JP2000117677A - ロボットア―ム - Google Patents
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Abstract
を行なうグリッパを含むロボットアームを提供する。 【解決手段】 グリッパ14のグリッパハウジング16
は端部がスリーブ50、51に接続された回転可能な2
つのスライドバーから懸架する。第1のスライドバーを
回転させることにより、スライダ39a、39bはグリ
ップフィンガ40a、40bとともに、グリッパホイー
ル33、グリッパピニオン34、グリッパボルト37お
よびギヤホイール38a、38bを介し互いに変位可能
となり、一方では第2のスライドバーの回転によりトン
グハウジング17はターニングホイール47およびター
ニングピニオン48を介して回転可能である。
Description
載のロボットアームに関する。このような装置は、たと
えばサンプル容器を実験室の機器に挿入したりその機器
から取出したりするため、またはアセンブリベルト上で
構成部品を取扱ったり組立てたりするためにも用いられ
る。
御棒にグリッパが設けられた一般的なタイプのロボット
アームが知られている。空気手段がグリップフィンガの
開閉運動を行なわせる。グリップフィンガに接続された
歯車台の間に位置決めされ歯車台と噛み合うギヤホイー
ルは、運動が確実に反対方向に行なわれるようにする役
割を果たすにすぎない。空気駆動のため、特定の位置に
近づくことを可能にする際の最小の変位量および正確度
は、すべての用途には十分ではない値に限定される。こ
の空気駆動はさらに、モジュールの重量を増大させ、空
気接続を必要とするので構造が複雑になる。グリッパは
回転不能である。
子「自動ハンドリング技術(Automatische Handhabungs
technologie)」という冊子より、2つの線形モジュー
ルおよび回転可能なグリッパモジュールからなるロボッ
トアームが知られている。ここでもまたモジュールは空
気駆動されるので上記の欠点を伴う。
−A−0 371−872からもまた、加工装置の位置
決めを実質的に自由に行なえるようにする線形および回
転モジュールの配置が知られている。しかしながら、こ
れらいずれの文献においても加工装置はグリッパとして
形成されていないので、一般的なタイプのロボットアー
ムの有する特定の問題はここでは起こらない。
的なタイプのロボットアームを提供することであり、そ
のグリップ運動は非常に正確で、再現可能でありかつ優
れた最小変位量で制御可能であり、グリッパはさらに同
じ条件を満たす回転運動を行なうことができる。
の特質によって達成される。この発明に従うロボットア
ームは、そのグリップ運動とは別に回転運動も行なうこ
とができ、どちらの運動についても非常に精密に制御す
ることが可能である。これらの運動は、機械手段により
グリッパに伝達されるものであり、静止しているかまた
は単に1つの軸に沿い変位可能なだけであるキャリアに
収容されるドライブが生じさせることができる。グリッ
パは自身のドライブを含む必要がないので、その重量を
小さくすることができる。空気または電気的接続はわず
らわしく収容することが困難なことが多いが、これは同
じ理由で不要である。
図面を参照しつつ、この発明についてより詳細に説明す
る。
x方向において水平に延びるレール2に沿い前後に変位
可能なキャリジ1をキャリアとして含む。最も単純な場
合かつ基本的に周知の態様では、これは中央制御ユニッ
トにより制御されるキャリジ1の直流サーボモータを用
いて可能であり、このサーボモータはレール2に統合さ
れた歯車台と係合するピニオンを直接または歯形ベルト
を介して駆動するものである。
x方向と直角をなすy方向において水平に突出するサポ
ートバー3、4および5が取付けられる。サポートバー
の端部は、キャリジ1にアングルブラケット7を介して
固定される共通停止板6に取付けられる。サポートバー
3、4および5は変位できないようにキャリジ1で支持
