけ後退させる工程と、前記半導体基
板の露出している表面に酸化を行って素子領域の角部に
丸みを付ける工程と、前記第1及び第2の絶縁膜の側面
にエッチングを行ってさらに第2の量だけ後退させる工
程と、トレンチ内部を埋めるように第3の絶縁膜を堆積
し、前記第2の絶縁膜をストッパー材として前記第3の
絶縁膜を平坦化する工程と、前記第2の絶縁膜を除去す
る工程と、前記素子領域の表面上の前記第1の絶縁膜を
除去する工程とを備え、前記素子領域の角部より前記第
1及び第3の絶縁膜が後退しないことを特徴とする。
【0025】本発明の半導体装置は、素子領域と素子分
離領域とが設けられ、素子分離領域にトレンチが形成さ
れた半導体基板と、前記トレンチの内壁に形成された酸
化膜と、前記トレンチ内部を埋め込むように形成された
絶縁膜とを備え、前記トレンチの内壁に前記酸化膜を形
成するための酸化工程によって前記素子領域の表面に丸
みが付いており、素子領域の実効寸法が実寸法よりも大
きいことを特徴としている。
離領域とが設けられ、素子分離領域にトレンチが形成さ
れた半導体基板と、前記トレンチの内壁に形成された酸
化膜と、前記トレンチ内部を埋め込むように形成された
絶縁膜とを備え、前記トレンチの内壁に前記酸化膜を形
成するための酸化工程によって前記素子領域の表面に丸
みが付いており、素子領域の実効寸法が実寸法よりも大
きいことを特徴としている。
【0026】また、本発明の半導体装置は、素子領域と
素子分離領域とが設けられ、素子分離領域にトレンチが
形成された半導体基板と、前記トレンチの内壁に形成さ
れた酸化膜と、前記トレンチ内部を埋め込むように形成
された絶縁膜とを備え、前記トレンチの内壁に前記酸化
膜を形成するための酸化工程によって前記素子領域の角
部に丸みが付いており、さらに前記素子領域の角部より
前記絶縁膜及び前記酸化膜が後退していないことを特徴
とする。
素子分離領域とが設けられ、素子分離領域にトレンチが
形成された半導体基板と、前記トレンチの内壁に形成さ
れた酸化膜と、前記トレンチ内部を埋め込むように形成
された絶縁膜とを備え、前記トレンチの内壁に前記酸化
膜を形成するための酸化工程によって前記素子領域の角
部に丸みが付いており、さらに前記素子領域の角部より
前記絶縁膜及び前記酸化膜が後退していないことを特徴
とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明のー実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
いて図面を参照して説明する。
【0028】本発明の第1の実施の形態による半導体装
置の構成及びその製造方法について、図1〜図5を参照
して説明する。
置の構成及びその製造方法について、図1〜図5を参照
して説明する。
【0029】図1(a)に示されるように、半導体基板
101上に熱酸化法により約150オングストロームの
膜厚でシリコン酸化膜102を形成する。その表面上
に、ストッパー材としてシリコン窒化膜(又は多結晶シ
リコン膜)103をCVD法により約1500オングス
トロームの膜厚で堆積する。その表面上に、トレンチ形
成用マスク材となるレジスト膜106を形成する。
101上に熱酸化法により約150オングストロームの
膜厚でシリコン酸化膜102を形成する。その表面上
に、ストッパー材としてシリコン窒化膜(又は多結晶シ
リコン膜)103をCVD法により約1500オングス
トロームの膜厚で堆積する。その表面上に、トレンチ形
成用マスク材となるレジスト膜106を形成する。
【0030】レジスト膜106をマスクとして異方性エ
ッチングを行い、シリコン窒化膜103及びシリコン酸
化膜102にパターニングを行う。さらに、半導体基板
101の表面部分に異方性エッチングを行い、約400
0オングストロームの深さのトレンチ105を形成す
る。その後、レジスト膜106を剥離する。
ッチングを行い、シリコン窒化膜103及びシリコン酸
化膜102にパターニングを行う。さらに、半導体基板
101の表面部分に異方性エッチングを行い、約400
0オングストロームの深さのトレンチ105を形成す
る。その後、レジスト膜106を剥離する。
【0031】図1(b)のように、シリコン酸化膜10
2に対して横方向にウェットエッチングを行い、後退さ
せる。このエッチング量は、シリコン酸化膜102が完
