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JP2000244625A - 携帯電話機における音声認識起動方法及び音声認識携帯電話装置 - Google Patents

携帯電話機における音声認識起動方法及び音声認識携帯電話装置

Info

Publication number
JP2000244625A
JP2000244625A JP11045018A JP4501899A JP2000244625A JP 2000244625 A JP2000244625 A JP 2000244625A JP 11045018 A JP11045018 A JP 11045018A JP 4501899 A JP4501899 A JP 4501899A JP 2000244625 A JP2000244625 A JP 2000244625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice recognition
voice
telephone
unit
telephone number
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11045018A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Toba
弘之 鳥羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Saitama Ltd
Original Assignee
NEC Saitama Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Saitama Ltd filed Critical NEC Saitama Ltd
Priority to JP11045018A priority Critical patent/JP2000244625A/ja
Priority to US09/511,904 priority patent/US6529747B1/en
Priority to GB0004305A priority patent/GB2349306B/en
Publication of JP2000244625A publication Critical patent/JP2000244625A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/26Devices for calling a subscriber
    • H04M1/27Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously
    • H04M1/271Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously controlled by voice recognition
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
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    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0214Foldable telephones, i.e. with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0241Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings using relative motion of the body parts to change the operational status of the telephone set, e.g. switching on/off, answering incoming call
    • H04M1/0245Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings using relative motion of the body parts to change the operational status of the telephone set, e.g. switching on/off, answering incoming call using open/close detection

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  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り畳み型やフリップ型の携帯電話機におい
て、折り畳んだ状態やカバー(フリップ)を閉じた状態
から、発信時における開いた際に、自動的に音声認識動
作を起動して、ダイヤル発信禁止を解除し、かつ、自動
発信が出来るようにし、その使い勝手の向上を図る。 【解決手段】 アンテナ1から制御部10及び液晶ディ
スプレイ11を備えるとともに、入力操作部13、メモ
リ16、音声認識回路20、開閉検出回路21及びタイ
マー回路22を備えた構成において、携帯電話機を閉じ
た状態(折り畳んだ状態又はカバーが操作部の全部ある
