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JP2000259546A - 情報処理装置および情報処理方法、並びに提供媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、並びに提供媒体

Info

Publication number
JP2000259546A
JP2000259546A JP11057469A JP5746999A JP2000259546A JP 2000259546 A JP2000259546 A JP 2000259546A JP 11057469 A JP11057469 A JP 11057469A JP 5746999 A JP5746999 A JP 5746999A JP 2000259546 A JP2000259546 A JP 2000259546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bay
data
hdd
peripheral device
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11057469A
Other languages
English (en)
Inventor
Takemoto Ogawa
雄幹 小川
Kazunobu Onosaka
和伸 小野坂
Takeshi Sakuma
岳 佐久間
Toru Konishi
徹 小西
Junko Saito
潤子 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11057469A priority Critical patent/JP2000259546A/ja
Publication of JP2000259546A publication Critical patent/JP2000259546A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータを起動したまま、デバイスベイ
に装着されているベイデバイスを交換するホットスワッ
プ後に、不具合が生じることを回避する。 【解決手段】 デバイスベイ13に装着されたベイデバ
イス3が交換されたことが認識され、交換後のベイデバ
イス3についてのデータが、CMOSメモリ38に記憶
される。そして、そのCMOSメモリ38に記憶された
データが、必要に応じて参照されて処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び情報処理方法、並びに記録媒体に関し、特に、例え
ば、コンピュータをシャットダウンせずに(起動したま
まで)、そのデバイスベイに装着された周辺装置を交換
した後に、コンピュータをサスペンド(suspend)状態
やハイバーネーション(hibernation)状態等のスリー
プ(sleep)状態にしたとき等に生じる不具合を解消す
ることができるようにする情報処理装置および情報処理
方法、並びに提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの軽量化、小型化が
進み、携帯に便利な、いわゆるノート型(さらには、ミ
ニノート型)コンピュータと呼ばれる携帯に便利なコン
ピュータが多数開発されている。
【0003】ところで、ノート型コンピュータは、小型
であるため、デスクトップ型のように、HDD(Hard D
isk Drive)や、CD−ROM(Compact Disc Read Onl
y Memory)ドライブ、FDD(Floppy Disk Drive)等
の周辺装置を、多数収容することが困難である。さら
に、ノート型コンピュータは、外出先で使用されること
も多いことから、上述のような多数の周辺装置に加え
て、バッテリ(本明細書中においては、バッテリも周辺
装置に含まれるものとする)も収容したい場合がある。
【0004】そこで、ノート型コンピュータには、デバ
イスベイ(bay)と呼ばれる、周辺装置の着脱可能な装
着空間が設けられており、これにより、ユーザは、デバ
イスベイに、所望の周辺装置を装着することで、その所
望の周辺装置を使用することができるようになされてい
る。
【0005】従来においては、デバイスベイ(以下、適
宜、ベイという)に装着する周辺装置(以下、適宜、ベ
イデバイスという)を交換する場合、その交換によっ
て、コンピュータ内部のバス上のデータが破壊されるこ
と等を防止するため、コンピュータの電源をオフにし
(シャットダウンし)、ベイに装着されたベイデバイス
を外し、別のベイデバイスを、ベイに装着してから、コ
ンピュータの電源を再びオンにする(再起動(リブー
ト)する)必要があった。
【0006】しかしながら、コンピュータのシャットダ
ウンや再起動には、多大な時間を要し、また、ユーザ
は、文書の編集等を行っている場合には、シャットダウ
ンする前に文書のセーブを行い、再起動後に、その文書
の編集を行うためのアプリケーションを立ち上げなけれ
ばならず、面倒であった。
【0007】そこで、コンピュータを立ち上げたままで
(起動したままで)、ベイデバイスの交換を行うことが
できるホットスワップ(hot swap)(あるいは、ホット
プラグ)と呼ばれる技術がある。
【0008】なお、ホットプラグ(ホットスワップ)に
ついては、例えば、特開平10−124206号公報な
どに、その内容が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ベイに装着
されたベイデバイスについてのデータは、BIOS(Ba
sic Input Output System)がPOST(Power On Self