全に除去されない範囲で、素子領域の角のみならず表面
全体に丸みがつくように大きく設定する必要がある。
2に対して横方向にウェットエッチングを行い、後退さ
せる。このエッチング量は、シリコン酸化膜102が完
全に除去されない範囲で、素子領域の角のみならず表面
全体に丸みがつくように大きく設定する必要がある。
【0032】図1(c)に示されているように、半導体
基板101のトレンチ105の内壁を熱酸化法により酸
化し、約350オングストロームのシリコン酸化膜10
8を形成する。これにより、図示されたように素子領域
111の表面全体に丸みがついた状態になる。
基板101のトレンチ105の内壁を熱酸化法により酸
化し、約350オングストロームのシリコン酸化膜10
8を形成する。これにより、図示されたように素子領域
111の表面全体に丸みがついた状態になる。
【0033】図1(d)に示されているように、シリコ
ン酸化膜(又はTEOS膜)107をCVD法によりト
レンチ105を埋め込むように堆積する。
ン酸化膜(又はTEOS膜)107をCVD法によりト
レンチ105を埋め込むように堆積する。
【0034】あるいは、図2(a)に示されたように、
ストッパー材としてのシリコン窒化膜103の表面上
に、トレンチ形成用マスク材としてシリコン酸化膜10
4を形成してもよい。この場合は、図示されていないレ
ジスト膜を用いてシリコン酸化膜104にエッチングを
行う。このシリコン酸化膜104をマスクとして半導体
基板101に異方性エッチングを行い、トレンチ105
を形成する。
ストッパー材としてのシリコン窒化膜103の表面上
に、トレンチ形成用マスク材としてシリコン酸化膜10
4を形成してもよい。この場合は、図示されていないレ
ジスト膜を用いてシリコン酸化膜104にエッチングを
行う。このシリコン酸化膜104をマスクとして半導体
基板101に異方性エッチングを行い、トレンチ105
を形成する。
【0035】この後の工程は、図1(b)〜図1(d)
に示された工程と同様である。図2(b)のように、シ
リコン酸化膜102に対して横方向にウェットエッチン
グを行い、後退させる。
に示された工程と同様である。図2(b)のように、シ
リコン酸化膜102に対して横方向にウェットエッチン
グを行い、後退させる。
【0036】図2(c)に示されているように、半導体
基板101のトレンチ105の内壁を熱酸化法により酸
化し、約350オングストロームのシリコン酸化膜10
8を形成する。これにより、図示されたように素子領域
111の表面全体に丸みがついた状態になる。
基板101のトレンチ105の内壁を熱酸化法により酸
化し、約350オングストロームのシリコン酸化膜10
8を形成する。これにより、図示されたように素子領域
111の表面全体に丸みがついた状態になる。
【0037】図2(d)に示されているように、シリコ
ン酸化膜(又はTEOS膜)107をCVD法によりト
レンチ105を埋め込むように堆積する。
ン酸化膜(又はTEOS膜)107をCVD法によりト
レンチ105を埋め込むように堆積する。
【0038】図1(d)又は図2(d)に示された後の
工程として、シリコン酸化膜107にエッチバックある
いはCMPを行い、シリコン窒化膜103の表面が露出
するまで平坦化する。平坦化を行った後、図3のように
シリコン窒化膜103を剥離する。埋め込み材としてT
EOS膜を用いた場合のように、耐熱性が低いものに対
しては、アニールにより密度を高めるデンシファイを行
うことが望ましい。
工程として、シリコン酸化膜107にエッチバックある
いはCMPを行い、シリコン窒化膜103の表面が露出
するまで平坦化する。平坦化を行った後、図3のように
シリコン窒化膜103を剥離する。埋め込み材としてT
EOS膜を用いた場合のように、耐熱性が低いものに対
しては、アニールにより密度を高めるデンシファイを行
うことが望ましい。
【0039】さらに、ウェットエッチングにより素子領
域111表面上のシリコン酸化膜102を除去する。こ
れにより、素子領域111がトレンチにより分離された
構造が得られる。この場合のエッチング量は、所望の素
子分離耐圧が確保できる範囲内で必要十分な値に設定す
ることが望ましい。
域111表面上のシリコン酸化膜102を除去する。こ
れにより、素子領域111がトレンチにより分離された
構造が得られる。この場合のエッチング量は、所望の素
子分離耐圧が確保できる範囲内で必要十分な値に設定す
