JP2000118729A - ユニバーサル給紙トレイの用紙サイズ検出方法と装置 - Google Patents
ユニバーサル給紙トレイの用紙サイズ検出方法と装置Info
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- JP2000118729A JP2000118729A JP10296468A JP29646898A JP2000118729A JP 2000118729 A JP2000118729 A JP 2000118729A JP 10296468 A JP10296468 A JP 10296468A JP 29646898 A JP29646898 A JP 29646898A JP 2000118729 A JP2000118729 A JP 2000118729A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims abstract description 46
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2511/00—Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
- B65H2511/10—Size; Dimensions
-
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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- B65H2511/20—Location in space
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- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多岐に亘る用紙サイズでも省スペースで簡単
な構成のもので判断できるようにする。 【解決手段】 ユニバーサル給紙トレイ2に収容される
用紙のサイズを複数位置にて規制するようにそのサイズ
規制方向に移動できる規制ガイド11、12の位置を、
ユニバーサル給紙トレイ2に対し定位置にある測距手段
21、22により規制ガイド11、12またはこれに連
動する部材までの距離A、Bを測距して検出し、検出さ
れた測距情報から前記ユニバーサル給紙トレイ2に収容
された用紙6のサイズを判断するようにして、上記の目
的を達成する。
な構成のもので判断できるようにする。 【解決手段】 ユニバーサル給紙トレイ2に収容される
用紙のサイズを複数位置にて規制するようにそのサイズ
規制方向に移動できる規制ガイド11、12の位置を、
ユニバーサル給紙トレイ2に対し定位置にある測距手段
21、22により規制ガイド11、12またはこれに連
動する部材までの距離A、Bを測距して検出し、検出さ
れた測距情報から前記ユニバーサル給紙トレイ2に収容
された用紙6のサイズを判断するようにして、上記の目
的を達成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はユニバーサル給紙ト
レイの用紙サイズ検出方法とその装置に関するものであ
る。
レイの用紙サイズ検出方法とその装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】給紙トレイは一般に、所定サイズの用紙
をサイズ規制して安定して送り出され給紙されるよう
に、給紙方向で見た長さを規制する規制ガイドと、給紙
方向に直角な幅を規制する規制ガイドとを有している。
ユニバーサル給紙トレイは複数種類の用紙をサイズ規制
して収容し使用するため、前記2つの規制ガイドはサイ
ズ規制方向に移動できるようにされている。
をサイズ規制して安定して送り出され給紙されるよう
に、給紙方向で見た長さを規制する規制ガイドと、給紙
方向に直角な幅を規制する規制ガイドとを有している。
ユニバーサル給紙トレイは複数種類の用紙をサイズ規制
して収容し使用するため、前記2つの規制ガイドはサイ
ズ規制方向に移動できるようにされている。
【0003】ユニバーサル給紙トレイは、着脱できるよ
うに用いられるいわゆるカセットタイプのものかどうか
にかかわりなく、これに収容され使用される用紙の縦向
き給紙Tの場合と横向き給紙Yの場合の違いを含む複数
種類のサイズの違いを判断しないと、ユーザーによって
選択され、あるいは自動制御上要求されるサイズの用紙
に対応するかどうか判断できず、必要なサイズの用紙の
給紙に関与できない。
うに用いられるいわゆるカセットタイプのものかどうか
にかかわりなく、これに収容され使用される用紙の縦向
き給紙Tの場合と横向き給紙Yの場合の違いを含む複数
種類のサイズの違いを判断しないと、ユーザーによって
選択され、あるいは自動制御上要求されるサイズの用紙
に対応するかどうか判断できず、必要なサイズの用紙の
給紙に関与できない。
【0004】そこで従来、規制ガイドの移動に連動する
ようにユニバーサル給紙トレイの底部下に設けられたレ
バーの凹凸により、複写機本体側に並べて取付けられた
複数の押しボタンスイッチを、規制ガイドの移動位置に
対応した組み合わせで押圧し、この押圧された押しボタ
ンスイッチの組み合わせの違いによって制御手段がユニ
バーサル給紙トレイに収容されている用紙のサイズを判
断するようにしたものが提案されている。
ようにユニバーサル給紙トレイの底部下に設けられたレ
バーの凹凸により、複写機本体側に並べて取付けられた
複数の押しボタンスイッチを、規制ガイドの移動位置に
対応した組み合わせで押圧し、この押圧された押しボタ
ンスイッチの組み合わせの違いによって制御手段がユニ
バーサル給紙トレイに収容されている用紙のサイズを判
断するようにしたものが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、複写機
やプリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置において
使用される用紙サイズは多岐に亘っている。用紙サイズ
の異なる規格のなかには近接する寸法を持ったものがあ
る。例えば、A4T(297mm)とレターT(279
mm)では用紙幅が210mmと216mmのように差
が小さい。このため、装置の小型化と相まって、ユニバ
