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JP2000123058A - 衣類製造用データ処理システム - Google Patents

衣類製造用データ処理システム

Info

Publication number
JP2000123058A
JP2000123058A JP10293819A JP29381998A JP2000123058A JP 2000123058 A JP2000123058 A JP 2000123058A JP 10293819 A JP10293819 A JP 10293819A JP 29381998 A JP29381998 A JP 29381998A JP 2000123058 A JP2000123058 A JP 2000123058A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
dimensional
shape
reference point
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10293819A
Other languages
English (en)
Inventor
Chiyoharu Horiguchi
千代春 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to JP10293819A priority Critical patent/JP2000123058A/ja
Publication of JP2000123058A publication Critical patent/JP2000123058A/ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性の高い衣類製造用データ処理システム
を提供する。 【解決手段】 衣類製造用データ処理システム10は、
人体の表面形状を計測し、当該表面形状を3次元座標で
表した形状データを出力する3次元形状計測部12、製
造すべき衣類に関する基本データを指示する基本データ
選択部14、人体の表面形状の3次元画像を表示するた
めの3次元画像データを生成するステレオ画像生成部1
6、人体の表面形状の3次元画像を表示する3次元ディ
スプレイ18、3次元画像における任意の点を指定する
3次元ポインティングデバイス20、衣類を製造する際
の人体表面における基準点を3次元座標で表した基準点
データを生成するランドマーク生成部22、記憶部2
4、及び、衣類の裁断パターンに関するデータを生成す
る裁断データ生成部26を備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類製造用データ
処理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】オーダーメイドの衣類を製造する場合、
人体の表面形状を計測した後、人体表面上の基準点とな
るランドマークの位置を決定し、製造すべき衣類のマス
ターパターンを上記ランドマークの位置情報を用いて適
宜修正して型紙を作成し、各人の体型に合った衣類を製
造する。従って、上記ランドマークの位置の決定は極め
て重要な工程であり、かかるランドマークの位置の決定
には、アパレル用CADシステムなどの衣類製造用デー
タ処理システムが用いられている。
【0003】衣類製造用データ処理システムにおいて
は、通常、例えば特開平1−34329号公報に記載さ
れているようなボディーラインスキャナによって計測さ
れた人体の表面形状をワイヤフレーム表示、シェーディ
ング表示等によって2次元ディスプレイ上に表示させ、
当該表示された画像上に熟練したオペレータによってラ
ンドマークが入力され、ランドマークの位置が決定され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記衣類製造
用データ処理システムは、以下のような問題点があっ
た。すなわち、2次元ディスプレイ上に表示された人体
の表面形状を表す画像においては奥行き情報が失われて
いるため、人体表面上の所定の位置にランドマークを入
力する際には、視点方向を変化させた画像を逐次切り替
えてランドマークを入力する必要がある。また、奥行き
情報の失われた画像においては、オペレータの意図通り
の3次元空間内の位置にランドマークが入力されるとは
限らず、視点方向を何度も変化させながら、ランドマー
クの位置の微調整を行う必要もある。通常、1つの衣類
(例えば背広等)を製造するためには、50〜100点
程度のランドマークを入力する必要があり、上記のよう
なランドマークの入力方法によれば、オペレータの負担