されるが、中央制御ユニットにより独立して制御可能な
3つの直流サーボモータ8、9および10によって回転
可能である。
に変位可能となるようにサポートバー3、4および5か
ら懸架している。このスライドは、xおよびy方向双方
と直角をなし結果として垂直方向であるz方向に沿いサ
ポートバー3、4および5の両側でこれらを横切ってい
る2つのスライドバー12および13を支持する。スラ
イドバーはその下側の端部でグリッパ14を支えてお
り、一方その反対側の上側の端部では共通のヨーク15
に支持される。グリッパ14はスライドバー12および
13の端部から変位不能でかつ回転不能に懸架する上側
のグリッパハウジング16を含み、一方下向きに突き出
したグリップトング18を保持する下側のトングハウジ
ング17はハウジング16に回転可能に接続される。グ
リップトング18はグリップトング18の開閉のために
互いに関して変位可能な2つのグリップフィンガを含
む。
に、一連のエンドレスベルト19に固定されており、こ
のエンドレスベルトは歯形ベルトとして設計され、サポ
ートバー3、4および5の上方でこれらと並列するよう
にして引張られ、キャリジ1のギヤホイールの形状の2
つの偏向プーリおよびピニオン20の上にまたがって延
び、停止板6に取付けられた偏向プーリ21で方向を変
える。ピニオン20は、中央制御ユニットにより制御さ
れる直流サーボモータ22により駆動される。
ッパ14のz方向の変位すなわちグリッパの上げ下げ
は、第1のサポートバー3の回転運動をこれに相当する
変位運動に変換する変位ギヤによって行なわれる。これ
は、これもまた歯形ベルトとして設計された2つのベル
ト23aおよび23bを含み、2つのベルトはグリッパ
14からヨーク15にかけてスライドバー12および1
3のそばでこれらと並列するようにして引張られ、グリ
ッパ14およびヨーク15でベルトの両端部が固定され
る。変位ギヤはさらに、ギヤホイールとして設計されダ
ブルスリーブ25の両側の端部と一体的に形成された2
つの変位ホイール24aおよび24b(図2から4)を
含み、ダブルスリーブ25はスライド11において回転
可能であるが変位不能となるように支持されかつ中央に
配置された第1のサポートバー3では回転不能であるが
変位可能となるように支持される。
受によって実現される。第1のサポートバー3は、長手
方向に延び直径方向において対向する2つの溝を有し、
この溝は第1のサポートバー3を収容するスリーブ25
の通路26の内側の、方向は同じであるが長手方向の長
さが限定された溝に面している。このようにして面した
溝により形成される2つの通路各々において、直径がこ
の通路よりもわずかに小さいいくつかのボールが配置さ
れるので、第1のサポートバー3とスリーブ25との間
に正のクラッチが生じ、これらの相対的な回転に関して
この2つの部分はわずかな遊びを許し、その結果第1の
サポートバー3の回転は非常に正確にスリーブ25に伝
達されて次に変位ホイール24aおよび24bに伝達さ
れ、一方サポートバー3に沿うスリーブ25の変位に対
する抵抗はほとんどない。
aの上方の左側に配置された第1の偏向プーリ27の上
に掛け渡され、次に噛み合っている変位ホイール24a
の下側の周りを通り、その後変位ホイール24aの右側
上方に配置されベルト23aとサポートバー3、4およ
び5との間の横方向の距離を設定する偏向プーリ28の
周りを通る。ベルト23aがこのように案内されるた
め、このベルトは変位ホイール24aとおよそ180°
の角度にわたって係合し、これによってベルト23aに
局所的な過負荷がかかることなく滑り止めコンタクトが
保証される。ベルト23bは全く同じようにして変位ホ
イール24bの上で案内される。
1の第1のアングルギヤを介しかつグリッパ14の機械
グリッパギヤユニットを介して行なわれる。第1のアン
グルギヤは第2のサポートバー4の回転をこれに対応す
る第1のスライドバー12の回転に変換する。これは
(図3および4)、スリーブ30を介して第3のサポー
トバー4で支持される第1のはすば歯車29を含み、こ
