JP2000267668A - ギターのブリッジ機構 - Google Patents
ギターのブリッジ機構Info
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
- H01R12/7011—Locking or fixing a connector to a PCB
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10D—STRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10D3/00—Details of, or accessories for, stringed musical instruments, e.g. slide-bars
- G10D3/04—Bridges
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/22—Contacts for co-operating by abutting
- H01R13/24—Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted
- H01R13/2407—Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted characterized by the resilient means
- H01R13/2428—Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted characterized by the resilient means using meander springs
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- Stringed Musical Instruments (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 感圧式ピックアップを備え、該感圧式ピック
アップへの弦振動の伝播効率が良いギターのブリッジ機
構を提供する。 【解決手段】 ギターボディ31表面に配設され、弦支
持部材用収容部42を有するブリッジ本体41と、前記
ブリッジ本体の弦支持部材用収容部内に配設され各ギタ
ー弦Sを支持する弦支持部材51と、前記弦支持部材の
下方に該弦支持部材と接するように配設され各ギター弦
の振動を検出する感圧式ピックアップ61と、前記ブリ
ッジ本体の弦支持部材用収容部の内壁面43と弦支持部
材側面52間に介装される中間部材71とを備え、前記
中間部材は少なくとも各ギター弦の略直下位置に弦支持
部材側面と接しない非接触部72を有するギターのブリ
ッジ機構40。
アップへの弦振動の伝播効率が良いギターのブリッジ機
構を提供する。 【解決手段】 ギターボディ31表面に配設され、弦支
持部材用収容部42を有するブリッジ本体41と、前記
ブリッジ本体の弦支持部材用収容部内に配設され各ギタ
ー弦Sを支持する弦支持部材51と、前記弦支持部材の
下方に該弦支持部材と接するように配設され各ギター弦
の振動を検出する感圧式ピックアップ61と、前記ブリ
ッジ本体の弦支持部材用収容部の内壁面43と弦支持部
材側面52間に介装される中間部材71とを備え、前記
中間部材は少なくとも各ギター弦の略直下位置に弦支持
部材側面と接しない非接触部72を有するギターのブリ
ッジ機構40。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はギターのブリッジ
機構、特には感圧式ピックアップを備えたギターのブリ
ッジ機構に関する。
機構、特には感圧式ピックアップを備えたギターのブリ
ッジ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】アコースティックギター等においては、
図19および図20に示すように、ギター弦100は、
その一端がギターボディ101の表甲102表面に配さ
れたブリッジ機構110に保持され、他端がヘッドのチ
ューニングボルト(図示せず)に巻着されて張設され
る。
図19および図20に示すように、ギター弦100は、
その一端がギターボディ101の表甲102表面に配さ
れたブリッジ機構110に保持され、他端がヘッドのチ
ューニングボルト(図示せず)に巻着されて張設され
る。
【0003】前記ブリッジ機構110は、表甲102表
面に配設されたブリッジ本体111と、該ブリッジ本体
111の弦支持部材用収容部112内に配設され各ギタ
ー弦100を保持する弦支持部材(サドル部材)115
を有し、前記弦支持部材115に支持された各ギター弦
100の一端側が複数の固定ピン120によりブリッジ
本体111の弦止め孔114に一体に固定するようにな
っている。図示の符号103は表甲102を補強するた
めのブリッジ板(ブリッジパッド)を表す。なお、図示
のブリッジ機構110にあっては、アコースティックギ
ターの中でもギター弦とギターボディ間の間隔が比較的
狭いフラットトップギターに用いられるもので、前記ブ
リッジ本体111が表甲102表面に接着等適宜方法に
より固着されているが、ギター弦とギターボディ間の間
隔が比較的広いアーチトップギター等には、上下調整機
構を備えた弦高調節可能なブリッジ機構(井桁状ブリッ
ジ機構)が用いられることが多い。
面に配設されたブリッジ本体111と、該ブリッジ本体
111の弦支持部材用収容部112内に配設され各ギタ
ー弦100を保持する弦支持部材(サドル部材)115
を有し、前記弦支持部材115に支持された各ギター弦
100の一端側が複数の固定ピン120によりブリッジ
本体111の弦止め孔114に一体に固定するようにな
っている。図示の符号103は表甲102を補強するた
めのブリッジ板(ブリッジパッド)を表す。なお、図示
のブリッジ機構110にあっては、アコースティックギ
ターの中でもギター弦とギターボディ間の間隔が比較的
狭いフラットトップギターに用いられるもので、前記ブ
リッジ本体111が表甲102表面に接着等適宜方法に
より固着されているが、ギター弦とギターボディ間の間
隔が比較的広いアーチトップギター等には、上下調整機
構を備えた弦高調節可能なブリッジ機構(井桁状ブリッ
ジ機構)が用いられることが多い。
