JP2000241213A - 磁気誘導形流量計 - Google Patents
磁気誘導形流量計Info
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Abstract
の切り換えフェーズを、従来公知の磁気誘導形流量計よ
りも短くすることができ、これにより磁界周波数すなわ
ち均一磁界が切り換えられる周波数が高まるようにする
こと。 【解決手段】 測定管と、電磁石と、電流源と、少なく
とも2つの測定電極と評価回路とを備える流動媒体のた
めの磁気誘導形流量計において、付加電流源を用いて、
パルス状の直流として構成されている界磁電流のその都
度の半波の開始の直後に、付加電流が電磁石の界磁巻線
に供給されることを特徴とする磁気誘導形流量計を構成
する。
Description
磁気誘導形流量計に関し、ここでこの流量計は測定管
と、電磁石と、電流源と、少なくとも2つの測定電極
と、評価回路とを有しており、前記の電磁石は測定管軸
に対して少なくとも実質的に垂直に延在する磁界を形成
するために使用されかつ界磁巻線を有し、前記の電流源
は電磁石の界磁巻線にパルス状の直流を界磁電流として
供給するために使用され、前記の測定電極は、測定管軸
および磁界方向に対して少なくとも実質的に垂直に延在
する接続線に沿って配置されており、前記の評価回路
は、これらの測定電極の測定電圧を評価して流量信号を
形成する。ここで有利には界磁電流を制御する電流制御
器および/または電磁石の界磁巻線における電圧を制御
または調整するスイッチングレギュレータ、ならびに有
利には電磁石の界磁巻線の前段に接続された切り換えブ
リッジが設けられている。
本原理はファラデーにまでさかのぼる。ファラデーは1
832年に、電気力学誘導の原理を流速測定に適用する
ことを提案している。ファラデーの誘導法則によれば、
荷電体を運びかつ磁界を通過する流動媒体内に電界強度
が流れの方向および磁界に対して垂直に発生する。磁気
誘導形流量計においてこの法則は、通例2つの磁気コイ
ルからなる磁石が磁界を測定管内の流れ方向に対して垂
直に形成するために利用される。この磁界内ではこの磁
界を通って運動する流動媒体の各々の体積要素は、この
体積要素内に発生する電界強度によって、測定電極を介
して取り出される測定電圧に影響を与える。公知の磁気
誘導形流量計ではこれらの測定電極は、この測定電極が
導電的または容量的に流動媒体に結合されるように形成
される。磁気誘導形流量計の著しい特徴は、測定電圧
と、管の断面にわたって平均した媒体の流速との間に、
すなわち測定電圧と体積要素流との間に比例関係がある
ことである。
番磁界により駆動されていた。ここではコスト上の理由
から、磁界を形成する電磁石は、既存の交流網に接続さ
れており、これによりこの磁界の強度は実質的に正弦波
状に変化する。交流電圧により駆動されるこの磁気誘導
形流量計では、交流電圧網における変動が直接、電磁石
に供給され、したがって変動は完全に磁気誘導形流量計
の測定精度に影響する。それでもなお許容できる測定精
度を保証するために、交番磁界により駆動される磁気誘
導形流量計に対して、電磁石に基準巻線を配置して、こ
の基準巻線に誘導される電圧を測定電極における測定電
圧の補正のために使用することが公知である。
流量計の問題は、測定電極に印加される測定電圧が必然
的に交流電圧網の周波数を有することである。しかしな
がら実用上は、例えば流動媒体中の軸方向の電気的な流
れによって引き起こされた、電源周波数のノイズ電圧も
測定電極に発生する。このノイズ電圧は例えば隣接する
管路にポンプを接地することによって発生する。その後
このノイズ電圧はファラデーの誘導法則にしたがって発
生する測定電圧に重畳される。この問題の結果、交番磁
界により作動する磁気誘導形流量計では高い測定精度を
保証することはできず、そのため工業分野では限定的に
しか使用されない。
より作動する磁気誘導形流量計が次第に評価されるよう
になっている。すなわちこの磁気誘導形流量計は界磁電
