JP2000125223A - テレビジョン受像機 - Google Patents
テレビジョン受像機Info
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- JP2000125223A JP2000125223A JP10290673A JP29067398A JP2000125223A JP 2000125223 A JP2000125223 A JP 2000125223A JP 10290673 A JP10290673 A JP 10290673A JP 29067398 A JP29067398 A JP 29067398A JP 2000125223 A JP2000125223 A JP 2000125223A
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- circuit
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 二カ国語放送(バイリンガル)の視聴中で
は、二カ国語放送に対応する映像信号および音声信号が
それぞれ受像管46およびスピーカ38から出力され
る。視聴中にコマーシャル(CM)になると、音声多重
回路28の出力信号に基づいてマイコン26ではステレ
オと判別する。このとき、マイコン26の指示に従って
スイッチSW1およびSW2はそれぞれ端子52bおよ
び54b側に切り換えられる。したがって、映像信号処
理回路42および44の出力信号は水平間引き回路48
および50を介して受像管46から出力(2画面出力)
される。つまり、受像管46の主画面にはCMの映像信
号が出力され、副画面にはチューナ18で受信される他
チャネルの番組がたとえば1秒毎に切り換えて出力され
る。CMが終了すると、再び1画面出力で二カ国語放送
が出力される。 【効果】 容易に他チャネルの番組内容を知ることがで
きる。
は、二カ国語放送に対応する映像信号および音声信号が
それぞれ受像管46およびスピーカ38から出力され
る。視聴中にコマーシャル(CM)になると、音声多重
回路28の出力信号に基づいてマイコン26ではステレ
オと判別する。このとき、マイコン26の指示に従って
スイッチSW1およびSW2はそれぞれ端子52bおよ
び54b側に切り換えられる。したがって、映像信号処
理回路42および44の出力信号は水平間引き回路48
および50を介して受像管46から出力(2画面出力)
される。つまり、受像管46の主画面にはCMの映像信
号が出力され、副画面にはチューナ18で受信される他
チャネルの番組がたとえば1秒毎に切り換えて出力され
る。CMが終了すると、再び1画面出力で二カ国語放送
が出力される。 【効果】 容易に他チャネルの番組内容を知ることがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はテレビジョン受像機に
関し、特にたとえば特定のテレビジョン信号または/お
よび特定のテレビジョン信号以外の複数のテレビジョン
信号を同時または連続的に出力する、テレビジョン受像
機に関する。
関し、特にたとえば特定のテレビジョン信号または/お
よび特定のテレビジョン信号以外の複数のテレビジョン
信号を同時または連続的に出力する、テレビジョン受像
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のテレビジョン受像機で
は、2画面出力する場合には、主画面の音声信号は音声
多重回路で復調され、スピーカから出力される。一方、
副画面の音声信号は、モノラル音声回路で復調され、ヘ
ッドホンから出力される。
は、2画面出力する場合には、主画面の音声信号は音声
多重回路で復調され、スピーカから出力される。一方、
副画面の音声信号は、モノラル音声回路で復調され、ヘ
ッドホンから出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術では、主
画面がコマーシャルの時に他チャネルの番組内容を知る
には、リモコン等を操作する必要があり、操作が煩わし
かった。それゆえに、この発明の主たる目的は、容易に
他チャネルの番組内容を知ることができる、テレビジョ
ン受像機を提供することである。
画面がコマーシャルの時に他チャネルの番組内容を知る
