JP2000250092A - 絞り装置 - Google Patents
絞り装置Info
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/0018—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means for preventing ghost images
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/04—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
- G02B7/10—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens
- G02B7/102—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification by relative axial movement of several lenses, e.g. of varifocal objective lens controlled by a microcomputer
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Abstract
(57)【要約】
【課題】構成する部品点数が少なく、占有スペ−スも小
さくなり、光学機器の低コスト化やコンパクト化に有利
な絞り装置を提供する。 【解決手段】本発明の絞り装置が組み込まれたレンズ鏡
筒のレンズ組み立て体40は、光学素子である3群レン
ズ43と、薄板状の絞り部材23と、3群レンズ43に
固定されるガイド軸24,25と、ガイド軸24に挿入
され、3群レンズ43を光軸方向に付勢する圧縮バネ2
6を有しており、上記絞り部材23は、ガイド軸24,
25によって位置決めされ、3群レンズ43と圧縮バネ
26によって挟まれた状態で保持される。
さくなり、光学機器の低コスト化やコンパクト化に有利
な絞り装置を提供する。 【解決手段】本発明の絞り装置が組み込まれたレンズ鏡
筒のレンズ組み立て体40は、光学素子である3群レン
ズ43と、薄板状の絞り部材23と、3群レンズ43に
固定されるガイド軸24,25と、ガイド軸24に挿入
され、3群レンズ43を光軸方向に付勢する圧縮バネ2
6を有しており、上記絞り部材23は、ガイド軸24,
25によって位置決めされ、3群レンズ43と圧縮バネ
26によって挟まれた状態で保持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学機器における
絞り装置に関する。
絞り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラ等の光学機器のフレアカッ
ト用絞り部材を有するレンズ鏡筒に関して提案された特
開平10−010396号公報に開示のものは、上記絞
り部材が所定のレンズの前方に進退可能に支持されて配
設されており、上記所定のレンズ以外のレンズが所定量
以上、上記所定のレンズ側に移動した場合、上記絞り部
材を上記所定のレンズ側に移動させるようにしている。
ト用絞り部材を有するレンズ鏡筒に関して提案された特
開平10−010396号公報に開示のものは、上記絞
り部材が所定のレンズの前方に進退可能に支持されて配
設されており、上記所定のレンズ以外のレンズが所定量
以上、上記所定のレンズ側に移動した場合、上記絞り部
材を上記所定のレンズ側に移動させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の特開平
10−010396号公報に開示のレンズ鏡筒は、絞り
部材を進退可能に支持しているために、上記絞り部材を
支持する摺動可能な専用の支持ロッドと上記支持ロッド
を保持するレンズ枠とを必要とする。したがって、構成
が複雑となり、コスト高と占有スペ−ス大きくなるなど
不利が避けられない。
10−010396号公報に開示のレンズ鏡筒は、絞り
部材を進退可能に支持しているために、上記絞り部材を
支持する摺動可能な専用の支持ロッドと上記支持ロッド
を保持するレンズ枠とを必要とする。したがって、構成
が複雑となり、コスト高と占有スペ−ス大きくなるなど
不利が避けられない。
【0004】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、構成する部品点数が少なく、占有
スペ−スも小さくなり、光学機器の低コスト化やコンパ
クト化に有利な絞り装置を提供することを目的とする。
なされたものであり、構成する部品点数が少なく、占有
スペ−スも小さくなり、光学機器の低コスト化やコンパ
クト化に有利な絞り装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
絞り装置は、光学部材を直進駆動させるための軸状案内
部材と、上記軸状案内部材によって支持された絞り部材
とを有し、上記光学部材は、軸状案内部材に沿って直進
駆動される。
絞り装置は、光学部材を直進駆動させるための軸状案内
部材と、上記軸状案内部材によって支持された絞り部材
とを有し、上記光学部材は、軸状案内部材に沿って直進
駆動される。
【0006】本発明の請求項2記載の絞り装置は、光学
素子と、上記光学素子を直進案内する軸状案内部材と、
上記軸状案内部材によって支持された絞り部材とを有
し、上記光学素子は、軸状案内部材に沿って直進駆動さ
れる。
素子と、上記光学素子を直進案内する軸状案内部材と、
上記軸状案内部材によって支持された絞り部材とを有
し、上記光学素子は、軸状案内部材に沿って直進駆動さ
れる。
【0007】本発明の請求項3記載の絞り装置は、光学
素子と、上記光学素子に直接的に設けられ、上記光学素
子を直進案内する軸状案内部材と、上記軸状案内部材に
よって支持された絞り部材とを有し、上記光学素子は、
軸状案内部材に沿って直進駆動される。
素子と、上記光学素子に直接的に設けられ、上記光学素
子を直進案内する軸状案内部材と、上記軸状案内部材に
よって支持された絞り部材とを有し、上記光学素子は、
軸状案内部材に沿って直進駆動される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1,2は、本発明の第1の実施形
態である絞り装置を内蔵するレンズ鏡筒50の分解斜視
図、図3は、可動フレア絞り装着部周りの斜視図、図4
は、2群枠と絞り部材と3群レンズ組み立て体の分解斜
視図である。図5,6は、上記レンズ鏡筒1の各状態で
の縦断面図であって、図5は、沈胴状態を示し、図6
は、その上半部が撮影準備状態およびワイド状態を、ま
た、下半部がテレ状態を示す。図7は、上記可動フレア
絞り装着部縦断面図である。図8は、位置決め治具によ
る上記3群レンズ組み立て体のガイド軸固着支持状態を
示す縦断面図である。なお、図1,2の分解斜視図にお
ける各部材は、形状を明らかにするために必ずしも組み
立て状態での回転姿勢では示されていない。
基づいて説明する。図1,2は、本発明の第1の実施形
態である絞り装置を内蔵するレンズ鏡筒50の分解斜視
図、図3は、可動フレア絞り装着部周りの斜視図、図4
は、2群枠と絞り部材と3群レンズ組み立て体の分解斜
視図である。図5,6は、上記レンズ鏡筒1の各状態で
の縦断面図であって、図5は、沈胴状態を示し、図6
は、その上半部が撮影準備状態およびワイド状態を、ま
た、下半部がテレ状態を示す。図7は、上記可動フレア
絞り装着部縦断面図である。図8は、位置決め治具によ
る上記3群レンズ組み立て体のガイド軸固着支持状態を
示す縦断面図である。なお、図1,2の分解斜視図にお
ける各部材は、形状を明らかにするために必ずしも組み
立て状態での回転姿勢では示されていない。
【0009】本レンズ鏡筒50は、カメラ等の光学機器
に適用なものであって、図1に示す沈胴位置から撮影準
備位置間、すなわち、沈胴駆動領域の進退駆動を行う沈
胴駆動系50Aと、図2に示す各レンズ群枠の繰り出し
駆動を行うレンズ群駆動系50Bと、レンズ群枠・レン
ズ群部50Cとからなる。
に適用なものであって、図1に示す沈胴位置から撮影準
備位置間、すなわち、沈胴駆動領域の進退駆動を行う沈
胴駆動系50Aと、図2に示す各レンズ群枠の繰り出し
駆動を行うレンズ群駆動系50Bと、レンズ群枠・レン
ズ群部50Cとからなる。
【0010】上記沈胴駆動系50Aは、図1に示すよう
に、主にカメラ本体に固定支持され、ヘリコイド駆動ギ
ヤ7および駆動リング3を有する固定枠1と、沈胴位置
と撮影準備位置間を進退し、上記撮影準備位置でワイド
位置からテレ位置間を回動する回転枠2と、後述する移
動枠5に回動自在に支持されるヘリコイドリング4と、
