JP2000136941A - 受信装置及び現在位置情報補正システム - Google Patents
受信装置及び現在位置情報補正システムInfo
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- JP2000136941A JP2000136941A JP32617398A JP32617398A JP2000136941A JP 2000136941 A JP2000136941 A JP 2000136941A JP 32617398 A JP32617398 A JP 32617398A JP 32617398 A JP32617398 A JP 32617398A JP 2000136941 A JP2000136941 A JP 2000136941A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 GPS情報や標準電波を利用して有用性を向
上させた受信装置を提供する。 【解決手段】 現在位置の緯度・経度を取得した後(ス
テップSC1)、現在位置に最も近い電波局を検索し
(ステップSC2)、電波局までの距離を算出し(ステ
ップSC3)、この算出した距離と検索した電波局の送
信出力とに基づき、当該電波局からの標準電波を受信可
能であるか否かを判断する(ステップSC4)。標準電
波の受信が不可能であるならば、受信回路をオフにする
(ステップSC5)。しかし、電波の受信が可能な距離
であると、受信回路をオンにする(ステップSC1
0)。引き続き、当該電波局の周波数を読み出し(ステ
ップSC11)、この読み出した周波数を受信回路に設
定する。これにより、受信回路16は、最も近い電波局
からの標準電波の受信を開始し、この標準電波に含まれ
ているタームコードを取得できる(ステップSC1
3)。
上させた受信装置を提供する。 【解決手段】 現在位置の緯度・経度を取得した後(ス
テップSC1)、現在位置に最も近い電波局を検索し
(ステップSC2)、電波局までの距離を算出し(ステ
ップSC3)、この算出した距離と検索した電波局の送
信出力とに基づき、当該電波局からの標準電波を受信可
能であるか否かを判断する(ステップSC4)。標準電
波の受信が不可能であるならば、受信回路をオフにする
(ステップSC5)。しかし、電波の受信が可能な距離
であると、受信回路をオンにする(ステップSC1
0)。引き続き、当該電波局の周波数を読み出し(ステ
ップSC11)、この読み出した周波数を受信回路に設
定する。これにより、受信回路16は、最も近い電波局
からの標準電波の受信を開始し、この標準電波に含まれ
ているタームコードを取得できる(ステップSC1
3)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所謂電波時計の機
能と現在位置の取得機能とを備えた受信装置及び現在位
置情報補正システムに関する。
能と現在位置の取得機能とを備えた受信装置及び現在位
置情報補正システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、現在位置を検出してこれを表示す
る装置として、GPS機器が知られている。このGPS
機器は、GPSモジュールと地図データ記憶部及び表示
部とを備え、GPSモジュールにより衛星からのGPS
情報に基づき現在位置の緯度・経度データを取得する。
そして、表示部に地図データに基づく地図を表示すると
ともに、地図上に現在位置の緯度・経度データに基づく
現在位置を表示するものである。
る装置として、GPS機器が知られている。このGPS
機器は、GPSモジュールと地図データ記憶部及び表示
部とを備え、GPSモジュールにより衛星からのGPS
情報に基づき現在位置の緯度・経度データを取得する。
そして、表示部に地図データに基づく地図を表示すると
ともに、地図上に現在位置の緯度・経度データに基づく
現在位置を表示するものである。
【0003】一方、現在各国(例えば、ドイツ、イギリ
ス、アメリカ、日本等)においては、所定の場所に設け
られた電波局から時刻コードすなわちタイムコード入り
長波標準電波が送出されている。我が国ではJG2AS
(実験局)から、図10に示すフォーマットのタイムコ
ードで振幅変調した40KHzの長波標準電波が送出さ
れている。このタイムコードは、正確な時刻の分の桁が
更新される度に(すなわち1分毎にであり、図示の例で
は253日15時42分)、1分間に亙るフォーマット
で送られてきている。そこで、受信回路を備えて、前記
タイムコードを受信して、これにより内蔵する時刻計数
回路が計数した現在時刻データを修正する電波時計が実
用に供されている。
ス、アメリカ、日本等)においては、所定の場所に設け
られた電波局から時刻コードすなわちタイムコード入り
長波標準電波が送出されている。我が国ではJG2AS
(実験局)から、図10に示すフォーマットのタイムコ
ードで振幅変調した40KHzの長波標準電波が送出さ
れている。このタイムコードは、正確な時刻の分の桁が
更新される度に(すなわち1分毎にであり、図示の例で
は253日15時42分)、1分間に亙るフォーマット
で送られてきている。そこで、受信回路を備えて、前記
タイムコードを受信して、これにより内蔵する時刻計数
回路が計数した現在時刻データを修正する電波時計が実
用に供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現状に
おいては前記電波局から送出される標準電波を利用する
ものとしては、前記電波時計が存在するに過ぎず、この
標準電波の活用が充分になされてないのが実情である。
他方、GPS機器にあっては、GPS情報にのみ依存し
て動作するものであり、ここでGPS情報は本来軍事目
的であるがこれを民間用に転用したものであり、この民
間用GPS情報には意図的に誤差情報が含まれている。
したがって、この民間用GPS情報に基づく現在位置の
緯度・経度データにも必然的に誤差が含まれており、よ
って、この緯度・経度データに基づく現在位置表示と実
際の現在地とに間に誤差が生じてしまう等、GPS情報
にのみ依存して動作するGPS機器には、必然的に精度
限界や動作限界が生じてまう。
おいては前記電波局から送出される標準電波を利用する
ものとしては、前記電波時計が存在するに過ぎず、この
標準電波の活用が充分になされてないのが実情である。
他方、GPS機器にあっては、GPS情報にのみ依存し
て動作するものであり、ここでGPS情報は本来軍事目
的であるがこれを民間用に転用したものであり、この民
間用GPS情報には意図的に誤差情報が含まれている。
したがって、この民間用GPS情報に基づく現在位置の
緯度・経度データにも必然的に誤差が含まれており、よ
って、この緯度・経度データに基づく現在位置表示と実
際の現在地とに間に誤差が生じてしまう等、GPS情報
にのみ依存して動作するGPS機器には、必然的に精度
限界や動作限界が生じてまう。
【0005】本発明はかかる従来の実情に鑑みなされた
ものであり、GPS情報や標準電波を利用して有用性を
向上させた受信装置及び現在位置情報補正システムを提
供することを目的とする。
ものであり、GPS情報や標準電波を利用して有用性を
向上させた受信装置及び現在位置情報補正システムを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明にあっては、電波局から送信され
る標準電波を受信する受信手段(図1の受信回路16)
と、地図データを記憶している地図データ記憶手段(図
1の地図記憶手段9)と、前記受信手段により受信され
た前記標準電波に基づき、前記地図データ記憶手段から
地図データを読み出して表示に供する制御手段(図1の
CPU4;図7のSB14)とを備えている。したがっ
て、GPS情報を取得せずとも、地図表示が可能とな
る。
に請求項1記載の発明にあっては、電波局から送信され
