JP2000109826A - アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体及び蛍光ランプ - Google Patents
アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体及び蛍光ランプInfo
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Abstract
光色の変化、及び発光効率の経時劣化の小さい蛍光体、
並びに蛍光ランプを提供するしようとするものである。 【解決手段】 一般式 Ba1-x-y Srx Euy Mg
1-z Mnz Al10O17で表され、式中のx、y及びzが
それぞれ0.4≦x≦0.6、0.03≦y≦0.3及
び0≦z≦0.04なる条件を満たす数で表されること
を特徴とするアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体、及び該
蛍光体を用いた蛍光ランプである。
Description
ム(Eu2+)で付活するか、2価のユーロピウム(Eu
2+)と2価のマンガン(Mn2+)とで共付活したアルカ
リ土類アルミン酸塩蛍光体、及びこの蛍光体を青色発光
成分の蛍光膜として用いた3波長域発光型蛍光ランプに
関する。
3波長域発光型蛍光ランプ(以下、単に、「蛍光ラン
プ」という)が開発されて実用に供されている。この蛍
光ランプに使用される蛍光体は、比較的狭帯域の発光ス
ペクトル分布を有する赤色、緑色、青色の3種の蛍光体
を適当な割合で混合したものである。
色蛍光体として3価のユーロピウム(Eu3+)付活の酸
化イットリウム、緑色蛍光体としてセリウム(Ce)及
びテルビウム(Tb)付活の燐酸ランタン、青色蛍光体
としてアルカリ土類クロロ燐酸塩又は2価のユーロピウ
ム(Eu2+)付活のバリウムマグネシウムアルミン酸塩
がそれぞれ使用されている。
優れており、平均演色評価数(Ra)が84で、光束は
例えば、直管型蛍光ランプの、FL20SSEX−N/
18では1470ルーメン(1m)を実現している。さ
らに、上記3種の蛍光体に、青緑色、あるいは青緑色と
深赤色の蛍光体を加え、4種あるいは5種の蛍光体を混
合することにより、平均演色評価数Ra≧87を実現し
た蛍光ランプが実用されるようになった。また、特開平
5−302082号公報では、青色成分であるEu2+付
活アルカリ土類クロロ燐酸塩蛍光体の組成及び発光色を
特定することにより、3種のみの蛍光体の混合によって
も平均演色評価数Ra≧87の蛍光ランプが実現される
ようになった。
・マグネシウムアルミン酸塩蛍光体を使用した蛍光ラン
プに関しては、Eu2+付活バリウム・マグネシウムアル
ミン酸塩蛍光体にMn2+を共付活することによって演色
性を向上させたものが実用化されている。また、特開昭
56−86892号公報には、Ba1-x-y Srx Mgp
Alq O (1+p+q)/2q:Eu2+ y (ここで、0<x≦0.
