JP2000240686A - 流体継手装置及び該装置用の排出防止構造体 - Google Patents
流体継手装置及び該装置用の排出防止構造体Info
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Abstract
し且つ充填開口部を通って排出される流体を集める構造
体を含む、改良された流体継手装置を提供する。 【解決手段】 作用チャンバ33をリザーバチャンバ3
5から仕切る弁板31がカバー17に取り付けられてお
り、該弁板は、充填ポート43a、43bを画定する。
流体が充填ポートから流出して戻ることに起因するモー
ニングシックネスを解消するため、作用チャンバ33内
にアキュムレータチャンバ67を画定し得るようにアキ
ュムレータ板59がカバー17に取り付けられている。
エンジンを不作動にしたとき、リザーバから充填ポート
を通って排出される全ての流体がアキュムレータチャン
バ67に保持されモーニングシックネスの原因となる粘
性せん断チャンバ53、55内への直接的な流動が防止
される。エンジンを始動させた後、流体はアキュムレー
タチャンバから流動し、せん断チャンバを充填する。
Description
と、流体リザーバチャンバと、流体作用チャンバ内の流
体の量を制御する弁装置を備える型式の流体継手装置に
関する。
装置にて便宜に使用することができるが、内燃機関のラ
ジエータの冷却ファンを駆動するのに使用される型式の
連結装置すなわち継手装置にて特に便宜であり、この継
手装置に関して説明する。
駆動装置」)は、主として、その使用の結果、エンジン
の馬力が著しく節減されるため、永年に亙ってエンジン
の冷却ファンの駆動に広く使用されている。典型的な流
体継手装置は、冷却が必要とされるときにのみ、係合し
た比較的高速度状態にて作動し、また、冷却が僅かしか
必要とされず、又は全く必要とされないとき、非係合状
態の比較的遅い速度状態にて作動する。
駆動に使用されてきた流体継手装置に関係する問題点の
1つは、「モーニングシックネス(悪阻(mornin
gsickness))」として公知の現象である。典
型的な粘性ファン駆動装置は、粘性流体がリザーバから
作用チャンバ内に流れるときに通る1つ以上の充填開口
部と、流体が作用チャンバからリザーバ内に圧送されて
戻るときに通る1つ以上の排出開口部とを有している。
ファン駆動装置がある時間、作動されて、エンジンを不
作動にした後、ファン駆動装置は回転を停止する。ファ
ン駆動装置が回転を停止するとき、充填及び排出開口部
の方向は完全に予見不能である、すなわち、充填開口部
は、3時の位置にあり、排出開口部は、9時の位置にあ
り、この場合、「排出して戻る(drain bac
k)」又は「流出して戻る(bleed back)」
量、すなわち、リザーバから作用チャンバ内に流れて戻
る流体の量は少ない。
口部が6時の位置にあり、充填開口部が12時の位置に
あるとき、ファンの駆動装置が停止するかもしれず、こ
の場合、排出開口部はリザーバ内の流体の高さよりも下
方にある。この状況が生ずるとき、ある量の流体がリザ
ーバから排出開口部を通って作用チャンバ内に流出して
戻すことが従来の方法である。次に、実質的な量の流体
が作用チャンバ内にある状態にて長時間後(例えば、次
の朝まで)、ファン駆動装置が再度、作動し始めると、
エンジンが冷たく、冷却が不要なときでさえも、ファン
駆動装置は、最初に、作用チャンバ内の殆どの流体がリ
ザーバ内に圧送されて戻る迄のある時間の間、係合状態
にて作動する。不都合なことに、かかる係合作動の結
果、必要とされないときに、駆動されるファンに望まし
くない騒音が生ずることになる。「モーニングシックネ
ス」と称される、朝における最も一般的で且つ多分、最
も望ましくない現象はこの現象である。
め幾つかの実質的な改良が本発明の譲受人により開発さ
れており、かかる解決方法は、その双方が本発明の譲受
人に譲渡され且つ参考として本明細書に含めた、米国特
許第4,312,433号及び同第5,101,950
号に図示され且つ記載されている。上記特許の双方にお
いて、モーニングシックネスの問題に対する全体的な方
