JP2000109465A - フェニルピラゾ―ル化合物、製法及び抗高脂血症薬 - Google Patents
フェニルピラゾ―ル化合物、製法及び抗高脂血症薬Info
- Publication number
- JP2000109465A JP2000109465A JP11221791A JP22179199A JP2000109465A JP 2000109465 A JP2000109465 A JP 2000109465A JP 11221791 A JP11221791 A JP 11221791A JP 22179199 A JP22179199 A JP 22179199A JP 2000109465 A JP2000109465 A JP 2000109465A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- compound
- formula
- general formula
- substituent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】血中トリグリセライド濃度とコレステロール濃
度とを同時に同程度に強く低下させる効果を有し、安全
で副作用のない抗高脂血症薬を提供する。 【解決手段】一般式(I) 【化1】 [式中、R1 は水素原子又はC1-6 アルキル基を表し、
XはC(=O)又はSO2 を表し、A,Bは次式で表さ
れる基 【化2】 (R2 ,R3 ,R6 ,R7 は水素原子,ヒドロキシ基,
ハロゲン原子,C1-6 アルキル基等を表し、R4 ,R5
は水素原子,C1-6 アルキル基等を表し、pは0−6,
qは0又は1,rは0−6を表す。)を表し、Yは、
O,S,SO,SO2 を表し、lは0,1を表し、Dは
置換基を有していてもよい(フェニル基、ナフチル基)
等を表す。R12は水素原子又はC1-6 アルキル基を表
し、R11はハロゲン原子等を表し、mは0−2を表
す。]で表されるフェニルアゾール化合物又はその薬学
的に許容される塩及びその製造法。
度とを同時に同程度に強く低下させる効果を有し、安全
で副作用のない抗高脂血症薬を提供する。 【解決手段】一般式(I) 【化1】 [式中、R1 は水素原子又はC1-6 アルキル基を表し、
XはC(=O)又はSO2 を表し、A,Bは次式で表さ
れる基 【化2】 (R2 ,R3 ,R6 ,R7 は水素原子,ヒドロキシ基,
ハロゲン原子,C1-6 アルキル基等を表し、R4 ,R5
は水素原子,C1-6 アルキル基等を表し、pは0−6,
qは0又は1,rは0−6を表す。)を表し、Yは、
O,S,SO,SO2 を表し、lは0,1を表し、Dは
置換基を有していてもよい(フェニル基、ナフチル基)
等を表す。R12は水素原子又はC1-6 アルキル基を表
し、R11はハロゲン原子等を表し、mは0−2を表
す。]で表されるフェニルアゾール化合物又はその薬学
的に許容される塩及びその製造法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェニルピラゾー
ル骨格を有する化合物又はその薬学的に許容される塩を
有効成分とする抗高脂血症薬に関する。
ル骨格を有する化合物又はその薬学的に許容される塩を
有効成分とする抗高脂血症薬に関する。
【0002】
【従来の技術】心筋梗塞等の重篤な心疾患は、アテロー
ム性動脈硬化症の主要因子である高脂血症によって誘発
される。心筋梗塞の予防のためには高脂血症の治療が重
要であり、優れた活性と安全性を有する抗高脂血症薬の
開発が求められている。
ム性動脈硬化症の主要因子である高脂血症によって誘発
される。心筋梗塞の予防のためには高脂血症の治療が重
要であり、優れた活性と安全性を有する抗高脂血症薬の
開発が求められている。
【0003】かかる抗高脂血症薬の代表的な薬剤とし
て、プラバスタチン(Pravastatin),シン
バスタチン(Simvastatin),クロフィブレ
ート系薬剤等が知られている。そして、これらは、血中
のトリグリセライド又はコレステロール濃度を低下させ
る薬剤として、すでに臨床の場で用いられている。
て、プラバスタチン(Pravastatin),シン
バスタチン(Simvastatin),クロフィブレ
ート系薬剤等が知られている。そして、これらは、血中
のトリグリセライド又はコレステロール濃度を低下させ
る薬剤として、すでに臨床の場で用いられている。
【0004】しかしながら、これら従来の薬剤は、血中
のトリグリセライド濃度とコレステロール濃度とを同程
度に強く低下させる薬剤ではない。従って、血中のトリ
グリセライド濃度とコレステロール濃度とを同時に同程
度に強く低下させる薬剤は、動脈硬化を原因とする虚血
性心疾患,心筋梗塞,脳梗塞等の疾患の治療ならびに予
防の見地から特に注目されるが、いまだこれらを満足さ
せる薬剤はない。
のトリグリセライド濃度とコレステロール濃度とを同程
度に強く低下させる薬剤ではない。従って、血中のトリ
グリセライド濃度とコレステロール濃度とを同時に同程
度に強く低下させる薬剤は、動脈硬化を原因とする虚血
性心疾患,心筋梗塞,脳梗塞等の疾患の治療ならびに予
防の見地から特に注目されるが、いまだこれらを満足さ
せる薬剤はない。
【0005】本発明に係る化合物に類似の化合物として
は、例えば、次のものがある。 (1)特開昭55−69567号公報には、下記の化合
物(A)
は、例えば、次のものがある。 (1)特開昭55−69567号公報には、下記の化合
物(A)
【0006】
【化8】
【0007】が抗うつ剤として記載されている。 (2)特開平2−197839号公報には、下記の化合
物(B)
物(B)
【0008】
【化9】
【0009】が、有機着色物質の光褪色防止剤として記
載されている。 (3)EP458037号公報には、下記の化合物
(C)
載されている。 (3)EP458037号公報には、下記の化合物
(C)
【0010】
【化10】
【0011】が、血小板活性化因子阻害剤として記載さ
れている。 (4)EP324377号公報には、下記の化合物
(D)
れている。 (4)EP324377号公報には、下記の化合物
(D)
【0012】
【化11】
【0013】が、降圧剤として記載されている。
【0014】(5)また、本発明者らによるWO95/
29163号公報に記載された化合物として、下記化合
物(E)
29163号公報に記載された化合物として、下記化合
物(E)
【0015】
【化12】
【0016】が、コレステロール生合成阻害活性を有す
ることが記載されている。
ることが記載されている。
【0017】(6)また、DE3407505号公報に
は、下記化合物(F)
は、下記化合物(F)
【0018】
【化13】
【0019】が、関節炎治療剤として記載されている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、優れた抗高
脂血症作用、動脈硬化症の治療及び予防効果、特に、血
中トリグリセライドとコレステロール濃度とを同程度に
強く低下させる効果を有し、安全で副作用のない抗高脂
血症薬を提供することを目的とする。
脂血症作用、動脈硬化症の治療及び予防効果、特に、血
中トリグリセライドとコレステロール濃度とを同程度に
強く低下させる効果を有し、安全で副作用のない抗高脂
