JP2000124960A - 変換方法、復調方法、変換装置、及び復調装置 - Google Patents
変換方法、復調方法、変換装置、及び復調装置Info
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Abstract
ことを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変
換可能な変換方法、及び変換装置を提供することを課題
とする。 【解決手段】 情報系列から順次抽出される変換単位と
なる情報ブロックを複数の原サブブロックに分割し、分
割された複数の各原サブブロック中に含まれる1又は2
以上の各セグメント毎に割り付けられた原情報の全てが
反転された反転情報を含む反転サブブロックを、複数の
各原サブブロックに対応付けてそれぞれ生成し、複数の
原サブブロックと、生成された複数の反転サブブロック
とを合体させることにより、情報ブロックを符号ブロッ
クに変換する。
Description
抽出される変換単位となる情報ブロックを、符号ブロッ
クに逐次変換する際に用いられる変換方法に係り、特
に、簡易な手順を用いて、直流成分が抑圧されることを
考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換可能
な変換方法、及び変換装置に関する。
て変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調
する際に用いて最適な復調方法、及び復調装置に関す
る。
変換単位となる情報ブロックを、符号ブロックに逐次変
換する際に、ベースラインシフトの発生に起因する復調
誤り等の弊害を除去するために、直流成分が抑圧される
ことを考慮した変換を企図した変換方法が種々知られて
いる。
は、8ビットの情報ブロックを10ビットの符号ブロッ
クに変換する際に、210=1024パターンのコードの
うち、「1」と「0」が同数又は近いコードを符号変換
候補として選択し、選択した複数の各符号変換候補コー
ドを、28 =256パターンのコードに各々対応付けて
割り当てることにより、直流成分が抑圧されることを考
慮した変換を企図した変換方法が開示されている。
公報には、ビット数の少ないコードをビット数の多いコ
ードに変換し、後者のビット数の多いコードから、直流
成分を持たず、かつ情報レベルの変化点間が2ビット以
上離れているパターンを持つコード、又は情報レベルの
変化点間が2ビット以上離れているが、正味の正負の直
流成分が予め定められた範囲に含まれるパターン等を符
号変換候補として選択し、選択した複数の各符号変換候
補コードを、ビット数の少ないコードに各々対応付けて
割り当てることにより、直流成分が抑圧されることを考
慮した変換を企図した変換方法が開示されている。
た従来の変換方法にあっては、直流成分が抑圧されるこ
とを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換
する際の手順が複雑であるという解決すべき課題を内在
していた。
報に開示の変換方法によれば、210=1024パターン
のコードのうち、「1」と「0」が同数となるコードは
193しか存在しないため、「1」と「0」の差が近い
コードを、63パターンだけ符号変換候補として選択す
る必要があり、この場合、「1」と「0」の差を除去す
る手順がさらに必要となる結果として、直流成分が抑圧
されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロッ
クに変換する際の手順が複雑化してしまう。
開示の変換方法によれば、情報レベルの変化点間が2ビ
ット以上離れているが、正味の正負の直流成分が予め定
められた範囲に含まれるパターンが符号変換候補として
選択されるため、この場合、正味の正負の直流成分を除
去する手順がさらに必要となる結果として、直流成分が
抑圧されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブ
ロックに変換する際の手順が複雑化してしまうことにな
る。
抑圧されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブ
ロックに変換可能な新規な技術の開発が関係者の間で待
望されていた。
ものであり、情報系列から順次抽出される変換単位とな
る情報ブロックを複数の原サブブロックに分割し、分割
された複数の各原サブブロック中に含まれる1又は2以
上の各セグメント毎に割り付けられた原情報の全てが反
転された反転情報を含む反転サブブロックを、複数の各
原サブブロックに対応付けてそれぞれ生成し、複数の原
サブブロックと、生成された複数の反転サブブロックと
を合体させることで、情報ブロックを符号ブロックに変
換することにより、簡易な手順を用いて、直流成分が抑
圧されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロ
ックに変換可能な変換方法、及び変換装置を提供するこ
とを課題とする。
て変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調
する際に用いて最適な復調方法、及び復調装置を提供す
ることを課題とする。
に、請求項1の発明は、情報系列から順次抽出される変
換単位となる情報ブロックを、符号ブロックに逐次変換
する際に用いられる変換方法であって、前記情報ブロッ
クを複数の原サブブロックに分割し、当該分割された複
数の各原サブブロック中に含まれる1又は2以上の各セ
グメント毎に割り付けられた原情報の全てが反転された
反転情報を含む反転サブブロックを、前記複数の各原サ