1、0.01≦y≦0.4、0.8≦p≦4.0、10
≦q≦30)で表される蛍光体を用いることにより、平
均演色評価数Ra=89を実現できると記載されてい
る。
リウム・マグネシウムアルミン酸塩蛍光体を使用した蛍
光ランプは、Eu2+付活アルカリ土類クロロ燐酸塩蛍光
体を用いた蛍光ランプより光束が高くなるが、蛍光体の
劣化による蛍光ランプの発光色の経時変化(カラーシフ
ト)が大きいという問題もあった。この問題を解決する
方法として、極めて限られた組成のEu2+、又はEu2+
とMn2+とで付活したアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体
をEu3+付活酸化イットリウム(以下、「YOX赤色蛍
光体」という)、及びTbとCeで共付活した燐酸ラン
タン(以下、「LAP緑色蛍光体」という)を限られた
混合比率で混合して使用することが、特開平4−106
187号公報や特開平4−106188号公報で提案さ
れている。
は、(Ba1-x-y Srx My )O・a(Mg1-p-q Mn
p Znq )O・bAl2 O3 (ここでMはSr及びCa
のうちの少なくとも1種の元素を表し、式中のa,b,
x,y,p,qはa+3≦b≦4a+(3/2)、(7
/3)a−1≦b≦(11/9)a+(17/3)、0
<x≦0.4、0≦y≦0.4、0<x+y≦0.4、
0.001<(ap/x)≦0.2、0≦q≦0.3、
0≦p+q≦0.3)で表される蛍光体を上記と同じ目
的で用いることが提案されている。
酸塩蛍光体を用いた蛍光ランプよりも、より一層高演
色、高効率でかつ発光色の経時劣化によるカラーシフト
の少ない蛍光ランプの実現が望まれている。従来から高
演色性蛍光ランプ用の青色発光蛍光体として用いられて
きたアルミン酸塩蛍光体は発光効率も高く、これを蛍光
ランプに用いた場合、平均演色評価数(Ra)の比較的
良好な蛍光ランプとなし得るが、特に、Mnを付活剤と
して含むアルミン酸塩蛍光体の場合、Mnの添加量を増
すことにより、これを蛍光ランプに用いた場合、ランプ
の平均演色評価数(Ra)を高めることは可能である
が、その場合、効率(白色光を発する時の光束)は低く
なり好ましくない。それ故、アルミン酸塩蛍光体にあっ
ても、これを高演色性蛍光ランプ用の青色発光蛍光体と
して使用した場合、ランプの平均演色評価数(Ra)及
び発光効率が共により高い蛍光体となり得るようなアル
ミン酸塩蛍光体の開発が望まれている。
来のEu2+付活、又はEu2+とMn2+共付活のアルカリ
土類アルミン酸塩蛍光体において、上記欠点を解消し、
高演色、高効率でかつ蛍光ランプ点灯中の発光色の変
化、及び発光効率の経時劣化の小さい蛍光体、並びに蛍
光ランプを提供するしようとするものである。
の解決のために、蛍光ランプに使用されるアルカリ土類
蛍光体の組成について更に詳細に検討した結果、アルカ
リ土類アルミン酸塩蛍光体の母体中のストロンチウム
(Sr)の含有量が従来から使用されているアルカリ土
類アルミン酸塩蛍光体よりも多い組成領域の蛍光体を高
演色性蛍光ランプ用の青色発光蛍光体として使用した場
合、この蛍光体のMnの付活量を少なくしても、また、
Mnを共付活しない場合でも、より高いRa値と発光効
率を示すことが分かった。即ち、バリウム(Ba)及び
マグネシウム(Mg)を含むEu2+付活のアルカリ土類
アルミン酸塩蛍光体のバリウム(Ba)の1部をストロ
ンチウム(Sr)によって所定量置換し、さらに必要に
応じてマグネシウム(Mg)の1部をマンガン(Mn)
によって所定量置換して、蛍光体を構成する(Ba+S
r+Eu)成分:(Mg+Mn)成分:Al成分の各元
素の比を1:1:10として、これをEu2+で付活する
か、又はEu2+とMn2+とで共付活したアルカリ土類ア
ルミン酸塩蛍光体について、高効率の発光と経時劣化の
小さい青色発光を呈することを見いだし、これをYOX
赤色発光蛍光体やLAP緑色発光蛍光体と共に限られた
所定の比率で混合してなる混合蛍光体を蛍光膜として使
用することにより、上記課題が解決することを見出し、
下記構成を備えた本発明を完成させた。
1-z Mnz Al10O17で表され、式中のx、y及びzが
それぞれ0.4≦x≦0.6、0.03≦y≦0.3及
び0≦z≦0.04なる条件を満たす数で表されること
を特徴とするアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体。 (2) 一般式 Ba1-x-y Srx Euy Mg1-z Mnz A
l10O17で表され、式中のx、y及びzがそれぞれ0.