Test)時に生成し、例えば、メインメモリに記憶させ
る。そして、このベイデバイスについてのデータは、コ
ンピュータの起動時、さらには必要なときに読み出さ
れ、ベイに装着されているベイデバイスが認識される。
【0010】一方、BIOSでは、POST後に、ベイ
デバイスについてのデータが記憶されたメインメモリの
記憶領域が、リードオンリー(read only)に設定さ
れ、さらに、ベイデバイスについてのデータを生成する
ためのプログラムコードが、メインメモリから消去され
ることがある。
【0011】この場合、POST時に生成されたベイデ
バイスについてのデータが記憶されたメインメモリの記
憶領域を書き換えることは困難であり、このため、ホッ
トスワップによって、ベイに装着されたベイデバイスが
交換された後も、メインメモリには、POST時に生成
されたベイデバイス(従って、起動時に、ベイに装着さ
れていたベイデバイス)についてのデータが記憶された
ままの状態となる。
【0012】その結果、コンピュータでは、ベイに、別
のベイデバイスが装着されているのにもかかわらず、起
動時に装着されていたベイデバイスについてのデータに
基づいて処理が行われることとなり、例えば、コンピュ
ータをサスペンド状態やハイバーネーション状態等のス
リープ状態とするときに、コンピュータがハングアップ
したり、正常な動作を行わないようになることがあっ
た。
【0013】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、ホットスワップ後に生じる不具合を解消
することができるようにするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、デバイスベイに装着された周辺装置が交換されたこ
とを認識するための認識手段と、交換後の周辺装置につ
いてのデータを記憶する記憶手段とを含むことを特徴と
する。
【0015】本発明の情報処理方法は、デバイスベイに
装着された周辺装置が交換されたことを認識するための
認識ステップと、交換後の周辺装置についてのデータを
記憶する記憶ステップとを含むことを特徴とする。
【0016】本発明の提供媒体は、デバイスベイに装着
された周辺装置が交換されたことを認識するための認識
ステップと、交換後の周辺装置についてのデータを記憶
する記憶ステップとを含むコンピュータプログラムを提
供することを特徴とする。
【0017】上記構成の情報処理装置および情報処理方
法、並びに提供媒体においては、デバイスベイに装着さ
れた周辺装置が交換されたことが認識され、交換後の周
辺装置についてのデータが記憶される。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を適用したノート
型コンピュータの一実施の形態の外観構成例を示してい
る。
【0019】このノート型コンピュータは、例えば、本
件出願人であるソニー株式会社製の「VAIO」(商
標)シリーズのコンピュータで、大きく分けて、本体1
と表示部2とから構成されている。
【0020】本体1には、キーボード11、タッチパッ
ド12、ベイ13、PCMCIA(Personal Computer
Memory Card International Association)スロット1
4等が設けられている。
【0021】キーボード11は、本体1の上面に設けら
れており、各種のコマンドやデータ等を入力するときに
操作される。タッチパッド12は、本体1の上面の、キ
ーボード11の下部(手前側)に設けられており、マウ
スカーソルを移動するときや、クリック、ドラッグを行
うときに操作される。ベイ13は、本体1の左右両側面
の手前側に設けられており、各種のベイデバイス3の着
脱が可能となっている。なお、図1には本体1の右側面
に設けられたベイ13のみを図示している。PCMCI
Aスロット14は、本体1の右側面の奥側に設けられて
おり、ネットワークカードその他のデバイスの着脱が可
能となっている。
【0022】表示部2は、その一辺を回動中心として、
ヒンジを介し、本体1に対して回動(開閉)することが
できるようになされており、図1は、表示部2が開かれ
ている状態を示している。そして、表示部2には、LC
D(Liquid Crystal Display)2Aが設けられており、
そこには、本体1からの指令に応じて、各種の情報が表
示されるようになされている。なお、例えば、携帯時に
おいては、表示部2は、LCD2Aと、キーボード1と
が対向するように閉じられ、これにより、携帯に便利な
ノートの形状とすることができるようになっている。
【0023】次に、図2は、図1のノート型コンピュー
タの電気的構成例を示している。
【0024】プロセッサ21は、例えば、intel社製のP
entium(商標)プロセッサ等で構成されて、ホストバス
22に接続されている。ホストバス22には、さらに、
ノースブリッジ23が接続されており、ノースブリッジ
23は、PCIバス26にも接続されている。ノースブ
リッジ23は、例えば、intel社製の400BXなどで構成さ
れており、プロセッサ21やメインメモリ25周辺の制
御を行うようになされている。なお、このノースブリッ
ジ23と後述するサウスブリッジ28とで、いわゆるチ
ップセットが構成されている。
【0025】ノースブリッジ23は、さらに、2次キャ
ッシュメモリ24およびメインメモリ25とも接続され
ている。2次キャッシュメモリ24は、プロセッサ21
が使用するデータをキャッシュするようになされてい
る。なお、図示していないが、1次キャッシュメモリ
は、プロセッサ21に内蔵されている。
【0026】メインメモリ25は、例えば、DRAM
(Dynamic Read Only Memory)で構成され、プロセッサ