いは一部を覆う状態)から発信時の開いた状態を検出し
た際に、音声認識動作を起動し、かつ、発信にかかる音
声データを音声認識して、この音声認識が正常に行われ
た際に、ダイヤル発信禁止を解除し、また、特定の電話
番号をに対して自動発信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳み型やフリ
ップ型の携帯電話機において、折り畳んだ状態やカバー
(フリップ)を閉じた状態から開いた際(発信時)に自
動的に音声認識動作を起動してダイヤル発信禁止を解除
し、また、電話番号に対する自動発信を行う携帯電話機
における音声認識起動方法及び音声認識携帯電話装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタルセルラー移動電話システ
ム(PDC/Personal Digital Cellular Telecommunic
atin System)や簡易電話システム(PHS/Personal H
andyphone System) などでは、音声認識機能を備えた携
帯電話機が用いられている。この音声認識機能には、各
種のものがあり、例えば、予め設定したダイヤル発信禁
止状態を入力音声を認識して解除したり、氏名の音声入
力に対して、その電話番号を液晶ディスプレイ(LC
D)上に読み出すなどの例が知られている。このような
音声認識による電話番号の読み出しを行う場合、携帯電
話機の前面又は側面などに割り付けられた音声認識ボタ
ン(キー)を操作して、音声認識動作を起動し、この
後、音声認識にかかる音声入力を使用者が行っている。
【0003】このような携帯電話機には、例えば、スト
レート型、フリップ型、折り畳み型と呼称される外形形
状のものがある。ストレート型は前面にスピーカ、マイ
クロホン及び各種のボタン(キー)を配置したものであ
り、フリップ型は、ストレート型と同様に前面にスピー
カ、マイクロホン及びキー操作部を配置し、かつ、キー
操作部を覆う開閉カバーが設けられ、このカバーを発信
時や着信時に開いて、このカバー内に設けられたマイク
ロホンに送話を行う構造である。また、折り畳み型は、
折り畳んで携帯し、発信時又は着信時に開いてストレー
ト型と同様の状態で使用する構造である。
【0004】このような折り畳み型の携帯電話機では、
音声認識による電話番号の読み出しなどを行う場合、折
り畳んだ状態から開いて前面に配置されたキー操作部に
割り付けられた音声認識ボタン(キー)を操作して音声
認識動作を起動している。フリップ型の携帯電話機で
も、カバーを開いて、前面に配置されたキー操作部に割
り付けられた音声認識ボタンを操作して、音声認識動作
を起動している。この場合、折り畳んだ状態やフリップ
を閉じた状態から開いた際の、前面に割り付けられた音
声認識ボタンの操作が面倒であり、使い勝手が悪いとい
う欠点がある。
【0005】このような面倒な操作に対する改良技術と
して、特開平10−290286号公報の「通信装
置」、及び、特開平10−308818号公報の「音声
認識ハンズフリー通話装置」の従来例が知られいてる。
前者の公報例は、使用者が予め登録した音声を入力した
際に、予め設定したダイヤル発信禁止状態を解除してい
る。また、後者の従来例は、ハンズフリー機能及び音声
認識機能を備えており、ボタン操作を行わずに車両内な
どでの完全なハンズフリー通話を出来るようにしてい
る。この例は、音声認識によってダイヤル発信禁止状態
の解除や完全なハンズフリー通話が出来るものの、折り
畳み型やフリップ型の携帯電話機には、その閉じた状態
から開いた際に自動的に音声認識動作を起動することは
出来ない。
【0006】また、折り畳み型の携帯電話機に関して
は、特許第2531436号の「携帯電話機」が知られ
ており、この従来例では、折り畳み型の携帯電話機にあ
って、二つ折りの閉じた状態から開いた状態を検出した
際に、記憶している特定の電話番号に対して発信できる
ようにしている。この場合、ボタン操作を行わずに発信
が可能になるものの、使用者を音声認識で特定していな
いため予期しない他人による発信利用や、特定発信の電
話番号が解読されてしまうなどの不安がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような上記従来例
において、折り畳み型やフリップ型の携帯電話機では、
閉じた状態から開き、そして前面や側面などに割り付け
られた音声認識ボタンを操作して、音声認識動作を起動
をする必要があり、その操作が面倒であり、使い勝手が
悪いという欠点がある。
【0008】また、特開平10−290286号の従来
例では、この改善が可能なものの、折り畳み型やフリッ
プ型の携帯電話機では、その閉じた状態から開いた際に
自動的に音声認識動作を起動することは出来ない。更
に、特開平10−308818号の従来例では、使用者
を音声認識で特定していないため予期しない他人による
発信利用や、特定発信先が解読されるなどの不安があ
る。
【0009】本発明は、このような従来の技術における
課題を解決するものであり、折り畳み型やフリップ型の
携帯電話機において、折り畳んだ状態やカバーを閉じた
状態から発信時に開いた際に、自動的に音声認識動作を
起動してダイヤル発信禁止を解除し、また、電話番号に
対する自動発信が出来るようになり、使用の安全ととも
に、その使い勝手が向上する携帯電話機における音声認
識起動方法及び音声認識携帯電話装置の提供を目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の携帯電話機における音声認識起動方法は、
