JP2000253019A - Svc設定システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
Svc設定システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2000253019A JP2000253019A JP5394799A JP5394799A JP2000253019A JP 2000253019 A JP2000253019 A JP 2000253019A JP 5394799 A JP5394799 A JP 5394799A JP 5394799 A JP5394799 A JP 5394799A JP 2000253019 A JP2000253019 A JP 2000253019A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、アプリケーションの性質に応じたトラ
フィックタイプの選択が困難、また、被起動側で、コネ
クション設定を必要とするアプリケーションの要求する
トラフィックタイプを認識することができない。 【解決手段】 この課題を解決するために、本SVC設
定システムでは、端末1において、トラフィック制御部
1bにより、アプリケーション1aが必要とするトラフ
ィックタイプを判定し、また、被起動側の場合は、トラ
フィック種別判定部1dにより、受信したSetupメッセ
ージに含まれるコネクション品質情報に基づき、起動側
端末のアプリケーションが必要とするトラフィックタイ
プを判定し、コネクション制御部1cにより、SVCの
パラメータを、そのアプリケーション1aに最適となる
よう、すなわちアドレスマッピングもしくはセッション
マッピングにより設定する。
フィックタイプの選択が困難、また、被起動側で、コネ
クション設定を必要とするアプリケーションの要求する
トラフィックタイプを認識することができない。 【解決手段】 この課題を解決するために、本SVC設
定システムでは、端末1において、トラフィック制御部
1bにより、アプリケーション1aが必要とするトラフ
ィックタイプを判定し、また、被起動側の場合は、トラ
フィック種別判定部1dにより、受信したSetupメッセ
ージに含まれるコネクション品質情報に基づき、起動側
端末のアプリケーションが必要とするトラフィックタイ
プを判定し、コネクション制御部1cにより、SVCの
パラメータを、そのアプリケーション1aに最適となる
よう、すなわちアドレスマッピングもしくはセッション
マッピングにより設定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディア通
信を行なうATM(Asynchronous Transfer Mode)のS
VC(Switched Virtual Connection)設定技術に係わ
り、特に、アプリケーションに最適なSVCのパラメー
タ設定を効率的に行なうのに好適なSVC設定システム
と方法に関するものである。
信を行なうATM(Asynchronous Transfer Mode)のS
VC(Switched Virtual Connection)設定技術に係わ
り、特に、アプリケーションに最適なSVCのパラメー
タ設定を効率的に行なうのに好適なSVC設定システム
と方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワークの伝送路を流れるトラフィ
ックには、アプリケーションによってさまざまな形態が
ある。例えば、MPEG(Moving Picture Expert Grou
p)などの圧縮動画のように使用している帯域が常に変
動するものや、クライアント・サーバ間でのバースト的
なデータ転送、あるいは、電話等でのリアルタイム性が
重要視されるもの等がある。
ックには、アプリケーションによってさまざまな形態が
ある。例えば、MPEG(Moving Picture Expert Grou
p)などの圧縮動画のように使用している帯域が常に変
動するものや、クライアント・サーバ間でのバースト的
なデータ転送、あるいは、電話等でのリアルタイム性が
重要視されるもの等がある。
【0003】ATMでは、このようなアプリケーション
のトラフィックタイプに対応して、例えば、丸山修孝著
「わかりやすい通信プロトコルの技術」(1997年、
オーム社発行)の第191頁〜第202頁に記載されて
いるように、CBR(Constant Bit Rate、固定速
度)、VBR−nrt(Variable Bit Rate-Non Real T
ime)、VBR−rt(Variable Bit Rate-Real Tim
e)、ABR(Available Bit Rate)、UBR(Unspeci
fied Bit Rate)などの5つのサービス形態を提供して
いる。
のトラフィックタイプに対応して、例えば、丸山修孝著
「わかりやすい通信プロトコルの技術」(1997年、
オーム社発行)の第191頁〜第202頁に記載されて
いるように、CBR(Constant Bit Rate、固定速
度)、VBR−nrt(Variable Bit Rate-Non Real T
ime)、VBR−rt(Variable Bit Rate-Real Tim
e)、ABR(Available Bit Rate)、UBR(Unspeci
fied Bit Rate)などの5つのサービス形態を提供して
いる。
【0004】例えば、IP(Internet Protocol)を用
いるアプリケーションによるトラフィックをATMのS
VC上に伝送する場合、IPの性質が品質非保証型のト
ラフィックタイプであるため、そのSVCは、双方向対
称かつUBRで設定することが一般的である。従来、L