21が実行するプログラムや、プロセッサ21の動作上
必要なデータを記憶するようになされている。
【0027】ビデオコントローラ27は、PCIバス2
6に接続されており、そのPCIバス26を介して供給
されるデータに基づいて、LCD2Aの表示を制御する
ようになされている。
【0028】PCIバス26には、PCMCIAコント
ローラ48を介してPCMCIAスロット14が接続さ
れ、さらにサウスブリッジ28が接続されている。な
お、本実施の形態では、PCMCIAスロット14は、
2スロット設けられている。
【0029】サウスブリッジ28は、例えば、intel社
製のPIIX4Eなどで構成されており、各種のI/O(Inpu
t / Output)を制御するようになされている。即ち、サ
ウスブリッジ28は、IDE(Integrated Drive Elect
ronics)コントローラ/コンフィギュレーションレジス
タ29、タイマ回路30、およびIDEインタフェース
31等で構成され、IDEバス431および432に接続
されるデバイスや、ISA/EIO(Industry Standar
d Architecture / Extended Input Output)バス36お
よびI/Oインタフェース37を介して接続されるデバ
イスの制御等を行うようになされている。
【0030】IDEコントローラ/コンフィギュレーシ
ョンレジスタ29は、いわゆるプライマリIDEコント
ローラとセカンダリIDEコントローラとの2つのID
Eコントローラ、およびコンフィギュレーションレジス
タ(configuration register)等から構成されている
(いずれも図示せず)。
【0031】プライマリIDEコントローラは、IDE
バス431を介して、コネクタ32に接続しており、コ
ネクタ32には、マスタHDD33が接続されている。
また、セカンダリIDEコントローラは、IDEバス4
2、およびQスイッチ34を介して、ベイ13の内部
に設けられたコネクタ35に接続しており、コネクタ3
5には、ベイ13に、例えば、CD−ROMドライブ
や、セカンドHDD、FDDなどといった、いわばID
Eデバイスであるベイデバイス14が装着されたとき
に、その装着されたベイデバイス14の図示せぬコネク
タが電気的に接続されるようになされている。
【0032】なお、マスタHDD33には、OS(Oper
ating System)として、例えば、Microsoft社製のWindo
ws98(商標)が記録(インストール)されている。さら
に、マスタHDD33には、ホットスワップを簡単な操
作で行うためのホットスワップ処理等を行うアプリケー
ションプログラム「Sony Notebook Setup」(以下、適
宜、SNSという)等もインストールされている。
【0033】ISA/EIOバス36には、さらに、I
/Oインタフェース37が接続されている。I/Oイン
タフェース37は、CMOS(Complementary Metal Ox
ideSemiconductor)メモリ38を内蔵しており、各種の
入出力のインタフェースとして機能するようになされて
いる。即ち、I/Oインタフェース37には、コネクタ
44または45を介して、タッチパッド12またはキー
ボード11がそれぞれ接続されており、タッチパッド1
2またはキーボード11それぞれの操作に対応した信号
を、ISA/EIOバス36に出力するようになされて
いる。さらに、I/Oインタフェース37には、コネク
タ46を介して、フラッシュメモリ47が接続されてお
り、フラッシュメモリ47に記憶されたデータ(プログ
ラム)を、ISA/EIOバス36に出力し、また、I
SA/EIOバス36上のデータを、フラッシュメモリ
47に供給して記憶させるようになされている。
【0034】なお、CMOSメモリ38には、ベイ13
に装着されたベイデバイス3についてのデータが記憶さ
れるようになされている。また、フラッシュメモリ47
には、BIOS(のプログラム)等が記憶されている。
【0035】I/Oインタフェース37は、さらに、電
源制御回路39に接続されているとともに、Qスイッチ
41を介して、コネクタ42に接続されている。電源制
御回路39は、内蔵バッテリ40に接続されており、各
ブロックに、必要な電源を供給するとともに、内蔵バッ
テリ40や、ベイデバイス3としてのセカンドバッテリ
の充電のための制御を行うようになされている。さら
に、電源制御回路39は、ベイ13の内部に設けられた
コネクタ42に接続しており、コネクタ42には、ベイ
13に、ベイデバイス3としてのセカンドバッテリが装
着されたときに、その装着されたセカンドバッテリの図
示せぬコネクタが電気的に接続されるようになされてい
る。
【0036】なお、I/Oインタフェース37は、ベイ
13にセカンドバッテリが装着されている場合に、電源
制御回路39を制御することにより、内蔵バッテリ40
と、セカンドバッテリとの間の切り換えを行わせるよう
にもなっている。さらに、I/Oインタフェース37
は、Qスイッチ41を介して、内蔵バッテリ40やセカ
ンドバッテリの残容量を取得するようにもなっている。
【0037】ここで、上述のように、ベイ13には、各
種のベイデバイス3が装着可能であり、従って、ユーザ
は、所望のベイデバイス3をベイ13に装着することが
できる。このことから、ベイ13は、マルチパーパスベ
イ(multi purpose bay)ということができる。
【0038】以上のように構成されるノート型コンピュ
ータでは、電源がオンにされると、フラッシュメモリ4
7に記憶されたBIOSが実行され、セルフテスト(P
OST(Power On Self Test))が行われる。さらに、