【0004】ところで、近年、図示するようにブリッジ
機構110の弦支持部材115の下部に感圧素子よりな
る感圧式ピックアップ(ピエゾピックアップとも称され
る。)125を組み込み、前記弦支持部材115を介し
て伝わるギター弦100の弦振動により前記感圧式ピッ
クアップ125を圧縮,伸長させ、それによって電気信
号を発生させピックアップ出力(電気音)を取り出すよ
うにすることが行われるようになった。なお、前記感圧
式ピックアップ125によりピックアップ出力を取り出
す代わりに、コイルと磁石を備えギター弦の振動を電磁
誘導作用により起電力を発生させる電磁型ピックアップ
装置(マグネチックピックアップ装置)をギターボディ
に組み込み、ピックアップ出力を取り出すこともある。
機構110の弦支持部材115の下部に感圧素子よりな
る感圧式ピックアップ(ピエゾピックアップとも称され
る。)125を組み込み、前記弦支持部材115を介し
て伝わるギター弦100の弦振動により前記感圧式ピッ
クアップ125を圧縮,伸長させ、それによって電気信
号を発生させピックアップ出力(電気音)を取り出すよ
うにすることが行われるようになった。なお、前記感圧
式ピックアップ125によりピックアップ出力を取り出
す代わりに、コイルと磁石を備えギター弦の振動を電磁
誘導作用により起電力を発生させる電磁型ピックアップ
装置(マグネチックピックアップ装置)をギターボディ
に組み込み、ピックアップ出力を取り出すこともある。
【0005】前記感圧式ピックアップ125を用いる場
合にあっては、弦振動を物理的に拾うため、出力される
音の立ち上がりが鋭く、減衰もなめらかであるととも
に、磁性体でないナイロン弦等の音も拾うことができ、
また、前記電磁型ピックアップ装置のようにコイルを使
用しないので、誘導ノイズを拾うことはない。
合にあっては、弦振動を物理的に拾うため、出力される
音の立ち上がりが鋭く、減衰もなめらかであるととも
に、磁性体でないナイロン弦等の音も拾うことができ、
また、前記電磁型ピックアップ装置のようにコイルを使
用しないので、誘導ノイズを拾うことはない。
【0006】しかるに、上記従来の感圧式ピックアップ
125を備えたブリッジ機構110にあっては、弦支持
部材115の側面116全体(但し、ブリッジ本体11
1表面から突出する部分を除く。)がブリッジ本体11
1の弦支持部材用収容部112の内壁面113と直接接
している。そのため、ギター弦100の近傍、より具体
的に言うと各ギター弦100の略直下位置で該ギター弦
100からの大半の弦振動が弦支持部材側面116から
ブリッジ本体111へ漏洩してしまい、弦振動のうち一
部しか前記感圧式ピックアップに伝わらず、弦振動の感
圧式ピックアップ125への伝播効率が悪い問題があ
る。
125を備えたブリッジ機構110にあっては、弦支持
部材115の側面116全体(但し、ブリッジ本体11
1表面から突出する部分を除く。)がブリッジ本体11
1の弦支持部材用収容部112の内壁面113と直接接
している。そのため、ギター弦100の近傍、より具体
的に言うと各ギター弦100の略直下位置で該ギター弦
100からの大半の弦振動が弦支持部材側面116から
ブリッジ本体111へ漏洩してしまい、弦振動のうち一
部しか前記感圧式ピックアップに伝わらず、弦振動の感
圧式ピックアップ125への伝播効率が悪い問題があ
る。
【0007】上記問題を解決する手段として、図21に
示すように、ブリッジ本体131における弦支持部材用
収容部132の内壁面133間の距離を弦支持部材13
5の厚みよりも所定分大にし、該弦支持部材135およ
び感圧式ピックアップ145と前記弦支持部材用収容部
132の間に樹脂Mを充填することにより、弦支持部材
135の側面136とブリッジ本体131の弦支持部材
用収容部132の内壁面133間に隙間150を設ける
ことが考えられる。しかしながら、この手段では、前記
弦支持部材135のブリッジ本体131に対する取付強
度(安定性)が十分でないばかりか、前記樹脂Mの経時
的な劣化や該樹脂Mのギター弦100から弦支持部材1
35を介して弦の張力方向Xに作用する力に対する強度
不足等に起因して、当該樹脂Mが潰れて弦支持部材13
5が弦の張力方向Xに傾いて弦支持部材135の側面1
36と弦支持部材用収容部132の内壁面133が接触
し、その接触部分で弦振動がブリッジ本体131へ漏洩
してしまうおそれがある。図21中の符号102はギタ
ーボディの表甲、103は表甲102を補強するための
ブリッジ板(ブリッジパッド)、130はブリッジ機
構、134はブリッジ本体131に形成された弦止め
孔、140はギター弦100を固定するための固定ピン
である。
示すように、ブリッジ本体131における弦支持部材用
収容部132の内壁面133間の距離を弦支持部材13
5の厚みよりも所定分大にし、該弦支持部材135およ
び感圧式ピックアップ145と前記弦支持部材用収容部
132の間に樹脂Mを充填することにより、弦支持部材
135の側面136とブリッジ本体131の弦支持部材
用収容部132の内壁面133間に隙間150を設ける
ことが考えられる。しかしながら、この手段では、前記
弦支持部材135のブリッジ本体131に対する取付強
度(安定性)が十分でないばかりか、前記樹脂Mの経時
的な劣化や該樹脂Mのギター弦100から弦支持部材1
35を介して弦の張力方向Xに作用する力に対する強度
不足等に起因して、当該樹脂Mが潰れて弦支持部材13
5が弦の張力方向Xに傾いて弦支持部材135の側面1
36と弦支持部材用収容部132の内壁面133が接触
し、その接触部分で弦振動がブリッジ本体131へ漏洩
してしまうおそれがある。図21中の符号102はギタ
ーボディの表甲、103は表甲102を補強するための
ブリッジ板(ブリッジパッド)、130はブリッジ機
構、134はブリッジ本体131に形成された弦止め
孔、140はギター弦100を固定するための固定ピン
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前記の点に
鑑み提案されたもので、感圧式ピックアップを備え、該
感圧式ピックアップへの弦振動の伝播効率が良いギター
のブリッジ機構を提供しようとするものである。
鑑み提案されたもので、感圧式ピックアップを備え、該
感圧式ピックアップへの弦振動の伝播効率が良いギター