には、リモコン等を操作する必要があり、操作が煩わし
かった。それゆえに、この発明の主たる目的は、容易に
他チャネルの番組内容を知ることができる、テレビジョ
ン受像機を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、特定のテレ
ビジョン信号を含む複数のテレビジョン信号を受信する
受信手段、特定のテレビジョン信号がもつ音声信号の属
性を判別する判別手段、および判別手段の判別結果に応
じて特定のテレビジョン信号に対応する特定の映像およ
び複数のテレビジョン信号に対応する複数の映像の一方
を出力する映像出力手段を備える、テレビジョン受像機
である。
ビジョン信号を含む複数のテレビジョン信号を受信する
受信手段、特定のテレビジョン信号がもつ音声信号の属
性を判別する判別手段、および判別手段の判別結果に応
じて特定のテレビジョン信号に対応する特定の映像およ
び複数のテレビジョン信号に対応する複数の映像の一方
を出力する映像出力手段を備える、テレビジョン受像機
である。
【0005】
【作用】テレビジョン受像機の第1受信手段では、特定
のテレビジョン信号たとえば二カ国語放送が受信され、
二カ国語放送を受信中にコマーシャルになると、つまり
音声信号の属性がバイリンガルからステレオに変わった
と判別手段が判別すると、第2受信手段で受信される複
数のテレビジョン信号に対応する複数の映像が出力され
る。つまり、第2受信手段では第1受信手段で受信中の
二カ国語放送以外のチャネルのテレビジョン信号が周波
数切換手段によって所定期間毎に切り換えられ、それぞ
れのテレビジョン信号に対応する映像が順次出力される
(マルチスキャン)。このとき、二カ国語放送の間のコ
マーシャルの映像信号に対応する音声信号がスピーカか
ら出力され、音声切換手段で音声信号を切り換えると、
マルチスキャンの映像信号に対応する音声信号が出力さ
れる。そして、コマーシャル終了後に再び二カ国語放送
が出力される。また、第2受信手段で受信する放送局を
予め選択しておけば、コマーシャル中にその選択した放
送局を視聴することもできる。
のテレビジョン信号たとえば二カ国語放送が受信され、
二カ国語放送を受信中にコマーシャルになると、つまり
音声信号の属性がバイリンガルからステレオに変わった
と判別手段が判別すると、第2受信手段で受信される複
数のテレビジョン信号に対応する複数の映像が出力され
る。つまり、第2受信手段では第1受信手段で受信中の
二カ国語放送以外のチャネルのテレビジョン信号が周波
数切換手段によって所定期間毎に切り換えられ、それぞ
れのテレビジョン信号に対応する映像が順次出力される
(マルチスキャン)。このとき、二カ国語放送の間のコ
マーシャルの映像信号に対応する音声信号がスピーカか
ら出力され、音声切換手段で音声信号を切り換えると、
マルチスキャンの映像信号に対応する音声信号が出力さ
れる。そして、コマーシャル終了後に再び二カ国語放送
が出力される。また、第2受信手段で受信する放送局を
予め選択しておけば、コマーシャル中にその選択した放
送局を視聴することもできる。
【0006】
【発明の効果】この発明によれば、音声信号の属性によ
りコマーシャルを検出し、コマーシャルのときには他の
受信手段で受信される他チャネルの番組を表示するの
で、容易に他チャネルの番組内容を知ることができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
りコマーシャルを検出し、コマーシャルのときには他の
受信手段で受信される他チャネルの番組を表示するの
で、容易に他チャネルの番組内容を知ることができる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
【0007】
【実施例】図1を参照して、この実施例のテレビジョン
受像機10はアンテナ12および14を含み、アンテナ
12および14のそれぞれにはチューナ16および18
が接続される。チューナ16から出力された高周波信号
は中間周波増幅(IF)回路20に与えられ、IF回路
20からの中間周波信号はスイッチ回路22に与えられ
る。また、チューナ18から出力された高周波信号はI
F回路24に与えられ、IF回路24からの中間周波信
号はスイッチ回路22に与えられる。スイッチ回路22
