JP2000129572A - 新規なカ―ペット、カ―ペット用防汚加工処理剤及び処理方法 - Google Patents
新規なカ―ペット、カ―ペット用防汚加工処理剤及び処理方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】初期の撥水・防汚性に優れ、優れたクリーニンク゛防
汚耐久性を有するカーヘ゜ット及びその処理剤、処理方法 【解決手段】クリーニング後において下記の式で定義さ
れる防汚率の値が30%以上である、防汚加工処理され
た繊維製品からなるカーペット。 防汚率(%)=100×(△EN−△ETn)/△EN △EN :未処理カーペットの防汚試験後の色差(防汚試
験はAATCC-123による) △ETn:防汚加工処理済のカーペットの防汚試験後の色
差 (nはクリーニング回数。クリーニング方法はAATCC-13
8による。n≦20)
汚耐久性を有するカーヘ゜ット及びその処理剤、処理方法 【解決手段】クリーニング後において下記の式で定義さ
れる防汚率の値が30%以上である、防汚加工処理され
た繊維製品からなるカーペット。 防汚率(%)=100×(△EN−△ETn)/△EN △EN :未処理カーペットの防汚試験後の色差(防汚試
験はAATCC-123による) △ETn:防汚加工処理済のカーペットの防汚試験後の色
差 (nはクリーニング回数。クリーニング方法はAATCC-13
8による。n≦20)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カーペット用防汚
加工処理剤、防汚加工処理方法およびカーペットに関す
る。
加工処理剤、防汚加工処理方法およびカーペットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、繊維製品(例えば、カーヘ゜ット)に撥
水撥油性及び防汚性を付与するために、種々の防汚加工
剤が提案されている。特公昭48-8606号公報には、両末
端にハ゜ーフルオルロアルキル基を持つ不飽和カルホ゛ン酸エステルを重合し
て得られた単独重合体で繊維を処理することによって汚
れ防止性を付与することが開示されている。しかしこの
単独重合体では防汚性が不十分である。特公昭51-3767
号公報では、(i)片末端にハ゜ーフルオロアルキル基を持ち、他
方の片末端にフッ素原子を含まない脂肪族基または芳香族
基を有するマレイン酸またはフマル酸のエステル、及び(ii)他の
重合性不飽和化合物とを共重合して得られた重合体で繊
維を処理することによって、繊維に撥水性及び撥油性を
付与することが開示されている。マレイン酸またはフマル酸のエ
ステルの1つの末端基はフッ素原子を含まないので、重合性は
良い。しかし、この重合体は撥水撥油性が不十分であ
り、防汚性も不十分である。
水撥油性及び防汚性を付与するために、種々の防汚加工
剤が提案されている。特公昭48-8606号公報には、両末
端にハ゜ーフルオルロアルキル基を持つ不飽和カルホ゛ン酸エステルを重合し
て得られた単独重合体で繊維を処理することによって汚
れ防止性を付与することが開示されている。しかしこの
単独重合体では防汚性が不十分である。特公昭51-3767
号公報では、(i)片末端にハ゜ーフルオロアルキル基を持ち、他
方の片末端にフッ素原子を含まない脂肪族基または芳香族
基を有するマレイン酸またはフマル酸のエステル、及び(ii)他の
重合性不飽和化合物とを共重合して得られた重合体で繊
維を処理することによって、繊維に撥水性及び撥油性を
付与することが開示されている。マレイン酸またはフマル酸のエ
ステルの1つの末端基はフッ素原子を含まないので、重合性は
良い。しかし、この重合体は撥水撥油性が不十分であ
り、防汚性も不十分である。
【0003】USP.3,594,353には両末端あるいは片末端
がハ゜ーフルオロアルキル基のイタコン酸のエステルを単独重合して得られ
た或いは他の重合性不飽和化合物と共重合して得られた
重合体で、繊維を処理することによって、繊維に撥水性
を与え、油に対する汚れ防止性を付与することが開示さ
れている。しかし、この共重合体において、撥水撥油性
及び防汚性は不十分である。
がハ゜ーフルオロアルキル基のイタコン酸のエステルを単独重合して得られ
た或いは他の重合性不飽和化合物と共重合して得られた
重合体で、繊維を処理することによって、繊維に撥水性
を与え、油に対する汚れ防止性を付与することが開示さ
れている。しかし、この共重合体において、撥水撥油性
及び防汚性は不十分である。
【0004】従来提案されているいずれの防汚加工剤
も、十分な撥水撥油性及び防汚性を有しておらず、クリーニ
ンク゛耐久性もないのが現状である。
も、十分な撥水撥油性及び防汚性を有しておらず、クリーニ
ンク゛耐久性もないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来法で処理さ
れた撥水撥油・防汚加工カーヘ゜ットは処理直後の初期の撥水
・撥油性及び防汚性は未処理のカーヘ゜ットよりは良好ではあ
るが、十分な性能とは言えず、またクリーニンク゛耐久性につ
いても不十分であった。