流としてのパルス状の直流により作動する。この流量計
は、交番磁界によって作動する磁気誘導形流量計に結び
ついた多くの問題を回避しており、1000分の1程度
までの高い測定精度を可能としている。
導形流量計はさらに、測定フェーズにおける磁界が一定
であるという利点を有する。時間0で1つの状態から別
の状態に変わることのできる磁界は存在しない。これは
ことの性質上仕方のないことである。なぜならば磁界内
にはエネルギーが存在し、このエネルギーをこの磁界か
らまず取り除き、その後逆の極性のためにエネルギーを
再度供給しなければならないからである(ドイツ公開公
報第19713751号の図3を参照のこと)。したが
って切り換えフェーズが発生し、この切り換えフェーズ
では磁界が一定でなく、そのために正確に測定すること
はできない。この切り換えフェーズはとりわけ2つの理
由から障害となる。その1つは切り換えフェーズ中は測
定できないことであり、むだな時間が発生することであ
る。また別の1つは、測定電極から到来する磁界周波数
の逆数に依存するノイズのため、可能な限りに高い磁界
周波数で作動させることが望ましいのであるが、この磁
界周波数が切り換えフェーズの時間的な長さによって制
限されてしまうことである。
詳しく説明した磁気誘導形流量計を改善して、上記のシ
ステム固有の切り換えフェーズを、従来公知の磁気誘導
形流量計よりも短くすることができ、これにより磁界周
波数、すなわち均一磁界が切り換えられる周波数を高め
られるようにすることである。
り、測定管と、電磁石と、電流源と、少なくとも2つの
測定電極と評価回路とを備える流動媒体のための磁気誘
導形流量計であって、電磁石は、測定管軸に対して少な
くとも実質的に垂直に延在する磁界を形成するために使
用されておりかつ界磁巻線を有しており、電流源は、電
磁石の界磁巻線に界磁電流として使用されるパルス状の
直流を給電し、測定電極は、測定管軸および磁界方向に
対して少なくとも実質的に垂直に延在する接続線に沿っ
て配置されており、評価回路は、測定電極の測定電圧を
評価しかつ流量信号を形成する形式の磁気誘導形流量計
において、付加電流源を用いて、パルス状の直流として
構成されている界磁電流のその都度の半波の開始の直後
に、付加電流が電磁石の界磁巻線に供給されることを特
徴とする磁気誘導形流量計を構成する。
の重要な特徴は、付加電流源が設けられており、この付
加電流源を用いて、パルス状の直流として存在する界磁
電流のその都度の半波の開始の直後に、電磁石の界磁巻
線に付加電流を供給することである。
巻線を話題にしてきた。通例、電磁石に界磁巻線とは別
にさらに、所定の磁界強度において磁気誘導および磁束
を強める素子が所属しており、この素子はしばしば巻線
コアとして実現され、さらに磁極片が設けられることが
多い。しかしながら機能的に必要なのは1つの電磁石に
対して界磁巻線1つだけである。つまり界磁巻線はそれ
自体で電磁石である。したがって以下においても場合に
よっては界磁巻線についてだけ話題にし、電磁石の界磁
巻線および電磁石については話題にしない。
量計は通常、界磁巻線を1つずつ備える2つの電磁石を
有している。しかしながら機能的に必要なのは1つの電
磁石と、1つの界磁巻線だけである。通常のように2つ
の電磁石に界磁巻線が1つずつ設けられている場合、こ
れらの界磁巻線は通常、直列に接続される。しかし以下
では1つの電磁石ないしは1つの電磁石の界磁巻線につ
いてのみ話題にすることが多い。本発明にとって課題お
よびその解決手段の点から重要なことは、界磁巻線が2
つ設けられているか、または界磁巻線が1つだけ設けら
れているかに依存しない。
磁巻線に直流電圧が印加されているとすると、この界磁
巻線を流れる直流電流は、インダンクタンスLの抵抗R
に対する比から決まる時定数で増加する。界磁巻線が所
定のインダクタンスLを有する場合、所望の小さな時定
数は大きな抵抗Rによって達成することができる。しか
し界磁巻線の抵抗Rは全体的には不利である。なぜなら
