JP2000251520A - 自動車用ランプ - Google Patents
自動車用ランプInfo
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- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/60—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution
- F21S41/63—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on refractors, filters or transparent cover plates
- F21S41/635—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution by acting on refractors, filters or transparent cover plates by moving refractors, filters or transparent cover plates
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/10—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
- F21S41/14—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
- F21S41/162—Incandescent light sources, e.g. filament or halogen lamps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/60—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by a variable light distribution
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 大きな動力源を必要とすることなく、簡単な
構造で光路の変更を可能とする。 【解決手段】 バルブ2からの光を反射するリフレクタ
ー3に形成された焦点距離が異なる複数の反射面3a、
3bと、複数の反射面3a、3bの境界部分に設けられ
た開口部7と、開口部7を通ってリフレクター3の内部
に対して進退可能となっていると共に、リフレクター3
の内部に進出したとき光の照射パターンを変更する光学
部材4とを備える。光学部材4が移動するだけで光路を
変更できるため、簡単な構造となり、大きな動力源が不
要となる。
構造で光路の変更を可能とする。 【解決手段】 バルブ2からの光を反射するリフレクタ
ー3に形成された焦点距離が異なる複数の反射面3a、
3bと、複数の反射面3a、3bの境界部分に設けられ
た開口部7と、開口部7を通ってリフレクター3の内部
に対して進退可能となっていると共に、リフレクター3
の内部に進出したとき光の照射パターンを変更する光学
部材4とを備える。光学部材4が移動するだけで光路を
変更できるため、簡単な構造となり、大きな動力源が不
要となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前照灯や補助照明
灯などに用いられる自動車用ランプに関し、特に照射パ
ターンなどの照射状態を変更することができる機能を有
した自動車用ランプに関する。
灯などに用いられる自動車用ランプに関し、特に照射パ
ターンなどの照射状態を変更することができる機能を有
した自動車用ランプに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、従来の自動車の前照灯は、光源
となるバルブ及びバルブからの光を前方に反射させるリ
フレクターが用いられており、ロービーム及びハイビー
ムを切り換える場合、リフレクターの全体の角度を変更
することによって光路を変更している。又、リフレクタ
ーを動かさない場合には、バルブを移動させてビームの
光路を変更している。
となるバルブ及びバルブからの光を前方に反射させるリ
フレクターが用いられており、ロービーム及びハイビー
ムを切り換える場合、リフレクターの全体の角度を変更
することによって光路を変更している。又、リフレクタ
ーを動かさない場合には、バルブを移動させてビームの
光路を変更している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リフレ
クターの全体を動かす場合には、リフレクターの重量が
大きいため、そのための動力源も大出力を要していると
共に、その機構を強固とする必要がある。一方、バルブ
を移動させる場合には、バルブをリフレクターに対して
高精度に位置決めする必要があり、位置決めのための部
品が高精度となるばかりでなく、そのための構造が複雑
となっている。
クターの全体を動かす場合には、リフレクターの重量が
大きいため、そのための動力源も大出力を要していると
共に、その機構を強固とする必要がある。一方、バルブ
を移動させる場合には、バルブをリフレクターに対して
高精度に位置決めする必要があり、位置決めのための部
品が高精度となるばかりでなく、そのための構造が複雑
