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JP2000105725A - チップイネーブル信号生成回路及びメモリ装置 - Google Patents

チップイネーブル信号生成回路及びメモリ装置

Info

Publication number
JP2000105725A
JP2000105725A JP25821598A JP25821598A JP2000105725A JP 2000105725 A JP2000105725 A JP 2000105725A JP 25821598 A JP25821598 A JP 25821598A JP 25821598 A JP25821598 A JP 25821598A JP 2000105725 A JP2000105725 A JP 2000105725A
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JP
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chip
chip enable
signal
enable signal
generation
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JP25821598A
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Yoshiki Okumura
嘉樹 奥村
Yoshihiro Takamatsuya
嘉宏 高松屋
Tomohiro Hayashi
朋弘 林
Shinkichi Gama
信吉 蒲
Takeshi Nagase
健 長瀬
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/16Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • G06F12/06Addressing a physical block of locations, e.g. base addressing, module addressing, memory dedication
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    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation

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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、m個のチップを搭載する装置と2m
個のチップを搭載する装置とに共通して用いられて、チ
ップ情報が外部から与えられなくも、チップイネーブル
信号を生成可能とするチップイネーブル信号回路の提供
を目的とする。 【解決手段】チップ番号が発行されるときに、チップ番
号の指すチップのイネーブルを指示するmビットのチッ
プイネーブル信号を生成する第1の生成手段と、チップ
番号が発行されるときに、チップ番号から、特定チップ
番号について第1の生成手段の生成するチップイネーブ
ル信号と同一のビットパターンを示すmビットのチップ
イネーブル生成用信号を生成する第2の生成手段と、最
大m個のチップを搭載する装置に用いられるときには、
第1の生成手段の生成する信号を選択出力し、最大2m
個のチップを搭載する装置に用いられるときには、第2
の生成手段の生成する信号を選択出力する選択手段とを
備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、最大m個のチップ
を搭載する装置と最大2m 個のチップを搭載する装置と
に共通的に用いられたり、最大m個のチップを搭載する
装置と最大2m+n個のチップを搭載する装置とに共通的
に用いられて、それらのチップに対してのチップイネー
ブル信号を生成するチップイネーブル信号生成回路と、
そのチップイネーブル信号生成回路の搭載に好適となる
メモリ装置とに関し、特に、装置の持つチップ情報が外
部から与えられなくも、それらのチップに対してのチッ
プイネーブル信号を生成できるようにするチップイネー
ブル信号生成回路と、そのチップイネーブル信号生成回
路の搭載に好適となるメモリ装置とに関する。
【0002】最近、フラッシュメモリが普及しつつあ
る。このフラッシュメモリは、メモリ内容を一括して消
去できる機能を持つEEPROMであり、集積度が高い
ことでコンパクトなサイズを実現できるという特徴もあ
ることから、様々な電子機器に搭載されることが予想さ
れる。
【0003】これから、このフラッシュメモリを搭載す
るメモリカードについても、搭載先の電子機器に合わせ
て、数個のフラッシュメモリを搭載するものから、数十
個のフラッシュメモリを搭載するものまで、いくつかの
種類を用意していく必要がある。このようなメモリカー
ドに対して、フラッシュメモリの数に応じたコントロー
ラを用意していたのでは非常に大変なことになるので、
共通的に使用できるコントローラを用意していく必要が
あるが、この実現にあたって、端子数などの増加を招く
ことなくそれを実現できるようにする必要がある。
【0004】
【従来の技術】フラッシュメモリなどのチップに与える
チップイネーブル信号の生成方法としては、バイナリコ
ードの各ビットに直接チップイネーブル信号を割り当て
ていくことで生成する方法と、バイナリコードをデコー
ドすることで生成する方法とがある。
【0005】すなわち、前者の方法では、m個のチップ
に対するチップイネーブル信号を生成する場合、mビッ
トのバイナリコードの各ビットに、対となるチップに対
してのチップイネーブル信号を割り当てていくことで、
いずれか1つのチップのイネーブルを指示するチップイ
ネーブル信号を生成する。
【0006】例えば、4個あるチップの第1番目のチッ
プをイネーブル化する場合には、〔0001〕というチ
ップイネーブル信号を生成し、第2番目のチップをイネ
ーブル化する場合には、〔0010〕というチップイネ
ーブル信号を生成し、第3番目のチップをイネーブル化
する場合には、〔0100〕というチップイネーブル信
号を生成し、第4番目のチップをイネーブル化する場合
には、〔1000〕というチップイネーブル信号を生成
することになる。
【0007】一方、後者の方法では、2m 個のチップに
対するチップイネーブル信号を生成する場合、mビット
のバイナリコードをデコードすることで、いずれか1つ
のチップのイネーブルを指示するチップイネーブル信号
を生成する。
【0008】例えば、16個あるチップの第1番目のチ
ップをイネーブル化する場合には、〔0001〕という
バイナリコードをデコードすることで、 〔0000000000000001〕 というチップイネーブル信号を生成し、第2番目のチッ
プをイネーブル化する場合には、〔0010〕というバ
イナリコードをデコードすることで、 〔0000000000000010〕 というチップイネーブル信号を生成し、第3番目のチッ
プをイネーブル化する場合には、〔0011〕というバ
イナリコードをデコードすることで、 〔0000000000000100〕 というチップイネーブル信号を生成することになる。
【0009】この前者のチップイネーブル信号の生成方
法は、mビットでm個のチップに対するチップイネーブ
ル信号を生成することから、チップの数が少ないときに
用いられ、後者のチップイネーブル信号の生成方法は、
mビットで2m 個のチップに対するチップイネーブル信
号を生成することから、チップの数が多いときに用いら
れる。
【0010】これから、フラッシュメモリなどのチップ
に対してチップイネーブル信号を送出するときには、チ
ップイネーブル信号を生成するコントローラは、チップ
の数が少ないときには、前者の方法でチップイネーブル
信号を生成し、チップの数が多いときには、後者の方法
でチップイネーブル信号を生成する構成を採っている。
【0011】従って、チップ数の少ない装置に使用され
るコントローラと、チップ数の多い装置に使用されるコ
ントローラとを共通化する場合、チップイネーブル信号
の生成方法が異なることから、コントローラに対して、
チップ数の少ない装置に搭載されているのか、チップ数
の多い装置に搭載されているのかを知らせる必要があ
る。
【0012】これを実現するために、従来技術では、外
部とやり取りするために設けられるコントローラの端子
に、専用の端子を用意する構成を採って、その専用の端
子を使って、外部から、搭載されているチップの数やチ
ップイネーブル信号の生成方法などを通知するという構
成を採っている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、外部とやり取りするため
に設けられるコントローラの端子に、通常の動作時には
使用しない専用の端子を設けなければならないという問
題点がある。
【0014】この端子数の増加は、コントローラの小型
化を実現する上で大きな障害となっており、これから、
従来技術に従っていると、コントローラを実装する装置
の小型化を図れないという問題点がある。
【0015】特に、フラッシュメモリを搭載する装置
は、フラッシュメモリがコンパクトなサイズであること
を利用していることから、小型化が要求されることが多
く、これから、従来技術に従っていると、この小型化の
要求に対応できないという問題点があった。
【0016】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、最大m個のチップを搭載する装置と最大2m
個のチップを搭載する装置とに共通的に用いられたり、
最大m個のチップを搭載する装置と最大2m+n 個のチッ
プを搭載する装置とに共通的に用いられる構成を採ると
きにあって、装置の持つチップ情報が外部から与えられ
なくても、それらのチップに対してのチップイネーブル
信号を生成できるようにする新たなチップイネーブル信
号生成回路の提供と、そのチップイネーブル信号生成回
路の搭載に好適となる新たなメモリ装置の提供とを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1aは第1のチップボード、1bは
第2のチップボード、2は本発明を具備するコントロー
ラである。
【0018】この第1のチップボード1aは、最大m個
のメモリチップ10aを搭載する。第2のチップボード
1bは、最大2m 個のメモリチップ10bを搭載する
か、最大2m+n 個のメモリチップ10bを搭載する。
【0019】第2のチップボード1bは、更に、デコー
ダ11を備える。このデコーダ11は、第2のチップボ
ード1bが最大2m 個のメモリチップ10bを搭載する
ときにあって、mビットのチップイネーブル生成用信号
が与えられるときに、それをデコードすることで2m
で構成されるチップイネーブル信号を生成する。また、
第2のチップボード1bが最大2m+n 個のメモリチップ
10bを搭載するときにあって、(m+n)ビットのチ
ップイネーブル生成用信号が与えられるときに、それを
デコードすることで2m+n 本で構成されるチップイネー
ブル信号を生成する。
【0020】コントローラ2は、第1のチップボード1
aと第2のチップボード1bとに共通的に用意されて、
第1のチップボード1aが用いられるときには、第1の
チップボード1aに対して、チップイネーブル信号を出
力し、第2のチップボード1bが用いられるときには、
第2のチップボード1bに対して、チップイネーブル生
成用信号を出力する。
【0021】コントローラ2は、この出力処理を実現す
るために、第1の生成手段20と、第2の生成手段21
と、選択手段22と、保持手段23と、取得手段24
と、設定手段25とを備える。
【0022】第1の生成手段20は、第2のチップボー
ド1bが最大2m 個のメモリチップ10bを搭載すると
きには、コントローラ2の備えるCPUからチップ番号
が発行されるときに、そのチップ番号の指すメモリチッ
プ10aのイネーブルを指示するmビットのチップイネ
ーブル信号を生成する。
【0023】また、第1の生成手段20は、第2のチッ
プボード1bが最大2m+n 個のメモリチップ10bを搭
載するときには、コントローラ2の備えるCPUからチ
ップ番号が発行されるときに、そのチップ番号の指すメ
モリチップ10aのイネーブルを指示するmビットの信
号を求めて、その信号を下位mビットとする(m+n)
ビットのチップイネーブル信号を生成する。
【0024】第2の生成手段21は、第2のチップボー
ド1bが最大2m 個のメモリチップ10bを搭載すると
きには、コントローラ2の備えるCPUからチップ番号
が発行されるときに、そのチップ番号から、特定チップ
番号について第1の生成手段20の生成するチップイネ
ーブル信号と同一のビットパターンを示すmビットのチ
ップイネーブル生成用信号を生成する。
【0025】また、第2の生成手段21は、第2のチッ
プボード1bが最大2m+n 個のメモリチップ10bを搭
載するときには、コントローラ2の備えるCPUからチ
ップ番号が発行されるときに、そのチップ番号を2m
割り算するときに求まる剰余、あるいはそのチップ番号
から1を減算した値を2m で割り算するときに求まる剰
余から、特定チップ番号について第1の生成手段20の
生成するチップイネーブル信号の下位mビットと同一の
ビットパターンを示す信号を求めるとともに、商から、
特定チップ番号について第1の生成手段20の生成する
チップイネーブル信号の上位nビットと同一のビットパ
ターンを示す信号を求めて、前者の信号を下位mビット
とし、後者の信号を上位nビットとする(m+n)ビッ
トのチップイネーブル生成用信号を生成する。
【0026】選択手段22は、第1のチップボード1a
が用いられるときには、第1の生成手段20の生成する
チップイネーブル信号を選択して出力し、第2のチップ
ボード1bが用いられるときには、第2の生成手段21
の生成するチップイネーブル生成用信号を選択して出力
する。保持手段23は、選択手段22に与える選択指示
信号を保持する。
【0027】取得手段24は、特定チップ番号を発行す
ることで、その特定チップ番号の指すメモリチップ10
a,bから、第1のチップボード1aが用いられている
のか、第2のチップボード1bが用いられているのかを
示す情報を取得する。設定手段25は、取得手段24の
取得する情報により規定される選択指示信号を保持手段
23に設定する。
【0028】このように構成される本発明では、コント
ローラ2が、最大m個のメモリチップ10aを搭載する
第1のチップボード1aと、最大2m 個のメモリチップ
10bを搭載する第2のチップボード1bとに対して共
通に用いられるときには、取得手段24は、処理の開始
に先立って、上述した特定チップ番号を指定してメモリ
チップ10a,bへのアクセスを実行する。
【0029】この特定チップ番号の発行を受けて、第1
の生成手段20は、その特定チップ番号の指すメモリチ
ップ10aのイネーブルを指示するmビットのチップイ
ネーブル信号を生成する。例えば、mが“4”で、特定
チップ番号が“0”であるときには、0番のメモリチッ
プ10aのイネーブルを指示する〔0001〕というチ
ップイネーブル信号を生成する。
【0030】一方、この特定チップ番号の発行を受け
て、第2の生成手段21は、特定チップ番号について第
1の生成手段20の生成するチップイネーブル信号と同
一のビットパターンを示すmビットのチップイネーブル
