[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2000124099A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

Info

Publication number
JP2000124099A
JP2000124099A JP29314298A JP29314298A JP2000124099A JP 2000124099 A JP2000124099 A JP 2000124099A JP 29314298 A JP29314298 A JP 29314298A JP 29314298 A JP29314298 A JP 29314298A JP 2000124099 A JP2000124099 A JP 2000124099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust pipe
exhaust
damper
opening
bypass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29314298A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Yabe
学 矢部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP29314298A priority Critical patent/JP2000124099A/ja
Publication of JP2000124099A publication Critical patent/JP2000124099A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気管路内に処理液のミストが堆積した場合
でも処理部からの排気量の変化を正確に把握することが
可能な基板処理装置を提供する。 【解決手段】 基板保持部2を覆うカップ6の排出口1
8は、第1ダンパ16を有する主排気管路8a、マニュ
アルダンパ9および主排気管路8bを介して排気ファン
9に接続されている。主排気管路8aには第1ダンパ1
6の上流側から分岐して第1ダンパ16の下流側で合流
するバイパス排気管路12が設けられ、バイパス排気管
路12には第2ダンパ13およびピトー管14が設けら
れている。測定時に、第1ダンパ16は閉じられ、第2
ダンパ13は開かれる。ピトー管14およびマノメータ
15によりバイパス排気管路12内の全圧および静圧が
測定され、全圧および静圧から動圧が求められ、動圧か
ら排気量が得られる。通常時、第1ダンパ16は開か
れ、第2ダンパ13が閉じられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処理液を用いて基
板に所定の処理を行う基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基
板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用ガラス基
板等の基板に種々の処理を行うために基板処理装置が用
いられている。例えば、基板の表面にレジスト等の処理
液を塗布するために回転式の塗布装置が用いられてい
る。
【0003】図3は従来の回転式の塗布装置の一例を示
す概略図である。図3に示すように、塗布装置31は基
板100を吸引して保持する基板保持部2を備える。基
板保持部2はモータ3により回転駆動される。基板保持
部2の上方には処理液吐出用のノズル4が配設されてい
る。
【0004】基板保持部2の上方を除いて、基板保持部
2はカップ32により覆われている。カップ32の上方
にはカップ32内に清浄空気を送風する送風手段5が配
設されている。
【0005】カップ32の底面には複数の排気口34が
設けられている。各排気口34は排気管路35を介して
排気ファン36に接続されている。
【0006】排気管路35内には測定管37の一端が挿
入され、測定管37の他方にはマノメータ38が取り付
けられている。これにより、マノメータ38を用いて排
気管路35内の静圧を測定することが可能となってい
る。また、排気ファン36の上流側の排気管路35に
は、排気量を調節するためのマニュアルダンパ39が設
けられている。
【0007】図3の塗布装置31においては、基板保持
部2に保持された基板100がモータ3により回転さ
れ、ノズル4から基板100の中心部に吐出された処理
液が、基板100の回転に伴う遠心力によって基板10
0の中心部から周縁部に塗り広げられる。それにより、
回転数および処理液の粘度に応じた厚さの膜が基板10
0上に形成される。
【0008】このとき、余分な処理液は基板100の周
縁部から飛散し、カップ32内にミスト(液体微粒子)
として浮遊する。このミストが基板100の表面に付着
すると塗布面が汚染される。これを防止するために、送
風手段5からカップ32内に清浄な空気を送風するとと
もに、排気ファン36を運転することにより排気口34
から排気管路35を介してカップ32内の空気が吸引さ