れた撥水撥油・防汚加工カーヘ゜ットは処理直後の初期の撥水
・撥油性及び防汚性は未処理のカーヘ゜ットよりは良好ではあ
るが、十分な性能とは言えず、またクリーニンク゛耐久性につ
いても不十分であった。
【0006】本発明の目的は、防汚加工剤で処理され、
初期の撥水・防汚性に優れ、従来には考えられなかった
クリーニンク゛防汚耐久性を有するカーヘ゜ット及びその処理剤、処
理方法、及びそのカーヘ゜ットを提供することにある。
初期の撥水・防汚性に優れ、従来には考えられなかった
クリーニンク゛防汚耐久性を有するカーヘ゜ット及びその処理剤、処
理方法、及びそのカーヘ゜ットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な課題を解決するために鋭意検討の結果、防汚加工剤に
特定の架橋剤を併用しカーヘ゜ットを処理することで、優れた
撥水性・防汚性及びクリーニンク゛耐久性を付与できるという
事実を見出し、本発明に到達した。
な課題を解決するために鋭意検討の結果、防汚加工剤に
特定の架橋剤を併用しカーヘ゜ットを処理することで、優れた
撥水性・防汚性及びクリーニンク゛耐久性を付与できるという
事実を見出し、本発明に到達した。
【0008】すなわち、本発明は、(i)フルオロアルキル基含有
化合物及び(ii)トリアシ゛ン環含有架橋剤を含むカーヘ゜ット用防汚
加工処理剤により処理され、防汚性のクリーニンク゛耐久性が
付与されたカーヘ゜ット、カーヘ゜ット用防汚加工処理剤、及び処理
方法である。
化合物及び(ii)トリアシ゛ン環含有架橋剤を含むカーヘ゜ット用防汚
加工処理剤により処理され、防汚性のクリーニンク゛耐久性が
付与されたカーヘ゜ット、カーヘ゜ット用防汚加工処理剤、及び処理
方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のカーペットの防汚率は、
クリーニング回数が3回、好ましくは5回、より好まし
くは10回、さらに好ましくは15回、特に20回で3
0%以上の値を維持する。
クリーニング回数が3回、好ましくは5回、より好まし
くは10回、さらに好ましくは15回、特に20回で3
0%以上の値を維持する。
【0010】本発明におけるフルオロアルキル基(以下Rf基と略
す)含有化合物を含むフッ素系防汚加工剤としては、公知
の化合物が挙げられ、特に限定されない。
す)含有化合物を含むフッ素系防汚加工剤としては、公知
の化合物が挙げられ、特に限定されない。
【0011】Rf基含有化合物を含むカーヘ゜ット用防汚加工処
理剤としては、例えばユニタ゛イン TG-3010、TG-3020、TG-3040、TG-3510、TG-352
0、TG-3710、TG-3720、TG-3711、TG-452、TG-452A、TG-
930、TG-232(以上 タ゛イキン工業製)スコッチカ゛ート゛ FX-1367F、FX-1373M、FX-1355、FC-393、FC-
367、FC-369、FC-398、FC-399(以上 3M製) Zonyl FCC、8779,AFC、NRD-372、N-140、N-119(以上
テ゛ュホ゜ン製)アサヒカ゛ート゛ AG-820、AG-850、AG-923(以上 旭硝子製) NUVA-FT、FTA(以上 ヘキスト製) CRS-7(以上 日華化学製) 等が挙げられる。
理剤としては、例えばユニタ゛イン TG-3010、TG-3020、TG-3040、TG-3510、TG-352
0、TG-3710、TG-3720、TG-3711、TG-452、TG-452A、TG-
930、TG-232(以上 タ゛イキン工業製)スコッチカ゛ート゛ FX-1367F、FX-1373M、FX-1355、FC-393、FC-
367、FC-369、FC-398、FC-399(以上 3M製) Zonyl FCC、8779,AFC、NRD-372、N-140、N-119(以上
テ゛ュホ゜ン製)アサヒカ゛ート゛ AG-820、AG-850、AG-923(以上 旭硝子製) NUVA-FT、FTA(以上 ヘキスト製) CRS-7(以上 日華化学製) 等が挙げられる。
【0012】具体的には、下記に示されるようなフルオ
ロアルキル基含有マレイン酸ジエステル共重合体、フル
オロアルキル基含有アジピン酸ジエステル化合物、フル
オロアルキル基含有ウレタン化合物が例示される。 (1)フルオロアルキル基含有マレイン酸ジエステル共
重合体
ロアルキル基含有マレイン酸ジエステル共重合体、フル
オロアルキル基含有アジピン酸ジエステル化合物、フル
オロアルキル基含有ウレタン化合物が例示される。 (1)フルオロアルキル基含有マレイン酸ジエステル共
重合体
【0013】
【化1】
【0014】(2)フルオロアルキル基含有アジピン酸
ジエステル共重合体
ジエステル共重合体
【0015】
【化2】
【0016】(3)フルオロアルキル基含有ウレタン共
重合体
重合体
【0017】
【化3】
【0018】〔式中、RfはCnF2n+1(nは5〜21
の整数)を示す。〕 このようなRf基含有化合物を含む防汚加工剤の付着量
は、カーヘ゜ットハ゜イルの単位重量に対し、防汚加工剤固形分の
フッ素原子が50〜10,000ppmの間で処理されるのが好まし