ブブロックに対応付けてそれぞれ生成し、前記複数の原
サブブロックと、前記生成された複数の反転サブブロッ
クとを合体させることにより、前記情報ブロックを前記
符号ブロックに変換することを要旨とする。
次抽出される変換単位となる情報ブロックを複数の原サ
ブブロックに分割し、分割された複数の各原サブブロッ
ク中に含まれる1又は2以上の各セグメント毎に割り付
けられた原情報の全てが反転された反転情報を含む反転
サブブロックを、複数の各原サブブロックに対応付けて
それぞれ生成し、そして、複数の原サブブロックと、生
成された複数の反転サブブロックとを合体させることに
より、情報ブロックを符号ブロックに変換するので、し
たがって、変換単位となる情報ブロックが、情報ブロッ
ク中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報
と、その反転情報とを合体させた符号ブロックに変換さ
れて、変換単位での原情報とその反転情報との数が均衡
する結果として、簡易な手順を用いて、直流成分が抑圧
されることを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロッ
クに変換することができる。
ブブロックと、前記生成された複数の反転サブブロック
とを合体させるにあたり、当該複数の反転サブブロック
の各々は、前記複数の原サブブロックのうち、任意の位
置にそれぞれ挿入されることを妨げないことを要旨とす
る。
ロックと、生成された複数の反転サブブロックとを合体
させるにあたり、複数の反転サブブロックの各々は、複
数の原サブブロックのうち、任意の位置にそれぞれ挿入
されることを妨げないものとされる。
サブブロックと、前記生成された複数の反転サブブロッ
クとを合体させるにあたり、当該複数の反転サブブロッ
クの各々は、前記複数の原サブブロックのうち、各自に
対応する原サブブロックのそれぞれに隣接させて挿入さ
れることを要旨とする。
ロックと、生成された複数の反転サブブロックとを合体
させるにあたり、複数の反転サブブロックの各々は、複
数の原サブブロックのうち、各自に対応する原サブブロ
ックのそれぞれに隣接させて挿入されるものとされる。
から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを複数
の原サブブロックに分割し、当該分割された複数の各原
サブブロック中に含まれる1又は2以上の各セグメント
毎に割り付けられた原情報の全てが反転された反転情報
を含む反転サブブロックを、前記複数の各原サブブロッ
クに対応付けてそれぞれ生成し、前記複数の原サブブロ
ックと、前記生成された複数の反転サブブロックとを合
体させることで情報ブロックから変換された符号ブロッ
クを、元の情報ブロックに復調する際に用いられる復調
方法であって、前記変換された符号ブロックのうち、複
数の各原サブブロックから、当該複数の各原サブブロッ
ク中に含まれる1又は2以上の各セグメント毎に割り付
けられた原情報を抜き取ることにより、前記変換された
符号ブロックを元の情報ブロックに復調することを要旨
とする。
ブロックのうち、複数の各原サブブロックの各々から、
複数の各原サブブロック中に含まれる1又は2以上の各
セグメント毎に割り付けられた原情報を抜き取ることに
より、変換された符号ブロックを元の情報ブロックに復
調するので、したがって、上述した変換方法を用いて変
換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する
際に用いて最適な復調方法を得ることができる。
次抽出される変換単位となる情報ブロックを、符号ブロ
ックに逐次変換するように構成された変換装置であっ
て、前記情報ブロックを複数の原サブブロックに分割す
る分割手段と、当該分割手段で分割された複数の各原サ
ブブロック中に含まれる1又は2以上の各セグメント毎
に割り付けられた原情報の全てが反転された反転情報を
含む反転サブブロックを、前記複数の各原サブブロック
に対応付けて生成する生成手段と、前記複数の原サブブ
ロックと、前記生成手段で生成された複数の反転サブブ
ロックとを合体させる合体手段と、を備え、前記合体手
段は、前記複数の原サブブロックと、前記生成手段で生
成された複数の反転サブブロックとを合体させることに
より、前記情報ブロックを前記符号ブロックに変換する
ことを要旨とする。
は、情報系列から順次抽出される変換単位となる情報ブ
ロックを複数の原サブブロックに分割し、これを受けて
生成手段は、分割手段で分割された複数の各原サブブロ
ック中に含まれる1又は2以上の各セグメント毎に割り
付けられた原情報の全てが反転された反転情報を含む反
転サブブロックを、複数の各原サブブロックに対応付け
て生成する。そして、合体手段は、複数の原サブブロッ
クと、生成手段で生成された複数の反転サブブロックと
を合体させることにより、情報ブロックを符号ブロック
に変換する。
換単位となる情報ブロックが、情報ブロック中に含まれ
る各セグメント毎に割り付けられた原情報と、その反転
情報とを合体させた符号ブロックに変換されて、変換単
位での原情報とその反転情報との数が均衡する結果とし
て、簡易な手順を用いて、直流成分が抑圧されることを
考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換する
ことができる。
は、前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数
の反転サブブロックとを合体させるにあたり、当該複数
の反転サブブロックの各々は、前記複数の原サブブロッ
クのうち、任意の位置にそれぞれ挿入されることを妨げ
ないことを要旨とする。