となっている。
【0004】さらに、従来の自動車ランプでは、ロービ
ーム、ハイビーム間の照射パターンの切り換えを行う程
度であり、異種ランプ間の変更、例えば、ドライビング
ランプ、フォグランプ間の切り換えができず、これらを
それぞれ装着しなければならない不便さを有している。
ーム、ハイビーム間の照射パターンの切り換えを行う程
度であり、異種ランプ間の変更、例えば、ドライビング
ランプ、フォグランプ間の切り換えができず、これらを
それぞれ装着しなければならない不便さを有している。
【0005】本発明はこのような従来の問題点を考慮し
てなされたものであり、動力源を大出力とする必要な
く、又、光源を移動させる必要なく、照射状態を簡単に
変更することができ、しかも、異種ランプ間の変更も簡
単に行うことが可能な自動車用ランプを提供することを
目的とする。
てなされたものであり、動力源を大出力とする必要な
く、又、光源を移動させる必要なく、照射状態を簡単に
変更することができ、しかも、異種ランプ間の変更も簡
単に行うことが可能な自動車用ランプを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、バルブからの光を反射するリフ
レクターに形成された開口部と、この開口部を通って前
記リフレクターの内部に対して進退可能となっていると
共に、リフレクターの内部に進出したとき光の照射状態
を変更する光学部材とを備えていることを特徴とする。
め、請求項1の発明は、バルブからの光を反射するリフ
レクターに形成された開口部と、この開口部を通って前
記リフレクターの内部に対して進退可能となっていると
共に、リフレクターの内部に進出したとき光の照射状態
を変更する光学部材とを備えていることを特徴とする。
【0007】この発明では、光学部材がリフレクターか
ら退避しているときは通常の照射状態となっているが、
光学部材が開口部からリフレクターの内部に進出する
と、光の照射状態が変更される。例えば、光学部材が黄
色やオレンジ色のレンズやプリズムの場合、通常の白色
光がこれらの色となるため、フォグランプが点灯してい
ると同様となる。このため、異種ランプへの変更を簡単
に行うことができる。又、光学部材が光路を傾けるレン
ズなどの場合には、光路が変更されるため、ロービー
ム、ハイビーム間の切り換えなどをを行うことができ
る。従って、リフレクターを傾けたり、バルブを移動さ
せる必要がなく、簡単な構造で、しかも小動力源で切り
換えを行うことができる。
ら退避しているときは通常の照射状態となっているが、
光学部材が開口部からリフレクターの内部に進出する
と、光の照射状態が変更される。例えば、光学部材が黄
色やオレンジ色のレンズやプリズムの場合、通常の白色
光がこれらの色となるため、フォグランプが点灯してい
ると同様となる。このため、異種ランプへの変更を簡単
に行うことができる。又、光学部材が光路を傾けるレン
ズなどの場合には、光路が変更されるため、ロービー
ム、ハイビーム間の切り換えなどをを行うことができ
る。従って、リフレクターを傾けたり、バルブを移動さ
せる必要がなく、簡単な構造で、しかも小動力源で切り
換えを行うことができる。
【0008】請求項2の発明は、バルブからの光を反射
するリフレクターに形成された焦点距離が異なる複数の
反射面と、複数の反射面の境界部分に設けられた開口部
と、この開口部を通って前記リフレクターの内部に対し
て進退可能となっていると共に、リフレクターの内部に
進出したとき光の照射パターンを変更する光学部材とを
備えていることを特徴とする。
するリフレクターに形成された焦点距離が異なる複数の
反射面と、複数の反射面の境界部分に設けられた開口部
と、この開口部を通って前記リフレクターの内部に対し
て進退可能となっていると共に、リフレクターの内部に
進出したとき光の照射パターンを変更する光学部材とを
備えていることを特徴とする。
【0009】この発明では、光学部材がリフレクターか
ら退避しているときは、リフレクターの反射面による反
射パターンとなっているが、光学部材が開口部からリフ
レクターの内部に進出すると、光学部材は反射面による
反射パターンを変更する。このため、例えば、光学部材
が光路を上向きに変更するレンズの場合、ハイビームパ
ターンとすることができる。従って、リフレクターを傾
けたり、バルブを移動させる必要がなく、簡単な構造
で、しかも小動力源で照射パターンの切り換えを行うこ
とができる。
ら退避しているときは、リフレクターの反射面による反
射パターンとなっているが、光学部材が開口部からリフ
レクターの内部に進出すると、光学部材は反射面による
反射パターンを変更する。このため、例えば、光学部材
が光路を上向きに変更するレンズの場合、ハイビームパ
ターンとすることができる。従って、リフレクターを傾
けたり、バルブを移動させる必要がなく、簡単な構造
で、しかも小動力源で照射パターンの切り換えを行うこ
とができる。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
発明であって、前記リフレクターの外面に回動支点が設
けられ、この回動支点を中心として前記光学部材が円弧
軌跡を描いて回転することにより、光学部材がリフレク
ターの内部に対して進退することを特徴とする。
発明であって、前記リフレクターの外面に回動支点が設
けられ、この回動支点を中心として前記光学部材が円弧