る標準電波を受信する受信手段(図1の受信回路16)
と、地図データを記憶している地図データ記憶手段(図
1の地図記憶手段9)と、前記受信手段により受信され
た前記標準電波に基づき、前記地図データ記憶手段から
地図データを読み出して表示に供する制御手段(図1の
CPU4;図7のSB14)とを備えている。したがっ
て、GPS情報を取得せずとも、地図表示が可能とな
る。
【0007】また、請求項2記載の発明にあっては、予
め指定された地域データを記憶する地域データ記憶手段
(図4の地域指定レジスタ6g)をさらに備え、前記制
御手段は、前記標準電波と前記地域データとに基づき、
対応する地図データを読み出して表示に供する。したが
って、GPS情報を取得せずとも、さらに詳細な地図も
表示可能となる。
め指定された地域データを記憶する地域データ記憶手段
(図4の地域指定レジスタ6g)をさらに備え、前記制
御手段は、前記標準電波と前記地域データとに基づき、
対応する地図データを読み出して表示に供する。したが
って、GPS情報を取得せずとも、さらに詳細な地図も
表示可能となる。
【0008】また、請求項3記載の発明にあっては、電
波局から送信される標準電波を受信する受信手段(図1
の受信回路16)と、現在位置情報を取得する位置情報
取得手段(図1のGPSモジュール2)と、この位置情
報取得手段により取得された前記現在位置情報を、前記
受信手段により受信された前記標準電波に基づき補正す
る補正手段(図1のCPU4;図7のSB15)とを備
えている。したがって、現在位置情報に含まれている意
図的な誤差を補正することができ、精度の高い現在位置
検出が可能となる。
波局から送信される標準電波を受信する受信手段(図1
の受信回路16)と、現在位置情報を取得する位置情報
取得手段(図1のGPSモジュール2)と、この位置情
報取得手段により取得された前記現在位置情報を、前記
受信手段により受信された前記標準電波に基づき補正す
る補正手段(図1のCPU4;図7のSB15)とを備
えている。したがって、現在位置情報に含まれている意
図的な誤差を補正することができ、精度の高い現在位置
検出が可能となる。
【0009】また、請求項4記載の発明にあっては、表
示手段(図1のモニタ12)と、地図データを記憶して
いる地図データ記憶手段と(図1の地図記憶部9)、こ
の地図データ記憶手段から地図データを読み出して、前
記表示手段に地図を表示させるとともに、この地図上に
前記補正手段により補正された位置情報に基づき現在位
置を表示させる制御手段(図1のCPU4;図7のSB
16)とをさらに備える。
示手段(図1のモニタ12)と、地図データを記憶して
いる地図データ記憶手段と(図1の地図記憶部9)、こ
の地図データ記憶手段から地図データを読み出して、前
記表示手段に地図を表示させるとともに、この地図上に
前記補正手段により補正された位置情報に基づき現在位
置を表示させる制御手段(図1のCPU4;図7のSB
16)とをさらに備える。
【0010】よって、取得する現在位置情報の意図的な
誤差により左右されることなく、地図上に現在位置を正
確に表示し得る。
誤差により左右されることなく、地図上に現在位置を正
確に表示し得る。
【0011】また、請求項5記載の発明にあっては、前
記制御手段は、前記受信手段により受信された標準電波
に基づき、対応する地図データを前記地図データ記憶手
段から読み出す(図7のSB10)。したがって、現在
位置情報に依存することなく、地図の表示が可能とな
る。
記制御手段は、前記受信手段により受信された標準電波
に基づき、対応する地図データを前記地図データ記憶手
段から読み出す(図7のSB10)。したがって、現在
位置情報に依存することなく、地図の表示が可能とな
る。
【0012】また、請求項6記載の発明にあっては、現
在位置情報を取得する位置情報取得手段(図9のSC
1)と、電波局から送信される標準電波を受信する受信
手段(図1の受信回路16)と、この受信手段の受信動
作を、位置情報取得手段により取得された前記現在位置
情報に基づいて制御する制御手段(図1のCPU4;図
9のSC4、SC5、SC10)とを備えている。した
がって、受信手段が常時動作することがなく、受信手段
の無用な動作が回避される。
在位置情報を取得する位置情報取得手段(図9のSC
1)と、電波局から送信される標準電波を受信する受信
手段(図1の受信回路16)と、この受信手段の受信動
作を、位置情報取得手段により取得された前記現在位置
情報に基づいて制御する制御手段(図1のCPU4;図
9のSC4、SC5、SC10)とを備えている。した
がって、受信手段が常時動作することがなく、受信手段
の無用な動作が回避される。
【0013】また、請求項7記載の発明にあっては、前
記制御手段は、前記現在位置情報に基づいて前記標準電
波を受信可能であるか否かを判断し(図9のSC4)、
可能である場合に前記受信手段を動作させる(図9のS
C10)。したがって、受信手段の無用な動作が回避さ
れて、無用な電力消費も回避される。
記制御手段は、前記現在位置情報に基づいて前記標準電
波を受信可能であるか否かを判断し(図9のSC4)、
可能である場合に前記受信手段を動作させる(図9のS
C10)。したがって、受信手段の無用な動作が回避さ
れて、無用な電力消費も回避される。
【0014】また、請求項8記載の発明にあっては、表
示手段(図1のモニタ12)をさらに有し、前記制御手
段は、前記標準電波を受信不可能と判断した場合、その
旨を前記表示手段に表示させる(図9のSC6)。した
がって、受信手段が停止している場合に、装置の故障と
誤解されることはない。
示手段(図1のモニタ12)をさらに有し、前記制御手
段は、前記標準電波を受信不可能と判断した場合、その
旨を前記表示手段に表示させる(図9のSC6)。した
がって、受信手段が停止している場合に、装置の故障と
誤解されることはない。
【0015】また、請求項9記載の発明にあっては、前
記制御手段は、前記現在位置情報に基づいて受信可能な
標準電波の周波数を前記受信手段に設定する(図9のS
C12)。したがって、異国間を移動している場合等に
おいて、到達した国の標準電波を自動受信可能となる。
記制御手段は、前記現在位置情報に基づいて受信可能な
標準電波の周波数を前記受信手段に設定する(図9のS
C12)。したがって、異国間を移動している場合等に
おいて、到達した国の標準電波を自動受信可能となる。
【0016】また、請求項10記載の発明にあっては、
表示手段をさらに有し、前記制御手段は、前記表示手段
に現在時刻を表示させるとともに、前記受信手段により
受信した標準電波に基づき、前記現在時刻を修正する
(図9のSC14)。したがって、異国間を移動してい
る場合等において、到達した国の標準電波に基づき当該
国の時刻に自動修正される。
表示手段をさらに有し、前記制御手段は、前記表示手段
に現在時刻を表示させるとともに、前記受信手段により
受信した標準電波に基づき、前記現在時刻を修正する
(図9のSC14)。したがって、異国間を移動してい
る場合等において、到達した国の標準電波に基づき当該
国の時刻に自動修正される。
【0017】また、請求項11記載の発明にあっては、
標準電波を発信する標準電波発信手段(図1の電波局
D)と、標準電波発信手段から発信された前記標準電波
を受信する受信手段(図1の受信回路16)と、現在位
置情報を取得する位置情報取得手段と、この位置情報取
得手段により取得された前記現在位置情報(図1のGP
Sモジュール2)を、前記受信手段により受信された前
記標準電波に基づき補正する補正手段(図1のCPU
4;図7のSB15)とを備えている。
標準電波を発信する標準電波発信手段(図1の電波局
D)と、標準電波発信手段から発信された前記標準電波
を受信する受信手段(図1の受信回路16)と、現在位
置情報を取得する位置情報取得手段と、この位置情報取
得手段により取得された前記現在位置情報(図1のGP