上記回転枠2と共に沈胴位置と撮影可能位置間を直進移
動する移動枠5とからなる。
に、主にカメラ本体に固定支持され、ヘリコイド駆動ギ
ヤ7および駆動リング3を有する固定枠1と、沈胴位置
と撮影準備位置間を進退し、上記撮影準備位置でワイド
位置からテレ位置間を回動する回転枠2と、後述する移
動枠5に回動自在に支持されるヘリコイドリング4と、
上記回転枠2と共に沈胴位置と撮影可能位置間を直進移
動する移動枠5とからなる。
【0011】上記沈胴駆動系50Aの各構造部材につい
て詳細に説明すると、上記固定枠1は、カメラ本体51
(図5参照)に固着して支持されており、その外周部に
貫通する移動枠の突起挿通用溝1dが設けられ、内周部
にヘイコイド雌ネジ1a、および、直進溝1bが設けら
れている。さらに、先端部に設けられている駆動リング
支持部1cには、駆動リング3が回動駆動可能に装着さ
れ、当て板6により、上記駆動リング3のスラスト位置
が規制される。また、外周部に軸方向に沿う長尺ギヤ形
状のヘリコイドリング駆動ギヤ7が回転可能に支持さ
れ、その歯部は、固定枠内周部に露出している。なお、
上記直進溝1b、および、後述する各直進溝は、撮影光
学系の光軸Oに平行に設けられる溝とする。
て詳細に説明すると、上記固定枠1は、カメラ本体51
(図5参照)に固着して支持されており、その外周部に
貫通する移動枠の突起挿通用溝1dが設けられ、内周部
にヘイコイド雌ネジ1a、および、直進溝1bが設けら
れている。さらに、先端部に設けられている駆動リング
支持部1cには、駆動リング3が回動駆動可能に装着さ
れ、当て板6により、上記駆動リング3のスラスト位置
が規制される。また、外周部に軸方向に沿う長尺ギヤ形
状のヘリコイドリング駆動ギヤ7が回転可能に支持さ
れ、その歯部は、固定枠内周部に露出している。なお、
上記直進溝1b、および、後述する各直進溝は、撮影光
学系の光軸Oに平行に設けられる溝とする。
【0012】上記駆動リング3には、外周部に図示しな
いズーム駆動系に噛合して駆動されるズームギヤ3aお
よび図示しないファインダ駆動系に噛合して駆動される
ファインダギヤ3bとが設けられ、内周部に切り欠き状
の凹部3cが設けられている。
いズーム駆動系に噛合して駆動されるズームギヤ3aお
よび図示しないファインダ駆動系に噛合して駆動される
ファインダギヤ3bとが設けられ、内周部に切り欠き状
の凹部3cが設けられている。
【0013】上記回転枠2には、内周部に直進溝2a
と、内周前方(被写体側)端部に内周溝2bが設けら
れ、外周部に突起2cが設けられている。また、上記ヘ
リコイドリング4には、その外周部にヘリコイド雄ネジ
4aと駆動ギヤ4bとが設けられている。
と、内周前方(被写体側)端部に内周溝2bが設けら
れ、外周部に突起2cが設けられている。また、上記ヘ
リコイドリング4には、その外周部にヘリコイド雄ネジ
4aと駆動ギヤ4bとが設けられている。
【0014】上記移動枠5には、その外周部にストロボ
駆動用突起5aと、直進ガイド用突起5b,5cと、突
起5dと突起5cおよび5bを繋ぐリング状のリブとの
間の円周面で形成される周方向ガイド5eと、先端に突
起5fとが設けられ、内周部に3組の複列の直進溝5g
が設けられている。さらに、内外周を貫通し、光軸Oに
対する斜行溝部を有する3つのカム溝5hが設けられて
いる。
駆動用突起5aと、直進ガイド用突起5b,5cと、突
起5dと突起5cおよび5bを繋ぐリング状のリブとの
間の円周面で形成される周方向ガイド5eと、先端に突
起5fとが設けられ、内周部に3組の複列の直進溝5g
が設けられている。さらに、内外周を貫通し、光軸Oに
対する斜行溝部を有する3つのカム溝5hが設けられて
いる。
【0015】上述の各部材で構成される沈胴駆動系50
Aにおいて、上記移動枠5にはその周方向ガイド5eに
上記ヘリコイドリング4が嵌入し、軸方向位置が規制さ
れた状態で回動自在に保持され、さらに、内周部には後
述するレンズ群駆動系50Bおよびレンズ群枠・レンズ
群部50Cが回動,進退自在に組み込まれる。その移動
枠5は、回転枠2の内周部に嵌入されるが、その嵌入状
態で突起5fが内周溝2bと係合するので、回転枠2に
対して軸方向位置が規制された状態で回動自在に支持さ
れることになる。
Aにおいて、上記移動枠5にはその周方向ガイド5eに
上記ヘリコイドリング4が嵌入し、軸方向位置が規制さ
れた状態で回動自在に保持され、さらに、内周部には後
述するレンズ群駆動系50Bおよびレンズ群枠・レンズ
群部50Cが回動,進退自在に組み込まれる。その移動
枠5は、回転枠2の内周部に嵌入されるが、その嵌入状
態で突起5fが内周溝2bと係合するので、回転枠2に
対して軸方向位置が規制された状態で回動自在に支持さ
れることになる。
【0016】上記回転枠2および移動枠5は、それぞれ
突起2c,5c,5bを直進溝1bおよび1dに嵌入さ
せた状態で固定枠1に直進可能状態で挿入される。その
とき、ヘリコイドリング4のヘリコイド雄ネジ4aを固
定枠1のヘリコイド雌ネジ1aに、また、駆動ギヤ4b
をヘリコイドリング駆動ギヤ7にそれぞれ噛合させる。
突起2c,5c,5bを直進溝1bおよび1dに嵌入さ
せた状態で固定枠1に直進可能状態で挿入される。その
とき、ヘリコイドリング4のヘリコイド雄ネジ4aを固
定枠1のヘリコイド雌ネジ1aに、また、駆動ギヤ4b
をヘリコイドリング駆動ギヤ7にそれぞれ噛合させる。
【0017】上記回転枠2および移動枠5の固定枠1へ
の組み付け状態において、移動枠5と回転枠2がフィル
ム面側の沈胴位置にあるときに(図5参照)、ヘリコイ
ドリング駆動ギヤ7を時計回り(被写体側から見て)B
1 方向に回転させると、ヘリコイドリング4が反時計回
りC1 方向に回動する。その回動によって移動枠5と回
転枠2がD1 方向(被写体側方向)に一体的に撮影準備
位置まで繰り出される(図6の上半部分参照)。
の組み付け状態において、移動枠5と回転枠2がフィル
ム面側の沈胴位置にあるときに(図5参照)、ヘリコイ
ドリング駆動ギヤ7を時計回り(被写体側から見て)B
1 方向に回転させると、ヘリコイドリング4が反時計回
りC1 方向に回動する。その回動によって移動枠5と回
転枠2がD1 方向(被写体側方向)に一体的に撮影準備
位置まで繰り出される(図6の上半部分参照)。
【0018】上記撮影準備位置に到達した状態では、回
転枠2は、その突起2cが固定枠1の直進溝1bから外
れ、駆動リングの凹部3c側に嵌合する。この状態でズ
ーム駆動系により駆動リング3をE0 方向に回動駆動さ
せると、回転枠2が回動し、撮影準備位置から同方向に
僅か回動してワイド位置へ到達し、さらに、同方向に回
動するとテレ位置へズーム駆動される。なお、駆動リン
グ3を上述とは逆方向のE1 方向に回転駆動することに
よって、回転枠2がズーム位置から撮影準備位置へ回動
し、さらに、ヘリコイドリング駆動ギヤ7を上述とは逆
方向のB0 方向に回転駆動することによって、回転枠2
および移動枠5を沈胴位置に繰り込むことができる。
転枠2は、その突起2cが固定枠1の直進溝1bから外
れ、駆動リングの凹部3c側に嵌合する。この状態でズ
ーム駆動系により駆動リング3をE0 方向に回動駆動さ
せると、回転枠2が回動し、撮影準備位置から同方向に
僅か回動してワイド位置へ到達し、さらに、同方向に回
動するとテレ位置へズーム駆動される。なお、駆動リン
グ3を上述とは逆方向のE1 方向に回転駆動することに
よって、回転枠2がズーム位置から撮影準備位置へ回動
し、さらに、ヘリコイドリング駆動ギヤ7を上述とは逆
方向のB0 方向に回転駆動することによって、回転枠2
および移動枠5を沈胴位置に繰り込むことができる。
【0019】次に、上記レンズ群駆動系50Bについて
説明する。レンズ群駆動系50Bは、図2,3,4,7
に示すように、主に可動フレア絞り15を支持する枠部
材であり、移動枠5内に嵌入して進退駆動され、回転枠
2と共に回転するカム枠M11と、カム枠M11と共に
回転し、2群枠22を介して進退駆動されるカム手段と
してのカム枠F12と、キー押さえ14が固着され、レ
ンズ群枠を直進ガイドするキーリング13と、カム枠M
11に支持され、直進移動する絞り部材である可動フレ
ア絞り15とからなる。
説明する。レンズ群駆動系50Bは、図2,3,4,7
に示すように、主に可動フレア絞り15を支持する枠部
材であり、移動枠5内に嵌入して進退駆動され、回転枠
2と共に回転するカム枠M11と、カム枠M11と共に
回転し、2群枠22を介して進退駆動されるカム手段と
してのカム枠F12と、キー押さえ14が固着され、レ
ンズ群枠を直進ガイドするキーリング13と、カム枠M
11に支持され、直進移動する絞り部材である可動フレ
ア絞り15とからなる。