は、マイコン26からの指示に従ってIF回路20から
の中間周波数信号を音声多重回路28またはモノラル音
声回路30に出力する。また、スイッチ回路22は、マ
イコン26の指示に従ってIF回路24からの中間周波
数信号を音声多重回路28またはモノラル音声回路30
に出力する。
受像機10はアンテナ12および14を含み、アンテナ
12および14のそれぞれにはチューナ16および18
が接続される。チューナ16から出力された高周波信号
は中間周波増幅(IF)回路20に与えられ、IF回路
20からの中間周波信号はスイッチ回路22に与えられ
る。また、チューナ18から出力された高周波信号はI
F回路24に与えられ、IF回路24からの中間周波信
号はスイッチ回路22に与えられる。スイッチ回路22
は、マイコン26からの指示に従ってIF回路20から
の中間周波数信号を音声多重回路28またはモノラル音
声回路30に出力する。また、スイッチ回路22は、マ
イコン26の指示に従ってIF回路24からの中間周波
数信号を音声多重回路28またはモノラル音声回路30
に出力する。
【0008】音声多重回路28の出力信号(ステレオ信
号)およびモノラル音声回路30の出力信号(モノラル
信号)は、スイッチ回路32に与えられる。スイッチ回
路32は、マイコン26からの指示に従って音声多重回
路28の出力信号を音声出力回路34または36へ出力
する。また、スイッチ回路32は、マイコン26の指示
に従ってモノラル音声回路30からの出力信号を音声出
力34または36へ出力する。そして、音声出力回路3
4の出力信号はスピーカ38を介して出力され、音声出
力回路36の出力信号はヘッドホン40を介して出力さ
れる。
号)およびモノラル音声回路30の出力信号(モノラル
信号)は、スイッチ回路32に与えられる。スイッチ回
路32は、マイコン26からの指示に従って音声多重回
路28の出力信号を音声出力回路34または36へ出力
する。また、スイッチ回路32は、マイコン26の指示
に従ってモノラル音声回路30からの出力信号を音声出
力34または36へ出力する。そして、音声出力回路3
4の出力信号はスピーカ38を介して出力され、音声出
力回路36の出力信号はヘッドホン40を介して出力さ
れる。
【0009】また、IF回路20からの中間周波信号は
映像信号処理回路42に与えられ、IF回路24からの
中間周波信号は映像信号処理回路44に与えられる。映
像信号処理回路42では、周知の検波および増幅などの
処理が施され、スイッチSW1およびSW3を介して受
像管46から映像が出力される。また、映像信号処理回
路44では上述と同様の処理が施され、スイッチSW2
およびSW3を介して受像管46から映像が出力され
る。スイッチSW1ないしSW3はマイコン26からの
指示に従って切り換えられ、受像管46から出力される
映像が1画面の場合には、スイッチSW3を切り換える
ことによってチューナ16または18で選局された放送
局の映像を視聴することができる。また、受像管46か
ら出力される映像が2画面の場合には、スイッチSW1
およびSW2はそれぞれ端子52bおよび54b側に切
り換えられ、映像信号処理回路42からの出力信号は水
平間引き回路48を介して受像管46に与えられ、映像
信号処理回路44からの出力信号は水平間引き回路50
を介して受像管46に与えられる。
映像信号処理回路42に与えられ、IF回路24からの
中間周波信号は映像信号処理回路44に与えられる。映
像信号処理回路42では、周知の検波および増幅などの
処理が施され、スイッチSW1およびSW3を介して受
像管46から映像が出力される。また、映像信号処理回
路44では上述と同様の処理が施され、スイッチSW2
およびSW3を介して受像管46から映像が出力され
る。スイッチSW1ないしSW3はマイコン26からの
指示に従って切り換えられ、受像管46から出力される
映像が1画面の場合には、スイッチSW3を切り換える
ことによってチューナ16または18で選局された放送
局の映像を視聴することができる。また、受像管46か
ら出力される映像が2画面の場合には、スイッチSW1
およびSW2はそれぞれ端子52bおよび54b側に切
り換えられ、映像信号処理回路42からの出力信号は水
平間引き回路48を介して受像管46に与えられ、映像
信号処理回路44からの出力信号は水平間引き回路50