ばこの抵抗Rにおいて電力ないしは電気エネルギーが消
費されるからであり、これは機能的にみれば不要であ
り、したがって所望しないものである。それ自体所望さ
れる、界磁巻線に対する小さな時定数は、この界磁巻線
の抵抗Rを比較的大きく選択することによっては実現で
きない。
Sに対しては、オームの法則から得られる電圧Uだけが
必要であり、この所要の電圧Uは界磁電流目標値ISと
界磁巻線の抵抗Rとの積から得られる。界磁電流目標値
ISに迅速に到達するため、従来の技術では切り換え時
点に界磁巻線に電圧UU(UU=切り換え時点での電圧)
を印加する。この電圧は界磁電流目標値ISに対して定
常的に必要な電圧Uよりも高い電圧である。その次に界
磁電流Iが界磁電流目標値ISに達した後、界磁電流I
がさらに上昇しないようにしなければならない。しかし
この界磁電流Iに作用する手段は必ずこの界磁電流I
を、電圧UUと界磁巻線の抵抗Rとから得られる値にま
で上昇させる。
流Iを界磁電流目標値ISに制御する電流制御器も、電
磁石の界磁巻線における電圧Uを制御/ないし調整する
スイッチングレギュレータも所属している。この流量計
を電流制御器だけで作動させると、この電流制御器内で
電力ないしは電気エネルギーが消費されることになる。
この電力ないしは電気エネルギーは、電圧UUおよび電
圧U間の差分と、界磁電流目標値ISとの積である。電
磁石の界磁巻線における電圧Uを制御または調整するス
イッチングレギュレータにより流量計を付加的に作動さ
せることにより、電流制御器において電力ないしは電気
エネルギーの消費が格段に低減されることが保証され
る。
圧UU」という手段に関連して、したがって電流制御器
および場合によっては付加的にスイッチングレギュレー
タに関連して達成されるのが従来技術である。本発明で
は付加的にまたは上に説明した手段の代わりに付加電流
源を設け、この付加電流源を用いて、パルス状の直流と
して存在する界磁電流Iのその都度の半波の開始の直後
に(かつ短時間だけ)付加電流IZを界磁巻線に供給す
る。この付加電流IZないしはこれに結びついたエネル
ギーにより、切り換え時点の前に磁界にまだ保持されて
いる磁界のエネルギーから比較的短い時間で付加的なエ
ネルギーが除去され、これにより切り換えフェーズ、す
なわち切り換え時点と界磁電流目標値IS到達時点との
間の時間を格段に短縮することができる。
って説明した本発明による磁気誘導形流量計を構成およ
び発展させるために種々のやり方がある。これについて
は請求項1の従属請求項または有利な実施例の説明図面
を関連して参照されたい。
のための磁気誘導形流量計には、測定管2と、電磁石
と、電流源6と、2つの測定電極8と、評価回路10と
が所属している。上記の電磁石は、測定管軸3に対して
少なくとも実質的に垂直に延在する磁界4を形成するた
めに使用されておりかつ界磁巻線5を有しており、その
他の点では図示されていない。上記の電流源6は、電磁
石の界磁巻線5に界磁電流Iとして使用されるパルス状
の直流を給電する。上記の測定電極8は、測定管軸3お
よび磁界方向に対して少なくとも実質的に垂直に延在す
る接続線7に沿って配置されている。上記の評価回路1
0は、測定電極8の測定電圧を評価し、矢印9によって
しめされた流量信号を形成する。
ては磁気誘導形流量計に、図1に示したものの他に図2
から得られる手段ないしは機能ユニットが所属してい
る。
導形流量計でまず重要であるのは、電流制御器11が設
けられていることである。この電流制御器11は界磁電
流Iを所望の界磁電流目標値ISに制御する。さらに界
磁巻線5における電圧Uを制御または調整するスイッチ
ングレギュレータ12が設けられている。電流制御器1
1およびスイッチングレギュレータ12がどのような機
能を有するかについては上記の説明を参照されたい。
形流量計は、本発明による磁気誘導形流量計と同様にパ
ルス状の均一磁界により作動する。したがって界磁巻線
5に、界磁電流Iとしてパルス状の直流が流れるように
する。これは2つの実施例すなわち従来技術に所属する