このとき、ベイ13に装着されているベイデバイス3
(但し、装着されていない場合もある)がチェックさ
れ、そのベイデバイス3についてのデータが生成され
る。このデータは、CMOSメモリ38に供給されて記
憶され、プロセッサ21において、必要なときに読み出
される。
【0039】その後、IDEコントローラ/コンフィギ
ュレーションレジスタ29(プライマリIDEコントロ
ーラ)の制御の下、マスタHDD33から、IDEバス
431を介して、OS(ここでは、例えば、上述したよ
うに、Windows98)のプログラムが読み出され、メイン
メモリ25上に展開されて実行される。これにより、Wi
ndows98が立ち上がり、アプリケーションプログラムの
実行、その他の各種の処理が可能な状態となる。
【0040】次に、ホットスワップを簡単な操作で行う
ためのホットスワップ処理について説明する。
【0041】ユーザは、ホットスワップを行う場合、Wi
ndows98のデスクトップに表示されたタスクバーにある
「スタート」ボタンを操作し、その中の項目「プログラ
ム」を選択する。項目「プログラム」が選択されると、
そこに登録されている各種のアプリケーションプログラ
ムが表示されるが、その中のSNS(Sony NotebookSet
up)を選択する(上述したように、ここでは、アプリケ
ーションプログラム「SNS」は、マスタHDD33
に、既にインストールされている)。
【0042】この場合、マスタHDD33にインストー
ルされているアプリケーションプログラム「SNS」
が、メインメモリ25に展開され、プロセッサ21によ
って実行される。これにより、LCD2Aには、例え
ば、図3に示すようなウインドウ(ダイアログボック
ス)が表示(オープン)される。
【0043】そして、図3のウインドウにおいて、「マ
ルチパーパスベイ」タブを選択し、その中の「取り外
し」ボタンを操作する。この場合、次のようなホットス
ワップ処理が行われる。
【0044】即ち、図4は、ホットスワップ処理を説明
するためのフローチャートを示している。
【0045】「取り外し」ボタンが操作されると、アプ
リケーションプログラム「SNS」は、メッセージ「し
ばらくお待ち下さい」を、LCD2Aに表示させ、その
後、ステップS1おいて、Windows98のデバイスマネー
ジャ(一般には、Windows98のコントロールパネルの中
にあるアイコン「システム」を選択し、それにより表示
されるウインドウの中の「デバイスマネージャ」タブを
選択することで起動される)に対して、ベイ13に装着
されたIDEデバイスを制御するセカンドIDEコント
ローラ(上述したように、IDEコントローラ/コンフ
ィギュレーションレジスタ29が有している)をディセ
ーブル(disable)状態とするように要求する。
【0046】この要求に対応して、デバイスマネージャ
では、セカンドIDEコントローラがディセーブル状態
とされる。セカンドIDEコントローラがディセーブル
状態となると、ベイ13に装着されているベイデバイス
3のデバイスドライバがアンロードされ、その結果、ベ
イ13に装着されているベイデバイス3がディセーブル
状態となる。なお、ベイ13に装着されているベイデバ
イス3がセカンドバッテリである場合には、セカンドI
DEコントローラがディセーブル状態となるだけであ
る。
【0047】その後、SNSは、ステップS2におい
て、BIOSの電源オフ処理ルーチンをコールし、これ
により、ベイ13に装着されているベイデバイス3がセ
カンドバッテリ以外のデバイスである場合には、そのデ
バイスの電源がオフ状態にされる。
【0048】そして、ステップS3に進み、SNSは、
LCD2Aに、ベイデバイスが交換可能である旨のメッ
セージを表示させるとともに、「交換完了」ボタンを表
示させ、ステップS4に進む。ここで、このメッセージ
によって、ユーザは、ベイデバイスの交換が可能な状態
になったことを認識することができる。
【0049】ステップS4では、ベイデバイス3の交換
が完了したかどうか、即ち、ベイ13に装着されていた
ベイデバイスが取り外され、別のベイデバイスが装着さ
れたか否かが判定される。ステップS4において、ベイ
デバイス3の交換が完了していないと判定された場合、
即ち、「交換完了」ボタンが操作されていない場合、S
NSは、ベイデバイスの交換が完了していないと認識し
て、ステップS4に戻る。
【0050】また、ステップS4において、ベイデバイ
ス3の交換が完了したと判定された場合、即ち、「交換
完了」ボタンが操作された場合、SNSは、ベイデバイ
ス3の交換が完了したと認識して、ステップS5に進
み、ベイ13に新たに装着されたベイデバイス3の電源
をオンにするための、BIOSの電源オン処理ルーチン
をコールし、ステップS6に進む。
【0051】ステップS6では、デバイスマネージャに
対して、セカンダリIDEコントローラをイネーブル
(enable)状態とするように、要求が行われ、これによ
り、デバイスマネージャにおいて、セカンダリIDEコ
ントローラがイネーブル状態とされ、ホットスワップ処
理を終了する。
【0052】従って、ユーザは、アプリケーションプロ
グラム「SNS」を起動し、ベイ13に装着されたベイ
デバイス3を交換し、「交換完了」ボタンを操作するだ
けで、容易に、ホットスワップを行うことができる。
【0053】次に、図5のフローチャートを参照して、
図4のステップS2におけるBIOSによる電源オフ処
理について説明する。
【0054】電源オフ処理では、まず最初に、ステップ
S11において、CMOSメモリ38に記憶された、ベ
イ13に装着されたベイデバイス3についてのデータが
読み出され、これにより、そのベイデバイス3がチェッ
クされる。なお、ここでは、上述したように、POST