を介して受像管46に与えられる。
【0010】たとえば、音声信号が二カ国語信号(バイ
リンガル)である放送を1画面出力で視聴している場合
には、放送信号はアンテナ12を介してチューナ16に
与えられ、チューナ16からの高周波信号はIF回路2
0に与えられる。IF回路20からの中間周波信号はス
イッチ回路22を介して音声多重回路28に与えられる
とともに、映像信号処理回路42に与えられる。音声多
重回路28では中間周波信号に対して所定の処理を施
し、音声多重回路28からの出力信号はスイッチ回路3
2を介して音声出力回路34に与えられる。音声出力回
路34の出力信号(バイリンガル)はスピーカ38から
出力される。また、映像信号処理回路42では、上述の
ように周知の処理が施され、スイッチSW1およびSW
3を介して受像管46から映像が出力される。つまり、
マイコン26の指示に従って、スイッチ回路22ではI
F回路20の出力信号が音声多重回路28に出力され
る。また、スイッチ回路32では音声多重回路28の出
力信号が音声出力回路34に与えられる。スイッチSW
1は端子52a側に接続され、スイッチSW3は端子5
6a側に接続される。このとき、音声多重回路28から
の信号に基づいてマイコン26は現在出力中の音声信号
がバイリンガルであると判別している。
リンガル)である放送を1画面出力で視聴している場合
には、放送信号はアンテナ12を介してチューナ16に
与えられ、チューナ16からの高周波信号はIF回路2
0に与えられる。IF回路20からの中間周波信号はス
イッチ回路22を介して音声多重回路28に与えられる
とともに、映像信号処理回路42に与えられる。音声多
重回路28では中間周波信号に対して所定の処理を施
し、音声多重回路28からの出力信号はスイッチ回路3
2を介して音声出力回路34に与えられる。音声出力回
路34の出力信号(バイリンガル)はスピーカ38から
出力される。また、映像信号処理回路42では、上述の
ように周知の処理が施され、スイッチSW1およびSW
3を介して受像管46から映像が出力される。つまり、
マイコン26の指示に従って、スイッチ回路22ではI
F回路20の出力信号が音声多重回路28に出力され
る。また、スイッチ回路32では音声多重回路28の出
力信号が音声出力回路34に与えられる。スイッチSW
1は端子52a側に接続され、スイッチSW3は端子5
6a側に接続される。このとき、音声多重回路28から
の信号に基づいてマイコン26は現在出力中の音声信号
がバイリンガルであると判別している。
【0011】ここで、二カ国語放送を視聴中にコマーシ
ャル(CM)になると、つまり音声信号がバイリンガル
からステレオになると、音声多重回路28の出力信号が
ステレオであるとマイコン26は判別する。つまり、二
カ国語放送中にCMになると、2画面出力となり、主画
面にはCMの映像信号が出力され、副場面にはチューナ
18で選局される他チャネルの放送がたとえば1秒毎に
順次切り換えられる(マルチスキャン)。このとき、チ
ューナ18からの高周波信号はIF回路24に与えら
れ、IF回路24からの中間周波信号はスイッチ回路2
2を介してモノラル音声回路30に与えられ、モノラル
音声回路30からの出力信号はスイッチ回路32を介し
て音声出力回路36に与えられる。つまり、音声出力回
路36の出力信号はヘッドホン40から出力される。通
常、ヘッドホン40はテレビジョン受像機10に接続さ
れていないため、マルチスキャン(副画面)の映像に対
応する音声信号は視聴者には聞こえない。
ャル(CM)になると、つまり音声信号がバイリンガル
からステレオになると、音声多重回路28の出力信号が
ステレオであるとマイコン26は判別する。つまり、二
カ国語放送中にCMになると、2画面出力となり、主画
面にはCMの映像信号が出力され、副場面にはチューナ
18で選局される他チャネルの放送がたとえば1秒毎に
順次切り換えられる(マルチスキャン)。このとき、チ
ューナ18からの高周波信号はIF回路24に与えら
れ、IF回路24からの中間周波信号はスイッチ回路2
2を介してモノラル音声回路30に与えられ、モノラル
音声回路30からの出力信号はスイッチ回路32を介し
て音声出力回路36に与えられる。つまり、音声出力回
路36の出力信号はヘッドホン40から出力される。通