い。付着量が50ppm未満であれば良好な防汚性が得られ
ず、また、10,000ppmを超えても、防汚性に大きな向上
が認めらない。
の整数)を示す。〕 このようなRf基含有化合物を含む防汚加工剤の付着量
は、カーヘ゜ットハ゜イルの単位重量に対し、防汚加工剤固形分の
フッ素原子が50〜10,000ppmの間で処理されるのが好まし
い。付着量が50ppm未満であれば良好な防汚性が得られ
ず、また、10,000ppmを超えても、防汚性に大きな向上
が認めらない。
【0019】本発明におけるトリアシ゛ン環含有化合物は、下
記一般式(1)で示されるものであり、前述のRf基含有
化合物を含むフッ素系防汚剤とカーヘ゜ットハ゜イルとの接着性を向
上させ、塗膜を硬化させる作用がある。
記一般式(1)で示されるものであり、前述のRf基含有
化合物を含むフッ素系防汚剤とカーヘ゜ットハ゜イルとの接着性を向
上させ、塗膜を硬化させる作用がある。
【0020】
【化4】
【0021】〔式中、R1〜R6は、同一又は異なって、
−H、−OH、−CH2OCH3、−CH2OH、−CH2
CH2OH、−CH2CH2CH2OHまたはCH2OC2H
5、好ましくは−CH2OHを示す。〕 上記一般式(1)で示された架橋剤中で、特にトリメチロールメ
ラミン、ヘキサメチロールメラミンが好ましい。該架橋剤の商品名とし
ては、スミテックスレシ゛ンM-3(トリメチロールメラミン;住友
化学工業製)が例示される。
−H、−OH、−CH2OCH3、−CH2OH、−CH2
CH2OH、−CH2CH2CH2OHまたはCH2OC2H
5、好ましくは−CH2OHを示す。〕 上記一般式(1)で示された架橋剤中で、特にトリメチロールメ
ラミン、ヘキサメチロールメラミンが好ましい。該架橋剤の商品名とし
ては、スミテックスレシ゛ンM-3(トリメチロールメラミン;住友
化学工業製)が例示される。
【0022】かかるトリアシ゛ン環含有化合物重合体の付着量
は、カーヘ゜ット重量に対して、0.01〜1.0重量%が好ましい。
付着量が0.01重量%未満では、クリーニンク゛耐久性のある防汚
性を得ることが出来ず、また1.0重量%を超えても、クリーニ
ンク゛耐久性のある防汚性に大幅な向上は望めず、むしろ
風合いが粗硬になり、好ましくない。
は、カーヘ゜ット重量に対して、0.01〜1.0重量%が好ましい。
付着量が0.01重量%未満では、クリーニンク゛耐久性のある防汚
性を得ることが出来ず、また1.0重量%を超えても、クリーニ
ンク゛耐久性のある防汚性に大幅な向上は望めず、むしろ
風合いが粗硬になり、好ましくない。
【0023】このトリアシ゛ン環含有化合物には、反応を促進
させる触媒を添加することが好ましい。そのような触媒
としては、ギ酸、酢酸等の有機カルホ゛ン酸またはそれらのア
ンモニウム、ナトリウム、カリウム等の有機塩、硫酸、加硫酸、塩酸、
リン酸、硝酸等の無機酸またはこれらとアンモニウム、ナトリウム、カ
リウム、マク゛ネシウム、亜鉛、アルミニウム、鉄等の無機塩を挙げるこ
とが出来る。これらの触媒の使用量は特に限定されるも
のではないが、トリアシ゛ン環含有化合物の使用量に対して5
〜100重量%の範囲であれば良い。
させる触媒を添加することが好ましい。そのような触媒
としては、ギ酸、酢酸等の有機カルホ゛ン酸またはそれらのア
ンモニウム、ナトリウム、カリウム等の有機塩、硫酸、加硫酸、塩酸、
リン酸、硝酸等の無機酸またはこれらとアンモニウム、ナトリウム、カ
リウム、マク゛ネシウム、亜鉛、アルミニウム、鉄等の無機塩を挙げるこ
とが出来る。これらの触媒の使用量は特に限定されるも
のではないが、トリアシ゛ン環含有化合物の使用量に対して5
〜100重量%の範囲であれば良い。
【0024】上記のカーヘ゜ット用防汚加工剤としては、水分
散型、あるいは溶液溶剤型いずれのものでも良い。
散型、あるいは溶液溶剤型いずれのものでも良い。
【0025】さらに本発明における防汚加工剤は、被処
理物の種類により任意の方法で適用される。例えば、浸
漬、塗布等のような被加工の既知の手順により、被処理
物の表面に付着させ乾燥する方法が採用される。更に本
発明の防汚加工剤は、前記の架橋剤以外の架橋剤や添加
剤を含んでも良い。例えば、ホ゜リ-メチルメタクリレート/エチルメタクリレー
ト(P-MMA/EMA)等の他の重合体、防虫剤、難燃剤、帯電
防止剤、染色安定剤、防シワ剤、柔軟剤、酸性染料の付着
を防止するステインフ゛ロック剤等を適宜添加できる。
理物の種類により任意の方法で適用される。例えば、浸
漬、塗布等のような被加工の既知の手順により、被処理
物の表面に付着させ乾燥する方法が採用される。更に本
発明の防汚加工剤は、前記の架橋剤以外の架橋剤や添加
剤を含んでも良い。例えば、ホ゜リ-メチルメタクリレート/エチルメタクリレー
ト(P-MMA/EMA)等の他の重合体、防虫剤、難燃剤、帯電
防止剤、染色安定剤、防シワ剤、柔軟剤、酸性染料の付着
を防止するステインフ゛ロック剤等を適宜添加できる。
【0026】本発明における防汚加工剤で処理され得る
被処理物は繊維製品であることが好ましく、特にカーヘ゜ット