数の原サブブロックと、生成された複数の反転サブブロ
ックとを合体させるにあたり、複数の反転サブブロック
の各々は、複数の原サブブロックのうち、任意の位置に
それぞれ挿入されることを妨げないものとされる。
は、前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数
の反転サブブロックとを合体させるにあたり、当該複数
の反転サブブロックの各々は、前記複数の原サブブロッ
クのうち、各自に対応する原サブブロックのそれぞれに
隣接させて挿入されることを要旨とする。
数の原サブブロックと、生成された複数の反転サブブロ
ックとを合体させるにあたり、複数の反転サブブロック
の各々は、複数の原サブブロックのうち、各自に対応す
る原サブブロックのそれぞれに隣接させて挿入されるも
のとされる。
順次抽出される変換単位となる情報ブロックを複数の原
サブブロックに分割し、当該分割された複数の各原サブ
ブロック中に含まれる1又は2以上の各セグメント毎に
割り付けられた原情報の全てが反転された反転情報を含
む反転サブブロックを、前記複数の各原サブブロックに
対応付けてそれぞれ生成し、前記複数の原サブブロック
と、前記生成された複数の反転サブブロックとを合体さ
せることで情報ブロックから変換された復調単位となる
符号ブロックを、元の情報ブロックに復調するように構
成された復調装置であって、前記復調単位となる符号ブ
ロックのうち、複数の各原サブブロックの各々から、当
該複数の各原サブブロック中に含まれる1又は2以上の
各セグメント毎に割り付けられた原情報を抜き取る原情
報抜取手段を備えて構成されることを要旨とする。
は、復調単位となる符号ブロックのうち、複数の各原サ
ブブロックの各々から、複数の各原サブブロック中に含
まれる1又は2以上の各セグメント毎に割り付けられた
原情報を抜き取ることにより、復調単位となる符号ブロ
ックを元の情報ブロックに復調するので、したがって、
上述のようにして変換された符号ブロックを、元の情報
ブロックに復調する際に用いて最適な復調装置を得るこ
とができる。
単位となる符号ブロックのうち、前記複数の各反転サブ
ブロックの各々から、当該複数の各反転サブブロック中
に含まれる1又は2以上の各セグメント毎に割り付けら
れた反転情報を抜き取る反転情報抜取手段と、前記原情
報抜取手段で抜き取られた原情報と、当該原情報に対応
する、前記反転情報抜取手段で抜き取られた反転情報と
の組み合わせのうち、両者が一致する組み合わせが存在
するか否かに係る一致判定を行う一致判定手段と、をさ
らに備え、前記一致判定手段における一致判定の結果、
前記両者が一致する組み合わせが存在する旨の判定が下
されたとき、異常状態が発生したとみなすことを要旨と
する。
段は、復調単位となる符号ブロックのうち、複数の各反
転サブブロックの各々から、複数の各反転サブブロック
中に含まれる1又は2以上の各セグメント毎に割り付け
られた反転情報を抜き取り、これを受けて一致判定手段
は、原情報抜取手段で抜き取られた原情報と、この原情
報に対応する、反転情報抜取手段で抜き取られた反転情
報との組み合わせのうち、両者が一致する組み合わせが
存在するか否かに係る一致判定を行うのであるが、一致
判定手段における一致判定の結果、両者が一致する組み
合わせが存在する旨の判定が下されたとき、異常状態が
発生したとみなすので、したがって、例えば、符号ブロ
ックを伝送路を介して伝送する際に、伝送元から伝送先
宛になんらかの異常状態が発生した旨を伝えたいとの要
求が生じた場合には、伝送元において上述した両者が一
致する組み合わせを符号ブロック中に強制的に含ませて
おけば、伝送元から伝送先宛に異常状態が発生した旨を
確実に伝えることができる。
態は、伝送誤り又は復調誤りを含むことを要旨とする。
伝送誤り又は復調誤りを含むものとされるので、この場
合、上述した両者が一致する組み合わせが存在すると
き、伝送誤り又は復調誤り等の符号誤りが発生したとみ
なす結果として、符号誤りを容易に検出可能な復調装置
を得ることができる。
復調方法、変換装置、及び復調装置の各々の実施形態に
ついて、図に基づいて詳細に説明する。
す機能ブロック構成図、図2は、本発明に係る第1の変
換装置で変換された符号ブロックを、元の情報ブロック
に復調する第1の復調装置を表す機能ブロック構成図、
図3は、本発明に係る第1の変換装置又は第1の復調装
置の各々で変換又は復調後の各ブロックを表す図、図4
は、本発明に係る第2の変換装置を表す機能ブロック構
成図、図5は、本発明に係る第2の変換装置で変換され
た符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する第2の
復調装置を表す機能ブロック構成図、図6は、本発明に
係る第2の変換装置又は第2の復調装置の各々で変換又
は復調後の各ブロックを表す図、図7(a),(b)
は、本発明のその他の実施形態に係る変換装置又は復調
装置の各々で変換又は復調後の各ブロックを表す図であ
る。
て説明すると、本変換方法は、情報系列から順次抽出さ
れる変換単位となる情報ブロックを、符号ブロックに逐
次変換する際に用いられる変換方法である。
から順次抽出される変換単位となる情報ブロックを複数
の原サブブロックに分割し、分割された複数の各原サブ
ブロック中に含まれる1又は2以上の各セグメント毎に
割り付けられた原情報の全てが反転された反転情報を含
む反転サブブロックを、複数の各原サブブロックに対応
付けてそれぞれ生成し、そして、複数の原サブブロック
と、生成された複数の反転サブブロックとを合体させる
ことにより、情報ブロックを符号ブロックに変換するこ
とを特徴としている。
ブロックが、情報ブロック中に含まれる各セグメント毎