待機状態で操作部が覆われる構造の携帯電話機での動作
を音声認識で起動するものであり、操作部が覆われる閉
じた状態から開いた状態を検出するステップと、この開
いた状態の検出によって音声認識動作を起動するステッ
プと、発信にかかる音声データを音声認識するステップ
と、この音声認識が正常に行われた際に、予め設定した
電話番号を読み出すステップと、この読み出した特定の
電話番号に対して発信するステップとを有している。
【0011】本発明の音声認識携帯電話装置は、待機状
態で操作部が覆われる構造の携帯電話機での動作を音声
認識で起動するものであり、無線送受信を行う無線送受
信手段と、操作部が覆われた閉じた状態から開いた状態
を検出する開閉検出手段と、開閉検出手段での検出によ
って音声認識動作を起動して発信にかかる音声データを
音声認識する音声認識手段と、音声認識手段での音声認
識が正常に行われた際に、予め定めた特定の電話番号を
無線送受信手段を通じて自動発信する制御を行う発信制
御手段とを備える構成としてある。
【0012】前記音声認識携帯電話装置の構成に、複数
の電話番号を予め記憶する記憶手段を更に備え、操作部
を通じて記憶手段に記憶した電話番号の一つを特定する
設定を行い、音声認識後に、予め設定した特定の電話番
号を発信制御手段が読み出して自動発信する構成として
ある。
【0013】また、前記音声認識携帯電話装置の構成
に、複数の電話番号を予め記憶する記憶手段及び少なく
とも電話番号を画面表示する表示手段を更に備え、操作
部を通じて記憶手段に記憶した電話番号を特定する設定
を行い、音声認識後に、設定された特定の電話番号を表
示手段で画面表示し、この画面表示された特定の電話番
号に対して自動発信する構成としてある。更に、前記表
示手段で画面表示する特定の電話番号の一部又は全部を
予め定めた数字以外の記号で画面表示する構成としてあ
る。
【0014】また、前記音声認識携帯電話装置の構成
に、複数の電話番号を予め記憶する記憶手段及び少なく
とも電話番号を画面表示する表示手段を更に備え、操作
部を通じて記憶手段に記憶した複数の電話番号を特定す
る設定を行い、この設定された複数の電話番号を音声認
識後に表示手段で画面表示し、この画面表示された複数
の電話番号から一つの電話番号を選択するための音声デ
ータを音声認識手段が認識し、この音声認識で特定した
電話番号を発信制御手段が読み出して自動発信する構成
としてある。
【0015】更に、前記操作部で予め設定されたダイヤ
ル発信禁止に対して、開閉検出手段が開いた状態を検出
した際のダイヤル発信禁止を解除するための音声データ
を音声認識手段が認識して、このダイヤル発信禁止を解
除し、この後に、読み出した特定の電話番号に自動発信
する構成としてある。
【0016】また、前記操作部で予め設定されたダイヤ
ル発信禁止に対して、開閉検出手段が開いた状態を検出
した際に、ダイヤル発信禁止を解除するための音声デー
タを音声認識手段が認識してダイヤル発信禁止を解除
し、このダイヤル発信禁止の解除後に、表示手段で表示
された複数の電話番号から選択した電話番号に自動発信
する構成としてある。
【0017】更に、前記音声認識携帯電話装置の構成
に、時間計時手段を更に備え、表示手段で電話番号を画
面表示した時間計時手段での一定時間経過後に、この電
話番号に対する自動発信を行う構成としてある。また、
前記時間計時手段での一定時間を操作部から設定する構
成としてある。
【0018】本発明の音声認識携帯電話装置は、セル基
地局との無線回線接続を行う無線部と、変調及び復調を
行う変復調部と、通信チャネルでの送受信接続を行うた
めのチャネル設定部と、受話信号を復号化し、かつ、送
話信号を符号化するコーデック部と、送話及び受話を行
うためのマイクロホン及びスピーカと、通話及び音声認
識にかかる制御を実行する制御部と、電話にかかる画面
表示を行う液晶ディスプレイと、着信呼び出しを振動し
て報知するためのバイブレータと、電源オン又はオフ、
オンフック又はオフフック、機能選択、電話番号を含む
入力操作を行うための入力操作部と、着信呼び出し時に
点滅して報知するための発光ダイオードと、少なくとも
電話番号を記憶するメモリと、外部のデータ端末と接続
するためのインタフェース部と、ワーキング用のRAM
と、ブートプログラム、制御プログラムを格納したRO
Mと、予め特定話者が設定した音声認識にかかる音声デ
ータを記憶して、音声認識動を行うための音声認識回路
と、操作部が覆われている状態又は開いた状態を検出す
る開閉検出回路と、予め定めた一定時間を計時して制御
部に割り込みをかけるタイマー回路とを備える構成とし
てある。
【0019】前記音声認識携帯電話装置の構成が、少な
くともTDMA方式のPDC端末、TDMA/TDD方
式のPHS端末、CDMA方式の電話端末に適用されも
のである。
【0020】前記少なくとも操作部が待機状態で覆われ
る構造の音声認識携帯電話装置の構成を、折り畳み型の
携帯電話電話機、又は、操作部の一部又は全部をカバー
が覆うフリップ型の携帯電話電話機とするものである。
【0021】このような本発明の携帯電話機における音
声認識起動方法及び音声認識携帯電話装置は、閉じた状
態(折り畳んだ状態又はカバーが操作部の全部あるいは
一部を覆う状態)から発信時の開いた状態を検出した際
に、音声認識動作を起動し、かつ、ダイヤル発信禁止を