Sモジュール2)を、前記受信手段により受信された前
記標準電波に基づき補正する補正手段(図1のCPU
4;図7のSB15)とを備えている。
【0018】したがって、標準電波発信手段(電波局)
から発信される標準電波を有効活用して、現在位置情報
に含まれている意図的な誤差を補正することができ、精
度の高い現在位置検出が可能となる。
から発信される標準電波を有効活用して、現在位置情報
に含まれている意図的な誤差を補正することができ、精
度の高い現在位置検出が可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
に従って説明する。図1は、本発明をGPS機能付電子
時計に適用した場合を示す回路構成図である 。このG
PS機能付電子時計Tは、使用者の腕に装着されるリス
ト型の電子機器であり、GPSアンテナ1、及びGPS
アンテナ1により受信した衛星GからのL1帯のC/A
コードを復調・解読して現在位置の緯度・経度を割り出
すGPSモジュール2を有しており、GPSモジュール
2により割り出された緯度・経度の情報はバス3を介し
てCPU4に取り込まれる。CPU4には、記憶装置
5、及びCPU4の動作に必要な各種データが記憶され
るRAM6が、それぞれバス3を介して接続されてい
る。
に従って説明する。図1は、本発明をGPS機能付電子
時計に適用した場合を示す回路構成図である 。このG
PS機能付電子時計Tは、使用者の腕に装着されるリス
ト型の電子機器であり、GPSアンテナ1、及びGPS
アンテナ1により受信した衛星GからのL1帯のC/A
コードを復調・解読して現在位置の緯度・経度を割り出
すGPSモジュール2を有しており、GPSモジュール
2により割り出された緯度・経度の情報はバス3を介し
てCPU4に取り込まれる。CPU4には、記憶装置
5、及びCPU4の動作に必要な各種データが記憶され
るRAM6が、それぞれバス3を介して接続されてい
る。
【0020】前記記憶装置5は、プログラム、データ等
が予め記憶されている記録媒体14を有しており、この
記録媒体14は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導
体メモリで構成されている。この記録媒体14は、記憶
装置5に固定的に設けたもの、若しくは脱着自在に装着
するものである。また、記録媒体14に記録するプログ
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、
通信回線等を介して接続された他の機器側に前記記録媒
体14を備えた記録装置を設け、この記録媒体に記憶さ
れているプログラム、データを通信回線を介して使用す
る構成にしてもよい。
が予め記憶されている記録媒体14を有しており、この
記録媒体14は磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導
体メモリで構成されている。この記録媒体14は、記憶
装置5に固定的に設けたもの、若しくは脱着自在に装着
するものである。また、記録媒体14に記録するプログ
ラム、データ等は、通信回線等を介して接続された他の
機器から受信して記憶する構成にしてもよく、さらに、
通信回線等を介して接続された他の機器側に前記記録媒
体14を備えた記録装置を設け、この記録媒体に記憶さ
れているプログラム、データを通信回線を介して使用す
る構成にしてもよい。
【0021】また、バス3にはグラフィックコントロー
ラ7と、CPU周辺回路G/A8とが接続されており、
CPU周辺回路G/A8には地図記憶部9が接続されて
いる。CPU4は、この実施の形態において本発明の制
御手段を構成するものであり、CPU周辺回路G/A8
を介して地図記憶部9から地図データ等を読み込み、こ
の地図データとビデオRAM11に記憶されている画像
情報とに基づき、モニタ12の画面上に地図等を表示さ
せる。また、CPU周辺回路G/A8には、GPS装置
を操作するために設けられた各種キーや、後述する補正
データ作成モードと現在位置表示モード、マップ表示な
しモードと世界地図表示モードとを選択的に設定するた
めのモードキー、モニタ12に表示された地図を拡大あ
るいは縮小させるための縮尺設定キー等の図示しない各
種の操作キーを有するキー入力部13が接続されてい
る。地図記憶部9は、この実施の形態において本発明の
地図データ記憶手段を構成するものであり、世界地図
や、世界各国、各地域の地図データが記憶されている。
ラ7と、CPU周辺回路G/A8とが接続されており、
CPU周辺回路G/A8には地図記憶部9が接続されて
いる。CPU4は、この実施の形態において本発明の制
御手段を構成するものであり、CPU周辺回路G/A8
を介して地図記憶部9から地図データ等を読み込み、こ
の地図データとビデオRAM11に記憶されている画像
情報とに基づき、モニタ12の画面上に地図等を表示さ
せる。また、CPU周辺回路G/A8には、GPS装置
を操作するために設けられた各種キーや、後述する補正
データ作成モードと現在位置表示モード、マップ表示な
しモードと世界地図表示モードとを選択的に設定するた
めのモードキー、モニタ12に表示された地図を拡大あ
るいは縮小させるための縮尺設定キー等の図示しない各
種の操作キーを有するキー入力部13が接続されてい
る。地図記憶部9は、この実施の形態において本発明の
地図データ記憶手段を構成するものであり、世界地図
や、世界各国、各地域の地図データが記憶されている。
【0022】アンテナ15は、電波局Dから送出される
タイムコードを含む標準電波を受けて、これに対応する
電気信号にして受信回路16に送出するものである。受
信回路16は、CPU4からの指示に従って動作し、ア
ンテナ15からの電気信号から特定周波数のものを選択
し、バス3を介してCPU4に送出するものである。
タイムコードを含む標準電波を受けて、これに対応する
電気信号にして受信回路16に送出するものである。受
信回路16は、CPU4からの指示に従って動作し、ア
ンテナ15からの電気信号から特定周波数のものを選択
し、バス3を介してCPU4に送出するものである。
【0023】発振回路17は、常時一定周波数の信号を
送出し、分周回路18は発振回路からの信号を計数して
計数値が1分に対応する値になる度に1分信号を計時計
数回路19に送出するとともに、CPU4からプリセッ
ト信号を受ける度に計数値を1秒分だけ大きいものに
し、さらに計数している現在時刻の秒の桁データをCP
U4に送出するものである。計時計数回路19は、分周
回路18からの前記1分信号を計数して、現在時刻デー
タすなわち当日の日付データ及び現在の時データと分デ
ータを得て、これをCPU4に与えるとともに、CPU
4からの時刻データで計数している現在時刻データを修
正するものである。
送出し、分周回路18は発振回路からの信号を計数して
計数値が1分に対応する値になる度に1分信号を計時計
数回路19に送出するとともに、CPU4からプリセッ
ト信号を受ける度に計数値を1秒分だけ大きいものに
し、さらに計数している現在時刻の秒の桁データをCP
U4に送出するものである。計時計数回路19は、分周
回路18からの前記1分信号を計数して、現在時刻デー
タすなわち当日の日付データ及び現在の時データと分デ
ータを得て、これをCPU4に与えるとともに、CPU
4からの時刻データで計数している現在時刻データを修
正するものである。
【0024】前記記録媒体14には、図2に示す電波局
テーブル20と図3に示す感度−距離対応テーブル21
とが記憶されている。電波局テーブル20(図2)に
は、アドレスに対応して、送信周波数エリア21a、送
信名エリア21b、国名エリア21c、情報エリア21
d、及び位置データエリア21eが設けられている。送
信周波数エリア21aには各電波局から送信されるタイ
ムコードを含む標準電波の送信周波数が記憶されてお
り、送信名エリア21bには各電波局の略称が記憶され