に割り付けられた原情報と、その反転情報とを合体させ
た符号ブロックに変換されて、変換単位での原情報とそ
の反転情報との数が均衡する結果として、簡易な手順を
用いて、直流成分が抑圧されることを考慮しながら、情
報ブロックを符号ブロックに変換することができる。
原サブブロックと、生成された複数の反転サブブロック
とを合体させるにあたり、複数の反転サブブロックの各
々は、複数の原サブブロックのうち、任意の位置にそれ
ぞれ挿入されることを妨げないものとされる。
原サブブロックと、生成された複数の反転サブブロック
とを合体させるにあたり、複数の反転サブブロックの各
々は、複数の原サブブロックのうち、各自に対応する原
サブブロックのそれぞれに隣接させて挿入されるものと
される。
て説明すると、本復調方法は、情報系列から順次抽出さ
れる変換単位となる情報ブロックを複数の原サブブロッ
クに分割し、当該分割された複数の各原サブブロック中
に含まれる1又は2以上の各セグメント毎に割り付けら
れた原情報の全てが反転された反転情報を含む反転サブ
ブロックを、前記複数の各原サブブロックに対応付けて
それぞれ生成し、前記複数の原サブブロックと、前記生
成された複数の反転サブブロックとを合体させることで
情報ブロックから変換された符号ブロックを、元の情報
ブロックに復調する際に用いられる復調方法である。
た符号ブロックのうち、複数の各原サブブロックの各々
から、複数の各原サブブロック中に含まれる1又は2以
上の各セグメント毎に割り付けられた原情報を抜き取る
ことにより、変換された符号ブロックを元の情報ブロッ
クに復調することを特徴としている。
用いて変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに
復調する際に用いて最適な復調方法を得ることができ
る。
と、以下に述べる第1の変換装置11、及び第2の変換
装置51との対応関係について述べると、第1乃至第2
の変換装置11,51は、本発明に係る変換方法を、相
互に異なる構成をもって具現化したものである。また、
これと同様に、その他の実施形態に係る変換装置は、本
発明に係る変換方法を、第1乃至第2の変換装置11,
51とは異なる構成をもって具現化したものであるが、
第1乃至第2の変換装置11,51に準じた構成をとる
ため、その図示説明を省略する。
概略構成について、図1を参照して説明すると、第1の
変換装置11は、情報系列から順次抽出される変換単位
となる情報ブロックを順次シリアル入力する情報入力端
子13と、分割手段として機能するシリアル/パラレル
変換器(以下、「SP変換器」と言う。)15と、生成
手段として機能し、論理否定演算を行う複数のノット回
路17と、合体手段として機能するパラレル/シリアル
変換器(以下、「PS変換器」と言う。)19と、符号
ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた
情報を順次シリアル出力する符号出力端子21と、を備
えて構成されている。
してシリアル入力した例えば8ビット長の情報ブロック
を、複数の原サブブロックA,B,C,…,Hに8等分
に分割するとともに、分割した各原サブブロックA,
B,C,…,H中に含まれる各セグメント毎に割り付け
られた原情報をそれぞれパラレル出力するシリアル/パ
ラレル変換機能を有している。
器15で分割された複数の各原サブブロックA,B,
C,…,H中に含まれる各セグメント毎に割り付けられ
た原情報の全てが反転された反転情報を含む反転サブブ
ロックを、複数の各原サブブロックA,B,C,…,H
に対応付けて生成する生成機能を有している。
A,B,C,…,Hと、複数のノット回路17の各々で
生成された複数の反転サブブロックとを合体させること
により、8ビット長の情報ブロックを、16ビット長の
符号ブロックに変換する合体機能を有しており、ここで
合体された符号ブロック中に含まれる各セグメント毎に
割り付けられた情報は、符号出力端子21を介してシリ
アル出力されるように構成されている。具体的には、P
S変換器19は、複数の原サブブロックA,B,C,
…,H中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原
情報の各々に対応付けて、各原情報に対応する各反転情
報の各々を、各原情報に隣接する次位置に挿入するよう
に構成されている。これにより、第1の変換装置11で
変換後の符号ブロックにおける情報配列は、図3に示す
ように、原情報と、原情報に対応する反転情報とが交互
に位置するように整列することになる。
装置11の動作について説明すると、第1の変換装置1
1において、まず、SP変換器15は、情報入力端子1
3を介してシリアル入力した変換単位となる8ビット長
の情報ブロックを、複数の原サブブロックA,B,C,
…,Hに8等分に分割するとともに、分割した各原サブ
ブロックA,B,C,…,H中に含まれる各セグメント
毎に割り付けられた原情報をそれぞれパラレル出力す
る。
々は、SP変換器15で分割された複数の各原サブブロ
ックA,B,C,…,H中に含まれる各セグメント毎に
割り付けられた原情報の全てが反転された反転情報を含
む反転サブブロックを、複数の各原サブブロックA,
B,C,…,Hに対応付けて生成する。
ブロックA,B,C,…,Hと、複数のノット回路17
の各々で生成された複数の反転サブブロックとを合体さ
せることにより、8ビット長の情報ブロックを、16ビ
ット長の符号ブロックに変換する。ここで合体された符
号ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられ
た情報は、符号出力端子21を介してシリアル出力され