のブリッジ機構を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ギタ
ーボディ表面に配設され、弦支持部材用収容部を有する
ブリッジ本体と、前記ブリッジ本体の弦支持部材用収容
部内に配設され、各ギター弦を支持する弦支持部材と、
前記弦支持部材の下方に該弦支持部材と接するように配
設され、各ギター弦の振動を検出する感圧式ピックアッ
プと、前記ブリッジ本体の弦支持部材用収容部の内壁面
と弦支持部材側面間に介装される中間部材とを備え、前
記中間部材は、少なくとも各ギター弦の略直下位置に弦
支持部材側面と接しない非接触部を有することを特徴と
するギターのブリッジ機構に係る。
ーボディ表面に配設され、弦支持部材用収容部を有する
ブリッジ本体と、前記ブリッジ本体の弦支持部材用収容
部内に配設され、各ギター弦を支持する弦支持部材と、
前記弦支持部材の下方に該弦支持部材と接するように配
設され、各ギター弦の振動を検出する感圧式ピックアッ
プと、前記ブリッジ本体の弦支持部材用収容部の内壁面
と弦支持部材側面間に介装される中間部材とを備え、前
記中間部材は、少なくとも各ギター弦の略直下位置に弦
支持部材側面と接しない非接触部を有することを特徴と
するギターのブリッジ機構に係る。
【0010】また、請求項2の発明は、ギターボディ表
面に配設され、弦支持部材用収容部を有するブリッジ本
体と、前記ブリッジ本体の弦支持部材用収容部内に配設
され、各ギター弦を支持する弦支持部材と、前記弦支持
部材の下方に該弦支持部材と接するように配設され、各
ギター弦の振動を検出する感圧式ピックアップとを備
え、前記弦支持部材用収容部内壁面の少なくとも各ギタ
ー弦の略直下位置には弦支持部材側面と接しない凹部が
設けられたことを特徴とするギターのブリッジ機構に係
る。
面に配設され、弦支持部材用収容部を有するブリッジ本
体と、前記ブリッジ本体の弦支持部材用収容部内に配設
され、各ギター弦を支持する弦支持部材と、前記弦支持
部材の下方に該弦支持部材と接するように配設され、各
ギター弦の振動を検出する感圧式ピックアップとを備
え、前記弦支持部材用収容部内壁面の少なくとも各ギタ
ー弦の略直下位置には弦支持部材側面と接しない凹部が
設けられたことを特徴とするギターのブリッジ機構に係
る。
【0011】さらに、請求項3の発明は、ギターボディ
表面に配設され、弦支持部材用収容部を有するブリッジ
本体と、前記ブリッジ本体の弦支持部材用収容部内に配
設され、各ギター弦を支持する弦支持部材と、前記弦支
持部材の下方に該弦支持部材と接するように配設され、
各ギター弦の振動を検出する感圧式ピックアップとを備
え、前記弦支持部材側面の少なくとも各ギター弦の略直
下位置が弦支持部材用収容部内壁面と接しないように、
弦支持部材側面に弦支持部材用収容部内壁面と接する凸
部が設けられたことを特徴とするギターのブリッジ機構
に係る。
表面に配設され、弦支持部材用収容部を有するブリッジ
本体と、前記ブリッジ本体の弦支持部材用収容部内に配
設され、各ギター弦を支持する弦支持部材と、前記弦支
持部材の下方に該弦支持部材と接するように配設され、
各ギター弦の振動を検出する感圧式ピックアップとを備
え、前記弦支持部材側面の少なくとも各ギター弦の略直
下位置が弦支持部材用収容部内壁面と接しないように、
弦支持部材側面に弦支持部材用収容部内壁面と接する凸
部が設けられたことを特徴とするギターのブリッジ機構
に係る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係るブ
リッジ機構を備えたアコースティックギター全体を示す
斜視図、図2は同ブリッジ機構の分解斜視図、図3は同
ブリッジ機構の平面図、図4は図3の4−4断面図、図
5は他の実施例に係るブリッジ機構の分解斜視図、図6
は同ブリッジ機構の平面図、図7は図6の7−7断面
図、図8はさらに他の実施例に係るブリッジ機構の分解
斜視図、図9は同ブリッジ機構の平面図、図10は図9
の10−10断面図、図11はさらに他の実施例に係る
ブリッジ機構の分解斜視図、図12は同ブリッジ機構の
平面図、図13は図12の13−13断面図、図14は
さらに他の実施例に係るブリッジ機構の分解斜視図、図
15は同ブリッジ機構の平面図、図16はさらに他の実
施例に係るブリッジ機構を備えたアコースティックギタ
ー全体を示す斜視図、図17は同ブリッジ機構の分解斜
視図、図18は同ブリッジ機構の平面図である。
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係るブ
リッジ機構を備えたアコースティックギター全体を示す
斜視図、図2は同ブリッジ機構の分解斜視図、図3は同
ブリッジ機構の平面図、図4は図3の4−4断面図、図
5は他の実施例に係るブリッジ機構の分解斜視図、図6
は同ブリッジ機構の平面図、図7は図6の7−7断面
図、図8はさらに他の実施例に係るブリッジ機構の分解
斜視図、図9は同ブリッジ機構の平面図、図10は図9
の10−10断面図、図11はさらに他の実施例に係る
ブリッジ機構の分解斜視図、図12は同ブリッジ機構の
平面図、図13は図12の13−13断面図、図14は
さらに他の実施例に係るブリッジ機構の分解斜視図、図
15は同ブリッジ機構の平面図、図16はさらに他の実
施例に係るブリッジ機構を備えたアコースティックギタ
ー全体を示す斜視図、図17は同ブリッジ機構の分解斜
視図、図18は同ブリッジ機構の平面図である。
【0013】図1には、請求項1の発明の一実施例に係
るブリッジ機構40を備えたアコースティックギター3
0が示されている。このアコースティックギター30
は、ギターボディ31の共鳴によって音色を発生するも
ので、該ギターボディ31の表甲32,裏甲33及び側
板34が複数(図示では6本)の各ギター弦Sの振動音
を共鳴増幅するための空洞な共鳴箱部を構成している。
るブリッジ機構40を備えたアコースティックギター3
0が示されている。このアコースティックギター30
は、ギターボディ31の共鳴によって音色を発生するも
ので、該ギターボディ31の表甲32,裏甲33及び側
板34が複数(図示では6本)の各ギター弦Sの振動音
を共鳴増幅するための空洞な共鳴箱部を構成している。
【0014】そして、このアコースティックギター30
にあっては、各ギター弦Sはその一端がヘッド35のチ
ューニングボルト36に保持されるとともに、他端が表