時に生成されたベイデバイス3についてのデータを、C
MOSメモリ38に記憶させるようにしたが、POST
時に生成されたベイデバイス3についてのデータは、従
来と同様に、メインメモリ25に記憶させるようにする
ことが可能である。但し、この場合、コンピュータを起
動してから最初に行われるホットスワップ処理のステッ
プS11では、メインメモリ25から、ベイデバイス3
についてのデータが読み出されることになる。
【0055】ステップS11で、ベイデバイス3のチェ
ックが終了すると、ステップS12に進み、ステップS
11で読み出されたベイデバイス3についてのデータ
が、いわば念のために、CMOSメモリ38に保存され
る。そして、ステップS13に進み、ステップS11に
おけるベイデバイス3のチェックの結果に基づき、ベイ
13に装着されているベイデバイス3が、IDEコント
ローラによって制御されるIDEデバイス(ここでは、
例えば、セカンドHDDや、FDD、CD−ROMドラ
イブなど)であるか否かが判定される。
【0056】ステップS13において、ベイ13に装着
されているベイデバイス3が、IDEデバイスでないと
判定された場合、ステップS14およびS15をスキッ
プして、ステップS16に進む。
【0057】また、ステップS13において、ベイ13
に装着されているベイデバイス3が、IDEデバイスで
あると判定された場合、ステップS14に進み、そのI
DEデバイスが、HDD(セカンドHDD)であるか否
かが判定される。
【0058】ステップS14において、ベイ13に装着
されている、IDEデバイスであるベイデバイス3が、
HDDでないと判定された場合、ステップS15をスキ
ップして、ステップS16に進む。
【0059】また、ステップS14において、ベイ13
に装着されている、IDEデバイスであるベイデバイス
3が、HDDであると判定された場合、ステップS15
に進み、そのHDDに対して、それ以降の処理の停止を
指示するスタンバイ(Standby)コマンドが送信され
る。これにより、HDDはパーク(park)状態となる。
なお、スタンバイコマンドは、必ず送信しなければなら
ないといった性質のものではないが、動作を安定させる
観点からは、送信するようにするのが好ましい。
【0060】その後、ステップS16に進み、セカンダ
リIDEコントローラが制御するIDEバス432のハ
ードリセットがかけられ、ステップS17に進む。ステ
ップS17では、セカンダリIDEコントローラがディ
セーブル状態とされ、ステップS18に進み、ベイ13
に装着されているベイデバイス3の電源がオフにされ、
リターンする。これにより、ベイ13に装着されている
ベイデバイス3は、ベイ13から取り外し可能な状態と
なる。なお、ステップS18において、実際に電源がオ
フにされるのは、ベイ13に装着されているベイデバイ
ス3が、電源の供給が必要なデバイスである場合のみ
で、電源の供給が不要な、例えばバッテリなどがベイ1
3に装着されている場合は、電源をオフするような制御
が行われるだけで、実際にオフにされるわけではない
(電源の供給が不要なデバイスについては、オフにしよ
うがない)。
【0061】次に、図6のフローチャートを参照して、
図4のステップS5におけるBIOSによる電源オン処
理について説明する。
【0062】電源オン処理では、まず最初に、ステップ
S21において、セカンダリIDEコントローラが制御
するIDEバス432のハードリセットがかけられ、ス
テップS22に進み、セカンダリIDEコントローラが
ディセーブル状態とされる。なお、電源オン処理が行わ
れる場合には、その前に、図6に示した電源オフ処理が
行われ、そのステップS17において、セカンダリID
Eコントローラがディセーブル状態とされるから、電源
オン処理において、再び、セカンダリIDEコントロー
ラをディセーブル状態にする必要はないが(既に、ディ
セーブル状態になっているため)、ここでは、念のため
に行うようにしている。
【0063】その後、ステップS23に進み、ベイ13
に装着されたベイデバイスの電源がオンにされ、ステッ
プS24に進む。なお、ここでも、図5のステップS1
8における場合と同様に、実際に電源がオンにされるの
は、ベイ13に装着されているベイデバイス3が電源の
供給が必要なデバイスである場合のみで、電源の供給が
不要な、例えばバッテリなどがベイ13に装着されてい
る場合は、電源をオンするような制御が行われるだけ
で、実際にオンにされるわけではない(電源の供給が不
要なデバイスについては、オンにしようがない)。
【0064】ステップS24では、セカンダリIDEコ
ントローラがイネーブル状態とされ、ステップS25に
進み、そのセカンダリIDEコントローラが制御するI
DEバス432のハードリセットが解除される。そし
て、ステップS26に進み、ベイ13に装着されたベイ
デバイス3がチェックされ、ステップS27に進む。ス
テップS27では、ベイデバイス3のチェックの結果得
られる(生成される)、そのベイデバイス3についての
データが、CMOSメモリ38に書き込まれ、ステップ
S28に進み、ステップS27でCMOSメモリ38に
書き込まれたデータに基づいて、IDEコントローラ/
コンフィギュレーションレジスタ29が有するコンフィ
ギュレーションレジスタが、ベイ13に装着されたベイ
デバイス3に適合した値に設定される。
【0065】そして、ステップS29に進み、ステップ
S27でCMOSメモリ38に書き込まれたデータに基
づいて、ベイ13に装着されたベイデバイス3が、HD
D(セカンドHDD)であるか否かが判定される。ステ
ップS29において、ベイ13に装着されたベイデバイ
ス3が、HDDではないと判定された場合、即ち、例え