の歯車はスリーブ30の上中央に載置され、さらに同じ
態様でスリーブ32を介して第1のスライドバー12に
おいて支持される第2のはすば歯車31を含む。はすば
歯車29および31は係合している。スリーブ30およ
び32はそれぞれ、スリーブ25が第1のサポートバー
3で支持されているのと全く同じ態様で第2のサポート
バーおよび第1のスライドバー12で支持される。
バー12の回転をこれに対応するグリップトング18の
開閉運動に変換する。このギヤユニットは(図5および
6)、第1のスライドバー12と一体となるようにかつ
この第1のスライドバー12の下側の端部に近くなるよ
うに形成されたギヤホイールの形状のグリッパホイール
33と、グリッパピニオン34とを含み、一方エンドレ
ス歯形ベルト35がグリッパホイールおよびグリッパピ
ニオンの上に渡されている。グリッパピニオン34は回
転不能となるようにかつその上側の端部がグリッパボル
ト37に近くなるように取付けられ、グリッパボルト3
7はグリッパハウジング16内でz方向に延在する回転
軸36を中心として回転可能となるように支持され、今
まで述べたグリッパギヤユニットの部品を保持するこの
ハウジングからこの下にある隣接したトングハウジング
17に突出し、ここで第1のギヤホイール38aおよび
第2のギヤホイール38bがボルトの下側の端部に取付
けられる。ギヤホイール38aおよび38bは同じ態様
で成形され、特に同じ直径を有し、グリッパボルト37
で同軸でかつ回転不能となるように固定されるので、こ
の場所においては単一のより幅の広いギヤホイールを使
用することもできる。
ィンガ40aおよび40bが取付けられた第1のスライ
ダ39aおよび39bが互いに並列しかつz方向を横切
って変位可能となるように支持される。スライダは、並
列する真っ直ぐなフランク41aおよび41bを伴いそ
の間に位置するギヤホイール38aおよび38bに面す
る。第1の歯形ベルト42aは、グリップフィンガ40
aに最も近い第1のスライダ39aのフランク41aの
前端に固定され、このフランクに載って第1のギヤホイ
ール38aまで延びる。ここでベルトは回転する一方で
第1のギヤホイール38aと180°の角度にわたって
係合し、第2のスライダ39bのフランク41bの後端
まで延びてこのフランクに載せられここでスライダに固
定される。
の歯形ベルト42bは固定される第1のスライダ39a
のフランク41aの後端から第2のギヤホイール38b
へと延びこのフランクに載せられ、このホイールで同じ
ように180°の角度で回転するが回転軸36に関し回
転方向は逆であり、さらに第2のスライダ39bのフラ
ンク41bに沿ってグリップフィンガ40bに最も近い
フランクの前端へと延び、ここでまた固定される。2つ
のフランク41aおよび41b間の距離は、ギヤホイー
ル38aおよび38bの直径プラス歯形ベルト42aお
よび42bの厚みの2倍と全く同じである。ギヤホイー
ル38aおよび38bならびに歯形ベルト42aおよび
42bの垂直方向の移動を無視すると、この配置は回転
軸36に関し鏡面対称を成している。
グ16に関する回転は、スライド11の第2のアングル
ギヤおよびグリッパ14の機械的ターニングギヤを介し
て行なわれる。第3のサポートバー5の回転運動をこれ
に対応する第2のスライドバー13の回転運動に変換す
る第2のアングルギヤは、第1のアングルギアと全く同
じ態様で構成され(図3および4)、第1のはすば歯車
43が第3のサポートバー5で支持されるスリーブ44
に載っており、第2のはすば歯車45が第2のスライド
バー13で支持されるスリーブ46に載って第1のはす
ば歯車と係合する。
3の回転運動を、グリッパハウジング16の、グリッパ
ボルト37と同じ回転軸36を中心として回転可能に支
持されるトングハウジング17の回転運動に変換する。
ターニングギヤは(図5)、ギヤホイールとして第2の
スライドバー13の近くでその下側端部と一体となるよ
うに形成されたターニングホイール47と、ターニング
ピニオン48とを含み、一方でエンドレス歯形ベルト4