甲32に配された、この発明の一実施例に係るブリッジ
機構40に保持されることによって張設される。図示の
符号37はサウンドホールである。なお、この実施例の
アコースティックギター30は、各ギター弦Sとギター
ボディ31の表甲32間の間隔が比較的狭い、フラット
トップギターと称されるものに分類される。以下、ブリ
ッジ機構40の一実施例について詳細に説明する。
にあっては、各ギター弦Sはその一端がヘッド35のチ
ューニングボルト36に保持されるとともに、他端が表
甲32に配された、この発明の一実施例に係るブリッジ
機構40に保持されることによって張設される。図示の
符号37はサウンドホールである。なお、この実施例の
アコースティックギター30は、各ギター弦Sとギター
ボディ31の表甲32間の間隔が比較的狭い、フラット
トップギターと称されるものに分類される。以下、ブリ
ッジ機構40の一実施例について詳細に説明する。
【0015】前記ブリッジ機構40は、各ギター弦Sの
弦振動を電気信号に変換し、該電気信号を電気音として
出力できるように構成されたものであって、図2ないし
図4に示すように、ブリッジ本体41と、弦支持部材5
1と、感圧式ピックアップ61と、中間部材71とを備
える。図4中の符号38は表甲32を補強するためのブ
リッジ板(ブリッジパッド)である。
弦振動を電気信号に変換し、該電気信号を電気音として
出力できるように構成されたものであって、図2ないし
図4に示すように、ブリッジ本体41と、弦支持部材5
1と、感圧式ピックアップ61と、中間部材71とを備
える。図4中の符号38は表甲32を補強するためのブ
リッジ板(ブリッジパッド)である。
【0016】まず、ブリッジ本体41について説明する
と、このブリッジ本体41はブリッジ機構40をギター
ボディ31の表甲32表面へ取り付ける部分である。こ
の実施例におけるブリッジ本体41は、前記ギター弦S
に対して横方向(弦の張力方向Xに直交する方向)Yに
長い、木等からなるプレート状物で構成され、その裏面
が前記表甲12表面に接着材による接着固定やボルト固
定等適宜方法により固定される。また、前記ブリッジ本
体41の前部には、後述する弦支持部材51のための弦
支持部材用収容部42が設けられるとともに、該収容部
42の後部の各ギター弦Sに対応する位置に、弦止め孔
46が複数(この実施例では6個)設けられている。前
記弦支持部材用収容部42は、この実施例ではギター弦
Sに対して横方向Yに長い溝で構成されているが、これ
に限らず、例えばブリッジ本体の表面上に立設された複
数の壁部により仕切られた(あるいは囲まれた)空間に
より当該弦支持部材用収容部が構成されることがある。
と、このブリッジ本体41はブリッジ機構40をギター
ボディ31の表甲32表面へ取り付ける部分である。こ
の実施例におけるブリッジ本体41は、前記ギター弦S
に対して横方向(弦の張力方向Xに直交する方向)Yに
長い、木等からなるプレート状物で構成され、その裏面
が前記表甲12表面に接着材による接着固定やボルト固
定等適宜方法により固定される。また、前記ブリッジ本
体41の前部には、後述する弦支持部材51のための弦
支持部材用収容部42が設けられるとともに、該収容部
42の後部の各ギター弦Sに対応する位置に、弦止め孔
46が複数(この実施例では6個)設けられている。前
記弦支持部材用収容部42は、この実施例ではギター弦
Sに対して横方向Yに長い溝で構成されているが、これ
に限らず、例えばブリッジ本体の表面上に立設された複
数の壁部により仕切られた(あるいは囲まれた)空間に
より当該弦支持部材用収容部が構成されることがある。
【0017】弦支持部材51は、各ギター弦Sを支持す
るためのもので、ユリア樹脂等の合成樹脂や牛骨等から
なる。そして、この弦支持部材51は前記ブリッジ本体
41の弦支持部材用収容部42内に配設される。この実
施例においては、当該弦支持部材51は、単一の板状体
よりなり、各ギター弦Sに対応する複数(図示では6
個)の弦接触部55を有する。
るためのもので、ユリア樹脂等の合成樹脂や牛骨等から
なる。そして、この弦支持部材51は前記ブリッジ本体
41の弦支持部材用収容部42内に配設される。この実
施例においては、当該弦支持部材51は、単一の板状体
よりなり、各ギター弦Sに対応する複数(図示では6
個)の弦接触部55を有する。
【0018】前記弦支持部材51に支持された各ギター
弦Sの一端側は、複数(図示では6個)の固定ピンPに
より前記ブリッジ本体41に形成された弦止め孔46に
一体に固定されるようになっている。この実施例におけ
る固定ピンPは、軸方向に沿って弦収容用切り欠きPa
を備えた公知のものが用いられ、該固定ピンPとともに
ギター弦Sの一端側を前記ブリッジ本体41の弦止め孔
46に挿着することによって、ギター弦Sは弦止め孔4
6と固定ピンP間に挟持固定される。
弦Sの一端側は、複数(図示では6個)の固定ピンPに
より前記ブリッジ本体41に形成された弦止め孔46に
一体に固定されるようになっている。この実施例におけ
る固定ピンPは、軸方向に沿って弦収容用切り欠きPa
を備えた公知のものが用いられ、該固定ピンPとともに
ギター弦Sの一端側を前記ブリッジ本体41の弦止め孔
46に挿着することによって、ギター弦Sは弦止め孔4
6と固定ピンP間に挟持固定される。
【0019】感圧式ピックアップ61は、ギター弦Sの
振動を検出し、その弦振動を電気信号に変換して、ピッ
クアップ出力(電気音)として出力するためのもので、
公知の感圧素子により構成される。この感圧式ピックア
ップ61は前記弦支持部材51の下方に該弦支持部材5
1と接するように配設される。
振動を検出し、その弦振動を電気信号に変換して、ピッ
クアップ出力(電気音)として出力するためのもので、
公知の感圧素子により構成される。この感圧式ピックア
ップ61は前記弦支持部材51の下方に該弦支持部材5
1と接するように配設される。
【0020】上記感圧式ピックアップ61は、前記弦支
持部材51を介して伝達されるギター弦Sの弦振動によ
り圧縮,伸長することで電気信号を発生させピックアッ
プ出力とするので、出力される音の立ち上がりが鋭く、
減衰もなめらかであるとともに、ナイロン弦等磁性体で
ない材質の弦を用いる場合にも対応することができる。
なお、この感圧式ピックアップ61は、導線(図示せ
ず)を介して回路板等(図示せず)に接続され、さらに