ば、CD−ROMドライブや、FDD,CD−R(CD R
ecordable)ドライブ、バッテリ等である場合、ステッ
プS30およびS31をスキップして、リターンする。
【0066】また、ステップS29において、ベイ13
に装着されたベイデバイス3が、HDDであると判定さ
れた場合、ステップS30に進み、そのHDDが、U−
DMA(Ultra-Direct Memory Access)に対応している
ものであるかどうかが、例えば、ステップS27でCM
OSメモリ38に書き込まれたデータに基づいて判定さ
れる。ステップS30において、HDDが、U−DMA
に対応していないものであると判定された場合、ステッ
プS31をスキップして、リターンする。
【0067】一方、ステップS30において、HDD
が、U−DMAに対応しているものであると判定された
場合、ステップS31に進み、そのHDD(ベイ13に
装着されたHDD)に対して、転送モードを設定するコ
マンドが送信されることにより、そのHDDに適合した
転送モードが設定され、リターンする。
【0068】以上のように、CMOSメモリ38に、交
換後のベイデバイス3についてのデータを保存するよう
にしたので、ホットスワップ後に、ノート型コンピュー
タを、サスペンド状態やハイバーネーション状態等のス
リープ状態とする場合やその他の場合において、CMO
Sメモリ38に保存されたデータを参照することによっ
て、いま、ベイ13に対して、どのようなベイデバイス
3が装着されているのかを正しく認識すること等がで
き、その結果、コンピュータがハングアップしたり、正
常な動作を行わないようになることを防止することがで
きる。
【0069】即ち、例えば、一般的な各社製のパーソナ
ルコンピュータにおいて、ハイバーネーション時に、セ
カンドHDDのDMA(Direct Memory Access)モード
を取得して保存するゲット&セーブ(Get and Save)ル
ーチンがBIOSに組み込まれている場合がある。
【0070】この場合、例えば、セカンドHDDから、
バッテリ等の、HDD以外のデバイスへのホットスワッ
プ(単に、セカンドHDDが取り外され、ベイ13に何
も装着されていない場合を含む)が行われると、従来に
おいては、BIOS側では、ベイ13に、セカンドHD
Dが装着されていると認識するため、ゲット&セーブル
ーチンにおいて、DMAモードを取得するためのコマン
ド(以下、ゲットコマンドという)が、ベイ13に装着
された、HDDではないベイデバイス3に送信される。
いま、ベイデバイス3は、HDDではないから、ゲット
コマンドを受信しても、それに対する応答をすることは
できず、従って、BIOSは、応答を待った状態となっ
て、コンピュータは、ハングアップする。
【0071】これに対して、CMOSメモリ38に、交
換後のベイデバイス3についてのデータを保存する場合
には、BIOSは、そのデータを参照することで、ベイ
13に、いま装着されているベイデバイス3が何である
かを認識することができ、従って、ベイデバイス3が、
HDDであるときのみ、ゲットコマンドを送信するよう
に処理を行うことで、上述のようなハングアップを回避
することができる。
【0072】また、例えば、ベイ13に、IDEデバイ
スであるHDDを装着してコンピュータを起動した場
合、BIOSにおいて、ハイバーネーション時に、その
IDEデバイスに対して、HDの回転の停止を指示する
スピンダウン(spin down)コマンドを送信することが
ある。
【0073】この場合、IDEデバイスから、IDEデ
バイス以外のベイデバイス3にホットスワップ(単に、
IDEデバイスが取り外され、ベイ13に何も装着され
ていない場合を含む)が行われると、従来においては、
BIOS側では、ベイ13に、IDEデバイスが装着さ
れていると認識するため、スピンダウンコマンドが、ベ
イ13に装着された、IDEデバイスではないベイデバ
イス3に送信される。いま、ベイデバイス3は、IDE
デバイスではないから、スピンダウンコマンドを送信し
ても、それに対する応答は返ってこないため、BIOS
は、応答を待った状態となって、コンピュータは、ハン
グアップする。
【0074】これに対して、CMOSメモリ38に、交
換後のベイデバイス3についてのデータを保存する場合
には、BIOSは、そのデータを参照することで、ベイ
13に、いま装着されているベイデバイス3が何である
かを認識することができ、従って、ベイデバイス3が、
IDEデバイスであるときのみ、スピンダウンコマンド
を送信するように処理を行うことで、上述のようなハン
グアップを回避することができる。
【0075】さらに、例えば、BIOSにおいて、ホッ
トキー(Hot Key)によるサスペンド時に、ベイ13に
装着されたベイデバイス3に対して、そのベイデバイス
3用の、パワーマネジメントの状態の変更するステイト
(Power Management State)コマンドを送信することが
ある。
【0076】従って、ベイ13に、例えば、HDDが装
着された状態で、コンピュータが起動された場合におい
て、そのHDDから、HDD以外のベイデバイス3にホ
ットスワップ(単に、HDDが取り外され、ベイ13に
何も装着されていない場合を含む)が行われると、従来
においては、BIOS側では、ベイ13に、HDDが装
着されていると認識するため、HDD用のステイトコマ
ンドが、ベイ13に装着された、HDDではないベイデ
バイス3に送信される。いま、ベイデバイス3は、HD
Dではないから、HDD用のステイトコマンドを送信し
ても、それに対する応答は返ってこないため、BIOS
は、応答を待った状態となって、コンピュータは、ハン
グアップする。
【0077】これに対して、CMOSメモリ38に、交