ている。国名エリア21cには、各電波局が存在する国
の国名及び地名が記憶されており、情報エリア21dに
は、電波局に含まれる情報の種別が記憶されている。さ
らに、位置データエリア21eには、各電波局の位置デ
ータが緯度・経度で記憶されている。
テーブル20と図3に示す感度−距離対応テーブル21
とが記憶されている。電波局テーブル20(図2)に
は、アドレスに対応して、送信周波数エリア21a、送
信名エリア21b、国名エリア21c、情報エリア21
d、及び位置データエリア21eが設けられている。送
信周波数エリア21aには各電波局から送信されるタイ
ムコードを含む標準電波の送信周波数が記憶されてお
り、送信名エリア21bには各電波局の略称が記憶され
ている。国名エリア21cには、各電波局が存在する国
の国名及び地名が記憶されており、情報エリア21dに
は、電波局に含まれる情報の種別が記憶されている。さ
らに、位置データエリア21eには、各電波局の位置デ
ータが緯度・経度で記憶されている。
【0025】また、感度−距離対応テーブル21(図
3)は、電波局からの標準電波をアンテナ15で受信し
た際の受信感度を縦軸yに設定するとともに、横軸xに
電波局からの距離を設定し、座標面に受信感度に応じた
電波局からの距離の変化特性Aを記憶した二次元座標デ
ータからなる。したがって、鎖線で示すように受信感度
Sがえられれば、変化特性Aに従ってこれに対応する距
離データを横軸x上から読み出すことにより、電波局ま
での距離Dが得られるように構成されている。
3)は、電波局からの標準電波をアンテナ15で受信し
た際の受信感度を縦軸yに設定するとともに、横軸xに
電波局からの距離を設定し、座標面に受信感度に応じた
電波局からの距離の変化特性Aを記憶した二次元座標デ
ータからなる。したがって、鎖線で示すように受信感度
Sがえられれば、変化特性Aに従ってこれに対応する距
離データを横軸x上から読み出すことにより、電波局ま
での距離Dが得られるように構成されている。
【0026】図4は、RAM6のメモリ内容を示す図で
ある。表示レジスタ6aは、モニタ12に表示されるデ
ータを記憶し、受信感度レジスタ6bは、アンテナ15
で受信した電波局からの標準電波の受信感度を記憶す
る。現在位置データレジスタ6cは、GPSモジュール
2により割り出された現在位置の緯度・経度つまり現在
位置データ(XN,YN)を記憶し、算出位置データレジ
スタ6dは、後述するようにして標準電波の受信感度か
ら割り出した位置データ(XD,YD)を記憶する。補正
データレジスタ6eは、後述する補正データ作成モード
において作成される補正データを記憶する。また、メモ
リー国レジスタ6fは、予めユーザーがキー入力部13
での操作により入力した「日本」「米国」「ドイツ」等
のユーザーが地図の表示を希望する国名が記憶される。
地域指定レジスタ6gには、例えば日本であれば、北海
道、東北、関東等のユーザーが地図の表示を希望する地
域名が記憶される。
ある。表示レジスタ6aは、モニタ12に表示されるデ
ータを記憶し、受信感度レジスタ6bは、アンテナ15
で受信した電波局からの標準電波の受信感度を記憶す
る。現在位置データレジスタ6cは、GPSモジュール
2により割り出された現在位置の緯度・経度つまり現在
位置データ(XN,YN)を記憶し、算出位置データレジ
スタ6dは、後述するようにして標準電波の受信感度か
ら割り出した位置データ(XD,YD)を記憶する。補正
データレジスタ6eは、後述する補正データ作成モード
において作成される補正データを記憶する。また、メモ
リー国レジスタ6fは、予めユーザーがキー入力部13
での操作により入力した「日本」「米国」「ドイツ」等
のユーザーが地図の表示を希望する国名が記憶される。
地域指定レジスタ6gには、例えば日本であれば、北海
道、東北、関東等のユーザーが地図の表示を希望する地
域名が記憶される。
【0027】以上の構成にかかる本実施の形態におい
て、キー入力部13を操作して電源をオンにした後補正
データ作成モードを設定すると、CPU4は、読み取り
可能なプログラムコードの形態で前記記録媒体14に記
憶されている制御プログラムに基づき図5のフローチャ
ートで示す各機能を実現する。すなわち、アンテナ15
にて受信した前記標準電波を受信回路16からを取り込
む(ステップSA1)。
て、キー入力部13を操作して電源をオンにした後補正
データ作成モードを設定すると、CPU4は、読み取り
可能なプログラムコードの形態で前記記録媒体14に記
憶されている制御プログラムに基づき図5のフローチャ
ートで示す各機能を実現する。すなわち、アンテナ15
にて受信した前記標準電波を受信回路16からを取り込
む(ステップSA1)。
【0028】次に、この標準電波が適正に受信されたか
否かを判別し(ステップSA2)、適正に受信されたな
らば電波局判定を行う(ステップSA3)。
否かを判別し(ステップSA2)、適正に受信されたな
らば電波局判定を行う(ステップSA3)。
【0029】すなわち、受信した標準電波の周波数を電
波局テーブル20の送信周波数エリア21aで検索し
て、対応する送信名、国名等を送信名エリア21bと国
名エリア21cから読み出す。このとき、例えばアドレ
ス3と4、及び5と6に記憶されている電波局のよう
に、周波数が同一の局があるが、この場合には例えば図
10に示した標準電波のタイムコードが示す時刻と、C
PU4が有する世界時計の時刻とを比較して、電波局を
判定すればよい。そして、受信した標準電波を発信した
電波局を判定したならば、対応する及び位置データエリ
ア21cから、判定した電波局の位置データを読み出す
(ステップSA4)。
波局テーブル20の送信周波数エリア21aで検索し
て、対応する送信名、国名等を送信名エリア21bと国
名エリア21cから読み出す。このとき、例えばアドレ
ス3と4、及び5と6に記憶されている電波局のよう
に、周波数が同一の局があるが、この場合には例えば図
10に示した標準電波のタイムコードが示す時刻と、C
PU4が有する世界時計の時刻とを比較して、電波局を
判定すればよい。そして、受信した標準電波を発信した
電波局を判定したならば、対応する及び位置データエリ
ア21cから、判定した電波局の位置データを読み出す
(ステップSA4)。
【0030】さらに、受信感度判定を行ってステップS
A1で受信した標準電波の感度Sを検出し(ステップS
A5)、引き続き、感度−距離対応テーブル21から前
述のように、感度Sに対応する距離データDを読み出す
(ステップSA6)。
A1で受信した標準電波の感度Sを検出し(ステップS
A5)、引き続き、感度−距離対応テーブル21から前
述のように、感度Sに対応する距離データDを読み出す
(ステップSA6)。
【0031】次に、GPSアンテナ1により受信した衛
星からのL1帯のC/Aコードを復調・解読してGPS
モジュール2が割り出した現在位置の緯度・経度(現在
位置データ(XN,YN))を取得する(ステップSA
7)。しかる後に、両位置データ、つまりステップSA
4で位置データエリア21cから読み出した基準局の位
置データと、ステップSA7で取得した現在位置データ
(XN,YN)とに基づき、電波局と現在位置とを結ぶ直
線(方角)を算出する(ステップSA8)。
星からのL1帯のC/Aコードを復調・解読してGPS
モジュール2が割り出した現在位置の緯度・経度(現在
位置データ(XN,YN))を取得する(ステップSA
7)。しかる後に、両位置データ、つまりステップSA
4で位置データエリア21cから読み出した基準局の位
置データと、ステップSA7で取得した現在位置データ
(XN,YN)とに基づき、電波局と現在位置とを結ぶ直
線(方角)を算出する(ステップSA8)。
【0032】すなわち、今受信した標準電波が図2のア
ドレス2に記憶されている我が国の茨城にある電波局か
らのものであるとすると、ステップSA4では位置デー
タエリア21cから位置データ(X2,Y2)が読み出さ