生成用信号を生成する。例えば、特定チップ番号の発行
を受けて、第1の生成手段20が〔0001〕というチ
ップイネーブル信号を生成するときには、〔0001〕
というチップイネーブル生成用信号を生成する。
【0031】このようにして、取得手段24が特定チッ
プ番号を発行するときには、第1の生成手段20の出力
するmビットのチップイネーブル信号と、第2の生成手
段21の出力するmビットのチップイネーブル生成用信
号とは、同一のビットパターンを示すことになる。
【0032】このとき、保持手段23には例えばデフォ
ルトの選択指示信号が保持されており、選択手段22
は、そのデフォルトの選択指示信号に従って、第1の生
成手段20の生成するチップイネーブル信号か、第2の
生成手段21の生成するチップイネーブル生成用信号を
選択することになるが、この第1及び第2の生成手段2
0,21の出力する同じビットパターンの信号を受け
て、どちらが選択されることになるにしろ、選択手段2
2からは同じビットパターンを持つ信号が出力されるこ
とになる。
【0033】この選択手段22の出力する信号を受け
て、第1のチップボード1aが用いられる場合には、特
定チップ番号の指すメモリチップ10aがイネーブル化
される。例えば、選択手段22の出力する〔0001〕
というチップイネーブル信号により、特定チップ番号で
ある0番のメモリチップ10aがイネーブル化されるこ
とになる。
【0034】一方、この選択手段22の出力する信号を
受けて、第2のチップボード1bの備えるデコーダ11
は、選択手段22から出力されるチップイネーブル生成
用信号をデコードすることで、特定チップ番号の指すメ
モリチップ10bのイネーブル化を指示するチップイネ
ーブル信号を生成し、これにより、第2のチップボード
1bが用いられる場合には、特定チップ番号の指すメモ
リチップ10bがイネーブル化される。例えば、選択手
段22の出力する〔0001〕というチップイネーブル
生成用信号により、特定チップ番号である0番のメモリ
チップ10bがイネーブル化されることになる。
【0035】このように、特定チップ番号が発行される
ときには、第1のチップボード1aが用いられる場合に
も、第2のチップボード1bが用いられる場合にも、特
定チップ番号の指すメモリチップ10a,bがイネーブ
ル化されることになる。
【0036】これから、この特定チップ番号の指すメモ
リチップ10a,bに、第1のチップボード1aが用い
られているのか、第2のチップボード1bが用いられて
いるのかを示す管理情報を格納しておけば、取得手段2
4は、特定チップ番号を発行することで、その管理情報
を取得することができ、これにより、第1のチップボー
ド1aが用いられているのか、第2のチップボード1b
が用いられているのかを取得できることになる。
【0037】この取得手段24の取得処理を受けて、設
定手段25は、取得された情報により規定される選択指
示信号を保持手段23に設定し、これを受けて、保持手
段23は、第1のチップボード1aが用いられていると
きには、選択手段22が第1の生成手段20の生成する
チップイネーブル信号を選択して出力するように制御
し、第2のチップボード1bが用いられているときに
は、選択手段22が第2の生成手段21の生成するチッ
プイネーブル生成用信号を選択して出力するように制御
する処理に入る。
【0038】また、このように構成される本発明では、
コントローラ2が、最大m個のメモリチップ10aを搭
載する第1のチップボード1aと、最大2m+n 個のメモ
リチップ10bを搭載する第2のチップボード1bとに
対して共通に用いられるときには、取得手段24は、処
理の開始に先立って、上述した特定チップ番号を指定し
てメモリチップ10a,bへのアクセスを実行する。
【0039】この特定チップ番号の発行を受けて、第1
の生成手段20は、その特定チップ番号の指すメモリチ
ップ10aのイネーブルを指示するmビットの信号を求
めて、その信号を下位mビットとする(m+n)ビット
のチップイネーブル信号を生成する。例えば、mが
“4”で、nが“2”で、特定チップ番号が“0”であ
るときには、0番のメモリチップ10aのイネーブルを
指示する〔0001〕という信号を下位4ビットとし、
例えば
〔00〕という信号を上位2ビットとする〔0
0,0001〕というチップイネーブル信号を生成す
る。
【0040】一方、この特定チップ番号の発行を受け
て、第2の生成手段21は、特定チップ番号を2m で割
り算するときに求まる剰余、あるいは特定チップ番号か
ら1を減算した値を2m で割り算するときに求まる剰余
から、特定チップ番号について第1の生成手段20の生
成するチップイネーブル信号の下位mビットと同一のビ
ットパターンを示す信号を求めるとともに、商から、特
定チップ番号について第1の生成手段20の生成するチ
ップイネーブル信号の上位nビットと同一のビットパタ
ーンを示す信号を求めて、前者の信号を下位mビットと
し、後者の信号を上位nビットとする(m+n)ビット
のチップイネーブル生成用信号を生成する。例えば、特
定チップ番号の発行を受けて、第1の生成手段20が
〔00,0001〕というチップイネーブル信号を生成
するときには、〔00,0001〕というチップイネー
ブル生成用信号を生成する。
【0041】このようにして、取得手段24が特定チッ
プ番号を発行するときには、第1の生成手段20の出力
する(m+n)ビットのチップイネーブル信号と、第2
の生成手段21の出力する(m+n)ビットのチップイ
ネーブル生成用信号とは、同一のビットパターンを示す
ことになる。
【0042】このとき、保持手段23には例えばデフォ
ルトの選択指示信号が保持されており、選択手段22
は、そのデフォルトの選択指示信号に従って、第1の生
成手段20の生成するチップイネーブル信号か、第2の
生成手段21の生成するチップイネーブル生成用信号を
選択することになるが、この第1及び第2の生成手段2
0,21の出力する同じビットパターンの信号を受け
て、どちらが選択されることになるにしろ、選択手段2
2からは同じビットパターンを持つ信号が出力されるこ
とになる。
【0043】この選択手段22の出力する信号を受け
て、第1のチップボード1aは上位nビットを受け取ら
ないので、第1のチップボード1aが用いられる場合に
は、選択手段22の出力する信号の下位mビットにより
指定される特定チップ番号の指すメモリチップ10aが
イネーブル化される。例えば、選択手段22の出力する
〔00,0001〕というチップイネーブル信号によ
り、特定チップ番号である0番のメモリチップ10aが
イネーブル化されることになる。
【0044】一方、この選択手段22の出力する信号を
受けて、第2のチップボード1bの備えるデコーダ11
は、選択手段22から出力されるチップイネーブル生成
用信号をデコードすることで、特定チップ番号の指すメ
モリチップ10bのイネーブル化を指示するチップイネ
ーブル信号を生成し、これにより、第2のチップボード
1bが用いられる場合には、特定チップ番号の指すメモ
リチップ10bがイネーブル化される。例えば、選択手
段22の出力する〔00,0001〕というチップイネ
ーブル生成用信号により、特定チップ番号である0番の
メモリチップ10bがイネーブル化されることになる。
【0045】このように、特定チップ番号が発行される
ときには、第1のチップボード1aが用いられる場合に
も、第2のチップボード1bが用いられる場合にも、特
定チップ番号の指すメモリチップ10a,bがイネーブ
ル化されることになる。
【0046】これから、この特定チップ番号の指すメモ
リチップ10a,bに、第1のチップボード1aが用い
られているのか、第2のチップボード1bが用いられて
いるのかを示す管理情報を格納しておけば、取得手段2
4は、特定チップ番号を発行することで、その管理情報
を取得することができ、これにより、第1のチップボー
ド1aが用いられているのか、第2のチップボード1b
が用いられているのかを取得できることになる。
【0047】この取得手段24の取得処理を受けて、設
定手段25は、取得された情報により規定される選択指
示信号を保持手段23に設定し、これを受けて、保持手
段23は、第1のチップボード1aが用いられていると
きには、選択手段22が第1の生成手段20の生成する
チップイネーブル信号を選択して出力するように制御
し、第2のチップボード1bが用いられているときに
は、選択手段22が第2の生成手段21の生成するチッ
プイネーブル生成用信号を選択して出力するように制御
する処理に入る。
【0048】このようにして、本発明によれば、最大m
個のチップを搭載する装置と最大2 m 個のチップを搭載
する装置とに共通的に用いられたり、最大m個のチップ
を搭載する装置と最大2m+n 個のチップを搭載する装置
とに共通的に用いられる構成を採るときにあって、装置
の持つチップ情報が外部から与えられなくも、それらの
チップに対してのチップイネーブル信号を生成できるよ
うになる。
【0049】本発明を具備するコントローラ2に従う
と、特定チップ番号が発行されるときには、第1のチッ
プボード1aが用いられる場合にも、第2のチップボー
ド1bが用いられる場合にも、特定チップ番号の指すメ
モリチップ10a,bがイネーブル化され、これから、
特定チップ番号の指すメモリチップ10a,bに、第1
のチップボード1aが用いられているのか、第2のチッ
プボード1bが用いられているのかを示す管理情報を格
納しておけば、取得手段24は、特定チップ番号を発行
することで、第1のチップボード1aが用いられている
のか、第2のチップボード1bが用いられているのかを
取得できることになる。
【0050】この構成の特徴を利用して、本発明を具備
するメモリ装置では、CPUと、電源遮断時にもデータ
を保持する機能を有する複数のメモリ(1つのメモリの
こともある)と、CPUの指示に応答してそれらのメモ
リにコマンドを発行することでそれらのメモリを制御す
るコントローラとを備える構成を採るときにあって、好
ましくは特定チップ番号の指すメモリとなる先頭のメモ
リに、メモリ装置としての動作に必要となる情報を格納
するとともに、装置の起動時に、その先頭のメモリから
メモリ装置としての動作に必要となる情報を読み出し
て、CPU上で走行するプログラムが参照するレジスタ
に格納する構成を採る。
【0051】このメモリ装置としての動作に必要となる
情報は、外部から、メモリ装置としての動作に必要とな
る情報の設定要求が発行されるときに、その情報を取得
する取得手段と、取得手段の取得するメモリ装置として
の動作に必要となる情報を先頭のメモリに書き込む書込
手段とを備えることで、先頭のメモリに格納されること
になる。
【0052】例えば、書込手段は、取得手段の取得処理
を受けて、メモリ装置としての動作に必要となる情報と
して、好ましくは先頭のメモリに、メモリの接続数情報
を書き込んだり、アクセス要求のデータが消去されてい
るときに返すコードの設定情報を書き込んだり、メモリ
装置の規格の識別情報を書き込んだり、内部レジスタの
規定範囲のビットを有効とするのか無効とするのかを示
す設定情報を書き込んだり、内部テーブルの作成方法の
識別情報を書き込んだり、低消費電力モードに入る時間
の設定情報を書き込む。
【0053】この本発明の構成に従って、メモリ装置と
しての動作に必要となる情報をコンネクタの端子などを
使わずに取得できて、メモリ装置として動作できるよう
になる。そして、この本発明の構成に従って、アクセス
要求を発行するホストなどに合わせて、処理内容を変え
ることができるようになる。
【0054】例えば、第1のチップボード1aが用いら
れていることが規定されていても、そのチップ数が分か
らないと、アクセス要求を発行するホストに対してメモ
リ空間の大きさを通知することができないが、この本発
明の構成に従って、CPU上で走行するプログラムは、
コンネクタの端子などを使わずにメモリの接続数情報を
取得でき、これにより、ホストに対してメモリ空間の大
きさを通知することができるようになる。
【0055】また、例えば、メモリ装置の規格を変更す
ることで、CPU上で走行するプログラムは、コンネク
タの端子などを使わずに、アクセス要求を発行するホス
トに合わせた処理を実行できるようになる。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。図2に、本発明の適用されるメモリ
カード30を図示する。このメモリカード30は、コネ
クタを有しており、ホストに設けられるスロットに着脱
自在に接続されて使用される。このとき、メモリカード
30に対する給電は、接続先のホストからコネクタを介
して行われることになる。
【0057】図2(a)は、フラッシュメモリ100を
搭載するメモリカード30がディジタルカメラ60に実
装されるときの装置を示しており、図2(b)は、フラ
ッシュメモリ100を搭載するメモリカード30がパー
ソナルコンピュータ70に実装されるときの装置を示し
ている。フラッシュメモリ100を搭載するメモリカー
ド30がディジタルカメラ60に実装される場合には、
小型化の要求により、フラッシュメモリ100の数は通
常数個といったオーダーになるのに対して、パーソナル
コンピュータ70に実装される場合には、大規模なメモ
リ容量の要求により、フラッシュメモリ100の数は通
常数十個といったオーダーになる。
【0058】図中に示すフラッシュコントローラ40
は、メモリカード30に実装されて、メモリカード30
に搭載されるフラッシュメモリ100へのアクセス制御
を実行するものであって、ディジタルカメラ60やパー
ソナルコンピュータ70がアドレスを指定してフラッシ
ュメモリ100へのアクセスを要求するときに、そのア
ドレスの指すフラッシュメモリ100へのアクセスを実
行するものである。
【0059】この実行にあたって、フラッシュコントロ
ーラ40は、少ない数のフラッシュメモリ100を搭載
するメモリカード30や、多い数のフラッシュメモリ1
00を搭載するメモリカード30に対して共通的に使用
可能となる構成を採っている。この構成を実現するため
に、図2(b)に示すように、多い数のフラッシュメモ
リ100を搭載するメモリカード30には、デコーダ5
0が備えられることになる。
【0060】図3に、本発明を具備するメモリカード3
0の装置構成の一例を図示する。この図に示すように、
本発明を具備するメモリカード30は、上述したフラッ
シュメモリ100/フラッシュコントローラ40の他
に、ROM42を持つCPU41、チップイネーブル信
号生成回路43、バッファ44、ホストコントローラ4
5、CPUバス46、チップイネーブル信号線47など
を備えている。
【0061】このROM42には、フラッシュメモリ1
00へのアクセスを実現するプログラムが格納されてお
り、CPU41は、ディジタルカメラ60やパーソナル
コンピュータ70がアクセス要求を発行するときに、そ
のプログラムに従って、フラッシュコントローラ40に
対してアクセス指示を発行することで、フラッシュメモ
リ100へのアクセスを実行する処理を行う。
【0062】更に詳細に説明するならば、後述するよう
に、先頭のフラッシュメモリ100には、搭載されるフ
ラッシュメモリ100の個数などの構成情報が格納され
ているので、CPU41は、メモリカード30の起動時
に、ROM42に格納されるプログラムに従って、フラ
ッシュメモリ100に記録される1チップ当たりのメモ
リ容量とその構成情報とを読み出すことで全メモリ容量
を特定して、それをディジタルカメラ60やパーソナル