【0020】上記レンズ群駆動系50Bを構成する各部
材について詳細に説明する。上記カム枠M11は、上記
移動枠5の内周に回動かつ進退可能に嵌入する部材であ
り、外周部には、可動フレア絞りの先端凸部15cが摺
動する第2の摺動面としての外周面11aと、圧入して
固着される軸部を持つ3つのカムフォロワ17と、上記
カムフォロワ17の軸部に回転自在に嵌入する3つのカ
ムフォロワ18と、段差面としての段差側面11bと、
段差周面11cと、所定幅の端部外周面11a′と、段
差周面11cの周方向に隣接する周方向傾斜面11dと
が設けられている。また、内周部には、フィルム面側端
部に設けられる内周溝11eと、3つの直進溝11f
と、光軸Oに対し傾斜する斜行溝部を有する3つの2群
カム溝11gとが設けられている。
材について詳細に説明する。上記カム枠M11は、上記
移動枠5の内周に回動かつ進退可能に嵌入する部材であ
り、外周部には、可動フレア絞りの先端凸部15cが摺
動する第2の摺動面としての外周面11aと、圧入して
固着される軸部を持つ3つのカムフォロワ17と、上記
カムフォロワ17の軸部に回転自在に嵌入する3つのカ
ムフォロワ18と、段差面としての段差側面11bと、
段差周面11cと、所定幅の端部外周面11a′と、段
差周面11cの周方向に隣接する周方向傾斜面11dと
が設けられている。また、内周部には、フィルム面側端
部に設けられる内周溝11eと、3つの直進溝11f
と、光軸Oに対し傾斜する斜行溝部を有する3つの2群
カム溝11gとが設けられている。
【0021】なお、上記段差周面11cは、フィルム面
側端部に上記外周面11aより一段低く形成される面で
あって、可動フレア絞り15の腕部の先端凸部15cが
摺接する第1の摺動面である。なお、上記段差周面11
cの軸方向の幅は、先端凸部15cが周方向に摺動でき
るように先端凸部15cの軸方向の幅よりも僅かに大き
いものとする。
側端部に上記外周面11aより一段低く形成される面で
あって、可動フレア絞り15の腕部の先端凸部15cが
摺接する第1の摺動面である。なお、上記段差周面11
cの軸方向の幅は、先端凸部15cが周方向に摺動でき
るように先端凸部15cの軸方向の幅よりも僅かに大き
いものとする。
【0022】また、上記端部外周面11a′は、上記段
差周面11cの周方向に設けられる上記外周面11aと
同一径の面であって、可動フレア絞り15の先端凸部1
5cが摺接する所定幅の第2の摺接面である。
差周面11cの周方向に設けられる上記外周面11aと
同一径の面であって、可動フレア絞り15の先端凸部1
5cが摺接する所定幅の第2の摺接面である。
【0023】上記周方向傾斜面11dは、段差周面11
cと端部外周面11a′とを連続して繋ぐ周方向の傾斜
面である(図3参照)。段差側面11bは、上記外周面
11aと段差周面11cとの間の軸垂直の側面である
(図3参照)。
cと端部外周面11a′とを連続して繋ぐ周方向の傾斜
面である(図3参照)。段差側面11bは、上記外周面
11aと段差周面11cとの間の軸垂直の側面である
(図3参照)。
【0024】上記カム枠F12は、上記カム枠M11の
内周に進退可能に嵌合する部材であって、外周部には3
つの突起12aが設けられ、内周部には光軸Oに対し傾
斜する斜行溝部を有する各3つの1群カム溝12b,2
群カム溝12cと、1つの3群カム溝12dとが設けら
れている。
内周に進退可能に嵌合する部材であって、外周部には3
つの突起12aが設けられ、内周部には光軸Oに対し傾
斜する斜行溝部を有する各3つの1群カム溝12b,2
群カム溝12cと、1つの3群カム溝12dとが設けら
れている。
【0025】上記可動フレア絞り15は、極薄板の部材
であって、中央部に設けられるフレア絞り開口部となる
開口15aと、装着前の自由状態で光軸Oに平行な方向
から多少内側に向けて延出する弾性変形可能な部分であ
って、その先端部に周方向に突状の先端凸部15cを有
する3つの腕部15bとが設けられている。組み付け状
態において、上記先端凸部15cは、上記腕部15bが
弾性変形してカム枠M11の外周部11a、または、段
差周面11cに所定付勢力で当接するものとする。
であって、中央部に設けられるフレア絞り開口部となる
開口15aと、装着前の自由状態で光軸Oに平行な方向
から多少内側に向けて延出する弾性変形可能な部分であ
って、その先端部に周方向に突状の先端凸部15cを有
する3つの腕部15bとが設けられている。組み付け状
態において、上記先端凸部15cは、上記腕部15bが
弾性変形してカム枠M11の外周部11a、または、段
差周面11cに所定付勢力で当接するものとする。
【0026】上記キーリング13は、各レンズ群枠を直
進ガイドするための薄板状部材であって、ビス孔13a
と、位置決め孔13bと、外周に設けられる3つの複列
突起13dと、複列突起13dの間の溝13eと、2つ
の切り欠き13cと、光軸方向に延出する直進キー13
fとが設けられている。
進ガイドするための薄板状部材であって、ビス孔13a
と、位置決め孔13bと、外周に設けられる3つの複列
突起13dと、複列突起13dの間の溝13eと、2つ
の切り欠き13cと、光軸方向に延出する直進キー13
fとが設けられている。
【0027】なお、上記溝13eの幅は、上記可動フレ
ア絞りの腕部15bが挿通可能であって、先端凸部15
cの周方向幅よりも狭い寸法とする。また、上記溝13
eの底面の径は、カム枠M11の段差周面11cの径と
同等、または、小さいものとする(図3,7参照)。
ア絞りの腕部15bが挿通可能であって、先端凸部15
cの周方向幅よりも狭い寸法とする。また、上記溝13
eの底面の径は、カム枠M11の段差周面11cの径と
同等、または、小さいものとする(図3,7参照)。
【0028】上記キー押さえ14は、円環の一部がカッ
トされた弾性変形可能な部材であり、外周に沿って設け
られる鍔14aと、2つのビス用ネジ孔14bと、上記
各ネジ孔の側方に設けられ、位置決め孔13bに嵌入可
能な位置決めピン14cと、爪状係止部14eを持つ2
つの押さえピン14dとが設けられている。
トされた弾性変形可能な部材であり、外周に沿って設け
られる鍔14aと、2つのビス用ネジ孔14bと、上記
各ネジ孔の側方に設けられ、位置決め孔13bに嵌入可
能な位置決めピン14cと、爪状係止部14eを持つ2
つの押さえピン14dとが設けられている。
【0029】上述の各部材で構成されるレンズ群駆動系
50Bにおいて、まず、カム枠M11には、その内周の
直進溝11fに突起12aを嵌合させた状態でカム枠F
12が進退摺動自在に嵌入され、さらに、カム枠M11
およびカム枠F12内周部には、後述する各レンズ群枠
が進退自在に組み込まれる。
50Bにおいて、まず、カム枠M11には、その内周の
直進溝11fに突起12aを嵌合させた状態でカム枠F
12が進退摺動自在に嵌入され、さらに、カム枠M11
およびカム枠F12内周部には、後述する各レンズ群枠
が進退自在に組み込まれる。
【0030】レンズ群枠等が組み込まれたカム枠M11
は、沈胴駆動系50Aの移動枠5の内周部に回動自在に
嵌入され、カム枠Mのカムフォロワ18がカム溝5hに
摺動自在に嵌入する。さらに、カムフォロワ18の軸部
となるカムフォロワ17は、移動枠5を挿通して、回転
枠2の直進溝2aに摺動自在に嵌入する。そして、カム
フォロア17は、さらに、回転枠2の直進溝2aに摺動
可能となった状態で嵌合している。したがって、回転枠
2の回動に伴いカム枠M11が共に回動しながら、移動
枠5のカム溝5hによって光軸方向へ進退駆動される。
は、沈胴駆動系50Aの移動枠5の内周部に回動自在に
嵌入され、カム枠Mのカムフォロワ18がカム溝5hに
摺動自在に嵌入する。さらに、カムフォロワ18の軸部
となるカムフォロワ17は、移動枠5を挿通して、回転
枠2の直進溝2aに摺動自在に嵌入する。そして、カム
フォロア17は、さらに、回転枠2の直進溝2aに摺動
可能となった状態で嵌合している。したがって、回転枠
2の回動に伴いカム枠M11が共に回動しながら、移動
枠5のカム溝5hによって光軸方向へ進退駆動される。
【0031】キー押さえ14は、径方向に広げた状態で
鍔14aをカム枠M11の内周溝11eに嵌入される。
そのキー押さえ14にキーリング13が位置決めピン1
4cと位置決め孔13bで位置決めされた状態で取り付
けられ、ビス16により固着状態とする。したがって、
キーリング13は、カム枠M11に対してフィルム側端
部に軸方向位置が規制された状態で回動自在に支持され
る。
鍔14aをカム枠M11の内周溝11eに嵌入される。
そのキー押さえ14にキーリング13が位置決めピン1
4cと位置決め孔13bで位置決めされた状態で取り付
けられ、ビス16により固着状態とする。したがって、