策は、エンジンの停止時間の間、ファンの駆動装置の回
転方向に関係なく、リザーバ内の流体が排出路を通って
作用チャンバ内に逆流することができないように排出流
路(すなわち、作用チャンバから圧送手段を経てリザー
バ内に戻る経路)の形態とすることであった。
方策が存在する場合でさえ、例えば、充填開口部が6時
の位置(すなわち、流体の高さ以下)にあり、排出開口
部が12時の位置にあるとき、ファンの駆動装置が停止
する毎に、特定量の流出又は排出が依然として生ずる可
能性がある。当業者に周知であるように、作用チャンバ
の充填を容易にするためには、充填ポートは、リザーバ
チャンバの半径方向外周に近いことが必要となるが、こ
の場合、充填ポートは、リザーバチャンバ内の流体の高
さよりも下方にある可能性の方が大きい。充填開口部を
通じての流出は、3つの方法の1つにて生ずる可能性が
ある。第一に、製造の不正確さ等の結果、弁アームが充
填開口部の外側を緊密に密封しないならば、流出が生ず
るであろう。第二に、ファン駆動装置の回転が停止する
とき、ファン駆動装置の周りの周囲空気の温度が比較的
高いならば、弁アームは開放し(又は、開放したままで
あり)、流体がリザーバから作用チャンバ内に流れるの
を許容する。第三に、「フェールセーフON」型である
電子的に制御されたファン駆動装置は、電力が切られた
とき、その弁を開放させることになろう。
の機能を向上させることにより充填開口部を通じての排
出を少なくすることを試みている。しかしながら、この
ようにして、排出を少なくすることは困難で且つ費用が
かかり、完全なシールを使用する場合でさえ、依然とし
て、上述した第二及び第三の形態におけるように、ファ
ン駆動装置の回転が停止する時点にて弁アームが充填ポ
ートを覆う毎に、排出が生ずるであろう。
部を通しての排出を効果的に少なくするか、又はその望
ましくない効果を少なくとも実質的に少なくする型式の
改良された流体継手装置を提供することである。
チャンバ内に直接、流れ込むのを許容するのではなく、
充填開口部を通って排出される流体を集める構造体を含
む、改良された流体継手装置を提供することである。
量、寸法又は製造コストを何ら追加することなく、上述
した目的を実現する、改良された流体継手装置を提供す
ることである。
の目的は、回転軸線を画定する第一の回転可能な継手部
材と、その間に流体チャンバを画定し得るように第一の
継手部材と関係させた包囲体とを有する型式の流体継手
装置を提供することにより実現される。弁手段が第一の
継手部材及び包囲体の一方と関係させられ、また、弁板
を備えている。該弁板は、流体チャンバを流体作用チャ
ンバと流体リザーバチャンバとに仕切り得るように配置
されている。第二の回転可能な継手部材が流体作用チャ
ンバ内に配置され且つ第一の継手部材に対して回転可能
である。第一の継手部材及び包囲体の一方は、第二の継
手部材と協働して、その間に粘性せん断空間を画定す
る。弁板は、リザーバチャンバから作用チャンバ内への
流体的連通を可能にする充填ポートを画定する。該装置
は、第一及び第二の継手部材の回転速度の差に応答して
流体を作用チャンバからリザーバチャンバ内に圧送する
作用可能な手段を備えている。弁手段は、流体が充填ポ
ートを通って流れるのを可能にする開放位置と、充填ポ
ートを通る実質的な流れを遮断する閉じ位置との間にて
可動の弁アームを有している。
ンバ内に全体として配置されたアキュムレータチャンバ
を画定し得るように弁板と作用可能に関係させた手段を
特徴としている。アキュムレータチャンバは、充填ポー
トを通って流れる流体を受け取り得るように配置された
入口領域と、流体がアキュムレータチャンバから流れ出
て、粘性せん断空間に向けて流れるときに通る出口領域
とを有している。
図するものではない、図面を参照すると、図1には、本
発明を利用する型式の流体継手装置(「粘性ファン駆動
装置」)の1つの好適な形態が図示されている。図1の
流体継手装置は、全体として参照番号11で示した入力
継手部材と、全体として参照番号13で示した出力継手
組立体とを備えている。組立体13は、ダイキャストハ
ウジング部材(本体)15と、ダイキャストカバー部材
(包囲体)17とを備えており、これらのハウジング部