コンピュータ70に通知するなどの処理を行う。
【0063】そして、通常の動作時に、ディジタルカメ
ラ60やパーソナルコンピュータ70がアドレスを指定
してアクセス要求を発行すると、ROM42に格納され
るプログラムに従って、その1チップ当たりのメモリ容
量から、アクセス先となるフラッシュメモリ100のチ
ップ番号を特定して、そのチップ番号の指すフラッシュ
メモリ100をイネーブル化しつつ、フラッシュコント
ローラ40に対してアクセス指示を発行することで、フ
ラッシュメモリ100へのアクセスを実行するなどの処
理を行う。
【0064】フラッシュコントローラ40は、CPU4
1からフラッシュメモリ100へのアクセス指示が発行
されるときに、CPUバス46のバス使用権を獲得し
て、フラッシュメモリ100にフラッシュコマンドを発
行することで、フラッシュメモリ100へのアクセスを
実行する。
【0065】チップイネーブル信号生成回路43は、C
PU41の発行するチップ番号に応答してチップイネー
ブル信号を生成し、それをチップイネーブル信号線47
を介してフラッシュメモリ100に与えることで、フラ
ッシュメモリ100をイネーブル化する。バッファ44
は、フラッシュメモリ100に書き込むデータや、フラ
ッシュメモリ100から読み出したデータを格納する。
【0066】ホストコントローラ45は、ディジタルカ
メラ60やパーソナルコンピュータ70との間のインタ
フェース処理を実行する。CPUバス46は、フラッシ
ュコントローラ40とCPU41とバッファ44とホス
トコントローラ45との間を接続する。
【0067】図4に、チップイネーブル信号生成回路4
3の一実施例を図示する。この実施例では、ディジタル
カメラ60などに実装されるメモリカード30に搭載さ
れるm個のフラッシュメモリ100に対するチップイネ
ーブル信号を生成する機能と、パーソナルコンピュータ
70などに実装されるメモリカード30に搭載される2
m 個のフラッシュメモリ100に対するチップイネーブ
ル信号を生成する機能とを実現する。
【0068】この実施例に従うチップイネーブル信号生
成回路43は、フラッシュコントローラ40の持つチッ
プ番号レジスタ400に格納されるmビットのチップ番
号にコード変換処理を施すことで、m個のフラッシュメ
モリ100に対するmビットのチップイネーブル信号を
生成する第1のバイナリコード変換回路401と、フラ
ッシュコントローラ40の持つチップ番号レジスタ40
0に格納されるmビットのチップ番号にコード変換処理
を施すことで、2m 個のフラッシュメモリ100に対す
るmビットのチップイネーブル生成用信号を生成する第
2のバイナリコード変換回路402と、第1のバイナリ
コード変換回路401の生成するチップイネーブル信号
か、第2のバイナリコード変換回路402の生成するチ
ップイネーブル生成用信号のいずれか一方を選択してフ
ラッシュメモリ100に出力するマルチプレクサ403
と、マルチプレクサ403に与える選択指示信号を保持
する選択指示信号レジスタ404とを備える。
【0069】フラッシュコントローラ40の持つチップ
番号レジスタ400には、CPU41の発行するチップ
番号が格納される。このとき格納されるチップ番号が0
から始まり、フラッシュメモリ100に与えるチップイ
ネーブル信号が正論理である場合、「m=4」を具体例
にして説明するならば、第1のバイナリコード変換回路
401は、図5の左側に示すコード変換処理を実行し、
第2のバイナリコード変換回路402は、図5の右側に
示すコード変換処理を実行する。
【0070】すなわち、第1のバイナリコード変換回路
401は、0から始まる4ビットのチップ番号が与えら
れると、図5の左側に示すように、「0000」のチッ
プ番号が与えられるときには、0番のフラッシュメモリ
100のイネーブル化を指示する「0001」というチ
ップイネーブル信号を生成し、「0001」のチップ番
号が与えられるときには、1番のフラッシュメモリ10
0のイネーブル化を指示する「0010」というチップ
イネーブル信号を生成し、「0010」のチップ番号が
与えられるときには、2番のフラッシュメモリ100の
イネーブル化を指示する「0100」というチップイネ
ーブル信号を生成し、「0011」のチップ番号が与え
られるときには、3番のフラッシュメモリ100のイネ
ーブル化を指示する「1000」というチップイネーブ
ル信号を生成する。
【0071】なお、後述することから分かるように、C
PU41がm以上のチップ番号を発行するときには、マ
ルチプレクサ403が第2のバイナリコード変換回路4
02の生成するチップイネーブル生成用信号を選択する
ことになるので、第1のバイナリコード変換回路401
は、そのチップ番号をどのように変換しても構わない。
【0072】一方、第2のバイナリコード変換回路40
2は、0から始まる4ビットのチップ番号が与えられる
と、図5の右側に示すように、そのチップ番号の2値化
値に1を加算した値を持つチップイネーブル生成用信号
を生成する。例えば、「0000」のチップ番号が与え
られるときには、「0001」というチップイネーブル
生成用信号を生成し、「0001」のチップ番号が与え
られるときには、「0010」というチップイネーブル
生成用信号を生成し、「0010」のチップ番号が与え
られるときには、「0011」というチップイネーブル
生成用信号を生成し、「0011」のチップ番号が与え
られるときには、「0100」というチップイネーブル
生成用信号を生成する。
【0073】このとき、2m 個のフラッシュメモリ10
0を搭載するメモリカード30に設けられるデコーダ5
0(図2(b)に示したもの)として、図6に示すよう
に、チップイネーブル生成用信号をデコードすること
で、そのチップイネーブル生成用信号の生成元となった
CPU41の発行するチップ番号の指すフラッシュメモ
リ100のイネーブル化を指示するチップイネーブル信
号を生成するものを用意する。
【0074】すなわち、デコーダ50は、第2のバイナ
リコード変換回路402から「0001」というチップ
イネーブル生成用信号が入力されるときには、0番のフ
ラッシュメモリ100のイネーブル化を指示する「0〜
01」というチップイネーブル信号を生成し、「001
0」というチップイネーブル生成用信号が入力されると
きには、1番のフラッシュメモリ100のイネーブル化
を指示する「0〜010」というチップイネーブル信号
を生成し、「0011」というチップイネーブル生成用
信号が入力されるときには、2番のフラッシュメモリ1
00のイネーブル化を指示する「0〜0100」という
チップイネーブル信号を生成する。
【0075】図5から分かるように、「0000」のチ
ップ番号が与えられるときと、「0001」のチップ番
号が与えられるときには、第1のバイナリコード変換回
路401と第2のバイナリコード変換回路402とは同
じビットパターンを示す信号を生成する。すなわち、
「0000」のチップ番号が与えられるときには、共に
「0001」という信号を生成し、また、「0001」
のチップ番号が与えられるときには、共に「0010」
という信号を生成する。
【0076】このとき、図6から分かるように、デコー
ダ50は、第2のバイナリコード変換回路402の生成
する「0001」というチップイネーブル生成用信号を
受けて、0番のフラッシュメモリ100のイネーブル化
を指示する「0〜01」というチップイネーブル信号を
出力し、また、第2のバイナリコード変換回路402の
生成する「0010」というチップイネーブル生成用信
号を受けて、1番のフラッシュメモリ100のイネーブ
ル化を指示する「0〜010」というチップイネーブル
信号を出力する。
【0077】従って、メモリカード30に搭載されるフ
ラッシュメモリ100の数がm個である場合も2m 個で
ある場合も、CPU41は、「0000」というチップ
番号を発行すれば、0番のフラッシュメモリ100をイ
ネーブル化できるし、「0001」というチップ番号を
発行すれば、1番のフラッシュメモリ100をイネーブ
ル化できることになる。
【0078】これから、例えば先頭に位置する0番のフ
ラッシュメモリ100に、搭載されているフラッシュメ
モリ100が第1のバイナリコード変換回路401を用
いる方式(以下、方式と称する)に従うのか、第2の
バイナリコード変換回路402を用いる方式(以下、方
式と称する)に従うのかの情報と、搭載されているフ
ラッシュメモリ100のチップ数の情報とを格納(フラ
ッシュメモリ100のメモリ容量の情報については元々
格納されている)しておくようにすれば、CPU41
は、専用の端子などに依らずに、メモリカード30に搭
載されるフラッシュメモリ100の搭載形態を知ること
ができることで、フラッシュメモリ100へのアクセス
制御を実行できるようになる。
【0079】すなわち、CPU41(正確には、CPU
41で走行するプログラムであるが、説明の便宜上、以
下ではCPU41と記載することにする)は、メモリカ
ード30の起動時に、このようにして取得するフラッシ
ュメモリ100のチップ数及びメモリ容量から、フラッ
シュメモリ100に割り付けられるアドレスの最大値を
求めて、それをディジタルカメラ60やパーソナルコン
ピュータ70などのホストに通知することで、ホストの
発行するアドレスがフラッシュメモリ100に割り付け
られるアドレスに収まるように制御できるようになると
ともに、ホストがアクセス要求を発行するときに、ホス
トの発行するアドレスの指すフラッシュメモリ100の
チップ番号を特定できることで、そのフラッシュメモリ
100をイネーブル化できるようになる。
【0080】そして、CPU41は、図7の処理フロー
に示すように、メモリカード30の起動時に、このよう
にして取得する方式に従うのか方式に従うのか情報
に従って、選択指示信号レジスタ404に選択指示信号
をセットすることで、第1のバイナリコード変換回路4
01の生成するチップイネーブル信号を選択してフラッ
シュメモリ100に出力するのか、第2のバイナリコー
ド変換回路402の生成するチップイネーブル生成用信
号を選択してフラッシュメモリ100に出力するのかを
制御することで、フラッシュメモリ100へのアクセス
を制御できるようになるのである。
【0081】次に、図4の実施例に従うときにあって、
CPU41の発行するチップ番号が0から始まり、フラ
ッシュメモリ100に与えるチップイネーブル信号が負
論理である場合について説明する。
【0082】この場合には、第1のバイナリコード変換
回路401は、図8の左側に示すコード変換処理を実行
し、第2のバイナリコード変換回路402は、図8の右
側に示すコード変換処理を実行する。
【0083】すなわち、第1のバイナリコード変換回路
401は、0から始まる4ビットのチップ番号が与えら
れると、図8の左側に示すように、「0000」のチッ
プ番号が与えられるときには、0番のフラッシュメモリ
100のイネーブル化を指示する「1110」というチ
ップイネーブル信号を生成し、「0001」のチップ番
号が与えられるときには、1番のフラッシュメモリ10
0のイネーブル化を指示する「1101」というチップ
イネーブル信号を生成し、「0010」のチップ番号が
与えられるときには、2番のフラッシュメモリ100の
イネーブル化を指示する「1011」というチップイネ
ーブル信号を生成し、「0011」のチップ番号が与え
られるときには、3番のフラッシュメモリ100のイネ
ーブル化を指示する「0111」というチップイネーブ
ル信号を生成する。
【0084】一方、第2のバイナリコード変換回路40
2は、0から始まる4ビットのチップ番号が与えられる
と、図8の右側に示すように、そのチップ番号の2値化
値のビット反転値から1を減算した値を持つチップイネ
ーブル生成用信号を生成する。例えば、「0000」の
チップ番号が与えられるときには、「1110」という
チップイネーブル生成用信号を生成し、「0001」の
チップ番号が与えられるときには、「1101」という
チップイネーブル生成用信号を生成し、「0010」の
チップ番号が与えられるときには、「1100」という
チップイネーブル生成用信号を生成し、「0011」の
チップ番号が与えられるときには、「1011」という
チップイネーブル生成用信号を生成する。
【0085】このとき、2m 個のフラッシュメモリ10
0を搭載するメモリカード30に設けられるデコーダ5
0として、図9に示すように、チップイネーブル生成用
信号をデコードすることで、そのチップイネーブル生成
用信号の生成元となったCPU41の発行するチップ番
号の指すフラッシュメモリ100のイネーブル化を指示
するチップイネーブル信号(負論理)を生成するものを
用意する。
【0086】この場合にも、図8から分かるように、
「0000」のチップ番号が与えられるときと、「00
01」のチップ番号が与えられるときには、第1のバイ
ナリコード変換回路401と第2のバイナリコード変換
回路402とは同じビットパターンを示す信号を生成す
る。すなわち、「0000」のチップ番号が与えられる
ときには、共に「1110」という信号を生成し、ま
た、「0001」のチップ番号が与えられるときには、
共に「1101」という信号を生成する。
【0087】そして、このとき、図9から分かるよう
に、デコーダ50は、第2のバイナリコード変換回路4
02の生成する「1110」というチップイネーブル生
成用信号を受けて、0番のフラッシュメモリ100のイ
ネーブル化を指示する「1〜10」というチップイネー
ブル信号を出力し、また、第2のバイナリコード変換回
路402の生成する「1101」というチップイネーブ
ル生成用信号を受けて、1番のフラッシュメモリ100
のイネーブル化を指示する「1〜101」というチップ
イネーブル信号を出力する。
【0088】従って、メモリカード30に搭載されるフ
ラッシュメモリ100の数がm個である場合も2m 個で
ある場合も、CPU41は、「0000」というチップ
番号を発行すれば、0番のフラッシュメモリ100をイ
ネーブル化できるし、「0001」というチップ番号を
発行すれば、1番のフラッシュメモリ100をイネーブ
ル化できることになる。
【0089】これから、例えば先頭に位置する0番のフ
ラッシュメモリ100に、搭載されているフラッシュメ
モリ100が方式に従うのか方式に従うのかの情報
と、搭載されているフラッシュメモリ100のチップ数
の情報とを格納(フラッシュメモリ100のメモリ容量
の情報については元々格納されている)しておくように
すれば、CPU41は、専用の端子などに依らずに、メ
モリカード30に搭載されるフラッシュメモリ100の
搭載形態を知ることができることで、フラッシュメモリ
100へのアクセス制御を実行できるようになる。
【0090】次に、図4の実施例に従うときにあって、
CPU41の発行するチップ番号が1から始まり、フラ
ッシュメモリ100に与えるチップイネーブル信号が正
論理である場合について説明する。なお、このとき、例
えば「m=4」の例で説明するならば、16番のチップ
番号については4ビットで表せないので、CPU41
は、16番のチップ番号を発行するときには「000
0」と発行するように処理することになる。
【0091】この場合には、第1のバイナリコード変換
回路401は、図10の左側に示すコード変換処理を実
行し、第2のバイナリコード変換回路402は、図10
の右側に示すコード変換処理を実行する。
【0092】すなわち、第1のバイナリコード変換回路
401は、1から始まる4ビットのチップ番号が与えら
れると、図10の左側に示すように、「0001」のチ
ップ番号が与えられるときには、1番のフラッシュメモ