ーサル給紙トレイに収容されている用紙サイズの検出手
段には高い検出精度が必要になっている。
やプリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置において
使用される用紙サイズは多岐に亘っている。用紙サイズ
の異なる規格のなかには近接する寸法を持ったものがあ
る。例えば、A4T(297mm)とレターT(279
mm)では用紙幅が210mmと216mmのように差
が小さい。このため、装置の小型化と相まって、ユニバ
ーサル給紙トレイに収容されている用紙サイズの検出手
段には高い検出精度が必要になっている。
【0006】しかし、上記従来のような検出方法では、
スペースの制限から規制ガイドの移動が小さいとこれに
連動するレバーの移動量は少ない。僅差サイズの用紙間
のサイズ検出のためにそのような少しの移動による位置
の違いを検出できるよう押しボタンスイッチの配置間隔
を小さく設定しようとしても、押しボタンスイッチの横
幅という物理的な制限を受けて十分に対応できない。こ
のため、僅差の用紙サイズの区別は困難である。従っ
て、近年の多岐に亘る用紙サイズに十分に対応できてい
ない。
スペースの制限から規制ガイドの移動が小さいとこれに
連動するレバーの移動量は少ない。僅差サイズの用紙間
のサイズ検出のためにそのような少しの移動による位置
の違いを検出できるよう押しボタンスイッチの配置間隔
を小さく設定しようとしても、押しボタンスイッチの横
幅という物理的な制限を受けて十分に対応できない。こ
のため、僅差の用紙サイズの区別は困難である。従っ
て、近年の多岐に亘る用紙サイズに十分に対応できてい
ない。
【0007】本発明の目的は、多岐に亘る用紙サイズで
も省スペースで判断できるユニバーサル給紙トレイの用
紙サイズ検出方法とその装置を提供することにある。
も省スペースで判断できるユニバーサル給紙トレイの用
紙サイズ検出方法とその装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のユニバーサル給紙トレイの用紙サイズ検
出方法は、ユニバーサル給紙トレイに収容される用紙の
サイズを複数位置にて規制するようにそのサイズ規制方
向に移動できる規制ガイドの位置を、ユニバーサル給紙
トレイに対し定位置にある測距手段により規制ガイドま
たはこれに連動する部材までの距離の測距により検出
し、検出された測距情報から前記ユニバーサル給紙トレ
イに収容された用紙のサイズを判断することを特徴とし
ている。
めに、本発明のユニバーサル給紙トレイの用紙サイズ検
出方法は、ユニバーサル給紙トレイに収容される用紙の
サイズを複数位置にて規制するようにそのサイズ規制方
向に移動できる規制ガイドの位置を、ユニバーサル給紙
トレイに対し定位置にある測距手段により規制ガイドま
たはこれに連動する部材までの距離の測距により検出
し、検出された測距情報から前記ユニバーサル給紙トレ
イに収容された用紙のサイズを判断することを特徴とし
ている。
【0009】このように、サイズ規制方向に移動できる
規制ガイドの位置を、ユニバーサル給紙トレイに対し定
位置にある測距手段により規制ガイドまたはこれに連動
する部材までの距離を測距して検出すると、三角測距法
などでよく知られた測距手段の測距性能上、規制ガイド
の少しの位置の違いも高精度に検出されるので、前記測
距情報の違いからサイズ差の小さな種類どうしの用紙の
サイズの違いを判断でき、多岐に亘る用紙サイズの違い
に十分に対応することができる。しかも、構造が簡単で
かつ小さなスペースで十分である。
規制ガイドの位置を、ユニバーサル給紙トレイに対し定
位置にある測距手段により規制ガイドまたはこれに連動
する部材までの距離を測距して検出すると、三角測距法
などでよく知られた測距手段の測距性能上、規制ガイド
の少しの位置の違いも高精度に検出されるので、前記測
距情報の違いからサイズ差の小さな種類どうしの用紙の
サイズの違いを判断でき、多岐に亘る用紙サイズの違い
に十分に対応することができる。しかも、構造が簡単で
かつ小さなスペースで十分である。
【0010】測距手段による測距方向は規制ガイドの移
動方向であってもよいし、規制ガイドの移動方向と交差
する方向であってもよい。移動方向である場合はこの移
動によって規制ガイドと測距手段との間の測距方向の距
離が変化するので規制ガイドそのものとの間でサイズ検
出のための測距情報が得られ、構成が簡単になる。交差
する方向の場合は規制ガイドまたはこれに連動する部材
に規制ガイドの移動に応じて測距手段からの測距方向で
の距離が変化する被測定部を利用する必要がある。しか
し、測距方向の設定自由度が向上する。
動方向であってもよいし、規制ガイドの移動方向と交差
する方向であってもよい。移動方向である場合はこの移
動によって規制ガイドと測距手段との間の測距方向の距
離が変化するので規制ガイドそのものとの間でサイズ検
出のための測距情報が得られ、構成が簡単になる。交差
する方向の場合は規制ガイドまたはこれに連動する部材
に規制ガイドの移動に応じて測距手段からの測距方向で
の距離が変化する被測定部を利用する必要がある。しか
し、測距方向の設定自由度が向上する。
【0011】上記のような用紙サイズ検出方法を達成す
るためのユニバーサル給紙トレイの用紙サイズ検出装置
としては、ユニバーサル給紙トレイに収容される用紙の
サイズを複数位置にて規制するようにそのサイズ規制方
向に移動できる規制ガイドまたはこれに連動する部材に
対し、ユニバーサル給紙トレイに対する定位置から測距
を行う測距手段と、これによる測距情報から前記ユニバ
ーサル給紙トレイに収容された用紙のサイズを判断する
制御手段とを備えれば足り、制御手段は給紙を行う対象
装置の動作制御用のものを共用することができる。
るためのユニバーサル給紙トレイの用紙サイズ検出装置
としては、ユニバーサル給紙トレイに収容される用紙の
サイズを複数位置にて規制するようにそのサイズ規制方
向に移動できる規制ガイドまたはこれに連動する部材に
対し、ユニバーサル給紙トレイに対する定位置から測距
を行う測距手段と、これによる測距情報から前記ユニバ
ーサル給紙トレイに収容された用紙のサイズを判断する
制御手段とを備えれば足り、制御手段は給紙を行う対象
装置の動作制御用のものを共用することができる。
【0012】ユニバーサル給紙トレイが着脱して用いら
れるカセットタイプのものであり、前記制御手段は、前