材15及びカバー部材17は、当該技術分野にて周知で
あるように、カバー部材17の外周の張出し部によって
共に固着されている。本発明は、成形したカバー部材と
共に使用することにのみ限定されるものではなく、押抜
きしたカバー部材を有する型式の粘性ファン駆動装置に
て使用することも可能であることを理解すべきである。
て駆動し得るようにされている一方、ラジエータ冷却フ
ァンを駆動する。そのエンジン及び冷却ファンの何れも
図示していない。ファンは、当該技術分野にて一般に周
知であり且つ上記の特許に記載されたように、任意の適
当な手段によりハウジング部材15に取り付けることが
できる。しかしながら、本発明の使用は、以下に明示的
に記載する場合を除いて、任意の特定形態の流体継手装
置、又はファンの取り付け形態若しくは、ファン駆動装
置の任意の特定の用途に限定されるものではない。例え
ば、本発明は、ラジエータ冷却ファンを本体部材にでは
なく、カバー部材に取り付け得るようにされた型式のフ
ァン駆動装置と共に使用することもできる。
取り付けられた入力軸19を有している。入力軸19
は、六角形の雌ねじ付き部分21等によって回転可能に
駆動され、該雌ねじ付き部分21は、エンジンの水ポン
プから伸長する雄ねじ付き軸に螺着する。入力軸19
は、ハウジング部材15の内径内に着座したベアリング
セット25の内側レースの支持体として機能する。入力
軸19の前端(図1の左端部)は、鋸歯状部分27と、
入力継手部材11のハブ部分29により画定された開口
部との間に締まり嵌めする。その結果、入力軸19の回
転は、入力継手部材11を回転させることになる。
は、協働して流体チャンバを画定する。この流体チャン
バは、円形の板状部材(弁板)31によって、流体作用
チャンバ33と、流体リザーバチャンバ35とに仕切ら
れている。このように、入力継手部材11は、流体作用
チャンバ33内に配置されることが理解できる。
りで全体として同心状であるように配置された、隆起し
た環状のリザーバ画定部分37を形成すると共に、全体
として円筒状の軸の支持部分38を更に形成する(図2
Bも参照)。カバー部材17を貫通して外方(図1の左
方向)に伸長する弁軸39が支持部分38内に回転可能
に配置されている。上記に引用した特許を参照すること
により一層良く理解できる弁アーム41が弁軸39の内
端部(図1の右端部)に取り付けられている。弁アーム
41の動きは、図1及び図2には図示しないが、図3
に、一対の充填開口部43a、43bとして図示した充
填開口部を通ってリザーバチャンバ35から作用チャン
バ33への流体の流れを制御する。しかしながら、本発
明の使用は、任意の特定の充填開口部の配置、又はポー
トの数に限定されるものではないことを理解すべきであ
る。図面の容易化のため、弁アーム41の一方の脚部の
一部分のみが図3に図示してあるが、当業者は、弁アー
ムが充填開口部を通る流れを遮断する1つの位置と、充
填開口部を開く別の位置との間にて移動することが分か
る。弁軸39と係合した内端部分を有する従来のコイル
部材45を備える温度応答性のバイメタル要素が弁軸3
9の外端部と作用可能に関係している。
の温度状態の変化に応答して、弁アーム41の移動を制
御する方法は、当該技術分野にて周知であり且つ本発明
の必須の要素ではないため、本明細書にて更に説明しな
い。本発明は、弁作用の制御がバイメタルコイル部材4
5以外の何らかの形態をとる流体継手装置にて使用可能
であることは当業者に理解されよう。例えば、本発明の
範囲内にて、弁作用の制御は、ラジエータの「頂部タン
ク」の温度のような感知された状態を表す電気的、空圧
的又は液圧的信号を受け取るアクチュエータにより行う
ことができる。
て配置されたカバー部材17は、「ワイパー」要素とも
称されるくみ揚げすなわち圧送要素47を備えており、
該圧送要素47は、作用チャンバ33内で相対的に回転
する流体と係合し、比較的より高圧の流体圧力の局部的
な領域を発生させるように作用可能である。その結果、
圧送要素47は、少量の流体を作用チャンバ33からカ
バー部材17により画定された半径方向通路(図1の断
面図に図示せず)を通じて、当該技術分野にて周知の方