ANE(LANエミュレーション)やMPOA(Multi
Protocol Over ATM)等では、これらのパラメータを使
用してきた。このように、ATMでは、アプリケーショ
ン毎にトラフィックタイプを使い分けており、それらに
対応するコネクションのトラフィックパラメータも様々
である。
いるアプリケーションによるトラフィックをATMのS
VC上に伝送する場合、IPの性質が品質非保証型のト
ラフィックタイプであるため、そのSVCは、双方向対
称かつUBRで設定することが一般的である。従来、L
ANE(LANエミュレーション)やMPOA(Multi
Protocol Over ATM)等では、これらのパラメータを使
用してきた。このように、ATMでは、アプリケーショ
ン毎にトラフィックタイプを使い分けており、それらに
対応するコネクションのトラフィックパラメータも様々
である。
【0005】また、最近のIPアプリケーションの中に
は、QoS(Quality Of Service、サービス品質)の制御
を必要とするIP電話やVOD(Video On Demand)の
ようなリアルタイム系のアプリケーションも増加してき
た。しかし、LANEやMPOA等の従来技術を用いる
と、ATMの特徴であるQoSの制御をせずに、全てUB
RでSVCを設定してしまうため、アプリケーションの
性質に応じたトラフィックタイプの選択が困難になる。
は、QoS(Quality Of Service、サービス品質)の制御
を必要とするIP電話やVOD(Video On Demand)の
ようなリアルタイム系のアプリケーションも増加してき
た。しかし、LANEやMPOA等の従来技術を用いる
と、ATMの特徴であるQoSの制御をせずに、全てUB
RでSVCを設定してしまうため、アプリケーションの
性質に応じたトラフィックタイプの選択が困難になる。
【0006】また、Setup(呼設定)メッセージを送出
してSVC設定を起動する端末を「起動側」、そして、
Setupメッセージを受信する端末を「被起動側」とした
場合、SVCの設定が常に片方向ずつ設定する場合のみ
であれば、被起動側では、設定されたSVCから出力さ
れるパケットを単に受信するだけで良いので特に問題は
ないが、SVCが両方向同時に設定されるような場合に
は、被起動側から起動側へ転送するためのパケットを、
どのコネクションに送出するかを判定する必要がある。
してSVC設定を起動する端末を「起動側」、そして、
Setupメッセージを受信する端末を「被起動側」とした
場合、SVCの設定が常に片方向ずつ設定する場合のみ
であれば、被起動側では、設定されたSVCから出力さ
れるパケットを単に受信するだけで良いので特に問題は
ないが、SVCが両方向同時に設定されるような場合に
は、被起動側から起動側へ転送するためのパケットを、
どのコネクションに送出するかを判定する必要がある。
【0007】現在のATMフォーラム UNI(User N
etwork Interface)3.0/3.1等におけるSetupメ
ッセージでは、セッションの情報をやり取りすることが
できないため、セッションとSVCの対応を取ることが
できない。この対応が取れない場合、被起動側では、S
VCがアドレスに対応しているのか、あるいは、セッシ
ョンに対応しているのかが分からず、アプリケーション
が必要とするQoSに応じたコネクションの使い分けが不
可能となってしまう。
etwork Interface)3.0/3.1等におけるSetupメ
ッセージでは、セッションの情報をやり取りすることが
できないため、セッションとSVCの対応を取ることが
できない。この対応が取れない場合、被起動側では、S
VCがアドレスに対応しているのか、あるいは、セッシ
ョンに対応しているのかが分からず、アプリケーション
が必要とするQoSに応じたコネクションの使い分けが不
可能となってしまう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の技術では、アプリケーションの性質に応じ
たトラフィックタイプの選択が困難な点、また、被起動
側で、コネクション設定を必要とするアプリケーション
の要求するトラフィックタイプを認識することができな
い点である。
点は、従来の技術では、アプリケーションの性質に応じ
たトラフィックタイプの選択が困難な点、また、被起動
側で、コネクション設定を必要とするアプリケーション
の要求するトラフィックタイプを認識することができな
い点である。
【0009】本発明の目的は、これら従来技術の課題を
解決し、アプリケーションが要求する品質での転送処理
を可能とし、また、両方向コネクション設定時に、被起
動側でも、コネクションアドレスマッピングとコネクシ
ョンセッションマッピングとを区別してルーティングテ
ーブルを作成することを可能とするSVC設定システム
と方法を提供することである。
解決し、アプリケーションが要求する品質での転送処理
を可能とし、また、両方向コネクション設定時に、被起
動側でも、コネクションアドレスマッピングとコネクシ
ョンセッションマッピングとを区別してルーティングテ
ーブルを作成することを可能とするSVC設定システム
と方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のSVC設定システムと方法は、端末で、ア
プリケーションによる通信のトラフィックタイプを判定
し、それに対応したSVCのパラメータ設定等を行な
い、また、被起動側の端末において、起動側端末のアプ
リケーションが必要とするトラフィックタイプを判定
し、被起動側から起動側へ転送するためのパケットを送
出するコネクションのパラメータ設定を、そのアプリケ
ーションに最適となるように行なう。
め、本発明のSVC設定システムと方法は、端末で、ア
プリケーションによる通信のトラフィックタイプを判定