キーリング13は、カム枠M11に対してフィルム側端
部に軸方向位置が規制された状態で回動自在に支持され
る。
【0032】なお、上述のキーリング取り付け状態で
は、図7に示すようにキー押さえ14の押さえピン14
dがキーリング13の切り欠き13cに嵌入し、押さえ
ピン14dの係止部14eが係合しており、キー押さえ
14とキーリング13とは隙間なく保持される。
は、図7に示すようにキー押さえ14の押さえピン14
dがキーリング13の切り欠き13cに嵌入し、押さえ
ピン14dの係止部14eが係合しており、キー押さえ
14とキーリング13とは隙間なく保持される。
【0033】上記キーリング13は、その複列の突起1
3dが直進進退する移動枠5の複列の直進溝5gに摺動
自在に嵌入されるので、回動することなく直進駆動され
る。さらに、キーリング13の直進キー13fが後述す
る2群レンズ枠22の直進ガイド孔22cに摺動自在に
嵌入されるので、上記2群枠22、および、2群枠に支
持される1群枠21と3群レンズ43が直進ガイドされ
る。
3dが直進進退する移動枠5の複列の直進溝5gに摺動
自在に嵌入されるので、回動することなく直進駆動され
る。さらに、キーリング13の直進キー13fが後述す
る2群レンズ枠22の直進ガイド孔22cに摺動自在に
嵌入されるので、上記2群枠22、および、2群枠に支
持される1群枠21と3群レンズ43が直進ガイドされ
る。
【0034】可動フレア絞り15は、その腕部15bが
上記キーリングの凹部13eをフィルム面側から挿通
し、先端凸部15cが上記カム枠M11の外周面11
a、または、段差周面11cに摺接可能な状態で取り付
けられる。
上記キーリングの凹部13eをフィルム面側から挿通
し、先端凸部15cが上記カム枠M11の外周面11
a、または、段差周面11cに摺接可能な状態で取り付
けられる。
【0035】次に、上記レンズ群枠・レンズ群部50C
について説明する。レンズ群枠・レンズ群部50Cは、
図2,4,5,6等に示すようにカム枠M11,カム枠
F12に内蔵され、直進移動する各レンズ群保持枠,レ
ンズ群で構成され、上記カム枠F12を介して進退駆動
され、1群レンズ41を保持する1群枠21と、上記キ
ーリング13を介して直進ガイドされ、上記カム枠M1
1によって進退駆動される2群枠22と、カム枠F12
を介して進退駆動されるカムフォロワ部材としての可動
フォロワ28と、可動フォロワ28を介して進退駆動さ
れる部材であって、光学部材(または、光学素子)であ
る3群レンズ43に軸状案内部材であるガイド軸24,
25が固着された3群レンズ組み立て体40と、3群レ
ンズ43の被写体側に配設され、入射光を制限するため
の絞り装置を構成する絞り部材23と、上記3群レンズ
43および絞り部材23をフィルム面側方向に付勢する
圧縮バネ26と、2群枠22に保持されてフォーカシン
グ駆動系(図示せず)により直進駆動され、2群レンズ
42を保持するフォーカシング枠29(図5,6参照)
とからなる。
について説明する。レンズ群枠・レンズ群部50Cは、
図2,4,5,6等に示すようにカム枠M11,カム枠
F12に内蔵され、直進移動する各レンズ群保持枠,レ
ンズ群で構成され、上記カム枠F12を介して進退駆動
され、1群レンズ41を保持する1群枠21と、上記キ
ーリング13を介して直進ガイドされ、上記カム枠M1
1によって進退駆動される2群枠22と、カム枠F12
を介して進退駆動されるカムフォロワ部材としての可動
フォロワ28と、可動フォロワ28を介して進退駆動さ
れる部材であって、光学部材(または、光学素子)であ
る3群レンズ43に軸状案内部材であるガイド軸24,
25が固着された3群レンズ組み立て体40と、3群レ
ンズ43の被写体側に配設され、入射光を制限するため
の絞り装置を構成する絞り部材23と、上記3群レンズ
43および絞り部材23をフィルム面側方向に付勢する
圧縮バネ26と、2群枠22に保持されてフォーカシン
グ駆動系(図示せず)により直進駆動され、2群レンズ
42を保持するフォーカシング枠29(図5,6参照)
とからなる。
【0036】上記2群枠22には、外周部に各3つのカ
ムフォロワ32,33と、その先端部に3つの突起22
bが設けられている。内周部には、キーリングの直進キ
ー13fが嵌入する直進ガイド孔22cと、ガイド軸2
4,25が嵌合し、光軸O方向に沿う軸孔22d,切り
欠き22eと、光軸O方向に沿って固着支持されたガイ
ド軸27と、シャッタ44が装着される開口22aが設
けられている(図4参照)。
ムフォロワ32,33と、その先端部に3つの突起22
bが設けられている。内周部には、キーリングの直進キ
ー13fが嵌入する直進ガイド孔22cと、ガイド軸2
4,25が嵌合し、光軸O方向に沿う軸孔22d,切り
欠き22eと、光軸O方向に沿って固着支持されたガイ
ド軸27と、シャッタ44が装着される開口22aが設
けられている(図4参照)。
【0037】上記1群枠21は、開口部21aに1群レ
ンズ41を保持しており、外周部に3つのカムフォロワ
31と、内周部に直進溝21bが設けられている。
ンズ41を保持しており、外周部に3つのカムフォロワ
31と、内周部に直進溝21bが設けられている。
【0038】上記可動フォロワ28は、3群レンズ43
の進退位置を規制する部材であり、2群枠22のガイド
軸27の摺動自在に嵌入する軸孔28aと、カムフォロ
ワ28bと、3群レンズ43と係合して該3群レンズ4
3の光軸方向位置を規制する係合部である係止爪28c
とが設けられている。
の進退位置を規制する部材であり、2群枠22のガイド
軸27の摺動自在に嵌入する軸孔28aと、カムフォロ
ワ28bと、3群レンズ43と係合して該3群レンズ4
3の光軸方向位置を規制する係合部である係止爪28c
とが設けられている。
【0039】3群レンズ組み立て体40を構成する3群
レンズ43は、光学樹脂により成形される光学部材であ
り、有効光束が通過する範囲外(絞り部材23の絞り開
口23aの範囲外)の位置に軸取り付け穴43b,43
cと、進退駆動するための可動フォロワの係止爪28c
との被係止部43fが設けられている。上記軸取り付け
穴43b,43cには後述する組み立て方法によって遊
嵌状態でガイド軸24,25を挿入し、位置決めして、
枠部材を介することなく直接、3群レンズ43に接着固
着される。上記3群レンズ43は、固着された上記ガイ
ド軸24,25を介して2群枠22に対し直進進退自在
に支持される。
レンズ43は、光学樹脂により成形される光学部材であ
り、有効光束が通過する範囲外(絞り部材23の絞り開
口23aの範囲外)の位置に軸取り付け穴43b,43
cと、進退駆動するための可動フォロワの係止爪28c
との被係止部43fが設けられている。上記軸取り付け
穴43b,43cには後述する組み立て方法によって遊
嵌状態でガイド軸24,25を挿入し、位置決めして、
枠部材を介することなく直接、3群レンズ43に接着固
着される。上記3群レンズ43は、固着された上記ガイ
ド軸24,25を介して2群枠22に対し直進進退自在
に支持される。
【0040】なお、上記ガイド軸24,25の上記軸取
り付け穴43b,43cへの嵌合先端部24a,25a
には、レンズ部からの光の反射を防止するために軸方向
に沿って重畳した複数のテーパ面が形成されている(図
8参照)。
り付け穴43b,43cへの嵌合先端部24a,25a
には、レンズ部からの光の反射を防止するために軸方向
に沿って重畳した複数のテーパ面が形成されている(図
8参照)。
【0041】3群レンズ43にガイド軸24,25を固
着するには、まず、図8に示すようにガイド軸24,2
5を位置決め治具61の嵌合隙間が非常に少ない嵌合穴
(例えば、ガイド軸との空隙が数ミクロンの嵌合穴)で
ある精密嵌合穴61a,61bに嵌入させて取り付け
る。そして、位置決め治具61の3群レンズの外径位置
および光軸方向端面位置の位置決めを行うレンズ位置決
め嵌合部61cに3群レンズ43を被写体側外径を嵌合
させ、光軸方向基準端面を当て付けて取り付け状態とす
る。
着するには、まず、図8に示すようにガイド軸24,2
5を位置決め治具61の嵌合隙間が非常に少ない嵌合穴
(例えば、ガイド軸との空隙が数ミクロンの嵌合穴)で
ある精密嵌合穴61a,61bに嵌入させて取り付け
る。そして、位置決め治具61の3群レンズの外径位置
および光軸方向端面位置の位置決めを行うレンズ位置決
め嵌合部61cに3群レンズ43を被写体側外径を嵌合
させ、光軸方向基準端面を当て付けて取り付け状態とす
る。
【0042】上述の取り付け状態でガイド軸24の嵌合
先端部24aは、3群レンズ43のボス部43a内の遊
嵌穴である軸取り付け穴43bに、ガイド軸25の嵌合
先端部25aは、3群レンズ43の遊嵌穴である軸取り