記測距手段の出力でユニバーサル給紙トレイの装着の検
出を行うと、特別な検出部材を用いないでユニバーサル
給紙トレイの着脱を検出することができる。
れるカセットタイプのものであり、前記制御手段は、前
記測距手段の出力でユニバーサル給紙トレイの装着の検
出を行うと、特別な検出部材を用いないでユニバーサル
給紙トレイの着脱を検出することができる。
【0013】測距手段の測距方向を規制ガイドの移動方
向に設定していると、この移動方向での規制ガイドに対
する上記測距に適用できるし、測距手段の測距方向を規
制ガイドの移動方向と交差する方向に設定していると、
この交差する方向での規制ガイドに対する上記測距に適
用できる。特に、交差する方向での測距において、前記
複数種類分の段差面を持った被測定部を前記規制ガイド
の前記移動に連動して前記測距センサに対向する段差面
が切り換わるように設け、測距手段は規制ガイドの移動
位置に対応した段差面との間で前記測距を行うようにす
ると隣接する段差面どうしのステップの大きさは、小さ
なスペースでも規制ガイドの移動量に関係なく比較的大
きく設定できる。従って、規制ガイドの小さな移動でも
測距手段によって測距される段差面が切り換わりさえす
れば隣接する段差面間のステップの大きさによって用紙
サイズに伴う規制ガイドの移動量の差を拡大して測距手
段によって測距されるようにすることができ、僅差用紙
サイズの検出精度がさらに向上する。
向に設定していると、この移動方向での規制ガイドに対
する上記測距に適用できるし、測距手段の測距方向を規
制ガイドの移動方向と交差する方向に設定していると、
この交差する方向での規制ガイドに対する上記測距に適
用できる。特に、交差する方向での測距において、前記
複数種類分の段差面を持った被測定部を前記規制ガイド
の前記移動に連動して前記測距センサに対向する段差面
が切り換わるように設け、測距手段は規制ガイドの移動
位置に対応した段差面との間で前記測距を行うようにす
ると隣接する段差面どうしのステップの大きさは、小さ
なスペースでも規制ガイドの移動量に関係なく比較的大
きく設定できる。従って、規制ガイドの小さな移動でも
測距手段によって測距される段差面が切り換わりさえす
れば隣接する段差面間のステップの大きさによって用紙
サイズに伴う規制ガイドの移動量の差を拡大して測距手
段によって測距されるようにすることができ、僅差用紙
サイズの検出精度がさらに向上する。
【0014】規制ガイドは用紙の給紙方向で見た長さを
規制するものと、用紙の給紙方向と直角な向きの幅を規
制するものとがあり、その双方に対して測距手段が設け
られ、制御手段はそれら2つの測距手段による測距情報
から、前記ユニバーサル給紙トレイに収容された用紙の
サイズを判断するものであると、用紙の長さサイズおよ
び幅サイズの2通りのサイズの組み合わせにて、用紙サ
イズの判断情報が倍加し、一方のサイズが近接していて
も他方のサイズの差が大きい確率が高く、多岐に亘る用
紙サイズを容易に高精度に検出することができる。
規制するものと、用紙の給紙方向と直角な向きの幅を規
制するものとがあり、その双方に対して測距手段が設け
られ、制御手段はそれら2つの測距手段による測距情報
から、前記ユニバーサル給紙トレイに収容された用紙の
サイズを判断するものであると、用紙の長さサイズおよ
び幅サイズの2通りのサイズの組み合わせにて、用紙サ
イズの判断情報が倍加し、一方のサイズが近接していて
も他方のサイズの差が大きい確率が高く、多岐に亘る用
紙サイズを容易に高精度に検出することができる。
【0015】本発明のそれ以上の目的および特徴は、以
下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発
明の各特徴は可能な限りにおいて、それ単独で、あるい
は種々な組合せで複合して用いることができる。
下の詳細な説明および図面によって明らかになる。本発
明の各特徴は可能な限りにおいて、それ単独で、あるい
は種々な組合せで複合して用いることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
てその実施例とともに図1〜図4を参照しながら説明
し、本発明の理解に供する。
てその実施例とともに図1〜図4を参照しながら説明
し、本発明の理解に供する。
【0017】本実施の形態は図1に示すように複写機や
プリンタ、ファクシミリと云った各種の画像形成装置本
体1にその出し入れ口3から矢印10で示す方向に着脱
できるように用いられるカセットタイプのユニバーサル
給紙トレイ2に本発明を適用した場合の一例である。し
かし、本発明はこれに限られることはなく、各種サイズ
の用紙を選択的に収容して画像形成やその他の用途の給
紙に供する一切の場合に適用して有効である。ユニバー
サル給紙トレイ2はカセットタイプのものに限られるこ
とはなく、収容する用紙を交換したり補給したりできる
構造や設置状況を有している全てのタイプのものに適用
できる。
プリンタ、ファクシミリと云った各種の画像形成装置本
体1にその出し入れ口3から矢印10で示す方向に着脱
できるように用いられるカセットタイプのユニバーサル
給紙トレイ2に本発明を適用した場合の一例である。し
かし、本発明はこれに限られることはなく、各種サイズ
の用紙を選択的に収容して画像形成やその他の用途の給
紙に供する一切の場合に適用して有効である。ユニバー
サル給紙トレイ2はカセットタイプのものに限られるこ
とはなく、収容する用紙を交換したり補給したりできる
構造や設置状況を有している全てのタイプのものに適用
できる。
【0018】本実施の形態のユニバーサル給紙トレイ2
は、図1、図2の実施例、および図3の実施例で模式的
に図示しているように、画像形成装置本体1に対し左右
をガイドレール4により案内されて着脱される。画像形
成装置本体1のユニバーサル給紙トレイ2を装着する出
し入れ口3は特定していてもよいし、複数の出し入れ口
3に対して、他のユニバーサル給紙トレイ2、あるいは
特定のサイズ専用の給紙トレイとともに選択的に装着で
きるようにしてもよい。ユニバーサル給紙トレイ2は左
右の装着位置はガイドレール4によって位置決めされ、
着脱方向の装着位置はストッパ5によって位置決めされ
る。従って、ユニバーサル給紙トレイ2は画像形成装置
本体1に対し常に一定の位置に装着され使用される。
は、図1、図2の実施例、および図3の実施例で模式的