れている。そして、ステップSA7では現在位置データ
(XN,YN)が得られていることから、図6(A)に示
すように、このステップSA8では、電波局の位置デー
タ(X2,Y2)と現在位置データ(XN,YN)とを結ぶ
直線Lを算出する。
ドレス2に記憶されている我が国の茨城にある電波局か
らのものであるとすると、ステップSA4では位置デー
タエリア21cから位置データ(X2,Y2)が読み出さ
れている。そして、ステップSA7では現在位置データ
(XN,YN)が得られていることから、図6(A)に示
すように、このステップSA8では、電波局の位置デー
タ(X2,Y2)と現在位置データ(XN,YN)とを結ぶ
直線Lを算出する。
【0033】次に、この算出した直線L上における電波
局からの距離データDに対応する位置データ(XD,
YD)を演算する(ステップSA9)。つまり、ステッ
プSA8での処理により電波局と現在位置とを結ぶ直線
Lが得られており、また、前述のステップSA6での処
理により、標準電波の受信感度に基づく現在位置から電
波局までの距離Dが得られていることから、このステッ
プSA9では直線L上において電波局から距離Dの地点
である位置データ(XD,YD)を演算する。
局からの距離データDに対応する位置データ(XD,
YD)を演算する(ステップSA9)。つまり、ステッ
プSA8での処理により電波局と現在位置とを結ぶ直線
Lが得られており、また、前述のステップSA6での処
理により、標準電波の受信感度に基づく現在位置から電
波局までの距離Dが得られていることから、このステッ
プSA9では直線L上において電波局から距離Dの地点
である位置データ(XD,YD)を演算する。
【0034】そして、この演算した電波局から距離Dの
地点である位置データ(XD,YD)とGPSモジュール
2で割り出した現在位置データ(XN,YN)とを比較し
て(ステップSA10)、その差の有無を判断する(ス
テップSA11)。この判断の結果、図6(A)に示す
ように、両者((XN,YN)と(XD,YD))に差がな
ければ「誤差なし」とモニタ12に表示する(ステップ
SA12)。
地点である位置データ(XD,YD)とGPSモジュール
2で割り出した現在位置データ(XN,YN)とを比較し
て(ステップSA10)、その差の有無を判断する(ス
テップSA11)。この判断の結果、図6(A)に示す
ように、両者((XN,YN)と(XD,YD))に差がな
ければ「誤差なし」とモニタ12に表示する(ステップ
SA12)。
【0035】しかし、図6(B)(C)に示すように、
両者((XN,YN)と(XD,YD))に差がある場合に
は、その差XG=XD−XN,YG=YD−YNを算出し(ス
テップSA13)、この算出結果である誤差(XG,
YG)をモニタ12に表示した後(ステップSA1
4)、この誤差(XG,YG)を補正データとしてRAM
6の所定エリアに記憶させる(ステップSA15)。
両者((XN,YN)と(XD,YD))に差がある場合に
は、その差XG=XD−XN,YG=YD−YNを算出し(ス
テップSA13)、この算出結果である誤差(XG,
YG)をモニタ12に表示した後(ステップSA1
4)、この誤差(XG,YG)を補正データとしてRAM
6の所定エリアに記憶させる(ステップSA15)。
【0036】したがって、以上の処理により、図6
(A)に示すように、(XN,YN)=(XD,YD)であ
って、GPSモジュール2で割り出した現在位置データ
(XN,YN)と電波局からの標準電波の受信感度から割
り出した現在位置データ(XD,YD)とに差異がなけれ
ば補正データは生成及び記憶されず、図6(B)(C)
に示すように、(XN,YN)≠(XD,YD)、であっ
て、GPSモジュール2で割り出した現在位置データ
(XN,YN)と電波局からの標準電波の受信感度から割
り出した現在位置データ(XD,YD)とに差異ある場合
には、補正データ(XG,YG)が生成されて記憶される
こととなる。
(A)に示すように、(XN,YN)=(XD,YD)であ
って、GPSモジュール2で割り出した現在位置データ
(XN,YN)と電波局からの標準電波の受信感度から割
り出した現在位置データ(XD,YD)とに差異がなけれ
ば補正データは生成及び記憶されず、図6(B)(C)
に示すように、(XN,YN)≠(XD,YD)、であっ
て、GPSモジュール2で割り出した現在位置データ
(XN,YN)と電波局からの標準電波の受信感度から割
り出した現在位置データ(XD,YD)とに差異ある場合
には、補正データ(XG,YG)が生成されて記憶される
こととなる。
【0037】このようにして補正データ作成モードでの
処理が完了したならば、必要に応じて電源を投入して現
在位置表示モードを設定する。すると、CPU4は、記
録媒体14に記憶されている制御プログラムに基づき図
7のフローチャートで示す各機能を実現する。すなわ
ち、アンテナ15にて受信した前記標準電波を受信回路
16からを取り込む(ステップSB1)。次に、この標
準電波が適正に受信されたか否かを判別し(ステップS
B2)、適正に受信されない場合には、前回画面表示処
理を行って(ステップSB3)、前回の電源オフ時表示
されていた画面を表示する。
処理が完了したならば、必要に応じて電源を投入して現
在位置表示モードを設定する。すると、CPU4は、記
録媒体14に記憶されている制御プログラムに基づき図
7のフローチャートで示す各機能を実現する。すなわ
ち、アンテナ15にて受信した前記標準電波を受信回路
16からを取り込む(ステップSB1)。次に、この標
準電波が適正に受信されたか否かを判別し(ステップS
B2)、適正に受信されない場合には、前回画面表示処
理を行って(ステップSB3)、前回の電源オフ時表示
されていた画面を表示する。
【0038】また、標準電波が適正に受信された場合に
は、受信電波検索処理(ステップSB4)を行って、受
信した標準電波の周波数を電波局テーブル20の送信周
波数エリア21aで検索し、対応する電波局が存在する
国名を国名エリア21cから読み出して受信国を決定す
る(ステップSB5)。このとき、前述と同様にして、
周波数が同一の局に関しては標準電波のタイムコードが
示す時刻と、CPU4が有する世界時計の時刻とを比較
して、電波局及び受信国を決定すればよい。
は、受信電波検索処理(ステップSB4)を行って、受
信した標準電波の周波数を電波局テーブル20の送信周
波数エリア21aで検索し、対応する電波局が存在する
国名を国名エリア21cから読み出して受信国を決定す
る(ステップSB5)。このとき、前述と同様にして、
周波数が同一の局に関しては標準電波のタイムコードが
示す時刻と、CPU4が有する世界時計の時刻とを比較
して、電波局及び受信国を決定すればよい。
【0039】次に、この決定した受信国がメモリー国で
あるか否かを判別する(ステップSB6)。ここで、メ
モリー国とは前述のようにユーザーが予めメモリー国レ
ジスタ6f登録した地図表示を希望する国であり、前述
のステップSB5で決定した受信国がメモリー国の何れ
でもない場合には、マップ表示なしモードと世界地図表
示モードのいずれが設定されているかを判別する(ステ
ップSB7)。そして、マップなしモードが設定されて
いる場合には、ノーマル表示を実行して(ステップSB
8)、モニタ12に現在時刻を表示し、世界地図表示モ
ードが設定されている場合には、地図記憶部9から世界
地図データを読み出して、世界地図をモニタ12に表示
する(ステップSB9)。
あるか否かを判別する(ステップSB6)。ここで、メ
モリー国とは前述のようにユーザーが予めメモリー国レ
ジスタ6f登録した地図表示を希望する国であり、前述
のステップSB5で決定した受信国がメモリー国の何れ
でもない場合には、マップ表示なしモードと世界地図表
示モードのいずれが設定されているかを判別する(ステ
ップSB7)。そして、マップなしモードが設定されて