解除や発信にかかる音声データを音声認識して音声認識
が正常に行われた際に、ダイヤル発信禁止を解除し、ま
た、特定の電話番号に対して発信する。また、特定の電
話番号の一部又は全部を予め定めた数字以外の記号で画
面表示している。
【0022】この結果、音声認識を起動するための特番
キーの操作が不要になり、折り畳み型やフリップ型の携
帯電話機での使い勝手が向上する。また、特定の電話番
号が予期しない他人によって判明されないように出来
る。
【0023】また、本発明の携帯電話機における音声認
識起動方法及び音声認識携帯電話装置は、特定の電話番
号又は複数の電話番号から音声認識で選択した電話番号
を画面表示する際の一定時間を使用者が自由に設定部か
ら設定している。
【0024】この結果、音声認識で読み出し電話番号を
確認する時間が、使用者で希望する時間に設定される。
この場合、使用環境に合わせた電話番号の確認が容易に
なる。例えば、画面表示された電話番号を目視し難い移
動中などの使用状態でも、その電話番号の確認が容易に
出来るようになる。
【0025】
【発明の実施の形態】次に、本発明の携帯電話機におけ
る音声認識起動方法及び音声認識携帯電話装置の実施の
形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の
携帯電話機における音声認識起動方法及び音声認識携帯
電話装置の実施形態における電気的構成を示すブロック
図であり、図2は折り畳み型の音声認識携帯電話装置の
外観構成を示す斜視図である。
【0026】図1及び図2において、この音声認識携帯
電話機は、折り畳み型であるが、フリップ型の音声認識
携帯電話機も、以下と同様の電気的構成であり、その動
作も同一である。以下、折り畳み型のみをもって説明す
る。この音声認識携帯電話機は、PDC端末の例であ
る。なお、折り畳み型又はフリップ型のPHS端末も、
一部の動作(TDMA/TDD−RCD−STD−28
規格)が異なるのみであり、以下と同様に動作する。
【0027】このPDC端末は、図示しないセル基地局
との無線送受信を行うアンテナ1と、図示しないセル基
地局との無線回線接続を行う無線部2と、QPSK信号
などの変調及び復調を行う変復調部3と、タイムスロッ
トでの送受信接続を行うTDMA部4と、受話信号を復
号化し、かつ、送話信号を符号化するコーデック(CO
DEC)部5と、送話信号を送出するマイクロホン6a
と、受話信号を音声送出し、呼び出し音を送出するリン
ガとして動作するスピーカ6bとを備えている。
【0028】また、このPDC端末は、通話の制御とと
もに、制御部10と、受信電界強度や発信/着信の電話
番号等を画面表示するための液晶ディスプレイ(LC
D)11と、着信呼び出しを振動して報知するためのバ
イブレータ12と、電源オン又はオフ、オンフック又は
オフフック、機能選択、電話番号等の入力操作を行うた
めの入力操作部13と、着信呼び出し時に点滅して報知
するための発光ダイオード(LED)14と、電話帳情
報などを記憶するメモリ16とを備えている。
【0029】更に、このPDC端末は、外部のデータ端
末と接続するためのインタフェース(I/F)部17
と、ワーキング用のRAM18と、ブートプログラムや
制御プログラムを格納したROM19と、予め特定話者
(使用者)が設定した音声認識にかかる音声データを記
憶し、この音声認識携帯電話機を折り畳んだ状態から開
いた際に、制御部10の制御で自動的に音声認識動作を
起動する音声認識回路20と、二つに折り畳んだ受信待
機や携帯状態を検出し、また、開いた状態を検出し、光
検出器や機械スイッチを用いた開閉検出回路21と、予
め定めた一定時間を計時して制御部10に割り込みをか
けるタイマー回路22とを備えている。
【0030】無線部2は、高周波増幅、周波数変換、中
間周波(IF)増幅、自動利得制御(AGC)等の処理
を行う無線受信部と、無線信号を送出する周波数変換や
電力増幅を行う無線送信部と、この無線受信部からのI
F信号をエンベロープ検波などによって受信電界強度を
検出する受信電界強度検出(RSSI)部と、送受信周
波数を決定するための高速切替シンセサイザ(DLP
S)等から構成されるのが一般的である。
【0031】次に、この実施形態の動作について説明す
る。まず、図1及び図2に示すPDC端末の基本的な動
作について説明する。このPDC端末の通信動作は、R
CD−STD−27F/G規格で動作する。例えば、P
DC端末がセル基地局のセルに移動すると、報知チャネ
ル(BCCH:Broadcasting Control Channel) で通知
される位置情報を取り込み、位置登録シーケンスを実行
して新たな位置登録を行う。この位置登録後に、セル基
地局とPDC端末との間で、制御チャネル(共通制御チ
ャネル(CCCH:Common Control Channel) −一斉呼
び出しチャネル(PCH:Paging Channel) /個別セル
用チャネル(SCCH:Signaling Control Channel )
を通じて、着信呼び出し、発信、位置登録、着信応答の
ための情報チャネル(TCH:Traffic Channel)の要求
と、そのリンク確立などのシーケンスが実行される。
【0032】更に、通信チャネル「TCH−高速付随制
御チャネル(FACCH:Fast Associated Control C
hannel) /低速付随制御チャネル(SACCH:SlowAC
CH)」を通じて通信に必要な情報(ダイヤル情報、機能