血症薬を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、従来の薬剤に比
べて、血中トリグリセライドとコレステロール濃度を同
程度に強く低下させる化合物を見出し、本発明を完成す
るに至った。すなわち、本発明は、(i)一般式(I)
点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、従来の薬剤に比
べて、血中トリグリセライドとコレステロール濃度を同
程度に強く低下させる化合物を見出し、本発明を完成す
るに至った。すなわち、本発明は、(i)一般式(I)
【0022】
【化14】
【0023】[式中、R1 は、水素原子又はC1-6 アル
キル基を表す。Xは、C(=O)又はSO2 を表す。
A,Bは、それぞれ独立して、次式で表される基
キル基を表す。Xは、C(=O)又はSO2 を表す。
A,Bは、それぞれ独立して、次式で表される基
【0024】
【化15】
【0025】ここで、R2 ,R3 ,R6 ,R7 は、それ
ぞれ独立して、水素原子,シアノ基,ヒドロキシ基,ハ
ロゲン原子,C1-6 アルキル基,C1-6 アルコキシ基,
C2-6 アルケニル基,C2-6 アルキニル基,C2-6 アル
ケニルオキシ基,C2-6 アルキニルオキシ基又はC3-6
シクロアルキル基を表し、R4 ,R5 は、それぞれ独立
して、水素原子,C1-6 アルキル基,C1-6 ハロアルキ
ル基又は置換基を有していてもよいベンジル基を表し、
pは、0又は1−6の整数,qは、0又は1,rは、0
又は1−6の整数をそれぞれ表す。)を表す。
ぞれ独立して、水素原子,シアノ基,ヒドロキシ基,ハ
ロゲン原子,C1-6 アルキル基,C1-6 アルコキシ基,
C2-6 アルケニル基,C2-6 アルキニル基,C2-6 アル
ケニルオキシ基,C2-6 アルキニルオキシ基又はC3-6
シクロアルキル基を表し、R4 ,R5 は、それぞれ独立
して、水素原子,C1-6 アルキル基,C1-6 ハロアルキ
ル基又は置換基を有していてもよいベンジル基を表し、
pは、0又は1−6の整数,qは、0又は1,rは、0
又は1−6の整数をそれぞれ表す。)を表す。
【0026】Yは、O,S,SO,SO2 ,NR8 ,C
(=O)又はC(=O)NR9 (ここで、R8 ,R
9 は、水素原子又はC1-6 アルキル基を表す。)を表
す。lは、0又は1を表す。
(=O)又はC(=O)NR9 (ここで、R8 ,R
9 は、水素原子又はC1-6 アルキル基を表す。)を表
す。lは、0又は1を表す。
【0027】Dは、置換基を有していてもよいフェニル
基、置換基を有していてもよいナフチル基、置換基を有
していてもよいテトラヒドロナフチル基又は置換基を有
していてもよいインダニル基を表す。R11は、ハロゲン
原子、C1-6 アルキル基又はC1-6 アルコキシ基を表
す。mは、0,1又は2を表し、mが2のとき、R
11は、同一でも相異なっていてもよい。R12は、水素原
子又はC1-6 アルキル基を表す。]で表されるフェニル
アゾール化合物又はその薬学的に許容される塩、(ii)
一般式(II)
基、置換基を有していてもよいナフチル基、置換基を有
していてもよいテトラヒドロナフチル基又は置換基を有
していてもよいインダニル基を表す。R11は、ハロゲン
原子、C1-6 アルキル基又はC1-6 アルコキシ基を表
す。mは、0,1又は2を表し、mが2のとき、R
11は、同一でも相異なっていてもよい。R12は、水素原
子又はC1-6 アルキル基を表す。]で表されるフェニル
アゾール化合物又はその薬学的に許容される塩、(ii)
一般式(II)
【0028】
【化16】
【0029】(式中、R1 ,R11,R12及びmは、前記
と同じ意味を表す。)で表される化合物と、一般式(I
II)
と同じ意味を表す。)で表される化合物と、一般式(I
II)
【0030】
【化17】
【0031】(式中、A,B,Y,D及びlは、前記と
同じ意味を表す。)で表される化合物とを脱水縮合する
ことを特徴とする、一般式(I)
同じ意味を表す。)で表される化合物とを脱水縮合する
ことを特徴とする、一般式(I)
【0032】
【化18】
【0033】(式中、R1 ,A,B,Y,D,l,
R11,R12及びmは、前記と同じ意味を表す。)で表さ
れる化合物の製造法、(iii )前記一般式(II)で表
される化合物と、一般式(IV)
R11,R12及びmは、前記と同じ意味を表す。)で表さ
れる化合物の製造法、(iii )前記一般式(II)で表
される化合物と、一般式(IV)
【0034】
【化19】
【0035】(式中、A’,B’及びD’は、ヒドロキ
シ基及びアミノ基ではない前記A,B及びDとそれぞれ
同じ意味を表し、Y及びlは前記と同じ意味を表す。)
で表される化合物とを反応させることを特徴とする、前
記一般式(I−1)
シ基及びアミノ基ではない前記A,B及びDとそれぞれ
同じ意味を表し、Y及びlは前記と同じ意味を表す。)
で表される化合物とを反応させることを特徴とする、前
記一般式(I−1)
【0036】
【化20】
【0037】(式中、A’,B’及びD’は、ヒドロキ
シ基及びアミノ基ではない前記A,B及びDとそれぞれ
同じ意味を表し、Y及びlは前記と同じ意味を表す。)
で表される化合物の製造法、及び
シ基及びアミノ基ではない前記A,B及びDとそれぞれ
同じ意味を表し、Y及びlは前記と同じ意味を表す。)
で表される化合物の製造法、及び
【0038】(iv)前記一般式(I)で表される化合物
又はその薬学的に許容される塩の1種又は2種以上を有
効成分として含有することを特徴とする抗高脂血症薬で
ある。
又はその薬学的に許容される塩の1種又は2種以上を有
効成分として含有することを特徴とする抗高脂血症薬で
ある。
【0039】前記一般式(I)、(II)、(II
I)、(IV)及び(I−1)において、 R1 は、水
素原子、メチル,エチル,プロピル,イソプロピル,ブ
チル,イソブチル,s−ブチル,t−ブチル等のC1-6
アルキル基を表す。
I)、(IV)及び(I−1)において、 R1 は、水
素原子、メチル,エチル,プロピル,イソプロピル,ブ
チル,イソブチル,s−ブチル,t−ブチル等のC1-6
アルキル基を表す。
【0040】A,Bは、それぞれ次式で表される基を表
す。
す。
【0041】
【化21】
【0042】ここで、R2 ,R3 ,R6 ,R7 は、それ
ぞれ独立して、水素原子,シアノ基,ヒドロキシ基,フ
ッ素、塩素、臭素等のハロゲン原子,メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブ
チル、ペンチル、ヘキシル基等のC1-6 アルキル基,メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブト
キシ、t−ブトキシ基等のC1-6 アルコキシ基,
ぞれ独立して、水素原子,シアノ基,ヒドロキシ基,フ
ッ素、塩素、臭素等のハロゲン原子,メチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブ
チル、ペンチル、ヘキシル基等のC1-6 アルキル基,メ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブト
キシ、t−ブトキシ基等のC1-6 アルコキシ基,