常、ヘッドホン40はテレビジョン受像機10に接続さ
れていないため、マルチスキャン(副画面)の映像に対
応する音声信号は視聴者には聞こえない。
【0012】また、マイコン26では、音声多重回路2
8からの出力信号に基づいて出力する音声信号がステレ
オであると判断すると、スイッチSW1を端子52bに
切り換え、スイッチSW2を端子54bに切り換える。
したがって、映像信号処理回路42からの出力信号は水
平間引き回路48で水平方向に1画素おきに間引かれ、
受像管46に出力される。また、IF回路24からの中
間周波信号は映像信号処理回路44に与えられ、映像信
号処理回路44からの出力信号はスイッチSW2を介し
て水平間引き回路50に与えられる。水平間引き回路5
0では、映像信号処理回路44からの出力信号が水平方
向に1画素おきに間引かれ、受像管46に出力される。
したがって、たとえば図2に示すように主画面および副
画面を形成する場合、主画面にCMの映像信号が出力さ
れ、副画面にマルチスキャンの映像信号が出力される。
このとき、CMに対応する音声信号がスピーカ38から
出力される。リモコン送信機(図示せず)またはテレビ
ジョン受像機10本体に設けられた操作パネル(図示せ
ず)によって音声切換を指示すると、マイコン26から
の指示に従ってスイッチ回路32は切り換えられる。こ
のため、モノラル音声回路30からの出力信号が音声出
力回路34に与えられ、音声多重回路28からの出力信
号が音声出力回路36に与えられる。したがって、音声
を切り換えることによって、マルチスキャンの映像信号
に対応する音声信号をスピーカ38から出力することが
できる。ここで、CMが終了し、二カ国語放送が再び出
力されると、音声多重回路28からの信号によって音声
信号がバイリンガルであるとをマイコン26は判別す
る。したがって、マイコン26はスイッチSW1を端子
52a側に切り換える。つまり、受像管46からは二カ
国語放送の映像信号が出力される。
8からの出力信号に基づいて出力する音声信号がステレ
オであると判断すると、スイッチSW1を端子52bに
切り換え、スイッチSW2を端子54bに切り換える。
したがって、映像信号処理回路42からの出力信号は水
平間引き回路48で水平方向に1画素おきに間引かれ、
受像管46に出力される。また、IF回路24からの中
間周波信号は映像信号処理回路44に与えられ、映像信
号処理回路44からの出力信号はスイッチSW2を介し
て水平間引き回路50に与えられる。水平間引き回路5
0では、映像信号処理回路44からの出力信号が水平方
向に1画素おきに間引かれ、受像管46に出力される。
したがって、たとえば図2に示すように主画面および副
画面を形成する場合、主画面にCMの映像信号が出力さ
れ、副画面にマルチスキャンの映像信号が出力される。
このとき、CMに対応する音声信号がスピーカ38から
出力される。リモコン送信機(図示せず)またはテレビ
ジョン受像機10本体に設けられた操作パネル(図示せ
ず)によって音声切換を指示すると、マイコン26から
の指示に従ってスイッチ回路32は切り換えられる。こ
のため、モノラル音声回路30からの出力信号が音声出
力回路34に与えられ、音声多重回路28からの出力信
号が音声出力回路36に与えられる。したがって、音声
を切り換えることによって、マルチスキャンの映像信号
に対応する音声信号をスピーカ38から出力することが
できる。ここで、CMが終了し、二カ国語放送が再び出
力されると、音声多重回路28からの信号によって音声
信号がバイリンガルであるとをマイコン26は判別す
る。したがって、マイコン26はスイッチSW1を端子
52a側に切り換える。つまり、受像管46からは二カ
国語放送の映像信号が出力される。
【0013】上述のような動作を、マイコン26は図3
に示すフロー図に従って処理する。テレビジョン受像機
10本体の電源がオンされると処理を開始し、ステップ
S1でCMかどうかを判断する。ここで、“NO”であ
れば、ステップS1に戻るが、“YES”であれば、ス
テップS3で2画面出力する。続いて、ステップS5で
CMの音声信号をスピーカ38から出力し、ステップS
7で副画面をマルチスキャンする。ステップS9では、
CMが終了したかどうかを判断し、“YES”であれ
ば、ステップS11で二カ国語放送を1画面出力し、ス