4<x≦0.6、0.075≦y≦0.225及び0≦
z≦0.0225なる条件を満たす数で表されることを
特徴とするアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体。
アルミン酸塩蛍光体をガラス管内壁の蛍光体層として用
いたことを特徴とする蛍光ランプ。 (4) 前記蛍光体層として、アルカリ土類アルミン酸塩蛍
光体、YOX赤色発光蛍光体、及びLAP緑色発光蛍光
体の混合比を1:0.5〜2.5:0.3〜3.0の範
囲で含有する混合蛍光体を用いたことを特徴とする前記
(3) 記載の蛍光ランプ。
塩蛍光体は、Ba、Sr、Mg、Al、Eu及びMnの
各酸化物又は高温で容易にこれらの酸化物を生成する化
合物を化学量論的に組成式Ba1-x-y Srx Euy Mg
1-z Mnz Al10O17(但し、式中のx、y及びzがそ
れぞれ0.4≦x≦0.6、0.03≦y≦0.3及び
0≦z≦0.04なる条件を満たす数である)となる割
合で混合し、耐熱容器に充填して還元性雰囲気中で12
00〜1700℃の温度で2〜40時間かけて1回以上
焼成することにより、Eu2+、又はEu2+とMn2+で付
活した本発明のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体が得ら
れる。
2+とで共付活されたアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体
(Ba1-x-y Srx Euy Mg1-z Mnz Al10O17)
において、本発明の目的達成のためには、Baの一部を
置換するSrの置換量(x)、Euの濃度(y)及びM
nの濃度(z)の量範囲は、それぞれ0.4≦x≦0.
6、0.03≦y≦0.3及び0≦z≦0.04にある
のが好ましいが、このx、y及びzがそれぞれ0.4<
x≦0.6、0.075≦y≦0.225及び0≦z<
0.025にある時、特に、得られる蛍光体の経時的な
発光輝度並びに発光色の変化の、より少ない蛍光体が得
られるので好ましい。なお、蛍光体中のEuの濃度
(y)は、これが増すと、蛍光ランプ製造時のベーキン
グ工程における熱による劣化が大きくなる傾向があるの
で、Euの濃度(y値)は0.3以下とするのが望まし
い。
の青色発光成分蛍光体として使用した場合、従来の蛍光
ランプの青色発光蛍光体として使用されているEu2+、
Mn 2+共付活バリウム・ストロンチウム・マグネシウム
アルミン酸塩蛍光体を使用した場合より、高演色、高効
率で、かつ経時劣化の少ない蛍光ランプを提供すること
が可能となる。
ルミン酸塩蛍光体及び従来のEu2+付活アルカリ土類ア
ルミン酸塩蛍光体をそれぞれ253.7nmの紫外線で
励起した時の発光スペクトルを例示するものであり、図
1の曲線a及びbはそれぞれ本発明の蛍光体の1例であ
る、Eu2+付活バリウム・ストロンチウム・マグネシウ
ムアルミン酸塩蛍光体(Ba0.4 Sr0.5 Eu0.1 Mg
Al10O17)及び従来の蛍光ランプの青色発光蛍光体と
して使用されているEu2+付活バリウム・マグネシウム
アルミン酸塩蛍光体(Ba0.9 Eu0.1 MgAl
10O17)について示したものである。
に、従来のバリウム・マグネシウムアルミン酸塩蛍光体
のバリウムの一部をストロンチウムで置換することによ
って(図1の曲線a)、従来のバリウム・マグネシウム
アルミン酸塩蛍光体(図1の曲線b)に比べてEu2+に
起因する発光のピーク位置が、長波長側に移動するとと
もに、460〜600nmの発光強度が大きくなる。
れ本発明の別のEu2+付活アルカリ土類アルミン酸塩蛍
光体である、Eu2+とMn2+とで共付活したバリウム・
ストロンチウム・マグネシウムアルミン酸塩蛍光体(B