【0043】エテニル、1−プロペニル、1−メチルビ
ニル、アリル、1−メチルアリル、2−ブテニル基等の
C2-6 アルケニル基,エチニル、1−プロピニル、2−
プロピニル基等のC2-6 アルキニル基、エテニルオキ
シ、1−プロペニルオキシ、1−メチルビニルオキシ、
アリルオキシ、1−メチルアリルオキシ、2−ブテニル
オキシ基等のC2-6 アルケニルオキシ基,エチニルオキ
シ、1−プロピニルオキシ、2−プロピニルオキシ基等
のC2-6アルキニルオキシ基、又は、シクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル基等の
C3-6 シクロアルキル基を表す。
ニル、アリル、1−メチルアリル、2−ブテニル基等の
C2-6 アルケニル基,エチニル、1−プロピニル、2−
プロピニル基等のC2-6 アルキニル基、エテニルオキ
シ、1−プロペニルオキシ、1−メチルビニルオキシ、
アリルオキシ、1−メチルアリルオキシ、2−ブテニル
オキシ基等のC2-6 アルケニルオキシ基,エチニルオキ
シ、1−プロピニルオキシ、2−プロピニルオキシ基等
のC2-6アルキニルオキシ基、又は、シクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル基等の
C3-6 シクロアルキル基を表す。
【0044】R4 ,R5 は、それぞれ独立して、水素原
子、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル基等
のC1-6 アルキル基、
子、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘキシル基等
のC1-6 アルキル基、
【0045】フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリ
フルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリ
クロロメチル、トリフルオロエチル、ペンタフルオロエ
チル等のC1-6 ハロアルキル基、又は、ベンゼン環の任
意の位置に置換基を有していてもよい、α−メチルベン
ジル、α−エチルベンジル、α,α−ジメチルベンジル
等の置換基を有していてもよいベンジル基を表す。
フルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリ
クロロメチル、トリフルオロエチル、ペンタフルオロエ
チル等のC1-6 ハロアルキル基、又は、ベンゼン環の任
意の位置に置換基を有していてもよい、α−メチルベン
ジル、α−エチルベンジル、α,α−ジメチルベンジル
等の置換基を有していてもよいベンジル基を表す。
【0046】ここで、上記ベンジル基の置換基として
は、ハロゲン原子、C1-6 アルキル基、C1-6 アルコキ
シ基、C1-6 ハロアルキル基、C1-6 ハロアルコキシ
基、ニトロ基、シアノ基、C1-6 アルコキシカルボニル
基等を挙げることができる。
は、ハロゲン原子、C1-6 アルキル基、C1-6 アルコキ
シ基、C1-6 ハロアルキル基、C1-6 ハロアルコキシ
基、ニトロ基、シアノ基、C1-6 アルコキシカルボニル
基等を挙げることができる。
【0047】Yは、O,S,SO,SO2 ,NR8 ,C
(=O)又はC(=O)NR9 を表す。ここで、R8,R
9 は、それぞれ独立して、水素原子又はメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t
−ブチル、ペンチル、ヘキシル基等のC1-6 アルキル基
を表す。
(=O)又はC(=O)NR9 を表す。ここで、R8,R
9 は、それぞれ独立して、水素原子又はメチル、エチ
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t
−ブチル、ペンチル、ヘキシル基等のC1-6 アルキル基
を表す。
【0048】Dは、ベンゼン環の任意の位置に、ハロゲ
ン原子、C1-6 アルキル基、C1-6アルコキシ基、ニト
ロ基、シアノ基等の置換基を有していてもよいフェニル
基、ナフタレン環の任意の位置に、ハロゲン原子、C
1-6 アルキル基、C1-6 アルコキシ基、ニトロ基、シア
ノ基等の置換基を有していてもよいα−ナフチル基若し
くはβ−ナフチル基、テトラヒドロナフチル環の任意の
位置に、ハロゲン原子、C1-6 アルキル基、C1-6 アル
コキシ基、ニトロ基、シアノ基等の置換基を有していて
もよいα−テトラヒドロナフチル基若しくはβ−テトラ
ヒドロナフチル基、又は、インダン環の任意の位置に、
ハロゲン原子、C1-6 アルキル基、C1-6 アルコキシ
基、ニトロ基、シアノ基等の置換基を有していてもよい
インダニル基を表す。また、これらの環は、同一又は相
異なる複数の置換基を有していてもよい。
ン原子、C1-6 アルキル基、C1-6アルコキシ基、ニト
ロ基、シアノ基等の置換基を有していてもよいフェニル
基、ナフタレン環の任意の位置に、ハロゲン原子、C
1-6 アルキル基、C1-6 アルコキシ基、ニトロ基、シア
ノ基等の置換基を有していてもよいα−ナフチル基若し
くはβ−ナフチル基、テトラヒドロナフチル環の任意の
位置に、ハロゲン原子、C1-6 アルキル基、C1-6 アル
コキシ基、ニトロ基、シアノ基等の置換基を有していて
もよいα−テトラヒドロナフチル基若しくはβ−テトラ
ヒドロナフチル基、又は、インダン環の任意の位置に、
ハロゲン原子、C1-6 アルキル基、C1-6 アルコキシ
基、ニトロ基、シアノ基等の置換基を有していてもよい
インダニル基を表す。また、これらの環は、同一又は相
異なる複数の置換基を有していてもよい。
【0049】R11は、水素原子、フッ素、塩素、臭素等
のハロゲン原子、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘ
キシル基等のC1-6 アルキル基、又は、メトキシ、エト
キシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、t−ブ
トキシ基等のC1-6 アルコキシ基、又は、フルオロメチ
ル,ジフルオロメチル,トリフルオロメチル,クロロメ
チル,ジクロロメチル,トリクロロメチル、トリフルオ
ロエチル,ペンタフルオロエチル等のC1-6 ハロアルキ
ル基を表す。
のハロゲン原子、メチル、エチル、プロピル、イソプロ
ピル、ブチル、イソブチル、t−ブチル、ペンチル、ヘ
キシル基等のC1-6 アルキル基、又は、メトキシ、エト
キシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、t−ブ
トキシ基等のC1-6 アルコキシ基、又は、フルオロメチ
ル,ジフルオロメチル,トリフルオロメチル,クロロメ
チル,ジクロロメチル,トリクロロメチル、トリフルオ
ロエチル,ペンタフルオロエチル等のC1-6 ハロアルキ
ル基を表す。
【0050】R12は、水素原子又はメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル基等のC1-6 アルキル基を表
す。
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、t−ブチ
ル、ペンチル、ヘキシル基等のC1-6 アルキル基を表
す。