9がこのホイールとピニオンの上に渡されている。ター
ニングピニオン48は、トングハウジング17に回転不
能に接続される冠歯車を形成し、グリッパピニオン34
をボルトの中央開口部を介してギヤホイール38aおよ
び38bと接続するグリッパボルト73と同軸である。
ターニングホイール47およびターニングピニオン48
の直径は、これに対応するグリッパホイール33および
グリッパピニオン34の直径と同じである。
についてX、YおよびXという値で表わされる特定のポ
イントに近づくようにするには、キャリジ1を、x座標
が所望の値Xに相当するようになるまで基本的には周知
の態様で対応する直流サーボモータによってレール2に
沿い移動させる。直流サーボモータ22を用いてピニオ
ン20さらにはベルト19を駆動し、ベルト19がこれ
に従ってスライド11を伴ってこれをサポートバー3、
4および5に沿い変位するようにすることによって、y
座標は所望の値Yに相当するようになる。最後に、直流
サーボモータ8を用いて第1のサポートバー3を回転さ
せ、これが次にスライド11の変位ホイール24aおよ
び24bを伴うようにすることによって(図2)、z座
標が所望の値Zに調整されるようにする。こうして変位
ホイールに掛け渡されていたベルト23aおよび23b
がz方向に変位し、グリッパ14、スライドバー12お
よび13、ならびにヨーク15を一緒に変位させるよう
にする。
らも行なわれる。たとえば(図3)、直流サーボモータ
9を用い停止板6から見て反時計回りに第2のサポート
バー4を回転させると、これがスライド11の第1のア
ングルギヤにより、ヨーク15から見て時計回りの方向
に第1のスライドバー12をこれに比例するように回転
させる。グリッパギヤユニット(図5)では、この回転
はグリッパホイール33、ベルト35およびグリッパピ
ニオン34を介してグリッパボルト37に伝達され、こ
れがこの回転をギヤホイール38aおよび38bに伝達
する。ギヤホイール38aおよび38b(図6)の時計
回りの回転は、第1の歯形ベルト42aを介して第2の
スライダ39bの右への運動に変換されるかまたは第2
の歯形ベルト42bを介して第1のスライダ39aの左
への運動に変換され、その結果グリップフィンガ40a
および40bが分離しグリップトング18が開く。これ
に相当する態様で、直流サーボモータ9による第2のサ
ポートバー4の逆方向の回転は、グリップトング18の
閉鎖の運動になる。グリップフィンガ40aおよび40
bの変位は常に第2のサポートバー4の回転角度に比例
する。
ートバー5を直流サーボモータ10を用いて回転させる
ことにより、同じ態様でキャリジ1から行なわれる。時
計回りの回転(図3)は、スライド11の第2のアング
ルギヤにより第2のスライドバー13の、比例する回転
角度での時計回りの回転に変換される。ターニングギヤ
(図5)はこの回転を、ターニングホイール47、歯形
ベルト49およびターニングピニオン48を介してトン
グハウジング17のこれに比例する回転に変換する。第
2のスライドバー13の回転はここではわずかに低速で
ある。なぜなら、ターニングピニオン48の直径はター
ニングホイール47の直径より幾分大きいからである。
グリッパボルト37は、トングハウジング17の回転に
よりこのハウジング内でグリップフィンガ40aおよび
40bが変位せぬよう同時回転しなければならない。こ
れは、全く同じ態様で低速にされる第1のスライドバー
12の正確に整合された補償回転により実現される。第
1のアングルギヤおよび第2のアングルギヤは全く等価
であり歯数比は同じでたとえば1:1であるので、グリ
ッパボルト37の補償回転は、回転角度では第2のサポ
ートバー4の回転と正確に整合するが回転方向は反対で
ある、第3のサポートバー5の補償回転により生まれ
る。
向の変位、スライド11のy方向の変位、およびグリッ
パ14のz方向の変位、ならびにグリップトング18の
開放、閉鎖および回転は、連続的に実行することが可能
であり、または適切な中央制御ユニットを用いて同時に