リ100のイネーブル化を指示する「0001」という
チップイネーブル信号を生成し、「0010」のチップ
番号が与えられるときには、2番のフラッシュメモリ1
00のイネーブル化を指示する「0010」というチッ
プイネーブル信号を生成し、「0011」のチップ番号
が与えられるときには、3番のフラッシュメモリ100
のイネーブル化を指示する「0100」というチップイ
ネーブル信号を生成し、「0100」のチップ番号が与
えられるときには、4番のフラッシュメモリ100のイ
ネーブル化を指示する「1000」というチップイネー
ブル信号を生成する。
【0093】なお、後述することから分かるように、C
PU41が(m+1)以上のチップ番号を発行するとき
には、マルチプレクサ403が第2のバイナリコード変
換回路402の生成するチップイネーブル生成用信号を
選択することになるので、第1のバイナリコード変換回
路401は、そのチップ番号をどのように変換しても構
わない。
【0094】一方、第2のバイナリコード変換回路40
2は、1から始まる4ビットのチップ番号が与えられる
と、図10の右側に示すように、そのチップ番号の2値
化値を持つチップイネーブル生成用信号を生成する。例
えば、「0001」のチップ番号が与えられるときに
は、「0001」というチップイネーブル生成用信号を
生成し、「0010」のチップ番号が与えられるときに
は、「0010」というチップイネーブル生成用信号を
生成し、「0011」のチップ番号が与えられるときに
は、「0011」というチップイネーブル生成用信号を
生成し、「0100」のチップ番号が与えられるときに
は、「0100」というチップイネーブル生成用信号を
生成する。
【0095】このとき、2m 個のフラッシュメモリ10
0を搭載するメモリカード30に設けられるデコーダ5
0として、図11に示すように、チップイネーブル生成
用信号をデコードすることで、そのチップイネーブル生
成用信号の生成元となったCPU41の発行するチップ
番号の指すフラッシュメモリ100のイネーブル化を指
示するチップイネーブル信号を生成するものを用意す
る。
【0096】この場合にも、図10から分かるように、
「0001」のチップ番号が与えられるときと、「00
10」のチップ番号が与えられるときには、第1のバイ
ナリコード変換回路401と第2のバイナリコード変換
回路402とは同じビットパターンを示す信号を生成す
る。すなわち、「0001」のチップ番号が与えられる
ときには、共に「0001」という信号を生成し、ま
た、「0010」のチップ番号が与えられるときには、
共に「0010」という信号を生成する。
【0097】そして、このとき、図11から分かるよう
に、デコーダ50は、第2のバイナリコード変換回路4
02の生成する「0001」というチップイネーブル生
成用信号を受けて、1番のフラッシュメモリ100のイ
ネーブル化を指示する「0〜01」というチップイネー
ブル信号を出力し、また、第2のバイナリコード変換回
路402の生成する「0010」というチップイネーブ
ル生成用信号を受けて、2番のフラッシュメモリ100
のイネーブル化を指示する「0〜010」というチップ
イネーブル信号を出力する。
【0098】従って、メモリカード30に搭載されるフ
ラッシュメモリ100の数がm個である場合も2m 個で
ある場合も、CPU41は、「0001」というチップ
番号を発行すれば、1番のフラッシュメモリ100をイ
ネーブル化できるし、「0010」というチップ番号を
発行すれば、2番のフラッシュメモリ100をイネーブ
ル化できることになる。
【0099】これから、例えば先頭に位置する1番のフ
ラッシュメモリ100に、搭載されているフラッシュメ
モリ100が方式に従うのか方式に従うのかの情報
と、搭載されているフラッシュメモリ100のチップ数
の情報とを格納(フラッシュメモリ100のメモリ容量
の情報については元々格納されている)しておくように
すれば、CPU41は、専用の端子などに依らずに、メ
モリカード30に搭載されるフラッシュメモリ100の
搭載形態を知ることができることで、フラッシュメモリ
100へのアクセス制御を実行できるようになる。
【0100】次に、図4の実施例に従うときにあって、
CPU41の発行するチップ番号が1から始まり、フラ
ッシュメモリ100に与えるチップイネーブル信号が負
論理である場合について説明する。
【0101】この場合には、第1のバイナリコード変換
回路401は、図12の左側に示すコード変換処理を実
行し、第2のバイナリコード変換回路402は、図12
の右側に示すコード変換処理を実行する。
【0102】すなわち、第1のバイナリコード変換回路
401は、1から始まる4ビットのチップ番号が与えら
れると、図12の左側に示すように、「0001」のチ
ップ番号が与えられるときには、1番のフラッシュメモ
リ100のイネーブル化を指示する「1110」という
チップイネーブル信号を生成し、「0010」のチップ
番号が与えられるときには、2番のフラッシュメモリ1
00のイネーブル化を指示する「1101」というチッ
プイネーブル信号を生成し、「0011」のチップ番号
が与えられるときには、3番のフラッシュメモリ100
のイネーブル化を指示する「1011」というチップイ
ネーブル信号を生成し、「0100」のチップ番号が与
えられるときには、4番のフラッシュメモリ100のイ
ネーブル化を指示する「0111」というチップイネー
ブル信号を生成する。
【0103】一方、第2のバイナリコード変換回路40
2は、1から始まる4ビットのチップ番号が与えられる
と、図12の右側に示すように、そのチップ番号の2値
化値のビット反転値を持つチップイネーブル生成用信号
を生成する。例えば、「0001」のチップ番号が与え
られるときには、「1110」というチップイネーブル
生成用信号を生成し、「0010」のチップ番号が与え
られるときには、「1101」というチップイネーブル
生成用信号を生成し、「0011」のチップ番号が与え
られるときには、「1100」というチップイネーブル
生成用信号を生成し、「0100」のチップ番号が与え
られるときには、「1011」というチップイネーブル
生成用信号を生成する。但し、16番のチップ番号につ
いては4ビットで表すことができないので、「000
0」と生成するように定義する。
【0104】このとき、2m 個のフラッシュメモリ10
0を搭載するメモリカード30に設けられるデコーダ5
0として、図13に示すように、チップイネーブル生成
用信号をデコードすることで、そのチップイネーブル生
成用信号の生成元となったCPU41の発行するチップ
番号の指すフラッシュメモリ100のイネーブル化を指
示するチップイネーブル信号(負論理)を生成するもの
を用意する。
【0105】この場合にも、図12から分かるように、
「0001」のチップ番号が与えられるときと、「00
10」のチップ番号が与えられるときには、第1のバイ
ナリコード変換回路401と第2のバイナリコード変換
回路402とは同じビットパターンを示す信号を生成す
る。すなわち、「0001」のチップ番号が与えられる
ときには、共に「1110」という信号を生成し、ま
た、「0010」のチップ番号が与えられるときには、
共に「1101」という信号を生成する。
【0106】そして、このとき、図13から分かるよう
に、デコーダ50は、第2のバイナリコード変換回路4
02の生成する「1110」というチップイネーブル生
成用信号を受けて、1番のフラッシュメモリ100のイ
ネーブル化を指示する「1〜10」というチップイネー
ブル信号を出力し、また、第2のバイナリコード変換回
路402の生成する「1101」というチップイネーブ
ル生成用信号を受けて、2番のフラッシュメモリ100
のイネーブル化を指示する「1〜101」というチップ
イネーブル信号を出力する。
【0107】従って、メモリカード30に搭載されるフ
ラッシュメモリ100の数がm個である場合も2m 個で
ある場合も、CPU41は、「0001」というチップ
番号を発行すれば、1番のフラッシュメモリ100をイ
ネーブル化できるし、「0010」というチップ番号を
発行すれば、2番のフラッシュメモリ100をイネーブ
ル化できることになる。
【0108】これから、例えば先頭に位置する1番のフ
ラッシュメモリ100に、搭載されているフラッシュメ
モリ100が方式に従うのか方式に従うのかの情報
と、搭載されているフラッシュメモリ100のチップ数
の情報とを格納(フラッシュメモリ100のメモリ容量
の情報については元々格納されている)しておくように
すれば、CPU41は、専用の端子などに依らずに、メ
モリカード30に搭載されるフラッシュメモリ100の
搭載形態を知ることができることで、フラッシュメモリ
100へのアクセス制御を実行できるようになる。
【0109】図14に、チップイネーブル信号生成回路
43の他の実施例を図示する。この実施例では、ディジ
タルカメラ60などに実装されるメモリカード30に搭
載されるm個のフラッシュメモリ100に対するチップ
イネーブル信号を生成する機能と、パーソナルコンピュ
ータ70などに実装されるメモリカード30に搭載され
る2m+n 個のフラッシュメモリ100に対するチップイ
ネーブル信号を生成する機能とを実現する。
【0110】この実施例に従うチップイネーブル信号生
成回路43は、フラッシュコントローラ40の持つチッ
プ番号レジスタ400に格納される(m+n)ビットの
チップ番号を入力として、そのチップ番号を2m で割り
算するときの剰余(mビット)/商(nビット)を算出
する演算回路500と、演算回路500の算出する剰余
及び商にコード変換処理を施すことで、m個のフラッシ
ュメモリ100に対する(m+n)ビットのチップイネ
ーブル信号を生成する第1のバイナリコード変換回路5
01と、演算回路500の算出する剰余及び商にコード
変換処理を施すことで、2m+n 個のフラッシュメモリ1
00に対する(m+n)ビットのチップイネーブル生成
用信号を生成する第2のバイナリコード変換回路502
と、第1のバイナリコード変換回路501の生成するチ
ップイネーブル信号の下位mビットか、第2のバイナリ
コード変換回路502の生成するチップイネーブル生成
用信号の下位mビットのいずれか一方を選択してフラッ
シュメモリ100に出力する下位ビット用マルチプレク
サ503と、下位ビット用マルチプレクサ503と同期
をとりつつ、第1のバイナリコード変換回路501の生
成するチップイネーブル信号の上位nビットか、第2の
バイナリコード変換回路502の生成するチップイネー
ブル生成用信号の上位nビットのいずれか一方を選択し
てフラッシュメモリ100に出力する上位ビット用マル
チプレクサ504と、マルチプレクサ503,504に
与える選択指示信号を保持する選択指示信号レジスタ5
05とを備える。
【0111】ここで、図15に示すように、m個のフラ
ッシュメモリ100が搭載されるときには、実際には、
上位ビット用マルチプレクサ504の出力するnビット
の信号は使用されることはない。
【0112】フラッシュコントローラ40の持つチップ
番号レジスタ400に格納されるチップ番号が0から始
まる場合、「m=4,n=2」を具体例にして説明する
ならば、演算回路500は、図16に示すような形式で
剰余及び商を算出し、これを受けて、フラッシュメモリ
100に与えるチップイネーブル信号が正論理である場
合、第1のバイナリコード変換回路501は、図17の
左側に示すコード変換処理を実行し、第2のバイナリコ
ード変換回路502は、図17の右側に示すコード変換
処理を実行する。
【0113】すなわち、第1のバイナリコード変換回路
501は、チップ番号レジスタ400にチップ番号0が
格納されるときに、それに応答して演算回路500の出
力する剰余「0000」/商「00」を受けて、0番の
フラッシュメモリ100のイネーブル化を指示する「0
001」を下位4ビットとし、商「00」をそのまま上
位2ビットとするチップイネーブル信号を生成する。ま
た、チップ番号1が格納されるときに、それに応答して
演算回路500の出力する剰余「0001」/商「0
0」を受けて、1番のフラッシュメモリ100のイネー
ブル化を指示する「0010」を下位4ビットとし、商
「00」をそのまま上位2ビットとするチップイネーブ
ル信号を生成する。
【0114】また、チップ番号2が格納されるときに、
それに応答して演算回路500の出力する剰余「001
0」/商「00」を受けて、2番のフラッシュメモリ1
00のイネーブル化を指示する「0100」を下位4ビ
ットとし、商「00」をそのまま上位2ビットとするチ
ップイネーブル信号を生成する。また、チップ番号3が
格納されるときに、それに応答して演算回路500の出
力する剰余「0011」/商「00」を受けて、3番の
フラッシュメモリ100のイネーブル化を指示する「1
000」を下位4ビットとし、商「00」をそのまま上
位2ビットとするチップイネーブル信号を生成する。
【0115】一方、第2のバイナリコード変換回路50
2は、チップ番号レジスタ400に0から始まるチップ
番号が格納されると、それに応答して演算回路500の
出力する剰余/商を受けて、図17の右側に示すよう
に、その剰余の2値化値に1を加算した値を下位4ビッ
トとし、商をそのまま上位2ビットとするチップイネー
ブル生成用信号を生成する。例えば、チップ番号0が格
納されるときには、「00,0001」というチップイ
ネーブル生成用信号を生成し、チップ番号1が格納され
るときには、「00,0010」というチップイネーブ
ル生成用信号を生成し、チップ番号2が格納されるとき
には、「00,0011」というチップイネーブル生成
用信号を生成し、チップ番号3が格納されるときには、
「00,0100」というチップイネーブル生成用信号
を生成する。
【0116】このとき、2m+n 個のフラッシュメモリ1
00を搭載するメモリカード30に設けられるデコーダ
50として、図18に示すように、チップイネーブル生
成用信号をデコードすることで、そのチップイネーブル
生成用信号の生成元となったCPU41の発行するチッ
プ番号の指すフラッシュメモリ100のイネーブル化を
指示するチップイネーブル信号を生成するものを用意す
る。
【0117】この場合にも、図17から分かるように、
チップ番号0が与えられるときと、チップ番号1が与え
られるときには、第1のバイナリコード変換回路501
と第2のバイナリコード変換回路502とは同じビット
パターンを示す信号を生成する。すなわち、チップ番号
0が与えられるときには、共に「00,0001」とい
う信号を生成し、チップ番号1が与えられるときには、
共に「00,0010」という信号を生成する。
【0118】そして、このとき、図18から分かるよう
に、デコーダ50は、第2のバイナリコード変換回路5
02の生成する「00,0001」というチップイネー
ブル生成用信号を受けて、0番のフラッシュメモリ10
0のイネーブル化を指示する「0〜01」というチップ
イネーブル信号を出力し、また、第2のバイナリコード
変換回路502の生成する「00,0010」というチ
ップイネーブル生成用信号を受けて、1番のフラッシュ
メモリ100のイネーブル化を指示する「0〜010」
というチップイネーブル信号を出力する。
【0119】従って、メモリカード30に搭載されるフ
ラッシュメモリ100の数がm個である場合も2m+n
である場合も、CPU41は、チップ番号0を発行すれ
ば、0番のフラッシュメモリ100をイネーブル化でき
るし、チップ番号1を発行すれば、1番のフラッシュメ