る。
ば、変換単位となる情報ブロックが、情報ブロック中に
含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報と、そ
の反転情報とを合体させた符号ブロックに変換されて、
変換単位での原情報とその反転情報との数が均衡する結
果として、簡易な手順を用いて、直流成分が抑圧される
ことを考慮しながら、情報ブロックを符号ブロックに変
換することができる。
概略構成について、図2を参照して説明すると、第1の
復調装置31は、第1の変換装置11で変換されて、例
えば図示しない伝送路を介して送出されてきた符号系列
から順次抽出される復調単位となる符号ブロックを順次
シリアル入力する符号入力端子33と、符号入力端子3
3を介してシリアル入力した例えば16ビット長の符号
ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた
情報を一旦蓄積するとともに、蓄積した情報を、次述す
るPS変換器37、又は後述する誤り検出回路41に分
配してパラレル出力するSP変換器35と、原情報抜取
手段として機能するPS変換器37と、PS変換器37
で復調された元の情報ブロック中に含まれる各セグメン
ト毎に割り付けられた原情報を順次シリアル出力する情
報出力端子39と、原情報抜取手段、反転情報抜取手
段、及び一致判定手段として機能する誤り検出回路41
と、を備えて構成されている。
されている復調単位となる符号ブロックのうち、複数の
各原サブブロックの各々から、複数の各原サブブロック
中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報を
抜き取る原情報抜取機能を有している。具体的には、P
S変換器37は、SP変換器35に蓄積されている、原
情報及び反転情報を含む情報のうち、原情報を選択的に
抜き取ることにより、符号ブロックを元の情報ブロック
に復調するように構成されている。
行う複数のイクスクルーシブオア回路43と、複数のイ
クスクルーシブオア回路43からの出力に対して論理積
演算を行うアンド回路45と、を含んで構成されてお
り、アンド回路45からの出力は、状態出力端子47を
介して出力されるように構成されている。
SP変換器35に蓄積されている復調単位となる符号ブ
ロックのうち、複数の各原サブブロックの各々から、こ
の各原サブブロック中に含まれる各セグメント毎に割り
付けられた原情報を抜き取る原情報抜取機能と、復調単
位となる符号ブロックのうち、複数の各反転サブブロッ
クの各々から、この各反転サブブロック中に含まれる各
セグメント毎に割り付けられた反転情報を抜き取る反転
情報抜取機能と、を有している。具体的には、複数のイ
クスクルーシブオア回路43の各々は、SP変換器35
に蓄積されている、原情報及び反転情報を含む情報のう
ち、相互に対応する情報の組み合わせを選択的にそれぞ
れ抜き取り、抜き取った各組み合わせに係る情報間で排
他的論理和演算を行うことで、相互に対応する原情報と
反転情報との一致性を検証するように構成されている。
と反転情報との組み合わせのうち、両者が一致する組み
合わせが存在するか否かに係る一致判定を行う一致判定
機能を有している。具体的には、アンド回路45は、複
数のイクスクルーシブオア回路43の各々から出力され
る排他的論理和演算結果に対して論理積演算を行うこと
で、相互に対応する原情報と反転情報とが一致する組み
合わせが存在するか否かを判定するように構成されてい
る。
装置31の動作について説明すると、第1の復調装置3
1において、まず、SP変換器15は、符号入力端子3
3を介してシリアル入力した16ビット長の符号ブロッ
ク中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた情報を
一旦蓄積するとともに、蓄積した情報を、PS変換器3
7、又は誤り検出回路41に分配してパラレル出力す
る。
換器35に蓄積されている復調単位となる符号ブロック
のうち、複数の各原サブブロックの各々から、複数の各
原サブブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付け
られた原情報を抜き取ることにより、符号ブロックを元
の情報ブロックに復調し、復調した情報を、情報出力端
子39を介して出力する。
ば、上述のようにして変換された符号ブロックを、元の
情報ブロックに復調する際に用いて最適な復調装置を得
ることができる。
イクスクルーシブオア回路43の各々は、SP変換器3
5に蓄積されている、原情報及び反転情報を含む情報の
うち、相互に対応する情報の組み合わせを選択的にそれ
ぞれ抜き取り、抜き取った各組み合わせに係る情報間で
排他的論理和演算を行うことで、相互に対応する原情報
と反転情報との一致性を検証する。具体的には、イクス
クルーシブオア回路43は、ある組み合わせに係る情報
が「0」と「1」のように相互に異なる場合には「1」
を出力する一方、ある組み合わせに係る情報が「1」と
「1」、又は「0」と「0」のように一致する場合には
「0」を出力するので、複数のイクスクルーシブオア回
路43からの各出力を監視することで、相互に対応する
原情報と反転情報とが一致する誤り発生箇所を容易に特
定することができる。
出力される排他的論理和演算結果を受けて、アンド回路
45は、排他的論理和演算結果に対して論理積演算を行
うことで、相互に対応する原情報と反転情報とが一致す
る組み合わせが存在するか否かに係る一致判定を行い、
この一致判定結果、つまり誤り検出結果が、状態出力端
子47を介して出力される。さらに言えば、アンド回路
45は、正常時には「1」を出力する一方、異常時には