【0051】また、一般式(I)で表される化合物の薬
学的に許容される塩としては、塩酸、硫酸、硝酸、燐酸
等の無機酸の塩や、酢酸、プロピオン酸、乳酸、コハク
酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、サリチル酸、ニコチ
ン酸、ヘプタグルコン酸等の有機酸の塩を挙げることが
できる。
学的に許容される塩としては、塩酸、硫酸、硝酸、燐酸
等の無機酸の塩や、酢酸、プロピオン酸、乳酸、コハク
酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸、サリチル酸、ニコチ
ン酸、ヘプタグルコン酸等の有機酸の塩を挙げることが
できる。
【0052】
【発明の実施の形態】本発明化合物の主な製造法を以下
に説明する。
に説明する。
【0053】(製造法1)
【0054】
【化22】
【0055】(式中、A,B,D,R1 ,Y,l,
R11,R12及びmは、前記と同じ意味を表す。)
R11,R12及びmは、前記と同じ意味を表す。)
【0056】即ち、一般式(II)で表されるアミン
と、一般式(III)で表されるカルボン酸とを常法に
より脱水縮合して、一般式(I−1)で表されるアミド
誘導体を得る方法である。
と、一般式(III)で表されるカルボン酸とを常法に
より脱水縮合して、一般式(I−1)で表されるアミド
誘導体を得る方法である。
【0057】この脱水縮合反応は、通常行われる方法で
あれば、特に限定はないが、縮合剤を用いる方法が好ま
しい。
あれば、特に限定はないが、縮合剤を用いる方法が好ま
しい。
【0058】この場合、縮合剤として、例えば、1,3
−ジシクロヘキシルカルボジイミド,1−(3−ジメチ
ルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド,2−
エトキシ−1−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロ
キノリン等を用いることができる。
−ジシクロヘキシルカルボジイミド,1−(3−ジメチ
ルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド,2−
エトキシ−1−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロ
キノリン等を用いることができる。
【0059】また、この反応において、N−ヒドロキシ
コハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、
3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−4−オキソ−1,
2,3−ベンゾトリアジンを共存させると、反応がより
速やかに進行する。
コハク酸イミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、
3,4−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−4−オキソ−1,
2,3−ベンゾトリアジンを共存させると、反応がより
速やかに進行する。
【0060】反応溶媒としては、反応に不活性な溶媒で
あれば特に限定はないが、例えば、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン(THF)、1.4−ジオキサン等
のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2
−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニ
トリル、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルス
ルホキシド(DMSO)、ピリジン等を用いることがで
きる。
あれば特に限定はないが、例えば、ジエチルエーテル、
テトラヒドロフラン(THF)、1.4−ジオキサン等
のエーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香
族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2
−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニ
トリル、ジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルス
ルホキシド(DMSO)、ピリジン等を用いることがで
きる。
【0061】反応温度は、−15℃〜溶媒の沸点程度、
好ましくは0〜80℃である。 (製造法2)
好ましくは0〜80℃である。 (製造法2)
【0062】
【化23】
【0063】(式中、A’,B’,D’,R1 ,X,
Y,l,R11,R12及びmは、前記と同じ意味を表
す。)
Y,l,R11,R12及びmは、前記と同じ意味を表
す。)
【0064】一般式(I−1)で表される化合物は、一
般式(III)で表される化合物を塩化チオニル,五塩
化リン等のハロゲン化剤を用いて、酸クロリド(式(I
V)中、X=CO)あるいはスルホニルクロリド(式
(IV)中、X=SO2 )を得たのち、このものを、不
活性有機溶媒中、塩基存在下に、一般式(II)で表さ
れるアミンと反応させることによって得ることができ
る。
般式(III)で表される化合物を塩化チオニル,五塩
化リン等のハロゲン化剤を用いて、酸クロリド(式(I
V)中、X=CO)あるいはスルホニルクロリド(式
(IV)中、X=SO2 )を得たのち、このものを、不
活性有機溶媒中、塩基存在下に、一般式(II)で表さ
れるアミンと反応させることによって得ることができ
る。
【0065】この反応に用いられる溶媒としては、反応
に不活性な溶媒であれば、特に限定はないが、例えば、
ジエチルエーテル、THF、1.4−ジオキサン等のエ
ーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジ
クロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリ
ル、DMF、DMSO、ピリジン等を用いることができ
る。
に不活性な溶媒であれば、特に限定はないが、例えば、
ジエチルエーテル、THF、1.4−ジオキサン等のエ
ーテル類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジ
クロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、アセトニトリ
ル、DMF、DMSO、ピリジン等を用いることができ
る。
【0066】また、塩基としては、例えば、トリエチル
アミン、ピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.
0]ウンデセ−7−エン(DBU)等のアミン類、炭酸
水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸
化ナトリウム等の無機塩基類等を用いることができる。
反応温度は、−15℃〜溶媒の沸点程度、好ましくは0
〜80℃である。
アミン、ピリジン、1,8−ジアザビシクロ[5.4.