換後のベイデバイス3についてのデータを保存する場合
には、BIOSは、そのデータを参照することで、ベイ
13に、いま装着されているベイデバイス3が何である
かを認識することができ、従って、そのベイデバイス3
用のステイトコマンドを送信するように処理を行うこと
で、上述のようなハングアップを回避することができ
る。
【0078】また、例えば、BIOSセットアップ(B
IOSに関係する各種のデバイスの設定を行うためのプ
ログラム)の画面において、デバイスに対するアクセス
の監視を行うかどうかを設定することができる場合があ
る。ここで、監視を行う場合を、アクセスオンといい、
監視を行わない場合をアクセスオフというものとする。
【0079】一方、コンピュータにおいて何の処理も行
われていない状態が、所定の時間継続した場合に、コン
ピュータを、サスペンドやハイバーネーション状態にす
るタイマサスペンド(timer suspend)やタイマハイバ
ーネーション(timer hibernation)では、何の処理も
行われていない状態においてタイマがカウントされ、所
定のカウント値になると、コンピュータがサスペンドや
ハイバーネーション状態とされるが、アクセスオンにな
っているデバイスにアクセスが行われると、タイマがリ
ロード(timer reload)され(タイマのカウント値が、
初期値にリセットされ)、再度、タイマのカウントが開
始される。なお、アクセスオフになっているデバイスに
アクセスが行われても、タイマのリロードは行われな
い。
【0080】従って、例えば、いま、HDDについて
は、アクセスオンとされ、CD−ROMドライブについ
ては、アクセスオフとされているものとし(一般には、
このように初期設定されていることが多い)、さらに、
例えば、ベイ13に、HDDが装着された状態で、コン
ピュータが起動され、HDDから、CD−ROMドライ
ブにホットスワップが行われた場合には、従来において
は、タイマサスペンドやタイマハイバーネーションが設
定されていても、BIOS側では、ベイ13に、アクセ
スオンになっているHDDが装着されていると誤って認
識する一方で、本実施の形態で採用されているOSのWi
ndows98では、ベイ13に、CD−ROMドライブが装
着されていると正しく認識するため、タイマが定期的に
リロードされ、いつまで経っても、サスペンドやハイバ
ーネーション状態にならない不具合が生じる。
【0081】即ち、Windows98においては、一般に、オ
ートラン(auto run)機能を使用する設定となっている
(Windows98のデバイスマネージャの「CD−ROM」
の中にあるデバイスのプロパティの「設定」タグにおい
て、「自動挿入」がチェックされた状態になっている)
ことが多いことから、ベイ13に、CD−ROMドライ
ブが装着されていると正しく認識するWindows98は、そ
のCD−ROMドライブに、CD−ROMがセットされ
たかどうかを確認するため、ポーリングによる割り込み
を発生する。
【0082】この場合、BIOSは、ベイ13に、アク
セスオンになっているHDDが装着されていると誤って
認識するため、Windows98からかかる割り込みによっ
て、実際には装着されていないHDDにアクセスが行わ
れていると認識し、タイマをリロードする。その結果、
実際には、アクセスオフになっているCD−ROMドラ
イブが、ベイ13に装着されているのにもかかわらず、
いつまで経っても、サスペンドやハイバーネーション状
態にならない。
【0083】これに対して、CMOSメモリ38に、交
換後のベイデバイス3についてのデータを保存する場合
には、BIOSは、そのデータを参照することで、ベイ
13に、いま装着されているベイデバイス3が、アクセ
スオフとなっているCD−ROMドライブであることを
認識することができ、従って、Windows98のオートラン
機能によって、アクセスオフになっているCD−ROM
ドライブにアクセスが行われても、タイマはリロードさ
れず、コンピュータにおいて何の処理も行われていない
状態が所定の時間継続すれば、コンピュータは、サスペ
ンドやハイバーネーション状態になることになる。
【0084】さらに、例えば、ベイ13に、転送速度の
速いHDDを装着してコンピュータを起動した場合に
は、POST時に、IDEコントローラ/コンフィギュ
レーションレジスタ29のコンフィギュレーションレジ
スタに、速い転送速度に対応した設定がなされる。
【0085】この場合、HDDから、転送速度の遅いF
DDにホットスワップが行われると、従来においては、
BIOS側では、ベイ13に、転送速度の速いHDDが
装着されていると認識するため、実際に装着されてい
る、転送速度の遅いFDDとの間のデータのやりとりに
不具合が生じるおそれがある。
【0086】これに対して、CMOSメモリ38に、交
換後のベイデバイス3についてのデータを保存する場合
には、BIOSは、そのデータを参照することで、ベイ
13に、いま装着されているベイデバイス3が転送速度
の遅いFDDであることを認識することができ、従っ
て、その認識結果に基づいて、コンフィギュレーション
レジスタを再設定することで、上述のような不具合を回
避することができる。
【0087】以上、本発明を、携帯に便利なノート型コ
ンピュータに適用した場合について説明したが、本発明
は、その他、例えば、デスクトップ型コンピュータ等に
適用することも可能である。
【0088】また、本実施の形態では、アプリケーショ
ンプログラム「SNS」を、マスタHDDに記録して提
供するようにしたが、アプリケーションプログラム「S
NS」は、HDD以外の、例えば、CD−ROM等の記
録媒体に記録して提供することも可能であるし、さら
に、例えば、衛星回線やインターネット等の伝送媒体を