テップS1に戻るが、“NO”であれば、ステップS1
3で音声切換の指示があるかどうかを判断する。ここ
で、“NO”であれば、ステップS7に戻るが、“YE
S”であれば、ステップS15で音声信号を切り換え、
つまりスイッチ回路32を切り換え、ステップS7に戻
る。
に示すフロー図に従って処理する。テレビジョン受像機
10本体の電源がオンされると処理を開始し、ステップ
S1でCMかどうかを判断する。ここで、“NO”であ
れば、ステップS1に戻るが、“YES”であれば、ス
テップS3で2画面出力する。続いて、ステップS5で
CMの音声信号をスピーカ38から出力し、ステップS
7で副画面をマルチスキャンする。ステップS9では、
CMが終了したかどうかを判断し、“YES”であれ
ば、ステップS11で二カ国語放送を1画面出力し、ス
テップS1に戻るが、“NO”であれば、ステップS1
3で音声切換の指示があるかどうかを判断する。ここ
で、“NO”であれば、ステップS7に戻るが、“YE
S”であれば、ステップS15で音声信号を切り換え、
つまりスイッチ回路32を切り換え、ステップS7に戻
る。
【0014】図4に示す、他の実施例のテレビジョン受
像機10は、図1実施例のテレビジョン受像機10にお
いてスイッチ回路32を取り除いた以外は同じであるた
め、重複した説明は省略する。このテレビジョン受像機
10では、CM中に2画面出力している場合には、CM
に対応する音声信号はスピーカ38から出力され、マル
チスキャンに対応する音声信号はヘッドホン40から出
力される。つまり、2画面出力中では、主画面のCMの
映像およびCMに対応する音声がスピーカ38から出力
され、副画面のマルチスキャンでは映像のみを見ること
ができる。
像機10は、図1実施例のテレビジョン受像機10にお
いてスイッチ回路32を取り除いた以外は同じであるた
め、重複した説明は省略する。このテレビジョン受像機
10では、CM中に2画面出力している場合には、CM
に対応する音声信号はスピーカ38から出力され、マル
チスキャンに対応する音声信号はヘッドホン40から出
力される。つまり、2画面出力中では、主画面のCMの
映像およびCMに対応する音声がスピーカ38から出力
され、副画面のマルチスキャンでは映像のみを見ること
ができる。
【0015】上述のような動作を、マイコン26は図5
に示すフロー図に従って処理し、図3に示すフロー図の
ステップS11およびS13の処理がなく、ステップS
9で“NO”の場合にはステップS7に戻る。つまり、
音声信号を切り換えることはない。その他の実施例のテ
レビジョン受像機10は図6で示され、図4に示すテレ
ビジョン受像機10においてモノラル音声回路30を音
声多重回路60に置き換え、音声多重回路60からマイ
コン26への出力信号線を加えた以外は同じであるた
め、重複した説明は省略する。このテレビジョン受像機
10では、チューナ16では二カ国語放送を受信し、チ
ューナ18ではたとえばプロ野球中継を受信していると
する。つまり、二カ国語放送を視聴中にCMになると、
CMおよびプロ野球中継が2画面出力され、マイコン2
6の指示に従ってスイッチ回路22ではIF回路24の
出力信号が音声多重回路28に与えられ、IF回路20
の出力信号がスイッチ回路22を介して音声多重回路6
0に与えられる。つまり、二カ国語放送がCMになる
と、プロ野球中継に対応する音声信号がスピーカ38か
ら出力される。また、2画面出力中にリモコン送信機ま
たは操作パネルによって音声信号切換の指示が与えられ
ると、スイッチ回路22を切り換えることによってCM
の音声信号をスピーカ38から出力することができる。
に示すフロー図に従って処理し、図3に示すフロー図の
ステップS11およびS13の処理がなく、ステップS
9で“NO”の場合にはステップS7に戻る。つまり、
音声信号を切り換えることはない。その他の実施例のテ
レビジョン受像機10は図6で示され、図4に示すテレ
ビジョン受像機10においてモノラル音声回路30を音
声多重回路60に置き換え、音声多重回路60からマイ
コン26への出力信号線を加えた以外は同じであるた
め、重複した説明は省略する。このテレビジョン受像機
10では、チューナ16では二カ国語放送を受信し、チ
ューナ18ではたとえばプロ野球中継を受信していると
する。つまり、二カ国語放送を視聴中にCMになると、