法でリザーバチャンバ35まで連続的にくみ揚げて戻
す。この方法は本発明の必須の部分を構成するものでは
なく、従って、本明細書にて更に説明はしない。
一例として、入力継手部材11は、複数の環状ランド部
53を画定する前面を有している。カバー部材17の隣
接する面は、複数の環状ランド部55を形成する(図2
Bも参照)。環状ランド部53、55は、その間に蛇行
状の粘性せん断空間を画定し得るように互いに入り込ま
せて組み合わされており、この粘性せん断空間は、以
下、参照番号53、55で表示する。上記の米国特許に
鑑みて、当業者は、図1に図示した流体継手装置の構造
及び作用並びに粘性流体に対する粘性流れ経路を完全に
理解することができると考えられる。また、本発明の排
出防止構造体は、入力継手部材とハウジング(本体)部
材との間にランド部及び溝が形成されるファン駆動装置
にても使用することができる。
ると、当該技術分野にて周知であるように、弁板31
は、鋳造及び/又は機械加工した張出し部分57により
カバー部材17に対して固定されている。張出し部分5
7は、環状であり、弁板31を図2に図示するように配
置された後、張出し部分57を張り出して(すなわち変
形させ)、図示した所定の位置に弁板31を取り込む。
このことは当業者に極めて周知であり且つ本発明の必須
の部分を構成せず、従って本明細書にて更に説明しな
い。
を共に参照すると、本発明の1つの重要な形態によれ
ば、アキュムレータ板59が提供される。図3から最も
良く理解し得るように、アキュムレータ板59は、全体
として参照番号61で表示した切り欠き部分を除いて、
全体として環状である。板59及び切り欠き部分61の
双方の機能に関しては、以下に説明する。
レータ板59は、全体として弁板31に対すると同一の
方法にて、カバー部材17に取り付けることができる。
カバー部材17は、最内側の環状ランド部55から半径
方向内方に伸長して、環状の張出し部分63を画定し、
また、カバー部材17は、張出し部分63に隣接して、
環状の着座面65を画定し、アキュムレータ板59の外
周が該環状の着座面65に対して配置される。図3にて
最も良く理解し得るように、着座面65は、以下に明ら
かになるであろう理由のため、全体として三日月状の形
状をしている。板59が図2に図示した位置に配置され
た後、張出し部分63は、張出し部分57に対すると同
一の方法にて張り出し(すなわち変形させ)ことがで
き、これにより、アキュムレータ板59を図示した位置
に取り込み且つ保持することができる。アキュムレータ
板59、及び図示した、カバー部材17の取り付け方法
は、本発明の単に1つの実施の形態に過ぎないことが当
業者に理解されよう。
板59の機能は、カバー部材17及び弁板31と協働し
て、アキュムレータチャンバ67を画定することであ
る。本明細書にて使用するように、弁板31及びアキュ
ムレータ板59の関係に関して「協働する」及び「関係
させた」というような表現は、板31、59が接触する
ことを必要としないことが明らかであろう。「アキュム
レータ」という語は、本明細書において、色々な作動状
態下で流体がリザーバチャンバ35から作用チャンバ3
3内に排出され又は流出して戻る形態であることが認識
される、本発明の重要な形態を説明するためにチャンバ
67に関して使用するものである。このため、本発明の
更なる形態は、ある量が流出して戻り、アキュムレータ
チャンバ67を画定するある種の構造体を提供すること
を認識するものであり、このため、充填開口部43a又
は43bを通って排出されて戻る全ての流体は、粘性せ
ん断空間53、55内に直接、流れずに、アキュムレー
タチャンバ67に入る。
すると、当該実施の形態において、アキュムレータチャ
ンバ67は、その前方部分にて弁板31により画定さ
れ、その後方部分にてアキュムレータ板59により画定
されることが分かる。更に、アキュムレータチャンバ6
7は、その外周にて全体として円筒状面68cにより画
定される(又は境が設定される)。張出し部分57、6
3の双方は、回転軸線Aの周りで同心状であるが、これ
は、以下により詳細に説明するように、円筒状面68c