であることが好ましい。繊維製品としては、綿、麻、羊
毛、絹等の動物性天然繊維;ホ゜リアミト゛(ナイロン)、ホ゜リ
エステル、ホ゜リヒ゛ニルアルコール、ホ゜リアクリロニトリル、ホ゜リ塩化ヒ゛ニル、ホ゜リフ
゜ロヒ゜レン等の合繊繊維;レーヨン、アセテート等の半合繊繊維;カ゛ラ
ス繊維、炭素繊維、アスヘ゛スト繊維等の無機繊維;ならびに
これらの混合物が挙げられ、好ましくはホ゜リアミト゛(ナイ
ロン)、ホ゜リエステル、ホ゜リヒ゛ニルアルコール、ホ゜リアクリロニトリル、ホ゜リ塩
化ヒ゛ニル、ホ゜リフ゜ロヒ゜レン等の合繊繊維;レーヨン、アセテート等の半
合繊繊維;ならびにこれらの混合物が挙げられる。繊維
製品は、繊維、糸、布等の形態のいずれであっても良
い。本発明の防汚加工剤でカーヘ゜ットを処理する場合に、繊
維または糸を防汚加工剤で処理した後にカーヘ゜ットを形成し
ても良い。
被処理物は繊維製品であることが好ましく、特にカーヘ゜ット
であることが好ましい。繊維製品としては、綿、麻、羊
毛、絹等の動物性天然繊維;ホ゜リアミト゛(ナイロン)、ホ゜リ
エステル、ホ゜リヒ゛ニルアルコール、ホ゜リアクリロニトリル、ホ゜リ塩化ヒ゛ニル、ホ゜リフ
゜ロヒ゜レン等の合繊繊維;レーヨン、アセテート等の半合繊繊維;カ゛ラ
ス繊維、炭素繊維、アスヘ゛スト繊維等の無機繊維;ならびに
これらの混合物が挙げられ、好ましくはホ゜リアミト゛(ナイ
ロン)、ホ゜リエステル、ホ゜リヒ゛ニルアルコール、ホ゜リアクリロニトリル、ホ゜リ塩
化ヒ゛ニル、ホ゜リフ゜ロヒ゜レン等の合繊繊維;レーヨン、アセテート等の半
合繊繊維;ならびにこれらの混合物が挙げられる。繊維
製品は、繊維、糸、布等の形態のいずれであっても良
い。本発明の防汚加工剤でカーヘ゜ットを処理する場合に、繊
維または糸を防汚加工剤で処理した後にカーヘ゜ットを形成し
ても良い。
【0027】本発明のカーペットは、防汚加工前にステ
インブロック剤で前処理してもよい。ステインブロック
剤としては、一般にはポリ(メタ)アクリル酸タイプ及
びスルホン酸含有フェノール/ホルムアルデヒド縮合生
成物などがあり、具体的にはFX−668F(3M社
製)、SR−300(デュポン社製)等が挙げられる。
ステインブロック剤の使用量は、カーペット重量あた
り、0.05〜10重量%の有効成分が付着するのに十
分な量が好ましい。処理条件については、ステインブロ
ック剤の一般的な処理方法が適用でき、例えば熱風処
理、スチーム処理、煮沸処理等が挙げられる。
インブロック剤で前処理してもよい。ステインブロック
剤としては、一般にはポリ(メタ)アクリル酸タイプ及
びスルホン酸含有フェノール/ホルムアルデヒド縮合生
成物などがあり、具体的にはFX−668F(3M社
製)、SR−300(デュポン社製)等が挙げられる。
ステインブロック剤の使用量は、カーペット重量あた
り、0.05〜10重量%の有効成分が付着するのに十
分な量が好ましい。処理条件については、ステインブロ
ック剤の一般的な処理方法が適用でき、例えば熱風処
理、スチーム処理、煮沸処理等が挙げられる。
【0028】本発明のカーペット用防汚加工処理剤に
は、さらに、(1)ポリオキシエチレン鎖を含むアクリ
レートおよびメタクリレートからなる群から選ばれる少
なくとも1種、および(2)反応性モノマー(グリセロ
ールメタクリレート、グリシジルメタクリレート)から
なる群から選ばれる少なくとも1種を含む共重合体;及
び/又はPEGを含んでいてもよい。
は、さらに、(1)ポリオキシエチレン鎖を含むアクリ
レートおよびメタクリレートからなる群から選ばれる少
なくとも1種、および(2)反応性モノマー(グリセロ
ールメタクリレート、グリシジルメタクリレート)から
なる群から選ばれる少なくとも1種を含む共重合体;及
び/又はPEGを含んでいてもよい。
【0029】該共重合体又はPEGは、撥剤固形分に対
し1〜50重量%、好ましくは2〜20重量%用いられ
る。
し1〜50重量%、好ましくは2〜20重量%用いられ
る。
【0030】処理されるカーペットの色は、青、が挙げ
られる、カーペットの色のL=40〜80、好ましくは
L=40〜60である;a=+0.1〜−0.8、好ま
しくはa=−0.1〜−0.6である;b=−13〜−
25、好ましくはb=−17〜−21である。
られる、カーペットの色のL=40〜80、好ましくは
L=40〜60である;a=+0.1〜−0.8、好ま
しくはa=−0.1〜−0.6である;b=−13〜−
25、好ましくはb=−17〜−21である。
【0031】本発明のカーペットは、汚染、クリーニン
グ、再汚染というサイクルを1回繰り返したとき再汚染
時の防汚率が好ましくは20%以上、より好ましくは3
0%以上を維持する。
グ、再汚染というサイクルを1回繰り返したとき再汚染
時の防汚率が好ましくは20%以上、より好ましくは3
0%以上を維持する。
【0032】次に実施例を挙げ、本発明を具体的に説明
するが、これらの実施例が本発明を限定するものではな
い。
するが、これらの実施例が本発明を限定するものではな
い。
【0033】
【実施例】以下の実施例に示す撥水・撥油・防汚性の評
価方法、及びクリーニンク゛方法は下記に示した方法で行っ