が過大となるとともに、ランドマーク位置の設定ミスも
発生しやすくなる。
【0005】そこで本発明は、上記問題点を解決し、基
準点となるランドマークを容易に入力することができ、
操作性の高い衣類製造用データ処理システムを提供する
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の衣類製造用データ処理システムは、人体の
表面形状を計測し、表面形状を3次元座標で表した形状
データを出力する形状計測手段と、予め定められた基本
データの中から、製造すべき衣類に関する基本データを
選択する基本データ選択手段と、形状データに基づい
て、表面形状の3次元画像を表示するための3次元画像
データを生成する3次元画像生成手段と、3次元画像デ
ータに基づいて、表面形状の3次元画像を表示する3次
元画像表示手段と、3次元画像表示手段に表示された3
次元画像における任意の点を指定する点指定手段と、点
指定手段によって指定された点の3次元座標に基づい
て、衣類を製造する際の人体表面における基準点を3次
元座標で表した基準点データを生成する基準点生成手段
と、形状データと選択された基本データと基準点データ
を格納する格納手段と、形状データと選択された基本デ
ータと基準点データに基づいて、製造すべき衣類の裁断
パターンに関するデータを生成する裁断データ生成手段
とを備えたことを特徴としている。
【0007】形状計測手段によって計測された人体の表
面形状を、3次元画像表示手段によって3次元画像とし
て表示し、点指定手段によって当該3次元画像上で基準
点を指定することで、基準点入力の際に、視点方向の異
なる複数の画像を切り替える必要が無くなり、容易かつ
正確に基準点を入力することが可能となる。
【0008】また、本発明の衣類製造用データ処理シス
テムにおいては、基準点生成手段は、形状データと選択
された基本データに基づいて、基準点の候補となる点を
3次元座標で表した基準点候補データを生成する基準点
候補生成手段をさらに備えたことを特徴としても良い。
【0009】形状データと基本データに基づいて、基準
点の候補となる点を3次元座標で表した基準点候補デー
タを生成する基準点候補生成手段を備えることで、当該
基準点候補データを用いて基準点を生成することが可能
となり、全ての基準点を点指定手段によって入力する必
要が無くなる。
【0010】また、本発明の衣類製造用データ処理シス
テムにおいては、点指定手段は、所定の2つの座標軸方
向の位置を、スティックにより指定するとともに、2つ
の座標軸の双方に垂直な座標軸方向の位置を、ボタンに
より指定するジョイスティックであることを特徴として
もよい。
【0011】点指定手段として、所定の2つの座標軸方
向の位置をスティックにより指定するとともに、2つの
座標軸の双方に垂直な座標軸方向の位置をボタンにより
指定するジョイスティックを用いることで、3次元画像
表示手段に表示された3次元画像における任意の点を容
易に指定することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る衣類製造
用データ処理システムについて、図面を参照して説明す
る。まず、本実施形態に係る衣類製造用データ処理シス
テムの構成について説明する。図1は、本実施形態に係
る衣類製造用データ処理システムの構成図である。
【0013】本実施形態に係る衣類製造用データ処理シ
ステム10は、図1に示すように、形状計測手段である
3次元形状計測部12、基本データ指示手段である基本
データ選択部14、3次元画像生成手段であるステレオ
画像生成部16、3次元画像表示手段である3次元ディ
スプレイ18、点指定手段である3次元ポインティング
デバイス20、基準点生成手段であるランドマーク生成
部22、格納手段である記憶部24、及び、裁断データ
生成手段である裁断データ生成部26を備えて構成され
る。以下、各構成要素について詳細に説明する。
【0014】3次元形状計測部12は、人体の表面形状
を計測し、当該表面形状を3次元座標で表した形状デー
タd1を出力する。3次元形状計測部12は、具体的に
は図2(a)の縦断面図、及び、図2(b)の距離計測
リング断面図に示すように、距離検出用の検出ヘッド2
8を複数備えた垂直移動自在な距離計測リング30と、
その距離計測リング30の垂直移動を案内するガイド部
材32と、距離計測リング30を移動させる駆動機構3
4とを備えて構成される。3次元形状計測部12による
人体の表面形状の計測は、距離計測リング30内に人体
2を配置し、検出ヘッド28を作動させながら距離計測
リング30を上下動させ、距離計測リング30の各垂直
位置における各検出ヘッド28の距離データを集計して
データ処理することによって行われる。