ることが望ましい。
【0040】この後、素子領域に不純物注入等を行って
素子を形成し、電極配線を形成する工程等を経て装置を
完成する。
素子を形成し、電極配線を形成する工程等を経て装置を
完成する。
【0041】本実施の形態によれば、図3に示されたよ
うに素子領域の表面に丸みがついた状態になる。よっ
て、素子領域に素子を形成した場合に実寸法以上に実効
寸法を大きくすることができる。より具体的には、トラ
ンジスタのチャネル領域の断面積が大きくなるのでより
トランジスタ寸法Wを大きくすることができる。
うに素子領域の表面に丸みがついた状態になる。よっ
て、素子領域に素子を形成した場合に実寸法以上に実効
寸法を大きくすることができる。より具体的には、トラ
ンジスタのチャネル領域の断面積が大きくなるのでより
トランジスタ寸法Wを大きくすることができる。
【0042】ここで、素子領域の表面により丸みを付け
ることができるように、次のような工程を追加すること
もできる。図1(b)又は図2(b)に示された段階に
おいて、素子領域の角部112における半導体基板10
1に等方性エッチングを行い、図4又は図5に示された
ように適量だけ除去する。以降の工程は図1(c)又は
図2(c)以降と同様であり、説明を省略する。この工
程を追加することで、素子領域111表面により丸みを
付けることができるので、素子の実効寸法をより大きく
することが可能である。
ることができるように、次のような工程を追加すること
もできる。図1(b)又は図2(b)に示された段階に
おいて、素子領域の角部112における半導体基板10
1に等方性エッチングを行い、図4又は図5に示された
ように適量だけ除去する。以降の工程は図1(c)又は
図2(c)以降と同様であり、説明を省略する。この工
程を追加することで、素子領域111表面により丸みを
付けることができるので、素子の実効寸法をより大きく
することが可能である。
【0043】次に、本発明の第2の実施の形態による半
導体装置の構成及びその製造方法について、図6を用い
て説明する。
導体装置の構成及びその製造方法について、図6を用い
て説明する。
【0044】図6(a)に示されたように、半導体基板
201の表面上にシリコン酸化膜202、平坦化ストッ
パー材としてのシリコン窒化膜203、トレンチ形成用
マスク材としてのレジスト膜204を形成する。レジス
ト膜204をマスクとして異方性エッチングを行い、シ
リコン窒化膜203及びシリコン酸化膜202にパター
ニングを行う。さらに、半導体基板201に異方性エッ
チングを行ってトレンチ209を形成する。
201の表面上にシリコン酸化膜202、平坦化ストッ
パー材としてのシリコン窒化膜203、トレンチ形成用
マスク材としてのレジスト膜204を形成する。レジス
ト膜204をマスクとして異方性エッチングを行い、シ
リコン窒化膜203及びシリコン酸化膜202にパター
ニングを行う。さらに、半導体基板201に異方性エッ
チングを行ってトレンチ209を形成する。
【0045】図2(b)に示されているように、シリコ
ン窒化膜203及びシリコン酸化膜204の側面に対し
て、例えばホットリン酸を用いたウェットエッチングを
行い、例えば200オングストローム後退させる。
ン窒化膜203及びシリコン酸化膜204の側面に対し
て、例えばホットリン酸を用いたウェットエッチングを
行い、例えば200オングストローム後退させる。
【0046】図2(c)に示されているように、半導体
基板201のトレンチ209の内壁を熱酸化法により酸
化し、約350オングストロームのシリコン酸化膜20
5を形成する。これにより、素子領域の角部210に丸
みがついた状態になる。ここで、酸化量が大きすぎると
後述するように素子領域が狭くなることに注意する必要
がある。酸化量が大きくなりすぎないようにするには、
例えば熱酸化を行う前に素子領域の角における半導体基
板201を少量除去することが考えられる。
基板201のトレンチ209の内壁を熱酸化法により酸
化し、約350オングストロームのシリコン酸化膜20
5を形成する。これにより、素子領域の角部210に丸
みがついた状態になる。ここで、酸化量が大きすぎると
後述するように素子領域が狭くなることに注意する必要
がある。酸化量が大きくなりすぎないようにするには、
例えば熱酸化を行う前に素子領域の角における半導体基