いる場合には、ノーマル表示を実行して(ステップSB
8)、モニタ12に現在時刻を表示し、世界地図表示モ
ードが設定されている場合には、地図記憶部9から世界
地図データを読み出して、世界地図をモニタ12に表示
する(ステップSB9)。
【0040】また、ステップSB6での判別の結果、受
信国が何れかのメモリー国であるならば、受信国のマッ
プ(地図データ)を地図記憶部9から呼び出した後(ス
テップSB10)、前述のステップSA7と同様に、G
PSアンテナ1により受信した衛星からのL1帯のC/
Aコードを復調・解読してGPSモジュール2が割り出
した現在位置の緯度・経度(現在位置データ(XN,
YN))を取得する(ステップSB11)。さらに地域
指定があるか否か、つまり取得した現在位置データが前
記地域指定レジスタ6gに記憶されて何れかの指定地域
に属するか否かを判別し(ステップSB12)、地域指
定に該当しない場合には、ステップSB10で読み出し
た地図データに基づく国全体の地図をモニタ12に表示
する(ステップSB14)。
信国が何れかのメモリー国であるならば、受信国のマッ
プ(地図データ)を地図記憶部9から呼び出した後(ス
テップSB10)、前述のステップSA7と同様に、G
PSアンテナ1により受信した衛星からのL1帯のC/
Aコードを復調・解読してGPSモジュール2が割り出
した現在位置の緯度・経度(現在位置データ(XN,
YN))を取得する(ステップSB11)。さらに地域
指定があるか否か、つまり取得した現在位置データが前
記地域指定レジスタ6gに記憶されて何れかの指定地域
に属するか否かを判別し(ステップSB12)、地域指
定に該当しない場合には、ステップSB10で読み出し
た地図データに基づく国全体の地図をモニタ12に表示
する(ステップSB14)。
【0041】しかし、現在位置が何れかの地域指定属す
る場合には、前述のステップSB10で呼び出した受信
国のマップに代えて、現在位置を含む指定地域のマップ
(地図データ)を地図記憶部9から呼び出し(ステップ
SB13)、この呼出した地図データに基づく地域地図
をモニタ12に表示する(ステップSB14)。
る場合には、前述のステップSB10で呼び出した受信
国のマップに代えて、現在位置を含む指定地域のマップ
(地図データ)を地図記憶部9から呼び出し(ステップ
SB13)、この呼出した地図データに基づく地域地図
をモニタ12に表示する(ステップSB14)。
【0042】次に、前述のステップSB11で取得した
現在位置の緯度・経度を補正データレジスタに記憶され
ている補正データ(XG,YG)に基づいて補正する(ス
テップSB15)。つまり、現在位置の緯度・経度が
(XN,YN)であるならば、XF=XN+XG,YF=YN
+YGを演算することにより、補正した現在位置の緯度
・経度(XF,YF)を得る。引き続き、地図上の補正さ
れた位置データ(XF,YF)に対応する位置に現在位置
を表示する(ステップSB16)。
現在位置の緯度・経度を補正データレジスタに記憶され
ている補正データ(XG,YG)に基づいて補正する(ス
テップSB15)。つまり、現在位置の緯度・経度が
(XN,YN)であるならば、XF=XN+XG,YF=YN
+YGを演算することにより、補正した現在位置の緯度
・経度(XF,YF)を得る。引き続き、地図上の補正さ
れた位置データ(XF,YF)に対応する位置に現在位置
を表示する(ステップSB16)。
【0043】しかる後に、キー入力部13に設けられて
いる縮尺設定キーの操作に応じて、モニタ12に表示し
た地図を拡大あるいは縮小処理し(ステップSB1
7)、ユーザが所望する縮尺で地図を表示するとともに
現在位置を表示する。これにより、モニタ12には図7
に例示するように、拡大された関東の地図Mとともに、
この地図M上に現在位置を示す現在位置マークSが表示
される。このとき、前述したようにこの現在位置マーク
Sは、補正された現在位置の緯度・経度(XF,YF)に
対応する位置に表示される。したがって、同図に示すよ
うに、仮にGPSモジュール2からの緯度・経度情報の
みで現在位置を表示した場合、GPS情報の意図的な誤
差やGPSモジュール2の特性による不可避的な誤差に
よって、実際の現在位置Pと現在位置マークS′との間
に誤差が生ずるとしても、本実施の形態にかかるGPS
装置では、図示のように、実際の現在位置P上に現在位
置マークSを精度よく表示することができる。
いる縮尺設定キーの操作に応じて、モニタ12に表示し
た地図を拡大あるいは縮小処理し(ステップSB1
7)、ユーザが所望する縮尺で地図を表示するとともに
現在位置を表示する。これにより、モニタ12には図7
に例示するように、拡大された関東の地図Mとともに、
この地図M上に現在位置を示す現在位置マークSが表示
される。このとき、前述したようにこの現在位置マーク
Sは、補正された現在位置の緯度・経度(XF,YF)に
対応する位置に表示される。したがって、同図に示すよ
うに、仮にGPSモジュール2からの緯度・経度情報の
みで現在位置を表示した場合、GPS情報の意図的な誤
差やGPSモジュール2の特性による不可避的な誤差に
よって、実際の現在位置Pと現在位置マークS′との間
に誤差が生ずるとしても、本実施の形態にかかるGPS
装置では、図示のように、実際の現在位置P上に現在位
置マークSを精度よく表示することができる。
【0044】なお、本実施の形態においては、前述のよ
うに電波局から距離Dの地点である位置データ(XD,
YD)とGPSモジュール2で割り出した現在位置デー
タ(XN,YN)との差をそのまま補正データとして用い
るようにしたが、その差の1/2を補正データとして用
いたり、複数箇所で電波局からの標準電波を受信して複
数箇所での前記差の平均値を補正データとして用いる
等、GPSモジュール2で割り出した現在位置データと
電波局からの標準電波の受信状態とに応じて生成される
データであれば、如何なるデータを補正データとしても
よい。
うに電波局から距離Dの地点である位置データ(XD,
YD)とGPSモジュール2で割り出した現在位置デー
タ(XN,YN)との差をそのまま補正データとして用い
るようにしたが、その差の1/2を補正データとして用
いたり、複数箇所で電波局からの標準電波を受信して複
数箇所での前記差の平均値を補正データとして用いる
等、GPSモジュール2で割り出した現在位置データと
電波局からの標準電波の受信状態とに応じて生成される
データであれば、如何なるデータを補正データとしても
よい。
【0045】図9は、本発明の他の実施の形態を示すも
のであり、CPU4は、読み取り可能なプログラムコー
ドの形態で前記記録媒体14に記憶されている制御プロ
グラムに基づきこのフローチャートで示す各機能を実現
する。すなわち、GPSアンテナ1により受信した衛星
からのL1帯のC/Aコードを復調・解読してGPSモ
ジュール2が割り出した現在位置の緯度・経度(現在位
置データ(XN,YN))を取得する(ステップSC
1)。次に、図2に示した電波局テーブル20の位置デ
ータエリア21cに記憶されている各電波局の位置デー
タを参照することにより、現在位置に最も近い電波局を
検索する(ステップSC2)。引き続き、両データに基
づき、電波局までの距離を算出した後(ステップSC
3)、この算出した距離と検索した電波局の送信出力
(この送信出力も電波局テーブルに予め記憶されてい
る。)とに基づき、当該電波局からの標準電波を受信可
能であるか否かを判断する(ステップSC4)。
のであり、CPU4は、読み取り可能なプログラムコー
ドの形態で前記記録媒体14に記憶されている制御プロ
グラムに基づきこのフローチャートで示す各機能を実現
する。すなわち、GPSアンテナ1により受信した衛星
からのL1帯のC/Aコードを復調・解読してGPSモ
ジュール2が割り出した現在位置の緯度・経度(現在位
置データ(XN,YN))を取得する(ステップSC
1)。次に、図2に示した電波局テーブル20の位置デ