ジャックJ,ケーブルC(図1参照)を介してアンプ等
の電子装置と接続される。
持部材51を介して伝達されるギター弦Sの弦振動によ
り圧縮,伸長することで電気信号を発生させピックアッ
プ出力とするので、出力される音の立ち上がりが鋭く、
減衰もなめらかであるとともに、ナイロン弦等磁性体で
ない材質の弦を用いる場合にも対応することができる。
なお、この感圧式ピックアップ61は、導線(図示せ
ず)を介して回路板等(図示せず)に接続され、さらに
ジャックJ,ケーブルC(図1参照)を介してアンプ等
の電子装置と接続される。
【0021】中間部材71は、ギター弦Sから感圧式ピ
ックアップ61への弦振動の伝播効率(伝達効率)を高
めるとともに、弦支持部材51をブリッジ本体41の弦
支持部材収容部42に確実に定着させるためのものであ
る。この中間部材71は、前記ブリッジ本体41の弦支
持部材用収容部42の内壁面43と弦支持部材51の側
面52間に介装される。なお、この実施例では、弦支持
部材51の両側に一対の中間部材71,71が配されて
いるが、弦支持部材51の片側のいずれかに中間部材が
配されてもよい。しかるに、弦振動の伝播効率をより高
めるには、この実施例のように弦支持部材51の両側に
中間部材71,71を配するのが好ましい。また、この
実施例における各中間部材71,71は薄い板状体から
なる。なお、当該中間部材71の厚み(後述する接触部
13における弦の張力方向Xの長さ)b3は、弦支持部
材51の厚みb2と前記ブリッジ本体41の弦支持部材
用収容部42の内壁面43,43間の距離b1を考慮し
て定められる。
ックアップ61への弦振動の伝播効率(伝達効率)を高
めるとともに、弦支持部材51をブリッジ本体41の弦
支持部材収容部42に確実に定着させるためのものであ
る。この中間部材71は、前記ブリッジ本体41の弦支
持部材用収容部42の内壁面43と弦支持部材51の側
面52間に介装される。なお、この実施例では、弦支持
部材51の両側に一対の中間部材71,71が配されて
いるが、弦支持部材51の片側のいずれかに中間部材が
配されてもよい。しかるに、弦振動の伝播効率をより高
めるには、この実施例のように弦支持部材51の両側に
中間部材71,71を配するのが好ましい。また、この
実施例における各中間部材71,71は薄い板状体から
なる。なお、当該中間部材71の厚み(後述する接触部
13における弦の張力方向Xの長さ)b3は、弦支持部
材51の厚みb2と前記ブリッジ本体41の弦支持部材
用収容部42の内壁面43,43間の距離b1を考慮し
て定められる。
【0022】そして、この中間部材71の弦支持部材側
壁面には、少なくとも各ギター弦Sの略直下位置に弦支
持部材51の側面52と接しない非接触部72が設けら
れている。この実施例においては、前記非接触部72は
所定幅k1の凹部により構成されている。前記非接触部
72の幅k1は、弦振動時における弦支持部材51のギ
ター弦近傍部分の弦張力方向Xの微少な変形を許容し、
かつ中間部材71の弦支持部材側面52との接触部73
の強度、すなわち弦支持部材51のブリッジ本体41に
対する安定性が十分となるように定められる。具体的に
は、当該幅k1は弦間ピッチqの1/2以上とされる。
また、この実施例では、前記非接触部(凹部)72の幅
方向の中心が各ギター弦Sの略直下位置となるように設
定されている。
壁面には、少なくとも各ギター弦Sの略直下位置に弦支
持部材51の側面52と接しない非接触部72が設けら
れている。この実施例においては、前記非接触部72は
所定幅k1の凹部により構成されている。前記非接触部
72の幅k1は、弦振動時における弦支持部材51のギ
ター弦近傍部分の弦張力方向Xの微少な変形を許容し、
かつ中間部材71の弦支持部材側面52との接触部73
の強度、すなわち弦支持部材51のブリッジ本体41に
対する安定性が十分となるように定められる。具体的に
は、当該幅k1は弦間ピッチqの1/2以上とされる。
また、この実施例では、前記非接触部(凹部)72の幅
方向の中心が各ギター弦Sの略直下位置となるように設
定されている。
【0023】上記のように中間部材71の少なくとも各
ギター弦Sの略直下位置に弦支持部材側面52と接しな
い非接触部72を設けることにより、各ギター弦Sの略
直下位置において弦支持部材51と中間部材71の間に
隙間を設ければ、弦振動のブリッジ本体41への漏洩を
少なくすることができ、弦振動の感圧式ピックアップ6
1への伝播効率が飛躍的に向上する。
ギター弦Sの略直下位置に弦支持部材側面52と接しな
い非接触部72を設けることにより、各ギター弦Sの略
直下位置において弦支持部材51と中間部材71の間に
隙間を設ければ、弦振動のブリッジ本体41への漏洩を
少なくすることができ、弦振動の感圧式ピックアップ6
1への伝播効率が飛躍的に向上する。
【0024】ここで、前記中間部材71の材質は特に限
定されるものではないが、該中間部材71の材質として
は金属等の剛性に優れたものとするのが好ましい。この
ようにすれば、当該中間部材71のギター弦Sの張力に
対する強度(ギター弦Sから弦支持部材51を介して作
用する弦の張力方向Xに作用する力に対する強度)が十
分なものとなるとともに、弦振動の中間部材71からブ
リッジ本体41への漏洩をより少なくすることができ
る。
定されるものではないが、該中間部材71の材質として
は金属等の剛性に優れたものとするのが好ましい。この
ようにすれば、当該中間部材71のギター弦Sの張力に
対する強度(ギター弦Sから弦支持部材51を介して作
用する弦の張力方向Xに作用する力に対する強度)が十
分なものとなるとともに、弦振動の中間部材71からブ
リッジ本体41への漏洩をより少なくすることができ
る。
【0025】図5ないし図7には、請求項1に記載され
た発明の他の実施例に係るブリッジ機構40Aが示され
ている。なお、この実施例におけるブリッジ機構40A
は、中間部材を除き、先の図2ないし図4に説明した実
施例のブリッジ機構40と概ね同じ構成であるので、同
一部材には同一符号を付しその説明は省略する。以下、
この実施例のブリッジ機構40Aの前記ブリッジ機構4
0とは異なる特徴的部分について詳細に説明する。
た発明の他の実施例に係るブリッジ機構40Aが示され
ている。なお、この実施例におけるブリッジ機構40A
は、中間部材を除き、先の図2ないし図4に説明した実