0]ウンデセ−7−エン(DBU)等のアミン類、炭酸
水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、水酸
化ナトリウム等の無機塩基類等を用いることができる。
反応温度は、−15℃〜溶媒の沸点程度、好ましくは0
〜80℃である。
【0067】前記一般式(II)で表される化合物のう
ち、4−(4−アミノフェニル)ピラゾールは、文献記
載の既知の方法、例えば、Indian J.Che
m.,26B,616−619(1987)等に記載の
方法によって製造することができる。
ち、4−(4−アミノフェニル)ピラゾールは、文献記
載の既知の方法、例えば、Indian J.Che
m.,26B,616−619(1987)等に記載の
方法によって製造することができる。
【0068】本発明において、反応終了後は、通常の後
処理を行うことにより目的物を得ることができる。本発
明化合物の構造は、IR,NMR及びMS等から決定し
た。
処理を行うことにより目的物を得ることができる。本発
明化合物の構造は、IR,NMR及びMS等から決定し
た。
【0069】なお、本発明化合物(I)及び原料化合物
(III),(IV)には、光学活性体が存在し得る。
また、例えば、下記に示すような互変異性体が存在し得
る。これらはすべて本発明の範囲に含まれる。
(III),(IV)には、光学活性体が存在し得る。
また、例えば、下記に示すような互変異性体が存在し得
る。これらはすべて本発明の範囲に含まれる。
【0070】
【化24】
【0071】(抗高脂血症薬)本発明化合物は、抗高脂
血症薬として有用であり、その投与方法は、一般式
(I)の化合物又はその薬学的に許容されている塩の1
種若しくは2種以上の純粋な形、又は類似の有用性を有
する薬剤の投与様式として許容されている任意の様式で
行うことができる。
血症薬として有用であり、その投与方法は、一般式
(I)の化合物又はその薬学的に許容されている塩の1
種若しくは2種以上の純粋な形、又は類似の有用性を有
する薬剤の投与様式として許容されている任意の様式で
行うことができる。
【0072】例えば、経口,経鼻,非経口,局所,経皮
又は経直腸的に、固体、半固体、凍結乾燥粉末又は液体
の剤形、例えば、錠剤、坐薬、丸薬、軟質及び硬質カプ
セル、散薬、液剤、懸濁剤、エアゾル剤等として、好ま
しくは正確な投与量を処方でき、かつ、簡便に投与する
ことができる適当な剤形として行うことができる。
又は経直腸的に、固体、半固体、凍結乾燥粉末又は液体
の剤形、例えば、錠剤、坐薬、丸薬、軟質及び硬質カプ
セル、散薬、液剤、懸濁剤、エアゾル剤等として、好ま
しくは正確な投与量を処方でき、かつ、簡便に投与する
ことができる適当な剤形として行うことができる。
【0073】組成物には、慣用の医薬用担体又は賦形
剤、及び単独の又は活性成分の1種としての式(I)の
化合物又はその薬学的に許容される塩の1種若しくは2
種以上の成分を含有させるが、さらに他の薬剤、製剤用
成分、担体、アジュバント等を包含させることもでき
る。
剤、及び単独の又は活性成分の1種としての式(I)の
化合物又はその薬学的に許容される塩の1種若しくは2
種以上の成分を含有させるが、さらに他の薬剤、製剤用
成分、担体、アジュバント等を包含させることもでき
る。
【0074】一般的に、意図された投与様式に応じて、
医薬として許容される組成物は、一般式(1)の化合物
もしくはその医薬的に許容される塩の1種又は2種以上
を、1〜99重量%、及び適当な医薬用賦形剤99〜1
重量%を含有する。
医薬として許容される組成物は、一般式(1)の化合物
もしくはその医薬的に許容される塩の1種又は2種以上
を、1〜99重量%、及び適当な医薬用賦形剤99〜1
重量%を含有する。
【0075】該組成物は、好ましくは、式(I)の化合
物若しくはその薬学的に許容される塩の1種又は2種以
上を5〜75重量%含有し、残部は適当な医薬的賦形剤
とする。
物若しくはその薬学的に許容される塩の1種又は2種以
上を5〜75重量%含有し、残部は適当な医薬的賦形剤
とする。
【0076】好ましい投与経路は経口であり、処置され
る高脂血症の程度に応じて調整される簡便な1日投与量
基準が用いられる。このような経口投与用の組成物は、
一般式(1)の化合物もしくはその薬学的に許容される
塩の1種又は2種以上、及び任意の通常用いられる賦形
剤、例えば、医薬用のマニトール、乳糖、デンプン、ゼ
ラチン化デンプン、ステアリン酸マグネシウム、サッカ
リンナトリウム、タルク、セルロースエーテル誘導体、
グルコース、ゼラチン、スクロース、クエン酸塩、没食
子酸プロピル等を加えて形成される。
る高脂血症の程度に応じて調整される簡便な1日投与量
基準が用いられる。このような経口投与用の組成物は、
一般式(1)の化合物もしくはその薬学的に許容される
塩の1種又は2種以上、及び任意の通常用いられる賦形
剤、例えば、医薬用のマニトール、乳糖、デンプン、ゼ
ラチン化デンプン、ステアリン酸マグネシウム、サッカ
リンナトリウム、タルク、セルロースエーテル誘導体、
グルコース、ゼラチン、スクロース、クエン酸塩、没食
子酸プロピル等を加えて形成される。
【0077】このような組成物は、液剤、懸濁剤、錠
剤、丸剤、カプセル剤、散剤、持続放出製剤、坐剤等の
形態で使用される。
剤、丸剤、カプセル剤、散剤、持続放出製剤、坐剤等の
形態で使用される。
【0078】また、このような組成物の場合は、例え
ば、乳糖、スクロース、リン酸二カルシウム等の希釈
剤、例えば、クロスカルメロースナトリウム若しくはそ
の誘導体等の崩壊剤、例えば、ステアリン酸マグネシウ
ム等の滑沢剤、例えば、デンプン,アラビアゴム、ポリ
ビニルピロリドン、ゼラチン、セルロースエーテル誘導
体等の結合剤を含有させることができる。
ば、乳糖、スクロース、リン酸二カルシウム等の希釈
剤、例えば、クロスカルメロースナトリウム若しくはそ
の誘導体等の崩壊剤、例えば、ステアリン酸マグネシウ
ム等の滑沢剤、例えば、デンプン,アラビアゴム、ポリ
ビニルピロリドン、ゼラチン、セルロースエーテル誘導
体等の結合剤を含有させることができる。
【0079】坐剤の場合には、体内で徐々に溶解する担
体、例えば、ポリオキシエチレングリコール又はポリエ
チレングリコール(PEG)、例えば、PEG1000
(96%)もしくはPEG4000(4%)に、一般式
(1)の化合物又はその薬学的に許容される塩0.5〜
50重量%を分散して製剤化するのが好ましい。
体、例えば、ポリオキシエチレングリコール又はポリエ
チレングリコール(PEG)、例えば、PEG1000
(96%)もしくはPEG4000(4%)に、一般式
(1)の化合物又はその薬学的に許容される塩0.5〜
50重量%を分散して製剤化するのが好ましい。
【0080】医薬として投与できる液体組成物は、一般
式(I)の化合物若しくはその薬学的に許容される塩の
1種又は2種以上を0.5〜50重量%、及び任意の医
薬アジュバントを、水、食塩水、デキストロース水溶
液、グリセロール、エタノール等の担体中に、溶解、分
散させる等の処理を行い、溶液又は懸濁液の形態とする
ことによって製造することができる。
式(I)の化合物若しくはその薬学的に許容される塩の
1種又は2種以上を0.5〜50重量%、及び任意の医
薬アジュバントを、水、食塩水、デキストロース水溶
液、グリセロール、エタノール等の担体中に、溶解、分
散させる等の処理を行い、溶液又は懸濁液の形態とする
ことによって製造することができる。
【0081】また、本発明の医薬組成物には、所望によ
り、少量の補助物質、例えば、湿潤剤、乳化剤、pH緩
衝剤、抗酸化剤等、例えば、クエン酸、ソルビタンモノ
ラウレート、トリエタノールアミンオレエート、ブチル
化ヒドロキシトルエン等を添加することもできる。
り、少量の補助物質、例えば、湿潤剤、乳化剤、pH緩
衝剤、抗酸化剤等、例えば、クエン酸、ソルビタンモノ