CMおよびプロ野球中継が2画面出力され、マイコン2
6の指示に従ってスイッチ回路22ではIF回路24の
出力信号が音声多重回路28に与えられ、IF回路20
の出力信号がスイッチ回路22を介して音声多重回路6
0に与えられる。つまり、二カ国語放送がCMになる
と、プロ野球中継に対応する音声信号がスピーカ38か
ら出力される。また、2画面出力中にリモコン送信機ま
たは操作パネルによって音声信号切換の指示が与えられ
ると、スイッチ回路22を切り換えることによってCM
の音声信号をスピーカ38から出力することができる。
【0016】上述のような動作を、マイコン26は図3
に示すフロー図に従って処理し、この場合にはステップ
S5ではプロ野球中継の音声信号が出力され、ステップ
S7では副画面にプロ野球中継の映像信号が出力され
る。これらの実施例によれば、CM(バイリンガル)と
判別すると、他のチューナ18で受信されているテレビ
ジョン信号を画面表示するので、簡単に他チャネルの番
組内容を知ることができる。また、他のチューナ18で
受信されるテレビジョン信号に対応する音声信号を出力
する場合には、より詳しく番組内容を知ることができ
る。
に示すフロー図に従って処理し、この場合にはステップ
S5ではプロ野球中継の音声信号が出力され、ステップ
S7では副画面にプロ野球中継の映像信号が出力され
る。これらの実施例によれば、CM(バイリンガル)と
判別すると、他のチューナ18で受信されているテレビ
ジョン信号を画面表示するので、簡単に他チャネルの番
組内容を知ることができる。また、他のチューナ18で
受信されるテレビジョン信号に対応する音声信号を出力
する場合には、より詳しく番組内容を知ることができ
る。
【0017】なお、これらの実施例では、CM中では2
画面出力するようにしたが、他のチューナ18で受信さ
れるテレビジョン信号に対応する映像を受像管46から
出力するようにしてもよい。また、CM中では他のチュ
ーナ18の映像をマルチスキャンするようにしたが、多
画面に分割して表示するようにしてもよい。
画面出力するようにしたが、他のチューナ18で受信さ
れるテレビジョン信号に対応する映像を受像管46から
出力するようにしてもよい。また、CM中では他のチュ
ーナ18の映像をマルチスキャンするようにしたが、多
画面に分割して表示するようにしてもよい。
【図1】この発明の一実施例を示す図解図である。
【図2】図1実施例に示す受像管に表示される2画面表
示の図解図である。
示の図解図である。
【図3】図1実施例に示すマイコンの処理の一部を示す
フロー図である。
フロー図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す図解図である。
【図5】図4実施例に示すマイコンの処理の一部を示す
フロー図である。
フロー図である。
【図6】この発明のその他の実施例を示す図解図であ
る。
る。
10 …テレビジョン受像機 22,32 …スイッチ回路 26 …マイコン 28,60 …音声多重回路 30 …モノラル音声回路 48,50 …水平間引き回路
Claims (6)
- 【請求項1】特定のテレビジョン信号を含む複数のテレ
ビジョン信号を受信する受信手段、 前記特定のテレビジョン信号がもつ音声信号の属性を判
別する判別手段、および前記判別手段の判別結果に応じ
て前記特定のテレビジョン信号に対応する特定の映像お
よび前記複数のテレビジョン信号に対応する複数の映像
の一方を出力する映像出力手段を備える、テレビジョン
受像機。 - 【請求項2】前記受信手段は前記特定のテレビジョン信
号を受信する第1受信手段、および前記特定のテレビジ
ョン信号以外のいずれか1つの信号を受信する第2受信
手段を含む、請求項1記載のテレビジョン受像機。 - 【請求項3】前記映像出力手段が前記複数の映像を出力
するとき、前記第2受信手段の受信周波数を所定期間毎
に切り換える周波数切換手段をさらに備える、請求項2
記載のテレビジョン受像機。 - 【請求項4】前記第2受信手段は予め選択したテレビジ
ョン信号を受信し、前記映像出力手段は前記判別結果に
応じて前記特定の映像および前記選択したテレビジョン
信号に対応する映像の一方を出力する、請求項3記載の
テレビジョン受像機。 - 【請求項5】前記複数のテレビジョン信号に対応する複