し、それに対応したSVCのパラメータ設定等を行な
い、また、被起動側の端末において、起動側端末のアプ
リケーションが必要とするトラフィックタイプを判定
し、被起動側から起動側へ転送するためのパケットを送
出するコネクションのパラメータ設定を、そのアプリケ
ーションに最適となるように行なう。
【0011】例えば、被起動側の端末は、受信したSetu
pメッセージに含まれるコネクション品質情報に基づ
き、起動側端末のアプリケーションの要求するトラフィ
ックタイプを判定し、判定したトラフィックタイプに応
じて、コネクションを、IPアドレスあるいはTCP
(Transmission Control Protocol)/UDP(User Da
tagram protocol)セッションに対応付ける。
pメッセージに含まれるコネクション品質情報に基づ
き、起動側端末のアプリケーションの要求するトラフィ
ックタイプを判定し、判定したトラフィックタイプに応
じて、コネクションを、IPアドレスあるいはTCP
(Transmission Control Protocol)/UDP(User Da
tagram protocol)セッションに対応付ける。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を、図面に
より詳細に説明する。図1は、本発明のSVC設定シス
テムの本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図で
ある。本例では、本発明に係わるSVC設定システム
を、端末等の間で通信をする際にコネクションを設定し
て通信をするコネクション型(CO:Connection Orien
ted)通信と、端末間でコネクション設定を行なわずに
パケットを転送するコネクションレス型(CL:Connec
tion Less)通信を併用するCO/CL統合ネットワークに適
用している。
より詳細に説明する。図1は、本発明のSVC設定シス
テムの本発明に係る構成の一実施例を示すブロック図で
ある。本例では、本発明に係わるSVC設定システム
を、端末等の間で通信をする際にコネクションを設定し
て通信をするコネクション型(CO:Connection Orien
ted)通信と、端末間でコネクション設定を行なわずに
パケットを転送するコネクションレス型(CL:Connec
tion Less)通信を併用するCO/CL統合ネットワークに適
用している。
【0013】このCO/CL統合ネットワークは、CO/CL端末
(図中「端末A,B、端末」等と記載)1〜4、CO/CL
中継装置(図中「中継装置A,B」等と記載)5,6、
および、ATM網7から構成されており、各CO/CL端末
1〜4には、CO/CL端末(端末A)1で示すように、ア
プリケーション(図中「APL」と記載)1a、トラフ
ィック制御部1b、コネクション制御部1c、ルーティ
ング処理部1d、トラフィック種別判定部1eが設けら
れている。
(図中「端末A,B、端末」等と記載)1〜4、CO/CL
中継装置(図中「中継装置A,B」等と記載)5,6、
および、ATM網7から構成されており、各CO/CL端末
1〜4には、CO/CL端末(端末A)1で示すように、ア
プリケーション(図中「APL」と記載)1a、トラフ
ィック制御部1b、コネクション制御部1c、ルーティ
ング処理部1d、トラフィック種別判定部1eが設けら
れている。
【0014】トラフィック制御部1b、コネクション制
御部1c、ルーティング処理部1d、トラフィック種別
判定部1eのそれぞれは、図示していない光ディスク等
の記録媒体からメモリにプログラムをロードすることに
よりモジュールとして構成されるものであり、トラフィ
ック制御部1bは、アプリケーション1aの要求するト
ラフィックタイプ(種別)の判定を行なう。
御部1c、ルーティング処理部1d、トラフィック種別
判定部1eのそれぞれは、図示していない光ディスク等
の記録媒体からメモリにプログラムをロードすることに
よりモジュールとして構成されるものであり、トラフィ
ック制御部1bは、アプリケーション1aの要求するト
ラフィックタイプ(種別)の判定を行なう。
【0015】また、コネクション制御部1cは、トラフ
ィック制御部1bで判定したアプリケーションが要求す
るトラフィックタイプに対応したコネクション設定を行
ない、ルーティング処理部1dは、ルーティングやパケ
ットの転送を行なう。そして、トラフィック種別判定部
1eは、SVCが両方向同時に設定される場合に起動側
端末から受信したSetupメッセージに基づき起動側端末
のアプリケーションの要求するトラフィックタイプを判
定する。
ィック制御部1bで判定したアプリケーションが要求す
るトラフィックタイプに対応したコネクション設定を行
ない、ルーティング処理部1dは、ルーティングやパケ
ットの転送を行なう。そして、トラフィック種別判定部
1eは、SVCが両方向同時に設定される場合に起動側
端末から受信したSetupメッセージに基づき起動側端末
のアプリケーションの要求するトラフィックタイプを判
定する。
【0016】また、CO/CL中継装置5,6には、CO/CL中
継装置5で示すように、CO/CL端末1〜4からの要求に
対応したコネクション設定処理を行なうコネクション制
御部5aと、コネクションレス通信によりパケットを転
送するルーティング処理部5bとが設けられている。
尚、このCO/CL中継装置5におけるコネクション制御部
5aとルーティング処理部5bに関しても、図示してい
ない光ディスク等の記録媒体からメモリにプログラムを
ロードすることによりモジュール構成される。
継装置5で示すように、CO/CL端末1〜4からの要求に
対応したコネクション設定処理を行なうコネクション制
御部5aと、コネクションレス通信によりパケットを転