付け穴43cにそれぞれ隙間のある状態で挿入される。
先端部24aは、3群レンズ43のボス部43a内の遊
嵌穴である軸取り付け穴43bに、ガイド軸25の嵌合
先端部25aは、3群レンズ43の遊嵌穴である軸取り
付け穴43cにそれぞれ隙間のある状態で挿入される。
【0043】上述の支持状態で3群レンズ43に対して
ガイド軸24,25が光軸Oに平行に所定の高精度で保
持されることになるので、その支持状態を保持したま
ま、上記軸取り付け穴43b,43cのガイド軸との隙
間部分に接着剤を注入し、ガイド軸24,25を3群レ
ンズ43に固着し、3群レンズ組み立て体40として完
成する。
ガイド軸24,25が光軸Oに平行に所定の高精度で保
持されることになるので、その支持状態を保持したま
ま、上記軸取り付け穴43b,43cのガイド軸との隙
間部分に接着剤を注入し、ガイド軸24,25を3群レ
ンズ43に固着し、3群レンズ組み立て体40として完
成する。
【0044】上記絞り部材23は、薄板状の部材であっ
て、中央部に有効光束が通過する範囲の絞り開口23a
と、ガイド軸24,25が嵌入可能なガイド軸穴23
b,23cと、上記3群レンズ43の被係止部43fを
逃げた周辺の絞り部材当接面43eに当接する切り欠き
部23dとが設けられている。
て、中央部に有効光束が通過する範囲の絞り開口23a
と、ガイド軸24,25が嵌入可能なガイド軸穴23
b,23cと、上記3群レンズ43の被係止部43fを
逃げた周辺の絞り部材当接面43eに当接する切り欠き
部23dとが設けられている。
【0045】フォーカシング枠29は、2群レンズ42
を保持し、上記2群枠22に進退可能に支持され、図示
しないフォーカシング駆動系によって進退駆動される
(図5,6参照)。
を保持し、上記2群枠22に進退可能に支持され、図示
しないフォーカシング駆動系によって進退駆動される
(図5,6参照)。
【0046】以上のような部材からなるレンズ群枠・レ
ンズ群部50Cにおいて、図2に示すように2群枠22
の被写体側外周の突起22bを1群枠21の直進溝21
bに摺動自在に嵌入させて、上記2群枠22に対して上
記1群枠21が取り付けられる。また、軸孔22dおよ
び切り欠き22eに3群レンズ組み立て体40のガイド
軸24,25を摺動自在に嵌入させて2群枠22に3群
レンズ43が取り付けられる。
ンズ群部50Cにおいて、図2に示すように2群枠22
の被写体側外周の突起22bを1群枠21の直進溝21
bに摺動自在に嵌入させて、上記2群枠22に対して上
記1群枠21が取り付けられる。また、軸孔22dおよ
び切り欠き22eに3群レンズ組み立て体40のガイド
軸24,25を摺動自在に嵌入させて2群枠22に3群
レンズ43が取り付けられる。
【0047】上記2群枠22と3群レンズ43の間には
付勢手段としての圧縮バネ26および絞り部材23が挿
入されている。すなわち、図4に示すように上記絞り部
材23の軸穴23bと23cにガイド軸24および25
を挿通させ、さらに、上記ガイド軸24側には絞り部材
23の被写体側から圧縮バネ26が挿入される。上述の
取り付け状態で絞り部材23は、圧縮バネ26により3
群レンズ43の被写体側の絞り部材当接面43d,43
e,43gに当接した状態で支持され、同時に3群43
は、フィルム面方向への付勢力を受ける。
付勢手段としての圧縮バネ26および絞り部材23が挿
入されている。すなわち、図4に示すように上記絞り部
材23の軸穴23bと23cにガイド軸24および25
を挿通させ、さらに、上記ガイド軸24側には絞り部材
23の被写体側から圧縮バネ26が挿入される。上述の
取り付け状態で絞り部材23は、圧縮バネ26により3
群レンズ43の被写体側の絞り部材当接面43d,43
e,43gに当接した状態で支持され、同時に3群43
は、フィルム面方向への付勢力を受ける。
【0048】さらに、2群枠22には、そのガイド軸2
7に軸孔28aを摺動自在に嵌入させて可動フォロワ2
8が装着される。上記3群レンズ43がカメラ本体51
の当接力を受けない状態では、可動フォロワ28の係止
爪28cが3群レンズ43の被係止部43fに係合する
ことによって、3群レンズ43の位置決めがなされる。
7に軸孔28aを摺動自在に嵌入させて可動フォロワ2
8が装着される。上記3群レンズ43がカメラ本体51
の当接力を受けない状態では、可動フォロワ28の係止
爪28cが3群レンズ43の被係止部43fに係合する
ことによって、3群レンズ43の位置決めがなされる。
【0049】上述のレンズ群枠・レンズ群部50Cは、
前述したレンズ群駆動系50Bのカム枠M11およびカ
ム枠F12に直進進退可能状態で組み込まれる。また、
直進ガイドされるキーリング13の直進キー13fが2
群枠22の直進ガイド孔22cに摺動自在に嵌入してい
るので、2群枠22と共に、1群枠21と3群レンズ4
3と絞り部材23および可動フォロワ28も直進進退可
能に支持されることになる。
前述したレンズ群駆動系50Bのカム枠M11およびカ
ム枠F12に直進進退可能状態で組み込まれる。また、
直進ガイドされるキーリング13の直進キー13fが2
群枠22の直進ガイド孔22cに摺動自在に嵌入してい
るので、2群枠22と共に、1群枠21と3群レンズ4
3と絞り部材23および可動フォロワ28も直進進退可
能に支持されることになる。
【0050】そして、1群枠のカムフォロワ31は、カ
ム枠Fの1群カム溝12bに嵌入し、2群枠のカムフォ
ロワ32および33は、カム枠Mの2群カム溝11gと
カム枠Fの2群カム溝12cにそれぞれ嵌入する。さら
に、可動フォロワのカムフォロワ28bは、カム枠Fの
3群カム溝12dに嵌入する。
ム枠Fの1群カム溝12bに嵌入し、2群枠のカムフォ
ロワ32および33は、カム枠Mの2群カム溝11gと
カム枠Fの2群カム溝12cにそれぞれ嵌入する。さら
に、可動フォロワのカムフォロワ28bは、カム枠Fの
3群カム溝12dに嵌入する。
【0051】したがって、カム枠M11に対する各枠部
材等の進退位置としては、2群枠22は、カム枠M11
の2群カム溝11gで位置決めされ、カム枠F12は、
2群枠22とカム枠F12の2群カム溝12cによって
位置決めされる。さらに、可動フォロワ28がカム枠F
の3群カム溝12dによって位置決めされ、3群レンズ
43は、上記可動フォロワ28の係止爪28cを介して
位置決めされる。
材等の進退位置としては、2群枠22は、カム枠M11
の2群カム溝11gで位置決めされ、カム枠F12は、
2群枠22とカム枠F12の2群カム溝12cによって
位置決めされる。さらに、可動フォロワ28がカム枠F
の3群カム溝12dによって位置決めされ、3群レンズ
43は、上記可動フォロワ28の係止爪28cを介して
位置決めされる。
【0052】次に、以上のように構成されたレンズ鏡筒
50の沈胴,繰り出し動作について説明する。レンズ鏡
筒50が沈胴状態にあるときは、図5に示すように回転
枠2等すべての部材は、固定枠1内部に沈胴した状態に
保持されている。このとき、3群レンズ43と絞り部材
23と可動フレア絞り15は、カメラ本体51のアパー
チャ51a近傍に設けられた突起51bにより圧縮バネ
26の付勢力により押圧駆動されており、2群枠22と
カム枠M11に対して相対的に接近した収納(沈胴)位
置にある。
50の沈胴,繰り出し動作について説明する。レンズ鏡
筒50が沈胴状態にあるときは、図5に示すように回転
枠2等すべての部材は、固定枠1内部に沈胴した状態に
保持されている。このとき、3群レンズ43と絞り部材
23と可動フレア絞り15は、カメラ本体51のアパー
チャ51a近傍に設けられた突起51bにより圧縮バネ
26の付勢力により押圧駆動されており、2群枠22と
カム枠M11に対して相対的に接近した収納(沈胴)位
置にある。
【0053】上述の沈胴状態で3群レンズ43が2群枠
22に相対的に接近しているときは、可動カムフォロワ
28は、カム枠F12で規制されて保持されている。し
たがって、可動カムフォロワの係止爪28cと3群レン
ズ43の被係止部43fは、その係止が外れ、離反した
状態にある。また、可動フレア絞り15の先端凸部15
cは、図7に示すようにカム枠M11の外周面11a上
を摺接しており、前方に移動している。
22に相対的に接近しているときは、可動カムフォロワ
28は、カム枠F12で規制されて保持されている。し
たがって、可動カムフォロワの係止爪28cと3群レン
ズ43の被係止部43fは、その係止が外れ、離反した
状態にある。また、可動フレア絞り15の先端凸部15
cは、図7に示すようにカム枠M11の外周面11a上
を摺接しており、前方に移動している。
【0054】レンズ鏡筒50を沈胴状態から撮影準備状
態に駆動するには、ヘリコイドリング駆動ギヤ7をB1