選択情報等)の伝送を行うとともに、音声データ及び通
信データの伝送を行う。また、PDC端末が他のセル基
地局のサービスエリアに移動する際に、その受信電界強
度の低下を検出してモバイルアシステッド(Mobile Assi
sted) ハンドオーバ処理シーケンスを実行して、移動し
た次のセル基地局を通じた通信が行われる。
【0033】この動作にあって、発信時は、入力操作部
13でのオフフックの後に、更に、電話番号が入力さ
れ、この電話番号(選択信号)が、無線部2及びアンテ
ナ1を通じてセル基地局に送信される。そして複数のセ
ル基地局を収容する移動通信制御局(MCC)がデータ
ベース(加入者ファイル)などを調べて通信チャネルを
割り当て、TDMAにおける一定時間周期のフレームを
複数の時間間隔で分割したタイムスロット(通信チャネ
ル)を割り当てている。なお、セル基地局が独自に通信
チャネルを割り当てるネットワーク構成もある。
【0034】この通信チャネルによってセル基地局を通
じて選択信号受信、番号翻訳、出線選択リンク選択、呼
び出し信号送出、応答検出、通話路閉成の一連の交換接
続シーケンスが実行される。そして、マイクロホン6a
からの送話信号が、コーデック部5で符号化され、TD
MA部4を通じて割り当てられたタイムスロットに乗せ
た送話信号を、変復調部3でQPSK信号などに直交変
調し、無線部2及びアンテナ1を通じてセル基地局に無
線送信する。セル基地局からの各種の交換信号や接続先
からの、アンテナ1及び無線部2を通じたQPSK信号
を、変復調部3で直交変換(I/Q変換)し、TDMA
部4を通じてコーデック部5で復号化してスピーカ6a
から音声出力する。この通話の後の終話検出を制御部1
0が取り込むと、その電話網に対する通話路復旧が、セ
ル基地局を通じて行われる。
【0035】次に、本発明に対応する実施形態の動作に
ついて説明する。図3はPDC端末の開閉による音声認
識回路20での起動動作の処理手順を示すフローチャー
トである。図1から図3において、前記した通話動作
は、この二つ折りの音声認識携帯電話機を折り畳んだ状
態から開いた状態で実行される。この開いた状態を開閉
検出回路21が検出して制御部10に割り込みをかける
(図3中のステップS1,S2)。制御部10が音声認
識回路20を起動する。そして、使用者が、音声認識を
行うための音声入力をマイクロホン6aに対して行う。
この音声入力は、例えば、「特定の電話番号を発信しま
す」などである。
【0036】この音声データがコーデック部5を通じて
音声認識回路20に入力される。音声認識回路20は、
特定話者(使用者) の音声入力を音声認識する。この音
声認識としては、線形予測法、PARCOR分析法や動
的計画法(Dinamic Programming) が周知である。予め音
声認識にかかる特定話者(使用者) の音声を登録してお
く。すなわち、入力操作部13を操作して音声認識設定
を指示し、制御部10が音声認識設定モードに設定され
る。この後、使用者からの音声認識にかかる音声入力を
マイクロホン6aに対して行う。
【0037】例えば、「特定の電話番号を発信します」
の音声入力による音声データを音声認識回路20の図示
しないメモリなどに予め記憶して登録する(ステップS
3)。この音声入力が一定時間内に行われた場合の音声
認識後にメモリ16に記憶されている電話帳における予
め定めた特定の電話番号を自動的に読み出し、液晶ディ
スプレイ11に画面表示するとともに、タイマー回路2
2で計時した一定時間を制御部10が取り込んだ、その
経過後に、制御部10が無線部2を制御して表示された
特定の電話番号に対する自動発信を行う(ステップS
4)。この特定の電話番号は、予め使用者が、入力操作
部13から入力してメモリ16に設定する。
【0038】なお、ここでは音声認識後に予め定めた特
定の電話番号を自動的に読み出して発信しているが、こ
れに対して任意の電話番号を自動的に読み出すことも出
来る。すなわち、氏名を入力し、その音声認識で氏名に
対応する電話番号を自動的に読み出し、前記同様に液晶
ディスプレイ11に画面表示した後の一定時間の経過後
に自動発信する。更に、特定の電話番号として、複数を
指定し、この複数の特定の電話番号を液晶ディスプレイ
11に画面表示した後に、音声認識によって選択するよ
うにも出来る。例えば、「電話番号1(又は2,3)を
発信する」などを音声入力し、この音声データに対する
音声認識によって複数の特定の電話番号から一つの電話
番号選択して自動発信するようにも出来る。
【0039】また、予め設定したダイヤル発信禁止状態
を入力音声を認識して解除し、この後、予め定めた特定
の電話番号を自動的に読み出して自動発信するようにも
出来る。この場合、開いた際に実行される音声認識は、
ダイヤル発信禁止の解除と同等の意味をもっている。し
たがって、予め設定したダイヤル発信禁止状態を入力音
声を認識して解除することは、必要がないものである
が、このダイヤル発信禁止状態を入力音声を認識して解
除することによって、予期しない他人によるダイヤル発
信をより完全に防止できるようになる。
【0040】また、この実施形態では、TDMA方式
(PDC)及びTDMA/TDD方式(PHS)をもっ
て説明したが、IS−95規格CDMA方式及びワイド
バンドCDMA方式の携帯電話機にもそのまま適用でき
る。
【0041】次に、この音声認識による発信動作の要部
を詳細に説明する。図4はPDC端末の開閉による音声
認識回路20の起動動作の詳細な処理手順を示すフロー