送するルーティング処理部5bとが設けられている。
尚、このCO/CL中継装置5におけるコネクション制御部
5aとルーティング処理部5bに関しても、図示してい
ない光ディスク等の記録媒体からメモリにプログラムを
ロードすることによりモジュール構成される。
【0017】このような構成により、CO/CL統合ネット
ワークでは、CO/CL端末1〜4において、アプリケーシ
ョンが必要とするトラフィックタイプを判定し、それに
応じた転送先、例えば、コネクションレス型通信のため
のデフォルトルートや、コネクション型通信のために設
定されたコネクションに振り分けてパケットの転送を行
なう。
ワークでは、CO/CL端末1〜4において、アプリケーシ
ョンが必要とするトラフィックタイプを判定し、それに
応じた転送先、例えば、コネクションレス型通信のため
のデフォルトルートや、コネクション型通信のために設
定されたコネクションに振り分けてパケットの転送を行
なう。
【0018】すなわち、各CO/CL端末1〜4において
は、各アプリケーションによる通信のトラフィック特性
を判定して、アプリケーションに最適なSVCのパラメ
ータ設定を行なう。例えば、CO/CL端末1においては、
トラフィック制御部1bにより、アプリケーション1a
の要求する通信のトラフィックタイプを判定して、コネ
クション制御部1cにより、そのアプリケーション1a
に最適なSVCのパラメータ設定を行なう。
は、各アプリケーションによる通信のトラフィック特性
を判定して、アプリケーションに最適なSVCのパラメ
ータ設定を行なう。例えば、CO/CL端末1においては、
トラフィック制御部1bにより、アプリケーション1a
の要求する通信のトラフィックタイプを判定して、コネ
クション制御部1cにより、そのアプリケーション1a
に最適なSVCのパラメータ設定を行なう。
【0019】さらに、各CO/CL端末1〜4においては、
被起動側となった場合、トラフィック種別判定部1eに
より、受信したSetupメッセージに含まれる情報要素中
のコネクション品質情報から、起動側端末のアプリケー
ションの要求するトラフィックタイプ(種別)を判定
し、そのアプリケーションが要求する品質条件に応じ
て、IPアドレスあるいはTCP/UDPセッションを選択し
てコネクションに対応させる。
被起動側となった場合、トラフィック種別判定部1eに
より、受信したSetupメッセージに含まれる情報要素中
のコネクション品質情報から、起動側端末のアプリケー
ションの要求するトラフィックタイプ(種別)を判定
し、そのアプリケーションが要求する品質条件に応じ
て、IPアドレスあるいはTCP/UDPセッションを選択し
てコネクションに対応させる。
【0020】SVCのSetupメッセージは、必須もしく
は任意の情報要素から成り立っている。主な必須情報要
素は次の通りである。 a)コネクション識別子(VPI/VCI) b)着呼パーティ番号(宛先アドレス) c)必要なATMセルレート d)必要なQoSクラス トラフィック種別判定部1eは、この中のQoSクラスを
参照して、そのトラフィックタイプ(種別)の判定を行
なう。
は任意の情報要素から成り立っている。主な必須情報要
素は次の通りである。 a)コネクション識別子(VPI/VCI) b)着呼パーティ番号(宛先アドレス) c)必要なATMセルレート d)必要なQoSクラス トラフィック種別判定部1eは、この中のQoSクラスを
参照して、そのトラフィックタイプ(種別)の判定を行
なう。
【0021】すなわち、被起動側のCO/CL端末1では、
トラフィック種別判定部1eにおいて、受信したSetup
メッセージ内に書かれたQoSを参照し、そのコネクショ
ンがアドレスにマッピングされているか、あるいは、セ
ッションにマッピングされているかの判定を行なう。こ
の判定を行なうことで被起動側のCO/CL端末1では、該
当コネクションがアドレスに対応するのかセッションに
対応するのかを区別して転送コネクションを決定するこ
とができ、起動側端末のアプリケーションの要求するト
ラフィックタイプに合ったコネクションによる転送が可
能となる。
トラフィック種別判定部1eにおいて、受信したSetup
メッセージ内に書かれたQoSを参照し、そのコネクショ
ンがアドレスにマッピングされているか、あるいは、セ
ッションにマッピングされているかの判定を行なう。こ
の判定を行なうことで被起動側のCO/CL端末1では、該
当コネクションがアドレスに対応するのかセッションに
対応するのかを区別して転送コネクションを決定するこ
とができ、起動側端末のアプリケーションの要求するト
ラフィックタイプに合ったコネクションによる転送が可
能となる。
【0022】このようなSVC設定システムの動作を図
2を用いて説明する。図2は、本発明のSVC設定方法
の本発明に係わる第1の処理動作例を示す説明図であ
る。本例は、図1におけるCO/CL統合ネットワークでの
SVC設定システムによる処理動作例を示すものであ
り、CO/CL統合ネットワークの端末A,Bでは、アプリ
ケーションに応じたトラフィックタイプを、トラフィッ
ク制御部が判定し、そのトラフィックタイプに応じた情
報の転送を行なう。
2を用いて説明する。図2は、本発明のSVC設定方法
の本発明に係わる第1の処理動作例を示す説明図であ
る。本例は、図1におけるCO/CL統合ネットワークでの
SVC設定システムによる処理動作例を示すものであ
り、CO/CL統合ネットワークの端末A,Bでは、アプリ
ケーションに応じたトラフィックタイプを、トラフィッ
ク制御部が判定し、そのトラフィックタイプに応じた情
報の転送を行なう。
【0023】例えば、コネクションレス型通信であれ
ば、デフォルトルートでパケットを転送し、コネクショ
ン型通信であれば、非保証型コネクション、もしくは、