モリ100をイネーブル化できることになる。
【0120】これから、例えば先頭に位置する0番のフ
ラッシュメモリ100に、搭載されているフラッシュメ
モリ100が方式(第1のバイナリコード変換回路5
01を用いる方式)に従うのか、方式(第2のバイナ
リコード変換回路502を用いる方式)に従うのかの情
報と、搭載されているフラッシュメモリ100のチップ
数の情報とを格納(フラッシュメモリ100のメモリ容
量の情報については元々格納されている)しておくよう
にすれば、CPU41は、専用の端子等に依らずに、メ
モリカード30に搭載されるフラッシュメモリ100の
搭載形態を知ることができることで、フラッシュメモリ
100へのアクセス制御を実行できるようになる。
【0121】次に、図14の実施例に従うときにあっ
て、CPU41の発行するチップ番号が0から始まり、
フラッシュメモリ100に与えるチップイネーブル信号
が負論理である場合について説明する。
【0122】この場合には、第1のバイナリコード変換
回路501は、図19の左側に示すコード変換処理を実
行し、第2のバイナリコード変換回路502は、図19
の右側に示すコード変換処理を実行する。
【0123】すなわち、第1のバイナリコード変換回路
501は、チップ番号レジスタ400にチップ番号0が
格納されるときに、それに応答して演算回路500の出
力する剰余「0000」/商「00」を受けて、0番の
フラッシュメモリ100のイネーブル化を指示する「1
110」を下位4ビットとし、商「00」をそのまま上
位2ビットとするチップイネーブル信号を生成する。ま
た、チップ番号1が格納されるときに、それに応答して
演算回路500の出力する剰余「0001」/商「0
0」を受けて、1番のフラッシュメモリ100のイネー
ブル化を指示する「1101」を下位4ビットとし、商
「00」をそのまま上位2ビットとするチップイネーブ
ル信号を生成する。
【0124】また、チップ番号2が格納されるときに、
それに応答して演算回路500の出力する剰余「001
0」/商「00」を受けて、2番のフラッシュメモリ1
00のイネーブル化を指示する「1011」を下位4ビ
ットとし、商「00」をそのまま上位2ビットとするチ
ップイネーブル信号を生成する。また、チップ番号3が
格納されるときに、それに応答して演算回路500の出
力する剰余「0011」/商「00」を受けて、3番の
フラッシュメモリ100のイネーブル化を指示する「0
111」を下位4ビットとし、商「00」をそのまま上
位2ビットとするチップイネーブル信号を生成する。
【0125】一方、第2のバイナリコード変換回路50
2は、チップ番号レジスタ400に0から始まるチップ
番号が格納されると、それに応答して演算回路500の
出力する剰余/商を受けて、図19の右側に示すよう
に、その剰余の2値化値のビット反転値から1を減算し
た値を下位4ビットとし、商をそのまま上位2ビットと
するチップイネーブル生成用信号を生成する。例えば、
チップ番号0が格納されるときには、「00,111
0」というチップイネーブル生成用信号を生成し、チッ
プ番号1が格納されるときには、「00,1101」と
いうチップイネーブル生成用信号を生成し、チップ番号
2が格納されるときには、「00,1100」というチ
ップイネーブル生成用信号を生成し、チップ番号3が格
納されるときには、「00,1011」というチップイ
ネーブル生成用信号を生成する。
【0126】このとき、2m+n 個のフラッシュメモリ1
00を搭載するメモリカード30に設けられるデコーダ
50として、図20に示すように、チップイネーブル生
成用信号をデコードすることで、そのチップイネーブル
生成用信号の生成元となったCPU41の発行するチッ
プ番号の指すフラッシュメモリ100のイネーブル化を
指示するチップイネーブル信号を生成するものを用意す
る。
【0127】この場合にも、図19から分かるように、
チップ番号0が与えられるときと、チップ番号1が与え
られるときには、第1のバイナリコード変換回路501
と第2のバイナリコード変換回路502とは同じビット
パターンを示す信号を生成する。すなわち、チップ番号
0が与えられるときには、共に「00,1110」とい
う信号を生成し、チップ番号1が与えられるときには、
共に「00,1101」という信号を生成する。
【0128】そして、このとき、図20から分かるよう
に、デコーダ50は、第2のバイナリコード変換回路5
02の生成する「00,1110」というチップイネー
ブル生成用信号を受けて、0番のフラッシュメモリ10
0のイネーブル化を指示する「1〜10」というチップ
イネーブル信号を出力し、また、第2のバイナリコード
変換回路502の生成する「00,1101」というチ
ップイネーブル生成用信号を受けて、1番のフラッシュ
メモリ100のイネーブル化を指示する「1〜101」
というチップイネーブル信号を出力する。
【0129】従って、メモリカード30に搭載されるフ
ラッシュメモリ100の数がm個である場合も2m+n
である場合も、CPU41は、チップ番号0を発行すれ
ば、0番のフラッシュメモリ100をイネーブル化でき
るし、チップ番号1を発行すれば、1番のフラッシュメ
モリ100をイネーブル化できることになる。これか
ら、例えば先頭に位置する0番のフラッシュメモリ10
0に、搭載されているフラッシュメモリ100が方式
に従うのか方式に従うのかの情報と、搭載されている
フラッシュメモリ100のチップ数の情報とを格納(フ
ラッシュメモリ100のメモリ容量の情報については元
々格納されている)しておくようにすれば、CPU41
は、専用の端子などに依らずに、メモリカード30に搭
載されるフラッシュメモリ100の搭載形態を知ること
ができることで、フラッシュメモリ100へのアクセス
制御を実行できるようになる。
【0130】次に、図14の実施例に従うときにあっ
て、CPU41の発行するチップ番号が1から始まり、
フラッシュメモリ100に与えるチップイネーブル信号
が正論理である場合について説明する。なお、このと
き、例えば「m=4,n=2」の例で説明するならば、
64番のチップ番号については6ビットで表せないの
で、CPU41は、64番のチップ番号を発行するとき
には「000000」と発行するように処理することに
なる。
【0131】CPU41の発行するチップ番号が1から
始まる場合には、演算回路500は、チップ番号から1
を減算した値を2m で割り算するときの剰余(mビッ
ト)/商(nビット)を算出する。すなわち、図21に
示すような形式で剰余及び商を算出する。
【0132】この場合には、第1のバイナリコード変換
回路501は、図22の左側に示すコード変換処理を実
行し、第2のバイナリコード変換回路502は、図22
の右側に示すコード変換処理を実行する。
【0133】すなわち、第1のバイナリコード変換回路
501は、チップ番号レジスタ400にチップ番号1が
格納されるときに、それに応答して演算回路500の出
力する剰余「0000」/商「00」を受けて、1番の
フラッシュメモリ100のイネーブル化を指示する「0
001」を下位4ビットとし、商「00」をそのまま上
位2ビットとするチップイネーブル信号を生成する。ま
た、チップ番号2が格納されるときに、それに応答して
演算回路500の出力する剰余「0001」/商「0
0」を受けて、2番のフラッシュメモリ100のイネー
ブル化を指示する「0010」を下位4ビットとし、商
「00」をそのまま上位2ビットとするチップイネーブ
ル信号を生成する。
【0134】また、チップ番号3が格納されるときに、
それに応答して演算回路500の出力する剰余「001
0」/商「00」を受けて、3番のフラッシュメモリ1
00のイネーブル化を指示する「0100」を下位4ビ
ットとし、商「00」をそのまま上位2ビットとするチ
ップイネーブル信号を生成する。また、チップ番号4が
格納されるときに、それに応答して演算回路500の出
力する剰余「0011」/商「00」を受けて、4番の
フラッシュメモリ100のイネーブル化を指示する「1
000」を下位4ビットとし、商「00」をそのまま上
位2ビットとするチップイネーブル信号を生成する。
【0135】一方、第2のバイナリコード変換回路50
2は、チップ番号レジスタ400に1から始まるチップ
番号が格納されると、それに応答して演算回路500の
出力する剰余/商を受けて、図22の右側に示すよう
に、その剰余の2値化値に1を加算した値を下位4ビッ
トとし、商をそのまま上位2ビットとするチップイネー
ブル生成用信号を生成する。例えば、チップ番号1が格
納されるときには、「00,0001」というチップイ
ネーブル生成用信号を生成し、チップ番号2が格納され
るときには、「00,0010」というチップイネーブ
ル生成用信号を生成し、チップ番号3が格納されるとき
には、「00,0011」というチップイネーブル生成
用信号を生成し、チップ番号4が格納されるときには、
「00,0100」というチップイネーブル生成用信号
を生成する。
【0136】このとき、2m+n 個のフラッシュメモリ1
00を搭載するメモリカード30に設けられるデコーダ
50として、図23に示すように、チップイネーブル生
成用信号をデコードすることで、そのチップイネーブル
生成用信号の生成元となったCPU41の発行するチッ
プ番号の指すフラッシュメモリ100のイネーブル化を
指示するチップイネーブル信号を生成するものを用意す
る。
【0137】この場合にも、図22から分かるように、
チップ番号1が与えられるときと、チップ番号2が与え
られるときには、第1のバイナリコード変換回路501
と第2のバイナリコード変換回路502とは同じビット
パターンを示す信号を生成する。すなわち、チップ番号
1が与えられるときには、共に「00,0001」とい
う信号を生成し、また、チップ番号2が与えられるとき
には、共に「00,0010」という信号を生成する。
【0138】そして、このとき、図23から分かるよう
に、デコーダ50は、第2のバイナリコード変換回路5
02の生成する「00,0001」というチップイネー
ブル生成用信号を受けて、1番のフラッシュメモリ10
0のイネーブル化を指示する「0〜01」というチップ
イネーブル信号を出力し、また、第2のバイナリコード
変換回路502の生成する「00,0010」というチ
ップイネーブル生成用信号を受けて、2番のフラッシュ
メモリ100のイネーブル化を指示する「0〜010」
というチップイネーブル信号を出力する。
【0139】従って、メモリカード30に搭載されるフ
ラッシュメモリ100の数がm個である場合も2m+n
である場合でも、CPU41は、チップ番号1を発行す
れば、1番のフラッシュメモリ100をイネーブル化で
きるし、チップ番号2を発行すれば、2番のフラッシュ
メモリ100をイネーブル化できることになる。
【0140】これから、例えば先頭に位置する1番のフ
ラッシュメモリ100に、搭載されているフラッシュメ
モリ100が方式に従うのか方式に従うのかの情報
と、搭載されているフラッシュメモリ100のチップ数
の情報とを格納(フラッシュメモリ100のメモリ容量
の情報については元々格納されている)しておくように
すれば、CPU41は、専用の端子などに依らずに、メ
モリカード30に搭載されるフラッシュメモリ100の
搭載形態を知ることができることで、フラッシュメモリ
100へのアクセス制御を実行できるようになる。
【0141】次に、図14の実施例に従うときにあっ
て、CPU41の発行するチップ番号が1から始まり、
フラッシュメモリ100に与えるチップイネーブル信号
が負論理である場合について説明する。
【0142】この場合にも、演算回路500は、チップ
番号から1を減算した値を2m で割り算するときの剰余
(mビット)/商(nビット)を算出する。すなわち、
図21に示すような形式で剰余及び商を算出する。
【0143】この場合には、第1のバイナリコード変換
回路501は、図24の左側に示すコード変換処理を実
行し、第2のバイナリコード変換回路502は、図24
の右側に示すコード変換処理を実行する。
【0144】すなわち、第1のバイナリコード変換回路
501は、チップ番号レジスタ400にチップ番号1が
格納されるときに、それに応答して演算回路500の出
力する剰余「0000」/商「00」を受けて、1番の
フラッシュメモリ100のイネーブル化を指示する「1
110」を下位4ビットとし、商「00」をそのまま上
位2ビットとするチップイネーブル信号を生成する。ま
た、チップ番号2が格納されるときに、それに応答して
演算回路500の出力する剰余「0001」/商「0
0」を受けて、2番のフラッシュメモリ100のイネー
ブル化を指示する「1101」を下位4ビットとし、商
「00」をそのまま上位2ビットとするチップイネーブ
ル信号を生成する。
【0145】また、チップ番号3が格納されるときに、
それに応答して演算回路500の出力する剰余「001
0」/商「00」を受けて、3番のフラッシュメモリ1
00のイネーブル化を指示する「1011」を下位4ビ
ットとし、商「00」をそのまま上位2ビットとするチ
ップイネーブル信号を生成する。また、チップ番号4が
格納されるときに、それに応答して演算回路500の出
力する剰余「0011」/商「00」を受けて、4番の
フラッシュメモリ100のイネーブル化を指示する「1
000」を下位4ビットとし、商「00」をそのまま上
位2ビットとするチップイネーブル信号を生成する。
【0146】一方、第2のバイナリコード変換回路50
2は、チップ番号レジスタ400に1から始まるチップ
番号が格納されると、それに応答して演算回路500の
出力する剰余/商を受けて、図24の右側に示すよう
に、その剰余の2値化値のビット反転値から1を減算し
た値を下位4ビットとし、商をそのまま上位2ビットと
するチップイネーブル生成用信号を生成する。例えば、
チップ番号1が格納されるときには、「00,111
0」というチップイネーブル生成用信号を生成し、チッ
プ番号2が格納されるときには、「00,1101」と
いうチップイネーブル生成用信号を生成し、チップ番号
3が格納されるときには、「00,1100」というチ
ップイネーブル生成用信号を生成し、チップ番号4が格
納されるときには、「00,1011」というチップイ
ネーブル生成用信号を生成する。
【0147】このとき、2m+n 個のフラッシュメモリ1
00を搭載するメモリカード30に設けられるデコーダ
50として、図25に示すように、チップイネーブル生
成用信号をデコードすることで、そのチップイネーブル
生成用信号の生成元となったCPU41の発行するチッ
プ番号の指すフラッシュメモリ100のイネーブル化を
指示するチップイネーブル信号を生成するものを用意す
る。
【0148】この場合にも、図24から分かるように、
チップ番号1が与えられるときと、チップ番号2が与え
られるときには、第1のバイナリコード変換回路501
と第2のバイナリコード変換回路502とは同じビット
パターンを示す信号を生成する。すなわち、チップ番号
1が与えられるときには、共に「00,1110」とい
う信号を生成し、チップ番号2が与えられるときには、
共に「00,1101」という信号を生成する。
【0149】そして、このとき、図25から分かるよう
に、デコーダ50は、第2のバイナリコード変換回路5
02の生成する「00,1110」というチップイネー
ブル生成用信号を受けて、1番のフラッシュメモリ10
0のイネーブル化を指示する「1〜10」というチップ
イネーブル信号を出力し、また、第2のバイナリコード
変換回路502の生成する「00,1101」というチ