チャートである。図1、図2及び図4において、この音
声認識携帯電話機が折り畳まれた状態から開いた状態
を、開閉検出回路21が検出して制御部10に割り込み
をかける(図4中のステップS11)。制御部10が音
声認識回路20を起動する(ステップS12)。そし
て、使用者が、音声認識を行うための音声入力をマイク
ロホン6aに対して行う。
【0042】例えば、「特定の電話番号を発信します」
などである。この音声データを制御部10が、コーデッ
ク部5、音声認識回路20を通じて取り込み、その音声
入力(音声データの入力)判断する(ステップS3
1)。ここで音声入力がない場合(No)、待機状態
(受信状態)に設定される(ステップS14)。
【0043】また、ステップS13で音声入力が行われ
た場合(Yes)、制御部10が音声認識回路20を自
動起動する。そして音声認識回路20が、マイクロホン
6aからの音声データに対する音声認識を処理する。こ
の音声認識にかかる音声入力は、例えば、「特定の電話
番号を発信します」などである。
【0044】この音声データがコーデック部5を通じて
音声認識回路20に入力される。音声認識回路20で
は、前記した線形予測法、PARCOR分析法や動的計
画法によって特定話者( 使用者) からの音声入力の音声
データに対する音声認識を行う(ステップS15)。次
に、この音声認識回路20での音声認識が正常に行われ
たを判断する(ステップS16)。この音声認識の結果
が不可の場合(No)、この音声認識不可データが、制
御部10、コーデック部5を通じてスピーカ6bに送出
され、ここから音声出力されるとともに、液晶ディスプ
レイ11で音声認識不可が液晶ディスプレイ11で画面
表示される(ステップS17)。この音声認識不可の画
面表示後は、ステップS14に戻って待機状態に設定さ
れる。
【0045】また、ステップS16で音声認識の結果が
正常に行われた場合(Yes)、この音声認識正常デー
タが、制御部10、コーデック部5を通じてスピーカ6
bに送出され、ここから音声出力されるとともに、液晶
ディスプレイ11で音声認識正常が液晶ディスプレイ1
1で画面表示される(ステップS18)。この音声認識
結果は、「特定の電話番号を発信します」の正常な音声
認識が行われたことを表示するとともに、制御部10は
メモリ16に記憶されている電話帳における予め定めた
特定の電話番号を自動的に読み出して画面表示する。こ
の後、音声発生に対応する、記憶された電話帳(メモリ
ダイヤル)の特定の電話番号に自動的に発信する。
【0046】なお、特定の電話番号は、他人への漏洩を
防止するために、その数字列を、液晶ディスプレイ11
に画面表示しないようにし、例えば、数字以外の特定の
マーク列をもって画面表示するようにしても良い。
【0047】次に、この音声認識正常の音声表示、画面
表示の後に、タイマー回路22を制御部10が制御し、
予め定めた一定時間(n秒)をタイマー回路22が計時
し、このn秒経過が判断される(ステップS19)。こ
の計時でn秒が経過しない場合(No)、かつ、入力操
作部13からの発信中止指示の取り込みを制御部10が
判断する(ステップS20)。発信中止指示の取り込み
を制御部10が取り込んだ場合(S20:Yes)、次
に、ステップS14に進んで待機状態に設定される。ま
た、ステップS19でn秒が経過した場合(Yes)、
制御部10が無線部2を制御して表示された特定の電話
番号に対する発信を行う(ステップS21)。
【0048】このように、音声認識で読み出し電話番号
を確認する時間が、使用者が希望する時間に設定できる
ため、使用環境、例えば、画面表示された電話番号を目
視し難い移動中などの使用状態でも、その電話番号の確
認が容易に出来るようになる。
【0049】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の携帯電話機における音声認識起動方法及び音声認識携
帯電話装置によれば、折り畳んだ状態又はカバーが操作
部の全部あるいは一部を覆う状態から発信時の開いた状
態を検出した際に、音声認識動作を起動し、かつ、ダイ
ヤル発信禁止を解除や発信にかかる音声データを音声認
識して、この音声認識が正常に行われた際に、ダイヤル
発信禁止を解除し、また、特定の電話番号に対して自動
的に発信している。
【0050】この結果、音声認識を起動するための特番
キーの操作が不要になり、折り畳み型やフリップ型の携
帯電話機での使い勝手が向上する。
【0051】また、本発明の携帯電話機における音声認
識起動方法及び音声認識携帯電話装置によれば、特定の
電話番号の一部又は全部を予め定めた数字以外の記号で
画面表示している。
【0052】この結果、折り畳み型やフリップ型の携帯
電話機での使い勝手が向上するとともに、特定の電話番
号が予期しない他人で判明しないようになる。
【0053】更に、本発明の携帯電話機における音声認
識起動方法及び音声認識携帯電話装置は、特定の電話番
号又は複数の電話番号から音声認識で選択した電話番号
を画面表示する際の一定時間を使用者が自由に設定部か
ら設定している。
【0054】この結果、音声認識で読み出し電話番号を
確認する時間が、使用者が希望する時間に設定できるよ
うになり、使用環境、例えば、画面表示された電話番号
を目視し難い移動中などの使用状態でも、その電話番号
の確認が容易に出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話機における音声認識起動方法