た。
価方法、及びクリーニンク゛方法は下記に示した方法で行っ
た。
【0034】(撥水性)下記に示す組成のイソフ゜ロヒ゜ルアルコー
ル/水の混合液の小滴をカーヘ゜ット生地表面に静かに5滴置
き、3分後に4滴以上が液状の形態を保っている(はじい
ている)液の中でのイソフ゜ロヒ゜ルアルコールが最大量の時の点数
で表す。
ル/水の混合液の小滴をカーヘ゜ット生地表面に静かに5滴置
き、3分後に4滴以上が液状の形態を保っている(はじい
ている)液の中でのイソフ゜ロヒ゜ルアルコールが最大量の時の点数
で表す。
【0035】
【表1】
【0036】(撥油性)AATCC-TM-118-1966によって、
下記に示す試験溶液をカーヘ゜ットの上 に5滴置き、3分後の
侵透状態を観察し、4滴以上が浸透を示さない試験溶液
が与える撥油性の最高点を撥油性とする。
下記に示す試験溶液をカーヘ゜ットの上 に5滴置き、3分後の
侵透状態を観察し、4滴以上が浸透を示さない試験溶液
が与える撥油性の最高点を撥油性とする。
【0037】
【表2】
【0038】(防汚性1)防汚加工剤剤を処理したカーヘ゜
ットをAATCC-123-1995に準じ以下の方法で評価する。
ットをAATCC-123-1995に準じ以下の方法で評価する。
【0039】予め、カーヘ゜ット生地を5.5cm×8cmにカットし、
恒温恒湿槽(21℃、65%RH)に4時間以上静置させた後、
十分に乾燥させた下記組成のト゛ライソイルを付着させ汚す。
具体的には、上記のカーヘ゜ット片を防汚加工剤処理面を上に
し、ホ゛ールミル内部に5枚貼付け、カーヘ゜ット片の表面積1cm2あ
たり、0.031gのト゛ライソイル(カーヘ゜ット5枚の場合はト゛ライソイルを
6.82g)とセラミックホ゛ール(直径2.0cm)50ヶをホ゛ールミルにい
れ、80rpmで7分30秒回転させることでカーヘ゜ット片表面に
均一にト゛ライソイルを付着させる。ここで使用するホ゛ールミルは
円筒状で、内部底辺の直径12.0cm、高さ9.5cmである。
その後、付着した過剰のト゛ライソイルを家庭用電気掃除機で
徹底的に吸引し、色彩色差計(ミノルタCR-310)を用いてカー
ヘ゜ット表面の色差(△E)を測定し、次式により防汚率を
測定する。
恒温恒湿槽(21℃、65%RH)に4時間以上静置させた後、
十分に乾燥させた下記組成のト゛ライソイルを付着させ汚す。
具体的には、上記のカーヘ゜ット片を防汚加工剤処理面を上に
し、ホ゛ールミル内部に5枚貼付け、カーヘ゜ット片の表面積1cm2あ
たり、0.031gのト゛ライソイル(カーヘ゜ット5枚の場合はト゛ライソイルを
6.82g)とセラミックホ゛ール(直径2.0cm)50ヶをホ゛ールミルにい
れ、80rpmで7分30秒回転させることでカーヘ゜ット片表面に
均一にト゛ライソイルを付着させる。ここで使用するホ゛ールミルは
円筒状で、内部底辺の直径12.0cm、高さ9.5cmである。
その後、付着した過剰のト゛ライソイルを家庭用電気掃除機で
徹底的に吸引し、色彩色差計(ミノルタCR-310)を用いてカー
ヘ゜ット表面の色差(△E)を測定し、次式により防汚率を
測定する。
【0040】 防汚率(%)=100×(△EN−△ETn)/△EN △EN:未処理カーペットの防汚試験後の色差 △ETn:防汚加工剤処理カーペトの防汚試験後の色差 (nはクリーニンク゛回数)ト゛ライソイル の組成
【0041】
【表3】
【0042】であり、Lab値はL:25-31、a:2.3-2.6、b:
4.2-4.8である。
4.2-4.8である。
【0043】(防汚性2)防汚性1の評価において、カ
ーペット生地の大きさを11cm×8cm、カーペット
1cm2当たりのドライソイルの量を0.0062g
(カーペット3枚の場合は1.64g)、回転条件を8
0rpmで5分とした以外は、防汚性1と同様にして評
価した。
ーペット生地の大きさを11cm×8cm、カーペット
1cm2当たりのドライソイルの量を0.0062g
(カーペット3枚の場合は1.64g)、回転条件を8
0rpmで5分とした以外は、防汚性1と同様にして評
価した。
【0044】(クリーニンク゛方法)防汚加工剤を処理したカーヘ
゜ット生地を、AATCC-138を参考にクリーニンク゛する。詳細は以
下の通りである。
゜ット生地を、AATCC-138を参考にクリーニンク゛する。詳細は以
下の通りである。
【0045】・11cm×11cmにカットしたカーヘ゜ット片表面を50
℃の流水で1分間洗い流し、マンク゛ル(圧力5mg/cm2)で絞
る。
℃の流水で1分間洗い流し、マンク゛ル(圧力5mg/cm2)で絞
る。
【0046】・このカーペット片をJIS L1023-1992記載
ののクリーニンク゛試験機(STAIN&CLEANING TESTER:YOSHID
A SEIKI SEISAKUSYO製)の試験台に載せ固定し、回転フ゛
ラシがカーヘ゜ットハ゜イルを擦るようにセットする。
ののクリーニンク゛試験機(STAIN&CLEANING TESTER:YOSHID
A SEIKI SEISAKUSYO製)の試験台に載せ固定し、回転フ゛
ラシがカーヘ゜ットハ゜イルを擦るようにセットする。