ップイネーブル生成用信号を受けて、2番のフラッシュ
メモリ100のイネーブル化を指示する「1〜101」
というチップイネーブル信号を出力する。
【0150】従って、メモリカード30に搭載されるフ
ラッシュメモリ100の数がm個である場合も2m+n
である場合も、CPU41は、チップ番号1を発行すれ
ば、1番のフラッシュメモリ100をイネーブル化でき
るし、チップ番号2を発行すれば、2番のフラッシュメ
モリ100をイネーブル化できることになる。
【0151】これから、例えば先頭に位置する1番のフ
ラッシュメモリ100に、搭載されているフラッシュメ
モリ100が方式に従うのか方式に従うのかの情報
と、搭載されているフラッシュメモリ100のチップ数
の情報とを格納(フラッシュメモリ100のメモリ容量
の情報については元々格納されている)しておくように
すれば、CPU41は、専用の端子などに依らずに、メ
モリカード30に搭載されるフラッシュメモリ100の
搭載形態を知ることができることで、フラッシュメモリ
100へのアクセス制御を実行できるようになる。
【0152】以上説明したように、本発明を具備するメ
モリカード30によれば、m個のフラッシュメモリ10
0か、2m 個のフラッシュメモリ100のいずれかが搭
載され、m個のフラッシュメモリ100が搭載されると
きには、mビットのチップイネーブル信号を用いてイネ
ーブルが実行され、2m 個のフラッシュメモリ100が
搭載されるときには、mビットのチップイネーブル生成
用信号をデコードすることで得られる2m ビットのチッ
プイネーブル信号を用いてイネーブルが実行されるとき
にあって、チップ番号として0or1(チップ番号が1か
ら始まるときには1or2)を発行することで、どちらの
チップ搭載形式に従う場合にも、そのチップ番号の指す
フラッシュメモリ100にアクセスできるので、そのチ
ップ番号のフラッシュメモリ100にチップ搭載形式情
報を格納しておくことで、どちらのチップ搭載形式に従
うのかを知ることができるようになる。
【0153】そして、本発明を具備するメモリカード3
0によれば、m個のフラッシュメモリ100か、2m+n
個のフラッシュメモリ100のいずれかが搭載され、m
個のフラッシュメモリ100が搭載されるときには、m
ビットのチップイネーブル信号を用いてイネーブルを用
いてイネーブルが実行され、2m+n 個のフラッシュメモ
リ100が搭載されるときには、(m+n)ビットのチ
ップイネーブル生成用信号をデコードすることで得られ
る2m+n ビットのチップイネーブル信号を用いてイネー
ブルが実行されるときにあって、チップ番号として0or
1(チップ番号が1から始まるときには1or2)を発行
することで、どちらのチップ搭載形式に従う場合にも、
そのチップ番号の指すフラッシュメモリ100にアクセ
スできるので、そのチップ番号のフラッシュメモリ10
0にチップ搭載形式情報を格納しておくことで、どちら
のチップ搭載形式に従うのかを知ることができるように
なる。
【0154】以上説明した実施例はあくまで実施例に過
ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。例え
ば、図14の実施例では、演算回路500の出力する商
を使い、全てのチップ番号について、第1のバイナリコ
ード変換回路501と第2のバイナリコード変換回路5
02とが同じ上位nビットを持つ信号を生成する構成を
採ったが、同じ上位nビットを持つ必要があるのは、図
14の実施例で説明するならば、チップ番号0or1(チ
ップ番号が1から始まるときには1or2)についてだけ
であり、本発明は、この実施例に限られるものではな
い。
【0155】また、図4や図14の実施例では、フラッ
シュメモリ100に対するチップイネーブル信号の生成
処理に従って本発明を説明したが、その他のメモリやメ
モリ以外のチップに対してもそのまま適用できる。
【0156】上述したように、図4の実施例に従うと、
メモリカード30に搭載されるフラッシュメモリ100
の数がm個である場合も2m 個である場合も、CPU4
1は、チップ番号0を発行すれば、先頭に位置する0番
のフラッシュメモリ100をイネーブル化できることに
なる。そして、図14の実施例に従うと、メモリカード
30に搭載されるフラッシュメモリ100の数がm個で
ある場合も2m+n 個である場合も、CPU41は、チッ
プ番号0を発行すれば、先頭に位置する0番のフラッシ
ュメモリ100をイネーブル化できることになる。
【0157】これから、上述したように、先頭に位置す
る0番のフラッシュメモリ100に、搭載されているフ
ラッシュメモリ100が方式(第1のバイナリコード
変換回路401,501を用いる方式)に従うのか、方
式(第2のバイナリコード変換回路402,502を
用いる方式)に従うのかの情報と、搭載されているフラ
ッシュメモリ100のチップ数の情報とを格納(フラッ
シュメモリ100のメモリ容量の情報については元々格
納されている)しておくようにすれば、CPU41は、
専用の端子等に依らずに、メモリカード30に搭載され
るフラッシュメモリ100の搭載形態を知ることができ
ることで、フラッシュメモリ100へのアクセス制御を
実行できるようになる。
【0158】すなわち、CPU41は、このようにして
取得するフラッシュメモリ100のチップ数及びメモリ
容量から、フラッシュメモリ100に割り付けられるア
ドレスの最大値を求めて、それをディジタルカメラ60
やパーソナルコンピュータ70などのホストに通知する
ことで、ホストの発行するアドレスがフラッシュメモリ
100に割り付けられるアドレスに収まるように制御で
きるようになるとともに、ホストの発行するアドレスの
指すフラッシュメモリ100のチップ番号を特定できる
ことで、そのフラッシュメモリ100をイネーブル化で
きるようになる。
【0159】そして、CPU41は、このようにして取
得する方式に従うのか方式に従うのか情報に従っ
て、選択指示信号レジスタ404,505に選択指示信
号をセットすることで、第1のバイナリコード変換回路
401,501の生成するチップイネーブル信号を選択
してフラッシュメモリ100に出力するのか、第2のバ
イナリコード変換回路402,502の生成するチップ
イネーブル生成用信号を選択してフラッシュメモリ10
0(デコーダ50)に出力するのかを制御することで、
フラッシュメモリ100へのアクセスを制御できるよう
になる。
【0160】この構成の特徴に着目して、メモリカード
30は、先頭に位置する0番のフラッシュメモリ100
に、搭載されているフラッシュメモリ100が方式か
方式のどちらに従うのかの情報と、搭載されているフ
ラッシュメモリ100のチップ数とを格納することに加
えて、図26に示すように、低消費電力モードに入る時
間の設定情報や、アクセス要求のデータが消去されてい
ることをホストに通知するときに用いるコードの設定情
報や、内部レジスタの規定範囲のビットを有効とするの
か無効とするのかを示す設定情報や、カード規格の識別
情報や、内部テーブル作成方法の識別情報を格納する。
【0161】なお、通常の場合、搭載されているフラッ
シュメモリ100のチップ数が少ないときには方式に
従い、多いときには方式に従うことになるので、搭載
されているフラッシュメモリ100のチップ数を使っ
て、フラッシュメモリ100が方式に従うのか方式
に従うのかを判断する構成を採ることもある。この場合
には、フラッシュメモリ100が方式か方式のどち
らに従うのかの情報については格納されないことにな
る。
【0162】この先頭に位置する0番のフラッシュメモ
リ100に格納される各種情報は、例えばメモリカード
30を出荷するときに、外部の設定装置から書き込まれ
ることで格納される。
【0163】図27に、この設定装置の実行する処理フ
ローの一実施例、図28に、この処理フローに同期して
CPU41が実行する処理フローの一実施例を図示す
る。すなわち、設定装置は、オペレータなどから0番の
フラッシュメモリ100に格納される各種情報の書込要
求が発行されると、図27の処理フローに示すように、
先ず最初に、メモリカード30に対して、Vender 固有
コマンド(リードコマンドなどのStandard コマンド以
外に設けられるコマンド)を許可してもらうコマンドを
発行し、それが受け付けられると、続いて、メモリカー
ド30に対して、0番のフラッシュメモリ100に格納
される各種情報の設定変更を指示する設定変更コマンド
を発行する。そして、それが受け付けられると、最後
に、メモリカード30に対して、オペレータなどから入
力される設定データを転送することで、その設定データ
をメモリカード30に書き込む。
【0164】この設定装置の処理を受けて、CPU41
は、図28の処理フローに示すように、設定装置から送
られてきた設定データを先頭に位置する0番のフラッシ
ュメモリ100の空きブロックに書き込み、続いて、設
定装置から送られてきた設定データにより無効となる古
い設定データにデータ無効のフラグを立てることで無効
化する。そして、最後に、書き込んだ設定データをCP
U41の持つSRAM領域のレジスタに格納すること
で、新しい設定データによるカードの設定処理を終了す
る。
【0165】このようにして、先頭に位置する0番のフ
ラッシュメモリ100に格納される各種の情報は、例え
ばメモリカード30を出荷するときに、外部の設定装置
から書き込まれることで格納されることになる。
【0166】この先頭に位置する0番のフラッシュメモ
リ100に格納される各種の情報は、メモリカード30
が起動されると、図29に示すように、CPU41の持
つSRAM領域600のレジスタに格納されるように構
成される。このレジスタには、SRAM領域600上で
の特定のアドレスが割り付けられており、CPU41
は、この特定のアドレスの指すレジスタにアクセスする
ことで、先頭に位置する0番のフラッシュメモリ100
に格納される各種の情報を取得できるようになる。
【0167】次に、SRAM領域600のレジスタに格
納される各種情報(先頭に位置する0番のフラッシュメ
モリ100に格納される各種の情報)がどのように使用
されるのかについて説明する。
【0168】(1)フラッシュメモリ100の方式情報 上述したように、CPU41は、メモリカード30の起
動時に、搭載されているフラッシュメモリ100が方式
か方式のどちらに従うのかの情報を得て、それに従
って、方式に従うときには、第1のバイナリコード変
換回路401,501の生成するチップイネーブル信号
を選択して出力するようにと、選択指示信号レジスタ4
04,505に選択指示信号をセットし、方式に従う
ときには、第2のバイナリコード変換回路402,50
2の生成するチップイネーブル生成用信号を選択して出
力するようにと、選択指示信号レジスタ404,505
に選択指示信号をセットする処理を行う。これにより、
フラッシュメモリ100へのアクセスが実行できるよう
になる。
【0169】(2)フラッシュメモリ100のチップ数 上述したように、CPU41は、メモリカード30の起
動時に、搭載されているフラッシュメモリ100のチッ
プ数を得るとともに、フラッシュメモリ100に記録さ
れる1チップ当たりのメモリ容量(元々記録されてい
る)を得て、このチップ数及びメモリ容量から、フラッ
シュメモリ100に割り付けられるアドレスの最大値を
求めて、それをディジタルカメラ60やパーソナルコン
ピュータ70などのホストに通知したり、ホストがアド
レスを指定してアクセス要求を発行するときに、ホスト
の発行するアドレスの指すフラッシュメモリ100のチ
ップ番号を特定することでそれをイネーブル化するなど
の処理を行う。
【0170】(3)低消費電力モードに入る時間の設定
情報 CPU41は、ディジタルカメラ60やパーソナルコン
ピュータ70などのホストからの処理要求に応答して処
理を行ってそれを終了すると、時間の計時処理に入っ
て、次の処理要求が発行されると、その計時時間をリセ
ットしていくとともに、その計時時間が規定時間を超え
るときには、低消費電力モードに移行する処理を行う。
【0171】このとき、CPU41は、SRAM領域6
00のレジスタに格納される時間の設定情報を判断値と
して用いることで、低消費電力モードに移行するか否か
を判断する処理を行う。この構成に従って、低消費電力
モードに移行するまでの時間を簡単に変更できるように
なる。
【0172】すなわち、低消費電力モードに移行するま
での時間をプログラムに埋め込むのではなくて、それを
SRAM領域600のレジスタに格納する構成を採っ
て、プログラムがそれを参照していく構成を採ること
で、低消費電力モードに移行するまでの時間を簡単に変
更可能とすることを実現する。
【0173】(4)アクセス要求のデータが消去されて
いることをホストに通知するときに用いるコードの設定
情報 アクセス要求のデータが消去されているときには、CP
U41は、通常、アクセス要求発行元のホストに対し
て、“FFh”を転送することになるが、ホストのメー
カによっては、“00h”といったような別のコード値
の転送を要求することがある。
【0174】そこで、CPU41は、アクセス要求のデ
ータが消去されていることをホストに通知するときに、
SRAM領域600のレジスタに格納される消去状態の
通知データの設定情報を参照して、それに従って、ホス
トに対して、“FFh”を転送したり、“00h”を転
送する処理を行う。
【0175】すなわち、消去状態の通知データをプログ
ラムに埋め込むのではなくて、それをSRAM領域60
0のレジスタに格納する構成を採って、プログラムがそ
れを参照していく構成を採ることで、ホストに通知する
消去状態の通知データを簡単に変更可能とすることを実
現する。
【0176】(5)内部レジスタの規定範囲のビットを
有効とするのか無効とするのかを示す設定情報 メモリカード30がPCMCIAのインタフェース規格
(PCカードなどのインタフェース規格)で動作すると
きには、PCMCIA規格で定義されるメモリモード、
独立I/Oモード、I/O一次モード、I/O二次モー
ドという4つの動作モードの内のいずれかの動作モード
で動作することになる。
【0177】この動作モードは、図29に示すCPU4
1の内部レジスタ601に格納されることになるが、4
つの動作モードを識別するためには2ビットあれば十分
で、内部レジスタ601の持つそれ以外のビットは冗長
ビットとなる。
【0178】内部レジスタ(内部レジスタ601)の規
定範囲のビットを有効とするのか無効とするのかを示す
設定情報は、この冗長ビットをマスクするのか否かを指
定させるために用意されるものであり、この設定情報に
従ってマスクの指定がある場合には、CPU41は、冗
長ビットを無視するような形で上述の2ビットを抽出す
ることで動作モードを判断する処理を行う。
【0179】(6)カード規格の識別情報 メモリカード30は、PCカードとして用いられたり、
CompactFlash(米国SanDisk 社の商標)として用い
られる。SRAM領域600のレジスタに格納されるカ
ード規格の識別情報は、PCカードとして用いられてい
るか、CompactFlashとして用いられているのかを表示
するものである。
【0180】このPCカードは、PCMCIAのインタ
フェース規格に準拠し、CompactFlashは、PCMCI
AとIDE(ハードディスクのインタフェース規格)の
双方のインタフェース規格に準拠しており、CompactF
lashは、PCカードではサポートされていないコマンド
(セクタの内容を消去するコマンドなど)をサポートし
ている。これから、CPU41は、メモリカード30が