板201を少量除去することが考えられる。
【0047】図2(d)に示されるように、再びシリコ
ン窒化膜203及びシリコン酸化膜204の側面にウェ
ットエッチングを行い、後退させる。このエッチング
は、この後のトレンチ209への埋め込みを容易にする
ため、さらにその後の工程において埋め込んだシリコン
酸化膜がエッチング工程で素子領域の角部よりも後退し
ないようにするために行う。そして、TEOS膜206
を埋め込み材としてトレンチ209を埋め込むように堆
積する。
ン窒化膜203及びシリコン酸化膜204の側面にウェ
ットエッチングを行い、後退させる。このエッチング
は、この後のトレンチ209への埋め込みを容易にする
ため、さらにその後の工程において埋め込んだシリコン
酸化膜がエッチング工程で素子領域の角部よりも後退し
ないようにするために行う。そして、TEOS膜206
を埋め込み材としてトレンチ209を埋め込むように堆
積する。
【0048】図2(e)に示されたように、TEOS膜
206にエッチバックあるいはCMPを行い、ストッパ
ー材としてのシリコン窒化膜203の表面が露出するま
で平坦化を行う。平坦化を行った後、シリコン窒化膜2
03を剥離する。これにより、素子分離領域210と素
子領域211とが形成される。
206にエッチバックあるいはCMPを行い、ストッパ
ー材としてのシリコン窒化膜203の表面が露出するま
で平坦化を行う。平坦化を行った後、シリコン窒化膜2
03を剥離する。これにより、素子分離領域210と素
子領域211とが形成される。
【0049】図2(f)に示されたように、素子領域2
11の表面上のシリコン酸化膜202を除去する。この
処理により、素子分離領域210に埋め込まれたシリコ
ン酸化膜206が除去されて図示されたように後退す
る。
11の表面上のシリコン酸化膜202を除去する。この
処理により、素子分離領域210に埋め込まれたシリコ
ン酸化膜206が除去されて図示されたように後退す
る。
【0050】図2(g)に示されたように、熱酸化法を
用いて素子分離領域207の表面上にゲート酸化膜20
7を形成する。さらに、表面全体に電極材を堆積させ、
パターニングを行ってゲート電極配線208を形成す
る。
用いて素子分離領域207の表面上にゲート酸化膜20
7を形成する。さらに、表面全体に電極材を堆積させ、
パターニングを行ってゲート電極配線208を形成す
る。
【0051】従来は、図11(h)に示されたように、
素子領域411上のシリコン酸化膜402を除去する工
程で、素子分離領域410に埋め込まれたシリコン酸化
膜406が素子領域411の角部409よりも後退し、
角部409において半導体基板411の表面が露出して
いた。この結果、素子領域411の角部409が埋め込
み用シリコン酸化膜406よりも膜厚が薄いゲート酸化
膜で覆われることとなり、耐圧の低下やオフリーク電流
の増加を招いていた。
素子領域411上のシリコン酸化膜402を除去する工
程で、素子分離領域410に埋め込まれたシリコン酸化
膜406が素子領域411の角部409よりも後退し、
角部409において半導体基板411の表面が露出して
いた。この結果、素子領域411の角部409が埋め込
み用シリコン酸化膜406よりも膜厚が薄いゲート酸化
膜で覆われることとなり、耐圧の低下やオフリーク電流
の増加を招いていた。
【0052】これに対し、本実施の形態によれば、図6
(f)に示されたように素子領域211上のシリコン酸
化膜202を除去する工程で、素子分離領域210に埋
め込まれたシリコン酸化膜206が後退せず、素子領域
211の角部の露出が防止される。これは、図6(c)
の熱酸化工程で素子領域211の角部に丸みを付けた上
に、さらに図6(d)の工程でシリコン窒化膜203及
びシリコン酸化膜204の側面を後退させることで、こ
の部分にシリコン酸化膜206を埋め込むようにしたた
めである。これにより、素子領域211の角部が膜厚の
厚い埋め込み用シリコン酸化膜206で覆われるので、
耐圧の低下やオフリーク電流の増加を防止することがで
きる。
(f)に示されたように素子領域211上のシリコン酸
化膜202を除去する工程で、素子分離領域210に埋
め込まれたシリコン酸化膜206が後退せず、素子領域
211の角部の露出が防止される。これは、図6(c)
の熱酸化工程で素子領域211の角部に丸みを付けた上
に、さらに図6(d)の工程でシリコン窒化膜203及