に図示しているように、画像形成装置本体1に対し左右
をガイドレール4により案内されて着脱される。画像形
成装置本体1のユニバーサル給紙トレイ2を装着する出
し入れ口3は特定していてもよいし、複数の出し入れ口
3に対して、他のユニバーサル給紙トレイ2、あるいは
特定のサイズ専用の給紙トレイとともに選択的に装着で
きるようにしてもよい。ユニバーサル給紙トレイ2は左
右の装着位置はガイドレール4によって位置決めされ、
着脱方向の装着位置はストッパ5によって位置決めされ
る。従って、ユニバーサル給紙トレイ2は画像形成装置
本体1に対し常に一定の位置に装着され使用される。
【0019】画像形成装置本体1に装着されたユニバー
サル給紙トレイ2に収容された用紙6は、画像形成装置
本体1側の図示しない給紙機構によって1枚ずつ例えば
矢印7で示す方向に送り出され、画像形成を行っている
作像機構に向け給紙される。
サル給紙トレイ2に収容された用紙6は、画像形成装置
本体1側の図示しない給紙機構によって1枚ずつ例えば
矢印7で示す方向に送り出され、画像形成を行っている
作像機構に向け給紙される。
【0020】作像機構によって画像が形成された用紙6
は画像形成装置本体1に備える図示しない排紙トレイに
排紙され、取り出し可能となる。
は画像形成装置本体1に備える図示しない排紙トレイに
排紙され、取り出し可能となる。
【0021】ユニバーサル給紙トレイ2は特定サイズ専
用のものと同様に、給紙方向で見た長さを規制する規制
ガイド11と、給紙方向に直角な幅を規制する規制ガイ
ド12とを有し、複数種類の用紙をサイズ規制して収容
し使用するため、前記2つの規制ガイド11、12は太
線の矢印で示すようにサイズ規制方向に移動できるよう
にされている。ユニバーサル給紙トレイ2の底部2aに
は規制ガイド11、12の前記移動をガイドする長孔1
3、14が形成されている。長孔13にはねじ15を下
方から通して規制ガイド11にねじ込み、規制ガイド1
1をユニバーサル給紙トレイ2上で長孔13に沿ってス
ライドできるように取り付けている。長孔14にはねじ
17を下方から通して規制ガイド12にねじ込み、規制
ガイド12をユニバーサル給紙トレイ2上で長孔14に
沿ってスライドできるように取り付けている。
用のものと同様に、給紙方向で見た長さを規制する規制
ガイド11と、給紙方向に直角な幅を規制する規制ガイ
ド12とを有し、複数種類の用紙をサイズ規制して収容
し使用するため、前記2つの規制ガイド11、12は太
線の矢印で示すようにサイズ規制方向に移動できるよう
にされている。ユニバーサル給紙トレイ2の底部2aに
は規制ガイド11、12の前記移動をガイドする長孔1
3、14が形成されている。長孔13にはねじ15を下
方から通して規制ガイド11にねじ込み、規制ガイド1
1をユニバーサル給紙トレイ2上で長孔13に沿ってス
ライドできるように取り付けている。長孔14にはねじ
17を下方から通して規制ガイド12にねじ込み、規制
ガイド12をユニバーサル給紙トレイ2上で長孔14に
沿ってスライドできるように取り付けている。
【0022】このようなユニバーサル給紙トレイ2は、
これに収容できる大きさの用紙6であればどのようなサ
イズのものでも規制ガイド11、12で長さおよび幅を
規制して位置決めし、使用することができる。従って、
近時の多岐に亘る各種のサイズの用紙6に対応できる。
使用される用紙6のサイズは多岐に亘っても定形に限れ
ば使用される用紙6のサイズの種類は特定する。
これに収容できる大きさの用紙6であればどのようなサ
イズのものでも規制ガイド11、12で長さおよび幅を
規制して位置決めし、使用することができる。従って、
近時の多岐に亘る各種のサイズの用紙6に対応できる。
使用される用紙6のサイズは多岐に亘っても定形に限れ
ば使用される用紙6のサイズの種類は特定する。
【0023】そこで、ユニバーサル給紙トレイ2に収容
され使用される用紙6の縦向き給紙Tの場合と横向き給
紙Yの場合の違いを含む複数種類のサイズの違いを画像
形成装置本体1側で自動的に検出することにより、ユー
ザーによって選択され、あるいは自動制御上要求される
サイズに対応して給紙できるようにする。
され使用される用紙6の縦向き給紙Tの場合と横向き給
紙Yの場合の違いを含む複数種類のサイズの違いを画像
形成装置本体1側で自動的に検出することにより、ユー
ザーによって選択され、あるいは自動制御上要求される
サイズに対応して給紙できるようにする。
【0024】本実施の形態の用紙サイズ検出方法は、図
1、図2の実施例、図3の実施例に示すようにユニバー
サル給紙トレイ2に収容され使用される用紙6のサイズ
を複数位置にて規制するようにそのサイズ規制方向に移
動できる規制ガイド11の位置を、ユニバーサル給紙ト
レイ2に対する定位置にある測距手段21により規制ガ
イド11またはこれに連動する部材までの距離Aを測距
して検出し、検出された測距情報から前記ユニバーサル
給紙トレイ2に収容された用紙6のサイズを判断する。
また、サイズ規制方向に移動できる規制ガイド12の位
置を、ユニバーサル給紙トレイ2に対する定位置にある
測距手段22によ規制ガイド12またはこれに連動する
部材までの距離Bを測距して検出し、検出された測距情
報から前記ユニバーサル給紙トレイ2に収容された用紙
6のサイズを判断する。
1、図2の実施例、図3の実施例に示すようにユニバー
サル給紙トレイ2に収容され使用される用紙6のサイズ
を複数位置にて規制するようにそのサイズ規制方向に移
動できる規制ガイド11の位置を、ユニバーサル給紙ト
レイ2に対する定位置にある測距手段21により規制ガ
イド11またはこれに連動する部材までの距離Aを測距
して検出し、検出された測距情報から前記ユニバーサル
給紙トレイ2に収容された用紙6のサイズを判断する。
また、サイズ規制方向に移動できる規制ガイド12の位
置を、ユニバーサル給紙トレイ2に対する定位置にある
測距手段22によ規制ガイド12またはこれに連動する
部材までの距離Bを測距して検出し、検出された測距情
報から前記ユニバーサル給紙トレイ2に収容された用紙
6のサイズを判断する。
【0025】測距手段21、22の出力をユニバーサル
給紙トレイ2の装着の検出に用いることができ、特別な
検出部材を用いないでユニバーサル給紙トレイ2の着脱
を検出することができる。
給紙トレイ2の装着の検出に用いることができ、特別な
検出部材を用いないでユニバーサル給紙トレイ2の着脱