れ、外部に排出される。
【0009】排気量が少な過ぎると、ミストの巻き上げ
が引き起こされ、基板100の表面が汚染されるおそれ
があり、逆に、排気量が多過ぎると、空気の流れが速く
なり、基板100上の処理液の膜厚分布が乱されるおそ
れがある。
【0010】そのため、マノメータ38により排気管路
35内の静圧を測定し、マニュアルダンパ39の開度を
調節することにより排気量が適正になるように管理され
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、排気管
路35内の空気には、処理液のミストが多く含まれてい
るため、長期間の運転で排気管路35内にこれらのミス
トが堆積して排気管路35内の空気の通過断面が狭くな
ることがある。
【0012】マノメータ38の上流側の排気管路35内
にミストが堆積して排気管路35内の空気の通過断面が
狭くなると、カップ32内の排気効率が低下し、カップ
32からの排気量が低下する。一方、マノメータ38か
ら得られる排気管路35内の静圧は低下する。そのた
め、排気管路35内の静圧を元の値に戻すためにマニュ
アルダンパ39の開度を絞ると、カップ32からの排気
量はさらに低下する。
【0013】このように、排気管路35内に処理液のミ
ストが堆積した場合には、排気管路35内の静圧の変化
がカップ32内の排気量の変化と正確に連動していない
ため、マノメータ等により静圧を測定する方法では、カ
ップ32からの排気量の変化を正確に把握することが困
難である。
【0014】一方、排気管路35内の風速を直接測定
し、風速から排気量を求める方法では高価な風速計を用
いなくてはならない上、ミスト混じりの環境下では風速
計の測定精度の維持が困難である。
【0015】本発明の目的は、排気管路内に処理液のミ
ストが堆積した場合でも処理部からの排気量の変化を正
確に把握することが可能な基板処理装置を提供すること
である。
【0016】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明に係る基板処理装置は、基板に所定の処理を行う基
板処理装置であって、排気口を有し、処理液を用いて基
板に所定の処理を行う処理部と、処理部の排気口に接続
されている排気管路と、処理部内の気体を排気口から排
気管路を介して排気させる排気手段と、排気管路内の全
圧および静圧を測定する測定手段とを備えたものであ
る。
【0017】第1の発明に係る基板処理装置において
は、処理部により処理液を用いて基板に所定の処理が行
われる。処理液のミストを含む処理部内の気体は、排気
手段によって排気口から排気管路を通って排出される。
このとき、測定手段により排気管路内の気体の全圧およ
び静圧が測定される。
【0018】この場合、全圧から静圧を差し引くことに
より動圧が得られ、動圧および排気管路内の気体の密度
等の条件から、気体の流速が得られる。さらに、流速お
よび排気管路の内径等の条件から排気量が得られる。動
圧以外の条件は常にほぼ一定であるため、動圧が排気量
の変数となり、動圧は排気量の変化に対応して変化す
る。そのため、全圧および静圧を測定し、動圧を求める
ことにより、排気管路内に処理液のミストが堆積した場
合でも、処理部からの排気量の変化を正確に把握するこ
ができるとともに、処理液のミストによる排気管路の詰
まりを監視できる。
【0019】第2の発明に係る基板処理装置は、第1の
発明に係る基板処理装置の構成において、排気管路は、
処理部の排気口と排気手段との間に接続される主排気管
路と、主排気管路の一部範囲をバイパスするように設け
られたバイパス排気管路とを備え、測定手段は、バイパ
ス排気管路内の全圧および静圧を測定するものである。
【0020】この場合、処理液のミストを含む処理部内
の気体は、排気手段によって排気口から主排気管路を通
って排気設備へと排出される。このとき、気体の一部は
バイパス排気管路に分流し、この分流した気体の全圧お
よび静圧が測定手段により測定される。バイパス排気管
路に流れるミストの量は、処理部の排気口から排出され
るミストの全量に比べて少ないので、処理液のミストに
よる測定手段の汚染が抑制される。それにより、測定手
段の汚染による測定精度の低下が抑制され、処理部から
の排気量の変化をより正確に把握することができるとと
もに、排気管路の詰まりを長期間にわたって正確に監視
することができる。
【0021】第3の発明に係る基板処理装置は、第2の
発明に係る基板処理装置の構成において、主排気管路の
一部範囲において主排気管路を開閉する第1の開閉手段
と、測定手段の上流側でバイパス排気管路を開閉する第
2の開閉手段と、通常時に第1の開閉手段を開きかつ第
2の開閉手段を閉じ、測定手段による測定時に第2の開
閉手段を開く制御手段とをさらに備えたものである。
【0022】この場合、通常時に、第1の開閉手段が開
かれ、第2の開閉手段が閉じられる。それにより、バイ
パス排気管路内には気体が流れ込まない。したがって、
測定手段が処理液のミストにより汚染されない。また、
測定手段による測定時には、第2の開閉手段が開かれ
る。それにより、バイパス排気管路内に主排気管路から