a0.4 Sr0.5 Eu0.1 Mg 0.988 Mn0.012 Al10O
17)及び従来の蛍光ランプの青色発光蛍光体として使用
されている、Eu2+とMn2+とで共付活したバリウム・
ストロンチウム・マグネシウムアルミン酸塩蛍光体(B
a0.6 Sr0.3 Eu0.1 Mg0.998 Mn0.012Al10O
17)をそれぞれ253.7nmの紫外線で励起した時の
発光スペクトルを例示するものである。
に、従来のEu2+及びMn2+で共付活したバリウム・ス
トロンチウム・マグネシウムアルミン酸塩蛍光体(図2
の曲線b)に比べ本発明のEu2+及びMn2+で共付活し
たバリウム・ストロンチウム・マグネシウムアルミン酸
塩蛍光体(図2の曲線a)はSrによる置換の量を多く
することによってEu2+に起因する発光のピーク位置が
長波長側に移動するとともに、Mn2+に起因する発光ピ
ークの位置は変わらないものの、460〜600nmの
発光強度が大きくなるためにEu2+に起因する発光のピ
ークに対しての相対強度が高くなる。
ン酸塩蛍光体はEu2+に起因する発光のピーク位置が長
波長側に移動し、さらに460〜600nmの発光強度
が大きくなる。このことは本発明のEu2+、Mn2+共付
活バリウム・ストロンチウム・マグネシウムアルミン酸
塩蛍光体は、従来の蛍光ランプの青色発光蛍光体として
使用されるEu2+、Mn2+共付活バリウム・ストロンチ
ウム・マグネシウムアルミン酸塩蛍光体より、MgのM
nへの置換量が少なくても、あるいはこの置換量が0で
あっても、253.7nmの紫外線で励起した時の発光
スペクトルにおいて515nmのMn2+に起因する発光
ピークを含む460〜600nmの発光の相対強度を同
等にすることができることを意味する。
付活されたアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体は高輝度
で、従来のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体に較べて特
に熱による発光効率の低下を抑制し、経時的な発光色の
変動を低減する等の特性改善がなされるが、その理由
は、蛍光体母体結晶中のBaの一部をSrで部置換する
ことにより、結晶中におけるBa−O層内の酸素の位置
が安定化したためと考えられる。
のEu2+付活又はEu2+とMn2+とで共付活されたアル
カリ土類アルミン酸塩蛍光体を青色発光蛍光体とし、こ
れに例えば赤色発光のY2-x Eux O3 (但し、xは
0.02≦x≦0.1の条件を満たす数である)で示さ
れるユーロピウム付活酸化イットリウム蛍光体(以下、
「YOX蛍光体」という)と、緑色発光のLa1-y-z C
ey Tbz PO4 (但し、y及びzはそれぞれ0.1≦
y≦0.6及び0.1≦z≦0.3の条件を満たす数で
ある)で示されるセリウム及びテルビウム共付活燐酸ラ
ンタン蛍光体(以下「LAP蛍光体」という)とを所定
の量比で混合した混合蛍光体をバインダーとともに混合
して蛍光体スラリーとし、これをガラス管の内壁に塗布
した後、一般に知られている方法で蛍光ランプを製造す
ることによって、高演色、高効率で、かつ劣化の少ない
蛍光ランプを提供できる。本発明の蛍光ランプにおける
青色発光蛍光体(アルミン酸塩蛍光体)と赤色発光蛍光
体(YOX)と緑色発光蛍光体(LAP)との混合重量
比は得られた蛍光ランプの所望の色温度によって異なる
が、発光させた時、白色といえる範囲の発光を呈するた
めには、青色蛍光体:赤色蛍光体:緑色蛍光体の各混合
重量比が、1:0.5〜2.5:0.3〜3.0の範囲
にあれば良く、特に演色度を高めるには色温度が400
0〜8000K程度を想定して、3色蛍光体の混合量の
バランスのとれた、1:0.7〜2.0:0.3〜3.