保証型コネクションのいずれかで情報を転送する。尚、
トラフィックタイプに合ったコネクションが設定されて
いない場合には、トラフィック制御部からコネクション
制御部に設定要求を出し、コネクション制御部により、
トラフィックタイプに応じたコネクションを生成する。
ば、デフォルトルートでパケットを転送し、コネクショ
ン型通信であれば、非保証型コネクション、もしくは、
保証型コネクションのいずれかで情報を転送する。尚、
トラフィックタイプに合ったコネクションが設定されて
いない場合には、トラフィック制御部からコネクション
制御部に設定要求を出し、コネクション制御部により、
トラフィックタイプに応じたコネクションを生成する。
【0024】端末A,Bでは、それぞれアプリケーショ
ン毎に転送コネクションを使い分けており、非保証型コ
ネクションを使用するアプリケーションは、同じ宛先の
端末へのトラフィックは同一のコネクションで転送さ
れ、また、保証型コネクションを使用するアプリケーシ
ョンの場合は、各アプリケーション毎に設定されている
セッションごとにコネクションを分けて転送することと
なる。
ン毎に転送コネクションを使い分けており、非保証型コ
ネクションを使用するアプリケーションは、同じ宛先の
端末へのトラフィックは同一のコネクションで転送さ
れ、また、保証型コネクションを使用するアプリケーシ
ョンの場合は、各アプリケーション毎に設定されている
セッションごとにコネクションを分けて転送することと
なる。
【0025】次に、図3および図4を用いて、図1にお
けるSVC設定システムの本発明に係わる他の処理動作
例を説明する。図3は、本発明のSVC設定方法の本発
明に係わる第2の処理動作例を示すシーケンス図であ
る。
けるSVC設定システムの本発明に係わる他の処理動作
例を説明する。図3は、本発明のSVC設定方法の本発
明に係わる第2の処理動作例を示すシーケンス図であ
る。
【0026】図1のCO/CL端末1,2では、コネクショ
ン設定時にルーティングテーブルを再構築する上で、コ
ネクション種別によって、コネクションに対して、アド
レスをマッピングする場合とTCP/UDPセッションをマッ
ピングする場合との二通りが考えられ、非保証型コネク
ションにはアドレスマッピング、また、保証型コネクシ
ョンの場合にはセッションマッピングと整理できる。ま
たコネクションタイプは、Setupメッセージ中のQoSクラ
スの情報要素を使用することで判別できる。
ン設定時にルーティングテーブルを再構築する上で、コ
ネクション種別によって、コネクションに対して、アド
レスをマッピングする場合とTCP/UDPセッションをマッ
ピングする場合との二通りが考えられ、非保証型コネク
ションにはアドレスマッピング、また、保証型コネクシ
ョンの場合にはセッションマッピングと整理できる。ま
たコネクションタイプは、Setupメッセージ中のQoSクラ
スの情報要素を使用することで判別できる。
【0027】本図3に示す例は、両方向コネクション同
時設定時のルーティングテーブルの再構築手順を示すも
のであり、まず、起動側の端末A(1)は、被起動側の
端末B(2)間にSVCを設定してSetupメッセージを
送出する。被起動側の端末B(2)は、Setupメッセー
ジを受けると、この中のQoSパラメータを参照し、この
SVCが非保証型コネクションであるかいなか(UBR
かどうか)の判定を行ない、応答信号(「Connect」)
を返す。
時設定時のルーティングテーブルの再構築手順を示すも
のであり、まず、起動側の端末A(1)は、被起動側の
端末B(2)間にSVCを設定してSetupメッセージを
送出する。被起動側の端末B(2)は、Setupメッセー
ジを受けると、この中のQoSパラメータを参照し、この
SVCが非保証型コネクションであるかいなか(UBR
かどうか)の判定を行ない、応答信号(「Connect」)
を返す。
【0028】Connectを受信した起動側の端末A(1)
は、ルーティングテーブルを再構築し、設定したSVC
を用いてパケット(データ)を送信する。被起動側の端
末B(2)は、Setupメッセージの中のQoSパラメータを
参照して判定した結果と、受信したパケット(データ)
のヘッダ情報を基にルーティングテーブルを再構築す
る。
は、ルーティングテーブルを再構築し、設定したSVC
を用いてパケット(データ)を送信する。被起動側の端
末B(2)は、Setupメッセージの中のQoSパラメータを
参照して判定した結果と、受信したパケット(データ)
のヘッダ情報を基にルーティングテーブルを再構築す
る。
【0029】これにより、被起動側においても、起動側
端末のアプリケーションが必要とするQoSに応じたコネ
クションを使うことができる。尚、起動側の端末A
(1)からのルーティングテーブルの削除時に送られて
来るReleaseメッセージに基づき、被起動側端末B
(2)は、そのルーティングテーブルを削除する。
端末のアプリケーションが必要とするQoSに応じたコネ
クションを使うことができる。尚、起動側の端末A
(1)からのルーティングテーブルの削除時に送られて
来るReleaseメッセージに基づき、被起動側端末B
(2)は、そのルーティングテーブルを削除する。
【0030】次に、図4を用いて、被起動側端末B
(2)の動作処理を説明する。図4は、図3における被
起動側端末Bの処理動作例を示すフローチャートであ
る。被起動側端末Bは、Setupメッセージを受信すると
(ステップ301)、このSetupメッセージに含まれるQ
oSパラメータを参照する(ステップ302)。
(2)の動作処理を説明する。図4は、図3における被
起動側端末Bの処理動作例を示すフローチャートであ
る。被起動側端末Bは、Setupメッセージを受信すると
(ステップ301)、このSetupメッセージに含まれるQ
oSパラメータを参照する(ステップ302)。