軌跡を描いて回転することにより、光学部材がリフレク
ターの内部に対して進退することを特徴とする。
【0011】この発明では、円弧軌跡を描くことによっ
て、光学部材がリフレクターに対して進退するため、進
退のためのスペースが小さくて良く、ランプ全体が大型
化することがなくなる。
て、光学部材がリフレクターに対して進退するため、進
退のためのスペースが小さくて良く、ランプ全体が大型
化することがなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図1〜図
4を参照して説明すると、図1は一実施の形態の全体断
面図である。この実施の形態のランプは、自動車の前照
灯に適用するものであり、図1に示すように車体(図示
省略)に装着されるランプハウジング1と、ランプハウ
ジング1内に配置されたバルブ2,リフレクター3及び
光学部材4とを備えている。
4を参照して説明すると、図1は一実施の形態の全体断
面図である。この実施の形態のランプは、自動車の前照
灯に適用するものであり、図1に示すように車体(図示
省略)に装着されるランプハウジング1と、ランプハウ
ジング1内に配置されたバルブ2,リフレクター3及び
光学部材4とを備えている。
【0013】ランプハウジング1は前面が開放されてお
り、開放された前面がレンズ5によって覆われている。
バルブ2はランプハウジング1の背面側に取り付けられ
たソケット(図示省略)を介してランプハウジング1に
支持されている。
り、開放された前面がレンズ5によって覆われている。
バルブ2はランプハウジング1の背面側に取り付けられ
たソケット(図示省略)を介してランプハウジング1に
支持されている。
【0014】リフレクター3はバルブ2からの光をラン
プの前方に反射するものであり、その中央部分にバルブ
挿入孔6が形成され、バルブ挿入孔6からバルブ2が挿
入されて取り付けられる。このリフレクター3には焦点
距離が異なる複数の反射面3a、3bが形成されてい
る。これらの反射面3a、3bはバルブ2近傍に焦点を
有した略放物面、すなわち放物面を基本とした自由曲面
を含めた反射面となっている。
プの前方に反射するものであり、その中央部分にバルブ
挿入孔6が形成され、バルブ挿入孔6からバルブ2が挿
入されて取り付けられる。このリフレクター3には焦点
距離が異なる複数の反射面3a、3bが形成されてい
る。これらの反射面3a、3bはバルブ2近傍に焦点を
有した略放物面、すなわち放物面を基本とした自由曲面
を含めた反射面となっている。
【0015】図1及び図4に示すように、一方の反射面
3aはバルブ2(バルブ挿入孔6)の周囲に設けられて
おり、大きな焦点距離を有した略放物面となっている。
他方の反射面3bはバルブ2(バルブ挿入孔6)よりも
上部に設けられており、小さな焦点距離を有した略放物
面となっている。これらの反射面3a、3bは図1の矢
印A及びBで示すように、バルブ2からの光を下向きに
反射するように作用する。これにより、リフレクター3
全体としては、バルブ2からの光をロービームとして反
射する。図2(b)におけるハッチング部分はこのロー
ビーム8の等光度曲線である。
3aはバルブ2(バルブ挿入孔6)の周囲に設けられて
おり、大きな焦点距離を有した略放物面となっている。
他方の反射面3bはバルブ2(バルブ挿入孔6)よりも
上部に設けられており、小さな焦点距離を有した略放物
面となっている。これらの反射面3a、3bは図1の矢
印A及びBで示すように、バルブ2からの光を下向きに
反射するように作用する。これにより、リフレクター3
全体としては、バルブ2からの光をロービームとして反
射する。図2(b)におけるハッチング部分はこのロー
ビーム8の等光度曲線である。
【0016】リフレクター3における反射面3a、3b
の境界部分には、開口部7が形成されている(図3参
照)。光学部材4はこの開口部7を通ってリフレクター
3の内部に進退する。
の境界部分には、開口部7が形成されている(図3参
照)。光学部材4はこの開口部7を通ってリフレクター
3の内部に進退する。
【0017】光学部材4はリフレクター3の内部に進出
したとき、光を照射状態や照射パターンを変更する部材
である。この実施の形態の光学部材4は、光が透過する
ことによって光路を変更するプリズム12を有してい
る。このプリズム12は光学部材4がリフレクター3の
内部に進出したとき、図1の矢印Cで示すように、リフ
レクター3の一方の反射面3aから反射する光を上向き
に屈折させるように作用する。
したとき、光を照射状態や照射パターンを変更する部材
である。この実施の形態の光学部材4は、光が透過する
ことによって光路を変更するプリズム12を有してい
る。このプリズム12は光学部材4がリフレクター3の
内部に進出したとき、図1の矢印Cで示すように、リフ
レクター3の一方の反射面3aから反射する光を上向き
に屈折させるように作用する。
【0018】図3は光学部材4を示し、湾曲された光学
面10と、光学面10の両側に一体的に形成された一対
の取付アーム11とを備えている。湾曲された光学面1
0には、図1に示すようなプリズム12が形成される。
一対の取付アーム11はコ字形に屈曲されており、屈曲
の先端部分のそれぞれには、回動孔13が形成されてい
る。
面10と、光学面10の両側に一体的に形成された一対
の取付アーム11とを備えている。湾曲された光学面1