ラウレート、トリエタノールアミンオレエート、ブチル
化ヒドロキシトルエン等を添加することもできる。
【0082】このような剤形の実際の製造は、通常の方
法、例えば、Remington’s Pharmac
eutical Sciences,18版,Mack
Publishing Company,Easto
n,Pennsylvania,1990等に教示され
る方法に従って行うことができる。
法、例えば、Remington’s Pharmac
eutical Sciences,18版,Mack
Publishing Company,Easto
n,Pennsylvania,1990等に教示され
る方法に従って行うことができる。
【0083】一般的に、一般式(I)で表される化合物
若しくはその薬学的に許容される塩の1種又は2種以上
は、個人及び処置される高コレステロール血症によって
特徴づけられる病的状態に依存して変動する治療有効量
で投与される。
若しくはその薬学的に許容される塩の1種又は2種以上
は、個人及び処置される高コレステロール血症によって
特徴づけられる病的状態に依存して変動する治療有効量
で投与される。
【0084】通常、治療有効1日用量は、体重1kgあ
たり、式(I)の化合物約0.14mg〜約14.3m
g/日であり、好ましくは、体重1kgあたり約0.7
mg〜約10mg/日、より好ましくは、体重1kgあ
たり約1.4mg〜約7.2mg/日である。
たり、式(I)の化合物約0.14mg〜約14.3m
g/日であり、好ましくは、体重1kgあたり約0.7
mg〜約10mg/日、より好ましくは、体重1kgあ
たり約1.4mg〜約7.2mg/日である。
【0085】例えば、体重70kgのヒトに投与する場
合、一般式(I)の化合物又はその薬学的に許容される
塩の用量範囲は、1日約10mg〜約1.0g、好まし
くは、1日約50mg〜約700mg、より好ましく
は、1日約100mg〜約500mgである。
合、一般式(I)の化合物又はその薬学的に許容される
塩の用量範囲は、1日約10mg〜約1.0g、好まし
くは、1日約50mg〜約700mg、より好ましく
は、1日約100mg〜約500mgである。
【0086】
【実施例】次に、実施例を挙げて、本発明をさらに具体
的に説明する。
的に説明する。
【0087】実施例1 フェニル−N−〔4−(ピラゾール−5−イル)フェニ
ル〕カルボキサミド(化合物番号1−1)の製造
ル〕カルボキサミド(化合物番号1−1)の製造
【0088】
【化25】
【0089】5−(4−アミノフェニル)ピラゾール
1.59g、トリエチルアミン2.22gをDMF25
mlに溶解し、0℃でベンゾイルクロリド3.09gを
滴下し、滴下終了後、さらに室温で20時間攪拌した。
反応液を氷水中に注ぎ、析出物を濾取し、得られた結晶
を1N−水酸化ナトリウム水溶液25ml及びエタノー
ル25mlの混合溶液中に加え、全容を1時間還流し
た。反応液を冷却後、1N−塩酸で中和し、析出物を濾
取し、エタノール−ヘキサンから再結晶して、目的物
1.31gを得た。m.p.234−235℃
1.59g、トリエチルアミン2.22gをDMF25
mlに溶解し、0℃でベンゾイルクロリド3.09gを
滴下し、滴下終了後、さらに室温で20時間攪拌した。
反応液を氷水中に注ぎ、析出物を濾取し、得られた結晶
を1N−水酸化ナトリウム水溶液25ml及びエタノー
ル25mlの混合溶液中に加え、全容を1時間還流し
た。反応液を冷却後、1N−塩酸で中和し、析出物を濾
取し、エタノール−ヘキサンから再結晶して、目的物
1.31gを得た。m.p.234−235℃
【0090】参考例1 5−(4−ニトロフェニル)ピラゾールの製造
【0091】
【化26】
【0092】4−ニトロアセトフェノン15gとN,N
−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール54gの混
合物を1時間還流した。反応液を冷却後、析出した結晶
を濾取(13.5g)し、ヒドラジン水和物4.62g
及びp−トルエンスルホン酸水和物0.15gをエタノ
ール150ml中に加え、全容を1時間還流した。反応
終了後、溶媒を減圧留去し、エーテルを加えて、結晶化
させることにより、目的物10.1gを得た。
−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール54gの混
合物を1時間還流した。反応液を冷却後、析出した結晶
を濾取(13.5g)し、ヒドラジン水和物4.62g
及びp−トルエンスルホン酸水和物0.15gをエタノ
ール150ml中に加え、全容を1時間還流した。反応
終了後、溶媒を減圧留去し、エーテルを加えて、結晶化
させることにより、目的物10.1gを得た。
【0093】参考例2 5−(4−アミノフェニル)ピラゾールの製造
【0094】
【化27】
【0095】5−(4−ニトロフェニル)ピラゾール1
0.1g、塩化第一スズ水和物35.7gのエタノール
100ml溶液中に、攪拌下に、濃塩酸25.5mlを
滴下し、滴下終了後、さらに3時間還流した。溶媒を減
圧留去し、残渣に水と20%水酸化ナトリウム水溶液を
加えて強アルカリ性とし、クロロホルム抽出した。有機
層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
したのち、溶媒を減圧留去して、目的物を8.1g得
た。
0.1g、塩化第一スズ水和物35.7gのエタノール
100ml溶液中に、攪拌下に、濃塩酸25.5mlを
滴下し、滴下終了後、さらに3時間還流した。溶媒を減
圧留去し、残渣に水と20%水酸化ナトリウム水溶液を
加えて強アルカリ性とし、クロロホルム抽出した。有機
層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
したのち、溶媒を減圧留去して、目的物を8.1g得
た。
【0096】上記実施例を含め、本発明に係わる化合物
の代表例を第1表、第2表、第3表及び第4表に示し
た。
の代表例を第1表、第2表、第3表及び第4表に示し
た。
【0097】
【表101】
【0098】
【表102】
【0099】
【表103】
【0100】
【表104】
【0101】
【表201】
【0102】
【表202】
【0103】
【表203】
【0104】
【表204】
【0105】
【表301】
【0106】
【表401】
【0107】次に、本発明化合物の医薬製剤としての実
施例を挙げる。
施例を挙げる。
【0108】 実施例2 経口剤(有効成分10mg錠) 化合物番号I−1の化合物 10mg 乳糖 81.4 コンスターチ 20 ヒドロキシプロピルセルロース 4 カルボキシメチルセルロースカルシウム 4 ステアリン酸マグネシウム 0.6 ────────────────────────── 合計 120mg
【0109】化合物番号1−1の化合物の50g,乳糖
407g及びコーンスターチ100gを流動造粒コーテ
ィング装置(大川原製作所(株)製)を使用して、均一
に混合した。これに、10%ヒドロキシプロピルセルロ
ース水溶液200gを噴霧して造粒した。乾燥後、20
メッシュの篩を通し、これに、カルボキシメチルセルロ
ースカルシウム20g及びステアリン酸マグネシウム3
gを加え、ロータリー打錠機(畑鉄工所(株)製)で7
mm×8.4Rの臼杵を使用して、一錠当たり120m
gの錠剤とした。
407g及びコーンスターチ100gを流動造粒コーテ
ィング装置(大川原製作所(株)製)を使用して、均一
に混合した。これに、10%ヒドロキシプロピルセルロ
ース水溶液200gを噴霧して造粒した。乾燥後、20
メッシュの篩を通し、これに、カルボキシメチルセルロ
ースカルシウム20g及びステアリン酸マグネシウム3
gを加え、ロータリー打錠機(畑鉄工所(株)製)で7
mm×8.4Rの臼杵を使用して、一錠当たり120m
gの錠剤とした。
【0110】
【発明の効果】次に、本発明化合物が優れた薬理活性を