【0015】基本データ選択部14は、予め定められた
基本データの中から、製造すべき衣類に関する基本デー
タを選択する。具体的には、オペレータの入力等に基づ
いて、製造すべき衣類の種別(例えば、背広、ワンピー
ス等)やデザイン毎に予め定められたマスターパターン
等の基本データd2を選択し、出力する。
【0016】ステレオ画像生成部16は、3次元形状計
測部12から出力された形状データd1に基づいて、人
体の表面形状の3次元画像を表示するための3次元画像
データを生成する。具体的には、人体の表面形状を3次
元座標で表した形状データd1に基づいて、左右の眼の
視差に基づく両眼立体視を可能とする右目用の画像デー
タと左目用画像データとの組(3次元画像データd4)
を生成し、右目用の画像データと左目用の画像データと
分離して出力する。また、ランドマーク生成部22から
出力されたランドマークデータd3に基づいて、3次元
ランドマークデータd5を生成し、出力する。
【0017】3次元ディスプレイ18は、ステレオ画像
生成部16から出力された3次元画像データd4と3次
元ランドマークデータd5に基づいて、それぞれ人体の
表面形状とランドマークを3次元画像として表示する。
当該3次元ディスプレイ18は、具体的には図3に示す
ような構成となっている。すなわち、3次元ディスプレ
イ18は、右目用フレーム36と左目用フレーム38
と、頭部固定用のストラップ40とを備え、右目用フレ
ーム36には右目用液晶ディスプレイ42が組み込まれ
ており、同様に、左目用フレーム38には、左目用液晶
ディスプレイ44が組み込まれている。ここで、ステレ
オ画像生成部16から出力された3次元画像データd
4、3次元ランドマークデータd5のうち右目用の画像
が右目用液晶ディスプレイ42に、左目用の画像が左目
用液晶ディスプレイ44に分離して表示されることにな
り、オペレータに対して人体の表面形状及びランドマー
クが立体的に提示される。
【0018】3次元ポインティングデバイス20は、3
次元ディスプレイ18に表示された3次元画像における
任意の点を指定し、指定点データd7として出力するこ
とができるようになっている。より詳細には、図4
(a)の上面図、図4(b)の側面図に示すように、3
次元ポインティングデバイス20は、筐体46上に、前
後及び左右に傾斜させることができるとともに頂部に頂
部右側押しボタンスイッチ48、頂部左側押しボタンス
イッチ50、及び、側部に側部押しボタンスイッチ52
を有するスティック54と、切り替えスイッチ56とを
備えた構成になっている。
【0019】3次元ポインティングデバイス20は、以
下のような機能を有する。ここで、便宜上、3次元ディ
スプレイ18において、左右方向にx軸(右側正)、上
下方向にy軸(上側正)、奥行き方向にz軸(手前側
正)をとるものとする。切り替えスイッチを一方の側
(以下A側という)にし、かつ、側部押しボタンスイッ
チ52をOFFとした状態で、スティック54を右に傾
斜させると3次元ディスプレイ18に表示された3次元
画像はy軸を中心として左回転し、スティック54を左
に傾斜させるとy軸を中心として右回転する。同様に、
スティック54を奥に傾斜させると3次元ディスプレイ
18に表示された3次元画像はx軸を中心として右回転
し、スティック54を手前に傾斜させるとx軸を中心と
して左回転する。また、頂部右側押しボタンスイッチ4
8を押すことで3次元ディスプレイ18に表示された3
次元画像は拡大され、頂部左側押しボタンスイッチ50
を押すことで縮小される。
【0020】また、切り替えスイッチをA側にし、か
つ、側部押しボタンスイッチ52をONとした状態で、
スティック54を右に傾斜させると3次元ディスプレイ
18に表示された3次元画像はx軸正方向に移動し、ス
ティック54を左に傾斜させるとx軸負方向に移動す
る。同様に、スティック54を奥に傾斜させると3次元
ディスプレイ18に表示された3次元画像はy軸正方向
に移動し、スティック54を手前に傾斜させるとy軸負
方向に移動する。
【0021】さらに、切り替えスイッチを他方の側(以
下B側という)にし、かつ、側部押しボタンスイッチ5
2をOFFとした状態で、スティック54を右に傾斜さ
せると3次元ディスプレイ18に表示されたカーソルが
x軸正方向に移動し、スティック54を左に傾斜させる
とx軸負方向に移動する。同様に、スティック54を奥
に傾斜させると3次元ディスプレイ18に表示されたカ
ーソルがy軸正方向に移動し、スティック54を手前に
傾斜させるとy軸負方向に移動する。また、頂部右側押
しボタンスイッチ48を押すことで3次元ディスプレイ
18に表示されたカーソルがz軸正方向に移動し、頂部
左側押しボタンスイッチ50を押すことでz軸負方向に