【0047】・50℃に温調したラウリル硫酸ナトリウム(SLS)1%
水溶液(NaOH水溶液でpH8に調整)4.1mlをヒ゜ヘ゜ットでカーヘ゜
ットに注ぎ、回転フ゛ラシと試験台を回転させ、カーヘ゜ットをクリーニ
ンク゛する。
水溶液(NaOH水溶液でpH8に調整)4.1mlをヒ゜ヘ゜ットでカーヘ゜
ットに注ぎ、回転フ゛ラシと試験台を回転させ、カーヘ゜ットをクリーニ
ンク゛する。
【0048】試験台が正方向に5回転、逆方向に5回転、
更に正方向に5回転、逆方向に5回転(この間は回転フ゛ラシ
がカーヘ゜ットを擦りつづける)する操作を、クリーニンク゛1回とす
る。
更に正方向に5回転、逆方向に5回転(この間は回転フ゛ラシ
がカーヘ゜ットを擦りつづける)する操作を、クリーニンク゛1回とす
る。
【0049】クリーニンク゛3回とはこの操作を3回繰り返す。
但し、SLS1%水溶液は追加しない。
但し、SLS1%水溶液は追加しない。
【0050】クリーニンク゛5回とはこの操作を5回繰り返す。
但し、SLS1%水溶液は追加しない。
但し、SLS1%水溶液は追加しない。
【0051】なお、試験台の回転数は20rpm、フ゛ラシの回
転数は240rpmとし、クリーニンク゛試験機のハ゛キューム、水噴射ノス゛
ルは使用しない。
転数は240rpmとし、クリーニンク゛試験機のハ゛キューム、水噴射ノス゛
ルは使用しない。
【0052】・このカーペットを50℃の流水で、徹底的
に濯ぎ、マンク゛ルで絞り、105 ℃で30分間熱風乾燥器内で
乾燥さてクリーニンク゛終了とする。
に濯ぎ、マンク゛ルで絞り、105 ℃で30分間熱風乾燥器内で
乾燥さてクリーニンク゛終了とする。
【0053】
【実施例1】ナイロン6,6カーヘ゜ット生地(カットハ゜イル、ハ゜イル密度:
40oz /yd2 、ハ゜イルの高さ:1/4inch、色:ライトフ゛ルー)を水
に浸漬し、マンク゛ルで絞り、ウエットヒ゜ックアッフ゜(初期のカーヘ゜ット
片重量に対して、濡らした後に増えた重量%)を20%に調
整した。
40oz /yd2 、ハ゜イルの高さ:1/4inch、色:ライトフ゛ルー)を水
に浸漬し、マンク゛ルで絞り、ウエットヒ゜ックアッフ゜(初期のカーヘ゜ット
片重量に対して、濡らした後に増えた重量%)を20%に調
整した。
【0054】このカーヘ゜ット片に表4に示すように、ユニタ゛イン
TG-3010(Rf基含有カーヘ゜ット用防汚加工剤;ダイキン工業
製)を8重量部とスミテックスレシ゛ンM-3(トリメチロールメラミン:住友化
学工業製)を1.9 重量部、スミテックスアクセレレーター(ACX;住友
化学工業製のスミテックスレシ゛ンM-3用触媒)を0.6重量部及び水
を89.5重量部を混合攪拌し、防汚加工剤処理液を調製す
る。この処理液をカーヘ゜ット片の重量20gに対し、1.5gを処
理(カーヘ゜ット重量に対し、フッ素原子を400ppm処理)し、ヒ゜
ンテンターで130 ℃×10分間熱処理した。
TG-3010(Rf基含有カーヘ゜ット用防汚加工剤;ダイキン工業
製)を8重量部とスミテックスレシ゛ンM-3(トリメチロールメラミン:住友化
学工業製)を1.9 重量部、スミテックスアクセレレーター(ACX;住友
化学工業製のスミテックスレシ゛ンM-3用触媒)を0.6重量部及び水
を89.5重量部を混合攪拌し、防汚加工剤処理液を調製す
る。この処理液をカーヘ゜ット片の重量20gに対し、1.5gを処
理(カーヘ゜ット重量に対し、フッ素原子を400ppm処理)し、ヒ゜
ンテンターで130 ℃×10分間熱処理した。
【0055】このカーヘ゜ット片を上記に示す方法でクリーニンク゛
(1回、3回、5回)し、クリーニンク゛前及びクリーニンク゛後の撥水
性、撥油性、防汚性を評価した。結果を表6に示す。
(1回、3回、5回)し、クリーニンク゛前及びクリーニンク゛後の撥水
性、撥油性、防汚性を評価した。結果を表6に示す。
【0056】
【実施例2】〜
【実施例6】防汚加工剤処理液を表4に示すように調製
し、その他は実施例1と同様処理した。
し、その他は実施例1と同様処理した。
【0057】結果を表6に示す。
【0058】
【実施例7】下記組成のRfマレエート/メチルメタクリレート(MMA)=6
0/40重量比の共重合体とスミテックスレシ゛ンM-3、スミテックスアクセ
レレーターACXを含む固形分30重量%エマルション(Rfマレエート/MMA共重
合体:M-3:ACX=5:3:1重量比)を6重量部、水を94重
量部で希釈して防汚加工処理液を調製し、実施例1と同
様に処理した。
0/40重量比の共重合体とスミテックスレシ゛ンM-3、スミテックスアクセ
レレーターACXを含む固形分30重量%エマルション(Rfマレエート/MMA共重
合体:M-3:ACX=5:3:1重量比)を6重量部、水を94重
量部で希釈して防汚加工処理液を調製し、実施例1と同
様に処理した。
【0059】
【化5】
【0060】〔nは3〜8の整数を示す。〕
【0061】
【実施例8〜10】実施例1に記載のカーヘ゜ット片を予め次
の方法でステインフ゛ロック加工した。
の方法でステインフ゛ロック加工した。
【0062】ステインフ゛ロック剤(FX-668F:3M社製)を水で0.