気体が流れ込み、測定手段により全圧および静圧が測定
される。したがって、測定手段の汚染による測定精度の
低下がさらに抑制されるため、処理部からの排気量の変
化をさらに正確に把握することができるとともに、処理
液のミストによる排気管路の詰まりをさらに長期間にわ
たって正確に監視することが可能となる。
【0023】第4の発明に係る基板処理装置は、第3の
発明に係る基板処理装置の構成において、制御手段は、
測定手段による測定時に第1の開閉手段を閉じるもので
ある。
【0024】この場合、測定手段による測定時に、第1
の開閉手段が閉じられることにより、バイパス排気管路
に主排気管路から気体の全量が流れ込む。それにより、
測定手段により排気管路の全圧および静圧を正確に測定
することができる。
【0025】第5の発明に係る基板処理装置は、第3の
発明に係る基板処理装置の構成において、バイパス排気
管路の径は主排気管路の径よりも小さく設定され、制御
手段は、測定手段による測定時に第1の開閉手段を部分
的に開くものである。
【0026】この場合、バイパス排気管路の径は主排気
管路の径より小さく設定されているため、測定時にバイ
パス排気管路内の気体の流速は速くなる。それにより、
測定精度が向上する。また、気体の流速が速いため、気
体に含まれるミストが測定手段に付着しにくくなり、ミ
ストによる測定手段の汚染が抑制される。
【0027】また、第1の開閉手段が部分的に開かれる
ので、主排気管路にも気体が流動する。それにより、バ
イパス排気管路の径の減少による排気量の変化が防止さ
れる。これにより、測定精度が向上する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る基板処理装置
の一例として回転式の塗布装置について説明する。
【0029】図1は本発明の一実施例における回転式の
塗布装置の概略図である。図1に示すように、塗布装置
1は処理部20aおよび排気系20bを備える。処理部
20aは、基板100を吸引して保持する基板保持部2
を有する。基板保持部2はモータ3により回転駆動され
る。基板保持部2の上方にはレジスト等の処理液を吐出
する処理液吐出用のノズル4が配設されている。
【0030】基板保持部2の上方を除いて、基板保持部
2はカップ6により覆われている。カップ6の上方には
カップ6内に清浄空気を送風する送風手段5が配設され
ている。カップ6の底面には複数の排出口18が設けら
れている。
【0031】排気系20bは主排気管路8a,8bおよ
びバイパス排気管路12を備える。本実施例では、主排
気管路8aおよびバイパス排気管路12の直径は同一で
ある。これらの主排気管路8a,8bおよびバイパス排
気管路12が排気管路を構成する。
【0032】カップ6の複数の排気口18は、主排気管
路8a,8bを介して排気ファン11に接続されてい
る。主排気管路8aの途中には、通気量を調整するため
の第1ダンパ16が設けられている。主排気管路8aと
主排気管路8bとの間には通気量を調整するためのマニ
ュアルダンパ9が設けられている。
【0033】主排気管路8aには、第1ダンパ16の上
流側から分岐して第1ダンパ16の下流側で合流するバ
イパス排気管路12が設けられている。バイパス排気管
路12には、第2ダンパ13が設けられている。バイパ
ス排気管路12の第2ダンパ13より下流側でバイパス
排気管路12内にピトー管14の一端が挿入されてお
り、ピトー管14の他方にマノメータ15が取り付けら
れている。第1ダンパ16および第2ダンパ13として
は、管路内に平板が出入りするシャッタ式の弁や、バタ
フライ弁等を用いることができる。制御部17は、第1
ダンパ16および第2ダンパ13の開閉を制御する。
【0034】本実施例においては、排気口18が排気口
に相当し、処理部20aが処理部に相当し、排気ファン
11が排気手段に相当し、主排気管路8a,8bが主排
気管路に相当し、バイパス排気管路12がバイパス排気
管路に相当し、ピトー管14およびマノメータ15が測
定手段に相当し、第1ダンパ16が第1の開閉手段に相
当し、第2ダンパ13が第2の開閉手段に相当し、制御
部17が制御手段に相当する。
【0035】図2は図1のピトー管の構成を示す模式図
である。図2に示すように、ピトー管14の先端部はL
字形に屈曲している。ピトー管14の先端部はバイパス
排気管路12内の空気の流れに平行に配置されている。
ピトー管14の先端および側面にそれぞれ開口部14
a,14bが設けられている。
【0036】矢印Aで示すように、ピトー管14の開口
部14aから通路14cを通ってマノメータ15にバイ
パス排気管路12内の全圧が導かれる。また、矢印Bで
示すように、ピトー管14の開口部14bから通路14
dを通ってマノメータ15にバイパス排気管路12内の
静圧が導かれる。全圧から静圧を差し引くことにより動
圧が得られ、動圧およびバイパス排気管路12内の空気
の密度等の条件から、風速(流速)が得られる。さら
に、風速およびバイパス排気管路12の内径等の条件か
らバイパス排気管路12内の排気量(流量)が得られ
る。動圧以外の条件は常にほぼ一定であるため、動圧が
バイパス排気管路12内の排気量の変数となる。そのた