0には、図1に示すようなプリズム12が形成される。
一対の取付アーム11はコ字形に屈曲されており、屈曲
の先端部分のそれぞれには、回動孔13が形成されてい
る。
【0019】光学部材4はリフレクター3の後部に取り
付けられる。この取り付けを行うため、リフレクター3
後部の外面両側には、支点突起14が形成されている。
この支点突起14が回動孔13に挿入されることによ
り、光学部材4が回動可能にリフレクター3に取り付け
られる。
付けられる。この取り付けを行うため、リフレクター3
後部の外面両側には、支点突起14が形成されている。
この支点突起14が回動孔13に挿入されることによ
り、光学部材4が回動可能にリフレクター3に取り付け
られる。
【0020】光学部材4の回動は一方の取付アーム11
に連結された電磁ソレノイド15によって行われる。す
なわち、リフレクター3への光学部材4の取り付け状態
で電磁ソレノイド15が駆動すると、光学部材4は支点
突起14を回転軸として円弧軌跡を描いて回転する。こ
れにより、光学部材4はリフレクター3の開口部7を通
ってリフレクター3の内部に進出する。
に連結された電磁ソレノイド15によって行われる。す
なわち、リフレクター3への光学部材4の取り付け状態
で電磁ソレノイド15が駆動すると、光学部材4は支点
突起14を回転軸として円弧軌跡を描いて回転する。こ
れにより、光学部材4はリフレクター3の開口部7を通
ってリフレクター3の内部に進出する。
【0021】図1における位置Dは、電磁ソレノイド1
5が停止して光学部材4がリフレクター3から退避した
位置であり、この場合には、光学部材4はリフレクター
3の反射光路外にあり、図2(b)で示すロービーム8
が出射する。位置Eは電磁ソレノイド15が駆動した状
態であり、この場合には、光学部材4はリフレクター3
の反射光路内に挿入される。このため、リフレクター3
の反射面3aから反射する光が光学部材4のプリズム1
2によって屈折されて矢印Cで示す上向きの光となる。
これにより、図2(a)のハッチング9で示すように、
上方、すなわち遠方をも照射するハイビームの照射パタ
ーンに切り換えられる。
5が停止して光学部材4がリフレクター3から退避した
位置であり、この場合には、光学部材4はリフレクター
3の反射光路外にあり、図2(b)で示すロービーム8
が出射する。位置Eは電磁ソレノイド15が駆動した状
態であり、この場合には、光学部材4はリフレクター3
の反射光路内に挿入される。このため、リフレクター3
の反射面3aから反射する光が光学部材4のプリズム1
2によって屈折されて矢印Cで示す上向きの光となる。
これにより、図2(a)のハッチング9で示すように、
上方、すなわち遠方をも照射するハイビームの照射パタ
ーンに切り換えられる。
【0022】このような実施の形態では、光学部材4が
リフレクター3から退避しているとき、ロービームの照
射パターンとなっているが、光学部材4を回動させてリ
フレクター3の内部に進出させることによって、ハイビ
ームの照射パターンに簡単に切り換えることができる。
従って、リフレクター3の全体を傾けることなく、ロー
ビーム、ハイビーム間の切り換えができるため、小さな
動力源でも確実に切り換えることができ、しかも強固な
機構とする必要もなくなる。又、バルブ2を移動させる
必要もないため、リフレクター3に対するバルブ2の高
精度の位置決めも不要となる。
リフレクター3から退避しているとき、ロービームの照
射パターンとなっているが、光学部材4を回動させてリ
フレクター3の内部に進出させることによって、ハイビ
ームの照射パターンに簡単に切り換えることができる。
従って、リフレクター3の全体を傾けることなく、ロー
ビーム、ハイビーム間の切り換えができるため、小さな
動力源でも確実に切り換えることができ、しかも強固な
機構とする必要もなくなる。又、バルブ2を移動させる
必要もないため、リフレクター3に対するバルブ2の高
精度の位置決めも不要となる。
【0023】又、光学部材4は回動によってリフレクタ
ー3の内部への進退を行うため、進退に必要なスペース
が小さくても良い。このため、ランプ全体が大型化する
こともない。
ー3の内部への進退を行うため、進退に必要なスペース
が小さくても良い。このため、ランプ全体が大型化する
こともない。
【0024】さらに、この実施の形態では、光学部材4
が徐々にリフレクター3の内部に進出するように作動さ
せることもでき、これにより、遠方への照射性能重視の
配光から近方への照射性能重視の配光に徐々に変化させ
ることも可能となる。
が徐々にリフレクター3の内部に進出するように作動さ
せることもでき、これにより、遠方への照射性能重視の
配光から近方への照射性能重視の配光に徐々に変化させ
ることも可能となる。
【0025】この実施の形態では、光学部材4がリフレ
クター3からの反射光路に挿入されることによって照射
パターンを切り換えているが、光学部材4をバルブ2か
らリフレクター3の反射面への光路内に挿入して照射パ
ターンを切り換えることも可能である。又、光学部材4
の回動を電磁ソレノイド15によって行っているが、モ
ータ、その他の動力源であっても良い。
クター3からの反射光路に挿入されることによって照射
パターンを切り換えているが、光学部材4をバルブ2か
らリフレクター3の反射面への光路内に挿入して照射パ
ターンを切り換えることも可能である。又、光学部材4