行なうこともできる。
8)は基本的な設計に関しては図5および6を参照して
先に述べたものに相当するが、この変形実施例に従う
と、スライドバー12および13(図示せず)は、グリ
ッパハウジング16内で回転可能に支持されグリッパホ
イール33またはターニングホイール47を保持するス
リーブ50および51に収容される。グリッパホイール
33はここでは直接グリッパピニオン34と噛み合い、
ターニングホイール47およびターニングピニオン48
についても同様である。同じ態様で、スライド39aお
よび39bは、ギヤホイール38aおよび38bと直接
的に噛み合う歯車台52aおよび52bを備える。動作
接続がベルトなしで直接的に行なわれるため、制御の正
確度は優り、グリッパの動的特性はより単純である。
ら逸脱することなく種々の変形が可能である。たとえ
ば、直流サーボモータの代わりに、制御または調整可能
な電気モータ特にステップモータを用いることができ
る。サポートおよびスライドバーの設計は上記のものと
異なっていてもよく、たとえば含む溝の数が異なってい
てもよい。重要なのはトルクを伝達することができると
いうことである。アングルギヤについても、ウォームギ
ヤといった他の実施例ももちろん考えられ得る。
の斜視図である。
ムの構成部分を示す図であり、カバーを取除いてある。
沿う垂直横断面図である。
らなる構成部分の、図6のV−Vに沿って切取った垂直
断面図である。
である。
示された構成部分の変形実施例の、図8のVII−VI
Iに沿う垂直断面図である。
ングハウジング、33グリッパホイール、34 グリッ
パピニオン、37 グリッパボルト、38a、38b
ギヤホイール、47 ターニングホイール、48 ター
ニングピニオン。
Claims (14)
- 【請求項1】 トングハウジング(17)と、トングハ
ウジング(17)において移動可能に支持される少なく
とも1つのグリップフィンガ(40a、40b)とを有
するグリップトング(18)を含むグリッパ(14)を
備えるロボットアームであって、 z方向に並列する2つのスライドバー(12、13)を
含み、グリッパ(14)のグリッパハウジング(16)
がスライドバーから回転不能に懸架し、グリッパ(1
4)ではトングハウジング(17)が回転軸(36)を
中心として回転可能となるように支持されかつ第2のス
ライドバー(13)の回転がこれに対応するトングハウ
ジング(17)の回転に変換される態様で第2のスライ
ドバー(13)と作動的に接続され、 少なくとも1つのグリップフィンガ(40a、40b)
は、第1のスライドバー(12)の回転が少なくとも1
つのグリップフィンガ(40a、40b)の運動に変換
される態様で、回転軸(36)と同軸のグリッパボルト
(37)を介して第1のスライドバー(12)と作動的
に接続される、ロボットアーム。 - 【請求項2】 グリッパボルト(37)は、第1のスラ
イドバー(12)の回転がこれに対応するグリッパボル
ト(37)の回転に変換される態様で第1のスライドバ
ー(12)に作動的に接続される、請求項1に記載のロ
ボットアーム。 - 【請求項3】 グリップトング(18)は2つのスライ
ダ(39a、39b)に固定された2つのグリップフィ
ンガ(40a、40b)を含み、2つのスライダ(39
a、39b)は、トングハウジング(17)において変
位可能に支持され、かつグリッパボルト(37)の回転
がこれに対応するスライダ(39a、39b)の互いに
逆方向の変位に変換される態様でグリッパボルト(3
7)と作動的に接続される、請求項2に記載のロボット
アーム。 - 【請求項4】 グリッパボルト(37)はスライダ(3
9a、39b)間に配置された少なくとも1つのギヤホ
イール(38a、38b)を保持する、請求項3に記載
のロボットアーム。 - 【請求項5】 第1のスライダ(39a)の前端を起点
とする第1の歯形ベルト(42a)が少なくとも1つの
ギヤホイール(38a、38b)の上を第2のスライダ
(39b)の後端まで延び、回転軸(36)に関し反対