「0」を出力するので、この出力を監視することで、異
常状態が発生した旨を容易に認識することができる。
致する組み合わせが存在する旨の判定が下されたとき、
すなわち、相互に対応する原情報と反転情報とが一致す
る誤り発生箇所が存在する場合には、本第1の復調装置
31では、異常状態が発生したとみなして、この旨を出
力するようにしている。
で変換された符号ブロックを伝送路を介して伝送する際
に、伝送元から伝送先宛になんらかの異常状態が発生し
た旨を伝えたいとの要求が生じた場合には、伝送元にお
いて上述した両者が一致する組み合わせを符号ブロック
中に強制的に含ませておけば、伝送元から伝送先宛に異
常状態が発生した旨を確実に伝えることができる。
調誤りを含むものとされる。この場合、上述した両者が
一致する組み合わせが存在するとき、伝送誤り又は復調
誤り等の符号誤りが発生したとみなす結果として、符号
誤りを容易に検出可能な復調装置を得ることができる。
述した複数のイクスクルーシブオア回路43からの各出
力と、アンド回路45の出力を監視する以外にも、例え
ば、復調単位となる符号ブロック中に含まれる原情報と
反転情報との数が均衡していることを利用して、原情報
と反転情報との数を各々計数することで、誤り検出処理
を実行することができる。
えて、既知の巡回冗長検査(CRC)や奇偶検査(パリ
ティチェック)等の誤り検出処理を組み合わせて適用す
れば、さらに精度が高い誤り検出処理を実現することが
できる。
示しない誤り符号訂正回路において、相互に対応する原
情報と反転情報とが一致する誤り発生箇所を対象とする
誤り符号訂正処理が実行されることになる。
は、例えば、上述した誤り検出処理結果を受けて、復調
単位となる符号ブロック中に含まれる原情報と反転情報
との数が均衡していることに鑑みて、誤り検出処理で検
出された符号誤り箇所と、原情報と反転情報との各数の
計数結果を参照して、原情報の誤りか、又は反転情報の
誤りかを識別し、この識別結果に基づいて、誤っている
情報を訂正する誤り符号訂正処理を実行することができ
る。
及び第2の復調装置61の概略構成について以下に順次
説明する。なお、第1の変換装置11、及び第2の復調
装置31と、第2の変換装置51、及び第2の復調装置
61との間で共通する機能を有する部材間には同一符号
を付し、その詳細な説明は省略する。
の概略構成について、図4を参照して説明すると、第2
の変換装置51は、情報入力端子13と、SP変換器1
5と、複数のノット回路17と、PS変換器19と、符
号出力端子21と、を備えて構成されている。
してシリアル入力した例えば8ビット長の情報ブロック
を、複数の原サブブロックP1 ,P2 に2等分に分割す
るとともに、分割した各原サブブロックP1 ,P2 中に
含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報をそれ
ぞれパラレル出力するシリアル/パラレル変換機能を有
している。
器15で分割された複数の各原サブブロックP1 ,P2
中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた原情報の
全てが反転された反転情報を含む反転サブブロック
P1 *,P2 *を、複数の各原サブブロックP1 ,P2 に対
応付けて生成する生成機能を有している。
P1 ,P2 と、複数のノット回路17の各々で生成され
た複数の反転サブブロックP1 *,P2 *とを合体させるこ
とにより、8ビット長の情報ブロックを16ビット長の
符号ブロックに変換する合体機能を有しており、ここで
合体された符号ブロック中に含まれる各セグメント毎に
割り付けられた情報は、符号出力端子21を介してシリ
アル出力されるように構成されている。具体的には、P
S変換器19は、複数の原サブブロックP1 ,P2 の各
々に対応付けて、該当する複数の反転サブブロック
P1 *,P2 *の各々を、各原サブブロックP1 ,P2 に隣
接する次位置に挿入するように構成されている。これに
より、第2の変換装置51で変換後の符号ブロックにお
ける情報配列は、図6に示すように、各原サブブロック
P1 ,P2 と、これに対応する各反転サブブロック
P1 *,P2 *とが交互に位置するように整列することにな
る。
装置51の動作について説明すると、第2の変換装置5
1において、まず、SP変換器15は、情報入力端子1
3を介してシリアル入力した変換単位となる8ビット長
の情報ブロックを、複数の原サブブロックP1 ,P2 に
2等分に分割するとともに、分割した各原サブブロック
P1 ,P2 中に含まれる各セグメント毎に割り付けられ
た原情報をそれぞれパラレル出力する。
々は、SP変換器15で分割された複数の各原サブブロ
ックP1 ,P2 中に含まれる各セグメント毎に割り付け
られた原情報の全てが反転された反転情報を含む反転サ
ブブロックP1 *,P2 *を、複数の各原サブブロック
P1 ,P2 に対応付けて生成する。
ブロックP1 ,P2 と、複数のノット回路17の各々で
生成された複数の反転サブブロックP1 *,P2 *とを合体
させることにより、8ビット長の情報ブロックを16ビ
ット長の符号ブロックに変換する。ここで合体された符
号ブロック中に含まれる各セグメント毎に割り付けられ
た情報は、情報出力端子21を介してシリアル出力され
る。
ば、第1の変換装置11と同様に、変換単位となる情報
ブロックが、情報ブロック中に含まれる各セグメント毎
に割り付けられた原情報と、その反転情報とを合体させ
た符号ブロックに変換されて、変換単位での原情報とそ
の反転情報との数が均衡する結果として、簡易な手順を
用いて、直流成分が抑圧されることを考慮しながら、情