有することを示す。
有することを示す。
【0111】薬理試験例1 コレステロール負荷ハムス
ターの血清脂質に及ぼす影響 1%コレステロール及び10%やし油含有粉末飼料をシ
リアンハムスター(Std:Syrian、雄、4週
齢)に3週間自由摂取させた。0.1%塩酸溶液あるい
は1%ポリエチレン硬化ヒマシ油(NIKKOL HC
O−60)溶液に各試験化合物を溶解あるいは懸濁し、
最終週に1日1回5日間経口投与した。対照群に対して
は、上記溶媒を経口投与した。次に、最終投与2〜4時
間後にペントバルビタール麻酔下腹部大静脈より採血
し、血清を分離した。次いで、測定キットを用い、自動
生化学測定装置で血清総コレステロール値及び血清トリ
グリセライド値を測定し、各群の測定値から下式に従
い、血清脂質低下率を算出した。
ターの血清脂質に及ぼす影響 1%コレステロール及び10%やし油含有粉末飼料をシ
リアンハムスター(Std:Syrian、雄、4週
齢)に3週間自由摂取させた。0.1%塩酸溶液あるい
は1%ポリエチレン硬化ヒマシ油(NIKKOL HC
O−60)溶液に各試験化合物を溶解あるいは懸濁し、
最終週に1日1回5日間経口投与した。対照群に対して
は、上記溶媒を経口投与した。次に、最終投与2〜4時
間後にペントバルビタール麻酔下腹部大静脈より採血
し、血清を分離した。次いで、測定キットを用い、自動
生化学測定装置で血清総コレステロール値及び血清トリ
グリセライド値を測定し、各群の測定値から下式に従
い、血清脂質低下率を算出した。
【0112】
【数1】 その結果を第5表に示した。
【0113】
【表5】
【0114】薬理試験例2 反復経口投与毒性 化合物番号I−1の化合物を1%ポリエチレン硬化ヒマ
シ油(NIKKOLHCO−60)溶液に懸濁し、1群
6匹のラット(SD雄性)に、1日量100mg/kg
の割合で7日間経口投与した。その結果、死亡及びその
他の毒性症状は、何ら観察されなかった。
シ油(NIKKOLHCO−60)溶液に懸濁し、1群
6匹のラット(SD雄性)に、1日量100mg/kg
の割合で7日間経口投与した。その結果、死亡及びその
他の毒性症状は、何ら観察されなかった。
【0115】以上説明したように、本発明に係わる化合
物は血中脂質低下作用を有し、高脂血症、動脈硬化症、
心筋梗塞、脳梗塞等の治療薬として有用である。
物は血中脂質低下作用を有し、高脂血症、動脈硬化症、
心筋梗塞、脳梗塞等の治療薬として有用である。
フロントページの続き (72)発明者 内田 誠一 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内 (72)発明者 梅田 信広 神奈川県小田原市高田345 日本曹達株式 会社小田原研究所内
Claims (4)
- 【請求項1】一般式(I) 【化1】 [式中、R1 は、水素原子又はC1-6 アルキル基を表
す。Xは、C(=O)又はSO2 を表す。A,Bは、そ
れぞれ次式で表される基 【化2】 (ここで、R2 ,R3 ,R6 ,R7 は、それぞれ独立し
て、水素原子,シアノ基,ヒドロキシ基,ハロゲン原
子,C1-6 アルキル基,C1-6 アルコキシ基,C2-6 ア
ルケニル基,C2-6 アルキニル基,C2-6 アルケニルオ
キシ基,C2-6 アルキニルオキシ基又はC3-6 シクロア
ルキル基を表し、 R4 ,R5 は、それぞれ独立して、水素原子,C1-6 ア
ルキル基,C1-6 ハロアルキル基又は置換基を有してい
てもよいベンジル基を表し、pは、0又は1−6の整
数,qは、0又は1,rは、0又は1−6の整数をそれ
ぞれ表す。)を表す。Yは、O,S,SO,SO2 ,N
R8 ,C(=O)又はC(=O)NR9 (ここで、
R8 ,R9 は、水素原子又はC1-6 アルキル基を表
す。)を表す。lは、0又は1を表す。Dは、置換基を
有していてもよいフェニル基、置換基を有していてもよ
いナフチル基、置換基を有していてもよいテトラヒドロ
ナフチル基又は置換基を有していてもよいインダニル基
を表す。R11は、ハロゲン原子、C1-6 アルキル基又は
C1-6 アルコキシ基を表す。mは、0,1又は2を表
す。mが2のとき、R11は、同一でも相異なっていても
よい。R12は、水素原子又はC1-6 アルキル基を表
す。]で表されるフェニルアゾール化合物又はその薬学
的に許容される塩。 - 【請求項2】一般式(II) 【化3】 (式中、R1 ,R11,R12及びmは前記と同じ意味を表
す。)で表される化合物と、一般式(III) 【化4】 (式中、A,B,Y,D及びlは、前記と同じ意味を表
す。)で表される化合物とを脱水縮合することを特徴と
する、一般式(I) 【化5】 (式中、R1 ,A,B,Y,D,l,R11,R12及びm
は、前記と同じ意味を表す。)で表される化合物の製造
法。 - 【請求項3】前記一般式(II)で表される化合物と、
一般式(IV) 【化6】 (式中、A’,B’及びD’は、ヒドロキシ基及びアミ
ノ基ではない前記A,B及びDとそれぞれ同じ意味を表
し、Y及びlは前記と同じ意味を表す。)で表される化
合物とを反応させることを特徴とする、一般式(I−
1) 【化7】 で表される化合物の製造法。 - 【請求項4】前記一般式(I)で表される化合物又はそ
の薬学的に許容される塩の1種又は2種以上を有効成分
として含有することを特徴とする抗高脂血症薬。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11221791A JP2000109465A (ja) | 1998-08-05 | 1999-08-04 | フェニルピラゾ―ル化合物、製法及び抗高脂血症薬 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10-222159 | 1998-08-05 | ||
JP22215998 | 1998-08-05 | ||
JP11221791A JP2000109465A (ja) | 1998-08-05 | 1999-08-04 | フェニルピラゾ―ル化合物、製法及び抗高脂血症薬 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000109465A true JP2000109465A (ja) | 2000-04-18 |
Family
ID=26524507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11221791A Pending JP2000109465A (ja) | 1998-08-05 | 1999-08-04 | フェニルピラゾ―ル化合物、製法及び抗高脂血症薬 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000109465A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002540155A (ja) * | 1999-03-26 | 2002-11-26 | ユーロ−セルティック エス. ア. | アリール置換ピラゾール、イミダゾール、オキサゾール、チアゾールおよびピロール、ならびにそれらの使用 |
US20120022054A1 (en) * | 2008-12-10 | 2012-01-26 | Laboratoire Biodim | Novel substituted aryl derivatives, their process of preparation and their therapeutical uses as anti-hiv agents |
WO2014134391A1 (en) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | Bristol-Myers Squibb Company | Phenylpyrazole derivatives as potent rock1 and rock2 inhibitors |