施例のブリッジ機構40と概ね同じ構成であるので、同
一部材には同一符号を付しその説明は省略する。以下、
この実施例のブリッジ機構40Aの前記ブリッジ機構4
0とは異なる特徴的部分について詳細に説明する。
【0026】このブリッジ機構40Aにおいては、ブリ
ッジ本体41の弦支持部材用収容部42の内壁面43と
弦支持部材51の側面52間に適宜数(図示の例では一
の側面側に7個、合計14個)の中間部材81a〜81
gが所定間隔離して介装されている。図示の例では、前
記各中間部材81a〜81gは横断面略凸字形状のもの
からなっている。勿論、これに限らず各中間部材81a
〜81gは他の形状からなってもよいが、図示のような
形状とすれば、当該各中間部材81a〜81gの弦支持
部材側面52との接触面積よりもブリッジ本体41の弦
支持部材用収容部内壁面43との接触面積が大になる。
したがって、ブリッジ本体41が木等の柔軟な材質から
なる場合であっても当該各中間部材81a〜81gが弦
支持部材用収容部内壁面43に滅り込み難くなる。
ッジ本体41の弦支持部材用収容部42の内壁面43と
弦支持部材51の側面52間に適宜数(図示の例では一
の側面側に7個、合計14個)の中間部材81a〜81
gが所定間隔離して介装されている。図示の例では、前
記各中間部材81a〜81gは横断面略凸字形状のもの
からなっている。勿論、これに限らず各中間部材81a
〜81gは他の形状からなってもよいが、図示のような
形状とすれば、当該各中間部材81a〜81gの弦支持
部材側面52との接触面積よりもブリッジ本体41の弦
支持部材用収容部内壁面43との接触面積が大になる。
したがって、ブリッジ本体41が木等の柔軟な材質から
なる場合であっても当該各中間部材81a〜81gが弦
支持部材用収容部内壁面43に滅り込み難くなる。
【0027】そして、この実施例においては、前記各中
間部材の間が弦支持部材側面52と接しない所定幅k2
の非接触部82となる。ここで、前記非接触部82の位
置は少なくとも各ギター弦Sの略直下位置とされる。な
お、前記非接触部82の幅k2は、弦振動時における弦
支持部材51のギター弦近傍部分の弦張力方向の微少な
変形を許容するように定められる。これによって、この
実施例のブリッジ機構40Aにおいても、先の実施例の
ブリッジ機構40と同様に、弦振動のブリッジ本体41
への漏洩を少なくすることができ、弦振動の感圧式ピッ
クアップ61への伝播効率が飛躍的に向上する。
間部材の間が弦支持部材側面52と接しない所定幅k2
の非接触部82となる。ここで、前記非接触部82の位
置は少なくとも各ギター弦Sの略直下位置とされる。な
お、前記非接触部82の幅k2は、弦振動時における弦
支持部材51のギター弦近傍部分の弦張力方向の微少な
変形を許容するように定められる。これによって、この
実施例のブリッジ機構40Aにおいても、先の実施例の
ブリッジ機構40と同様に、弦振動のブリッジ本体41
への漏洩を少なくすることができ、弦振動の感圧式ピッ
クアップ61への伝播効率が飛躍的に向上する。
【0028】次に、請求項2の発明に関する実施例につ
いて、図8ないし図10を用いて説明する。この実施例
のブリッジ機構40Bは、ブリッジ本体41Bと、弦支
持部材51と、感圧式ピックアップ61とを備える。な
お、図8ないし図10において、先に図2ないし図4に
より説明した実施例のブリッジ機構40と同一符号につ
いては同一部材を示しその説明は省略する。以下、この
実施例のブリッジ機構40Bの前記ブリッジ機構40と
は異なる特徴的部分について詳細に説明する。
いて、図8ないし図10を用いて説明する。この実施例
のブリッジ機構40Bは、ブリッジ本体41Bと、弦支
持部材51と、感圧式ピックアップ61とを備える。な
お、図8ないし図10において、先に図2ないし図4に
より説明した実施例のブリッジ機構40と同一符号につ
いては同一部材を示しその説明は省略する。以下、この
実施例のブリッジ機構40Bの前記ブリッジ機構40と
は異なる特徴的部分について詳細に説明する。
【0029】当該ブリッジ機構40Bにおいては、前記
ブリッジ本体41Bに形成された弦支持部材用収容部4
2Bの内壁面43Bの少なくとも各ギター弦Sの略直下
位置に、弦支持部材51の側面52と接しない所定幅k
3の凹部44Bが設けられ、該凹部44B以外の部分4
5Bで弦支持部材側面52と接触し該弦支持部材51を
挟着(定着)している。前記凹部44Bの幅k3は、弦
振動時における弦支持部材51ののギター弦近傍部分の
弦張力方向の微少な変形を許容し、かつブリッジ本体4
1Bの弦支持部材側面52との接触部45Bの強度が十
分となるように定められる。なお、図示の符号46Bは
前記ブリッジ本体41Bの弦支持部材用収容部42Bの
後部に設けられた弦止め孔である。
ブリッジ本体41Bに形成された弦支持部材用収容部4
2Bの内壁面43Bの少なくとも各ギター弦Sの略直下
位置に、弦支持部材51の側面52と接しない所定幅k
3の凹部44Bが設けられ、該凹部44B以外の部分4
5Bで弦支持部材側面52と接触し該弦支持部材51を
挟着(定着)している。前記凹部44Bの幅k3は、弦
振動時における弦支持部材51ののギター弦近傍部分の
弦張力方向の微少な変形を許容し、かつブリッジ本体4
1Bの弦支持部材側面52との接触部45Bの強度が十
分となるように定められる。なお、図示の符号46Bは
前記ブリッジ本体41Bの弦支持部材用収容部42Bの
後部に設けられた弦止め孔である。
【0030】上記構成のブリッジ機構40Bにあって
は、前記実施例のブリッジ機構40,40Aと同様に、
弦振動のブリッジ本体41Bへの漏洩を少なくすること
ができ、弦振動の感圧式ピックアップ61への伝播効率
が向上するとともに、部品点数を少なくすることでき
る。
は、前記実施例のブリッジ機構40,40Aと同様に、
弦振動のブリッジ本体41Bへの漏洩を少なくすること
ができ、弦振動の感圧式ピックアップ61への伝播効率
が向上するとともに、部品点数を少なくすることでき
る。
【0031】次に、請求項3の発明の実施例について、
図11ないし図13を用いて説明する。この実施例のブ
リッジ機構40Cは、ブリッジ本体41と、弦支持部材
51Cと、感圧式ピックアップ61とを備える。なお、
図11ないし図13において、先に図2ないし図4を用
いて説明した実施例のブリッジ機構40と同一符号につ