移動する。この操作により、カーソルが所望の位置に来
た状態で、側部押しボタンスイッチ52をONとするこ
とにより、カーソル位置にランドマークが入力される。
【0022】また、切り替えスイッチをB側にし、か
つ、側部押しボタンスイッチ52をONとした状態で、
スティック54を右に傾斜させると3次元ディスプレイ
18に表示されたランドマークがx軸正方向に移動し、
スティック54を左に傾斜させるとx軸負方向に移動す
る。同様に、スティック54を奥に傾斜させると3次元
ディスプレイ18に表示されたランドマークがy軸正方
向に移動し、スティック54を手前に傾斜させるとy軸
負方向に移動する。また、頂部右側押しボタンスイッチ
48を押すことで3次元ディスプレイ18に表示された
ランドマークがz軸正方向に移動し、頂部左側押しボタ
ンスイッチ50を押すことでz軸負方向に移動する。こ
の操作により、すでに3次元ディスプレイ18上に表示
されたランドマークの位置を適宜修正することが可能と
なる。
【0023】尚、3次元ディスプレイ18において、カ
ーソルが人体の表面に接した場合にカーソルの表示色を
黒から赤に変えたり、人体の内部にカーソルが移動でき
ないような機能を持たせても良い。
【0024】ランドマーク生成部22は、手動生成部5
8を有しており、手動生成部58は、3次元ポインティ
ングデバイス20から出力された指定点データd7によ
って指定された点を、衣類を製造する際の人体表面にお
ける基準点、すなわちランドマークとして、当該ランド
マークを3次元座標で表したランドマークデータd3を
生成し、出力する。また、ランドマーク生成部22は、
修正部60を有しており、3次元ポインティングデバイ
ス20からの入力に基づいて、一旦生成したランドマー
クの位置を適宜修正することが可能となっている。さら
に、ランドマーク生成部22は、3次元形状計測部12
から出力された形状データd1と基本データ選択部14
から出力された基本データd2に基づいて、ランドマー
クの候補となる点を3次元座標で表したランドマーク候
補データを生成する自動生成部62(基準点候補生成手
段)をも有している。
【0025】記憶部24には、上述の形状データd1、
基本データd2、ランドマークデータd3等が格納さ
れ、ステレオ画像生成部16、ランドマーク生成部2
2、裁断データ生成部26等によって逐次読み出され
る。
【0026】裁断データ生成部26は、形状データd
1、基本データd2、ランドマークデータd3に基づい
て、各ランドマーク間の人体表面に沿った距離等を計算
し、型紙の裁断パターンを生成し、当該裁断パターンd
6を裁断装置等に出力する。
【0027】続いて、本実施形態に係る衣類製造用デー
タ処理システムの作用について説明する。本実施形態に
係る衣類製造用データ処理システム10を用いて衣類の
製造を行う場合は、まず、3次元形状計測部12によっ
て、人体の表面形状が計測される。3次元形状計測部1
2によって計測された人体の表面形状は、3次元座標で
表現された形状データd1として出力され、記憶部24
に格納される。
【0028】一方、製造すべき衣類の種別やデザイン等
がオペレータによって入力されると、製造すべき衣類の
種別やデザイン毎に予め定められたマスターパターン等
の基本データd2が基本データ選択部14によって選択
される。基本データ選択部14によって選択された基本
データd2は、記憶部24に格納される。
【0029】3次元形状計測部12によって人体の表面
形状が計測され、形状データd1が記憶部24に格納さ
れた後、当該形状データd1はステレオ画像生成部16
によって読み出され、人体の表面形状の3次元画像を表
示するための3次元画像データが生成される。具体的に
は、人体の表面形状を3次元座標で表した形状データd
1に基づいて、左右の眼の視差に基づく両眼立体視を可
能とする右目用の画像データと左目用画像データとの組
(3次元形状データd4)が生成され、右目用の画像デ
ータと左目用の画像データとが分離して3次元ディスプ
レイ18に対して出力される。
【0030】ここで、オペレータの頭部に固定された3
次元ディスプレイ18上には、3次元画像データd4の
うち右目用の画像が右目用液晶ディスプレイ42に、左
目用の画像が左目用液晶ディスプレイ44に分離して表
示されることになり、人体の表面形状の両眼立体視が可
能となる。また、人体の表面形状を立体的に表示するこ
とで、人体の表面形状の把握が容易となる。
【0031】3次元ディスプレイ18上に人体の表面形
状が立体的に表示されると、3次元ポインティングデバ
イス20によりランドマークの指定が可能となる。ラン
ドマークの指定は、3次元ディスプレイ18上に表示さ
れたカーソルを3次元ポインティングデバイス20によ
って動かすことによって行われる。より具体的には、3