JP2016006100A (ja) * | 2010-04-27 | 2016-01-14 | カルシメディカ,インク. | 細胞内カルシウムを調節する化合物 |
US9458110B2 (en) | 2013-02-28 | 2016-10-04 | Bristol-Myers Squibb Company | Phenylpyrazole derivatives as potent ROCK1 and ROCK2 inhibitors |
CN111943889A (zh) * | 2020-07-24 | 2020-11-17 | 中国医学科学院医药生物技术研究所 | 一种双芳香基胺类化合物及其制备方法和应用 |
-
1999
- 1999-08-04 JP JP11221791A patent/JP2000109465A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4832647B2 (ja) * | 1999-03-26 | 2011-12-07 | ユーロ−セルティック エス. ア. | アリール置換ピラゾール、イミダゾール、オキサゾール、チアゾールおよびピロール、ならびにそれらの使用 |
JP2002540155A (ja) * | 1999-03-26 | 2002-11-26 | ユーロ−セルティック エス. ア. | アリール置換ピラゾール、イミダゾール、オキサゾール、チアゾールおよびピロール、ならびにそれらの使用 |
US20120022054A1 (en) * | 2008-12-10 | 2012-01-26 | Laboratoire Biodim | Novel substituted aryl derivatives, their process of preparation and their therapeutical uses as anti-hiv agents |
JP2016006100A (ja) * | 2010-04-27 | 2016-01-14 | カルシメディカ,インク. | 細胞内カルシウムを調節する化合物 |
WO2014134391A1 (en) * | 2013-02-28 | 2014-09-04 | Bristol-Myers Squibb Company | Phenylpyrazole derivatives as potent rock1 and rock2 inhibitors |
US20160002172A1 (en) * | 2013-02-28 | 2016-01-07 | Bristol-Myers Squibb Company | Phenylpyrazole derivatives as potent rock1 and rock2 inhibitors |
CN105102448A (zh) * | 2013-02-28 | 2015-11-25 | 百时美施贵宝公司 | 作为强效rock1和rock2抑制剂的苯基吡唑衍生物 |
JP2016510033A (ja) * | 2013-02-28 | 2016-04-04 | ブリストル−マイヤーズ スクイブ カンパニーBristol−Myers Squibb Company | 強力なrock1およびrock2阻害剤としてのフェニルピラゾール誘導体 |
US9458110B2 (en) | 2013-02-28 | 2016-10-04 | Bristol-Myers Squibb Company | Phenylpyrazole derivatives as potent ROCK1 and ROCK2 inhibitors |
US9828345B2 (en) | 2013-02-28 | 2017-11-28 | Bristol-Myers Squibb Company | Phenylpyrazole derivatives as potent ROCK1 and ROCK2 inhibitors |
CN111943889A (zh) * | 2020-07-24 | 2020-11-17 | 中国医学科学院医药生物技术研究所 | 一种双芳香基胺类化合物及其制备方法和应用 |
WO2022017515A1 (zh) * | 2020-07-24 | 2022-01-27 | 中国医学科学院医药生物技术研究所 | 一种双芳香基胺类化合物及其制备方法和应用 |
CN111943889B (zh) * | 2020-07-24 | 2022-07-22 | 中国医学科学院医药生物技术研究所 | 一种双芳香基胺类化合物及其制备方法和应用 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4405602B2 (ja) | ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤 | |
US7759350B2 (en) | Pyrimidine carboxamides | |
KR20010072080A (ko) | 페닐아졸 화합물, 그의 제조 방법 및 고지혈증용 약제 | |
JPH054983A (ja) | イソキノリノン誘導体、その製造方法およびその誘導体を有効成分として含有する5−ht3 レセプター拮抗剤 | |
EP0443568A1 (en) | Fused thiophene derivatives, their production and use | |
JP4261639B2 (ja) | フェニルイミダゾール系抗高脂血症薬 | |
IL102980A (en) | History of benzopyran, their preparation and the pharmaceutical preparations containing them | |
JP2006523626A (ja) | ピラゾール化合物 | |
JP2000109465A (ja) | フェニルピラゾ―ル化合物、製法及び抗高脂血症薬 | |
AU753797B2 (en) | Benzoxazole derivatives and drugs containing the same as the active ingredient | |
JP2021127289A (ja) | 縮合ピリミジン誘導体 | |
JP4463900B2 (ja) | フェニルアゾール化合物、製造法及び抗高脂血症薬 | |
JP2000281656A (ja) | フェニルアゾール化合物、製造法および抗高脂血症薬 | |
JP2018518515A (ja) | フェニルアミノピリミジン化合物またはその塩の多形物 | |
JP2837318B2 (ja) | アンジオテンシンii拮抗性ピリジン誘導体 | |
JPS62174062A (ja) | 1,5−ベンゾジアゼピン誘導体およびその製造法 | |
JP3359722B2 (ja) | メトトレキセート誘導体 | |
JP3227616B2 (ja) | ヘキサヒドロインデノ〔1,2−b〕ピロール誘導体 | |
JP2815126B2 (ja) | ピリジンカルボン酸アミド誘導体 | |
JP2828686B2 (ja) | 1,3―オキサジン―4―オン化合物およびその用途 | |
JP3059572B2 (ja) | ピロロ[3,2−e]ピラゾロ[1,5−a]ピリミジン誘導体及びこれを有効成分とする高血圧治療剤 | |
JP2001261675A (ja) | ピラゾリン誘導体またはテトラヒドロピリダジン誘導体を含有する医薬 | |
JP2786684B2 (ja) | イソオキサゾール化合物を有効成分とする抗うつ剤 | |
JPH03284669A (ja) | 4―フェニルフタラジン誘導体 | |
JPH03197463A (ja) | 新規ベンズアゼピン |