【0031】このQoSパラメータがUBRであれば、コ
ネクションが非保証型コネクションであると判断して、
コネクションアドレスマッピングとし、そのコネクショ
ンにパケットが到着するのを待機する(ステップ30
3)。そして、コネクションにパケットが到着した時点
で、その受信パケットのソースアドレスを参照し(ステ
ップ304)、アドレスとコネクションの対応を反映さ
せてルーティングテーブルを再構築する(ステップ30
5)。
ネクションが非保証型コネクションであると判断して、
コネクションアドレスマッピングとし、そのコネクショ
ンにパケットが到着するのを待機する(ステップ30
3)。そして、コネクションにパケットが到着した時点
で、その受信パケットのソースアドレスを参照し(ステ
ップ304)、アドレスとコネクションの対応を反映さ
せてルーティングテーブルを再構築する(ステップ30
5)。
【0032】また、ステップ302において、QoSパラ
メータがUBR以外であれば、コネクションを保証型コ
ネクションであると判断して、コネクションセッション
マッピングとし、アドレスマッピングの時と同様に、パ
ケットが到着するまで待機し(ステップ306)、パケ
ットが到着した時点で、その受信パケットのセッション
を参照し、ルーティングテーブルに、セッションとコネ
クションの対応を反映させてルーティングテーブルを再
構築する(ステップ305)。
メータがUBR以外であれば、コネクションを保証型コ
ネクションであると判断して、コネクションセッション
マッピングとし、アドレスマッピングの時と同様に、パ
ケットが到着するまで待機し(ステップ306)、パケ
ットが到着した時点で、その受信パケットのセッション
を参照し、ルーティングテーブルに、セッションとコネ
クションの対応を反映させてルーティングテーブルを再
構築する(ステップ305)。
【0033】以上、図1〜図4を用いて説明したよう
に、本例のSVC設定システムと方法では、端末で、ア
プリケーションによる通信のトラフィックタイプを判定
し、それに対応したSVCのパラメータ設定等を行なう
ことができる。
に、本例のSVC設定システムと方法では、端末で、ア
プリケーションによる通信のトラフィックタイプを判定
し、それに対応したSVCのパラメータ設定等を行なう
ことができる。
【0034】また、特別なプロトコルなしに、被起動側
で、コネクション設定を必要としたアプリケーションの
要求するトラフィックタイプが認識可能となり、両方向
コネクション設定時に、その設定に合わせて被起動側で
も、コネクションアドレスマッピングとコネクションセ
ッションマッピングとを区別してルーティングテーブル
を再構築することができる。このことにより、両方向コ
ネクション設定時における被起動側からも、起動側アプ
リケーションが要求するトラフィックタイプにあったコ
ネクションによる転送が可能となる。
で、コネクション設定を必要としたアプリケーションの
要求するトラフィックタイプが認識可能となり、両方向
コネクション設定時に、その設定に合わせて被起動側で
も、コネクションアドレスマッピングとコネクションセ
ッションマッピングとを区別してルーティングテーブル
を再構築することができる。このことにより、両方向コ
ネクション設定時における被起動側からも、起動側アプ
リケーションが要求するトラフィックタイプにあったコ
ネクションによる転送が可能となる。
【0035】尚、本発明は、図1〜図4を用いて説明し
た例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲において種々変更可能である。例えば、既存のIP
端末をATM網に収容する場合のゲートウェイ装置につ
いても、本発明に係わるSVC設定システムを適用し
て、同様のトラフィック制御を使用して通信を行なうこ
とができる。
た例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない
範囲において種々変更可能である。例えば、既存のIP
端末をATM網に収容する場合のゲートウェイ装置につ
いても、本発明に係わるSVC設定システムを適用し
て、同様のトラフィック制御を使用して通信を行なうこ
とができる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、アプリケーションの性
質に応じたトラフィックタイプの選択が容易となり、ア
プリケーションが要求する品質での転送処理を可能と
し、また、被起動側で、コネクション設定を必要とする
アプリケーションの要求するトラフィックタイプを認識
することができるので、両方向コネクション設定時に、
被起動側からでも、起動側アプリケーションが要求する
トラフィックタイプにあったコネクションによる転送が
可能となり、マルチメディア通信の利用拡大を図ること
が可能である。
質に応じたトラフィックタイプの選択が容易となり、ア
プリケーションが要求する品質での転送処理を可能と
し、また、被起動側で、コネクション設定を必要とする
アプリケーションの要求するトラフィックタイプを認識
することができるので、両方向コネクション設定時に、
被起動側からでも、起動側アプリケーションが要求する
トラフィックタイプにあったコネクションによる転送が
可能となり、マルチメディア通信の利用拡大を図ること
が可能である。
【図1】本発明のSVC設定システムの本発明に係る構
成の一実施例を示すブロック図である。
成の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明のSVC設定方法の本発明に係わる第1
の処理動作例を示す説明図である。
の処理動作例を示す説明図である。
【図3】本発明のSVC設定方法の本発明に係わる第2
の処理動作例を示すシーケンス図である。