図2の実施例においても、本発明による図3の実施例に
おいても、界磁巻線5の前段に切り換えブリッジ13を
接続することによって実現される。したがって界磁巻線
5において界磁電流Iとしてのパルス状の直流は、図2
および3に図示されていない電流源6の極性を変えるこ
とによって実現されるのではなく、むしろ界磁巻線5を
切り換えブリッジ13を用いて極性反転させることによ
って実現される。この切り換えブリッジ13は当然電子
的に構成される。
ことは、図3に示したように付加電流源14が設けられ
ていることである。この付加電流源14を用いて、パル
ス状の直流として存在する界磁電流Iのその都度の半波
の開始直後に、付加電流IZを電磁石の界磁巻線5に供
給する。この実施例では付加電流源14は、付加電圧源
15と、この付加電圧源15に後置接続されている蓄積
コンデンサ16と、この蓄積コンデンサ16に後置接続
されている給電スイッチ17とから成る。この付加電流
源14は、電磁石を流れる界磁電流Iの界磁巻線5に依
存して制御可能である。詳しくいうと付加電圧源15の
電圧UZ(この電圧に蓄積コンデンサ16が付加電圧源
15によって充電される)は、電磁石の界磁巻線5の抵
抗RとインダクタンスLとに依存して制御可能である。
磁電流Iが界磁電流目標値ISに相応する場合、給電ス
イッチ17は阻止状態にあり、界磁電流Iは付加電流源
14により影響されない。その都度の定常状態に続く切
り換え時点、すなわち界磁電流Iとして界磁巻線5を流
れるパルス状の直流のその都度の半波の開始直後に給電
スイッチ17を導通状態に制御する。これにより蓄積コ
ンデンサ16から付加電流IZが電磁石の界磁巻線5を
流れる。言い方を換えると、蓄積コンデンサ16に蓄積
された静電エネルギーから界磁巻線5の電磁エネルギー
が得られ、この電磁エネルギーが界磁巻線5に最初のう
ちにまだ存在する電磁エネルギーに反作用し、これによ
り切り換えフェーズが短縮される。電磁石の界磁巻線5
を流れる界磁電流1としてのパルス状の直流が界磁電流
目標値ISに相応する瞬間に、給電スイッチ17は阻止
状態に制御され、これにより付加電流源14から界磁巻
線5にさらなる付加電流IZが流れないようにする。
明による磁気誘導形流量計の実施例にとって別の重要な
ことは、マイクロコントローラ18が設けられているこ
とである。図示の実施例ではマイクロコントローラ18
はいわば本発明による磁気誘導形流量計の中央機能ユニ
ットである。まずスイッチングレギュレータ12は、界
磁巻線5を流れる界磁電流Iに依存して、アナログ/デ
ジタル変換器19を介してマイクロコントローラ18に
より制御される。このマイクロコントローラ18を介し
て切り換えブリッジ13も制御可能である。最終的に付
加電流源14も、電磁石の界磁巻線5を流れる界磁電流
Iに依存して、アナログ/デジタル変換器19を介して
マイクロコントローラ18により制御することができ
る。
センサ、例えば基準巻線20および/またはホールセン
サ21が配属されている点で有利な実施例を示してい
る。界磁巻線5に配属された磁界センサによって達成さ
れることについては反復をさけるためにドイツ公開公報
第19713751号を参照されたい。
界磁巻線5における界磁電流Iを時間tについて示して
いる。
5に所望の界磁電流目標値ISのために必要な電圧だけ
が印加されている場合に示している。切り換えフェーズ
すなわち界磁電流目標値ISに到達するまでの時間は比
較的長い。
に所属する図2に示した実施例の場合に示しており、し
たがってここでは電流制御器11とスイッチングレギュ
レータ12が設けられている。切り換え時点において界
磁巻線5の電圧は、定常状態に対する電圧すなわちすな
わち界磁電流目標値ISに到達した後の時間に対する電
圧よりも格段に大きいことが必要であり、これにより界
磁電流Iが比較的急峻に上昇し、ひいては切り換えフェ
ーズが短縮される。
経過が本発明の磁気誘導形流量計に対して示されてい
る。切り換え時点において付加電流源14に起因する付