0の範囲とすることが好ましい。
の一部をSrで置換するが、その時のSrの置換量
(x)を増し、0.4≦x≦0.6の置換範囲とするこ
とによって、この蛍光体を用いて蛍光ランプを製造する
際、ベーキング工程における熱による劣化が小さくなる
という効果も有し、高効率な蛍光ランプを提供すること
が可能となる。
塊を原料の上に乗せ、蓋をして窒素と少量の水素との混
合ガスを通気しながら最高温度1450℃で昇降温時間
を含めて24時間かけて焼成した。次いで、焼成粉を分
散、洗浄、乾燥、篩分の処理を行い、実施例1のE
u2+、Mn2+共付活のバリウム・ストロンチウム・マグ
ネシウムアルミン酸塩青色発光蛍光体(Ba0.4 Sr
0.5 Eu0.1 Mg0.98Mn0.02Al10O17)を得た。
光体を253.7nmの紫外線で励起した時の発光色
は、発光波長ピークが460nmで、発光色度点がx=
0.143、y=0.187の青色発光を示した。この
青色蛍光体を空気雰囲気中で最高温度650℃で15分
間熱処理し、その後室温まで冷却した後に253.7n
mの紫外線で励起したところ、熱処理前に対する熱処理
後の発光効率の比率(熱処理時の輝度維持率)は98.
8%であり、ベーキング処理に対する耐熱履歴性が極め
て良好であることが分かった。
に塗布し、青色の単色発光の蛍光ランプ(FL20S)
を製造し、これを1000時間点灯した後、蛍光体をラ
ンプの管壁から剥がし、253.7nmの紫外線で励起
したときの発光色(X’,Y’)はx’=0.145、
y’=0.190であり、この蛍光体をランプの蛍光膜
として使用する前後における蛍光体の発光色度点の差
(使用による発光色度の差)はΔx=0.002、Δy
=0.003と、使用前後における蛍光体の色度差が極
めて小さな値であった。
青色発光蛍光体と同様にして比較例1のEu2+及びMn
2+共付活バリウム・ストロンチウム・マグネシウムアル
ミン酸塩青色発光蛍光体(Ba0.6 Sr0.3 Eu0.1 M
g0.98Mn0.02Al10O17)を得た。
光体を253.7nmの紫外線で励起した時の発光色
は、発光波長ピークが450nmで、発光色度点がx=
0.144、y=0.153の青色発光を示した。この
蛍光体を実施例1と同様に熱処理した時の、熱処理前に
対する熱処理後の発光効率の比率(熱処理時の輝度維持
率)を求めたところ、85.5%であり、ベーキング処
理に対する耐熱履歴性が悪かった。
例1と同様にして青色単色発光の蛍光ランプ(FL20
S)を製造し、実施例1と同様にして1000時間点灯
した後、蛍光体をランプの管壁から剥がし、253.7
nmの紫外線で励起したときの発光色(X’,Y’)は
x’=0.145、y’=0.155であって、この蛍
光体をランプとして使用する前後における蛍光体の発光
色度点の差(Δx,Δy)はΔx=0.001、Δy=
0.002であった。
色発光蛍光体の蛍光体組成、及び、前記蛍光体の発光色
(発光ピーク波長、発光色度点色(x,y)、熱処理
前に対する熱処理後の発光効率の比率(熱処理時の輝度
維持率)、この蛍光体をランプの蛍光膜として用いた蛍
光ランプを1000時間点灯使用した後、蛍光膜を剥離
して回収した蛍光体の発光色度点(x’,y’)、及
びランプの蛍光膜として使用する前後における蛍光体の
発光色度の差(Δx,Δy)、即ち使用による発光色度
の差(−)をそれぞれ示した。
料を表1及び表2に示した各組成となるように混合した
以外は、実施例1の青色発光蛍光体と同様にして実施例
2〜28のEu2+、Mn 2+共付活のバリウム・ストロン
チウム・マグネシウムアルミン酸塩青色発光蛍光体を製
造した。このようにして得た、実施例2〜28の各青色
発光蛍光体の組成、これらの蛍光体を253.7nmの
紫外線で励起した時の発光色{発光ピーク波長、発光色
度点(x,y)}、これらの蛍光体を実施例1と同様
にして熱処理した時の、熱処理前に対する熱処理後の発