方向に回転させ、ヘリコイドリング4をC1 方向に回動
させる。その回動により回転枠2と移動枠5が直進溝1
bにガイドされながら一体的にD1 方向に移動し、沈胴
位置から撮影準備位置まで繰り出される(図6上半部分
参照)。この状態では、移動枠5は、直進溝1d,1b
に係合した状態のままであるが、回転枠2は、その突起
2cが直進溝1bから解放され、駆動リング3の凹部3
cに係合し、駆動リング3によって回動可能な状態とな
る。
態に駆動するには、ヘリコイドリング駆動ギヤ7をB1
方向に回転させ、ヘリコイドリング4をC1 方向に回動
させる。その回動により回転枠2と移動枠5が直進溝1
bにガイドされながら一体的にD1 方向に移動し、沈胴
位置から撮影準備位置まで繰り出される(図6上半部分
参照)。この状態では、移動枠5は、直進溝1d,1b
に係合した状態のままであるが、回転枠2は、その突起
2cが直進溝1bから解放され、駆動リング3の凹部3
cに係合し、駆動リング3によって回動可能な状態とな
る。
【0055】上記撮影準備状態からさらにズーム駆動系
によって駆動リング3をE0 方向に僅かな角度だけ回動
させると、レンズ鏡筒50は図6の上半部分に示すワイ
ド状態となる。
によって駆動リング3をE0 方向に僅かな角度だけ回動
させると、レンズ鏡筒50は図6の上半部分に示すワイ
ド状態となる。
【0056】また、沈胴状態から撮影準備状態およびワ
イド状態への駆動過程で1群枠21,2群枠22は、回
転枠2,移動枠5と共に繰り出される。3群レンズ43
と絞り部材23は、圧縮バネ26の付勢力でカム枠M1
1および2群枠22から相対的に後方へ離間し、可動フ
ォロワ28の係止爪28cが3群レンズ43の被係止部
43fと係合する位置であるワイド対応位置に相対的に
後退する。
イド状態への駆動過程で1群枠21,2群枠22は、回
転枠2,移動枠5と共に繰り出される。3群レンズ43
と絞り部材23は、圧縮バネ26の付勢力でカム枠M1
1および2群枠22から相対的に後方へ離間し、可動フ
ォロワ28の係止爪28cが3群レンズ43の被係止部
43fと係合する位置であるワイド対応位置に相対的に
後退する。
【0057】また、上記駆動過程で可動フレア絞り15
は、カム枠M11に対して後退する3群レンズ43に押
圧され、同様に相対的に後退する。そのとき、腕部15
bの先端凸部15cは、図3に示すカム枠M11の端部
外周面11a′上に到達し、さらに、カム枠M11が僅
かワイド位置までE0 方向に回動すると、連続傾斜面1
1dを摺動降下して段差周面11c上に達する。この状
態での可動フレア絞り15は、カム枠M11に対して所
定の相対位置にあり、正常なフレア絞りとして機能す
る。
は、カム枠M11に対して後退する3群レンズ43に押
圧され、同様に相対的に後退する。そのとき、腕部15
bの先端凸部15cは、図3に示すカム枠M11の端部
外周面11a′上に到達し、さらに、カム枠M11が僅
かワイド位置までE0 方向に回動すると、連続傾斜面1
1dを摺動降下して段差周面11c上に達する。この状
態での可動フレア絞り15は、カム枠M11に対して所
定の相対位置にあり、正常なフレア絞りとして機能す
る。
【0058】レンズ鏡筒50のワイド状態からテレ状態
への駆動は、駆動リング3をE0 方向に回動駆動し、回
転枠2を同方向に回動させることによって行われる(図
6の下半部参照)。すなわち、回転枠2のE0 方向への
回動に伴って、カム枠M11が回動し、移動枠5のカム
溝5hに沿って繰り出される。また、カム枠F12も直
進溝11fによりカム枠M11と共に回動し、その繰り
出し位置は、カム溝12cの嵌入する2群枠22のカム
フォロワ33を介して位置決めされる。
への駆動は、駆動リング3をE0 方向に回動駆動し、回
転枠2を同方向に回動させることによって行われる(図
6の下半部参照)。すなわち、回転枠2のE0 方向への
回動に伴って、カム枠M11が回動し、移動枠5のカム
溝5hに沿って繰り出される。また、カム枠F12も直
進溝11fによりカム枠M11と共に回動し、その繰り
出し位置は、カム溝12cの嵌入する2群枠22のカム
フォロワ33を介して位置決めされる。
【0059】そして、2群枠22は、キーリング13に
より直進ガイドされた状態でカムフォロワ32が嵌入す
るカム枠M11の2群カム溝11gによりテレ対応位置
に繰り出される。また、1群枠21は、カムフォロワ3
1が嵌入するカム枠F12の1群カム溝12bにより同
様にテレ対応位置に繰り出される。さらに、3群レンズ
43は、可動フォロワ28がカム枠F12の3群カム溝
12dにより位置決めされ、その可動フォロワ28の係
止爪28bが3群レンズ43の被係止部43fと係合し
た状態のまま、同様にテレ対応位置に移動する。絞り部
材23も3群レンズ43とともに移動する。
より直進ガイドされた状態でカムフォロワ32が嵌入す
るカム枠M11の2群カム溝11gによりテレ対応位置
に繰り出される。また、1群枠21は、カムフォロワ3
1が嵌入するカム枠F12の1群カム溝12bにより同
様にテレ対応位置に繰り出される。さらに、3群レンズ
43は、可動フォロワ28がカム枠F12の3群カム溝
12dにより位置決めされ、その可動フォロワ28の係
止爪28bが3群レンズ43の被係止部43fと係合し
た状態のまま、同様にテレ対応位置に移動する。絞り部
材23も3群レンズ43とともに移動する。
【0060】また、ワイド状態からテレ状態の間をカム
枠M11が回動,進退駆動する間、可動フレア絞り15
は、キーリング13の溝13eによって回動することな
く保持され、その先端凸部15cが段差側面11bとキ
ーリング13の溝13eの側面とで挟まれた状態で段差
周面11c上を摺接する。したがって、可動フレア絞り
15は、カム枠M11に対して所定の離間位置に確実に
保持され、正常なフレア絞りとして機能する。
枠M11が回動,進退駆動する間、可動フレア絞り15
は、キーリング13の溝13eによって回動することな
く保持され、その先端凸部15cが段差側面11bとキ
ーリング13の溝13eの側面とで挟まれた状態で段差
周面11c上を摺接する。したがって、可動フレア絞り
15は、カム枠M11に対して所定の離間位置に確実に
保持され、正常なフレア絞りとして機能する。
【0061】次に、レンズ鏡筒50をワイド状態から撮
影準備状態さらに沈胴状態の各位置に駆動する場合は、
駆動リング3を、一旦、E1 方向に回動させて撮影準備
状態とする。その状態で1群枠21,2群枠22は、移
動枠5内に繰り込まれている。3群レンズ43は、カム
枠M11に対して相対的にまだ後退した位置にある(図
6の上半部分参照)。また、可動フレア絞り15の腕部
の先端凸部15cは、カム枠M11がE1 方向に回動す
るので、段差周面11c上から連続傾斜面11dを摺動
して端部外周面11a′上に位置する(図3参照)。
影準備状態さらに沈胴状態の各位置に駆動する場合は、
駆動リング3を、一旦、E1 方向に回動させて撮影準備
状態とする。その状態で1群枠21,2群枠22は、移
動枠5内に繰り込まれている。3群レンズ43は、カム
枠M11に対して相対的にまだ後退した位置にある(図
6の上半部分参照)。また、可動フレア絞り15の腕部
の先端凸部15cは、カム枠M11がE1 方向に回動す
るので、段差周面11c上から連続傾斜面11dを摺動
して端部外周面11a′上に位置する(図3参照)。
【0062】その後、ヘリコイドリング駆動ギヤ7をB
0 方向に回転駆動して、ヘリコイドリング4をC0 方向
に回動させると、移動枠5と共に回転枠2がD0 方向に
後退し、回転枠2の突起2cの駆動リング3に対する係
合が解放される。さらに、ヘリコイドリング4の回転を
続行すると、回転枠2が移動枠5とともにD0 方向に移
動し、固定枠1内に収納される沈胴位置まで繰り込まれ
る(図5参照)。
0 方向に回転駆動して、ヘリコイドリング4をC0 方向
に回動させると、移動枠5と共に回転枠2がD0 方向に
後退し、回転枠2の突起2cの駆動リング3に対する係
合が解放される。さらに、ヘリコイドリング4の回転を
続行すると、回転枠2が移動枠5とともにD0 方向に移
動し、固定枠1内に収納される沈胴位置まで繰り込まれ
る(図5参照)。
【0063】上記の沈胴動作で3群レンズ43と絞り部
材23と可動フレア絞り15は、カメラ本体51の突起
51bに押圧されて圧縮バネ26の付勢力に抗して相対
的に前進する。そして、3群レンズ43は、前述したよ
うに可動カムフォロワ28の係止状態が解放され、2群
枠22の内部の収納(沈胴)位置に移動する(図5参
照)。一方、可動フレア絞り15もカム枠M11に対し
て相対的に光軸方向に前進し、腕部の先端凸部15cが
カム枠M11の端部外周面11a′から外周面11a上