数の音声のいずれか1つを出力する音声出力手段、およ
び前記複数の映像を出力するとき前記音声出力手段から
出力する音声をオペレータの指示に応じて切り換える音
声切換手段をさらに備える、請求項1ないし4のいずれ
かに記載のテレビジョン受像機。 - 【請求項6】前記属性がステレオのとき、前記映像出力
手段は前記複数の映像を出力する、請求項5記載のテレ
ビジョン受像機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10290673A JP2000125223A (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | テレビジョン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10290673A JP2000125223A (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | テレビジョン受像機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000125223A true JP2000125223A (ja) | 2000-04-28 |
Family
ID=17759024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10290673A Pending JP2000125223A (ja) | 1998-10-13 | 1998-10-13 | テレビジョン受像機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000125223A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006279447A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Pioneer Electronic Corp | テレビジョン受像機 |
JP2017216708A (ja) * | 2017-07-13 | 2017-12-07 | マクセルホールディングス株式会社 | 端末装置 |
US10375341B2 (en) | 2012-12-07 | 2019-08-06 | Maxell, Ltd. | Video display apparatus and terminal apparatus |
-
1998
- 1998-10-13 JP JP10290673A patent/JP2000125223A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006279447A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-10-12 | Pioneer Electronic Corp | テレビジョン受像機 |
US10375341B2 (en) | 2012-12-07 | 2019-08-06 | Maxell, Ltd. | Video display apparatus and terminal apparatus |
US10542232B2 (en) | 2012-12-07 | 2020-01-21 | Maxell, Ltd. | Video display apparatus and terminal apparatus |
US11457264B2 (en) | 2012-12-07 | 2022-09-27 | Maxell, Ltd. | Video display apparatus and terminal apparatus |
US11792465B2 (en) | 2012-12-07 | 2023-10-17 | Maxell, Ltd. | Video display apparatus and terminal apparatus |
JP2017216708A (ja) * | 2017-07-13 | 2017-12-07 | マクセルホールディングス株式会社 | 端末装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030218 |