いては同一部材を示しその説明は省略する。以下、この
実施例のブリッジ機構40Cの前記ブリッジ機構40と
は異なる特徴的部分について詳細に説明する。
図11ないし図13を用いて説明する。この実施例のブ
リッジ機構40Cは、ブリッジ本体41と、弦支持部材
51Cと、感圧式ピックアップ61とを備える。なお、
図11ないし図13において、先に図2ないし図4を用
いて説明した実施例のブリッジ機構40と同一符号につ
いては同一部材を示しその説明は省略する。以下、この
実施例のブリッジ機構40Cの前記ブリッジ機構40と
は異なる特徴的部分について詳細に説明する。
【0032】このブリッジ機構40Cにおいては、前記
弦支持部材51Cの側面52Cの少なくとも各ギター弦
Sの略直下位置がブリッジ本体41に形成された弦支持
部材用収容部42の内壁面43と接しないように、前記
弦支持部材側面52Cに弦支持部材用収容部内壁面43
と接する複数の凸部53Cが所定間隔k4で設けられら
れている。前記弦支持部材側面52Cの凸部53Cの間
隔、すなわち弦支持部材側面52Cの前記弦支持部材用
収容部内壁面43と接触しない部分(非接触部)54C
の幅k4は、弦振動の際に当該弦支持部材51Cの弦近
傍部分が微少変形できるように定められる。また、前記
各凸部53Cの幅tは、該凸部53Cの強度が十分とな
るように定められる。さらに弦支持部材51Cがブリッ
ジ本体41よりも硬い材質からなる場合、具体的には弦
支持部材51Cがユリア樹脂製からなりブリッジ本体4
1が木製からなる場合等においては、前記凸部53Cが
弦支持部材用収容部内壁面43に滅り込まないように凸
部53Cの幅tを定める必要がある。図示の符号55C
は弦支持部材51Cの弦接触部である。なお、図示の例
では、感圧式ピックアップ61と前記ブリッジ本体41
の弦支持部材用収容部42の間に樹脂65が充填され、
感圧式ピックアップ61が弦支持部材用収容部42内に
固定されている。
弦支持部材51Cの側面52Cの少なくとも各ギター弦
Sの略直下位置がブリッジ本体41に形成された弦支持
部材用収容部42の内壁面43と接しないように、前記
弦支持部材側面52Cに弦支持部材用収容部内壁面43
と接する複数の凸部53Cが所定間隔k4で設けられら
れている。前記弦支持部材側面52Cの凸部53Cの間
隔、すなわち弦支持部材側面52Cの前記弦支持部材用
収容部内壁面43と接触しない部分(非接触部)54C
の幅k4は、弦振動の際に当該弦支持部材51Cの弦近
傍部分が微少変形できるように定められる。また、前記
各凸部53Cの幅tは、該凸部53Cの強度が十分とな
るように定められる。さらに弦支持部材51Cがブリッ
ジ本体41よりも硬い材質からなる場合、具体的には弦
支持部材51Cがユリア樹脂製からなりブリッジ本体4
1が木製からなる場合等においては、前記凸部53Cが
弦支持部材用収容部内壁面43に滅り込まないように凸
部53Cの幅tを定める必要がある。図示の符号55C
は弦支持部材51Cの弦接触部である。なお、図示の例
では、感圧式ピックアップ61と前記ブリッジ本体41
の弦支持部材用収容部42の間に樹脂65が充填され、
感圧式ピックアップ61が弦支持部材用収容部42内に
固定されている。
【0033】上記のように構成されたブリッジ機構40
Cにおいても、先に説明した実施例のブリッジ機構4
0,40A,40Bと同様に、弦振動のブリッジ本体4
1への漏洩を少なくすることができ、弦振動の感圧式ピ
ックアップ61への伝播効率を改善することができると
ともに、部品点数を少なくすることできる。
Cにおいても、先に説明した実施例のブリッジ機構4
0,40A,40Bと同様に、弦振動のブリッジ本体4
1への漏洩を少なくすることができ、弦振動の感圧式ピ
ックアップ61への伝播効率を改善することができると
ともに、部品点数を少なくすることできる。
【0034】なお、上記のブリッジ機構40,40A,
40B,40Cにおいては、弦支持部材51(若しくは
51C)および感圧式ピックアップ61が全ギター弦S
に対応する単一部材からなるが、請求項1ないし3に開
示された発明は、これに限定されず、例えば、図14お
よび図15に示すように、弦支持部材51Dおよび感圧
式ピックアップ61Dを2ピースあるいは3ピース等
(図示の例では3ピース)に分割する場合にも適用する
ことできる。図示の実施例のブリッジ機構40Dにおい
ては、請求項1の発明を適用して、ブリッジ本体41の
弦支持部材用収容部42の内壁面43と各弦支持部材5
1Dの側面52D間に、少なくとも各ギター弦Sの略直
下位置に弦支持部材側面52Dと接しない所定幅の非接
触部(凹部)92を有する中間部材91が複数介装され
ている。なお、図14および図15において、図2ない
し図4に示す実施例のブリッジ機構40と同一部材につ
いては同一符号が付されている。
40B,40Cにおいては、弦支持部材51(若しくは
51C)および感圧式ピックアップ61が全ギター弦S
に対応する単一部材からなるが、請求項1ないし3に開
示された発明は、これに限定されず、例えば、図14お
よび図15に示すように、弦支持部材51Dおよび感圧
式ピックアップ61Dを2ピースあるいは3ピース等
(図示の例では3ピース)に分割する場合にも適用する
ことできる。図示の実施例のブリッジ機構40Dにおい
ては、請求項1の発明を適用して、ブリッジ本体41の
弦支持部材用収容部42の内壁面43と各弦支持部材5
1Dの側面52D間に、少なくとも各ギター弦Sの略直
下位置に弦支持部材側面52Dと接しない所定幅の非接
触部(凹部)92を有する中間部材91が複数介装され
ている。なお、図14および図15において、図2ない
し図4に示す実施例のブリッジ機構40と同一部材につ
いては同一符号が付されている。
【0035】さらに、上述した各実施例では、各ギター
弦とギターボディ間の間隔が比較的狭い、フラットトッ
プギターと称されるものに取り付けられるブリッジ機構
について述べたが、請求項1ないし3に記載された発明
は、これに限らず、図16ないし図19に示すように、
ギター弦Sとギターボディ31E間の間隔が比較的広い
アーチトップギター30E等に取り付けられる、ブリッ
ジ本体41Eに上下調整機構(ねじ機構等)Rを備えた
弦高調節可能なブリッジ機構(井桁状ブリッジ機構)4
0Eにも適用することができる。なお、図示のブリッジ
機構40Eにおいては、請求項1の発明を適用して、ブ