を検出することができる。
【0026】測距手段21、22はカメラ、その他測定
装置などで用いられるものを採用でき、三角測距方式な
ど光学測距センサ、あるいはその他の各種の測距センサ
や測距器を採用することができる。測距手段21、22
はその出力を利用する画像形成装置本体1の側に固定し
て用いるが、ユニバーサル給紙トレイ2は前記したよう
に画像形成装置本体1に対し一定の位置関係に装着され
るので、測距手段21、22はユニバーサル給紙トレイ
2と一定の位置関係を持つことができる。もっとも、ユ
ニバーサル給紙トレイ2が画像形成装置本体1に固定さ
れるものである場合など、測距手段21、22をユニバ
ーサル給紙トレイ2の側に設けて双方が一義的に位置決
めされるようにもできる。
装置などで用いられるものを採用でき、三角測距方式な
ど光学測距センサ、あるいはその他の各種の測距センサ
や測距器を採用することができる。測距手段21、22
はその出力を利用する画像形成装置本体1の側に固定し
て用いるが、ユニバーサル給紙トレイ2は前記したよう
に画像形成装置本体1に対し一定の位置関係に装着され
るので、測距手段21、22はユニバーサル給紙トレイ
2と一定の位置関係を持つことができる。もっとも、ユ
ニバーサル給紙トレイ2が画像形成装置本体1に固定さ
れるものである場合など、測距手段21、22をユニバ
ーサル給紙トレイ2の側に設けて双方が一義的に位置決
めされるようにもできる。
【0027】上記のように規制ガイド11、12につ
き、それらの位置を、前記測距手段21、22による規
制ガイド11、12またはこれに連動する部材の対応す
るものまでの距離A、Bを測距して検出すると、三角測
距法など各種測距手段の測距性能上、規制ガイド11、
12の少しの位置の違いでも高精度に検出されるので、
前記規制ガイド11、12のどちらか一方についての測
距情報の違いだけからでも、サイズ差の小さな種類どう
しの用紙のサイズの違いを判断でき、多岐に亘る用紙サ
イズの違いに十分に対応することができる。しかも、構
造が簡単で小さなスペースで十分である。
き、それらの位置を、前記測距手段21、22による規
制ガイド11、12またはこれに連動する部材の対応す
るものまでの距離A、Bを測距して検出すると、三角測
距法など各種測距手段の測距性能上、規制ガイド11、
12の少しの位置の違いでも高精度に検出されるので、
前記規制ガイド11、12のどちらか一方についての測
距情報の違いだけからでも、サイズ差の小さな種類どう
しの用紙のサイズの違いを判断でき、多岐に亘る用紙サ
イズの違いに十分に対応することができる。しかも、構
造が簡単で小さなスペースで十分である。
【0028】一方の測距情報の違いと、他方の測距情報
の違いとの双方を組み合わせて用いると、用紙の長さサ
イズおよび幅サイズの2通りのサイズの組み合わせの違
いによって用紙サイズを判断すると、用紙サイズの判断
情報が倍加し、一方のサイズが近接していても他方のサ
イズの差が大きい確率が高く、多岐に亘る用紙サイズを
容易に高精度に検出することができる。
の違いとの双方を組み合わせて用いると、用紙の長さサ
イズおよび幅サイズの2通りのサイズの組み合わせの違
いによって用紙サイズを判断すると、用紙サイズの判断
情報が倍加し、一方のサイズが近接していても他方のサ
イズの差が大きい確率が高く、多岐に亘る用紙サイズを
容易に高精度に検出することができる。
【0029】図1、図2の実施例、図3の実施例では、
規制ガイド11、12の双方の位置検出につき、画像形
成装置本体1の同じ側に設けた測距手段21、22によ
って測距するようにしている関係で、規制ガイド11に
ついてはこれの移動方向と交差する方向、具体的には直
交する方向に測距方向が向くように測距手段21が位置
され、規制ガイド12についてはこれの移動方向に測距
方向が向くように測距手段22が位置されている。
規制ガイド11、12の双方の位置検出につき、画像形
成装置本体1の同じ側に設けた測距手段21、22によ
って測距するようにしている関係で、規制ガイド11に
ついてはこれの移動方向と交差する方向、具体的には直
交する方向に測距方向が向くように測距手段21が位置
され、規制ガイド12についてはこれの移動方向に測距
方向が向くように測距手段22が位置されている。
【0030】規制ガイド11、12の移動方向に対する
測距方向の設定は自由にできる。しかし、規制ガイド1
2と測距手段22との関係のように測距方向が測距対象
の移動方向と一致している場合、図1、図2の実施例、
図3の実施例に示すように測距対象である規制ガイド1
2が移動するとそれを測距する測距手段22に対する測
距方向での距離Bが変化するので、測距手段22は移動
する規制ガイド12との対向関係だけで測距ができる。
これに対し規制ガイド11と測距手段21との関係のよ
うに測距方向が測距対象の移動方向と交差または直交す
るなど一致していない場合は、規制ガイド11が移動し
ても測距手段21との測距方向での距離Aに変化はな
い。従って、測距方向を規制ガイド11の移動位置に向
くように追随させれば別であるが、単純な対向関係から
は測距できない。そこで、規制ガイド11またはこれに
連動する部材に規制ガイド11の移動に応じて測距手段
21からの測距方向での距離Aが変化する、例えば図
1、図2の実施例、図3の実施例のような被測定部23
を利用する必要がある。このような被測定部23を用い
ると測距対象の移動方向に対して、測距手段21、22
などの測距方向を設定する自由度が高まる。従って、レ
イアウトに有利である。
測距方向の設定は自由にできる。しかし、規制ガイド1
2と測距手段22との関係のように測距方向が測距対象
の移動方向と一致している場合、図1、図2の実施例、
図3の実施例に示すように測距対象である規制ガイド1
2が移動するとそれを測距する測距手段22に対する測
距方向での距離Bが変化するので、測距手段22は移動
する規制ガイド12との対向関係だけで測距ができる。
これに対し規制ガイド11と測距手段21との関係のよ
うに測距方向が測距対象の移動方向と交差または直交す
るなど一致していない場合は、規制ガイド11が移動し
ても測距手段21との測距方向での距離Aに変化はな
い。従って、測距方向を規制ガイド11の移動位置に向
くように追随させれば別であるが、単純な対向関係から
は測距できない。そこで、規制ガイド11またはこれに