7%に希釈した後、MgSO4を1%添加し、pHをスルファミン酸で2に
調製した液の中で、5分間煮沸した。
7%に希釈した後、MgSO4を1%添加し、pHをスルファミン酸で2に
調製した液の中で、5分間煮沸した。
【0063】その後、このカーヘ゜ットに付着した余分なステイン
フ゛ロック剤を流水で洗い流し、130 ℃で乾燥させた。次に
このカーヘ゜ット片を水に浸漬し、マンク゛ルで絞り、ウエットヒ゜ックアッフ
゜を20%に調製した。
フ゛ロック剤を流水で洗い流し、130 ℃で乾燥させた。次に
このカーヘ゜ット片を水に浸漬し、マンク゛ルで絞り、ウエットヒ゜ックアッフ
゜を20%に調製した。
【0064】防汚加工剤を表4に示すように調製し、上
記カーヘ゜ット片に実施例1と同様に処理した。結果を表6に
示す。
記カーヘ゜ット片に実施例1と同様に処理した。結果を表6に
示す。
【0065】なお、ステインフ゛ロック剤とは通常カーヘ゜ットの防汚
加工処理において、酸性着色剤の付着を軽減するために
塗布される処理剤である。
加工処理において、酸性着色剤の付着を軽減するために
塗布される処理剤である。
【0066】
【比較例1〜4】防汚加工剤処理液を表5に示すように
調製し、その他は実施例1と同様に処理した。結果を表
6に示す。
調製し、その他は実施例1と同様に処理した。結果を表
6に示す。
【0067】
【表4】
【0068】
【表5】
【0069】
【表6】
【0070】表3において、クリーニング回数”0回”
とは、クリーニング前を意味する。
とは、クリーニング前を意味する。
【0071】また、防汚率に関し、防汚加工剤未処理カ
ーペットの防汚前は100%、防汚後は0%とする。
ーペットの防汚前は100%、防汚後は0%とする。
【0072】
【実施例11】実施例8〜10に記載の方法で予めステ
インブロック加工した。
インブロック加工した。
【0073】防汚加工剤を表5に示すようにTG−30
10を8重量部、スミテックスレジンM−3を0.9重
量部、スミテックスアクセレレーターを0.3重量部、
ポリエチレングリコールメタクリレート(PEGMA)
/グリセロールメタクリレート(GMA)=70/30
重量比の共重合体を0.7重量部、水90.1重量部を
混合して調製し、上記カーペット片に実施例1と同様に
処理した。
10を8重量部、スミテックスレジンM−3を0.9重
量部、スミテックスアクセレレーターを0.3重量部、
ポリエチレングリコールメタクリレート(PEGMA)
/グリセロールメタクリレート(GMA)=70/30
重量比の共重合体を0.7重量部、水90.1重量部を
混合して調製し、上記カーペット片に実施例1と同様に
処理した。
【0074】このカーペット片に対して防汚性2、クリ
ーニング、防汚性2というサイクルで試験を繰り返し、
最後の防汚性2の試験時に防汚率を求めた。結果を表8
に示す。
ーニング、防汚性2というサイクルで試験を繰り返し、
最後の防汚性2の試験時に防汚率を求めた。結果を表8
に示す。
【0075】
【比較例5】実施例8〜10に記載の方法で予めステイ
ンブロック加工した。
ンブロック加工した。
【0076】防汚加工剤を表7に示すように調製し、上
記カーペット片に実施例1と同様に処理した。このカー
ペット片に対して実施例11と同様の評価を行った。結
果を表8に示す。
記カーペット片に実施例1と同様に処理した。このカー
ペット片に対して実施例11と同様の評価を行った。結
果を表8に示す。
【0077】
【表7】
【0078】
【表8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中前 靖史 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 矢野 浩子 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 佐藤 数行 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内 (72)発明者 井置 正人 大阪府摂津市西一津屋1番1号 ダイキン 工業株式会社淀川製作所内
Claims (13)
- 【請求項1】クリーニング後において下記の式で定義さ
れる防汚率の値が30%以上である、防汚加工処理され
た繊維製品からなるカーペット。 防汚率(%)=100×(△EN−△ETn)/△EN △EN :未処理カーペットの防汚試験後の色差(防汚試
験はAATCC-123による) △ETn:防汚加工処理済のカーペットの防汚試験後の色
差(nはクリーニング回数。クリーニング方法はAATCC-
138による。n≦20) - 【請求項2】クリーニング5回後においても、30%以
上の防汚率を維持する請求項1記載のカーペット。 - 【請求項3】AATCC-123の防汚試験で用いるドライソイ
ルの組成が、下記の表の組成であることを特徴とする請
求項1記載のカーペット。組成 含有量(重量%) ピートモス 38.4 セメント 18 カオリン 18 シリカ 18 カーボンブラック 1.15 酸化鉄 0.3ヌジョール 6.25 - 【請求項4】(1)フルオロアルキル基含有化合物を含
むフッ素系防汚加工剤、及び(2)トリアジン環含有架
橋剤を含むカーペット用防汚加工処理剤により処理され
た請求項1記載のカーペット。 - 【請求項5】フルオロアルキル基含有化合物を含むフッ
素系防汚加工剤が、フルオロアルキル基含有マレイン酸
ジエステル共重合体、フルオロアルキル基含有アジピン
酸ジエステル化合物およびフルオロアルキル基含有ウレ
タン化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種を含
むフッ素系防汚加工剤である請求項4記載のカーペッ
ト。 - 【請求項6】(1)フルオロアルキル基含有化合物を含
むフッ素系防汚加工剤、及び(2)トリアジン環含有架
橋剤を含むカーペット用防汚加工処理剤。 - 【請求項7】フルオロアルキル基含有化合物を含むフッ
素系防汚加工剤が、フルオロアルキル基含有マレイン酸
ジエステル共重合体、フルオロアルキル基含有アジピン
酸ジエステル化合物およびフルオロアルキル基含有ウレ
タン化合物からなる群から選ばれる少なくとも1種を含
むフッ素系防汚加工剤である請求項6記載のカーペット
用防汚加工処理剤。 - 【請求項8】請求項6又は7記載のカーペット用防汚加
工処理剤でカーペットを処理する方法。 - 【請求項9】(1)ポリオキシエチレン鎖を含むアクリ
レート及びメタクリレートからなる群から選ばれるモノ
マーの少なくとも1種、及び(2)反応性モノマー(グ
リセロールメタクリレート、グリシジルメタクリレー
ト)の少なくとも1種を含む共重合体、並びに、PEG
からなる群から選ばれる少なくとも1種をさらに含む請