の回動を電磁ソレノイド15によって行っているが、モ
ータ、その他の動力源であっても良い。
【0026】さらに、本発明では、ロービーム、ハイビ
ーム間の切り換えだけでなく、異種ランプ間の変更を行
うことができる。すなわち、光学部材4として黄色やオ
レンジ色のレンズやプリズムを用いることにより、バル
ブ2からの光をこれらの色に変更するものである。これ
により、ドライビングランプ及びフォグランプの間での
変更を簡単に行うことができる。
ーム間の切り換えだけでなく、異種ランプ間の変更を行
うことができる。すなわち、光学部材4として黄色やオ
レンジ色のレンズやプリズムを用いることにより、バル
ブ2からの光をこれらの色に変更するものである。これ
により、ドライビングランプ及びフォグランプの間での
変更を簡単に行うことができる。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、光学部材がリ
フレクターから退避しているときは通常の照射状態とな
っているが、光学部材が開口部からリフレクターの内部
に進出することにより、光の照射状態を変更することが
できる。このため、リフレクターを傾けたり、バルブを
移動させる必要がなく、簡単な構造で、しかも小動力源
で照射状態を変更することができる。
フレクターから退避しているときは通常の照射状態とな
っているが、光学部材が開口部からリフレクターの内部
に進出することにより、光の照射状態を変更することが
できる。このため、リフレクターを傾けたり、バルブを
移動させる必要がなく、簡単な構造で、しかも小動力源
で照射状態を変更することができる。
【0028】請求項2の発明によれば、光学部材が開口
部からリフレクターの内部に進出することにより、リフ
レクターの反射面による照射パターンを変更するため、
リフレクターを傾けたり、バルブを移動させる必要がな
く、簡単な構造で、しかも小動力源で照射パターンの切
り換えを行うことができる。
部からリフレクターの内部に進出することにより、リフ
レクターの反射面による照射パターンを変更するため、
リフレクターを傾けたり、バルブを移動させる必要がな
く、簡単な構造で、しかも小動力源で照射パターンの切
り換えを行うことができる。
【0029】請求項3の発明によれば、光学部材の進退
のためのスペースが小さくて良く、ランプ全体が大型化
することがなくなる。
のためのスペースが小さくて良く、ランプ全体が大型化
することがなくなる。
【図1】本発明の一実施の形態の全体断面図である。
【図2】(a)はハイビーム時の等光度曲線、(b)は
ロービーム時の等光度曲線である。
ロービーム時の等光度曲線である。
【図3】光学部材のリフレクターへの取り付けを示す分
解斜視図である。
解斜視図である。
【図4】リフレクターの正面図である。
2 バルブ 3 リフレクター 3a 3b 反射面 4 光学部材 7 開口部 13 回動孔 14 支点突起
Claims (3)
- 【請求項1】 バルブからの光を反射するリフレクター
に形成された開口部と、この開口部を通って前記リフレ
クターの内部に対して進退可能となっていると共に、リ
フレクターの内部に進出したとき光の照射状態を変更す
る光学部材とを備えていることを特徴とする自動車用ラ
ンプ。 - 【請求項2】 バルブからの光を反射するリフレクター
に形成された焦点距離が異なる複数の反射面と、複数の
反射面の境界部分に設けられた開口部と、この開口部を
通って前記リフレクターの内部に対して進退可能となっ
ていると共に、リフレクターの内部に進出したとき光の
照射パターンを変更する光学部材とを備えていることを
特徴とする自動車用ランプ。 - 【請求項3】 前記リフレクターの外面に回動支点が設
けられ、この回動支点を中心として前記光学部材が円弧
軌跡を描いて回転することにより、光学部材がリフレク
ターの内部に対して進退することを特徴とする請求項1
又は2記載の自動車用ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11055042A JP2000251520A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 自動車用ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11055042A JP2000251520A (ja) | 1999-03-03 | 1999-03-03 | 自動車用ランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000251520A true JP2000251520A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12987621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Cited By (5)
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-
1999
- 1999-03-03 JP JP11055042A patent/JP2000251520A/ja active Pending
Cited By (10)
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