め、全圧および静圧を測定し、動圧を監視することによ
り、主排気管路8aの詰まりを監視できる。
【0037】ここで、排気量と動圧の関係の一例を示
す。主排気管路8a、主排気管路8bおよびバイパス排
気管路12の直径をそれぞれ65mm、100mmおよ
び65mmとする。処理部20aにおいて直径12イン
チの基板を処理する場合の適正排気量は1500L/m
inである。本例では、主排気経路8a内の動圧はおよ
そ4Paとなる。したがって、ピトー管14での動圧の
検出および識別は十分に可能である。
【0038】次に、図1の回転式の塗布装置の動作を説
明する。基板保持部2に保持された基板100がモータ
3により回転され、ノズル4から基板100の中心部に
吐出された処理液が、基板100の回転に伴う遠心力に
よって基板100の中心部から周縁部に塗り広げられ
る。それにより、回転数および処理液の粘度に応じた厚
さの塗布膜が基板100上に形成される。
【0039】このとき、余分な処理液は基板100の周
縁部から飛散し、カップ6内にミストとして一旦浮遊す
る。処理後のミストは、送風手段5からカップ6内に送
風された清浄空気とともに排気口18を通って主排気管
路8a内に流入する。
【0040】通常時には、制御部17により第1ダンパ
16が開かれ、第2ダンパ13が閉じられる。それによ
り、主排気管路8a内に流入した空気は、第1ダンパ1
6を通過してマニュアルダンパ9を経た後、主排気管路
8bを通って排気ファン11により外部に排出される。
【0041】ピトー管14による測定時には、制御部1
7により第2ダンパ13が開かれ、第1ダンパ16が閉
じられる。それにより、主排気管路8a内に流入した空
気は、ピトー管14の周りを流れながらバイパス排気管
路12内を通過する。そして、マニュアルダンパ9を経
た後、主排気管路8bを通って排気ファン11により外
部に排出される。
【0042】バイパス管路12内の空気がピトー管14
の周りを流れる際、全圧および静圧が測定される。全圧
と静圧との差から動圧が得られ、上記のように動圧に基
づいて排気量が求められる。そして、排気量が適正にな
るようにマニュアルダンパ9の開度が調節される。
【0043】排気量の調節が終了すると、制御部17に
より第1ダンパ16が開かれ、第2ダンパ13が閉じら
れる。
【0044】本実施例では、主排気管路8aおよびバイ
パス排気管路12の直径が同一であるため、バイパス排
気管路12内の流動抵抗と主排気管路8aの流動抵抗は
ほぼ同一である。したがって、バイパス排気管路12か
ら主排気管路8aに排気経路を切り替えても、排気量は
変化しない。
【0045】一定期間ごとに、第2ダンパ13を開け、
第1ダンパ16を閉じて上記の方法により排気量を測定
し、排気量の調節を行うことにより排気量を常時適正な
範囲内に保つことができる。
【0046】このように、ピトー管14を用いてバイパ
ス排気管路12内の全圧および静圧を測定し、全圧から
静圧を差し引くことにより動圧を求めることができる。
バイパス排気管路12内の動圧はカップ6からの排気量
の変化に対応して変化するので、処理液のミストが主排
気管路8a内に堆積した場合でも、バイパス排気管路1
2内の動圧の変化を監視することによりカップ6からの
排気量の変化を把握することができる。また、バイパス
排気管路12内の動圧を監視することにより処理液のミ
ストによる主排気管路8a内の詰まりを監視できる。
【0047】この場合、ピトー管14はバイパス排気管
路12に設けられているので、測定時以外にはミストを
含んだ空気から隔絶される。そのため、ピトー管14の
汚れが抑制され、測定精度が維持される。
【0048】さらに、ピトー管14は、直接風速(流
速)を測定する熱線式風速計などに比べて簡単な構造で
安価であり、ミスト混じりの環境下でも性能を維持でき
る。
【0049】なお、バイパス排気管路12の直径を主排
気管路8aの直径より小さく設定してもよい。これによ
り、ピトー管14の周りを流れる空気の流速が速くな
り、測定精度が向上する。また、バイパス排気管路12
内の空気の流速が速いため、空気に含まれるミストがピ
トー管14に付着しにくくなり、ミストによる汚れが抑
制される。
【0050】このとき、カップ6からの総排気量が低下
しないように制御部17により第1ダンパ16を部分的
に開く。これにより、第1ダンパ16および第2ダンパ
13を空気が通過する。この場合、総排気量に対するバ
イパス排気管路12を通過する排気量の比率を予め調べ
ておくことにより、バイパス排気管路12内の全圧およ
び静圧から総排気量を求めることができる。
【0051】なお、上記実施例では、ピトー管14をバ
イパス排気管路12に設けているが、バイパス排気管路
12を設けずに、ピトー管14を主排気管路8aに設け
てもよい。
【0052】この場合、主排気管路8a内の動圧の変化
を監視することにより、カップ6からの排気量の変化を
把握することができるとともに、処理液のミストによる
主排気管路8aの詰まりを監視できる。
【0053】上記実施例では、本発明を回転式の塗布装
置に適用した場合を説明したが、本発明は、現像装置、