PCカードとして用いられるときに、ホストからPCカ
ードではサポートされていないCompactFlashのコマン
ドを受け取るときには、そのコマンドを受け付けない処
理を実行する必要がある。
【0181】そこで、CPU41は、ホストからコマン
ドを受け取ると、SRAM領域600のレジスタに格納
されるカード規格の識別情報に従って、PCカードとし
て用いられているか、CompactFlashとして用いられて
いるのかを判断して、その判断結果に従って、ホストか
らのコマンドを受け付けるのか否かを決定する処理など
を行う。
【0182】(7)内部テーブル作成方法の識別情報 フラッシュメモリ100は、図30に示すように、デー
タ消去の単位となる例えば512個のブロックに分割さ
れており、そして、これらの各ブロックは、データの格
納単位となる例えば8個のセクタを持っている。各セク
タに格納されるデータには、ホストの発行した論理アド
レスが付加されており、1つのブロックに格納されるデ
ータには、全て同一の論理アドレスが付加されている。
【0183】内部テーブルは、CPU41のSRAM領
域600に展開され、この論理アドレスとブロック番号
との対応関係を管理することで、論理アドレスから物理
アドレスへの変換処理を実行するために用意されるもの
で、例えば、フラッシュメモリ100が4個搭載される
場合を具体例にして説明するならば、内部テーブルは、
図31に示すような構造を持つ。
【0184】すなわち、チップ番号0のフラッシュメモ
リ100に対応付けられるテーブル部分では、エントリ
ー順に、論理アドレス0の格納先ブロック番号、論理ア
ドレス4の格納先ブロック番号、・・・を管理し、チッ
プ番号1のフラッシュメモリ100に対応付けられるテ
ーブル部分では、エントリー順に、論理アドレス1の格
納先ブロック番号、論理アドレス5の格納先ブロック番
号、・・・を管理し、チップ番号2のフラッシュメモリ
100に対応付けられるテーブル部分では、エントリー
順に、論理アドレス2の格納先ブロック番号、論理アド
レス6の格納先ブロック番号、・・・を管理し、チップ
番号3のフラッシュメモリ100に対応付けられるテー
ブル部分では、エントリー順に、論理アドレス3の格納
先ブロック番号、論理アドレス7の格納先ブロック番
号、・・・を管理するというデータ構造を持つ。
【0185】この内部テーブルのデータ構造に従って、
CPU41は、ディジタルカメラ60やパーソナルコン
ピュータ70などのホストから、論理アドレスを指定し
てアクセス要求が発行されると、その論理アドレスの指
すチップ番号及びブロック番号を特定することで、アク
セス先となる物理アドレスを求めることができることに
なる。
【0186】このような構造を持つ内部テーブルは、フ
ラッシュメモリ100のブロックに順番にアクセスし
て、データの格納されているブロック番号を検出すると
ともに、そのデータに付加されている論理アドレスを検
出して、その論理アドレスの指す内部テーブルのエント
リーに、そのブロック番号を格納していくことで生成さ
れることになる。
【0187】この内部テーブルの生成方法としては、ホ
ストがアクセス要求を発行する前に全てを生成して、そ
の生成が完了してからホストにアクセス要求を許可する
ことで生成したり、ホストがアクセス要求を発行する前
に一部分だけ生成して、その後は、ホストのアクセス要
求があるときに、それを契機として、アクセス要求で指
定された論理アドレスの指すチップ番号に関する部分を
生成することで生成したり、ホストがアクセス要求を発
行する前に一部分だけ生成して、その後は、ホストのア
クセス要求があるときに、それを契機として、アクセス
要求で指定された論理アドレスの指すチップ番号に関す
る部分を生成するとともに、ホストがアクセス要求を発
行しない間にも生成を続けていくことで生成するといっ
たように、色々な生成方法がある。
【0188】そこで、CPU41は、メモリカード30
が起動されるときに、SRAM領域600のレジスタに
格納される内部テーブル作成方法の識別情報を参照し
て、それの指示する生成方法に従って、内部テーブルを
生成する処理を行う。これにより、内部テーブルの生成
方法を簡単に変更できるようになる。
【0189】このように、本発明を具備するメモリカー
ド30は、メモリカード30としての動作に必要となる
情報をフラッシュメモリ100に格納する構成を採っ
て、メモリカード30の起動時に、それらの動作情報を
CPU41で走行するプログラムが参照するレジスタに
格納することで、メモリカード30を動作させる構成を
採ることから、外部から端子を使ってメモリカード30
に動作情報を通知する必要がないことでコネクタ端子の
増加を防止できるようになるとともに、フラッシュメモ
リ100に格納される動作情報を書き換えるだけで、簡
単に、メモリカード30の動作内容を変更できるように
なる。
【0190】図26〜図29で説明した実施例はあくま
で実施例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものでは
ない。例えば、図26〜図29で説明した本発明を具備
するメモリカード30では、フラッシュメモリ100を
搭載することを想定したが、電源遮断時にもデータを保
持する機能を有するその他のメモリを搭載するときに
も、そのまま適用できる。
【0191】次に、方式に従うフラッシュメモリ10
0が搭載されているのか、方式に従うフラッシュメモ
リ100が搭載されているのかを検出する本発明の別の
実施例について説明する。
【0192】図4では省略したが、実際には、図32に
示すように、方式に従うフラッシュメモリ100に対
するチップイネーブル信号を生成する第1のバイナリコ
ード変換回路401と、方式に従うフラッシュメモリ
100に対するチップイネーブル生成用信号を生成する
第2のバイナリコード変換回路402とに対して、同一
の信号線を使って、バイナリコードへの変換を指示する
イネーブル信号を与える構成を採ることになる。
【0193】これに対して、図33に示すように、方式
の起動を指示するイネーブル信号と、方式の起動を
指示するイネーブル信号とを別にして、方式の起動を
指示するイネーブル信号については第1のバイナリコー
ド変換回路401に与え、方式の起動を指示するイネ
ーブル信号についてはデコーダ50に与えるとともに、
このとき、第2のバイナリコード変換回路402に対し
て常にイネーブル信号を与えるという構成を採ることも
可能である。
【0194】この構成を採るときには、CPU41は、
メモリカード30の起動時に、図34に示す処理フロー
を実行することで、選択指示信号レジスタ404に対し
て選択指示信号を設定する処理を行う。
【0195】すなわち、CPU41は、メモリカード3
0が起動されると、図34の処理フローに示すように、
先ず最初に、ステップ1で、マルチプレクサ403が第
1のバイナリコード変換回路401の出力信号を選択す
るようにと、選択指示信号レジスタ404に対して選択
指示信号を設定する。
【0196】続いて、ステップ2で、先頭に位置するチ
ップ番号0のフラッシュメモリ100に対するアクセス
を実行することで、先頭に位置するチップ番号0のフラ
ッシュメモリ100に格納される上述の各種情報を読み
込む。
【0197】このとき、ステップ1の処理に従って、マ
ルチプレクサ403が第1のバイナリコード変換回路4
01の出力信号を選択するようにと選択指示信号が設定
されており、これから、方式の起動を指示するイネー
ブル信号はイネーブル指示を表示するのに対して、方式
の起動を指示するイネーブル信号はイネーブル指示を
表示していない。従って、方式に従うフラッシュメモ
リ100が搭載されているときには、デコーダ50が起
動されないことで、フラッシュメモリ100に対するア
クセスを実現できない。
【0198】これから、続いて、ステップ3で、ステッ
プ2のアクセス処理によりフラッシュメモリ100にア
クセスできたのか否かをチェックして、フラッシュメモ
リ100にアクセスできたことを判断するとき、すなわ
ち、方式に従うフラッシュメモリ100が搭載されて
いることを判断するときには、選択指示信号レジスタ4
04に設定される選択指示信号が正しいことを判断し
て、そのまま処理を終了する。
【0199】一方、ステップ3のチェック処理に従っ
て、ステップ2のアクセス処理によりフラッシュメモリ
100にアクセスできないことを判断するとき、すなわ
ち、方式に従うフラッシュメモリ100が搭載されて
いることを判断するときには、ステップ4に進んで、マ
ルチプレクサ403が第2のバイナリコード変換回路4
02の出力信号を選択するようにと、選択指示信号レジ
スタ404に対して選択指示信号を設定する。
【0200】続いて、ステップ5で、先頭に位置するチ
ップ番号0のフラッシュメモリ100に対するアクセス
を実行することで、先頭に位置するチップ番号0のフラ
ッシュメモリ100に格納される上述の各種情報を読み
込んで処理を終了する。
【0201】このようにして、図33に示すような構成
を採るときには、CPU41は、図34の処理フローを
実行することで、選択指示信号レジスタ404に対し
て、簡単に選択指示信号を設定できるようになる。
【0202】図34の処理フローでは、ステップ1の処
理で、マルチプレクサ403が第1のバイナリコード変
換回路401の出力信号を選択するようにと選択指示信
号を設定する構成を採ったが、マルチプレクサ403が
第2のバイナリコード変換回路402の出力信号を選択
するようにと選択指示信号を設定する構成を採ることも
可能である。この構成を採るときには、ステップ3の処
理で、先頭に位置するチップ番号0のフラッシュメモリ
100にアクセスできないことを判断するときには、ス
テップ4の処理で、マルチプレクサ403が第1のバイ
ナリコード変換回路401の出力信号を選択するように
と、選択指示信号レジスタ404に設定する選択指示信
号を変更することになる。
【0203】また、図34の処理フローでは、m個のフ
ラッシュメモリ100を搭載するか、2m 個のフラッシ
ュメモリ100を搭載するという図4の実施例を想定し
たが、m個のフラッシュメモリ100を搭載するか、2
m+n 個のフラッシュメモリ100を搭載するという図1
4の実施例に対してもそのまま適用できる。
【0204】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最大m個のチップを搭載する装置と最大2m 個のチップ
を搭載する装置とに共通的に用いられたり、最大m個の
チップを搭載する装置と最大2m+n 個のチップを搭載す
る装置とに共通的に用いられる構成を採るときにあっ
て、装置の持つチップ情報が外部から与えられなくも、
それらのチップに対してのチップイネーブル信号を生成
できるようになる。
【0205】そして、本発明によれば、電源遮断時にも
データを保持する機能を有するメモリを搭載するときに
あって、メモリ装置としての動作に必要となる情報をメ
モリに格納する構成を採って、メモリ装置の起動時に、
それらの動作情報をプログラムが参照するレジスタに格
納することで、メモリ装置を動作させる構成を採ること
から、外部から端子を使ってメモリ装置に動作情報を通
知する必要がないことでコネクタ端子の増加を防止でき
るようになるとともに、メモリに格納される動作情報を
書き換えるだけで、簡単に、メモリ装置の動作内容を変
更できるようになる。
【0206】そして、本発明によれば、メモリに与える
チップイネーブル信号と、デコーダによりデコードされ
ることでメモリに与えるチップイネーブル信号を生成す
ることになるチップイネーブル生成用信号とを生成し
て、デコーダが備えられないときには、チップイネーブ
ル信号を選択してメモリに与え、デコーダが備えられる
ときには、チップイネーブル生成用信号を選択してデコ
ーダに与える構成を採るときにあって、簡単に、チップ
イネーブル信号を出力するのか、チップイネーブル生成
用信号を出力するのかを決定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の適用されるメモリカードの説明図であ
る。
【図3】メモリカードのの装置構成図である。
【図4】チップイネーブル信号生成回路の実施例であ
る。
【図5】バイナリコード変換処理の説明図である。
【図6】デコード処理の説明図である。
【図7】CPUの実行する処理フローである。
【図8】バイナリコード変換処理の説明図である。
【図9】デコード処理の説明図である。
【図10】バイナリコード変換処理の説明図である。
【図11】デコード処理の説明図である。
【図12】バイナリコード変換処理の説明図である。
【図13】デコード処理の説明図である。
【図14】チップイネーブル信号生成回路の実施例であ
る。
【図15】コントローラとメモリとの間の結線の説明図
である。
【図16】演算回路の算出する剰余及び商の説明図であ
る。
【図17】バイナリコード変換処理の説明図である。
【図18】デコード処理の説明図である。
【図19】バイナリコード変換処理の説明図である。
【図20】デコード処理の説明図である。
【図21】演算回路の算出する剰余及び商の説明図であ
る。
【図22】バイナリコード変換処理の説明図である。
【図23】デコード処理の説明図である。
【図24】バイナリコード変換処理の説明図である。
【図25】デコード処理の説明図である。
【図26】先頭のフラッシュメモリに格納される設定情
報である。
【図27】設定装置の実行する処理フローである。
【図28】CPUの実行する処理フローである。
【図29】本発明の説明図である。
【図30】フラッシュメモリの説明図である。
【図31】内部テーブルの説明図である。
【図32】本発明の説明図である。
【図33】本発明の説明図である。
【図34】CPUの実行する処理フローである。
【符号の説明】
1a 第1のチップボード 1b 第2のチップボード 2 コントローラ 10a メモリチップ 10b メモリチップ 11 デコーダ 20 第1の生成手段 21 第2の生成手段 22 選択手段 23 保持手段 24 取得手段 25 設定手段
フロントページの続き (72)発明者 林 朋弘 神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目15番16 株式会社富士通コンピュータテクノロジ 内 (72)発明者 蒲 信吉 神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目15番16 株式会社富士通コンピュータテクノロジ 内 (72)発明者 長瀬 健 神奈川県横浜市港北区新横浜二丁目15番16 株式会社富士通コンピュータテクノロジ 内 Fターム(参考) 5B025 AE02 5B060 MM00 MM15

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 最大m個のチップを搭載する装置と最大
    m 個のチップを搭載する装置とに共通的に用いられる
    チップイネーブル信号生成回路であって、 チップ番号が発行されるときに、該チップ番号の指すチ
    ップのイネーブルを指示するmビットのチップイネーブ
    ル信号を生成する第1の生成手段と、 チップ番号が発行されるときに、該チップ番号から、特
    定チップ番号について上記第1の生成手段の生成するチ
    ップイネーブル信号と同一のビットパターンを示すmビ
    ットのチップイネーブル生成用信号を生成する第2の生
    成手段と、 最大m個のチップを搭載する装置に用いられるときに