の処理動作例を示すシーケンス図である。
【図4】図3における被起動側端末Bの処理動作例を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
1〜4:CO/CL端末(端末A,B、端末、起動側端末
A,B)、1a:アプリケーション(APL)、1b:
トラフィック制御部、1c:コネクション制御部、1
d:ルーティング処理部、1e:トラフィック種別判定
部、5,6:CO/CL中継装置(中継装置A,B)、5
a:コネクション制御部、5b:ルーティング処理部、
7:ATM網。
A,B)、1a:アプリケーション(APL)、1b:
トラフィック制御部、1c:コネクション制御部、1
d:ルーティング処理部、1e:トラフィック種別判定
部、5,6:CO/CL中継装置(中継装置A,B)、5
a:コネクション制御部、5b:ルーティング処理部、
7:ATM網。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 執行 祐輔 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 小野 大泰 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 藤波 正雄 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5K030 HB19 HB21 KA02 LB18 LB19 LC06
Claims (11)
- 【請求項1】 端末間でSVCを設定してATMセルの
転送を行なうネットワークでのSVC設定システムであ
って、上記端末に、アプリケーションの要求するトラフ
ィックタイプの判定を行なうトラフィック制御手段と、
該トラフィック制御手段で判定した上記アプリケーショ
ンからの要求に対応してコネクション設定を行なう第1
のコネクション制御手段とを設け、上記端末間でATM
セルの中継を行なう中継装置に、上記端末からの要求に
より該端末のコネクション設定に応じたコネクション設
定処理を行なう第2のコネクション制御手段を設け、上
記端末で、上記アプリケーションによる通信のトラフィ
ックタイプを判定し、該判定したトラフィックタイプに
対応したSVCのパラメータ設定を行なうことを特徴と
するSVC設定システム。 - 【請求項2】 端末間でSVCを設定してATMセルの
転送を行なうコネクション型通信と、端末間でコネクシ
ョン設定を行なわずパケットを転送するコネクションレ
ス型通信とを行なうCO/CL統合形ネットワークでの
SVC設定システムであって、上記端末に、アプリケー
ションの要求するトラフィックタイプの判定を行なうト
ラフィック制御手段と、該トラフィック制御手段で判定
した上記アプリケーションからの要求に基づきコネクシ
ョン設定を行なう第1のコネクション制御手段と、上記
コネクションレス型通信によりパケットの転送を行なう
第1のルーティング処理手段とを設け、上記端末間で上
記ATMセルおよび上記パケットの中継を行なう中継装
置に、上記端末からの要求により該端末のコネクション
設定に応じたコネクション設定処理を行なう第2のコネ
クション制御手段と、上記コネクションレス型通信によ
りパケットの転送を行なう第2のルーティング処理手段
とを設け、上記端末で、上記アプリケーションによる通
信のトラフィックタイプを判定し、該判定したトラフィ
ックタイプに対応したSVCのパラメータ設定を行なう
ことを特徴とするSVC設定システム。 - 【請求項3】 請求項1、もしくは、請求項2のいずれ
かに記載のSVC設定システムにおいて、上記端末は、
SVC設定した起動側端末から送出されるSetupメッセ
ージを受信し、該受信したSetupメッセージに含まれる
コネクション品質情報に基づき上記起動側端末のアプリ
ケーションの要求するトラフィックタイプを判定するト
ラフィック種別判定手段を有し、上記起動側端末から送
出されるSetupメッセージを受信した被起動側端末で、
上記起動側端末のアプリケーションの要求するトラフィ
ックタイプを判定し、該アプリケーションの要求に対応
したSVCのパラメータ設定を行なうことを特徴とする
SVC設定システム。 - 【請求項4】 請求項3に記載のSVC設定システムに
おいて、上記端末のトラフィック種別判定手段は、上記
SVC設定した起動側端末から受信したSetupメッセー
ジに含まれるQoSに基づき上記起動側端末のアプリケー
ションの要求するトラフィックタイプを判定する手段を
有することを特徴とするSVC設定システム。 - 【請求項5】 請求項3、もしくは、請求項4のいずれ
かに記載のSVC設定システムにおいて、上記被起動側
端末は、上記起動側端末のアプリケーションが要求する
トラフィックタイプに応じて、コネクションを、IPア
ドレスもしくはUDP/TCPセッションのいずれかに
対応付ける手段を有することを特徴とするSVC設定シ
ステム。 - 【請求項6】 端末間でSVCを設定してATMセルの
転送を行なうネットワークでのSVC設定方法であっ
て、上記端末は、アプリケーションの要求するトラフィ
ックタイプの判定を行なうトラフィック制御ステップ
と、該トラフィック制御ステップで判定した上記アプリ
ケーションの要求に基づきコネクション設定を行なう第
1のコネクション制御ステップとを有し、上記端末間で
ATMセルの中継を行なう中継装置は、上記端末からの
要求により該端末のコネクション設定に応じたコネクシ
ョン設定処理を行なう第2のコネクション制御ステップ
を有し、上記端末で、上記アプリケーションによる通信
のトラフィックタイプを判定し、該判定したトラフィッ
クタイプに対応したSVCのパラメータ設定を行なうこ
とを特徴とするSVC設定方法。 - 【請求項7】 端末間でSVCを設定してATMセルの