洗浄装置等の他の基板処理装置にも適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における回転式の塗布装置の
概略図である。
【図2】図1のピトー管の構成を示す模式図である。
【図3】従来の回転式の塗布装置の一例を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1 塗布装置 8a,8b 主排気管路 11 排気ファン 12 バイパス排気管路 13 第2ダンパ 14 ピトー管 15 マノメータ 16 第1ダンパ 17 制御部 18 排気口 20a 処理部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に所定の処理を行う基板処理装置で
    あって、 排気口を有し、処理液を用いて基板に所定の処理を行う
    処理部と、 前記処理部の前記排気口に接続されている排気管路と、 前記処理部内の気体を前記排気口から前記排気管路を介
    して排気させる排気手段と、 前記排気管路内の全圧および静圧を測定する測定手段と
    を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前記排気管路は、 前記処理部の前記排気口と前記排気手段との間に接続さ
    れる主排気管路と、 前記主排気管路の一部範囲をバイパスするように設けら
    れたバイパス排気管路とを備え、 前記測定手段は、前記バイパス排気管路内の全圧および
    静圧を測定することを特徴とする請求項1記載の基板処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記主排気管路の前記一部範囲において
    前記主排気管路を開閉する第1の開閉手段と、 前記測定手段の上流側で前記バイパス排気管路を開閉す
    る第2の開閉手段と、 通常時に前記第1の開閉手段を開きかつ前記第2の開閉
    手段を閉じ、前記測定手段による測定時に前記第2の開
    閉手段を開く制御手段とをさらに備えたことを特徴とす
    る請求項2記載の基板処理装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記測定手段による測
    定時に前記第1の開閉手段を閉じることを特徴とする請
    求項3記載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】 前記バイパス排気管路の径は前記主排気
    管路の径よりも小さく設定され、前記制御手段は、前記
    測定手段による測定時に前記第1の開閉手段を部分的に
    開くことを特徴とする請求項3記載の基板処理装置。
JP29314298A 1998-10-15 1998-10-15 基板処理装置 Pending JP2000124099A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29314298A JP2000124099A (ja) 1998-10-15 1998-10-15 基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29314298A JP2000124099A (ja) 1998-10-15 1998-10-15 基板処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000124099A true JP2000124099A (ja) 2000-04-28

Family

ID=17790976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29314298A Pending JP2000124099A (ja) 1998-10-15 1998-10-15 基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000124099A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067059A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Tokyo Electron Ltd 塗布膜形成装置
WO2010082154A1 (en) * 2009-01-15 2010-07-22 Flsmidth A/S Damper arrangement
CN109417027A (zh) * 2016-09-13 2019-03-01 株式会社斯库林集团 基板处理装置
WO2019181061A1 (ja) * 2018-03-23 2019-09-26 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置用のピトー管式流量計、基板処理装置、および基板処理方法
CN112086380A (zh) * 2019-06-13 2020-12-15 细美事有限公司 用于处理基板的装置和方法