介して提供するようにすることも可能である。
【0089】また、本実施の形態では、「交換完了」ボ
タンが操作されたことによって、ベイデバイス3の交換
が完了したことを認識するようにしたが、ベイデバイス
3の交換が完了したかどうかは、その他、例えば、ベイ
13に対するベイデバイス3の着脱を、電気的または機
械的に検出し、その検出結果に基づいて、いわば自動的
に認識するようにすることも可能である。
【0090】さらに、本実施の形態においては、I/O
コントローラ37が有するCMOSメモリ38に、ベイ
13に装着されているベイデバイス3についてのデータ
を記憶させるようにしたが、ベイ13に装着されている
ベイデバイス3についてのデータは、その他の、データ
の読み書きが可能な記憶媒体(例えば、メインメモリ2
5やマスタHDD33など)に記憶させておくようにす
ることが可能である。
【0091】
【発明の効果】以上の如く、本発明の情報処理装置およ
び情報処理方法、並びに提供媒体によれば、デバイスベ
イに装着された周辺装置が交換されたことが認識され、
交換後の周辺装置についてのデータが記憶される。従っ
て、例えば、電源をオンにしたまま、デバイスベイに装
着されている周辺装置を交換するホットスワップ後に、
不具合が生じることを、記憶されたデータに基づいて処
理を行うことで回避することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したノート型コンピュータの一実
施の形態の構成例を示す外観斜視図である。
【図2】図1のノート型コンピュータの電気的構成例を
示すブロック図である。
【図3】アプリケーションプログラムが起動されたとき
に表示されるウインドウを示すディスプレイ上に表示さ
れた中間階調の写真である。
【図4】ホットスワップ処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図5】図4のステップS2における電源オフ処理の詳
細を説明するためのフローチャートである。
【図6】図4のステップS5における電源オン処理の詳
細を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 本体, 2 表示部, 2A LCD, 3 ベイ
デバイス, 11 キーボード, 12 タッチパッ
ド, 13 デバイスベイ, 14 PCIスロット,
21 プロセッサ, 22 ホストバス, 23 ノ
ースブリッジ,24 2次キャッシュメモリ, 25
メインメモリ, 26 PCIバス,27 ビデオコン
トローラ, 28 サウスブリッジ, 29 IDEコ
ントローラ/コンフィギュレーションレジスタ, 30
タイマ回路, 31 IDEインタフェース, 32
コネクタ, 33 マスタHDD, 34 Qスイッ
チ, 35 コネクタ, 36 ISA/EIOバス,
37 I/Oインタフェース, 38 CMOSメモ
リ, 39 電源制御回路, 40 内蔵バッテリ,
41 Qスイッチ, 42 コネクタ, 431,432
IDEバス,44乃至46 コネクタ, 47 フラ
ッシュメモリ, 48 PCMCIAコントローラ
フロントページの続き (72)発明者 佐久間 岳 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小西 徹 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 齋藤 潤子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B014 EA01 EB03 HC03 HC13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺装置の装着可能なデバイスベイを有
    する情報処理装置であって、 前記デバイスベイに装着された周辺装置が交換されたこ
    とを認識するための認識手段と、 交換後の周辺装置についてのデータを記憶する記憶手段
    と、 前記記憶手段に記憶されたデータに基づいて、処理を行
    う処理手段とを含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理手段は、前記記憶手段に記憶さ
    れたデータに基づいて、装置をスリープ状態にするため
    の処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記認識手段は、装置が起動されている
    状態において、前記周辺装置の交換を認識することを特
    徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 周辺装置の装着可能なデバイスベイを有
    する情報処理装置の情報処理方法であって、 前記デバイスベイに装着された周辺装置が交換されたこ
    とを認識するための認識ステップと、 交換後の周辺装置についてのデータを記憶する記憶ステ
    ップと、 前記記憶ステップで記憶されたデータに基づいて、処理
    を行う処理ステップとを含むことを特徴とする情報処理
    方法。
  5. 【請求項5】 周辺装置の装着可能なデバイスベイを有
    するコンピュータに所定の処理を行わせるためのコンピ
    ュータプログラムを提供する提供媒体であって、 前記デバイスベイに装着された周辺装置が交換されたこ
    とを認識するための認識ステップと、 交換後の周辺装置についてのデータを記憶する記憶ステ
    ップとを含むコンピュータプログラムを提供することを
    特徴とする提供媒体。
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