及び音声認識携帯電話装置の実施形態における電気的構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す音声認識携帯電話装置の外観構成を
示す斜視図である。
【図3】実施形態にあってPDC端末の開閉による音声
認識回路の起動動作の処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】実施形態にあってPDC端末の開閉による音声
認識回路の起動動作の詳細な処理手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
2 無線部 3 変復調部 4 TDMA部 5 コーデック部 10 制御部 11 液晶ディスプレイ 13 入力操作部 16 メモリ 20 音声認識回路 21 開閉検出回路 22 タイマー回路
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月14日(2000.4.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の携帯電話機における音声認識起動方法は、
待機状態で操作部が覆われる構造の携帯電話機における
動作を、音声認識で起動するための音声認識起動方法に
おいて、操作部が覆われる閉じた状態から開いた状態を
検出するステップと、操作部が開いた状態検出するこ
によって音声認識動作を起動するステップと、発信に
かかる音声データを音声認識するステップと、この音声
認識が正常に行われたときに、予め設定した電話番号を
読み出すステップと、この読み出した特定の電話番号に
対して発信するステップと、音声の入力がなく音声認識
を行わなかったときに、待機状態に設定するステップと
を有している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】本発明の音声認識携帯電話装置は、待機状
態で操作部が覆われる構造の携帯電話機における動作を
音声認識で起動する音声認識携帯電話装置において、無
線送受信を行う無線送受信手段と、前記操作部が覆われ
た閉じた状態から開いた状態を検出する開閉検出手段
と、前記開閉検出手段が開いた状態を検出したときに
声認識動作を起動して発信にかかる音声データを音声認
識する音声認識手段と、前記音声認識手段での音声認識
が正常に行われたときに、予め設定した電話番号を前記
無線送受信手段を通じて発信する制御を行う発信制御手
段と、前記音声認識手段が音声認識を行わなかったとき
に、待機状態に設定する制御手段とを備える構成として
ある。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】また、ステップS13で音声入力が行われ
た場合(Yes)、音声認識回路20が、マイクロホン
6aからの音声データに対する音声認識を処理する。
の音声認識にかかる音声入力は、例えば、「特定の電話
番号を発信します」などである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】この音声データがコーデック部5を通じて
音声認識回路20に入力される。音声認識回路20で
は、前記した線形予測法、PARCOR分析法や動的計
画法によって特定話者( 使用者) からの音声入力の音声
データに対する音声認識を行う(ステップS15)。次
に、この音声認識回路20での音声認識が正常に行われ
ことを判断する(ステップS16)。この音声認識の
結果が不可の場合(No)、この音声認識不可データ
が、制御部10、コーデック部5を通じてスピーカ6b
に送出され、ここから音声出力されるとともに、液晶デ
ィスプレイ11で音声認識不可が液晶ディスプレイ11
で画面表示される(ステップS17)。この音声認識不
可の画面表示後は、ステップS14に戻って待機状態に
設定される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA11 BB02 FF01 FF22 FF25 GG08 HH20 HH23 5K036 AA07 BB01 DD16 DD17 FF06 JJ03 JJ13 JJ15 KK06 KK14 5K067 AA34 BB04 DD13 DD51 EE02 EE10 FF07 FF25 FF31 GG01 HH13 HH22 KK17

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 待機状態で操作部が覆われる構造の携帯
    電話機での動作を音声認識で起動するための音声認識起
    動方法において、 操作部が覆われる閉じた状態から開いた状態を検出する
    ステップと、 この開いた状態の検出によって音声認識動作を起動する
    ステップと、 発信にかかる音声データを音声認識するステップと、 この音声認識が正常に行われた際に、予め設定した電話
    番号を読み出すステップと、 この読み出した特定の電話番号に対して発信するステッ
    プと、 を有することを特徴とする携帯電話機における音声認識
    起動方法。
  2. 【請求項2】 待機状態で操作部が覆われる構造の携帯
    電話機での動作を音声認識で起動する音声認識携帯電話
    装置において、 無線送受信を行う無線送受信手段と、 前記操作部が覆われた閉じた状態から開いた状態を検出
    する開閉検出手段と、 前記開閉検出手段での検出によって音声認識動作を起動