光効率の比率(熱処理時の輝度維持率)、これらの各青
色蛍光体を用いて実施例1と同様にして青色単色発光の
蛍光ランプ(FL20S)をそれぞれ製造し、実施例1
と同様にして1000時間点灯した後、蛍光体をランプ
の管壁から剥がし、253.7nmの紫外線で励起した
ときの蛍光体の発光色度{使用後の発光色度点
(X’,Y’)}、及び使用による蛍光体の発光色度の
差(Δx,Δy)、即ち(−)をそれぞれ表1及び
表2に示した。
共付活のバリウム・ストロンチウム・マグネシウムアル
ミン酸塩青色発光蛍光体(Ba0.4 Sr0.5 Eu0.1 M
g0.98Mn0.02Al 10O17)を30.6重量%と、組成
式がY1.92E0.08O3 であるYOX赤色発光蛍光体を3
7.2重量%、組成式がLa0.55Ce0.30Tb0.15PO
4 であるLAP緑色発光蛍光体を32.2重量%を、酢
酸ブチルにニトロセルロースのラッカーと共に充分に混
合して蛍光体スラリーを作製し、ガラス管に塗布して乾
燥した後、通常の方法で実施例29の、色温度5000
Kである3波長蛍光ランプ(FL20S)を製造した。
このようにして得た蛍光ランプの初期特性は、下記の比
較例2の蛍光ランプのランプ光束を100とした時の相
対値で99.5であり、また、平均演色性指数Raは9
0.1であった(表3)。
して上記実施例1の青色蛍光体に代えて比較例1のEu
2+及びMn2+共付活バリウム・ストロンチウム・マグネ
シウムアルミン酸塩青色発光蛍光体(Ba0.6 Sr0.3
Eu0.1 Mg0.98Mn0.02Al10O17)を用い、各色蛍
光体の混合重量比を表3の通りとした以外は上記の実施
例29の3波長蛍光ランプと同様にして比較例2の3波
長蛍光ランプ(FL2OS)を製造した。これら、実施
例29及び比較例2の3波長蛍光ランプの点灯直後にお
ける光束の相対値及び平均演色性指数Raを表3に示し
た。
8の各青色発光蛍光体、実施例29で用いたLAP緑色
発光蛍光体及びYOX赤色発光蛍光体をそれぞれ表2に
示した混合重量比で混合した混合蛍光体を用いた以外
は、実施例29の蛍光ランプと同様にして実施例30〜
56の3波長蛍光ランプを製造した。得られた各蛍光ラ
ンプの点灯直後における光束の相対値、及び平均演色性
指数Raを測定して表3に示した。
ンプ(実施例29〜56)は、同じユーロピウム濃度の
青色蛍光体を使用した比較例2の蛍光ランプと比較し
て、光束はほぼ同じで、平均演色性指数(Ra)が向上
しており、演色性がより改善されたか、あるいは平均演
色性指数(Ra)がほぼ同等で光束が向上しており発光
効率が改善された。特に実施例30〜34及び実施例3
6〜40及び実施例45〜47及び実施例52〜56の
蛍光ランプは比較例2の蛍光ランプと比較して、光束お
よび平均演色性指数がともに向上しており、演色性およ
び発光効率がともに改善された。
29〜56の蛍光ランプは比較例2に比べて継続点灯に
よる経時劣化も改善されていることが確認された。これ
らの中でも、特に実施例29〜33及び実施例36〜4
1及び実施例44〜48及び実施例51〜55の蛍光ラ
ンプ点灯中の経時劣化の改善の度合いは比較例2及び実
施例34、実施例35、実施例42、実施例43、実施
例49、実施例50、実施例56の蛍光ランプに比べ大
であった。
施例1〜28及び比較例1の各青色発光蛍光体、YOX
赤色発光蛍光体並びにLAP緑色発光蛍光体をそれぞれ
表4に記載した重量比で混合してなる混合蛍光体を蛍光
膜として用いる以外は実施例29の蛍光ランプと同様に
して、実施例57〜84及び比較例3の、色温度650
0Kの3波長蛍光ランプ(FL20S)を製造した。こ
のようにして得られた蛍光ランプについて、点灯直後の
初期光束(相対値)および平均演色指数(Ra)を測定
した結果を表4に示した。
ンプ(実施例57〜84)は、同じユーロピウム濃度の
青色蛍光体を使用した比較例3の蛍光ランプと比較し