びシリコン酸化膜204の側面を後退させることで、こ
の部分にシリコン酸化膜206を埋め込むようにしたた
めである。これにより、素子領域211の角部が膜厚の
厚い埋め込み用シリコン酸化膜206で覆われるので、
耐圧の低下やオフリーク電流の増加を防止することがで
きる。
【0053】ここで、上述したように図6(b)の工程
で、シリコン窒化膜203及びシリコン酸化膜204の
側面を除去するエッチング量が大きすぎると、以下のよ
うな問題が発生する。
で、シリコン窒化膜203及びシリコン酸化膜204の
側面を除去するエッチング量が大きすぎると、以下のよ
うな問題が発生する。
【0054】図7(a)に示されたように、半導体基板
221の表面部分にトレンチ229を形成した後、シリ
コン酸化膜222、シリコン窒化膜223、及びレジス
ト膜224の側面をエッチングにより後退させる。この
後退量が大きすぎると、図7(b)に示されたように、
熱酸化工程でシリコン酸化膜225を形成した時点で、
半導体基板221の角部230に大きな丸みが付く。
221の表面部分にトレンチ229を形成した後、シリ
コン酸化膜222、シリコン窒化膜223、及びレジス
ト膜224の側面をエッチングにより後退させる。この
後退量が大きすぎると、図7(b)に示されたように、
熱酸化工程でシリコン酸化膜225を形成した時点で、
半導体基板221の角部230に大きな丸みが付く。
【0055】図7(c)に示されたように、シリコン酸
化膜226でトレンチ229を埋め込んで、シリコン窒
化膜223の表面が露出するまで平坦化する。
化膜226でトレンチ229を埋め込んで、シリコン窒
化膜223の表面が露出するまで平坦化する。
【0056】図7(d)のようにシリコン窒化膜223
を除去し、さらに素子領域231の表面上のシリコン酸
化膜222を除去する。図7(a)におけるシリコン窒
化膜222の後退量が大きいために、部分233に示さ
れたようにシリコン酸化膜225及び226が素子領域
231の周辺部まで残存する。
を除去し、さらに素子領域231の表面上のシリコン酸
化膜222を除去する。図7(a)におけるシリコン窒
化膜222の後退量が大きいために、部分233に示さ
れたようにシリコン酸化膜225及び226が素子領域
231の周辺部まで残存する。
【0057】この後、図7(e)のように素子領域23
1の表面上にゲート酸化膜227を形成し、その表面上
にゲート電極配線228を形成する。
1の表面上にゲート酸化膜227を形成し、その表面上
にゲート電極配線228を形成する。
【0058】ここで、図7(e)に示されたように、素
子領域231の周辺部までシリコン酸化膜225及び2
26が存在する。このため、素子領域231の幅4aが
本来の幅4bよりも狭くなっており、有効な素子面積が
減少する。
子領域231の周辺部までシリコン酸化膜225及び2
26が存在する。このため、素子領域231の幅4aが
本来の幅4bよりも狭くなっており、有効な素子面積が
減少する。
【0059】このような事態を回避するためには、上記
第2の実施の形態における図6(b)に示された工程
で、シリコン窒化膜203の側面の後退量が大きくなり
過ぎないようにエッチング量を設定する必要がある。
第2の実施の形態における図6(b)に示された工程
で、シリコン窒化膜203の側面の後退量が大きくなり
過ぎないようにエッチング量を設定する必要がある。
【0060】上述した実施の形態はー例であり、本発明
を限定するものではない。例えば、第1、第2の実施の
形態においてトレンチ形成用マスク材や平坦化ストッパ
ー材、トレンチ埋め込み材として示したものは一例に過
ぎず、他の材料を用いてもよい。また膜の形成法や膜厚
等も、必要に応じて上記実施の形態と異なるものであっ
てもよい。
を限定するものではない。例えば、第1、第2の実施の
形態においてトレンチ形成用マスク材や平坦化ストッパ
ー材、トレンチ埋め込み材として示したものは一例に過
ぎず、他の材料を用いてもよい。また膜の形成法や膜厚
等も、必要に応じて上記実施の形態と異なるものであっ
てもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置及びその製造方法によれば、半導体基板の表面上に形
成した第1、第2の絶縁膜のうち、トレンチ形成後に第
1の絶縁膜の側面を後退させ、基板表面の酸化を行って