次元ポインティングデバイス20によって所定点が指定
されると、当該所定点の3次元座標が指定点データd7
としてランドマーク生成部22に出力される。その後、
ランドマーク生成部22の手動生成部58により、当該
所定点がランドマーク位置に決定され、当該所定点の3
次元座標がランドマークデータd3として記憶部24に
格納される。ここで、人体の表面形状が3次元ディスプ
レイ18上に立体的に表示されており、3次元ディスプ
レイ18上に表示されたカーソルを3次元ポインティン
グデバイス20によって移動させてランドマークを指定
することにより、ランドマーク入力の際に、視点方向の
異なる複数の画像を切り替える必要が無くなり、容易か
つ正確にランドマークを入力することが可能となる。
【0032】記憶部24に格納されたランドマークデー
タd3は、形状データd1と同様にステレオ画像生成部
16によって読み出され、3次元ディスプレイ18に立
体的に表示される。また、一旦生成されたランドマーク
の位置は、ランドマーク生成部22の修正部60によっ
て適宜修正される。この際も、人体の表面形状及びラン
ドマークが3次元ディスプレイ18上に立体的に表示さ
れており、3次元ディスプレイ18上に表示されたラン
ドマークを3次元ポインティングデバイス20によって
移動させてランドマーク位置を修正することにより、ラ
ンドマーク位置の修正が極めて容易かつ正確となる。
【0033】さらに、ランドマーク生成部22の自動生
成部62によって、ランドマークの候補となる点を3次
元座標で表したランドマーク候補データを生成すること
が可能となっており、かかるランドマークの候補の全て
あるいは一部をランドマークとして決定することで、ラ
ンドマークを入力する労力が軽減される。
【0034】上記手順により、全てのランドマークが決
定すると、裁断データ生成部26により、各ランドマー
ク間の人体表面に沿った距離等が計算され、型紙の裁断
パターンが生成され、当該裁断パターンd6が裁断装置
等に出力される。
【0035】続いて、本実施形態に係る衣類製造用デー
タ処理システムの効果について説明する。本実施形態に
係る衣類製造用データ処理システム10は、3次元形状
計測部12によって計測された人体の表面形状を、3次
元ディスプレイ18によって3次元画像として表示し、
3次元ポインティングデバイス20によって当該3次元
画像上でランドマークを指定することで、容易かつ正確
にランドマークを入力することが可能となる。その結
果、極めて操作性の高い衣類製造用データ処理システム
10が実現する。
【0036】また、本実施形態に係る衣類製造用データ
処理システム10は、形状データd1と基本データd2
とに基づいて、ランドマークの候補となる点を3次元座
標で表したランドマーク候補データを生成するため、全
てのランドマークを3次元ポインティングデバイス20
によって入力する必要が無くなる。その結果、ランドマ
ーク入力の際の労力が軽減される。
【0037】また、本実施形態に係る衣類製造用データ
処理システム10は、ランドマークを指定するポインテ
ィングデバイスとして3次元ポインティングデバイス2
0を用いている。その結果、3次元ディスプレイ18に
表示された3次元画像における任意の点を容易に指定す
ることが可能となり、操作性が向上する。その結果、オ
ーダーメイドの衣類の製造コストの低減も図ることがで
きる。
【0038】より具体的には、約100点のランドマー
クのうち、約90点分は自動生成部62によって生成さ
れたランドマーク候補をそのままランドマークとして用
いることが可能となる。また、他の約10点について
も、3次元ディスプレイ18に表示された3次元画像上
で3次元ポインティングデバイス20を用いて修正する
ことにより、1点あたり数秒で修正が可能となり、1分
以内に全てのランドマークを生成することが可能とな
る。
【0039】上記実施形態に係る衣類製造用データ処理
システム10においては、3次元ディスプレイ18とし
て、ヘッドマウント型のディスプレイを用いていたが、
これは、例えばイメージスプリッタ方式のフラット型3
次元ディスプレイなどであっても良い。
【0040】また、上記実施形態に係る衣類製造用デー
タ処理システム10は、衣類を製造するために用いられ
るものであるが、針、灸を施す際のつぼ位置の生成等に
用いることも可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明の衣類製造用データ処理システム
は、形状計測手段によって計測された人体の表面形状
を、3次元画像表示手段によって3次元画像として表示
し、点指定手段によって当該3次元画像上で基準点を指
定することで、容易かつ正確に基準点を入力することが