    して発信にかかる音声データを音声認識する音声認識手
    段と、 前記音声認識手段での音声認識が正常に行われた際に、
    予め定めた特定の電話番号を前記無線送受信手段を通じ
    て発信する制御を行う発信制御手段と、 を備えることを特徴とする音声認識携帯電話装置。
  3. 【請求項3】 複数の電話番号を予め記憶する記憶手段
    を更に備え、 操作部を通じて前記記憶手段に記憶した電話番号の一つ
    を特定する設定を行い、 音声認識後に、予め設定した特定の電話番号を発信制御
    手段が読み出して自動発信することを特徴とする請求項
    2記載の音声認識携帯電話装置。
  4. 【請求項4】 複数の電話番号を予め記憶する記憶手段
    及び少なくとも電話番号を画面表示する表示手段を更に
    備え、 操作部を通じて前記記憶手段に記憶した電話番号を特定
    する設定を行い、 音声認識後に、設定された特定の電話番号を前記表示手
    段で画面表示し、 この画面表示された特定の電話番号に対して自動発信す
    ることを特徴とする請求項2記載の音声認識携帯電話装
    置。
  5. 【請求項5】 複数の電話番号を予め記憶する記憶手段
    及び少なくとも電話番号を画面表示する表示手段を更に
    備え、 操作部を通じて前記記憶手段に記憶した複数の電話番号
    を特定する設定を行い、 この設定された複数の電話番号を音声認識後に前記表示
    手段で画面表示し、 この画面表示された複数の電話番号から一つの電話番号
    を選択するための音声データを音声認識手段が認識し、 この音声認識で特定した電話番号を発信制御手段が読み
    出して自動発信することを特徴とする請求項2記載の音
    声認識携帯電話装置。
  6. 【請求項6】 前記操作部で予め設定されたダイヤル発
    信禁止に対して、 開閉検出手段が開いた状態を検出した際のダイヤル発信
    禁止を解除するための音声データを音声認識手段が認識
    してダイヤル発信禁止を解除し、 この後に、読み出した特定の電話番号に自動発信するこ
    とを特徴とする請求項2記載の音声認識携帯電話装置。
  7. 【請求項7】 前記操作部で予め設定されたダイヤル発
    信禁止に対して、 開閉検出手段が開いた状態を検出した際に、ダイヤル発
    信禁止を解除するための音声データを音声認識手段が認
    識してダイヤル発信禁止を解除し、 このダイヤル発信禁止の解除後に、表示手段で表示され
    た複数の電話番号から選択した電話番号に自動発信する
    ことを特徴とする請求項3記載の音声認識携帯電話装
    置。
  8. 【請求項8】 時間計時手段を更に備え、 表示手段で電話番号を画面表示した前記時間計時手段で
    の一定時間経過後に、この電話番号に対する自動発信を
    行うことを特徴とする請求項4記載の音声認識携帯電話
    装置。
  9. 【請求項9】 前記時間計時手段での一定時間を操作部
    から設定することを特徴とする請求項8記載の音声認識
    携帯電話装置。
  10. 【請求項10】 前記表示手段で画面表示する特定の電
    話番号の一部又は全部を予め定めた数字以外の記号で画
    面表示することを特徴とする請求項4記載の音声認識携
    帯電話装置。
  11. 【請求項11】 セル基地局との無線回線接続を行う無
    線部と、 変調及び復調を行う変復調部と、 通信チャネルでの送受信接続を行うためのチャネル設定
    部と、 受話信号を復号化し、かつ、送話信号を符号化するコー
    デック部と、 送話及び受話を行うためのマイクロホン及びスピーカ
    と、 通話及び音声認識にかかる制御を実行する制御部と、 電話にかかる画面表示を行う液晶ディスプレイと、 着信呼び出しを振動して報知するためのバイブレータ
    と、 電源オン又はオフ、オンフック又はオフフック、機能選
    択、電話番号を含む入力操作を行うための入力操作部
    と、 着信呼び出し時に点滅して報知するための発光ダイオー
    ドと、 少なくとも電話番号を記憶するメモリと、 外部のデータ端末と接続するためのインタフェース部
    と、 ワーキング用のRAMと、 ブートプログラム、制御プログラムを格納したROM
    と、 予め特定話者が設定した音声認識にかかる音声データを
    記憶して、音声認識動を行うための音声認識回路と、 操作部が覆われている状態又は開いた状態を検出する開
    閉検出回路と、 予め定めた一定時間を計時して制御部に割り込みをかけ
    るタイマー回路と、 を備えることを特徴とする音声認識携帯電話装置。
  12. 【請求項12】 前記請求項11記載の構成が、少なく
    ともTDMA方式のPDC端末、TDMA/TDD方式
    のPHS端末、CDMA方式の電話端末に適用されるこ
    とを特徴とする音声認識携帯電話装置。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも操作部が待機状態で覆
    われる構造が、 折り畳み型の携帯電話電話機、又は、操作部の一部又は
    全部をカバーが覆うフリップ型の携帯電話電話機である
    ことを特徴とする請求項1記載の音声認識携帯電話装
    置。
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