素子領域の表面に丸みを付けることにより、実寸法より
素子の実効寸法を大きくすることが可能である。
置及びその製造方法によれば、半導体基板の表面上に形
成した第1、第2の絶縁膜のうち、トレンチ形成後に第
1の絶縁膜の側面を後退させ、基板表面の酸化を行って
素子領域の表面に丸みを付けることにより、実寸法より
素子の実効寸法を大きくすることが可能である。
【0062】また、本発明の半導体装置及びその製造方
法によれば、第1、第2の絶縁膜の側面を後退させて酸
化を行い、素子領域の角部に丸みを付けた後に、さらに
第1、第2の絶縁膜の側面を後退させてトレンチの埋め
込みを行うことにより、素子分離領域を埋め込む絶縁膜
が素子領域の角部よりも落ち込んで素子領域の角部表面
が露出し、埋め込み酸化膜よりも膜厚の薄いゲート酸化
膜で覆われることを防止することができるので、耐圧を
向上させオフリーク電流を減少させることが可能であ
る。
法によれば、第1、第2の絶縁膜の側面を後退させて酸
化を行い、素子領域の角部に丸みを付けた後に、さらに
第1、第2の絶縁膜の側面を後退させてトレンチの埋め
込みを行うことにより、素子分離領域を埋め込む絶縁膜
が素子領域の角部よりも落ち込んで素子領域の角部表面
が露出し、埋め込み酸化膜よりも膜厚の薄いゲート酸化
膜で覆われることを防止することができるので、耐圧を
向上させオフリーク電流を減少させることが可能であ
る。
【図1】本発明の第1の実施の形態による半導体装置の
構成及びその製造方法を工程別に示した縦断面図。
構成及びその製造方法を工程別に示した縦断面図。
【図2】同第1の実施の形態による半導体装置の構成及
びその製造方法を工程別に示した縦断面図。
びその製造方法を工程別に示した縦断面図。
【図3】同第1の実施の形態による半導体装置の構成及
びその製造方法を工程別に示した縦断面図。
びその製造方法を工程別に示した縦断面図。
【図4】同第1の実施の形態による半導体装置の製造方
法において、素子領域の角部をエッチングにより除去す
る工程を示した縦断面図。
法において、素子領域の角部をエッチングにより除去す
る工程を示した縦断面図。
【図5】同第1の実施の形態による半導体装置の製造方
法において、素子領域の角部をエッチングにより除去す
る工程を示した縦断面図。
法において、素子領域の角部をエッチングにより除去す
る工程を示した縦断面図。
【図6】本発明の第2の実施の形態による半導体装置の
構成及びその製造方法を工程別に示した縦断面図。
構成及びその製造方法を工程別に示した縦断面図。
【図7】同実施の形態においてシリコン窒化膜の後退量
が大きすぎる場合の問題を工程別に示した縦断面図。
が大きすぎる場合の問題を工程別に示した縦断面図。
【図8】従来の半導体装置の構成及びその製造方法を工
程別に示した縦断面図。
程別に示した縦断面図。
【図9】従来の他の半導体装置の構成及びその製造方法
を工程別に示した縦断面図。
を工程別に示した縦断面図。
【図10】図8及び図9に示された従来の半導体装置の
製造方法のその後の工程を示した縦断面図。
製造方法のその後の工程を示した縦断面図。
【図11】従来のさらに他の半導体装置の構成及びその
製造方法を工程別に示した縦断面図。
製造方法を工程別に示した縦断面図。
101、201、221 半導体基板 102、104、107、108、202、205、2
06、222、225、227、230、231 シリ
コン酸化膜 103、203、223 シリコン窒化膜 204、224 レジスト膜 105、209、229 トレンチ 207 ゲート酸化膜 208、228 ゲート電極配線 210 素子分離領域 111、211 素子領域 112、210、230 角部
06、222、225、227、230、231 シリ
コン酸化膜 103、203、223 シリコン窒化膜 204、224 レジスト膜 105、209、229 トレンチ 207 ゲート酸化膜 208、228 ゲート電極配線 210 素子分離領域 111、211 素子領域 112、210、230 角部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F032 AA35 AA36 AA45 BA05 DA24 DA27 DA53 5F083 GA06 GA30 NA01 PR05 PR12 PR21
Claims (5)
- 【請求項1】半導体基板の表面上に第1及び第2の絶縁