ータエリア21cに記憶されている各電波局の位置デー
タを参照することにより、現在位置に最も近い電波局を
検索する(ステップSC2)。引き続き、両データに基
づき、電波局までの距離を算出した後(ステップSC
3)、この算出した距離と検索した電波局の送信出力
(この送信出力も電波局テーブルに予め記憶されてい
る。)とに基づき、当該電波局からの標準電波を受信可
能であるか否かを判断する(ステップSC4)。
【0046】このステップSC4での判断の結果、外国
を飛行機で移動中である場合等、標準電波の受信が不可
能であるならば、受信回路16をオフにする(ステップ
SC5)。したがって、標準電波が受信できないにも拘
わらず受信回路16が継続的に動作して、無用に電力が
消費されてしまう不都合を未然に防止することができ
る。引き続き、モニタ12に「受信不可能」表示を行い
(ステップSC6)、これによりユーザーに故障ではな
く距離的に受信不可能であることを知らしめることがで
きる。さらに、検索した最も近い電波局を表示するとと
もに(ステップSC7)、前記電波局までの距離を表示
し(ステップSC8)、これらの情報をユーザーに知ら
しめる。また、標準電波を受信できないことから、記憶
しているワールドタイムに基づく時刻を表示する(ステ
ップSC9)。
を飛行機で移動中である場合等、標準電波の受信が不可
能であるならば、受信回路16をオフにする(ステップ
SC5)。したがって、標準電波が受信できないにも拘
わらず受信回路16が継続的に動作して、無用に電力が
消費されてしまう不都合を未然に防止することができ
る。引き続き、モニタ12に「受信不可能」表示を行い
(ステップSC6)、これによりユーザーに故障ではな
く距離的に受信不可能であることを知らしめることがで
きる。さらに、検索した最も近い電波局を表示するとと
もに(ステップSC7)、前記電波局までの距離を表示
し(ステップSC8)、これらの情報をユーザーに知ら
しめる。また、標準電波を受信できないことから、記憶
しているワールドタイムに基づく時刻を表示する(ステ
ップSC9)。
【0047】また、例えば飛行機での移動に伴って目的
国に近づき、検索した電波局からの電波の受信が可能な
距離になると、ステップSC4からステップSC10に
進み、受信回路16をオンにする(ステップSC1
0)。引き続き、当該電波局の周波数を電波局テーブル
20の送信周波数エリア21aから読み出し(ステップ
SC11)、この読み出した周波数を受信回路16に設
定する(ステップSC12)。これにより、受信回路1
6は、最も近い電波局からの標準電波の受信を開始し、
この標準電波に含まれているタームコードを取得する
(ステップSC13)。しかる後に、この取得したター
ムコードに基づいて、現在モニタ12に表示している表
示時刻データを修正する(ステップSC14)。よっ
て、飛行機での移動中等において、ある国等に近付く
と、手動操作を伴うことなく、自動的に当該国の標準時
間が表示されることとなる。
国に近づき、検索した電波局からの電波の受信が可能な
距離になると、ステップSC4からステップSC10に
進み、受信回路16をオンにする(ステップSC1
0)。引き続き、当該電波局の周波数を電波局テーブル
20の送信周波数エリア21aから読み出し(ステップ
SC11)、この読み出した周波数を受信回路16に設
定する(ステップSC12)。これにより、受信回路1
6は、最も近い電波局からの標準電波の受信を開始し、
この標準電波に含まれているタームコードを取得する
(ステップSC13)。しかる後に、この取得したター
ムコードに基づいて、現在モニタ12に表示している表
示時刻データを修正する(ステップSC14)。よっ
て、飛行機での移動中等において、ある国等に近付く
と、手動操作を伴うことなく、自動的に当該国の標準時
間が表示されることとなる。
【0048】なお、前述した実施の形態においては、位
置情報取得手段としてGPSモジュールを用いるように
したが、これに限ることなく、PHS(Personal Handy
hpone System)において基地局から送信される位置デ
ータ等を取得する等、他の手段を用いてもよい。
置情報取得手段としてGPSモジュールを用いるように
したが、これに限ることなく、PHS(Personal Handy
hpone System)において基地局から送信される位置デ
ータ等を取得する等、他の手段を用いてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、受信した
標準電波に基づき、記憶されている地図データを読み出
して表示に供するようにしたことから、GPS情報を利
用せずとも、適切な地図表示が可能となる。さらに、予
め指定された地域データに対応する地図データを読み出
して表示に供するようにしたことから、GPS情報を利
用せずとも、さらに詳細かつ適切な地図も表示可能とな
る。
標準電波に基づき、記憶されている地図データを読み出
して表示に供するようにしたことから、GPS情報を利
用せずとも、適切な地図表示が可能となる。さらに、予
め指定された地域データに対応する地図データを読み出
して表示に供するようにしたことから、GPS情報を利
用せずとも、さらに詳細かつ適切な地図も表示可能とな
る。
【0050】また取得した現在位置情報を、受信した標
準電波に基づき補正するようにしたことから、現在位置
情報に含まれている意図的な誤差を補正して、精度の高
い現在位置検出が可能となる。また、地図データに基づ
く地図上に、補正された位置情報に基づき現在位置を表
示させるようにしたことから、地図上に誤差なく正確に
現在位置を表示することが可能となる。また、受信した
標準電波に基づき、対応する地図データを記憶手段から
読み出すようにしたことから、現在位置情報に依存する
ことなく、地図の表示が可能となる。
準電波に基づき補正するようにしたことから、現在位置
情報に含まれている意図的な誤差を補正して、精度の高
い現在位置検出が可能となる。また、地図データに基づ
く地図上に、補正された位置情報に基づき現在位置を表
示させるようにしたことから、地図上に誤差なく正確に
現在位置を表示することが可能となる。また、受信した
標準電波に基づき、対応する地図データを記憶手段から
読み出すようにしたことから、現在位置情報に依存する
ことなく、地図の表示が可能となる。
【0051】また、電波局から送信される標準電波を受
信する受信手段の受信動作を、取得した現在位置情報に
基づいて制御するようにしたことから、受信手段が常時
動作することがなく、受信手段の無用な動作を回避する
ことが可能となる。また、現在位置情報に基づいて標準
電波を受信可能であるか否かを判断し、可能である場合
に受信手段を動作させるようにしたことから、受信手段
の無用な動作を回避して、無用な電力消費を回避するこ
とができる。
信する受信手段の受信動作を、取得した現在位置情報に
基づいて制御するようにしたことから、受信手段が常時
動作することがなく、受信手段の無用な動作を回避する
ことが可能となる。また、現在位置情報に基づいて標準
電波を受信可能であるか否かを判断し、可能である場合
に受信手段を動作させるようにしたことから、受信手段
の無用な動作を回避して、無用な電力消費を回避するこ
とができる。
【0052】また標準電波を受信不可能と判断した場
合、その旨を表示するようにしたことから、装置の故障
と誤解される不都合を未然に防止することができる。ま
た、現在位置情報に基づいて受信可能な標準電波の周波
数を受信手段に設定するようにしたことから、異国間を
移動している場合等において、到達した国の標準電波を
自動受信することができる。また、受信した標準電波に
基づき、現在時刻を修正するようにしたことから、異国
間を移動している場合等において、表示時刻を到達した
国の時刻に自動修正することができる。
合、その旨を表示するようにしたことから、装置の故障
と誤解される不都合を未然に防止することができる。ま