    は、上記第1の生成手段の生成するチップイネーブル信
    号を選択して出力し、最大2m 個のチップを搭載する装
    置に用いられるときには、上記第2の生成手段の生成す
    るチップイネーブル生成用信号を選択して出力する選択
    手段とを備えることを、 特徴とするチップイネーブル信号生成回路。
  2. 【請求項2】 最大m個のチップを搭載する装置と最大
    m+n 個のチップを搭載する装置とに共通的に用いられ
    るチップイネーブル信号生成回路であって、 チップ番号が発行されるときに、該チップ番号の指すチ
    ップのイネーブルを指示するmビットの信号を求めて、
    該信号を下位mビットとする(m+n)ビットのチップ
    イネーブル信号を生成する第1の生成手段と、 チップ番号が発行されるときに、該チップ番号を2m
    割り算するときに求まる剰余、あるいは該チップ番号か
    ら1を減算した値を2m で割り算するときに求まる剰余
    から、特定チップ番号について上記第1の生成手段の生
    成するチップイネーブル信号の下位mビットと同一のビ
    ットパターンを示す信号を求めるとともに、商から、該
    特定チップ番号について上記第1の生成手段の生成する
    チップイネーブル信号の上位nビットと同一のビットパ
    ターンを示す信号を求めて、前者の信号を下位mビット
    とし、後者の信号を上位nビットとする(m+n)ビッ
    トのチップイネーブル生成用信号を生成する第2の生成
    手段と、 最大m個のチップを搭載する装置に用いられるときに
    は、上記第1の生成手段の生成するチップイネーブル信
    号を選択して出力し、最大2m+n 個のチップを搭載する
    装置に用いられるときには、上記第2の生成手段の生成
    するチップイネーブル生成用信号を選択して出力する選
    択手段とを備えることを、 特徴とするチップイネーブル信号生成回路。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のチップイネーブル信号生
    成回路において、 第1の生成手段は、第2の生成手段が商から生成するn
    ビットを上位nビットとするチップイネーブル信号を生
    成することを、 特徴とするチップイネーブル信号生成回路。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3に記載されるいずれかのチ
    ップイネーブル信号生成回路において、 特定チップ番号を発行することで、該特定チップ番号の
    指すメモリチップからどちらの装置であるのかを示す情
    報を取得する取得手段と、 選択手段に与える選択指示信号を保持する保持手段を設
    定先として、上記取得手段の取得する情報により規定さ
    れる選択指示信号を該保持手段に設定する設定手段とを
    備えることを、 特徴とするチップイネーブル信号生成回路。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のチップイネーブル信号生
    成回路において、 第1の生成手段は、0から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号に応じてmビットのいずれか1
    つのビットに1を設定することでチップイネーブル信号
    を生成し、 第2の生成手段は、0から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号の2値化値に1を加算した信号
    を生成することでチップイネーブル生成用信号を生成す
    ることを、 特徴とするチップイネーブル信号生成回路。
  6. 【請求項6】 請求項1記載のチップイネーブル信号生
    成回路において、 第1の生成手段は、0から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号に応じてmビットのいずれか1
    つのビットに0を設定することでチップイネーブル信号
    を生成し、 第2の生成手段は、0から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号の2値化値のビット反転値から
    1を減算した信号を生成することでチップイネーブル生
    成用信号を生成することを、 特徴とするチップイネーブル信号生成回路。
  7. 【請求項7】 請求項2記載のチップイネーブル信号生
    成回路において、 第1の生成手段は、0から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号に応じて下位mビットのいずれ
    か1つのビットに1を設定することでチップイネーブル
    信号を生成し、 第2の生成手段は、0から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号を2m で割り算するときに求ま
    る剰余の2値化値に1を加算した信号を下位mビットと
    するチップイネーブル生成用信号を生成することを、 特徴とするチップイネーブル信号生成回路。
  8. 【請求項8】 請求項2記載のチップイネーブル信号生
    成回路において、 第1の生成手段は、0から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号に応じて下位mビットのいずれ
    か1つのビットに0を設定することでチップイネーブル
    信号を生成し、 第2の生成手段は、0から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号を2m で割り算するときに求ま
    る剰余の2値化値のビット反転値から1を減算した信号
    を下位mビットとするチップイネーブル生成用信号を生
    成することを、 特徴とするチップイネーブル信号生成回路。
  9. 【請求項9】 請求項5〜8に記載されるいずれかのチ
    ップイネーブル信号生成回路において、 チップ番号0又は1を発行することで、該チップ番号の
    指すメモリチップからどちらの装置であるのかを示す情
    報を取得する取得手段と、 選択手段に与える選択指示信号を保持する保持手段を設
    定先として、上記取得手段の取得する情報により規定さ
    れる選択指示信号を該保持手段に設定する設定手段とを
    備えることを、 特徴とするチップイネーブル信号生成回路。
  10. 【請求項10】 請求項1記載のチップイネーブル信号
    生成回路において、 第1の生成手段は、1から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号に応じてmビットのいずれか1
    つのビットに1を設定することでチップイネーブル信号
    を生成し、 第2の生成手段は、1から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号の2値化値をチップイネーブル
    生成用信号として用いることを、 特徴とするチップイネーブル信号生成回路。
  11. 【請求項11】 請求項1記載のチップイネーブル信号
    生成回路において、 第1の生成手段は、1から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号に応じてmビットのいずれか1
    つのビットに0を設定することでチップイネーブル信号
    を生成し、 第2の生成手段は、1から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号の2値化値のビット反転値を生
    成することでチップイネーブル生成用信号を生成するこ
    とを、 特徴とするチップイネーブル信号生成回路。
  12. 【請求項12】 請求項2記載のチップイネーブル信号
    生成回路において、 第1の生成手段は、1から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号に応じて下位mビットのいずれ
    か1つのビットに1を設定することでチップイネーブル
    信号を生成し、 第2の生成手段は、1から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号から1を減算した値を2m で割
    り算するときに求まる剰余の2値化値に1を加算した信
    号を下位mビットとするチップイネーブル生成用信号を
    生成することを、 特徴とするチップイネーブル信号生成回路。
  13. 【請求項13】 請求項2記載のチップイネーブル信号
    生成回路において、 第1の生成手段は、1から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号に応じて下位mビットのいずれ
    か1つのビットに0を設定することでチップイネーブル
    信号を生成し、 第2の生成手段は、1から始まるチップ番号が発行され
    るときに、該チップ番号から1を減算した値を2m で割
    り算するときに求まる剰余の2値化値のビット反転値か
    ら1を減算した信号を下位mビットとするチップイネー
    ブル生成用信号を生成することを、 特徴とするチップイネーブル信号生成回路。
  14. 【請求項14】 請求項10〜13に記載されるいずれ
    かのチップイネーブル信号生成回路において、 チップ番号1又は2を発行することで、該チップ番号の
    指すメモリチップからどちらの装置であるのかを示す情
    報を取得する取得手段と、 選択手段に与える選択指示信号を保持する保持手段を設
    定先として、上記取得手段の取得する情報により規定さ
    れる選択指示信号を該保持手段に設定する設定手段とを
    備えることを、 特徴とするチップイネーブル信号生成回路。
  15. 【請求項15】 CPUと、電源遮断時にもデータを保
    持する機能を有する1つ又は複数のメモリと、CPUの
    指示に応答して該メモリにコマンドを発行することで該
    メモリを制御するコントローラとを備えるメモリ装置で
    あって、 上記メモリに、メモリ装置としての動作に必要となる情
    報を格納するよう構成され、 かつ、装置の起動時に、上記メモリから、メモリ装置と
    しての動作に必要となる情報を読み出して、上記CPU
    上で走行するプログラムが参照するレジスタに格納する
    よう構成されることを、 特徴とするメモリ装置。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のメモリ装置におい
    て、 複数のメモリが搭載されるときに、先頭のメモリに、メ
    モリ装置としての動作に必要となる情報を格納するよう
    構成されることを、 特徴とするメモリ装置。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16記載のメモリ装置
    において、 外部から、メモリ装置としての動作に必要となる情報の
    設定要求が発行されるときに、その情報を取得する取得
    手段と、 上記取得手段の取得するメモリ装置としての動作に必要
    となる情報をメモリに書き込む書込手段とを備えること
    を、 特徴とするメモリ装置。
  18. 【請求項18】 請求項15〜17に記載されるいずれ
    かのメモリ装置において、 メモリ装置としての動作に必要となる情報として、メモ
    リの接続数情報を格納することを、 特徴とするメモリ装置。
  19. 【請求項19】 請求項15〜17に記載されるいずれ
    かのメモリ装置において、 メモリ装置としての動作に必要となる情報として、アク
    セス要求のデータが消去されているときに返すコードの
    設定情報を格納することを、 特徴とするメモリ装置。
  20. 【請求項20】 請求項15〜17に記載されるいずれ
    かのメモリ装置において、 メモリ装置としての動作に必要となる情報として、メモ
    リ装置の規格の識別情報を格納することを、 特徴とするメモリ装置。
  21. 【請求項21】 請求項15〜17に記載されるいずれ
    かのメモリ装置において、 メモリ装置としての動作に必要となる情報として、内部
    レジスタの規定範囲のビットを有効とするのか無効とす
    るのかを示す設定情報を格納することを、 特徴とするメモリ装置。
  22. 【請求項22】 請求項15〜17に記載されるいずれ
    かのメモリ装置において、 メモリ装置としての動作に必要となる情報として、内部
    テーブルの作成方法の識別情報を格納することを、 特徴とするメモリ装置。
  23. 【請求項23】 請求項15〜17に記載されるいずれ
    かのメモリ装置において、 メモリ装置としての動作に必要となる情報として、低消
    費電力モードに入る時間の設定情報を格納することを、 特徴とするメモリ装置。
  24. 【請求項24】 メモリに与えるチップイネーブル信号
    と、デコーダによりデコードされることでメモリに与え
    るチップイネーブル信号を生成することになるチップイ
    ネーブル生成用信号とを生成して、デコーダが備えられ
    ないときには、該チップイネーブル信号を選択してメモ
    リに与え、デコーダが備えられるときには、該チップイ
    ネーブル生成用信号を選択して該デコーダに与えるメモ
    リ装置であって、 チップイネーブル信号が生成されるときに、デコーダが
    機能しないという構成が採られるときにあって、チップ
    イネーブル信号を選択しつつ、特定のチップ番号を発行
    することで、該特定チップ番号の指すメモリにアクセス
    する実行手段と、 上記実行手段の発行する特定チップ番号の指すメモリが
    アクセス可能であるのか否かを検出する検出手段と、 上記検出手段の検出結果に従って、チップイネーブル信
    号を選択するのか、チップイネーブル生成用信号を選択
    するのかを決定する決定手段とを備えることを、 特徴とするメモリ装置。
  25. 【請求項25】 メモリに与えるチップイネーブル信号
    と、デコーダによりデコードされることでメモリに与え
    るチップイネーブル信号を生成することになるチップイ
    ネーブル生成用信号とを生成して、デコーダが備えられ
    ないときには、該チップイネーブル信号を選択してメモ
    リに与え、デコーダが備えられるときには、該チップイ
    ネーブル生成用信号を選択して該デコーダに与えるメモ
    リ装置であって、 チップイネーブル生成用信号が生成されるときに、チッ
    プイネーブル信号が生成されないという構成が採られる
    ときにあって、チップイネーブル生成用信号を選択しつ
    つ、特定のチップ番号を発行することで、該特定チップ
    番号の指すメモリにアクセスする実行手段と、 上記実行手段の発行する特定チップ番号の指すメモリが
    アクセス可能であるのか否かを検出する検出手段と、 上記検出手段の検出結果に従って、チップイネーブル信
    号を選択するのか、チップイネーブル生成用信号を選択
    するのかを決定する決定手段とを備えることを、 特徴とするメモリ装置。
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