連動する部材に規制ガイド11の移動に応じて測距手段
21からの測距方向での距離Aが変化する、例えば図
1、図2の実施例、図3の実施例のような被測定部23
を利用する必要がある。このような被測定部23を用い
ると測距対象の移動方向に対して、測距手段21、22
などの測距方向を設定する自由度が高まる。従って、レ
イアウトに有利である。
【0031】規制ガイド12には前記ねじ17によって
計測片18が取付けられ、これが測距に必要な測距手段
22との対向面を形成している。図1、図2の実施例の
規制ガイド11に対しては、ユニバーサル給紙トレイ2
の底部2aに前記被測定部23がねじ24により回動で
きるように取り付けたレバータイプのものとして設けら
れている。被測定部23はその長孔23aと前記ねじ1
5とによって規制ガイド11に連結し、規制ガイド11
の移動に連動して被測定部23がねじ24を中心に回動
されるようにしている。被測定部23の測距手段21と
その測距方向で対向する部分に、前記のようにユニバー
サル給紙トレイ2に収容し使用される定形の用紙の複数
種類分の段差面251 、252 、253 、・・・25n
を形成し、規制ガイド11が使用用紙のサイズに合う位
置に移動されると、段差面251、252 、253 、・
・・25n の測距手段21にその測距方向で対向するも
のが切り換わるようにしてある。
計測片18が取付けられ、これが測距に必要な測距手段
22との対向面を形成している。図1、図2の実施例の
規制ガイド11に対しては、ユニバーサル給紙トレイ2
の底部2aに前記被測定部23がねじ24により回動で
きるように取り付けたレバータイプのものとして設けら
れている。被測定部23はその長孔23aと前記ねじ1
5とによって規制ガイド11に連結し、規制ガイド11
の移動に連動して被測定部23がねじ24を中心に回動
されるようにしている。被測定部23の測距手段21と
その測距方向で対向する部分に、前記のようにユニバー
サル給紙トレイ2に収容し使用される定形の用紙の複数
種類分の段差面251 、252 、253 、・・・25n
を形成し、規制ガイド11が使用用紙のサイズに合う位
置に移動されると、段差面251、252 、253 、・
・・25n の測距手段21にその測距方向で対向するも
のが切り換わるようにしてある。
【0032】これによって測距手段21は、段差面25
1 、252 、253 、・・・25nのうちの規制ガイド
11の移動位置に対応した段差面との間で前記測距を行
うことになる。段差面251 、252 、253 、・・・
25n の隣接するものどうしのステップSの大きさは、
小さなスペース内で規制ガイド11の移動量に関係なく
比較的大きく設定できる。従って、規制ガイド11の小
さな移動によって測距手段21によって測距される段差
面が切り換わりさえすれば隣接する段差面間のステップ
Sの大きさによって用紙サイズに伴う規制ガイド11の
移動量の差を拡大して測距手段21によって測距される
ようにすることができ、僅差用紙サイズの検出精度がさ
らに向上する。
1 、252 、253 、・・・25nのうちの規制ガイド
11の移動位置に対応した段差面との間で前記測距を行
うことになる。段差面251 、252 、253 、・・・
25n の隣接するものどうしのステップSの大きさは、
小さなスペース内で規制ガイド11の移動量に関係なく
比較的大きく設定できる。従って、規制ガイド11の小
さな移動によって測距手段21によって測距される段差
面が切り換わりさえすれば隣接する段差面間のステップ
Sの大きさによって用紙サイズに伴う規制ガイド11の
移動量の差を拡大して測距手段21によって測距される
ようにすることができ、僅差用紙サイズの検出精度がさ
らに向上する。
【0033】図3に示す実施例は規制ガイド11にこれ
と一体に移動するようにねじ15で取付けたスライドタ
イプの被測定部23を設けた点で、図1、図2に示す実
施例と異なり、図1、図2に示す規制ガイド11に連動
するレバータイプのものよりも構造が簡略化する。用紙
サイズの大きさに対する距離Aの変化が逆比例の関係に
なる以外は特に変わるところはない。従って、図1、図
2に示す実施例と同じ部材には同一の符号を付し重複す
る説明は省略する。なお、図1、図2の実施例の被測定
部23も、図3の実施例の被測定部23も共に単独部材
であるが、図3の実施例では規制ガイド11と一体に移
動すればよいので、場合によっては一体に形成した部分
とすることができる。
と一体に移動するようにねじ15で取付けたスライドタ
イプの被測定部23を設けた点で、図1、図2に示す実
施例と異なり、図1、図2に示す規制ガイド11に連動
するレバータイプのものよりも構造が簡略化する。用紙
サイズの大きさに対する距離Aの変化が逆比例の関係に
なる以外は特に変わるところはない。従って、図1、図
2に示す実施例と同じ部材には同一の符号を付し重複す
る説明は省略する。なお、図1、図2の実施例の被測定
部23も、図3の実施例の被測定部23も共に単独部材
であるが、図3の実施例では規制ガイド11と一体に移
動すればよいので、場合によっては一体に形成した部分
とすることができる。
【0034】ユニバーサル給紙トレイ2の用紙サイズの
検出装置としては、上記測距手段21、22に加え、そ
の一方または双方の測距情報から用紙サイズを判断する
図4に示すような制御手段31があればよく、画像形成
装置本体1の動作制御用のマイクロコンピュータなどを
共用することができる。図4に示す実施例では測距手段
21、22の双方からの測距情報の組み合わせによって
用紙サイズを判断するようにしている。
検出装置としては、上記測距手段21、22に加え、そ
の一方または双方の測距情報から用紙サイズを判断する
図4に示すような制御手段31があればよく、画像形成
装置本体1の動作制御用のマイクロコンピュータなどを
共用することができる。図4に示す実施例では測距手段
21、22の双方からの測距情報の組み合わせによって
用紙サイズを判断するようにしている。
【0035】下記の表は実際に使用される11通りの用
紙サイズの種類に対応した長さと幅
紙サイズの種類に対応した長さと幅
【0036】
【表1】
【0037】の違いの組み合わせ、およびこれに対応し
た測距手段21、22による実際の測距情報A、Bの組
み合わせの一例を図1、図2の実施例に対応して示して
いる。
た測距手段21、22による実際の測距情報A、Bの組