リッジ本体41Eの弦支持部材用収容部42Eの内壁面
43Eと弦支持部材51の側面52間に、少なくとも各
ギター弦Sの略直下位置に弦支持部材側面52と接しな
い所定幅の非接触部(凹部)72を有する中間部材71
が介装されている。図16ないし図18中の符号32E
はギターボディ31Eの表甲、33Eは同じく裏甲、3
4Eは同じく側板、35Eはギター30Eのヘッド、3
6Eはヘッド35Eのチューニングボルト、39Eはギ
ター弦Sのための弦止め部材である。なお、図16ない
し図18において、図1ないし図4に示す部材と同一部
材については同一符号を付し、その説明を省略する。
弦とギターボディ間の間隔が比較的狭い、フラットトッ
プギターと称されるものに取り付けられるブリッジ機構
について述べたが、請求項1ないし3に記載された発明
は、これに限らず、図16ないし図19に示すように、
ギター弦Sとギターボディ31E間の間隔が比較的広い
アーチトップギター30E等に取り付けられる、ブリッ
ジ本体41Eに上下調整機構(ねじ機構等)Rを備えた
弦高調節可能なブリッジ機構(井桁状ブリッジ機構)4
0Eにも適用することができる。なお、図示のブリッジ
機構40Eにおいては、請求項1の発明を適用して、ブ
リッジ本体41Eの弦支持部材用収容部42Eの内壁面
43Eと弦支持部材51の側面52間に、少なくとも各
ギター弦Sの略直下位置に弦支持部材側面52と接しな
い所定幅の非接触部(凹部)72を有する中間部材71
が介装されている。図16ないし図18中の符号32E
はギターボディ31Eの表甲、33Eは同じく裏甲、3
4Eは同じく側板、35Eはギター30Eのヘッド、3
6Eはヘッド35Eのチューニングボルト、39Eはギ
ター弦Sのための弦止め部材である。なお、図16ない
し図18において、図1ないし図4に示す部材と同一部
材については同一符号を付し、その説明を省略する。
【0036】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
係るブリッジ機構によれば、弦振動の弦支持部材からブ
リッジ本体への漏洩を少なくすることができ、弦振動の
感圧式ピックアップへの伝播効率が飛躍的に向上する。
しかも、前記弦支持部材をブリッジ本体に十分な強度で
取り付けることができる。
係るブリッジ機構によれば、弦振動の弦支持部材からブ
リッジ本体への漏洩を少なくすることができ、弦振動の
感圧式ピックアップへの伝播効率が飛躍的に向上する。
しかも、前記弦支持部材をブリッジ本体に十分な強度で
取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るブリッジ機構を備え
たアコースティックギター全体を示す斜視図である。
たアコースティックギター全体を示す斜視図である。
【図2】同ブリッジ機構の分解斜視図である。
【図3】同ブリッジ機構の平面図である。
【図4】図3の4−4断面図である。
【図5】他の実施例に係るブリッジ機構の分解斜視図で
ある。
ある。
【図6】同ブリッジ機構の平面図である。
【図7】図6の7−7断面図である。
【図8】さらに他の実施例に係るブリッジ機構の分解斜
視図である。
視図である。
【図9】同ブリッジ機構の平面図である。
【図10】図9の10−10断面図である。
【図11】さらに他の実施例に係るブリッジ機構の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図12】同ブリッジ機構の平面図である。
【図13】図12の13−13断面図である。
【図14】さらに他の実施例に係るブリッジ機構の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図15】同ブリッジ機構の平面図である。
【図16】さらに他の実施例に係るブリッジ機構を備え
たアコースティックギター全体を示す斜視図である。
たアコースティックギター全体を示す斜視図である。
【図17】同ブリッジ機構の分解斜視図である。
【図18】同ブリッジ機構の平面図である。
【図19】従来におけるブリッジ機構の平面図である。
【図20】図19の20−20断面図である。
【図21】従来における他の例のブリッジ機構の断面図
である。
である。
31 ギターボディ 40 ブリッジ機構 41 ブリッジ本体 42 弦支持部材用収容部 43 弦支持部材用収容部の内壁面 51 弦支持部材 52 弦支持部材の側面 61 感圧式ピックアップ 71 中間部材 72 中間部材の弦支持部材と接しない非接触部 S ギター弦
Claims (3)
- 【請求項1】 ギターボディ表面に配設され、弦支持部
材用収容部を有するブリッジ本体と、 前記ブリッジ本体の弦支持部材用収容部内に配設され、
各ギター弦を支持する弦支持部材と、 前記弦支持部材の下方に該弦支持部材と接するように配
設され、各ギター弦の振動を検出する感圧式ピックアッ
プと、 前記ブリッジ本体の弦支持部材用収容部の内壁面と弦支
持部材側面間に介装される中間部材とを備え、 前記中間部材は、少なくとも各ギター弦の略直下位置に
弦支持部材側面と接しない非接触部を有することを特徴
とするギターのブリッジ機構。 - 【請求項2】 ギターボディ表面に配設され、弦支持部
材用収容部を有するブリッジ本体と、 前記ブリッジ本体の弦支持部材用収容部内に配設され、
各ギター弦を支持する弦支持部材と、 前記弦支持部材の下方に該弦支持部材と接するように配
設され、各ギター弦の振動を検出する感圧式ピックアッ
プとを備え、 前記弦支持部材用収容部内壁面の少なくとも各ギター弦
の略直下位置には弦支持部材側面と接しない凹部が設け
られたことを特徴とするギターのブリッジ機構。 - 【請求項3】 ギターボディ表面に配設され、弦支持部
材用収容部を有するブリッジ本体と、 前記ブリッジ本体の弦支持部材用収容部内に配設され、
各ギター弦を支持する弦支持部材と、 前記弦支持部材の下方に該弦支持部材と接するように配
設され、各ギター弦の振動を検出する感圧式ピックアッ
プとを備え、 前記弦支持部材側面の少なくとも各ギター弦の略直下位
置が弦支持部材用収容部内壁面と接しないように、弦支
持部材側面に弦支持部材用収容部内壁面と接する凸部が
設けられたことを特徴とするギターのブリッジ機構。
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