US11813646B2 (en) 2016-09-13 2023-11-14 SCREEN Holdings Co., Ltd. Substrate processing device

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067059A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Tokyo Electron Ltd 塗布膜形成装置
JP4519035B2 (ja) * 2005-08-30 2010-08-04 東京エレクトロン株式会社 塗布膜形成装置
US7802536B2 (en) 2005-08-30 2010-09-28 Tokyo Electron Limited Apparatus and method of forming an applied film
US8287954B2 (en) 2005-08-30 2012-10-16 Tokyo Electron Limited Apparatus and method of forming an applied film
WO2010082154A1 (en) * 2009-01-15 2010-07-22 Flsmidth A/S Damper arrangement
CN109417027A (zh) * 2016-09-13 2019-03-01 株式会社斯库林集团 基板处理装置
CN109417027B (zh) * 2016-09-13 2023-06-16 株式会社斯库林集团 基板处理装置
US11813646B2 (en) 2016-09-13 2023-11-14 SCREEN Holdings Co., Ltd. Substrate processing device
WO2019181061A1 (ja) * 2018-03-23 2019-09-26 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置用のピトー管式流量計、基板処理装置、および基板処理方法
JP2019169642A (ja) * 2018-03-23 2019-10-03 株式会社Screenホールディングス 基板処理装置用のピトー管式流量計、基板処理装置、および基板処理方法
CN112086380A (zh) * 2019-06-13 2020-12-15 细美事有限公司 用于处理基板的装置和方法
CN112086380B (zh) * 2019-06-13 2024-07-23 细美事有限公司 用于处理基板的装置和方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5983704A (en) Method of measuring and analyzing contamination particles generated during the manufacture of semiconductor devices
JP3655569B2 (ja) ガス成分濃度測定方法及び装置
JP4705116B2 (ja) 広範囲連続希釈装置
JP5337802B2 (ja) 吸込み式漏れ検出器
JPH03130367A (ja) 化学気相成長法およびその実施のための装置
JP2008530558A5 (ja)
JP4399094B2 (ja) 排気ガスサンプリング装置
JP2000124099A (ja) 基板処理装置
WO2003031946A1 (fr) Dispositif d'exposition a la fumee
JP2000114155A (ja) 基板処理装置
US6053058A (en) Atmosphere concentration monitoring for substrate processing apparatus and life determination for atmosphere processing unit of substrate processing apparatus
CN1957216B (zh) 干燥转变工艺和设备
JP2869567B2 (ja) 流量測定方法およびこれを用いた処理装置,レジスト処理装置
US6833028B1 (en) Particle deposition system with enhanced speed and diameter accuracy
JP2952626B2 (ja) 処理装置
JP3611710B2 (ja) 基板処理システム
KR102448002B1 (ko) 복합 벤추리 에어밸브 및 이를 이용한 풍량 제어 방법
KR0151149B1 (ko) 배기 가스의 유량 측정방법
JPH10312952A (ja) 基板処理装置
JP2000332095A (ja) 基板保管装置及び基板保管方法
JP2000039377A (ja) ベンチレーション測定器
JPH0868734A (ja) ガスサンプリング用プローブ管
JPH10106914A (ja) 基板処理装置のための雰囲気処理部の寿命判定装置
JPH11304688A (ja) パーティクルモニタ用のガス排気システム
JPS60109229A (ja) 回転処理装置