み合わせの一例を図1、図2の実施例に対応して示して
いる。
【0038】制御手段31はこのようなデータのうちの
用紙サイズの種類とそれに対応した測距情報A、Bとの
テーブルを予め格納しておき、検出される測距情報A、
Bの組み合わせによって用紙サイズを判断すればそのと
きユニバーサル給紙トレイ2に収容されている用紙のサ
イズを検出することができる。
用紙サイズの種類とそれに対応した測距情報A、Bとの
テーブルを予め格納しておき、検出される測距情報A、
Bの組み合わせによって用紙サイズを判断すればそのと
きユニバーサル給紙トレイ2に収容されている用紙のサ
イズを検出することができる。
【0039】この用紙サイズの検出のために図3に示す
制御手段31では、測距手段21、22からの出力はC
PU41のアナログポートへそれぞれ入力される。CP
U41は画像形成装置本体1の各部の動作制御を行うと
ともに、測距手段21、22からの出力を基に用紙6の
サイズの判定を行う。このCPU41にはデータバスな
どのバスを介してROM42、RAM43および表示部
44などがそれぞれ接続されている。ROM42には画
像形成装置本体1の各種の制御を行うためのプログラム
とともに、測距手段21、22の出力レベルに基づき用
紙6のサイズを判断するプログラムが格納されている。
また、ユニバーサル給紙トレイ2が着脱されるカセット
タイプのものであるのに対応して、測距手段21、22
からの出力の有無により、ユニバーサル給紙トレイ2の
装着を検出するプログラムも格納されている。RAM4
3はこの画像形成装置本体1の制御を行う上で必要とさ
れる各種データを一時的に格納するためのメモリであ
る。表示部44はCPU41が判定した用紙6のサイズ
などを表示するもので、画像形成装置本体1の操作パネ
ルに設けられている。
制御手段31では、測距手段21、22からの出力はC
PU41のアナログポートへそれぞれ入力される。CP
U41は画像形成装置本体1の各部の動作制御を行うと
ともに、測距手段21、22からの出力を基に用紙6の
サイズの判定を行う。このCPU41にはデータバスな
どのバスを介してROM42、RAM43および表示部
44などがそれぞれ接続されている。ROM42には画
像形成装置本体1の各種の制御を行うためのプログラム
とともに、測距手段21、22の出力レベルに基づき用
紙6のサイズを判断するプログラムが格納されている。
また、ユニバーサル給紙トレイ2が着脱されるカセット
タイプのものであるのに対応して、測距手段21、22
からの出力の有無により、ユニバーサル給紙トレイ2の
装着を検出するプログラムも格納されている。RAM4
3はこの画像形成装置本体1の制御を行う上で必要とさ
れる各種データを一時的に格納するためのメモリであ
る。表示部44はCPU41が判定した用紙6のサイズ
などを表示するもので、画像形成装置本体1の操作パネ
ルに設けられている。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、ユニバーサル給紙トレ
イの各種のサイズの用紙に対応するために移動される規
制ガイドの位置が、測距手段の測距性能上、規制ガイド
の少しの位置の違いも高精度に検出されるので、前記測
距情報の違いからサイズ差の小さな種類どうしの用紙の
サイズの違いでも判断でき、多岐に亘る用紙サイズの違
いに十分に対応することができる。しかも、構造が簡単
で小さなスペースで十分である。
イの各種のサイズの用紙に対応するために移動される規
制ガイドの位置が、測距手段の測距性能上、規制ガイド
の少しの位置の違いも高精度に検出されるので、前記測
距情報の違いからサイズ差の小さな種類どうしの用紙の
サイズの違いでも判断でき、多岐に亘る用紙サイズの違
いに十分に対応することができる。しかも、構造が簡単
で小さなスペースで十分である。
【0041】ユニバーサル給紙トレイが着脱されるカセ
ットタイプのものである場合、測距手段からの出力の有
無により、特別な検出部材なしにユニバーサル給紙トレ
イの装着を検出することができる。
ットタイプのものである場合、測距手段からの出力の有
無により、特別な検出部材なしにユニバーサル給紙トレ
イの装着を検出することができる。
【0042】規制ガイドの移動方向と交差する方向での
測距において、規制ガイドの移動に連動して測距手段に
対向する段差面が切り換わる被測定部を利用すること
で、規制ガイドの小さな移動によって測距手段によって
測距される段差面が切り換わりさえすればよくなり、小
さなスペースで隣接する段差面間のステップを比較的大
きく設定し、用紙サイズに伴う規制ガイドの移動量の差
を拡大して測距手段によって測距されるようにすること
ができるので、僅差用紙サイズの検出精度がさらに向上
する。
測距において、規制ガイドの移動に連動して測距手段に
対向する段差面が切り換わる被測定部を利用すること
で、規制ガイドの小さな移動によって測距手段によって
測距される段差面が切り換わりさえすればよくなり、小
さなスペースで隣接する段差面間のステップを比較的大
きく設定し、用紙サイズに伴う規制ガイドの移動量の差
を拡大して測距手段によって測距されるようにすること
ができるので、僅差用紙サイズの検出精度がさらに向上
する。
【0043】規制ガイドの用紙の給紙方向で見た長さを
規制する動きと、用紙の給紙方向と直角な向きの幅を規
制する動きとに関する2通りの測距情報から用紙のサイ
ズを判断することで、用紙の長さサイズおよび幅サイズ
の2通りのサイズの組み合わせによって、用紙サイズの
判断情報が倍加し、一方のサイズが近接していても他方
のサイズの差が大きい確率が高く、多岐に亘る用紙サイ
ズを容易に高精度に検出することができる。
規制する動きと、用紙の給紙方向と直角な向きの幅を規
制する動きとに関する2通りの測距情報から用紙のサイ
ズを判断することで、用紙の長さサイズおよび幅サイズ
の2通りのサイズの組み合わせによって、用紙サイズの
判断情報が倍加し、一方のサイズが近接していても他方
のサイズの差が大きい確率が高く、多岐に亘る用紙サイ
ズを容易に高精度に検出することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係るユニバーサル給紙ト
レイの用紙のサイズ検出方法およびその装置に関する実
施例を示す平面図である。
レイの用紙のサイズ検出方法およびその装置に関する実
施例を示す平面図である。