については当てはまらない。
の流体継手装置が「最悪」の状態である、図3に図示し
た位置にて回転を停止させ、ファン駆動装置付近の周囲
空気の温度が少なくとも最初に、弁アーム41を開放位
置に保つのに十分に暖かいならば、充填ポート43a、
43bは、完全に開放することになる。このため、リザ
ーバチャンバ35内の流体の大部分は、充填ポート43
a、43bを通って流れ、略回転軸線Aまでアキュムレ
ータチャンバ67を充填する。
よれば、流体は、作用チャンバ内に流れて且つ粘性せん
断空間53、55の主要部分(すなわち、回転軸線Aの
下方の空間の大部分)を充填することなく、アキュムレ
ータチャンバ67内に留まることになる。このことは、
どんな流体がチャンバ67内に流れ込んでも、切り欠き
部分67が充填ポート43a、43bと直径方向に対向
する位置に配置されること、すなわち、アキュムレータ
チャンバ67内に保持する理由である。当業者は、充填
ポート43a、43bが12時の位置にあり、切り欠き
部分61が6時の位置にあるときに、エンジンを停止さ
せたならば、流体はリザーバチャンバ35から充填ポー
トを通って排出されて戻ることができず、また、アキュ
ムレータ67内に流体が存在しないことを理由として切
り欠き部分61が流体の高さよりも下方にあることは何
ら問題とならないことが理解されよう。
度はある温度まで下り、その温度では、当該技術分野に
て周知であるように、バイメタルコイル部材45が弁ア
ーム41をその閉じ位置まで回転させて、充填ポート4
3a、43bを遮断する。しかしながら、本発明によら
なければ、かかる弁アーム41の閉じは、余りにも遅過
ぎて、上述した方法にて流体が粘性せん断空間内に排出
されて戻るのを防止できない。本発明によれば、充填ポ
ート43a、43bを通して排出されて戻る全ての流体
は、チャンバ67内に集められ又は保持される。このた
め、アキュムレータチャンバ67は、「流体密」である
こと、すなわち、実質的な圧力(ファン駆動装置にて通
常生じない状態)下にて液体密の意味ではなく、単に、
大気圧下にて「流体密」であることが重要であり、この
ため、チャンバ67内に存在する粘性流体は、板59の
外周にて張出し部から漏洩することはない。かかる漏洩
は、流体が作用チャンバ33内に流れ込むことを可能に
し、これにより、本発明の目的を損なうことになる。
置が回転し始めると、アキュムレータチャンバ67内の
流体は、チャンバ67の入口領域69(すなわち、充填
ポート43a、43b付近の領域)から流れ、また、切
り欠き部分61付近の出口領域(全体として、参照番号
71にて示してある)に達して、図3にて見たとき、時
計回り方向に回転する迄、チャンバ67の外周の周りを
流れる(矢印を参照)。流体が出口領域71から流れ出
ると、流体は、切り欠き領域61に対して軸方向に隣接
するチャンバ67の領域に入る。流体が切り欠き部分の
領域61に達したならば、その流体は、チャンバ67か
ら出て半径方向外方に自由に流れ、次に、流体は、粘性
せん断空間53、55内に流れ込む。
は、半径R1を画定し(図2A、図3参照)、面68c
の半径は、出口領域71に向けた方向に漸進的に増大し
て半径R2となることが好ましい。当該実施の形態にお
いて且つ単に一例として、半径R2は、半径R1よりも
約20%大きく、このため、面68cは、外方ら旋部分
を画定する効果がある。本発明の展開例に関連して、面
68cのら旋部分は、ファン駆動装置の反応時間の点に
て重要であり、この「反応時間」は、通常、弁アーム4
1が開放してからファン駆動装置が所定のファン速度に
達する迄の時間として表される。換言すれば、本発明
は、モーニングシックネスという問題を実質的に解決す
るが、本発明の解決策は、その結果として反応時間が著
しく長くなり、このため、ファン駆動装置がその完全に
係合した状態となる前にエンジンが過熱する可能性があ
るならば、許容し得ない。
ば、反応時間は、望ましい値よりも遥かに長い約60秒
の範囲内となることが分かった。しかしながら、図3に
図示した面68cのら旋状の形態において、反応時間
は、十分に許容可能な範囲内である僅かに約30秒に過
ぎなかった。ら旋状の形状は、入口領域69から出口領