転送を行なうコネクション型通信と、端末間でコネクシ
ョン設定を行なわずパケットを転送するコネクションレ
ス型通信とを行なうCO/CL統合形ネットワークでの
SVC設定方法であって、上記端末は、アプリケーショ
ンの要求するトラフィックタイプの判定を行なうトラフ
ィック制御ステップと、該トラフィック制御ステップで
判定した上記アプリケーションの要求に基づきコネクシ
ョン設定を行なう第1のコネクション制御ステップと、
上記コネクションレス型通信によりパケットの転送を行
なう第1のルーティングステップとを有し、上記端末間
で上記ATMセルおよび上記パケットの中継を行なう中
継装置は、上記端末からの要求により該端末のコネクシ
ョン設定に応じたコネクション設定処理を行なう第2の
コネクション制御ステップと、上記コネクションレス型
通信によりパケットの転送を行なう第2のルーティング
ステップとを有し、上記端末で、上記アプリケーション
による通信のトラフィックタイプを判定し、該判定した
トラフィックタイプに対応したSVCのパラメータ設定
を行なうことを特徴とするSVC設定方法。 - 【請求項8】 請求項6、もしくは、請求項7のいずれ
かに記載のSVC設定方法において、上記端末は、SV
C設定した起動側端末から送出されるSetupメッセージ
を受信し、該受信したSetupメッセージに含まれるコネ
クション品質情報に基づき上記起動側端末のアプリケー
ションの要求するトラフィックタイプを判定するトラフ
ィック種別判定ステップを有し、上記起動側端末から送
出されるSetupメッセージを受信した被起動側端末で、
上記起動側端末のアプリケーションの要求するトラフィ
ックタイプを判定し、該アプリケーションの要求に対応
したSVCのパラメータ設定を行なうことを特徴とする
SVC設定方法。 - 【請求項9】 請求項8に記載のSVC設定方法におい
て、上記被起動側端末のトラフィック種別判定ステップ
は、上記SVC設定した起動側端末から受信したSetup
メッセージに含まれるQoSに基づき上記起動側端末のア
プリケーションの要求するトラフィックタイプを判定す
るステップを有することを特徴とするSVC設定方法。 - 【請求項10】 請求項6もしくは請求項7のいずれか
に記載のSVC設定方法において、上記被起動側端末
は、上記起動側端末のアプリケーションが要求するトラ
フィックタイプに応じて、コネクションを、IPアドレ
スもしくはUDP/TCPセッションのいずれかに対応
付けるステップを有することを特徴とするSVC設定方
法。 - 【請求項11】 コンピュータが読み取り可能なプログ
ラムおよびデータを記録する記録媒体であって、請求項
6から請求項10のいずれかに記載の各ステップの処理
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
たことを特徴とする記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5394799A JP2000253019A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | Svc設定システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5394799A JP2000253019A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | Svc設定システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000253019A true JP2000253019A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12956926
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5394799A Pending JP2000253019A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | Svc設定システムと方法およびその処理プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000253019A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10454815B2 (en) | 2016-10-24 | 2019-10-22 | Interdigital Ce Patent Holdings | Method to be implemented at a device configured to be connected to a customer premises equipment of a first type network, corresponding device |
-
1999
- 1999-03-02 JP JP5394799A patent/JP2000253019A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10454815B2 (en) | 2016-10-24 | 2019-10-22 | Interdigital Ce Patent Holdings | Method to be implemented at a device configured to be connected to a customer premises equipment of a first type network, corresponding device |
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