【図2】図1のユニバーサル給紙トレイの分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】本発明の実施の形態に係るユニバーサル給紙ト
レイの用紙のサイズ検出方法およびその装置に関する別
の実施例を示す平面図である。
レイの用紙のサイズ検出方法およびその装置に関する別
の実施例を示す平面図である。
【図4】図1、図3の各実施例に共通な用紙サイズ検出
のための制御手段の実施例を示すブロック図である。
のための制御手段の実施例を示すブロック図である。
1 画像形成装置本体 2 ユニバーサル給紙トレイ 3 出し入れ口 4 ガイドレール 5 ストッパ 6 用紙 7 給紙の方向 10 出し入れ方向 11、12 規制ガイド 13、14 長孔 15、17、24 ねじ 18 測定片 21、22 測距手段 23 被測定部 23a 長孔 251 、252 、・・25n 段差面 31 制御手段 A、B 距離 S ステップ
Claims (8)
- 【請求項1】 ユニバーサル給紙トレイに収容される用
紙のサイズを複数位置にて規制するようにそのサイズ規
制方向に移動できる規制ガイドの位置を、ユニバーサル
給紙トレイに対し定位置にある測距手段により規制ガイ
ドまたはこれに連動する部材までの距離の測距によって
検出し、検出された測距情報から前記ユニバーサル給紙
トレイに収容された用紙のサイズを判断することを特徴
とするユニバーサル給紙トレイの用紙サイズ検出方法。 - 【請求項2】 測距手段による測距方向は規制ガイドの
移動方向である請求項1に記載のユニバーサル給紙トレ
イの用紙サイズ検出方法。 - 【請求項3】 測距手段による測距方向は規制ガイドの
移動方向と交差する方向である請求項1に記載のユニバ
ーサル給紙トレイの用紙サイズ検出方法。 - 【請求項4】 ユニバーサル給紙トレイに収容される用
紙のサイズを複数位置にて規制するようにそのサイズ規
制方向に移動できる規制ガイドまたはこれに連動する部
材との間で、ユニバーサル給紙トレイに対する定位置か
ら測距を行う測距手段と、これによる測距情報から前記
ユニバーサル給紙トレイに収容された用紙のサイズを判
断する制御手段とを備えたことを特徴とするユニバーサ
ル給紙トレイの用紙サイズ検出装置。 - 【請求項5】 ユニバーサル給紙トレイは着脱して用い
られるカセットタイプのものであり、前記制御手段は、
前記測距手段の出力でユニバーサル給紙トレイの装着の
検出を行う請求項4に記載のユニバーサル給紙トレイの
用紙サイズ検出装置。 - 【請求項6】 測距手段は測距方向を規制ガイドの移動
方向に設定している請求項4、5のいずれか一項に記載
のユニバーサル給紙トレイの用紙サイズ検出装置。 - 【請求項7】 測距手段は測距方向を規制ガイドの移動
方向と交差する方向に設定し、前記複数種類分の段差面
を持った被測定部を前記規制ガイドの移動に連動して前
記測距手段に対向する段差面が切り換わるように設け、
測距センサは規制ガイドの移動位置に対応した段差面と
の間で前記測距を行う請求項4〜6のいずれか一項に記
載のユニバーサル給紙トレイの用紙サイズ検出装置。 - 【請求項8】 規制ガイドは用紙の給紙方向で見た長さ
を規制するものと、用紙の給紙方向と直角な向きの幅を
規制するものとがあり、その双方に対して測距手段が設
けられ、制御手段はそれら2つの測距手段による測距情
報から、前記ユニバーサル給紙トレイに収容された用紙
のサイズを判断する請求項4〜7のいずれか一項に記載
のユニバーサル給紙トレイの用紙サイズ検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10296468A JP2000118729A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | ユニバーサル給紙トレイの用紙サイズ検出方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10296468A JP2000118729A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | ユニバーサル給紙トレイの用紙サイズ検出方法と装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000118729A true JP2000118729A (ja) | 2000-04-25 |
Family
ID=17833953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10296468A Pending JP2000118729A (ja) | 1998-10-19 | 1998-10-19 | ユニバーサル給紙トレイの用紙サイズ検出方法と装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000118729A (ja) |
Cited By (10)
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---|---|---|---|---|
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JP2009286621A (ja) * | 2008-06-02 | 2009-12-10 | Sharp Corp | 給紙装置 |
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US11866282B2 (en) | 2021-11-12 | 2024-01-09 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet stacker and image forming system |
JP7506860B2 (ja) | 2020-09-07 | 2024-06-27 | 株式会社リコー | シート積載装置及び画像形成システム |
-
1998
- 1998-10-19 JP JP10296468A patent/JP2000118729A/ja active Pending
Cited By (12)
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