可能となる。その結果、極めて操作性の高い衣類製造用
データ処理システムが実現する。
【0042】また、本発明の衣類製造用データ処理シス
テムは、形状データと選択された基本データとに基づい
て、基準点の候補となる点を3次元座標で表した基準点
候補データを生成するため、全ての基準点を点指定手段
によって入力する必要が無くなる。その結果、基準点入
力の際の労力が軽減される。
【0043】また、本発明の衣類製造用データ処理シス
テムは、3次元座標上の点を指定可能な点指定手段を用
いることで、3次元画像表示手段に表示された3次元画
像における任意の点を容易に指定することが可能とな
り、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】衣類製造用データ処理システムの構成図であ
る。
【図2】3次元形状計測部の構成図である。
【図3】3次元ディスプレイの構成図である。
【図4】3次元ポインティングデバイスの構成図であ
る。
【符号の説明】
10…衣類製造用データ処理システム、12…3次元形
状計測部、14…基本データ選択部、16…ステレオ画
像生成部、18…3次元ディスプレイ、20…3次元ポ
インティングデバイス、22…ランドマーク生成部、2
4…記憶部、26…裁断データ生成部、58…手動生成
部、60…修正部、62…自動生成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の表面形状を計測し、該表面形状を
    3次元座標で表した形状データを出力する形状計測手段
    と、 予め定められた基本データの中から、製造すべき衣類に
    関する基本データを選択する基本データ選択手段と、 前記形状データに基づいて、前記表面形状の3次元画像
    を表示するための3次元画像データを生成する3次元画
    像生成手段と、 前記3次元画像データに基づいて、前記表面形状の3次
    元画像を表示する3次元画像表示手段と、 前記3次元画像表示手段に表示された前記3次元画像に
    おける任意の点を指定する点指定手段と、 前記点指定手段によって指定された点の3次元座標に基
    づいて、衣類を製造する際の人体表面における基準点を
    3次元座標で表した基準点データを生成する基準点生成
    手段と、 前記形状データと選択された前記基本データと前記基準
    点データを格納する格納手段と、 前記形状データと選択された前記基本データと前記基準
    点データに基づいて、製造すべき衣類の裁断パターンに
    関するデータを生成する裁断データ生成手段とを備えた
    ことを特徴とする衣類製造用データ処理システム。
  2. 【請求項2】 前記基準点生成手段は、 前記形状データと選択された前記基本データに基づい
    て、前記基準点の候補となる点を3次元座標で表した基
    準点候補データを生成する基準点候補生成手段をさらに
    備えたことを特徴とする衣類製造用データ処理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記点指定手段は、 所定の2つの座標軸方向の位置を、スティックにより指
    定するとともに、前記2つの座標軸の双方に垂直な座標
    軸方向の位置を、ボタンにより指定するジョイスティッ
    クであることを特徴とする衣類製造用データ処理システ
    ム。
JP10293819A 1998-10-15 1998-10-15 衣類製造用データ処理システム Pending JP2000123058A (ja)

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JP10293819A JP2000123058A (ja) 1998-10-15 1998-10-15 衣類製造用データ処理システム

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000123058A true JP2000123058A (ja) 2000-04-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100403332B1 (ko) * 2001-07-14 2003-11-07 (주)아트윈텍 패션물의 디자인 삼차원입체 매핑 기능을 갖는 디자인 방법
JP2008164493A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Pulstec Industrial Co Ltd 3次元形状測定方法および校正用物体

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