報ブロックを符号ブロックに変換することができる。
概略構成について、図5を参照して説明すると、第2の
復調装置61は、符号入力端子33と、SP変換器35
と、PS変換器37と、情報出力端子39と、誤り検出
回路41と、を備えて構成されている。
されている、原情報及び反転情報を含む情報のうち、原
情報を選択的に抜き取ることにより、符号ブロックを元
の情報ブロックに復調するように構成されている。
シブオア回路43と、アンド回路45と、を含んで構成
されており、アンド回路45からの出力は、状態出力端
子47を介して出力されるように構成されている。
装置31の動作について説明すると、第1の復調装置3
1において、まず、SP変換器15は、符号入力端子3
3を介してシリアル入力した16ビット長の符号ブロッ
ク中に含まれる各セグメント毎に割り付けられた情報を
一旦蓄積するとともに、蓄積した情報を、PS変換器3
7、又は誤り検出回路41に分配してパラレル出力す
る。
換器35に蓄積されている復調単位となる符号ブロック
のうち、複数の各原サブブロックP1 ,P2 の各々か
ら、この各原サブブロックP1 ,P2 中に含まれる各セ
グメント毎に割り付けられた原情報を抜き取ることによ
り、符号ブロックを元の情報ブロックに復調し、復調し
た情報を、情報出力端子を介して出力する。
ば、第1の復調装置31と同様に、上述のようにして変
換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する
際に用いて最適な復調装置を得ることができる。
びその効果は、第1の復調装置31と同様であるので、
その重複した説明を省略する。
置、及び復調装置によれば、図7(a),(b)に示す
ように、上記詳細に説明した変換装置、及び復調装置と
同様の手順を用いることで、所定の変換及び復調が実現
されることになる。
置を、例えば、変換装置で情報ブロックから変換された
符号ブロックを、伝送路を介して復調装置宛に伝送し、
復調装置において受信した符号ブロックを、元の情報ブ
ロックに復調する形態に適用した場合を考えると、本発
明では簡易な装置構成を採用しているため、容易に高速
動作を行わせることが可能である結果として、符号ブロ
ックの動作周波数が情報ブロックの動作周波数の2倍と
なるにもかかわらず、その動作はきわめて安定したもの
となり、何らの問題も生じることはない。
磁波障害(EMI)を低減する手法として、各装置を低
電圧駆動することが従来より実施されているが、この低
電圧駆動の場合には、直流成分の変動による受信誤りが
発生しやすくなることが一般に知られている。しかしな
がら、本発明では、直流成分が完全に除去されているの
で、直流成分の変動に起因する上記悪影響を全く考慮す
る必要はない結果として、各装置を低電圧駆動すること
により、受信誤りを生じさせることなく、動作周波数が
高いことに起因する電磁波障害(EMI)を低減するこ
とができる。
限定されることなく、請求の範囲内において適宜に変更
された形態で実施することができる。
置で変換後の符号ブロックにおける情報配列は、原情報
と、原情報に対応する反転情報とが交互に位置するよう
に整列する形態を例示して説明したが、本発明はこの形
態に限定されることなく、変換対象となる符号ブロック
の範囲内において、原情報と、この原情報に対応する反
転情報とを、任意の位置関係となるように自由に配列さ
せることが可能であることは言うまでもない。
位となる情報ブロックが、情報ブロック中に含まれる各
セグメント毎に割り付けられた原情報と、その反転情報
とを合体させた符号ブロックに変換されて、変換単位で
の原情報とその反転情報との数が均衡する結果として、
簡易な手順を用いて、直流成分が抑圧されることを考慮
しながら、情報ブロックを符号ブロックに変換すること
ができる。
換された符号ブロックのうち、複数の各原サブブロック
の各々から、複数の各原サブブロック中に含まれる1又
は2以上の各セグメント毎に割り付けられた原情報を抜
き取ることにより、変換された符号ブロックを元の情報
ブロックに復調するので、したがって、本発明に係る変
換方法を用いて変換された符号ブロックを、元の情報ブ
ロックに復調する際に用いて最適な復調方法を得ること
ができる。
ば、符号ブロックを伝送路を介して伝送する際に、伝送
元から伝送先宛になんらかの異常状態が発生した旨を伝
えたいとの要求が生じた場合には、伝送元において上述
した両者が一致する組み合わせを符号ブロック中に強制
的に含ませておけば、伝送元から伝送先宛に異常状態が
発生した旨を確実に伝えることができる。
状態は、伝送誤り又は復調誤りを含むものとされるの
で、この場合、上述した両者が一致する組み合わせが存
在するとき、伝送誤り又は復調誤り等の符号誤りが発生
したとみなす結果として、符号誤りを容易に検出可能な
復調装置を得ることができるというきわめて優れた効果
を奏する。
能ブロック構成図である。
れた符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する第1
の復調装置を表す機能ブロック構成図である。
の復調装置の各々で変換又は復調後の各ブロックを表す
図である。
能ブロック構成図である。
れた符号ブロックを、元の情報ブロックに復調する第2
の復調装置を表す機能ブロック構成図である。
の復調装置の各々で変換又は復調後の各ブロックを表す
図である。
形態に係る変換装置又は復調装置の各々で変換又は復調
後の各ブロックを表す図である。
手段) 39 情報出力端子 41 誤り検出回路 43 複数のイクスクルーシブオア回路(原情報抜取手
段、及び反転情報抜取手段) 45 アンド回路(一致判定手段) 47 状態出力端子 51 第2の変換装置 61 第2の復調装置