の回転方向において第2の歯形ベルトが第2のスライダ
(39b)の前端を起点として第1のスライダ(39
a)の後端まで延びる、請求項4に記載のロボットアー
ム。 - 【請求項6】 少なくとも1つのギヤホイール(38
a、38b)に面する側で、第1のスライダ(39a)
は直線状のフランク(41a)を含み、フランク(41
a)の上には、第1のスライダ(39a)の前端と少な
くとも1つのギヤホイール(38a)との間に第1の歯
形ベルト(42a)がありかつ第1のスライダ(39
a)の後端と少なくとも1つのギヤホイール(38b)
との間に第2の歯形ベルト(42b)があり、第2のス
ライダ(39b)は第1のスライダ(39a)のフラン
ク(41a)と並列し同様に少なくとも1つのギヤホイ
ール(38a、38b)に面する直線状のフランク(4
1b)を含み、フランク(41b)の上には、第2のス
ライダ(39b)の前端と少なくとも1つのギヤホイー
ル(38b)との間に第2の歯形ベルト(42b)があ
りかつ第2のスライダ(39b)の後端と少なくとも1
つのギヤホイール(38a)との間に第1の歯形ベルト
(42a)がある、請求項5に記載のロボットアーム。 - 【請求項7】 各スライダ(39a、39b)は、少な
くとも1つのギヤホイール(38a、38b)と噛み合
う歯を備える、請求項4に記載のロボットアーム。 - 【請求項8】 トングハウジング(17)は第1のスラ
イドバー(12)と、トングハウジングと回転不能に接
続され回転軸(36)と同軸である冠歯車を介して作動
的に接続される、請求項1から7の1つに記載のロボッ
トアーム。 - 【請求項9】 スライドバー(12、13)はスライド
(11)において長手方向に変位可能となるように支持
され、グリッパ(14)はスライドバーから変位不能と
なるように懸架する、請求項1から8の1つに記載のロ
ボットアーム。 - 【請求項10】 グリッパ(14)をz方向に変位させ
るためのスライド(11)は、駆動可能な少なくとも1
つの変位ホイール(24a、24b)を備える変位ギヤ
を含み、変位ホイールの上を少なくとも1つのベルト
(23a、23b)がグリッパ(14)から、グリッパ
(14)で向きを変えてスライドバー(12、13)の
端部まで延び、グリッパでベルトが固定される、請求項
9に記載のロボットアーム。 - 【請求項11】 スライド(11)は並列する少なくと
も3つのサポートバー(3、4、5)から変位可能に懸
架し、サポートバーはz方向を横切るようにy方向に延
在しキャリアにおいて回転可能に支持され、少なくとも
1つの変位ホイール(24a、24b)は第1のサポー
トバー(3)で変位可能で回転不能となるように支持さ
れ、スライド(11)は、第2のサポートバー(4)の
回転を第1のスライドバー(12)の回転に変換する第
1のアングルギヤと、第3のサポートバー(5)の回転
を第2のスライドバー(13)の回転に変換する第2の
アングルギヤとを含む、請求項10に記載のロボットア
ーム。 - 【請求項12】 各アングルギヤは、対応するサポート
バー(4、5)において回転不能に支持される第1のは
すば歯車(29、43)と、対応するスライドバー(1
2、13)において回転不能に支持されかつ第1のはす
ば歯車(29、43)と噛み合う第2のはすば歯車(3
1、45)とを含む、請求項11に記載のロボットアー
ム。 - 【請求項13】 スライド(11)は接続されたベルト
(19)によりサポートバー(3、4、5)に沿い変位
可能であり、ベルトはy方向で2倍にされ、キャリアで
駆動可能であり、キャリアで向きを変えて、サポートバ
ー(3、4、5)の端部の周りに巻かれている、請求項
11または12に記載のロボットアーム。 - 【請求項14】 キャリアは、y方向およびz方向を横
切るx方向に延在する固定レール(2)に沿い変位可能
なキャリジ(1)として設計される、請求項11から1
3の1つに記載のロボットアーム。
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