て、光束はほぼ同じで、かつ平均演色性指数(Ra)が
向上しており、演色性がより改善されたか、又は平均演
色性指数(Ra)がほぼ同等のもので、光束が向上して
おり、発光効率が改善された。特に実施例58〜62及
び実施例65〜69及び実施例72〜76及び実施例8
0〜84の蛍光ランプは、比較例3の蛍光ランプと比較
して、光束及び平均演色性指数Raがともに向上し、演
色性及び発光効率もともに改善された。
にして、実施例85の青色蛍光体(Ba0.3 Sr0.5 E
u0.2Mg0.98Mn0.02Al10O17)及び比較例4の青
色蛍光体(Ba0.7 Sr0.1 Eu0.2 Mg0.986 Mn
0.014 Al10O17)を製造した。このようにして得た実
施例85及び比較例4の青色蛍光体の組成、発光ピーク
波長、及び発光色度(x,y)を表5に示した。
4の青色蛍光体(前記蛍光体組成、発光ピーク波長及び
発光色度点は表5に示した)を、YOX赤色蛍光体及び
LAP緑色蛍光体と、表6に示した混合割合で混合して
混合蛍光体を調製し、実施例29と同様にして実施例8
5及び比較例4の蛍光体について、色温度5000K、
FL20Sの3波長域発光形蛍光ランプを作製した。得
られた各蛍光ランプについて、蛍光膜として用いた各色
蛍光体の混合割合(重量%)、得られた蛍光ランプの初
期光束(相対値)及び平均演色指数(Ra)を測定し、
結果を表6に示した。
発明の蛍光ランプは、同じユーロピウム濃度の青色蛍光
体を使用した、比較例4の蛍光ランプと比較して、光束
は高くかつ平均演色性指数(Ra)が向上しており、演
色性および発光効率がともにより改善された。
とにより、従来のEu及びMn共付のアルカリ土類アル
ミン酸塩蛍光体に較べて253.7nmの紫外線で励起
した時の発光スペクトルにおいてユーロピウムに起因す
る発光のピーク位置が長波長側に移動し、さらに460
〜600nmの発光強度が大きくなるもので、特に3波
長蛍光ランプの青色発光成分の蛍光体として使用した場
合、高演色、高効率でかつランプ点灯中の発光色の変化
および経時劣化の少ない3波長域発光形蛍光ランプを提
供できるようになった。
光体並びに従来のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を2
53.7nmの紫外線で励起した時の発光スペクトルを
示した図である。
蛍光体並びに従来のアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体を
253.7nmの紫外線で励起した時の光スペクトルを
示した図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 一般式 Ba1-x-y Srx Euy Mg
1-z Mnz Al10O17で表され、式中のx、y及びzが
それぞれ0.4≦x≦0.6、0.03≦y≦0.3及
び0≦z≦0.04なる条件を満たす数で表されること
を特徴とするアルカリ土類アルミン酸塩蛍光体。 - 【請求項2】 請求項1記載のアルカリ土類アルミン酸
塩蛍光体を用いてガラス管内壁の蛍光体層を形成してな
ることを特徴とする蛍光ランプ。
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JP10282311A JP2000109826A (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体及び蛍光ランプ |
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JP10282311A JP2000109826A (ja) | 1998-10-05 | 1998-10-05 | アルカリ土類アルミン酸塩蛍光体及び蛍光ランプ |
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