域71への流量を増大させると考えられる。
と、「本発明」と「従来技術」と比較する、ファン速度
対時間のグラフが図示されている。図4及び図5のグラ
フを作成するとき、その他の点では同一(本発明を利用
するか否かの点を除いて)の2つのファン駆動装置を利
用した。最初に、双方のファン駆動装置への入力速度は
2500RPMとし、双方のファン駆動装置に対する
「最初のボックス(Initial Box)」温度は
45.6℃(114°F)とした。従来技術の装置を作
動させ、次に、充填ポートがその「最良の」位置、すな
わち、排出されて戻る量が最小となる位置たる、12時
の位置に充填ポートがあるときに、停止させた。60分
の時間後、装置を2500RPMにて駆動して、ファン
速度を約2300RPMまで急速に加速し、「非係合」
レベル(約1150RPM)に低下して戻る前に、約2
0秒間その速度を保つようにした(図4参照)。当業者
は、2300RPMのファン速度に20秒保つことは、
低温の始動時、過剰であることが認識されよう。
たとき、ファン駆動装置を作動させ、次に、充填ポート
がその「最悪」位置、すなわち、最大量の排出が生じる
位置たる6時の位置にある状態にて停止させた。60分
間の同一の時間の後、ファン駆動装置を2500RPM
にて駆動し、ファンの速度を僅かに約1600RPMま
で加速させ、非係合状態のレベルまで低下する前に、僅
か数秒だけその速度を保つようにした(図5参照)。当
業者は、1600RPMにて数秒間保つことは、「モー
ニングシックネス」が完全に存在しない状態であること
が認識されよう。
状の形状は、入口領域69から両方向に伸長し、ファン
駆動装置がこの特別な特徴に関して双方向であることが
理解できる。しかしながら、かかる特徴が不要であるな
らば、アキュムレータ板59に代えて、同一の機能的効
果、すなわち、充填ポートを通って排出されて戻る全て
の流体を蓄積し且つファン駆動装置が停止している限
り、流体が作用チャンバ内に流れ込むのを防止する働き
をする何らかの他の構造体を使用してもよい。上述した
ように、アキュムレータチャンバを画定する構造体は、
係合が望まれるときである、始動時、構造体がランド部
及び溝の充填を過度に遅らせることがないような形態と
することが好ましい。単に一例として、アキュムレータ
チャンバは、入口及び出口を有する「ダクト形状」の3
又は4側部を有する金属薄板部材によって画定すること
ができ、この薄板部材は、入口及び出口領域が図3に図
示した方法と略同一の方法にて分離している限り、弁板
に融接し又は溶接することができる。
置において、遠隔作動が故障したとき、弁が充填ポート
を開放する位置に留まり、ファン駆動装置が係合モード
に留まるならば、「作動」位置にて「フェールセーフ」
にて作動するようなファン駆動装置の設計とすることが
望ましいと考えられる。本発明以前、かかるフェールセ
ーフの作動は、モーニングシックネスの問題及びそれに
伴う流出戻しのため、不可能であると考えられていた。
しかしながら、現在、本発明は、冷却装置の設計者に対
しこのフェールセーフの作動機能を可能にするオプショ
ンを提供するものである。
本明細書を読み且つ理解することにより、当業者には、
本発明の色々な変更例及び改変例が明らかになると考え
られる。かかる変更例及び改変例が特許請求の範囲に属
する限り、これら変更例及び改変例を本発明に包含する
ことを意図するものである。
な流体継手装置の半体の軸方向断面図である。
図1と同様の拡大部分軸方向断面図である。2Bは、本
発明のカバー部材のみを示す、図3の線2A−2Aの方
向に沿った、拡大部分軸方向断面図である。
ら見た略概略図的な平面図である。
表したファン速度対秒単位の時間のグラフである。
PMで表したファン速度対秒単位の時間のグラフであ
る。
分 25 ベアリングセット 27 鋸状部分 29 ハブ部分 31 円形の板状部
材(弁板) 33 流体作用チャンバ 35 流体リザーバ
チャンバ 37 環状のリザーバ画定部分 38 軸の支持部分 39 弁軸 41 弁アーム 43a、43b 充填開口部 45 バイメタルコ