求項6又は7記載のカーペット用防汚加工処理剤。 - 【請求項10】請求項9記載のカーペット用防汚加工処
理剤により処理された請求項1に記載のカーペット。 - 【請求項11】請求項9記載のカーペット用防汚加工処
理剤でカーペットを処理する請求項8に記載の方法。 - 【請求項12】カーペットの色がL=40〜80、a=
+0.1〜−0.8、b=−13〜−25の範囲の青色
である請求項1記載のカーペット。 - 【請求項13】汚染、クリーニング、再汚染というサイ
クルで試験を繰り返したとき、再汚染時の防汚率が20
%以上を維持する請求項1記載のカーペット。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11173799A JP2000129572A (ja) | 1998-08-18 | 1999-04-20 | 新規なカ―ペット、カ―ペット用防汚加工処理剤及び処理方法 |
US09/368,429 US6794010B1 (en) | 1998-08-18 | 1999-08-05 | Carpet, stainproofing agent for carpet and method for treating the carpet |
US10/919,428 US7238753B2 (en) | 1998-08-18 | 2004-08-17 | Carpet, stainproofing agent for carpet and method for treating the carpet |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-232084 | 1998-08-18 | ||
JP23208498 | 1998-08-18 | ||
JP11173799A JP2000129572A (ja) | 1998-08-18 | 1999-04-20 | 新規なカ―ペット、カ―ペット用防汚加工処理剤及び処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000129572A true JP2000129572A (ja) | 2000-05-09 |
Family
ID=26451072
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11173799A Pending JP2000129572A (ja) | 1998-08-18 | 1999-04-20 | 新規なカ―ペット、カ―ペット用防汚加工処理剤及び処理方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6794010B1 (ja) |
JP (1) | JP2000129572A (ja) |
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---|---|---|---|---|
WO2007083596A1 (ja) | 2006-01-18 | 2007-07-26 | Toray Industries, Inc. | 繊維構造物 |
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CN102089338B (zh) * | 2008-07-11 | 2014-12-31 | 荷兰联合利华有限公司 | 共聚物和去污剂组合物 |
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JPS6122590A (ja) | 1984-07-10 | 1986-01-31 | ダイキン工業株式会社 | 高分子複合発熱体 |
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EP0624680B1 (en) | 1992-01-27 | 2002-10-16 | Daikin Industries, Ltd. | Use of a treatment agent for fiber product, method of treating fiber product, and fiber product treated thereby |
JPH06228534A (ja) | 1993-02-01 | 1994-08-16 | Daikin Ind Ltd | 撥水撥油剤および防汚加工剤 |
DE69522003T2 (de) | 1994-08-15 | 2002-03-21 | Daikin Industries, Ltd. | Fluoriertes maleat, fluoriertes fumarat, fluoriertes copolymer und bewuchshemmendes reagenz |
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US5843328A (en) | 1997-07-25 | 1998-12-01 | Simco Holding Corp. | Nylon fiber protective finishing compositions and methods of manufacturing same |
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1999
- 1999-04-20 JP JP11173799A patent/JP2000129572A/ja active Pending
- 1999-08-05 US US09/368,429 patent/US6794010B1/en not_active Expired - Fee Related
-
2004
- 2004-08-17 US US10/919,428 patent/US7238753B2/en not_active Expired - Fee Related
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---|---|---|---|---|
WO2007083596A1 (ja) | 2006-01-18 | 2007-07-26 | Toray Industries, Inc. | 繊維構造物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20050019523A1 (en) | 2005-01-27 |
US6794010B1 (en) | 2004-09-21 |
US7238753B2 (en) | 2007-07-03 |
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