膜を順に形成し、この第1及び第2の絶縁膜と前記半導
体基板の表面部分とにパターニングを行ってトレンチを
形成する工程と、 前記第1の絶縁膜の側面にエッチングを行って所定量後
退させる工程と、 前記半導体基板の露出している表面に酸化を行って素子
領域の表面に丸みを付ける工程と、 トレンチ内部を埋めるように第3の絶縁膜を堆積し、前
記第2の絶縁膜をストッパー材として前記第3の絶縁膜
を平坦化する工程と、 前記第2の絶縁膜を除去する工程と、 前記素子領域の表面上の前記第1の絶縁膜を除去する工
程と、 を備え、素子領域の実効寸法が実寸法よりも大きいこと
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】半導体基板の表面上に第1及び第2の絶縁
膜を順に形成し、この第1及び第2の絶縁膜と前記半導
体基板の表面部分とにパターニングを行ってトレンチを
形成する工程と、 前記第1の絶縁膜の側面にエッチングを行って第1の量
だけ後退させる工程と、 前記半導体基板の素子領域の角部にエッチングを行って
第2の量だけ除去する工程と、 前記半導体基板の露出している表面に酸化を行って素子
領域の表面に丸みを付ける工程と、 トレンチ内部を埋めるように第3の絶縁膜を堆積し、前
記第2の絶縁膜をストッパー材として前記第3の絶縁膜
を平坦化する工程と、 前記第2の絶縁膜を除去する工程と、 前記素子領域の表面上の前記第1の絶縁膜を除去する工
程と、 を備え、素子領域の実効寸法が実寸法よりも大きいこと
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】半導体基板の表面上に第1及び第2の絶縁
膜を順に形成し、この第1及び第2の絶縁膜と前記半導
体基板の表面部分とにパターニングを行ってトレンチを
形成する工程と、 前記第1及び第2の絶縁膜の側面にエッチングを行って
第1の量だけ後退させる工程と、 前記半導体基板の露出している表面に酸化を行って素子
領域の角部に丸みを付ける工程と、 前記第1及び第2の絶縁膜の側面にエッチングを行って
さらに第2の量だけ後退させる工程と、 トレンチ内部を埋めるように第3の絶縁膜を堆積し、前
記第2の絶縁膜をストッパー材として前記第3の絶縁膜
を平坦化する工程と、 前記第2の絶縁膜を除去する工程と、 前記素子領域の表面上の前記第1の絶縁膜を除去する工
程と、 を備え、前記素子領域の角部より前記第1及び第3の絶
縁膜が後退しないことを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項4】素子領域と素子分離領域とが設けられ、素
子分離領域にトレンチが形成された半導体基板と、 前記トレンチの内壁に形成された酸化膜と、 前記トレンチ内部を埋め込むように形成された絶縁膜
と、 を備え、前記トレンチの内壁に前記酸化膜を形成するた
めの酸化工程によって前記素子領域の表面に丸みが付い
ており、素子領域の実効寸法が実寸法よりも大きいこと
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】素子領域と素子分離領域とが設けられ、素
子分離領域にトレンチが形成された半導体基板と、 前記トレンチの内壁に形成された酸化膜と、 前記トレンチ内部を埋め込むように形成された絶縁膜
と、 を備え、前記トレンチの内壁に前記酸化膜を形成するた
めの酸化工程によって前記素子領域の角部に丸みが付い
ており、さらに前記素子領域の角部より前記絶縁膜及び
前記酸化膜が後退していないことを特徴とする半導体装
置。
Priority Applications (1)
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JP11067384A JP2000269318A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 半導体装置及びその製造方法 |
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JP11067384A JP2000269318A (ja) | 1999-03-12 | 1999-03-12 | 半導体装置及びその製造方法 |
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