を前方に摺動し、沈胴状態となる(図5参照)。
材23と可動フレア絞り15は、カメラ本体51の突起
51bに押圧されて圧縮バネ26の付勢力に抗して相対
的に前進する。そして、3群レンズ43は、前述したよ
うに可動カムフォロワ28の係止状態が解放され、2群
枠22の内部の収納(沈胴)位置に移動する(図5参
照)。一方、可動フレア絞り15もカム枠M11に対し
て相対的に光軸方向に前進し、腕部の先端凸部15cが
カム枠M11の端部外周面11a′から外周面11a上
を前方に摺動し、沈胴状態となる(図5参照)。
【0064】なお、本実施形態では、可動カムフォロア
28を摺動可能に支持するガイド軸27を2群枠22側
に設けているが、3群レンズ43側に設けるように構成
してもよい。
28を摺動可能に支持するガイド軸27を2群枠22側
に設けているが、3群レンズ43側に設けるように構成
してもよい。
【0065】以上、説明したレンズ鏡筒50に内蔵され
る絞り装置を構成する絞り部材23は、3群レンズ43
の直進ガイド用として、3群レンズ43に直接的に固定
されるガイド軸24,25に挿通した状態で3群レンズ
43の前面に配設されている。したがって、絞り部材2
3の専用の取り付け部材を必要とせず、部品点数が少な
くなる。さらに、絞り部材23は、薄板状の部材である
ので占有スペ−スが減少する。
る絞り装置を構成する絞り部材23は、3群レンズ43
の直進ガイド用として、3群レンズ43に直接的に固定
されるガイド軸24,25に挿通した状態で3群レンズ
43の前面に配設されている。したがって、絞り部材2
3の専用の取り付け部材を必要とせず、部品点数が少な
くなる。さらに、絞り部材23は、薄板状の部材である
ので占有スペ−スが減少する。
【0066】次に、本発明の第2の実施形態の絞り装置
が組み込まれるレンズ鏡枠について説明する。図9は、
上記レンズ鏡枠の主要部分の分解斜視図であり、図10
(A)は、図9のA−A断面を示し、図10(B)は、
図10(A)のB−B断面を示す。上記レンズ鏡枠は、
主にレンズ組み立て体90と、移動枠91と、カム環9
8を有している。
が組み込まれるレンズ鏡枠について説明する。図9は、
上記レンズ鏡枠の主要部分の分解斜視図であり、図10
(A)は、図9のA−A断面を示し、図10(B)は、
図10(A)のB−B断面を示す。上記レンズ鏡枠は、
主にレンズ組み立て体90と、移動枠91と、カム環9
8を有している。
【0067】上記移動枠91は、固定枠であってもよ
く、後述するガイド軸93が摺動自在に嵌入する軸穴9
1aと、後述する回り止め用ガイド軸94が摺動自在に
嵌入する切り欠き91bとを有している。
く、後述するガイド軸93が摺動自在に嵌入する軸穴9
1aと、後述する回り止め用ガイド軸94が摺動自在に
嵌入する切り欠き91bとを有している。
【0068】上記レンズ組み立て体90は、光学樹脂成
形部材の光学素子であるレンズ92と、軸状案内部材で
あるガイド軸93および回り止め用ガイド軸94と、3
つのカムフォロア95,96,97からなる。上記レン
ズ92には、入射光を制限するための絞り装置として機
能する絞り部として入射側の表面(光学凸表面、また
は、凹表面)に矩形状の絞り開口部92aを形成する遮
光塗装面92b、および、射出側の表面(光学凸表面、
または、凹表面)に矩形状の絞り開口部92cを形成す
る遮光塗装面92dの表面処理が施されている。そし
て、上記ガイド軸93および回り止め用ガイド軸94
は、上記レンズ92の有効光束が通過する範囲外の位置
に嵌入して、光軸Oと平行な状態で固定支持されてお
り、3つのカムフォロア95,96,97は、上記レン
ズ92の外周3方向位置に固着されている。
形部材の光学素子であるレンズ92と、軸状案内部材で
あるガイド軸93および回り止め用ガイド軸94と、3
つのカムフォロア95,96,97からなる。上記レン
ズ92には、入射光を制限するための絞り装置として機
能する絞り部として入射側の表面(光学凸表面、また
は、凹表面)に矩形状の絞り開口部92aを形成する遮
光塗装面92b、および、射出側の表面(光学凸表面、
または、凹表面)に矩形状の絞り開口部92cを形成す
る遮光塗装面92dの表面処理が施されている。そし
て、上記ガイド軸93および回り止め用ガイド軸94
は、上記レンズ92の有効光束が通過する範囲外の位置
に嵌入して、光軸Oと平行な状態で固定支持されてお
り、3つのカムフォロア95,96,97は、上記レン
ズ92の外周3方向位置に固着されている。
【0069】上記カム環98は、移動枠91に対して回
動可能に支持されており、その内周には、3本のカム溝
98a,98b,98cが設けられている。上記カム溝
には上記レンズ92のカムフォロア95,96,97が
それぞれ摺動自在に嵌入する。
動可能に支持されており、その内周には、3本のカム溝
98a,98b,98cが設けられている。上記カム溝
には上記レンズ92のカムフォロア95,96,97が
それぞれ摺動自在に嵌入する。
【0070】上述のように構成された本実施形態のレン
ズ鏡筒において、カム環98を回動操作すると、ガイド
軸93,94を介して移動枠91に摺動可能に支持され
ているレンズ92は、カム環98のカム溝98a,98
b,98cにより光軸Oに沿って進退駆動される。上記
レンズ92においては、入射側と射出側表面の絞り開口
部92a,92bにて不要光はカットされ、有効光のみ
が通過する。
ズ鏡筒において、カム環98を回動操作すると、ガイド
軸93,94を介して移動枠91に摺動可能に支持され
ているレンズ92は、カム環98のカム溝98a,98
b,98cにより光軸Oに沿って進退駆動される。上記
レンズ92においては、入射側と射出側表面の絞り開口
部92a,92bにて不要光はカットされ、有効光のみ
が通過する。
【0071】以上、説明した第2の実施形態のレンズ鏡
筒に組み込まれたレンズ組み立て体90によれば、ガイ
ド軸93,94が固着されたレンズ92の入射面,射出
面の表面(光学表面)に直接、塗装により絞り開口部9
2a,92cが形成されている。したがって、別途に絞
り専用の絞り部材を配設する必要がなく、レンズ鏡筒の
コンパクト化および低コスト化が実現できる。
筒に組み込まれたレンズ組み立て体90によれば、ガイ
ド軸93,94が固着されたレンズ92の入射面,射出
面の表面(光学表面)に直接、塗装により絞り開口部9
2a,92cが形成されている。したがって、別途に絞
り専用の絞り部材を配設する必要がなく、レンズ鏡筒の
コンパクト化および低コスト化が実現できる。
【0072】(付記)上述の実施形態に基づいて、
(1) 光学素子を有するレンズ装置において、上記光
学素子の光学表面に直接、絞り開口を形成する絞り塗装
が施されていることを特徴とするレンズ装置を提案する
ことができる。
(1) 光学素子を有するレンズ装置において、上記光
学素子の光学表面に直接、絞り開口を形成する絞り塗装
が施されていることを特徴とするレンズ装置を提案する
ことができる。
【0073】(2) 上記光学表面は、凸面若しくは凹
面であることを特徴とする上記(1)記載のレンズ装置
を提案することができる。
面であることを特徴とする上記(1)記載のレンズ装置
を提案することができる。
【0074】(3) 上記光学素子は、案内部材によっ
てその光軸方向に移動可能であることを特徴とする上記
(1)記載のレンズ装置を提案することができる。
てその光軸方向に移動可能であることを特徴とする上記
(1)記載のレンズ装置を提案することができる。
【0075】(4) 上記絞り塗装の絞り開口が矩形で
あることを特徴とする上記(1)記載のレンズ装置を提
案することができる。
あることを特徴とする上記(1)記載のレンズ装置を提
案することができる。
【0076】上記(1),(2)(3),(4)記載の
絞り装置によると、絞り装置の開口部をレンズの表面に
絞り塗装を施すことにより、別部材となる絞り部材等を
必要としないので、構成する部品点数が少なくなり、占
有スペ−スも減少し、光学機器の低コスト化やコンパク
ト化に有利な絞り装置を提供することができる。
絞り装置によると、絞り装置の開口部をレンズの表面に
絞り塗装を施すことにより、別部材となる絞り部材等を
必要としないので、構成する部品点数が少なくなり、占
有スペ−スも減少し、光学機器の低コスト化やコンパク
ト化に有利な絞り装置を提供することができる。
【0077】
【発明の効果】上述のように本発明の絞り装置による
と、絞り部材が軸状案内部材によって支持されるので、
構成する部品点数が少なく、占有スペ−スも減少し、光
学機器の低コスト化やコンパクト化に有利な絞り装置を
提供することができる。
と、絞り部材が軸状案内部材によって支持されるので、
構成する部品点数が少なく、占有スペ−スも減少し、光