加電流IZが電磁石の界磁巻線5に供給されることによ
り、界磁電流Iはさらに急峻に上昇し、切り換えフェー
ズがさらに短縮される。
概略図である。
の概略回路図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 測定管(2)と、電磁石と、電流源
(6)と、少なくとも2つの測定電極(8)と、評価回
路(10)とを備える流動媒体(1)のための磁気誘導
形流量計であって、 前記電磁石は、測定管軸(3)に対して少なくとも実質
的に垂直に延在する磁界(4)を形成するために使用さ
れておりかつ界磁巻線(5)を有しており、 前記電流源(6)は、電磁石の界磁巻線(5)に界磁電
流(I)として使用されるパルス状の直流を給電し、 前記測定電極(8)は、測定管軸(3)および磁界方向
に対して少なくとも実質的に垂直に延在する接続線
(7)に沿って配置されており、 前記評価回路(10)は、測定電極(8)の測定電圧を
評価しかつ流量信号を形成する形式の磁気誘導形流量計
において、 付加電流源(14)が設けられており、 該付加電流源(14)を用いて、パルス状の直流として
存在する界磁電流(I)のその都度の半波の開始の直後
に、付加電流(IZ)が電磁石の界磁巻線(5)に供給
されることを特徴とする磁気誘導形流量計。 - 【請求項2】 界磁電流を制御するための電流制御器
(11)、または電磁石の界磁巻線(5)における電圧
の制御ないしは調整のためのスイッチングレギュレータ
(12)が設けられており、 電磁石の界磁巻線(5)の前段に切り換えブリッジ(1
3)が設けられている請求項1に記載の磁気誘導形流量
計。 - 【請求項3】 前記付加電流源(14)は、付加電圧源
(15)と、該付加電圧源(15)に後置接続されてい
る蓄積コンデンサ(16)と、該蓄積コンデンサ(1
6)に後置接続されている給電スイッチ(17)とから
構成されている請求項1または2に記載の磁気誘導形流
量計。 - 【請求項4】 前記付加電流源(14)は、電磁石の界
磁巻線(5)を流れる界磁電流(I)に依存して制御さ
れる請求項1から3までのいずれ1項に記載の磁気誘導
形流量計。 - 【請求項5】 前記付加電流源(14)の電圧(UZ)
は、電磁石の界磁巻線(5)の抵抗(R)およびインダ
クタンス(L)とに依存して制御される請求項4に記載
の磁気誘導形流量計。 - 【請求項6】 前記給電スイッチ(17)は、パルス状
の直流として構成されている界磁電流(I)のその都度
の半波の開始の直後に、導通状態に制御される請求項3
から5までのいずれか1項に記載の磁気誘導形流量計。 - 【請求項7】 前記給電スイッチ(17)は、電磁石の
界磁巻線(5)を流れる界磁電流(I)が界磁電流目標
値(IS)に達した場合に、阻止状態に制御される請求
項4から6までのいずれか1項に記載の磁気誘導形流量
計。 - 【請求項8】 マイクロコントローラ(8)が設けられ
ている請求項1から7までのいずれか1項に記載の磁気
誘導形流量計。 - 【請求項9】 前記スイッチングレギュレータ(12)
は、電磁石の界磁巻線(5)を流れる界磁電流(I)に
依存して、アナログ/デジタル変換器(19)を介して
マイクロコントローラ(18)により制御される請求項
8に記載の磁気誘導形流量計。 - 【請求項10】 前記切り換えブリッジ(13)はマイ
クロコントローラ(18)を介して制御される請求項8
または9に記載の磁気誘導形流量計。 - 【請求項11】 付加電流源(14)は、電磁石の界磁
巻線(5)を流れる界磁電流(I)に依存して、アナロ
グ/デジタル変換器(19)を介してマイクロコントロ
ーラ(18)により制御される請求項8から10までの
いずれか1項に記載の磁気誘導形流量計。 - 【請求項12】 電磁石の界磁巻線(5)に磁界セン
サ、例えば基準巻線(20)またはホールセンサ(2
1)が配属されている請求項1から11までのいずれか
1項に記載の磁気誘導形流量計。
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