Claims (10)
- 【請求項1】 情報系列から順次抽出される変換単位と
なる情報ブロックを、符号ブロックに逐次変換する際に
用いられる変換方法であって、 前記情報ブロックを複数の原サブブロックに分割し、 当該分割された複数の各原サブブロック中に含まれる1
又は2以上の各セグメント毎に割り付けられた原情報の
全てが反転された反転情報を含む反転サブブロックを、
前記複数の各原サブブロックに対応付けてそれぞれ生成
し、 前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数の反
転サブブロックとを合体させることにより、前記情報ブ
ロックを前記符号ブロックに変換することを特徴とする
変換方法。 - 【請求項2】 前記複数の原サブブロックと、前記生成
された複数の反転サブブロックとを合体させるにあた
り、当該複数の反転サブブロックの各々は、前記複数の
原サブブロックのうち、任意の位置にそれぞれ挿入され
ることを妨げないことを特徴とする請求項1に記載の変
換方法。 - 【請求項3】 前記複数の原サブブロックと、前記生成
された複数の反転サブブロックとを合体させるにあた
り、当該複数の反転サブブロックの各々は、前記複数の
原サブブロックのうち、各自に対応する原サブブロック
のそれぞれに隣接させて挿入されることを特徴とする請
求項1に記載の変換方法。 - 【請求項4】 情報系列から順次抽出される変換単位と
なる情報ブロックを複数の原サブブロックに分割し、当
該分割された複数の各原サブブロック中に含まれる1又
は2以上の各セグメント毎に割り付けられた原情報の全
てが反転された反転情報を含む反転サブブロックを、前
記複数の各原サブブロックに対応付けてそれぞれ生成
し、前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数
の反転サブブロックとを合体させることで情報ブロック
から変換された符号ブロックを、元の情報ブロックに復
調する際に用いられる復調方法であって、 前記変換された符号ブロックのうち、前記複数の各原サ
ブブロックの各々から、当該複数の各原サブブロック中
に含まれる1又は2以上の各セグメント毎に割り付けら
れた原情報を抜き取ることにより、前記変換された符号
ブロックを元の情報ブロックに復調することを特徴とす
る復調方法。 - 【請求項5】 情報系列から順次抽出される変換単位と
なる情報ブロックを、符号ブロックに逐次変換するよう
に構成された変換装置であって、 前記情報ブロックを複数の原サブブロックに分割する分
割手段と、 当該分割手段で分割された複数の各原サブブロック中に
含まれる1又は2以上の各セグメント毎に割り付けられ
た原情報の全てが反転された反転情報を含む反転サブブ
ロックを、前記複数の各原サブブロックに対応付けて生
成する生成手段と、 前記複数の原サブブロックと、前記生成手段で生成され
た複数の反転サブブロックとを合体させる合体手段と、 を備え、 前記合体手段は、前記複数の原サブブロックと、前記生
成手段で生成された複数の反転サブブロックとを合体さ
せることにより、前記情報ブロックを前記符号ブロック
に変換することを特徴とする変換装置。 - 【請求項6】 前記合体手段は、前記複数の原サブブロ
ックと、前記生成された複数の反転サブブロックとを合
体させるにあたり、当該複数の反転サブブロックの各々
は、前記複数の原サブブロックのうち、任意の位置にそ
れぞれ挿入されることを妨げないことを特徴とする請求
項5に記載の変換装置。 - 【請求項7】 前記合体手段は、前記複数の原サブブロ
ックと、前記生成された複数の反転サブブロックとを合
体させるにあたり、当該複数の反転サブブロックの各々
は、前記複数の原サブブロックのうち、各自に対応する
原サブブロックのそれぞれに隣接させて挿入されること
を特徴とする請求項5に記載の変換装置。 - 【請求項8】 情報系列から順次抽出される変換単位と
なる情報ブロックを複数の原サブブロックに分割し、当
該分割された複数の各原サブブロック中に含まれる1又
は2以上の各セグメント毎に割り付けられた原情報の全
てが反転された反転情報を含む反転サブブロックを、前
記複数の各原サブブロックに対応付けてそれぞれ生成
し、前記複数の原サブブロックと、前記生成された複数
の反転サブブロックとを合体させることで情報ブロック
から変換された復調単位となる符号ブロックを、元の情
報ブロックに復調するように構成された復調装置であっ
て、 前記復調単位となる符号ブロックのうち、複数の各原サ
ブブロックの各々から、当該複数の各原サブブロック中
に含まれる1又は2以上の各セグメント毎に割り付けら
れた原情報を抜き取る原情報抜取手段を備えて構成され
ることを特徴とする復調装置。 - 【請求項9】 前記復調単位となる符号ブロックのう
ち、前記複数の各反転サブブロックの各々から、当該複
数の各反転サブブロック中に含まれる1又は2以上の各
セグメント毎に割り付けられた反転情報を抜き取る反転
情報抜取手段と、 前記原情報抜取手段で抜き取られた原情報と、当該原情
報に対応する、前記反転情報抜取手段で抜き取られた反
転情報との組み合わせのうち、両者が一致する組み合わ
せが存在するか否かに係る一致判定を行う一致判定手段
と、 をさらに備え、 前記一致判定手段における一致判定の結果、前記両者が
一致する組み合わせが存在する旨の判定が下されたと
き、異常状態が発生したとみなすことを特徴とする請求
項8に記載の復調装置。 - 【請求項10】 前記異常状態は、伝送誤り又は復調誤
りを含むことを特徴とする請求項9に記載の復調装置。
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