学機器の低コスト化やコンパクト化に有利な絞り装置を
提供することができる。
【図1】本発明の第1の実施形態の絞り装置を内蔵する
レンズ鏡筒を構成する沈胴駆動系の分解斜視図。
レンズ鏡筒を構成する沈胴駆動系の分解斜視図。
【図2】上記第1の実施形態であるレンズ鏡筒を構成す
るレンズ群駆動系およびレンズ群枠・レンズ群部の分解
斜視図。
るレンズ群駆動系およびレンズ群枠・レンズ群部の分解
斜視図。
【図3】上記第1の実施形態のレンズ鏡筒の可動フレア
絞り装着部周りの斜視図。
絞り装着部周りの斜視図。
【図4】上記第1の実施形態のレンズ鏡筒の2群枠,絞
り部材,3群レンズ組み立て体等の分解斜視図。
り部材,3群レンズ組み立て体等の分解斜視図。
【図5】上記第1の実施形態のレンズ鏡筒の縦断面図で
あり、沈胴状態を示す。
あり、沈胴状態を示す。
【図6】上記第1の実施形態のレンズ鏡筒の縦断面図で
あり、上半部が撮影準備状態およびワイド状態を示し、
下半部がテレ状態を示す。
あり、上半部が撮影準備状態およびワイド状態を示し、
下半部がテレ状態を示す。
【図7】上記第1の実施形態のレンズ鏡筒の可動フレア
絞り装着部周りの縦断面図。
絞り装着部周りの縦断面図。
【図8】上記第1の実施形態のレンズ鏡筒のレンズ組み
立て体と位置決め治具との位置決め状態での縦断面図。
立て体と位置決め治具との位置決め状態での縦断面図。
【図9】本発明の第2の実施形態の絞り装置を内蔵する
レンズ鏡筒の主要部分の分解斜視図。
レンズ鏡筒の主要部分の分解斜視図。
【図10】上記第2の実施形態のレンズ鏡筒の断面図を
示し、図10(A)が図9のA−A断面、図10(B)
が図10(A)のB−B断面を示す。
示し、図10(A)が図9のA−A断面、図10(B)
が図10(A)のB−B断面を示す。
23 ……絞り部材 24,25,93,94……ガイド軸(軸状案内部材) 43 ……3群レンズ(光学素子) 92 ……レンズ(光学素子)
Claims (3)
- 【請求項1】 光学部材を直進駆動させるための軸状案
内部材と、 上記軸状案内部材によって支持された絞り部材と、 を有することを特徴とする絞り装置。 - 【請求項2】 光学素子と、 上記光学素子を直進案内する軸状案内部材と、 上記軸状案内部材によって支持された絞り部材と、 を有することを特徴とする絞り装置。
- 【請求項3】 光学素子と、 上記光学素子に直接的に設けられ、上記光学素子を直進
案内する軸状案内部材と、 上記軸状案内部材によって支持された絞り部材と、 を有することを特徴とする絞り装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11051557A JP2000250092A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 絞り装置 |
US09/512,586 US6324019B1 (en) | 1999-02-26 | 2000-02-24 | Lens housing having aperture device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11051557A JP2000250092A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 絞り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000250092A true JP2000250092A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12890305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11051557A Withdrawn JP2000250092A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 絞り装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6324019B1 (ja) |
JP (1) | JP2000250092A (ja) |
Families Citing this family (37)
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---|---|---|---|---|
JPH114371A (ja) | 1997-06-12 | 1999-01-06 | Asahi Optical Co Ltd | デジタルスチルカメラ |
JP4530500B2 (ja) * | 2000-08-03 | 2010-08-25 | パナソニック株式会社 | 投写レンズシフト機構 |
US6540146B2 (en) * | 2001-01-12 | 2003-04-01 | Mei-Yen Wu | Scanning projection light source for barcode device |
TWI229231B (en) * | 2002-02-21 | 2005-03-11 | Pentax Corp | Retractable lens system and method of retracting a retractable lens system |
US6952526B2 (en) * | 2002-08-27 | 2005-10-04 | Pentax Corporation | Retractable lens barrel |
US6959148B2 (en) | 2002-08-27 | 2005-10-25 | Pentax Corporation | Retractable photographing lens |
US7106961B2 (en) * | 2002-08-27 | 2006-09-12 | Pentax Corporation | Lens barrel incorporating the advancing/retracting mechanism |
US7043154B2 (en) * | 2002-08-27 | 2006-05-09 | Pentax Corporation | Photographing lens having an optical element retracting mechanism |
US7031604B2 (en) * | 2002-08-27 | 2006-04-18 | Pentax Corporation | Lens barrel incorporating the linear guide mechanism |
US7025512B2 (en) * | 2002-08-27 | 2006-04-11 | Pentax Corporation | Retracting mechanism of a retractable lens |
JP2004085934A (ja) * | 2002-08-27 | 2004-03-18 | Pentax Corp | ズームレンズ鏡筒の繰出カム機構及び繰出カム機構 |
US7085486B2 (en) | 2002-08-27 | 2006-08-01 | Pentax Corporation | Lens barrel incorporating a rotatable ring |
US7035535B2 (en) * | 2002-08-27 | 2006-04-25 | Pentax Corporation | Optical element retracting mechanism for a retractable photographing lens |
US7027727B2 (en) | 2002-08-27 | 2006-04-11 | Pentax Corporation | Lens barrel incorporating the cam mechanism |
US7010224B2 (en) | 2002-08-27 | 2006-03-07 | Pentax Corporation | Lens barrel incorporating the rotation transfer mechanism |
US6990291B2 (en) | 2002-08-27 | 2006-01-24 | Pentax Corporation | Lens barrel having a moving optical element support frame |
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