た、現在位置情報に基づいて受信可能な標準電波の周波
数を受信手段に設定するようにしたことから、異国間を
移動している場合等において、到達した国の標準電波を
自動受信することができる。また、受信した標準電波に
基づき、現在時刻を修正するようにしたことから、異国
間を移動している場合等において、表示時刻を到達した
国の時刻に自動修正することができる。
【0053】
【図1】本発明の一実施の形態かかるGPS機能付電子
時計のブロック図である。
時計のブロック図である。
【図2】電波局テーブルを示す図である。
【図3】感度−距離対応テーブルを示す図である。
【図4】RAMのメモリー構成図である。
【図5】同実施の形態の補正データ作成モード時の処理
手順を示すフローチャートである。
手順を示すフローチャートである。
【図6】補正データ作成モード時の処理説明図である。
【図7】同実施の形態の現在位置表示モード時の処理手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
【図8】表示例を示す図である。
【図9】本発明の他の実施の形態における処理手順を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図10】タイムコードのフォーマットを示す図であ
る。
る。
2 GPSモジュール 4 CPU 5 記憶装置 9 地図記憶部 12 モニタ 14 記録媒体 16 受信回路 19 時計計数回路
Claims (11)
- 【請求項1】 電波局から送信される標準電波を受信す
る受信手段と、 地図データを記憶している地図データ記憶手段と、 前記受信手段により受信された前記標準電波に基づき、
前記地図データ記憶手段から地図データを読み出して表
示に供する制御手段とを備えたことを特徴とする受信装
置。 - 【請求項2】 予め指定された地域データを記憶する地
域データ記憶手段をさらに備え、 前記制御手段は、前記標準電波と前記地域データとに基
づき、対応する地図データを読み出して表示に供するこ
とを特徴とする請求項1記載の受信装置。 - 【請求項3】 電波局から送信される標準電波を受信す
る受信手段と、 現在位置情報を取得する位置情報取得手段と、 この位置情報取得手段により取得された前記現在位置情
報を、前記受信手段により受信された前記標準電波に基
づき補正する補正手段とを備えたことを特徴とする受信
装置。 - 【請求項4】 表示手段と、 地図データを記憶している地図データ記憶手段と、 この地図データ記憶手段から地図データを読み出して、
前記表示手段に地図を表示させるとともに、この地図上
に前記補正手段により補正された位置情報に基づき現在
位置を表示させる制御手段と、をさらに備えることを特
徴とする請求項3記載の受信装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記受信手段により受
信された標準電波に基づき、対応する地図データを前記
地図データ記憶手段から読み出すことを特徴とする請求
項4記載の受信装置。 - 【請求項6】 現在位置情報を取得する位置情報取得手
段と、 電波局から送信される標準電波を受信する受信手段と、 この受信手段の受信動作を、位置情報取得手段により取
得された前記現在位置情報に基づいて制御する制御手段
とを備えたことを特徴とする受信装置。 - 【請求項7】 前記制御手段は、前記現在位置情報に基
づいて前記標準電波を受信可能であるか否かを判断し、
可能である場合に前記受信手段を動作させることを特徴
とする請求項6記載の受信装置。 - 【請求項8】 表示手段をさらに有し、 前記制御手段は、前記標準電波を受信不可能と判断した
場合、その旨を前記表示手段に表示させることを特徴と
する請求項7記載の受信装置。 - 【請求項9】 前記制御手段は、前記現在位置情報に基
づいて受信可能な標準電波の周波数を前記受信手段に設
定することを特徴とする請求項6又は7記載の受信装
置。 - 【請求項10】 表示手段をさらに有し、 前記制御手段は、前記表示手段に現在時刻を表示させる
とともに、前記受信手段により受信した標準電波に基づ
き、前記現在時刻を修正することを特徴とする請求項6
記載の受信装置。 - 【請求項11】 標準電波を発信する標準電波発信手段
と、 標準電波発信手段から発信された前記標準電波を受信す
る受信手段と、 現在位置情報を取得する位置情報取得手段と、 この位置情報取得手段により取得された前記現在位置情
報を、前記受信手段により受信された前記標準電波に基
づき補正する補正手段とを備えたことを特徴とする現在
位置情報補正システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32617398A JP2000136941A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 受信装置及び現在位置情報補正システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32617398A JP2000136941A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 受信装置及び現在位置情報補正システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000136941A true JP2000136941A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18184866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32617398A Abandoned JP2000136941A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 受信装置及び現在位置情報補正システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000136941A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002090441A (ja) * | 2000-09-20 | 2002-03-27 | Clarion Co Ltd | Gps受信装置 |
JP2003028946A (ja) * | 2001-07-12 | 2003-01-29 | Mitsui & Co Ltd | 位置測定方法および装置 |
JP2008051697A (ja) * | 2006-08-25 | 2008-03-06 | Seiko Epson Corp | 計時装置及び計時装置の時刻修正方法 |
JP2009053206A (ja) * | 2008-10-29 | 2009-03-12 | Mitsubishi Electric Corp | 移動体ナビゲーション装置及び地図画像表示方法 |
US20100256905A1 (en) * | 2008-05-02 | 2010-10-07 | Geert Hilbrandie | Navigation device and method |
US11397411B2 (en) | 2017-09-04 | 2022-07-26 | Casio Computer Co., Ltd. | Electronic timepiece, processing selection method, and storage medium |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP32617398A patent/JP2000136941A/ja not_active Abandoned
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