イル部材 47 「ワイパー」要素/圧送手段 53、55 環状ランド部 57 張出し部分 59 アキュムレータ板 61 切り欠き部分 63 環状の張出し部分 65 環状の着座部
分/着座面 67 アキュムレータチャンバ 68c 円筒状面 69 入口領域 71 出口領域 A 回転軸線
Claims (5)
- 【請求項1】 回転軸線(A)を画定する第一の回転可
能な継手部材(15)と、第一の継手部材との間に流体
チャンバを画定し得るように前記第一の継手部材(1
5)と関係させた包囲体(17)と、前記第一の継手部
材(15)及び前記包囲体(17)の一方と関係させた
弁手段であって、前記流体チャンバを流体作用チャンバ
(33)及び流体リザーバチャンバ(35)に仕切り得
るように配置された弁板(31)を有する弁手段と、前
記流体作用チャンバ(33)内に配置され且つ前記第一
の継手部材(15)に対して回転可能な第二の回転可能
な継手部材(11)と、前記第一の継手部材(15)及
び前記包囲体(17)の一方が前記第二の継手部材(1
1)と協働して、その間に粘性せん断空間(53、5
5)を画定することと、前記弁板(31)が前記リザー
バチャンバ(35)から前記作用チャンバ(33)内へ
の流体的連通を可能にする充填ポート(43a、43
b)を画定することと、前記第一の継手部材(15)及
び第二の継手部材(11)の回転速度の差に応答して流
体を前記作用チャンバ(33)から前記リザーバチャン
バ(35)に圧送するように作用可能な手段(47)と
を備え、前記弁手段が、流体が前記充填ポート(43
a、43b)を通って流れるのを可能にする開放位置
(図3)と流体が前記充填ポートを通って実質的に流れ
るのを遮断する閉じ位置との間にて可動の弁アーム(4
1)を有する流体継手装置において、(a)全体として
前記作用チャンバ(33)内に配置されたアキュムレー
タチャンバ(67)を画定し得るように前記弁板(3
1)と作用可能に関係させた手段(59、68c)と、
(b)前記アキュムレータチャンバ(67)が、前記充
填ポート(43a、43b)を通って流れる流れを受け
取り得るように配置された入口領域(69)と、流体が
前記アキュムレータチャンバ(67)から出て前記粘性
せん断空間(53、55)に向けて流れるときに通る出
口領域(71)とを有することを特徴とする流体継手装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の流体継手装置におい
て、前記弁板が、前記回転軸線(A)に対して全体とし
て垂直に方向決めされた比較的薄く且つ全体として平坦
な板部材(31)を備えることを特徴とする、流体継手
装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の流体継手装置におい
て、前記弁アームが、前記弁板(31)に対して全体と
して平行な面内に位置する比較的薄く且つ全体として平
坦な弁部材(41)を備え、該平坦な弁部材が、前記開
放位置(図3)と前記閉じ位置との間にて前記面内にて
可動であることを特徴とする、流体継手装置。 - 【請求項4】 請求項2に記載の流体継手装置におい
て、前記アキュムレータチャンバ(67)を画定する前
記手段が、前記弁板(31)に対して全体として平行に
方向決めされ且つその間に前記アキュムレータチャンバ
(67)を画定し得るように前記弁板から隔てられた全
体として平坦なアキュムレータ板(59)を備えること
を特徴とする、流体継手装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の流体継手装置におい
て、前記アキュムレータチャンバ(67)を画定する前
記手段(59、68c)が、前記入口領域(69)の第
一の半径(R1)から前記出口領域(71)の第二の半
径(R2)に向けて増大する半径を有する外壁面(68
c)を有し、前記第二の半径(R2)が、前記第一の半
径(R1)よりも大きく、これにより、前記充填ポート
(43a、43b)から前記粘性せん断空間(53、5
5)へ流れる流体の応答時間を向上させることを特徴と
する、流体継手装置。
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